JP7397341B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

複数の空調機器を備える空気調和システムに関する。
従来から、空気調和システムには、例えば特許文献1(特開2002-89942号公報)に記載されているように、温度及び湿度などの空間の状態を調整する室内機と加湿ユニットなどの複数の空調機器を備えるものがある。このような空気調和システムは、複数の空調機器を管理して、空間の状態を検知したり変化させたりする機能を有する。
しかしながら、特許文献1に記載されているような空気調和システムでは、ユーザが音声で管理しようとすると、リモートコントローラのボタン入力で管理する場合に比べて、入力に手間が掛かる。このような空気調和システムでは、管理する空調機器が多くなると、音声によって空調機器を特定しなければならないために、音声に含まれる語数が多くなる傾向がある。
従って、このような音声を使って入力する空気調和システムには、ユーザの利便性を向上させるという課題がある。
第1観点の空気調和システムは、所定空間に対して設置され、所定空間の状態を検知する第1検知装置を有し、音声操作が可能な入出力機器に音声で入力された指示に関連する、第1検知装置が検知した第1検知情報を出力することが可能な第1空調機器と、所定空間に対して設置され、所定空間の状態を検知する第2検知装置を有し、入出力機器に音声で入力された指示に関連する、第2検知装置が検知した第2検知情報を出力することが可能な第2空調機器と、指示を示す指示情報を取得して、指示に対応するために、(a)第1検知情報を選択するという選択肢と(b)第2検知情報を選択するという選択肢と(c)第1検知情報及び第2検知情報の両方を選択するという選択肢について、(a)選択肢と(b)選択肢のうちの一方を選択できるように構成されている、または(a)選択肢と(b)選択肢と(c)選択肢のうちのいずれかを選択できるように構成されている選択部と、選択部で選択された選択肢に基づいて、入出力機器の出力のための出力情報を入出力機器に送信する送信部と、を備える。
第1観点の空気調和システムが、音声でユーザが指示しなくても指示に対応するための選択肢を選択できるようにしている。当該空気調和システムが、入出力機器に入力する音声に含まれる単語の数を削減させ、ユーザの利便性を向上させる。
第2観点の空気調和システムは、第1観点のシステムであって、選択部は、予め設定された所定条件に従って、(a)選択肢と(b)選択肢のうちの一方を選択する、または、予め設定された所定条件に従って、(a)選択肢と(b)選択肢と(c)選択肢のうちのいずれかを選択する、ものである。
第2観点の空気調和システムの選択部が、所定条件に従って選択することにより、ユーザに入力を求める単語の数を減らしても、ユーザに有意義な情報を提供し易くする。
第3観点の空気調和システムは、第2観点のシステムであって、所定条件を設定する設定部を備える。
第3観点の空気調和システムが、設定部により、ユーザの所望する所定条件の設定を可能にする。
第4観点の空気調和システムは、第2観点または第3観点のいずれかのシステムであって、所定条件が、第1空調機器のみが運転しているときには第1検知情報を選択し、第2空調機器のみが運転しているときは第2検知情報を選択するという条件、予め入力されている優先順位に従うという条件、及び所定空間の状態に応じて選択するという条件、のうちの少なくとも一つを含む、ものである。
第5観点の空気調和システムは、第2観点から第4観点のいずれかのシステムであって、選択部は、指示情報に、指示情報に対する応答に関係すべき機器として第1空調機器と第2空調機器のうちの少なくとも一方を特定する機器特定情報が含まれている場合には、所定条件に関わらず機器特定情報に従って選択する、ものである。
第5観点の空気調和システムが、所定条件に関わらず機器特定情報に従って選択することで、ユーザの意向に沿った選択をしてユーザの満足度を高める。
第6観点の空気調和システムは、第1観点から第5観点のいずれかのシステムであって、指示情報が、空間環境を通知することを要求する要求情報であり、選択部は、第1検知装置及び第2検知装置が空間環境を検知することが可能である場合に、要求情報に対応して選択し、送信部は、選択部の選択に基づいて出力情報を出力する、ものである。
第7観点の空気調和システムは、第1観点から第6観点のいずれかのシステムであって、選択部は、指示情報に対する応答に関係すべき情報として、第1検知情報及び第2検知情報のうちのいずれか一方のみを選択する、ものである。
実施形態に係る空気調和システムの構成を説明するための模式図である。 空気調和システムの動作の一例を示すフローチャートである。 変形例Bに係る空気調和システムの構成を説明するための模式図である。 変形例Jに係る空気調和システムの構成を説明するための模式図である。
(1)全体構成
本開示に係る空気調和システムは、第1空調機器と第2空調機器と選択部と送信部とを備えている。ここで、空調機器は、対象とする空間の空気の状態を変化させる機能を有する機器である。空間の空気の状態とは、例えば、空気の温度、湿度、流量、または清浄度である。空調機器には、例えば、エアーコンディショナ(以下、エアコンと省略して記載する場合がある。)、除湿機、加湿機、除加湿機、床暖房器、ラジエータ、及びサーキュレータが含まれる。
第1空調機器と第2空調機器は、同じ所定空間に対して設置されている。この実施形態では、後述する第1部屋RM1が所定空間に対応する。第1空調機器が所定空間の状態を検知する第1検知装置を有し、第2空調機器が所定空間の状態を検知する第2検知装置を有する。ここで、空間の状態とは、空間の空気の状態だけでなく、空気以外の所定空間の中の他の物体の状態も含む概念である。所定空間の状態には、例えば、空間の中の人の存在、及び空間の中の人の動作も含まれる。
ここで、音声操作が可能な入出力機器は、音声の中のある特徴を取り出した信号によって他の装置を操作する入出力機器である。この入出力機器は、例えば、「リビングの温度を教えてください。」という音声の中から、「リビング」、「温度」、「教えて」という特徴を取り出す。この場合、入出力機器は、「リビング」という設置場所に在る検知装置が検知した「温度」という空気の状態を、空気調和システムを構成する装置から返信させるための指示を示す情報を与える。例えば、リビングにある検知装置の検知結果を返信させるという指示が、「リビングの温度を教えてください。」という音声で入力された指示である。入出力機器の具体的な構成の例については後述する。
第1検知装置は、音声操作が可能な入出力機器に音声で入力された指示に関連する第1検知情報を出力できるように構成されている。ここで、音声で入力された指示に関連する第1検知情報を第1検知装置が出力できる構成には、次の2つの構成がある。空気調和システムは、次の2つの構成のうちのいずれかを持っていればよい。一つ目の構成は、入出力機器に音声で入力された指示に対応するために、予め第1検知装置が検知を行って、例えば記憶装置に第1検知情報を記憶させる構成である。このように構成された場合には、入出力機器に音声で入力された指示に応じて記憶装置から第1検知情報を読み出して、予め検知しておいた第1検知情報を空気調和システムが出力する。二つ目の構成は、入出力機器に音声で入力された指示に対応するために、指示の入力後に、指示に応じて第1検知装置が検知して第1検知情報を出力する構成である。音声操作が可能な入出力機器に音声で入力された指示に関連する第2検知情報を第2検知装置が出力できるように構成されている場合も、上述の第1検知装置の説明と同様であるので、第2検知装置については説明を省略する。以下の実施形態の説明では上述の一つ目の構成について説明し、変形例において二つ目の構成について説明する。
