JP4497877B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4497877B2
JP4497877B2 JP2003332394A JP2003332394A JP4497877B2 JP 4497877 B2 JP4497877 B2 JP 4497877B2 JP 2003332394 A JP2003332394 A JP 2003332394A JP 2003332394 A JP2003332394 A JP 2003332394A JP 4497877 B2 JP4497877 B2 JP 4497877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
nozzles
recording
interpolation
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003332394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005096232A5 (ja
JP2005096232A (ja
Inventor
裕一郎 鈴木
昌雄 前田
均 錦織
和久 来間
英城 中西
隆之 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003332394A priority Critical patent/JP4497877B2/ja
Priority to US10/943,012 priority patent/US7192114B2/en
Publication of JP2005096232A publication Critical patent/JP2005096232A/ja
Publication of JP2005096232A5 publication Critical patent/JP2005096232A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4497877B2 publication Critical patent/JP4497877B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2132Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
    • B41J2/2139Compensation for malfunctioning nozzles creating dot place or dot size errors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns

Description

本発明は記録装置に関し、特に、インクジェット記録装置における不吐補間に関するものである。
インクジェットプリンタに使用する記録ヘッドのノズル数は年々増加している。それにともない、その記録ヘッドの製造も年々難易度を増しており、インク吐出が不良となるノズル(以下、不吐ノズルという)を持つ不良記録ヘッドの数を減らし、記録ヘッド製造の歩留まりを上げることが求められている。
その記録ヘッド製造の歩留まりを上げる方法として、不吐補間という技術が従来より知られている。不吐補間技術は、不吐ノズルによって記録に用いることが出来ない記録データを他のノズルを使用することで記録を行なう記録不良となったドットを補間する技術である(例えば、特許文献1、2参照)。
不吐補間技術を使用すれば、従来、不良記録ヘッドとして選別されていたものを、良品として扱うことが可能となり、記録ヘッドの歩留まりを上げることが可能となる。
特開平8−25700号公報 特開平11−988号公報 特開平9−118023号公報
さて、従来の不吐補間技術では、記録ヘッドのノズル列において不吐ノズルの両隣に並んでいる数ノズル(以下、補間対象ノズルという)を使用して補間動作を行なう。即ち、その補間動作では、不吐ノズルの近傍にあるノズルで、元々は不吐ノズルで記録するべき記録データを用いてインク吐出を行なうことによって、記録デューティを制御し、インクの不吐によって記録媒体上に発生する白スジを目立たなくするのである。
一方、インクジェットプリンタには、従来よりノズル制限機能というものがある。このノズル制限機能を用いると、記録ヘッドの使用可能なノズル数を制限することで、当然、記録データ量は少なくなるので、その記録データを格納するために用いるメモリの容量やそのメモリから記録ヘッドへのデータ転送量を削減できるという効果がある。
しかしながら、上記の不吐補間機能とノズル制限機能を併用する際に、記録ヘッドのノズル列においてノズル制限を受ける領域とその制限を受けない領域との境界付近で不吐ノズルが発生すると、不吐補間に用いる補間対象ノズルがノズル制限を受ける領域に含まれる場合がでてくる。このような場合が発生すると、補間対象ノズルを使用した不吐補間動作は、本来記録を行うべきではない領域に記録を行なうという動作にならざるを得ず、その結果、記録画像の品質が劣化してしまうという問題が発生する。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、補間対象ノズルを使用した不吐補間に使用ノズルを制限するノズル制限機能を併用したときにも記録画像の品質を劣化させることなく良好な記録を実現する記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
即ち、複数のノズルを有するインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行なうときに、使用可能なノズルの範囲前記複数のノズルよりも少ない数のノズルの範囲に制限するノズル制限モードを実行可能な記録装置であって、前記ノズル制限モードにおいて使用可能なノズルの中に吐出不良ノズルが存在するかどうかを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された吐出不良ノズルによって記録すべき画像データを、前記吐出不良ノズルに近接するノズルを用いて補間記録する補間記録手段とを有し、前記補間記録手段は、前記ノズル制限モードにおいて、使用可能なノズルの範囲内の端部に位置するノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルのうち前記使用可能なノズルの範囲内のノズルを用いて補間記録を行ない、前記使用可能なノズルの範囲内の端部以外に位置するノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルを用いて補間記録を行なうことを特徴とする。
