JP4683065B2 - Ip電話システムおよびip電話システム用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、IP電話システムおよびIP電話システム用プログラムに関するものである。
近年、IP電話の事業者が提供する発信・着信・音声通話を行なうためのソフトウェアをネットワーク端末などに組み込む(インストールする)だけで利用することができるIP電話(Internet Protcol電話)システムが普及しつつある。特に、サーバが不要であるピアツーピア通信を取り入れ、IP電話アプリケーションも通話料金も無料であるスカイプ音声通話ソフトが多く普及している。
特開2005−192086号公報 特開2005−080025号公報
上述したIP電話システムは、IP電話ソフトウェアを組み込んだネットワーク端末(IP電話端末)間で音声通話を行う通話機能だけでなく、ファイルの送受信を行うファイル送受信機能も有しており、音声通話に併用してファイルの送受信を実行可能に構成されている。しかしながら、IP電話システムのファイル送受信機能によりファイルを送信する場合には、単に、接続先のIP電話端末にファイルを送信するのみであり、ファイル送受信機能を活用し、IP電話システムの資源を音声通話以外にも有効に使用することは十分に考えられていたとは言えないという問題点があった。
なお、特許文献1の技術では、発明が解決しようとする課題欄に、通信装置では対応できない機能を、この機能を有する他の機器で実行させる利便性に優れた通信装置および通信システムが記載されているが、上記問題を解決する構成について上記問題の解決について充分とは限らない。
また、特許文献2の技術では、段落0019に、画像通信を行う送受信機が、相互に使用可能な画像通信方式をSIPメッセージで拡張したSDPメディアストリーム記述を用いることによって識別し合うことが記載されているが、上記問題の解決について充分とは限らない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、IP電話システムにおけるファイル送受信機能を活用し、IP電話システムの資源を音声通話以外にも有効に利用することができるIP電話システムおよびIP電話システム用プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載のIP電話システムは、送信側装置と、その送信側装置とインターネット回線を介してIP電話通信可能に接続されている受信側装置とを備え、前記送信側装置と、前記受信側装置とは、前記IP電話通信を行う通信手段と、前記IP電話通信を行う相手側装置について定められた識別情報を前記インターネット回線から受信する識別情報受信手段と、前記IP電話通信を介して通話するIP電話機能の実行を制御するIP電話機能制御手段とを備えるIP電話端末であって、前記IP電話通信は、前記IP電話通信を介して前記送信側装置と前記受信側装置との間でファイルの通信を行う際に、その都度、前記送信側装置から許可情報の要求を受信し、前記受信側装置が要求に対して前記許可情報の応答を返信し、前記送信側装置が前記許可情報の応答を受信したことを条件として前記受信側装置にファイルを送信する通信方式に構成されており、前記送信側装置は、前記受信側装置に送信するコンテンツデータとして前記送信側装置の操作者が指定したコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受信側装置で処理させる機能として前記送信側の操作者が指定した機能とを受け付ける受付手段と、その受付手段により受け付けられたコンテンツデータを取得する取得手段と、その取得手段により取得されたコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報により指示される機能に応じた示唆情報を選択する示唆情報選択手段と、前記取得手段により取得されたコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報と、前記示唆情報選択手段により選択された示唆情報とを含むファイルを生成するよう制御する生成制御手段と、その生成制御手段により生成されたファイルを、前記受信側装置から送信される許可情報の応答を受信した場合に前記通信手段が送信するよう制御するファイル送信制御手段とを備え、前記受信側装置は、前記送信側装置から前記ファイル送信制御手段を介して送信されたファイルを前記通信手段が受信した場合に、その受信したファイルを記憶する第1の記憶手段と、その第1の記憶手段に記憶されたファイルに指示情報およびコンテンツデータが含まれる場合に、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行について判断する判断手段と、その判断手段によって、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が可能であると判断された場合に、その機能を実行する機能実行制御手段とを備えている。
請求項2記載のIP電話システムは、請求項1記載のIP電話システムにおいて、前記受信側装置は、操作者へ情報を出力する出力手段と、前記第1の記憶手段に記憶されたファイルに含まれる前記指示情報によって指示される機能の実行が可能である場合に関する第1のメッセージ、又は、前記指示情報によって指示される機能の実行が不可能である場合に関する第2のメッセージを前記出力手段が出力するよう制御するメッセージ出力制御手段とを備えている。
請求項記載のIP電話システムは、請求項記載のIP電話システムにおいて、前記メッセージ出力制御手段は、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が可能であると前記判断手段により判断された場合に、前記第1のメッセージを前記出力手段が出力するよう制御すると共に、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が不可能であると前記判断手段により判断された場合に、前記第2のメッセージを前記出力手段が出力するよう制御する。
請求項記載のIP電話端末は、請求項又はに記載のIP電話端末において、前記受信側装置は、操作者からの操作を受付ける操作受付手段と、前記許可情報の要求を前記通信手段が受信し、かつ、前記ファイルの送信を許可する操作を前記操作受付手段が受付けたことを条件として、前記許可情報の応答を前記通信手段が返信するよう制御する第1の許可送信制御手段と、自動受信モードを選択する受信モード選択手段と、その受信モード選択手段が前記自動受信モードを選択している状態で、前記外部のIP電話端末から前記許可情報の要求を受信した場合に、前記操作受付手段が前記ファイルの送信を許可する操作を受け付ける条件を必要とせず、前記許可情報の応答を前記通信手段が返信するよう制御する第2の許可送信制御手段と、前記受信モード選択手段が前記自動受信モードを選択している場合に、前記第1の記憶手段に記憶される前記メッセージを保持するよう制御し、前記メッセージの保持解除を許可する操作を前記操作受付手段が受付けた場合に、前記メッセージの保持を解除するよう制御する記憶制御手段とを備えている。
なお、メッセージの保持は、外部のIP電話端末から送信されるファイルをそのまま記憶保持するものとしても良いし、ファイルに含まれるメッセージのみを取得して記憶保持するものとしても良い。
また、メッセージの保持解除を許可する操作の受け付けは、操作者が操作子などを直接操作した場合の操作だけでなく、第1の記憶手段の記憶容量の制限を越えた場合に、処理的に記憶情報を削除するための操作(処理)も含むものとする。
請求項記載のIP電話システムは、請求項からのいずれかに記載のIP電話システムにおいて、前記受信側装置は、前記第1の記憶手段に前記ファイルが記憶された場合に、前記ファイルに含まれる指示情報により指示される機能の実行を促す情報を前記出力手段が出力するよう制御する第2の出力制御手段を備えている。
請求項記載のIP電話システムは、請求項からのいずれかに記載のIP電話システムにおいて、前記ファイルは、前記指示情報により指示される機能の実行が可能であるか否かに応じた示唆を行わせるテキストデータで構成された示唆情報を含んで構成され、前記メッセージ出力制御手段は、前記テキストデータに基づいた文字列を出力するものである。
請求項記載のIP電話システムは、請求項1からのいずれかに記載のIP電話システムにおいて、前記送信側装置と、前記受信側装置との各々は、自機について定められた識別情報を記憶する識別情報記憶手段を備え、前記通信手段は、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報を取得した外部のIP電話端末との間で、インターネット回線を介してIP電話通信を行い、前記機能実行制御手段が制御可能な機能を特定する端末情報を記憶する端末情報記憶手段と、前記識別情報と前記端末情報とを対応付けた態様でインターネット回線に送信する送信手段とを備える。