選択部は、入出力機器の指示を示す指示情報を取得する。例えば、「リビングの温度を教えてください。」という音声で入力された指示は、音声が示す指示内容である。指示情報は、音声が示す指示内容を、装置で処理できるようにデータ化した信号である。選択部について、この実施形態では、指示に対応するために、(a)第1検知情報を選択するという選択肢と(b)第2検知情報を選択するという選択肢のうちの一方を選択できるように構成されている場合について説明する。
送信部は、選択部で選択された選択肢に基づいて、入出力機器の出力のための出力情報を入出力機器に送信する。具体的には、選択部が上述の(a)選択肢を選択した場合には、送信部は、第1検知情報を含む出力情報を、入出力装置に出力する。選択部が上述の(b)選択肢を選択した場合には、送信部は、第2検知情報を含む出力情報を、入出力装置に出力する。
(2)入出力機器
(2-1)音声入出力装置
図1に示されている入出力機器200は、音声入出力装置211,212と、ルータ61と、第2サーバ250とで構成されている。ルータ61は、入出力機器200と空気調和システム10で共用されている。しかし、入出力機器200と空気調和システム10は、別々のルータに接続することも可能である。また、後述する第1部屋RM1と第2部屋RM2に、異なるルータが設置されるように構成することもできる。音声入出力装置211は、第1部屋RM1に配置されている。音声入出力装置212は、第1部屋RM1から仕切られて音声が遮断された第2部屋RM2に配置されている。
音声入出力装置211,212は、それぞれ、音声入力部220と音出力部240とを備えている。音声入出力装置211,212は同じ構成とすることができるので、以下では、音声入出力装置211の構成について説明し、音声入出力装置212の構成の説明を省略する。
音声入力部220は、人の発する音声をデジタルデータに変換して、ネットワークを通じて送受信できる音声データを生成する。音声入力部220は、例えば、マイクロフォン221と増幅器222とA/D変換器223を備えている。マイクロフォン221が、人の発した音声をアナログ電気信号に変換する。増幅器222が、マイクロフォン221から出力された音声のアナログ電気信号を増幅する。A/D変換器223が、増幅器222から出力されたアナログ電気信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器223から出力されるデジタル信号が、音声データである。この音声データは、音声入力部220に接続されている通信部230から送信される。音声データは、ノイズの除去及び圧縮などのデータ処理が施されたものであってもよい。
音出力部240は、ネットワークを通じて受信したデジタルの音データを、人が聞き取れる音に変換して出力する。音出力部240が出力する音には、音声が含まれる。音出力部240が出力する音には、音声以外にも、例えば報知音が含まれる。音出力部240は、例えば、D/A変換器241と増幅器242とスピーカ243を備えている。D/A変換器241が、通信部230で受信した音データを通信部230から入力して、入力した音データをアナログ信号に変換する。増幅器242が、D/A変換器241が出力した音のアナログ電気信号を増幅する。スピーカ243が、増幅器242で増幅されたアナログ電気信号を音に変換して出力する。
音声入出力装置211,212は、ルータ61に接続されている。音声入出力装置211,212の通信部230は、ルータ61を介して公衆回線60に接続することができる。音声入出力装置211,212の通信部230は、ルータ61及び公衆回線60を介して、第2サーバ250と通信することができる。通信部230は、例えば、通信部251から送信されてくる音データを音出力部240に出力する。通信部230は、例えば、「リビングの温度が24℃です。」という音データに従ってスピーカ243から出力するように、音出力部240に命令する。
ここでは、公衆回線60を介して音声入出力装置211,212と第2サーバ250が送受信を行う場合を例に挙げて説明しているが、音声入出力装置211,212と第2サーバ250が公衆回線60を介さずに通信するように構成することもできる。例えば、音声入出力装置211,212と第2サーバ250が、ローカルエリアネットワークを介して通信するように構成することができる。例えば、音声入出力装置211,212と第2サーバ250(コンピュータ)が、信号線で繋がっていて、直接通信するように構成することができる。
音声入出力装置211,212は、例えば、第2サーバ250との間の通信を確立するために、少なくとも1つのアカウントを有している。
(2-2)第2サーバ250
第2サーバ250は、通信部251と音声認識部252と解釈部253と応答部254と記憶部255とを備えている。例えば、第2サーバ250は、CPU(図示せず)とメモリ(図示せず)を備えて構成される。通信部251と音声認識部252と解釈部253と応答部254と記憶部255とは、例えば、メモリに記憶されているプログラムをCPUが実行することにより形成される。
通信部251は、公衆回線60に接続して、音声入出力装置211,212との通信、第1サーバ150との通信及びスマートフォン50との通信ができるように構成されている。第2サーバ250は、音声入出力装置211,212との通信、第1サーバ150との通信及びスマートフォン50との通信のためのアカウントを記憶部255に記憶している。ここでは、1つのアカウントで、ユーザが、音声入出力装置211,212と第2サーバ250との間で通信し、第1サーバ150と第2サーバ250との間で通信し、及びスマートフォン50と第2サーバ250との間で通信する場合を例に挙げて説明する。
第2サーバ250の通信部251が、音声入出力装置211,212から音声データを受信する。音声認識部252は、音声データを通信部251から入力する。音声認識部252は、音声認識機能により、音声データをテキストデータに変換する。テキストデータは、文字コードと関連付けられているデータであり、文字に変換可能なデータである。音声認識部252は、音声認識機能により音声データの発話者を識別する構成を持つこともできる。解釈部253は、音声認識部252からテキストデータを入力する。解釈部253は、構文解析などにより、テキストデータで記述されている内容を解釈する。言い換えると、解釈部253は、音声で入力されたユーザの指示を理解する。解釈部253は、指示の内容を示す指示情報を出力する。
ここでは、解釈部253を第2サーバ250に設ける場合について説明するが、解釈部を第2サーバ250に設けられずに第1サーバ150に設けるように構成することもできる。