なお、前記補間記録手段は、前記ノズル制限モードにおいて、前記使用可能なノズルの範囲内の端部に位置するノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルと該ノズルのさらに隣のノズルのうちの前記使用可能なノズルの範囲内のノズルを用いて補間記録を行ない、前記使用可能なノズル範囲内の端部に位置するノズルの隣のノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルと該ノズルのさらに隣のノズルのうちの前記使用可能なノズルの範囲内のノズルを用いて補間記録を行ない、前記使用可能なノズルの範囲内の端部に位置するノズルと当該端部に位置するノズルの隣のノズル以外のノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルと該ノズルのさらに隣のノズルを用いて補間記録を行なうことが望ましい。
以上の構成により本発明は、インク吐出不良のノズル位置が複数のノズルの使用制限により使用可能なノズル領域の端部或いは端部近傍にあるかどうかを検出し、その検出結果に従って、インク吐出不良のノズルの近傍に位置するノズルを使用して補間記録を実行する際に用いるノズルの使用を制御するよう動作する。
従って以上説明したように本発明によれば、複数のノズルの内の一部が使用制限により本来記録に用いるべきではないノズルとなった場合にはそのようなノズルを用いた補間記録を行なわないように制御されるので、たとえ補間記録の処理と使用ノズルを制限するノズル制限機能とが併用されたときにも記録画像の品質を劣化させることなく良好な記録を実現することができるという効果がある。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
<インクジェット記録装置の説明(図1)>
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置1の構成の概要を示す外観斜視図である。
図1に示すように、インクジェット記録装置(以下、記録装置という)は、インクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なう記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2にキャリッジモータM1によって発生する駆動力を伝達機構4より伝え、キャリッジ2を矢印A方向に往復移動させるとともに、例えば、記録紙などの記録媒体Pを給紙機構5を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド3から記録媒体Pにインクを吐出することで記録を行なう。
また、記録ヘッド3の状態を良好に維持するためにキャリッジ2を回復装置10の位置まで移動させ、間欠的に記録ヘッド3の吐出回復処理を行う。
記録装置1のキャリッジ2には記録ヘッド3を搭載するのみならず、記録ヘッド3に供給するインクを貯留するインクカートリッジ6を装着する。インクカートリッジ6はキャリッジ2に対して着脱自在になっている。なお、参照番号6は以下に説明する4つの独立したインクカートリッジをまとめて言及するときに用いる。
図1に示した記録装置1はカラー記録が可能であり、そのためにキャリッジ2にはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)、ブラック(K)のインクを夫々、収容した4つのインクカートリッジ6M、6C、6Y、6Kを搭載している。これら4つのインクカートリッジは夫々独立に着脱可能である。
さて、キャリッジ2と記録ヘッド3とは、両部材の接合面が適正に接触されて所要の電気的接続を達成維持できるようになっている。記録ヘッド3は、記録信号に応じてエネルギーを印加することにより、複数の吐出口からインクを選択的に吐出して記録する。特に、この実施形態の記録ヘッド3は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット方式を採用し、熱エネルギーを発生するために電気熱変換体を備え、その電気熱変換体に印加される電気エネルギーが熱エネルギーへと変換され、その熱エネルギーをインクに与えることにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させる。この電気熱変換体は各吐出口のそれぞれに対応して設けられ、記録信号に応じて対応する電気熱変換体にパルス電圧を印加することによって対応する吐出口からインクを吐出する。
図1に示されているように、キャリッジ2はキャリッジモータM1の駆動力を伝達する伝達機構4の駆動ベルト7の一部に連結されており、ガイドシャフト13に沿って矢印A方向に摺動自在に案内支持されるようになっている。従って、キャリッジ2は、キャリッジモータM1の正転及び逆転によってガイドシャフト13に沿って往復移動する。また、キャリッジ2の移動方向(矢印A方向)に沿ってキャリッジ2の絶対位置を示すためのスケール8が備えられている。この実施形態では、スケール8は透明なPETフィルムに必要なピッチで黒色のバーを印刷したものを用いており、その一方はシャーシ9に固着され、他方は板バネ(不図示)で支持されている。
また、記録装置1には、記録ヘッド3の吐出口(不図示)が形成された吐出口面に対向してプラテン(不図示)が設けられており、キャリッジモータM1の駆動力によって記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2が往復移動されると同時に、記録ヘッド3に記録信号を与えてインクを吐出することによって、プラテン上に搬送された記録媒体Pの全幅にわたって記録が行われる。
