JP4499096B2 - 支持ピン把持装置および支持ピン保持装置 - Google Patents
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Description
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、安価でかつ支持ピンの把持,開放ないし保持,開放を迅速に行うことができる支持ピン把持装置ないし支持ピン保持装置の提供を課題とする。
また、本発明によって、ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを把持する支持ピン把持装置であって、(a)保持体により前記ピン支持部材に対して接近,離間可能に保持された把持装置本体と、(b)その把持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持された複数の支持ピン把持部材から成る開閉可能な把持部材群と、(c)前記把持装置本体により作動可能に保持され、前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴ってその把持装置本体と相対移動する前記保持体に設けられた係合部材との係合により、非作用位置から作用位置に向かって作動させられる作動部材と、(d)その作動部材と機械的に連動し、その作動部材が1回作動させられる毎に、前記把持部材群を開状態から閉状態へと閉状態から開状態へとに交互に切り換える切換装置とを含み、かつ、前記作動部材が前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動の方向に平行な軸方向に進退可能な進退部材であり、その進退部材から前記軸方向と交差する方向に突出させられた突部が、前記把持部材群と前記支持ピンとが把持部材群による支持ピンの把持が可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記係合部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって移動させる支持ピン把持装置が得られる。
さらに、ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを把持する支持ピン把持装置であって、(a)把持装置本体と、(b)その把持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持された複数の支持ピン把持部材から成る開閉可能な把持部材群と、(c)前記把持装置本体により作動可能に保持され、前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴ってその把持装置本体と相対移動する係合部材との係合により、非作用位置から作用位置に向かって作動させられる作動部材と、(d)その作動部材と機械的に連動し、その作動部材が1回作動させられる毎に、前記把持部材群を開状態から閉状態へと閉状態から開状態へとに交互に切り換える切換装置とを含み、かつ、前記作動部材が前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動の方向に平行な軸方向に進退可能な進退部材であり、その進退部材から下方へ係合アームが延び出させられ、その係合アームが、前記把持部材群と前記支持ピンとが把持部材群による支持ピンの把持が可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記ピン支持部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって移動させる支持ピン把持装置が得られる。
前記課題を解決するために、本発明はまた、ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを保持する支持ピン保持装置を、(a)保持装置本体と、(b)前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記保持装置本体により軸方向に進退可能に保持され、その保持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴って、前記支持ピンとの係合により非作用位置から作用位置に向かって後退させられる進退部材と、(c)前記保持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持され、前記嵌合穴に嵌合された前記支持ピンに、その支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合して、支持ピンの前記嵌合穴からの離脱を防止する離脱防止部材と、(d)前記進退部材と機械的に連動し、その進退部材が1回作動させられる毎に、前記離脱防止部材を係合状態から非係合状態へと、非係合状態から係合状態へとに交互に切り換える切換装置とを含むものとすることを特徴とする。
また、本発明によって、ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを保持する支持ピン保持装置であって、(a)保持体により前記ピン支持部材に対して接近,離間可能に保持された保持装置本体と、(b)前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記保持装置本体により軸方向に進退可能に保持され、その保持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴って、前記保持体に設けられた係合部材と係合し、非作用位置から作用位置に向かって後退させられる進退部材と、(c)前記保持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持され、前記嵌合穴に嵌合された前記支持ピンに、その支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合して、支持ピンの前記嵌合穴からの離脱を防止する離脱防止部材と、(d)前記進退部材と機械的に連動し、その進退部材が1回作動させられる毎に、前記離脱防止部材を係合状態から非係合状態へと、非係合状態から係合状態へとに交互に切り換える切換装置とを含み、かつ、前記進退部材から前記軸方向と交差する方向に突出させられた突部が、前記離脱防止部材と前記支持ピンとが離脱防止部材が支持ピンに係合可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記係合部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって後退させる支持ピン保持装置が得られる。