通信部251は、指示情報を解釈部253から入力する。このとき、通信部251は、記憶部255に記憶されているアカウントと当該アカウントに関連付けられているIDとを取得する。IDとは、空気調和システム10のユーザを識別するための符号である。第2サーバ250の通信部251と第1サーバ150の受信部151及び送信部152は、アカウントと空気調和システム10のIDとで互いに認識して、公衆回線60を介して相互にデータを送受信する。通信部251は、受信部151に指示情報を送信する。
第2サーバ250の通信部251は、第1サーバ150の送信部152から出力情報を受信する。出力情報は、入出力機器200の出力の内容を示す情報である。通信部251は、応答部254に出力情報を出力する。応答部254は、出力情報に応じて、応答内容を決定する。応答部254は、応答内容を、例えば人工知能を使って決定する。例えば、応答部254は、音声入出力装置211のスピーカ243から、「リビングの温度が24℃です。」という音声を出力させる。応答部254は、例えば、音声合成機能を有しており、「リビングの温度が24℃です。」という音声の音データを生成する。応答部254は、音データに応じた音を音出力部240から出力させるための命令を通信部251に出力する。通信部251は、応答部254から入力した命令と音データを、公衆回線60とルータ61を介して音声入出力装置211に送信する。
(3)空気調和システム10
図1に示されている空気調和システム10は、エアコン21,23と、空気清浄機22,24と、第1サーバ150と、ルータ61と、スマートフォン50とを備えている。本実施形態では、空気調和システム10がスマートフォン50を備える場合について説明するが、スマートフォン50を備えていない空気調和システム10を構築することもできる。
(3-1)エアコン21,23と空気清浄機22,24
ここでは、エアコン21が第1空調機器であり、空気清浄機22が第2空調機器であり、エアコン23が第3空調機器であり、空気清浄機24が第4空調機器である。エアコン21と空気清浄機22は、第1部屋RM1に対して設置されている。エアコン23と空気清浄機24は、第2部屋RM2に対して設置されている。第1部屋RM1は、例えばリビングルームであり、第2部屋RM2は、例えば寝室である。第1部屋RM1が所定空間の例であり、第2部屋RM2が所定空間以外の他の空間の例である。第1部屋RM1に対して設置されているという場合には、第1部屋RM1に作用を及ぼせば、任意の場所に設定してよい。例えば、第1部屋RM1に対して設置されているエアコン21は、第1部屋RM1の中に置かれていなくてもよく、エアコン21の一部または全部が第1部屋RM1の外に置かれていてもよい。
ここでは、エアコン21,23が、冷房機能と暖房機能と送風機能と除湿機能と加湿機能とを備え、空気清浄機22,24が空気清浄機能と送風機能と除湿機能と加湿機能とを備えている場合について説明する。しかし、本開示の技術を適用するために、エアコン21,23及び空気清浄機22,24は、前述の機能を全て備えていなくてもよく、第1部屋RM1と第2部屋RM2の空気の状態を変化させるいずれかの機能を有していればよい。エアコン21は、第1検知装置として、室内の温度を検知する室内温度センサ31を備えている。室内温度センサ31は、吸込口(図示せず)の近傍のエアコン21のケーシング21aの中に配置されている。空気清浄機22は、第2検知装置として、室内の温度を検知する室内温度センサ32を備えている。室内温度センサ32は、吸込口(図示せず)の近傍の空気清浄機22のケーシング22aの中に配置されている。エアコン23は、第3検知装置として、室内の温度を検知する室内温度センサ33を備えている。室内温度センサ33は、吸込口(図示せず)の近傍のエアコン23のケーシング23aの中に配置されている。空気清浄機24は、第4検知装置として、室内の温度を検知する室内温度センサ34を備えている。室内温度センサ34は、吸込口(図示せず)の近傍の空気清浄機24のケーシング24aの中に配置されている。
エアコン21,23と空気清浄機22,24は、それぞれコントローラ71,73,72,74を備え、無線LANアダプタ41,43と無線LANアダプタ42,44を備えている。エアコン21,23及び空気清浄機22,24のコントローラ71,73,72,74は、それぞれ、例えばCPUとメモリで構成されている。エアコン21,23及び空気清浄機22,24は、無線LANアダプタ41~44を使ってルータ61と通信する。エアコン21,23及び空気清浄機22,24のコントローラ71,73,72,74は、同じIDを記憶している。エアコン21,23及び空気清浄機22,24のコントローラ71,73,72,74は、無線LANアダプタ41~44及びルータ61を使って、室内温度センサ31,32,33,34で検知した室内温度の値(第1検知情報、第2検知情報、第3検知情報及び第4検知情報)を第1サーバ150に送信することができる。
例えば、エアコン21,23は、商用電源に接続されている状態では、常時、室内温度センサ31,33により、室内温度(第1部屋RMの空気の温度、第2部屋RM2の空気の温度)を検知している。エアコン21,23は、定期的に、室内温度センサ31,33で検知した室内温度の値を第1サーバ150に送信する。例えば、エアコン21,23は、5分毎に室内温度の値を第1サーバ150に送信する。
これら空気清浄機22,24は、商用電源に接続されている状態でも、運転状態でなければ、室内温度センサ32,34による室内温度を検知しない。空気清浄機22,24も、定期的に(例えば5分毎に)、室内温度センサ31,33で検知した室内温度の値を第1サーバ150に送信する。空気清浄機22,24は、運転を停止している停止状態のときには、室内温度を検知していないという情報を送信する。言い換えると、空気清浄機22,24は、運転状態のときに室内温度センサ32,34で検知した室内温度の値を第1サーバ150に送信するが、停止状態のときには室内温度の値を第1サーバ150に送信しない。
(3-2)ルータ61
ルータ61は、エアコン21,23、空気清浄機22,24、音声入出力装置211,212を含むローカルエリアネットワークと、公衆回線60を含むネットワークとを接続する通信機器である。ルータ61は、前述のローカルエリアネットワークと公衆回線60を含むネットワークとの間でデータを中継する。
(3-3)第1サーバ150
第1サーバ150は、受信部151と送信部152と選択部153と記憶部154とを備えている。例えば、第1サーバ150は、CPU(図示せず)とメモリ(図示せず)を備えて構成される。受信部151と送信部152と選択部153と記憶部154とは、例えば、メモリに記憶されているプログラムをCPUが実行することにより形成される。
受信部151は、定期的にルータ61と通信し、ルータ61から送られてくる室内温度センサ31~34の検知結果を受信する。受信部151は、公衆回線60を介して第2サーバ250の通信部251から送られてくる指示情報を受信する。第1サーバ150の受信部151及び送信部152と、第2サーバ250の通信部251とは、アカウントとIDを使用して、通信可能な状態を確立する。