請求項記載のIP電話システム用プログラムは、送信側装置と、その送信側装置とIP電話通信可能に接続されている受信側装置とを備えたIP電話システムを制御するものであり、前記送信側装置と、前記受信側装置とは、前記IP電話通信を行う通信手段と、前記IP電話通信を行う相手側装置について定められた識別情報を前記インターネット回線から受信する識別情報受信手段と、前記IP電話通信を介して通話するIP電話機能の実行を制御するIP電話機能制御手段とを備えるIP電話端末であって、前記IP電話通信は、前記IP電話通信を介して前記送信側装置と前記受信側装置との間でファイルの通信を行う際に、その都度、前記送信側装置から許可情報の要求を受信し、前記受信側装置が要求に対して前記許可情報の応答を返信し、前記送信側装置が前記許可情報の応答を受信したことを条件として前記受信側装置にファイルを送信する通信方式に構成されており、前記送信側装置のコンピュータに、前記受信側装置に送信するコンテンツデータとして前記送信側装置の操作者が指定したコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受信側装置で処理させる機能として前記送信側の操作者が指定した機能とを受け付ける受付手段と、その受付手段により受け付けられたコンテンツデータを取得する取得手段と、その取得手段により取得されたコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報により指示される機能に応じた示唆情報を選択する示唆情報選択手段と、前記取得手段により取得されたコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報と、前記示唆情報選択手段により選択された示唆情報とを含むファイルを生成するよう制御する生成制御手段と、その生成制御手段により生成されたファイルを、前記受信側装置から送信される許可情報の応答を受信した場合に前記通信手段が送信するよう制御するファイル送信制御手段とを実行させ、前記受信側装置のコンピュータに、前記送信側装置から前記ファイル送信制御手段を介して送信されたファイルを前記通信手段が受信した場合に、その受信したファイルを記憶する第1の記憶手段と、その第1の記憶手段に記憶されたファイルに指示情報およびコンテンツデータが含まれる場合に、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行について判断する判断手段と、その判断手段によって、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が可能であると判断された場合に、その機能を実行する機能実行制御手段とを実行させる。
請求項1記載のIP電話システムによれば、送信側装置で受け付けられたコンテンツデータに応じて、受信側装置が備えている機能を利用することができるという効果がある。
請求項2記載のIP電話システムによれば、請求項1記載の電話システムにおいて、送信側装置から送信されるファイルを受信すると、そのファイルに含まれる指示情報により指示される内容でコンテンツデータを処理する機能が実行され、且つ、機能の実行が可能である場合に関する第1のメッセージ又は機能の実行が不可能な場合に関する第2のメッセージが操作者に出力される。よって、送信側装置から所望の機能の実行が要求される場合に、その所望の機能の実行を試みることができると共に、所望の機能が実行可能であるか否かに適したメッセージを操作者に出力することができる。従って、IP電話端末が有するファイル送信機能によって、送信側装置が所望する機能の実行および機能が実行可能であるか否かに応じたメッセージを操作者に伝えることができるので、送信側装置が指示した機能の処理結果に対し、受信側装置の操作者が適切な処置を取ることができるようになるなど、ファイル送信機能を有効に利用し、双方のIP電話端末の資源を有効に活用することができるという効果がある。
また、指示情報により指示される機能に応じた示唆情報が示唆情報選択手段により選択されるので、全ての機能に応じた示唆情報をファイルに含めなくても良く、送信するファイルのデータ量を抑えることができるという点で、IP電話システムの資源を有効活用できるという効果がある。
また、受信側装置が読み込み可能な示唆情報を選択する構成とすれば、受信側装置に専用のソフトウェアを組み込まなくても良くなり、コスト低減を図ることができるという効果もある。
請求項記載のIP電話システムによれば、請求項記載のIP電話システムの奏する効果に加え、送信側装置から送信されるファイルに含まれる指示情報により指示される機能の実行が可能な場合に第1のメッセージが操作者に出力され、指示情報により指示される機能の実行が不可能な場合に第2のメッセージが操作者に出力される。よって、送信側装置から実行が指示された機能が実行可能な場合と、実行不可能な場合とのそれぞれに応じたメッセージを操作者が容易に認識し、実行可能な場合と実行不可能な場合とのそれぞれに適切な処置をとることができるなど、双方のIP電話端末の資源を有効に活用することができるという効果がある。
請求項記載のIP電話システムによれば、請求項又はに記載のIP電話システムの奏する効果に加え、自動受信モードが選択されている状態では、ファイル送信を許可する操作を受け付けることなく、許可情報の応答を送信側装置に送信できるので、煩わしい操作をなくし、使い勝手を向上することができ、操作者の操作を待つことなく、IP電話端末の処理資源を有効に活用できるという効果がある。
また、自動受信モードが選択されている場合には、各メッセージが第1の記憶手段に記憶保持されるので、特に操作者が不在である場合にも、送信側装置が伝えたいメッセージを操作者に確実に伝えることができ、不在である場合に処理された機能に対しても、操作者が適切な処置をとることができるなど、双方のIP電話端末の資源を有効に活用することができるという効果がある。
請求項記載のIP電話システムによれば、請求項からのいずれかに記載のIP電話システムの奏する効果に加え、第1の記憶手段にファイルが記憶されると、そのファイルに含まれる指示情報により指示される機能の実行を促す情報が出力される。よって、操作者に対して、機能が実行可能な状態になるよう促すことができるので、指示された機能が迅速に実行される可能性を高めることができ、双方のIP電話端末における、機能実行にかかる時間を低減するという点で、資源を有効活用できるという効果がある。
請求項記載のIP電話システムによれば、請求項からのいずれかに記載のIP電話システムの奏する効果に加え、メッセージ出力制御手段は、テキストデータに基づいた文字列を出力するので、メッセージを出力するための専用のソフトウェアが不要になり、コスト低減を図ることができるという点で、IP電話システムの資源を有効活用できるという効果がある。
請求項記載のIP電話システムによれば、請求項1からのいずれかに記載のIP電話システムの奏する効果に加え、自機が制御可能な機能を特定する端末情報を、識別情報と対応付けた態様でインターネット回線に送信する。よって、自機のIP電話端末との間でIP電話通信を行う可能性がある外部のIP電話端末に対し、識別情報と対応付けた態様で自機の端末情報を受信させることができる。その結果、自機がどのような機能を持ったIP電話端末かを、送信側装置に認識させることができるという効果がある。
また、送信側装置からIP電話通信を介して受信したファイルにより指定される機能の実行を制御するので、送信側装置から自機の機能を十分に利用させることができるという効果がある。
請求項記載のIP電話システム用プログラムによれば、請求項1記載のIP電話システムと同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、本発明のIP電話端末は、IP電話アプリケーションを介して送信するファイルに、送信先のIP電話端末で実行される機能(処理)の指示と、その機能を実行する元になる実行データと、機能が実行可能であるか否かに応じたメッセージを表示させるテキストデータとを含ませ、送信先のIP電話端末において所望の機能を実行させると共に、その機能の実行結果を表示させるものである。
まず、図1を参照して、本実施形態に係るIP電話端末(PC10,30,50及びデバイス20,40,60)を含むIP電話システム1のシステム構成について説明する。図1は、本実施形態のIP電話システム1のシステム構成を示すブロック図である。
IP電話システム1は、ネットワーク(インターネット回線)を介して接続されるPC10,30,50と、PC10,30,50に接続されるデバイス20,40,60とを主に有して構成されている。また、図示しないが、ネットワークを介してPC10,30,50に接続される複数のPCやデバイスを有して構成されている。
PC10は、IP電話端末を構成するものであり、CPU11と、ROM12と、RAM13と、ハードディスクドライブ(以下「HDD」と略す)14とを主に有している。CPU11は、ROM12やHDD14に記憶される固定値やプログラムに従った制御を行う演算処理装置である。ROM12は、PC10で実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶する書換不能なメモリである。RAM13は、各種のデータを一時的に記憶するための書換可能なメモリである。HDD14は、PC10で実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶する記憶装置であり、電源オフ後も記憶内容が保持される。
HDD14には、IP電話アプリケーション14aと、中間アプリケーション14bとがインストールされている。中間アプリケーション14aは、IP電話アプリケーション14bとデバイス20との間で信号の受け渡しを行うソフトウェアであり、IP電話アプリケーション14bとデバイス20とを連携する連携アプリケーションとして機能する。
また、IP電話アプリケーション14bは、ネットワークを介して、他のIP電話アプリケーション(例えば、IP電話アプリケーション34a,54a)と互いに通話を行うものであり、例えば、スカイプ通話ソフトなどが例示される。
さらに、HDD14には、送信タイプテーブル記憶エリア14cと、処理OK文字列記憶エリア14dと、処理NG文字列記憶エリア14eと、デバイス機能記憶エリア14fとが設けられている。
送信タイプテーブル記憶エリア14cには、外部のIP電話端末(PC30,50やデバイス40,60)に実行させる機能の種類を記した送信タイプテーブルが記憶されている。この送信タイプテーブルの詳細については、図2を参照して後述する。
処理OK文字列記憶エリア14dには、外部のIP電話端末において実行を指示した機能が正常に完了した場合に表示させる文字列データが記憶されている。処理NG文字列記憶エリア14eには、外部のIP電話端末において実行を指示した機能が正常に完了しなかった場合に表示させる文字列データが記憶されている。なお、処理OK文字列記憶エリア14d及び処理NG文字列記憶エリア14eに記憶される文字列データは、テキスト形式のデータで構成されている。
