JP2003030105A - コンテンツ評価システム、コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、コンテンツ評価プログラム及びコンテンツ評価プログラム格納媒体 - Google Patents

コンテンツ評価システム、コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、コンテンツ評価プログラム及びコンテンツ評価プログラム格納媒体

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JP2003030105A
JP2003030105A JP2001211446A JP2001211446A JP2003030105A JP 2003030105 A JP2003030105 A JP 2003030105A JP 2001211446 A JP2001211446 A JP 2001211446A JP 2001211446 A JP2001211446 A JP 2001211446A JP 2003030105 A JP2003030105 A JP 2003030105A
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Katsushi Fujii
勝史 藤井
Shigehiko Nishizawa
繁彦 西澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、個人の感性をコンテンツ全体に反映
させて評価させるようにする。 【解決手段】本発明は、コミュニケーションサーバ7に
おいて、所定のコンテンツが配信されるクライアントP
C8A、8B及び8Cから当該コンテンツの視聴中に、
そのコンテンツに対して評価のパラメータとなる少なく
とも一対の対象的な意味の面白い及びつまらないと言う
感情が抱かれたときに、当該抱かれた感情を表す情報を
受信し、その情報の表す感情の抱かれた回数を集計する
ようにしたことにより、コンテンツを視聴させながらク
ライアントユーザが抱いた感情をコンテンツの評価とす
ることができ、かくして個人の感性をコンテンツ全体に
反映させて評価させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテンツ評価シス
テム、コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、コン
テンツ評価プログラム及びコンテンツ評価プログラム格
納媒体に関し、例えばユーザPC(Personal Computer
)からコンテンツを所定のストリーミングサーバを介
してクライアイントへ配信するコンテンツ配信システム
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテンツ配信システムにおいて
は、例えば個人が作成したコンテンツをインターネット
を介して提供する場合、個人でホームページを開設する
ことが一般的に行われている。
【0003】このように個人でホームページを開設する
場合、ユーザはユーザPCを介してホームページ作成プ
ログラムを入手し、当該ホームページ作成プログラムに
基づいて複数のコンテンツとハイパーリンクしたホーム
ページを制作し、これをインターネットサービスプロバ
イダ(以下、これをISPと呼ぶ)のストリーミングサ
ーバへ蓄積しておく。
【0004】そしてISPは、インターネットを介して
アクセスしてきたクライアントに対してストリーミング
サーバからホームページを提供し、そのホームページ上
のアンカーがクリックされた場合に、当該アンカーとリ
ンクされたコンテンツを続いて提供するようになされて
いる。
【0005】また近年、ストリーミングサーバでは、ユ
ーザPCからアップロードしたコンテンツとして静止画
以外にも動画像や音声等も格納することが行われてお
り、クライアントからの要求に応じて動画像でなる例え
ばライブコンテンツ等をインターネットを介してクライ
アントへストリーム配信することによりライブ配信を実
現し得るようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
コンテンツ配信システムにおいては、コンテンツの提供
を受けたクライアントが、例えばそのコンテンツを面白
いと感じたり、もしくはコンテンツがつまらなかったと
感じた場合、このようなクライアントの抱いた感情をコ
ンテンツに対する評価として電子メールでコンテンツ制
作者に伝えることができる。
【0007】ところがこのようなコンテンツの評価はク
ライアントがコンテンツを視聴した後に行うため、例え
ば途中までは面白いと感じていても最後がつまらないと
感じれば、その最後に受けた感じに左右されて全体がつ
まらないと評価するような場合があり、コンテンツ全体
に対して評価しているとはいい難い問題があった。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、個人の感性をコンテンツ全体に反映させて評価させ
得るコンテンツ評価システム、コンテンツ評価装置、コ
ンテンツ評価方法、コンテンツ評価プログラム及びコン
テンツ評価プログラム格納媒体を提案しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、コンテンツ評価装置において、所
定のコンテンツが配信されるユーザ端末から当該コンテ
ンツの視聴中に、そのコンテンツに対して評価のパラメ
ータとなる少なくとも一対の対象的な意味の感情が抱か
れたときに、当該抱かれた感情を表す情報を受信し、そ
の情報の表す感情の抱かれた回数を集計するようにし
た。
【0010】従ってコンテンツを視聴させながら当該コ
ンテンツの視聴者が抱いた感情をコンテンツの評価とす
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面について、本発明の一
実施の形態を詳述する。
【0012】(1)コンテンツ配信システム (1−1)コンテンツ配信システムの全体構成 図1において、1は全体として本発明のコンテンツ配信
システムを示し、当該コンテンツ配信システム1によっ
て後述するパーソナルキャスティングサービスを実現す
るようになされている。
【0013】このコンテンツ配信システム1は、コンテ
ンツ提供者のユーザPC(PersonalComputer )2が公
衆回線網3(電話回線網3A、ケーブルテレビ網3B又
はADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)網
3C)及び図示しないISP(Internet Service Provi
der )を介してインターネット4に接続されると共に、
サーバ使用予約管理センタ5、ストリーミングサーバ
6、コミュニケーションサーバ7及び複数のクライアン
トPC8A、8B、8Cがインターネット4に接続され
て構成されており、当該ストリーミングサーバ6がユー
ザPC2から公衆回線網3及びサーバ接続専用ネットワ
ーク9を介して受信したコンテンツをインターネット4
を介してクライアントPC8A、8B及び8Cへストリ
ーム配信し得るようになされている。
【0014】因みにユーザPC2は、ストリーミングサ
ーバ6へコンテンツを送信するとき、例えば公衆回線網
3の電話回線網3Aを介してサーバ接続専用ネットワー
ク9のアクセスポートにPPP(Point to Point Proto
col )接続を行うことにより、ストリーミングサーバ6
との伝送路を確立し、当該伝送路を介してコンテンツを
ストリーミングサーバ6へ確実に送信し得るようになさ
れている。
【0015】またユーザPC2は、公衆回線網3からI
SP及びインターネット4を介してストリーミングサー
バ6とインターネット接続することもでき、その際には
当該ユーザPC2が回線接続可能な電話回線網3A、ケ
ーブルテレビ網3B又はADSL網3Cのうち任意に選
択された伝送路を介してコンテンツをストリーミングサ
ーバ6へ送信し得るようになされている。
【0016】このようにしてストリーミングサーバ6
は、ユーザPC2からサーバ接続専用ネットワーク9だ
けではなくインターネット4を介して受信したコンテン
ツも、インターネット4を介して複数のクライアントP
C8A、8B及び8Cへストリーム配信し得るようにな
されている。
【0017】さらにサーバ使用予約管理センタ5は、専
用回線PLを介してストリーミングサーバ6及びコミュ
ニケーションサーバ7と相互に接続されており、例えば
ユーザPC2やクライアントPC8A、8B及び8Cに
対する認証処理の際に専用回線PLを介して相互に認証
データ等を授受するようになされている。
【0018】実際上ユーザPC2は、ストリーミングサ
ーバ6のストリーミング配信機能を使用する時間帯の予
約をサーバ使用予約管理センタ5へ要求し、当該サーバ
使用予約管理センタ5を介してストリーミングサーバ6
に予約登録を行う。
【0019】ストリーミングサーバ6は、ユーザPC2
によって予約登録された予約時間帯になると、当該ユー
ザPC2から送信されたコンテンツをサーバ接続専用ネ
ットワーク9を介して受信してバッファに記憶しながら
当該コンテンツを読み出し、要求のあったクライアント
PC8A、8B及び8Cへストリーム配信する。
【0020】これによりコンテンツ配信システム1は、
ユーザPC2から送信されたコンテンツを所定の予約時
間帯でストリーミングサーバ6を介してクライアントP
C8A、8B及び8Cへリアルタイムに提供するといっ
た個人放送局すなわちパーソナルキャスティングサービ
スを実現し得るようになされている。
【0021】なお、本実施の形態においては、ストリー
ミング配信機能を有するストリーミングサーバ6を用い
る場合について以下説明するが、リアルタイムにコンテ
ンツを提供し得れば、他の種々の機能を有するサーバを
用いてコンテンツを提供するようにしても良い。
【0022】(1−2)ユーザPCの構成 次に、放送者側となるコンテンツ提供者が撮影した例え
ば音楽ライブ等のコンテンツをストリーミングサーバ6
へ送信する場合に用いられるユーザPC2の構成につい
て説明する。
【0023】図2に示すようにユーザPC2は、各種演
算処理を実行すると共に各回路部を制御するCPU(Ce
ntral Processing Unit )10、当該CPU10のワー
クエリアとして用いられるRAM(Random Access Memo
ry)11、当該CPU10によって実行される一連のプ
ログラム群を格納したROM(Read Only Memory)1
2、当該CPU10によって実行されるオペレーティン
グシステム(例えば、「Windows95/98/2000 」(マイク
ロソフト社))やアプリケーションプログラム等のプロ
グラム群を内部のハードディスクに格納しているハード
ディスクドライブ13、当該CPU10の処理結果をバ
ス20及び表示用インターフェース15を介して受け取
って表示する液晶ディスプレイ等でなる表示部14、コ
ンテンツ提供者が命令を入力するためのキーボード、マ
ウス、後述する回転、回動及び押圧自在なジョグダイヤ
ル等の操作ボタンでなる操作部16、当該操作部16で
入力された命令をバス20を介してCPU10へ送出す
る操作部インターフェース17、公衆回線網3を介して
