JP2002344920A - 番組中継装置、番組中継方法、番組中継プログラム及び番組中継プログラム格納媒体 - Google Patents

番組中継装置、番組中継方法、番組中継プログラム及び番組中継プログラム格納媒体

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JP2002344920A
JP2002344920A JP2001147140A JP2001147140A JP2002344920A JP 2002344920 A JP2002344920 A JP 2002344920A JP 2001147140 A JP2001147140 A JP 2001147140A JP 2001147140 A JP2001147140 A JP 2001147140A JP 2002344920 A JP2002344920 A JP 2002344920A
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圭吾 井原
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孝則 西村
Junko Fukuda
純子 福田
Takahiko Sueyoshi
隆彦 末吉
Yasushi Miyajima
靖 宮島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電波の届き難い遠隔地のクライアン
トに対してもネットワークを介してリアルタイムに番組
データを提供できるようにする。 【解決手段】本発明は、TV番組の番組データを外部の
ユーザPC4から受信し、当該受信した番組データを所
定のフォーマットに変換し、当該変換した変換番組デー
タをインターネット2を介して当該インターネット2と
接続されたクライアントPC7A、7B及び7Cへスト
リーム配信することにより、電波の届き難い遠隔地のク
ライアントに対してもインターネット2を介してリアル
タイムに番組データを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は番組中継装置、番組
中継方法、番組中継プログラム及び番組中継プログラム
格納媒体に関し、例えば地上波のTV(Television)番
組を電波の届かない地のクライアントへリアルタイムに
中継する場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、TV局においては、その放送形態
として一般的に地上波放送によって不特定多数へTV番
組を提供するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかるTV局
においては、地上波放送では電波の到達範囲に限界があ
り、例えば遠隔地の離れ島のクライアントに対してはT
V番組を提供し得ないという問題があった。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、電波の届き難い遠隔地のクライアントに対してもリ
アルタイムに番組を提供し得る番組中継装置、番組中継
方法、番組中継プログラム及び番組中継プログラム格納
媒体を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、外部から番組データを受信し、当
該受信した番組データを所定のフォーマットに変換し、
当該変換した変換番組データをネットワークを介して当
該ネットワークと接続されたクライアントへ配信するよ
うにしたことにより、電波の届き難い遠隔地のクライア
ントに対してもネットワークを介してリアルタイムに番
組データを配信することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面について、本発明の一
実施の形態を詳述する。
【0007】(1)コンテンツ配信システム (1−1)コンテンツ配信システムの全体構成 図1において、1は全体としてコンテンツ配信システム
を示し、当該コンテンツ配信システム1によって後述す
るパーソナルキャスティングサービスを実現するように
なされている。
【0008】このコンテンツ配信システム1は、図示し
ないISP(Internet Service Provider)及び電話回
線網3を介してインターネット2と接続されたコンテン
ツ提供者のユーザPC(Personal Computer)4と、イ
ンターネット2に接続されたサーバ使用予約管理センタ
5と、ユーザPC4からサーバ接続専用ネットワーク6
を介して受信したコンテンツをインターネット2を介し
て複数のクライアントPC7A、7B及び7Cへストリ
ーム配信するストリーミングサーバ8とによって構成さ
れている。
【0009】この場合ユーザPC4は、ストリーミング
サーバ8へコンテンツを送信する際、電話回線網3を介
してサーバ接続専用ネットワーク6のアクセスポートに
PPP(Point to Point Protocol)接続を行うことに
より、ストリーミングサーバ8との通信路を確立し、当
該通信路を介してコンテンツをストリーミングサーバ8
へ確実に送信し得るようになされている。
【0010】またストリーミングサーバ8とユーザPC
4とは、インターネット2を介しても相互に接続されて
おり、ストリーミングサーバ8はユーザPC4からイン
ターネット2を介して受信したコンテンツを、再度イン
ターネット2を介して複数のクライアントPC7A、7
B及び7Cへストリーム配信し得るようにもなされてい
る。
【0011】さらにストリーミングサーバ8は、専用回
線9を介してサーバ使用予約管理センタ5とも接続され
ており、ユーザPC4やクライアントPC7A、7B及
び7Cに対する認証処理の際に専用回線9を介して相互
に認証データを授受するようになされている。
【0012】実際上ユーザPC4は、ストリーミングサ
ーバ8のストリーミング配信機能を使用する時間帯の予
約をサーバ管理予約センタ5へ要求し、当該サーバ管理
予約センタ5を介してストリーミングサーバ8に予約登
録を行う。
【0013】ストリーミングサーバ8は、ユーザPC4
によって予約登録された予約時間帯になると、当該ユー
ザPC4から送信されたコンテンツをサーバ接続専用ネ
ットワーク6を介して受信してバッファに記憶しながら
当該コンテンツを読み出し、要求のあったクライアント
PC7A、7B及び7Cへストリーム配信する。
【0014】これによりコンテンツ配信システム1は、
ユーザPC4から送信されたコンテンツを所定の予約時
間帯でストリーミングサーバ8を介してクライアントP
C7A、7B及び7Cへリアルタイムに提供するといっ
た個人放送局すなわちパーソナルキャスティングサービ
スを実現し得るようになされている。
【0015】なお、本実施の形態においては、ストリー
ミング配信機能を有するストリーミングサーバ8を用い
る場合について以下説明するが、リアルタイムにコンテ
ンツを提供し得れば、他の種々の機能を有するサーバを
用いてコンテンツを提供するようにしても良い。
【0016】(1−2)ユーザPCの構成 次に、放送者側となるコンテンツ提供者が撮影した音楽
ライブ等のライブコンテンツをストリーミングサーバ8
へ送信する場合、又はアンテナ20Aを介して受信した
例えばNTSC(National Television System Committ
ee)方式の映像信号でなるTV番組の番組データをスト
リーミングサーバ8へ送信する場合に用いられるユーザ
PC4の構成について説明する。
【0017】図2に示すようにユーザPC4は、各種演
算処理を実行すると共に各回路部を制御するCPU(Ce
ntral Processing Unit)10、当該CPU10のワー
クエリアとして用いられるRAM(Random Access Memo
ry)11、当該CPU10によって実行される一連のプ
ログラム郡を格納したROM(Read Only Memory)1
2、当該CPU10によって実行されるオペレーティン
グシステム(例えば、「Windows95/98/2000」(マイク
ロソフト社))やアプリケーションプログラム等のプロ
グラム郡を格納したハードディスク13、当該CPU1
0の処理結果をバス20及び表示用インターフェース1
5を介して受け取って表示する液晶ディスプレイ等でな
る表示部14、コンテンツ提供者が命令を入力するため
のキーボード、マウス、後述する回転、回動及び押圧自
在なジョグダイヤル等の操作ボタンでなる操作部16、
当該操作部16で入力された命令をバス20を介してC
PU10へ送出する操作部インターフェース17、電話
回線網3を介してインターネット2(図1)やサーバ接
続専用ネットワーク6と接続された外部装置との間でデ
ータを授受するためのネットワークインターフェース1
8、ユーザPC4と一体に取り付けられたディジタルビ
デオカメラ19、アンテナ20Aを介して受信した放送
信号のうちNTSC方式の番組データを抽出するTVチ
ューナ21及びライブコンテンツ及び番組データ等のコ
ンテンツをMPEG(Moving Picture Experts Group)
2規格に従って圧縮符号化するMPEG2コーデック2
2を備えた構成を有する。なおハードディスク13は、
CPU10によって読み書きされ、ライブコンテンツ、
番組データ及び各種制御用データの保管用にも使用され
る。
【0018】ここでユーザPC4は、図3(A)に示す
ように液晶ディスプレイでなる表示部14が設けられた
表示側筐体部31Aと、キーボード16Aが設けられた
キーボード側筐体部31Bとを有し、ヒンジ部32を介
して相互に回動可能な状態に連結されている。
【0019】表示側筐体部31Aは、キーボード側筐体
部31Bに対して矢印a方向に回動自在に取り付けられ
ており、図3(B)に示すように当該表示側筐体部31
Aが180度回転された状態で使用し得ると共に、当該
表示側筐体部31Aの右端部上方に回転、回動及び押圧
自在なジョグダイヤル16Bが取り付けられている。
【0020】キーボード側筐体部31Bは、当該キーボ
ード側筐体部31Bの右側端面に対して、複数(4種
類)の操作ボタン16Cが配設された操作ボタン筐体部
31Cが取付固定されていると共に、ディジタルビデオ
カメラ19が当該右側端面の一点で指示されており、こ
れにより矢印b方向へ自在に回動し得るようになされて
いる。
【0021】なおユーザPC4は、図4(A)に示すよ
うな形態で使用することができ、この場合にはコンテン
ツ提供者が当該ユーザPC4を把持し、当該コンテンツ
提供者自身をディジタルビデオカメラ19によって撮影
することが可能となる。この際、コンテンツ提供者は表
示部14が当該コンテンツ提供者に向けられていること
により、撮影内容を表示部14を介して目視確認しなが
ら撮影することができる。
【0022】しかしながら、このような形態で使用する
場合、キーボード16Aが表示部14の裏側に位置する
ため、コンテンツ提供者はキーボード16Aを用いて正
確に操作することは困難である。
【0023】この点を考慮してユーザPC4は、ディジ
タルビデオカメラ19による撮影や当該撮影に関する命
令(例えば、撮影開始、停止、ズーム、エフェクトの付
加、コンテンツの保存、送信等の命令)を、ジョグダイ
ヤル16B及び操作ボタン16Cを適宜操作することに
よって入力し得るようになされている。
【0024】またユーザPC4は、図4(B)に示すよ
うな形態で使用することができ、この場合にはコンテン
ツ提供者に対して当該ユーザPC4を把持させ、正面の
撮影対象を表示部14でコンテンツ提供者に目視確認さ
せながらディジタルビデオカメラ19によって撮影する
ことができる。
【0025】実際上ユーザPC4(図2)は、電源の投
入に応じてCPU10がROM12及びハードディスク
13に格納されているプログラム郡を読み出して実行す
ることにより、撮影処理、コンテンツの加工処理、スト
リーミングサーバ8への当該コンテンツの送信処理及び
WWW(World Wide Web)ブラウジング等の各種処理を
実行する。
【0026】以下、ユーザPC4のCPU10が上述の
各種プログラム郡に従って所定の処理を実行することに
より実現される様々な機能について具体的に説明する。
まず、ユーザPC4においては、CPU10の制御によ
り図5に示すような初期画面35を表示部14に表示す
る。
【0027】この初期画面35には、ディジタルビデオ
カメラ19により撮影された画像を表示する大型サイズ
の主画像表示エリア40と、前回の撮影時において最後
に撮影された画像のプレビューを表示する小型サイズの
副画像表示エリア41とが設けられ、当該副画像表示エ
リア41の下部にモード(mode)、画像種類(camer
a)、設定(setting)及び命令内容(operation)とい
った上位項目をコンテンツ提供者に選択させるためのG
UI(Graphical User Interface)42が設けられると
共に、主画像表示エリア40の下部にユーザPC4の各
種状態を示すステータスウィンドウ43が設けられてい
る。
【0028】GUI42の上位項目「mode」には、撮影
モード(「撮る」が選択された場合のモード)、アップ
ロードモード(「見る・送る」が選択された場合のモー
ド)、Web確認モード(「Webを見る」が選択され
た場合のモード)、中継・ライブ予約/確認モード
(「中継・ライブ予約/確認へ」が選択された場合のモ
ード)及び中継・ライブ配信モード(「中継・ライブ配
信へ」が選択された場合のモード)からなる5種類のモ
ードが選択対象として表示されている。因みに、ユーザ
PC4の起動時には初期状態として撮影モードが選択さ
れている。
【0029】ここで撮影モードは、ユーザPC4のディ
ジタルビデオカメラ19により撮影を行うためのモード
であり、当該撮影モードが選択された場合若しくは初期
状態において、CPU10は図6(A)に示すような撮
影モード画面50を表示部14に表示する。
【0030】この撮影モード画面50では、上述した初
期画面35(図5)と同様に主画像表示エリア60及び
副画像表示エリア61が設けられており、主画像表示エ
リア60に現在撮影中の画像が表示されると共に、副画
像表示エリア61に前回撮影したときの最後の画像がプ
レビュー表示される。
【0031】また撮影モード画面50では、初期画面3
5と同様のGUI62が設けられ、図6(B)に示すよう
に当該GUI62にも「mode」、「camera」、「settin
g」及び「operation」といった上位項目が設けられてい
る。
【0032】これらの上位項目には、さらに複数の下位
項目がそれぞれ設けられており、表示側筐体部31Aに
おけるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じて太線枠
で示されたフォーカスFが所望の下位項目へ移動された
後に当該ジョグダイヤル16Bが押圧操作されることに
より、その下位項目が選択決定されるようになされてい
る。
【0033】また撮影モードでは、操作ボタン筐体部3
1Cに設けられた操作ボタン16C(図3及び図4)に
対しても、所定のコマンド(例えば、撮影時の画像に特
殊効果を施すためのエフェクト項目を選択決定するコマ
ンド等)が予め割り当てられている。
【0034】従ってコンテンツ提供者は、キーボード1
6Aを用いることなく、ジョグダイヤル16B又は操作
ボタン16Cに対する操作だけで撮影モードにおける各
種操作を実行し得、図4(A)及び(B)に示した場合
のようなキーボード16Aが操作し難い環境下であって
も容易に撮影操作を実行し得るようになされている。
【0035】なお撮影モードにおいては、デフォルトと
して操作ボタン16Cに対して撮影時の画像に特殊効果
を施すためのエフェクト項目を選択決定するコマンドが
予め割り当てられているが、操作ボタン16Cに対して
任意にコマンドを割り当てたり、又は他のモードにおい
て操作ボタン16Cに他の種々のコマンドを割り当てる
ようにしても良い。この場合ユーザPC4の操作性は、
一段と向上することになる。
【0036】さらに撮影モードでは、ステータスウィン
ドウ63に現時点におけるユーザPC4の状態(例え
ば、バッテリ残量やハードディスク13の残記憶容量
等)、選択中のモードにおける処理状態(例えば撮影中
の画像データサイズ、画像データの指定保存先及び操作
ボタン16Cに対して割り当てられているコマンドの種
類等)が表示される。
【0037】次にアップロードモードは、上述した撮影
モードで撮影したコンテンツを表示部14を介して参照
したり、当該コンテンツの画像データをインターネット
2と接続された所定のアップロード先のサーバ(図示せ
ず)へ送信するためのモードであり、CPU10は図7
(A)に示すようなアップロードモード画面51を表示
部14に表示する。
【0038】このアップロードモード画面51では、撮
影モード画面50(図6)と同様のGUI72及びステ
ータスウィンドウ73が設けられると共に、新にプレビ
ューエリア74、撮影したコンテンツのうち代表的な静
止画像を複数並べて表示する一覧表示エリア75及び送
信カプセルアイコン77が設けられている。
【0039】図7(B)に示すように、アップロードモ
ード画面51におけるGUI72には、「mode」項目の
他に「operation」項目及び「view」項目が設けられて
いる。
【0040】「operation」項目には、インターネット
2との接続/切断を命令するための「ネット接続/切
断」項目、コンテンツの送信開始/終了を命令するため
の「送信開始/終了」項目が下位項目として設けられ、
また「view」項目には、一覧表示エリア75へフォーカ
スFの移動を命令するための「フォーカス移動」項目、
送信カプセルアイコン77の中身を確認する、すなわち
送信すべく選択したコンテンツの一覧をコンテンツ提供
者が参照するための「送信カプセル参照」項目が下位項
目として設けられている。
【0041】このGUI72においても、撮影モード画
面50(図6)の場合と同様に、表示側筐体部31Aに
おけるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォー
カスFが所望の下位項目へ移動された後に当該ジョグダ
イヤル16Bが押圧操作されることにより当該下位項目
が選択決定されるようになされている。
【0042】またアップロードモードにおいては、操作
ボタン16C(図3及び図4)に対して、プレビューエ
リア74に表示したコンテンツの再生/停止や、静止画
像の表示を命令するコマンドが予め割り当てられてお
り、ステータスウィンドウ73には画像データのファイ
ル名、ファイルサイズ、フォーマット(JPEG(Join
t Photographic Experts Group)又はMPEG等)や、
現在指定されている送信先を示す情報(アップロード先
のサーバ名及びそのURL(Uniform Resource Locato
r))等が表示される。
【0043】ここでCPU10は、コンテンツ提供者に
よるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカ
スFを「フォーカス移動」項目に移動した後、当該ジョ
グダイヤル16Bの押圧操作に応じて当該「フォーカス
移動」項目が決定されたことを認識すると、フォーカス
Fを一覧表示エリア75上へ移動する。
【0044】コンテンツ提供者は、フォーカスFが一覧
表示エリア75上に移動された状態でジョグダイヤル1
6Bを回転操作することにより、当該フォーカスFを当
該一覧表示エリア75の静止画像上で移動させることが
できる。続いてコンテンツ提供者は、所望の静止画像上
にフォーカスFを移動させた状態でジョグダイヤル16
Bを押圧操作することにより、当該所望の静止画像を容
易に選択して送信すべきコンテンツを決定し得るように
なされている。
【0045】このときCPU10は、サブGUI76を
一覧表示エリア75の隣に表示し、図7(C)に示すよ
うに当該サブGUI76の各項目上にフォーカスFを移
動して表示する。
【0046】サブGUI76には、「保存」項目、「削
除」項目、「プレビュー」項目及び「送信カプセルに入
れる」項目といった選択項目が設けられており、ジョグ
ダイヤル16Bの回転操作及び押圧操作によりフォーカ
スFで「送信カプセルに入れる」項目が選択決定される
と、CPU10は一覧表示エリア75の中から選択決定
されたコンテンツを送信カプセルアイコン77の送信す
べきコンテンツの一覧に加えるようになされている。
【0047】その後コンテンツ提供者によってフォーカ
スFがGUI72に戻され、当該フォーカスFで「送信
開始/終了」項目が選択決定されると、CPU10は先
ほど送信カプセルアイコン77に加えたものを含む全て
のコンテンツを所定のアップロード先のサーバへ送信す
るようになされている。
【0048】次にWeb確認モードは、インターネット
2と接続してブラウジングを行うモードであり、Web
確認モードが選択されると、CPU10は図8(A)に
示すようなWeb確認モード画面52を表示部14に表
示する。
【0049】このWeb確認モード画面52では、撮影
モード画面50(図6)と同様のGUI82及びステー
タスウィンドウ83が設けられていると共に、新にWe
bブラウザを表示するためのブラウザ表示エリア80
と、当該ブラウザ表示エリア80に表示したリソースの
URLを表示するURL表示欄84とが設けられてい
る。
【0050】ここでWeb確認モードが選択された場
合、CPU10はハードディスク13からブラウザソフ
トウェア(例えば、Internet Explorer(マイクロソフ
ト社)又はNetscape Navigator(ネットスケープ社))
を読み出して実行することにより、ブラウザ表示エリア
80にブラウザソフトウェアによるブラウジング画像を
表示する。
【0051】また、図8(B)に示すようにWeb確認
モード画面52のGUI82には、初期画面35におけ
る「setting」項目及び「camera」項目に代えて新に「b
rowsing」項目が設けられている。
【0052】この「browsing」項目には、所定のWeb
ページにジャンプすることを命令するための「予約ジャ
ンプ」項目、ブラウザを操作するための「次へ」項目及
び「戻る」項目等の下位項目が設けられている。なお、
このWeb確認モードでは、URLを入力してブラウジ
ングを行うといった通常の一般的なブラウジング処理を
実行することも可能である。
【0053】このGUI82においても、撮影モード画
面50の場合と同様に、表示側筐体部31Aにおけるジ
ョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカスFが
所望の下位項目へ移動された後に当該ジョグダイヤル1
6Bが押圧操作されることにより当該下位項目が選択決
定されるようになされている
【0054】次に中継・ライブ予約/確認モードは、ユ
ーザPC4がアンテナ20A(図1)を介して受信した
NTSC方式の映像信号でなるTV番組の番組データを
ストリーミングサーバ8のストリーム配信機能によりイ
ンターネット2を経由してクライアントPC7A、7B
及び7CへインターネットTV中継するための時間帯を
予約する中継予約モードと、ストリーミングサーバ8の
ストリーム配信機能によりライブコンテンツの個人放送
を行うための時間帯を予約するライブ予約モードとを行
うモードであり、中継・ライブ予約/確認モードが選択
されると、CPU10は図9(A)に示すような中継・
ライブ予約/確認モード画面53を表示部14に表示す
る。
【0055】この中継・ライブ予約/確認モード画面5
3では、Web確認モード画面52(図8)と同様のブ
ラウザ表示エリア90、GUI92、ステータスウィン
ドウ93及びURL表示欄94が設けられていると共
に、新に予約一覧表示エリア95が設けられている。
【0056】また図9(B)に示すように中継・ライブ
予約/確認モード画面53のGUI92には、Web確
認モード画面52(図8)のGUI82と同様に「mod
e」項目、「operation」項目及び「browsing」項目が設
けられており、当該「browsing」項目には、ライブ予約
又は中継予約を行うためのWebページにジャンプする
ことを命令する「予約ジャンプ」項目や、ブラウザを操
作するための「次へ」項目及び「戻る」項目等が設けら
れている。
【0057】またGUI92においても、Web確認モ
ード画面52の場合と同様に、表示側筐体部31Aにお
けるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカ
スFが所望の下位項目へ移動された後に当該ジョグダイ
ヤル16Bが押圧操作されることにより当該下位項目が
選択決定されるようになされている
【0058】なお、ライブ予約又は中継予約を行うため
のWebページとは、サーバ使用予約管理センタ5内の
後述するライブキャスティングサーバがそのハードディ
スクに格納しているライブ予約又は中継予約のための予
約用画面のWebページである。
【0059】ここでユーザPC4のCPU10は、コン
テンツ提供者により「予約ジャンプ」項目がフォーカス
Fで選択決定されると、サーバ使用予約管理センタ5内
のライブキャスティングサーバへアクセスし、当該ライ
ブキャスティングサーバへ予約要求情報を送信したり、
ライブキャスティングサーバからライブ予約設定情報フ
ァイル又は中継予約設定情報ファイルをダウンロードす
る等のライブ予約又は中継予約に関する各種データを授
受し得るようになされている。
【0060】中継・ライブ予約/確認モード画面53に
おける予約一覧表示エリア95には、サーバ使用予約管
理センタ5に対して行われたライブ予約又は中継予約の
予約項目が一覧表示され、当該予約項目毎に設定された
時間帯等の概要情報が表示されている。
【0061】ユーザPC4のCPU10は、コンテンツ
提供者のジョグダイヤル16Bに対する回転操作及び押
圧操作によりフォーカスFを介して予約一覧表示エリア
95の任意の予約項目が選択決定されると、サーバ使用
予約管理センタ5内のライブキャスティングサーバに対
して当該予約項目の予約内容を示す予約確認用画面のW
ebページへジャンプする制御を行う。この場合のユー
ザPC4のCPU10とサーバ使用予約管理センタ5と
の間のライブ予約又は中継予約に関する処理については
後述する。
【0062】次に、中継・ライブ配信モードは、ユーザ
PC4のディジタルビデオカメラ19によって撮影した
ライブコンテンツをストリーミングサーバ8のストリー
ム配信機能によりあたかも個人放送局のようにインター
ネット2を経由してクライアントPC7A、7B及び7
Cへリアルタイムに配信するためのライブ配信モード