さらに、ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを保持する支持ピン保持装置であって、(a)保持装置本体と、(b)前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記保持装置本体により軸方向に進退可能に保持され、その保持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴って非作用位置から作用位置に向かって後退させられる進退部材と、(c)前記保持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持され、前記嵌合穴に嵌合された前記支持ピンに、その支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合して、支持ピンの前記嵌合穴からの離脱を防止する離脱防止部材と、(d)前記進退部材と機械的に連動し、その進退部材が1回作動させられる毎に、前記離脱防止部材を係合状態から非係合状態へと、非係合状態から係合状態へとに交互に切り換える切換装置とを含み、かつ、前記進退部材から下方へ係合アームが延び出させられ、その係合アームが、前記離脱防止部材と前記支持ピンとが離脱防止部材が支持ピンに係合可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記ピン支持部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって後退させる支持ピン保持装置が得られる。
把持装置本体とピン支持部材との相対移動に伴って作動部材と係合部材とが係合し、作動部材が非作用位置から作用位置に向かって作動させられ、その作動と機械的に連動して、把持部材群が開閉させられ、支持ピンを把持,開放する。支持ピン把持装置が支持ピンをピン支持部材に取り付け、取り外すためには、支持ピン把持装置とピン支持部材との相対移動が不可欠であり、その不可欠の相対移動の利用により支持ピンを把持,開放することができ、支持ピン把持部材の開閉のために専用のアクチュエータを設けなくてもよいのであり、支持ピン把持装置を安価に構成することができる。また、支持ピン把持部材の開閉のために、制御装置による電気的な制御が不要であり、支持ピンを迅速に把持,開放することができる。
また、本発明に係る支持ピン保持装置においては、保持装置本体とピン支持部材との不可欠の相対移動を利用して、離脱防止部材が、支持ピンに係合する係合状態と支持ピンに係合しない非係合状態とに切り換えられ、上記支持ピン把持装置におけるのと同様な効果が得られる。
把持装置本体と、
その把持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持された複数の支持ピン把持部材から成る開閉可能な把持部材群と、
前記把持装置本体により作動可能に保持され、前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴ってその把持装置本体と相対移動する係合部材との係合により、非作用位置から作用位置に向かって作動させられる作動部材と、
その作動部材と機械的に連動し、その作動部材が1回作動させられる毎に、前記把持部材群を開状態から閉状態へと閉状態から開状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含む支持ピン把持装置。
(2)前記把持部材群と前記支持ピンとが、把持部材群による支持ピンの把持が可能な位置へ相対移動するのに伴い、支持ピンと係合し、支持ピンにより前記非作用位置から前記作用位置に向かって移動させられる位置に前記作動部材が設けられており、支持ピンが前記係合部材として機能する(1)項に記載の支持ピン把持装置。
支持ピンは、例えば、その先端部において作動部材に係合するようにしてもよく、先端部以外の部分において係合するようにしてもよい。
本項に記載の支持ピン把持装置によれば、作動部材が把持対象部材である支持ピンそのものによって作動させられるため、係合部材を支持ピンとは別部材により構成する場合に比較して支持ピン把持装置を簡易化でき、コスト低減を図り得る。
(3)前記作動部材が前記把持部材群の中央部奥に設けられ、前記把持部材群内に進入した支持ピンの先端部により作動させられる位置に設けられた(2)項に記載の支持ピン把持装置。
「中央部奥」は、中央奥および中央近傍部奥を含む。作動部材は、被作動部を含む全体を把持部材群と同軸に設けてもよく、被作動部を支持ピンの先端部と係合可能な位置に設け、その他の部分は把持部材群の開閉軸線と交差する方向に外して設けてもよい。前者の場合、作動部材は把持部材群の中央奥に設けられ、後者の場合、中央近傍部奥に設けられることとなる。
本項に記載の支持ピン把持装置によれば、作動部材を把持部材群の中央部奥に設ければよく、支持ピンの先端部以外の部分と係合する場合のように、先端部以外の部分と係合する部分を設けなくてよい。
(4)前記切換装置が、
前記作動部材の運動を前記把持部材群の開閉運動に変換する運動変換機構と、
前記作動部材が前記係合部材との係合により1回作用位置の近傍へ押された際はその作動部材を前記作用位置に保持し、次にもう1回押された際はその保持を解除して作動部材が非作用位置へ復帰することを許容する作動部材制御装置と
を備えた(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
把持部材群が開状態に切り換えられた状態において作動部材が非作用位置から作用位置の近傍へ押されれば、把持部材群が閉状態に切り換えられて支持ピンを把持するとともに、作動部材が作用位置に保持されてその閉状態を維持する。そして、次に作動部材が押されて非作用位置へ復帰すれば、把持部材群が開状態に切り換えられて支持ピンを開放する。把持部材群の開状態から閉状態への切換えも、閉状態から開状態への切換えも、作動部材を作用位置の近傍へ押すことにより行うことができ、把持装置本体とピン支持部材との同じ相対移動動作によって支持ピンの把持と開放とを行うことができる。
(5)前記作動部材制御装置が、前記装置本体と前記作動部材との一方に設けられた係止部材と他方に設けられた被係止部材とを含む係止装置であり、被係止部材が、係止部材によって係止されることにより前記作動部材を前記作用位置に保持する被係止部と、係止部材を案内し、前記作動部材の1回の作動に起因する係止部材と被係止部材との相対移動に伴って係止部材を前記被係止部を係止する係止位置へ導き、次の1回の相対移動に伴って係止部材による被係止部の係止を解除して係止部材を原位置へ導く案内部とを備えた(4)項に記載の支持ピン把持装置。
係止装置を用いれば、被係止部材の形状の選定により容易に係止部材の所望の動作を実現することができ、把持装置本体とピン支持部材との相対移動を作動部材の運動に容易に変換することができる。
(6)前記係止部材が、回動軸部とその回動軸部からほぼ直角方向に延び出た一対のアーム部と、それらアーム部の自由端部に設けられた一対の係合部とを備え、回動軸部において前記把持装置本体と前記作動部材との一方に回動可能に保持された回動係止部材であり、前記被係止部材が、互いに共同して前記一対の係合部を案内する一対の案内部を備えた(5)項に記載の支持ピン把持装置。
