JP4495500B2 - Ip電話機及びip電話通話方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インターネット経由での音声通話を可能にしたIP電話機及びIP電話通話方法に関する。
現在、VoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用したIP電話サービスが提供されている。IP電話サービスには種々の形態が提案されている。例えば、IPネットワークに配置したSIPサーバが、SIP(Session Initiation Protocol)にしたがって、発信端末となるIP電話機と着信端末となるIP電話機との間を呼接続し、呼接続後はIP電話同士がIPネットワーク経由で音声パケットを送受信し、リアルタイムの通話を実現する。
一方、端末同士がIPネットワーク経由で画情報を通信する技術としてインターネットファックス(IFAX)が提案されている。IFAXサービスにおいて、画情報をIPネットワーク経由で送受信するためのデータ形式(IFAX用データ)の詳細はIETFにより勧告されているものがある(RFC2305)。例えば、IFAX端末で原稿を読み込んでTIFF形式に変換し、さらにMIME形式の電子メールデータに変換して宛先IFAX端末のメールサーバへ送信し、受信端末となる宛先IFAX端末が当該メールサーバ(POPサーバ)から受信する(例えば特許文献1参照)。
米国特許第6614891号明細書
しかしながら、IFAX機能とIP電話機能とを併せ持つIFAX機能付IP電話機において、同様のIFAX機能付IP電話機と通話している時に当該通話相手に原稿の画像等を送信しようとすると、一旦通話を切断してIFAX側の機能で画情報を送信してから同一相手にIP電話をかけ直すといった動作が要求される。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、一度相手先と呼接続したら、通話をしながら、かけ直さずに、同じ相手先に対して画情報、ファイルデータ等の情報を送信可能なIP電話機及びIP電話通話方法を提供することを目的とする。
本発明のIP電話通話方法は、通話相手となるIP電話機の電話番号が入力されると、入力された電話番号をドメイン化するステップと、DNSサーバに接続して当該ドメイン化した電話番号に対応して登録される着信側のIP電話機が利用可能なサービス情報を含むNAPTRリソースレコードを取得して記憶するステップと、前記記憶したNAPTRリソースレコードに格納されるサービス情報としてIP電話サービスが登録されていれば前記NAPTRリソースレコードに含まれたIP電話サービスのURIを使って着信側となるIP電話機に呼接続するステップと、呼接続した前記着信側のIP電話機との間で通話用音声パケットを送受信する通話処理を実行するステップと、前記着信側のIP電話機との間で通話している間に当該着信側のIP電話機への画送信が指示された場合、前記記憶したNAPTRリソースレコードに格納されるサービス情報としてIFAXサービスが登録されているか否かを判断するステップと、IFAXサービスが登録されているとき、前記NAPTRリソースレコードにメールサービスが含まれているか否かを判断するステップと、メールサービスが含まれているとき、メールサービスのURIをドメイン名としてDNSサーバからMXレコードを取得するステップと、前記取得したMXレコードから前記着信側のIP電話機が指定しているメールサーバアドレスを取得するステップと、前記取得したメールサーバアドレスを宛先とした画情報用パケットを生成するステップと、前記通話用音声パケットの前記IP電話機への送出を一定周期毎のタスク割り込みにより優先的に実行するとともに、前記通話用音声パケット送出後次のタスク割り込みまでの間を利用して前記画情報用パケットを前記メールサーバアドレスを有するメールサーバへ送出するステップと、を具備するものとした。
これにより、呼接続時にDNSサーバから取得した入力電話番号に対応したリソースレコードを利用して、IFAXサービスのURIに対するメールサーバ情報を取得するので、通話中であっても容易に通話相手のIP電話機のメールサーバ情報を知ることができ、画情報を通話相手のメールサーバへ送信することができる。通話相手のIP電話機はメールサーバから画情報をダウンロードすることにより画情報を端末上に表示でき又は印刷できる。
