JP5383210B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドを駆動する駆動信号を生成する記録装置に関する。
記録装置における記録ヘッドの駆動では、まず、複数の記録ノズルから印刷するべきノズルを選択するための選択信号が、制御部からシリアルデータにして記録ヘッドの搭載されたキャリッジに転送される。次に、キャリッジ上に搭載された記録ヘッド制御部において、シリアルデータからパラレルデータへの変換が行われて、駆動すべき記録ノズルの選択が行われる。記録ノズルは製造のばらつき或いは温度変化等により、予め定められたパルス幅で駆動する必要がある。従って、制御部からは、記録ヘッドの構成により1本或いは複数本のノズル駆動のためのパルス信号(ノズル駆動パルス信号)として、キャリッジに送信されて印刷動作が行われる。
特許文献1では、ノズル駆動のためのパルス信号をキャリッジ上の記録ヘッド制御部にて作成する方法が記載されている。特許文献1では、所定のパルス幅を得るために、記録ヘッド制御部にカウンタを有し、駆動開始カウンタ値、終了カウンタ値を、駆動選択信号と同様にシリアルデータとして転送し、カウンタの値と比較することにより所定の駆動パルス信号を作成する。
特許文献2では、低電圧差動信号(以下、LVDSという)を用いたデータの転送が記載されている。LVDSを用いたデータ転送では、従来のシリアル転送(例えば、30MHz)に対して高速シリアル転送(例えば、300MHz)を用いることができる。従って、記録装置の構成によっては従来、複数本必要だった信号線がクロック信号を除き、1系統の差動信号として転送することも可能であるので、コストダウン、高速化、及び、ノイズの低減を図ることができる。
特開平7−256883号公報 特開2002−326348号公報 特開平7−52388号公報
従来、例えば4色のカラー記録装置では、それぞれ独立した記録ヘッドの場合には製造ばらつき或いは記録データの違いによる温度上昇の違い等により最適なノズル駆動時間が異なるので、ノズル駆動時間パルス信号は4色独立して制御部からキャリッジに送られ印刷動作を行っていた。
しかしながら、この方式では、記録装置の多色化によるクロストーク/ノイズの増大、或いはA3サイズなど記録紙の幅広化によって、ノズル駆動パルス信号の波形品質が悪くなってしまう。
尚、波形品質の改善策として、特許文献2にも記載されているように、信号をLVDSにより転送することも考えられる。しかしながら、LVDSは差動信号であるので、単にノズル駆動パルス信号をLVDS化した場合には信号線の数がほぼ2倍必要となってしまう。
また、特許文献1のように、キャリッジ上のヘッド制御部にカウンタを有し、ノズル駆動パルス信号を作成する方式が提案されている。しかしながら、この方法ではヘッド制御部にカウンタを有する等、回路が複雑かつ回路規模が大きくなってしまう。
特許文献3には、ダブルパルスによるノズル駆動方式が記載されている。特許文献3に特許文献1を適用する場合には、駆動パルスの数に従って、駆動開始カウンタ値、終了カウンタ値をさらに追加する必要が有り、特に、カラープリンタのように色数が多い程、回路規模が大きくなってしまう。
また、特許文献2はLVDSによりシリアル転送を行う一般的な手法である。しかしながら、パラレルデータ(例えば、12bit)からシリアルデータに変換を行い転送を行う「一転送単位(この場合、12bit)」でノズル駆動パルス信号を送信するので、最小分解能が「一転送単位時間」になってしまう。従って、より細かいノズル駆動パルス信号を作成するためには最小分解能に従って転送周波数を上げなければならない。
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、データ転送の安定性とノイズ発生の低減とを実現することができ、ノズル駆動パルス信号の分解能を高くすることのために必要以上にデータ転送周波数を上げることを必要としない記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、少なくとも第1のインクと第2のインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して移動するキャリッジと、該キャリッジに設けられたキャリッジ制御部と、を備える記録装置であって、前記第1のインクに対応した第1の駆動信号と前記第2のインクに対応した第2の駆動信号を所定の時間間隔ごとに合成してシリアルデータを生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたシリアルデータを差動信号として前記キャリッジ制御部に転送する転送手段と、前記転送手段によって転送される前記シリアルデータに含まれる前記第1の駆動信号から第1の記録ヘッド駆動時間パルス信号を生成し、前記転送手段によって転送される前記シリアルデータに含まれる前記第2の駆動信号から第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号を生成する、前記キャリッジ制御部に設けられるパルス生成手段と、を備え、前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号の各々は、前記所定の時間間隔に基づいて生成され、前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号の各々の長さは、前記所定の時間間隔よりも長い、ことを特徴とする。