デバイス情報記憶エリア14jは、デバイス20で実行可能な機能(例えば、印刷機能、読取機能、FAX機能、カラー印刷/モノクロ印刷機能およびインク方式/レーザー方式などの機能)を示す機種情報が記憶されるエリアであり、デバイス20のドライバをインストールすることで、機種情報が記憶される。
デバイス20は、IP電話端末を構成するものであり、本実施形態では、多機能周辺装置(Multi Function Peripheral)で構成されている。デバイス20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、スキャナ24と、プリンタ25と、メモリカードスロット26とを主に有して構成されている。
CPU21は、ROM22に記憶される固定値やプログラムに従った制御を行う演算処理装置である。ROM22は、デバイス20で実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶する書換不能なメモリである。RAM23は、各種のデータを一時的に記憶するための書換可能なメモリである。スキャナ24は、画像を取り込み画像データを生成する読取装置である。プリンタ25は、紙などの記録媒体に印刷を行う印刷装置である。メモリカードスロット26は、メモリカードが装着され、データの読み出し及び書き込みを行うメモリ装着装置である。なお、MFPが有するスキャナ24、プリンタ25及びメモリカードスロット26は、公知の技術であるので、その詳細な説明は省略する。
なお、PC30,50及びデバイス40,60は、PC10及びデバイス20と同様に構成されているので、その詳細な説明は省略する。
次に、図2を参照して、送信タイプテーブル記憶エリア14cに記憶される送信タイプテーブルについて説明する。図2は、送信タイプテーブルの一例を模式的に示した図である。
なお、図2において、「○」の表示は、その機能が選択可能であることを示し、「×]の表示は、その機能が選択不可であることを示し、「△」の表示は、その機能が外部のIP電話端末が有する機能に応じて実行可能であることを示し、「※」の表示は、ユーザが設定をしなかった場合に自動で設定されるデフォルトの設定を示している。また、送信タイプとは、1のPCから他のPCに実行させる機能の種類である。
図2に示すように、本実施形態のPC10,30,50が選択可能な送信タイプには、「読取原稿」及び「受信済みFAX」、「外部端末」、「メモリカード」、「音声」、「録音済み音声」が設けられている。また、各送信タイプには、詳細な選択方法も定められている。
更に、各送信タイプには、外部のPCやデバイスに実行を指示する種類として、印刷を行わせる機能(図2の「印刷」)、液晶ディルプレイ(以下「LCD」と称す)に表示させる機能(図2の「LCD」)、メモリカードなどに保存させる機能(図2の「メモリカード」)、RAMに記憶させる機能(図2の「本体RAM」)、音声を再生させる機能(図2の「再生」)、接続された他の装置へ転送させる機能(図2の「他の装置へ転送」)が設けられている。
「読取原稿」は、デバイス20のスキャナ24によって読み取り生成された印刷データを送信する送信タイプであり、読み取りサイズ、解像度、枚数、カラー/モノクロなどが指定可能に設定されている。そして、外部のPCやデバイスに実行を指示する機能として、「印刷」及び「LCD」、「メモリカード」、「本体RAM」、「他の装置へ転送」が選択可能に構成されている。なお、「読取原稿」の送信タイプにおけるデフォルトは、「印刷」に設定されている。
「受信済みFAX」は、受信済みのFAXデータを送信する送信タイプであり、受信済みのFAXデータからグラフィカルユーザインターフェース(以下「GUI」と称す)により任意に選択可能に設定されている。そして、外部のPC(又はデバイス)に実行を指示する機能として、「印刷」及び「LCD」、「メモリカード」、「本体RAM」、「他の装置へ転送」が選択可能に構成されている。なお、「受信済みFAX」の送信タイプにおけるデフォルトは、「印刷」に設定されている。
「外部装置」は、外部装置から読み出したデータを送信する送信タイプであり、デジタルカメラなどからのデータを一時的に保存して転送するように設定されている。そして、外部のPCやデバイスに実行を指示する機能として、「印刷」及び「LCD」、「メモリカード」、「本体RAM」、「他の装置へ転送」が選択可能に構成されている。なお、「外部装置」の送信タイプにおけるデフォルトは、「印刷」に設定されている。
「メモリカード」は、メモリカードスロット26に差し込まれたメモリカード(図示せず)から読み出したデータを送信する送信タイプであり、メモリカード内のファイルをGUIにより任意に選択可能に設定されている。そして、外部のPCやデバイスに実行を指示する機能として、「印刷」及び「LCD」、「メモリカード」、「本体RAM」、「他の装置へ転送」が選択可能に構成されている。なお、「メモリカード」の送信タイプにおけるデフォルトは、「印刷」に設定されている。
「音声」は、ハンドセット(図示せず)やマイク(図示せず)などから入力された音声データを送信する送信タイプであり、録音開始および終了をGUIで指示し、その入力された音声データを送信に適した音声データに変換するように設定されている。そして、外部のPCやデバイスに実行を指示する機能として、「メモリカード」及び「本体RAM」、「再生」、「他の装置へ転送」が選択可能に構成されている。なお、外部のPCやデバイスが、音声から印刷データに変換する変換機能を有していれば、「印刷」及び「LCD」も選択可能となる。また、「音声」の送信タイプにおけるデフォルトは、「本体RAM」に設定されている。
「録音済み音声」は、録音済みの音声データを送信する送信タイプであり、録音済みの音声データをGUIにより選択可能に設定されている。そして、外部のPCやデバイスに実行を指示する機能として、「メモリカード」及び「本体RAM」、「再生」、「他の装置へ転送」が選択可能に構成されている。なお、外部のPCやデバイスが、音声から印刷データに変換する変換機能を有していれば、「印刷」及び「LCD」も選択可能となる。また、「録音済み音声」の送信タイプのデフォルトは、「本体RAM」に設定されている。
次に、図3を参照して、各PC10,30,50間のファイル又はデータの送受信、及び、各PC10,30,50と各デバイス20,40,60間のファイル又はデータの送受信について説明する。図3は、各PC10,30,50間、及び、各PC10,30,50と各デバイス20,40,60間のファイル及びデータの送受信の経路を模式的に示した図である。
図3に示すように、PC10は、中間アプリケーション14aと、IP電話アプリケーション14bとがインストールされており、中間アプリケーション14aは、デバイス20との間でデータの送受信が可能に構成されている。
中間アプリケーション14aは、デバイス20に対してデータ(又はファイル)の取得命令などを送信すると共に、デバイス20から送信されるデータ(又はファイル)を受信することができ、IP電話アプリケーション14bを介して外部のPC(例えば、PC30,50)との間でファイルの送受信が可能に構成されている。
具体的には、デバイス20がスピーカやマイクなど、音声入出力機能を備えており、ユーザがデバイス20に備えられているスピーカやマイクなどを用いて、IP電話による通話を行う構成であっても良い。
この場合、IP電話アプリケーション14bは、他のIP電話端末(例えば、PC30,50)から受信した音声データをデバイス20のスピーカから出力し、デバイス20のマイクから入力された音声データを他のIP電話端末(例えば、PC30,50)に送信するように構成される。
さらに、IP電話アプリケーション14b及びデバイス20から中間アプリケーション14aにイベントメッセージが送信されてくるように構成され、イベントメッセージを受信した中間アプリケーション14aは、IP電話アプリケーション14bからのメッセージをデバイス20に伝達し、デバイス20からのメッセージをIP電話アプリケーション14bに伝達するように構成される。
例えば、IP電話アプリケーション14bが他のIP電話端末(例えば、PC30,50)から通話要求を受けると、通話要求のイベントが中間アプリケーション14aを介してデバイス20に伝達され、ユーザがデバイス20を操作して通話許可の指示を行うと、そのイベントがIP電話アプリケーション14bに伝達され、通話が開始されることになる。
一方、ユーザがデバイス20を操作してユーザデバイスの検索指示を行うと、検索指示のイベントが中間アプリケーション14aを介してIP電話アプリケーション14bに伝達され、IP電話アプリケーション14bがネットワークに対してユーザデバイスの検索要求を送信することになる。そして、IP電話アプリケーション14bが得た検索結果(コンタクトリスト)は、中間アプリケーション14aを介してデバイス20に伝達され、デバイス20が備える表示部に表示される。
ユーザがデバイス20を操作し、表示されたコンタクトリストから通話先を選択し、通話指示を行うと、通話要求のイベントが中間アプリケーション14aを介してIP電話アプリケーション14bに伝達され、IP電話アプリケーション14bが通話先のIP電話端末(例えば、PC30,50)に通話要求を送信し、通話許可を待つことになる。
本実施形態では、中間アプリケーション14aは、上述した送信タイプに応じたデータから送信ファイルを生成可能に構成されている。また、中間アプリケーション14aは、外部のPCから送信された送信ファイルを解析して、送信ファイルにより指示された機能の実行指示、及び、その機能の実行結果に応じた表示指示を行えるように構成されている。
さらに、中間アプリケーション14aは、IP電話アプリケーション14bが有する登録情報格納部15から登録情報を取得して、外部のPCやデバイスの接続先(コンタクトリスト)を把握でき、IP電話アプリケーション14bに対して、接続する外部のIP電話アプリケーションを指示することができる。