回動軸部,一対のアーム部および一対の係合部は一体的に設けられる。本項の支持ピン把持装置によれば、係止部材を構造の簡単なものとすることができる。
一対の係合部にそれぞれ、ローラを回転可能に設けて回転係合部とし、係合部と案内部との摩擦を軽減させてもよい。
(7)前記一対の案内部が、前記作動部材の2回の作動に伴って前記一対の係合部に前記被係止部を含んで予め設定された周回運動を行わせる形状を有する(6)項に記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置によれば、係止部材に、被係止部に対する係止と、係止解除との異なる2種類の動作を、作動部材の2回の作動に伴って容易に行わせることができる。
(8)前記把持部材群が対称軸に対して軸対称に開閉するものである(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置によれば、例えば、軸線が位置決めされた支持ピンを、その位置決めを妨げることなく、把持部材群が把持することができる。また、複数の支持ピン把持部材のうちの一つを閉方向に移動させることにより、残りが閉方向に移動させられるようにすることができる。
把持部材群を軸対称に開閉するものとすることは不可欠ではなく、例えば、支持ピンの被把持部の横断面形状が支持ピンの軸線に対して非対称であり、例えば、支持対象部材を支持する支持面に対して偏心した形状を有している場合、把持部材群は開閉軸に対して非対称に開閉するものとされる。
(9)前記作動部材が軸方向に進退する進退部材である(1)項ないし(8)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置によれば、例えば、作動部材を回動部材とする場合に比較して、支持ピン把持装置を、把持装置本体の軸線と交差する方向においてコンパクトに構成することができる。
(10)前記作動部材が、前記対称軸上に配設され、その対称軸に沿って進退する進退部材である(8)項に記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置の作動部材は、被作動部を含む全体が把持部材群の中央奥に位置し、支持ピン把持装置をよりコンパクトに構成することができる。
(11)前記作動部材を把持装置本体に対して前記作用位置から前記非作用位置に向かう向きに付勢する付勢手段を含む(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
付勢手段は、スプリング等の弾性部材の他、重力を含む。
作動部材は、付勢手段の付勢力に抗して非作用位置から作用位置に向かって作動させられ、付勢手段の付勢により非作用位置へ戻される。
(12)前記付勢手段が、前記作動部材と前記把持装置本体との間に配設された弾性部材を含む(11)項に記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置によれば、弾性部材の弾性力により作動部材を確実にかつ迅速に非作用位置に復帰させることができる。
(13)前記運動変換機構が、前記複数の支持ピン把持部材のそれぞれに一端部が相対回動可能に連結されるとともに、他端部同士が互いに相対回動可能に連結された複数の連結リンクと、それら連結リンクの前記他端部を前記進退部材の進退方向には移動可能であるがその進退方向と交差する方向には移動不能に案内する案内手段とを含む(9)項ないし(12)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置によれば、複数の支持ピン把持部材を一斉に移動させることができる。また、複数の支持ピン把持部材の一つに開閉動作を行わせれば、連結リンクを介して他の支持ピン把持部材にも開閉動作を行わせることができる。複数の支持ピン把持部材および複数の連結リンクを軸対称に構成すれば、複数の支持ピン把持部材を軸対称に移動させ、把持部材群を軸対称に開閉させることができる。
(14)支持ピンが前記係合部材として機能し、前記進退部材が前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記複数の支持ピン把持部材が、それぞれの自由端部において前記支持ピンにその支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合する(9)項ないし(13)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
嵌合穴との嵌合により支持ピンの心出しが為されるとともに、支持ピン把持部材が支持ピンを、心出しが為された状態で把持することができる。心出しが為されることにより、支持ピンをピン支持部材等の予め設定された位置に正確に配置することができる。
進退部材が支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備えたものである場合には、上記のように支持ピンの位置決めは嵌合穴との嵌合によって行われるため、支持ピン把持部材は支持ピンの嵌合穴からの離脱を防止すればよく、1つとすることも可能である。この場合には、支持ピン把持部材は「把持」はしないため、離脱防止部材と称すべきものとなる。
(15)前記作動部材が、前記把持装置本体に軸方向に進退可能に嵌合された進退部材であり、前記複数の支持ピン把持部材がその進退部材に相対移動可能に保持される一方、前記把持装置本体に、進退部材の後退に伴って前記複数の支持ピン把持部材の少なくとも1つに係合することによりその少なくとも1つを閉方向に移動させる作用部が設けられ、その作用部が前記運動変換機構の少なくとも一部を構成する(4)項に記載の支持ピン把持装置。
本項の特徴は、前記(5)項ないし(14)項のいずれかに記載の特徴と組み合わせて採用することができる。
(16)前記作用部が、前記把持装置本体により前記進退部材の進退方向と交差する方向に移動可能に設けられ、かつ付勢手段により前記少なくとも1つの支持ピン把持部材に接近する向きに付勢された可動作用部材により構成された(15)項に記載の支持ピン把持装置。
本項の支持ピン把持装置によれば、例えば、支持ピン把持部材が確実に支持ピンを把持することができる。作用部は把持装置本体に固定して設けてもよい。しかし、その場合、複数の支持ピン把持部材が軸対称に移動させられる場合には、支持ピン把持部材が最も閉じられたときの角度が作用部の配置に応じて決まり、支持ピン把持装置の構成部材の製造誤差や組付け誤差等により、支持ピン把持部材の閉角度にばらつきが生じ、不足すれば、支持ピンを把持できない事態が生じることがある。それに対し、作用部が可動作用部材により構成され、付勢手段により付勢されるものとすれば、可動作用部材を、支持ピン把持部材を支持ピンを把持することが予定される位置より更に閉方向に移動させることができるように設けることにより、構成部材製造誤差等があっても閉角度が不足することはなく、支持ピン把持部材に支持ピンを確実に把持させることができる。支持ピン把持部材が支持ピンを把持した後は、可動作用部材が付勢手段の付勢力に抗して移動することにより、支持ピン把持部材が余分に閉方向に移動させられることがなく、支持ピン把持部材や支持ピンが損傷することはない。