インターネット4(図1)やサーバ接続専用ネットワー
ク9(図1)と接続された外部装置との間でデータを授
受するためのネットワークインターフェース18、ユー
ザPC2と一体に取り付けられたディジタルビデオカメ
ラ19及びコンテンツをMPEG(Moving Picture Exp
erts Group)2規格に従って圧縮符号化するMPEG2
コーデック22を備えた構成を有する。なおハードディ
スクドライブ13は、CPU10によって内部のハード
ディスクに読み書きされ、コンテンツ及び各種制御用デ
ータの保管用にも使用される。
【0024】ここでユーザPC2は、図3(A)に示す
ように液晶ディスプレイでなる表示部14が設けられた
表示側筐体部31Aと、キーボード16Aが設けられた
キーボード側筐体部31Bとを有し、これら表示側筐体
部31A及びキーボード側筐体部31Bがヒンジ部32
を介して相互に回動可能な状態に連結されている。
【0025】表示側筐体部31Aは、キーボード側筐体
部31Bに対して矢印a方向に回動自在に取り付けられ
ており、図3(B)に示すように当該表示側筐体部31
Aが180度回転された状態で使用し得ると共に、当該
表示側筐体部31Aの右端部上方に回転、回動及び押圧
自在なジョグダイヤル16Bが取り付けられている。
【0026】キーボード側筐体部31Bは、当該キーボ
ード側筐体部31Bの右側端面に対して、複数(4種
類)の操作ボタン16Cが配設された操作ボタン筐体部
31Cが取付固定されていると共に、ディジタルビデオ
カメラ19が当該右側端面の一点で支持されており、こ
れにより矢印b方向へ自在に回動し得るようになされて
いる。
【0027】因みにユーザPC2は、図4(A)に示す
ような形態で使用することができ、この場合にはコンテ
ンツ提供者が当該ユーザPC2を把持し、当該コンテン
ツ提供者自身をディジタルビデオカメラ19によって撮
影することが可能となる。この際、コンテンツ提供者は
表示部14が当該コンテンツ提供者に向けられているこ
とにより、撮影内容を表示部14を介して目視確認しな
がら撮影することができる。
【0028】そして、このような形態で使用する場合、
キーボード16Aが表示部14の裏側に位置して操作し
難いため、ユーザPC2においては、ディジタルビデオ
カメラ19による撮影時に、当該撮影に関する命令(例
えば、撮影開始、停止、ズーム、エフェクトの付加、コ
ンテンツの保存、送信等の命令)を、ジョグダイヤル1
6B及び操作ボタン16Cに割り当てて操作性を向上さ
せている。
【0029】またユーザPC2は、図4(B)に示すよ
うな形態で使用することができ、この場合にはコンテン
ツ提供者に対して当該ユーザPC2を把持させ、正面の
撮影対象を表示部14でコンテンツ提供者に目視確認さ
せながらディジタルビデオカメラ19によって撮影する
ことができる。
【0030】実際上ユーザPC2(図2)は、電源の投
入に応じてCPU10がROM12及びハードディスク
ドライブ13のハードディスクに格納されている各種プ
ログラム群を読み出して実行することにより、撮影処
理、コンテンツの加工処理、ストリーミングサーバ6へ
の当該コンテンツの送信処理及びWWW(World Wide W
eb)ブラウジング等の各種処理を実行する。
【0031】以下、ユーザPC2のCPU10が上述の
各種プログラム群に従って所定の処理を実行することに
より実現される様々な機能について具体的に説明する。
まず、ユーザPC2においては、CPU10の制御によ
り図5に示すような初期画面35を表示部14に表示す
る。
【0032】この初期画面35には、ディジタルビデオ
カメラ19により撮影された画像を表示する大型サイズ
の主画像表示エリア40と、前回の撮影時において最後
に撮影された画像のプレビューを表示する小型サイズの
副画像表示エリア41とが設けられ、当該副画像表示エ
リア41の下部にモード(mode)、画像種類(camer
a)、設定(setting )及び命令内容(operation )と
いった上位項目をコンテンツ提供者に選択させるための
GUI(Graphical User Interface)42が設けられる
と共に、主画像表示エリア40の下部にユーザPC2の
各種状態を示すステータスウィンドウ43が設けられて
いる。
【0033】GUI42の上位項目「mode」には、撮影
モード(「撮る」が選択された場合のモード)、アップ
ロードモード(「見る・送る」が選択された場合のモー
ド)、Web確認モード(「Webを見る」が選択され
た場合のモード)、ライブ予約/確認モード(「ライブ
予約/確認へ」が選択された場合のモード)及びライブ
配信モード(「ライブ配信へ」が選択された場合のモー
ド)からなる5種類のモードが選択対象として表示され
ている。因みに、ユーザPC2の起動時には初期状態と
して撮影モードが選択されている。
【0034】ここで撮影モードは、ユーザPC2のディ
ジタルビデオカメラ19により撮影を行うためのモード
であり、当該撮影モードが選択された場合若しくは初期
状態において、CPU10は図6(A)に示すような撮
影モード画面50を表示部14に表示する。
【0035】この撮影モード画面50では、上述した初
期画面35(図5)と同様に主画像表示エリア60及び
副画像表示エリア61が設けられており、主画像表示エ
リア60に現在撮影中の画像が表示されると共に、副画
像表示エリア61に前回撮影したときの最後の画像がプ
レビュー表示される。
【0036】また撮影モード画面50では、初期画面3
5と同様のGUI62が設けられ、図6(B)に示すよ
うに当該GUI62にも「mode」、「camera」、「sett
ing」及び「operation 」といった上位項目が設けられ
ている。
【0037】これらの上位項目には、さらに複数の下位
項目がそれぞれ設けられており、表示側筐体部31Aに
おけるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じて太線枠
で示されたフォーカスFが所望の下位項目へ移動された
後に当該ジョグダイヤル16Bが押圧操作されることに
より、その下位項目が選択決定されるようになされてい
る。
【0038】また撮影モードでは、操作ボタン筐体部3
1Cに設けられた操作ボタン16C(図3及び図4)に
対しても、所定のコマンド(例えば、撮影時の画像に特
殊効果を施すためのエフェクト項目を選択決定するコマ
ンド等)が予め割り当てられている。
【0039】従ってコンテンツ提供者は、キーボード1
6Aを用いることなく、ジョグダイヤル16B又は操作
ボタン16Cに対する操作だけで撮影モードにおける各
種操作を実行し得、図4(A)及び(B)に示した場合
のようなキーボード16Aが操作し難い環境下であって
も撮影操作を容易に実行し得るようになされている。
【0040】なお撮影モードにおいては、デフォルトと
して操作ボタン16Cに対して撮影時の画像に特殊効果
を施すためのエフェクト項目を選択決定するコマンドが
予め割り当てられているが、操作ボタン16Cに対して
任意にコマンドを割り当てたり、又は他のモードにおい
て操作ボタン16Cに他の種々のコマンドを割り当てる
ようにしても良い。この場合ユーザPC2の操作性は、
一段と向上することになる。
【0041】さらに撮影モードでは、ステータスウィン
ドウ63に現時点におけるユーザPC2の状態(例え
ば、バッテリ残量やハードディスクドライブ13におけ
る残記憶容量等)、選択中のモードにおける処理状態
(例えば、撮影中の画像データサイズ、画像データの指
定保存先及び操作ボタン16Cに対して割り当てられて
いるコマンドの種類等)が表示される。
【0042】次にアップロードモードは、上述した撮影
モードで撮影したコンテンツを表示部14を介してコン
テンツ提供者に参照させたり、当該コンテンツの画像デ
ータをインターネット4と接続された所定のアップロー
ド先のストリーミングサーバ6へ送信するためのモード
であり、CPU10は図7(A)に示すようなアップロ
ードモード画面51を表示部14に表示する。
【0043】このアップロードモード画面51では、撮
影モード画面50(図6)と同様のGUI72及びステ
ータスウィンドウ73が設けられると共に、新にプレビ
ューエリア74、撮影したコンテンツのうち代表的な静
止画像を複数並べて表示する一覧表示エリア75及び送
信カプセルアイコン77が設けられている。
【0044】図7(B)に示すように、アップロードモ
ード画面51におけるGUI72には、「mode」項目の
他に「operation 」項目及び「view」項目が設けられて
いる。
【0045】「operation 」項目には、インターネット
4との接続/切断を命令するための「ネット接続/切
断」項目、コンテンツの送信開始/終了を命令するため
の「送信開始/終了」項目が下位項目として設けられ、
また「view」項目には、一覧表示エリア75へフォーカ
スFの移動を命令するための「フォーカス移動」項目、
送信カプセルアイコン77の中身を確認する、すなわち
送信すべく選択したコンテンツの一覧をコンテンツ提供
者が参照するための「送信カプセル参照」項目が下位項
目として設けられている。
【0046】このGUI72においても、撮影モード画
面50(図6)の場合と同様に、表示側筐体部31Aに
おけるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォー
カスFが所望の下位項目へ移動された後に当該ジョグダ
イヤル16Bが押圧操作されることにより当該下位項目
が選択決定されるようになされている。
【0047】またアップロードモードにおいては、操作
ボタン16C(図3及び図4)に対して、プレビューエ
リア74に表示したコンテンツの再生/停止や、静止画
像の表示を命令するコマンドが予め割り当てられてお
り、ステータスウィンドウ73には画像データのファイ
ル名、ファイルサイズ、フォーマット(JPEG(Join
t Photographic Experts Group)又はMPEG等)や、
現在指定されている送信先を示す情報(アップロード先
のサーバ名及びそのURL(Uniform Resource Locato
r))等が表示される。
【0048】ここでCPU10は、コンテンツ提供者に
よるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカ
スFを「フォーカス移動」項目に移動した後、当該ジョ
グダイヤル16Bの押圧操作に応じて当該「フォーカス
移動」項目が決定されたことを認識すると、フォーカス
Fを一覧表示エリア75上へ移動する。
【0049】コンテンツ提供者は、フォーカスFが一覧
表示エリア75上に移動された状態でジョグダイヤル1
6Bを回転操作することにより、当該フォーカスFを当
該一覧表示エリア75の静止画像上で移動させることが
できる。続いてコンテンツ提供者は、所望の静止画像上
にフォーカスFを移動させた状態でジョグダイヤル16
Bを押圧操作することにより、当該所望の静止画像を容
易に選択して送信すべきコンテンツを決定し得るように
なされている。
【0050】このときCPU10は、サブGUI76を
一覧表示エリア75の隣に表示し、図7(C)に示すよ
うに当該サブGUI76の各項目上にフォーカスFを移
動して表示する。
【0051】サブGUI76には、「保存」項目、「削
