JP5984284B2 - 部品実装装置及び基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本技術は、電子部品を基板に実装する部品実装装置及び基板の製造方法に関する。
特許文献1に記載の電子部品実装機は、基板への電子部品の実装時において、基板のそりの発生を防止するバックアップユニットを備えている。電子部品実装機では、ヘッドが電子部品を保持してこれを基板へ実装する時に、その電子部品を基板へ押し付けるようにヘッドが動作する。バックアップユニットは、その時に加えられる基板への押圧力による基板のそりの発生を抑制する(例えば、特許文献1の明細書段落[0014]参照)。
特開平5−335782号公報
部品実装装置は、支持体の昇降移動中は、部品の実装動作を中断している。したがって、部品実装装置による作業時間を短縮して製品の生産性を高めるためには、バックアップ装置の動作の効率化が必要になる。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、製品の生産性を向上させることができる部品実装装置及び基板の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術に係る部品実装装置は、基板保持ユニットと、バックアップユニットと、距離センサと、ヘッドとを具備する。
前記基板保持ユニットは、基板を保持する。
前記バックアップユニットは、前記基板保持ユニットにより保持された前記基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有する。
前記距離センサは、部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離を測定する。
前記ヘッドは、部品を保持し、前記保持した部品を、前記基板保持ユニットにより保持され前記支持体に支持された前記基板に実装する。
距離センサの測定対象となる距離の方向での距離センサの位置が設定されていれば、部品実装装置は、支持体の部品実装装置内の位置を認識することができる。したがって、部品実装装置が支持体の位置を認識する時の支持体の基準位置を、バックアップユニットに設ける必要がなく、つまり、支持体が基準位置まで移動する工程を省くことができる。これにより、部品実装装置による作業時間が短くなり、製品の生産性を向上させることができる。
前記部品実装装置は、ヘッド保持ユニットと、移動機構とをさらに具備してもよい。
前記ヘッド保持ユニットは、前記距離センサが取り付けられ、前記ヘッドを保持する。
前記移動機構は、前記ヘッド保持ユニットを、前記基板保持ユニットにより保持された前記基板の実装面に沿った少なくとも1軸方向で、前記基板と相対的に移動させる。
ヘッド保持ユニットに距離センサが取り付けられることにより、移動機構は、実装処理のためにヘッドを実装領域上に移動させる動作を利用して、距離センサをバックアップユニットの支持体上に位置させることができる。これにより、部品実装装置における作業時間を短縮することができる。
前記部品実装装置は、ヘッド保持ユニットと、昇降ユニットとをさらに具備してもよい。
前記ヘッド保持ユニットは、前記ヘッドを保持する。
前記昇降ユニットは、前記ヘッド及び前記距離センサが取り付けられた可動部を有し、前記ヘッド保持ユニットに設けられた、前記可動部を昇降させる。
昇降ユニットに距離センサが取り付けられることにより、距離センサを昇降させることができる。したがって、距離センサの基準高さ位置を可変に調整することができる。
前記変位機構は、駆動源と、前記駆動源に接続され、水平方向に沿った駆動力を発生する水平駆動部と、前記支持体に接続され、前記水平駆動部による前記駆動力を、垂直方向に沿った駆動力に変換する変換機構とを有してもよい。
前記部品実装装置は、制御ユニットをさらに具備してもよい。制御ユニットは、前記距離センサの位置から前記支持体の位置までの目標となる目標距離の情報を記憶し、前記目標距離と、前記距離センサにより検出された、前記距離センサの位置から前記支持体の位置までの距離とに基づき、前記支持体の、現在の高さ位置から目標の高さ位置までの移動距離を算出する。
制御ユニットにより目的高さ位置が算出されれば、バックアップユニットの変位機構は支持体をその目的高さ位置まで移動させることができる。
前記部品実装装置は、基板を搬送する搬送ユニットをさらに具備し、前記基板保持ユニットは、前記搬送ユニットの一部の構成を含んでもよい。
前記距離センサは、例えば、レーザ式変位センサ、超音波式変位センサ、渦電流式変位センサ及び接触式変位センサのうちいずれか1つであってもよい。
本技術に係る基板の製造方法は、基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有するバックアップユニットを備えた部品実装装置による基板の製造方法である。
基板保持ユニットにより基板が保持される。
