JPH03170252A - 部品搬送装置 - Google Patents

部品搬送装置

Info

Publication number
JPH03170252A
JPH03170252A JP1307976A JP30797689A JPH03170252A JP H03170252 A JPH03170252 A JP H03170252A JP 1307976 A JP1307976 A JP 1307976A JP 30797689 A JP30797689 A JP 30797689A JP H03170252 A JPH03170252 A JP H03170252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting element
chuck
terminal
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1307976A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nakahara
浩一 中原
Minoru Maruyama
丸山 実
Tomohiro Moriya
守屋 知洋
Yasuhiko Mizutani
水谷 康彦
Tetsuya Ishiguro
哲也 石黒
Yoshito Tachibana
橘 義人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP1307976A priority Critical patent/JPH03170252A/ja
Publication of JPH03170252A publication Critical patent/JPH03170252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は部品供給手段により部品供給箇所において供給
される部品を受け入れてこれを部品排出箇所、例えば次
段の作業工程への供給位置まで搬送する部品搬送装置に
関する。
背景技術 かかる部品搬送装置として例えば、人間の右腕同様に作
動するいわゆるスカラー型ロボットが知られている。ス
カラー型ロボットは人間の上腕及び前腕に相当する複数
のアーム部材と、該アーム部材の先端に設けられて人間
の指の如く電子部品の把持及びその解除をなすヘッド部
とを有しており、該各アーム部材上及びヘッド部上には
これらを駆動するためのモータ等の駆動源が設けられ、
該駆動源に対して外部からの配線により電源が投入され
る。
このように、ヘッド部などの可動部材上に搭載した駆動
源に外部から配線によって電源を付与する構成の部品搬
送装置においては、該可動部材の作動時に配線が装置近
傍の物体に絡むなどして破損する恐れがあると共に、多
数設けられた配線により装置の作動範囲が制限されて電
子部品の搬送経路が限定されるなどの不都合があった。
発明の概要 [発明の目的コ 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは電子部品を把持する把持部をはじ
めとする可動部分に関する配線を不要とした部品搬送装
置を提供することである。
[発明の構成コ 本発明による部品搬送装置においては、部品供給手段に
より部品供給箇所において供給される部品を部品排出箇
所まで搬送する部品搬送装置であって、前記部品を把持
し得かつ機械力を受けて開動作をなす把持手段と、前記
把持手段を担持して部品搬送路に沿って移動自在な可動
部材と、前記可動部材を前記部品供給箇所から前記部品
排出箇所に至るまで移動せしめる駆動手段と、前記把持
手段にたいして前記部品供給箇所及び前記部品排出箇所
において機械力を付与する機械力付与手段とから成るこ
とを特徴としている。
[発明の作用コ かかる構或の部品搬送装置においては、把持手段に対し
て部品供給箇所において機械力が一時的に付与されるこ
とにより把持手段が部品を把持し、この後可動部材が該
部品供給箇所から部品排出箇所まで移動せしめられるこ
とにより部品の搬送がなされ、部品排出箇所に達した把
持手段に対して機械力が付与されることにより部品の排
出が行なわれるのである。
実施例 まず、第1図によって、当該画像認識部品装着装置につ
き説明する。
本装置において、第1制御手段1が部品供給装置2を作
動せしめるためのモータ3を駆動し、部品供給装置2か
らコンベア4上に数個の電子部品、この場合発光素子5
がランダム(すなわち非整列)状態にて投下される。そ
して、コンベア4を作動せしめるためのモータ6が駆動
され、投下された発光素子5は撮像手段としてのテレビ
カメラ8により撮像され得る部品供給位置9に持ち来さ
れる。
テレビカメラ8により生戊された画像信号はA/D変換
器10を経て画素データに変換され、第1制御手段1に
送られる。第1制御手段1はこの画素データに基づいて
部品供給位置9における各発光素子5の形状、位置及び
姿勢を知り、X−Yテーブル12の作動用のモーター3
を駆動して部品搬送チャック14をして、最初に搬送す
べきであると判定した発光素子を把持し得る位置に持ち
来し、且つ、把持せしめる。そして、この把持させた発
光素子5を表裏反転装置15に受け渡し、受け渡した発
光素子が表裏が反転していれば表裏反転装置15を作動
させて発光素子5が常に表向きとなるように姿勢を修正
し、インデックステーブル17上のインデックスチャッ
ク18に受け渡す。
インデックステーブル17はメインモーター9によりカ
ム機構20を介して回転駆動され、第1制御手段1によ
ってカム槻構20の動作制御がなされることによって3
6°ずつ間欠的に回転する。
インデックスチャック18はインデックステーブル17
上に等間隔(36°ピッチ)にて10箇所に設けられて
いる。インデックスチャック]8は上記の表裏反転装置
15による部品供給箇所と後述の部品排出箇所において
第2制御手段22より5 カム機構20を介して動作制御されるインデックスチャ
ック駆動装置23及び24により機械力を付与されるこ
とにより把持爪の開動作をなす。そして、この機械力が
解除されることによって把持爪を閉じる。
上述した如く、インデックステーブル17は36°を1
ピッチとして間欠的に回転せしめられるが、上記の部品
供給箇所からこの1.ピッチずつ進んだ位置に対応して
テレビカメラ26、端子扱き装置27、端子屈曲装置2
8、テレビカメラ2つ及び部品装着チャック30が配設
されている。この部品装着チャック30が配置された位
置が上述した部品排出箇所であり、発光素子5を把持し
たインデックスチャック18はこの位置にてインデック
スチャック駆動装置24により機械力を付与されて該発
光素子の把持状態を解除して部品装着チャック30に受
け渡す。
上記の各インデックスチャック駆動装置23,24、端
子扱き装置27、端子屈曲装置28及び部品装着チャッ
ク30は第2制御手段22により6 動作制御されるカム機構20及びクラッチ21を介して
メインモータ]9により駆動される。また、これら端子
扱き装置27、端子屈曲装置28及び部品装着チャック
30の駆動のタイミングは、エンコーダ3]からの信号
に基づく。第2制御手段22はまず、インデックスチャ
ック18により把持された発光素子5の端子の状態をテ
レビカメラ26からの撮像信号に基づいて認識し、これ
に応じて端子扱き装置27を作動せしめ、軟弱であるが
故に第2図に示す如く変形していた発光素子5の端子5
aをその先端に向けて扱いて第3図に示すように互いに
平行に成形する。次いて、第2制御千段22は端子屈曲
装置28を作動せしめ、第4図に示すように端子5aを
約90゜屈曲せしめる。
この後、第2制御手段は発光素子5の端子5aの状態を
テレビカメラ29からの撮像信号に基づいて認識し、端
子5aの成形状態が良であると判定したら、インデック
スチャック駆動装置24を作動させてインデックスチャ
ック18による発光素子5の把持状態を解除せしめると
共に、部品装着チャック30をしてこの発光素子5を把
持せしめる。そして、X−Yテーブル33を作動させる
ためのモータ34を駆動して、該発光素子5が装着され
るべくプリント基板35を持ち来す。
この後、第2制御手段22は部品装着チャック回転用モ
ータ37を回転せしめて部品装着チャック30を適当な
角度位置まで回転せしめ、プリント基板35に対する発
光素子5の角度位置を定める。そして、部品装着チャッ
ク30を下降させ、第5図に示す如く、プリント基板3
5に発光素子5を装着する。このとき、発光素子5の端
子5aはプリント基板35に形威された端子押入孔35
aに挿入され、その先端部分がプリント基板35の下面
側に突出する。第2制御手段22はこの端子5aの導通
状態の良否を導通チェック・端子カット装置39により
検査し、導通が良好であれば端子5aの先端部をこの導
通チャック・端子カット装置3つにより切断して所定の
長さに切り揃える。
一方、第2制御手段22は、導通チャック・端子カット
装置39による端子導通検査結果が不良と認識した場合
には、部品装着チャック30をしてその発光素子5をプ
リント基板35から取り外させてその回収のためにこれ
を不良部品収納部40に収納し、直ちに後続の発光素子
の装着を行なわしめる。
以下、上記の一連の動作がプリント基板35に装着され
るべき発光素子の各々に関して行われる。
次に、第1図においてブロック図にて示した画像認識部
品装着装置の具体的構成につき説明する。
第6図において参照符号61は当該画像認識部品装着装
置の全体を示している。また、第7図は第6図における
■一■矢視を示す図である。なお、図中、矢印Yは前方
を、矢印Xは左方を、矢印Zは上方を示す。