可動作用部材は、進退部材の進退方向と交差する回動軸線まわりに回動させられる回動型作用部材としてもよく、進退部材の進退方向と交差する方向に直線移動させられる直線移動型作用部材としてもよい。
(17)前記複数の支持ピン把持部材がそれぞれ一軸線まわりに回動可能な回動型把持部材である(1)項ないし(16)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置。
支持ピン把持部材は、支持ピンの軸線と交差する方向に直線移動させられて支持ピンを把持,開放する直線移動型把持部材としてもよいが、回動型把持部材とすれば、支持ピン把持装置を簡易にかつコンパクトに構成することができる。
その基台に、基端部が前記内側空間内に位置するとともに軸方向に相対移動可能に保持され、基台から突出した突出部の先端でプリント基板を支持するピン部材と、
前記基台の前記内側空間内に少なくとも傾動可能に配設され、基台が磁性材料製のピン支持部材上に載置された状態で、そのピン支持部材に磁気的に吸引され、その磁気吸引力に基づいて基台にその基台をピン支持部材に押し付ける力を加える永久磁石部と、
前記ピン部材の前記内側空間内に位置する部分と前記永久磁石部との少なくとも一方に設けられ、ピン部材に引張力が加えられた場合に、その引張力を前記永久磁石部に、その永久磁石部を前記ピン支持部材に対して相対的に傾動させつつピン支持部材から離間させる力として伝達する力伝達装置と
を含む支持ピン。
プリント基板は、プリント配線が形成された板であるプリント配線板、電子回路部品が所定の位置に搭載されるとともにはんだ付け接合されて実装が完了した製品たるプリント回路板、およびそれらの間の過程にある半製品を含むものとする。
永久磁石部は、永久磁石のみにより構成されてもよく、永久磁石と永久磁石を固定的に保持する部材とにより構成されてもよい。
永久磁石部は基台の内側空間内に少なくとも傾動可能に配設されており、ピン部材に引張力が加えられたとき、まず、永久磁石部が傾動させられ、それによって磁気吸引力が減少させられた状態で基台がピン支持部材から離間させられ、支持ピンがピン支持部材から取り外される。
永久磁石部をピン支持部材から離間させれば、支持ピンをピン支持部材から取り外すことができるのであるが、永久磁石部全体を同時にピン支持部材から離間させようとすれば、永久磁石部全体に作用する磁気吸引力に打ち勝つ引張力を作用させることが必要であり、大きい引張力が必要である。それに対し、永久磁石部を傾動させる場合には、永久磁石部全部を同時に離間させる場合より小さい引張力で済み、より小さい引張力で永久磁石をピン支持部材から離間させることができる。また、永久磁石部が傾動させられるとき、基台およびピン部材が傾くことはなく、支持ピンをピン支持部材により支持された状態と同じ姿勢で取り外すことができる。
永久磁石を有し、磁気吸引力によってピン支持部材に固定される支持ピンは、例えば、特開2003−283197号公報に記載されている。この公報に記載の支持ピンにおいては、支持ピンに回動可能に設けられたレバーに永久磁石が固定されている。一対の把持部を有する支持ピン把持装置が支持ピンを把持する際の把持動作の利用によりレバーが回動させられ、永久磁石がピン支持部材から遠ざけられてから支持ピンがピン支持部材から取り外される。しかし、この支持ピンにおいては、レバーを回動させる必要上、支持ピン把持装置の把持動作を大きくすることが必要であるため、支持ピン把持装置が大形化するとともに、支持ピンの把持,解放に時間がかかる問題がある。また、プリント基板の既に電子回路部品が装着されている裏面を支持する場合、レバーが既装着回路部品と干渉する恐れがあり、支持位置が限定される問題もある。
本項の支持ピンによれば、そのような問題を生じることなく、磁気吸引力を減少させて支持ピンをピン支持部材から容易に離間させることができる。
しかも、支持ピンのピン支持部材からの取外し時に為されるのが普通である支持ピンの単純な引張動作によって永久磁石部を傾動させることができ、支持ピンの取外しに要する作業時間を長くすることなく磁気吸引力を減少させて、支持ピンを容易に取り外すことができる。(20)項ないし(31)項に記載の支持ピンの把持には、 (1)項ないし(17)項に記載の支持ピン把持装置が使用可能であるが、これに限らず、支持ピンを把持して引張力を加えることができる支持ピン把持装置であれば、使用可能である。作業者が取付け,取外ししてもよい。
(21)前記永久磁石部が前記内側空間内に前記基台に対して相対移動自在に配設された(20)項に記載の支持ピン。
永久磁石部は、内側空間内に傾動のみ可能に設けてもよいが、相対移動自在に配設すれば、永久磁石部の拘束が少なくて済み、傾動可能な状態で配設することが容易である。
(22)前記基台が、前記内側空間として底部が開放された凹部を備えたものである(20)項または(21)項に記載の支持ピン。
基台の内側空間内に配設された永久磁石部とピン支持部材との間に磁気吸引力が作用し易く、基台が確実にピン支持部材に押し付けられる。
(23)前記永久磁石部と前記基台とがそれぞれ、永久磁石部が前記ピン支持部材に最も接近した状態において互いに係合し、前記磁気吸引力を基台に伝達して基台をピン支持部材に押し付ける力伝達部を備えた(20)項ないし(22)項のいずれかに記載の支持ピン。
永久磁石部は、磁気吸引力が作用すればよく、ピン支持部材に接触させてもよく、接触させなくてもよい。前者の場合、直接接触させてもよく、間接的に接触させてもよい。
(24)前記基台が、前記内側空間として底部が開放された凹部を備えたものであり、その凹部の少なくとも一部が底板により覆われており、その底板の上面と前記永久磁石部の底面とが前記力伝達部として機能する(23)項に記載の支持ピン。
本項の支持ピンによれば、磁気吸引力に基づく押付力が、ピン支持部材の近くにおいて永久磁石部から基台に伝達され、支持ピンが安定してピン支持部材に取り付けられる。
凹部に底板を設けることは不可欠ではなく、開放されたままでもよい。この場合、例えば、基台に内側空間内に位置する係合部を設けるとともに、永久磁石部にその係合部に、ピン支持部材とは反対側から係合する係合部を設け、押付力を加えさせる。これら係合部が力伝達部を構成する。
(25)前記底板が非磁性材料から成る (24)項に記載の支持ピン。
永久磁石部が基台に押付力を伝達するとき、底板が磁化されず、永久磁石部と底板とは互いに磁気的に吸引されず、永久磁石部を傾動させる際の引張力が大きくなることが回避される。
(26)前記基台の底面がゴム層により覆われた(20)項ないし(25)項のいずれかに記載の支持ピン。