と、ユーザPC4のアンテナ20A(図1)を介して受
信した例えばTV番組の番組データをストリーミングサ
ーバ8のストリーム配信機能によりインターネット2を
介してクライアントPC7A、7B及び7Cへインター
ネットTV中継するための中継モードとを行うモードで
ある。
【0063】実際上ユーザPC4のCPU10は、コン
テンツ提供者によって中継・ライブ配信モードが選択さ
れると、図10(A)に示すような中継・ライブ配信モ
ード画面54を表示部14に表示する。
【0064】この中継・ライブ配信モード画面54で
は、GUI102、ステータスウィンドウ103に加え
て、ライブ配信の動画像データ又はインターネットTV
中継の番組データ又に対して施す特殊効果の種類を選択
するためのエフェクト項目表示欄105及びその特殊効
果が施されたエフェクト画像を表示するプレビュー画像
表示エリア104が設けられている。因みに、当該プレ
ビュー画像表示エリア104に表示されたエフェクト画
像が実際にストリーミングサーバ8へ送信されるべきコ
ンテンツの画像となる。
【0065】この場合のステータスウィンドウ103に
は、ライブ配信中又はインターネットTV中継中である
ことを示すオンエアー情報、ライブ配信開始時点からの
経過時間を示すライブ配信経過時間情報やインターネッ
トTV中継開始時点からの経過時間を示すインターネッ
トTV中継経過時間情報、パーソナルキャスティングサ
ービスにおけるサービス提供者側の時刻情報、ユーザP
C4の時刻情報、ライブ配信又はインターネットTV中
継に関する予約開始時刻や予約終了時刻を示す時間帯情
報、画像サイズ情報、配信データの伝送速度(ビットレ
ート)を示すビットレート情報、ライブコンテンツ又は
TV番組のタイトル名情報、接続中のストリーミングサ
ーバ8及びそのチャンネルを示す接続先情報、ストリー
ミングサーバ8によりストリーム配信されるライブコン
テンツ又はTV番組を受信中のクライアントPC7A、
7B及び7C等の数を示す視聴者数情報等が表示され
る。
【0066】また図10(B)に示すように、中継・ラ
イブ配信モード画面54のGUI102には、「mode」
項目、「operation」項目及び「setting」項目が設けら
れており、当該「operation」項目にはインターネット
2と接続/切断することを命令するための「ネット接続
/切断」項目及びライブ配信又はインターネットTV中
継の開始/終了を命令するための「配信開始/終了」項
目が設けられている。
【0067】また「setting」項目には、ライブコンテ
ンツの動画像データ又はTV番組の番組データに対して
施す特殊効果の種類を選択するための「エフェクト設
定」項目及びエフェクト項目表示欄105へフォーカス
Fを移動するための「フォーカス移動」項目が下位項目
として設けられている。
【0068】なお、「エフェクト設定」項目は、ライブ
コンテンツの動画像データ又はTV番組の番組データに
対して施すべくエフェクト項目を選択し、当該選択した
エフェクト項目をエフェクト項目表示欄105に表示さ
せるためのものである。
【0069】また「フォーカス移動」項目は、エフェク
ト項目表示欄105にフォーカスFを移動した後、ジョ
グダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカスFをエ
フェクト項目表示欄105上の所望の下位項目へ移動し
た後に当該ジョグダイヤル16Bの押圧操作に応じて当
該下位項目が選択決定されるようになされている。
【0070】ここで、ジョグダイヤル16Bの回転操作
及び押圧操作によりフォーカスFを介して「配信開始/
終了」項目が選択決定されると、ユーザPC4のCPU
10は上述した中継・ライブ予約/確認モードにおいて
サーバ使用予約管理センタ5内のライブキャスティング
サーバから供給されたライブ配信用の予約設定情報ファ
イル又はインターネットTV中継用の予約設定情報ファ
イルに従い、電話回線網3及びサーバ接続専用ネットワ
ーク6を介してストリーミングサーバ8と接続する。
【0071】続いてユーザPC4のCPU10は、予約
設定情報ファイルに設定された内容(例えば、データ伝
送速度等)に従って、ディジタルビデオカメラ19で撮
影したライブコンテンツの動画像データ又はアンテナ2
0Aを介して受信したTV番組の番組データをリアルタ
イムにストリーミングサーバ8へ送信するようになされ
ている。なお、ユーザPC4のCPU10と、ストリー
ミングサーバ8との通信接続処理や通信接続後のライブ
コンテンツ又はTV番組の送信処理等については後述す
る。
【0072】図11に拡大して示すように、中継・ライ
ブ配信モード画面54におけるエフェクト項目表示欄1
05には、操作ボタン筐体部31Cに設けられた操作ボ
タン16CのうちAボタン及びBボタンにそれぞれ対応
したエフェクト項目が縦一列に並べられて表示される。
【0073】このAボタン及びBボタンにそれぞれ対応
して縦一列に並べられた各エフェクト項目は、ライブ配
信予定のライブコンテンツ又はインターネットTV中継
予定のTV番組の内容に合わせて予め設定されたもので
ある。
【0074】この場合、Aボタンには上から順に「ハー
ト」、「なし」、「拍手音」……といったエフェクト項
目が設定されており、ユーザPC4のCPU10はコン
テンツ提供者によるジョグダイヤル16Bの回転操作に
応じて、Aボタンに対応するエフェクト項目を円環状に
回転移動させ、フォーカスFを介して選択決定されたエ
フェクト項目の特殊効果をディジタルビデオカメラ19
で撮影されたライブコンテンツの動画像データ又はイン
ターネットTV中継の番組データに対して施すようにな
されている。
【0075】続いて、Bボタンにも上から順に「BGM
1」、「白黒画像」、「タイトルインポーズ」……とい
ったエフェクト項目が設定されており、ユーザPC4の
CPU10はコンテンツ提供者によるジョグダイヤル1
6Bの回転操作に応じて、Bボタンに対応するエフェク
ト項目を円環状に回転移動させ、フォーカスFを介して
選択決定された所望のエフェクト項目に応じた特殊効果
をディジタルビデオカメラ19で撮影されたライブコン
テンツの動画像データ又はインターネットTV中継の番
組データに対して施すようになされている。
【0076】例えば、フォーカスFによって「拍手音」項
目及び「タイトルインポーズ」項目が選択された状態で
Aボタンが押圧操作された場合には、ディジタルビデオ
カメラ19で撮影されたライブコンテンツの動画像デー
タ又はインターネットTV中継の番組データに対して
「拍手音」の特殊効果が施される。
【0077】同様にフォーカスFによって「拍手音」項目
及び「タイトルインポーズ」項目が選択された状態でB
ボタンが押圧操作された場合には、ディジタルビデオカ
メラ19で撮影されたライブコンテンツの動画像データ
又はインターネットTV中継の番組データに対して「タ
イトルインポーズ」項目に応じたタイトル名のインポー
ズ処理が施される。
【0078】ここで、Aボタンに対応して施される特殊
効果は、一時的に施されるエフェクト処理であるのに対
し、Bボタンに対応して施される特殊効果は、継続的に
施されるエフェクト処理である。
【0079】従って、ユーザPC4の操作ボタン16C
のうちBボタンに対してはトグルボタンが採用され、当
該Bボタンが一旦押下操作された後、次に押下操作され
るまでの間は「タイトルインポーズ」項目に応じたタイ
トル名のインポーズ処理が継続して施されるようになさ
れている。
【0080】また、Bボタンのエフェクト項目の右側に
は、予め設定されたプリセットのエフェクト項目が表示
されている。ここに表示されるエフェクト項目として
は、後述するエフェクト設定においてプリセットしたエ
フェクト項目を変更しない限り、Aボタン又はBボタン
に対するボタン操作とは無関係に、プリセットのエフェ
クト項目に応じた特殊効果が継続して施されるようにな
されている。
【0081】この場合には、プリセットのエフェクト項
目として「日時」項目が設定されており、ディジタルビ
デオカメラ19で撮影されたライブコンテンツの動画像
データ又はインターネットTV中継の番組データに対し
て常に日時表示がスーパーインポーズされることにな
る。
【0082】上述のようにエフェクト項目表示欄105
に予め設定された特殊効果をAボタン及びBボタンに対
応させて施すようになされているのは、ディジタルビデ
オカメラ19で撮影されたライブコンテンツの動画像デ
ータ又はインターネットTV中継の番組データをリアル
タイムにクライアントPC7A、7B及び7Cへ配信す
ることを考慮したためである。
【0083】すなわちユーザPC4のCPU10は、上
述したようにAボタン又はBボタンに対する1回の押下
操作だけでディジタルビデオカメラ19で撮影されたラ
イブコンテンツの動画像データ又はインターネットTV
中継の番組データに対してエフェクト項目に応じた特殊
効果を容易に施すことができるようになされており、こ
れによりディジタルビデオカメラ19で撮影されたライ
ブコンテンツの動画像データ又はインターネットTV中
継の番組データに特殊効果を施しながらリアルタイムに
ストリーミングサーバ8へ送信し得るようになされてい
る。
【0084】しかしながらユーザPC4のCPU10
は、Aボタン又はBボタンに対する1回の押下操作だけ
で特殊効果を施すことができるものの、Aボタン又はB
ボタンが押下操作された場合、エフェクト項目表示欄1
05のフォーカスFに囲まれたエフェクト項目の特殊効
果だけを施すことになる。
【0085】従ってコンテンツ提供者は、エフェクト表
示欄105に表示されたエフェクト項目やそのエフェク
ト項目の表示順序が自分の意図するものと合致しないと
きには、所望のエフェクト項目を選択するためにジョグ
ダイヤル16Bの回転操作等に時間を要し、所望の特殊
効果を所望のタイミングで施すことができなくなるおそ
れもある。
【0086】そこでライブ配信モード又はインターネッ
トTV中継モードでは、中継・ライブ配信モード画面5
4におけるGUI102(図9(B))において「エフ
ェクト設定」項目が選択されたときに、予め用意されて
いる多数種類のエフェクト項目の中から、エフェクト項
目表示欄105にいずれのエフェクト項目をどのような
順序で並べるかを事前に予め設定し得るようになされて
いる。
【0087】すなわちユーザPC4のCPU10は、コ
ンテンツ提供者によってGUI102の「エフェクト設
定」項目が選択された場合、図12、図13及び図14
に示すようなエフェクト設定画面105A、105B又
は105Pを中継・ライブ配信モード画面54に重ねて
表示するようになされている。
【0088】図12に示すように、Aボタン用のエフェ
クト設定画面105Aは、Aボタンに対応したエフェク
ト項目を設定するための画面であり、Aボタンに対応し
て予め用意された多数種類のエフェクト項目を表示した
Aボタン対応エフェクト項目リスト欄106Aが画面左
側に設けられ、当該Aボタン対応エフェクト項目リスト
欄106Aには、予め用意された多数種類のエフェクト
項目を上下方向にスクロール表示可能な状態で配置され
ている。
【0089】またAボタン用のエフェクト設定画面10
5Aには、その右隣に上述したエフェクト項目表示欄1
05と同一構成のAボタン用登録リスト欄107A、B
ボタン用登録リスト欄107B及びプリセット登録欄1
07Pからなる登録リスト欄107が設けられている。
【0090】ところでAボタン用のエフェクト設定画面
105Aでは、Aボタン用登録リスト欄107Aを除く
Bボタン用登録リスト欄107B及びプリセット登録欄
107Pに対して網掛け処理が施されており、これによ
り現在設定可能なAボタン用登録リスト欄107Aだけ
をコンテンツ提供者に対して容易に認識させ得るように
なされている。
【0091】このようなAボタン用のエフェクト設定画
面105Aにおいて、コンテンツ提供者はAボタン対応
エフェクト項目リスト欄106Aの中から所望のエフェ
クト項目を選択し、当該選択したエフェクト項目をAボ
タン用登録リスト欄107Aへ順次ドラッグアンドドロ
ップすることにより、Aボタンに対応して特殊効果を施
し得るべき所望のエフェクト項目を所望の順序で設定す
ることができる。
【0092】図13に示すように、Bボタン用のエフェ
クト設定画面105Bは、Bボタンに対応したエフェク
ト項目を設定するための画面であり、Bボタンに対応し
て予め用意された多数種類のエフェクト項目を表示した
Bボタン対応エフェクト項目リスト欄106Bが画面左
側に設けられ、当該Bボタン対応エフェクト項目リスト
欄106Bには、予め用意された多数種類のエフェクト
項目を上下方向にスクロール表示可能な状態で配置され
ている。
【0093】またBボタン用のエフェクト設定画面10
5Bにも、Aボタン用のエフェクト設定画面105Aと
同様に、エフェクト項目表示欄105と同一構成の登録
リスト欄108が設けられている。
【0094】Bボタン用のエフェクト設定画面105B
においては、Bボタン用登録リスト欄108Bを除くA
ボタン用登録リスト欄108A及びプリセット登録欄1
08Pに対して網掛け処理が施されており、これにより
現在設定可能なBボタン用登録リスト欄108Bだけを
コンテンツ提供者に対して容易に認識させ得るようにな
されている。
【0095】このようなBボタン用のエフェクト設定画
面105Bにおいて、コンテンツ提供者はBボタン対応
エフェクト項目リスト欄106Bの中から所望のエフェ
クト項目を選択し、当該選択したエフェクト項目をBボ
タン用登録リスト欄108Bへ順次ドラッグアンドドロ
ップすることにより、Bボタンに対応して特殊効果を施
し得るべき所望のエフェクト項目を所望の順序で設定す
ることができる。
【0096】図14に示すように、プリセット用のエフ
ェクト設定画面105Pは、終始継続的に特殊効果を施
すエフェクト項目を設定するための画面であり、終始継
続的に特殊効果を施すべき多数種類のプリセットエフェ
クト項目を表示したプリセットエフェクト項目リスト欄
106Pが設けられ、当該プリセットエフェクト項目リ
スト欄106Pには、予め用意された多数種類のプリセ
ットエフェクト項目が上下方向にスクロール表示可能な
状態で配置されている。
【0097】またプリセット用のエフェクト設定画面1
05Pにも、Aボタン用のエフェクト設定画面105A
と同様に、エフェクト項目表示欄105に表示させるべ
き当該エフェクト項目表示欄105と同一構成の登録リ
スト欄109が設けられている。
【0098】このプリセット用のエフェクト設定画面1
05Pにおいても、プリセット登録欄109Pを除くA
ボタン用登録リスト欄109A及びBボタン用登録リス
ト欄109Bに対して網掛け処理が施されており、これ
により現在設定可能なプリセット登録欄109Pだけを
コンテンツ提供者に対して容易に認識させ得るようにな
されている。
【0099】このようなプリセット用のエフェクト設定
画面105Pにおいて、コンテンツ提供者はプリセット
エフェクト項目リスト欄106Pの中から所望のプリセ
ットエフェクト項目を選択し、当該選択したプリセット
エフェクト項目をプリセット登録欄109Pへドラッグ
アンドドロップすることにより、終始継続的に特殊効果
を施し得るべきプリセットエフェクト項目を設定するこ
とができる。
【0100】一般的にライブ配信又はインターネットT
V中継を行う場合、特殊効果を施すべきエフェクト項目
の種類、その特殊効果を施すタイミングや順序等は、コ
ンテンツ提供者の構想としてある程度できあがっている
ものである。
【0101】従ってコンテンツ提供者は、その構想に基
づいてエフェクト項目の種類や順序等を考慮して予め特
殊効果を施すべき設定を行っておくことにより、ライブ
配信時又はインターネットTV中継時にジョグダイヤル
16B、操作ボタン16CのAボタン及びBボタンに対
する簡易な操作だけで構想をより忠実に再現したエフェ
クト処理をユーザPC4を介して施し得るようになされ
ている。
【0102】このようにユーザPC4は、上述のような
撮影モード、アップロードモード、Web確認モード、
中継・ライブ予約/確認モード、中継・ライブ配信モー
ドといった5つの機能を備えたアプリケーションプログ
ラムをハードディスク13に格納し、上記のような種々
の処理機能を有しているが、他にもライブ配信のライブ
予約時又はインターネットTV中継の中継予約時に後述
する予約設定情報ファイルを自動的に取り込むためのア
プリケーションプログラムや、ライブ配信時又はインタ
ーネットTV中継時にストリーミングサーバ8への通信
接続処理を実行するためのアプリケーションプログラム
を格納しているが、これらのアプリケーションプログラ
ムの実行による機能についての詳細は後述する。
【0103】(1−3)サーバ使用予約管理センタの構
成 上述したようにユーザPC4がライブ配信者又はインタ
ーネットTV中継者としてライブコンテンツの動画像デ
ータ又はTV番組の映像データの配信を行う場合、コン
テンツ配信システム1によるパーソナルキャスティング
サービスでは、まず配信予定の時間帯にストリーミング
サーバ8のストリーム配信機能を使用するための予約登
録を行う必要がある。
【0104】次に、このようなストリーミングサーバ8
の予約登録を管理するサービス提供者側のサーバ使用予
約管理センタ5について図15を参照しながら説明す
る。
【0105】サーバ使用予約管理センタ5は、LAN
(Local Area Network)を介して互いに接続されたライ
ブキャスティングサーバ150、予約データベース15
1、ユーザデータベース152、NTP(Network Time
Protocol )サーバ153、ネットワークインターフェ
ース154及びデータベースサーバ155によって構成
されている。
【0106】ここでサーバ使用予約管理センタ5は、ネ
ットワークインターフェース154を介してインターネ
ット2と接続されたユーザPC4やクライアントPC7
A、7B及び7C、さらに専用線9(図1)を介して接
続されたストリーミングサーバ8との間で各種データの
授受を行う。
【0107】サーバ使用予約管理センタ5のライブキャ
スティングサーバ150は、パーソナルキャスティング
サービスにおけるライブ配信又はインターネットTV中
継の予約登録、課金処理、メンバー登録処理等の当該パ
ーソナルキャスティングサービス全体を管理するための
処理を行うようになされている。
【0108】またライブキャスティングサーバ150
は、コンテンツ提供者が当該パーソナルキャスティング
サービスを受ける権利を得るための登録用のWebペー
ジ、コンテンツ提供者によるライブ配信のライブ予約又
はインターネットTV中継の中継予約を受け付けるため
の予約受付用のWebページ、コンテンツ提供者が予約
確認や変更を行うための予約確認用のWebページ、及
びクライアントPC7A、7B及び7Cへライブ配信又
はインターネットTV中継に関する番組表を参照させる
ための番組ガイド用のWebページをハードディスク内
に格納しており、ユーザPC4やクライアントPC7
A、7B及び7Cから要求があった場合に、当該要求に
応じた各種WebページをユーザPC4やクライアント
PC7A、7B及び7Cへ送信して閲覧させ得るように
なされている。
【0109】以下、ライブキャスティングサーバ150
に予め用意されている各種Webページについて、当該
Webページの閲覧を要求したユーザPC4又はクライ
アントPC7A、7B及び7Cのブラウザ画面を参照し
ながら説明する。
【0110】例えばユーザPC4では、コンテンツ提供
者によってライブキャスティンクサーバ150のWeb
ページのトップページ(ホームページ)を示すURLが
入力されて閲覧要求が行われると、図16に示すような
ライブキャスティンクサービストップページ画面160
を表示部14に表示する。
【0111】なおコンテンツ提供者は、ライブキャステ
ィングサーバ150におけるライブキャスティンクサー
ビストップページ画面160の閲覧要求をする場合、上
述のようにURLを入力する方法以外にも、他のホーム
ページ上のリンクボタンをクリック操作することにより
ライブキャスティンクサービストップページ画面160
へジャンプすることもできる。
【0112】このライブキャスティンクサービストップ
ページ画面160には、ログインするためにユーザID
及びパスワードの入力欄に加え、「メンバー登録」、
「パーソナルキャスティンクTVとは?」、「本日のラ
イブ」、「本日のTV中継」、「番組ガイド」、「マイチ
ャンネル」、「ライブ予約・中継予約」、「プログラム
ピックアップ」、「Image Station 」といったリンクボ
タンが設けられており、これらがクリックされると、各
リンクボタンにハイパーリンクされたWebページがラ
イブキャスティングサーバ150からユーザPC4やク
ライアントPC7A、7B及び7Cへ送信されて表示さ
れる。
【0113】ライブキャスティンクサービストップペー
ジ画面160の「メンバー登録」がクリックされると、
当該パーソナルキャスティングサービスを受けることが
可能なメンバー登録を行うためのWebページがユーザ
PC4やクライアントPC7A、7B及び7Cへ送信さ
れて表示されることになるが、これについての詳細は後
述する。
【0114】次に、パーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160の「パーソナルキャスティング
TVとは?」がクリックされた場合には、図17に示す
ようなパーソナルキャスティングTVの概要説明や処理
手順等が記述された概要説明画面161がライブキャス
ティングサーバ150からユーザPC4やクライアント
PC7A、7B及び7Cへ送信されて表示される。
【0115】この概要説明画面161には、当該パーソ
ナルキャスティングサービスのメンバー登録を促す記載
や、「メンバー登録」のWebページにジャンプさせる
「登録ページへ」のリンクボタンが設けられている。
【0116】次に、パーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160の「本日のライブ」がクリック
された場合には、図18に示すようなライブ内容提示画
面162がライブキャスティングサーバ150からユー
ザPC4やクライアントPC7A、7B及び7Cへ送信
されて表示される。
【0117】このライブ内容提示画面162には、本日
ライブ配信されるライブプログラムが表示されており、
サービス提供者側の現在時刻(この時刻に基づいて予約
が履行される)が上方に表示されると共に、その下方に
本日ライブ配信されるスペシャルプログラム及びプライ
ベートプログラムの配信時間、ライブタイトル、配信
者、概要等に関する項目が一覧表示されている(図中の
例では、表示する項目名が記述されているが、実際には
上記項目の内容(配信者名や、タイトル名等)が表示さ
れる)。
【0118】ここで、スペシャルプログラムとは、企業
などが提供するコンテンツであり、プライベートプログ
ラムはユーザPC4を所有する個人のコンテンツ提供者
により提供されるコンテンツを意味する。
【0119】また、「オンディマンド」と記述されたプ
ログラムは、ライブ配信ではなく、予めコンテンツをラ
イブキャスティングサーバ150で記憶しておき、クラ
イアントPC7A、7B及び7Cからの要求に応じて配
信するオンディマンド配信用のプログラムである。
【0120】また、プライベートプログラムにおける
「定員」は、当該プライベートプログラムのライブコン
テンツのライブ配信を受けることが可能なクライアント
数の定員を示す情報であり、「OPEN」又は「CLOSE 」は
現時点で、上述の定員等の制限を考慮した上でクライア
ントPC7A、7B及び7Cからの要求に応じて配信す
ることが可能か不可能かを示す情報である(「OPEN」は
配信可能、「CLOSE 」は配信不可能)。
【0121】ここで、ライブ内容提示画面162におい
て一覧表示された項目のうち「ライブタイトル」はリン
クボタンとなっており、これがクリックされると、図1
9に示すような「ライブタイトル」に対応したライブコ
ンテンツ詳細情報画面163がライブキャスティングサ
ーバ150からクライアントPC7A、7B及び7Cへ
送信されて表示される。
【0122】このライブコンテンツ詳細情報画面163
において、当該ライブコンテンツの配信時間帯中に、正
当なパスワードが入力されると共に、「再生」ボタン1
75がクリックされると、当該ライブコンテンツの配信
要求がクライアントPC7A、7B及び7Cからインタ
ーネット2を介してストリーミングサーバ8へ送信され
る。
【0123】これにより配信要求を行ったクライアント
PC7A、7B及び7Cは、ストリーミングサーバ8か
ら当該ライブコンテンツのストリーム配信を受信し、こ
れをリアルタイムで再生してクライアントユーザへ視聴
させ得るようになされている。
【0124】なお、ストリーミングサーバ8によってス
トリーミング配信されたライブコンテンツをクライアン
トPC7A、7B及び7Cがリアルタイム再生するため
には、当該リアルタイム再生処理を行うための再生ソフ
トウェア(例えば、「Real player 」(リアルネットワ
ークス社)、「Windows Media Player」(マイクロソフ
ト社)等)が必要となる。
【0125】従って、配信要求を行うクライアントPC
7A、7B及び7Cが上述の再生ソフトウェアを格納し
ていない場合でも、「再生ソフト」ボタン176をクリ
ックするだけで、ライブキャスティングサーバ150か
ら再生ソフトウェアをダウンロードし、当該再生ソフト
ウェアを介してストリーミングサーバ8からストリーム
配信されたライブコンテンツをリアルタイムに再生する
ことができる。
【0126】次に、パーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160の「本日のTV中継」がクリッ
クされた場合には、図20に示すようなTV番組内容提
示画面164がライブキャスティングサーバ150から
クライアントPC7A、7B及び7Cへ送信されて表示
される。
【0127】このTV番組内容提示画面164には、サ
ービス提供者側の現在時刻(この時刻に基づいてインタ
ーネットTV中継が行われる)が上方に表示されると共
に、その下方には、パーソナルキャスティングサービス
の契約先である放送局名、インターネットTV中継が行
われるインターネットTV中継時間帯及び番組名が表示
される。
【0128】このTV番組内容提示画面164において
は、番組名「プロ野球放送」がリンクボタンとなってお
り、これがクリックされると、図21に示すような「プ
ロ野球放送」に対応したTV番組詳細情報画面164A
がライブキャスティングサーバ150からクライアント