第6図及び第7図に示す如く、当該画像認識部品装着装
置は作業台62を有している。図示してはいないが、作
業台62の左右両側方には装着対象としてのプレント基
板35を上下方向において9 積層した状態で収納し得る基板収納マガジンが配置され
ている。作業台62の左側(矢印X方向側)に配置され
た基板収納マガジンは装着物である発光素子5(前述)
を装着する前のプリント基板を収納しており、作業台6
2の右側に設けられた基板収納マガジンは該発光素子の
装着が完了したプリント基板を収納するためのものであ
る。両基板収納マガジンは夫々エレベータ機構上に載置
されており、当該画像認識部品装着装置の部品装着速度
に応じた所定のタイミングにてその収納した各プリント
基板の収納ピッチずつ上下動せしめられる。
第7図に示すように、作業台62の前部の左側部及び右
側部には各々一対ずつの平行な基板案内レール65及び
66が左右方向(矢印X方向及びその反対方向)におい
て伸長して設けられている。
各基板案内レール65及び66内には上記のプリント基
板35を担持して搬送するためのベルト(図示せず)が
設けられており、これらのベルトを駆動するためのモー
タ67及び78が設けられ10 ている。すなわち、上記した作業台62の左側の基板収
納マガジンから送り出されたプリント基板はモータ67
の回転により基板案内レール65により案内されて作業
台62上に持ち来たされ、発光素子5の装着を完了した
プリント基板はモータ68が回転することにより他方の
基板案内レール66により案内されて作業台62の右側
の基板収納マガジン内に収納せしめられるのである。
上記した両基板案内レール65及び66の間には、該各
基板案内レールに平行に一対のガイドレール70及び7
1が設けられている。これら両ガイドレール70及び7
1によって矩形板状の第1テーブル73が摺動自在に支
持されている。この第1テーブル73はモータ34a(
第7図に図示)により回転せしめられるウオーム75に
より移動せしめられる。第1テーブル73上には、上記
の基板案内レール65により案内されて搬送されてきた
プリント基板35を担持する矩形板状の第2テーブル7
6が前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において
移動自在に設けられている。第11 2テーブル76はモータ34bにより回転駆動されるウ
ォーム78によって第1テーブル73に対して移動せし
められる。
上記したガイドレール70及び7]と、第1テーブル7
3と、ウォーム75と、第2テーブル76と、ウォーム
78とによって、プリント基板35を担持して左右方向
及び前後方向において2次元的に移動せしめるX−Yテ
ーブル(第1図において参照符号33により示される)
が構威されている。なお、作業台62の前端部には、プ
リント基板35に係合するアーム部材80aを有して該
プリント基板を基板案内レール65から第2テーブル7
6上に、また、第2テーブル76上から基板案内レール
66に移動するための基板移動機構80が設けられてい
る。
作業台62上にはフレーム82が設けられており、第6
図に示すように、該フレームの上部には支持プレート8
3が取り付けられている。第6図に示す如く、支持プレ
ート23の下面にはインデックスボス84が固設されて
おり、このインデッ]2 クスボス84によってインデックスシャフト85が回転
自在に支持されている。第7図にも示すように、インデ
ックスシャフト85の下端部には円盤状に形或された可
動部材としてのインデックステーブル17(第1図にも
図示)が設けられている。なお、インデックスシャフト
85及びインデックステーブル17は、後述する駆動装
置によって回転駆動せしめられる。
前述したように、インデックステーブル17上には、把
持手段としての10個のインデックスチャック18が該
インデックステーブルの円周方向において各々等間隔(
角度ピッチ36゜)にて設けられている。すなわち、第
7図から明らかなように、インデックステーブル17上
に設けられた各インデックスチャック18は該インデッ
クステーブルの36°を1ピッチとする間欠的回転によ
り、第7図において参照符号91にて示される角度位置
を始点として同図における時計方向に36°ずつ移動し
、該角度位置に続く角度位置92ないし100を順次経
て、再び角度位置91(始点)13 に戻るのである。
ここで、上記したインデックスチャック18の構或を詳
述する。また、インデックスチャック18に機械力を付
与して該インデックスチャックの部品把持爪をして開動
作を行なわしめる機械力付与手段としてのインデックス
チャック駆動装置23及び24(第1図及び第6図に図
示)の構成についても一緒に説明する。
第8図及び第9図に示すように、インデックスチャック
18は、インデックステーブル17の半径方向において
延在するガイドレール102と、該ガイドレールに沿っ
て移動自在なスライダ103とを有している。スライダ
103の先端部にはプリント基板35に装着されるべき
発光素子5を把持する一対の把持爪104が設けられて
おり、第10図に示す如く、支持ピン104aによって
互いに相対的に揺動自在に一端にて支持されている。な
お、図示してはいないが、両把持爪1.04を把持方向
に向けて付勢するコイルスプリングが設けられている。
また、第8図に示すように、ガイドレール102と14 スライダ103との間には、スライダ103に対して引
き込み方向へのバイアス力を付与するコイルスプリング
105が介装されている。
スライダ103の上部には、くの字状に形成されたレバ
一部材106が中央の屈曲部において支持ピン106a
を介して揺動自在に取り付けられている。
一方、第10図に示す如く、スライダl03内には該ス
ライダの移動方向において移動自在に尖頭状のカム部材
107が設けられており、両把持爪104の中央部に設
けられたローラl04bにその尖頭部にて円滑に係合し
ている。上記のレバ一部材106の下端部106bがこ
のカム部材107に形成された開口部に挿通している。
また、レバ一部材106の他端部にはローラ106Cが
取り付けられている。
なお、スライダ103には側方に延出する張出部103
aが設けられており、第8図に示す如く、インデックス
テーブル17上に設けられた一対のストップねじ108
にこの張出部103aが当接することによってスライダ
103の移動ストロークが画定される。
15 次いで、インデックスチャック駆動装置23及び24に
ついて説明する。なお、該両インデックスチャック駆動
装置は両者ほぼ同様に構成されている。第8図及び第9
図に示す如く、該両インデックスチャック駆動装置は、
インデックスチャック18のスライダ103の後端部に
当接するローラ110aがその揺動端部に取り付けられ
て矢印R方向及びその反対方向において揺動自在な押圧
レバー部材110と、第8図に示すように上記のレバ一
部材l06の上方に設けられてローラ106cと摺接し
得る押圧ブロック111と、該押圧ブロック111を支
持してこれを上下方向(矢印2方向及びその反対方向)
において駆動するシリンダ112とを有している。なお
、押圧レバ一部材110は後述の集中駆動装置により駆
動力を付与されて作動する。
上記したインデックスチャック18及びインデックスチ
ャック駆動装置23及び24の動作につき説明しておく
まず、第8図及び第9図に示される状態においてインデ
ックスチャック駆動装置23あるいは216 4の抑圧レバ一部材110が矢印R方向に揺動せしめら
れ、インデックスチャック18のスライダl03がコイ
ルスプリング105により付与されるバイアス力に抗し
て実線にて示す位置から二点鎖線で示す位置まで突出す
る。そして、シリンダ112が作動して押圧ブロック1
11が下降(矢印Zとは反対方向)し、レバ一部材10
6が揺動してカム部材107が前進し、第10図にて二
点鎖線にて示す如く把持爪104が開動作をなす。この
状態で、第1図に示した表裏反転装置15から発光素子
5を受け入れ得、また、第1図に示す部品装着チャック
30に対して該発光素子を受け渡すのである。この後、
押圧レバ一部材110及び押圧ブロック111が上記と
は逆方向に作動せしめられることによって、スライダ1
03はコイルスプリング105により第8図及び第9図
において実線で示す位置に後退せしめられ、把持爪10
4は閉動作を行なう。
すなわち、把持手段たるインデックスチャック18に対
して表裏反転装置15による部品供給箇所において一方
のインデックスチャック駆動装置17 23により機械力が一時的に付与されることによりイン
デックスチャック18が表裏反転装置15からの発光素
子5を把持し、この後、インデックステーブル17が1
80°回転することにより該発光素子5が上記部品供給
箇所から部品装着チャック30への受け渡し位置である
部品排出箇所まで搬送され、この部品排出箇所に達した
インデックスチャック18に対して他方のインデックス
チャック駆動装置24により機械力が付与されることに
よってインデックスチャック18から発光素子5が排出
されるのである。
かかる構成の故、発光素子5を把持する把持手段として
のインデックスチャック18とこれを搭載して回転する
可動部材たるインデックステーブル17に対してはその
駆動のための配線を何ら施す必要がないのである。
なお、上記したインデックスチャック18すなわち把持
手段と、インデックステーブル17すなわち可動部材と
、該インデックステーブルを回転せしめる駆動手段と、
インデックスチャック駆動18 装置23及び24とによって、部品供給手段により上記
部品供給箇所において供給される部品すなわち発光素子