ゴムは摩擦係数が高い高摩擦材料の一種である。基台の底面が高摩擦材料層によって覆われることにより、支持ピンとピン支持部材との間に大きい摩擦力が得られる。そのため、支持ピンに、その軸線と交差する方向の力が作用しても位置がずれ難く、プリント基板を安定して支持することができる。また、高摩擦材料層はクッションとしても機能し、支持ピンがピン支持部材や支持ピン収納装置等のピン支持面上に載置されたとき、それらを損傷することが防止される。
(27)前記力伝達装置が、前記ピン部材の前記内側空間内に位置する部分と共に移動する第一係合部と、前記永久磁石部と共に移動する第二係合部とを備え、それら第一係合部と第二係合部とが、前記永久磁石部と前記ピン支持部材との間に作用する磁気吸引力の合力の作用線から外れた位置において互いに係合することにより、永久磁石部に回転モーメントを生じさせる(20)項ないし(26)項のいずれかに記載の支持ピン。
回転モーメントを生じさせるための引張力は、永久磁石部全体をピン支持部材から一挙に離間させるための引張力より小さくて済む。
(28)前記力伝達装置が、前記ピン部材の前記内側空間内に位置する部分に固定的に設けられた一対の第一係合部と、前記永久磁石部に固定的に設けられた一対の第二係合部とを備え、前記一対の第一係合部の一方と他方と前記一対の第二係合部の一方と他方とが、前記永久磁石部が前記ピン支持部材に最も接近して前記基台に前記磁気吸引力に基づく力を加える状態において、前記ピン部材の軸方向において互いに異なる距離を隔ててそれぞれ対向する(20)項ないし(27)項のいずれかに記載の支持ピン。
ピン部材に引張力が加えられるとき、一対ずつの第一,第二係合部のうち、まず、互いに近いものが係合し、永久磁石部を、第一,第二係合部が互いに遠い第二係合部側の部分を支点にして傾動させ、磁気吸引力を減少させる。ピン部材が更に引っ張られれば、一対ずつの第一,第二係合部の他方(互いに遠いもの)が係合し、永久磁石部の上記支点となった部分をピン支持部材から離間させて、磁気吸引力を消滅させる。永久磁石部全体を内側空間内においてピン支持部材から離間させ、磁気吸引力を効果的に消滅させることができる。永久磁石部をそれの一端を支点にして傾動させるために必要なピン部材の引張力も、支点となった一端をピン支持部材から離間させるために必要な引張力も、永久磁石部全体を一挙にピン支持部材から離間させるために必要な引張力より小さくて済み、結局比較的小さい引張力で支持ピンをピン支持部材から取り外すことができる。
(29)前記一対の第一係合部が、前記ピン部材の前記内側空間内に位置する部分に固定的に設けられ、横断面形状が概してC字形を成し、そのC字の開放部が下方を向いたC形部材の両端部により形成され、前記一対の第二係合部が、前記永久磁石に一体的に設けられ、側方へ突出した一対の突部により形成され、それら一対の突部と前記C形部材の前記両端部との少なくとも一方が、前記ピン部材の軸方向における位置を互いに異にする(28)項に記載の支持ピン。
(30)前記基台が下方に開放された溝を有して溝形を成し、前記C形部材が前記溝内に、前記両端部がその溝に平行に延びる姿勢で収容され、ぞれら基台とC字形部材とにより四方をほぼ囲まれた空間内に前記永久磁石部が相対移動は自在であるが空間からの離脱は防止された状態で配設された(29)項に記載の支持ピン。
基台およびC形部材が永久磁石の離脱防止手段を構成し、それらとは別に離脱防止手段を設ける場合に比較して支持ピンを簡易にかつ安価に構成することができる。
(31)前記基台に前記ピン部材の基台側への移動限度を規定する移動限度規定部が設けられた(20)項ないし(30)項のいずれかに記載の支持ピン。
永久磁石部の傾動により磁気吸引力が減少させられた状態から更にピン部材に引張力が加えられるとき、移動限度の規定によりピン部材が基台に係合して基台をピン支持部材から離間させる。本項の支持ピンは、支持ピン把持装置により自動でピン支持部材に取付け,取外しされる支持ピンとして好適である。
前記可動フレームに、その可動フレームと共に移動可能に取り付けられた支持ピン収納装置。
搬送幅は、例えば、プリント基板の種類が変わり、幅が変わる場合に変更される。支持ピンのプリント基板支持位置は、プリント基板の種類によって異なるのが普通であり、プリント基板の種類に応じて支持ピンが配置される。この際、支持ピンが支持ピン収納装置に収納されたり、支持ピン収納装置から支持ピンが取り出され、プリント基板の支持に用いられたりするのであるが、支持ピン収納装置が可動フレームと共に移動可能に取り付けられていれば、支持ピン収納装置を、プリント基板の種類を問わず、常にプリント基板近傍であって、支持ピン配置領域近傍に位置させることができ、支持ピンの収納,取出しを迅速に行うことができる。
また、本支持ピン収納装置が電子回路部品をプリント基板に取り付ける電子回路部品装着システムに設けられる場合、部品装着能率の低下を回避することができる。例えば、固定フレーム側に部品供給装置が設けられている場合、支持ピン収納装置を固定フレームに取り付ければ、その分、プリント基板と部品供給装置の部品供給部との距離が長くなり、部品装着ヘッドの移動に時間を要するのであるが、可動フレームと共に移動可能に取り付けられれば、部品装着ヘッドの移動距離が長くなることがなく、装着能率の低下が回避される。
(41)前記支持ピンを収納する収納部が複数、前記可動フレームの長手方向に平行に並べて配列された収納部列を少なくとも1列備えた(40)項に記載の支持ピン収納装置。
可動フレームの長手方向に平行な方向においては、少なくとも可動フレームが設けられている領域内において収納部を設けることができ、可動フレームの移動方向と平行な方向においてはコンパクトでありながら、収納数の多い支持ピン収納装置を得ることができる。
(42)当該支持ピン収納装置に収納された支持ピンの、前記可動フレームの移動に伴って変化する前記基板コンベヤの幅方向の位置を検出する支持ピン位置検出装置を含む(40)項または(41)項に記載の支持ピン収納装置。
支持ピンの位置検出は、例えば、支持ピン収納装置の可動フレームへの取付け時に行ってもよく、取付け後、予め設定された条件の成立時に行なってもよい。例えば、設定時間の経過時、設定枚数のプリント基板への電子回路部品の装着終了時等に位置を検出し直すのである。
可動フレームが移動させられれば、それに伴って支持ピン収納装置の基板コンベヤの幅方向の位置が変わるが、支持ピン位置検出装置によって支持ピンの位置を検出することにより、例えば、支持ピンの支持ピン収納装置への収納,取出しを自動で行う場合、支持ピン取付取外装置をピン収納装置に収納された支持ピンや空のピン収納部へ精度良く移動させ、支持ピンの損傷等を生ずることなく、収納,取出しを行うことができる。
(43)前記支持ピン位置検出装置が、
当該支持ピン収納装置に収納された支持ピンまたはそれと共に移動する部材の予め定められた部分である被撮像部を、その被撮像部と対向する位置から撮像する撮像装置と、
その撮像装置を、少なくとも前記基板コンベヤの幅方向に移動させる撮像装置移動装置と、
その撮像装置移動装置によって移動させられた前記撮像装置の位置と、その位置において撮像された画像内における前記被撮像部の位置とに基づいて、前記支持ピンの位置を演算する位置演算装置と