除」項目、「プレビュー」項目及び「送信カプセルに入
れる」項目といった選択項目が設けられており、ジョグ
ダイヤル16Bの回転操作及び押圧操作によりフォーカ
スFで「送信カプセルに入れる」項目が選択決定される
と、CPU10は一覧表示エリア75の中から選択決定
されたコンテンツを送信カプセルアイコン77の送信す
べきコンテンツの一覧に加えるようになされている。
【0052】その後コンテンツ提供者によってフォーカ
スFがGUI72に戻され、当該フォーカスFで「送信
開始/終了」項目が選択決定されると、CPU10は先
ほど送信カプセルアイコン77に加えたものを含む全て
のコンテンツを所定のアップロード先のストリーミング
サーバ6へ送信するようになされている。
【0053】次にWeb確認モードは、インターネット
4と接続してブラウジングを行うモードであり、Web
確認モードが選択されると、CPU10は図8(A)に
示すようなWeb確認モード画面52を表示部14に表
示する。
【0054】このWeb確認モード画面52では、撮影
モード画面50(図6)と同様のGUI82及びステー
タスウィンドウ83が設けられていると共に、新にWe
bブラウザを表示するためのブラウザ表示エリア80
と、当該ブラウザ表示エリア80に表示したリソースの
URLを表示するURL表示欄84とが設けられてい
る。
【0055】ここでWeb確認モードが選択された場
合、CPU10はハードディスクドライブ13のハード
ディスクからブラウザソフトウェア(例えば、Internet
Explorer (マイクロソフト社)又はNetscape Navigat
or(ネットスケープ社))を読み出して実行することに
より、ブラウザ表示エリア80にブラウザソフトウェア
によるブラウジング画像を表示する。
【0056】また、図8(B)に示すようにWeb確認
モード画面52のGUI82には、初期画面35におけ
る「setting 」項目及び「camera」項目に代えて新に
「browsing」項目が設けられている。
【0057】この「browsing」項目には、所定のWeb
ページにジャンプすることを命令するための「予約ジャ
ンプ」項目、ブラウザを操作するための「次へ」項目及
び「戻る」項目等の下位項目が設けられている。なお、
このWeb確認モードでは、URLを入力してブラウジ
ングを行うといった通常の一般的なブラウジング処理を
実行することも可能である。
【0058】このGUI82においても、撮影モード画
面50の場合と同様に、表示側筐体部31Aにおけるジ
ョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカスFが
所望の下位項目へ移動された後に当該ジョグダイヤル1
6Bが押圧操作されることにより当該下位項目が選択決
定されるようになされている。
【0059】次にライブ予約/確認モードは、ストリー
ミングサーバ6のストリーム配信機能により生中継でコ
ンテンツの個人放送を行うための時間帯を予約するモー
ドであり、ライブ予約/確認モードが選択されると、C
PU10は図9(A)に示すようなライブ予約/確認モ
ード画面53を表示部14に表示する。
【0060】このライブ予約/確認モード画面53で
は、Web確認モード画面52(図8)と同様のブラウ
ザ表示エリア90、GUI92、ステータスウィンドウ
93及びURL表示欄94が設けられていると共に、新
に予約一覧表示エリア95が設けられている。
【0061】また図9(B)に示すようにライブ予約/
確認モード画面53のGUI92には、Web確認モー
ド画面52(図8)のGUI82と同様に「mode」項
目、「operation 」項目及び「browsing」項目が設けら
れており、当該「browsing」項目には、ライブ予約を行
うためのWebページにジャンプすることを命令する
「予約ジャンプ」項目や、ブラウザを操作するための
「次へ」項目及び「戻る」項目等が設けられている。
【0062】またGUI92においても、Web確認モ
ード画面52の場合と同様に、表示側筐体部31Aにお
けるジョグダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカ
スFが所望の下位項目へ移動された後に当該ジョグダイ
ヤル16Bが押圧操作されることにより当該下位項目が
選択決定されるようになされている。
【0063】なお、ライブ予約を行うためのWebペー
ジとは、サーバ使用予約管理センタ5内の後述するライ
ブキャスティングサーバがそのハードディスクに格納し
ているライブ予約のための予約用画面のWebページで
ある。
【0064】ここでユーザPC2のCPU10は、コン
テンツ提供者により「予約ジャンプ」項目がフォーカス
Fで選択決定されると、サーバ使用予約管理センタ5内
のライブキャスティングサーバへアクセスし、当該ライ
ブキャスティングサーバへ予約要求情報を送信したり、
ライブキャスティングサーバからライブ予約設定情報フ
ァイルをダウンロードする等のライブ予約に関する各種
データを授受し得るようになされている。
【0065】ライブ予約/確認モード画面53における
予約一覧表示エリア95には、サーバ使用予約管理セン
タ5に対して行われたライブ予約の予約項目が一覧表示
され、当該予約項目毎に設定された時間帯等の概要情報
が表示されている。
【0066】ユーザPC2のCPU10は、コンテンツ
提供者のジョグダイヤル16Bに対する回転操作及び押
圧操作によりフォーカスFを介して予約一覧表示エリア
95の任意の予約項目が選択決定されると、サーバ使用
予約管理センタ5内のライブキャスティングサーバに対
して当該予約項目の予約内容を示す予約確認用画面のW
ebページへジャンプする制御を行う。この場合のユー
ザPC2のCPU10とサーバ使用予約管理センタ5と
の間のライブ予約に関する処理については後述する。
【0067】次に、ライブ配信モードは、ユーザPC2
のディジタルビデオカメラ19によって撮影したコンテ
ンツをストリーミングサーバ6のストリーム配信機能に
よりあたかも個人放送局のようにインターネット4を経
由してクライアントPC8A、8B及び8Cへリアルタ
イムに配信するためのモードである。
【0068】実際上ユーザPC2のCPU10は、コン
テンツ提供者によってライブ配信モードが選択される
と、図10(A)に示すようなライブ配信モード画面5
4を表示部14に表示する。
【0069】このライブ配信モード画面54では、GU
I102、ステータスウィンドウ103に加えて、ライ
ブ配信の動画像データに対して施す特殊効果の種類を選
択するためのエフェクト項目表示欄105及びその特殊
効果が施されたエフェクト画像を表示するプレビュー画
像表示エリア104が設けられている。因みに、プレビ
ュー画像表示エリア104に表示されたエフェクト画像
が実際にストリーミングサーバ6へ送信されるべきコン
テンツの画像となる。
【0070】この場合のステータスウィンドウ103に
は、ライブ配信中であることを示すオンエアー情報、ラ
イブ配信開始時点からの経過時間を示すライブ配信経過
時間情報、パーソナルキャスティングサービスにおける
サービス提供者側の時刻情報、ユーザPC2の時刻情
報、ライブ配信に関する予約開始時刻や予約終了時刻を
示す時間帯情報、画像サイズ情報、配信データの伝送速
度(ビットレート)を示すビットレート情報、コンテン
ツのタイトル名情報、接続中のストリーミングサーバ6
及びそのチャンネルを示す接続先情報、ストリーミング
サーバ6によりストリーム配信されるコンテンツを受信
中のクライアントPC8A、8B及び8C等の数を示す
視聴者数情報等が表示される。
【0071】また図10(B)に示すように、ライブ配
信モード画面54のGUI102には、「mode」項目、
「operation 」項目及び「setting 」項目が設けられて
おり、当該「operation 」項目にはインターネット4と
接続/切断することを命令するための「ネット接続/切
断」項目及びライブ配信の開始/終了を命令するための
「配信開始/終了」項目が設けられている。
【0072】また「setting 」項目には、コンテンツの
動画像データに対して施す特殊効果の種類を選択するた
めの「エフェクト設定」項目及びエフェクト項目表示欄
105へフォーカスFを移動するための「フォーカス移
動」項目が下位項目として設けられている。
【0073】因みに「エフェクト設定」項目は、コンテ
ンツの動画像データに対して施すべくエフェクト項目を
選択し、当該選択したエフェクト項目をエフェクト項目
表示欄105に表示させるためのものである。
【0074】また「フォーカス移動」項目は、エフェク
ト項目表示欄105にフォーカスFを移動した後、ジョ
グダイヤル16Bの回転操作に応じてフォーカスFをエ
フェクト項目表示欄105上の所望の下位項目へ移動し
た後に当該ジョグダイヤル16Bの押圧操作に応じて当
該下位項目が選択決定されるようになされている。
【0075】ここで、ジョグダイヤル16Bの回転操作
及び押圧操作によりフォーカスFを介して「配信開始/
終了」項目が選択決定されると、ユーザPC2のCPU
10は上述したライブ予約/確認モードにおいてサーバ
使用予約管理センタ5内のライブキャスティングサーバ
から供給されたライブ配信用の予約設定情報ファイルに
従い、サーバ接続専用ネットワーク9を利用した専用回
線接続又はインターネット4を利用したインターネット
接続によりストリーミングサーバ6との伝送路を確立す
る。
【0076】続いてユーザPC2のCPU10は、予約
設定情報ファイルに設定された内容(例えば、データ伝
送速度等)に従って、ディジタルビデオカメラ19で撮
影したコンテンツの動画像データをリアルタイムにスト
リーミングサーバ6へ送信する。
【0077】このようにユーザPC2は、上述のような
撮影モード、アップロードモード、Web確認モード、
ライブ予約/確認モード、ライブ配信モードといった5
つの機能を備えたアプリケーションプログラムをハード
ディスクドライブ13のハードディスクに格納し、のよ
うな種々の処理機能を有しているが、他にもライブ配信
のライブ予約時に後述する予約設定情報ファイルを自動
的に取り込むためのアプリケーションプログラムや、ラ
イブ配信時にストリーミングサーバ6への通信接続処理
を実行するためのアプリケーションプログラム等を格納
しており、これらのアプリケーションプログラムの実行
による機能についての詳細は後述する。
【0078】(1−3)サーバ使用予約管理センタの構
成 上述したようにユーザPC2がライブ配信者としてコン
テンツの動画像データをストリーミングサーバ6へ送信
する場合、コンテンツ配信システム1によるパーソナル
キャスティングサービスでは、まず配信予定の時間帯に
ストリーミングサーバ6のストリーム配信機能を使用す
るための予約登録の手続きを行う必要がある。
【0079】次に、このようなストリーミングサーバ6
の予約登録を管理するサービス提供者側のサーバ使用予
約管理センタ5について図11を参照しながら説明す
る。
【0080】サーバ使用予約管理センタ5は、LAN
(Local Area Network)を介して互いに接続されたライ
ブキャスティングサーバ120、予約データベース12
1、ユーザデータベース122、NTP(Network Time