本発明は、一度相手先と呼接続したら、通話をしながら、かけ直さずに、同じ相手先に対して画情報、ファイルデータ等の情報を送信可能なIP電話機及びIP電話通話方法を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態であるIFAX機能付IP電話機について図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施の形態に係るIFAX機能付IP電話機の機能ブロック図である。同図に示すIFAX機能付IP電話機は、IP電話機能によりインターネット経由の音声通話を可能にすると共にIFAX機能によりインターネット経由の画像通信を可能にする構成を有する。
本IFAX機能付IP電話機は、CPU10に対してバス等を介してスキャナ11、操作パネル12、LANコントローラ13、プリンタ14、音声圧縮/伸長部15、モデム16、ハンドセット17等のユニットが接続されている。また、本IFAX機能付IP電話機はROM18、RAM19、リムーバブルメモリ20等の記憶媒体を備えている。
スキャナ11は原稿をスキャンして画像を電子データの形態で取り込むユニットである。操作パネル12はディスプレイ及び操作ボタンを有するユニットである。操作ボタンの一つは、スキャナ機能、IFAX機能、コピー機能等の動作開始を指示するスタートボタンである。なお、ディスプレイに表示するソフトボタンも操作ボタンとして機能する。LANコントローラ13はLANとのインタフェース機能を持ち、LANに対して物理的に接続してデータの送受信を行う。本IFAX機能付IP電話機がインターネットを介して送受信するデータはLANコントローラ13によってインターネット上へ送られ又はインターネットから取り込まれることとなる。プリンタ14は、CPU10から印刷指示の出された印刷データをプリントアウトするユニットである。コピー機能は、スキャナ11から読み込んだ画像をプリンタ14から印刷出力することで実現される。IFAX機能のうち受信画像を印刷出力する機能もプリンタ14が担っている。音声圧縮/伸長部15はハンドセット17のマイクから入力した音声データを圧縮し、またLANコントローラ13から取り込んだ音声データ(圧縮データ)を伸長するDSPで構成される。モデム16は一般電話回線へ発信及び着信するためのユニットである。ハンドセット17はスピーカ及びマイクを有する。図示していないが、装置本体側にハンドセット17のオフフック及びオンフックを検知してCPU10へ通知するオフフック/オンフック検知回路を備えている。ROM18は本IFAX機能付IP電話機のIP電話機能、IFAX機能、スキャナ機能、コピー機能等を実現するためのアプリケーションプログラムが格納されている。すなわち、CPU10がROM18から読み込んだプログラムに記述された命令を実行して各ユニットの動作を制御することにより、上記各機能が実行される。RAM19はCPU10が各種処理を実行する場合のワークエリアとなる。リムーバブルメモリ20は、CD、FD(R)等のメモリ媒体で構成される。
図2は上記IFAX機能付IP電話機を適用したネットワーク構成例を示している。IFAX機能付IP電話機100(110)はLAN101(111)に接続されていて、当該LAN101(111)からルータ102(112)を経由してインターネット103にアクセスできるように構成されている。
インターネット103上に、DNSサーバ104、SIPサーバ105、メールサーバ106が配置されている。DNSサーバ104は、サービス(IP電話サービス等)やインターネット上のリソースと電話番号とを結びつけるためのプロトコル(ENUM:Telephone Number Mapping)に対応したENUM DNSとしても機能する。
SIPサーバ105は、SIP(Session Initiation Protocol)にしたがってネットワーク上でのセッション確立等の処理を仲介するサーバであり、本例では発信端末と着信端末とを接続するための呼接続を行う。
メールサーバ106はPOPサーバで構成している。例えば、IFAX機能付IP電話機110のメールボックスを有していて、IFAX機能付IP電話機110の電子メールアドレスを「to」フィールドに設定した電子メールをインターネット経由で受信して蓄積する。IFAX機能付IP電話機110から受信要求を受けて当該メールボックスに蓄積している電子メールをIFAX機能付IP電話機110へダウンロードする。
ここで、DNSサーバ104において電話番号をURIに変換する機構について簡単に説明する。
ENUMは、ITU−Tによる電話番号の国際的な取り決めであるE.164勧告に基づく電話番号をキーとして、DNSを検索することにより、そのE.164番号に対応する、利用可能な一つ又は複数のアプリケーションをURI(Uniform Resource Identifier)形式で得る機構を提供する。
ENUM DNSの内部では、ドメイン化した電話番号毎にデータをNAPTR(Naming Authority Pointer)と呼ばれるタイプのリソースレコード(RR)(以下、「NAPTRリソースレコード」という)として蓄えている。