を含む(42)項に記載の支持ピン収納装置。
支持ピンと共に移動する部材には、例えば、支持ピン収納装置そのものや、可動フレームがある。被撮像部は、例えば、支持ピンの先端面や支持ピンに設けられたマークや凹凸でもよく、支持ピン収納装置や可動フレームに設けられたマークや凹凸等、撮像により他の部分と区別して認識可能な部分でもよい。支持ピン収納装置の予め定められた部分を被撮像部とすれば、支持ピン収納装置に支持ピンが収納されていない状態においても被撮像部を撮像し、収納が予定されている支持ピンの位置を検出することができる。
(44)前記支持ピン位置検出装置が、
前記可動フレームを移動させるフレーム移動装置に設けられ、可動フレームの位置に対応する信号を出力するエンコーダと、
そのエンコーダに接続され、エンコーダの出力に基づいて、その収納部に収納された支持ピンの位置を演算する位置演算装置と
を含む(42)項または(43)項に記載の支持ピン収納装置。
可動フレームの位置は、その移動に伴って自動的に得られ、支持ピンの位置が迅速に検出される。
(45)前記位置演算部が、前記エンコーダの出力と、予め設定されている可動フレームと前記収納部との相対位置の情報とに基づいて前記支持ピンの位置を演算するものである(44)項に記載の支持ピン収納装置。
(46)当該支持ピン収納装置が、前記可動フレームの前記固定フレーム側とは反対側の位置において可動フレームに取り付けられた(40)項ないし(45)項のいずれかに記載の支持ピン収納装置。
本項の支持ピン収納装置においては、支持ピン収納装置が基板搬送領域外に設けられることとなり、基板コンベヤにより搬送されるプリント基板との干渉回避を考慮することなく、設けることができる。支持ピン収納装置を可動フレームの固定フレーム側の位置に取り付けてもよい。しかし、その場合、支持ピン収納装置は、基板コンベヤの基板搬送領域内に位置することとなり、例えば、支持ピン収納装置を昇降可能に設け、プリント基板や、その裏面に既に装着されている電子回路部品との干渉を回避させたり、あるいは、支持ピン収納装置を、基板コンベヤの基板搬送面と直角な方向においてそれらプリント基板等と干渉しない位置に固定して設けるとともに、支持ピン取付取外装置を、その支持ピン収納装置の収納部について収納,取出しを行うことができる作動ストロークを有するものとすることが必要となるのであるが、本項の支持ピン収納装置においてはそれらが不要である。
(47)前記収納部が、前記支持ピンと嵌合して支持ピンを位置決めする位置決め部を備えた(40)項ないし(46)項のいずれかに記載の支持ピン収納装置。
例えば、支持ピンがずれることがなく、検出された支持ピンの位置を用いて支持ピンの収納,取出しを正確に行うことができる。また、収納部と支持ピンとの相対位置が一義的に決まり、収納部の位置を検出することにより支持ピンの位置を検出することができる。
(20)項ないし(31)項のいずれかに記載の支持ピンと、
その支持ピンを支持するピン支持部材と、
前記支持ピンを収納する支持ピン収納装置と、
前記支持ピン把持装置と前記ピン支持部材および支持ピン収納装置とを、一平面内の任意の相対位置へ相対移動させるとともに、前記一平面と直交する一軸方向に相対移動させる相対移動装置と、
その相対移動装置を制御して、前記支持ピンを前記支持ピン収納装置から取り出して前記ピン支持部材上に取り付け、そのピン支持部材上から取り外して支持ピン収納装置に収納する制御装置と
を含む自動段取替え可能な基板支持装置。
(1)項ないし(17)項のいずれかに記載の支持ピン把持装置および(20)項ないし(31)項のいずれかに記載の支持ピンについて得られる効果を享受しつつ、支持ピンを自動で段取り替えすることができる。
(51)前記相対移動装置が、当該基板支持装置により支持されたプリント基板の任意の個所に作業を行う作業ヘッドをプリント基板に対して相対移動させる相対移動装置を兼ねる(50)項に記載の基板支持装置。
作業ヘッドには、例えば、プリント基板に電子回路部品を装着する部品装着ヘッドや、接着剤,クリーム状はんだ等の高粘性流体を塗布する高粘性流体塗布ヘッドや、プリント基板における電子回路部品の装着状態を検査する装着状態検査ヘッドがある。
相対移動装置は、作業ヘッドをプリント基板に対して相対移動させる相対移動装置の全部を兼ねてもよく、一部を兼ねてもよい。
本項によれば、基板支持装置を簡易にかつ安価に構成することができる。
(52)前記作業ヘッドと前記支持ピン把持装置とが別個の保持装置に保持される(51)項に記載の基板支持装置。
作業ヘッドと支持ピン把持装置とをそれぞれ保持装置に保持させて一緒に相対移動装置に装着することができる。それにより、例えば、作業終了後、直ちに段取り替えを行うことができ、あるいは段取替え終了後、直ちに作業を開始することができる。
(53)前記別個の保持装置を備え、前記相対移動装置により相対移動させられる保持部が複数準備され、それら複数の保持部が前記相対移動装置に対して択一的に装着される (52)項に記載の基板支持装置。
相対移動装置に装着される作業ヘッドが変われば、作業ヘッドと共に支持ピン把持装置も変えられ、常に支持ピン把持装置が作業ヘッドと共に相対移動装置に装着される。
なお、支持ピン把持装置は相対移動装置に装着されたままとされ、相対移動装置に対して択一的に装着される複数の作業ヘッドに共通とされてもよい。
(54)前記作業ヘッドと前記支持ピン把持装置とが、共通の保持装置に択一的に保持される(51)項に記載の基板支持装置。
支持ピンの段取り替え時には、作業ヘッドが保持装置から取り外されるとともに相対移動装置から外され、支持ピン把持装置が保持装置に保持されるとともに相対移動装置に装着され、作業ヘッドの作業時には、支持ピン把持装置に替えて作業ヘッドが相対移動装置に装着される。
相対移動装置は作業ヘッドと支持ピン把持装置とのいずれか一方のみを移動させればよく、移動部が軽く、例えば、移動時の加,減速度を大きくすることができる。
(55)前記共通の保持装置を備え、前記相対移動装置により相対移動させられる保持部が複数準備され、それら複数の保持部が前記相対移動装置に対して択一的に装着される (54)項に記載の基板支持装置。
(56)前記支持ピン収納装置が、前記(40)項ないし(47)項のいずれかに記載の支持ピン収納装置である(50)項ないし(55)項のいずれかに記載の基板支持装置。
前記(40)項ないし(47)項のいずれかに記載の支持ピン収納装置の効果を享受しつつ、支持ピンを自動で段取替えすることができる。