Protocol )サーバ123、ネットワークインターフェ
ース124及びデータベースサーバ125によって構成
されている。
【0081】ここでサーバ使用予約管理センタ5は、ネ
ットワークインターフェース124を介してインターネ
ット4と接続されたユーザPC2やクライアントPC8
A、8B及び8C、さらに専用回線PL(図1)を介し
て接続されたストリーミングサーバ6やコミュニケーシ
ョンサーバ7との間で各種データの授受を行う。
【0082】サーバ使用予約管理センタ5のライブキャ
スティングサーバ120は、パーソナルキャスティング
サービスにおけるライブ配信の予約登録、課金処理、メ
ンバー登録処理等の当該パーソナルキャスティングサー
ビス全体を管理するための処理を行うようになされてい
る。
【0083】またライブキャスティングサーバ120
は、コンテンツ提供者がパーソナルキャスティングサー
ビスを受ける権利を得るための登録用のWebページ、
コンテンツ提供者によるライブ配信のライブ予約を受け
付けるための予約受付用のWebページ、コンテンツ提
供者が予約確認や変更を行うための予約確認用のWeb
ページ、クライアントPC8A、8B及び8Cへライブ
配信に関する番組表を参照させるための番組ガイド用の
Webページ、及びライブ配信の際にクライアントユー
ザがコンテンツを評価するための評価用のWebページ
をハードディスクに格納しており、ユーザPC2やクラ
イアントPC8A、8B及び8Cから要求があった場合
に、当該要求に応じた各種WebページをユーザPC2
やクライアントPC8A、8B及び8Cへ送信して閲覧
させ得るようになされている。
【0084】予約データベース121は、上述のライブ
予約モードにおいて予約されたライブ配信に関する予約
情況や当該予約によって発生する課金情報を記憶するも
のである。
【0085】この場合予約データベース121は、各予
約項目毎に予約時間帯、使用チャンネル、伝送帯域(b
ps(bit per second))等を含む予約内容と、ユーザ
を識別するためのユーザIDと、その時点で予約が成立
していて課金可能であるか否かを示す課金フラグ情報
と、当該予約履行時の認証に用いられる予約IDとを対
応付けた予約テーブル(図示せず)を記憶している。
【0086】このような予約テーブルにおける各種情報
は、後述するライブキャスティングサーバ120による
予約処理等の際に書き込まれ、後述するデータベースサ
ーバ125による認証処理の際に参照されることにな
る。
【0087】ユーザデータベース122は、パーソナル
キャスティングサービスを受ける権利を有する登録ユー
ザ(ユーザPC2を介してコンテンツの提供を行うコン
テンツ提供者や、クライアントPC8A、8B及び8C
を介してコンテンツのストリーム配信を受けるクライア
ントユーザ)に関するユーザ情報を記憶するものであ
り、当該登録ユーザ毎に、氏名(名称)、ユーザID、
パスワード、電子メールアドレス、住所、電話番号(携
帯電話やファクシミリの番号)及び課金用のクレジット
カード番号やクレジットカードの有効期限等を記憶して
いる。
【0088】ユーザデータベース122に格納された各
ユーザ情報は、後述するライブキャスティングサーバ1
20によるメンバー登録処理の際に書き込まれ、当該ラ
イブキャスティングサーバ120によるライブ予約の際
に参照されることになる。
【0089】NTPサーバ123は、サーバ使用予約管
理センタ5及びストリーミングサーバ6並びにコミュニ
ケーションサーバ7等のサービス提供者側における時刻
情報を一括して管理するものである。従ってライブキャ
スティングサーバ120及びストリーミングサーバ6並
びにコミュニケーションサーバ7は、NTPサーバ12
3から時刻情報を取得し、当該取得した時刻情報に基づ
いてライブ配信における開始時刻や終了時刻を管理する
ようになされている。
【0090】このことは、ライブ配信という正確な時間
制御下で動作しなくてはならないサービスを提供するこ
とを考慮したものであり、サービス提供者側の基準時刻
を統一することにより、サービス提供者側のサーバ使用
予約管理センタ5及びストリーミングサーバ6並びにコ
ミュニケーションサーバ7が同一の基準時刻に基づいて
正確に同期した状態で動作するようになされている。
【0091】またユーザPC2の時刻と、サービス提供
者側の基準時刻との間には時刻ずれが生じていることが
考えられ、この時刻ずれをユーザPC2が認識していな
いと、サービス提供者側が規定するライブ配信における
開始時刻及び終了時刻と、ユーザPC2が認識している
ライブ配信における開始時刻及び終了時刻との間でずれ
が生じてしまうことになる。
【0092】従って、ライブキャスティングサーバ12
0においては、NTPサーバ123から取得した基準時
刻に基づいて上述の時刻ずれを算出し、ユーザPC2に
よってライブ予約が行われる際に、この時刻のずれをユ
ーザPC2に通知するようになされている。
【0093】データベースサーバ125は、ユーザPC
2もしくは他の不正ユーザのPCからストリーミングサ
ーバ6を利用するための接続要求がサーバ接続専用ネッ
トワーク9のアクセスポートに対して行われた場合、当
該サーバ接続専用ネットワーク9のアクセスサーバ(図
示せず)からの要求に基づいて、アクセスしてきたPC
がこの時間帯において正当な予約を有するユーザPC2
であるか否かの認証処理を行うようになされている。
【0094】この場合データベースサーバ125が、上
述の認証処理において正当なユーザPC2であると認証
したときには、ストリーミングサーバ6とユーザPC2
との間の通信接続が確立され、ユーザPC2はストリー
ミングサーバ6に対してストリーム配信処理を要求する
ことになる。
【0095】この際、ストリーミングサーバ6は、配信
要求元のユーザPC2が正当なライブ予約を有するユー
ザPC2であるか否かを認証するために、データベース
サーバ125に対して認証処理を要求する。
【0096】データベースサーバ125は、ストリーミ
ングサーバ6から要求があった場合にも、正当なライブ
予約を有するユーザPC2であるか否かの認証処理を行
うようになされている。なおデータベースサーバ125
は、予約データベース121を参照することにより認証
処理を行うことになるが、これらの認証処理の詳細につ
いては後述する。
【0097】(1−4)ストリーミングサーバの構成 ストリーミングサーバ6は、コンテンツのストリーム配
信時、まず配信要求のあったクライアントPC8A、8
B及び8CにHTTP(Hyper Text TransferProtoco
l)に従って、再生表示用のWebページをインターネ
ット4を介して送信する。
【0098】そしてストリーミングサーバ6は、上述し
たような正当なライブ予約を有するユーザPC2から専
用回線接続(サーバ接続専用ネットワーク9を介して接
続する場合)又はインターネット接続(公衆回線網3A
及びインターネット4を介して接続する場合)による伝
送路を介して送信されたコンテンツの動画像データを受
信し、これをRTSP(Real-Time Streaming Protoco
l)に従ってインターネット4を介して、配信要求のあ
ったクライアントPC8A、8B及び8Cにストリーム
配信する。
【0099】これによりストリーミングサーバ6は、配
信要求のあったクライアントPC8A、8B及び8Cに
再生表示用のWebページを利用させて、コンテンツ提
供者のユーザPC2から送信されたコンテンツを視聴さ
せるようになされている。
【0100】またストリーミングサーバ6は、その際、
専用回線接続又はインターネット接続におけるそれぞれ
の配信環境毎に複数のチャンネル構成を有することによ
り、同一時間帯に複数のコンテンツ提供者がライブ配信
者としてアクセスしてきた場合にも、当該複数のコンテ
ンツ提供者によるライブ配信処理を同時並列的に実行し
得るようになされている。
【0101】実際上ストリーミングサーバ6では、チャ
ンネル毎に異なる配信可能人数、伝送帯域(例えば20
[kbps]、34[kbps]、45[kbps]、80[kbp
s]、220[kbps]等)及び利用料金等が予め設定さ
れており、当該ストリーミングサーバ6を介してライブ
配信を行うコンテンツ提供者がライブ予約すべき配信チ
ャンネルを任意に選択することになる。
【0102】またストリーミングサーバ6は、上述した
ようにユーザPC2から送信されたコンテンツの動画像
データをストリーム配信処理すると共に、予約の空いて
いる時間帯や順次配信するコンテンツとコンテンツとの
間の時間帯にはコマーシャルコンテンツをハードディス
ク等から読み出して配信処理する。
【0103】さらにストリーミングサーバ6は、サーバ
使用予約管理センタ5によりユーザPC2に対して許可
されたライブ予約の予約内容にそれぞれ応じて、配信予
約時間帯の管理、配信先のクライアントPC8A、8B
及び8Cの配信先数を制限するようになされている。
【0104】(1−5)ライブ配信を行うためのストリ
ーミングサーバとユーザPCとの通信接続 コンテンツ配信システム1においては、ライブ配信を行
うに当って、まずユーザPC2とストリーミングサーバ
6(図1)とを専用回線接続又はインターネット接続
し、ユーザPC2からストリーミングサーバ6へ送信す
べきコンテンツの伝送路を確保する必要がある。
【0105】このときユーザPC2は、当該ユーザPC
2自身が電話回線網3Aだけではなく、ケーブルテレビ
網3B又はADSL網3Cに対しても接続可能な配信環
境を有している場合、この中から任意の回線を選択し、
専用回線接続又はインターネット接続によるいずれかの
伝送路を介してコンテンツをストリーミングサーバ6へ
送信し得るようになされている。
【0106】因みにサーバ接続専用ネットワーク9は、
当該コンテンツ配信システム1により提供されるパーソ
ナルキャスティングサービスにおいてライブ配信を行う
ために設けられた専用のネットワークである。
【0107】このようにコンテンツ配信システム1で
は、専用回線接続とインターネット接続を併用してユー
ザPC2の配信環境に合わせて対応し、当該ユーザPC
2の配信環境に合わせてライブ予約する際の最適な配信
チャンネルのチャンネル選択をコンテンツ提供者に実行
させるべく制御するようになされている。
【0108】ところで、サーバ接続専用ネットワーク9
のアクセスサーバは、接続を要求してきた通常の利用者
に対してデータベースサーバ125(図11)に認証処
理を要求し、接続要求してきた利用者のPCが正当なラ
イブ予約を有するものであるか否かを認証する。
【0109】そしてサーバ接続専用ネットワーク9のア
クセスサーバは、データベースサーバ125による認証
処理において正当なライブ予約を有していないと判断し
た場合には、接続要求してきたPCからの呼を直ちに切
断する。
【0110】ところで不正者のPCがサーバ接続専用ネ
ットワーク9の回線を使用することはできないものの、
認証処理を行っている間、1つの回線はビジーとなって
しまう。
【0111】このため、接続を許可する最大ユーザ数と
予め用意した回線数とが同じであると、不正者がパーソ
ナルキャスティングサービスの妨害等を目的として、サ
ーバ接続専用ネットワーク9のアクセスポートに対して
同時に多数発呼した場合には、正当なライブ予約を有す
るユーザPC2による接続ができなくなってしまう。