PC7A、7B及び7Cへ送信されて表示される。
【0129】このTV番組詳細情報画面164Aにおい
て、当該インターネットTV中継時間帯中に、正当なパ
スワードが入力されると共に、「中継開始」ボタン17
7がクリックされると、当該TV番組「プロ野球放送」
に対するインターネットTV中継の要求がクライアント
PC7A、7B及び7Cからインターネット2を介して
ストリーミングサーバ8へ送信される。
【0130】これにより中継要求を行ったクライアント
PC7A、7B及び7Cは、ユーザPC4及びストリー
ミングサーバ8を介して中継されるTV番組のストリー
ム配信を受信し、これをリアルタイムで再生し得るよう
になされている。
【0131】この場合も、ストリーミングサーバ8によ
ってストリーム配信されたTV番組をリアルタイム再生
するためには、当該リアルタイム再生処理を行うための
再生ソフトウェアが必要であり、クライアントPC7
A、7B及び7Cが当該再生ソフトウェアを格納してい
ない場合にも、「再生ソフト」ボタン178をクリック
するだけで、ライブキャスティングサーバ150から再
生ソフトウェアをダウンロードし、当該再生ソフトウェ
アを介してストリーミングサーバ8からインターネット
TV中継されたTV番組をリアルタイムに再生し得るよ
うになされている。
【0132】続いて、ライブキャスティンクサービスト
ップページ画面160の「番組ガイド」がクリックされ
た場合には、図22に示すような番組ガイド表画面16
5がライブキャスティングサーバ150からクライアン
トPC7A、7B及び7Cに送信されて表示される。
【0133】この番組ガイド表画面165には、今日現
在を含む月間カレンダーが表示されており、当該月間カ
レンダーのうち白抜表示された日付(7月5日)に配信
予定の各種コンテンツが一覧表示されている。
【0134】また番組ガイド表画面165においては、
月間カレンダーにおける所望の日付がクリックされたと
きに、その日付で配信予定のコンテンツの一覧が表示さ
れるようになされている。
【0135】なお番組ガイド表画面165は、ライブ内
容提示画面162(図18)及びTV番組内容提示画面
164(図20)の内容がまとめられたものであり、こ
のような表示形態に係わらず、縦軸に時刻、横軸にチャ
ンネルといったマトリクス状の表示欄を設け、当該マト
リクス上の表示欄中にタイトル名、概要、配信者名等を
表示するといった新聞のテレビ欄のような表示形態であ
ってもよく、その表示形態としては任意で良い。
【0136】次に、パーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160(図16)の「マイチャンネ
ル」は、ライブ配信又はインターネットTV中継の発信
者となり得る権利を有するコンテンツ提供者(後述する
プレミアムメンバー登録されているユーザ)毎に用意さ
れるWebページであり、「マイチャンネル」がクリッ
クされると、そのコンテンツ提供者の現時点におけるラ
イブ配信又はインターネットTV中継の予約内容を確認
するWebページ等が表示される。
【0137】また、パーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160(図16)の「中継予約・ライ
ブ予約」がクリックされると、ライブ配信又はインター
ネットTV中継の予約を行うためのWebページが表示
されるようになされており、これについての詳細は後述
する。
【0138】なお、メンバー登録を行っていないユーザ
については、ユーザIDやパスワードがないため、ユー
ザIDおよびパスワードを入力するといったログイン処
理を行うことができない。
【0139】このようなログイン処理を実行し得ないユ
ーザのPCにおいては、「マイチャンネル」や「ライブ
予約・中継予約」がクリックされた場合に、それぞれ対
応するWebページにジャンプするのではなく、パーソ
ナルキャスティングサービストップページ画面160
(図16)の「パーソナルキャスティングTVとは?」
に対応するWebページへジャンプし、新規のメンバー
登録を促すようになされている。
【0140】次に、パーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160(図16)における「プログラ
ムピックアップ」は、サービス提供者側が推奨するコン
テンツ等を紹介するWebページであり、これがクリッ
クされると、サービス提供者が推奨するライブコンテン
ツ詳細情報画面163(図19)又はTV番組詳細情報
画面164A(図21)が表示されるようになされてい
る。
【0141】このようにライブキャスティングサーバ1
50は、そのハードディスク内に上述したような複数種
類のWebページを格納しており、クリック操作に応じ
たWebページをユーザPC4やクライアントPC7
A、7B及び7Cへ送信して提供するようになされてい
る。
【0142】図15に戻り、予約データベース151
は、ライブ予約モードにおいて予約されたライブ配信に
関する予約情況や当該予約によって発生する課金情報を
記憶すると共に、中継予約モードにおいて予約されたイ
ンターネットTV中継に関する予約情況や当該予約によ
って発生する課金情報を記憶するものである。
【0143】この場合予約データベース151は、図2
3に示すように、各予約項目毎に予約時間帯、使用チャ
ンネル、伝送帯域(bps(bit per second))等を含
む予約内容情報と、ユーザを識別するためのユーザID
と、その時点で予約が成立していて課金可能であるか否
かを示す課金フラグ情報と、当該予約履行時の認証に用
いられる予約IDとを対応付けた予約テーブル166を
記憶している。
【0144】この予約テーブル166における各種情報
は、後述するライブキャスティングサーバ150による
予約処理等の際に書き込まれ、後述するデータベースサ
ーバ155による認証処理の際に参照されることにな
る。
【0145】ユーザデータベース152は、パーソナル
キャスティングサービスを受ける権利を有する登録ユー
ザ(ユーザPC4を介してライブコンテンツの提供又は
インターネットTV中継を行うコンテンツ提供者や、ク
ライアントPC7A、7B及び7Cを介してライブコン
テンツのストリーム配信又はTV番組のインターネット
TV中継を受けるクライアントユーザ)に関するユーザ
情報を記憶するものであり、当該登録ユーザ毎に、氏名
(名称)、ユーザID、パスワード、電子メールアドレ
ス、住所、電話番号(携帯電話やファクシミリ番号)及
び課金用のクレジットカード番号やクレジットカードの
有効期限等を記憶している。
【0146】ユーザデータベース152に格納された各
ユーザ情報は、後述するライブキャスティングサーバ1
50によるメンバー登録処理の際に書き込まれ、当該ラ
イブキャスティングサーバ150によるライブ予約又は
中継予約の際に参照されることになる。
【0147】NTPサーバ153は、サーバ使用予約管
理センタ5やストリーミングサーバ8等のサービス提供
者側における時刻情報を一括して管理するものである。
従ってライブキャスティングサーバ150及びストリー
ミングサーバ8は、NTPサーバ153から時刻情報を
取得し、当該取得した時刻情報に基づいてライブ配信又
はインターネットTV中継における開始時刻や終了時刻
を管理するようになされている。
【0148】このことは、ライブ配信又はインターネッ
トTV中継といった正確な時間制御下で動作しなくては
ならないサービスを提供することを考慮したものであ
り、サービス提供者側の基準時刻を統一することによ
り、サービス提供者側のサーバ使用予約管理センタ5と
ストリーミングサーバ8とが同一の基準時刻に基づいて
正確に同期した状態で動作するようになされている。
【0149】またユーザPC4の時刻と、サービス提供
者側の基準時刻との間には時刻ずれが生じていることが
考えられ、この時刻ずれをユーザPC4が認識していな
いと、サービス提供者側が規定するライブ配信又はイン
ターネットTV中継における開始時刻及び終了時刻と、
ユーザPC4が認識しているライブ配信又はインターネ
ットTV中継における開始時刻及び終了時刻との間でず
れが生じてしまうことになる。
【0150】従って、ライブキャスティングサーバ15
0においては、NTPサーバ153から取得した基準時
刻に基づいて上述の時刻ずれを算出し、ユーザPC4に
よってライブ予約又は中継予約が行われる際に、この時
刻のずれをユーザPC4へ通知するようになされてい
る。
【0151】データベースサーバ155は、ユーザPC
4若しくは他の不正ユーザのPCからストリーミングサ
ーバ8を利用するための接続要求がサーバ接続専用ネッ
トワーク6のアクセスポートに対して行われた場合、当
該サーバ接続専用ネットワーク6のアクセスサーバ(図
示せず)からの要求に基づいて、アクセスしてきたPC
がこの時間帯において正当な予約を有するユーザPC4
であるか否かの認証処理を行うようになされている。
【0152】この場合データベースサーバ155が、上
述の認証処理において正当なユーザPC4であると認証
したときには、ストリーミングサーバ8とユーザPC4
との間の通信接続が確立され、ユーザPC4はストリー
ミングサーバ8に対してストリーム配信処理を要求する
ことになる。
【0153】この際、ストリーミングサーバ8は、配信
要求元のユーザPC4が正当な予約を有するユーザPC
4であるか否かを認証するために、データベースサーバ
155に対して認証処理を要求する。
【0154】データベースサーバ155は、ストリーミ
ングサーバ8から要求があった場合にも、正当な予約を
有するユーザPC4であるか否かの認証処理を行うよう
になされている。なおデータベースサーバ155は、予
約データベース151を参照することにより認証処理を
行うことになるが、これらの認証処理の詳細については
後述する。
【0155】(1−4)ストリーミングサーバの構成 ストリーミングサーバ8は、上述したように正当な予約
を有するユーザPC4からサーバ接続専用ネットワーク
6を介して送信されたライブコンテンツの動画像データ
やインターネットTV中継の番組データを受信し、これ
をインターネット2を介して配信要求のあったクライア
ントPC7A、7B及び7Cへストリーム配信するよう
になされている。
【0156】またストリーミングサーバ8は、複数のチ
ャンネル構成を有することにより、同一時間帯に複数の
コンテンツ提供者がライブ配信者又はインターネットT
V中継者としてアクセスしてきた場合にも、当該複数の
コンテンツ提供者によるライブ配信処理及びインターネ
ットTV中継処理を同時並列的に実行し得るようになさ
れている。
【0157】実際上ストリーミングサーバ8では、各チ
ャンネル毎に異なる配信可能人数、伝送帯域(64[kb
ps]、28.8[kbps]等)及び利用料金等が予め設定
されており、当該ストリーミングサーバ8を介してライ
ブ配信又はインターネットTV中継を行うコンテンツ提
供者が上述の設定内容を考慮してライブ予約又は中継予
約すべきチャンネルを選択することになる。
【0158】またストリーミングサーバ8は、上述した
ようにユーザPC4のコンテンツ提供者から送信された
ライブコンテンツの動画像データ又はTV番組の番組デ
ータをストリーム配信処理すると共に、予約の空いてい
る時間帯やコンテンツとコンテンツとの間の時間帯にコ
マーシャルコンテンツをハードディスク等から読み出し
て配信処理するようになされている。
【0159】さらにストリーミングサーバ8は、サーバ
使用予約管理センタ5によりユーザPC4に対して許可
されたライブ予約又は中継予約の予約内容にそれぞれ応
じて、配信予約時間帯の管理、配信先のクライアントP
C7A、7B及び7Cの配信先数を制限するようになさ
れており、これらの処理については後述する。
【0160】(1−5)ライブ配信又はインターネット
TV中継を行うためのストリーミングサーバとユーザP
Cとの通信接続 ストリーミングサーバ8(図1)は、サーバ接続専用ネ
ットワーク6に接続されているので、上述したようにラ
イブ配信又はインターネットTV中継を行う場合、電話
回線網3及びサーバ接続専用ネットワーク6を介してユ
ーザPC4と接続する。
【0161】なおサーバ接続専用ネットワーク6は、当
該コンテンツ配信システム1により提供されるパーソナ
ルキャスティングサービスにおいてライブ配信又はイン
ターネットTV中継を行うために設けられた専用のネッ
トワークである。
【0162】ここで、ストリーミングサーバ8とユーザ
PC4との通信接続は、インターネット2を介して行う
ことも可能であるが、このコンテンツ配信システム1で
は、ユーザPC4からストリーミングサーバ8への伝送
路及び伝送帯域を確保するために、ストリーミングサー
バ8と接続するためのサーバ接続専用ネットワーク6が
設けられている。
【0163】このように専用のサーバ接続専用ネットワ
ーク6を用いることは、次のような理由によるものであ
る。ユーザPC4がインターネット2と接続するために
は、まず当該ユーザPC4が契約しているインターネッ
トサービスプロバイダ(以下、ISPという)と電話回
線網3を介して接続する必要がある。
【0164】このISPは、このパーソナルキャスティ
ングサービスの登録メンバーだけではなく、多数のイン
ターネット利用者のPCからの接続をも受けることにな
るので、多数のインターネット利用者からのアクセスを
受けてインターネット2と接続している場合、ユーザP
C4がライブ配信又はインターネットTV中継を行うた
めに必要な伝送帯域を確保することが困難になる。
【0165】また、ユーザPC4の回線がビジーである
等の理由によってISPに接続できなくなるという事態
も起こり得る。このようにインターネット2を使用する
データ伝送では、上述のように接続環境の悪化といった
事態が起こり得るが、ユーザPC4がライブ配信又はイ
ンターネットTV中継を行うときには、所定の時間帯に
ストリーミングサーバ8との間で所望のビットレートの
伝送路を必ず確保しなくてはならず、上述のような事態
が生じた場合にはパーソナルキャスティングサービスを
正常に提供し得なくなる。
【0166】従ってコンテンツ配信システム1では、イ
ンターネット2を用いることなく、サーバ接続専用ネッ
トワーク6を介してユーザPC4とストリーミングサー
バ8との伝送路を確保することにより、確実にライブ配
信又はインターネットTV中継を実行し得るようになさ
れている。
【0167】実際上、サーバ接続専用ネットワーク6の
アクセスサーバは、接続を要求してきた通常のインター
ネット利用者に対してデータベースサーバ155(図1
6)に認証処理を要求し、接続要求してきたインターネ
ット利用者のPCが正当な予約を有するものであるか否
かを認証する。
【0168】そしてサーバ接続専用ネットワーク6のア
クセスサーバは、データベースサーバ155による認証
処理において正当な予約を有していないと判断した場合
には、接続要求してきたPCからの呼を直ちに切断する
ようになされている。
【0169】しかしながら、不正者のPCがサーバ接続
専用ネットワーク6の回線を使用することはできないも
のの、認証処理を行っている間、1つの回線はビジーと
なってしまう。
【0170】このため、接続を許可する最大ユーザ数と
予め用意した回線数とが同じであると、不正者がパーソ
ナルキャスティングサービスの妨害等を目的として、サ
ーバ接続専用ネットワーク6のアクセスポートに対して
同時に多数発呼した場合には、正当な予約を有するユー
ザPC4による接続ができなくなってしまう。
【0171】またコンテンツ配信システム1は、パーソ
ナルキャスティングサービスを行う際、ライブ予約又は
中継予約の予約内容に基づいて配信開始時刻よりも所定
時間前にユーザPC4とストリーミングサーバ8との接
続を許可し、これにより配信開始時刻前にユーザPC4
に対する認証処理や接続処理を済ませ、配信開始時刻に
なった時点でユーザPC4を介してライブ配信又はイン
ターネットTV中継を実行し得るようになされている。
【0172】しかしながら、この場合にも、例えば互い
に異なるユーザ間で予約の時間帯が連続していると、先
の時間帯を予約して現在配信中のコンテンツ提供者の接
続と、後の時間帯を予約した他のコンテンツ提供者によ
る配信開始時刻の所定時間前を経過した後の接続とが重
なり、配信可能な最大ユーザ数のみの回線数では対応し
切れなくなる。
【0173】そこでストリーミングサーバ8は、当該ス
トリーミングサーバ8に接続するための回線数を、同一
時間帯にストリーミングサーバ8と接続許可された最大
ユーザ数の約2倍以上(例えば、接続許可された最大ユ
ーザ数が10人の場合、回線数は20本)に設定するこ
とにより、不正者の妨害によりサービスの提供が妨げら
れることを低減し得ると共に、先の時間帯と後の時間帯
との接続が重なった場合にも十分に対応し得るようにな
されている。
【0174】また、ストリーミングサーバ8に接続する
ためのサーバ接続専用ネットワーク6としては、1つの
電気通信事業者(Carrier )のネットワーク(例えば、
公衆電話網)に対するアクセスポートに限らず、複数の
電気通信事業者の各ネットワーク(例えば、ISDN
(Integrated Services Digital Network )、ADSL
(Asymmetric Digital Subscriber Line)又は移動電話
網)から接続可能なアクセスポートを用意するようにし
ても良い。
【0175】この場合、ユーザPC4では、接続する電
気通信事業者を選択し、当該電気通信事業者のネットワ
ークに対応したアクセスポートへ発呼し、サーバ接続専
用ネットワーク6を介してストリーミングサーバ8との
間の通信接続を確立することになる。
【0176】(1−6)クライアントPCの構成 上述したようにユーザPC4からストリーミングサーバ
8へリアルタイムに送信されたライブコンテンツの動画
像データやTV番組の番組データは、当該ストリーミン
グサーバ8を介してライブ配信又はインターネットTV
中継され、配信要求を行ったクライアントPC7A、7
B及び7Cへインターネット2を介してストリーム配信
されることになる。
【0177】クライアントPC7A、7B及び7Cは、
上述したライブキャスティングサーバ150によるライ
ブコンテンツ詳細情報画面163(図19)やTV番組
詳細情報画面164A(図21)からストリーミングサ
ーバ8へ配信要求を行うこともでき、またストリーミン
グサーバ8のURLを直接入力することにより当該スト
リーミングサーバ8に対して直接配信要求を行うことも
できる。
【0178】本実施の形態では、ストリーミングサーバ
8に対してライブコンテンツ詳細情報画面163(図1
9)やTV番組詳細情報画面164A(図21)から配
信要求を行うクライアントPC7A、7B及び7Cを対
象とし、当該クライアントPC7A、7B及び7Cは、
ストリーミングサーバ8からのストリーム配信時に、所
定のアプリケーションプログラム(例えば、「Real pla
yer」(リアルネットワークス社)、「Windows Media P
layer」(マイクロソフト社)等)を介してライブコン
テンツ又はインターネットTV中継されたTV番組をリ
アルタイムに再生し得るようになされている。
【0179】(2)コンテンツ配信システムの動作 次に、ライブキャスティングサービスを実現するためコ
ンテンツ配信システム1における様々な処理について順
番に説明する。
【0180】(2−1)メンバー登録 まず、ユーザPC4のコンテンツ提供者がパーソナルキ
ャスティングサービスを利用してライブ配信又はインタ
ーネットTV中継を行う場合には、当該パーソナルキャ
スティングサービスにおいてライブ配信又はインターネ
ットTV中継を行う権利を手に入れるために、サーバ使
用予約管理センタ5のライブキャスティングサーバ15
0に対してメンバー登録を行う必要がある。
【0181】すなわちコンテンツ配信システム1では、
図24に示すようにメンバー登録を行う場合、ステップ
SP1においてユーザPC4がインターネット2と接続
し、ライブキャスティングサーバ150(図15)に対
してWebページの閲覧要求を行い、次のステップSP
2へ移る。
【0182】ここで、ユーザPC4がインターネット2
と接続する場合、まずユーザPC4は電源が投入される
と、上述したアプリケーションプログラムに従って初期
画面35を表示し、当該初期画面35のWeb確認モー
ドがコンテンツ提供者によって選択されると、Web確
認モード画面52(図8)を表示部14に表示する。
【0183】これによりコンテンツ提供者は、このWe
b確認モードにおけるWeb確認モード画面52を介し
てライブキャスティンクサーバ150のWebページに
対応するURLを入力することにより閲覧要求を行う。
【0184】ステップSP2においてライブキャスティ
ングサーバ150は、閲覧要求に応じたWebページを
読出し、これをインターネット2を介してユーザPC4
へ送信し、次のステップSP3へ移る。
【0185】ステップSP3においてユーザPC4は、
ライブキャスティングサーバ150から送信されたWe
bページを受信し、当該受信したWebページをWeb
確認モード画面52のブラウザ表示画面80に表示し、
次のステップSP4へ移る。
【0186】ところで、このような閲覧要求時及びWe
bページ送信時には、ユーザPC4及びライブキャステ
ィングサーバ150間で実際に次のような操作や処理が
行われている。
【0187】まずユーザPC4は、Web確認モード画
面52のURL表示欄84で直接入力されたURLに基
づいてライブキャスティングサーバ150に対して閲覧
要求を行うと、ブラウザ表示画面80には当該ライブキ
ャスティングサーバ150から受信したライブキャステ
ィングサービストップページ画面160(図16)を表
示する。
【0188】このライブキャスティングサービストップ
ページ画面160において、コンテンツ提供者によって
「メンバー登録」がクリックされると、ユーザPC4の
CPU10は、当該クリック操作に応じてインターネッ
ト2を介してライブキャスティングサーバ150に対し
てメンバー登録を行うためのWebページの閲覧要求を
行う。
【0189】これによりライブキャスティングサーバ1
50からメンバー登録用Webページが送信され、これ
を受信したユーザPC4のCPU10は、図25に示す
ようなメンバー登録用入力画面167をWeb確認モー
ド画面52のブラウザ表示画面80に表示する。
【0190】メンバー登録用入力画面167には、メン
バー登録を行うために入力すべき項目と、当該項目の入
力欄とが設けられている。
【0191】ここで、このパーソナルキャスティングサ
ービスでは、上述したようなクライアントPC7A、7
B及び7Cの機能、つまりストリーミングサーバ8によ
りライブ配信又はインターネットTV中継を受けるだけ
の一般メンバーと、当該サービスに加えライブ配信者や
インターネットTV中継者となってパーソナルキャステ
ィングサービスを利用するプレミアムメンバーといった
2種類のメンバー登録が用意されており、メンバー登録
用入力画面167には、一般・プレミアム共通用の入力
欄210と、プレミアムメンバー専用の入力欄211と
が設けられている。
【0192】このメンバー登録用入力画面167におい
て、クライアントPC7A、7B及び7Cを介して一般
メンバーにのみ登録を行うクライアントユーザは、入力
欄210の各項目を入力することになる。
【0193】またメンバー登録用画面167には、入力
した内容を無効にするキャンセルボタン212と、入力
した内容で登録を指示する登録ボタン213とが設けら
れており、登録ボタン213がクリックされると、クラ
イアントPC7A、7B及び7Cは入力欄210に入力
された内容を登録情報としてインターネット2を介して
ライブキャスティングサーバ150へ送信するようにな
されている。
【0194】一方、プレミアムメンバー登録を行う場
合、コンテンツ提供者は「プレミアムメンバー登録」の
チェックボックスにチェックし、入力欄210及び入力
欄211の各項目に対する入力を行うことになる。
【0195】コンテンツ提供者による入力欄210及び
入力欄211における各項目の入力が終了し、登録ボタ
ン213がクリックされると、ステップSP4において
ユーザPC4のCPU10は、メンバー登録用入力画面
167と同じ内容の登録情報ファイルを作成し、これを
インターネット2を介してライブキャスティングサーバ
150へ送信すると共に、当該登録情報ファイルをハー
ドディスク13に書き込んで記憶し、次のステップSP
5へ移る。
【0196】ステップSP5においてライブキャスティ
ングサーバ150は、ユーザPC4から送信された登録
情報ファイルをインターネット2を介して受信した後、
当該受信した登録情報ファイルの内容をチェックして登
録を許可するか否かを判別し、次のステップSP6へ移
る。
【0197】この場合ライブキャスティングサーバ15
0は、チェックの内容として、まず所定項目についての
入力が行われていない場合には、その旨をユーザPC4
へ通知して再入力を促す。
【0198】また、ライブキャスティングサーバ150
は、インターネット2を介してクレジット会社の与信チ
ェックサーバにアクセスし、登録情報ファイル中のクレ
ジットカードが有効であるか否かのチェックを行い、当
該クレジットカードが有効であった場合にのみ登録を許
可する。
【0199】ステップSP6においてライブキャスティ
ングサーバ150は、登録を許可する場合、登録情報フ
ァイルに記された各項目情報をユーザデータベース15
2に書き込むことにより登録処理を行い、次のステップ
SP7へ移る。因みにライブキャスティングサーバ15
0は、プレミアムメンバーの登録処理では、当該登録ユ
ーザに対応する「マイチャンネル」のWebページを作
成してハードディスク13に格納する。
【0200】ステップSP7においてライブキャスティ
ングサーバ150は、登録処理が終了したことをインタ
ーネット2を介してユーザPC4へ通知し、メンバー登
録処理を終了する。
【0201】(2−2)配信予約 上述のようなメンバー登録処理が終了すると、ユーザP
C4のコンテンツ提供者は、パーソナルキャスティング
サービスを利用してライブ配信又はインターネットTV
中継を行う放送者側となることができ、実際にライブ配
信又はインターネットTV中継を行うためのライブ予約
又は中継予約をライブキャスティングサーバ150に対
して行うことになる。
【0202】このコンテンツ配信システム1では、パー
ソナルキャスティングサービスをコンテンツ提供者に利
用させるに当って、当該コンテンツ提供者が一旦ライブ
キャスティングサーバ150に対してライブ予約又は中
継予約の登録を行った後、そのライブ配信開始時刻又は