5を上記部品排出箇所まで搬送する部品搬送装置が構戊
されている。また、この部品搬送装置と、部品搬送チャ
ック14(第1図などに図示)と、部品装着チャック3
0(第1図などに図示)と、これらの動作制御をなす第
1制御手段1とによって、コンベア5上に部品供給装置
2から順次供給される発光素子をテレビカメラ26によ
り得られる画像信号に基づいて択一的に把持して装着対
象たるプリント基板35の装着位置に搬送して装着する
部品把持搬送手段が構成されている。
第6図に示すように、部品供給装置2は略円筒状に形成
されたホッパーから戊り、該ホッパーはインデックステ
ーブル17の後方に配置された架台L I. [1によ
りその筒中心を揺動中心として揺動自在に取り付けられ
ている。そして、その上方に配設されたモータ3によっ
て歯付ベルト車11B及び119並びに歯付ベルト12
0を介して所定角度間を19 往復動ずるが如く適宜揺動せしめられる。部品供給装置
2は部品すなわち発光素子5をその内部に補充するため
の補充口2aと、該部品供給装置が一度揺動ずる毎に数
個の発光素子5を排出する排出部2bとを有している。
部品供給装置2から数個ずつ投下される発光素子5はコ
ンベア4上に撒かれる。第7図に示す如く、コンベアは
例えば3台設けられており、夫々、第6図に示すモータ
(第1図にも示す)によって減速機構123を介して駆
動される。
コンベア4により該コンベアの先端部分の部品供給位置
9に移送された各発光素子5は、X−Yテーブル(第1
図において参照符号12により示される)により2次元
的に駆送される部品搬送チャック14により択一的に把
持される。ここで、部品搬送チャック14の駆送をなす
X−Yテーブルについて説明する。
第6図に示す如く、部品搬送チャック14は矩形板状の
第2テーブル125により支持されている。
第2テーブル125は矩形板状の第1テーブル1282
0 の下面に一対のガイドレール127を介して左右方向(
矢印X方向及びその反対方向)において移動自在に取り
付けられている。そして、第2テーブル1.25は図示
せぬモータにより回転せしめられるウォーム128によ
って第1テーブル126に対して移動せしめられる。第
1テーブル126はフレーム82に固定された支持プレ
ート83の下面に前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)において移動自在に取り付けられており、モータ1
3bにより回転駆動されるウォーム129によって支持
プレート83に対して移動せしめられる。
上記した第1テーブル126と、第2テーブル125と
、ガイドレール127と、ウオーム128及び129と
によって、部品搬送チャック14を左右方向及び前後方
向において2次元的に駆送するXYテーブルが構或され
ている。
部品搬送チャック14の構戊につき第11図ないし第1
4図を参照して説明する。なお、第12図は第11図に
関するxn−xn矢視図であり、第13図は第12図に
関するxm−xm断面を示21 し、第14図は第12図に関するXIV一XIV矢視図
である。
第11図ないし第14図に示す如く、部品搬送チャック
14は、第2テーブル125の下面に固設された基体部
131を有している。基体部131の下端部にはベアリ
ング132を介して円筒状のボス133が回転自在に取
り付けられており、このボス133によって中空のノズ
ルシャフト134が摺動自在に支持されている。ボス1
33は、モータ135によって歯付ベルト車136及び
{37並びに歯付ベルト138を介して回転駆動される
。基体部{31の側面にはアーム部材140がその一端
部にて支持ピン140aを介して上下に揺動自在に取り
付けられている。アーム部材140の中間部にはカムフ
ォロワとしてのローラ140bが設けられており、且つ
、該アーム部材の下方において支持ピン141aを介し
て基体部13lに揺動自在に設けられたカム部材141
の外周カム面14lbにこのローラ140bが摺接して
いる。
アーム部材140の他端部近傍にも他のローラ140C
が設けられており、ノズルシャフト134の上端部22 近傍に嵌着された両鍔のフランジ142にこのローラ1
40cが摺接している。第1]図に示す如く、アーム部
材140の端部と基体部131との間には、該アーム部
材上のカムフォロワであるローラ140bをカム部材1
41の外周カム面1.4l bに向けて押圧すべく該カ
ム部月を付勢するコイルスプリング143が介装されて
いる。このコイルスプリング143はまた、ノズルシャ
フト134に対して、ローラ140c及びフランジ{4
2を介して下方に向けての押圧力を付与する。
第11図及び第12図に示すように、当該部品搬送チャ
ック14を担持した第2テーブル125にはシリンダ1
45が支持ピン145aを介して枢支されている。シリ
ンダ145の出力ロッドの先端部がピン145Cによっ
てカム部材141の揺動端部に枢着せしめられている。
すなわち、このシリンダ145を作動せしめることによ
ってカム部材141が揺動し、アーム部材140を介し
てノズルシャフト134が上下に移動せしめられるので
ある。
一方、ノズルシャフト134を摺動自在に支える23 ボス133の下端部には発光素子5を把持する複数の把
持爪147aないしL47bとこれら各把持爪を開方向
に付勢するコイルスプリング147eとを有する把持部
147が設けられている。各把持爪147aないし14
7dは、ノズルシャフl−134が下降動作をなすとき
にこのノズルシャフト{34によって開方向に移動せし
められる。
ノズルシャフト】34の上端部にはニップル148が設
けられており、このニップル148を通じてノズルシャ
フト134内に負圧が供給され、発光素子5がノズルシ
ャフト134の下端にて吸着される。
第11図に示すように、カム部材+41にはその外周面
に形戊されたカム面14lbの他に、その側面に第2の
カム而141dが形或されている。そして、ノズルシャ
フI−134と平行に基体部131に設けられて摺動自
在な一対のスライドシャフト150の上端部にブロック
L50aを介して設けられたローラl50bがこのカム
面141dに摺接している。スライドシャフil50の
下端部には上記の把持部147を囲むが如く形戊された
リング部+a’ 15 tが取り付けられ24 ている。また、第13図に示す如く、このリング部材1
5{と基体部131との間にはリング部材151に対し
て下方へのバイアス力を付与するコイルスプリング15
2が介装されている。すなわち、カム部材141の揺動
により上下動せしめられるノズルシャフト134に同期
してリング部材151が上下動せしめられるのである。
上記した部品搬送チャック14の動作について説明する
まず、コンベア5上に供給された各発光素子5がその上
方に配置されたテレビカメラ8により撮像されてその情
報に基づきこれらの発光素子のうち最初に搬送されるべ
き発光素子が決定されると、前述したX−Yテーブル1
2が作動せしめられてこの最先の発光素子の直上に部品
搬送チャック14が持ち来される。この状態で部品搬送
チャック14のノズルシャフト134に負圧が供給され
、同時にシリンダ145の出力ロッドが突出せしめられ
てノズルシャフト134が下降してその先端が搬送すべ
き発光素子5に当接する。よって、該発光素25 子はノズルシャフト134に吸着される。また、このノ
ズルシャフト{34の下降によって把持部147の各把
持爪147aないし147dは開かれる。この後シリン
ダ145の出力ロッドの収納動作がなされてノズルシャ
フト134が上昇し、これにより各把持爪147aない
し{47dが閉動作をし、発光素子5は該各把持爪によ
って把持される。
この状態でX−Yテーブル12が再び作動して部品搬送
チャック14は表裏反転装置15の直上に持ち来される
。なお、この搬送中に必要に応じてモータ135が回転
駆動されて把持部147が回転せしめられ、下記の表裏
反転装置15の把持部に対する発光素子5の角度位置が
修正される。この後、シリンダ145の出力ロッドが突
出せしめられ、各把持爪147aないし147dは開か
れ、先端に発光素子5を吸着したノズルシャフト134
が下降せしめられる。かくして発光素子5は表裏反転装
置15による把持位置に搬送される。ここでノズルシャ
フト134への負圧の供給が断たれ、発光素子5はノズ
ルシャフト134から離脱して表裏反転装置126 5に受け渡される。
次いで、部品搬送チャック14から発光素子5を受けて
これを把持して前述したインデックスチャック18に該
発光素子を受け渡すべく該発光素子の表裏姿勢を修正す
るための表裏反転装置15につき第15図及び第16図
に基づいて詳述する。
なお、第16図は第15図に関するXVI−XVI矢視
図である。
第6図に示す如く、表裏反転装置15は作業台62上に
設けられ、第7図に示すようにコンベア4間に、且つ、
インデックステーブル17の回転の始点である角度位置
91に対応して配設されている。
第15図及び第16図に示す如く、表裏反転装置15は
矩形状の基台部157を有している。基台部157の上
部にはベアリング158を介して円筒状のボス159が
回転自在に取り付けられており、このボス159によっ
て連結シャフト160が摺動自在に支持されている。ボ
ス159はモータ162によって、歯付ベルト車163
及び164並びに歯付ベルト27 165を介して回転駆動される。なお、モータ162の
回転角度を検出するためのエンコーダ167が設けられ
ている。連結シャフト160の後方には、該連結シャフ
トを受け部材160aを介して前方に押すためのシリン
ダ169が設けられている。また、この受け部材160