さらに、図1において、14は記録媒体Pを搬送するために搬送モータM2によって駆動される搬送ローラ、15はバネ(不図示)により記録媒体Pを搬送ローラ14に当接するピンチローラ、16はピンチローラ15を回転自在に支持するピンチローラホルダ、17は搬送ローラ14の一端に固着された搬送ローラギアである。そして、搬送ローラギア17に中間ギア(不図示)を介して伝達された搬送モータM2の回転により、搬送ローラ14が駆動される。
またさらに、20は記録ヘッド3によって画像が形成された記録媒体Pを記録装置外ヘ排出するための排出ローラであり、搬送モータM2の回転が伝達されることで駆動されるようになっている。なお、排出ローラ20は記録媒体Pをバネ(不図示)により圧接する拍車ローラ(不図示)により当接する。22は拍車ローラを回転自在に支持する拍車ホルダである。
またさらに、記録装置1には、図1に示されているように、記録ヘッド3を搭載するキャリッジ2の記録動作のための往復運動の範囲外(記録領域外)の所望位置(例えば、ホームポジションに対応する位置)に、記録ヘッド3の吐出不良を回復するための回復装置10が配設されている。
回復装置10は、記録ヘッド3の吐出口面をキャッピングするキャッピング機構11と記録ヘッド3の吐出口面をクリーニングするワイピング機構12を備えており、キャッピング機構11による吐出口面のキャッピングに連動して回復装置内の吸引手段(吸引ポンプ等)により吐出口からインクを強制的に排出させ、それによって、記録ヘッド3のインク流路内の粘度の増したインクや気泡等を除去するなどの吐出回復処理を行う。
また、非記録動作時等には、記録ヘッド3の吐出口面をキャッピング機構11によるキャッピングすることによって、記録ヘッド3を保護するとともにインクの蒸発や乾燥を防止することができる。一方、ワイピング機構12はキャッピング機構11の近傍に配され、記録ヘッド3の吐出口面に付着したインク液滴を拭き取るようになっている。
これらキャッピング機構11及びワイピング機構12により、記録ヘッド3のインク吐出状態を正常に保つことが可能となっている。
<インクジェット記録装置の制御構成(図2)>
図2は図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、コントローラ600は、MPU601、後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納したROM602、キャリッジモータM1の制御、搬送モータM2の制御、及び、記録ヘッド3の制御のための制御信号を生成する特殊用途集積回路(ASIC)603、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等を設けたRAM604、MPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行うシステムバス605、以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給するA/D変換器606などで構成される。
また、図2において、607はDMAコントローラ(DMAC)であり、メモリアクセスやメモリとのデータ入出力を高速に行なう。さらに、610は画像データの供給源となるコンピュータ(或いは、画像読取り用のリーダやデジタルカメラなど)でありホスト装置と総称される。ホスト装置610と記録装置1との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのプリントスイッチ622、及び記録ヘッド3のインク吐出性能を良好な状態に維持するための処理(回復処理)の起動を指示するための回復スイッチ623など、操作者による指令入力を受けるためのスイッチから構成される。630はホームポジションhを検出するためのフォトカプラなどの位置センサ631、環境温度を検出するために記録装置の適宜の箇所に設けられた温度センサ632等から構成される装置状態を検出するためのセンサ群である。
さらに、640はキャリッジ2を矢印A方向に往復走査させるためのキャリッジモータM1を駆動させるキャリッジモータドライバ、641はコントローラ600からのデータや制御信号を入力して記録ヘッド3を駆動させるヘッドドライバ、642は記録媒体Pを搬送するための搬送モータM2を駆動させる搬送モータドライバである。
ASIC603は、記録ヘッド3による記録走査の際に、RAM602の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して記録素子(吐出ヒータ)の駆動データ(DATA)を転送する。
<記録ヘッドのノズル構成(図3)>
図3は記録ヘッド3のノズル配列を示すインク吐出面を示す図である。
図3に示すように、記録ヘッド3は、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色インク夫々に対応して4つのノズル列、即ち、Yインクを吐出するノズル列3Y、Mインクを吐出するノズル列3M、Cインクを吐出するノズル列3C、Kインクを吐出するノズル列3Kを備えている。そして、各々のノズル列はN個のノズルによって構成されている。
そして、図3に一例として図示しているように、この実施例では、不吐ノズルの両隣に並んでいる2ノズルづつ、計4ノズルを補間対象ノズルとして使用して不吐補間動作を行う。
<不吐補間処理(図4〜図10)>
次に、以上のような構成の記録装置及び記録ヘッドを用いた不吐補間処理について説明する。この不吐補間処理は、特に、MPU601、ASIC603、RAM604、DMAC607、ヘッドドライバ641が関与して実行される。
図4は、不吐補間処理を実行する機能処理ブロックを示す図である。
図4において、パーソナルコンピュータ(PC)やデジタルカメラ等のホスト装置600からインタフェース611を経て入力された記録データ100を受信したヘッド生成ブロック120は、補間対象データ123と対象ノズル指示データ124を補間データ生成ブロック125に、また、DMAブロックライトデータ108をRAM604に割当てられた領域であるヘッドデータ用メモリ128出力する。
補間対象データ123は不吐ノズルの両隣2ノズルから記録を行なうために用いられる記録データを抽出した4ビットのデータであり、対象ノズル指示データ124は補間対象データ123の4ビットの内、補間対象として設定が可能なビットがどれであるのかを特定するものであり、やはり4ビットのデータで構成される。DMAブロックライトデータ8は、ヘッドデータ用メモリ128に保存される。
