JP2019184153A - ネットワークシステム、サーバ、および情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数台の空気調和機を効率的に制御するための技術を提供する。【解決手段】第1の空気調和機200Aと、第2の空気調和機200Bと、第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得し、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行した場合、第2の空気調和機200Bに関する環境情報または運転情報を参照するサーバ100と、を備えるネットワークシステム1が提供される。【選択図】図6
Description
本発明は、空気調和機の制御のための技術に関する。
従来から、空気調和機に関する様々な技術が提案されている。たとえば、特開2016−195303号公報(特許文献1)には、制御システムが開示されている。特許文献1によると、同一の空間の空調を行うためのものであり、直接に通信できないエアコン及び床暖房機器と、エアコン及び床暖房機器と通信回線を介して互いに通信可能であるルータと、インターネットに接続可能であり、かつ、通信回線を介してルータと通信可能である端末装置とを備える。エアコン及び床暖房機器を、ルータを介して端末装置から送信された制御信号により連動制御する。
本発明の目的は、複数台の空気調和機を効率的に制御するための技術を提供することにある。
本発明のある態様に従うと、第1の空気調和機と、第2の空気調和機と、第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得し、第1の空気調和機が空気調和運転を実行した場合、第2の空気調和機に関する環境情報または運転情報を参照するサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。
以上のように、本発明によれば、複数台の空気調和機を効率的に制御することが可能になる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、インターネットやルータなどを介してサーバ100に接続可能な複数の空気調和機200A,200Bとを含む。なお、以下では、一つの家庭の複数の空気調和機200A,200Bや複数の家庭にわたる複数の空気調和機などを総称して、空気調和機200ともいう。
<ネットワークシステム1の動作概要>
<ネットワークシステム1の動作概要>
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1においては、各家庭の空気調和機200から運転情報や環境情報がサーバ100に提供される。
なお、運転情報とは、空気調和機200の運転の種類や設定温度や運転強度や風向きや消費電力など、空気調和機200の運転に関する情報である。一方、環境情報とは、室温や、外気温や、湿度や、人の人数や存在の有無や、空気の汚れなど、空気調和機200の室内機周囲や室外機周囲の環境に関する情報である。
そして、たとえば、ある家庭のユーザが、リビングルームの空気調和機200Aの冷房をONすると、当該運転情報がサーバ100に提供される。サーバ100は、予め取得しているダイニングルームの空気調和機200Bの運転情報や環境情報を読み出す。あるいは、サーバ100は、ダイニングルームの空気調和機200Bに最新の運転情報や環境情報を要求する。
サーバ100は、リビングルームの空気調和機200Aの運転に合わせて、ダイニングルームの空気調和機200Bの運転を開始させる。たとえば、サーバ100は、ダイニングルームの空気調和機200Bに、リビングルームの空気調和機200Aの運転種類や制御温度や運転強度などを送信する。これによって、リビングルームとダイニングルームの空気調和機200A,200Bが、同じ運転種類や制御温度や運転強度で冷房運転を実行する。当然ながら、冷房運転に限らず、暖房運転や、送風運転や、空気清浄運転などに関しても同様である。
以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバ100のハードウェア構成>
<サーバ100のハードウェア構成>
図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバ100のハードウェア構成の一態様について説明する。サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、機器管理データ121、状態管理データ122、連携管理データ123、その他の本実施の形態にかかる空気調和連携サービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
図3を参照して、本実施の形態にかかる機器管理データ121は、空気調和機200毎に、主に、空気調和機200のIDと、空気調和機200の機種の名称と、空気調和機200の型番と、空気調和機200のユーザのIDまたは家族のIDと、空気調和機200のMACアドレスなどの対応関係を含む。
図4を参照して、本実施の形態にかかる状態管理データ122は、空気調和機200毎に、空気調和機200から取得した運転情報や環境情報を格納する。また、状態管理データ122は、空気調和機200毎に、いずれかの空気調和機200の動作に従って動作している場合に、従動先の空気調和機200のIDを格納する。
図5を参照して、本実施の形態にかかる連携管理データ123は、連携毎に、空気調和機200の組み合わせを示す情報を格納する。
図2に戻って、操作部140は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、空気調和機200などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して空気調和機200などの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
<サーバ100における情報処理>
<サーバ100における情報処理>
次に、図6を参照しながら、本実施の形態にかかるサーバ100における情報処理について説明する。サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200(以下、説明のために空気調和機200Aという。)からデータを受信すると以下の処理を実行する。