aとボス159との間には連結シャフトl60に対して
後方(矢印Y方向とは反対方向)へ向けてのバイアス力
を付与するコイルスプリング170が介装されている。
一方、連結シャフト160を摺動自在に支持するボス1
59の前端部には、発光素子5を把持する複数の把持爪
171a及び17lbとこれら各把持爪を閉方向に付勢
するコイルスプリングなどの付勢手段(図示せず)とを
有する把持部171が取り付けられている。各把持爪1
71a及び17lbは略くの字状に形或され、各々その
中央部においてピン171c及び171dにより揺動自
在に支持され、夫々その一端部にて発光素子5を把持し
得る。両把持爪171c及び171dの他端部にはロー
ラ17Le及び171rが設けられており、連結シャフ
トl60の前端部に嵌着された28 ローラプッシャ160Cがこれら各ローラに当接してい
る。
把持部171はまた、発光素子5を受ける受け爪171
g及び17Lhを有している。そして、これら受け爪1
.71g,17thに向けて発光素子5を押圧するため
の押えレバー173が支持ビン173aを介して基台部
157に対して揺動自在に取り付けられている。この押
えレバー173はシリンダ174によって揺動せしめら
れる。
上記した構或の表裏反転装置15の動作を説明する。
まず、前述した部品搬送チャック14が当該表裏反転装
置15の把持部171の直上に位置決めされると、シリ
ンダ189の出力ロッド169が引かれ、コイルスプリ
ング170により付与されるバイアス力によって連結シ
ャフト160が後退する。よって、両把持爪171a及
び1.7lbが開かれる。また、シリンダ174の出力
ロッドが引かれて押えレバー173は第16図において
二点鎖線で示す位置に揺動せしめられる。
29 この状態で上記の部品搬送チャック14のノズルシャフ
トl34が下降し、表裏反転装置15の把持部171に
よる把持位置に発光素子5が持ち来される。この後、シ
リンダ169及び174の各出力ロッドが突出せしめら
れ、発光素子5は各把持爪I7la, 17lb,各受
け爪171g及び171h並びに押えレバー173によ
って把持され、発光素子5は部品搬送チャック14のノ
ズルシャフト134から表裏反転装置15に受け渡され
る。そして、必要に応じて表裏反転装置15のモータ1
B2が回転せしめられて把持部171が回転駆動され、
前述のインデックスチャック18に受け渡す際の発光素
子5の角度位置が修正される。すなわち、インデックス
チャック18に受け渡されるときには全ての発光素子5
が同じ姿勢で受け渡されるのである。
第7図に示すように、インデックステーブル]7の角度
位置92、すなわち、前述の表裏反転装置15からイン
デックスチャック18が発光素子5を受け取る角度位置
9】から1ピッチ(36″)だけ回転した位置に対応し
て、テレビヵメラ2630 が配設されている。前述した如く、このテレビカメラ2
6はインデックスチャック18が角度位置91において
把持した発光素子5の端子5aの状態を撮像するもので
あり、これにより得られた撮像信号は第1図に示す第2
制御手段22に送られる。
同じく第7図に示す如く、テレビカメラ26が配置され
た角度位置92に続く角度位置93ないし95に対応す
べく、端子扱き装置27、端子屈曲装置28及びテレビ
カメラ29が順に配設されている。前述したように、こ
の端子扱き装置27は、インデックスチャック18によ
り把持されて部品搬送路に沿って搬送される発光素子5
の端子5aを扱いて真直に戊形するものである。また、
端子屈曲装置28はこのように真直に扱かれた端子5a
をその略中間部において約90″屈曲せしめるものであ
る。そして、テレビカメラ29は、このように或形され
た端子5aの状態を撮像して上記の第2制御手段22に
撮像信号を送出する。
上記した端子成形手段としての端子扱き装置231 7の構成について第17図ないし第20図を参照して詳
述する。なお、第18図は第17図に関するX■一X■
矢視図であり、第19図は第17図及び第18図に関す
るXIX−XIX矢視図である。
第20図は第17図及び第18図に関するXX−XX矢
視を示す。
第17図ないし第19図に示す如く、端子扱き装置27
は基台部181を有している。第17図ないし第19図
から明らかな如く、基台部]. 81の側部下端近傍に
はガイド部材182aが設けられており(第18図には
ガイド部材182aは図示していない)、このガイド部
材182aによりキャリアすなわちスライダ182bが
水平方向(矢印D方向及びその反対方向)において移動
自在に支持されている。
第17図及び第18図に示すように、スライダ182b
の上方にはくの字状の回動レバ一部材183が配置され
ており、且つ、その屈曲部において支持ビン{83aを
介して基台部181の側面に鉛直面内において回動自在
に取り付けられている。そして、スライダL82bの後
端部には上方に伸長すべくブロ32 ック】84が固設されており、回動レバ一部材183の
一端に設けられたローラ183bがこのブロック184
の前端面に円滑に当接している。回動レバー部材183
の他端部には該回動レバ一部材を回動せしめるためのロ
ッド186が枢着されている。すなわち、回動レバ一部
材183が回動し、スライダ182bが後方(矢印D方
向とは反対方向)に移動するように構成されているので
ある。
一方、第18図及び第19図に示すように、スライダ1
82bの近傍には、該スライダに対して前方(矢印D方
向)へのバイアス力を付与するコイルスプリング187
が配置されている。すなわち、上記のロツド186が上
方へ引かれることによってスライダ182bが後方(矢
印Dとは反対方向)に移動し、ロッド18Bの引き力が
解除されればコイルスプリング187の付勢力によって
スライダ182bが前方に移動するようになされている
のである。なお、ロツド186については、後述する他
のロッドと共に後述の集中駆動装置によって適宜駆動さ
れる。
また、第17図及び第18図に示す如く、スラ33 イダ182bの側方には断面がコの字状のストツバ18
9が設けられており、スライダ182bに突設された突
起部182cがこのストッパ189に係合することによ
ってスライダ182bの移動ストロークが画定される。
第17図及び第18図に示すように、スライダ182b
の上端部には揺動アーム部材190が支持ピン190a
により水平面内において揺動可能に取り付けられている
。この揺動アーム部材190の自由端部にはガイド部材
192aが取り付けられており、スライダ192bがこ
のガイド部材L92aにより上下方向(矢印Z方向及び
その反対方向)において案内される。第20図にも示す
ように、スライダ192bの上端には該スライダを駆動
するためのロッド193が枢着されている。スライダ1
92bの下端部には発光素子5が有する例えば一対の端
子5a間に押通し得る挿通ピン194が設けられている
。挿通ピン194はスライダ192bと共に、これら端
子5a間に挿通し得る挿通位置と該挿通位置から所定距
離上昇して端子5a間から抜き出る非挿通位置との間3
4 を移動する。なお、第20図から明らかな如く、スライ
ダ192bの先端には、挿通ピン{94を挾むように配
置されて各端子5aを幅寄せするためのテーパ部194
aか設けられている。
一方、第17図ないし第19図に示すように、基台部1
8{の上部には水平方向に伸びるブラケット196が固
設されており、該ブラケットの下面にガイド部材197
aが取り付けられ、スライダ197bがこのガイド部材
197aによって水平方向(矢印E方向及びその反対方
向)において移動自在に支持されている。スライダ19
7bの下面にはジョイントプレート198が取り付けら
れている。ブラケット{96の端部上にはモータ{99
が設けられており、該モータの出力軸に嵌着された円柱
カム200がジョイントプレート198の端部上に設け
られたカムフォロワとしてのローラ198aと円滑に摺
接している。
第17図に示すように、ジョイントプレート198には
、ローラ198aが円柱カム200に圧接するように該
ジョイントプレート198を付勢(矢印E方向とは反対
方向)するコイルスプリング201が連結35 されている。第17図ないし第19図に示すように、先
に説明した揺動アーム190の揺動端部近傍にローラ1
90cが設けられており、ジョイントプレート198の
端面がこのローラ190cに円滑に当接している。なお
、モータ1.99の回転角度を検出するためのエンコー
ダ202が設けられている。
第18図に示す如く、キャリアとしてのスライダ182
bの前端部には、上述した押通ピン{94の移動方向と
平行な方向において対向すべく一対の挾持部材203が
設けられている。両挾持部祠203は互いにその先端部
が近接離間すべくスライダ1g2bに揺動自在に取り付
けられており、発光素子5の端子5aを挾持し得る。第
17図ないし第19図に示すように、スライダ182b
にはこれら挾持部材203の近傍にガイド部材204a
が設けられており、スライダ204bがこのガイド部制
’204aによって上下方向(矢印Z方向及びその反対
方向)において案内されている。スライダ204bの上
端には該スライダを駆動するためのロッド206が枢着
されている。
また、第18図及び第19図に示すように、ス36 ライダ204bに対して下方(矢印2方向とは反対方向
)へのバイアス力を付与するコイルスプリング207及
び208が設けられている。上記のロッド206が上方
に引かれてスライダ204が上昇することによって両挾
持部材203が互いに近接して発光素子5の端子5aを
挾持し、ロッド206の引き力が解除されるとその逆の