前記部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離が距離センサにより測定される。
前記距離センサの測定により得られた前記距離の情報に基づき、前記変位機構による前記支持体の目的高さ位置に前記支持体が移動させられることで、前記基板保持ユニットにより保持された基板が前記支持体により支持される。
部品を保持するヘッドにより、前記保持した部品が、前記支持体に支持された前記基板に実装される。
これにより、部品実装装置が支持体の位置を認識する時の支持体の基準位置を、バックアップユニットに設ける必要がなく、つまり、支持体がその基準位置まで移動する工程を省くことができる。これにより、部品実装装置による作業時間が短くなり、製品の生産性を向上させることができる。
以上、本技術によれば、部品実装装置による作業時間を短縮できるので、製品の生産性を向上させることができる。
図1は、本技術の第1の実施形態に係る部品実装装置を示す模式的な正面図である。 図2は、その部品実装装置を示す平面図である。 図3はその部品実装装置を示す側面図である。 図4は、部品実装装置において、主に機械的な駆動機構の制御システムの構成を示すブロック図である。 図5は、バックアッププレートの動作時の主制御部(または軸制御部)の処理を示すフローチャートである。 図6は、距離センサ及びバックアップユニットの動作を順に示す図である。 図7は、参考例に係るバックアッププレートの昇降の方法を説明するための図である。 図8は、本技術の第2の実施形態に係る部品実装装置を示す側面図である。 図9は、本技術の第3の実施形態に係る部品実装装置の制御システムの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本技術の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(部品実装装置の構成)
図1は、本技術の第1の実施形態に係る部品実装装置を示す模式的な正面図である。図2は、その部品実装装置を示す平面図であり、図3はその側面図である。
部品実装装置100は、下部に配置されたベース11と、このベース11に固定されたフレーム12と、フレーム12に接続された実装ユニット30と、テープフィーダ90が搭載されるテープフィーダ搭載部20と、搬送ユニット40(図2参照)とを備える。
図1及び3に示すように、実装ユニット30は、ヘッドユニット310と、回路基板Wの実装面に沿ったX軸、それに直交するY軸に沿ってそのヘッドユニット310を移動させるX軸移動ユニット36及びY軸移動ユニット35を有する。また、実装ユニット30は、ヘッドユニット310を昇降させるヘッド昇降ユニット37を有する。
Y軸移動ユニット35は、Y軸方向に沿って設けられたYフレーム31と、このYフレーム31にスライド可能に接続された移動体32とを有する。Yフレーム31は、フレーム12の上部に取り付けられている。Y軸移動ユニット35は、このYフレーム31にスライド可能に接続された移動体32を移動させることが可能に構成されている。この移動体32に、X軸移動ユニット36が接続されている。
X軸移動ユニット36は、X軸方向に沿って設けられた、上記移動体32に接続されたXフレーム33を有する。X軸移動ユニット36は、このXフレーム33に沿って、ヘッドユニット310(ヘッド)及びヘッド保持ユニット34を一体的に移動させることが可能に構成されている。ヘッド保持ユニット34には、ヘッドユニット310を垂直方向(Z軸方向)に沿って昇降させるヘッド昇降ユニット37が設けられ、ヘッド保持ユニット34はこのヘッド昇降ユニット37を介してヘッドユニット310を保持する。
Y軸移動ユニット35、X軸移動ユニット36及びヘッド昇降ユニット37をそれぞれ実現する移動機構としては、典型的にはボールネジ駆動機構により構成される。この移動機構は、その他、ベルト駆動機構、ラックアンドピニオン駆動機構、あるいは流体圧シリンダ駆動機構等であってもよい。
生産性向上のために、少なくとも2つのヘッドユニット310が設けられ、これらが独立してX、Y及びZ軸方向に移動するように構成されていてもよい。
図2に示すように、テープフィーダ搭載部20は、部品実装装置100の前部側(図2中下側)及び後部側(図2中上側)の両方に配置されている。図2中、Y軸方向が部品実装装置100の前後方向となる。テープフィーダ搭載部20には、X軸方向に沿ってテープフィーダ90が複数配列されて搭載されるようになっている。例えば40〜70個のテープフィーダ90がこのテープフィーダ搭載部20に搭載可能である。本実施形態では、前部及び後部側でそれぞれ58個、合計116個のテープフィーダ90が搭載可能とされている。
なお、テープフィーダ搭載部20が、部品実装装置100の前部側及び後部側の両方に設けられる構成としたが、これは、前部側及び後部側のいずれかに一方に設けられる構成であってもよい。