指示情報には、例えば、「『リビング』という場所に在る空調機器の検知装置を使って、『温度』の値という検知情報を、音声入出力装置211に出力させる。」という内容が含まれている。このような指示情報を受信した受信部151は、指示情報を選択部153に出力する。
選択部153は、受信部151から指示情報を取得する。選択部153は、指示情報に記述されている指示に対応するために、室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択するか、または室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択する。言い換えると、選択部153は、室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択するという(a)選択肢と、室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択するという(b)選択肢のうちの一方を選択できるように構成されている。選択部153は、選択した選択肢を送信部152に出力する。選択部153は、(a)選択肢を選択した場合、室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択したことを示す情報を送信部152に出力する。
送信部152は、選択部153で選択された選択肢に基づいて、入出力機器200の出力のための出力情報を入出力機器200に送信する。詳細に説明すると送信部152は、選択部153が選択した室内温度の値を、記憶部154から読み出す。例えば、10月29日の午後5時54分に、指示情報が選択部153に入力された場合を説明する。記憶部154には、第1部屋RM1の最新の室内温度の値として、例えば、10月29日の午後5時50分に室内温度センサ31が検知した室内温度の値(24℃)と、同時刻に室内温度センサ32が検知した室内温度の値(23℃)とが記憶されているものとする。室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択部153が選択する場合、第1サーバ150の送信部152は、第1部屋RM1の最新の室内温度の値として24℃という値を、受信部151で受信した指示情報に対する返信として、第2サーバ250の通信部251に送信する。第2サーバ250は、リビングに在る音声入出力装置211から24℃という室内温度を出力する命令を、合成した音声を含む音データとともに、音声入出力装置211に送信する。第2サーバ250の命令には、第1サーバ150から受信した24℃という室内温度を通知するという内容が含まれている。第2サーバ250からの命令を受けた音声入出力装置211は、音出力部240から、例えば、「リビングの温度が24℃です。」という音声を出力させる。
従って、ユーザは、「リビング」の「温度」を教えて欲しい旨の指示を音声入出力装置211に対して音声で指示する際に温度を検知する機器を音声で指示しなくても、音声入出力装置211が出力する音声によって「リビング」の「温度」を知ることができる。
(3-3-1)選択のための所定条件
選択部153は、予め設定された所定条件に従って選択肢の選択を行う。所定条件は、空気調和システム10の構成に応じて、適宜設定されるものである。例えば、図1に示されている空気調和システム10では、常時、室内温度を検知しているエアコン21の室内温度センサ31が検出した室内温度の値を選択するという条件が設定されている。言い換えると、この所定条件は、予め入力されている優先順位に従うという条件である。この予め入力されている、エアコン21の室内温度センサ31を空気清浄機22の室内温度センサ32よりも優先するという優先順位は、第1サーバ150の記憶部154に記憶されている。このような優先順位の入力は、例えば、空気調和システム10の構築時に、構築を請け負うサービスマンが行う。選択部153は、選択を行うため、記憶部154から所定条件を選択時に読み出す。
(3-3-2)選択のための機器特定情報
指示情報に機器特定情報が含まれている場合に、空気調和システムが機器特定情報に応じた対応をとるように構成することができる。機器特定情報は、指示情報に対する応答に関係すべき機器として第1空調機器と第2空調機器のうちの少なくとも一方を特定する情報である。
図1の入出力機器200は、機器特定情報を指示情報に含めることができるように構成されている。例えば、「リビングの空気清浄機で測定した室内温度を教えて(下さい)。」という音声をユーザが音声入出力装置211に入力した場合を説明する。この音声の中に含まれている「空気清浄機」という単語が機器特定情報である。音声入力部220が、音声入出力装置211に入力された前述の音声を、音声データに変換する。音声入出力装置211は、この音声データを、ルータ61と公衆回線60を介して第2サーバ250に送信する。第2サーバ250は、音声認識部252での音声認識と解釈部253での解釈によりユーザが室内温度の値を検知する機器を「空気清浄機」に特定したという機器特定情報を抽出し、指示情報に機器特定情報を含めて第1サーバ150の受信部151に送信する。受信部151は、機器特定情報を含む指示情報を選択部153に出力する。上記の(3-3-1)で説明したように、エアコン21の室内温度センサ31を空気清浄機22の室内温度センサ32よりも優先するという優先順位が設定している場合を説明する。選択部153は、機器特定情報が指示情報に含まれている場合には所定条件に関わらず機器特定情報に従って選択するように構成されているので、優先順位に関わらず「空気清浄機」を選択する。
機器特定情報に従ってリビングの空気清浄機22を選択した選択部153は、空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択したことを示す情報を送信部152に出力する。空気清浄機22が運転されている場合には、送信部152は、記憶部154から空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値を読み出す。
空気清浄機22が運転されていない場合への対応の違いで、送信部152の構成として種々の構成が考えられるが、例えば次の2通りの構成がある。一つ目の構成は、空気清浄機22を運転させて室内温度センサ32で室内温度を検知させて応答する構成である。二つ目の構成は、空気清浄機22を運転させずに、記憶部154に記憶されている室内温度の値のうちの最新の値で応答する構成である。
ここでは、図1の空気調和システム10が一つ目の構成である場合について説明する。送信部152は、記憶部154に記憶されている「空気清浄機22の室内温度センサ32で室内温度が検知されていない」という最新のデータから、空気清浄機22が運転されていないと判断する。このような判断をした送信部152は、公衆回線60とルータ61と無線LANアダプタ42とを介して空気清浄機22に運転するように命令を送信する。送信部152から運転するように命令を受けた空気清浄機22は、運転を開始する。空気清浄機22は、所定時間(例えば1分)が経過した後に室内温度センサ32で検知した室内温度を、公衆回線60とルータ61と無線LANアダプタ42とを介して第1サーバ150に送信する。室内温度センサ32で検知した室内温度を新たに入手した第1サーバ150は、ユーザに応答すべき室内温度の値として、この入手した室内温度の値を第2サーバ250に送信する。