不吐補間データ生成ブロック125は、入力補間対象データ123に対してインク吐出を生じさせない記録データに対応するビットを使用して補間処理を行う。その際、対象ノズル指示データ124の情報を参照して、補間対象として設定されているノズルを用いる以外には補間動作を行わないよう制御する。補間対象ノズルが複数個あった場合、どのノズルを用いて補間動作を行うかについては、例えば、補間対象の4ノズルに対して優先順位をつけ、優先順位の高い方から記録データが存在するかどうかを検索し、インク吐出を生じさせない記録データに対応した最初に検出されるビット(ノズル)を用いて補間を行うように制御する。
そして、補間対象データ123に対して補間処理を施した不吐補間データ生成ブロック125は、不吐補間処理済みデータ126を補間データ用メモリ127に記憶させる。
ヘッド駆動ブロック131は、ヘッドデータ用メモリ128からヘッドデータ129を、補間データ用メモリ127から不吐補間処理済みデータ130を読み出し、ヘッドデータ129に対して、不吐ノズルの両隣2ノズルづつのデータを不吐補間処理済みデータ30と置換して、最終的に記録ヘッド3に転送するデータを生成し、これを記録ヘッド3に転送して実際の記録動作を実行する。
以上が、不吐補間処理の全体的な流れである。
この実施例の要点は、補間対象データ123と対象ノズル指示データ124を生成する部分にある。以下、その点について詳細に説明する。
ここでは、図5を参照しながら、補間対象データ123と対象ノズル指示データ124を生成する処理について説明する。
図5はヘッドデータ生成ブロック120の詳細な機能構成を示すブロック図である。
図5において、202はノズル制限ブロックであり、ラスタデータである入力記録データ100に対して記録ヘッドのノズル列に対応するようにラスタカラム変換を施すとともに、ノズル制限設定レジスタ210に設定されたノズル制限データ209を読み込み、そのデータの値に従ってラスタカラム変換済みの記録データを記録ヘッドのノズル列のどの部分を使用して記録を行うのかを決定し、ノズル制限が施された記録データ203を生成して、これをノズル制限データ用メモリ204に書き込む。その際、ノズル制限データ209はノズル制限設定レジスタ210から入力される。この実施例では、ノズル制限はブロック単位でなされる。このブロックの定義については後述する。
206はDMAブロックであり、ノズル制限データ用メモリ204からDMAブロックリードデータ205を読み出し、ヘッドデータ用メモリ128にDMAブロックライトデータ108を書き込む。
図6はDMA転送についての詳細を示す図である。
図6に示す例では、1ノズル列のノズル数を128、即ち、N=128であり、各ノズルに1ビットの記録データが対応する。また、記録ヘッド1ノズル列分の記録データ(即ち、128ビット)を8ビットづつに分割した16個のブロックとして扱っており、それぞれのブロックにブロック番号(M:0〜15)が振られている。そして、このブロックがノズル制限の単位にもなっている。また、ノズルにもノズル番号(N:0〜127)が振られている。
従って、DMAブロックリードデータ205、DMAブロックライトデータ108のビット幅は8ビットであり、1ノズル列分のデータ転送は、N/8=M回のDMA転送で完了することになる。図6の例では、128/8=16回のDMA転送で1ノズル列分のデータ転送が完了する。
DMAブロック206はDMA転送の回数をカウントするDMAカウンタ207を備えており、そのカウント値をDMAカウントデータ216として、補間対象データバッファリングブロック(以下、バッファという)219に出力している。
不吐ノズル設定レジスタ211は、図6に示すようにノズル番号(N:0〜127)が振られたノズルの中で、実際に不吐状態にあるノズルの番号が設定されている。不吐ブロック番号計算ブロック214は、不吐ノズル設定レジスタ211に設定された不吐ノズル番号213を読み出して、不吐ノズルの存在するブロックが、どのブロック番号であるかを計算し、その結果を不吐ブロック番号217としてバッファ219に出力する。
図7は不吐ノズル番号213を表わすデータのビット構成を示す図である。
図6に示した例では各ブロックには8個のノズルが存在するので、データとしては3ビットあれば、各ブロック内のノズル位置は特定できる。従って、図7に示すように、不吐ノズル番号213をビット2(b2)とビット3(b3)の境で区切るなら、上位ビット(b7(MSB)〜b3)が不吐ノズルが存在するブロック番号を示すように、下位3ビット(b2〜b0(LSB))が各ブロック内の不吐ノズルの位置を示すようにできる。
従って、不吐ブロック番号計算ブロック214は、不吐ノズル番号213から上位5ビットを切り出し、これを不吐ブロック番号217として出力する。
さて、ノズル端検出ブロック218は、ノズル制限データ209および不吐ブロック番号217から、不吐ノズルを含むブロックが、ノズル制限を受けない部分の先端ブロック或いは後端ブロックに位置するかどうかを検出し、その検出結果としてノズル端ブロックデータ221を出力する。
この検出動作についてさらに詳細に説明する。
図8は不吐ノズルを含むブロックがノズル制限を受けない部分の先端ブロック或いは後端ブロックに位置するかどうかを検出する様子を示す図である。
さて、この実施例では、前述のように、ノズル制限はブロック単位で実行されるようになっており、例えば、ブロック2からブロック7までを使用ノズルとした場合、ブロック0〜1、ブロック8〜M(=15)がノズル制限を受けることになる。また、ここではブロック番号の値の小さい方を先端ブロックとし、その反対側にある端を後端ブロックと呼ぶ。従って、図8の例では、ブロック2が先端ブロック、ブロック7が後端ブロックとなる。
バッファ219は、基本的には、DMAカウントデータ216の値(DMAV)と不吐ブロック番号217の値(DFN)とを比較し、DMAV−DFN=“−1”になった場合、DMAV−DFN=“0”になった場合、DMAV−DFN=“+1”になった場合の3回分のデータを取り込み、そのデータをバッファ後データ220として、補間対象データ抽出ブロック(以下、抽出ブロックという)222に出力する。即ち、抽出ブロック222は不吐ブロックとその前後1ブロックづつ、計8×3=24ビットのデータを取り込むことになる。