動きがなされて挾持部材203による端子5aの挾持状
態が解除されるべく構成されている。
第17図及び第18図に示すように、基台部181の前
端部にも他のガイド部材2LOaが設けられており、ス
ライダ210bがこのガイド部材210aによって上下
方向において案内される。スライダ210bの」二端部
には該スライダを駆動するためのロッド211が枢着さ
れている。スライダ210bの下端部には発光素子5を
押えるための押え部材’ 212が設けられている。
上記した構成の端子扱き装置27の動作を説明する。
前述したインデックスチャック18により把持37 された状態で発光素子5が当該端子扱き装置27に持ち
来されると、ロツド211が下降せしめられて発光素子
5は押え部材212により押えられる。
そして、ロッド193が下降せしめられ、ロッド206
が上昇せしめられる。これにより、発光素子5の2本の
端子5a(第2図などに図示)間に挿通ピン194が挿
通され、挾持部材203により該端子の根元の部分が挾
持される。これに続いてロッド186が上昇せしめられ
、キャリアすなわちしスライダ182bが矢印Dとは反
対方向すなわち端子5aの先端の方向に向けて移動せし
められる。
上記の動作により、第2図に示す如く乱れた状態に変形
していた端子5aが各々同一方向に扱(しご)かれ、第
3図に示す如く互いに平行に真直に成形される。なお、
挿通ピン194の下降動作に先立ち、モータ199が回
転駆動されて円柱カム200が回転せしめられ、ジョイ
ントプレート19gを介して揺動アーム部材190が僅
かに揺動せしめられ、端子5aに対する挿通ピン194
の位置修正がなされる。
38 端子5aの扱きが完了すると上記の各部材は上記とは逆
の過程を辿って元の静止位置に復帰せしめられる。
次いで、」二記の端子扱き装置により真直に戊形された
端子を第4図に示す如く90°折り曲げる端子屈曲装置
28の構成について第21図ないし第24図に基づいて
詳細に説明する。なお、第22図は第21図に関するx
xn− xxn断面を示し、第23図は第12図及び沁
22図に関するXX■−XX■矢視図であり、第24図
は第21図及び第22図に関ずるXXIV−XXIV矢
視を示す。
第21図ないし第24図に示すように、当該端子屈曲装
置28は略矩形板状のベース部材218を有している。
第21図及び第22図に示す如く、ベース部材218上
にはスライダ219が水平方向(矢印F方向及びその反
対方向)において移動自在に取り付けられている。第2
1図及び第22図に示すように、ベース部材218上に
はスライダ2l9の後部近傍にブラケット220が固設
されており、39 該ブラケットの上端部には略くの字状の回動レバ一部材
221がその屈曲部にて支持ピン221aを介して鉛直
面内において回動自在に取り付けられている。そして、
スライダ219の後端部には断面形状がコの字状のブロ
ック222が固設されており、回動レバ一部)A’ 2
 21の一端部に設けられたローラ22lbがこのブロ
ック222に円滑に係合している。回動レバ一部材22
{の他端部には該回動レバ一部材を回動せしめるための
ロツド224が枢着されている。すなわち、ロッド22
4が上方に引かれることにより回動レバ一部材221が
第22図における反時計方向に回動し、スライダ219
が後方(矢印F方向とは反対方向)に移動するように構
戊されているのである。
第21図及び第22図に示す如く、スライダ219の前
端部には、ピンプレート226が支持ピン226aによ
り水平面内において揺動自在に取り付けられている。ピ
ンプレート226の先端部には発光素子5の端子5aを
屈曲成形する際に該端子の根元部分を支えるための支え
ピン226bが水平方向に伸40 長して設けられている。
一方、第23図にも示すように、ピンプレート226の
後部近傍にはブラケット227が配置されており、且つ
、ベース部I{’ 218に固定されている。
該ブラケットの上端部には略くの字状に形成された回動
レバ一部利228がその屈曲部において支持ピン228
aを介して鉛直面内において回動自在に取り付けられて
いる。回動レバ一部材228の一端部には押圧ピン22
8bが取り付けられており、ピンプレート226の後端
部に設けられたローラ226cにこの押圧ピン228b
が当接している。また、回動レバ一部材228の他端部
には該回動レバ一部材を回動せしめるためのロッド22
9が連結されている。すなわち、ロッド229が上昇せ
しめられることによって回動レバ一部材228が第23
図における反時計方向に回動し、これによってピンプレ
ート226が第21図にて実線で示す位置から二点鎖線
にて示す位置に揺動するように構成されているのである
。なお、ピンプレ−1−226がこの実線で示す位置に
あるときにこれに植設された支えピン226bが41 発光素子5の端子5aの根元部分を支え得る。また、第
21図に示すように、ピンプレート22Bを第21図に
おける反時計方向に付勢するコイルスプリング230が
設けられている。
第21図及び第22図並びに第24図に示す如く、ベー
ス部材218の前端部には2本のガイド部材281a及
び232aが設けられており、夫々スライダ23lb及
び232bを上下方向において案内している。
両スライダ23lb及び232b下端部には、発光索子
5の端子5aを上下方向において挾持してこれを上記の
支えピン226bと協働して屈曲せしめるための下型2
33及び上型234が取り付けられている。第24図か
ら明らかな如く、下型233は発光素子5の一対の端子
5a間に挿入されるべく尖頭状に形成され、上型234
は該両端子を抱え込むが如く二股状に形威されている。
各スライダ231b及び232bの上端部には該各スラ
イダを上下動させるためのロッド235及び236が連
結されている。
上記した構成の端子屈曲装置28の動作について説明す
る。
42 前述のインデックスチャック18により把持された状態
の発光素子5がこの端子屈曲装置28による加工位置に
至る前は、ロッド224が上昇せしめられており、スラ
イダ219は後退位置(矢印F方向とは反対方向の移動
限界位置)にある。また、ロッド229も上昇せしめら
れており、ピンプレート226は第21図において二点
鎖線にて示す退避位置に揺動せしめられている。
端子5aを屈曲せしめられるべき発光素子5を把持した
インデックスチャック18がインデックステーブル17
の回転により第7図に示す角度位置94,すなわち端子
屈曲装置28による加工位置に達すると、まず、上記の
ロッド224が下降せしめられる。よって、スライダ2
19が前進(矢印F方向)する。この後、ロッド229
が下降せしめられ、ピンプレート22Gが第21図にて
実線で示す位置に持ち来され、ピンプレート226の先
端に設けられた支えピン226bが端子5aの根元部分
を下側から支える。そして、ロッド235が所定距離上
昇せられると共にロッド236が所定距離下降せ43 しめられ、端子5aは下型233と上型234とによっ
て挾持される。この後、ロッド235及び236が共に
下降せられ、下型233及び上型234が同時に下降し
、端子5aは支えビン226bにより支えられた部分に
おいて約90’屈曲せしめられ、第4図に示す如く或形
される。端子5aの屈曲成形が完了すると端子屈曲装置
28は上記とは逆の過程を辿るように作動せしめられ、
元の静止状態に戻される。
ここで、前述したインデックスチャック駆動装置23及
び24、端子扱き装置27及び端子屈曲装置28に対し
て駆動力を付与する集中駆動装置について第25図及び
第26図に旦づいて説明する。
第6図に示すように、該集中駆動装置241はフレーム
82に取り付けられた支持プレート83の上面側に設け
られている。なお、第25図は第6図に関するxxv−
 xxv矢視を示し、第26図は第25図に関するXX
VI−XXVI矢視図である。
第25図及び第26図に示すように、集中駆動44 装置241はメインモータ19を有しており、該メイン
モー夕の出力がカム機構を介して上記の各装置に供給さ
れる。
メインモータ19の出力は、カプラ243やギアボック
ス244内の減速機構及びカム機構を介してメインシャ
フト245に伝達される。なお、前述したインデックス
テーブル17に直結されたたインデックスシャフト85
(第6図及び第7図に図示)はこのメインシャフト24
5の近傍から下方に伸び、メインモータ19により回転
駆動される。
メインシャフト245に伝えられた出力は、歯付ベルト
車247ないし251並びに歯付ベルト253及び25
4を介して3本のサブシャフト256ないし258に伝
えられ、これら各サブシャフトを回転駆動する。なお、
参照符号259及び2[10は両歯付ベルト253及び
254に対して所定の張力を付与するためのテンション
プーりを示す。
メインシャフト245の近傍に配設された1本目のサブ
シャフト256には2枚の円盤状のカム部材263a及
び264aが嵌着されている。ギアボックス上45 には一対のレバ一部材263b及び264bが支持軸2
63C及び264cを介して鉛直面内において揺動自在
に設けられている。両レバ一部材263b及び264b
の一端部にはカムフォロワとしてのローラ263d及び
264dが夫々設けられており、且つ、各々カム部材2
63a及び264aのカム面に当接している。また、両
レバ一部材263b及び264bの他端部には該両レバ
一部材を第26図における反時計方向に付勢するコイル
スプリング263e及び264eが連結されている。そ
して、該両レバ一部材にはこれらのコイルスプリングの
近傍にロッド263f及び264rが各々連結されてい
る。各ロッド263f及び264『は夫々下方に向けて
