JP4500337B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、主に次のようなプロセスで画像を形成する。像担持体として感光体を帯電させた後、露光装置によって像を直接露光するか、あるいは、レーザ走査光学系やLED光書き込み光学系によって画像信号に応じた光書き込みを行うことで、感光体上に静電潜像を形成する。次いで、この静電潜像を現像装置のトナー付着によってトナー像とし、このトナー像を直接又は中間転写体を介して、転写紙やフィルムなどの記録媒体に転写する。そして、転写後の記録媒体を定着装置に搬送し、この定着装置でトナー像を記録媒体に定着して画像を得る。
このような画像形成装置には、用紙カセットから用紙を繰り出す給紙ローラと、給紙ローラの用紙搬送方向下流側に設けられた一対のレジストローラ、レジストローラの上流側で、用紙搬送方向に直交する方向の中央部に設けられた用紙検出部とを有する搬送部が備えられ、用紙カセットに積載された用紙を繰り出し搬送する。この搬送装置で連続して印刷を行う場合、2枚目以降の用紙は、その前の用紙の後端が媒体検出部によって検出された時点から、一定距離の間隔をおいて搬送される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−200133号公報
特許文献1のような従来の画像形成装置で連続印刷を行う場合、1枚目の記録媒体は、後半から2枚目の記録媒体とともに画像形成部と転写部との間の転写ベルト上に乗った状態となる。また、2枚目の記録媒体は、前半が1枚目の記録媒体、後半から3枚目の記録媒体とともに転写ベルト上に乗った状態となる。すなわち、転写ベルト上に2枚以上の記録媒体が存在し、転写ベルトの上流側と下流側とでそれぞれ搬送部によって扶持搬送される。ところで、搬送部と転写ベルトとで速度が異なることがある。この場合、剛性の高い厚い記録媒体を使用すると記録媒体が撓まずに、その速度の差によって転写ベルト上の記録媒体の速度が変動し、画像形成中の記録媒体の位置がずれてしまう。すなわち、大きな色ずれを起こすという問題がある。
そこで、本発明は、上記実状に鑑み、厚い記録媒体を用いる場合でも、色ずれが抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体の搬送方向に沿って並設される複数の画像形成部と、複数の前記画像形成部のそれぞれに対してニップ部を形成する転写部と、複数の前記画像形成部と前記転写部との間に配設され、前記記録媒体を搬送するベルト部材と、前記記録媒体の搬送方向上流側及び下流側に設けられ、前記ベルト部材を張架する張架部材と、前記記録媒体の厚さが所定の厚さ以上である場合、先に搬送される前記記録媒体の画像形成領域の媒体搬送方向後端から後に搬送される前記記録媒体の画像形成領域の媒体搬送方向前端までの媒体印刷間距離が、複数の前記画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上で、媒体搬送方向上流側の前記張架部材の軸線上から媒体搬送方向下流側の前記張架部材の軸線上までの軸間距離以下となるように前記記録媒体の搬送を制御し、前記記録媒体の厚さが所定の厚さ未満である場合、前記媒体印刷間距離が前記ニップ間距離未満として、前記記録媒体の搬送を制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、記録媒体上の印刷領域間の距離が複数の画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上で、媒体搬送方向上流側の張架部材の軸線上から媒体搬送方向下流側の張架部材の軸線上までの軸間距離以下となるよう記録媒体の搬送を制御部で制御する。これにより、画像形成部内における記録媒体の転写を行う領域内に、常に記録媒体の1枚分よりも多い画像形成領域を存在させない。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体の搬送方向に沿って並設される複数の画像形成部と、複数の前記画像形成部のそれぞれに対してニップ部を形成する転写部と、複数の前記画像形成部と前記転写部との間に配設され、前記記録媒体を搬送するベルト部材と、前記記録媒体の搬送方向上流側及び下流側に設けられ、前記ベルト部材を張架する張架部材と、前記記録媒体の厚さが所定の厚さ以上である場合、先に搬送される前記記録媒体の媒体搬送方向後端から後に搬送される前記記録媒体の媒体搬送方向前端までの媒体間距離が、複数の前記画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上で、媒体搬送方向上流側の前記張架部材の軸線上から媒体搬送方向下流側の前記張架部材の軸線上までの軸間距離以下となるように前記記録媒体の搬送を制御し、前記記録媒体の厚さが所定の厚さ未満である場合、前記媒体間距離が前記ニップ間距離未満として、前記記録媒体の搬送を制御する制御部とを有することを特徴とする。


本発明の画像形成装置によれば、記録媒体上の用紙間の距離が複数の画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上で、媒体搬送方向上流側の張架部材の軸線上から媒体搬送方向下流側の張架部材の軸線上までの軸間距離以下となるよう記録媒体の搬送を制御部で制御する。これにより、画像形成部内における記録媒体の転写を行う領域内に、常に記録媒体の1枚分よりも多い画像形成領域を存在させない。
本発明の画像形成装置によれば、前後に搬送されている記録媒体やその記録媒体を搬送する搬送機構の影響を受けることがなくなる。したがって、常に一定の搬送状態を保つことが可能となり、画像形成時における色ずれを容易に防止することができる。
以下、本発明の画像形成装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の画像形成装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
[実施の形態1]
図1は、本発明の画像形成装置の構成を示す図である。本発明の画像形成装置は、用紙トレイ100と、用紙繰り出し部200と、用紙搬送部300と、MPT320と、カラー画像形成部400と、転写部460と、定着部500とを有している。なお、以下の図中における矢印x方向を画像形成装置の正面方向、矢印y方向を画像形成装置の上面方向、矢印z方向を画像形成装置の右側面方向とする。
用紙トレイ100は、用紙載置板102を底面とした矩形状のトレイで、画像形成装置に着脱自在に装着される。そして、この用紙トレイ100内に、記録媒体としての用紙101が積載される。用紙載置板102には、支持軸100dが設けられ、この支持軸を中心に回動可能となっている。この用紙トレイ100の繰り出し側には、支持軸103dを中心に回転可能なリフトアップレバー103が配設され、用紙トレイ100が画像形成装置に装着されると、支持軸103dがモータ104と接離可能となるように系合される。モータ104によって支持軸103dが回転することで、リフトアップレバー103を介して、支持軸100dを中心に用紙載置板102が持ち上がり、用紙載置板102に積載された用紙101が上昇する。用紙101がある高さまで上昇すると、用紙繰り出し部200によって、用紙101が給紙される。
用紙繰り出し部200は、上昇検知部201と、ピックアップローラ202と、フィードローラ203と、リタードローラ204とにより構成される。上昇検知部201は、ピックアップローラ202とともに、用紙トレイ100の上方に備えられ、フィードローラ203とリタードローラ204は、ピックアップローラ202の用紙101の搬送方向下流側に、接触した状態で配設されている。上昇検知部201は、用紙トレイ100に積載された用紙101がリフトアップレバー103によって上昇する際に、その用紙101の上昇を検知し、この検知に基づいてリフトアップレバー103の支持軸103dに系合されたモータ104が停止する。このとき、ピックアップローラ202は、用紙トレイ100に積載された用紙101のうち、最上にある用紙101と当接する。そして、用紙101とピックアップローラ202とが接触した状態で、ピックアップローラ202及びフィードローラ203とが後述する給紙モータ607によって図1中矢印方向に回転駆動し、リタードローラ204が図示しないトルク発生手段によって図1中矢印方向のトルクを発生する。これにより、ピックアップローラ202に当接された用紙101が用紙トレイ100から引き出され、フィードローラ203及びリタードローラ204によって、用紙101が複数同時に引き出されないように1枚ずつ捌かれて搬送路を通って用紙搬送部300に繰り出される。