ただし、バッファ19には、次の2つの例外動作がある。それは、不吐ブロックが先端ブロック或いは後端ブロックに位置するときである。
まず、不吐ブロックが先端ブロックに位置する場合は、DMAV−DFN=“−1”となるブロックは存在しない。次に、不吐ブロックが後端ブロックに位置する場合は、DMAV−DFN=“+1”となるブロックも存在しない。従って、ノズル端ブロックデータ221の値が先端ブロックを示していた場合は、DMAV−DFN=“−1”におけるデータの取り込みは行わずに“0”をバッファ219に書き込む、同様に、ノズル端ブロックデータ221の値が後端ブロックを示していた場合は、DMAV−DFN=“+1”におけるデータの取り込みを行わずに“0”をバッファ219に書き込む。
抽出ブロック222は、バッファ後データ220の24ビットの中から、補間対象ビットとなる4ビットを切り出して、補間対象データ123として出力する。また、ノズル端ブロックデータ221を使用して、補間対象データ123に対応する4つのノズルの内、どのノズルが補間対象ノズルとして使用できるかを示す対象ノズル指示データ124を生成する。
補間対象ビットを切り出す動作をもう少し詳しく説明する。
図9はDMAカウントデータとデータ取り込みとの関係を示す図である。
なお、図9において示されている24個の“□”は、抽出ブロック222に一時的に格納される24ビットのバッファ後データ220を示し、1個1個の“□”が1ビットのデータに対応している。そして、図9において、右から左にb0(LSB)、b1、……、b23(MSB)となる。
図9は、不吐ブロック番号217の値を“K”とした場合、DMAカウントデータ216が“K−1”、“K”、“K+1”のときに、それぞれ8ビットのデータを取り込んだ状態を示している。
そのとき、不吐ノズル番号213を表わすデータの下位3ビットの値によって、不吐ノズル32の位置は、図9に示すように判断できる。その際に、不吐ノズル32の両隣に2つずつあるノズル33、34、35、36から記録を行なわせるデータが補間対象データ123となる。例えば、不吐ノズル番号213の下位3ビットの値が“1”だった場合、バッファ後データ20のビット16、ビット15、ビット13、ビット12が補間対象データ123となる。
さらに、対象ノズル指示データ124の生成について、もう少し詳細に述べる。
図10は対象ノズル指示データ生成の様子を示す図である。
この実施例では、補間対象となるノズルを“1”、補間対象とならないノズルを“0”で示すこととする。また、基本的に、不吐ノズルが先端ブロックにも後端ブロックにも存在しない場合は、対象ノズル指示データ24のすべてのビットは“0”となる。
しかし、先端ブロックと後端ブロックの少なくともいずれかに不吐ノズルが存在する場合、図10に示すように、4つの場合について補間対象とならないノズルが発生する。
この点について順番に説明していくと、不吐ノズルが先端ブロックに存在し、かつ不吐ノズル番号213の下位3ビットの値が“0”の場合、不吐ノズル32の位置は、図10(a)の上側に示すようになる。この場合、不吐ノズル32と補間対象ノズル33との間にノズル端が位置するので、補間対象ノズル33と補間対象ノズル34を使用した補間動作は不可能となる。従って、対象ノズル指示データ124の4ビット夫々の値は“0011”となる。
同様に、不吐ノズル番号213の下位3ビットの値が“1”の場合、不吐ノズル32の位置は、図10(a)の下側に示すようになる。この場合、補間対象ノズル33と補間対象ノズル34との間にノズル端が位置するので、補間対象ノズル34を使用した補間動作は不可能となる。従って、対象ノズル指示データ124の4ビット夫々の値は“0111”となる。
さて、不吐ノズルが後端ブロックに存在し、かつ不吐ノズル番号213の下位3ビットの値が“6”の場合、不吐ノズル32の位置は、図10(b)の上側に示すようになる。この場合、補完対象ノズル35と補間対象ノズル36との間にノズル端が位置するので、補間対象ノズル36を使用した補間動作は不可能となる。従って、対象ノズル指示データ124の4ビット夫々の値は“1110”となる。
同様に、不吐ノズル番号213の下位3ビットの値が“7”の場合、不吐ノズル32の位置は、図10(b)の下側に示すようになる。この場合、不吐ノズル32と補間対象ノズル35との間にノズル端が位置するので、補間対象ノズル35と補間対象ノズル36を使用した補間動作は不可能となる。従って、対象ノズル指示データ124の4ビット夫々の値は“1100”となる。
さて、最後に図4を再び参照して、補間データ生成ブロック125の動作について説明する。
補間データ生成ブロック125は、補間対象データ123と対象ノズル指示データ124とを入力して、これらの論理和(OR)をとる演算を行い、その演算結果得られたビット列を不吐補間処理済みデータ126として補間データ用メモリに出力する。その結果、そのビット列において“1”となっているビットに対してのみ、補間動作が行なわれるように制御される。
従って以上説明した実施例に従えば、1ノズル列のデータを8ビット区切りのブロックとして管理し、記録に使用するブロックを、先端ブロックの不吐補間処理と、後端ブロックの不吐補間処理と、それ以外のブロックの不吐補間処理とに分けてその処理動作を制御することで、ノズル制限を受ける領域の端に不吐ノズルが存在した場合でも、適切な不吐補間処理を制御することが可能となる。
これにより、ノズル制限機能を併用したとしても、補間処理がノズル制限機能により本来吐出を行ってはいけないノズルをも含めた処理を行なうことがなくなるので、適正なインク吐出が実現され、従来ノズル制限機能と補間処理との併用に伴って発生していた記録画像に悪影響を及ぼすという不具合を回避することができ、その結果、良好な画像記録を実現することができる。
なお、以上説明した実施例では、不吐ノズル設定レジスタは1つしか設けていない構成としたが、本発明はこれによって限定されるものではなく、例えば、これをノズル列の数分設けることにより、例えば、図3に示すような複数のノズル列を有した記録ヘッドにおいても、複数のレジスタを使用ノズル列に応じて切り替えて使用すれば、複数ノズル列に対しても対応することが可能である。