【0112】またコンテンツ配信システム1は、パーソ
ナルキャスティングサービスを行う際、ライブ予約の予
約内容に基づいてライブ配信開始時刻よりも所定時間前
にユーザPC2とストリーミングサーバ6との接続を許
可し、これによりライブ配信開始時刻前にユーザPC2
に対する認証処理や接続処理を済ませ、ライブ配信開始
時刻になった時点でユーザPC2を介してライブ配信を
実行し得るようになされている。
【0113】しかしながら、この場合にも、例えば互い
に異なるユーザ間でライブ予約の時間帯が連続している
と、先の時間帯を予約して現在配信中のコンテンツ提供
者の接続と、後の時間帯を予約した他のコンテンツ提供
者によるライブ配信開始時刻の所定時間前を経過した後
の接続とが重なり、配信可能な最大ユーザ数のみの回線
数では対応し切れなくなる。
【0114】そこでストリーミングサーバ6は、当該ス
トリーミングサーバ6に接続するための回線数を、同一
時間帯にストリーミングサーバ6と接続許可された最大
ユーザ数の約2倍以上(例えば、接続許可された最大ユ
ーザ数が10人の場合、回線数は20本)に設定するこ
とにより、不正者の妨害によりサービスの提供が妨げら
れることを低減し得ると共に、先の時間帯と後の時間帯
との接続が重なった場合にも十分に対応し得るようにな
されている。
【0115】また、ストリーミングサーバ6に接続する
ためのサーバ接続専用ネットワーク9としては、1つの
電気通信事業者(Carrier )のネットワーク(例えば、
公衆電話網)に対するアクセスポートに限らず、複数の
電気通信事業者の各ネットワークから接続可能なアクセ
スポートを用意するようにしても良い。
【0116】この場合、ユーザPC2では、接続する電
気通信事業者を選択し、当該電気通信事業者のネットワ
ークに対応したアクセスポートへ発呼することによりサ
ーバ接続専用ネットワーク9を介してストリーミングサ
ーバ6との間の通信接続を確立することになる。
【0117】(1−6)コミュニケーションサーバの構
成 ところでストリーミングサーバ6は、コンテンツ提供者
のユーザPC2から送信されたコンテンツをクライアン
トPC8A、8B及び8Cにライブ配信する場合、当該
コンテンツの配信を要求したクライアントPC8A、8
B及び8Cのクライアントユーザをサーバ使用予約管理
センタ5のライブキャスティングサーバ120に通知す
る。
【0118】この場合、ライブキャスティングサーバ1
20は、ストリーミングサーバ6から通知されたクライ
アントユーザのクライアントPC8A、8B及び8Cに
コンテンツを評価するための評価用のWebページを送
信する。
【0119】ここで評価用のWebページは、ライブ配
信が開始されてから終了するまでの間、クライアントユ
ーザがコンテンツを視聴しながら面白いと感じたり、つ
まらないと感じる毎にその旨をクライアントPC8A、
8B及び8Cからコミュニケーションサーバ7に通知し
得るものである。
【0120】従ってコミュニケーションサーバ7は、ラ
イブ配信の間、クライアントPC8A、8B及び8Cか
ら通知されるクライアントユーザの面白いと感じた回数
及びつまらないと感じた回数をリアルタイムに集計し、
当該集計結果をライブ配信中のコンテンツに対するリア
ルタイムな評価としてクライアントユーザに提示すると
共に、その評価をコンテンツ提供者にも提示するように
なされている。
【0121】実際上図12に示すようにコミュニケーシ
ョンサーバ7は、各種演算処理を実行すると共に各回路
部を制御するCPU130にバス131を介して当該C
PU130のワークエリアとして用いられるRAM13
2、CPU130によって実行される一連のプログラム
群を格納したROM133、当該CPU130によって
実行されるオペレーティングシステムやアプリケーショ
ンプログラム等のプログラム群、さらには集計結果表示
用のWebページ等を内部のハードディスクに格納して
いるハードディスクドライブ134、インターネット4
(図1)や専用回線PL(図1)と接続された外部装置
との間でデータを授受するためのネットワークインター
フェース135が接続されて構成されている。
【0122】この場合、コミュニケーションサーバ7の
CPU130は、ライブ配信が実行されるとき、ライブ
キャスティングサーバ120から当該ライブ配信の配信
開始時間及び配信終了時間の情報と、コンテンツをライ
ブ配信するコンテンツ提供者及び配信を要求したクライ
アントユーザの電子メールアドレスが通知される。
【0123】そしてコミュニケーションサーバ7のCP
U130は、ライブ配信が実行されると、集計結果表示
用のWebページをHTTPに従ってネットワーク4を
介してクライアントPC8A、8B及び8C及びユーザ
PC2に送信すると共に、当該クライアントPC8A、
8B及び8Cから通知されたクライアントユーザの面白
いと感じた回数及びつまらないと感じた回数をリアルタ
イムに集計し、当該集計結果を例えばTCP(Transmis
sion Control Protocol )を使用した独自のプロトコル
に従ってクライアントPC8A、8B及び8C及びユー
ザPC2に送信する。
【0124】これによりコミュニケーションサーバ7
は、クライアントPC8A、8B、8C及びユーザPC
2においてクライアントユーザ及びコンテンツ提供者に
集計結果表示用のWebページを利用して集計結果をコ
ンテンツに対するクライアントユーザの評価として提示
し得るようになされている。
【0125】(1−7)クライアントPCの構成 上述したようにユーザPC2からストリーミングサーバ
6へリアルタイムに送信されたコンテンツの動画像デー
タは、当該ストリーミングサーバ6を介してライブ配信
され、配信要求を行ったクライアントPC8A、8B及
び8Cへインターネット4を介してストリーム配信され
ることになる。
【0126】この場合図13に示すようにクライアント
PC8A、8B及び8Cは、各種演算処理を実行すると
共に各回路部を制御するCPU140にバス141を介
して当該CPU140のワークエリアとして用いられる
RAM142、CPU140によって実行される一連の
プログラム群を格納したROM143、CPU140に
よって実行されるオペレーティングシステム(例えば、
「Windows95/98/2000」(マイクロソフト社))やアプ
リケーションプログラム等のプログラム群を内部のハー
ドディスクに格納しているハードディスクドライブ14
4、当該CPU140の処理結果やライブ配信で受信し
たコンテンツを液晶ディスプレイ等でなる表示部145
に表示するための表示用インターフェース146、クラ
イアントユーザがキーボード、マウス、ジョグダイヤル
等の操作ボタンでなる操作部147を介して入力する命
令をCPU140に取り込むための操作部インターフェ
ース148、インターネット4(図1)と接続された外
部装置との間でデータを授受するためのネットワークイ
ンターフェース149、ライブ配信で受信したコンテン
ツをMPEG2規格に従って復号化するMPEG2デコ
ーダ150が接続されて構成されている。
【0127】そしてクライアントPC8A、8B及び8
CのCPU140は、ライブ配信においてストリーミン
グサーバ6から送信されたコンテンツの動画像データを
ネットワークインターフェース149で受信すると、当
該コンテンツの動画像データをMPEG2デコーダ15
0で復号化し、所定のアプリケーションプログラム(例
えば、「Real Player 」(リアルネットワークス社)、
「Windows Media Player」(マイクロソフト社)等)を
介してリアルタイムに再生し得るようになされている。
【0128】またクライアントPC8A、8B及び8C
のCPU140は、この際、サーバ使用予約管理センタ
5のライブキャスティングサーバ120から受信した評
価用のWebページを利用して、クライアントユーザが
コンテンツを面白いと感じたりつまらないと感じたとき
にその旨をコミュニケーションサーバ7に通知する。
【0129】そしてクライアントPC8A、8B及び8
CのCPU140は、このようにコンテンツに対してク
ライアントユーザが抱いた感情をコミュニケーションサ
ーバ7に通知した結果、面白いと感じた回数やつまらな
いと感じた回数の集計結果を受信すると、予めハードデ
ィスクドライブ144のハードディスクに格納してい
る、又はコミュニケーションサーバ7から受信した集計
結果表示用のWebページの中にタグとして組み込まれ
ているJavaアプレットに従ってその集計結果をコン
テンツに対するリアルタイムな評価としてクライアント
ユーザに提示する。
【0130】またクライアントPC8A、8B及び8C
のCPU140は、ライブ配信が終了すると、コンテン
ツ全体に対するクライアントユーザ個人の評価に合わせ
た寄付の金額を提示し、当該クライアントユーザがコン
テンツ提供者に対する寄付に同意したときにはその旨を
インターネット4を介してサーバ使用予約管理センタ5
のライブキャスティングサーバ120に通知して当該コ
ンテンツ提供者に寄付するようになされている。
【0131】因みにコンテンツ提供者に寄付する場合に
は、その金額をコンテンツ全体に対する評価に合わせた
金額とすることもできるし、クライアントユーザが任意
に指定した金額に変更することもできる。
【0132】これによりこのコンテンツ配信システム1
においては、コンテンツ提供者が個人放送局となり自費
でコンテンツをライブ配信するものの、そのコンテンツ
に対して例えば共感を覚えたクライアントユーザが寄付
することでコンテンツ提供者にとってはスポンサーを募
ることができるようになされている。
【0133】なお、コンテンツ配信システム1において
は、コンテンツ提供者に対する寄付を実現するため、ラ
イブ配信するコンテンツが例えば結構式の中継であり、
新郎新婦の友人であるクライアントユーザが結婚式に出
席できないためにコンテンツを視聴しているような場合
であれば、当該クライアントユーザがライブ配信の終了
後に結婚式のご祝儀としてコンテンツ提供者に寄付する
こともでき、このようにコンテンツ提供者に対する寄付
を種々の形態に利用し得るようになされている。
【0134】(2)コンテンツ配信システムの動作 次に、ライブキャスティングサービスを実現するためコ
ンテンツ配信システム1における様々な処理について順
番に説明する。
【0135】(2−1)メンバー登録 まず、ユーザPC2のコンテンツ提供者がパーソナルキ
ャスティングサービスを利用してライブ配信を行う場合
には、当該パーソナルキャスティングサービスにおいて
ライブ配信を行う権利を手に入れるために、サーバ使用
予約管理センタ5のライブキャスティングサーバ120
に対してメンバー登録を行う必要がある。
【0136】実際上ユーザPC2は、Web確認モード
画面52(図8)のURL表示欄84でコンテンツ提供
者により直接入力されたURLに基づいてライブキャス
ティングサーバ120に対して閲覧要求を行うと、図1
4に示すように当該ライブキャスティングサーバ120
から受信したパーソナルキャスティングサービストップ
ページ画面160をブラウザ表示画面80に表示する。
【0137】なおコンテンツ提供者は、ライブキャステ
ィングサーバ120に対してパーソナルキャスティング
サービストップページ画面160の閲覧要求をする場
合、上述のようにURLを入力する方法以外にも、他の