なお、空気清浄機22が電源に接続されていない場合には、空気清浄機22からは室内温度を検知していないという情報さえ第1サーバ150に送信されてきていないので、第1サーバ150は、空気清浄機22が電源に接続されていないということを認識することができる。空気清浄機22が電源に接続されていない場合には、空気清浄機22を運転することができないので、エアコン21の室内温度センサ31が検知した温度をユーザに知らせるように構成してもよく、または空気清浄機22が電源に接続されていないので空気清浄機22で検知した室内温度を通知できないという情報をユーザに伝えるように構成してもよい。
(4)室内温度の通知に関する空気調和システム10の動作
既に説明した室内温度の通知に関する空気調和システム10の動作について、フローチャートを用いて簡単に説明する。
空気調和システム10の第1サーバ150が指示情報の受信を待っている(ステップS1)。指示情報を第1サーバ150が受信すると(ステップS2のYes)、受信部151は、選択部153に指示情報を出力する。選択部153は、指示情報に機器特定情報が含まれているか否かを判断する(ステップS4)。
指示情報に機器特定情報が含まれている場合には(ステップS4のYes)、選択部153は、機器特定情報に従って、室内温度センサ31,32が検知した室内温度の値のうちの一方を選択する(ステップS5)。指示情報に機器特定情報が含まれていない場合には(ステップS4のNo)、選択部153は、記憶部154から所定情報として優先順位を読み出す(ステップS6)。選択部153は、優先順位に従って、室内温度センサ31,32の選択を行う(ステップS7)。選択部153は、選択結果を示す情報を送信部152に出力する(ステップS8)。
送信部152は、選択部153で選択された選択肢に基づいて、入出力機器200の出力のための出力情報を入出力機器200に送信する(ステップS9)。
(5)変形例
(5-1)変形例A
上記実施形態では、選択部153が、指示に対応するために、(a)第1検知情報である室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択するという選択肢と(b)第2検知情報である室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択するという選択肢のうちの一方を選択できるように構成されている場合について説明した。
選択部153は、前述の(a)選択肢と、前述の(b)選択肢と、(c)第1検知情報及び第2検知情報の両方を選択するという選択肢のうちのいずれかを選択できるように構成することもできる。(c)選択肢は、例えば、室内温度センサ31,32が検知した室内温度の平均値で対応することである。(c)選択肢は、例えば、室内温度センサ31,32が検知した室内温度の加重平均で対応することである。加重平均の方法は、適宜設定されるが、例えば、運転されている方の値を2倍するなどである。運転されている空気清浄機22で22℃と検知され、運転を停止しているエアコン21で25℃と検知された場合、加重平均の結果は、(22×2+25)÷3と計算されて23℃となる。あるいは、(c)選択肢は、例えば、室内温度センサ31,32が検知した室内温度を変数x1,x2とする関数f(x1、x2)で対応することである。
選択部153が(c)選択肢を選択したことを送信部152に送信すると、送信部152は、記憶部154から室内温度センサ31,32が検知した室内温度の値を読み出す。送信部152は、室内温度センサ31,32が検知した室内温度の値から、入出力機器200に送信する出力情報に含める室内温度の値を計算する。
(5-2)変形例B
上記実施形態では、設定条件が記憶部154に予め記憶され、設定条件を途中で変更しない場合について説明した。しかし、図3に示されている設定部155を備えるように空気調和システム10を構成することができる。この設定部155に所定条件が記述されたデータを入力すると、設定部155が所定条件を設定する。例えば、ユーザは、スマートフォン50から第1サーバ150に、公衆回線60を介して、所定条件が記述されたデータを送信する。スマートフォン50は、IDを記憶しており、第1サーバ150との間でIDを使って送受信できる。
所定条件が記述されたデータを受信した受信部51は、所定条件が記述されたデータを設定部155に出力する。設定部155は、所定条件が記述されたデータに従って、所定条件を設定する。例えば、設定部155は、記憶部154に記憶されている所定条件を、スマートフォン50から送られてきた、所定条件が記述されたデータに従って書き換える。
上記実施形態では、記憶部154に所定条件として優先順が記憶されている場合について説明した。このような場合に、例えば、エアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値を、空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値よりも優先して選択するという条件が記憶部154に記憶されているとする。ユーザは、この優先順位を設定部155により書き換えて、空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値を、エアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値よりも優先させるように設定することができる。
ユーザは、設定部155を使って、例えば、エアコン21と空気清浄機22の両方が運転されているときには、予め入力されている優先順位に従うという条件に従い、エアコン21のみが運転しているときには室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択し、空気清浄機22のみが運転しているときは室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択するという条件に従うように設定を変更することができる。
ユーザは、設定部155を使って、予め入力されている優先順位に従うという条件を、所定空間の状態に応じて選択するという条件に変更することができる。例えば、エアコン21が、第1部屋RM1に人が居るか居ないかを検知する人検知センサを有する場合がある。この人検知センサが検知した結果が、定期的に(例えば、5分毎に)、エアコン21から第1サーバ150に送信される。記憶部154は、第1サーバ150が受信した人検知センサの検知結果を記憶している。例えば、所定空間である第1部屋RM1に人が居る状態のときには、空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択し、第1部屋RM1に人が居ない状態のときには、エアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択するという条件を、所定条件として設定することができる。このような所定条件が、所定空間の状態に応じて選択するという条件の一例である。選択部153は、記憶部154に記憶されている人検知センサの検知結果と、人検知センサの検知結果(所定空間の状態)に応じて選択するという所定条件とを、記憶部154から読み出して、所定条件に応じた選択を行うことができる。