1つのドメイン化した電話番号に対して、1つ又は複数のNAPTRリソースレコードを登録することができる。したがって、ドメイン化した電話番号にてENUM DNSを検索した場合、複数のNAPTRリソースレコードを返すことも可能となる。
図3にNAPTRリソースレコードの構造を示す。ドメイン化した電話番号(30)は端末本来の電話番号を所定のルールにしたがって変換したものである。具体的には、電話番号を逆順化して個々の数値の間に「.」を付ける。逆順化した数値の末尾に「e164.arpa」を付ける。「e164.arpa」はENUM DNS(104)のドメイン名である。ドメイン化した電話番号(30)の次の行には、クラス(31)、リソースレコードタイプ(32)、NAPTRリソースレコード間の優先度(33,34)、フラグ(35)、サービス内容(36、37)、正規表現(38)、URIスキーム(39)、URI(40)が記述されている。URI(40)は、電話番号(30)の端末が、サービス内容(36、37)に記述されたサービスを使用する場合のアドレス情報を示す。すなわち、NAPTRリソースレコードは、サービス内容(36、37)においてサービスの種類を指定し、URI(40)によって当該サービス使用時のアドレスを指定することができる。ENUM DNS(104)には、自己のドメイン化した電話番号(30)に関連づけてNAPTRリソースレコードを複数登録することができる。
図4は「81−03−5434−5678」の電話番号に関連づけて、4つのNAPTRリソースレコードを登録した例を示している。第1番目のNAPTRリソースレコードにはIP電話サービス、第2番目のNAPTRリソースレコードにはIFAXサービス、第3番目のNAPTRリソースレコードにはファイル転送サービス、第4番目のNAPTRリソースレコードにはメールサービスをそれぞれ割り付けている。
次に、以上のように構成された本実施の形態においてIP電話にて通話を継続したまま同一端末で当該通話相手にIFAX通信を行う場合の動作いついて説明する。
IFAX機能付IP電話機100(110)は、圧縮した音声データを音声パケットにしてネットワークへ送出する。この音声パケットは、トランスポート層のコネクションレス型プロトコルであるUDP及びリアルタイム通信に適した形で転送するプロトコルであるRTPにて転送する。
ここで、CPU10は、図5に示すように一定周期(例えば20msec)でタスク割り込みを入れて優先的に音声パケットを転送する。SIPサーバ105の仲介で呼が確立した発信端末(例えばIFAX機能付IP電話機100)と着信端末(例えばIFAX機能付IP電話機110)とが、図5に示すように優先的に音声パケットを転送することで、発信端末と着信端末との間でリアルタイムの通話が可能になる。
このような通話中に当該通話相手に対してIFAXサービスを利用してイメージデータを転送する。IFAXサービスにおいて圧縮したイメージデータをパケット(以下、「IFAXパケット」という)にして送出する。IFAXパケットはトランスポート層のコネクション型プロトコルであるTCPにて転送する。図6に示すように、音声パケットが優先的に一定周期で送られているので、IFAXパケットは音声パケットと次の音声パケットとの隙間を利用して送出する。すなわち、前回の音声パケットを送出してから次のタスク割り込みが入るまでの間に1つ又は複数のIFAXパケットを送出することにより、IP電話により音声通話中に同一相手にIFAXデータを送信することができる。
図7,8に示すフロー図を参照して発信端末側の処理について説明する。図2におけるIFAX機能付IP電話機100を発信端末とし、IFAX機能付IP電話機110を着信端末として説明する。発信端末から電話する場合、ユーザはハンドセット17を装置本体から取り外して操作パネル12より着信端末の電話番号を入力する。
発信端末は、ハンドセット17が取り外されたことを検知した後(S101)、電話番号が入力されたことを認識すると(S102)、入力された電話番号をENUM DNSで検索できるようにドメイン化する(S103)。例えば、着信端末の電話番号が「81−03−5434−5678」の場合、「8.7.6.5.4.3.4.5.3.1.8.e164.arpa」といったドメイン化した電話番号に変換する。CPU10は、ドメイン化した電話番号をキーにしたNAPTRリソースレコードの検索をDNSサーバ104に要求する(S104)。DNSサーバ104のアドレスは予め発信端末に登録しておくことが好ましい。
DNSサーバ104は、指定されたドメイン化電話番号をキーにしてデータベースを検索する。着信端末がDNSサーバ104のNAPTRリソースレコードにサービス等を登録していれば、該当するNAPTRリソースレコードを取り出して要求元の発信端末へ返信する。