基板50への回路部品の装着時には、基板50は基板搬送装置24により搬送され、予め設定された装着位置において停止させられる。そして、ピン支持台254が上昇させられ、ピン支持台254上に固定された支持ピン250が基板50の裏面に接触し、下方から支持する。この際、ピン支持台254は押上部材242を押し上げて基板50を保持させる。支持ピン250は、基板50の裏面の予め設定された部分を支持するようにピン支持台254上に配置されている。例えば、基板50の一方の面に既に回路部品が装着されている場合、それらを避けて支持することが必要であり、ピン支持台254上の、基板50の種類に応じて予め設定された位置に支持ピン250が載置されているのである。このように基板50が保持されるとともに、支持ピン250により支持された状態でノズル保持ヘッド40がヘッド移動装置42により移動させられ、部品供給装置22から回路部品を受け取って基板50に装着する。部品装着作業はよく知られており、説明を省略する。
段取替えは、例えば、現にピン支持台254に固定されている支持ピン250の位置を、次に回路部品が装着される基板50の支持位置に合わせて変更したり、不要な支持ピン250を支持ピン収納装置256に戻したり、支持ピン収納装置256から支持ピン250を取り出してピン支持台254に取り付けたりすることにより行われる。基板50の種類に応じてピン配置データが作成されてコンピュータに記憶されており、相前後して回路部品が装着される2種類の基板50の各々について作成されたピン配置データに基づいて段取替えが行われる。ここでは、支持ピン250のピン支持台254からの取外しおよび支持ピン収納装置256への収納を説明する。
Claims (17)
- ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを把持する支持ピン把持装置であって、
把持装置本体と、
その把持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持された複数の支持ピン把持部材から成る開閉可能な把持部材群と、
前記把持装置本体により作動可能に保持され、前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴ってその把持装置本体と相対移動する係合部材との係合により、非作用位置から作用位置に向かって作動させられる作動部材と、
その作動部材と機械的に連動し、その作動部材が1回作動させられる毎に、前記把持部材群を開状態から閉状態へと閉状態から開状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含み、かつ、前記把持部材群と前記支持ピンとが把持部材群による支持ピンの把持が可能な位置へ相対移動するのに伴って支持ピンと係合し、支持ピンにより前記非作用位置から前記作用位置に向かって移動させられる位置に前記作動部材が設けられており、支持ピンが前記係合部材として機能する支持ピン把持装置。 - 前記作動部材が前記把持部材群の中央部奥に設けられ、前記把持部材群内に進入した支持ピンの先端部により作動させられる位置に設けられた請求項1に記載の支持ピン把持装置。
- ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを把持する支持ピン把持装置であって、
保持体により前記ピン支持部材に対して接近,離間可能に保持された把持装置本体と、
その把持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持された複数の支持ピン把持部材から成る開閉可能な把持部材群と、
前記把持装置本体により作動可能に保持され、前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴ってその把持装置本体と相対移動する前記保持体に設けられた係合部材との係合により、非作用位置から作用位置に向かって作動させられる作動部材と、
その作動部材と機械的に連動し、その作動部材が1回作動させられる毎に、前記把持部材群を開状態から閉状態へと閉状態から開状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含み、かつ、前記作動部材が前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動の方向に平行な軸方向に進退可能な進退部材であり、その進退部材から前記軸方向と交差する方向に突出させられた突部が、前記把持部材群と前記支持ピンとが把持部材群による支持ピンの把持が可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記係合部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって移動させる支持ピン把持装置。 - ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを把持する支持ピン把持装置であって、
把持装置本体と、
その把持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持された複数の支持ピン把持部材から成る開閉可能な把持部材群と、
前記把持装置本体により作動可能に保持され、前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴ってその把持装置本体と相対移動する係合部材との係合により、非作用位置から作用位置に向かって作動させられる作動部材と、
その作動部材と機械的に連動し、その作動部材が1回作動させられる毎に、前記把持部材群を開状態から閉状態へと閉状態から開状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含み、かつ、前記作動部材が前記把持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動の方向に平行な軸方向に進退可能な進退部材であり、その進退部材から下方へ係合アームが延び出させられ、その係合アームが、前記把持部材群と前記支持ピンとが把持部材群による支持ピンの把持が可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記ピン支持部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって移動させる支持ピン把持装置。 - 前記切換装置が、
前記作動部材の運動を前記把持部材群の開閉運動に変換する運動変換機構と、
前記作動部材が前記係合部材との係合により1回作用位置の近傍へ押された際はその作動部材を前記作用位置に保持し、次にもう1回押された際はその保持を解除して作動部材が前記非作用位置へ復帰することを許容する作動部材制御装置と
を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の支持ピン把持装置。 - 前記作動部材制御装置が、前記把持装置本体と前記作動部材との一方に設けられた係止部材と他方に設けられた被係止部材とを含む係止装置であり、被係止部材が、係止部材によって係止されることにより前記作動部材を前記作用位置に保持する被係止部と、係止部材を案内し、前記作動部材の1回の作動に起因する係止部材と被係止部材との相対移動に伴って係止部材を前記被係止部を係止する係止位置へ導き、次の1回の相対移動に伴って係止部材による被係止部の係止を解除して係止部材を原位置へ導く案内部とを備えた請求項5に記載の支持ピン把持装置。