所定空間の状態に応じて選択するという条件の他の例として、次のようなものがある。例えば、エアコン21と空気清浄機22のうちの少なくとも一方が、湿度センサを有する場合がある。この湿度センサが検知した結果が、定期的に(例えば、5分毎に)、エアコン21及び/または空気清浄機22から第1サーバ150に送信される。記憶部154は、第1サーバ150が受信した湿度センサの検知結果を記憶している。例えば、所定空間である第1部屋RM1の湿度が50%以上の状態のときには、空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値を選択し、第1部屋RM1の湿度が50%未満の状態のときには、エアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択するという条件を、所定条件として設定することができる。選択部153は、記憶部154に記憶されている湿度センサの検知結果と、湿度センサの検知結果(所定空間の状態)に応じて選択するという所定条件とを、記憶部154から読み出して、所定条件に応じた選択を行うことができる。
(5-3)変形例C
上記実施形態では、第1検知装置がエアコン21の室内温度センサ31であり、第2検知装置が空気清浄機22の室内温度センサ32である場合について説明した。しかし、第1検知装置及び第2検知装置は、温度センサには限られない。空気調和システム10は、例えば、第1検知装置をエアコン21の湿度センサとし、第2検知装置を空気清浄機22の湿度センサとする構成をとることもできる。空気調和システム10は、例えば、第1検知装置をエアコン21の人検知センサとし、第2検知装置を空気清浄機22の人検知センサとする構成をとることもできる。空気調和システム10は、例えば、第1検知装置を、埃を検知する、エアコン21のホコリ検知センサとし、第2検知装置を空気清浄機22のホコリ検知センサとする構成をとることもできる。
(5-4)変形例D
上記実施形態では、音声入出力装置211がエアコン21と空気清浄機22から分離された別々の装置である場合について説明した。しかし、音声入出力装置211は、エアコン21または空気清浄機22の中に組み込まれていてもよい。音声入出力装置211の中の一部の構成が、エアコン21及び/または空気清浄機22の中に組み込まれていてもよい。例えば、音出力部240が、エアコン21及び/または空気清浄機22の中に組み込まれていてもよい。例えば、音声入力部220が、エアコン21及び/または空気清浄機22の中に組み込まれていてもよい。例えば、音声入力部220が、エアコン21及び/または空気清浄機22の中に組み込まれた場合、エアコン21及び/または空気清浄機22のコントローラ71,72と無線LANアダプタ41,42が、通信部230の代わりをする。音声入出力装置211は、第1部屋RM1に設置されている他の家電製品と一体化されていてもよい。
音声入出力装置211は、スマートフォン50に組み込まれてもよい。スマートフォン50に音声入出力装置211が組み込まれた場合に、例えば、ユーザが音声で指示した温度の通知は、スマートフォン50のスピーカを用いて行われてもよいが、スマートフォン50のタッチスクリーンを用いて行われてもよい。ユーザが音声で指示した温度の通知に対する応答として、例えば、スマートフォン50が、タッチスクリーンに、「リビングの温度は24℃です。」と表示するように構成されてもよい。このようにタッチスクリーンに、「リビングの温度は24℃です。」と表示させる場合も、送信部152が、選択部153で選択された選択肢に基づいて、入出力機器200の出力のための出力情報を入出力機器200に送信する場合に該当する。この場合、送信部152から出力情報を受信した第2サーバ250が、「リビングの温度は24℃です。」という内容のテキストデータをスマートフォン50に送信する。このテキストデータと同時に「リビングの温度は24℃です。」という音データがスマートフォン50に送信されるように、空気調和システム10が構成されてもよい。
(5-5)変形例E
上記実施形態では、第1サーバ150の各機能ブロック及び第2サーバの各機能ブロックが、メモリに格納された実行可能なプログラム及びデータをCPUによって解釈実行することで形成される場合について説明した。また、エアコン21,23及び空気清浄機22,24のコントローラ71,73,72,74が、メモリに格納された実行可能なプログラム及びデータをCPUによって解釈実行することで制御を行う場合について説明した。これらプログラム及びデータは、記録媒体を介してメモリ内に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。また、記録媒体からメモリへのプログラム及びデータの導入は、電話回線や搬送路等を介して行ってもよい。しかし、上記各機能ブロックは、CPUとメモリを用いて行うのと同様の機能を実現することができる集積回路(IC)を用いて構成されてもよい。エアコン21,23及び空気清浄機22,24のコントローラ71,73,72,74は、CPUとメモリを用いて行うのと同様の制御を行うことができる集積回路(IC)を用いて構成されてもよい。ここでいうICには、LSI(large-scale integrated circuit)、ASIC(application-specific integrated circuit)、ゲートアレイ、FPGA(field programmable gate array)等が含まれる。
(5-6)変形例F
上記実施形態では、1つの所定空間である第1部屋RM1に第1空調機器としてのエアコン21と第2空調機器としての空気清浄機22が設定されている場合について説明した。しかし、1つの所定空間に設置される空調機器は、第1空調機器と第2空調機器の2台には限られない。例えば、第1部屋RM1に、室内温度が検知できる除湿器が、さらなる空調機器として、設置されてもよい。第1部屋RM1に設置される除湿器は、室内温度センサと、コントローラと、無線LANアダプタとを備えている。除湿器は、無線LANアダプタとルータ61と公衆回線60を介して、定期的に、室内温度の値を第1サーバ150に送信する。第1サーバ150は、除湿器から送信されてくる室内温度の値を記憶部154に記憶している。このように構成されている場合に、選択部153は、「リビングの温度を教えて。」とユーザに指示された場合に、機器を選択する単語が音声で指示されなくても、所定条件に従って、例えば、エアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値、空気清浄機22の室内温度センサ32が検知した室内温度の値及び除湿器の室内温度センサが検知した室内温度の値のいずれかを自動的に選択する。同一の所定空間に設置される空調機器が4つ以上であっても、同様に機器を選択する単語が音声で指示されなくても、同種の検知情報の中から一つを自動的に選択させるように構成することが可能である。