また、以上説明した実施例では、M=15(ブロック数は16個)、N=127(ノズル数は128個)として説明したが本発明はこれによって限定されるものではなく、他の数値、例えば、M=31(ブロック数は32個)、N=255(ノズル数は256個)、また、M=63(ブロック数は64個)、N=511(ノズル数は512個)など他の値をとっても良いことは言うまでもなく、さらに、DMA転送の際も16ビット、或いは32ビットを転送単位としても良い。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
さらに、以上の実施形態において、通常、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであり、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
以上の実施形態は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
また、以上の実施形態は記録ヘッドを走査して記録を行なうシリアルタイプの記録装置であったが、記録媒体の幅に対応した長さを有する記録ヘッドを用いたフルラインタイプの記録装置であっても良い。フルラインタイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
また、以上説明した記録装置の構成に、記録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加することは記録動作を一層安定にできるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などがある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを備えることも安定した記録を行うために有効である。
さらに、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもできる。
以上説明した実施の形態においては、インクが液体であることを前提として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
インクジェット記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。 図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。 記録ヘッド3のノズル配列を示すインク吐出面を示す図である。 不吐補間処理を実行する機能処理ブロックを示す図である。 ヘッドデータ生成ブロック120の詳細な機能構成を示すブロック図である。 DMA転送についての詳細を示す図である。 不吐ノズル番号213を表わすデータのビット構成を示す図である。 不吐ノズルを含むブロックがノズル制限を受けない部分の先端ブロック或いは後端ブロックに位置するかどうかを検出する様子を示す図である。 DMAカウントデータとデータ取り込みとの関係を示す図である。 対象ノズル指示データ生成の様子を示す図である。
符号の説明
3 記録ヘッド
32 不吐ノズル
33〜36 補間対象ノズル
100 記録データ
108 DMAブロックライトデータ
120 ヘッドデータ生成ブロック
123 補間対象データ
124 対象ノズル指示データ
125 補間データ生成ブロック
126 不吐補間後データ
127 補間データ用メモリ
128 ヘッドデータ用メモリ
129 ヘッドデータ
130 不吐補間処理済みデータ
131 ヘッド駆動ブロック
202 ノズル制限ブロック
203 ノズル制限が施された記録データ
204 ノズル制限データ用メモリ
205 DMAブロックリードデータ
206 DMAブロック
207 DMAカウンタ
209 ノズル制限データ
210 ノズル制限設定レジスタ
211 不吐ノズル設定レジスタ
213 不吐ノズル番号
214 不吐ブロック番号計算ブロック
216 DMAカウントデータ
217 不吐ブロック番号
218 ノズル端検出ブロック
219 補間対象データバッファリングブロック(バッファ)
220 バッファ後データ
221 ノズル端ブロックデータ
222 補間対象データ抽出ブロック(抽出ブロック)

Claims (2)

  1. 複数のノズルを有するインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行なうときに、使用可能なノズルの範囲前記複数のノズルよりも少ない数のノズルの範囲に制限するノズル制限モードを実行可能な記録装置であって、
    前記ノズル制限モードにおいて使用可能なノズルの中に吐出不良ノズルが存在するかどうかを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された吐出不良ノズルによって記録すべき画像データを、前記吐出不良ノズルに近接するノズルを用いて補間記録する補間記録手段とを有し、
    前記補間記録手段は、前記ノズル制限モードにおいて、使用可能なノズルの範囲内の端部に位置するノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルのうち前記使用可能なノズルの範囲内のノズルを用いて補間記録を行ない、前記使用可能なノズルの範囲内の端部以外に位置するノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルを用いて補間記録を行なうことを特徴とする記録装置。
  2. 前記補間記録手段は、前記ノズル制限モードにおいて、前記使用可能なノズルの範囲内の端部に位置するノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルと該ノズルのさらに隣のノズルのうちの前記使用可能なノズルの範囲内のノズルを用いて補間記録を行ない、前記使用可能なノズル範囲内の端部に位置するノズルの隣のノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルと該ノズルのさらに隣のノズルのうちの前記使用可能なノズルの範囲内のノズルを用いて補間記録を行ない、前記使用可能なノズルの範囲内の端部に位置するノズルと当該端部に位置するノズルの隣のノズル以外のノズルが前記吐出不良ノズルである場合、前記吐出不良ノズルの両隣のノズルと該ノズルのさらに隣のノズルを用いて補間記録を行なうことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