伸長し、前述の各インデックスチャック駆動装置23及
び24の可動部分に連結されている。すなわち、サブシ
ャフト256と共に回転するカム部材263a及び26
4aの回転によりレバ一部材263b及び264bが揺
動せしめられ、これによりロッド263r及び264f
が上下動せしめられて、各インデックスチャック駆動装
置23及び24が前述した所定の作動をなすべく構成さ
れているのである。
46 なお、ギアボックス244上には両レバ一部材263b
及び264bの端部を上方に押し上げてカムフォロワた
るローラ263d及び264dの端部を上方に押し上げ
てカムフォロワたるローラ263d及び264dをカム
部+,{2G3a及び264aのカム面から離脱させる
クラッチ作用をなすシリンダ266が設けられている。
一方、第25図に示す如く、2本目のサブシャフト25
7には9枚の円盤状のカム部4,{271aないし27
9aが嵌着されている。第26図に示すように、これら
各カム部材のうち例えばカム部材272aに対応してレ
バ一部材272bが設けられており、且つ、支持軸27
2cを介して下端部にて支持プレート83に鉛直面内に
おいて揺動自在に取り付けられている。レバ一部材27
2bの中央部にはカムフォロワとしてのローラ272d
が設けられており、且つ、カム部材271.aのカム面
に当接している。また、レバー部材272bの上端部に
は該レバ一部材を第26図における反時計方向に付勢す
るコイルスプリング272eが連桔されている。レバ一
部tA’272bの上端部にはまた、水平に右方(矢印
Xとは反対方向)に向47 けて伸長する水平ロッド272fの一端部が連結されて
いる。そして、レバ一部材272bの右方には柱状部材
272gが設けられており、該柱状部材の上端部に支持
ピン272hを介して鉛直面内において回動自在に取り
付けられた回動レバ一部材2721の一端部にロッド2
72fの他端部が枢着せしめられている。
回動レバ一部材272Iの他端部には鉛直ロッド272
jが連結されている。鉛直ロッド272jは下方に向け
て伸び、前述した端子扱き装置27を作動せしめるため
の4本のロッド18ft,193,20[i及び211
のうちロッド211に連結せしめられている。すなわち
、サブシャフト257と共に回転するカム部材272a
の回転によってレバ一部材272bが揺動せしめられ、
これによって水平ロッド2721’,回動レバ一部材2
721及び鉛直ロッド272jを介してロッド211に
駆動力が付与されるべく構成されているのである。
上記ではカム部材272aについての動力伝達系を説明
したが、他の8枚のカム部材271a並びに273aな
いし279aに付属の動力伝達系もカム部+4’272
aの動力伝達系と同様に構或されており、夫々、レバ4
8 一部材271bないし279b,カムフォロワたるロー
ラ27Ldないし279d,コイルスプリング271e
な(SL279 e s水平ロツド271fないし27
9f回動レバ一部材27itないし279i,並びに鉛
直ロツド271jないし279jを有している。
鉛直ロッド271j.273j及び274jは上記した
鉛直ロッド272jと同様、端子扱き装置27のロツド
186,20B及び193に連結されている。そして、
残る5本の鉛直ロッド275jないし279jについて
は、前述の端子屈曲装置28を作動させるための各ロツ
ド224,229,285及び23Bに連結されている
第27図は第26図に関するXX■一XX■矢視を示し
たものであるが、該図から明らかな如く、上記の各レバ
一部材271bないし279bの上端部にはブロック2
71kないし279kが夫々設けられている。
そして、これら各レバ一部材が並ぶ方向において伸長す
る2つの櫛状部材282及び283が設けられている。
両櫛状部材282,283は、支持プレート83上に設
けられた基台284上に支持ピン285aないし288
aにより夫々揺動自在に取り付けられたレバ49 一部材285ないし288の2本ずつの端部にピン28
5bないし288bにより枢着されている。レバ一部材
286及び288に夫々駆動力を付与する2つのシリン
ダ290及び291と、該両レバ一部材に第27図にお
ける時計方向へのバイアス力を付与するコイルスプリン
グ292及び293が設けられている。また、両レバ一
部材286及び288の揺動範囲を画定するストッパ2
95及び296が設けられている。すなわち、シリンダ
290及び291を各々作動せしめることによって両櫛
状部材282及び283が矢印G方向及びその反対方向
に円弧に沿って動くように構成されているのである。各
櫛状部材282及び283の各々の歯部の先端にはロー
ラ282c及び283cが設けられており、前述した各
レバ一部材271bないし279b上のブロック271
kないし279kに夫々円滑に当接している。かかる構
成においては、シリンダ290及び291の出力軸が突
出することにより櫛状部材282.283が矢印Gとは
反対方向に移動する。
よって、各ローラ282c及び283cがブロック27
1kないし279kを押圧し、第25図及び第26図に
示し50 たカムフォロワたるローラ2 71 dないし279d
がカム部H27Laないし279aのカム面から離間す
る。よって、上記の端子扱き装置27及び端子屈曲装置
28への動力の供給が断たれるのであり、一種のクラッ
チとなっている。
翻って、3本目のサブシャフト258周りの構戊につき
説明する。
サブシャフト258には1枚の円盤状のカム部材299
が嵌着されている。第26図に示すように、カム部材2
99の近くには柱状部月230が設けられており、該柱
状部材の上端部にはレバ一部材301aがその一端部に
て支持ピンaoibを介して鉛直面内において揺動自在
に取り付けられている。レバー部祠3 0 1.aの中
央部にはカムフォロワとしてのローラ301eが設けら
れており、カム部材299のカム面に摺接している。ま
た、レバ一部材301aの他端部近傍には該レバ一部材
を第26図における反時計方向に付勢するコイルスプリ
ング301bが連結されている。すなわち、カム部材2
99の回転によってレバ一部材30Laが揺動をなすよ
うに構戊されてい51 るのである。
一方、このレバ一部材301aの左方には、他のレバ一
部$430 3 aが支持ピン303bにより鉛直面内
において揺動自在に支持されている。該レバ一部材30
3aの他端部にはローラ303Cが設けられており、こ
れが上記のレバ一部材301aの揺動端部に形成された
テーパ面30{eに摺接している。レバ一部$1’30
3aの下方にはシリンダ304が配置されており、該シ
リンダの出力ロッドがレバ一部材303aの中央部に枢
着されている。これらレバ一部材303a及びシリンダ
304によってクラッチが構成されている。即ち、シリ
ンダ304の出力ロッドが突出することによってレバ一
部材303aが上方に揺動せしめられてこれにより上記
のレバ一部材301aが第26図における時計方向に揺
動せられ、カムフオロワたるローラ301cがカム部材
299のカム面から離脱せしめられるのである。なお、
このレバ一部材3 0 1.aは、後述する部品装着チ
ャック30を作動せしめるためのものである。
次いで、前述の如く端子5aを成形されつつ搬52 送されて来た発光素子5をインデックスチャック18か
ら受け取ってこれをプリント基板35に装着する部品装
着チャック30について第28図及び第29図に基づき
詳述する。なお、第29図は第28図に関するXXIX
−XXIX断面を示すものである。
第28図及び第29図に示す如く、部品装着チャック3
0は前述の支持プレート83に対して固定された基体部
としての中空のフランジ311を有している。第29図
に示す如く、フランジ31{内にはベアリング312を
介して円筒状のボス313が回転自在に設けられている
。ボス81.3内にはストロークシャフト315が摺動
自在に設けられている。
ボス318及びストロークシャフト315は、第25図
に示すモータ37(支持プレート83上に設けられてい
る)によって、歯付ベルト車318及び3l9並びに歯
付ベルト320を介して回転駆動される。
ストロークシャフト315の上端部には両鍔のフランジ
322が嵌着されており、前述した3本目のサブシャフ
ト258の回転により駆動されるレバ一部53 材301aの端部に設けられたローラ301rがこのフ
ランジ322内に円滑に嵌合している。すなわち、スト
ロークシャフト315は、このレバ一部材301aを含
むカム機構によって上下動せしめられるのである。
第28図及び第29図に示すように、ボス313及びス
トロークシャフト315の上端部には円盤状のプッシュ
324が一体的に取り付けられている。
プッシュ324の下面には複数の摺鉢状の孔324aが
円周方向に沿って所定位置に形或されている。プッシュ
324の下方にはシリンダ325が配置されており、該
シリンダの出力ロッド325aの先端部が尖頭状に形威
されている。よって、シリンダ325の出力ロッドを適
宜突出せしめてプッシュ324の孔324aに嵌入させ
ることにより、ストロークシャフト315が所定の角度
位置にて固定せしめられるのである。なお、ストローク
シャフト315の回転角度位置を検出するためのエンコ
ーダ32Gがブラケット327を介して設けられている
ストロークシャフト315の下端部には発光素子54 5を把持するための把持部329が取り付けられている
。把持部329は、発光素子5の本体部分を把持する把
持爪330aと、把持爪330aの開閉をなすためのビ
ス!・ン3 3 0 1)と、発光素子5の端子5aに
添えてそのずれ止めをなす添え爪331aと、該添え爪
331aの開閉をなすためのピストン331bと、発光