ホームページ上のリンクボタンをクリック操作すること
によりパーソナルキャスティングサービストップページ
画面160へジャンプすることもできる。
【0138】このパーソナルキャスティングサービスト
ップページ画面160には、ほぼ中央にフィルムロール
を想起させる番組紹介表示画面160Aが設けられ、当
該番組紹介表示画面160Aが縦方向に所定速度で円環
状に移動しながら表示されている。
【0139】この番組紹介表示画面160Aの内容とし
ては、デフォルトとして「本日の番組」ボタン160B
が選択された場合に対応しており、「Today’ s Live
(本日の番組)」と記述された表題と、本日配信予定の
番組(コンテンツ)の紹介情報とがフィルムのコマの1
つとして順次円環状に移動しながら表示されている。
【0140】因みにパーソナルキャスティングサービス
トップページ画面160においては、操作ボタン160
Zを操作することにより番組紹介表示画面160Aの移
動方向を変更したり、移動を停止することができ、これ
によりクライアントユーザに対して所望の番組の紹介情
報を選択させ易くすると共に、かつ停止した状態で容易
に目視確認させ得るようになされている。
【0141】またパーソナルキャスティングサービスト
ップページ画面160には、「マイスタジオ」ボタン1
60Dが設けられており、この「マイスタジオ」ボタン
160Dがクリックされると、当該「マイスタジオ」ボ
タン160DにハイパーリンクされたWebページがラ
イブキャスティングサーバ120からユーザPC2へ送
信される。
【0142】ユーザPC2のCPU10は、ライブキャ
スティングサーバ120から受信したWebページに基
づいて、図15に示すようなマイスタジオ画面161を
表示する。
【0143】このマイスタジオ画面161には、既に登
録済みの登録メンバーに対してログイン処理を促すログ
イン表示欄161Aと、未登録ユーザ向けのメンバー登
録欄161Bとが設けられており、登録メンバーに対し
てはログイン表示欄161Aを介してユーザID及びパ
スワードの入力を促すと共に、未登録ユーザに対しては
メンバー登録欄161Bの「メンバー登録をする」ボタ
ン161Cをクリックさせることにより、次のメンバー
登録画面(図示せず)を介してメンバー登録を促すよう
になされている。
【0144】マイスタジオ画面161において、メンバ
ー登録欄161Bの「メンバー登録をする」ボタン16
1Cがクリックされると、ユーザPC2のCPU10は
ライブキャスティングサーバ120から次のWebペー
ジを受信し、当該Webページに基づいて図16に示す
ようなメンバー登録用入力画面161Cを表示する。
【0145】このメンバー登録用入力画面161Cに
は、メンバー登録を行うために入力すべき項目と、当該
項目の入力欄とが設けられている。
【0146】ここで、このパーソナルキャスティングサ
ービスでは、上述したようなクライアントPC8A、8
B及び8Cの機能、つまりストリーミングサーバ6によ
りライブ配信を受けるだけの一般メンバーと、当該サー
ビスに加えライブ配信者となってパーソナルキャスティ
ングサービスを利用するプレミアムメンバーといった2
種類のメンバー登録が用意されており、メンバー登録用
入力画面161Cには、一般メンバー用の入力欄210
と、プレミアムメンバー専用の入力欄211とが設けら
れている。
【0147】このメンバー登録用入力画面161Cにお
いて、クライアントPC8A、8B及び8Cを介して一
般メンバーとしての登録のみを行うクライアントユーザ
は、一般メンバー用の入力欄210の各項目を入力する
ことになる。
【0148】またメンバー登録用入力画面161Cに
は、入力した内容を無効にするキャンセルボタン212
と、入力した内容で登録を指示する登録ボタン213と
が設けられており、登録ボタン213がクリックされる
と、クライアントPC8A、8B及び8Cは一般メンバ
ー用の入力欄210に入力された内容を登録情報として
インターネット4を介してライブキャスティングサーバ
120へ送信するようになされている。
【0149】一方、プレミアムメンバー登録を行う場
合、コンテンツ提供者は「プレミアムメンバー登録」の
チェックボックスをチェックし、プレミアムメンバー専
用の入力欄211の各項目に対して入力を行うことにな
る。
【0150】コンテンツ提供者によるプレミアムメンバ
ー専用の入力欄211における各項目の入力が終了し、
登録ボタン213がクリックされると、ユーザPC2の
CPU10は、プレミアムメンバー専用の入力欄210
の内容と同じ内容の登録情報ファイルを作成し、これを
インターネット4を介してライブキャスティングサーバ
120へ送信すると共に、当該登録情報ファイルをハー
ドディスク13に書き込んで記憶する。
【0151】ライブキャスティングサーバ120は、ク
ライアントPC8A、8B及び8Cから送信された登録
情報及びユーザPC2から送信された登録情報ファイル
をインターネット4を介して受信した後、当該受信した
登録情報及び登録情報ファイルの内容をチェックして登
録を許可するか否かを判別する。
【0152】この場合ライブキャスティングサーバ12
0は、チェックの内容として、まず所定項目についての
入力が行われていない場合には、その旨をクライアント
PC8A、8B、8C及びユーザPC2へ通知して再入
力を促す。
【0153】また、ライブキャスティングサーバ120
は、インターネット4を介してクレジット会社の与信チ
ェックサーバにアクセスし、登録情報及び登録情報ファ
イル中のクレジットカードが有効であるか否かのチェッ
クを行い、当該クレジットカードが有効であった場合に
のみ登録を許可する。
【0154】ライブキャスティングサーバ120は、登
録を許可する場合、登録情報及び登録情報ファイルに記
された各項目情報をユーザデータベース122に書き込
むことによりメンバー登録処理を行った後、当該メンバ
ー登録処理が終了したことをインターネット4を介して
クライアントPC8A、8B、8C及びユーザPC2へ
通知して終了する。
【0155】(2−2)配信予約の予約登録 上述のようなメンバー登録処理が終了すると、ユーザP
C2のコンテンツ提供者は、次にコンテンツをストリー
ミングサーバ6を介してストリーム配信する際の時間帯
を予約するための手続き(すなわち、ライブ予約の手続
き)となる予約登録処理をサーバ使用予約管理センタ5
のライブキャスティングサーバ120に対して行うこと
になる。
【0156】実際上、図17に示すように、ステップS
P11においてユーザPC2のCPU10は、メンバー
登録処理が終了した後に、マイスタジオ画面161(図
15)において、登録メンバーとなったコンテンツ提供
者によりログイン表示欄161Aを介してユーザID及
びパスワードの入力が行われ、パワースイッチボタン1
61Dがクリックされると、サーバ使用予約管理センタ
5のライブキャスティングサーバ120に対してログイ
ン処理を実行し、当該ライブキャスティングサーバ12
0から受信した次のWebページに基づいて、図18に
示すようなマイスタジオスタート画面162を表示す
る。
【0157】マイスタジオスタート画面162は、放送
局のスタジオをイメージさせる画像で構成されており、
そのほぼ中央部分に新規番組予約を行うための新規番組
予約ボタン(この場合、2重丸で表示された領域)16
2Aが設けられており、当該新規番組予約ボタン162
Aがクリックされると、以降の新規番組予約に関する手
続きへ移行する。
【0158】すなわちユーザPC2のCPU10は、マ
イスタジオスタート画面162の新規番組予約ボタン1
62Aがクリックされると、ライブキャスティングサー
バ120に対して予約受付用のWebページの閲覧を要
求し、次のステップSP12に移る。
【0159】ステップSP12においてライブキャステ
ィングサーバ120は、ユーザPC2から予約受付用の
Webページの閲覧要求が行われると、インターネット
4を介してユーザPC2へ当該予約受付用のWebペー
ジを送信し、次のステップSP13へ移る。
【0160】ステップSP13においてユーザPC2
は、まずライブキャスティングサーバ120から予約受
付用の先頭のWebページを受信し、当該Webページ
に基づいて図19に示すような利用規約確認画面163
をマイスタジオスタート画面162に重ねて表示する。
【0161】この利用規約確認画面163は、パーソナ
ルキャスティングサービスを受けるに当っての利用規約
やメンバー登録に関する諸規定が記載されており、これ
らの内容を確認させた上で「同意する」と記述された領
域(図示せず)がクリックされると、ライブキャスティ
ングサーバ120から予約受付用の次のWebページを
受信し、当該Webページに基づいて図20に示すよう
な新規番組予約画面164を利用規約確認画面163に
代えてマイスタジオスタート画面162に重ねて表示す
る。
【0162】この新規番組予約画面164には、コンテ
ンツ提供者により配信予定のコンテンツの番組タイトル
を入力するための番組タイトル入力欄164A、配信環
境設定欄164B及び当該コンテンツの番組紹介情報を
パーソナルキャスティングサービストップページ画面1
60の番組紹介表示画面160Aに掲載するか否かを選
択するための番組告知設定欄164Cが設けられてい
る。
【0163】番組タイトル入力欄164Aに入力された
番組タイトルは、パーソナルキャスティングサービスト
ップページ画面160の番組紹介表示画面160Aにそ
のまま掲載されるが、コンテンツ提供者の意思により後
から番組紹介ページ編集画面(後述する)にて変更する
ことも可能である。
【0164】また配信環境設定欄164Bには、「スタ
ンダード(アップストリームをダイヤルアップ経由かイ
ンターネット経由か選択可能)」、「スタンダード(ア
ップストリームはインターネット経由のみ)」及び「ブ
ロードバンド(アップストリームはインターネット経由
のみ)」と記述されたチェック欄が3種類設けられてお
り、この中からユーザPC2に適応可能な配信環境を選
択し得るようになされている。
【0165】さらに番組告知設定欄164Cには、「希
望する」又は「希望しない」と記述されたチェック欄が
2種類設けらており、「希望する」のチェック欄がチェ
ックされた場合には、予約登録処理の終了後にパーソナ
ルキャスティングサービストップページ画面160(図
14)において「ピックアップ」ボタン160Cがクリ
ックされると、番組紹介表示画面160Aに当該コンテ
ンツの配信1ケ月前から配信当日までの間、番組タイト
ル等を含む番組紹介情報が掲載されることになる。
【0166】但し、「希望しない」のチェック欄がチェ
ックされた場合でも、予約登録処理の終了後の配信当日
にライブキャスティングサービストップページ画面16
0(図14)において「本日の番組」ボタン160Bが
クリックされると、その配信当日のコンテンツに対する
番組紹介情報として番組紹介表示画面160Aに掲載さ
れることになる。
【0167】このように新規番組予約画面164におい
て、番組タイトルの入力、配信環境の選択及び番組告知
の選択が全て行われた後、「設定する」ボタン164D
がクリックされると、ユーザPC2のCPU10はライ
ブキャスティングサーバ120から受信した次のWeb
ページに基づいて図21に示すような放送日時設定画面
165を新規番組予約画面164に代えてマイスタジオ