インターネットTV中継開始時刻の所定時間前(例え
ば、6時間前)までにコンテンツ提供者がライブキャス
ティングサーバ150に対してリコンファーム(予約の
再確認)を行うことにより予約が成立するようになされ
ている。
【0203】このようにコンテンツ配信システム1で
は、予約を行ったコンテンツ提供者に対してリコンファ
ームを義務付けることにより、ライブ予約又は中継予約
の履行確立を向上させ空予約を低減するようになされて
いる。
【0204】さらにコンテンツ配信システム1では、登
録後のコンテンツ提供者が1ケ月間に予約可能な最大コ
マ数(例えば、1コマを10分)を予め設定しており、
これにより少数のコンテンツ提供者によって当該パーソ
ナルキャスティングサービスが寡占状態となることを抑
止している。
【0205】なおコンテンツ配信システム1では、登録
後のコンテンツ提供者が1ケ月間に予約可能な最大コマ
数を予め設定してはいるものの、コンテンツ提供者がイ
ンターネットTV中継を行う場合には、TV局自体がコ
ンテンツ提供者となり得ることがあることを考慮して予
約可能なコマ数の制限を外し、所定チャンネルを24時
間連続して使用することを許可するようになされてい
る。
【0206】(2−3)予約登録 以下、上述のライブ予約又は中継予約における予約登録
を行う際のユーザPC4及びライブキャスティングサー
バ150間の予約登録処理シーケンスについて、図26
のフローチャート用いて説明する。
【0207】ステップSP11においてユーザPC4
は、電源が投入されると所定のアプリケーションプログ
ラムを起動して初期画面35(図5)を表示部14に表
示し、当該初期画面35の中継・ライブ予約/確認モー
ドがコンテンツ提供者によって選択されたとき、中継・
ライブ予約/確認モード画面53(図9)を表示する。
【0208】コンテンツ提供者は、この中継・ライブ予
約/確認モード画面53において、ジョグダイヤル16
Bを操作してフォーカスFを移動することによりGUI
92のうち「予約ジャンプ」項目を選択決定する。
【0209】これによりユーザPC4のCPU10は、
ライブ予約又は中継予約を行うためのWebページ(パ
ーソナルキャスティングサービストップページ画面16
0の「中継予約・ライブ予約」がクリックされた場合の
Webページ)の閲覧要求をライブキャスティングサー
バ150に対して行い、次のステップSP12へ移る。
【0210】このようにユーザPC4では、アプリケー
ションプログラムにより実現される機能により「予約ジ
ャンプ」項目が選択決定されたことに応じて、ライブ予
約又は中継予約を行うためのWebページの閲覧要求を
行うことができるが、URLを直接入力することにより
当該Webページの閲覧要求を行うこともできる。
【0211】具体的にはユーザPC4では、コンテンツ
提供者により直接入力されたURLに応じてパーソナル
キャスティングサービストップページ160(図16)
の閲覧要求を行い、当該パーソナルキャスティングサー
ビストップページ160のユーザID及びパスワードの
入力によってログインし、「ライブ予約・中継予約」項
目のクリック操作でライブ予約又は中継予約を行うため
のWebページの閲覧要求を行うことができる。
【0212】ステップSP12においてライブキャステ
ィングサーバ150は、このようにしてユーザPC4か
らライブ予約又は中継予約のWebページの閲覧要求が
行われると、インターネット2を介してユーザPC4へ
当該Webページを送信し、次のステップSP13へ移
る。
【0213】ステップSP13においてユーザPC4
は、ライブキャスティングサーバ150から当該Web
ページを受信し、当該Webページに基づいて図27に
示すような予約用画面168を中継・ライブ予約/確認
モード画面53のブラウザ表示画面90に表示し、次の
ステップSP14へ移る。
【0214】ここで予約用画面168には、月間カレン
ダー欄220と、当該月間カレンダー欄220に白抜表
示された日付(7月5日)の予約内容を示す予約状況表
示欄221と、コンテンツ提供者が予約を行うための入
力すべき項目及び入力欄が設けられた予約用入力欄22
2と、予約の申請を指示する予約ボタン223と、予約
用入力欄222の入力内容を無効にするキャンセルボタ
ン224とが設けられている。
【0215】この予約用画面168において、コンテン
ツ提供者により月間カレンダー欄220中の予約を希望
する日がクリックされると、ユーザPC4のCPU10
は、当該クリックされた日付を白抜表示すると共に、当
該日付の予約内容を表示するための予約内容データをイ
ンターネット2を介してライブキャスティングサーバ1
50へ要求する。
【0216】この要求を受けたライブキャスティングサ
ーバ150は、現時点でのその日付の予約状況を表示す
るための予約内容データを予約データベース151の予
約情報を基に生成し、当該予約内容データをインターネ
ット2を介してユーザPC4へ送信するようになされて
いる。
【0217】ユーザPC4のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ150から受信した予約内容データに
基づいて当該日付の予約状況を予約状況表示欄221に
表示する。
【0218】この予約状況表示欄221には、チャンネ
ル毎に配信可能な定員数、伝送帯域、使用料金、時間帯
毎の予約状況(「空」又は「済」)が表示されており、
コンテンツ提供者はこの予約状況表示欄221を参照し
ながら、チャンネルや時間帯等を決定して予約用入力欄
222の各項目の入力を行う。
【0219】ここで、配信可能な定員数、伝送帯域及び
使用料金は、チャンネル毎に予め設定されているもので
あり、ユーザPC4のコンテンツ提供者は、予約状況表
示欄221に表示されたチャンネル毎の内容を参照して
確認し、希望に沿った使用料金や定員数等に合致したチ
ャンネルを選択することができる。
【0220】ここで、予約用入力欄222において入力
すべき項目としては、チャンネルを選択するための「チ
ャンネル」、予約する日時を指定するための「予約日
時」、ライブ配信するライブコンテンツ又はインターネ
ットTV中継するTV番組の「公開レベル」、ライブコ
ンテンツ又はTV番組のタイトル名を入力するための
「タイトル」、ライブコンテンツ又はTV番組の属する
ジャンルを入力するための「ジャンル」、コンテンツ提
供者に関する電子メールアドレスの公開の有無を選択す
るための「電子メール公開」、コンテンツ提供者に関す
るWebページのURLの公開の有無を選択するための
「Web公開」、パスワードを入力するための「パスワ
ード」、ライブ配信先又はインターネットTV中継先と
なる友人の電子メールアドレスを入力するための「友達
リスト」、ライブコンテンツ又はTV番組の概要を所定
文字数(例えば、20字)以内で書き込むための「概
要」、ライブコンテンツ又はTV番組の詳細を所定文字
数(例えば、200字)以内で書き込むための「詳細」
等の項目が設けられている。
【0221】予約用入力欄222における「公開レベ
ル」は、ライブ予約又は中継予約に基づいてライブ配信
又はインターネットTV中継する際の公開レベル、つま
りライブ配信先又はインターネットTV中継の中継先の
制約をコンテンツ提供者が指定する項目であり、ここで
は「Public」レベル、「Password」レベル及び「Secre
t」レベルのいずれかを指定し得るようになされてい
る。
【0222】「Public」レベルは、完全に公開すること
を指定するものであり、当該「Public」レベルが指定さ
れた場合には、上述した一般メンバー登録をしている者
であれば、当該ライブ予約又は中継予約に基づくライブ
配信又はインターネットTV中継によるライブコンテン
ツ又はTV番組のストリーム配信を受けることができ
る。但し、その定員数以内までである。
【0223】「Password」レベルは、当該ライブ予約又
は中継予約に基づくライブ配信又はインターネットTV
中継によるライブコンテンツ又はTV番組のストリーム
配信を受けることができる者を制限するものであり、正
当なパスワード入力を行った者のみがストリーム配信を
受けることが可能な公開レベルである。この場合「Pass
word」レベルを選択した者は、その際に使用するパスワ
ードを入力しておく必要がある。
【0224】次に、「Secret」レベルも、「Password」
レベルと同様に正当なパスワード入力を行った者だけに
ライブ予約又は中継予約に基づくライブ配信又はインタ
ーネットTV中継によるライブコンテンツ又はTV番組
のストリーム配信を受けることを許可する公開レベルで
ある。従って、この場合も「Secret」レベルを選択した
者は、その際に使用するパスワードを入力しておく必要
がある。
【0225】ここで、「Password」レベル若しくは「Se
cret」レベルをコンテンツ提供者が選択した場合には、
後述する「友達リスト」に指定された電子メールアドレ
ス宛に、当該ライブコンテンツの配信時間帯又はTV番
組の中継時間帯やパスワード等の情報が通知されるよう
になされている。
【0226】また、「Password」レベルと「Secret」レ
ベルとは、特定の者だけにライブコンテンツ又はTV番
組のストリーム配信を許可する点では同じであるが、両
者には大きな相違点がある。
【0227】すなわち「Password」レベルが選択された
場合には、上述した「本日のライブ」項目に対応したラ
イブ内容提示画面162(図18)、「本日のTV中
継」に対応したTV番組内容提示画面164(図20)
及び「番組ガイド」に対応した番組ガイド表画面165
(図22)に、これらのライブ予約又は中継予約に基づ
くライブコンテンツ又はTV番組が掲載されるのに対
し、「Secret」レベルが選択された場合には、ライブ予
約又は中継予約に基づくライブコンテンツ又はTV番組
が掲載されず、当該ライブコンテンツ又はTV番組の配
信が行われること自体も公開されないことである。
【0228】従って「Secret」レベルが選択された場合
には、後述する「友達リスト」に掲載された電子メール
アドレスを有する者だけに、ライブ予約又は中継予約に
基づくライブコンテンツ又はTV番組のストリーム配信
が行われることが通知されることになる。
【0229】コンテンツ提供者は、ライブ配信又はイン
ターネットTV中継を行うライブコンテンツ又はTV番
組の内容等を考慮し、上述した「Public」レベル、「Pa
ssword」レベル、「Secret」レベルのうちから任意の公
開レベルを選択することができる。
【0230】例えば、特定の少人数にライブコンテンツ
又はTV番組をストリーム配信したい場合には、定員数
の少ないチャンネル(低料金)を選ぶことが経済的に好
ましいが、これを完全公開の「Public」レベルとする
と、特定者以外からの配信要求を受けたときに、当該特
定者が定員数制限によりライブコンテンツ又はTV番組
のストリーム配信を受けることができなくなる。
【0231】従って、このような場合にはコンテンツ提
供者は「Password」レベルや「Secret」レベルを選択す
ることにより、ストリーミングサーバ8を介して特定者
へライブコンテンツ又はTV番組を確実かつ経済的にス
トリーム配信し得るように設定することができる。
【0232】また予約用入力欄222における「友達リ
スト」は、ユーザPC4のコンテンツ提供者が当該ライ
ブ予約又は中継予約に応じた時間帯やチャンネルで、ラ
イブコンテンツ又はTV番組のストリーム配信を行うこ
との通知を希望する友人の電子メールアドレスを入力す
る欄である。
【0233】ライブキャスティングサーバ150は、
「友達リスト」に入力された電子メールアドレス宛に当
該ライブ予約又は中継予約に応じたライブコンテンツ又
はTV番組のストリーム配信を受けるための各種情報を
含んだ電子メールを送信することになるが、これについ
ては後述する。
【0234】ステップSP14においてライブキャステ
ィングサーバ150は、以上のような予約用入力欄22
2の各項目の入力が終了し、予約ボタン223がクリッ
クされると、予約用入力欄222の同一内容の予約希望
情報ファイルを作成した後、当該予約希望情報ファイル
をインターネット2を介してライブキャスティングサー
バ150へ送信し、次のステップSP15に移る。
【0235】なお予約用画面168においては、予約用
入力欄222の各項目にコンテンツ提供者がキーボード
等を操作して文字等を入力することにより、入力作業が
行われるようになされているが、「チャンネル」、「予
約日時」、「ジャンル」等の予め入力内容が決められて
いる項目については、プルダウンメニューで表示された
複数の選択候補の中からコンテンツ提供者が選択指定す
ることにより入力作業が行われるようにしてもよい。
【0236】ステップSP15においてライブキャステ
ィングサーバ150は、ユーザPC4のコンテンツ提供
者による入力内容に応じて作成された予約希望情報ファ
イルをインターネット2を介して受信し、当該受信した
予約希望情報ファイルの内容で良いか否かを再確認する
ための確認用WebページをユーザPC4へ送信し、次
のステップSP16へ移る。
【0237】これによりユーザPC4は、ライブキャス
ティングサーバ150から受信した確認用Webページ
に基づいて図28に示すような予約確認用画面169を
表示部14に表示する。
【0238】コンテンツ提供者は、この予約確認用画面
169を介して、当該ライブ予約又は中継予約に基づく
利用料金や、後にライブキャスティングサーバ150か
らユーザPC4へ送信される予約設定情報ファイルの送
信先の電子メールアドレス(この電子メールアドレス
は、メンバー登録時にコンテンツ提供者によって入力さ
れた電子メールアドレス)の確認を行う。
【0239】また、上述したように、このパーソナルキ
ャスティングサービスでは、ライブ配信のライブ予約又
はインターネットTV中継の中継予約を行ったコンテン
ツ提供者が、当該ライブ予約又は中継予約に基づくライ
ブ配信開始時刻又はインターネットTV中継開始時刻の
所定時間前(例えば、6時間前)までにリコンファーム
を行うように義務づけられており、その旨及びリコンフ
ァームの実行手順をコンテンツ提供者に知らせるための
メッセージも予約確認用画面169を介して通知され
る。
【0240】ここでコンテンツ提供者は、予約確認用画
面169に表示された内容で間違いがなければ了解ボタ
ン240をクリックし、予約確認用画面169に表示さ
れた内容に間違いがある場合には、キャンセルボタン2
41をクリックする。
【0241】コンテンツ提供者によってキャンセルボタ
ン241がクリックされると、ユーザPC4はその旨を
ライブキャスティングサーバ150へ送信し、ライブキ
ャスティングサーバ150は当該予約希望情報ファイル
を破棄すると共に、予約用画面168(図27)をユー
ザPC4の表示部14に再表示させ、再度の入力を促
す。
【0242】ステップSP16においてユーザPC4
は、これに対してコンテンツ提供者によって了解ボタン
240がクリックされると、その旨をインターネット2
を介してライブキャスティングサーバ150へ送信し、
次のステップSP17へ移る。
【0243】ステップSP17においてライブキャステ
ィングサーバ150は、ユーザPC4から了解ボタン2
40に応じた通知を受けたことにより、その予約希望情
報ファイルの内容をチェックして予約を許可するか否か
を判別し、次のステップSP18へ移る。
【0244】実際上ライブキャスティングサーバ150
は、予約希望情報ファイルの内容として入力内容に不足
はないか、希望チャンネルの希望予約時間帯が空いてい
るか否かの確認チェックを行い、さらに当該ライブ予約
又は中継予約のうちライブ予約を行ったコンテンツ提供
者が設定コマ数以上の予約を行っていないか否かをチェ
ックする。
【0245】因みに中継予約を行ったコンテンツ提供者
については、TV局自体がコンテンツ提供者となり得る
こともあることを考慮して予約可能なコマ数の制限を外
し、所定チャンネルを24時間連続して使用することが
許可されているので、この場合にチェックは不要であ
る。
【0246】具体的には、このライブキャスティングサ
ービスでは、予約登録したコンテンツ提供者がライブ配
信を行うに当って、1ケ月間に予約可能な最大コマ数
(例えば、1コマを10分)が設定されていることは上
述した通りである。
【0247】従ってライブキャスティングサーバ150
は、ここでのライブ予約を許可するか否かのチェックと
して、このコンテンツ提供者が1ケ月間に既にライブ予
約しているコマ数が設定コマ数よりも多いか否かを判別
し、設定コマ数よりも多い場合には、ライブ予約を許可
しない。
【0248】一方ライブキャスティングサーバ150
は、コンテンツ提供者が1ケ月の間に既にライブ予約を
行ったコマ数が設定コマ数よりも少ない場合には、当該
チェック結果が問題なしと判別し、他のチェック結果に
も問題がない場合にライブ予約を許可するようになされ
ている。
【0249】このようにライブキャスティングサーバ1
50がコンテンツ提供者の1ケ月間の予約コマ数をチェ
ックするために、ユーザデータベース152には、プレ
ミアムメンバー登録されているコンテンツ提供者毎の現
在までのライブ予約や中継予約の予約状況が少なくとも
過去1ケ月間に遡って記憶されている。
【0250】ステップSP18においてライブキャステ
ィングサーバ150は、ライブ予約又は中継予約を許可
する場合には、当該ライブ予約又は中継予約について予
約履行時の認証にのみ用いられる予約IDを作成し、予
約希望情報ファイルの内容に基づいて予約時間帯、使用
チャンネル、伝送帯域(bps(bit per second))、
友達リストのメールアドレス等を含む予約内容情報、コ
ンテンツ提供者を識別するためのユーザID及び予約I
Dを予約データベース151(図14)に書き込むこと
により予約登録を行い、次のステップSP19に移る。
【0251】なお、この予約登録時点では、課金が可能
であるか否かを示す課金フラグ情報は、課金「付加」と
なっており、この課金フラグは後にリコンファームが行
われて予約登録が完全に成立した場合に課金「可」と書
き換えられる。
【0252】またライブキャスティングサーバ150
は、予約登録を行ったコンテンツ提供者に対する「マイ
チャンネル」(パーソナルキャスティングサービストッ
プページ画面160)のWebページに、当該ライブ予
約又は中継予約に関する情報を追加して書き込んでおく
ようになされている。
【0253】また、当該ライブ予約又は中継予約におけ
る公開レベルが「Public」レベル若しくは「Password」
レベルの場合、ライブキャスティングサーバ150は、
上述したパーソナルキャスティングサービストップペー
ジ画面160の「本日のライブ」に対応したライブ内容
提示画面162及び「本日のTV中継」に対応したTV
番組内容提示画面164に、このライブ予約又は中継予
約に基づくライブコンテンツ及びTV番組を掲載するた
めの更新処理をそれぞれ行う。
【0254】つまりライブキャスティングサーバ150
は、ライブ予約又は中継予約に基づいたライブコンテン
ツ又はTV番組のストリーム配信が行われることを閲覧
可能な状態に記憶しておくことにより、インターネット
2を介してアクセスしてきたクライアントPC7A、7
B及び7Cのクライアントユーザに対してライブ内容提
示画面162及びTV番組内容提示画面164を閲覧さ
せ、当該ライブ予約又は中継予約に基づくライブ配信又
はインターネットTV中継が行われる旨を認識させるこ
とができる。
【0255】すなわちライブキャスティングサーバ15
0は、「Public」レベルが設定された場合はもちろんの
こと、「Password」レベルが設定されている場合にも、
当該ライブ予約又は中継予約に基づくライブ配信又はイ
ンターネットTV中継が行われることが掲載されたライ
ブ内容提示画面162及びTV番組内容提示画面164
を閲覧可能にすることにより、任意の第3者に対しても
当該ライブ配信又はインターネットTV中継が行われる
ことを知らせることができる。
【0256】一方ライブキャスティングサーバ150
は、「Secret」レベルが設定されている場合、当該ライ
ブ予約又は中継予約に基づいて行われるライブ配信又は
インターネットTV中継に関する情報を、上述した「本
日のライブ」に対応したライブ内容提示画面162、
「本日のTV中継」に対応したTV番組内容提示画面1
64及び「番組ガイド」に対応した番組ガイド表画面1
65には一切掲載しない。
【0257】従ってライブキャスティングサーバ150
は、「Secret」レベルが設定された場合のライブ配信又
はインターネットTV中継については、後述する電子メ
ールを受信して閲覧可能な特定者のみに対してライブ配
信又はインターネットTV中継が行われることを通知す
るようになされている。
【0258】このような予約登録処理が終了すると、ラ
イブキャスティングサーバ150は当該パーソナルキャ
スティングサービスを利用する際の著作権の管理や禁止
事項等に関してコンテンツ提供者の同意を促すWebペ
ージをユーザPC4へ送信し、当該ユーザPC4の表示
部14に表示させる。
【0259】そしてライブキャスティングサーバ150
は、ユーザPC4からコンテンツ提供者の同意する旨の
通知を受信すると、図29に示すような予約登録手続の
完了を知らせる予約登録手続完了画面181をユーザP
C4へ送信して表示させる。
【0260】この予約登録手続完了画面181には、コ
ンテンツ提供者にリコンファームを行うことを促すメッ
セージが表示されており、リコンファームを行うための
「OK」ボタン245が設けられている。
【0261】ステップSP19においてライブキャステ
ィングサーバ150は、予約登録手続完了画面181の
「OK」ボタン245がクリックされると、リコンファ
ームを除く当該予約手続を完了し、この後当該ライブ予
約又は中継予約に関する予約IDを含む電子メールをユ
ーザPC4へ送信し、ライブ配信又はインターネットT
V中継に関する予約確認処理シーケンスを終了する。
【0262】(2−4)リコンファーム 上述したようにコンテンツ配信システム1におけるパー
ソナルキャスティングサービスでは、予約履行時刻の6
時間前までにコンテンツ提供者がリコンファームを行う
必要があり、当該リコンファームが行われなかった場合
には、ライブ配信又はインターネットTV中継のライブ
予約又は中継予約を強制的に取り消すようになされてい
る。
【0263】従ってコンテンツ配信システム1は、ライ
ブキャスティングサーバ150からの電子メールを介し
てライブ予約又は中継予約に関する予約IDを取得した
コンテンツ提供者によってユーザPC4を介してリコン
ファームが行われることにより、ライブ配信又はインタ
ーネットTV中継のライブ予約又は中継予約を確立する
ようになされている。
【0264】なお、上述したライブ予約又は中継予約に
関する予約IDを受け取るまでの予約登録手続として
は、ライブ配信又はインターネットTV中継に使用する
ユーザPC4とは異なるPCを用いることも可能である
が、ライブ配信又はインターネットTV中継を行う際に
使用するユーザPC4を介してリコンファームすること
が義務付けられている。
【0265】従って以下の説明においては、ユーザPC
4を使用してリコンファームを行うものとし、リコンフ
ァームを行う際のユーザPC4及びライブキャスティン
グサーバ150の処理動作について、図30に示すリコ
ンファーム処理シーケンスを用いて以下説明する。
【0266】ステップSP21においてユーザPC4
は、電源が投入された後、上述したアプリケーションプ
ログラムに従って初期画面35(図5)を表示し、当該
初期画面35で中継・ライブ予約/確認モードが選択さ
れると、中継・ライブ予約/確認モード画面53(図9
(A))を表示部14に表示する。
【0267】ユーザPC4は、この中継・ライブ予約/
確認モード画面53上で、コンテンツ提供者によりジョ
グダイヤル16Bの操作を介して予約一覧表示エリア9
5に表示されている複数の予約項目のうちからリコンフ
ァームを行うべき予約項目が選択決定されると、インタ
ーネット2を介してライブキャスティングサーバ150
へ当該コンテンツ提供者に対応する「マイチャンネル」
のWebページの閲覧要求を行い、次のステップSP2
2へ移る。
【0268】なおユーザPC4では、URLを直接入力
することによりパーソナルキャスティングサービストッ
プページ画面160(図16)を表示し、当該パーソナ
ルキャスティングサービストップページ画面160上で
ユーザID及びパスワードの入力を行ってログインし、
「マイチャンネル」のリンクボタンをクリックするとい
った操作で「マイチャンネル」のWebページの閲覧要
求を行うこともできる。
【0269】ステップSP22においてライブキャステ
ィングサーバ150は、閲覧要求された「マイチャンネ
ル」のWebページをインターネット2を介してユーザ
PC4へ送信し、次のステップSP23へ移る。
【0270】ステップSP23においてユーザPC4
は、ライブキャスティングサーバ150から受信したW
ebページに基づいて、図31に示すようなマイチャン
ネル画面182を中継・ライブ予約/確認モード画面5
3のブラウザ表示画面90に表示し、次のステップSP
24へ移る。
【0271】ここでマイチャンネル画面182には、現
在ライブキャスティングサーバ150に対して予約登録
中のライブ予約又は中継予約の一覧である予約リスト2
50と、当該コンテンツ提供者が過去にライブ配信又は
インターネットTV中継を行った際の視聴者数等を確認
するためのWebページにジャンプするリンクボタン2
51と、ユーザデータベース152に登録された当該コ
ンテンツ提供者の予約設定情報ファイルを変更するため
のWebページにジャンプするリンクボタン252とが
設けられている。
【0272】またマイチャンネル画面182には、ライ
ブ予約又は中継予約のキャンセル方法やユーザ情報の変
更方法を説明する記述が表示されており、特にこのパー
ソナルキャスティングサービスにおいてチャンネル及び
日時に関するライブ予約又は中継予約の内容を変更する
場合には、一旦ライブ予約又は中継予約をキャンセルし
て再度ライブ予約又は中継予約の手続を行う必要があ
り、その旨が記述されている。一方、タイトル名、概要
等のチャンネル及び日時以外の情報に関しては、予約キ
ャンセルを行うことなく変更し得るようになされてい
る。
【0273】予約リスト250には、ライブ予約又は中
継予約毎(図中での予約は1つのみ)に「予約日時」、
「チャンネル」、「タイトル」、このライブ予約又は中
継予約が「リコンファーム待ち」の状態であるか、「リ
コンファーム済み」の状態であるかといった状態が表示