素子5を押し下げてプリント基板35(第1図などに図
示)に装着するプッシャ332aと、プッシャ332a
を上下動させるためのピストン332bとを内蔵してい
る。また、各ピストン330b,33lb及び332b
を作動せしめるべくシリンダ内に圧搾空気を供給するた
めのニップル338及び334を有している。
上記した構戊の部品装着チャック30の動作をプリント
基板35の位置決めをなすX−Yテーブルの動作と共に
説明する。
前述の端子扱き装置27及び端子屈曲装置28による端
子5aの戊形を完了した発光素子5を把持したインデッ
クスチャック18がインデックステーブル17の回転に
より部品装着チャック30に対応する位置に持ち来され
ると、第1図及び第55 2図に示すインデックスチャック駆動装置24が作動せ
しめられて第8図及び第9図に示す該インデックスチャ
ック駆動装置のレバ一部材110が矢印R方向に揺動せ
しめられる。よって、インデックスチャック]8のスラ
イダ103が前進し、発光素子5は部品装着チャック3
0の把持部329に近接する。同時に把持部329の開
動作がなされる。
発光素子5が把持部329による把持位置に達すると把
持部329の把持動作が行なわれる。そして、インデッ
クスチャック駆動装置24の抑圧ブロック11I(第9
図に図示)が下降せしめられてインデックスチャック1
8に機械力が付与され、インデックスチャック18によ
る発光素子5の把持状態が解除され、発光素子5は部品
装着チャック30の把持部329に受け渡される。
この後、第6図及び第7図に示ずモータ34a及び34
bが回転せしめられてX−Yテーブルが作動し、プリン
ト基板35がその発光素子の装着されるべき部分が上記
の把持部329の直角に位置するように2次元的に搬送
されて位置決めされる。
56 プリント基板35の位置決めが完了すると、部品装着チ
ャック30のストロークシャフト315が下降せしめら
れる。同時に把持部329が作動せしめられて該把持部
による発光素子5の把持状態が解除され、且つ、該把持
部が有するプッシャ332aが下降し、第5図に示す如
く発光素子5はプリント基板35に装着される。同時に
、発光素子5の端子5aもプリント基板35に形成され
た端子挿入孔35aに挿入される。なお、この部品装着
の際、第25図に示すモータ37が回転せられて把持部
329の回転角度位置が定められ、プリント基板35に
対する発光素子5の取付角度が定められる。
プリント基板35に装着された発光素子5の端子5aに
ついて、該プリント基板35の下面側に配置された導通
チェック・端子カット装置39によって導通状態の良否
が検査され、導通状態が良好と認識された場合には該装
置によって端子5aの先端部が切断されてその長さが調
整される。以下、この導通チェック・端子カット装置3
9について第30図ないし第32図に基づいて詳述する
57 第30図に示す如く、導通チェック・端子カット装置3
つは作業台62に対して固定された基体部としての中空
のフランジ340を何している。フランジ340内には
ベアリング344を介して円筒状のボス342が回転自
在に設けられている。ボス342内にはストロークシャ
フト343が摺動自在に設けられている。ボス342及
びストロークシャフト343は、図示せぬモータによっ
て歯付ベルト345及び歯付ベルト車346を介して回
転駆動される。
ストロークシャフト343の下端部にはベアリング34
7及びブロック348を介してシリンダ349の出カロ
ッドが連結されており、該シリンダの作動によりストロ
ークシャフト343が上下動せしめられる。
ストロークシャフト343の下端部近傍には円盤状のプ
ッシュ351が一体的に取り付けられている。
プッシュ351の下面には複数の摺鉢状の孔351aが
円周方向において所定箇所に形成されている。プッシュ
351の下方にはシリンダ352が配置されており、該
シリンダの出力ロッド352aの先端部が尖58 頭状に形成されている。よって、シリンダ352の出力
ロッド352aを適宜突出せしめてプッシュ351の孔
351aに嵌入させることにより、ストロークシャフト
343が所定の角度位置に固定せしめられるのである。
ストロークシャフト343の上端部には発光素子5の端
子5aの導通チェックをなし且つ該端子を切断するため
のヘッド部354が設けられている。
第31図及び第32図に示すように、ヘッド部354は
発光素子5の端子5aが挿通される導通チェック部35
5と、端子5aの先端部を切断するためのカッタ一部3
56とを有している。また、カッタ一部356は、ニッ
プル357から圧搾空気が供給されることにより作動す
るピストン358によってカム手段359を介して作動
せしめられる。
上記した導通チェック・端子カット装置39の動作を説
明する。
まず、ヘッド354のカッタ一部356が開かれた状態
にてシリンダ349が作動してストロークシャフト34
3が上昇せしめられ、発光素子5に対して59 ヘッド部344が近接する。これにより端子5aが導通
チェック部355に挿通されて導通の良否が検査される
。端子5aの導通状態が良好であると認識されると、カ
ッタ一部356が作動せしめられて端子5aの先端部が
切断される。この後、ストロークシャフト343は下降
する。なお、上記のストロークシャフト343の上昇に
際し、ストロークシャフト343は所定角度回転せしめ
られ、導通検査をなすべき発光素子5の角度位置に対す
るヘッド部354の角度位置合わせが行なわれる。
一方、上記の導通チャック・端子カット装置39による
端子5aの導通検査の結果が不良であると認識された場
合、その発光素子5は、前述した部品装着チャック30
が前述と同様の動作をしてプリント基板35から抜き取
られる。そして、該発光素子を回収するために第33図
及び第34図に示す箱状の収納部40内に投下される。
収納部40は、支持プレート83の下面にブラケット3
62を介して取り付けられたシリンダ363の出力ロッ
ドに取り付けられて水平方向において移動せ60 しめられ、部品装着チャック30による発光素子5の投
下位置の直下とこの位置から退避した位置との間で適宜
移動せしめられる。また、部品装着チャック30の把持
部329をして導通検査不合格の発光素子5の把持解除
を一時的になさしめて発光素子を投下させるための機構
が上記のシリンダ363の上方に設けられている。第3
3図に示すように、該機構は、ブラケット382に支持
ピン864aを介して鉛直面内において揺動自在に取り
付けられたレバ一部材364と、該レバ一部材を図にお
ける時計方向に付勢するコイルスプリング365と、レ
バ一部材364の一端部を押し下げて該レバ一部材を図
における反時計方向に揺動せしめるためのシリンダ36
6とから成る。レバ一部材364の他端部にはローラ3
64aが設けられている。すなわち、シリンダ36Bの
出力ロッドが引かれてレバ一部材364が時計方向に付
勢されることによって該ローラが把持部329の部品把
持状態を解除せしめるのである。
上記の不良部品の投下が終わると、後続の発光61 素子についての装着動作が次々と行なわれ、全ての部品
の装着が完了したプリント基板35は次段の加工工程に
送出される。
尚、上記の実施例においては、装着対象たるプリント基
板35に装着されるべき電子部品として発光素子5を挙
げているが、他にプリント基板に装着される電子部品と
してはIC,トランジスタあるいは抵抗器など種々のも
のが挙げられる。
また、上記の実施例においては、電子部品としての発光
素子5の搬送が円盤状のインデックステーブル17の回
転により行なわれているが、かかる構成に限らず、例え
ば無端状の直線的な搬送コンベア上に多数のインデック
スチャック18を並べて該インデックスチャックに電子
部品を把持させて搬送する構成とすることも出来る。
第35図及び第36図にコンベア4上に発光素子5(前
述)をランダムに供給する部品供給装置の他の例を示す
。図示した如く、当該部品供給装置はコンベア4の上方
に支持ピン370aにより回動自在に支持された中空円
盤状の部品収納部370を62 有している。部品収納部370には開口部370bが設
けられており、この開口部370bを通じて部品収納部
370内に発光素子を補充する。部品収納部370の外
周部には発光素子を数個ずつコンベア4上に排出するた
めの開閉機構371が設けられており、該開閉機構を作
動せしめるためのシリンダ372が設けられている。ま
た、部品収納部370を支える架台].1Bに支持ピン
373aにより他のシリンダ373が揺動自在に取り付
けられており、該シリンダの出力ロッドの先端が部品収
納部370の回動中心から偏位した位置にてピン373
bにより枢着せしめられている。
かかる構或の部品供給装置においては、シリンダ373
の作動により部品収納部が所定角度回動せしめられて該
部品収納部の部品排出口がコンベア4の直上に持ち来さ
れ、シリンダ372が作動することにより開閉機構37
1が開閉動作をなして数個ずつの発光素子がコンベア4
上に供給されるのである。
発明の効果 63 以上詳述した如く、本発明による部品搬送装置において
は、部品供給手段により部品供給箇所において供給され
る部品を把持し得かつ機械力を受けて開動作をなす把持
手段と、該把持手段を担持して部品搬送経路に沿って移
動自在な可動部祠と、該可動部材を該部品供給箇所から
部品を排出すべき部品排出箇所に至るまで移動せしめる
駆動手段と、該把持手段に対して該部品供給箇所及び部
品排出箇所において機械力を付与する機械力付与手段と
から成り、把持手段に対して部品供給箇所において機械
力が一時的に付与されることにより把持手段が部品を把