スタート画面162に重ねて表示する。
【0168】なお、新規番組予約画面164において
「戻る」ボタン164Eがクリックされると、ユーザP
C2のCPU10は放送日時設定画面165へ進むので
はなく、1画面前の利用規約確認画面162へ戻るよう
になされている。
【0169】放送日時設定画面165では、配信予約を
希望する日付をカレンダー表示されたタイムテーブルか
ら任意に選択するようになされており、希望日がクリッ
クされると自動的に配信日入力欄165Aにクリックさ
れた日付が設定される。
【0170】また放送日時設定画面165では、配信日
入力欄165Aを介して配信日が設定され、開始時刻入
力欄165B、配信時間入力欄165C及び配信チャン
ネル入力欄165Dに入力が行われた後、「設定する」
ボタン165Eがクリックされると、ユーザPC2のC
PU10はライブキャスティングサーバ120から次の
Webページを受信し、当該Webページに基づいて図
22に示すような決済画面166を放送日時設定画面1
65に代えてマイスタジオスタート画面162に重ねて
表示する。
【0171】決済画面166は、新規番組予約画面16
2の番組タイトル入力欄164Aで入力された「タイト
ル」(この場合「CONGRATULATION」)に
対応した予約内容表示欄166Aに「予約日」、「予約
時間」「チャンネル」「時間」及び「料金」が表示さ
れ、料金表示欄166Bに予約料金、番組告知の選択が
行われたことによるピックアップ登録料金、所定の割引
料金等を含む合計金額が表示されており、コンテンツ提
供者に対して予約時間帯及び料金内容を確認させるよう
になされている。
【0172】また決済画面166では、クレジットカー
ド情報入力欄166Cを介してコンテンツ提供者のクレ
ジットカードの情報を入力させ、当該クレジットカード
情報の入力後に「予約する」ボタン166D又は「戻
る」ボタン166Eのクリック操作をコンテンツ提供者
に対して選択させるようになされている。
【0173】ステップSP14においてユーザPC2の
CPU10は、決済画面166の「設定する」ボタン1
66Dがクリックされると、新規番組予約画面164
(図20)、放送日時設定画面165(図21)及び決
済画面166(図22)において設定された種々の情報
を基に予約希望情報ファイルを作成し、当該予約希望情
報ファイルをインターネット4を介してライブキャステ
ィングサーバ120へ送信し、次のステップSP15へ
移る。
【0174】このときユーザPC2のCPU10は、図
23に示すように決済画面166に代えて決済中画面1
67をマイスタジオスタート画面162に重ねて表示
し、コンテンツ提供者に対してクレジットカード情報の
認証がライブキャスティングサーバ120によって行わ
れていることを通知するようになされている。
【0175】ステップSP15においてライブキャステ
ィングサーバ120は、ユーザPC2から受信した予約
希望情報ファイルの内容チェックを行い、予約を許可す
るか否かを判別し、次のステップSP16へ移る。
【0176】実際上ライブキャスティングサーバ120
は、予約希望情報ファイルの内容として入力内容に不足
はないか、希望する配信チャンネルの希望予約時間帯が
空いているか否かの確認チェックを行い、さらに当該ラ
イブ予約を行ったコンテンツ提供者が設定コマ数以上の
予約を行っていないか否かをチェックする。
【0177】具体的には、このライブキャスティングサ
ービスでは、予約登録したコンテンツ提供者がライブ配
信を行うに当って、1ケ月間に予約可能な最大コマ数
(例えば、1コマを10分)が設定されている。
【0178】従ってライブキャスティングサーバ120
は、ここでのライブ予約を許可するか否かのチェックと
して、このコンテンツ提供者が1ケ月間に既にライブ予
約しているコマ数が設定コマ数よりも多いか否かを判別
し、設定コマ数よりも多い場合には、ライブ予約を許可
しない。
【0179】一方ライブキャスティングサーバ120
は、コンテンツ提供者が1ケ月の間に既にライブ予約を
行ったコマ数が設定コマ数よりも少ない場合には、当該
チェック結果が問題なしと判別し、他のチェック結果に
も問題がない場合にライブ予約を許可するようになされ
ている。
【0180】このようにライブキャスティングサーバ1
20がコンテンツ提供者の1ケ月間の予約コマ数をチェ
ックするために、ユーザデータベース122には、プレ
ミアムメンバー登録されているコンテンツ提供者毎の現
在までのライブ予約の予約状況が少なくとも過去1ケ月
間に遡って記憶されている。
【0181】ステップSP16においてライブキャステ
ィングサーバ120は、ライブ予約を許可する場合に
は、当該ライブ予約について予約履行時の認証にのみ用
いられる予約IDを作成し、予約希望情報ファイルの内
容に基づいて予約時間帯、配信チャンネル、伝送帯域
(bps(bit per second))、友達リストのメールア
ドレス等を含む予約内容情報、コンテンツ提供者を識別
するためのユーザID及び予約IDを予約データベース
121(図11)に書き込むことにより予約登録を行
い、次のステップSP17に移る。
【0182】なおライブキャスティングサーバ120
は、このとき同時に、新規番組予約画面164において
ライブキャスティングサービストップページ画面160
の番組紹介表示画面160Aに当該コンテンツの紹介情
報が掲載される設定が行われていた場合には、ユーザデ
ータベース122の課金フラグ情報を「可」に書き換え
ることにより課金処理を行う。
【0183】ステップSP17においてライブキャステ
ィングサーバ120は、予約データベース121及びユ
ーザデータベース122を参照し、当該予約登録を行っ
た内容と同一内容の例えば図24に示すような予約設定
情報ファイル184を作成し、次のステップSP18へ
移る。
【0184】このときユーザPC2のCPU10は、ラ
イブキャスティングサーバ120から次に受信したWe
bページに基づいて、図25に示すような予約設定情報
ファイル184を自動的に設定するための取得設定画面
168を決済中画面167に代えてマイスタジオスター
ト画面162に重ねて表示する。
【0185】この取得設定画面168には、予約設定情
報ファイル184の内容を確認させる意味で、「タイト
ル」(この場合「CONGRATULATION」)に
対応した予約内容表示欄168Aに「配信日」、「開始
時刻〜終了時刻」、「チャンネル」及び「視聴用パスワ
ード」が表示されている。ここで「視聴用パスワード」
に表示されたパスワードは、予約設定情報ファイル18
4における配信要求パスワードのことである。
【0186】取得設定画面168において予約内容表示
欄168Aが確認された後、自動設定ボタン168Bが
クリックされると、ユーザPC2のCPU10はライブ
キャスティングサーバ120に対して予約設定情報ファ
イル184の取得要求を行うようになされている。
【0187】なお取得設定画面168には、「予約ファ
イルダウンロード」ボタン168Cが設けられており、
ユーザPC2の基本プログラムによって予約設定情報フ
ァイル184を自動的に取り込むことができない場合で
も、ライブキャスティングサーバ120により取り込み
可能な形式にファイル化した後にダウンロードするよう
になされている。
【0188】ステップSP18においてライブキャステ
ィングサーバ120は、ユーザPC2からの取得要求に
応じて、予約設定情報ファイル184にDES(Date E
ncryption Standard)等の暗号方式による暗号化を施
し、これを暗号化ファイルとしてユーザPC2へ送信
し、次のステップ19へ移る。
【0189】ステップSP19においてユーザPC2の
CPU10は、ライブキャスティングサーバ120から
送信された暗号化ファイルを受信し、例えば「ActiveX
」のプログラム等を用いて暗号化を解き、予約設定情
報ファイル184を解読し、当該予約設定情報ファイル
184に含まれるコマンドに従ってハードディスク13
の所定の記憶領域に当該予約設定情報ファイル184を
自動的に取り込み、次のステップSP20へ移る。
【0190】ステップSP20においてユーザPC2の
CPU10は、予約設定情報ファイル184の自動取込
が終了すると同時に、図26に示すような予約完了画面
169を取得設定画面168に代えてマイスタジオスタ
ート画面162に重ねて表示する。
【0191】予約完了画面169には、「予約が完了し
ました。」の文字が表示されると共に、取得設定画面1
68の予約内容表示欄168Aと同一内容の予約内容通
知欄169Aが表示され、さらに「ここでは時間枠の予
約しか完了しておりません……」の文字が表示され、次
の番組紹介ページ編集処理へ進み、番組の演出を行うこ
とをコンテンツ提供者に促すようになされている。
【0192】すなわちユーザPC2のCPU10は、こ
の段階でライブ予約の手続きとなる予約登録処理を一応
終了し、予約当日の開始時刻になればストリーミンング
サーバ8を介してストリーム配信することが可能にな
る。
【0193】この場合、時間枠の予約登録処理だけで
は、コンテンツの番組紹介情報が空白のまま掲載される
ことになり、不完全な予約登録処理ではあるものの、番
組紹介情報を掲載する必要のないコンテンツ提供者や、
予約登録してからライブ配信するまでの時間的余裕のな
いコンテンツ提供者にとっては、手間が省けると共に短
時間で予約登録処理を行うことができるといった実益が
ある。
【0194】この予約完了画面169において、「番組
紹介ページ編集へ」ボタン169Bがクリックされる
と、ユーザPC2のCPU10はライブキャスティング
サーバ120から次のWebページを受信し、当該We
bページに基づいて図27に示すような編集対象選択画
面170を予約完了画面169に代えて表示する。
【0195】編集対象選択画面170には、コンテンツ
提供者によって予約登録された複数のコンテンツを示す
番組が羅列表示されており、この中から番組編集を希望
する番組の予約IDをコンテンツ提供者によってクリッ
クさせるようになされている。
【0196】ステップSP21においてユーザPC2の
CPU10は、編集対象選択画面170に表示された中
から、番組編集を希望する番組の予約IDがコンテンツ
提供者によってクリックされると、当該クリックされた
番組の予約IDをインターネット4を介してライブキャ
スティングサーバ120へ送信する。
【0197】ライブキャスティングサーバ120は、ユ
ーザPC2から番組編集を希望する番組の予約IDを受
信すると、当該予約IDに対応した番組に関する番組紹
介ページ編集画面のWebページをユーザPC2へ送信
する。
【0198】ステップSP22においてユーザPC2の
CPU10は、ライブキャスティングサーバ120から
受信したWebページに基づいて、図28及び図29に
示すような番組紹介ページ編集画面171を編集対象選
択画面170に代えて表示し、番組紹介情報の編集処理
を実行する。
【0199】この番組紹介ページ編集画面171には、
「予約ID」、「チャンネル」及び「予約時間」を含む
予約内容表示欄171Aが最上部に表示され、その下に
番組タイトルを入力するためのタイトル入力欄171B
が設けられている。
【0200】ここで番組紹介ページ編集画面171にタ
イトル入力欄171Bが設けられている理由は、最初に