されるステータス項目、及び予約キャンセルを指示する
場合の「取消」ボタンとが表示されている。
【0274】ここでステータス項目については、当該ラ
イブ予約又は中継予約についてリコンファームが行われ
ていない場合には、図示のように「リコンファーム待
ち」が表示され、リコンファームが既に行われた後に当
該マイチャンネル画面182が表示された場合には「リ
コンファーム済み」の表示がなされる。
【0275】ユーザPC4は、マイチャンネル画面18
2において「リコンファーム待ち」がクリックされる
と、リコンファーム用画面の閲覧要求をインターネット
2を介してライブキャスティングサーバ150へ送信す
る。
【0276】これによりライブキャスティングサーバ1
05は、当該リコンファーム用画面の閲覧要求に応じて
リコンファーム用画面のWebページをインターネット
2を介してユーザPC4へ送信し、当該ユーザPC4に
図32に示すようなリコンファーム用画面183を表示
させる。
【0277】このリコンファーム用画面183には、当
該ライブ予約又は中継予約に関して設定されている「ユ
ーザID」、「チャンネル」、「予約日時」、「公開レ
ベル」、「タイトル」、「ジャンル」、「電子メール公
開」、「Web公開」、「パスワード」、「友達リス
ト」、「概要」、「詳細」といった項目内容が表示され
ると共に、予約IDの入力欄と、コンテンツ提供者に予
約IDを入力させてリコンファームを行うことを促すメ
ッセージが表示されている。
【0278】コンテンツ提供者がリコンファームを行う
場合には、上述したライブ予約又は中継予約の登録手続
においてライブキャスティングサーバ150から送信さ
れた電子メールに含まれる予約IDをリコンファーム用
画面183における予約IDの入力欄に入力し、リコン
ファームボタン261をクリックすればよく、予約リス
ト250等が表示されたマイチャンネル画面182(図
31)に戻る場合には、戻るボタン262をクリックす
ればよい。
【0279】ところで、リコンファーム用画面183に
おいてリコンファームボタン261がコンテンツ提供者
によってクリックされた場合には、ライブ配信又はイン
ターネットTV中継を行う際にストリーミングサーバ8
との間の通信接続を確立するための設定が自動的に行わ
れるようになされており、これにより当該リコンファー
ム用画面183にはライブ配信又はインターネットTV
中継を行うユーザPC4でリコンファームを行うことを
促すメッセージが表示されている。
【0280】ステップSP24においてユーザPC4の
CPU10は、実際にコンテンツ提供者によってリコン
ファームボタン261がクリックされると、リコンファ
ームの実行指示があった旨をインターネット2を介して
ライブキャスティングサーバ150へ送信し、次のステ
ップSP25へ移る。
【0281】ステップSP25においてライブキャステ
ィングサーバ150は、ユーザPC4から送信されたリ
コンファーム実行指示を受け取ると、予約データベース
151及びユーザデータベース152を参照し、当該リ
コンファーム実行指示に対応したライブ予約又は中継予
約に関して、図33に示すような予約設定情報ファイル
184を作成し、次のステップSP26へ移る。
【0282】ここでライブキャスティングサーバ150
は、予約データベース151に登録されている複数のラ
イブ予約又は中継予約に関する情報のうち、当該ライブ
予約又は中継予約におけるライブ配信開始時刻又はイン
ターネットTV中継開始時刻の6時間前になった時点
で、ライブ予約又は中継予約に関するデータを予約デー
タベース151から消去してそのライブ予約又は中継予
約を取り消す。
【0283】すなわち、あるライブ予約又は中継予約に
基づくライブ配信開始時刻又はインターネットTV中継
開始時刻の6時間前を経過した時点以降については、予
約データベース151におけるそのライブ予約又は中継
予約に関するデータは消去されていることになる。
【0284】従って、ライブ配信開始時刻又はインター
ネットTV中継開始時刻の6時間前を経過した以降に上
述したリコンファームの実行指示をライブキャスティン
グサーバ150が受信した場合には、予約データベース
151を参照しても、当該ライブ予約又は中継予約につ
いてのデータは登録されていないことになる。
【0285】この場合ライブキャスティングサーバ15
0は、「リコンファームが実行されなかったため、ライ
ブ予約又は中継予約はキャンセルされました。ライブ予
約又は中継予約を行う場合には、再度ライブ予約又は中
継予約の予約手続を行ってください。」等のメッセージ
を表示するためのWebページをユーザPC4へ送信す
る。
【0286】一方、ライブ配信開始時刻又はインターネ
ットTV中継開始時刻の6時間前までにライブキャステ
ィングサーバ150がリコンファーム実行指示を受信し
た場合、当該ライブキャスティングサーバ150は当該
ライブ予約又は中継予約に関する予約設定情報ファイル
184を作成する。
【0287】このようにしてライブキャスティングサー
バ150により作成された予約設定情報ファイル184
には、「予約ID」、「ライブ配信予約日時」、「ライ
ブ用サーバ接続可能時間」、「インターネットTV中継
予約日時」、「中継用サーバ接続可能時間」、「接続用
電話番号」、「接続先サーバ情報」、「配信要求先アド
レス情報」、「伝送帯域」、「タイトル」、「概要」、
「公開レベル」、「友達リストアドレス情報」、「配信
要求パスワード」といった情報が含まれている。
【0288】なお予約設定情報ファイル184には、ラ
イブ予約及び中継予約の双方が予約登録されている場合
には、「ライブ配信予約日時」、「ライブ用サーバ接続
可能時間」、「インターネットTV中継予約日時」及び
「中継用サーバ接続可能時間」が含まれるが、ライブ予
約又は中継予約のいずれかが予約登録されている場合に
は、いずれかに対応する予約日時及びサーバ接続可能時
間が含まれることになる。
【0289】「予約ID」には、上述した当該ライブ予
約又は中継予約について作成した予約IDが記述されて
おり、「ライブ配信予約日時」には、ライブ予約された
配信開始時刻及び配信終了時刻が記述されると共に、
「ライブ用サーバ接続可能時刻」にはライブ配信を行う
ためにストリーミングサーバ8に接続を許可する時間帯
が記述されている。
【0290】また「インターネットTV中継予約日時」
には、中継予約されたインターネットTV中継開始時刻
及び中継終了時刻が記述されると共に、「中継用サーバ
接続可能時刻」は、インターネットTV中継を行うため
にストリーミングサーバ8に接続を許可する時間帯が記
述されている。
【0291】この場合ストリーミングサーバ8に接続を
許可する時間帯としては、ライブ予約又は中継予約の双
方ともに、開始時刻の5分前からストリーミングサーバ
8への接続を許可し、終了時刻の5分後までの接続を許
可することが記述されている。
【0292】「接続用電話番号」には、ストリーミング
サーバ8と接続するためのサーバ接続専用ネットワーク
6のアクセスポートの電話番号が記述されており、この
例では、複数(図示は4つ)の電気通信事業者毎のアク
セスポートの電話番号が記述されている。
【0293】実際にストリーミングサーバ8への接続を
行う処理としては、コンテンツ提供者によって選択され
たいずれかの電気通信事業者用のアクセスポートの電話
番号に発呼する処理が行われる。
【0294】「接続先サーバ情報」には、このライブ予
約又は中継予約によって選択されたチャンネルに応じて
決定される項目であり、当該チャンネルを指定する際に
接続する「サーバの種類」、「サーバ名」、「接続ポー
ト」、「サーバへのストリームパス」等の情報が記述さ
れている。
【0295】ユーザPC4とサーバ接続専用ネットワー
ク6のアクセスポートとの通信接続が確立されると、こ
の「接続先サーバ情報」の記述内容に基づいてストリー
ミングサーバ8に対してライブ予約又は中継予約が行わ
れたチャンネルを使用するための接続処理が行われるこ
とになる。
【0296】「配信要求先アドレス情報」には、クライ
アントPC7A、7B及び7Cがストリーミングサーバ
8に対してライブコンテンツ又はTV番組のストリーム
配信を要求する場合に、当該ストリーミングサーバ8と
接続するために用いられるURL情報が記述されてい
る。
【0297】クライアントPC7A、7B及び7Cは、
ライブコンテンツ又はTV番組のストリーム配信の要求
を行う場合には、当該URLによりインターネット2を
介してストリーミングサーバ8と接続するようにすれば
良い。
【0298】「伝送帯域」には、ライブ予約又は中継予
約を行ったチャンネルに応じて決定される情報が記述さ
れており、64[kbps]や28.8[kbps]等の当該チ
ャンネルに予め設定されている伝送帯域の伝送速度が記
述される。
【0299】「タイトル」、「概要」、「公開レベル」
には、それぞれライブ予約又は中継予約を行ったときに
予約用画面168(図26)及び予約確認用画面169
(図27)で登録した内容が記述される。「友達リスト
アドレス情報」には、ライブ予約又は中継予約を行った
ときに登録した電子メールアドレスが記述される。
【0300】「配信要求パスワード」にも、ライブ予約
又は中継予約を行ったときに登録されたパスワード情報
が記述されるが、「公開レベル」が「Public」レベルの
場合、クライアントPC7A、7B及び7Cは、配信要
求パスワードを入力することなくライブ配信又はインタ
ーネットTV中継を要求し得るので、この場合には「配
信要求パスワード」の情報は予約設定情報ファイルには
含まれない。
【0301】このようにライブキャスティングサーバ1
50により作成される予約設定情報ファイル184に
は、後述するストリーミングサーバ8との接続の際の認
証に用いられる予約IDやストリーミングサーバ8との
通信接続を確立するための電話番号や接続ポート等の情
報が含まれている。
【0302】この予約設定情報ファイル184は、ライ
ブキャスティングサーバ150からインターネット2を
介してユーザPC4へ送信されることになるが、この際
に、当該予約設定情報ファイル184をユーザPC4の
ハードディスク13の所定の記憶領域に自動的に書き込
んで取り込ませるためのコマンド情報や、この自動取り
込みが正常に終了、若しくは失敗したことを通知するメ
ッセージ表示を指示するコマンド情報が含まれるように
なされている。
【0303】このようにライブキャスティングサーバ1
50から送信された予約設定情報ファイル184を自動
的にユーザPC4に取り込むには、「ActiveX 」(マイ
クロソフト社の登録商標)のプログラムを用いるように
すればよい。因みに、この「ActiveX 」のプログラムを
使用する場合、ユーザPC4は、ブラウザソフトウェア
として「ActiveX 」を使用可能な「Internet Explorer
」(マイクロソフト社)を使用する必要がある。
【0304】ステップSP26においてライブキャステ
ィングサーバ150は、以上のような各種データやコマ
ンドを含んだ予約設定情報ファイル184をテキストデ
ータ等で作成した後、当該予約設定情報ファイル184
をDES(Data EncryptionStandard)等の暗号方式を
用いて暗号化し、その暗号化ファイルと、リコンファー
ム完了画面のWebペーシとをインターネット2を介し
てユーザPC4へ送信し、次のステップSP27へ移
る。
【0305】ステップSP27においてユーザPC4
は、ライブキャスティングサーバ150から送信された
暗号化ファイルと、リコンファーム完了画面のWebペ
ーシとを受信し、「ActiveX 」のプログラムを用いて暗
号化ファイルの暗号化を解き、予約設定情報ファイル1
84を解読し、当該ファイルに含まれるコマンドに従っ
てハードディスク13の所定の記憶領域に当該予約設定
情報ファイル184を自動的に取り込み、次のステップ
SP28へ移る。
【0306】ステップSP28においてユーザPC4
は、ライブキャスティングサーバ150から受信したリ
コンファーム完了画面のWebペーシに基づいて、図3
4に示すようなリコンファーム完了画面185を中継・
ライブ予約/確認モード画面53のブラウサ表示画面9
0に表示し、次のステップSP29へ移る。
【0307】このようにユーザPC4は、上述したよう
な暗号を解読する「ActiveX 」のプログラムに基づいて
暗号化ファイルを解読し、その結果得られた予約設定情
報ファイル184をハードディスク13の所定の記憶領
域に書き込む際には、所定の暗号方式(DES等)で暗
号化して書き込むためのプログラムにより予約設定情報
ファイル184を再度暗号化して自動的に保存すること
により、当該予約設定情報ファイル184の内容をコン
テンツ提供者によって参照されることを防止している。
【0308】これによりユーザPC4は、サーバ接続専
用ネットワーク6のアクセスポート番号が不用意に多数
の人に知られることを防止し、当該パーソナルキャステ
ィングサービスを妨害する等のために、サーバ接続専用
ネットワーク6のアクセスポートに対して不正なアクセ
スが行われることを未然に防止し得るようになされてい
る。
【0309】ところで、中継・ライブ予約/確認モード
画面53(図9)のブラウサ表示画面90に表示された
リコンファーム完了画面185には、サービス提供者側
の現在時刻と、ユーザPC4の現在時刻とが表示され
る。
【0310】ここで、サービス提供者側の現在時刻は、
ライブキャスティングサーバ150が当該リコンファー
ム完了画面185を送信する際に、NTPサーバ153
から取得した時刻情報である。一方、ユーザPC4の現
在時刻は、当該ユーザPC4が有するクロックから取得
した時刻情報である。
【0311】ユーザPC4のCPU10は、サービス提
供者側の現在時刻と当該ユーザPC4の現在時刻との時
刻ずれ(分単位)を算出し、当該時刻ずれが存在する場
合には、時差がある旨のメッセージを表示する。
【0312】なお、ユーザPC4は、このようにしてコ
ンテンツ提供者にサービス提供者側との時刻ずれを通知
して注意を促すようにしてもよいが、サービス提供者側
から送信された当該サービス提供者側の時刻情報に基づ
いてユーザPC4の時刻を自動的に補正するようにして
も良い。
【0313】この場合ユーザPC4は、ハードディスク
13に時刻補正プログラムを格納しておき、ライブキャ
スティングサーバ150からリコンファーム完了画面1
85のWebページを受信したときに、当該時刻補正プ
ログラムに基づいてユーザPC4の現在時刻とサービス
提供者側の現在時刻とを一致させることにより、ライブ
配信又はインターネットTV中継のような時刻の正確性
が要求されるサービスを円滑に進めることが可能とな
る。
【0314】またリコンファーム完了画面185には、
ダイヤルアップルータを利用してサーバ接続専用ネット
ワーク6と接続する場合の特例事項が記述されている。
ユーザPC4では、ライブ配信又はインターネットTV
中継を行うためにストリーミングサーバ8との通信接続
処理を実行する場合、予約設定情報ファイル184(図
33)に記述されているサーバ接続専用ネットワーク6
のアクセスポートの電話番号へ自動的に発呼するように
設定されている(詳細は後述する)。
【0315】このようにユーザPC4のCPU10は、
自動的に発呼するアプリケーションプログラムを実行す
ることにより、コンテンツ提供者が電話番号を入力する
といった面倒な操作を行うことなく、自動的に通信接続
処理を実行し得るようになされている。
【0316】しかしながら、この場合ユーザPC4は、
ダイヤルアップルータを介してネットワークと接続する
場合、ダイヤルアップルータを介してサーバ接続専用ネ
ットワーク6と接続するための情報を設定しておかなけ
ればならないので、コンテンツ提供者によってアクセス
ポートの電話番号などを手動で設定しておく必要があ
る。
【0317】リコンファーム完了画面185における特
例事項は、このようなダイヤルアップルータを利用する
場合に手動設定を行う必要があること考慮した記述であ
り、この場合にコンテンツ提供者により手動設定しても
らうためのアクセスポート番号、ログインID(この場
合、予約ID)、パスワードが表示される。
【0318】なおリコンファーム完了画面185に表示
された図中の例としては、ダイヤルアップルータを利用
した接続がISDN(Integrated Services Digital Ne
twork)経由の場合にのみ許可するようになっている
が、これに限定されるものではない。
【0319】ステップSP29においてユーザPC4の
CPU10は、コンテンツ提供者によってリコンファー
ム完了画面185の確認がされた後に「OK」ボタン29
1をクリックされると、当該「OK」ボタン291がクリ
ックされた旨を示す情報をインターネット2を介してラ
イブキャスティングサーバ150へ送信することによ
り、ユーザPC4におけるリコンファームに関する処理
を終了し、ステップSP30へ移る。
【0320】ステップSP30においてライブキャステ
ィングサーバ150は、ユーザPC4からリコンファー
ムの確認が行われた旨の通知を受けると、予約データベ
ース151を参照して当該ライブ予約又は中継予約につ
いて「友達リスト」に登録されている電子メールアドレス
宛に、ライブ配信又はインターネットTV中継が行われ
ることを通知する電子メールを送信し、ライブキャステ
ィングサーバ150側でのリコンファームに関する処理
を終了する。
【0321】ここで、ライブキャスティングサーバ15
0から送信された電子メールを受信したクライアントP
C7A、7B及び7Cは、図35に示すような当該電子
メールの内容を示す電子メール画面186を表示する。
【0322】この電子メール画面186には、ライブ配
信又はインターネットTV中継に関する「配信及び中継
日時」、「タイトル」、「配信要求先アドレス」(予約設定
情報ファイル184の「配信要求先アドレス情報」参
照)、公開レベルが「Password」レベルや「Secret」レベル
の場合の配信要求のための「パスワード」(予約設定情報
ファイル184の「配信要求パスワード」参照)等が表示
されており、ライブ予約又は中継予約されたライブコン
テンツ又はTV番組に関する情報がクライアントPC7
A、7B及び7Cのクライアントユーザへ通知される。
【0323】これによりユーザPC4のコンテンツ提供
者は、ライブ予約時又は中継予約時の予約設定情報ファ
イル184にライブ配信又はインターネットTV中継を
見せたい友人等の電子メールアドレスを登録しておけ
ば、その友達に対して自動的にライブ配信又はインター
ネットTV中継を受けるための情報を通知することがで
き、かくしてライブ配信又はインターネットTV中継を
受けるための情報を電話で伝えたり、当該情報を含んだ
電子メールを作成したりするといった煩雑な作業を行う
必要がなくなる。
【0324】なお、本実施の形態では、「友達リスト」
に登録されている電子メールアドレスへの電子メールの
送信処理をリコンファーム完了後に行うようにしている
が、ライブキャスティングサーバ150による電子メー
ルの送信タイミングとしては、コンテンツ提供者からの
予約希望ファイルに基づいた予約データベース151へ
の予約登録処理(図26のステップSP18)が終了し
た時点で行うようにしてもよい。
【0325】このように予約登録処理終了時点で電子メ
ールを送信すれば、電子メールアドレスを有する者は、
より早い時点でライブ配信又はインターネットTV中継
が行われることを知ることができる。また、この場合に
はリコンファーム完了時点で再度同様の電子メール送信
処理を行うようにしてもよい。
【0326】またライブキャスティングサーバ150
は、電子メールの送信を行うと共にリコンファームに関
する処理が終了すると、当該ライブ予約又は中継予約が
成立したものとし、このライブ予約又は中継予約につい
ての予約データベース151の課金フラグ情報を「可」
に書き換え、当該ライブ予約又は中継予約について課金
処理を行う。
【0327】ここで課金金額は、上述したようにチャン
ネル毎に予め設定された使用料金に基づいて算出される
ことになる。例えば、1コマ(10分)で100円の使
用料金が設定されているチャンネルを6コマ使用するラ
イブ予約が成立した場合、当該ライブ予約について60
0円の課金がなされることになる。ただし、実際の課金
処理は、ライブ配信当日にストリーミングサーバ102
が正常に動作していたことが確認された後に実行され
る。
【0328】同様にインターネットTV中継が行われる
場合においても、例えばチャンネル単位で24時間使用
の契約がなされた場合には、チャンネル占有期間を月単
位で区切って課金処理が行われるようになされている。
因みに、このインターネットTV中継においても、ライ
ブ配信のようにコマ単位で中継予約の課金処理を行うよ
うにしても良い。
【0329】なお上述の説明においては、ライブキャス
ティングサーバ150から送信された予約設定情報ファ
イル184を暗号化して自動的に格納するプログラムを
有するユーザPC4を用いる場合について述べたが、こ
のようなプログラムを格納していないPCでは自動的に
取り込みを行うことができない。
【0330】従って、このような場合には、次のような
手法で予約設定情報ファイル184をPC側に取り込む
ようにしている。まず、上述のようなプログラムを格納
していないPCの場合には自動的に取り込みができず、
当該自動的に取り込みが失敗したことをそのPCの表示
画面に表示するようになされている。
【0331】この場合におけるPCの表示画面には、自
動的に取り込みが失敗したことを通知するメッセージに
加え、再度マイチャンネル画面182(図31)で「リ
コンファーム待ち」のリンクボタンがクリックされるこ
とよってリコンファーム用画面183(図32)の閲覧
要求を再度行うことを指示するメッセージが表示され
る。
【0332】一方ライブキャスティングサーバ150
は、上述したリコンファーム完了画面185(図34)
のWebページをユーザPC4へ送信した後で、ユーザ
PC4からの「OK」ボタン291に応じたリコンファ
ームの確認「OK」が送信されず(図30のステップS
P29)、かつユーザPC4からリコンファーム用画面
183(図32)の要求を受けると、ユーザPC4が予
約設定情報ファイル184の自動取込に失敗したと判断
し、当該予約設定情報ファイル184をダウンロードす
るためのWebページをインターネット2を介してユー
ザPC4へ送信する。
【0333】この結果、ユーザPC4はライブキャステ
ィングサーバ150から受信したWebページに基づい
て予約設定情報ファイル184をダウンロードするため
のダウンロードボタンを表示し、当該ダウンロードボタ
ンがクリックされると、改めて予約設定情報ファイル1
84のダウンロードを行うようになされている。
【0334】以上までが、ライブ予約又は中継予約の要
求からリコンファーム完了による当該ライブ予約又は中
継予約の成立までに関する予約処理動作の流れである
が、リコンファーム完了後にもジャンルや概要等の情報
については変更することが可能であり、またリコンファ
ーム完了後にライブ予約又は中継予約を取り消すことも
可能である(この場合、課金フラグ情報が「可」である
ため、課金処理は行われてしまう)。
【0335】(2−5)ライブ予約又は中継予約の変更
及び取消 次に、ライブ予約又は中継予約の変更及び取消を行う場
合の処理動作について、説明する。まずコンテンツ提供
者は、リコンファーム済みのライブ予約又は中継予約の
変更を行う場合、上述したリコンファームを行う時と同
様に、パーソナルキャスティングサービストップページ
画面160(図16)の「マイチャンネル」をクリック
する。
【0336】これによりユーザPC4のCPU10は、
インターネット2との接続処理を行い、ライブキャステ
ィングサーバ150に対して当該コンテンツ提供者に係
る「マイチャンネル」のWebページの閲覧要求を行
う。
【0337】このようにしてユーザPC4からライブキ
ャスティングサーバ150に対して「マイチャンネル」
のWebページの閲覧要求が行われると、ライブキャス
ティングサーバ150からインターネット2を介してユ
ーザPC4へマイチャンネル画面のWebページが送信
され、図36に示すようにユーザPC4は当該Webペ
ージに基づくリコンファーム済みのマイチャンネル画面
187を中継・ライブモード画面53のブラウザ表示画
面90に表示させる。
【0338】このリコンファーム済みのマイチャンネル
画面187は、リコンファーム待ちのマイチャンネル画
面182(図31)とを比較すると、当該リコンファー
ム済みのマイチャンネル画面187には、予約リスト3
50のステータス項目に「リコンファーム済み」と表示
されると共に、「変更」のリンクボタン310が表示さ
れる点で異なっている。
【0339】このリコンファーム済みのマイチャンネル
画面187において、ライブ予約又は中継予約の予約内
容を変更する場合、コンテンツ提供者は当該「変更」の
リンクボタン310をクリックすることになる。
【0340】ユーザPC4のCPU10は、「変更」の
リンクボタン310がクリックされると、その旨をイン
ターネット2を介してライブキャスティングサーバ15
0へ送信する。これにより、ライブキャスティングサー
バ150は、予約設定情報変更用のWebページをイン
ターネット2を介してユーザPC4へ送信する。
【0341】ユーザPC4のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ150から受信した予約設定情報変更
用のWebページに基づいて、図37に示すような予約
設定情報変更画面187Aを中継・ライブ予約/確認モ
ード画面53のブラウザ表示画面90に表示する。
【0342】この予約設定情報変更画面187Aには、
現在設定されているライブ予約又は中継予約の予約内容
が表示されており、これらの表示内容のうち、「ジャン
ル」、「電子メール公開」、「Web公開」、「パスワ
ード」、「概要」、「詳細」といった項目については変
更可能であり、これらの変更可能な項目と、変更不可能
な予約日時等の項目とが異なる表示色で表示されてい
る。
【0343】コンテンツ提供者は、変更を希望する項目
について、現在表示されている予約内容に対して変更後
の予約内容を上書き入力し、更新ボタン321をクリッ
クする。なおコンテンツ提供者は、変更を中止する場合
には、戻るボタン322をクリックする。
【0344】ユーザPC4のCPU10は、更新ボタン
321がクリックされると、当該変更後の予約内容に相
当する新たな予約設定情報ファイルを作成し、これをイ
ンターネット2を介してライブキャスティングサーバ1
50へ送信する。
【0345】これによりライブキャスティングサーバ1