テープフィーダ90は、Y軸方向に長く形成されている。テープフィーダ90の詳細は図示しないが、リールを備え、コンデンサ、抵抗、LED、ICチップパッケージ等の電子部品を収納したキャリアテープがそのリールに巻き付けられている。また、テープフィーダ90は、このキャリアテープをステップ送りで送り出すための機構を備えており、そのステップ送りごとに電子部品が1つずつ供給される。図2に示すように、テープフィーダ90のカセットの端部の上面には供給窓91が形成され、この供給窓91を介して電子部品が供給される。複数のテープフィーダ90が配列されることによってX軸方向に沿って形成される、複数の供給窓91が配列された領域が、電子部品の供給領域Sとなる。
なお、1つのテープフィーダ90のキャリアテープには、多数の同じ電子部品が収納される。テープフィーダ搭載部20に搭載されるテープフィーダ90のうち、複数のテープフィーダ90にまたがって同じ電子部品が収容される場合もある。
部品実装装置100のY軸方向での中央部に上記搬送ユニット40が設けられている。この搬送ユニット40はX軸方向に沿って回路基板Wを搬送する。回路基板を以下、単に基板という。例えば、図2に示すように、搬送ユニット40上の、X軸方向におけるほぼ中央位置で搬送ユニット40に支持されている基板W上の領域が、ヘッドユニット310によりアクセスされて電子部品の実装が行われる実装領域Mとなる。
ヘッドユニット310は、ヘッド昇降ユニット37に接続されたベース体305(ベースフレーム)と、ベース体305に基軸301を介して支持されたターレット302と、ターレット302の周囲に設けられた複数の吸着ノズル303とを有する。基軸301は、ベース体305に斜め下方向に延びるように設けられ、その基軸301の下端部にターレット302が接続されている。なお、ベース体305には、図示しないが、基板Wのアライメントマークを撮影する基板カメラ、及び、吸着ノズル303により保持された電子部品を撮影する部品カメラ等が取り付けられている。
吸着ノズル303は、真空吸着の作用により、キャリアテープから電子部品を取り出して保持する。吸着ノズル303は、ノズル昇降モータ326(図4参照)の駆動によって、電子部品を基板Wに実装するために上下動可能となっている。吸着ノズル303は、例えば12本設けられている。ノズル昇降モータ326は、例えばベース体305に、図示しない取付部材によって取り付けられている。
ヘッドユニット310は、上述のようにX及びY軸方向に移動可能とされている。したがって、吸着ノズル303は、供給領域Sと実装領域Mとの間で移動し、また、実装領域M内で実装を実行するために実装領域M内でX及びY軸方向に移動する。
ターレット302は、その斜め方向の基軸301を回転の中心軸として回転(自転)可能となっている。図4に示すように、基軸301及びターレット302は、ベース体305に設けられたターレットモータ324により駆動される。
複数の吸着ノズル303のうち、その吸着ノズル303の長さ方向がZ軸方向に沿って配置されたものが、基板Wに電子部品を実装するために選択された吸着ノズルである。ターレット302の回転により任意の1つの吸着ノズル303が選択される。選択された吸着ノズル303がテープフィーダ90の供給窓91にアクセスして電子部品を吸着して保持し、実装領域Mまで移動して下降することにより、電子部品が基板Wに実装される。
ヘッドユニット310は、ターレット302を回転させながら、複数の吸着ノズル303に、1工程で連続して複数の電子部品をそれぞれ保持させる。また、複数の吸着ノズル303に吸着された電子部品は、1工程で連続して1つの基板Wに実装される。
実装のために選択された吸着ノズル303は、ベース体305に設けられたノズル回転モータ325によって回転(自転)するように駆動可能とされている。ノズル回転モータ325は、吸着ノズル303を自転させることによって、X−Y平面内において、吸着ノズル303が保持した電子部品のの姿勢を所期の姿勢に補正する。
ヘッド保持ユニット34には、距離センサ10が取り付けられている。距離センサ10は、任意の位置、ここでは距離センサ10が配置される位置から、搬送ユニット40に設けられた後述のバックアップユニット50におけるバックアッププレート56の上面までの距離を測定する。距離センサ10としては、典型的には、レーザ式変位センサが用いられる。すなわち、距離センサ10は、赤外線や可視光の波長領域を有するレーザ光を出射し、バックアッププレート56で反射されたそのレーザ光を受けることによりその距離を測定することができる。
搬送ユニット40は、典型的にはベルトタイプのコンベヤ41と、ガイドレール42とを備えている。コンベヤ41には、図示しない昇降機構が接続されている。コンベヤ41のベルト部に基板Wが載置され、その状態で、実装領域Mにおいてコンベヤ41が上昇することで、基板Wがそのベルト部とガイドレール42との間に挟まれるようにして保持される。この場合、コンベヤ41のベルト部及びガイドレール42は基板保持ユニットとして機能する。つまり、基板保持ユニットは、搬送ユニットの一部の構成を含む。