JP2003332394A 2003-09-24 2003-09-24 記録装置 Expired - Fee Related JP4497877B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003332394A JP4497877B2 (ja) 2003-09-24 2003-09-24 記録装置
US10/943,012 US7192114B2 (en) 2003-09-24 2004-09-17 Printing apparatus and printing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003332394A JP4497877B2 (ja) 2003-09-24 2003-09-24 記録装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005096232A JP2005096232A (ja) 2005-04-14
JP2005096232A5 JP2005096232A5 (ja) 2009-09-17
JP4497877B2 true JP4497877B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=34308977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003332394A Expired - Fee Related JP4497877B2 (ja) 2003-09-24 2003-09-24 記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7192114B2 (ja)
JP (1) JP4497877B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2512043Y (zh) * 2001-12-29 2002-09-18 台均实业有限公司 具有柔性隔膜式电磁感应发生装置的电子白板
US7399043B2 (en) * 2002-12-02 2008-07-15 Silverbrook Research Pty Ltd Compensation for uneven printhead module lengths in a multi-module printhead
US20090319802A1 (en) * 2002-12-02 2009-12-24 Silverbrook Research Pty Ltd Key Genaration In An Integrated Circuit
JP4262165B2 (ja) * 2003-09-03 2009-05-13 キヤノン株式会社 記録装置及びデータ処理方法
KR100612026B1 (ko) * 2005-05-10 2006-08-11 삼성전자주식회사 잉크젯 헤드와 이를 구비하는 잉크젯 화상형성장치 및 불량노즐 보상 방법
KR100728000B1 (ko) 2005-10-14 2007-06-14 삼성전자주식회사 잉크젯 화상형성장치의 결함 노즐 보상 방법
US7862149B2 (en) * 2006-05-26 2011-01-04 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus and printing method
JP4561818B2 (ja) * 2007-12-11 2010-10-13 セイコーエプソン株式会社 流体吐出装置における検査用吐出方法及び流体吐出装置
JP5424624B2 (ja) * 2008-12-02 2014-02-26 キヤノン株式会社 記録装置
US8339659B2 (en) * 2008-12-02 2012-12-25 Ricoh Production Print Solutions LLC Partitioning of sheetside bitmaps for transfer from a print controller to printhead controllers
JP5226495B2 (ja) 2008-12-12 2013-07-03 キヤノン株式会社 データ生成方法およびデータ生成装置
JP5541652B2 (ja) * 2009-03-31 2014-07-09 キヤノン株式会社 記録装置及び記録方法
WO2015194177A1 (en) 2014-06-18 2015-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, printing method and storage medium
JP6397299B2 (ja) 2014-10-07 2018-09-26 キヤノン株式会社 記録装置及び記録ヘッドの駆動制御方法
US9409390B1 (en) 2015-03-06 2016-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control method therefor
JP7317543B2 (ja) 2019-03-29 2023-07-31 キヤノン株式会社 記録装置および搬送装置
JP2020163680A (ja) 2019-03-29 2020-10-08 キヤノン株式会社 記録装置および搬送装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348246A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2000343686A (ja) * 1999-06-02 2000-12-12 Seiko Epson Corp ノズルクリーニング後のノズル検査