用紙搬送部300は、用紙繰り出し部200の用紙101の搬送方向下流側に、用紙センサ302と、搬送ローラ対303と、用紙センサ313と、搬送ローラ対310と、書き込みセンサ314が順に搬送路に沿って並設されている。搬送ローラ対303は、図示しない駆動源からの駆動により、用紙101の搬送方向に向かって回転駆動する駆動ローラ304と、その駆動ローラ304に付勢当接するように回転自由に配設される従動ローラ305とによって構成され、用紙繰り出し部200から繰り出された用紙101を噛み混み、用紙センサ302を通過した時間に基づいて、所定のタイミングで用紙101を次の搬送ローラ対310に向かって送り出すように扶持搬送する。このとき、搬送される用紙101は、搬送ローラ対303のローラニップ間に突き当てられ、斜行が補正される。
搬送ローラ対310は、駆動ローラ311と、従動ローラ312とによって構成されている。駆動ローラ311は、シャフト315を備え、外周にゴム等の摩擦材316が巻装されており、そのシャフト315の駆動軸に図示しない駆動源からの回転力が与えられ、図1中の矢印b方向に回転する。そして、シャフト315に巻装された摩擦材316に付勢当接するように従動ローラ312が回転自由に配設されている。この搬送ローラ対310は、搬送される用紙101が用紙センサ313を通過することで回転駆動し、用紙101を止めることなく送り出す。送り出された用紙101は、書き込みセンサ314を通過し、カラー画像形成部400に搬送される。
また、カラー画像形成部400に搬送される用紙は、用紙トレイ100に積載されたものに限られない。この実施の形態1で説明する画像形成装置では、MPT(Multi Purpose Tray)320が備えられている。このMPT320は、画像形成装置外装部に開閉自在に装着され、図示しない支持軸によって回転可能に支持されている用紙載置板321に積載された用紙Pを記録媒体として画像形成装置内に搬送し、用紙Pへの画像形成を行うための給紙機構である。この用紙載置板321には、図示しないスプリングが備えられ、このスプリングによって用紙載置板321が持ち上げられ、積載された用紙Pを上昇させるようになっている。このピックアップローラ323に対して、用紙Pの搬送方向下流側には、MPTローラ324とリタードローラ325とが接触した状態で配設されている。用紙Pがある高さまで上昇すると、MPT320に積載された用紙Pのうち、最上にある用紙Pが、用紙載置板321の上方に備えられているピックアップローラ323に当接する。そして、用紙Pとピックアップローラ323とが接触した状態で、ピックアップローラ323及びMPTローラ324とが後述する給紙モータ607によって図1中矢印方向に回転駆動し、リタードローラ325が図示しないトルク発生手段によって図1中矢印方向のトルクを発生する。これにより、ピックアップローラ323に当接された用紙Pが用紙載置板321から引き出され、MPTローラ324及びリタードローラ325によって、用紙Pが複数同時に引き出されないように1枚ずつ捌かれて搬送路を通って搬送ローラ対310に繰り出される。
搬送ローラ対310は、MPT320から繰り出された用紙Pを噛み混み、用紙センサ313を通過した時間に基づいて、所定のタイミングで用紙Pを扶持搬送する。このとき、搬送される用紙Pは、搬送ローラ対310のローラニップ間に突き当てられ、斜行が補正される。搬送された用紙Pは、書き込みセンサ314を通過し、カラー画像形成部400に搬送される。
カラー画像形成部400は、ブラックのトナーを備え、ブラックのトナー画像を形成する画像形成部としてのプロセスユニット430K、イエローのトナーを備え、イエローのトナー画像を形成する画像形成部としてのプロセスユニット430Y、マゼンタのトナーを備え、マゼンタのトナー画像を形成する画像形成部としてのプロセスユニット430M、シアンのトナーを備え、シアンのトナー画像を形成する画像形成部としてのプロセスユニット430Cにより構成され、用紙101、Pの搬送方向上流側から下流側に向かって、順に並べて着脱自在に配設される。これらプロセスユニットの内部構成は共通であるため、一例としてブラックのトナーを備えるプロセスユニット430Kについて説明する。
プロセスユニット430Kは、感光体ドラム431と、帯電ローラ432と、露光装置433と、現像ローラ434と、クリーニングブレード435と、トナー収納部436とを有する。感光体ドラム431は矢印方向に回転し、所定の電位が印加される帯電ローラ432は感光体ドラム431に接触し、感光体ドラム431の表面に一様な電位を有するように帯電させる。露光装置433は、一様な電位を有する感光体ドラム431の表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する。現像ローラ434は、感光体ドラム431と接触し、トナー収納部436内から供給されたトナーによって静電潜像を現像して、感光体ドラム431上にトナー画像を形成させる。クリーニングブレード435は、転写されずに感光体ドラム431上に残留した転写残トナーを除去する。なお、これらドラム又はローラは、後述するIDモータ610からギヤなどを経由して動力が伝達されて回転する。
転写部460は、用紙101、Pを静電吸着して搬送し、張架部材としてのドライブローラ462とテンションローラ463とによって、張架された状態で駆動するベルト部材としての転写ベルト461が備えられている。この転写ベルト461を介して、プロセスユニット430K〜430Cの各感光体ドラム431に圧接するように、それぞれ導電性のゴム等によって形成された転写ローラ464が配設される。また、転写ローラ464の下方には、転写ベルト461上に付着したトナーを掻き取るクリーニングブレード465と、そのクリーニングブレード465によって掻き取られたトナーを収容するトナーボックス466が備えられている。転写ベルト461と感光体ドラム431との間に用紙101、Pが搬送されてくると、転写ローラ464に転写バイアスが印加され、感光体ドラム431上のトナー画像を用紙101、Pに転写する。用紙101、Pには、この転写ベルト461によって搬送されるタイミングに合わせて、各プロセスユニット430K〜430Cで形成されたトナー画像が順次重ねて転写される。トナー画像が転写された用紙101、Pは、定着部500に搬送される。なお、ドライブローラ462は、後述するベルトモータ609からギヤなどを経由して動力が伝達されて回転する。搬送ローラ対310における用紙の搬送速度と転写ベルト461による用紙の搬送速度とを同じ搬送速度に設定した場合、駆動ローラ311や従動ローラ312の外周のバラつきや転写部460のドライブローラ462やテンションローラ463の外周のバラつきなどにより転写ベルト461による用紙の搬送速度が速くなる場合がある。この場合、搬送ローラ対310と転写部460との間で用紙101、Pが引っ張られる状態になってしまう。そのため、搬送ローラ対310における用紙の搬送速度は、転写部460における用紙の搬送速度、すなわち転写ベルト461による用紙の搬送速度よりも高速となる。
定着部500は、内部に熱源となるハロゲンランプ503aを備え、表面を弾性体で形成されたアッパローラ501と、同様に熱源となるハロゲンランプ503bを備え、表面を弾性体で形成されたロアローラ502のローラ対からなり、転写ベルト461で搬送された用紙101、Pをローラの間に挟圧して、図中矢印方向に回転しながら加熱、加圧することで各色のトナーを用紙101、Pに定着させる。そして、定着部500によってトナー画像が定着した用紙101、Pは、定着部500の搬送方向下流に備えられた排出センサ506によって検出され、さらにその下流に備えられる排出ローラ対504a、504b、504cによって、スタッカ部505に排出される。なお、アッパローラ501及びロアローラ502は、後述する定着モータ611からギヤなどを経由して動力が伝達されて回転する。