持し、この後可動部材が該部品供給箇所から部品排出箇
所まで移動せしめられることにより部品の搬送がなされ
、部品排出箇所に達した把持手段に対して機械力が付与
されることにより部品の排出が行なわれることとしてい
る。
かかる構成の故、部品を把持する把持手段とこれを搭載
した可動部材に対してその駆動のための配線を施す必要
がなく、配線の絡みは皆無となるばかりでなく、部品搬
送経路の設定の自由度が増64 大するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像認識部品装着装置の全体構或
を示すブロック図、第2図ないし第4図は第1図に示し
た画像認識部品装着装置によりプリント基板に装着され
る発光素子の端子に施される加工の状態を示す斜視図、
第5図は第2図ないし第4図に示した発光素子がプリン
ト基板に装着された状態を示す側面図、第6図は第1図
に示した画像認識部品装着装置の一部断面を含む側面図
、第7図は第6図に関するvn−vn矢視図、第8図及
び第9図は第6図及び第7図に示した画像認識部品装着
装置が含むインデックスチャックとインデックスチャッ
ク駆動装置の一部の各々平面図及び側面図、第10図は
第8図及び第9図に示したインデックスチャックの動作
説明図、第11図及び第12図は第6図に示した画像認
識部品装着装置が含む部品搬送チャックの各々側面図及
び正面図、第13図は第12図に関するxm−xm断面
図、第14図は第12図に関するXIV−XIV矢65 視図、第15図及び第16図は第6図に示した画像認識
部品装着装置が含む表裏反転装置の各々一部断面を含む
平面図及び側面図、第17図及び第18図は第6図に示
した画像認識部品装着装置が含む端子扱き装置の各々一
部断面を含む平面図及び一部断面を含む側面図、第19
図は第17図及び第18図に関する X I X−X 
I X矢視図、第20図は第17図及び第18図に関す
るxx−xx矢視図、第21図及び第22図は第6図に
示す画像認識部品装着装置が含む端子屈曲装置の各々平
面図及び一部断面を含む側面図、第23図は第21図及
び第22図に関する xxn−xxn 矢視図、第24
図は第21図及び第22図に関するXXIVXXIV矢
視図、第25図は第6図に示した画像認識部品装着装置
が含む集中駆動装置の各々一部断面を含む平面図及び一
部断面を含む平面図、第26図は第25図に関する x
xvx−xxvt矢視図、第27図は第26図に関する
 XX■−XX■矢視図、第28図は第6図に示した画
像認識部品装着装置が含む部品装着チャックの一部断面
を含む正66 面図、第29図は第28図に関する xx■−xx■断
面図、第30図は第6図に示した画像認識部品装着装置
が含む導通チェック・端子カット装置の縦断面図、第3
1図及び第32図は第30図に示した導通チェック・端
子カット装置の一部の拡大図、第33図及び第34図は
第6図に示した画像認識部品装着装置が含む不良部品収
納機構の各々正面図及び側面図、第35図及び第36図
は部品供給装置の他の実施例の各々正面図及び側面図で
ある。主要部分の符号の説明 1・・・・・・第1制御手段 2・・・・・・部品供給装置 3,6,13,34,67,68,74,7 7 , 
135.1ft2,199,317・・・・・・モータ
4・・・・・・コンベア 5・・・・・・発光素子 8,26.29・・・・・・テレビカメラ9・・・・・
・部品供給位置 12.33・・・・・・X−Yテーブル14・・・・・
・部品搬送チャック 67 15・・・・・・表裏反転装置 17・・・・・・インデックステーブル18・・・・・
・インデックスチャック19・・・・・・メインモータ
 20・・・・・・カム機構21・・・・・・クラッチ
   22・・・・・・第2制御手段23.24・・・
・・・インデックスチャック駆動装置27・・・・・・
端子扱(しご)き装置28・・・・・・端子屈曲装置 30・・・・・・部品装着チャック 35・・・・・・プリント基板(装着対象)39・・・
・・・導通チェック・端子カット装置40・・・・・・
不良部品収納部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  部品供給手段により部品供給箇所において供給される
    部品を部品排出箇所まで搬送する部品搬送装置であって
    、前記部品を把持し得かつ機械力を受けて開動作をなす
    把持手段と、前記把持手段を担持して部品搬送路に沿っ
    て移動自在な可動部材と、前記可動部材を前記部品供給
    箇所から前記部品排出箇所に至るまで移動せしめる駆動
    手段と、前記把持手段に対して前記部品供給箇所及び前
    記部品排出箇所において機械力を付与する機械力付与手
    段とから成ることを特徴とする部品搬送装置。
JP1307976A 1989-11-28 1989-11-28 部品搬送装置 Pending JPH03170252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1307976A JPH03170252A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 部品搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1307976A JPH03170252A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 部品搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03170252A true JPH03170252A (ja) 1991-07-23

Family

ID=17975417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1307976A Pending JPH03170252A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 部品搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03170252A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107214097A (zh) * 2017-04-07 2017-09-29 宁波安百利印刷有限公司 一种圆柱型电池钢壳的瑕疵检测设备
WO2017208964A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 川崎重工業株式会社 電子部品挿入装置
CN112091599A (zh) * 2020-08-20 2020-12-18 楼显华 一种压缩机及其自动生产方法和设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208964A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 川崎重工業株式会社 電子部品挿入装置
CN107214097A (zh) * 2017-04-07 2017-09-29 宁波安百利印刷有限公司 一种圆柱型电池钢壳的瑕疵检测设备
CN107214097B (zh) * 2017-04-07 2019-06-07 宁波安百利印刷有限公司 一种圆柱型电池钢壳的瑕疵检测设备
CN112091599A (zh) * 2020-08-20 2020-12-18 楼显华 一种压缩机及其自动生产方法和设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5195235A (en) Parts mounting apparatus
JP5014083B2 (ja) 吸着ノズルと被吸着部品の側面画像取得装置
JP3132353B2 (ja) チップの搭載装置および搭載方法
CN109979856B (zh) 倒装固晶设备及其方法
CN109838434B (zh) 自动化点胶贴屏系统
US20050045914A1 (en) Flip chip device assembly machine
CN113539872B (zh) 半导体元件平移式测试打码编带一体机
JPH10107128A (ja) ウェーハリングの供給装置
US5282659A (en) Chuck for positioning chip electronic elements
JPH03170252A (ja) 部品搬送装置
JPH11288980A (ja) ダイボンダ
JP4713776B2 (ja) 電気部品供給システム
JP2837474B2 (ja) 画像認識部品装着装置
EP1295840A2 (en) Linear capper and capping method
JP2779018B2 (ja) 画像認識部品装着装置
JP2639968B2 (ja) 電子部品装着機
JPH0632435B2 (ja) プリント電気配線基板の位置出し接続装置
JPH10209222A (ja) チップの搭載装置
TW201946792A (zh) 具有視覺辨識補償功能的燙印機
JP3015243B2 (ja) 2以上のボンディングヘッドを有するボンディング装置
JP3473380B2 (ja) 電子部品の接合装置
JPS6138223Y2 (ja)
JPS63107099A (ja) 電子部品自動装着機
JP3191058B2 (ja) Ic搬送装置
KR19990082842A (ko) 씨에스피용박막필름의이송및클램프장치