搬送ユニット40の下部には、上述したバックアップユニット50が配置されている。バックアップユニット50は、バックアッププレート56と、このバックアッププレート56上に立設された複数の支持ピン57と、バックアッププレート56の下部に設けられ、このバックアッププレート56の高さ位置を変化させる変位機構とを有する。
バックアッププレート56及び支持ピン57により支持体が形成される。バックアッププレート56は、例えばZ軸方向で見て矩形状であり、基板Wとほぼ同程度のサイズで形成されている。複数の支持ピン57は、X及びY軸に沿って2次元的に配置されている。各支持ピン57は、主に金属、樹脂、またはゴム等により形成されている。Z軸方向で見て、バックアッププレート56の中心位置が、実装領域Mにおける基板Wの中心位置と概略一致するように、バックアップユニット50が搬送ユニット40の下部に配置されている。
変位機構は、駆動源であるモータ51と、モータ51に接続されたボールネジ52と、このボールネジ52の回転によってバックアッププレート56を昇降させるための楔機構55とを有する。楔機構55は、ボールネジ52をスライドするようにボールネジ52に接続されたスライド部材53と、このスライド部材53のスライドによって昇降する昇降部材54とを有する。
ボールネジ52は、水平方向に沿った駆動力を発生する水平駆動部として機能する。また、楔機構55は、その水平の駆動力を垂直方向に沿った駆動力に変換する変換機構として機能する。このような変換機構を用いた変位機構によれば、変位機構のZ軸方向での薄型化を実現することができる。
図4は、部品実装装置100において、主に機械的な駆動機構の制御システムの構成を示すブロック図である。
この制御システムは、主制御部60及びこれに電気的に接続された軸制御部61を有する。主制御部60及び軸制御部61は、互いに双方向で通信可能に構成されている。主制御部60は、CPU、RAM及びROM等のハードウェア、及び、必要なソフトウェアを備えており、部品実装装置100を統括して制御する。主制御部60及び軸制御部61は、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のPLD(Programmable Logic Device)、あるいは、その他ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデバイスにより実現されてもよい。
実装ユニット30は、上記X軸移動ユニット36、Y軸移動ユニット35及びヘッド昇降ユニット37の駆動源として、Xモータ322、Yモータ321及びZモータ323を備える。搬送ユニット40は、基板Wの搬送のためにコンベヤ41を駆動する搬送モータ45を備えている。また、搬送ユニット40は、処理対象となる基板WのY軸方向の幅に合わせて、コンベヤ41及びガイドレール42のY軸方向の幅を調整するための図示しない調整機構を有する、
これら、Xモータ322、Yモータ321、Zモータ323、ターレットモータ324、ノズル回転モータ325、ノズル昇降モータ326、搬送モータ45、モータ51は、軸制御部61に電気的に接続されており、軸制御部61は、これらの各モータの駆動を制御する。また、軸制御部61は、距離センサ10で得られた信号を受信する。
(部品実装装置の動作)
処理対象となる基板Wが外部から部品実装装置100内に搬入される前に、主制御部60は、その処理対象となる基板Wのサイズ及び電子部品の種類等の情報をメモリ等から抽出する。主制御部60は、その情報に基づいて軸制御部61に制御情報を出力する。軸制御部61は、入力された制御情報に応じて各部を駆動する。例えば軸制御部61は、搬送ユニット40におけるコンベヤ41及びガイドレール42の幅調整のための駆動を行う。
次に、基板Wが、搬送ユニット40により所定位置で位置決めされ、また、その搬送ユニット40のコンベヤ41のベルト部及びガイドレール42で挟持されることにより保持される。これにより、実装領域Mが設定される。
また、バックアップユニット50によりその基板Wがその裏面側から支持される。バックアップユニット50による支持動作及びそれに関連する動作については、後で詳細に説明する。
そして、実装ユニット30のヘッドユニット310により電子部品がテープフィーダにより取り出され、基板Wにその電子部品が実装される。
複数の電子部品の実装が終了すると、搬送ユニット40による基板Wの保持及びバックアップユニット50による基板Wの支持が解除される。そして、基板Wは搬送ユニット40により部品実装装置100の外部へ搬出される。
(バックアップユニットの動作時の主制御部の処理)
以下、バックアップユニット50の動作及びそれに関連する動作時における主制御部60の処理を説明する。図5は、バックアッププレート56の動作時の主制御部60(または軸制御部61)の処理を示すフローチャートである。図6は、距離センサ10及びバックアップユニット50の動作を順に示す図である。