図2は、実施の形態1で説明する画像形成装置の制御ブロック図である。本発明の画像形成装置は、図4のように、装置全体を制御する制御部600を有している。そして、この制御部600は、主制御部601と、給紙モータ制御部602と、ソレノイド制御部603と、ベルトモータ制御部604と、IDモータ制御部605と、定着モータ制御部606とにより構成されている。
給紙モータ制御部602は給紙モータ607に作動信号を送って動作を制御し、ソレノイド制御部603はソレノイド608に作動信号を送って動作を制御し、ベルトモータ制御部604はベルトモータ609に作動信号を送って動作を制御し、IDモータ制御部605はIDモータ610に作動信号を送って動作を制御し、定着モータ制御部606は定着モータ611に作動信号を送って動作を制御する。主制御部601は、処理部や演算部からなるCPU(Central Processing Unit)601aと、プログラムメモリのRAM(Random Access Memory)601bやROM(Read Only Memory)601cと、タイマーカウンタ601dとを内蔵したもので、入力ポートから入力された各センサからの検出信号に基づいて、給紙モータ制御部602と、ソレノイド制御部603と、ベルトモータ制御部604と、IDモータ制御部605と、定着モータ制御部606とを制御し、各部材の起動や制御の切り替えを行うようになっている。
これら各モータは、2相励磁パルスモータ、DCモータなどを用いることができる。2相励磁パルスモータは、各モータに一定電流を流して、クロック信号の立ち上がりで相電流方向を切り替えたり、クロック周波数を変化させることで、モータ回転の加速、減速を制御する。DCモータは、モータ端子に電圧を印加して回転速度を制御し、モータ端子の極性の接続方向によりモータの回転方向を制御する。
ソレノイドは、DCソレノイドなどを用いることができる。このDCソレノイドは、ソレノイド内のコイルに流す電流により発生させた磁束によって、ソレノイド内部にある固定鉄芯より一定の距離(ストローク)に引き離された可動鉄芯を、固定鉄芯との間に作用する吸引力により、固定鉄芯に向かってその軸方向に急速且つ直線的に固定鉄心に密着するまで移動させる。そして、ソレノイドに連結された外部機構に機械的運動を与えるものである。コイルへの通電を継続すれば、可動鉄芯は、固定鉄芯に吸着した状態を保ち、電流を切断すれば、可動鉄芯に結合している外部機構又は復旧バネの力で元の位置に引き戻される。これにより、駆動源から動力を駆動ローラに伝達させるための連結ギア等を稼動させることができる。
そして、主制御部601は、画像形成装置に備えられるオペレーションパネル612に接続されている。このオペレーションパネル612は、図示しないスイッチにより構成された入力部、及び、図示しないLED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等によって構成された表示部から構成される。このオペレーションパネル612は、入力部を操作することで、フォントの選択、用紙の選択等の画像形成における各種条件を設定することができる。また、表示部には、入力部によって設定された条件が表示される。
さらに、主制御部601は、画像形成装置に備えられるインターフェース部613に接続されている。このインターフェース部613は、図示しないインターフェースコネクタやインターフェース用IC等から構成され、図示しないホストコンピュータから送信された印刷データを主制御部601に送る。
なお、上述した搬送機構において、フィードローラ203、搬送ローラ対303,310は、給紙モータ607が正転駆動した場合に図示しない遊星ギヤ機構により接続され、駆動が伝達される。また、MPTローラ324は、給紙モータ607が逆転駆動した場合に、図示しない遊星ギヤ機構が逆回転の駆動を受けることにより切り替わり、MPTローラ324へ駆動を伝達するための図示しないギヤ列へと接続され、MPTローラ324に駆動が伝達される。
このような画像形成装置において、複数の用紙に連続的に画像形成する連続印刷を行った場合の動作について詳細に説明する。図3は、連続印刷を行っている本発明の画像形成装置の動作を説明する図であり、破線を境として上方はz方向を正面とし、下方はy方向を正面としているものである。
まずは、この図を用いて後述で使用するパラメータを説明する。P(n)は連続印刷n枚目の用紙を示す。Ps(n)は用紙P(n)の先端部を示す。Pe(n)は用紙P(n)の後端部を示す。LP(n)は用紙P(n)の搬送方向長さで、Ps(n)からPe(n)までの長さを示す。E(n)は用紙P(n)における画像形成領域を示す。Es(n)は用紙P(n)における画像形成領域E(n)の先端位置を示し、ここから画像形成が開始される。Ee(n)は用紙P(n)における画像形成領域E(n)の後端位置を示し、ここで画像形成が終了する。T(n)は用紙P(n)における用紙先端部Ps(n)から画像形成が開始される位置Es(n)までの距離を示す。B(n)は用紙P(n)における用紙先端部Pe(n)から画像形成が終了する位置Ee(n)までの距離を示す。
P(n+1)は連続印刷n+1枚目の用紙を示す。Ps(n+1)は用紙P(n+1)の先端部を示す。Pe(n+1)は用紙P(n+1)の後端部を示す。E(n+1)は用紙P(n+1)における画像形成領域を示す。LP(n+1)は用紙P(n+1)の搬送方向長さで、Ps(n+1)からPe(n+1)までの長さを示す。Es(n+1)は用紙P(n+1)における画像形成領域E(n+1)の先端位置を示し、ここから画像形成が開始される。Ee(n+1)は用紙P(n+1)における画像形成領域E(n+1)の後端位置を示し、ここで画像形成が終了する。T(n+1)は用紙P(n+1)における用紙先端部Ps(n+1)から画像形成が開始される位置Es(n+1)までの距離を示す。B(n+1)は用紙P(n+1)における用紙先端部Pe(n+1)から画像形成が終了する位置Ee(n+1)までの距離を示す。
Lは連続印刷において前後の関係にある用紙P(n)と用紙P(n+1)との間の距離で、Pe(n)からPs(n+1)までの距離を示す。Lは連続印刷において前後の関係にある用紙P(n)と用紙P(n+1)とのそれぞれの画像形成領域間の距離で、Ee(n)からEs(n+1)までの距離を示す。なお、上記パラメータにおけるnは自然数である。また、本実施の形態において定義したパラメータを表すアルファベット、数値等の記号に付随して表記される括弧内の数値、及び記号は、例えばパラメータのP(n)を例とすると、(n)の部分を指し、連続印刷中何枚目に給紙搬送される用紙かを示している。さらに、画像形成領域E(n)、E(n+1)は、既に画像が行われている領域については画像形成された領域、まだ画像形成されておらずその後の搬送及び画像処理によって画像形成される領域については、画像形成が予定されている領域とする。
次に、各プロセスユニット430K〜460Cの位置の基準は、それぞれを構成する感光体ドラム431と、転写ローラ464とで形成されるニップ部とする。したがって、プロセスユニット430K〜430Cは、それぞれのニップ部とニップ部との間の間隔を置いて配設されていることになる。ここでは、プロセスユニット430Kからプロセスユニット430Yまでの距離をL、プロセスユニット430Yからプロセスユニット430Mまでの距離をL、プロセスユニット430Mからプロセスユニット430Cまでの距離をLとする。また、カラー画像形成部400内において、最上流に配設されるプロセスユニット430Kのニップ部から最下流に配設されるプロセスユニット430Cのニップ部までの距離(ニップ間距離)を転写処理領域Lallとすると、Lall=L+L+Lとなる。
2枚以上の用紙に対して連続印刷を実行させる場合、画像形成装置は各々の用紙に対して画像形成を行う。このとき、連続印刷が行われるn枚目の用紙P(n)と次のn+1枚目の用紙P(n+1)は、所定の用紙間距離Lを置いて、MPT320や用紙トレイ100から繰り出される。実施の形態1で説明する画像形成装置は、所定の厚さ以上の厚さを有する用紙を使用して連続印刷を行った場合、用紙の画像形成領域間の距離がプロセスユニット430K〜430Cまでのニップ間距離以上(L>Lall)となるように、用紙の搬送が制御部によって制御される。したがって、用紙の坪量が例えば120g/m以上の厚手の用紙を使用すると、実施の形態1で説明する画像形成装置における用紙間距離Lは下記式1となる。