50は、当該変更後の新たな予約設定情報ファイルに基
づいて予約データベース151の登録内容を更新すると
共に、変更完了を示すWebページをインターネット2
を介してユーザPC4へ送信する。
【0346】ユーザPC4のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ150から受信したWebページに基
づいて中継・ライブ予約/確認モード画面53のブラウ
ザ表示画面90に、図38に示すような変更完了画面1
88を表示する。
【0347】この変更完了画面188には、予約内容の
変更が受け付けられたことを示すメッセージに加え、上
述したリコンファーム完了画面185(図34)と同様
に、サービス提供者側の現在時刻及びユーザPC4の現
在時刻、互いに時刻ずれが生じていることを示すメッセ
ージ等が表示され、またダイヤルアップルータを使用す
る際の特例事項が表示される。
【0348】ここで、コンテンツ提供者により「OK」
ボタン331がクリックされると、ユーザPC4のCP
U10はライブ予約又は中継予約の変更を終了し、リコ
ンファーム済みのマイチャンネル187(図36)に戻
る。
【0349】このようにライブ予約又は中継予約の変更
が行われると、ライブキャスティングサーバ150は、
ライブ予約又は中継予約が変更されたことや、変更内容
等のメッセージを含む電子メールを上述の友達リストに
登録された電子メールアドレス宛に送信する。
【0350】これによりユーザPC4のコンテンツ提供
者は、ライブ配信又はインターネットTV中継のライブ
予約又は中継予約に関する予約内容が変更されたことを
電話で伝えたり、その旨のメッセージを含む電子メール
を作成するといった作業を行うことなく、当該友達リス
トの電子メールアドレスを有する者には、ユーザPC4
を介して自動的にライブ予約又は中継予約の変更内容を
知らせることができる。
【0351】次に、ライブ予約又は中継予約を取り消す
場合の処理動作について説明する。この場合にも、上述
したライブ予約又は中継予約の変更と同様に、まずコン
テンツ提供者はリコンファーム済みのライブ予約又は中
継予約の取消を行う場合、上述したリコンファームを行
う時と同様に、パーソナルキャスティングサービストッ
プページ画面160(図16)の「マイチャンネル」を
クリックする。
【0352】これによりユーザPC4のCPU10は、
インターネット2との接続処理を行い、ライブキャステ
ィングサーバ150に対して当該コンテンツ提供者に係
る「マイチャンネル」のWebページの閲覧要求を行
う。
【0353】このようにしてユーザPC4からライブキ
ャスティングサーバ150に対して「マイチャンネル」
のWebページの閲覧要求が行われると、ライブキャス
ティングサーバ150からインターネット2を介してユ
ーザPC4へマイチャンネル画面のWebページが送信
され、ユーザPC4は当該Webページに基づいてリコ
ンファーム済みのマイチャンネル画面187(図36)
を中継・ライブモード画面53のブラウザ表示画面90
に表示させる。
【0354】コンテンツ提供者は、このリコンファーム
済みのマイチャンネル画面187においてライブ予約又
は中継予約を取り消す場合、「取消」のリンクボタン3
11をクリックすることになる。
【0355】ユーザPC4のCPU10は、「取消」の
リンクボタン311がクリックされると、当該「取消」
のリンクボタン311がクリックされたことをインター
ネット2を介してライブキャスティングサーバ150へ
送信する。これによりライブキャスティングサーバ15
0は、ライブ予約又は中継予約の取消用Webページを
インターネット2を介してユーザPC4へ送信する。
【0356】ユーザPC4のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ150から受信した取消用Webペー
ジに基づいて中継・ライブ予約/確認モード画面53の
ブラウザ表示画面90に、図39に示すようなライブ予
約又は中継予約に関する予約取消画面189を表示す
る。
【0357】この予約取消画面189には、現在設定さ
れているライブ予約又は中継予約の内容が表示されると
共に、「予約取消」ボタン341及び「戻る」ボタン3
42が設けられている。ここでコンテンツ提供者は、ラ
イブ予約又は中継予約を取り消す場合には、「予約取
消」ボタン341をクリックし、取り消さない場合には
「戻る」ボタン342をクリックすればよい。
【0358】ユーザPC4のCPU10は、コンテンツ
提供者の操作により「予約取消」ボタン341がクリッ
クされると、このライブ予約又は中継予約を取り消す旨
をインターネット2を介してライブキャスティングサー
バ150へ送信する。
【0359】これによりライブキャスティングサーバ1
50は、このライブ予約又は中継予約に関する予約デー
タベース151の登録内容を消去すると共に、取消完了
画面のWebページをインターネット2を介してユーザ
PC4へ送信する。
【0360】ユーザPC4のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ150から受信した取消完了画面のW
ebページに基づいて中継・ライブ予約/確認モード画
面53のブラウザ表示画面90に、図40に示すような
取消通知画面190を表示する。
【0361】この取消通知画面190には、ライブ予約
又は中継予約が取り消されたことを告げるメッセージが
表示され、コンテンツ提供者によって「OK」ボタン3
43がクリックされると、ユーザPC4のCPU10は
ライブ予約又は中継予約の取り消しがコンテンツ提供者
によって確認されたものと認識し、リコンファーム済み
のマイチャンネル画面187(図36)へ戻る。
【0362】ライブキャスティングサーバ150は、コ
ンテンツ提供者からの命令に従ってライブ予約又は中継
予約を取り消すと、当該ライブ予約又は中継予約が取り
消されてライブ配信又はインターネットTV中継が中止
になった旨のメッセージを含む電子メールを作成し、上
述した友達リストに登録された電子メールアドレス宛に
送信する。
【0363】これによりコンテンツ提供者は、ライブ配
信又はインターネットTV中継が中止になったことを電
話等で伝えることなく、当該友達リストの電子メールア
ドレスを有する人に対して、自動的にライブ配信又はイ
ンターネットTV中継が中止になったことを通知するこ
とができる。
【0364】一方、一旦リコンファームが行われた後
に、コンテンツ提供者が予約内容を確認したい場合に
は、マイチャンネル画面187(図36)の「リコンフ
ァーム済み」のリンクボタンをクリックすればよい。
【0365】ユーザPC4のCPU10は、「リコンフ
ァーム済み」のリンクボタンがクリックされると、その
旨をインターネット2を介してライブキャスティングサ
ーバ150へ送信する。これによりライブキャスティン
グサーバ150は、リコンファーム済みのライブ予約又
は中継予約に関する予約確認用Webページをインター
ネット2を介してユーザPC4へ送信する。
【0366】ユーザPC4のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ150から受信した予約確認用Web
ページに基づいて中継・ライブ予約/確認モード画面5
3のブラウザ表示画面90に、図41に示すような予約
確認画面191を表示する。
【0367】この予約確認画面191には、現在設定さ
れているライブ予約又は中継予約の予約内容と、ダイヤ
ルアップルータを使用する場合の特例事項とが表示され
ると共に、「PC接続設定を再登録する」ボタン361
と、リコンファーム済みのマイチャンネル画面187
(図36)へ戻ることを指示する「戻る」ボタン362と
が設けられている。
【0368】ユーザPC4のCPU10は、コンテンツ
提供者によって「PC接続設定を再登録する」ボタン3
61がクリックされると、その旨をインターネット2を
介してライブキャスティングサーバ150へ送信する。
【0369】これによりライブキャスティングサーバ1
50は、ユーザPC4から予約設定情報ファイル184
(図33)を再度インターネット2を介して自動的に取
り込むようになされている。このような予約設定情報フ
ァイル184の再送処理は、例えばリコンファームを行
ったユーザPC4からライブ配信又はインターネットT
V中継を行うPCへ変更するときに有効である。
【0370】(2−6)ライブ配信又はインターネット
TV中継 上述したようなリコンファームを含むライブ予約又は中
継予約が終了し、当該ライブ予約又は中継予約に係るラ
イブ配信開始時刻又はインターネットTV中継開始時刻
になると、ユーザPC4はサーバ接続専用ネットワーク
6を介してストリーミングサーバ8と接続し、クライア
ントPC7A、7B及び7Cへライブコンテンツ又はT
V番組のストリーム配信を行うことにより、ライブ配信
又はインターネットTV中継を実行するようになされて
いる。
【0371】(2−6−1)ユーザPCからストリーミ
ングサーバへのコンテンツ送信 以下、ライブ配信又はインターネットTV中継を行うに
当って、ユーザPC4からストリーミングサーバ8へラ
イブコンテンツ又はTV番組(以下、これらをコンテン
ツと呼ぶ)を送信する際のユーザPC4、サーバ接続専
用ネットワーク6、データベースサーバ155(図1
5)及びストリーミングサーバ8におけるコンテンツ送
信処理シーケンスについて図42を用いて説明する。
【0372】ここで、まずライブ配信又はインターネッ
トTV中継を行う場合、ライブ配信開始時刻又はインタ
ーネットTV中継開始時刻の5分前からストリーミング
サーバ8との接続がユーザPC4に許可されるので、こ
の5分前以降ユーザPC4とストリーミングサーバ8と
の通信接続を確立するための処理を開始することにな
る。
【0373】従ってコンテンツ提供者は、当該ライブ配
信開始時刻又はインターネットTV中継開始時刻前に予
めライブコンテンツのライブ配信準備又はTV番組のイ
ンターネットTV中継準備を行っておく必要がある。
【0374】因みにライブコンテンツの配信準備として
は、ユーザPC4のディジタルビデオカメラ19(図
2)による撮影位置の決定や、ライブコンテンツの構想
に基づいて特殊効果を施すべきエフェクト項目の設定処
理(図11、図12及び図13)等がある。
【0375】またTV番組のインターネットTV中継準
備としては、ユーザPC4のアンテナ20Aを介して受
信すべきTV番組の選定処理や、受信したTV番組の内
容に基づいて特殊効果を施すべきエフェクト項目の設定
処理(図11、図12及び図13)等がある。
【0376】また、本実施の形態におけるユーザPC4
は、ライブ配信又はインターネットTV中継に関する通
知プログラムをハードディスク13に格納しており、当
該通知プログラムに従ってライブ配信開始時刻又はイン
ターネットTV中継開始時刻の所定時間前(例えば10
分前)になると、「まもなくライブ配信開始時刻です」
又は「まもなくインターネットTV中継開始時刻です」
といったメッセージを表示してコンテンツ提供者に通知
するようになされている。
【0377】すなわちステップSP51においてユーザ
PC4は、ライブ配信開始時刻又はインターネットTV
中継開始時刻の所定時間前になると、この通知プログラ
ムを実行することにより、表示部14に「まもなくライ
ブ配信開始時刻です」又は「まもなくインターネットT
V中継開始時刻です」といったメッセージを表示するこ
とにより、コンテンツ提供者の注意を喚起し、次のステ
ップSP52へ移る。
【0378】このときユーザPC4のCPU10は、コ
ンテンツ提供者によって中継・ライブ配信モードに設定
されていない場合には、アプリケーションプログラムに
従って自動的に中継・ライブ配信モードを選択し、表示
部14に中継・ライブ配信モード画面54(図10)を
表示させる。
【0379】この後ユーザPC4のCPU10は、スト
リーミングサーバ8との接続開始許可時刻(ライブ配信
開始時刻又はインターネットTV中継開始時刻の5分
前)になると、所定の接続処理プログラムを実行するこ
とにより、ストリーミングサーバ8との通信接続処理を
自動的に開始する。ここで開始される通信接続処理は、
完全に自動化されたものであってもよいし、最終的な接
続開始の指示のみをコンテンツ提供者が入力し、この入
力をトリガーとして自動的に行われるものであってもよ
い。
【0380】ここでユーザPC4のCPU10は、通信
接続処理プログラムに従って、所定のレジストリに暗号
化されて記憶されている予約設定情報ファイル184
(図33)を解読し、当該予約設定情報ファイル184
の「予約ID」、「サーバ接続可能時間」、「接続用電
話番号」及び「接続用サーバ情報」に記述されている情
報に基づいて以下のような通信接続処理を実行する。
【0381】ステップSP52においてユーザPC4
は、「サーバ接続可能時間」に示された接続可能な開始
時刻になった時点で当該通信接続処理を開始し、予めコ
ンテンツ提供者によって設定されている電気通信事業者
のアクセスポートの電話番号を予約設定情報ファイル1
84の「接続用電話番号」を参照することにより取得
し、その電話番号に対して発呼処理を行ってサーバ接続
専用ネットワーク6のアクセスサーバ6Aへ予約IDを
送信することにより通信接続の要求を行う。
【0382】このようにユーザPC4のCPU10が自
動的に発呼処理を行うので、コンテンツ提供者は電話番
号の入力操作等を行う必要はない。特にライブ配信の場
合、図4(A)及び(B)に示したような形態でユーザ
PC4が使用されると、コンテンツ提供者によるキーボ
ード16Aの入力操作が非常に煩雑となるので、ユーザ
PC4は電話番号等の入力操作なしに自動的に発呼処理
を行うようにしたことにより、コンテンツ提供者に対し
てより快適なライブコンテンツ作成環境を提供すること
ができる。
【0383】ステップSP53においてサーバ接続専用
ネットワーク6のアクセスサーバ6Aは、アクセスポー
トに接続を要求してきたユーザPC4が正当な予約を有
するコンテンツ提供者によるものであるか否かの認証を
行うために、ユーザPC4から受信した予約IDをサー
バ使用予約管理センタ5のデータベースサーバ155へ
送信し、次のステップSP54へ移る。
【0384】ステップSP54においてデータベースサ
ーバ155は、この直後にライブ配信又はインターネッ
トTV中継を開始する予約時間帯において、アクセスサ
ーバ6Aから受け取った予約IDが予約データベース1
51に登録されているか否かを確認することにより認証
処理を行う。
【0385】ここでデータベースサーバ155は、アク
セスサーバ6Aから受け取った予約IDが予約データベ
ース151に登録されている場合には、この予約IDの
送信元であるユーザPC4が正当な予約を有するコンテ
ンツ提供者によるものであると判断し、受け取った予約
IDがその予約時間帯において、予約データベース15
1に登録されていない場合には、この予約IDの送信元
であるユーザPC4が正当な予約を有するコンテンツ提
供者によるものではないと判断する。
【0386】この場合データベースサーバ155は、予
約IDのみを用いて認証処理を行っているが、これによ
り次のような効果が得られる。例えばデータベースサー
バ155は、当該パーソナルキャスティングサービスの
登録メンバーが有するユーザID及びパスワードを用い
てライブ予約又は中継予約の認証を行う場合、当該ユー
ザID及びパスワードが正当なものであるときには、ア
クセスしてきたものが正当な登録メンバーであることを
確認し得るが、それだけでは、その登録メンバーがその
予約時間帯のライブ予約又は中継予約を有するものであ
るか否かを判断することはできない。
【0387】この場合データベースサーバ155は、登
録メンバーであることの認証を行った後、さらにライブ
予約又は中継予約の登録内容を確認し、そのユーザID
により特定される登録メンバーがその予約時間帯に予約
を行っているか否かをチェックする必要があり、認証処
理が煩雑となる。
【0388】これに対してデータベースサーバ155
は、上述したようにライブ予約又は中継予約に対しての
み用いられる予約IDを認証処理に用いれば、この予約
IDが登録メンバーのみの知り得る情報であることによ
り、ユーザIDに対する認証処理を行う必要がなく、そ
の予約IDがアクセスしてきた時刻直後の予約時間帯の
ライブ予約又は中継予約として登録されているか否かを
確認するだけの簡易な認証処理で正当な予約者であるか
否かを判断できるといった効果がある。
【0389】ステップSP55においてデータべースサ
ーバ155は、ライブ予約又は中継予約に対する認証処
理の認証結果をサーバ接続専用ネットワーク6のアクセ
スベース6Aへ返信し、次のステップSP56へ移る。
【0390】ステップSP56においてサーバ接続専用
ネットワーク6のアクセスサーバ6Aは、データベース
サーバ155からの認証結果が正当な予約者のものであ
った場合、ユーザPC4とストリーミングサーバ8との
接続を許可し、これにより両者をPPP接続してユーザ
PC4及びストリーミングサーバ8間の通信接続を確立
する。
【0391】一方、ステップSP56においてサーバ接
続専用ネットワーク6のアクセスサーバ6Aは、データ
ベースサーバ155からの認証結果が正当な予約者のも
のではなかった場合、ユーザPC4とストリーミングサ
ーバ8との接続を許可せず、ユーザPC4からの呼を直
に切断する。
【0392】このようにサーバ接続専用ネットワーク6
のアクセスサーバ6Aは、データベースサーバ155か
らの認証結果に基づいて、不当な者のからの呼であると
判断した場合その呼を直に切断することにより、正当な
予約者のための回線を確保し得るようになされている。
【0393】ステップSP57においてユーザPC4の
CPU10は、サーバ接続専用ネットワーク6を介して
ストリーミングサーバ8と接続された場合、当該ストリ
ーミングサーバ8に対して予約IDを送信してライブ配
信又はインターネットTV中継の配信要求を行い、次の
ステップSP58へ移る。
【0394】ステップSP58においてストリーミング
サーバ8は、ユーザPC4からライブ配信又はインター
ネットTV中継の配信要求を受けると、そのユーザPC
4が正当な予約を有するコンテンツ提供者によるもので
あるか否かの認証を行うために、受信した予約IDをサ
ーバ使用予約管理センタ5のデータベースサーバ155
へ送信し、次のステップSP59へ移る。
【0395】ステップSP59においてデータベースサ
ーバ155は、ストリーミングサーバ8から受信した予
約IDがこの直後の予約時間帯において、予約データベ
ース151に登録されているか否かを確認することによ
り認証処理を行い、次のステップSP60に移る。ここ
での認証処理は、サーバ接続専用ネットワーク6のアク
セスサーバ6Aから予約IDを受信した場合の認証処理
と同様である。
【0396】ステップSP60においてデータベースサ
ーバ155は、予約IDに対する認証処理を行った後、
その認証結果をストリーミングサーバ8へ返信し、次の
ステップSP61へ移る。
【0397】ステップSP61においてストリーミング
サーバ8は、データベースサーバ155からの認証結果
が正当な予約者によるものであった場合、ユーザPC4
によるライブ配信又はインターネットTV中継を許可
し、その許可する旨をユーザPC4へ送信すると共に、
予約データベース151から当該ライブ予約又は中継予
約に関する情報(予約時間帯及びチャンネル等)を取得
し、当該情報に基づいてライブ配信又はインターネット
TV中継を制御する。
【0398】これによりユーザPC4のCPU10は、
ライブ配信又はインターネットTV中継が許可されたこ
とをコンテンツ提供者へ通知するメッセージ等を表示
し、当該コンテンツ提供者に対してライブ配信又はイン
ターネットTV中継の開始を促す。
【0399】続いてサブルーチンSRT1においてユー
ザPC4のCPU10は、ライブ配信のライブ予約がな
されていたときには、コンテンツ提供者によってジョグ
ダイヤル16Bや操作ボタン16Cが適宜操作されてデ
ィジタルビデオカメラ19により撮影した動画像データ
に対して予め設定されたエフェクト処理をリアルタイム
に施すと共にライブ配信を開始することにより、ライブ
コンテンツの動画像データをサーバ接続専用ネットワー
ク6を介してストリーミングサーバ8へリアルタイムに
送信する。
【0400】このときストリーミングサーバ8は、ライ
ブ配信の「公開レベル」(図25等参照)が「Public」
レベルである場合、ライブ配信を行うチャンネル定員数
内であれば、無条件にクライアントPC7A、7B及び
7Cへストリーム配信を行う。
【0401】しかしながらストリーミングサーバ8は、
「公開レベル」が「Password」レベル又は「Secret」レ
ベルである場合、クライアントPC7A、7B及び7C
に対して、パスワードの入力を促し、正当なパスワード
の入力がなされたクライアントPC7A、7B及び7C
に対してのみストリーム配信を行うようになされてい
る。なおストリーミングサーバ8とクライアントPC7
A、7B及び7Cとの間の配信要求及びストリーム配信
の処理動作については後述する。
【0402】そしてユーザPC4のCPU10は、ライ
ブ予約終了時刻になった時点でストリーミングサーバ8
へのコンテンツの送信処理を終了する。
【0403】これに対してサブルーチンSRT1におい
てユーザPC4のCPU10は、ライブ配信のライブ予
約ではなく、インターネットTV中継の中継予約がなさ
れていたときには、図43に示すサブルーチンSRT1
のステップSP71へ移る。
【0404】ステップSP71においてユーザPC4の
CPU10は、インターネットTV中継を行うインター
ネットTV中継プログラムを自動的に起動し、次のステ
ップSP72へ移る。
【0405】ステップSP72おいてユーザPC4のC
PU10は、インターネットTV中継プログラムに従っ
てデータ入力対象をディジタルビデオカメラ19からT
Vチューナ21へ切り換え、TVチューナ21からチャ
ンネル情報を取得してTV放送局を特定し、次のステッ
プSP73移る。
【0406】ステップSP73においてユーザPC4の
CPU10は、予め契約先のTV放送局から貰い受けて
ハードディスク13に格納してあるインターネットTV
中継の中継許可キーに基づいてインターネットTV中継
が許可されているか否かを判定する。
【0407】因みにユーザPC4は、インターネットT
V中継を行うに当って、予め所定のTV放送局との間で
契約が交わされている証拠として、当該TV放送局から
インターネットTV中継を行うための中継許可キーを貰
い受けてハードディスク13に格納しておくようになさ
れている。
【0408】ここで、ハードディスク13に格納してあ
るはずのインターネットTV中継の中継許可キーが存在
しない場合、インターネットTV中継が許可されていな
い、すなわち予めTV放送局とインターネットTV中継
を行うことについて契約を交わしていないと判断し、こ
のときユーザPC4のCPU10は次のステップSP7
4へ移る。
【0409】ステップSP74においてユーザPC4の
CPU10は、TVチューナ21からの映像データの入
力を受け付けることなく、次のステップSP78へ移っ
て処理を終了する。
【0410】これに対してステップSP73で肯定結果
が得られると、このことはハードディスク13にインタ
ーネットTV中継の中継許可キーが存在し、TV放送局
からインターネットTV中継が許可されていると判断
し、このときユーザPC4のCPU10は次のステップ
SP75へ移る。
【0411】このようにユーザPC4のCPU10は、
予め契約先のTV放送局から貰い受けた中継許可キーに
基づいてインターネットTV中継が許可されているか否
かを判定するようにしたことにより、インターネットT
V中継が許可されていない不正なコンテンツ提供者によ
るインターネットTV中継を防止して、著作権を確実に
保護し得るようになされている。
【0412】ステップSP75においてユーザPC4の
CPU10は、TVチューナ21からの映像データの入
力を受け付け、図44に示すように、当該映像データに
対して当該映像データが所定のTV放送局で現在放映さ
れているTV番組のインターネットTV中継であること
を示す「中継」のテロップと、そのTV放送局「○△×
テレビ」のテロップを画面端部に挿入する特殊効果を施
した後、MPEG2コーデック22により圧縮符号化処
理し、次のステップSP76へ移る。
【0413】このようにユーザPC4のCPU10は、
上述のようなテロップを挿入する特殊効果を施すことに
より、オリジナルのTV番組の映像を2次利用したもの
であることを視聴者であるクライアントユーザへ認識さ
せることができる。
【0414】またユーザPC4のCPU10は、上述の
ように予めコンテンツ提供者によって設定されたエフェ
クト項目に従って特殊効果を施す以外に、TV放送局の
意向に沿って当該TV放送局から予め提供された画像処
理パターンに従って特殊効果を施したり、或いは一切の
特殊効果を施すことなくストリーミングサーバ8へ送信
しても構わない。
【0415】ステップSP76においてユーザPC4の
CPU10は、上述の特殊効果が施されたTV番組のコ
ンテンツをネットワークインターフェース18から電話
回線網3、サーバ接続専用ネットワーク6を介してスト
リーミングサーバ8へリアルタイムに送信し、次のステ
ップSP77へ移る。
【0416】これによりストリーミングサーバ8は、ユ
ーザPC4から受信したTV番組のコンテンツを要求の
あったクライアントPC7A、7B及び7Cへストリー
ム配信することによりインターネットTV中継を実行す
る。
【0417】このときもストリーミングサーバ8は、イ
ンターネットTV中継の「公開レベル」(図25等参
照)が「Public」レベルである場合、インターネットT
V中継を行うチャンネル定員数内であれば、無条件にク
ライアントPC7A、7B及び7Cへストリーム配信を
行うが、「公開レベル」が「Password」レベル又は「Se
cret」レベルである場合、クライアントPC7A、7B
及び7Cに対して、パスワードの入力を促し、正当なパ
スワードの入力がなされたクライアントPC7A、7B
及び7Cに対してのみストリーム配信を行うようになさ
れている。
【0418】ステップSP77においてユーザPC4の
CPU10は、インターネットTV中継を終了する否か
を判定する。ここで否定結果が得られると、このことは
未だインターネットTV中継終了時刻にはなっていない
ことを表しており、このときユーザPC4のCPU10
は、再度ステップSP76へ戻って上述の処理を繰り返
す。
【0419】これに対してステップSP77で肯定結果