例えば、図5に示す処理は、部品実装装置100が第1の種類の基板Wへの実装処理を終え、次にそれとは異なる第2の種類の基板Wへの実装処理を開始する前に実行される処理である。異なる種類の基板とは、例えば異なる基板製品、あるいは異なるサイズの基板を意味する。あるいは、図5に示す処理は、部品実装装置100の電源が落とされ、再度電源が部品実装装置100が投入された後に実行される処理である。
搬送ユニット40による処理対象となる基板Wの搬入前に、図6Aに示すように、軸制御部61は、Xモータ322及びYモータ321を駆動して、距離センサ10がバックアッププレート56の直上位置へ位置するように、ヘッドユニット310を移動させる(ステップ101)。図6Aにおいて、距離センサ10の予め設定された高さ位置をh0(以下、基準高さ)とする。
距離センサ10は、ヘッドユニット310を保持するヘッド保持ユニット34に取り付けられている。したがって、基準高さh0は、距離センサ10のヘッド保持ユニット34への取り付け位置によって決定される。
バックアッププレート56の直上位置とは、次のような位置である。つまりそれは、距離センサ10が出射したレーザビームが、バックアッププレート56の表面(上面)で反射し、距離センサ10がその反射されたレーザビームを受光することができる位置である。
距離センサ10からのレーザビームが入射されるバックアッププレート56上の位置(測定位置)は、Z軸方向で見て、バックアッププレート56の中心または周縁部等、予め設定されている。距離センサ10による距離の測定回数は複数回であってもよく、その場合、それらの測定位置はバックアッププレート56内でそれぞれ異なる位置であってもよい。
レーザビームのバックアッププレート56への入射角は、基本的には0°であり、すなわちレーザビームが垂直にバックアッププレート56に入射する。しかし、その入射角は0°より大きくてもよい。レーザビームのバックアッププレート56上への入射位置及び角度は、距離センサ10の配置、あるいは、距離センサ10が持つ、レーザビームの発光部及び受光部の構造及び配置等にもよる。
次に、主制御部60は、距離センサ10を用いて、距離センサ10からバックアッププレート56の表面までの距離(現在の距離)を測定する(ステップ102)。主制御部60は、所定回数(1回以上)の距離測定が完了した場合(ステップ103のYES)、次へのステップへ進む。
複数回距離が測定される場合、主制御部60は、その平均値や中央値を算出し、算出された距離を、現在の距離としてメモリに記憶すればよい。図6Aに示すように、現在の距離はh0-h1(=例えば60mmなど)である。
例えば、図6Bに示すように、処理対象となる基板Wの種類に応じて、目標高さ位置h2(または目標距離h0-h2)が予め設定されている。もちろん、基板Wの種類が異なる場合でも、目標高さ位置h2が同じである場合もある。主制御部60は、この目標高さ位置h2または目標距離h0-h2の情報をメモリに記憶している。目標距離h0-h2は、例えば30mmあるいは40mm等に設定されている。
主制御部60は、メモリに記憶した上記の目標高さ位置h2(または目標距離h0-h2)の情報と、距離センサ10により得られた現在の高さ位置h1(またはh0-h1)の情報とに基づき、バックアッププレート56の移動すべき距離h2-h1を算出する(ステップ104)。
基板Wが所定の位置に位置決めされた後、図6Cに示すように軸制御部61は、その算出された情報に基づき、バックアッププレート56の高さ位置が、現在高さ位置h1から、目標高さ位置h2になるようにモータ51を駆動させる(ステップ105)。モータの回転数(回転角度変位)に応じてバックアッププレート56の高さ方向の変位が決まるので、軸制御部61はその変位情報をモータに与えることにより、バックプレートが目標高さ位置h2に位置させることができる。
ステップ104及び105では、主制御部60及び軸制御部61は、制御ユニットとして機能する。
図6Cにおいて、バックアッププレート56の上昇とともに、上述したコンベヤ41の昇降機構によりコンベヤ41が上昇する。あるいは、バックアッププレート56の上昇タイミングとコンベヤ41の上昇タイミングの順序は問わず、どちらが先でもよい。
図6Cに示す動作により、コンベヤ41の上面の高さと、支持ピン57の上端の高さとが概略同じ高さh3になる。このようにして、基板Wが搬送ユニット40により保持され、かつ、バックアップユニット50により支持される。
ここで、参考例に係るバックアッププレート56の昇降の方法を説明する。図7A〜Cは、その方法を説明するための図である。
図7Aに示すように、この参考例に係るバックアップ装置150は、原点センサ158を備えている。原点センサ158は、楔機構155のうち、モータ151により回転するボールネジ152にスライド可能に接続されたスライド部材153の水平位置を検出する。原点センサ158は、例えば光センサにより構成される。スライド部材153が原点センサ158により検出されている時の、スライド部材153の位置が原点位置であり、その時のバックアッププレート56の高さ位置が、基準高さ位置となる。