本発明によれば、データ転送の安定性とノイズ発生の低減とを実現することができ、ノズル駆動パルス信号の分解能を高くすることのために必要以上にデータ転送周波数を上げることを必要としない。また、本発明によれば、ダブルパルス駆動のような駆動方式にも簡単に対応することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
本発明に係る記録装置は、ノズル駆動パルス信号の分解能を高くすることのために必要以上にデータ転送周波数を上げることを必要としない。その結果、データ転送の安定性、発生ノイズの低減を図ることができ、ダブルパルス駆動のような駆動方式にも簡単に対応することができる。
なお、以下に説明する実施例では、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いた記録装置を例に挙げて説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<インクジェット記録装置の説明(図1)>
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。
図1に示すように、インクジェット記録装置(以下、記録装置100という)は、インクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なう記録ヘッド103を搭載したキャリッジ102にキャリッジモータM1によって発生する駆動力を伝達機構104より伝え、キャリッジ102を矢印A方向に往復移動させるとともに、例えば、記録紙などの記録媒体Pを給紙機構105を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド103から記録媒体Pにインクを吐出することで記録を行なう。
また、記録ヘッド103の状態を良好に維持するためにキャリッジ102を回復装置110の位置まで移動させ、間欠的に記録ヘッド103の吐出回復処理を行う。
記録装置100のキャリッジ102には記録ヘッド103を搭載するのみならず、記録ヘッド103に供給するインクを貯留するインクカートリッジ106を装着する。インクカートリッジ106はキャリッジ102に対して着脱自在になっている。
図1に示した記録装置100はカラー記録が可能であり、そのためにキャリッジ102にはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)、ブラック(K)のインクを夫々、収容した4つのインクカートリッジを搭載している。これら4つのインクカートリッジは夫々独立に着脱可能である。
さて、キャリッジ102と記録ヘッド103とは、両部材の接合面が適正に接触されて所要の電気的接続を達成維持できるようになっている。記録ヘッド103は、記録信号に応じてエネルギーを印加することにより、複数の吐出口からインクを選択的に吐出して記録する。特に、この実施例の記録ヘッド103は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット方式を採用し、熱エネルギーを発生するために電気熱変換体を備え、その電気熱変換体に印加される電気エネルギーが熱エネルギーへと変換され、その熱エネルギーをインクに与えることにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させる。この電気熱変換体は各吐出口のそれぞれに対応して設けられ、記録信号に応じて対応する電気熱変換体にパルス電圧を印加することによって対応する吐出口からインクを吐出する。
図1に示されているように、キャリッジ102はキャリッジモータM1の駆動力を伝達する伝達機構104の駆動ベルト107の一部に連結されており、ガイドシャフト113に沿って矢印A方向に摺動自在に案内支持されるようになっている。従って、キャリッジ102は、キャリッジモータM1の正転及び逆転によってガイドシャフト113に沿って往復移動する。また、キャリッジ102の移動方向(矢印A方向)に沿ってキャリッジ102の絶対位置を示すためのスケール108が備えられている。この実施例では、スケール108は透明なPETフィルムに必要なピッチで黒色のバーを印刷したものを用いており、その一方はシャーシ109に固着され、他方は板バネ(不図示)で支持されている。
また、記録装置100には、記録ヘッド103の吐出口(不図示)が形成された吐出口面に対向してプラテン(不図示)が設けられており、キャリッジモータM1の駆動力によって記録ヘッド103を搭載したキャリッジ102が往復移動されると同時に、記録ヘッド103に記録信号を与えてインクを吐出することによって、プラテン上に搬送された記録媒体Pの全幅にわたって記録が行われる。
さらに、図1において、114は記録媒体Pを搬送するために搬送モータM2によって駆動される搬送ローラ、115はバネ(不図示)により記録媒体Pを搬送ローラ114に当接するピンチローラ、116はピンチローラ115を回転自在に支持するピンチローラホルダ、117は搬送ローラ114の一端に固着された搬送ローラギアである。そして、搬送ローラギア117に中間ギア(不図示)を介して伝達された搬送モータM2の回転により、搬送ローラ114が駆動される。