- 前記係止部材が、回動軸部とその回動軸部からほぼ直角方向に延び出た一対のアーム部と、それらアーム部の自由端部に設けられた一対の係合部とを備え、回動軸部において前記把持装置本体と前記作動部材との一方に回動可能に保持された回動係止部材であり、前記被係止部材が、互いに共同して前記一対の係合部を案内する一対の案内部を備えた請求項6に記載の支持ピン把持装置。
- 前記一対の案内部が、前記作動部材の2回の作動に伴って前記一対の係合部に前記被係止部を含んで予め設定された周回運動を行わせる形状を有する請求項7に記載の支持ピン把持装置。
- 前記作動部材が軸方向に進退する進退部材である請求項1に記載の支持ピン把持装置。
- 前記支持ピンが前記係合部材として機能し、前記進退部材が前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記複数の支持ピン把持部材が、それぞれの自由端部において前記支持ピンにその支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合する請求項9に記載の支持ピン把持装置。
- 前記作動部材が、前記把持装置本体に軸方向に進退可能に嵌合された進退部材であり、前記複数の支持ピン把持部材がその進退部材に相対移動可能に保持される一方、前記把持装置本体に、進退部材の後退に伴って前記複数の支持ピン把持部材の少なくとも1つに係合することによりその少なくとも1つを閉方向に移動させる作用部が設けられ、その作用部が前記運動変換機構の少なくとも一部を構成する請求項5に記載の支持ピン把持装置。
- 前記作用部が、前記把持装置本体により前記進退部材の進退方向と交差する方向に移動可能に設けられ、かつ付勢手段により前記少なくとも1つの支持ピン把持部材に接近する向きに付勢された可動作用部材により構成された請求項11に記載の支持ピン把持装置。
- 前記切換装置が、前記係合部材としての前記支持ピンとの係合により前記作動部材が前記把持装置本体に対して前記非作用位置から前記作用位置へ相対移動させられる運動を、前記把持部材群の開状態から閉状態への作動に機械的に変換する運動変換機構を含む請求項1に記載の支持ピン把持装置。
- 前記把持装置本体に、前記作動部材の前記非作用位置から前記作用位置への作動に伴って前記複数の支持ピン把持部材の少なくとも1つに係合することによりその少なくとも1つを閉方向に作動させる作用部が設けられ、その作用部が前記運動変換機構の少なくとも一部を構成する請求項13に記載の支持ピン把持装置。
- ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを保持する支持ピン保持装置であって、
保持装置本体と、
前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記保持装置本体により軸方向に進退可能に保持され、その保持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴って、前記支持ピンとの係合により非作用位置から作用位置に向かって後退させられる進退部材と、
前記保持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持され、前記嵌合穴に嵌合された前記支持ピンに、その支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合して、支持ピンの前記嵌合穴からの離脱を防止する離脱防止部材と、
前記進退部材と機械的に連動し、その進退部材が1回作動させられる毎に、前記離脱防止部材を係合状態から非係合状態へと、非係合状態から係合状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含む支持ピン保持装置。 - ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを保持する支持ピン保持装置であって、
保持体により前記ピン支持部材に対して接近,離間可能に保持された保持装置本体と、
前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記保持装置本体により軸方向に進退可能に保持され、その保持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴って、前記保持体に設けられた係合部材と係合し、非作用位置から作用位置に向かって後退させられる進退部材と、
前記保持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持され、前記嵌合穴に嵌合された前記支持ピンに、その支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合して、支持ピンの前記嵌合穴からの離脱を防止する離脱防止部材と、
前記進退部材と機械的に連動し、その進退部材が1回作動させられる毎に、前記離脱防止部材を係合状態から非係合状態へと、非係合状態から係合状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含み、かつ、前記進退部材から前記軸方向と交差する方向に突出させられた突部が、前記離脱防止部材と前記支持ピンとが離脱防止部材が支持ピンに係合可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記係合部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって後退させる支持ピン保持装置。 - ピン支持部材に取り付けるべき支持ピンを保持する支持ピン保持装置であって、
保持装置本体と、
前記支持ピンと嵌合して実質的に支持ピンの傾きを防止する嵌合穴を備え、前記保持装置本体により軸方向に進退可能に保持され、その保持装置本体と前記ピン支持部材との相対移動に伴って非作用位置から作用位置に向かって後退させられる進退部材と、
前記保持装置本体により、相対移動可能に、直接または間接に保持され、前記嵌合穴に嵌合された前記支持ピンに、その支持ピンの相対的な傾きを許容する状態で係合して、支持ピンの前記嵌合穴からの離脱を防止する離脱防止部材と、
前記進退部材と機械的に連動し、その進退部材が1回作動させられる毎に、前記離脱防止部材を係合状態から非係合状態へと、非係合状態から係合状態へとに交互に切り換える切換装置と
を含み、かつ、前記進退部材から下方へ係合アームが延び出させられ、その係合アームが、前記離脱防止部材と前記支持ピンとが離脱防止部材が支持ピンに係合可能な位置へ相対移動するのに伴い、前記ピン支持部材と係合することにより、前記進退部材を前記非作用位置から前記作用位置に向かって後退させる支持ピン保持装置。
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