IP電話アプリケーション14bは、デバイス20が有する機能を示す機能識別情報を含む登録情報や、外部のPC又はデバイスが有する機能を示す機能識別情報を含む登録情報が格納される登録情報格納部15と、外部のPC又はデバイスから送信されるファイルやデータを受信するファイル受信部18と、外部のPCやデバイスにファイルやデータを送信するファイル送信部19とを有している。
また、IP電話アプリケーション14bは、外部のPCが有するIP電話アプリケーション(例えば、IP電話アプリケーション34b、54b)との間で、音声通話を行うことができると共に、ファイル送信部18及びファイル受信部19によりファイルの送受信を行うことができる。
なお、図3では、デバイス20のスキャナ24により画像を読み取り、その読み取った画像をPC30に接続されるデバイス40で印刷する場合の経路が図示されている。
具体的には、デバイス20のスキャナ24により画像が読み取られて生成された画像データを中間アプリケーション14aが取得すると、その中間アプリケーション14aにおいて送信ファイルが生成される。そして、中間アプリケーション14aは、IP電話アプリケーション14bの登録情報格納部15に格納される登録情報を参照して、接続する外部のIP電話アプリケーション34bを選択し、そのIP電話アプリケーション34bとIP電話アプリケーション14bとの間を接続させる。その後、中間アプリケーション14aは、デバイス40のプリンタ65においてスキャナ24で取得した画像の印刷を指示するジョブファイルを、ファイル送信部18を介してPC30のファイル受信部39に送信する。
PC30の中間アプリケーション34aでは、送信ファイルを受信すると、プリンタ65に対して、印刷命令を発令すると共に、印刷データを送信する。デバイス40は、印刷命令と印刷データを受信すると、その受信した印刷データに応じた印刷を行う。この具体的な処理は、図5から図8を用いて後述する。
なお、図3には、送信ファイルの一例が図示されている。送信ファイルは、ファイルヘッダとデータと表示・印刷用データを含んで構成されている。詳細は後述するが、送信ファイルのファイルヘッダは、PC10の中間アプリケーション14a及びIP電話アプリケーション14bを識別する識別子や、上述した送信タイプ及びその送信タイプにおいて実行処理を指示する処理指定、送信するファイルの大きさを示すファイルサイズなどの情報が含まれている。
送信ファイルのデータは、FAX用データのTiffファイル、又は、PCC系(画像用)用データのJpegファイル、電話帳用のデータのCSVファイル、文書用のデータのtxtファイルなどの情報が含まれている。
送信ファイルの表示・印刷用データは、接続先のPC(又はデバイス)に実行を指示した処理が成功した場合に、LCDに表示または紙に印刷される文字列の情報と、接続先のPC(又はデバイス)で処理が失敗した場合に、LCDに表示または紙に印刷される文字列の情報とが含まれている。
次に、図4を参照して、IP電話アプリケーション14b,34b、54bに設けられる登録情報格納部15,35,55について説明する。なお、図4の説明では、登録情報格納部35について説明する。図4は、PC30の登録情報格納部35に登録情報を登録する一連の処理の流れを説明する図である。
図4に示すように、中間アプリケーション34aには、文字列付加モジュール36及びデバイス監視モジュール37が設けられている。また、PC30は、デバイス情報記憶エリア34jに記憶されるデバイス情報と、ROM32のPC情報記憶エリア32aに予め記憶されるPC情報とを取得可能に構成されている。
なお、PC情報とは、ROM32のレジストリやiniファイルなどに格納された情報を総称したものであり、PC30のOSバージョンやインストールされているアプリケーションの情報である。これらのOSのバージョンやインストールされているアプリケーションの種類などから、PC30の有する機能が特定される。
IP電話アプリケーション34bの登録情報格納部35は、デバイス40が有する機能を示す機能識別情報を含む登録情報を格納するものであり、例えば、デバイス40が、プリント機能、スキャナ機能およびメモリカードへの保存機能を有していれば、それらの各機能とデバイス40とが関連づけされた登録情報が登録情報格納部35に登録される。この登録情報格納部35への登録情報の登録方法について、以下に説明する。
文字列付加モジュール36は、中間アプリケーション34aが起動されると、IP電話アプリケーション34bから任意の表示名”yamada”を取得し、PC30のPC情報記憶エリア32bからPC情報としてのPC名”pc”を取得し、文字列”pc_yamada”を生成する。そして、その生成した文字列”pc_yamada”をデバイス監視モジュール37に送信する。なお、文字列付加モジュール36の動作は、PC名や表示名の変更に対応できるように、PC名や表示名の変更時に行っても良いし、定期的に行っても良い。
そして、デバイス監視モジュール37は、文字列付加モジュール36から送信された文字列を受信する度に、その受信した文字列を記憶する。また、デバイス監視モジュール37は、PC30に接続されるデバイス環境(図4のデバイスA〜Cの接続状態)を監視すると共に、接続されているデバイスがIP電話に対応しているかの監視をし、更に、各デバイスの監視結果に基づいた情報を示す表示名やプロフィールを生成して文字列付加モジュール36へ送信する。
本実施形態では、デバイス監視モジュール37によって各デバイスが監視されると、その監視結果として、デバイスAのデバイス名である”Br_mfc_Ink_330”、デバイスBのデバイス名である”Br_dcp_Ink_420”、デバイスCのデバイス名である”Br_mfc_laser_480”を取得する。
そして、デバイス監視モジュール37は、各デバイス名に基づいた表示名とプロフィールを生成して、文字列付加モジュール36に送信する。本実施形態では、表示名は、3つのデバイスがIP電話対応デバイスであることを示しており、”pc_yamada_3devices_d1_Br_mfc_Ink_330_d2_Br_dcp_Ink_420_d3_Br_mfc_laser_480”で示される。ここで、”pc_yamada_3devices”は、pc_yamadaに接続される3つのデバイスを検知したことを示している。また、各デバイス名の間には”_dn_”(n=1〜3)が挿入される。
また、プロフィールは、”Device1=Br_mfc_Ink_330 Device2=Br_dcp_Ink_420 Device3=Br_mfc_laser_480”で示される。
なお、各デバイス名は、プロフィールとしても登録されるため、デバイス名を示す文字列を表示名から省略する実施形態としてもよい。
その後、文字列付加モジュール36は、デバイス監視モジュール37から送信される各デバイス名に基づいて、その各デバイスが有する機能をデバイス情報記憶エリア34eを参照して取得し、その取得した各デバイスの機能を示す文字列をデバイス監視モジュール37から送信されたプロフィールに付加する。
さらに、文字列付加モジュール36は、PC情報記録エリア32aからPC情報としてPC30が有する機能を取得し、文字列をプロフィールに付加する。文字列付加モジュール36により生成されるプロフィールは、”Device1=Br_mfc_Ink_330,Print Scan Card FAX Color Ink Device2=Br_dcp_Ink_420,Print Scan Card Color Ink Device3=Br_mfc_laser_480,Print Scan FAX Mono Laser Pc=Win_XP,OCR,Read−Write”と示される。
ここで、Printは印刷機能、Scanは読取機能、FAXはFAX機能、Color/Monoはカラー印刷/モノクロ印刷機能、Ink/Laserはインク方式/レーザー方式、Win_XPはパーソナルコンピュータのOSがWindows(登録商標)XPであること、OCRはOCR(Optical Character Reader)機能をそれぞれ示している。
一方、表示名は、デバイス監視モジュール37が生成した表示名”pc_yamada_3devices_d1_Br_mfc_Ink_330_d2_Br_dcp_Ink_420_d3_Br_mfc_laser_480”がそのまま用いられる。
そして、上述したような手順で生成された表示名とプロフィールとがIP電話アプリケーション34bの登録情報格納部35に格納される。
なお、通話を行っているデバイスのデバイス情報がIP電話アプリケーション34bに登録される構成であってもよい。具体的には、デバイスからの通話許可の指示を得た中間アプリケーション34aが、通話許可の指示元であるデバイスのデバイス情報をIP電話アプリケーション34bに登録するように構成してもよい。また、デバイスからの通話要求の指示を得た中間アプリケーション34aが、通話要求の指示元であるデバイスのデバイス情報をIP電話アプリケーション34bに登録するようにしてもよい。
次に、各PCの登録情報格納部に登録された登録情報を取得する手順について説明する。以下の説明では、PC10がPC30の登録情報を取得する手順の一例について説明する。
まず、中間アプリケーション14aからIP電話アプリケーション14bにユーザデバイスの検索命令が発令されると、IP電話アプリケーション14bがネットワークに対してユーザデバイスの検索を行ない、ネットワークに接続されたIP電話アプリケーション34bからIP電話アプリケーション14bに対し、ユーザデバイスの情報(登録情報)が送られる。IP電話アプリケーション14bは、登録情報格納部15に、IP電話アプリケーション34bから送られてきた登録情報を格納する。
なお、スーパーノードと呼ばれる特別なユーザデバイスがIP電話アプリケーションの登録情報を一括管理している場合がある。この場合、IP電話アプリケーション34bが行った検索に対し、各IP電話アプリケーション(例えば、IP電話アプリケーション14b、54b)の登録情報を、スーパーノードが返信することになる。