発信端末は、DNSサーバ104からNAPTRリソースレコードを返信された場合はNAPTRリソースレコードが存在すると認識し(S105)、着信端末がDNSサーバ104のNAPTRリソースレコードに登録しているサービス情報を取得し、RAM19上の作業エリアに格納する(S106)。例えば、着信端末が図4に示す4つのNAPTRリソースレコードを登録していた場合、当該レコード内容を格納する。
なお、着信端末がDNSサーバ104のNAPTRリソースレコードを登録していない場合は、該当レコードが存在していないとしてエラー処理を行う(S108)。例えば、操作パネル12のディスプレイに「エラー」を表示させる。
次に、CPU10は、取得したNAPTRリソースレコードを分析してIP電話サービスが登録されているか否か判断する(S107)。図4に示すNAPTRリソースレコードを取得した場合であれば、第1番目のNAPTRリソースレコードのサービス内容(36)に<sip>と記述されている。<sip>はIP電話サービスを示す。この場合、発信端末は着信端末がIP電話サービス可能であると判断する。なお、SIPプロトコルにしたがって呼制御に関する情報を交換する過程で着信端末がIP電話通話が可能であるか否か判明する場合もある。取得したいずれのNAPTRリソースレコードにもサービス内容(36)に<sip>が登録されていない場合は着信端末はIP電話サービスに対応していないことになるので、ステップS108へ移行してエラー処理する。
次に、発信端末はSIPサーバ105を介して着信端末との間に呼を確立させる(S109)。SIPに基づく呼接続は以下の手順を採用することができる。発信端末がSIPサーバ105に対して着信端末の情報を含んだINVITEメッセージを送信する。INVITEメッセージに含まれる着信端末の情報はステップS106で記憶したNAPTRリソースレコードの情報から取得することができる。図4に示すNAPTRリソースレコードの場合、IP電話サービスを指定している第1番目のNAPTRリソースレコードに記述されたSIP URI(iptel@ifax2.abc.com)を着信端末の情報として使用する。
SIPサーバ105は、INVITEメッセージを受け取ると着信相手である着信端末に対して接続要求を伝えるINVITEメッセージを送信する。このときINVITEメッセージの宛先には着信端末のSIP URI(iptel@ifax2.abc.com)が使われる。
着信端末は、接続要求を伝えるINVITEメッセージを受けて、接続を許可する場合、SIPサーバ105経由で接続を許可するメッセージを発信端末へ返信する。着信端末は、接続を許可するメッセージを受けると、再びSIPサーバ105経由で着信端末に対してACKメッセージを送る。着信端末は、発信端末からACKメッセージを受け取ると呼出状態になったことを意味する「Ringing」を発信端末へ返信すると共に、ハンドセットに対して鳴動要求する。
発信端末は、「Ringing」を受信するとハンドセット17のスピーカから呼出音をならす。このような呼出状態は、着信側ハンドセットがフックオフされるか(S110)、発信側ハンドセット17がフックオンされる(S111)まで続く。発信側ハンドセット17がフックオンされるということは、発信端末を操作しているユーザがハンドセット17を装置本体に戻したことになるので、処理は終了する。
着信端末において、ユーザが電話機の鳴動に対応してハンドセット17を取り上げて動作可能な状態になると、着信端末は通話可能な状態になったことを通知する「OK」メッセージをSIPサーバ105経由で発信端末へ送信し、さらに発信端末から「ACK」メッセージが返ってくると通話が開始される。
発信端末と着信端末とが接続された後は、SIPサーバ105を介さずに端末同士が直接通信する(S112)。音声データの送受信はRTPを使用してUDPで行う。ハンドセット17のマイクから入力した音声データを音声圧縮/伸長部15で圧縮する。CPU10は、図5に示すように、一定周期(20msec)でタスク割り込みをかけて、音声パケットをLAN101経由でインターネット103上に送出する。音声パケットのIPヘッダには送信元IPアドレス(発信端末)及び宛先IPアドレス(着信端末)がセットされる。RTPヘッダには音声データの順番を制御するためのタイムスタンプ情報がセットされる。
ここで、発信端末と着信端末とで通話しているユーザのいずれか一方から他方に対してイメージデータを送信する要求が発生した場合、当該一方のユーザはスキャナ11に原稿をセットして操作パネル12のスタートボタンを押下する。今、発信端末のユーザが原稿を送信しようとしてスタートボタンを押したものとする。