図7Aに示すように、現在のバックアッププレート56の高さ位置が、基準高さ位置より高く、かつ、目標高さ位置h4より低い位置にあるとする。バックアップ装置150は、バックアッププレート56を目標高さ位置まで移動させるために、現在位置から図7Bに示すように、一旦、バックアッププレート56が基準高さ位置h5に位置するようにモータ151を駆動する。その後、このバックアップ装置150は、その基準高さ位置h5から、目標高さ位置h4までバックアッププレート56を上昇させる。
このようにバックアップ装置150が動く理由は、図7Aの時点で、バックアップ装置150は、バックアッププレート56の正確な位置を認識できないからである。このような場合、バックアップ装置150の動きに無駄があり、部品実装装置による作業時間が長くなる。
この問題を解決するために、このバックアップ装置150の駆動系に絶対位置エンコーダを設けることも考えられる。しかしながら、絶対位置エンコーダを設けるとコスト高になり、また、絶対位置エンコーダからの出力信号の処理を含む、駆動系の制御が複雑になる。
これに対して、本実施形態に係る部品実装装置100は、距離センサ10を用いて、その距離センサ10の高さ位置を基準としたバックアッププレート56の高さ位置を測定する。すなわち、部品実装装置100は、バックアップユニット50の駆動系を介さないで、任意の位置から直接、バックアッププレート56の部品実装装置100内の位置を認識することができる。したがって、参考例のように、バックアッププレート56の基準高さ位置を設ける必要がなく、バックアッププレート56がその基準高さ位置まで移動する工程を省くことができる。これにより、部品実装装置100による作業時間が短くなり、製品の生産性を向上させることができる。
また、一般的には絶対位置エンコーダに比べ、距離センサ10の方が安価であり、コストを削減できる。また、本実施形態に係るバックアップユニット50の駆動系の制御が複雑になることもない。
特に、ヘッド保持ユニット34に距離センサ10が取り付けられることにより、次のようなメリットもある。すなわち、X軸移動ユニット36等の移動機構は、実装処理のためにヘッドユニット310を実装領域M上に移動させる動作を利用して、距離センサ10をバックアッププレート56上に位置させることができる。これにより、部品実装装置100における作業時間を短縮することができる。
[第2の実施形態]
図8は、本技術の第2の実施形態に係る部品実装装置を示す側面図である。
この第2の実施形態と上記第1の実施形態とで異なる点は、距離センサ10の配置である。本実施形態では、距離センサ10が、バックアッププレート56の下部の任意の位置に配置され得る。この場合、距離センサ10は、その距離センサ10の高さ位置が固定されるように、ベース11やその他の構造体に取り付けられればよい。
本実施形態の場合、複数の距離センサ10がバックアッププレート56の下部に配置されていてもよい。
[第3の実施形態]
図9は、本技術の第3の実施形態に係る部品実装装置の制御システムの構成を示すブロック図である。
この第3の実施形態に係る制御システムの、上記図4に示した制御システムと異なる点は、距離センサ10からの出力信号の入力先である。上記第1の実施形態では、その入力先が軸制御部61であったが、第3の実施形態では、主制御部60が、距離センサ10からの出力信号の情報を直接取得する。このような構成によっても、上記第1の実施形態と同様の処理を行うことができ、同様の作用効果が得られる。
[距離センサによる他のメリット]
上記第1〜3の実施形態等の違いに関わらず、距離センサ10が設けられることにより、以下のようなメリットもある。
例えば、この距離センサ10により、基板Wの反りや撓みを検出することができる。基板Wに反りや撓みが発生してる場合、その基板Wの実装面の高さ位置は、それら反りや撓みが発生していない所期の基板の実装面の高さ位置とは異なる。距離センサ10によりその高さ位置の違いを検出することができる。
あるいは、距離センサ10は、実装領域M内に基板Wが存在するか否かを検出することもできる。つまり、距離センサ10は基板カメラとして機能することができる。
あるいは、搬送ユニット40のコンベヤ41の幅調整が行われる場合、距離センサ10がそのコンベヤ41のガイドレール42やベルト部の位置の変位を検出することができる。
[その他の実施形態]
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記距離センサ10としてレーザ式変位センサが用いられたが、これに代えて、音波式変位センサ、渦電流式変位センサ、及び、接触式変位センサ(例えばリニアゲージ等)のうちいずれか1つが用いられてもよい。これらのセンサも、上記レーザ式変位センサと同様に、種々の取り付け位置が設定され得る。
距離センサ10の配置は、上記各実施形態に限られず、例えば移動体32、Xフレーム33、あるいは、ヘッドユニット310のベース体305(可動部)などに取り付けられてもよい。特に、距離センサ10が昇降可能なベース体305に取り付けられることにより、距離センサ10を昇降させることができ、例えば距離センサ10の基準高さ位置を可変に調整することができる。