>Lall=L+L+L
L=L−(B(n)+T(n+1))
L>(L+L+L)−(B(n)+T(n+1))・・・(式1)
すなわち、画像形成段階にある用紙P(n)の画像形成領域E(n)における画像形成領域の後端位置Ee(n)から、次に給紙される用紙P(n+1)上に画像形成が予定される画像形成領域E(n+1)の先端位置Es(n+1)までの媒体印刷間距離Lが、カラー画像形成部400内において最上流に配設されるプロセスユニット430Kが形成するニップ部から最下流に配設されるプロセスユニット430Cが形成するニップ部までの距離Lallよりも大きくなるように設定される。実施の形態1では、媒体印刷間距離LがLallより大きくなるように用紙を搬送するものであるが、説明を容易とするために、上記式1のように用紙間距離Lに置き換えて説明するものとする。
この設定により、カラー画像形成部400内において、用紙に転写を行う領域内、すなわち、プロセスユニット430Kと転写部460とが形成するニップ部から、搬送方向(図3中矢印a方向)に向かって転写領域Lallの長さまでの範囲内に、画像形成領域が用紙1枚分だけ存在することになる。
次に、1枚の用紙を搬送して、画像形成を行った場合の用紙Pの挙動について説明する。はじめに、用紙Pは、カラー画像形成部400の上流側に配設されるMPT320及び搬送ローラ対310の搬送機構によって搬送される。そして、用紙Pがカラー画像形成部400に向けて搬送されると、用紙Pの搬送方向前方は、プロセスユニット430K及び430Yと転写部460とによって形成されるニップ部等に扶持搬送され、用紙Pの後方は、搬送ローラ対310によって扶持搬送される。
搬送ローラ対310は、従動ローラ312を摩擦材316に均等に押しつけ、用紙Pを搬送するのに充分な搬送力を発生させるために、前記従動ローラ312の回転軸両端に図示しないスプリングが設けられている。この搬送ローラ対310による搬送力は、プロセスユニット430Kと転写部460とによって形成されるニップ部における搬送力よりも大きいため、用紙Pの速度は、搬送ローラ対310の速度変動の影響をより大きく受けることになる。さらに、用紙Pが搬送され続けると、用紙Pの先端Psがプロセスユニット430Mと転写部460とによって形成されるニップ部に到達する。このとき、用紙Pは、搬送方向に対して順に搬送ローラ対310、プロセスユニット430Kと転写部460とによって形成されるニップ部、プロセスユニット430Yによって形成させるニップ部及びプロセスユニット430Mと転写部460とによって形成されるニップ部によって扶持され、カラー画像形成部400内においては、さらに転写ベルト461に吸着されて搬送される。
このとき、カラー画像形成部400の全体による用紙Pへの搬送力は、搬送ローラ対310による搬送力よりも大きくなり、用紙Pの速度は、カラー画像形成部400における搬送速度の影響をより大きく受ける。さらに、用紙Pが搬送され続けると、用紙Pの後端Peは、搬送ローラ対310より抜け出す。このとき、用紙Pは、カラー画像形成部400によってのみ搬送力を受けて搬送される。このようにして、搬送過程において、用紙Pがプロセスユニット430K〜460Cと転写部460とによって形成されるニップ部によって挟まれる数、及び、転写ベルト461によって吸着される領域が徐々に広がっていき、用紙Pの搬送速度に大きく影響をおよぼす搬送機構が、搬送される用紙の位置と共に徐々に遷移していく。さらに用紙Pが搬送され続けると、用紙Pの先端Psは、定着部500の位置まで到達し、アッパローラ501及びロアローラ502によって形成されるニップ部による扶持搬送が行われる。この時点からの搬送過程において、用紙Pがプロセスユニットと転写部460とによって形成されるニップ部によって挟まれる数、及び、転写ベルト461によって吸着される領域が徐々に減少していき、搬送速度に大きく影響をおよぼす搬送機構が、カラー画像形成部400から定着部500に搬送される用紙位置と共に徐々に遷移していく。
このとき、用紙P上の画像は、搬送機構の速度変化が緩やかに起こるため、大きな色ずれを起こすことなく形成される。また、搬送ローラ対や定着部におけるローラ対などによって起こる速度変動を予め設定しておくように補正処理を行うことで、色ずれがより少ない高精度な画像形成を行うことができる。
ここで、複数枚の用紙を使用して連続印刷する場合における画像形成装置の動作及び用紙の挙動について説明する。はじめに1枚の用紙を印刷する時と同様に、1枚目の用紙P(1)が搬送され、画像形成される。
この過程において、書き込みセンサ314の位置に用紙P(1)が進入し、書き込みセンサ314が用紙先端Ps(1)を検出することで、用紙P(1)が書き込みセンサ314の位置に存在する状態となる。このとき、書き込みセンサ314は、主制御部601に対してセンサONの信号を送る。
用紙P(1)を検出した後、用紙P(1)がさらに搬送されることによって用紙P(1)が書き込みセンサ314の位置から用紙P(1)が抜け出ると、書き込みセンサ314が用紙後端Pe(1)が抜け出たことを検知し、用紙P(1)が書き込みセンサ314の位置に存在しない状態となる。このとき、書き込みセンサ314が主制御部601に対してセンサOFFの信号を送る。ここで、図示しない駆動源によって、搬送ローラ対310の駆動が停止する。
次に、MPT320により、2枚目の用紙P(2)が繰り出される。繰り出された用紙P(2)は、用紙センサ313により用紙先端Ps(2)を検出されると、その時点より所定量搬送され、図示しない駆動源によって、MPT320の駆動が停止する。このとき、用紙P(2)は、搬送ローラ対310によって形成されるニップ部に突き当てられて斜行が補正される。そして、用紙P(1)が書き込みセンサ314を通過し、センサOFFの状態となってから、上記式1を満たす距離Lだけ搬送された後、図示しない駆動源によって、搬送ローラ対310が駆動し、2枚目の用紙P(2)の搬送が開始される。
このとき、主制御部601は、用紙P(1)が書き込みセンサ314をセンサOFFとしたタイミングから、タイマーカウンタ601dによりカウントを開始し、予め設定された時間が経過することで、用紙P(1)が距離Lだけ搬送されたと判断する。この予め設定された時間は、画像形成時の搬送速度、搬送される用紙サイズによって、それぞれ求められている時間に、搬送機構における用紙のすべり、図示しない機構部品の接続の遅れなどにより発生するずれ分を一定値として加味されて決定される。
ここで、A4サイズの用紙を搬送する際の具体例を挙げる。距離(L1+L2+L3)が180mm、B(1)が10mm、T(2)が10mmであるとき、上記式1より、距離LはL>180−(10+10)=160[mm]となる。ここで、画像形成装置の設定として、L=(L1+L2+L3)−(B(1)+T(2))+5[mm]となるよう設定されているとすると、L=165[mm]となる。また、搬送ローラ対310の用紙搬送速度が70mm/sとなるよう回転駆動されるように設定されているとすると、用紙P(1)が165mm搬送される時間は、2.36secである。この用紙と搬送速度の設定において、搬送ローラ対310と用紙間でのすべり、書き込みセンサ314がONの状態の位置からOFFの状態の位置に戻るまでの時間等を考慮し、この遅れ時間があらかじめ0.06secと設定される。実際に用紙P(1)及び用紙P(2)が搬送されると、用紙P(1)が、書き込みセンサ314をOFFの状態としたタイミングでタイマーカウンタ601dによりカウントによるカウントが開始され、2.36−0.06=2.3[sec]経過後、搬送ローラ対310によって用紙P(2)の搬送が開始される。
用紙P(2)の搬送が開始された後、用紙P(2)も用紙P(1)と同様に、搬送及び画像形成される。連続印刷n枚目の用紙P(n)においても、同様に、n−1枚目の用紙P(n−1)とn枚目の用紙P(n)、n枚目の用紙P(n)とn+1枚目の用紙P(n+1)との用紙間距離Lが上記式1を満たすように搬送が行われる。