発信端末のCPU10は、IP電話中にスタートボタンが押下されたことを検知するとIFAX通信要求であると認識する(S113)。IFAX通信要求を検知したCPU10は、現在通話中の相手端末(着信端末)がIFAX機能をサポート(IFAXに勧告に準拠した画像通信が可能である意味)しているか否かの情報を、ステップS106で取得して記憶したNAPTRリソースレコードの内容から判断する(S114)。すなわち、当該着信端末がENUM DNSに登録しているNAPTRリソースレコードにIFAXサービスが含まれているか否かをチェックする。図4に示すNAPTRリソースレコードを取得した場合であれば、第2番目のNAPTRリソースレコードのサービス内容(36)に<ifax>と記述されている。<ifax>はIFAXサービスを示す。この場合は、着信端末にIFAXサービス有りと判断する。
次に、発信端末は、着信端末がIFAXサービスにおいて自分(着信端末)宛のメールの配送先に指定している宛先情報を取得する。そのために、DNSサーバ104に対して着信端末のドメイン名を指定してMXレコードの検索を要求する(S115)。着信端末のドメイン名はステップS106で取得して記憶したNAPTRリソースレコードの内容から抽出する。図4に示す例であれば、第2番目及び第4番目のNAPTRリソースレコードにメールサービスが含まれているので、当該NAPTRリソースレコードにおける<mailto>後の文字列をドメイン名として使用することができる。
DNSサーバ104は、データベースから指示されたドメイン名に対応したMXレコードを取り出して、要求元の発信端末へ返信する。
発信端末は、DNSサーバ104から要求した着信端末のMXレコードを受信すると所定アドレスに格納する。そして、格納したMXレコードから着信端末が指定しているメールサーバアドレスを切り出す(S116)。
次に、スキャナ11を制御して原稿を読み取り(S117)、読み込んだ原稿の画像データをIFAX用データに変換する(S118)。具体的には、CPU10は画像圧縮プログラムを起動して原稿の画像データを所定形式で圧縮する。次に、圧縮画像データをFIFF形式に変換し、さらにMIME形式に変換する。
なお、このような変換手順はIFAXの勧告の一つに準拠したものであるが、本実施の形態は上記手順に限定されるのもではない。着信側にて受信及びビットマップ展開可能で有れば他の形式(独自形式を含む)によるIFAX用データを生成しても良い。
次に、MIME形式に変換したIFAX用データをパケット化する。このパケットをIFAXパケットと呼ぶものとする。図6に示すIFAXパケットのIPヘッダには、ステップS116で取得したメールサーバ106のIPアドレスが宛先IPアドレスとしてセットされる。また、音声パケットではUDPヘッダが付けられたがIFAXパケットではTCPヘッダが付けられる。すなわち、IFAXパケットはTCPにより配送される。TCPは途中でパケットが紛失した場合は再送されるのでイメージデータの一部が欠落することによる画質の結果を抑制することができる。
発信端末のCPU10は、通話処理(音声パケットの送受信)を優先しながら、IFAX用データを着信端末のメールサーバ106へ配送する(S119)。すなわち、図6に示すように、音声パケットに関しては一定周期毎にタスク割り込みを入れて優先的に送出し、IFAXパケットに関しては音声パケット送出後次のタスク割り込みが入るまでの間を利用して送出する。このようにして、IFAX用データを全て送りきるまで音声パケットの隙間を利用してIFAXパケットを送信する。
これにより、リアルタイム性の要求が高い音声データに関しては優先的に送信し、音声データはよりはリアルタイム性の要求が低いIFAX用データに関しては隙間を利用して送信するので、着信端末との間で通話を行いながら、同一端末に対してIFAX用データを送信することができる。後述するように、着信端末は、通話を維持した状態でメールサーバ106からIFAX用データの電子メールデータを受信して操作パネル12のディスプレイに表示する。
IFAX用データに関してメールサーバ106への送信が完了したら(S120)、操作パネル12のディスプレイに画像送信終了のメッセージを表示する(S121)。さらに、本実施の形態は、通話先である着信端末に対しても画像送信終了を知らせる(S122)。画像送信終了を知らせる信号は、通話中の相手端末が認識できる信号で有れば限定されないが、DTMF信号を使用することができる。
なお、ステップS114で通話先がIFAXサービスをサポートしていないと判明した場合はエラー表示する(S123)。また、発信端末のハンドセット17のフックオンを検出した場合(S124)又は着信側のハンドセット17のフックオンを検出した場合(S125)は、通話処理を終了する(S126)。