が得られると、このことはインターネットTV中継終了
時刻になって終了しなくてはならないことを表してお
り、このときユーザPC4のCPU10は次のステップ
SP78へ移ってストリーミングサーバ8へのコンテン
ツの送信処理を終了し、インターネットTV中継を終了
する。
【0420】このようにしてストリーミングサーバ8は
ライブ配信又はインターネットTV中継を開始すると、
NTPサーバ153から取得したサービス提供者側の時
刻情報や、当該ライブ配信又はインターネットTV中継
を受けているクライアントPC7A、7B及び7Cの数
を示す視聴者数情報をユーザPC4へ送信する。
【0421】ユーザPC4のCPU10は、ストリーミ
ングサーバ8から受信したサービス提供者側の時刻情報
や視聴者数情報に加えて、ライブ配信中又はインターネ
ットTV中継中であることを示すオンエアー情報、経過
時間情報、サービス提供者側の時刻情報、ユーザPC4
側の時刻情報、予約開始時刻情報、予約終了時刻情報、
ライブ配信残時間情報又はインターネットTV中継残時
間情報、画像サイズ情報、伝送速度情報等の各種情報を
中継・ライブ配信モード画面54のステータスウィンド
ウ103(図10)に表示する。
【0422】コンテンツ提供者は、このステータスウィ
ンドウ103を参照することにより、現在進行中のライ
ブ配信又はインターネットTV中継に関する様々な情報
を知ることができる。特にコンテンツ提供者としては、
ライブ配信又はインターネットTV中継を受けて視聴し
ているかの視聴率情報を正確に認識することができ、次
回のライブ配信又はインターネットTV中継を行う際の
チャンネル選択(定員数の選択)の参考にすることがで
きる。
【0423】なおストリーミングサーバ8は、ライブ予
約終了時刻又はインターネットTV中継予約終了時刻に
なった時点でユーザPC4からのコンテンツの送信処理
が終了するので、クライアントPC7A、7B及び7C
へのストリーム配信処理を終了し、予約設定情報ファイ
ル184(図33)の「サーバ接続可能時間」に示された
サーバ接続終了時刻になった時点でユーザPC4との通
信接続を強制的に切断する。
【0424】またユーザPC4のCPU10は、ライブ
予約終了時刻又は中継予約終了時刻の前に、コンテンツ
提供者によりジョグダイヤル16B(図3及び図4)等
が操作され、中継・ライブ配信モード画面54における
GUI102の「配信開始/終了」がフォーカスFで選
択決定されると、コンテンツの送信処理を終了してスト
リーミングサーバ8との通信接続を切断することによ
り、ライブ予約終了時刻又は中継予約終了時刻よりも前
にライブ配信又はインターネットTV中継を強制的に終
了させることもできる。
【0425】(2−7)ストリーミングサーバからクラ
イアントPCへのストリーム配信処理 続いてストリーミングサーバ8は、ユーザPC4からの
コンテンツ送信を受けて要求のあったクライアントPC
7A、7B及び7Cに対してライブ配信におけるライブ
コンテンツ又はインターネットTV中継におけるTV番
組のストリーム配信処理を行うが、そのストリーム配信
処理についてクライアントPC7A、7B及び7Cの表
示画面等を参照しながら説明する。
【0426】なお、以下の説明においては、当該コンテ
ンツ配信の「公開レベル」(図26参照)が「Passwor
d」レベル又は「Secret」レベルであり、クライアント
PC7A、7B及び7Cのクライアントユーザはストリ
ーム配信を受けるためのパスワードを知っているものと
する。
【0427】クライアントPC7A、7B及び7Cは、
コンテンツの配信要求を行う場合、クライアントユーザ
によって電源が投入されるとブラウザソフトウェアを起
動し、パーソナルキャスティングサービストップページ
画面160(図16)のURLがクライアントユーザによ
って入力されると、インターネット2を介してライブキ
ャスティングサーバ150に対して当該パーソナルキャ
スティングサービストップページ画面160の閲覧要求
を行う。
【0428】これによりクライアントPC7A、7B及
び7Cは、ライブキャスティングサーバ150からイン
ターネット2を介して受信したパーソナルキャスティン
グサービストップページ画面160を表示画面に表示す
る。
【0429】そしてクライアントPC7A、7B及び7
Cは、クライアントユーザによってパーソナルキャステ
ィングサービストップページ画面160中の「本日のラ
イブ」、「本日のTV中継」又は「番組ガイド」といっ
たリンクボタンがクリックされることになる。
【0430】例えばクライアントPC7A、7B及び7
Cは、クライアントユーザによって「番組ガイド」がク
リックされた場合、番組ガイド表画面165(図22)
を表示し、当該番組ガイド表画面165の月間カレンダ
ー上でクリックされた日付にライブ配信又はインターネ
ットTV中継を予定しているコンテンツを表示する。
【0431】クライアントPC7A、7B及び7Cは、
番組ガイド表画面165に表示されたライブ配信又はイ
ンターネットTV中継を予定しているコンテンツのタイ
トルがクリックされると、当該クリックされた「タイト
ル」のコンテンツに関する詳細情報を示すWebページ
の閲覧要求をインターネット2を介してライブキャステ
ィングサーバ150へ送信する。
【0432】これによりライブキャスティングサーバ1
50は、閲覧要求されたコンテンツの詳細情報を示すラ
イブコンテンツ詳細情報画面163(図19)又はTV
番組詳細情報画面164A(図21)のWebページを
インターネット2を介してクライアントPC7A、7B
及び7Cへ送信し、当該クライアントPC7A、7B及
び7Cの表示画面にライブコンテンツ詳細情報画面16
3又はTV番組詳細情報画面164Aを表示させる。
【0433】クライアントPC7A、7B及び7Cのク
ライアントユーザは、ライブコンテンツ詳細情報画面1
63又はTV番組詳細情報画面164Aに表示されたラ
イブコンテンツのライブ配信又はTV番組のインターネ
ットTV中継を受けることを要求する場合、その許可を
得るためのパスワードを入力すると共に、「再生」ボタ
ン175又は「中継開始」ボタン177をクリックする
ことになる。
【0434】このときクライアントユーザは、クライア
ントPC7A、7B及び7Cにリアルタイム再生ソフト
ウェアが格納されていない場合には、「再生」ボタン1
75又は「中継開始」ボタン177をクリックする前に
「再生ソフト」ボタン176又は178をクリックする
ことにより予め再生ソフトウェアをダウンロードすれば
よい。
【0435】クライアントPC7A、7B及び7Cは、
クライアントユーザによって実際に、パスワードが入力
され「再生」ボタン175又は「中継開始」ボタン17
7がクリックされると、インターネット2を介してスト
リーミングサーバ8へパスワードを送信すると共に、ラ
イブ配信又はインターネットTV中継の配信要求を行
う。
【0436】ストリーミングサーバ8は、クライアント
PC7A、7B及び7Cから受信したパスワードをサー
バ使用予約管理センタ5のデータベースサーバ155へ
送信する。
【0437】データベースサーバ155は、予約データ
ベース151を参照することによりストリーミングサー
バ8から受け取ったパスワードが正当なものであるか否
かを認証し、その認証結果をストリーミングサーバ8へ
返信する。
【0438】ストリーミングサーバ8は、データベース
サーバ155から受け取った認証結果に基づいて正当な
パスワードであると判断した場合、当該ライブ配信又は
インターネットTV中継のチャンネルに対して予め設定
されている定員数に基づいて当該クライアントPC7
A、7B及び7Cへライブ配信又はインターネットTV
中継を行うか否かを判別する。
【0439】実際上ストリーミングサーバ8は、現在、
ライブ配信又はインターネットTV中継を行っているク
ライアントPCの数とチャンネルに設定された定員数と
を比較し、既に定員数に達している場合にはライブ配信
又はインターネットTV中継をそれ以上行うことはな
い。
【0440】これに対してストリーミングサーバ8は、
クライアントPC7A、7B及び7Cから配信要求があ
った時点で、クライアントPCの数がチャンネルに設定
された定員数未満のときにはライブ配信又はインターネ
ットTV中継を行うこととし、当該クライアントPC7
A、7B及び7Cに対してライブ配信又はインターネッ
トTV中継を受けることを許可し、ライブ配信又はイン
ターネットTV中継によるストリーム配信を実行する。
【0441】クライアントPC7A、7B及び7Cは、
ストリーミングサーバ8からライブ配信又はインターネ
ットTV中継によるストリーム配信が開始されると、ラ
イブコンテンツ詳細情報画面163又はTV番組詳細情
報画面164Aに重ねて、図45に示すような再生ソフ
トウェアによる再生表示画面195を介してストリーム
配信されたライブコンテンツ又はTV番組をリアルタイ
ムに表示することにより、クライアントユーザに対して
ライブ配信されたライブコンテンツ又はインターネット
TV中継されたTV番組をリアルタイムに視聴させるこ
とができる。
【0442】ところでストリーミングサーバ8は、実際
にライブ配信又はインターネットTV中継を受けている
クライアントPCの数を逐次カウントし、そのカウント
結果、つまり視聴者数情報をコンテンツ提供者のユーザ
PC4へ随時送信するようになされている。
【0443】なお、上述の説明においてはクライアント
PC7A、7B及び7Cがライブキャスティングサーバ
150に対して閲覧要求したパーソナルキャスティング
サービストップページ画面160を介してストリーミン
グサーバ8へ配信要求を行うようにしているが、ライブ
キャスティングサーバ150から受信した電子メール画
面186(図35)の「配信要求先アドレス」に表示さ
れたURLをクリックすることによりパーソナルキャス
ティングサービストップページ画面160へアクセス
し、当該パーソナルキャスティングサービストップペー
ジ画面160を介してストリーミングサーバ8へ配信要
求を行うようにしてもよい。
【0444】(3)動作及び効果 以上の構成において、コンテンツ配信システム1のユー
ザPC4は、ストリーミングサーバ8のストリーム配信
機能を使用する中継予約(この実施の形態ではチャンネ
ルを24時間占有して使用する契約)をサーバ使用予約
管理センタ5に対して行い、当該サーバ使用予約管理セ
ンタ5を介して送信する電子メール等によってライブキ
ャスティングサービスの登録メンバーであるクライアン
トPC7A、7B及び7Cへ所定の予約時間帯でインタ
ーネットTV中継があることを通知する。
【0445】ユーザPC4は、上述したリコンファーム
を行った後、インターネットTV中継開始時刻の所定時
間前(5分前)の時点でサーバ接続専用ネットワーク6
を介してストリーミングサーバ8との通信接続を確立
し、アンテナ20Aを介して受信したTV番組の映像デ
ータに所定の特殊効果を施してインターネットTV中継
開始時刻から当該ストリーミングサーバ8へ送信する。
【0446】ストリーミングサーバ8は、ユーザPC4
から受信したTV番組の映像データを配信要求のあった
クライアントPC7A、7B及び7Cへリアルタイムに
ストリーム配信することにより、遠隔地でTV放送の電
波が届かない当該クライアントPC7A、7B及び7C
に対してもインターネット2を介して簡易かつ迅速にT
V番組を提供することができる。
【0447】またユーザPC4は、インターネットTV
中継だけではなく、他のチャンネル及び予約時間帯を介
してディジタルテレビカメラ19を介して撮影したライ
ブコンテンツの動画像データに対しても所定の特殊効果
を施してライブ配信することができ、予約時間帯毎にラ
イブ配信とインターネットTV中継とを交互に切り換え
て実行することができる。
【0448】これによりユーザPC4は、クライアント
ユーザに対してパーソナルキャスティングサービスにお
けるライブ配信又はインターネットTV中継の双方の機
能を当該ユーザPC4の1台だけで実行することがで
き、コンテンツ提供者に対する使い勝手を向上させるこ
とができる。
【0449】またユーザPC4のCPU10は、予め契
約先のTV放送局から貰い受けた中継許可キーに基づい
てインターネットTV中継が許可されているか否かを判
定するようにしたことにより、インターネットTV中継
が許可されていない不正なコンテンツ提供者によるイン
ターネットTV中継を防止して、著作権を確実に保護す
ることができる。
【0450】以上の構成によれば、コンテンツ配信シス
テム1のユーザPC4は、ライブ配信機能に加えて、外
部から受信したTV番組についてもインターネット2を
介してリアルタイムにインターネットTV中継すること
ができるので、当該TV番組を電波によって受信し得な
い遠隔地のクライアントユーザに対しても、衛星中継等
の大規模なシステムを構築する必要なく、電話回線網3
及びインターネット2を介してクライアントPC7A、
7B及び7Cへ簡易かつ迅速に配信することができる。
【0451】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、外部から受信したN
TSC方式の映像信号でなるTV番組をストリーミング
サーバ8を介してインターネットTV中継するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、衛星
放送や地上波放送のディジタル映像信号でなるTV番
組、ケーブルテレビジョンの映像信号でなるTV番組、
文字放送番組さらにはラジオ放送のラジオ番組等の他の
種々の番組データをストリーミングサーバ8を介してイ
ンターネット中継するようにしても良い。
【0452】また上述の実施の形態においては、ストリ
ーミングサーバ8がユーザPC4から受信したライブコ
ンテンツ又はTV番組を、要求のあったクライアントP
C7A、7B及び7Cへストリーム配信することにより
ライブ配信又はインターネットTV中継を行うようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、スト
リーム配信すると共にユーザPC4から受信したライブ
コンテンツ又はTV番組をハードディスク等の記憶メデ
ィアに格納しておき、これをオンディマンドシステムの
ように要求を受けた時点で配信するといった再放送サー
ビスを同時に行うようにしても良い。この場合、再放送
サービスに係るライブコンテンツ又はTV番組を番組ガ
イド表画面165に掲載し、要求に応じて配信すればよ
い。
【0453】さらに上述の実施の形態においては、ディ
ジタルビデオカメラ19によって撮影したライブコンテ
ンツの動画像データや、アンテナ20Aを介して受信し
たTV番組の番組データをリアルタイムにストリーミン
グサーバ8へ送信し、当該ストリーミングサーバ8を介
してライブコンテンツやTV番組をリアルタイムにスト
リーム配信するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、予めユーザPC4で作成したコンテ
ンツや、受信したTV番組をハードディスク13に格納
しておき、再放送用にライブ予約又は中継予約の時間帯
でストリーミングサーバ8を介してストリーム配信する
ようにしてもよい。この場合、コンテンツ提供者はライ
ブコンテンツをリアルタイムではないが、再放送サービ
スとして配信することも可能となる。
【0454】さらに上述の実施の形態においては、スト
リーミングサーバ8がユーザPC4から受信したライブ
コンテンツ又はTV番組を、要求のあったクライアント
PC7A、7B及び7Cへストリーム配信することによ
りライブ配信又はインターネットTV中継を行うように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ス
トリーム配信すると共に、ユーザPC4から受信したラ
イブコンテンツ又はTV番組をハードディスク等の記憶
メディアに一旦格納しておき、このライブコンテンツ又
はTV番組をCD−ROM(Compact Disc-Read Only M
emory)やDVD−ROM(Digital Versatile Disc-Re
ad Only Memory)等の種々のパッケージメディアに書き
込んだ後にクライアントPC7A、7B及び7Cのクラ
イアントユーザへ配送するといった配送サービスを行う
ようにしてもよい。
【0455】このような配送サービスによれば、クライ
アントユーザはライブ配信されたライブコンテンツ又は
インターネットTV中継されたTV番組を視聴して気に
入った場合に、ライブコンテンツ又はTV番組が記憶さ
れたパッケージメディアの配送を要求し、当該パッケー
ジメディアを入手することが可能となる。
【0456】この場合、コンテンツ提供者であるユーザ
PC4とストリーミングサーバ8との通信経路は、サー
バ接続専用ネットワーク6を介して十分な伝送帯域を確
保し得るが、ストリーミングサーバ8とクライアントP
C7A、7B及び7Cとの間の通信経路は、インターネ
ット2を利用したものであるため、十分なデータ伝送帯
域を確保できるとは限らず、伝送帯域の制約を浮ける可
能性が高い。
【0457】このときクライアントPC7A、7B及び
7Cは、ライブコンテンツ又はTV番組の映像画質が劣
化することになり、クライアントユーザに高品位なコン
テンツを提供し得ない。しかし上述のような配送サービ
スでは、気に入ったコンテンツを高品位な画質で視聴し
たいと言ったクライアントユーザの要望に十分応えるこ
とができる。
【0458】すなわちクライアントPC7A、7B及び
7Cは、配送サービスを介して入手したパッケージメデ
ィアを直接再生することにより、ユーザPC4からスト
リーミングサーバ8へ送信されたライブコンテンツ又は
TV番組と同等の高品位な画質でクライアントユーザへ
当該コンテンツを提供することができる。
【0459】なお、このようなパッケージメディアに記
録されたコンテンツの提供を受けるクライアントユーザ
は、当該パッケージメディアに格納されたコンテンツを
再生表示できる機能を有するプレイヤー装置(PC以外
でもよい)等を使用してテレビ画面等に表示するように
してもよい。
【0460】さらに上述の実施の形態においては、予め
ライブ予約又は中継予約された予約時間帯のみでユーザ
PC4からストリーミングサーバ8を介してライブ配信
又はインターネットTV中継を行うようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、ライブ予約に基
づいたライブ配信が行われている間に、ストリーミング
サーバ8が予約データベース151を参照することによ
り、現在使用中のチャンネルの当該予約終了時刻後の予
約状況を確認し、空いているようであれば予約終了時刻
の所定時間前(例えば、10分前)にストリーミングサ
ーバ8からユーザPC4に対して「○○時まで予約の延
長が可能です」といった趣旨のメッセージ等を送信する
ようにしてもよい。
【0461】この場合、ユーザPC4は、ステータスウ
ィンドウ103(図10(A))に、このメッセージを
表示すると共に、当該ステータスウィンドウ103に延
長ボタンを表示し、当該延長ボタンがクリックされたと
きに当該延長を行う旨をストリーミングサーバ8へ送信
し、当該ストリーミングサーバ8により延長の許可を受
ける。
【0462】このようなコンテンツ配信システム1は、
このような延長サービスを行うことにより、ユーザPC
4のコンテンツ提供者に対しては延長したいといった要
望に応えることができる一方、ストリーミングサーバ8
のチャンネルを効率よく活用することができる。
【0463】さらに上述の実施の形態においては、ライ
ブキャスティングサーバ150のハードディスクにライ
ブ予約又は中継予約を実行するためのプログラムが予め
インストールされている場合や、ユーザPC4のハード
ディスク13にライブ予約又は中継予約の際の各種処理
やライブ配信又はインターネットTV中継の際の各種処
理を実行するためのプログラムが予めインストールされ
ている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
これらの各種アプリケーションプログラムの格納された
例えばCD−ROM(Compact Disc Read Only Memor
y)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read O
nly Memory)等のパッケージメディアでなるプログラム
格納媒体を再生することにより各種アプリケーションプ
ログラムをインストールしても良く、またアプリケーシ
ョンプログラムが一時的若しくは永続的に格納される半
導体メモリや光磁気ディスク等のプログラム格納媒体を
再生することにより各種アプリケーションプログラムを
インストールしても良い。
【0464】これらのプログラム格納媒体に各種アプリ
ケーションプログラムを格納する手段としてはローカル
エリアネットワーク、ディジタル衛生放送等の優先及び
無線通信媒体を利用しても良く、ルータやモデム等の各
種通信インターフェースを介在させて格納するようにし
ても良い。
【0465】さらに、上述した実施の形態においては、
ユーザPC4とライブキャスティングサーバ150との
間でライブ予約又は中継予約を行うためのネットワーク
としてインターネット2を用いるようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、有線又は無線で構
築された他の種々のネットワークを用いても良い。
【0466】さらに、上述の実施の形態においては、ラ
イブ配信又はインターネットTV中継を行うの放送者側
の端末として、ディジタルビデオカメラ19を内臓した
ユーザPC4を用いるようにしていたが、通常のPCに
ディジタルビデオカメラをIEEE(Institute of Ele
ctrical and Electronics Engineers)1394インタ
ーフェイス等を介してケーブル接続したものや、ディジ
タルビデオカメラを無線接続したPCを用いるようにし
てもよい。また、ディジタルカメラをケーブル等により
接続した携帯電話機や、ディジタルカメラを内蔵した携
帯電話機をユーザPC4に代えて用いるようにしてもよ
い。
【0467】以下、ディジタルカメラを内蔵した携帯電
話機をユーザPC4に代えて使用する場合について具体
的に説明する。
【0468】図46に示すように、500は全体として
本発明を適用した携帯電話機MS3が接続されているコ
ンテンツ配信システムを示し、通信サービスの提供エリ
アを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線
局である基地局CS1〜CS4が設置されている。
【0469】これらの基地局CS1〜CS4には、移動
無線局である携帯情報端末MS1及びMS2やカメラ付
ディジタル携帯電話機MS3及びMS4が例えばW−C
DMA(Wideband−Code Divison Multiple Access)と呼
ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続されるよ
うになされており、2[GHz]の周波数帯域を使用して
最大2[Mbps]のデータ転送速度で大容量データを高速
にデータ通信し得るようになされている。
【0470】このように携帯情報端末MS1及びMS2
やカメラ付ディジタル携帯電話機MS3及びMS4は、
W−CDMA方式によって大容量データを高速にデータ
通信し得るようになされていることにより、音声通話だ
けでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲
覧、画像の送受信等の多種に渡ってデータ通信を実行し
得るようになされている。
【0471】また基地局CS1〜CS4は、有線回線を
介して電話回線網3と接続されており、当該電話回線網
3にはインターネット2や、図示しない多くの加入者有
線端末、コンピュータネットワーク及び企業内ネットワ
ーク等が接続されている。
【0472】電話回線網3には、インターネットサービ
スプロバイダのアクセスサーバASも接続されており、
当該アクセスサーバASには当該インターネットサービ
スプロバイダが保有するコンテンツサーバTSが接続さ
れている。
【0473】このコンテンツサーバTSは、加入者有線
端末や携帯情報端末MS1、MS2及びカメラ付ディジ
タル携帯電話機MS3、MS4からの要求に応じて例え
ば簡易ホームページ等のコンテンツをたとえばコンパク
トHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファ
イルとして提供するようになされている。
【0474】このコンパクトHTMLとは、HTMLの
サブセットであり、限られたサイズの表示装置の中で反
映可能なタグのみ残し他の部分を切り捨てたものであ
る。例えばNTTドコモ社のサービスであるiMode
(登録商標)ではiモード様HTMLを採用しており、
これは携帯電話に必要な機能を絞り込み約30種のタグ
を使用し、テキストの文字属性や色は指定できず、画像
も2段階調節のGIFファイルが推奨されるなどの限定
条件がある。
【0475】このようなコンパクトHTMLや移動通信
用プロトコルのWAP(Wireless Application Protoco
l)にて使われる記述言語であるHDML(handheld Dev
ice Markup Language)、WML(Wireless Markup Lan
guage)等を用いることで、表示領域や表示能力に制限
のある携帯電話機等で閲覧する簡易ホームページのファ
イルを作成することができる。
【0476】このコンテンツ配信システム500では、
本実施の形態と同様にインターネット2とサーバ使用予
約管理センタ5やストリーミングサーバ8が接続され、
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Intern
et Protocol)のプロトコルに従って加入者有線端末や
携帯情報端末MS1、MS2及びカメラ付ディジタル携
帯電話機MS3、MS4からサーバ使用予約管理センタ
5やストリーミングサーバ8に対してアクセスし得るよ
うになされている。
【0477】なおコンテンツ配信システム500におい
ても、ストリーミングサーバ8を介してストリーム配信
を行う際、カメラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS
4からサーバ接続専用ネットワーク6を介してストリー
ミングサーバ8へコンテンツ送信を行うようにしている
が、インターネット2経由でコンテンツ送信を行うよう
にしてもよい。