尚、本実施例における連続印刷n枚目に画像形成が行われる媒体の用紙先端部Ps(n)から画像形成が開始される位置Es(n)までの距離B(n)、及び、用紙P(n)における用紙先端部Ps(n)から画像形成が開始される位置Es(n)までの距離T(n)は、図示しないホストコンピュータより、図2におけるインターフェース部613に印刷データが転送された際に、転送された印刷データに含まれる画像形成領域に関する情報を主制御部601が受け取り、距離B(n)及び距離T(n)が設定される。そして、主制御部601は、用紙P(n)に対して設定された用紙P(n)を搬送させる媒体搬送速度と、設定された距離B(n)及び距離T(n)より、用紙P(n)の搬送に要する時間を主制御部601に内蔵される演算部により演算する。主制御部601は、用紙先端Ps(n)が書き込みセンサ314の位置に進入した信号を受け取ると、予め設定されている用紙先端Ps(n)がプロセスユニット430Kと転写部460とによって形成されるニップ部に到達するまでに要する時間に距離B(n)を搬送するために要する時間を加えた時間だけ用紙P(n)を搬送させた時点で、用紙P(n)上に印刷データに基づく画像が形成されるような制御を行う。距離T(n)に関して、主制御部601は、用紙後端Pe(n)が書き込みセンサ314の位置を抜け出した信号を受け取ると、その検知された時点より遡って、書き込みセンサ314がOFFの状態になってから前記距離T(n)を搬送させるために要する時間だけ前の時点で、用紙P(n)における画像形成領域E(n)の後端部Ee(n)が書き込みセンサ314の位置を通過したと判定する。そして、主制御部601は、演算された任意の距離を搬送するために要する時間を、内蔵するタイマーカウンタ601dを用いて、書き込みセンサ314のセンサON、OFFの状態の切り替わりを切っ掛けとして用紙間距離に関する制御を行う。
次に、実施の形態1における画像形成装置の駆動の制御について説明する。図4は、MPTから用紙を給紙した場合の画像形成装置の制御フローを示す図である。なお、後述するステップS1からステップS25において、排出センサ506は用紙の搬送異常を検出し、この排出センサ506で用紙の先端又は後端が検出されない場合は用紙搬送異常とするように制御される。
まず、主制御部601は、オペレーションパネル612での操作により設定された用紙に関する坪量や厚さなどの設定条件を読み込む(ステップS1)。読み込まれた用紙設定条件として、設定された用紙が用紙間制御を行うと規定された厚さ以上であると判断した場合、主制御部601により、紙間の設定が行われる(ステップS2)。主制御部601は、給紙モータ制御部602、ベルトモータ制御部604、IDモータ制御部605、定着モータ制御部606に指示を出し(ステップS3)、定着モータ611を駆動させて、定着部500内のアッパローラ501及びロアローラ502を回転させる(ステップS4)。そして、主制御部601は、ベルトモータ609を駆動させて、ドライブローラ462を回転させ(ステップS5)、IDモータ610を駆動させて、プロセスユニット430K〜430Cの各感光体ドラム431を回転させる(ステップS6)。さらに、主制御部601は、給紙モータ607を逆転駆動させることにより、MPTローラ324を回転させてMPT320から用紙P(1)を繰り出す(ステップS7)。
繰り出された用紙P(1)は、用紙先端Ps(1)が用紙センサ313に搬送され、用紙先端Ps(1)が通過したことを検知すると、MPTローラ324により用紙P(1)は、摩擦材316と従動ローラ312のニップ部に向けてさらに所定量搬送される。これにより、用紙先端Ps(1)は、ニップ部に突き当てられてから予め設定されている所定の突き当て距離だけ搬送される(ステップS9)。この突き当て動作により用紙に対してスキュー補正動作が行われる。主制御部601は、前記給紙モータ制御部602に指示を出し、給紙モータ607を正転駆動させて、搬送ローラ対310を回転させ(ステップS10)、用紙P(1)をカラー画像形成部400へ搬送する。
搬送ローラ対310から繰り出された用紙P(1)は、用紙先端Ps(1)が書き込みセンサ314に搬送され、用紙先端Ps(1)が通過したことを書き込みセンサ314が検出する(ステップS11)そして、用紙P(1)は、搬送ローラ対310、カラー画像形成部400内にある転写ベルト461と、各プロセスユニット430K〜430C内の各感光体ドラム431と、転写ローラ464、及び、定着部500内にあるアッパローラ501とロアローラ502にそれぞれ扶持搬送され、媒体搬送方向(図3中矢印a)に向かって所定量搬送され(ステップS12)、書き込みセンサ314がOFFとなる(ステップS13)。このとき、用紙センサ313、及び、書き込みセンサ314で用紙の先端又は後端が検出されない場合、用紙の搬送異常となる。
そして、主制御部601は、次の用紙P(2)に印刷する印刷命令の有無を確認する(ステップS14)。ステップS14において、次の用紙P(2)に印刷する印刷命令がない場合、主制御部601は、給紙モータ制御部602に対し、給紙モータ607の駆動を停止させるように制御する(ステップS21)。そして、用紙P(1)が搬送され続けると、用紙P(1)の後端部Pe(1)が排出センサ506の位置を通過したことを検知して排出センサ506がセンサOFFの状態となる(ステップS22)。
主制御部601は、IDモータ制御部605に対して、IDモータ610の駆動を停止させるように制御し(ステップS23)、ベルトモータ制御部604に対してベルトモータ609の駆動を停止させるように制御し(ステップS24)、定着モータ制御部606に対して定着モータ611の駆動を停止させるように制御し(ステップS25)、動作終了とする。
一方、ステップS14において、次の用紙P(2)に印刷する印刷命令がある場合、書き込みセンサ314がセンサOFFの状態となった後、主制御部601は、給紙モータ制御部602に指示を出し(ステップS15)、給紙モータ制御部602は給紙モータ607を逆転駆動させ(ステップS16)、MPTローラ324を回転させてMPT320から次頁として印刷を行う用紙P(2)を繰り出す。繰り出された用紙P(2)は、用紙先端Ps(2)が用紙センサ313に搬送される。そして、用紙センサ313は、搬送された用紙P(2)の用紙先端Ps(2)が通過したことを検出する(ステップS17)。用紙センサ313が用紙先端Ps(2)の通過を検知すると、MPT320によって、用紙P(2)は摩擦材316と従動ローラ312のニップ部に向けてさらに所定量搬送され、用紙先端Ps(2)は、ニップ部に突き当てられてから予め設定されている距離だけ搬送される(S18)。
その後、主制御部601は、給紙モータ制御部602に対して、給紙モータ607の駆動を停止させるように制御する(ステップS19)。そして、用紙P(1)がステップS13における書き込みセンサ314がセンサOFFとなったタイミングを起点として、上記式1を満たす所定距離Lだけ搬送されると、主制御部601は、給紙モータ制御部602に対して、給紙モータ607を駆動させるように制御し、再びステップS10からの制御を繰り返す(ステップS20)。
このように、本発明の画像形成装置は、連続印刷の際に、先に搬送された用紙と後に搬送される用紙間の距離を上記式1を満たすように制御するものである。ここで、このような制御を行わない画像形成装置を挙げて本発明と比較する。なお、この比較例として説明する画像形成装置の構成は略本発明の画像形成装置の構成と同様である。
上述した本発明の画像形成装置では、n−1枚目の用紙P(n−1)とn枚目の用紙P(n)、及び、n枚目の用紙P(n)とn+1枚目の用紙P(n+1)との用紙間距離Lが上記式1を満たすように用紙Pを搬送して連続印刷を行っていた。比較例で示す画像形成装置では、図5のように、n−1枚目の用紙P(n−1)とn枚目の用紙P(n)、及び、n枚目の用紙P(n)とn+1枚目の用紙P(n+1)との用紙間距離Lをそれよりも短くなるように一定の値で設定された用紙間距離Lexで用紙Pを搬送して連続印刷を行うものである。この用紙間距離Lexは、通常、画像形成装置のスループットを挙げるために、短い距離が設定されている。