図9に示すフロー図を参照して着信端末側の処理について説明する。着信端末のCPU10は、接続要求を伝えるINVITEメッセージを受信すると(S201)、前述した手順にてSIPサーバ105を介し発信端末との間で呼接続する(S202)。着信端末のユーザがハンドセット17を取り上げると(S203)、RTPを使用してUDPで音声データの送受信を行う(S204)。
着信端末は、発信端末との間で通話中に画像送信終了通知(例えばDTMF信号)を受信すると(S205)、通話処理を優先しながらIFAX用データの電子メールをメールサーバ106から受信する処理を実行する(S206)。例えば、POP3の手順にしたがってメールサーバ106から電子メールデータを受信する。この電子メールデータに含まれたIFAX用データは、発信端末が図8のステップS119で送信したIFAX用データである。すなわち、発信端末がIFAX用データを、着信端末のメールサーバ106にメール送信した後、着信端末がメールサーバ106から受信メールをダウンロードするので、このとき着信端末がメールサーバ106から取得する電子メールデータは発信端末が送信したIFAX用データということになる。
なお、DFMF信号を検知した着信端末が自動的に電子メールを受信する場合を説明したが、発信端末が送信したIFAX用データが着信端末のメールサーバ106に蓄積されていることが着信側のユーザに知らされれば、当該ユーザが着信端末に指示して手動でメールサーバ106から受信するようにしてもよい。例えば、通話中であるので発信側のユーザが会話を通じて音声にて着信端末のユーザに対してIFAX用データを送信したことを連絡する。
着信端末は、通話中であってもメールサーバ106からIFAX用データを受信した時は、当該IFAX用データをビットマップデータに変換し(S207)、当該ビットマップデータを操作パネル12のディスプレイに表示する(S208)。また、操作パネル12のディスプレイに表示した画像に対して、ユーザが操作パネル12から印刷指示を入力すると(S209)、又はデフォルトで自動印刷するように設定されていると、当該ビットマップデータを印刷データに変換してプリンタ14へ印刷要求を発行する。この結果、プリンタ14から受信画像が印刷出力される(S210)。
そして、ステップS211において発信側のハンドセット17のフックオンを検知するか、ステップS212において発信側のハンドセット17のフックオン又は着信側のハンドセット17のフックオンを検知したら通話終了する。
このような本実施の形態によれば、着信端末の電話番号を使ってENUM DNSから対応するNAPTRリソースレコードを取り込み、そのNAPTRリソースレコードに含まれたIP電話サービスのURIを使って着信端末との間に呼接続し、通話中に当該着信端末に画像を送信する場合はNAPTRリソースレコードに含まれたIFAXサービスのURIを使って画像送信するようにしたので、通話を切断することなく当該通話先のIFAXサービスのURIを取得でき、通話を切断することなく画像データを当該通話先へ送信することができる。
次に、上記実施の形態の変形例について図10を参照して説明する。
本変形例は、IFAX用データの送信はSMTPを用いて端末間で直接やり取りするものとする。また、通話先がSMTPに対応していなかった場合はPOPサーバ経由の送信を行うものとする。なお、ハードウエア構成は上記実施の形態と同じであるので、同一の参照符号を用いて説明する。
発信端末に着信端末の電話番号を入力するところから通話中有にIFAX通信要求がはいるところまでの処理は、図7,8に示すステップS101からステップS114までの処理と同様である。ステップS114において通話先がIFAXサービスをサポートしていると判断した場合、ステップS130へ移行してDNSサーバ104に対して通話先(本例では着信端末)のIPアドレスを要求する。DNSサーバ104に対して対象端末のIPアドレスを要求する場合、当該対象端末のドメイン名を指定する。
DNSサーバ104は、指定された対象端末のドメイン名をキーにして対象端末のIPアドレスを検索する。対象端末に関する情報がDNSサーバ104に登録されていればIPアドレスが返信される。
発信端末は、DNSサーバ104から着信端末のIPアドレスが返信された場合(S131)、取得したIPアドレス(着信端末)に対して直接TCPコネクションを張る(S132)。そして、スキャナ11で原稿を読み込む(S133)、読み込んだ原稿の画像データをIFAX用データに変換する(S134)。その後、現在の通話を優先しながら、SMTPによりIFAX用データを着信端末へ直接送信する(S135)。上記実施の形態と同様に、一定周期でタスク割り込みを入れて音声パケットを優先的に送出し、音声パケットを送出していない隙間を利用してIFAXパケットを送出する。このとき、IFAXパケットのIPヘッダには宛先IPアドレストとしてメールサーバ106のアドレスではなく着信端末自身のIPアドレスがセットされる。