(5-7)変形例G
上記実施の形態で説明した第1空調機器であるエアコン21と第2空調機器である空気清浄機22と第1サーバ150の選択部153と送信部152とで構成されたシステムと同様の動作を、第3空調機器であるエアコン23と第2空調機器である空気清浄機24と第1サーバ150の選択部153と送信部152とで構成されたシステムが行える。
例えば、ユーザが「寝室の温度を教えて。」と第2部屋RM2に設置されているかまたはスマートフォン50に組み込まれている音声入出力装置212に指示した場合を想定する。この場合、「寝室の温度を教えて。」という音声データが、音声入出力装置212から第2サーバ250に送信される。
第2サーバ250から指示情報を受信した空気調和システム10の動作を図2に従って説明すると次のようになる。例えば、「寝室の温度を通知する」という内容の指示情報を第1サーバ150が受信し、(ステップS2のYes)、受信部151は、選択部153に指示情報を出力する。選択部153は、指示情報に機器特定情報が含まれているか否かを判断する(ステップS4)。
この指示情報には機器特定情報が含まれていないので(ステップS4のNo)、選択部153は、記憶部154から所定情報として優先順位を読み出す(ステップS6)。記憶部154から読み出した優先順位では、エアコン23の室内温度センサ33が検知した室内温度の値が、空気清浄機24の室内温度センサ34が検知した室内温度の値よりも優先される。選択部153は、優先順位に従って、室内温度センサ33が検知した室内温度の値を選択する(ステップS7)。選択部153は、選択結果を示す情報を送信部152に出力する(ステップS8)。送信部152は、選択部153で選択された選択肢に基づいて、入出力機器200の出力のための出力情報を入出力機器200に送信する(ステップS9)。入出力機器200は、第2部屋RM2に設置されている音声入出力装置212またはスマートフォン50に組み込まれている音声入出力装置212に、例えば「寝室の温度は22℃です。」という音データを送信する。
(5-8)変形例H
上記実施形態では、第1部屋RM1を所定空間とみなしたが、第1部屋RM1と第2部屋RM2を含む家屋を所定空間とみなすこともできる。このような家屋を所定空間とみなした場合に、エアコン21を第1空調機器とみなし、エアコン23を第2空調機器とみなす。例えば、ユーザが、第1部屋RM1に設置されている音声入出力装置211、第1部屋RM1に設置されている音声入出力装置212、または音声入出力装置が組み込まれているスマートフォン50に、例えば「家の温度は何度?」という質問をする場合を想定する。
第2サーバ250から指示情報を受信した空気調和システム10の動作を図2に従って説明すると次のようになる。例えば、「家の温度を通知する」という内容の指示情報を第1サーバ150が受信し、(ステップS2のYes)、受信部151は、選択部153に指示情報を出力する。選択部153は、指示情報に機器特定情報が含まれているか否かを判断する(ステップS4)。
この指示情報には機器特定情報が含まれていないので(ステップS4のNo)、選択部153は、記憶部154から所定情報として優先順位を読み出す(ステップS6)。記憶部154から読み出した優先順位では、リビングのエアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値が、寝室のエアコン23の室内温度センサ33が検知した室内温度の値よりも優先されるとする。選択部153は、優先順位に従って、室内温度センサ31が検知した室内温度の値を選択する(ステップS7)。選択部153は、選択結果を示す情報を送信部152に出力する(ステップS8)。送信部152は、選択部153で選択された選択肢に基づいて、入出力機器200の出力のための出力情報を入出力機器200に送信する(ステップS9)。入出力機器200は、音声入出力装置211,212及びスマートフォン50の中の指示が入力された機器に対して、例えば「家の温度は26℃です。」という音データを返信する。
例えば、所定条件として、AM8:00~PM8:00の間に質問が在ったときにはエアコン21の室内温度センサ31が検知した室内温度の値を優先し、PM8:01~AM7:59の間に質問が在ったときにはエアコン23の室内温度センサ33が検知した室内温度の値を優先するという条件を設定することもできる。このような所定条件を設定しておくと、比較的昼間に使用頻度の高いリビングの温度を適当なタイミングで、家の中の場所を指定しなくても通知することができ、比較的夜間に使用頻度の高い寝室の温度を適当なタイミングで、家の中の場所を指定しなくても通知することができる。
(5-9)変形例I
上記実施形態及び変形例では、例えば、「リビングの温度を教えて。」と指示されたときに、単に「リビングの温度は24℃です。」という回答をする場合について説明し、回答に検知した機器を特定する情報を含めていない。例えば、「エアコンで検知したリビングの温度は24℃です。」というように、検知した機器の情報を回答に含めるように構成してもよい。このように構成する場合には、例えば、検知した機器の情報を第1サーバ150が第2サーバ250に送信するように構成する。第2サーバ250は、第1サーバ150から送信された機器の情報を回答に含める構成を有する。
(5-10)変形例J
上記の実施形低の説明でも触れているが、図4に示されているように、第1サーバ150が解釈部156を備えるように構成されてもよい。第1サーバ150の解釈部156の機能は、既に説明した第2サーバ250の解釈部253と同様である。第1サーバ150が解釈部156を備えている場合に、第2サーバ250が解釈部253を備えていてもよい。
(5-11)変形例K
上記実施形態では、入出力機器200が音声と音の入出力に対応する場合について説明した。しかし、入出力機器200は、音声や音の入出力と同時に、表示による応答が行えるように構成されてもよい。このように構成するためには、例えば、音声入出力装置211,212が液晶表示装置(図示せず)を備える。ユーザが音声で指示した温度の通知に対する応答として、例えば、音声入出力装置211が、液晶表示装置に、「リビングの温度は24℃です。」と表示するように構成されてもよい。このように液晶表示装置に、「リビングの温度は24℃です。」と表示させる場合も、送信部152が、選択部153で選択された選択肢に基づいて、入出力機器200の出力のための出力情報を入出力機器200に送信する場合に該当する。この場合、送信部152から出力情報を受信した第2サーバ250が、「リビングの温度は24℃です。」という内容のテキストデータを音声入出力装置211に送信する。
このテキストデータと同時に「リビングの温度は24℃です。」という音データが音声入出力装置211に送信されるように、空気調和システム10が構成されてもよい。この場合、「リビングの温度は24℃です。」という内容の音データ及びテキストデータを音声入出力装置211の通信部230が受信する。通信部230が、音出力部240から音声を出力させるとともに、液晶表示装置に応答を表示させる。
(6)特徴
(6-1)