またさらに、120は記録ヘッド103によって画像が形成された記録媒体Pを記録装置外ヘ排出するための排出ローラであり、搬送モータM2の回転が伝達されることで駆動されるようになっている。なお、排出ローラ120は記録媒体Pをバネ(不図示)により圧接する拍車ローラ(不図示)により当接する。122は拍車ローラを回転自在に支持する拍車ホルダである。
またさらに、記録装置100には、図1に示されているように、記録ヘッド103を搭載するキャリッジ102の記録動作のための往復運動の範囲外(記録領域外)の所望位置(例えば、ホームポジションに対応する位置)に、記録ヘッド103の吐出不良を回復するための回復装置110が配設されている。
回復装置110は、記録ヘッド103の吐出口面をキャッピングするキャッピング機構111と記録ヘッド103の吐出口面をクリーニングするワイピング機構112を備えており、キャッピング機構111による吐出口面のキャッピングに連動して回復装置内の吸引手段(吸引ポンプ等)により吐出口からインクを強制的に排出させ、それによって、記録ヘッド103のインク流路内の粘度の増したインクや気泡等を除去するなどの吐出回復処理を行う。
また、非記録動作時等には、記録ヘッド103の吐出口面をキャッピング機構111によるキャッピングすることによって、記録ヘッド103を保護するとともにインクの蒸発や乾燥を防止することができる。一方、ワイピング機構112はキャッピング機構111の近傍に配され、記録ヘッド103の吐出口面に付着したインク液滴を拭き取るようになっている。
これらキャッピング機構111及びワイピング機構112により、記録ヘッド103のインク吐出状態を正常に保つことが可能となっている。
<インクジェット記録装置の制御構成(図2)>
図2は図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御部1は、MPU601、後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納したROM602、キャリッジモータM1の制御、搬送モータM2の制御、及び、記録ヘッド103の制御のための制御信号を生成する特殊用途集積回路(ASIC)603、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等を設けたRAM604、MPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行うシステムバス605、以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給するA/D変換器606などで構成される。
また、図2において、610は画像データの供給源となるコンピュータ(或いは、画像読取り用のリーダやデジタルカメラなど)でありホスト装置と総称される。ホスト装置610と記録装置100との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのプリントスイッチ622、及び記録ヘッド103のインク吐出性能を良好な状態に維持するための処理(回復処理)の起動を指示するための回復スイッチ623など、操作者による指令入力を受けるためのスイッチから構成される。630はホームポジションhを検出するためのフォトカプラなどの位置センサ631、環境温度を検出するために記録装置の適宜の箇所に設けられた温度センサ632等から構成される装置状態を検出するためのセンサ群である。
さらに、640はキャリッジ102を矢印A方向に往復走査させるためのキャリッジモータM1を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は記録媒体Pを搬送するための搬送モータM2を駆動させる搬送モータドライバである。
ASIC603は、記録ヘッド103による記録走査の際に、ROM602の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して記録素子(吐出ヒータ)の駆動データ(DATA)を転送する。
なお、図1に示す構成は、インクカートリッジ106と記録ヘッド103とが分離可能な構成であるが、これらが一体的に形成されて交換可能なヘッドカートリッジを構成しても良い。
さらに、以下の実施例において、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるとして説明したが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
以下の実施例は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
さらに、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、上記の実施例で説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
図3は、本発明における、BK、Y、M、Cの各色インクを有する4色カラー記録装置の印刷制御関連主要部のブロック図である。
1は、記録装置内の記録ヘッドを駆動するためのデータ作成を行い、LVDS等の差動信号のシリアルデータとしてキャリッジ102に送信を行うための制御部である。3は、ホストコンピュータ(不図示)から送信されたデータの印刷を行うために、記録ヘッドノズルを選択するための印刷データを作成するための印刷データ生成部である。BK、Y、M、C各色毎にパラレルデータが作成される。4は、印刷データをパラレルデータからシリアルデータに変換をおこなうパラレル・シリアル変換部である。5は、変換されたシリアルデータ(SO−DATA)のレベル変換を行うLVDS送信部である。レベル変換されたシリアルデータは、キャリッジ102に送信される(LVDS−DATA)。
ここで、制御部1とキャリッジ102とは、例えば、フレキシブルケーブルによって接続され、そのフレキシブルケーブル上を信号が、LVDS等の差動信号によって転送される。
6は、BK、Y、M、C各色毎に所定時間ノズルを駆動するためのノズル駆動時間パルス幅データを作成するヒートデータ生成部で、7は、ノズル駆動時間パルス幅データをパラレルデータからシリアルデータに変換するパラレル・シリアル変換部である。シリアルデータに変換されたノズル駆動時間パルス幅データ(SO−HEAT)は、LVDS送信部5でレベル変換されキャリッジ102に送信される(LVDS−HEAT)。
9は、PLLを用いたクロック発生部である。クロック発生部9は、クロック制御部8からのパラレルデータに同期したクロック信号(SO−SYNC)をLVDS送信部5に出力すると共に、逓倍(例えば、12逓倍)したクロック信号(S−CLK)をパラレル・シリアル変換部4及び7に出力する。LVDS送信部5でレベル変換されたクロック信号は、キャリッジ102に送信される(LVDS−CLK)。クロック制御部8は、後述する各色毎の記録ヘッド駆動時間パルスにおける1周期を定めるためのクロック信号(P−CLK)を生成する。生成されたクロック信号(P−CLK)は、印刷データ生成部3とヒートデータ生成部6に出力される。
キャリッジ102では制御部1からLVDS信号で送られたクロック信号と(LVDS−CLK)と各データ(LVDS−DATA、LVDS−HEAT)を受信してレベル変換するLVDS受信部10、記録ヘッド駆動制御部15及び記録ヘッド12を含む。
LVDS受信部10は、LVDS信号を通常のロジック信号にレベル変換する。記録ヘッド駆動制御部15は、シリアル・パラレル変換部11と記録ヘッド駆動時間パルス生成部14とクロック発生部13とを含んでいる。シリアル・パラレル変換部11は、シリアルデータ(S−DATA)をパラレルデータに変換する。記録ヘッド駆動時間パルス生成部14は、本発明の主たるブロックであり、S−HEATデータから記録ヘッド駆動時間パルスを生成する。シリアル・パラレル変換部11で生成されたデータに基づいて選択された記録ヘッド12の記録ヘッドノズルに対して、記録ヘッド駆動時間パルスで定められる所定の時間、記録ヘッドノズルを駆動して印刷を行う。クロック発生部13は、PLLを用いたクロック発生部である。クロック発生部13は、SYNC信号を逓倍(例えば、12逓倍)したクロック信号(PLL−CLK)と、SYNC信号を微分した微分信号(LOAD)を生成する。生成されたクロック信号と微分信号は、シリアル・パラレル変換部11及び記録ヘッド駆動時間パルス生成部14に出力される。
図4は、図3に示す記録ヘッド駆動制御部15のブロック構成を示す図である。21は、シリアルデータであるS−HEATデータをパラレルデータに変換する。パラレルデータに変換されたS−HEATデータは、ラッチ部25において各色毎にラッチされる。
微分回路22は、SYNC信号を微分することにより微分信号(LOAD)を生成する。微分信号(LOAD)は、カウンタ23のクリアと、ラッチ部25でのパラレルデータのラッチに用いられる。
カウンタ23は、PLL−CLKをカウントする。本実施例において、カウンタ23は、下位側が3進カウンタで上位側が4進カウンタで構成され、上位側の4進カウンタは、下位側の3進カウンタの出力をカウントする。このカウンタ23は、記録装置本体(即ち、制御部1)から転送されたクロック信号に基づいてカウントする。また、そのカウント値は、図7に示すように、SYNC信号(同期信号)の周期ごとにリセットされる。デコーダ24は、カウンタ23の上位側の4進カウンタの出力を4ビット(0、1、2、3)の信号にデコードする。
ラッチ部25は、デコーダ24の出力により、各色毎にデータのラッチを行い、各色毎にノズル駆動パルス信号を選択する選択信号を出力する。
ゲート回路26は、デコーダ24からの出力によりPLS−0からPLS−7までのパルスを生成する。セレクタ27は、選択信号によって各色を選択し、各色毎のノズル駆動パルス信号(BK−PLS、Y−PLS、M−PLS、C−PLS)を出力する。本実施例における記録装置では、デコーダ24から出力される複数のデコード値から、ゲート回路26によって複数のパルス(PLS−0〜PLS−7)が生成される。それらの複数のパルスを用いて、各色毎のノズル駆動パルス信号が生成される。ラッチ部25とセレクタ27は、本実施例における、S−HEATデータから各色毎のノズル駆動パルス信号を分離する分離回路の一例である。
次に、本実施の動作を図5、図6、図7を参照しながら説明する。図5は、制御部1におけるヒートデータ生成部6と、パラレル・シリアル変換部7を説明するための図である。本実施例においては、BK用の記録ヘッド駆動時間パルス信号の生成を例に示す。図5においては、シリアルデータの転送単位時間(一転送周期)が40nsで構成され、さらに4分割された時間(即ち、10ns)を最小設定単位とした実施例である。
今、本実施例において最終的に必要とするBKノズルに対応する記録ヘッド駆動時間パルス信号が図5に示すBKヒート信号であるとする。その場合に、第1周期では1の位置でハイレベル、第2周期では全てハイレベル、第3周期では2の位置でローレベルであるとする。
図6は、記録ヘッド駆動時間パルス信号を生成するための変換テーブルである。このような変換テーブルは、本記録装置のRAM等の記憶領域に予め格納されている。例えば、設定値(hex)=1の行は、開始点1の位置でハイレベルとなり、終了点4の位置でローレベルとなることを示している。また、設定値(hex)=3の行は、開始点3の位置でハイレベルとなり、終了点4の位置でローレベルとなることを示している。また、設定値(hex)=7の行は、開始点0の位置でハイレベルとなり、4の位置でローレベルとなることを示すが、このような設定の場合は、特に、全てハイレベルとなることを示している。
図5に示すBKヒート信号に図6のテーブルを適用すると、BKノズルについての記録ヘッド駆動時間パルスの設定値は、図6に示す設定値(hex)=1、7、5となる。即ち、設定値(hex)=1により、開始点1の位置でハイレベルとなることが示される。次に、設定値(hex)=7により、開始点0の位置でハイレベルとなり、全てハイレベルとなる。また、設定値(hex)=5により、開始点0の位置でハイレベルとなり、終了点2の位置でローレベルとなる。
従って、本実施例においては、まず、ヒートデータ生成部6は、図6に示す変換テーブルを参照し、ヒート信号のレベルが所望の変化(上述のような変化)を示すように図6に示す設定値(hex)を設定する。その結果、図5に示すBK−HEATのように1、7、5の順に設定されたパラレルデータが、ヒートデータ生成部6から出力される。
次に、出力されたパラレルデータは、パラレル・シリアル変換部7でシリアルデータに変換される。パラレル・シリアル変換部7は、クロック発生部9のPLLによって12逓倍されたS−CLKに基づいてパラレルデータをシフトレジスタ(不図示)に入力し、シリアルデータ(SO−HEAT)に変換して出力する。
この際に、図5に示すように、設定値(hex)=1で設定された値は、図5の矢印で示されるように、次の周期の3ビットに設定される。SO−HEATは、S−CLKによって12ビットのシリアルデータとされており、その12ビットは、上位から3ビットずつ、BK、Y、M、Cの各色毎に割り当てられている。このように本実施例においては、複数の色のインクの吐出それぞれに対応した複数の駆動信号を合成してシリアルデータを生成する。
図5の場合は、SO−HEATの12ビットのうち、上位3ビットがBKであるので、1周期ごとにずれながら、BK−HEATの示す設定値(hex)がその3ビットのBK領域に設定されている。
図7は、記録ヘッド駆動制御部15の動作を説明するための図である。図7は、図5に示すヒートデータ生成部6で生成されたSO−HEATを、実際に記録ヘッドのノズルを駆動するための記録ヘッド駆動時間パルスに復元する過程を説明する図である。
図7に示すSYNCは、図5に示すSO−SYNCに対応している。また、図7に示すPLL−CLKは、図5に示すS−CLKに対応している。また、図7に示すS−HEATは、図5に示すSO−HEATに対応している。
図7に示すLOADは、先述のようにSYNCを微分した信号であり、S−HEATデータをパラレルに変換してラッチするためのトリガ信号である。
デコーダ24は、カウンタ23の1/4カウンタである上位2ビットが入力されて、BK、Y、M、Cの各3ビットをラッチするための選択信号(0〜3)を出力する。また、デコーダ24の出力は、ゲート回路26において、一転送周期内の記録ヘッド駆動時間パルスを生成するための8種類のタイミングの生成にも用いられる。ここで、8種類のタイミングとは、図7に示すPLS−0〜PLS−7に示されるレベル変化のタイミングである。
図7に示すBK−PLSは、BKノズル用の記録ヘッド駆動時間パルスの出力波形である。これは、ラッチ部25の出力(例えば、BK−SEL)により、セレクタ27が、図7に示す矢印のように、各転送周期ごとにPLS−0〜PLS−7から選択する。例えば、BK−SELの値(即ち、BKラッチ)が1(hex)の場合に、PLS−1を選択する。PLS−1の選択により、図7に示すように、周期内の1の位置でハイレベルとなり、4の位置までハイレベルが維持される。また、BK−SELの値が7(hex)の場合に、PLS−7を選択する。PLS−7の選択により、図7に示すように、周期内の0から4の位置までハイレベルとなる。次に、BK−SELの値が5(hex)の場合に、PLS−5を選択する。PLS−5の選択により、図7に示すように、周期内の0の位置でハイレベルとなり、2の位置でローレベルとなる。このようにして、BKノズル用の記録ヘッド駆動時間パルス(BK−PLS)を生成することができる。
また、当然のことながら、図7に示すBK−PLSのレベル変化は、図5に示すBKヒート信号のレベル変化と同じである。
以上のように、本実施例においては、4色のノズルの記録ヘッド駆動時間パルスの情報を1つのシリアルデータとして制御部1からキャリッジ102に転送する。その結果、色ごとに信号線を配線する必要がなく、クロストーク等のノイズ耐性の高い差動伝送を用いたとしても信号線の増加を防ぐことができる。