上記実施形態では、距離センサ10によって、バックアッププレート56の高さ位置が測定されたが、支持ピン57の上端の高さ位置が測定されてもよい。
上記実施形態では、基板保持ユニットとして、搬送ユニット40のコンベヤ41のベルト部及びガイドレール42が用いられた。しかし、基板保持ユニットは、真空吸着等、別の機構によって基板Wを保持してもよい。搬送ユニット40としては、ベルト式のコンベヤ41に限られず、ローラタイプ、あるいは、基板Wを支持する支持機構がスライドして移動するタイプの搬送ユニット40が用いられてもよい。
上記実施形態に係るバックアップユニット50は、バックアッププレート56をZ軸方向に沿って移動させたが、斜め方向に移動させることによりそれを昇降させてもよい。
上記ヘッドユニット310は、X、Y及びZ軸の3次元で移動可能に構成された。しかし、ヘッドユニット310は、X及びYのうち少なくとも一方の軸に沿って移動可能に構成されていてもよい。ヘッドユニット310が、X及びYのうちいずれか1軸(例えばY軸)に沿って移動可能に構成される場合、基板Wを保持する基板保持ユニットが、それと異なる1軸(例えばX軸)に沿って移動可能に構成されていればよい。これにより、電子部品の実装時には、ヘッドユニット310は、基板Wに相対的に2次元内で動くことが可能となる。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)基板を保持する基板保持ユニットと、
前記基板保持ユニットにより保持された前記基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有するバックアップユニットと、
部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離を測定する距離センサと、
部品を保持し、前記保持した部品を、前記基板保持ユニットにより保持され前記支持体に支持された前記基板に実装するヘッドと
を具備する部品実装装置。
(2)(1)に記載の部品実装装置であって、
前記距離センサが取り付けられ、前記ヘッドを保持するヘッド保持ユニットと、
前記ヘッド保持ユニットを、前記基板保持ユニットにより保持された前記基板の実装面に沿った少なくとも1軸方向で、前記基板と相対的に移動させる移動機構と
をさらに具備する部品実装装置。
(3)(1)に記載の部品実装装置であって、
前記ヘッドを保持するヘッド保持ユニットと、
前記ヘッド及び前記距離センサが取り付けられた可動部を有し、前記ヘッド保持ユニットに設けられた、前記可動部を昇降させる昇降ユニットと
をさらに具備する部品実装装置。
(4)(1)から(3)のうちいずれか1つに記載の部品実装装置であって、
前記変位機構は、駆動源と、前記駆動源に接続され、水平方向に沿った駆動力を発生する水平駆動部と、前記支持体に接続され、前記水平駆動部による前記駆動力を、垂直方向に沿った駆動力に変換する変換機構とを有する
部品実装装置。
(5)(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の部品実装装置であって、
前記距離センサの位置から前記支持体の位置までの目標となる目標距離の情報を記憶し、前記目標距離と、前記距離センサにより検出された、前記距離センサの位置から前記支持体の位置までの距離とに基づき、前記支持体の、現在の高さ位置から目標の高さ位置までの移動距離を算出する制御ユニットをさらに具備する
部品実装装置。
(6)(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の部品実装装置であって、
基板を搬送する搬送ユニットをさらに具備し、
前記基板保持ユニットは、前記搬送ユニットの一部の構成を含む
部品実装装置。
(7)(1)から(6)のうちいずれか1つに記載の部品実装装置であって、
前記距離センサは、レーザ式変位センサ、超音波式変位センサ、渦電流式変位センサ及び接触式変位センサのうちいずれか1つである
部品実装装置。
(8)基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有するバックアップユニットを備えた部品実装装置による基板の製造方法であって、
基板保持ユニットにより基板を保持し、
前記部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離を距離センサにより測定し、
前記距離センサの測定により得られた前記距離の情報に基づき、前記変位機構による前記支持体の目的高さ位置に前記支持体を移動させることで、前記基板保持ユニットにより保持された基板を前記支持体により支持し、
部品を保持するヘッドにより、前記保持した部品を、前記支持体に支持された前記基板に実装する
基板の製造方法。
10…距離センサ
30…実装ユニット
35…Y軸移動ユニット