JP2003063043A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Sharp Corp インクジェットプリンタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1127227A (en) * 1977-10-03 1982-07-06 Ichiro Endo Liquid jet recording process and apparatus therefor
US4345262A (en) * 1979-02-19 1982-08-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording method
US4463359A (en) * 1979-04-02 1984-07-31 Canon Kabushiki Kaisha Droplet generating method and apparatus thereof
US4313124A (en) * 1979-05-18 1982-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Liquid jet recording process and liquid jet recording head
JP3308717B2 (ja) * 1994-07-21 2002-07-29 キヤノン株式会社 記録装置及び記録方法
JP3501622B2 (ja) 1997-06-12 2004-03-02 キヤノン株式会社 記録装置及び記録方法
US6637853B1 (en) * 1999-07-01 2003-10-28 Lexmark International, Inc. Faulty nozzle detection in an ink jet printer by printing test patterns and scanning with a fixed optical sensor
US6997533B2 (en) * 2001-04-02 2006-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Printing head, image printing apparatus, and control method employing block driving of printing elements

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348246A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2000343686A (ja) * 1999-06-02 2000-12-12 Seiko Epson Corp ノズルクリーニング後のノズル検査
JP2003063043A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Sharp Corp インクジェットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005096232A (ja) 2005-04-14
US20050062775A1 (en) 2005-03-24
US7192114B2 (en) 2007-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4497877B2 (ja) 記録装置
JP4262070B2 (ja) 記録ヘッドの素子基体、記録ヘッド及び記録ヘッドの制御方法
JP4227489B2 (ja) 記録装置及び記録方法
JP2008279616A (ja) 記録装置、及びクロック生成方法
KR100570243B1 (ko) 인쇄 장치, 인쇄헤드, 인쇄헤드용 소자 베이스 및 인쇄 장치의 제어 방법
US7401882B2 (en) Printing apparatus and method of controlling printing therein
JPH08187854A (ja) 記録装置
JP5383210B2 (ja) 記録装置
JPH068474A (ja) インクジェット記録装置
JPH08156257A (ja) 記録ヘッド及び該記録ヘッドを備えるプリンタ装置
JP5017202B2 (ja) 記録ヘッド、及びその記録ヘッドを用いた記録装置
US20020167561A1 (en) Printing apparatus
JP2761073B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2005059304A (ja) インクジェット記録装置およびその制御方法
JP2007140959A (ja) プリンタシステム
JP2698682B2 (ja) 記録装置
JP3159897B2 (ja) 記録装置及び記録方法
JP2010184442A (ja) 記録装置、及び、記録制御方法
JP4926327B2 (ja) インクジェット記録方法及びその装置
JP2007156560A (ja) 情報処理システム、記録装置及びアクセス制御方法
JP2004322476A (ja) 記録方法及び記録装置
JP4455013B2 (ja) 記録ヘッドの駆動方法、記録ヘッド、及び記録装置
JP2006159574A (ja) 記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、記録ヘッド駆動方法、及び記録装置
JP4328540B2 (ja) 記録装置の制御方法、及び記録装置
JP4289976B2 (ja) 記録ヘッドの駆動方法、記録ヘッドの素子基板、記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、及び記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060925

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100402

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4497877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees