JP4497165B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体からなる抵抗体を備える半導体装置に関するものである。
従来、半導体からなる抵抗体を備える半導体装置として、抵抗体としての発熱体と感温体とを備え、流体の流量を検出する熱式流量センサが知られている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1,2においては、発熱抵抗体(発熱体)や感温抵抗体(感温体)が、不純物のドーピングされたシリコン半導体膜(多結晶シリコン半導体膜、単結晶シリコン半導体膜)によって形成され、シリコン半導体膜の抵抗率が8×10−4Ωcm以下(不純物濃度が2×1020cm−3以上)とされている。
また、特許文献3においては、発熱体や感温体が、不純物のドーピングされた単結晶シリコンによって形成され、不純物濃度が1×1020cm−3以上とされている。
特許第3468731号 特許第3698679号 特開2004−205498号公報
ところが、本発明者が、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体について詳細に検討を行ったところ、上述のように不純物濃度を高濃度とすると、抵抗体の温度(自身の発熱も含む)が高温(例えば310℃以上)においては、時間の経過とともに抵抗変化率が大きくなる(すなわち、抵抗値の経時変化が大きい)ことが明らかとなった。
本発明は上記問題点に鑑み、広い温度範囲において、抵抗値の経時変化を抑制することのできる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体において、高温における抵抗値の経時変化の主要因が、不純物の再拡散にあることを見出した。以下の発明は、この知見に基づくものである。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の半導体装置の製造方法は、半導体からなる抵抗温度係数2000ppm/℃以上の抵抗体を形成する工程として、基板としての半導体基板上に、絶縁層を介して積層された単結晶シリコンに対して、抵抗体の不純物濃度が7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内となるように、不純物としてのリンをイオン注入する注入工程と、注入工程後、深さ方向において単結晶シリコンの不純物濃度が均一となるように熱処理を実施してリンを拡散させ、抵抗体とする熱処理工程と、を含むことを特徴とする。
上述の知見から、不純物濃度が高いほど拡散係数が大きくなるので、抵抗値の経時変化が大きくなると考えられる。これに対し、本発明においては抵抗値を抑えているので、310℃以上の高温下において、抵抗値の経時変化を小さくすることができ、310℃未満の温度域も含めて、広い温度範囲において、抵抗値の経時変化を抑制することができる。このことは、本発明者によって確認されている。
なお、粒界(面)の存在する多結晶シリコンの場合、不純物濃度を高濃度(例えば2×1020cm−3以上)とすると、ドーピング後の熱処理(活性化アニール)によって粒径が大きくなり(換言すれば単結晶シリコンの状態に近づき)、抵抗温度係数が大きくなる。これに対し、本発明においては、単結晶シリコンによって抵抗体を形成するので、上述した不純物濃度(多結晶シリコンよりも低濃度)でも、抵抗温度係数を大きくすることが可能である。
特に本発明では、抵抗体の不純物濃度が、深さ方向において7×10 19 cm −3 以上、1×1020cm−3未満の範囲内で均一となるように、抵抗体を形成するので、抵抗温度係数を大きくすることができる。なお、不純物として、N型不純物のなかで拡散係数の大きいリンを用い、且つ、熱処理を実施するので、深さ方向において抵抗体の不純物濃度を均一とすることができる。このように、拡散係数の大きいリンを用いても、抵抗値の経時変化を抑制することができる。また、上記濃度範囲においては、抵抗温度係数がほぼ一定の値を示すので、単結晶シリコンの厚さばらつきなどの製造要因によって不純物濃度にばらつきが生じても、抵抗温度係数のばらつきを小さくすることができる。
請求項2に記載のように、半導体装置が流体の流量を検出する流量検出部を有し、熱処理工程後、抵抗体をパターニングして、流量検出部を構成する発熱体及び発熱体の近傍の温度を感知する感温体を形成しても良い。上記した発明によれば、抵抗温度係数を2000ppm/℃以上とすることができるので、共通の抵抗体をパターニングして、発熱体と感温体を形成することができる。
熱処理工程では、例えば請求項3に記載のように、1000℃にて2時間の熱処理を実施すると良い。
なお、抵抗体の温度が低温であると不純物の再拡散が生じにくいので、不純物濃度や不純物の種類に関わらず、抵抗値の経時変化が抑制される。したがって、請求項4に記載のように、抵抗体の最高温度が310℃以上において、より効果を発揮する。なお、抵抗体の温度とは、外部からの熱の影響だけでなく、抵抗体の発熱による影響も含むものである。
先ず、本発明の実施形態について説明する前に、本発明者が本発明を創作するに至った経緯を説明する。本発明者は、不純物(ドーパント)のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体について詳細に検討を行った。より具体的には、単結晶シリコンにリンをドーピングして、後述する実施形態に示す半導体装置(流量検出部)を形成し、経過時間と抵抗変化率との関係(すなわち、抵抗値の経時変化)について精査した。その結果、不純物濃度を高濃度とすると、図1に示すように、高温(310℃以上)において、経過時間とともに抵抗変化率が大きくなる(すなわち、抵抗値の経時変化が大きい)ことが明らかとなった。なお、図1は、各温度における経過時間と抵抗変化率との関係を示す図であり、リンをイオン注入して、不純物濃度を2×1020cm−3とした場合の例を示している。
また、リンの再拡散の活性化エネルギーは、3eV程度であることが知られているが、本発明者が抵抗値の経時変化(不純物濃度2×1020cm−3)の活性化エネルギーを実験的に求めたところ、3eV程度であった。すなわち、本発明者は、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体において、高温における抵抗値の経時変化の主要因が、不純物の再拡散にあることを見出した。本発明は、この知見に基づくものであり、以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す平面図である。図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。図2においては、便宜上、発熱体、感温体、及び繋ぎ配線上の層間絶縁膜や保護膜を省略して図示している。また、図2に示す白抜き矢印は、流体の流れ方向を示している。
本実施形態に示す半導体装置は、以下に示すように流量検出部(フローセンサ)を備えており、例えば車両内燃機関の吸気管内に配置される。
図2及び図3に示すように、半導体装置100は、半導体基板110上に、絶縁層120を介して流量検出部130が形成されたものである。詳しくは、流量検出部130として、発熱体131,132や感温体133,134が形成されている。
半導体基板110は、特許請求の範囲に記載の基板に相当するものである。本実施形態においては、半導体基板110としてシリコン基板を採用しており、流量検出部130を構成する発熱体131,132に対応して空洞部111が形成されている。この空洞部111は、半導体基板110の絶縁層120との接触面の裏面(以下、半導体基板110の裏面と示す)側に、矩形状の開口部113(図2において一点鎖線で示す)をもって形成され、この開口面積が半導体基板110の上面側(絶縁層120との接触面側)へ行くほど縮小されて、半導体基板110の上面では、開口部113よりも小さく、半導体基板110の厚さ方向に対して垂直な方向において開口部113に含まれる矩形状の底面部112(図2において破線で示す)となっている。
本実施形態においては、絶縁層120としてシリコン酸化膜を採用しており、絶縁層120の一部が、上述した空洞部111の底面部112を構成している。このように、半導体装置100において、底面部112に相当する部位は、薄肉部(メンブレン)となっている。そして、発熱体131,132が、この薄肉部に形成されている。薄肉部は、流量検出部130を構成する他の箇所と比べてその膜厚が薄く形成されているため熱容量が低く抑えられ、他の箇所との熱的な絶縁が確保されている。
底面部112(薄肉部)を構成する絶縁層120上には、発熱体131,132が形成されている。発熱体131は、流体の流れ方向に対して上流側に配置された上流側発熱体であり、発熱体132は、流体の流れ方向に対して下流側に配置された下流側発熱体である。また、一対の発熱体131,132を挟むようにして、測温抵抗体からなる一対の感温体133,134が、薄肉部よりも厚い薄肉部周辺領域であって流体の上流側と下流側にそれぞれ形成されている。そして、これら発熱体131,132や感温体133,134は、繋ぎ配線部135を介して、図示されない信号生成回路との接続端子となるパッド136と接続されている。なお、本実施形態において、発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135は、それぞれ単結晶シリコンから形成されている。本実施形態に係る半導体装置100は、抵抗体である発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135を構成する単結晶シリコンの不純物濃度に特徴があり、その詳細については後述する。
そして、これら発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135を覆うようにして、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜140が積層され、層間絶縁膜140上にシリコン窒化膜からなる保護膜150が積層されている。
このように構成される流量検出部130を備えた半導体装置100においては、発熱体131,132が、電流の供給量によって発熱する機能に加えて、それ自身の抵抗値の変化に基づいて、自身の温度を感知する機能も有している。そして、上流側と下流側の各発熱体131,132で生じる熱のうち、流体によって奪われる熱に基づき、流体の流量が検出される。また、上流側の発熱体131と下流側の発熱体132とのそれぞれに生じる熱のうち、流体によって奪われる熱量の差に基づき、流体の流通方向が検出される。さらに、上流側の発熱体131と上流側の感温体133との温度差、及び、下流側の発熱体132と下流側の感温体134との温度差に基づき、各発熱体131,132に供給される電流量が制御される。なお、上述した流量検出部130の詳細については、本出願人による例えば特開2004−205498号公報,特開2004−241398号公報などを参照されたい。
次に、本発明の特徴部分である、発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135を構成する単結晶シリコンの不純物濃度について、図4〜図6を用いて説明する。図4は、各不純物濃度における経過時間と抵抗変化率との関係を示す図である。図5は、不純物濃度と抵抗変化率との関係を示す図である。図6は、不純物濃度と抵抗温度係数との関係を示す図である。なお、図4は、リンを不純物とし、310℃の温度条件での測定結果を示しており、不純物濃度1×1020cm−3を実線、不純物濃度7×1019cm−3を破線、不純物濃度2×1020cm−3を一点鎖線、不純物濃度6×1020cm−3を二点鎖線としている。また、図5は、リンを不純物とし、310℃の温度条件で通電から1000時間経過後の測定結果を示しており、単結晶シリコンを実線、参考例としての多結晶シリコンを破線で示している。また、図6は、リンを不純物とした結果を示している。
上述したように、本発明者は、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体において、高温における抵抗値の経時変化の主要因が、不純物の再拡散にあることを見出した。この知見によれば、不純物濃度が高いほど拡散係数は大きくなるので、抵抗値の経時変化が大きくなるものと考えられる。
そこで、本発明者は、不純物濃度と抵抗値の経時変化との関係について精査した。その結果、図4に示すように、高温において、不純物濃度が高いほど抵抗値の経時変化(換言すれば、抵抗値の耐久変動)が大きいことを確認した。なお、多結晶シリコンからなる抵抗体についても、同様の傾向を確認した。また、図5に示すように、不純物濃度が1×1020cm−3未満においては、310℃で通電から1000時間経過後の抵抗変化率が、小さい値でほぼ一定(ほぼゼロ)となることを確認した。
先に図1においても示したように、抵抗体の温度が低温であると、抵抗値の経時変化は小さくなる。これは、低温においては、不純物の再拡散が生じにくいことによるものと考えられる。したがって、単結晶シリコンに不純物をドーピングして抵抗体を形成する場合には、不純物濃度を1×1020cm−3未満とすると、310℃未満の低温域だけでなく、310℃以上の高温域も含めて、広い温度範囲において、抵抗値の経時変化を抑制する(長期に亘って、品質を保証する)ことができる。
なお、抵抗体においては抵抗温度係数(TCR)も大事な評価要素である。例えば抵抗温度係数が大きいほうが、温度に対する抵抗値の変化を大きくとることができる。そこで、本発明者は、抵抗値の経時変化を抑制しつつ、抵抗温度係数を大きくできる不純物濃度の範囲についても精査した。その結果、図6に示すように、抵抗体の不純物濃度を4×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内とすると、抵抗温度係数を特に大きくできる(抵抗温度係数を2000ppm/℃以上にできる)ことを確認した。したがって、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体において、上述の不純物濃度とすると、温度に対する抵抗値の変化を大きくとることができ、例えば抵抗体を用いて物理量を検出する検出部において、検出感度を向上することができる。
さらに、図6に示すように、抵抗体の不純物濃度を7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内とすると、抵抗温度係数が大きい値でほぼ一定となることを確認した。詳しくは、抵抗温度係数がピーク値でほぼ一定となることを確認した。したがって、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体において、上述の不純物濃度とすると、温度に対する抵抗値の変化を大きくとることができるだけでなく、さらに抵抗温度係数のばらつきを小さくすることができる。例えば、単結晶シリコンの厚さのばらつきなど製造要因によって不純物濃度にばらつきが生じたとしても、抵抗温度係数のばらつきを小さくすることができるので、検出感度が向上された状態で品質を保証することができる。
本実施形態に係る半導体装置100においては、上述の点を考慮して、不純物濃度が、7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内となるように、不純物としてリンがドーピングされた単結晶シリコンによって、抵抗体である発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135が形成されている。したがって、310℃以上の高温域も含めて、広い温度範囲において、抵抗値の経時変化を抑制する(長期に亘って、品質を保証する)ことができる。なお、上述したように、抵抗体の温度が低温においては、不純物の再拡散が生じにくく、抵抗値の経時変化が抑制されるので、本実施形態に係る半導体装置100は、特に抵抗体の最高温度が310℃以上の高温域において、格別の効果を発揮するものである。また、温度に対する抵抗値の変化を大きくとることができるので、検出感度を向上することができる。さらには、抵抗温度係数のばらつきを小さくすることができるので、検出感度が向上された状態で品質を保証することができる。
なお、使用環境下において半導体装置100の表面(例えば保護膜150)に付着するオイル等の異物は、310℃以上の高温で効率よく除去することができる。しかしながら、従来のフローセンサでは、抵抗体の不純物濃度が高いために、310℃以上の高温とすると、抵抗値の経時変化が大きくなるという問題が生じていた。また、抵抗値の経時変化を抑制しようとすると、温度を低くしなければならず、異物の除去が困難であった。これに対し、本実施形態に係る半導体装置100によれば、310℃以上の高温域においても抵抗値の経時変化を抑制することができるので、抵抗値の経時変化を抑制しつつ誤検出の原因となる異物を除去することができる。
次に、本実施形態に係る半導体装置100の製造方法について、図7(a)〜(c)及び図8(a),(b)を用いて説明する。なお、図7(a)〜(c)及び図8(a),(b)は、図3に対応する断面図(図2のIII-III線に沿う断面図)である。
まず、図7(a)に示すように、SOI(Silicon On Insulator)基板を用意する。このSOI基板は、600μm程度の厚さをもった単結晶シリコンからなる半導体基板110と、半導体基板110の一面上に、0.01μm以上(例えば1μm程度)の厚さをもって積層された例えばシリコン酸化膜からなる電気的な絶縁層120と、絶縁層120の半導体基板110とは反対側の面上に、0.2〜2μm程度の厚さをもって積層された単結晶シリコン膜160とにより構成されたものである。
次に、図7(b)に示すように、不純物としてリンをイオン注入して単結晶シリコン膜160を所望の抵抗値に調整された抵抗体161とする。このイオン注入に当たっては、抵抗体161の不純物濃度が、7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内となるように、リンを注入する。なお、必要に応じて、イオン注入後にアニールを実施し、抵抗体161内におけるリンの拡散と電気的な活性化を行うと良い。このアニールにおいては、例えば1000℃にて2時間の熱処理がなされる。
次に、抵抗体161(リンがドーピングされた単結晶シリコン膜160)を例えば反応性イオンエッチングによってパターニングし、図7(c)に示すように、発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135を形成する。このように、上流側の発熱体131と下流側の発熱体132、上流側の感温体133と下流側の感温体134とを同一工程にて形成すると、発熱体131,132同士、感温体133,134同士で、それぞれ抵抗温度係数や抵抗値を簡易に一致させることができる。
次に、図8(a)に示すように、発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135を覆うように、例えばプラズマCVD法によってシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜140を絶縁層120上に堆積する。また、層間絶縁膜140上に、例えば低圧CVD法にてシリコン窒化膜からなる保護膜150を堆積する。そして、図示しないが、層間絶縁膜140や保護膜150にコンタクトホールを形成し、繋ぎ配線部135の端部に例えばアルミニウムを主材料とするパッド136を形成する。なお、層間絶縁膜140のない構成としても良い。また、層間絶縁膜140の構成材料は上記例に限定されるものではないし、多層膜としても良い。また、保護膜150の構成材料も上記例に限定されるものではないし、多層膜としても良い。さらには、製造条件によっては、保護膜150を形成する前に、パッド136などの他の配線部を形成しても良い。
次に、図8(b)に示すように、半導体基板110の裏面側に、例えばシリコン窒化膜からなるマスク部材を例えばプラズマCVD法により成膜し、先に図2に一点鎖線で示した開口部113に対応した開口部位を形成すべく、例えば反応性イオンエッチングにてマスク部材をエッチングする。そして、エッチングされたマスク部材をマスク170として、半導体基板110を例えばKOHやTMAH等のアルカリ性のエッチング液を用いて異方性エッチングする。このエッチングにより、半導体基板110に空洞部111が形成され、空洞部111を架橋するように薄肉部が形成される。なお、空洞部111の形成に当たっては、必ずしもウェットエッチングに限らず、ドライエッチングによって行うようにしてもよい。
空洞部111の形成後、ダイシングによりウェハを個々のチップに分割し、半導体装置100が形成される。そして、形成された半導体装置100は、そのパッド136が、ワイヤを介して回路基板(回路チップ)と電気的に接続される。
なお、本実施形態においては、単結晶シリコンの不純物濃度を、7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内とする例を示した。しかしながら、上述したように、単結晶シリコンの不純物濃度は少なくとも1×1020cm−3未満であれば良く、好ましくは4×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内、より好ましくは7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内であれば良い。粒界(面)が存在する多結晶シリコンにおいては、不純物濃度を高濃度(2×1020cm−3以上)とすると、ドーピング後の熱処理(活性化アニール)によって粒径が大きくなり、単結晶シリコンの状態に近づいて抵抗温度係数が大きくなる。これに対し、本実施形態においては、単結晶シリコンによって抵抗体(発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135)を形成するので、不純物濃度を多結晶シリコンの濃度よりも低濃度である1×1020cm−3未満としても、抵抗温度係数を大きくすることが可能である。
また、本実施形態においては、不純物としてのリンを単結晶シリコン膜160にイオン注入して抵抗体161を形成し、抵抗体161をパターニングして発熱体131,132、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135を構成する例を示した。しかしながら、単結晶シリコンへの不純物のドーピングはイオン注入に限定されるものではない。例えば、熱拡散法(ガス、又は、リンガラス等の固体)を用いて、単結晶シリコン膜160に不純物をドーピングしても良い。また、単結晶シリコン膜160を構成する原石に対して、不純物をドーピングしておいても良い。すなわち、上述したSOI基板の状態で、単結晶シリコン膜160が抵抗体161の状態とされていても良い。これらの方法を採用すると、結晶欠陥の発生を抑制することができる。
また、本実施形態においては、単結晶シリコンにドーピングされる不純物としてリンを用いる例を示した。リンは、その原子半径がシリコンの原子半径に近いので、イオン注入法を採用しても、結晶欠陥の発生を抑制することができる。また、拡散係数が大きいので、深さ方向において、濃度を均一化しやすい。しかしながら、不純物の種類は、上記例に限定されるものではない。リン以外のN型不純物でも良いし、P型不純物(例えば安価なボロン)でも良い。
また、本実施形態においては、単結晶シリコンが、SOI基板の一部として構成される例を示した。しかしながら、上記例に限定されるものではない。例えば、SIMOX(Silicon Implanted Oxide)基板を採用することもできる。SIMOX基板の場合、単結晶シリコンの厚さばらつきをSOI基板よりも抑制することができる。すなわち、抵抗温度係数のばらつきを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図9に基づいて説明する。図9は、第2実施形態に係る半導体装置の、抵抗変化率を示す図である。
第2実施形態に係る半導体装置は、第1実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
上述したように、本発明者は、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体において、高温の使用環境における抵抗値の経時変化の主要因が、不純物の再拡散にあることを見出した。第1実施形態においては、この知見に基づき、単結晶シリコンにドーピングされる不純物の濃度を所定濃度とすることで、抵抗値の経時変化を抑制する例を示した。これに対し、本実施形態においては、拡散係数の小さい不純物を用いる点を特徴とする。
N型不純物の拡散係数の大きさは、リン(P)>アンチモン(Sb)>ヒ素(As)>ビスマス(Bi)の順であることが知られている。本発明者は、不純物種類と抵抗値の経時変化との関係について確認した。具体的には、リンよりも拡散係数の小さいヒ素を単結晶シリコンにドーピングし、7×1019cm−3に調整された半導体装置100について、310℃の温度条件で通電から500時間経過後の抵抗変化率を測定した。また、比較対象として、リンを単結晶シリコンにドーピングした半導体装置についても、同条件で測定を行った。その結果、図9に示すように、拡散係数の小さいヒ素のほうが、抵抗値の経時変化(換言すれば、抵抗値の耐久変動)が小さいことを確認した。なお、本実施形態に係る半導体装置100の構成は、不純物の種類以外、第1実施形態に示した半導体装置100と同じである。
このように、単結晶シリコンにドーピングされる不純物として、リンよりも拡散係数の小さいN型不純物を用いると、高温(310℃以上)において、リンよりも抵抗値の経時変化を小さくすることができる。なお、上述したように、抵抗体の温度が低温においては、不純物の再拡散が生じにくく、抵抗値の経時変化が抑制されるので、本実施形態に係る不純物としてヒ素を用いた半導体装置100によれば、310℃未満の温度域も含めて、広い温度範囲において、抵抗値の経時変化を抑制することができる。すなわち、拡散係数の小さい不純物ほど、抵抗値の経時変化を小さく(効果的に抑制)することができる。
また、本実施形形態においては、ヒ素がドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体の不純物濃度を、第1実施形態に示した1×1020cm−3未満の範囲内としている。このような構成とすると、第1実施形態に示した不純物濃度による再拡散抑制の効果と本実施形態に示した不純物の種類による再拡散抑制の効果とによって、抵抗値の経時変化をより小さくすることができる。なお、第1実施形態に示したように、不純物濃度によっては、抵抗温度係数を特に大きくすることもできる。さらには、抵抗温度係数のばらつきを抑制することもできる。
なお、第1実施形態においては、N型不純物において最も拡散係数の大きいリンを不純物とした。しかしながら、拡散係数の大きいリンであっても、不純物濃度を上述した所定濃度とすることで、抵抗値の経時変化を抑制し、好ましくは抵抗温度係数を大きくし、より好ましくは抵抗温度係数のばらつきを抑制することができる。
また、本実施形態においては、N型不純物について不純物の種類による再拡散抑制の効果を示した。しかしながら、P型不純物についても同様の効果を期待することができる。P型不純物の拡散係数は、アルミニウム(Al)>ボロン(B)>ガリウム(Ga)>インジウム(In)の順であることが知られている。アルミニウムはイオン注入法が採用できないなど一般的ではないので、具体的には、拡散係数の大きいボロンよりも拡散係数の小さいP型不純物を用いると良い。これによれば、高温(310℃以上)において、ボロンよりも抵抗値の経時変化を小さくすることができ、310℃未満の温度域も含めて、広い温度範囲において、抵抗値の経時変化を抑制することができる。すなわち、拡散係数の小さい不純物ほど、抵抗値の経時変化を小さく(効果的に抑制)することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図10に基づいて説明する。図10は、第3実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す模式的な平面図である。
第3実施形態に係る半導体装置は、第1実施形態又は第2実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、第1実施形態に示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与するものとする。
第1実施形態においては、流量検出部130を構成する発熱体131,312、感温体133,134、及び繋ぎ配線部135が、不純物がドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体として構成される例を示した。すなわち、物理量を検出する検出部の一部が、単結晶シリコンからなる抵抗体として構成される例を示した。これに対し、本実施形態においては、物理量を検出する検出部の周辺に、検出部とは異なるものとして、第1実施形態、又は、第2実施形態に示した単結晶シリコンからなる抵抗体が形成されている点を特徴とする。その一例を図10に示す。
図10に示す半導体装置100においては、加速度などの物理量を検出する検出部180(センサ)が、絶縁層120を介して、半導体基板110上に形成されている。また、半導体基板110上であって、検出部180の周辺に、検出部180の測定環境の温度を調整する温度調整用の抵抗体(発熱体)として、単結晶シリコン膜160に不純物がドーピングされた抵抗体161が形成されている。そして、抵抗体161の不純物濃度が、第1実施形態に示した値(例えば7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内)とされている。
このような構成とすると、抵抗体161の抵抗値の経時変化を抑制することができ、長期に亘って、検出部180の周辺の温度をほぼ一定に保つことができる。したがって、検出部180が温度特性を有していても、検出部180の出力を安定化させることができる。
なお、本実施形態においては、抵抗体161の不純物濃度を、第1実施形態に示した所定濃度とすることで、抵抗値の経時変化を抑制する例を示した。しかしながら、第2実施形態に示したように、リンよりも拡散係数の小さいN型不純物やボロンよりも拡散係数の小さいP型不純物を用いることで、抵抗値の経時変化を抑制するようにしても良い。また、不純物濃度と不純物の種類を組み合わせても良い。
また、本実施形態においては、半導体基板110の厚さ方向に対して垂直な方向において、検出部180の周辺に抵抗体161が形成される例を示した。しかしながら、検出部180に対する抵抗体161の位置は上記例に限定されるものではなく、検出部180の周辺であれば良い。例えば、検出部180と抵抗体161が電気的に絶縁された状態で、半導体基板110の厚さ方向に対して垂直な方向の位置を見たときに、検出部180の少なくとも一部と抵抗体161が重なるように配置された構成としても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、基板としてシリコンからなる半導体基板110の例を示した。しかしながら、シリコン基板に限定されるものではない。シリコン基板以外の半導体基板を採用することもできる。また、半導体基板110以外にも、ガラス基板などを採用することもできる。
第1実施形態又は第2実施形態においては、物理量を検出する検出部(流量検出部130)の一部が、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体とされる例を示した。また、第3実施形態においては、検出部180の周辺に配置される温度調整用の抵抗体(発熱体)が、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体161とされる例を示した。しかしながら、不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる抵抗体の構成は、上記例に限定されるものではない。基板上に、半導体からなる抵抗体が形成され、抵抗体が不純物のドーピングされた単結晶シリコンからなる半導体装置であれば、第1実施形態に示した不純物濃度及び第2実施形態に示した不純物の種類の少なくとも一方を適用することができる。そして、その結果、上述した効果と同様乃至それに準ずる効果を期待することができる。例えば、流量検出部130以外にも、例えばガスの濃度を検出するガスセンサ、加速度を検出する加速度センサ、温度を検出する温度センサ、湿度を検出する湿度センサなどに対しても適用することができる。そして、これらのセンサにおいても、抵抗値の経時変化を抑制することができる。また、抵抗温度係数によっては、感度を向上することもできる。
各温度における経過時間と抵抗変化率との関係を示す図である。 第1実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す平面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 各不純物濃度における経過時間と抵抗変化率との関係を示す図である。 不純物濃度と抵抗変化率との関係を示す図である。 不純物濃度と抵抗温度係数との関係を示す図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の、抵抗変化率を示す図である。 第3実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す模式的な平面図である。
符号の説明
100・・・半導体装置
110・・・半導体基板(基板)
111・・・空洞部
120・・・絶縁層
130・・・流量検出部
131,132・・・発熱体
133,134・・・感温体
135・・・繋ぎ配線部
160・・・単結晶シリコン
161・・・抵抗体
180・・・検出部

Claims (4)

  1. 基板上に、半導体からなる抵抗温度係数2000ppm/℃以上の抵抗体が形成された半導体装置の製造方法であって、
    前記抵抗体を形成する工程として、
    前記基板としての半導体基板上に、絶縁層を介して積層された単結晶シリコンに対して、前記抵抗体の不純物濃度が7×1019cm−3以上、1×1020cm−3未満の範囲内となるように、不純物としてのリンをイオン注入する注入工程と、
    前記注入工程後、深さ方向において前記単結晶シリコンの不純物濃度が均一となるように熱処理を実施して前記リンを拡散させ、前記抵抗体とする熱処理工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記半導体装置が、流体の流量を検出する流量検出部を有し、
    前記熱処理工程後、前記抵抗体をパターニングして、前記流量検出部を構成する発熱体及び前記発熱体の近傍の温度を感知する感温体を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記熱処理工程では、1000℃にて2時間の熱処理を実施することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記抵抗体の最高温度が、310℃以上であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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