36…X軸移動ユニット
37…ヘッド昇降ユニット
40…搬送ユニット
50…バックアップユニット
51…モータ
52…ボールネジ
53…スライド部材
54…昇降部材
55…楔機構
56…バックアッププレート
57…支持ピン
60…主制御部
61…軸制御部
100…部品実装装置
310…ヘッドユニット

Claims (8)

  1. 基板を保持する基板保持ユニットと、
    前記基板保持ユニットにより保持された前記基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有するバックアップユニットと、
    部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離を測定する距離センサと、
    部品を保持し、前記保持した部品を、前記基板保持ユニットにより保持され前記支持体に支持された前記基板に実装するヘッドと
    前記距離センサの位置から前記支持体の位置までの目標となる目標距離の情報を記憶し、前記目標距離と、前記距離センサにより検出された、前記距離センサの位置から前記支持体の位置までの距離とに基づき、前記支持体の、現在の高さ位置から目標の高さ位置までの移動すべき距離を算出する制御ユニットと
    を具備する部品実装装置。
  2. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記距離センサが取り付けられ、前記ヘッドを保持するヘッド保持ユニットと、
    前記ヘッド保持ユニットを、前記基板保持ユニットにより保持された前記基板の実装面に沿った少なくとも1軸方向で、前記基板と相対的に移動させる移動機構と
    をさらに具備する部品実装装置。
  3. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記ヘッドを保持するヘッド保持ユニットと、
    前記ヘッド及び前記距離センサが取り付けられた可動部を有し、前記ヘッド保持ユニットに設けられた、前記可動部を昇降させる昇降ユニットと
    をさらに具備する部品実装装置。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載の部品実装装置であって、
    前記変位機構は、駆動源と、前記駆動源に接続され、水平方向に沿った駆動力を発生する水平駆動部と、前記支持体に接続され、前記水平駆動部による前記駆動力を、垂直方向に沿った駆動力に変換する変換機構とを有する
    部品実装装置。
  5. 請求項1からのうちいずれか1項に記載の部品実装装置であって、
    基板を搬送する搬送ユニットをさらに具備し、
    前記基板保持ユニットは、前記搬送ユニットの一部の構成を含む
    部品実装装置。
  6. 請求項1からのうちいずれか1項に記載の部品実装装置であって、
    前記距離センサは、レーザ式変位センサ、超音波式変位センサ、渦電流式変位センサ及び接触式変位センサのうちいずれか1つである
    部品実装装置。
  7. 基板を保持する基板保持ユニットと、
    前記基板保持ユニットにより保持された前記基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有するバックアップユニットと、
    部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離を測定する距離センサと、
    部品を保持し、前記保持した部品を、前記基板保持ユニットにより保持され前記支持体に支持された前記基板に実装するヘッドとを具備し、
    前記変位機構は、駆動源と、前記駆動源に接続され、水平方向に沿った駆動力を発生する水平駆動部と、前記支持体に接続され、前記水平駆動部による前記駆動力を、垂直方向に沿った駆動力に変換する変換機構とを有する
    部品実装装置。
  8. 基板を支持する支持体と、前記支持体の高さ位置を変化させる変位機構とを有するバックアップユニットを備えた部品実装装置による基板の製造方法であって、
    前記変位機構は、駆動源と、前記駆動源に接続され、水平方向に沿った駆動力を発生する水平駆動部と、前記支持体に接続され、前記水平駆動部による前記駆動力を、垂直方向に沿った駆動力に変換する変換機構とを有し、
    基板保持ユニットにより基板を保持し、
    前記部品実装装置内の任意の位置から、前記変位機構により決定される前記支持体の位置までの距離を距離センサにより測定し、
    前記距離センサの測定により得られた前記距離の情報に基づき、前記変位機構による前記支持体の目標の高さ位置に前記支持体を移動させることで、前記基板保持ユニットにより保持された基板を前記支持体により支持し、
    部品を保持するヘッドにより、前記保持した部品を、前記支持体に支持された前記基板に実装する
    基板の製造方法。
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