【0478】因みに携帯情報端末MS1、MS2及びカ
メラ付ディジタル携帯電話機、MS3、MS4は、基地
局CS1〜CS4までを2[Mbps]の簡易トランスポート
プロトコルで通信し、当該基地局CS1〜CS4からイ
ンターネット2を介してストリーミングサーバ8までを
TCP/IPプロトコルで通信するようになされてい
る。
【0479】なお管理制御装置MCUは、電話回線網3
を介して加入者有線端末や携帯情報端末MS1、MS2
及びカメラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS4と接
続されており、当該携帯情報端末MS1、MS2及びカ
メラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS4に対する認
証処理や課金処理等を行うようになされている。
【0480】次に、ユーザPC4(図1)に代わるカメ
ラ付ディジタル携帯電話機MS3の外観構成例について
説明する。図47に示すようにカメラ付ディジタル携帯
電話機MS3は、中央のヒンジ部511を境に表示部5
12と本体513とに分けられており、当該ヒンジ部5
11を介して折り畳み可能に形成されている。
【0481】表示部512には、上端左部に送受信用の
アンテナ514が引出し及び収納可能な状態に取り付け
られており、当該アンテナ514を介して基地局CS3
との間で電波を送受信するようになされている。
【0482】また表示部512には、上端中央部にほぼ
180度の角度範囲で回動自在なカメラ部515が設け
られており、当該カメラ部515のCCDカメラ516
によって所望の撮像対象を撮像し得るようになされてい
る。
【0483】ここで表示部512は、カメラ部515が
コンテンツ提供者によってほぼ180度回動させて位置
決めされた場合、図48に示すように当該カメラ部51
5の背面側中央に設けられたスピーカ517が正面側に
位置することになり、これにより通常の音声通話状態に
切り換わるようになされている。
【0484】さらに表示部512には、その正面に液晶
ディスプレイ518設けられており、電波の受信状態、
電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話
番号及び発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホー
ムページ、カメラ部515のCCDカメラ516で撮像
した画像及び図示しない内蔵アンテナを介して受信した
TV番組の番組映像を表示し得るようになされている。
【0485】一方、本体513には、その表面の「0」
〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話
及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操作
キー519が設けられており、当該操作キー519を用
いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0486】また本体513には、操作キー519の下
部にメモボタン520やマイクロフォン521が設けら
れており、当該メモボタン520によって通話中の間の
音声を録音し得ると共に、マイクロフォン521によっ
て通話時のユーザの音声を集音するようになされてい
る。
【0487】さらに本体513には、操作キー519の
上部に回転操作、回動操作及び押圧操作自在なジョグダ
イヤル522が当該本体513の表面から僅かに突出し
た状態で設け等られており、当該ジョグダイヤル522
に対する回動操作に応じて液晶ディスプレイ518に表
示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動
作、簡易ホームページの握り動作及び画像の送り動作等
の種々の動作を実行するようになされている。
【0488】例えば本体513は、コンテンツ提供者に
よるジョグダイヤル522の回動操作に応じて液晶ディ
スプレイ518に表示された電話帳リストの複数の電話
番号の中から所望の電話番号が選択され、当該ジョグダ
イヤル522が本体513の内部方向に押圧操作される
と、選択された電話番号を確定して当該電話番号に対し
て自動的に発呼処理を行うようになされている。
【0489】なお本体513は、背面側に図示しないバ
ッテリパックが挿着されており、終話及び電源キーがオ
ン状態になると、当該バッテリパックから各回路部に対
して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
【0490】ところで本体513には、当該本体513
の左側面上部に抜差自在なメモリスティック(ソニー株
式会社の商標)523を挿着するためのメモリスティッ
クスロット524が設けられており、メモボタン520
が押下されるとメモリスティック523に通話中の相手
の音声を記録したり、受信中のTV番組の映像データを
録画したり、或いはコンテンツ提供者の操作に応じて電
子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ216で撮
像した画像を記録し得るようになされている。
【0491】ここでメモリスティック523は、本願出
願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシ
ュメモリカードの一種である。このメモリスティック5
23は、縦21.5×横50×厚さ.8[mm]の小型薄型形状の
プラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な
不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Eras
able and Programmable Read Only Memory)の一種であ
るフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピ
ン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き
込み及び読み出しが可能となっている。
【0492】またメモリスティック523は、大容量化
等による内臓フラッシュメモリの仕様変更に対しても、
使用する機器で互換性を確保することができる独自のシ
リアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S]、
最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保して
いる。
【0493】従ってカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、このようなメモリスティック523を挿着可能に
構成されているために、当該メモリスティック523を
介して他の電子機器との間でデータの共有化を図ること
ができるようになされている。
【0494】図49に示すように、カメラ付ディジタル
携帯電話機MS3は、表示部512及び本体513の各
部を統括的に制御するようになされた主制御部550に
対して、電源回路部551、操作入力制御部552、画
像エンコーダ553、カメラインタフェース部554、
LCD(Liquid Crystal Display)制御部555、画像
デコーダ556、多重分離部557、記録再生部56
2、変復調回路部558及び音声コーデック559がメ
インバス560を介して互いに接続されると共に,画像
エンコーダ553、画像デコーダ556、多重分離部5
57、変復調回路部558及び音声コーデック559が
同期バス561を介して互いに接続されて構成されてい
る。
【0495】電源回路部551は、コンテンツ提供者の
操作により終話及び電源キーがオン状態にされると、バ
ッテリパックから各部に対して電力を供給することによ
りカメラ付ディジタル電話機MS3を動作可能な状態に
起動する。
【0496】カメラ付ディジタル携帯電話機MS3は、
CPU、ROM及びRAM等でなる主制御部550の制
御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン52
1で集音した音声信号を音声コーデック559によって
ディジタル音声データに変換し、これを変復調回路部5
58でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部563で
ディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施し
た後にアンテナ514を介して送信する。
【0497】またカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、音声通話モード時にアンテナ514で受信した受信
信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル
変換処理を施し、変復調回路部558でスペクトラム逆
拡散処理し、音声コーデック559によってアナログ音
声信号に変換した後、これをスピーカ517を介して出
力する。
【0498】さらにカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、データ通信モード時に電子メールを送信する場
合、操作キー519及びジョグダイヤル522の操作に
よって入力された電子メールのテキストデータを操作入
力制御部552を介して主制御部550へ送出する。
【0499】主制御部550は、テキストデータを変復
調回路部558でスペクトラム拡散処理し、送受信回路
部563でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換
処理を施した後にアンテナ514を介して基地局CS3
(図45)へ送信する。
【0500】これに対してカメラ付ディジタル携帯電話
機MS3は、データ通信モード時に電子メールを受信す
る場合、アンテナ514を介して基地局CS3から受信
した受信信号を変復調回路部558でスペクトラム逆拡
散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制
御部555を介して液晶ディスプレイ518に電子メー
ルとして表示する。
【0501】この後カメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、コンテンツ提供者の操作に応じて受信した電子メ
ールを記録再生部562を介してメモリスティック52
3に記録することも可能である。
【0502】一方カメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、データ通信モード時に画像データを送信する場合、
CCDカメラ516で撮像された画像データをカメライ
ンターフェース部554を介して画像エンコーダ553
に供給する。
【0503】因みにカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ
516で撮像した画像データをカメラインターフェース
部554及びLCD制御部555を介して液晶ディスプ
レイ518に直接表示することも可能である。
【0504】画像エンコーダ553は、CCDカメラ5
16から供給された画像データを例えばMPEG(Movi
ng Picture Experts Group)2やMPEG4等の所定の
符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画
像データに変換し、これを多重分離部557に送出す
る。
【0505】このとき同時にカメラ付ディジタル携帯電
話機MS3は、CCDカメラ516で撮像中にマイクロ
フォン521で集音した音声を音声コーデック559を
介してディジタルの音声データとして多重分離部557
に送出する。
【0506】多重分離部557は、画像エンコーダ55
3から供給された符号化画像データと音声コーデック5
59から供給された音声データとを所定の方式で多重化
し、その結果得られる多重化データを変復調回路部55
8でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部563でデ
ィジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した
後にアンテナ514を介して送信する。
【0507】これに対してカメラ付ディジタル携帯電話
機MS3は、データ通信モード時に例えば簡易ホームペ
ージ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信す
る場合、アンテナ514を介して基地局CS3から受信
した受信信号を変復調回路部558でスペクトラム逆拡
散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部
557に送出する。
【0508】多重分離部557は、多重化データを分離
することにより符号化画像データと音声データとに分
け、同期バス561を介して当該符号化画像データを画
像デコーダ556に供給すると共に当該音声データを音
声コーデック559に供給する。
【0509】画像デコーダ556は、符号化画像データ
をMPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応
した復号化方式でデコードすることにより再生動画像デ
ータを生成し、これをLCD制御部555を介して液晶
ディスプレイ518に供給し、これにより、例えば、簡
易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれ
る動画像データを表示する。
【0510】このとき同時に音声コーデック559は、
音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをス
ピーカ517に供給し、これにより例えば、簡易ホーム
ページにリンクされた動画像ファイルに含まれる音声デ
ータを再生する。
【0511】この場合も電子メールの場合と同様にカメ
ラ付ディジタル携帯電話機MS3は、受信した簡易ホー
ムページ等にリンクされたデータをユーザの操作により
記録再生部562を介してメモリスティック523に記
録することが可能である。
【0512】かかる構成に加えてカメラ付ディジタル携
帯電話機MS3は、主制御部550のROMに上述の実
施の形態と同様のアプリケーションプログラム等が格納
されており、このアプリケーションプログラムに基づい
て、サーバ使用予約管理センタ5のライブキャスティン
グサーバ150(図15)にアクセスし、当該ライブキ
ャスティングサーバ150との間で上述したメンバー登
録、リコンファームを含むライブ予約又は中継予約を行
い得るようになされており、当該ライブ予約又は中継予
約を行った場合、予約設定情報ファイル184(図3
3)を受信して自動的に暗号化して保存するようになさ
れている。
【0513】またカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、ユーザPC4と同様に、ライブ予約又は中継予約に
基づいてライブ配信又はインターネットTV中継を行い
得るようになされている。
【0514】従ってカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、ライブ配信時、ライブ予約の際に保存した予約設
定情報ファイル184を自動的に読み出してストリーミ
ングサーバ8との間で通信接続を確立し、CCDカメラ
516で撮影したライブコンテンツをストリーミングサ
ーバ8を介してクライアントPC7A、7B及び7Cへ
ストリーム配信するようになされている。
【0515】またカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、インターネットTV中継時、中継予約の際に保存し
た予約設定情報ファイル184を自動的に読み出してス
トリーミングサーバ8との間で通信接続を確立し、内蔵
のアンテナ580A(図49)及びTVチューナ580
を介して受信したTV番組の番組データに対して主制御
部550によって所定の特殊効果を施した後、画像エン
コーダ553により圧縮符号化処理を施し、これをスト
リーミングサーバ8を介してクライアントPC7A、7
B及び7Cへストリーム配信するようになされている。
【0516】なおカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、ユーザPC4と同様にライブ配信とインターネット
TV中継をライブ予約又は中継予約に基づく予約時間帯
ごとに切り換えて行うことができ、当該1台のカメラ付
ディジタル携帯電話機MS3によってコンテンツ提供者
の使い勝手を一段と向上させている。
【0517】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば外
部から番組データを受信し、当該受信した番組データを
所定のフォーマットに変換し、当該変換した変換番組デ
ータをネットワークを介して当該ネットワークと接続さ
れたクライアントへ配信するようにしたことにより、電
波の届き難い遠隔地のクライアントに対してもネットワ
ークを介してリアルタイムに番組データを提供し得る番
組中継装置、番組中継方法、番組中継プログラム及び番
組中継プログラム格納媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるコンテンツ配信シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】ユーザPCの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ユーザPCの外観構成(1)を示す略線的斜視
図である。
【図4】ユーザPCの外観構成(2)を示す略線的斜視
図である。
【図5】ユーザPCによるアプリケーションプログラム
起動時の初期画面を示す略線図である。
【図6】撮影モード画面の全体構成を示す略線図であ
る。
【図7】アップロードモード画面の全体構成を示す略線
図である。
【図8】Web確認モード画面の全体構成を示す略線図
である。
【図9】中継・ライブ予約/確認モード画面の全体構成
を示す略線図である。
【図10】中継・ライブ配信モード画面の全体構成を示
す略線図である。
【図11】エフェクト項目表示欄を示す略線図である。
【図12】Aボタン用のエフェクト設定画面を示す略線
図である。
【図13】Bボタン用のエフェクト設定画面を示す略線
図である。
【図14】プリセット用のエフェクト設定画面を示す略
線図である。
【図15】サーバ使用予約管理センタの構成を示すブロ
ック図である。
【図16】パーソナルキャスティングサービストップペ
ージ画面を示す略線図である。
【図17】パーソナルキャスティングサービスの概要説
明画面を示す略線図である。
【図18】ライブ内容提示画面を示す略線図である。
【図19】ライブコンテンツ詳細情報画面を示す略線図
である。
【図20】TV番組内容提示画面を示す略線図である。
【図21】TV番組詳細情報画面を示す略線図である。
【図22】番組ガイド表画面を示す略線図である。
【図23】予約テーブルを示す略線図である。
【図24】メンバー登録処理シーケンスを示すフローチ
ャートである。
【図25】メンバー登録用入力画面を示す略線図であ
る。
【図26】予約確認処理シーケンスを示すフローチャー
トである。
【図27】予約用画面を示す略線図である。
【図28】予約確認用画面を示す略線図である。
【図29】予約登録手続完了画面を示す略線図である。
【図30】リコンファーム処理シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図31】マイチャンネル画面を示す略線図である。
【図32】リコンファーム用画面を示す略線図である。
【図33】予約設定情報ファイルを示す略線図である。
【図34】リコンファーム完了画面を示す略線図であ
る。
【図35】電子メール画面を示す略線図である。
【図36】リコンファーム済みのマイチャンネル画面を
示す略線図である。
【図37】予約設定情報変更画面を示す略線図である。
【図38】変更完了画面を示す略線図である。
【図39】予約取消画面を示す略線図である。
【図40】取消通知画面を示す略線図である。
【図41】予約確認画面を示す略線図である。
【図42】ライブ配信時におけるコンテンツ送信処理シ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図43】インターネットTV中継処理シーケンスを示
すフローチャートである。
【図44】インターネットTV中継におけるテロップ挿
入映像画面を示す略線図である。
【図45】クライアントPCにおける再生表示画面を示
す略線図である。
【図46】他の実施の形態におけるコンテンツ配信シス
テムを示す略線図である。
【図47】カメラ付ディジタル携帯電話機の外観構成を
示す略線的斜視図である。
【図48】カメラ部を回動したときのカメラ付ディジタ
ル形態電話機の表示部を示す略線的斜視図である。
【図49】カメラ付ディジタル携帯電話機の回路構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1……コンテンツ配信システム、2……インターネッ
ト、3……電話回線網、4……ユーザPC、5……サー
バ使用予約管理センタ、6……サーバ接続専用ネットワ
ーク、7A、7B、7C……クライアントPC、8……
ストリーミングサーバ、150……ライブキャスティン
グサーバ、151……予約データベース、152……ユ
ーザデータベース、153……NTPサーバ、154…
…ネットワークインターフェース、155……データベ
ースサーバ、500……ネットワークシステム、MS
3、MS4……カメラ付きディジタル携帯電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04N 5/222 Z 5K072 H04N 5/00 5/262 5K101 5/222 H04B 7/15 Z 5/262 7/26 A (72)発明者 福田 純子 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 末吉 隆彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 宮島 靖 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AA11 AA12 AC03 AC32 AC42 AC69 AC71 AC72 5C023 AA06 AA14 AA18 AA26 AA34 BA11 BA15 CA03 CA04 CA05 EA03 5C056 FA02 FA03 FA05 HA04 5C064 AA01 AC04 AC06 AC12 AC16 AC18 AD01 AD08 AD14 BA01 BB01 BB07 BC01 BC07 BC11 BC17 BC18 BC22 BC23 BD02 BD03 BD08 BD09 5K067 AA22 EE06 FF02 GG01 GG11 HH05 KK15 5K072 AA29 BB03 BB04 BB14 BB25 BB27 CC01 CC35 DD16 DD17 EE31 GG14 GG42 5K101 KK18 LL00 MM07 NN18 NN21 RR05 SS07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から番組データを受信する番組データ
    受信手段と、 上記番組データ受信手段で受信した上記番組データを所
    定のフォーマットに変換し、ネットワークを介して当該
    ネットワークと接続されたクライアントへ配信する中継
    手段とを具えることを特徴とする番組中継装置。
  2. 【請求項2】上記中継手段は、上記フォーマットに変換
    した変換番組データに対して所定の特殊効果を施した後
    に上記ネットワークを介して上記クライアントへ配信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の番組中継装置。
  3. 【請求項3】外部から番組データを受信する番組データ
    受信ステップと、 上記番組データ受信ステップで受信した上記番組データ
    を所定のフォーマットに変換するフォーマット変換ステ
    ップと、 上記フォーマット変換ステップで変換した変換番組デー
    タをネットワークを介して当該ネットワークと接続され
    たクライアントへ配信する中継ステップとを具えること
    を特徴とする番組中継方法。
  4. 【請求項4】上記フォーマット変換ステップでは、上記
    番組データに対して所定の特殊効果を施した後に上記フ
    ォーマットに変換することを特徴とする請求項3に記載
    の番組中継方法。
  5. 【請求項5】コンピュータに、 外部から番組データを受信する番組データ受信ステップ
    と、 上記番組データ受信ステップで受信した上記番組データ
    を所定のフォーマットに変換するフォーマット変換ステ
    ップと、 上記フォーマット変換ステップで変換した変換番組デー
    タをネットワークを介して当該ネットワークと接続され
    たクライアントへ配信する中継ステップとを実行させる
    ための番組中継プログラム。
  6. 【請求項6】上記フォーマット変換ステップでは、上記
    番組データに対して所定の特殊効果を施した後に上記フ
    ォーマットに変換することを特徴とする請求項5に記載
    の番組中継プログラム。
  7. 【請求項7】外部から番組データを受信する番組データ
    受信ステップと、 上記番組データ受信ステップで受信した上記番組データ
    を所定のフォーマットに変換するフォーマット変換ステ
    ップと、 上記フォーマット変換ステップで変換した変換番組デー
    タをネットワークを介して当該ネットワークと接続され
    たクライアントへ配信する中継ステップとを具えること
    を特徴とする番組中継プログラムを情報処理装置に実行
    させる番組中継プログラム格納媒体。
  8. 【請求項8】上記フォーマット変換ステップでは、上記
    番組データに対して所定の特殊効果を施した後に上記フ
    ォーマットに変換することを特徴とする請求項7に記載
    の番組中継プログラム格納媒体。
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