中間アプリケーション14aは、登録情報格納部15に登録される他のPC30の登録情報に基づき、コンタクトリストを取得することができる。これにより、中間アプリケーション14aは、IP電話アプリケーション14bに登録されたユーザデバイスのコンタクトリストを取得することができる。なお、コンタクトリストとは、IP電話アプリケーション14bにおいて、通話相手の候補を示すユーザデバイスのリストである。
中間アプリケーション14aは、このコンタクトリストを解析し、PC30やデバイス40で利用可能な機能を認識することができる。そして、PC30やデバイス40で利用可能な機能を選択し、PC30やデバイス40において機能の実行を指示することができる。
次に、図5を参照して、IP電話システム1において、1のPCから他のPCに機能の実行を指示し、他のPCで指示された機能を実行した後に、処理完了(OK)又は処理失敗(NG)の表示を行う場合のシーケンスチャートについて説明する。
図5は、IP電話システム1において各IP電話端末間(PC10,30,50及びデバイス20,40,60)で行われるプログラムの流れを示したシーケンスチャートである。なお、以下の説明では、1のPCとしてのPC10から、他のPCとしてのPC30に、機能の実行を指示する場合について説明する。
まず、PC10のIP電話アプリケーション14aの登録情報格納部15に登録される他のPCの登録情報に基づき、コンタクトリストの取得処理が行われる(P1)。これにより、中間アプリケーション14aが、IP電話アプリケーション14bに登録されたユーザデバイスのコンタクトリストを取得することができる。そして、P1において取得したコンタクトリストから接続先の受信端末としてPC30の表示名が選択される(P2)。
その後、送信タイプと、その送信タイプにおいて外部のPC30で実行される機能との選択が行われ(P3)、PC30で実行される機能が成功した場合の文字列の情報が処理OK文字列記憶エリア14dから取得されると共に機能が失敗した場合の文字列の情報が処理NG文字列記憶エリア14eから取得される(P4)。
そして、選択された送信タイプに応じたデータの取得命令が、PC10からデバイス20に発令され、デバイス20では、選択された送信タイプに応じたデータが取得され(P5)、その取得されたデータがPC10に転送される。なお、デバイス40からのデータの取得は、必要がある場合のみ行われるものとする。例えば、PC10においてデータを取得可能な場合には、PC10において、P4の次にP6が行われる。
中間アプリケーション14aは、選択された送信タイプ及びPC30で実行を指示する機能と、PC30で処理が成功または失敗した場合の文字列データと、デバイス20から取得したデータとから、ファイルヘッダ、データ、表示・印刷用データを含む送信ファイルを生成する(P6)。
送信ファイルが生成されると、送信ファイルの送信命令の発令が行なわれる(P7)。ここでは、中間アプリケーション14aからIP電話アプリケーション14bに対して生成された送信ファイルの送信命令が発令される。そして、PC10のIP電話アプリケーション14bからはPC30のIP電話アプリケーション34bにファイル送信要求が送信される。
PC30の中間アプリケーション34aでは、ファイル送信を許可するファイル送信許可応答を送信するか否かの判断をし(P8)、ファイル送信許可応答をPC10に送信すると判断すると、ファイル送信許可応答の応答命令をIP電話アプリケーション34bに送信し、IP電話アプリケーション34bからPC10のIP電話アプリケーション14bに対してファイル送信許可応答の信号が送信される。
中間アプリケーション34aでは、ファイル送信許可応答の応答命令を発令した後に、IP電話アプリケーション14bから送信される送信ファイルをIP電話アプリケーション34bが受信し、その受信した受信ファイルをIP電話アプリケーション34bから受け渡されることが待機される(P9)。
一方、中間アプリケーション14aでは、IP電話アプリケーション34bからファイル送信許可応答を受信すると、IP電話アプリケーション14bのファイル送信機能が実行される(P10)。具体的には、図2におけるIP電話アプリケーション14bが備えるファイル送信部19から、IP電話アプリケーション34bが備えるファイル受信部38に送信ファイルが送信されることである。
中間アプリケーション34aでは、PC10のIP電話アプリケーション14bから送信され、IP電話アプリケーション34bにより受信した受信ファイルを、IP電話アプリケーション34bから受け取り、その受け取った受信ファイルの解析が行われる(P11)。
そして、受信ファイルの解析結果と、デバイス40で実行可能な機能とに応じて、デバイス40において処理が成功するか、又は失敗するかに応じた処理OK又は処理NGの表示が行われる(P12)。
なお、デバイス40に問い合わせをして、現在実行可能であるか否かを問い合わせて判断するものとしても良い。デバイス40に問い合わせをすることで、紙切れや紙詰まり、インク切れ、トナー切れ、メモリカードの未装着などの状態による失敗なども検出することができる。
その後、デバイス40において処理がOKであれば、受信ファイルに含まれるデータを、PC10により指示された機能が実行されるように、デバイス40に実行命令が発令され、デバイス40において処理の実行が行われ(P13)、一連の処理が終了する。
次に、図6から図8を参照して、PC10,30で実行される具体的な処理について説明する。図6は、送信側PCで実行されるファイル送信処理を示したフローチャートである。図7は、受信側PCで実行されるファイル受信処理を示したフローチャートである。図8は、送信側PC及び受信側PCの画面上に表示されるユーザインターフェース(以下「UI(User Interface)」と称す)の表示の一例を示した図である。なお、以下の説明では、送信側PCをPC10とし、受信側PCをPC30として説明する。
送信側PC10で実行されるファイル送信処理は、送信側PC10のユーザによって、外部のPC30にファイル送信を行う機能が選択された場合に実行される処理であり、中間アプリケーション14bのUIが起動され、ファイル送信の機能が選択されると実行される。図8(a)は、ユーザによりファイル送信の機能が選択された場合の表示画面の一例を示している。
まず、図8(a)に示すUIについて簡単に説明する。「1.送信タイプを選んでください」は、上述した送信タイプを選択可能に構成されており、右横の「▽」をカーソルなどで選択することで、全ての送信タイプが表示され、その中の1つを選択することができるように構成されている。
「2.接続先での処理を選んでください」は、上述した送信タイプの外部のIP電話端末(PCやデバイス)で実行を指示する機能を選択可能に構成されており、右横の「▽」をカーソルなどで選択することで、全ての選択可能な機能が表示され、その中の1つを選択することができるように構成されている。
「IP電話アプリケーション基本機能」は、「チャット」、「電話」、「ファイル送信」および「ユーザ検索」の各ボタンを有しており、各ボタンをカーソルなどで選択することにより、IP電話アプリケーションの基本機能を実行することができる。
「コンタクトリスト」は、ユーザ検索ボタンが選択された場合の検索結果を表示する領域であり、例えば、その中の1つの表示名をカーソルなどで選択すると、その表示名に応じたプロフィールが表示されるように構成されている。よって、ユーザは、表示されたプロフィールを確認しつつ、1の接続先を選択することができる。
図6に示す送信側PC10のファイル送信処理が実行されると、図8(a)に示すファイル送信画面が表示される(S1)。そして、ユーザによって接続先の受信端末が選択完了したか否かを確認し(S2)、ユーザによって接続先の受信端末が選択されるまで待機すると共に(S2:No)、ユーザによって接続先の受信端末が選択完了したら(S2:Yes)、S3の処理へ移行する。なお、S2の処理では、ユーザによって、コンタクトリストから1の接続先が選択されたか否かに応じて判断する。
S3の処理では、ユーザによって送信タイプが選択されたか否かを確認し(S3)、続いて、接続先で実行を指示する機能が選択されたか否かを確認する(S4)。ユーザによって、送信タイプ及び実行を指示する機能の両方が選択されるまで(S3:No又はS4:No)、S3及びS4の処理を繰り返し実行し、送信タイプと実行を指示する機能の両方が選択完了したら(S3:Yes、S4:Yes)、S5の処理へ移行する。
S5の処理では、S2及びS3の処理で選択された送信タイプ及び実行を指示する機能に応じたOK/NGの文字列情報を、処理OK文字列記憶エリア14d及び処理NG文字列記憶エリア14eから取得する(S5)。
S5の処理で、OK/NGの文字列情報を取得したら、デバイス20に対して、データを取得するデータ取得命令を発令し(S6)、その後、デバイス20からデータを取得完了したか否かを確認し(S7)、デバイス20からデータを取得するまで待機する(S7:No)。
なお、本実施形態では、デバイス20のスキャナ24により読み取り生成されたデータをPC30へ送信するので、S6の処理において取得命令を発令しているが、PC10に記憶されているデータを取得する場合には、S6の処理に代えて、RAM12やHDD14の所定のエリアからデータを取得する処理が実行される。
S7の処理で確認した結果、デバイス20からデータの取得が完了すると(S7:Yes)、ユーザによって選択された送信タイプ、実行を指示する機能、S5の処理で取得されたOK/NGの文字列情報およびデバイス20から取得したデータに基づいて送信ファイルを生成する(S8)。
送信ファイルは、図3の説明で上述したように、送信タイプ及び実行を指示する機能、データのサイズなどからなるファイルヘッダを生成し、そのファイルヘッダと、デバイス10から取得したデータと、S5の処理で取得したOK/NG文字列情報とを合成して生成される。