IFAX用データの送信が終了したら(S136)、ステップS121へ移行する。移行の処理は前述した通りである。
一方、ステップS131の判断で通話先の端末のIPアドレスを取得できなかった場合、ステップS115へ移行して前述した実施の形態と同様にMXレコードを検索してメールサーバ経由の画像送信に切り替える。
このように、通話先の端末がSMTPをサポートしている場合は、通話先の端末へ直接IFAX用データを送信するので、POPサーバからダウンロードする処理を省くことができ画像表示までの時間を短縮してリアルタイム性を改善することができる。また、通話先の端末がSMTPをサポートしていない場合は、メールサーバ106経由に切り替えることができる。
なお、着信端末は、基本的には図9に示すフロー図にしたがった動作となるが、ステップS206において、通話処理を優先しながらSMTPにより発信端末から直接IFAX用データを含んだ電子メールを受信する。
また、以上の説明ではIFAX用データを送信する場合に付いて記述したが、外部記憶媒体としてのリムーバブルメモリ20に記憶しているファイル(例えば画像ファイル)を、IFAXパケットと同様の形式でパケット化して、通話中に送信するようにすることもできる。すなわち、DNSサーバ104に接続して入力電話番号に対応したNAPTRリソースレコードを取得し、NAPTRリソースレコードに含まれたIP電話サービスのURIを使って着信側のIP電話機に呼接続する。さらに、前記IP電話機との通話中に当該IP電話機へファイル転送する場合、前記NAPTRリソースレコードに含まれたファイル転送サービスのURIから宛先IPアドレスを取得する。通話中にファイル転送する場合、リムーバブルメモリ20からデータを取り込んで前記取得宛先IPアドレスをヘッダに設定したデータ転送用パケットを生成し、ファイル転送のためのデータ転送用パケットと通話のための音声パケットとを多重送信する。このとき、音声パケットは優先的に送出しながら、データ転送用パケットは音声パケット間の隙間を使用して送出することが望ましい。
本発明は、一度相手先と呼接続したら、通話をしながら、かけ直さずに、同じ相手先に対して画情報、ファイルデータ等の情報を送信でき、IP電話機及びIP電話通話方法に適用可能である。
本発明の一実施の形態に係るIFAX機能付IP電話機のブロック図 図1に示すIFAX機能付IP電話機を適用したネットワーク構成図 ドメイン化した電話番号の構成説明図 NAPTRリソースレコードの具体例を示す図 音声パケットの構成及び送信タイミングを示す図 IFAXパケットの構成及び送信タイミングを示す図 発信端末における発信及び通話処理の前半部のフロー図 発信端末における発信及び通話処理の後半部のフロー図 着信端末における着信及び通話処理のフロー図 発信端末における発信及び通話処理の変形例に係るフロー図
符号の説明
10 CPU
11 スキャナ
12 操作パネル
13 LANコントローラ
14 プリンタ
15 音声圧縮/伸長部
16 モデム
17 ハンドセット
18 ROM
19 RAM
20 リムーバブルメモリ
100、110 IFAX機能付IP電話機
101、111 LAN
102、112 ルータ
103 インターネット
104 DNSサーバ
105 SIPサーバ
106 メールサーバ

Claims (6)

  1. 通話相手となるIP電話機の電話番号が入力されると、入力された電話番号をドメイン化するステップと、
    DNSサーバに接続して当該ドメイン化した電話番号に対応して登録される着信側のIP電話機が利用可能なサービス情報を含むNAPTRリソースレコードを取得して記憶するステップと、
    前記記憶したNAPTRリソースレコードに格納されるサービス情報としてIP電話サービスが登録されていれば前記NAPTRリソースレコードに含まれたIP電話サービスのURIを使って着信側となるIP電話機に呼接続するステップと、
    呼接続した前記着信側のIP電話機との間で通話用音声パケットを送受信する通話処理を実行するステップと、
    前記着信側のIP電話機との間で通話している間に当該着信側のIP電話機への画送信が指示された場合、
    前記記憶したNAPTRリソースレコードに格納されるサービス情報としてIFAXサービスが登録されているか否かを判断するステップと、
    IFAXサービスが登録されているとき、前記NAPTRリソースレコードにメールサービスが含まれているか否かを判断するステップと、
    メールサービスが含まれているとき、メールサービスのURIをドメイン名としてDNSサーバからMXレコードを取得するステップと、