比較例の画像形成装置は、n−1枚目の用紙P(n−1)が搬送された後、書き込みセンサ314の位置を抜け出ると、用紙後端Pe(n−1)が抜け出たことを書き込みセンサ314が検知し、用紙P(n−1)が書き込みセンサ314の位置に存在しない状態となる。このとき、書き込みセンサ314が主制御部601に対してセンサOFFの信号を送る。ここで、図示しない駆動源によって、搬送ローラ対310の駆動が停止する。
次に、MPT320により、n枚目の用紙P(n)が繰り出される。繰り出された用紙P(n)は、用紙センサ313により用紙先端Ps(n)が検出されると、その時点より所定量搬送され、図示しない駆動源によって、MPT320の駆動が停止する。このとき、用紙P(n)は、搬送ローラ対310によって形成されるニップ部に突き当てられて斜行が補正される。そして、n−1枚目の用紙P(n−1)が書き込みセンサ314を通過し、センサOFFの状態となってから、上記用紙間距離Lexだけ搬送された後、図示しない駆動源によって、搬送ローラ対310が駆動し、n枚目の用紙P(n)の搬送が開始される。
用紙P(n)の搬送が開始された後、用紙P(n)も用紙P(n−1)と同様に、搬送及び画像形成される。また、n+1枚目の用紙P(n+1)においても同様である。よって連続印刷n枚目の用紙P(n)は、n−1枚目の用紙P(n−1)とn枚目の用紙P(n)、n枚目の用紙P(n)とn+1枚目の用紙P(n+1)の間の距離が上記用紙間距離Lexとなるように搬送が行われる。
このように、比較例の画像形成装置では、用紙間の距離をLexとして連続印刷を行うため、カラー画像形成部400における用紙に転写を行う領域、すなわち、プロセスユニット430Kと転写部460とが形成するニップ部から搬送方向(図5中矢印a方向)に向かって転写処理領域Lallの長さまでの範囲内に、常に2枚以上の用紙Pが存在することになる。例えば、3枚の用紙を使って連続印刷する場合、前後の媒体の影響を受けることになる。以下、この影響について図6乃至図14を参照して説明する。
図6乃至図14は、比較例において、用紙3枚の連続印刷を行った場合における用紙の遷移の様子を示した図であり、図6から図14の順に用紙が遷移されていくものとする。また、ここでは、P1は1枚目に搬送される用紙、P2は2枚目に搬送される用紙、P3は3枚目に搬送される用紙のことを示す。そして、これらの用紙は、一般的にプリンタなどで印刷を行う際に、プリンタで印字可能なものとして推奨されているスペックの範囲内である坪量200g/m程度、厚さ0.2mm程度のものとする。
尚、図6乃至図14に示される画像形成装置の概略図は、図5に示される画像形成装置の構造をさらに簡略化したものである。また、図6乃至図14において、搬送ローラ対310によって形成されるニップ部をニップ部701、プロセスユニット430K〜430Cの各感光体ドラム431と転写部460とによって形成されるニップ部を、用紙の搬送方向上流側からニップ部702、ニップ部703、ニップ部704、ニップ部705、定着部500のアッパローラ501とロアローラ502によって形成されるニップ部をニップ部706とする。
まず、図6において、用紙P1が搬送ローラ対310に扶持搬送され、ニップ部702に突入し、用紙P1に対して画像形成が開始される。この状態では、用紙P1は用紙後端がニップ部702を抜けるまで、異なる搬送機構である搬送ローラ対310、及び前記カラー画像形成部400によって搬送される。このとき、用紙P1の剛性が高いため、撓むことなく用紙P1が転写ベルト461に進入する。
次に、用紙P1は、図7において、完全に転写ベルト461上に乗り、カラー画像形成部400によってのみ搬送される。このとき、用紙P1は、安定した速度で搬送される。
そして、図8のように、用紙P2が用紙P1と用紙間距離Lexだけ離間してニップ部701よりニップ部702に送り込まれる。これにより、用紙P1の画像形成の途中に転写ベルト461上に2枚の用紙が乗ることになる。このとき、図6における用紙P1の場合と同様に、用紙P2の剛性が高いため、撓むことなく用紙P2が転写ベルト461に進入する。そして、用紙P2は搬送ローラ対310の搬送速度でニップ部702に進入する。その際、転写ベルト461は、用紙P2により転写ベルト461の速度変動(速度ショック)が生じ、転写ベルト461を介して用紙P2の上流側を走行する用紙P1に対して速度変動が生じる。その場合、ニップ部703、704、705において、用紙P1の速度変動により色ずれが発生する。
そして、用紙P1は、図9において、ニップ部706に進入し、定着部500による搬送の影響を受ける。例えば、定着部500が速度変動して転写ベルト461よりも用紙の搬送速度が遅くなった場合、定着部500の搬送速度が用紙P1を介して、定着ベルト461に影響し、転写ベルト461の速度変動(この場合搬送速度が遅くなるような速度ショック)が生じる。これにより、転写ベルト461を介して、用紙P2に対して速度変動が生じる。その場合、ニップ部702において、用紙P2の速度変動により色ずれが発生する。ニップ部706における速度変動は、定着部500の温度変化により大きく左右される。定着部500の温度が変化すると、その温度変化によりアッパローラ501及びロアローラ502の外径が膨張収縮する。このように、外径が変化すると同回転数で駆動された場合に搬送距離に差が生じる。そのため、定着部500の速度変動の影響は大きく、色ずれを悪化させる大きな要因となる。また、定着部500の温度は、画像形成装置自身の内部温度、図示しない定着部温度を測定するサーミスタの測定精度と取り付け位置精度、通過して熱を奪う用紙の状態、幅、長さ、厚さ、用紙上に転写されているトナーの量など、温度変動要因となる要素数が多く、ニップ部706における温度を常に一定に保つことは困難を極める。
さらに、用紙P1がニップ部705を抜け出ると、用紙P2と用紙P3の状態は、図10において、図7の用紙P1と用紙P2と同様の状態となる。そして、用紙P2と用紙P3は、図11及び図12において、図8及び図9と同様の状態となる。そして、用紙P2がニップ部705を抜け出ると、用紙P3は、図13において、図7と同様の状態となる。最後に、図14のように、用紙P3は、後続する用紙がない状態でニップ部706に噛み込まれて搬送される。
用紙1枚で印刷を行う場合、ニップ部のどの位置で用紙が搬送されているか等によって、用紙搬送位置で画像処理の補正を変更するなどの対応が考えられるが、連続印刷を行う場合、異なる搬送機構の速度変動が時々刻々と入れ替わり、画像処理補正などによって対応することが極めて困難となる。また、印刷される用紙が厚い用紙や剛性の高い用紙であった場合、用紙が極めて撓みにくいため、用紙を介して、それぞれのニップ部における速度変動が伝達されやすくなり、速度変動の影響を大きく受けやすくなる。そのため、比較例における色ずれは大きくなる。
さらには、n枚の連続印刷を行う際、1枚目の用紙、2枚目からn−1枚目の用紙、及びn枚目の用紙が存在する。このとき、前方にのみ用紙が存在する状態と異なり、上述したように、連続印刷で前方に用紙がある状態となる2枚目以降の用紙において色ずれが大きくなりやすく、同一の画像を印刷させた場合、用紙各々で色ずれが起きるだけでなく、用紙毎にずれの度合いが異なるといったばらつきの大きい印字結果となる。
本発明の画像形成装置では、上記式1を満たすような用紙間距離Lを保つように制御部600によって用紙の搬送を制御する。これにより、カラー画像形成部400内における用紙に転写を行う領域内、すなわちプロセスユニット430Kと転写部460とが形成するニップ部から用紙の搬送方向に向かって転写処理領域Lallの長さまでの範囲内に、常に用紙1枚分よりも多い画像形成領域を存在させない。すなわち、前後に搬送されている用紙及び前後の用紙を搬送している搬送機構の影響を受けることがなくなる。したがって、常に一定の搬送状態を保つことが可能となり、画像形成時における色ずれを容易に防止することができる。