S9の処理では、IP電話アプリケーション14bから外部のIP電話アプリケーション34bに対して接続を試みる(S9)。そして、外部のIP電話アプリケーション34bとの接続が完了したか否かを確認すると共に(S10)、タイムアウト時間が経過したか否かを確認する(S11)。
IP電話アプリケーション14bと外部のIP電話アプリケーション34bとの接続が完了せずにタイムアウト時間が経過したら(S10:No、S11:Yes)、接続先が不在であったり、接続を拒否したなどの原因が考えられるので、その旨を表示して(S12)、本処理を終了する。
一方、IP電話アプリケーション14bと外部のIP電話アプリケーション34bとの接続が完了したら(S10:Yes)、接続が完了したIP電話アプリケーション34bに対してファイル送信要求を送信して(S13)、ファイル送信要求を送信した外部のIP電話アプリケーション34bからファイル送信許可応答を受信したか否かを確認する(S14)。
S14の処理で確認した結果、ファイル送信許可応答を受信していなければ(S14:No)、タイムアウト時間が経過したか否かを確認し(S15)、タイムアウト時間が経過していなければ(S15:No)、S14の処理へ戻り、再度、ファイル送信許可応答の受信を確認する。
また、S15の処理で確認した結果、タイムアウト時間を経過していれば(S15:Yes)、接続先のIP電話アプリケーションからファイル送信を拒否されたことが考えられるので、ファイル送信の受理NGの表示をした後(S16)、外部のIP電話アプリケーションとの接続を切断し(S20)、本処理を終了する。
一方、S14の処理で確認した結果、ファイル送信許可応答を受信していれば(S14:Yes)、S8の処理で生成した送信ファイルの送信を開始し(S17)、送信ファイルの全てのデータが送信完了したか否かを確認し(S18)、全てのデータが送信完了するまで待機する(S18:No)。
S18の処理で確認した結果、全ての送信ファイルのデータが送信されると(S18:Yes)、送信ファイルの送信完了を表示し(S19)、外部のIP電話アプリケーションとの接続を切断し(S20)、本処理を終了する。
次に、図7を参照して、受信側PC30で行われるファイル受信処理について説明する。このファイル受信処理は、送信側PC10から送信されるファイル送信要求を受信した場合に開始される処理であり、受信ファイルにより指示される処理を実行すると共に、その処理結果に応じた表示を行う処理である。
まず、送信側PC10からのファイル送信要求を受信し、そのファイル送信要求に対してファイル送信許可応答を送信するまでの処理(S31からS37)について説明する。
図7に示す受信側PC30のファイル受信処理が実行されると、受信側PC30の設定が自動受信OKであるか否かが確認される(S31)。ここで、自動受信とは、外部のPCやデバイスのIP電話アプリケーションから送信されるファイル送信要求に対して、ファイル送信許可応答をユーザに問い合わせすることなく送信することであり、自動受信をするかしないかは予めユーザによって設定されている。
S31の処理で確認した結果、受信側PC30の設定が自動受信OKに設定されていれば(S31:Yes)、IP電話アプリケーション14bに対してファイル送信許可応答を送信して(S32)、S38の処理へ移行する。
なお、本実施形態では、PC30の設定が自動受信OKに設定されていれば(S31:Yes)、IP電話アプリケーション14bに対してファイル送信許可応答を自動で送信するものとしたが、PC10のIP電話アプリケーション14bとの間で通話中であったり、チャット中である場合も、IP電話アプリケーション14bに対して、ファイル送信許可応答の送信の問い合わせをすることなく、ファイル送信許可応答を送信するように構成しても良い。
一方、S31の処理で確認した結果、受信側PC30の設定が自動受信OKに設定されていなければ(S31:No)、「ファイルの受信を許可しますか?」の問い合わせを表示する(S33)。ファイルの受信を許可するか否かの問い合わせは、PCの表示画面(図示せず)に表示され、ユーザがカーソルを移動させて任意に選択可能に構成されている。
S33の処理で問い合わせが表示されると、問い合わせの表示が行われてからタイムアウト時間が経過したか(S34)、ユーザによってファイルの受信が拒否されたか(S35)、ユーザによって受信が許可されたか(S36)が確認され、ユーザによってファイルの受信の許可または拒否が選択されるか、タイムアウト時間が経過するまで(S34:No、S35:No、S36:No)、S34からS36の処理を繰り返し実行する。
ユーザによってファイルの受信の許可、即ち、手動で受信OKが選択されれば(S34:No、S35:No、S36:Yes)、S32の処理へ移行して、IP電話アプリケーション14bに対してファイル送信許可応答を送信し、S38の処理へ移行する。
一方、タイムアウト時間が経過(S34:Yes)、又は、ユーザによってファイルの受信の拒否、即ち、手動で受信NGが選択されれば(S34:No、S35:No、S36:Yes)、送信側PC10とのIP電話アプリケーション34bを介した接続を切断して(S37)、本処理を終了する。
次に、送信側PC10から送信された送信ファイルに基づいて実行される処理(S38からS46)について説明する。
S32の処理で、IP電話アプリケーション14bに対してファイル送信許可応答を送信したら、送信側PC10からのファイル受信を開始し、ファイル受信が完了したか否かを確認する(S38)。S38の処理の確認の結果、ファイル受信が完了していなければ(S38:No)、受信したデータを所定の記憶エリア(RAM33やHDD34の所定のエリア)に格納(記憶)し(S39)、再度、S38の処理に戻り、ファイル受信が完了したか否かを確認する。S38及びS39の処理は、受信するファイルが所定のデータ量毎に送信されるために、繰り返し行っている。
なお、S39の処理で記憶されたファイルは、常に記憶保持するものとする。この記憶されたファイルは、IP電話アプリケーション34bが有するファイル削除の機能(図示せず)によってユーザがファイル削除を選択した場合に削除される。また、所定の記憶量の制限を設けたり、所定時間の制限を設け、CPU31の処理によって、ファイルを削除するものとしても良い。
S38及びS39の処理を繰り返した結果、ファイルの受信が全て完了すれば(S38:Yes)、送信側PC10との接続を切断し(S40)、S39の処理で格納した受信ファイルから、ファイルヘッダと、データと、表示・印刷用データとを個別に抽出し(S41)、その抽出したファイルヘッダを解析して、ファイルヘッダにより指示される処理が実行可能であるか否かを検索する(S42)。
S42の処理における実行可能であるか否かの検索は、デバイス機能記憶エリア34fに記憶されるデータに基づいて、デバイス40において実行可能な機能であるか否かにより行われる。また、デバイス機能記憶エリア34fは、S42の処理が実行される毎に、デバイス40に問い合わせを行い内容が更新されるように構成しても良い。この構成にすれば、紙切れ、紙詰まり、インク切れ、トナー切れ、メモリカードが装着されていないなど、デバイス40の状況に応じた検索を行うことができる。
なお、S42の処理では、デバイス40においてファイルヘッダにより指示される処理が実行可能であるか否かを検索するものとしたが、PC10からの指示がPC30に対して機能を実行させるものであれば、PC30においてファイルヘッダにより指示される処理が実行可能であるか否かを検索するものとしても良い。
さらに、S42の処理では、デバイス40及びPC30の両方において、ファイルヘッダにより指示される処理が実行可能であるか否かを検索し、後述するS44の処理で、実行可能である装置に、処理の実行を指示するように構成しても良い。
S43の処理では、S42の処理で検索した結果、デバイスでの処理が可能であるか否かを確認し(S43)、デバイスでの処理が可能であれば(S43:Yes)、ファイルヘッダにより指示された処理がデバイスで実行されるように指示を出力し(S44)、S45の処理へ移行する。
S45の処理では、受信ファイルの表示・印刷用文字列データのうち、処理OKの場合の文字列データを取得して、PC30の表示画面に表示させ(S45)、本処理を終了する。
S45の処理で表示される状態が、図8(b)に例示されており、送信側PC10から印刷の指示がなされた場合の受信結果として、「IP電話ファイル転送で印刷データを受信して印刷を行いました。」が表示されることが図示されている。
なお、図8(b)には、処理OKの場合の表示の例示として、「IP電話ファイル転送でFAXデータを受信しました。FAXの確認は、「見るだけ釦」を押してください。」の表示、「IP電話ファイル転送で画像ファイルを受信して、USBメモリに記憶しました。」の表示、「IP電話ファイル転送で音声ファイルを受信して、[C:音声]に記憶しました。」の表示が図示されている。また、その他の機能の実行に適した表示は、適宜設定可能である。
一方、S43の処理で、デバイスの処理が不可能であれば(S43:No)、受信ファイルの表示・印刷用文字列データのうち、処理NGの場合の文字列データを取得して、PC20の表示画面に表示させ(S46)、本処理を終了する。
S46の処理で表示される状態が、図8(c)に例示されており、送信側PC10から印刷の指示がなされた場合の受信結果として、「IP電話ファイル転送で印刷データを受信しましたが、印刷ができませんでした。」が表示されることが図示されている。
なお、図8(c)には、処理NGの場合の表示の例示として、「IP電話ファイル転送で画像ファイルを受信しました。USBメモリをセットすれば画像ファイルを記憶できます。」の表示、「IP電話ファイル転送で印刷データを受信しました。紙を供給すれば印刷ができます。」の表示が図示されている。また、その他の機能の実行に適した表示は、適宜設定可能である。