    前記取得したMXレコードから前記着信側のIP電話機が指定しているメールサーバアドレスを取得するステップと、
    前記取得したメールサーバアドレスを宛先とした画情報用パケットを生成するステップと、
    前記通話用音声パケットの前記IP電話機への送出を一定周期毎のタスク割り込みにより優先的に実行するとともに、前記通話用音声パケット送出後次のタスク割り込みまでの間を利用して前記画情報用パケットを前記メールサーバアドレスを有するメールサーバへ送出するステップと、を具備するIP電話通話方法。
  2. 画情報を前記メールサーバへ送信した後、メール送信した旨の信号を着信側のIP電話機へ送信する請求項1記載のIP電話通話方法。
  3. 前記着信側のIP電話機との通話中に当該着信側のIP電話機へファイル転送する場合、
    前記リソースレコードに含まれたファイル転送サービスのURIを利用して宛先IPアドレスを取得するステップと、
    外部記憶媒体からデータを取り込んで前記取得宛先IPアドレスをヘッダに設定したデータ転送用パケットを生成するステップと、
    ファイル転送のためのデータ転送用パケットと通話用音声パケットとを多重送信するステップと、を具備する請求項1記載のIP電話通話方法。
  4. 発信側のIP電話機からの要求に応じて当該発信側のIP電話機との間にインターネット経由で呼接続するステップと、
    呼接続した前記発信側のIP電話機との間で通話用音声パケットを送受信する通話処理を実行するステップと、
    前記発信側のIP電話機との通話中に前記発信側のIP電話機からメール送信した旨の信号を検出するステップと、
    前記信号を検出した場合、前記通話用音声パケットの送受信を一定周期毎のタスク割り込みにより優先的に実行するとともに、前記通話用音声パケット送出後次のタスク割り込みまでの間を利用して着信側のメールサーバから電子メールを取り込むステップと、を具備する請求項1記載のIP電話通話方法。
  5. プログラムが記憶されたメモリと、このメモリからプログラムを読み出して実行するプロセッサユニットと、原稿を読み取り画情報を生成するスキャナと、ネットワークに接続してパケットの送受信を制御するネットワークコントローラと、音声の入出力を行うハンドセットと、少なくとも画情報の送信指示を行うための操作パネルとを具備し、
    前記プロセッサユニットは、
    通話相手となるIP電話機の電話番号が入力されると、入力された電話番号をドメイン化し、
    DNSサーバに接続して当該ドメイン化した電話番号に対応して登録される着信側のIP電話機が利用可能なサービス情報を含むNAPTRリソースレコードを取得して記憶し
    前記記憶したNAPTRリソースレコードに格納されるサービス情報としてIP電話サービスが登録されていれば前記NAPTRリソースレコードに含まれたIP電話サービスのURIを使って着信側となるIP電話機に呼接続し、
    呼接続した前記着信側のIP電話機との間で通話用音声パケットを送受信する通話処理を実行し、
    前記着信側のIP電話機との間で通話している間に当該着信側のIP電話機への画送信が指示された場合、
    前記記憶したNAPTRリソースレコードに格納されるサービス情報としてIFAXサービスが登録されているか否かを判断し、
    IFAXサービスが登録されているとき、前記NAPTRリソースレコードにメールサービスが含まれているか否かを判断し、
    メールサービスが含まれているとき、メールサービスのURIをドメイン名としてDNSサーバからMXレコードを取得し、
    前記取得したMXレコードから前記着信側のIP電話機が指定しているメールサーバアドレスを取得し、
    前記取得したメールサーバアドレスを宛先とした画情報用パケットを生成し、
    前記通話用音声パケットの前記IP電話機への送出を一定周期毎のタスク割り込みにより優先的に実行するとともに、前記通話用音声パケット送出後次のタスク割り込みまでの間を利用して前記画情報用パケットを前記メールサーバアドレスを有するメールサーバへ送出する、IP電話機。
  6. 前記プロセッサユニットは、
    前記着信側のIP電話機との通話中に当該着信側のIP電話機へファイル転送する場合、
    前記リソースレコードに含まれたファイル転送サービスのURIから宛先IPアドレスを取得し、
    外部記憶媒体からデータを取り込んで前記取得宛先IPアドレスをヘッダに設定したデータ転送用パケットを生成し、
    ファイル転送のためのデータ転送用パケットと通話用音声パケットとを多重送信することを特徴とする請求項5記載のIP電話機。
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