上記実施形態及び変形例で説明した空気調和システム10は、音声でユーザが指示しなくても、指示に対応するための選択肢を選択部153で選択できる。空気調和システム10が、入出力機器100に入力する音声に含まれる単語の数を削減させ、ユーザの利便性を向上させる。例えば、入出力機器100の音声入出力装置211に、「エアコンで検知したリビングの温度を教えて。」と入力する場合に比べ、「リビングの温度を教えて。」と入力する場合には、「エアコンで検知した」の部分の入力を省ける。このように、空気調和システム10は、ユーザが入力する音声に含ませる単語の数を、減少させる。
(6-2)
選択部153が所定条件に従って選択することにより、ユーザに入力を求める単語の数を減らしても、選択部153は、ユーザに有意義な情報を提供し易くしている。例えば、所定条件で、運転している空調機器の室内温度の情報を優先する条件を設けると、循環している空気の温度を検知できる。循環している空気の温度の方が、停滞している空気の温度よりも室内温度の情報としては有意義な情報である場合が多い。このように所定条件の設定の仕方によって、ユーザに有意義な情報を提供し易くなる。
(6-3)
図3に示されているように、第1サーバ150に設定部155を設ける場合には、空気調和システム10が、設定部155により、ユーザの所望する所定条件の設定を可能にする。予め設定された所定条件にユーザが不満を持つ場合には、設定部155を使ってユーザが好ましいと思う所定条件をユーザ自身で設定できるので、ユーザの満足度が向上する。
(6-4)
空気調和システム10の選択部153が、所定条件に関わらず機器特定情報に従って選択するように構成されている場合には、ユーザの意向に沿った選択をしてユーザの満足度を高めることができる。例えば、上記実施形態で説明したように、エアコン21の室内温度センサ31で検知した室内温度を優先して通知するように所定条件が定められているとする。もし、ユーザが空気清浄機22の室内温度センサ32で検知した室内温度を通知して欲しいと考えているとすると、このようなユーザは常に不満を抱えることになる。「空気清浄機で検知したリビングの温度を教えて。」という指示をする方が、予め設定された所定条件で通知されるよりも満足と考えるユーザにとっては、機器特定情報を入力したときに所定条件ではなく、機器特定情報を入力することで語数が増えても満足度が向上する。
(6-5)
上記実施形態で説明したような例えば「リビングの温度を通知する」という指示情報が、空間の温度という空間環境を通知することを要求する要求情報である。選択部153は、第1検知装置である室内温度センサ31及び第2検知装置である室内温度センサ32が空間環境を検知することが可能であるので、上述の要求情報に対応して選択している。送信部152は、選択部153の選択に基づいて出力情報を出力している。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
10 空気調和システム
21 エアコン(第1空調機器の例)
22 空気清浄機(第2空調機器の例)
31 室内温度センサ(第1検知装置の例)
32 室内温度センサ(第2検知装置の例)
152 送信部
153 選択部
155 設定部
200 入出力機器
特開2002-89942号公報

Claims (7)

  1. 所定空間の状態を検知する第1検知装置(31)を有し、音声操作が可能な入出力機器(200)に音声で入力された指示に関連する、前記第1検知装置が検知した第1検知情報を出力することが可能な第1空調機器(21)と、
    所定空間の状態を検知する第2検知装置(32)を有し、前記入出力機器に音声で入力された前記指示に関連する、前記第2検知装置が検知した第2検知情報を出力することが可能な第2空調機器(22)と、
    前記指示を示す指示情報を取得して、前記指示に対応するために、(a)前記第1検知情報を選択するという選択肢と(b)前記第2検知情報を選択するという選択肢と(c)前記第1検知情報及び前記第2検知情報の両方を選択するという選択肢について、前記(a)選択肢と前記(b)選択肢のうちの一方を選択できるように構成されている、または前記(a)選択肢と前記(b)選択肢と前記(c)選択肢のうちのいずれかを選択できるように構成されている選択部(153)と、
    前記選択部で選択された選択肢に基づいて、前記第1空調機器が出力する前記第1検知情報及び前記第2空調機器が出力する前記第2検知情報のうちの少なくとも一方に係る、前記入出力機器の出力のための出力情報を前記入出力機器に送信する送信部(152)と、
    予め設定された所定条件を記憶する記憶部(154)と、
    を備え、
    前記選択部は、前記指示に応じて、前記記憶部が記憶している予め設定された、前記第1空調機器及び前記第2空調機器が運転しているか否かについての運転状態を条件に含む前記所定条件に従って、前記第1空調機器と前記第2空調機器を特定する機器特定情報が前記指示情報に含まれていなくても自動的に、前記(a)選択肢と前記(b)選択肢のうちの一方を選択する、または、前記(a)選択肢と前記(b)選択肢と前記(c)選択肢のうちのいずれかを選択する、空気調和システム(10)。
  2. 前記所定条件を設定する設定部(155)を備える、
    請求項1に記載の空気調和システム(10)。
  3. 前記選択部は、前記第1空調機器のみが運転しているときには前記第1検知情報を選択し、前記第2空調機器のみが運転しているときは前記第2検知情報を選択する、
    請求項1または請求項2に記載の空気調和システム(10)。
  4. 前記選択部は、前記第1空調機器と前記第2空調機器の両方が運転されているときには予め入力されている優先順位に従って選択する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和システム(10)。
  5. 前記選択部は、前記指示情報に対する応答に関係すべき情報として、前記第1検知情報及び前記第2検知情報のうちのいずれか一方のみを選択する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和システム(10)。
  6. 前記選択部は、前記指示情報に、前記指示情報に対する応答に関係すべき機器として前記第1空調機器と前記第2空調機器のうちの少なくとも一方を特定する前記機器特定情報が含まれている場合には、前記所定条件に関わらず前記機器特定情報に従って選択する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の空気調和システム(10)。
  7. 前記指示情報が、空間環境を通知することを要求する要求情報であり、
    前記選択部は、前記第1検知装置及び前記第2検知装置が前記空間環境を検知することが可能である場合に、前記要求情報に対応して選択し、
    前記送信部は、前記選択部の選択に基づいて前記出力情報を出力する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の空気調和システム(10)。
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