CPU110は、受信したデータに基づいて空気調和機200Aが空気調和運転を開始したか否かを判断する(ステップS102)。空気調和機200Aが空気調和運転を開始した場合(ステップS102にてYESである場合)、CPU110は、連携管理データ123を参照して、連携相手の空気調和機200があるか否かを判断する(ステップS104)。連携相手の空気調和機200が無い場合(ステップS104にてNOである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。
CPU110は、連携相手の空気調和機200(以下、説明のために空気調和機200Bという。)がある場合(ステップS104にてYESである場合)、当該連携相手を従動させるか否かを判断する(ステップS106)。
たとえば、CPU110は、通信インターフェイス160を介して空気調和機200Bに、空気調和機200Aに従って空気調和運転を開始するか否かを確認するための情報を送信する。そして、空気調和機200Bが、「リビングの空気調和機に従って、私も空気調和運転を協力しましょうか。」と音声メッセージを発する。空気調和機200Bは、所定の時間、たとえば30秒、以内にユーザから肯定的な回答を受けると、その旨をサーバ100に送信する。サーバ100は、空気調和機200Bからの肯定的な回答を受け付けると、連携相手を従動させるべきであると判断して(ステップS106にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200Bに空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などを送信する(ステップS108)。これによって、空気調和機200Bは、空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などに合わせて運転を開始する。このとき、CPU110は、状態管理データ122において、空気調和機200Bに対応付けて従動先の空気調和機200Aを特定するための情報を格納する。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。
一方、CPU110は、空気調和機200Aが空気調和運転を開始したわけではない場合(ステップS102にてNOである場合)、受信したデータに基づいて空気調和機200Aが空気調和運転を終了したか否かを判断する(ステップS112)。空気調和機200Aが空気調和運転を終了した場合(ステップS112にてYESである場合)、CPU110は、状態管理データ122を参照して、空気調和機200Aに従って従動している空気調和機200があるか否かを判断する(ステップS114)。空気調和機200Aに従って従動している空気調和機200Bがある場合(ステップS114にてYESである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、当該従動している空気調和機200Bに空気調和運転をOFFするための命令を送信する(ステップS116)。このとき、CPU110は、状態管理データ122において、空気調和機200Bに対応付けられている従動先の空気調和機200Aを特定するための情報を削除する。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。
なお、CPU110は、空気調和機200が空気調和運転を終了したわけではない場合(ステップS112にてNOである場合)、受信したデータに基づいて、他の処理、たとえば運転情報や環境情報の更新など、を実行する(ステップS122)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。
<空気調和機200のハードウェア構成>
<空気調和機200のハードウェア構成>
図7を参照して、ネットワークシステム1を構成する空気調和機200のハードウェア構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる空気調和機200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、リモコン受光部280と、機器駆動部290とを含む。
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、空気調和機200の各部を制御する。
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、空気調和機200に内包されているものであってもよいし、空気調和機200の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、空気調和機200からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ220は、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部240を介して入力されたデータ、リモコンから受信したデータ、ルータやインターネットを介してサーバ100から受信したデータなどを記憶する。
ディスプレイ230は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。なお、ディスプレイ230は、単にLEDライトなどであってもよい。
操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。なお、ディスプレイ230と操作部240とは、タッチパネルを構成してもよい。
通信インターフェイス260は、無線LANまたは有線LANなどの通信モジュールによって実現され、有線通信あるいは無線通信によってサーバ100などの他の装置との間でデータをやり取りする。たとえば、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、サーバ100などの他の装置から運転種類や設定温度や運転強度や風向きやイオン発生の有無などの各種の制御命令を受信したり、当該他の装置に環境情報や運転情報などを送信したりする。
スピーカ270は、CPU210からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。
リモコン受光部280は、リモートコントローラからの赤外線などを受信して、ユーザからの制御命令をCPU210に受け渡す。
機器駆動部290は、CPU210からの信号に基づいて、電気機器の各部(モータやヒータなど)を制御する。たとえば、本実施の形態においては、CPU210は、操作部240を介してユーザから、あるいはリモコン受光部280を介してユーザから、あるいは通信インターフェイス260を介してサーバ100から、各種運転モードや設定温度や風量や風向きやイオン発生などに関する命令を受け付けて、当該命令に基づいて機器駆動部290を制御する。
<第2の実施の形態>
<第2の実施の形態>
空気調和機200Bに連携運転させるか否か、すなわち空気調和機200Aに従動して空気調和機200Bを運転させるか否か、についてのステップS106の判断は、上記の実施の形態のものには限られない。たとえば、CPU110は、通信インターフェイス160を介して空気調和機200Bではなく、空気調和機200Aに、空気調和機200Aに従って空気調和機200Bに空気調和運転を開始させた方が良いか否かを確認するための情報を送信してもよい。そして、空気調和機200Aが、「ダイニングルームの空気調和機にも空気調和運転を協力してもらいましょうか。」と音声メッセージを発する。空気調和機200Aは、所定の時間、たとえば30秒、以内にユーザから肯定的な回答を受けると、その旨をサーバ100に送信する。サーバ100は、空気調和機200Aからの肯定的な回答を受け付けると、連携相手を従動させるべきであると判断して(ステップS106にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200Bに空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などを送信する(ステップS108)。
あるいは、CPU110は、通信インターフェイス160を介して空気調和機ではなく、空気調和機200A,200Bのユーザや家族に対応付けられているスマートフォンやスマートスピーカなどの他の端末に、空気調和機200Aに従って空気調和機200Bの空気調和運転を開始するか否かを確認するための情報を送信してもよい。そして、他の端末が、「ダイニングルームの空気調和機にも空気調和運転を協力してもらいましょうか。」と音声メッセージを発する。他の端末は、所定の時間、たとえば30秒、以内にユーザから肯定的な回答を受けると、その旨をサーバ100に送信する。サーバ100は、他の端末からの肯定的な回答を受け付けると、連携相手を従動させるべきであると判断して(ステップS106にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200Bに空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などを送信する(ステップS108)。
<第3の実施の形態>
<第3の実施の形態>
あるいは、ステップS106に関して、サーバ100のCPU110は、空気調和機200Aの運転開始後あるいは運転変更後、所定の時間、たとえば5分間、待機したのち、通信インターフェイス160を介して空気調和機200Aが取得した室温を取得してもよい。そして、空気調和機200Aの運転によって室温が好ましい室温、たとえば冷房運転の場合には設定温度までの差が1度以内、暖房運転の場合には設定温度までの差が3度以内、に変化していない場合は、CPU110は、連携相手を従動させるべきであると判断して(ステップS106にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200Bに空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などを送信する(ステップS108)。一方、所定の時間経過して、空気調和機200Aの運転によって室温が好ましい室温に変化している場合は、連携相手を従動させる必要はないと判断して(ステップS106にてNOである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。
あるいは、CPU110は、所定の時間、たとえば5分間、待機したのち、通信インターフェイス160を介して空気調和機200Bの方が取得した室温を取得してもよい。そして、空気調和機200Aの運転によって空気調和機200Bの近傍の室温が好ましい室温、たとえば冷房運転の場合には設定温度までの差が2度以内、暖房運転の場合には設定温度までの差が5度以内、に変化していない場合は、CPU110は、連携相手を従動させるべきであると判断して(ステップS106にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200Bに空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などを送信する(ステップS108)。一方、所定の時間経過して、空気調和機200Aの運転によって空気調和機200Bの近傍の室温が好ましい室温に変化している場合は、連携相手を従動させる必要はないと判断して(ステップS106にてNOである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。
あるいはさらに詳細な構成にしてもよい。たとえば、CPU110は、所定の時間、たとえば5分間、待機したのち、通信インターフェイス160を介して空気調和機200Bが取得する室温を取得してもよい。そして、空気調和機200Bの近傍の室温が第1の所定温度、たとえば1℃、以上設定温度に向けて変化し、かつ、未だ空気調和機200Aの設定温度まで第2の所定温度、たとえば2℃、以上設定温度から離れている場合に、CPU110は、連携相手を従動させるべきであると判断して(ステップS106にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、空気調和機200Bに空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度などを送信する(ステップS108)。一方、所定の時間経過しても、空気調和機200Bの近傍の室温が第1の所定温度、たとえば1℃、以上変化していない場合は、連携相手を従動させる必要はないと判断して(ステップS106にてNOである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次の空気調和機200からのデータを待ち受ける。これによって、たとえば、図8に示すように、リビングルームとダイニングルームとの間の障子やふすまなどが閉められている場合に、だれもいないダイニングルームの空気調和機200Bが空気調和運転を開始してしまう可能性を低減することができる。なお、この場合も、所定の時間経過して、空気調和機200Aの運転によって空気調和機200Aの近傍の温度や空気調和機200Bの近傍の室温が好ましい室温に変化している場合は、CPU110は、連携相手を従動させる必要はないと判断してもよい。
<第4の実施の形態>
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態においては、空気調和機200Bが空気調和機200Aの運転種類や設定温度や運転強度に従って運転するものであったが、このような形態には限られない。たとえば、サーバ100は、空気調和機200Bに、空気調和機200Aの運転種類に従わせて、設定温度や運転強度は前回の運転のものを踏襲させてもよい。あるいは、サーバ100は、空気調和機200Bに、空気調和機200Aの運転種類に従わせて、設定温度や運転強度は、空気調和機200Aの今回のものと、空気調和機200Bの前回のものとの平均値に設定させてもよい。
あるいは、サーバ100は、空気調和機200Bに、空気調和機200Aの運転種類に従わせて、強度に関しては、両者の強い方に両者を従わせてもよい。
<第5の実施の形態>
<第5の実施の形態>
空気調和機200Aが運転を開始したり変更した場合に、空気調和機200BがOFFである場合にのみ、ステップS106やステップS108の処理を実行することによって、空気調和機200Aに合わせて空気調和機200Bが運転を開始する形態であってもよい。
あるいは空気調和機200Aが運転を開始したり変更した場合に、空気調和機200Bが既にONである場合にのみ、ステップS106やステップS108の処理を実行することによって、空気調和機200Bの運転を空気調和機200Aの運転に合わせる形態であってもよい。
あるいは空気調和機200Aが運転を開始したり変更した場合に、空気調和機200BがOFFであってもONであっても、ステップS106やステップS108の処理を実行することによって、空気調和機200Aに合わせて空気調和機200Bが運転する形態であってもよい。
<第6の実施の形態>
<第6の実施の形態>
あるいは、一度、空気調和機200Bが空気調和機200Aに合わせて従動し始めると、その後は常に空気調和機200Bだけが空気調和機200Aに合わせて運転してもよいし、その後は常に互いに相手に合わせて運転してもよい。
あるいは、一度、空気調和機200Bが空気調和機200Aに合わせて従動し始めても、常に互いにステップS106やステップS108の従動の要否を判断してもよい。
運転の停止に関しても、上記の実施の形態においては、空気調和機200Bが従動先の空気調和機200Aの停止に合わせて停止するが、空気調和機200Bが停止しても空気調和機200Aは停止しないものであった。しかしながら、空気調和機200Bが停止した場合にも、従動先の空気調和機200Aが自動的に停止する形態であってもよい。
<第7の実施の形態>
<第7の実施の形態>
上記の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ100や空気調和機200の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、サーバ100や空気調和機200の各々の役割の一部または全部を複数の装置で担ったりしてもよい。
たとえば、空気調和機200は、家庭内やオフィスや体育館やホールなどにおいて、2台以上が連携して動作してもよい。この場合は、たとえば、図9に示すように、機器管理データ121Bが、空気調和機200毎に、互いに連携すべき複数の空気調和機200が属するグループのIDを格納することが考えられる。そして、サーバ100のCPU110が、ステップS104において、機器管理データ121Bを参照して、連携相手の空気調和機200があるか否かを判断してもよい。
あるいは、サーバ100や各種のデータベースなどが、クラウド上の多数のコンピュータによって実現されてもよい。
<まとめ>
<まとめ>
上記の実施の形態においては、第1の空気調和機200Aと、第2の空気調和機200Bと、第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得し、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行した場合、第2の空気調和機200Bに関する環境情報または運転情報を参照するサーバ100と、を備えるネットワークシステム1が提供される。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行した場合、所定の条件を満たしているときに、第2の空気調和機200Bに空気調和運転を実行させる。
好ましくは、サーバ100は、第2の空気調和機200Bに第1の空気調和機200Aの設定温度と同じ設定温度で空気調和運転を実行させる。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aおよび第2の空気調和機200Bのうちの運転強度が強い方の運転強度に合わせて、第1の空気調和機200Aおよび第2の空気調和機200Bに空気調和運転を実行させる。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を開始した場合に、設定温度と室温との差が所定値以上である場合に所定の条件を満たしていると判断する。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を開始後に所定時間経過しても設定温度と室温との差が所定値以上である場合に所定の条件を満たしていると判断する。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行したときに第2の空気調和機200Bの測定した室温が第1の所定の程度以上目標温度に近づいた場合に所定の条件を満たしていると判断する。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行したときに第2の空気調和機200Bの測定した室温が第2の所定の程度以上目標温度に近づかない場合に所定の条件を満たしていると判断する。
好ましくは、サーバ100は、第1の空気調和機200Aが空気調和運転の停止命令を受け付けた場合、第2の空気調和機200Bに空気調和運転を停止させる。
好ましくは、サーバ100は、第2の空気調和機200Bが空気調和運転の停止命令を受け付けた場合は、第1の空気調和機200Aに空気調和運転を停止させない。
上記の実施の形態においては、第1の空気調和機200Aと第2の空気調和機200Bと通信するための通信インターフェイス160と、通信インターフェイス160を介して第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得して、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行した場合、第2の空気調和機200Bに関する環境情報または運転情報を参照するプロセッサ110と、を備えるサーバ100が提供される。
上記の実施の形態においては、第1の空気調和機200Aと第2の空気調和機200Bと通信可能なサーバ100における情報処理方法が提供される。情報処理方法は、第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得するステップと、第1の空気調和機200Aが空気調和運転を実行した場合、第2の空気調和機200Bに関する環境情報または運転情報を参照するステップと、を備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :機器管理データ
121B :機器管理データ
122 :状態管理データ
123 :連携管理データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :空気調和機
200A :第1の空気調和機
200B :第2の空気調和機
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :リモコン受光部
290 :機器駆動部
100 :サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :機器管理データ
121B :機器管理データ
122 :状態管理データ
123 :連携管理データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :空気調和機
200A :第1の空気調和機
200B :第2の空気調和機
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :リモコン受光部
290 :機器駆動部
Claims (12)
- 第1の空気調和機と、
第2の空気調和機と、
前記第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得し、前記第1の空気調和機が空気調和運転を実行した場合、前記第2の空気調和機に関する環境情報または運転情報を参照するサーバと、を備えるネットワークシステム。 - 前記サーバは、前記第1の空気調和機が空気調和運転を実行した場合、所定の条件を満たしているときに、前記第2の空気調和機に空気調和運転を実行させる、請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第2の空気調和機に前記第1の空気調和機の設定温度と同じ設定温度で空気調和運転を実行させる、請求項2に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第1の空気調和機および前記第2の空気調和機のうちの運転強度が強い方の運転強度に合わせて、前記第1の空気調和機および前記第2の空気調和機に空気調和運転を実行させる、請求項2または3に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第1の空気調和機が空気調和運転を開始した場合に、設定温度と室温との差が所定値以上である場合に前記所定の条件を満たしていると判断する、請求項2から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第1の空気調和機が空気調和運転を開始後に所定時間経過しても設定温度と室温との差が所定値以上である場合に前記所定の条件を満たしていると判断する、請求項2から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第1の空気調和機が空気調和運転を実行したときに前記第2の空気調和機の測定した室温が第1の所定の程度以上目標温度に近づいた場合に前記所定の条件を満たしていると判断する、請求項2から6のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第1の空気調和機が空気調和運転を実行したときに前記第2の空気調和機の測定した室温が第2の所定の程度以上目標温度に近づかない場合に前記所定の条件を満たしていると判断する、請求項2から6のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第1の空気調和機が空気調和運転の停止命令を受け付けた場合、前記第2の空気調和機に空気調和運転を停止させる、請求項1から8のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 前記サーバは、前記第2の空気調和機が空気調和運転の停止命令を受け付けた場合は、前記第1の空気調和機に空気調和運転を停止させない、請求項1から9のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 第1の空気調和機と第2の空気調和機と通信するための通信インターフェイスと、
前記通信インターフェイスを介して前記第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得して、前記第1の空気調和機が空気調和運転を実行した場合、前記第2の空気調和機に関する環境情報または運転情報を参照するプロセッサと、を備えるサーバ。 - 第1の空気調和機と第2の空気調和機と通信可能なサーバにおける情報処理方法であって、
前記第1および第2の空気調和機に関する環境情報および運転情報を取得するステップと、
前記第1の空気調和機が空気調和運転を実行した場合、前記第2の空気調和機に関する環境情報または運転情報を参照するステップと、を備える情報処理方法。
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---|---|---|---|
JP2018075116A JP2019184153A (ja) | 2018-04-10 | 2018-04-10 | ネットワークシステム、サーバ、および情報処理方法 |
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JP2018075116A JP2019184153A (ja) | 2018-04-10 | 2018-04-10 | ネットワークシステム、サーバ、および情報処理方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021152654A1 (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-05 | 三菱電機株式会社 | 空調サービスシステムおよび空調サービス方法 |
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2018
- 2018-04-10 JP JP2018075116A patent/JP2019184153A/ja active Pending
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