以上、説明したように、1のIP電話端末において、他のIP電話端末において実行を指示する機能を示すファイルヘッダと、機能を実行する際に使用されるデータと、機能の実行結果に応じた表示などを行う表示・印刷用データとを含む送信ファイルを生成し、他のIP電話端末に送信するので、他のIP電話端末において、1のIP電話端末からの指示により機能を実行できると共に、実行結果に応じた表示を行うことができる。よって、IP電話システム1におけるファイル送信機能を有効に利用することができる。
また、他のIP電話端末では、1のIP電話端末から指示された機能の実行結果が表示されるので、機能が正常に実行されたか否かを確実に認識することができる。さらに、機能の実行が正常に行われなかった(失敗)場合には、その理由が表示(上述したように、メモリが差し込まれていなかったなどの表示)されるので、ユーザは、理由を解消し易くなり、使い勝手を向上することができる。
また、外部のIP電話アプリケーションから送信されるファイル送信要求に対して返信するファイル送信許可応答の送信を自動で行う自動受信モードを有しているので、煩わしい操作をなくし、使い勝手を向上することができる。
一方、外部のIP電話アプリケーションから送信されるファイル送信要求に対して返信するファイル送信許可応答の送信を行うか否かの問い合わせをするモードも有しているので、不明な相手先からファイルが送信されることを抑制でき、セキュリティを高めることもできる。
また、1のIP電話端末から送信される表示・印刷用データは、テキストデータで構成されているので、一般的なPCやデバイスであれば、専用のソフトウェアを必要とせずに、表示・印刷用データを読み込むことができる。よって、専用のソフトウェアが不要になるので、コスト低減を図ることができる。
また、1のIP電話端末から送信される表示・印刷用データは、選択された送信タイプ及び実行を指示する機能に応じて選択されるので、必要最低限のデータ量で送信ファイルを生成することができる。その結果、各IP電話端末間において、送信ファイルの送受信を効率良く行うことができる。
次に、図9を参照して、第2実施形態のIP電話システム100について説明する。図9(a)は、第2実施形態のPC110およびデバイス120の構成を模式的に示した図であり、図9(b)は、第2実施形態のIP電話システム100において各IP電話端末間で行われるプログラムの流れを示したシーケンスチャートである。なお、第2実施形態のIP電話システム100の各構成に付される番号は、第1実施形態のIP電話システム1の各構成に付された番号に100を足したものである。
なお、第2実施形態のPC110には、第1実施形態のPC10にインストールされる中間アプリケーション14aおよびIP電話アプリケーション14bの代わりに、中間アプリケーションの機能が組み込まれたIP電話アプリケーション114bがインストールされている。
図9(a)に示すように、第2実施形態のPC110は、IP電話アプリケーション114bに、読込ファイル、書込・読込ファイル及び応答ファイルを生成する機能が含まれている。具体的には、図9(b)に示すように、IP電話アプリケーション114bにおいて、各ファイルの生成、その生成したファイルの送信要求、生成したファイルの送信の処理が実行される。
一方、接続先のPC130のIP電話アプリケーション134bにおいて、ファイル送信許可応答の送信、受信したファイルの解析、応答ファイルの生成、応答ファイルの送信、デバイス40の設定情報の更新指示などの処理が実行される。
つまり、第1実施形態の中間アプリケーション14a,34a,54aで実行可能な処理が、IP電話アプリケーション114b,134b,154bで実行可能に構成されている。
よって、第1実施形態に比べて、中間アプリケーション14aとIP電話アプリケーション14bとのデータの受け渡しの処理が無くなり、1のアプリケーション内で完結できるので、処理をスムーズに行うことができる。
次に、図10を参照して、第3から第5実施形態について説明する。図10(a)は、第3実施形態のPC210及びデバイス220の構成を模式的に示した模式図であり、図10(b)は、第4実施形態のPC310及びデバイス320の構成を模式的に示した模式図であり、図10(c)は、第5実施形態のPC410及びデバイス420の構成を模式的に示した模式図である。
なお、第3実施形態のIP電話システム200の各構成に付される番号は、第1実施形態のIP電話システム1の各構成に付された番号に200を足したものであり、第4実施形態のIP電話システム300の各構成に付される番号は、第1実施形態のIP電話システム1の各構成に付された番号に300を足したものであり、第5実施形態のIP電話システム400の各構成に付される番号は、第1実施形態のIP電話システム1の各構成に付された番号に400を足したものである。
第3実施形態では、デバイス220に中間アプリケーション214aがインストールされており、PC210にIP電話アプリケーション214bがインストールされている。
また、第4実施形態では、デバイス320に、中間アプリケーション314a及びIP電話アプリケーション314bがインストールされている。即ち、デバイス320から直接、他のPC又はデバイスに対してIP電話およびファイル送信が可能に構成されている。
また、第5実施形態では、デバイス420にIP電話アプリケーション414bがインストールされており、そのIP電話アプリケーション314bに、読込ファイル、書込・読込ファイル、応答ファイルを生成する機能が含まれている。
以上、説明したように、中間アプリケーションとIP電話アプリケーションがインストールされる端末装置は、PCとデバイスとの組み合わせのPCであっても良いし、PCとデバイスとの組み合わせからなるデバイスであっても良いし、デバイスのみであっても良い。
さらに、中間アプリケーションが組み込まれたIP電話アプリケーションをPCにインストールしても良いし、デバイスにインストールしても良い。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施形態では、各IP電話アプリケーション間が接続されており、ユーザがIP電話端末を操作可能な状態を想定しているが、ファイル送信許可応答の送信が自動受信モードに設定されていれば、ユーザが不在であっても、図7に示すファイル受信処理を実行可能に構成しても良い。この構成では、ユーザが、中間アプリケーション又はIP電話アプリケーションを立ち上げる際に、ファイルを受信したことを報知し、ファイルに基づく機能を実行するように構成しても良い。
また、上記各実施形態では、IP電話アプリケーションからのファイル送信要求があった場合には、自動受信モードであるか否かに応じて、ファイル送信許可応答の問い合わせをするか否かを区別していたが、接続先のIP電話アプリケーションからのファイル送信要求であり、通話中のIP電話アプリケーションからのファイル送信要求であったり、チャット中のIP電話アプリケーションからのファイル送信要求であれば、ファイルの送信元が把握されているので、ユーザに問い合わせすることなく、ファイル送信許可応答を送信するものとしても良い。さらに、全てのファイル送信要求に対して、ユーザに問い合わせを行うように構成しても良く、この構成にすれば、セキュリティを高めることができる。
また、IP電話アプリケーションからのファイル送信要求に含まれるデータ形式やデータサイズを参照し、データ形式やデータサイズのファイルに基づく機能が実行可能であることを条件にして、ファイル送信許可応答を自動で返信したり、ファイル送信許可応答を送信するか否かの問い合わせをユーザに行う構成としても良い。
また、上記各実施形態では、送信側のIP電話端末から送信される送信ファイルを受信すると、その受信したファイルを受信側のIP電話端末のRAMやHDDに記憶保持するものとしたが、ファイルに基づく処理が実行されたら、その実行結果のみを記憶し、受信したファイルを削除するものとしても良い。この構成では、ファイルに基づく処理の実行結果に応じた表示・印刷用データを実行結果として記憶するものとしても良い。
また、上記各実施形態では、PCやデバイスの機能についての文字列(デバイス情報)がプロフィールに付加される構成としたが、PCやデバイスの機能についての文字列(デバイス情報)が表示名に付加される構成であっても良い。PCやデバイスの機能についての文字列を表示名に付加することで、外部のIP電話端末のユーザに対して、自機が有する機能を容易に把握させることができる。
本実施形態のIP電話システムのシステム構成を示すブロック図である。 送信タイプテーブルの一例を模式的に示した図である。 各PC間、及び、各PCと各デバイス間のファイル及びデータの送受信の経路を模式的に示した図である。 PCの登録情報格納部に登録情報を登録する一連の処理の流れを説明する図である。 IP電話システムにおいて各IP電話端末間で行われるプログラムの流れを示したシーケンスチャートである。 送信側PCで実行されるファイル送信処理を示したフローチャートである。 受信側PCで実行されるファイル受信処理を示したフローチャートである。 送信側PC及び受信側PCの画面上に表示されるUIの表示の一例を示した図である。 (a)は、第2実施形態のPCおよびデバイスの構成を模式的に示した図であり、(b)は、第2実施形態のIP電話システムにおいて各IP電話端末間で行われるプログラムの流れを示したシーケンスチャートである。 (a)は、第3実施形態のPC及びデバイスの構成を模式的に示した模式図であり、(b)は、第4実施形態のPC及びデバイスの構成を模式的に示した模式図であり、(c)は、第5実施形態のPC及びデバイスの構成を模式的に示した模式図である。
符号の説明
1 IP電話システム
10,30,50 PC(IP電話端末の一例)
11,31,51 CPU(IP電話機能制御手段の一例)
13,33,53 RAM(第1の記憶手段の一例)
14,34,54 HDD(第1の記憶手段の一例)
14b,34b,54b IP電話アプリケーション(通信手段の一例)
18,38,58 ファイル受信部(通信手段の一例)
19,39,59 ファイル送信部(通信手段の一例)
20,40,60 デバイス(IP電話端末の一例)
21,41,61 CPU(IP電話機能制御手段の一例)
S2,S3,S4 操作受付手段の一例