さらには、転送されたシリアルデータから各色についての記録ヘッド駆動時間パルスは、各色に共通して生成されて用意された8種類のタイミング信号から選択して生成するので、回路規模の増大を防ぐことができる。
本実施例においては、一転送周期にY、M、C、Kという各色の記録ヘッド駆動時間パルスのパルス幅のデータを含めているが、各パルス幅に対応した設定値として含めているので、色数に比例して転送周波数が大きく増大することはない。
また、本実施例においては、より高速なシリアルデータの転送が可能な場合には、図5に示す各色ごとの記録ヘッド駆動パルスの情報と、図6に示すテーブルの情報とをまとめたシリアルデータを作成し転送するようにしても良い。その場合には、キャリッジにおいて、転送されてきたテーブルの情報をもとに図4のゲート回路26の機能を実現し、PLS−0〜PLS−7までのパルスを生成する。
本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置100の構成の概要を示す外観斜視図である。 図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例における記録装置の印刷制御関連の主要部のブロック図である。 図3に示す記録ヘッド駆動制御部のブロック構成を示す図である。 制御部におけるヒートデータ生成部と、パラレル・シリアル変換部の動作を説明するための図である。 記録ヘッド駆動時間パルス信号を生成するための変換テーブルである。 記録ヘッド駆動制御部の動作を説明するための図である。
100 記録装置
102 キャリッジ
103 記録ヘッド
104 伝達機構
105 給紙機構
106 インクカートリッジ
107 駆動ベルト
108 スケール
109 シャーシ
110 回復装置
111 キャッピング機構
112 ワイピング機構
113 ガイドシャフト
114 搬送ローラ
115 ピンチローラ
116 ピンチローラホルダ
117 搬送ローラギア
120 排出ローラ
122 拍車ホルダ

Claims (6)

  1. 少なくとも第1のインクと第2のインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して移動するキャリッジと、該キャリッジに設けられたキャリッジ制御部と、を備える記録装置であって、
    前記第1のインクに対応した第1の駆動信号と前記第2のインクに対応した第2の駆動信号を所定の時間間隔ごとに合成してシリアルデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたシリアルデータを差動信号として前記キャリッジ制御部に転送する転送手段と、
    前記転送手段によって転送される前記シリアルデータに含まれる前記第1の駆動信号から第1の記録ヘッド駆動時間パルス信号を生成し、前記転送手段によって転送される前記シリアルデータに含まれる前記第2の駆動信号から第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号を生成する、前記キャリッジ制御部に設けられるパルス生成手段と、を備え、
    前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号の各々は、前記所定の時間間隔に基づいて生成され、前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号の各々の長さは、前記所定の時間間隔よりも長い、ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記転送手段は、フレキシブルケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記キャリッジ制御部は、
    前記転送手段により転送されたクロック信号をカウントし、該カウント値を前記転送手段により転送される同期信号の周期でリセットするカウンタと、
    前記カウンタによるカウント値をデコードするデコーダと、
    前記デコーダから出力される複数のデコード値に基づいて、前記シリアルデータを前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号に分離する分離回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記パルス生成手段はさらに、前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号の各々の開始点と終了点を、前記所定の時間間隔に基づいて決定する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記パルス生成手段は、前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号を、変換テーブルを参照して生成する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記パルス生成手段は、前記第1及び第2の記録ヘッド駆動時間パルス信号を、共通の前記変換テーブルを参照して生成することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
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