ここで、用紙の厚さと色ずれとの関係を説明する。用紙の坪量が120g/m以下といった薄い用紙では、撓むことで、その速度変動の影響を軽減することができる。したがって、比較例で示した用紙間距離Lexで連続印刷を行っても、色ずれが起こりにくい。一方、用紙の坪量が163g/m以上の厚紙では、撓みにくいため、比較例で示した用紙間距離Lexでは、大きな色ずれが発生してしまう。したがって、120g/mより大きい、例えば163g/m以上の厚紙を使用する場合、上記式1を満たすような用紙間距離Lで連続印刷を行うことで、色ずれを防止することができる。なお、坪量120g/mの用紙の厚さは用紙によってばらつきがあるものの大凡0.110mm〜0.130mmである。また、坪量163g/mの用紙の厚さは用紙によってばらつきがあるものの大凡0.150mm〜0.170mmである。すなわち、0.110mmより厚い用紙を使用するように設定した場合、上記式1を満たすような用紙間距離Lで連続印刷を行うことで、色ずれを防止することができる。
なお、上述した画像形成装置では、用紙の坪量や厚さをオペレーションパネル612で設定するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、画像形成装置と接続されている上位装置でこれら用紙の坪量や厚さといった設定を行い、その設定をインターフェース部を介して主制御部601が受け取ることで、印刷を行う用紙の厚さや坪量を設定してもよい。
実施の形態1で説明した画像形成装置は、図15のように、書き込みセンサの代わりに搬送される用紙の厚さを検知する紙厚検知部330を配設したものであっても同様の効果を得ることができる。この紙厚検知部330は、用紙が搬送される面の下側に固定されるように配設されるステージ部と、そのステージ部の上側に用紙搬送面に対して平行な面を上下に移動可能に配設されるレバー部と、ステージ部とレバー部とを付勢するためのスプリングと、レバー部が上下に移動した距離を検出する検出部とで構成されている。
搬送ローラ対310を通過してカラー画像形成部400に搬送される用紙は、スプリングによって付勢されるレバー部とステージ部との間に入り込む。そして、紙厚検知部330は、用紙が入り込むことで、上方向に移動したレバー部の移動量を検出部が検出し、その移動量を用紙の厚さとして認識する。検出された用紙の厚さは、主制御部601に送られる。主制御部601は、受け取った用紙の厚さのデータから、上述したような厚さを越えるものである場合、上記式1を満たすような用紙間距離Lで用紙を搬送するように制御する。この制御方法は、上述と同様である。
このように、用紙の連続印刷を行う場合、上記式1を満たすような用紙間距離L、すなわち、先に搬送される用紙の画像形成領域の後端から後に搬送される用紙の画像形成領域の前端までの距離が、画像形成部の最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上となるように、制御することで、用紙に印字される画像の色ずれが従来の場合と比べて大幅に改善される。特に厚紙のような用紙を使用する場合において大きな効果が得られる。
[実施の形態2]
図16のように、実施の形態2で説明する画像形成装置は、実施の形態1で説明した画像形成装置と同じ構成を有するものであるが、連続印刷の際に制御部よって搬送される用紙間の距離の設定が異なるものである。なお、実施の形態2で説明する画像形成装置は、実施の形態1で説明する画像形成装置の構成と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態2で説明する画像形成装置は、所定の厚さ以上の厚さを有する用紙を使用して連続印刷を行った場合、用紙間の距離がプロセスユニット430K〜430Cまでのニップ間距離以上(L>Lall)となるように、用紙の搬送が制御部によって制御される。したがって、用紙の坪量が例えば120g/m以上の厚手の用紙を使用すると、実施の形態2で説明する画像形成装置における用紙間距離Lは下記式2となる。
>Lall=L+L+L
>L+L+L・・・(式2)
すなわち、画像形成段階にある用紙P(n)の後端部Pe(n)から、次に給紙される用紙P(n+1)の先端部Ps(n+1)までの距離までの用紙間距離Lが、カラー画像形成部400内において最上流に配設されるプロセスユニット430Kが形成するニップ部から最下流に配設されるプロセスユニット430Cが形成するニップ部までの距離Lallよりも大きくなるよう設定される。
この設定により、カラー画像形成部400内において、用紙に転写を行う領域内、すなわち、プロセスユニット430Kと転写部460とが形成するニップ部から、搬送方向(図16中矢印a)に向かって前記転写処理領域Lallの長さまでの範囲内に、用紙が1枚分のみ存在することになる。
次に、実施の形態2における画像形成装置の駆動の制御について説明する。図17は、MPTから用紙を給紙した場合の画像形成装置の制御フローを示す図である。なお、ステップS101からステップS119においては、実施の形態1の図4におけるステップS1からステップS19までと同様であるため、説明を省略する。
ステップS119において、主制御部601が給紙モータ制御部602に対して、給紙モータ607の駆動を停止させるように制御した後、用紙P(1)がステップS113における書き込みセンサ314がセンサOFFとなったタイミングを起点として、上記式2を満たす所定距離Lだけ搬送されると、主制御部601は、給紙モータ制御部602に対して、給紙モータ607を駆動させるように制御し、再びステップS110からの制御を繰り返す(ステップS120)。ステップS121からステップS125においては、実施の形態1の図4におけるステップS21からステップS25までと同様であるため、説明を省略する。
本発明の画像形成装置では、上記式2を満たすような用紙間距離Lを保つように制御部600によって用紙の搬送を制御する。これにより、カラー画像形成部400内における用紙に転写を行う領域内、すなわちプロセスユニット430Kと転写部460とが形成するニップ部から用紙の搬送方向に向かって転写処理領域Lallの長さまでの範囲内に、常に用紙1枚分よりも多い用紙を存在させない。すなわち、前後に搬送されている用紙及び前後の用紙を搬送している搬送機構の影響を受けることがなくなる。したがって、常に一定の搬送状態を保つことが可能となり、画像形成時における色ずれを容易に防止することができる。
また、実施の形態2で説明した画像形成装置では、実施の形態1の画像形成装置に比べ、用紙間距離が長くなるように設定されている。これにより、後続する用紙の先端部がプロセスユニット430Kと転写部460とによって形成されるニップ部に突入する際の突き当てショックにより生じる速度変動や、先に搬送される用紙の後端部がプロセスユニット430Cから抜け出る際の抜けショックによる速度変動などを回避することができる。すなわち、より色ずれを防止することができる。
また、実施の形態2で説明した画像形成装置では、実施の形態1と比較して、用紙の先端部がプロセスユニット430Kと転写部460とによって形成されるニップ部に突入して画像形成が開始される際に、転写ベルト461上で用紙の速度変動を起こすような先に搬送されている用紙が存在しないため、連続印刷において、各用紙が一様に予定された書き出し位置から精度良く画像形成を開始することができる。
なお、図18は、本発明における用紙間距離の上限を説明する図である。実施の形態1及び実施の形態2で説明したように、上記式1又は式2を満たす用紙間距離となるように制御部で用紙の搬送を制御することで色ずれを防止することができる。この距離の上限である最大用紙間距離LMAXとしては、転写ベルト461に対して用紙が水平に搬送された場合に、用紙先端が転写ベルト461上に乗る位置であるテンションローラ463の軸線上dの位置から、用紙後端が転写ベルト461上から離れる位置であるドライブローラ462の軸線上cまでの距離とすることが好ましい。すなわち、転写ベルト461を張架して回転駆動するドライブローラ462、及び、テンションローラ463の軸間距離とすることが好ましい。これにより、色ずれの防止とともに、用紙搬送のスループットの低下を防止することができる。すなわち、本発明における用紙間の距離は、実施の形態1の用紙間距離L及び実施の形態の用紙間距離Lから、L1+L2+L3−(B(n)+T(n+1))<L<LMAXを満たすように制御部600が用紙の搬送を行うことが好ましい。
実施の形態1及び2では、MPTローラ324によるMPT320からの給紙搬送を例示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、画像形成装置本体の用紙トレイ100や図示しないオプションユニットに付属する用紙トレイなど、給紙方法が異なる場合においても同様の効果が得られる。また、給紙駆動の切り替え方法として、遊星ギア機構を使用しているが、駆動伝達手段は、これに限定されるものではなく、各搬送機構が別の駆動源を持つ場合、切り替え手段が電磁クラッチなどによる場合であっても同様の効果が得られる。
さらに、用紙間制御の基準となる検知手段として書き込みセンサを使用しているが、これに限定されるものではなく、異なる用紙センサ、給紙開始時間等を切っ掛けとする手段が異なる場合においても同様の効果が得られる。また、画像形成部におけるプロセスユニットとしてK、Y、M、Cの4色による画像処理方式について示したが、対応する印字色、プロセスユニットの数、画像処理の方式配設位置などはこれに限定されるものではない。そして、これらを用いた複写機、自動原稿読取装置などにも実施可能である。
実施の形態1で説明する本発明の画像形成装置の構成を示す図である。 実施の形態1で説明する本発明の画像形成装置の制御ブロック図である。 実施の形態1の本発明の画像形成装置における連続印刷時の動作を説明する図である。 実施の形態1で説明する本発明の画像形成装置の印刷時の処理を説明するフローチャートである。 比較例としての従来の画像形成装置における連続印刷時の動作を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 比較例の画像形成装置において、連続印刷の際の用紙の挙動を説明する図である。 実施の形態1で説明する本発明の画像形成装置の別の構成と、連続印刷時の動作を説明する図である。 実施の形態2の本発明の画像形成装置における連続印刷時の動作を説明する図である。 実施の形態2で説明する本発明の画像形成装置の印刷時の処理を説明するフローチャートである。 本発明の画像形成装置の用紙間距離の上限を説明する図である。
符号の説明
100d 支持軸
100 用紙トレイ
101 用紙
102、321 用紙載置板
103 リフトアップレバー
103d 支持軸
104 モータ
200 用紙繰り出し部
201 上昇検知部
202、323 ピックアップローラ
203 フィードローラ
204、325 リタードローラ
300 用紙搬送部
302、313 用紙センサ
303、310 搬送ローラ対
304、311 駆動ローラ
305、312 従動ローラ
314 書き込みセンサ
315 シャフト
316 摩擦材
320 MPT
324 MPTローラ
330 紙厚検知部
400 カラー画像形成部
430K,430Y,430M,730C プロセスユニット
431 感光体ドラム
432 帯電ローラ
433 露光装置
434 現像ローラ
435 クリーニングブレード
436 トナー収納部
460 転写部
461 転写ベルト
462 ドライブローラ
463 テンションローラ
464 転写ローラ
465 クリーニングブレード
466 トナーボックス
500 定着部
501 アッパローラ
502 ロアローラ
503a、b ハロゲンランプ
504a、b、c 排出ローラ対
505 スタッカ部
506 排出センサ

Claims (8)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記記録媒体の搬送方向に沿って並設される複数の画像形成部と、
    複数の前記画像形成部のそれぞれに対してニップ部を形成する転写部と、
    複数の前記画像形成部と前記転写部との間に配設され、前記記録媒体を搬送するベルト部材と、
    前記記録媒体の搬送方向上流側及び下流側に設けられ、前記ベルト部材を張架する張架部材と、
    前記記録媒体の厚さが所定の厚さ以上である場合、先に搬送される前記記録媒体の画像形成領域の媒体搬送方向後端から後に搬送される前記記録媒体の画像形成領域の媒体搬送方向前端までの媒体印刷間距離が、複数の前記画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上で、媒体搬送方向上流側の前記張架部材の軸線上から媒体搬送方向下流側の前記張架部材の軸線上までの軸間距離以下となるように前記記録媒体の搬送を制御し、前記記録媒体の厚さが所定の厚さ未満である場合、前記媒体印刷間距離が前記ニップ間距離未満として、前記記録媒体の搬送を制御する制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記記録媒体の坪量が120g/m以下の場合、前記媒体印刷間距離が前記ニップ間距離未満となるように前記記録媒体の搬送を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 連続印刷n枚目の記録媒体をP(n)、連続印刷n+1枚目の記録媒体をP(n+1)、連続印刷において前後の関係にあるP(n)とP(n+1)との間の距離である媒体間距離をL、複数の前記画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離をLall、記録媒体P(n)における媒体端部から画像形成が終了する位置までの距離をB(n)、P(n+1)における媒体端部から画像形成が開始される位置までの距離をT(n+1)とした場合、式(α)の関係を満たすこと
    を特徴とする請求項1、又は2に記載の画像形成装置。

    L>Lall−(B(n)+T(n+1))・・・・・式(α) (nは自然数)
  4. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記記録媒体の搬送方向に沿って並設される複数の画像形成部と、
    複数の前記画像形成部のそれぞれに対してニップ部を形成する転写部と、
    複数の前記画像形成部と前記転写部との間に配設され、前記記録媒体を搬送するベルト部材と、
    前記記録媒体の搬送方向上流側及び下流側に設けられ、前記ベルト部材を張架する張架部材と、
    前記記録媒体の厚さが所定の厚さ以上である場合、先に搬送される前記記録媒体の媒体搬送方向後端から後に搬送される前記記録媒体の媒体搬送方向前端までの媒体間距離が、複数の前記画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部から最下流側のニップ部までのニップ間距離以上で、媒体搬送方向上流側の前記張架部材の軸線上から媒体搬送方向下流側の前記張架部材の軸線上までの軸間距離以下となるように前記記録媒体の搬送を制御し、前記記録媒体の厚さが所定の厚さ未満である場合、前記媒体間距離が前記ニップ間距離未満として、前記記録媒体の搬送を制御する制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記記録媒体の坪量が120g/m以下の場合、前記媒体間距離が前記ニップ間距離未満となるように前記記録媒体の搬送を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録媒体の厚さを設定するインターフェース部を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 複数の前記画像形成部の媒体搬送方向最上流側のニップ部よりも上流側に、前記記録媒体の厚さを検知する紙厚検知部を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記記録媒体を収容する媒体収容部と、
    前記媒体収容部から前記記録媒体を給紙する給紙部材と、
    前記給紙部材により給紙された前記記録媒体の斜行を矯正するとともに、前記記録媒体を前記ベルト部材に搬送する搬送部材とを備え、
    前記制御部は、先の前記記録媒体が搬送された後、所定の時間経過後に後の前記記録媒体を搬送するよう前記搬送部材を制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像形成装置。
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