S5 示唆情報選択手段の一例
S31 受信モード選択手段の一例
S32 第1及び第2の送信許可制御手段の一例
S35,S36 操作受付手段の一例
S39 記憶制御手段の一例
S43 判断手段の一例
S44 機能実行制御手段の一例
S45,S46 出力手段の一例、メッセージ出力制御手段の一例、第2の出力制御手段の一例

Claims (8)

  1. 送信側装置と、その送信側装置とインターネット回線を介してIP電話通信可能に接続されている受信側装置とを備えたIP電話システムにおいて、
    前記送信側装置と、前記受信側装置とは、前記IP電話通信を行う通信手段と、前記IP電話通信を行う相手側装置について定められた識別情報を前記インターネット回線から受信する識別情報受信手段と、前記IP電話通信を介して通話するIP電話機能の実行を制御するIP電話機能制御手段とを備えるIP電話端末であって、
    前記IP電話通信は、前記IP電話通信を介して前記送信側装置と前記受信側装置との間でファイルの通信を行う際に、その都度、前記送信側装置から許可情報の要求を受信し、前記受信側装置が要求に対して前記許可情報の応答を返信し、前記送信側装置が前記許可情報の応答を受信したことを条件として前記受信側装置にファイルを送信する通信方式に構成されており、
    前記送信側装置は、
    前記受信側装置に送信するコンテンツデータとして前記送信側装置の操作者が指定したコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受信側装置で処理させる機能として前記送信側装置の操作者が指定した機能とを受け付ける受付手段と、
    その受付手段により受け付けられたコンテンツデータを取得する取得手段と、
    その取得手段により取得されたコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報により指示される機能に応じた示唆情報を選択する示唆情報選択手段と、
    前記取得手段により取得されたコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報と、前記示唆情報選択手段により選択された示唆情報とを含むファイルを生成するよう制御する生成制御手段と、
    その生成制御手段により生成されたファイルを、前記受信側装置から送信される許可情報の応答を受信した場合に前記通信手段が送信するよう制御するファイル送信制御手段とを備え、
    前記受信側装置は、
    前記送信側装置から前記ファイル送信制御手段を介して送信されたファイルを前記通信手段が受信した場合に、その受信したファイルを記憶する第1の記憶手段と、
    その第1の記憶手段に記憶されたファイルに指示情報およびコンテンツデータが含まれる場合に、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行について判断する判断手段と、
    その判断手段によって、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が可能であると判断された場合に、その機能を実行する機能実行制御手段とを備えていることを特徴とするIP電話システム。
  2. 前記受信側装置は、
    操作者へ情報を出力する出力手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されたファイルに含まれる前記指示情報によって指示される機能の実行が可能である場合に関する第1のメッセージ、又は、前記指示情報によって指示される機能の実行が不可能である場合に関する第2のメッセージを前記出力手段が出力するよう制御するメッセージ出力制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のIP電話システム。
  3. 前記メッセージ出力制御手段は、
    前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が可能であると前記判断手段により判断された場合に、前記第1のメッセージを前記出力手段が出力するよう制御すると共に、
    前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が不可能であると前記判断手段により判断された場合に、前記第2のメッセージを前記出力手段が出力するよう制御することを特徴とする請求項2記載のIP電話システム。
  4. 前記受信側装置は、
    操作者からの操作を受付ける操作受付手段と、
    前記許可情報の要求を前記通信手段が受信し、かつ、前記ファイルの送信を許可する操作を前記操作受付手段が受付けたことを条件として、前記許可情報の応答を前記通信手段が返信するよう制御する第1の許可送信制御手段と、
    自動受信モードを選択する受信モード選択手段と、
    その受信モード選択手段が前記自動受信モードを選択している状態で、前記送信側装置から前記許可情報の要求を受信した場合に、前記操作受付手段が前記ファイルの送信を許可する操作を受け付ける条件を必要とせず、前記許可情報の応答を前記通信手段が返信するよう制御する第2の許可送信制御手段と、
    前記受信モード選択手段が前記自動受信モードを選択している場合に、前記第1の記憶手段に記憶される前記メッセージを保持するよう制御し、前記メッセージの保持解除を許可する操作を前記操作受付手段が受付けた場合に、前記メッセージの保持を解除するよう制御する記憶制御手段とを備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載のIP電話システム。
  5. 前記受信側装置は、
    前記第1の記憶手段に前記ファイルが記憶された場合に、前記ファイルに含まれる指示情報により指示される機能の実行を促す情報を前記出力手段が出力するよう制御する第2の出力制御手段を備えていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のIP電話システム。
  6. 前記ファイルは、前記指示情報により指示される機能の実行が可能であるか否かに応じた示唆を行わせるテキストデータで構成された示唆情報を含んで構成され、
    前記メッセージ出力制御手段は、前記テキストデータに基づいた文字列を出力するものであることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のIP電話システム。
  7. 前記送信側装置と、前記受信側装置との各々は、
    自機について定められた識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記機能実行制御手段が制御可能な機能を特定する端末情報を記憶する端末情報記憶手段と、
    前記識別情報と前記端末情報とを対応付けた態様でインターネット回線に送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のIP電話システム。
  8. 送信側装置と、その送信側装置とIP電話通信可能に接続されている受信側装置とを備えたIP電話システムを制御するIP電話システム用プログラムにおいて、
    前記送信側装置と、前記受信側装置とは、前記IP電話通信を行う通信手段と、前記IP電話通信を行う相手側装置について定められた識別情報を前記インターネット回線から受信する識別情報受信手段と、前記IP電話通信を介して通話するIP電話機能の実行を制御するIP電話機能制御手段とを備えるIP電話端末であって、
    前記IP電話通信は、前記IP電話通信を介して前記送信側装置と前記受信側装置との間でファイルの通信を行う際に、その都度、前記送信側装置から許可情報の要求を受信し、前記受信側装置が要求に対して前記許可情報の応答を返信し、前記送信側装置が前記許可情報の応答を受信したことを条件として前記受信側装置にファイルを送信する通信方式に構成されており、
    前記送信側装置のコンピュータに、
    前記受信側装置に送信するコンテンツデータとして前記送信側装置の操作者が指定したコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受信側装置で処理させる機能として前記送信側装置の操作者が指定した機能とを受け付ける受付手段と、
    その受付手段により受け付けられたコンテンツデータを取得する取得手段と、
    その取得手段により取得されたコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報により指示される機能に応じた示唆情報を選択する示唆情報選択手段と、
    前記取得手段により取得されたコンテンツデータと、そのコンテンツデータを前記受付手段により受付けられた機能で処理させるように指示する指示情報と、前記示唆情報選択手段により選択された示唆情報とを含むファイルを生成するよう制御する生成制御手段と、
    その生成制御手段により生成されたファイルを、前記受信側装置から送信される許可情報の応答を受信した場合に前記通信手段が送信するよう制御するファイル送信制御手段とを実行させ、
    前記受信側装置のコンピュータに、
    前記送信側装置から前記ファイル送信制御手段を介して送信されたファイルを前記通信手段が受信した場合に、その受信したファイルを記憶する第1の記憶手段と、
    その第1の記憶手段に記憶されたファイルに指示情報およびコンテンツデータが含まれる場合に、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行について判断する判断手段と、
    その判断手段によって、前記指示情報により指示される内容で前記コンテンツデータを処理する機能の実行が可能であると判断された場合に、その機能を実行する機能実行制御手段とを実行させることを特徴とするIP電話システム用プログラム。
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