予約登録を行ったときの番組タイトルを変更する可能性
を考慮したもので、そのときは新に入力された番組タイ
トルが予約内容表示欄171Aの「予約時間」と共にラ
イブキャスティングサービストップページ画面160の
番組紹介表示画面160Aに掲載される。
【0201】タイトル入力欄171Bの下には、サブタ
イトル入力欄171C、ジャンル入力欄171D、番組
概要入力欄171E、番組詳細入力欄171F及び視聴
者パスワード入力欄171Gが設けられており、配信す
べきコンテンツの内容に合わせてコンテンツ提供者が任
意に入力し得るようになされている。
【0202】視聴者パスワード入力欄171Gの下に
は、発信者の似顔絵番号設定欄171Hが設けられてお
り、「デザインを見る」ボタンがクリックされると、発
信者の似顔絵として選択するための似顔絵番号に対応し
た複数の似顔絵画像が表示されるようになされている。
【0203】従って発信者となるコンテンツ提供者は、
複数の似顔絵画像の中から希望する似顔絵画像の似顔絵
番号を選択し、当該似顔絵番号を似顔絵番号設定欄17
1Hに入力することにより、パーソナルキャスティング
サービストップページ画面160の番組紹介表示画面1
60Aに似顔絵番号の似顔絵画像を掲載するための設定
を行うことができる。
【0204】似顔絵番号設定欄171Hの下には、制作
スタッフ入力欄171Iが設けられており、コンテンツ
の制作に係わった制作スタッフに関する種々の情報を入
力し得るようになされている。
【0205】制作スタッフ入力欄171Iの下には、再
生ボタンの表示時刻遅延設定欄171Jが設けられてお
り、コンテンツ提供者がコンテンツを実際にストリーム
配信する前に、一度ユーザPC2及びストリーミングサ
ーバ6等を実際に動作させてリハーサルチェックを行う
場合、そのリハーサルチェックに要する時間分だけクラ
イアントPC8A、8B及び8Cに表示される再生ボタ
ンの表示タイミングを遅延させる設定を行うようになさ
れている。
【0206】なお、この場合クライアントPC8A、8
B及び8Cには、リハーサルチェックに要する時間分だ
け遅延させた配信開始時刻が表示されるようになされて
おり、クライアントユーザに対してリハーサルチェック
中の映像を配信することがないように考慮されている。
【0207】表示時刻遅延設定欄171Jの下には、メ
ッセージ受付設定欄171Kが設けられており、パーソ
ナルキャスティングサービストップページ画面160の
番組紹介表示画面160Aを見たクライアントユーザか
ら当該コンテンツに関するメッセージを電子メールで受
け付けるか否かを設定するための電子メール受付設定欄
171Kが設けられており、「受付ける」又は「受付し
ない」のチェック欄にチェックを入れることにより容易
に設定し得るようになされている。
【0208】クライアントユーザからメッセージを電子
メールで受け付けるための設定がコンテンツ提供者によ
って行われた場合には、例えばパーソナルキャスティン
グサービストップページ画面160の番組紹介表示画面
160Aを見たクライアントユーザがそのコンテンツに
関するライブ開催場所を電子メールによりコンテンツ提
供者に対して問い合わせること等が可能になり、当該コ
ンテンツに関する情報を不特定多数のクイラアントユー
ザに対して広く知らしめることができる。
【0209】メッセージ受付設定欄171Kの下には、
番組に関連するお勧めホームページの名前及びURLを
入力するホームページ設定欄171L及び171Mが設
けられると共に、当該ホームページのURLをパーソナ
ルキャスティングサービストップページ画面160の番
組紹介表示画面160Aに掲載するか否かを問うピック
アップ掲載設定欄171Nが設けられている。
【0210】ピックアップ掲載設定欄171Nの下に
は、パーソナルキャスティングサービストップページ画
面160の番組紹介表示画面160Aに掲載する紹介文
章を入力するためのピックアップ紹介文章設定欄171
P、再生表示画面及び紹介ページ画面のデザインを選択
するためのデザイン設定欄171Q、再生表示画面でク
ライアントユーザに対して投げかける質問事項を入力す
るための質問項目設定欄171R、その質問事項に対す
る3種類の答えを設定するための答え設定欄171S、
171T及び171Uが設けられている。
【0211】最後に番組紹介ページプレビューボタン1
71Vは、番組紹介ページ画面を予めプレビューとして
コンテンツ提供者が目視するためのボタンであり、再生
ページプレビューボタン171Wは再生表示画面を予め
プレビューとしてコンテンツ提供者が目視するためのボ
タンである。
【0212】この番組紹介ページ編集画面171で番組
紹介ページの編集が行われた後、編集完了ボタン171
Xがクリックされると、ユーザPC2のCPU10は当
該番組紹介ページ編集画面171で編集された編集結果
データをインターネット4を介してライブキャスティン
グサーバ120へ送信し、編集処理を終了する。
【0213】また、他の番組の編集処理を希望する場合
には、「予約リストに戻る」ボタン171Yをクリック
すればよく、このときユーザPC2のCPU10は編集
対象選択画面170(図27)を再度表示し、コンテン
ツ提供者に対して編集を希望する他の番組を選択させ得
るようになされている。
【0214】ライブキャスティングサーバ120は、編
集結果データを受信し、予約IDに対応して当該編集結
果データを予約登録内容に書き加え、予約登録内容を更
新すると共に、その旨のWebページをユーザPC2へ
送信するようになされている。
【0215】これによりユーザPC2のCPU10は、
当該Webページに基づいて図30に示すような編集更
新通知画面172を表示することにより、コンテンツ提
供者に対して番組に対する番組紹介情報の編集処理が終
了したことを認識させるようになされている。
【0216】(2−3)ライブ配信 上述のようなライブ予約の予約登録処理が終了し、当該
ライブ予約に係るライブ配信開始時刻になると、ユーザ
PC2はサーバ接続専用ネットワーク9による専用回線
接続又はケーブルテレビ網3B若しくはADSL網3C
によるインターネット接続を介してストリーミングサー
バ6と接続し、クライアントPC8A、8B及び8Cへ
コンテンツのストリーム配信を行うようになされてい
る。
【0217】以下、ライブ配信を行うに当って、ユーザ
PC2からストリーミングサーバ6へコンテンツを送信
する際のユーザPC2、ストリーミングサーバ6及びデ
ータベースサーバ125におけるコンテンツ送信処理シ
ーケンスについて図31を用いて説明する。
【0218】ここで、まずライブ配信を行う場合、ライ
ブ配信開始時刻の5分前からストリーミングサーバ6と
の専用回線接続又はインターネット接続がユーザPC2
に許可されるので、この5分前以降ユーザPC2とスト
リーミングサーバ6との通信接続を確立するための処理
を開始することになる。
【0219】従ってコンテンツ提供者は、当該ライブ配
信開始時刻の5分前以前に予めコンテンツのライブ配信
準備を行っておく必要がある。
【0220】因みにコンテンツの配信準備としては、ユ
ーザPC2のディジタルビデオカメラ19(図2)によ
る撮影位置の決定や、コンテンツの構想に基づいて特殊
効果を施すべきエフェクト項目の設定処理(図10
(A)及び(B))等がある。
【0221】また、本実施の形態におけるユーザPC2
は、ライブ配信に関する通知プログラムをハードディス
ク13に格納しており、当該通知プログラムに従ってラ
イブ配信開始時刻の所定時間前(例えば10分前)にな
ると、「まもなくライブ配信開始時刻です」といったメ
ッセージを表示してコンテンツ提供者に通知するように
なされている。
【0222】すなわちステップSP51においてユーザ
PC2は、ライブ配信開始時刻の所定時間前になると、
この通知プログラムを実行することにより、表示部14
に「まもなくライブ配信開始時刻です」といったメッセ
ージを表示することにより、コンテンツ提供者の注意を
喚起し、次のステップSP52へ移る。
【0223】このときユーザPC2のCPU10は、コ
ンテンツ提供者によってライブ配信モードに設定されて
いない場合には、アプリケーションプログラムに従って
自動的にライブ配信モードを選択し、表示部14にライ
ブ配信モード画面54(図10)を表示させる。
【0224】ステップSP52においてユーザPC2の
CPU10は、ストリーミングサーバ6との接続開始許
可時刻(ライブ配信開始時刻の5分前)になると、所定
の接続処理プログラムを実行することにより、ストリー
ミングサーバ6との専用回線接続又はインターネット接
続のための通信接続処理を自動的に行う。
【0225】ステップSP53においてユーザPC2
は、その後、接続可能な開始時刻になった時点でインタ
ーネット接続による通信接続処理を自動的に開始し、予
めコンテンツ提供者によって設定されたインターネット
接続回線を介して予約IDをデータベースサーバ125
へ送信することにより通信接続のための認証要求を行
う。
【0226】このようにユーザPC2のCPU10は自
動的に発呼処理を行うので、コンテンツ提供者は電話番
号の入力操作等を行う必要はない。特にライブ配信の場
合、図4(A)及び(B)に示したような形態でユーザ
PC2が使用されると、コンテンツ提供者によるキーボ
ード16Aの入力操作が非常に煩雑となるので、ユーザ
PC2は電話番号等の入力操作なしに自動的に発呼処理
を行うようにしたことにより、コンテンツ提供者に対し
てより快適なコンテンツ作成環境を提供することができ
る。
【0227】ステップSP54においてデータベースサ
ーバ125は、この直後にライブ配信を開始する予約時
間帯において、ユーザPC2から受け取った予約IDが
予約データベース121に登録されているか否かを確認
することにより認証処理を行う。
【0228】ここでデータベースサーバ125は、ユー
ザPC2から受け取った予約IDが予約データベース1
21に登録されている場合には、この予約IDの送信元
であるユーザPC2が正当な予約を有するコンテンツ提
供者によるものであると判断し、受け取った予約IDが
その予約時間帯において、予約データベース121に登
録されていない場合には、この予約IDの送信元である
ユーザPC2が正当な予約を有するコンテンツ提供者に
よるものではないと判断する。
【0229】この場合データベースサーバ125は、予
約IDのみを用いて認証処理を行っているが、これによ
り次のような効果が得られる。例えばデータベースサー
バ125は、当該パーソナルキャスティングサービスの
登録メンバーが有するユーザID及びパスワードを用い
てライブ予約の認証を行う場合、当該ユーザID及びパ
スワードが正当なものであるときには、アクセスしてき
たものが正当な登録メンバーであることを確認し得る
が、それだけでは、その登録メンバーがその予約時間帯
のライブ予約を有するものであるか否かを判断すること
はできない。
【0230】この場合データベースサーバ125は、登
録メンバーであることの認証を行った後、さらにライブ
予約の登録内容を確認し、そのユーザIDにより特定さ
れる登録メンバーがその予約時間帯に予約を行っている
か否かをチェックする必要があり、認証処理が煩雑とな
る。
【0231】これに対してデータベースサーバ125
は、上述したようにライブ予約に対してのみ用いられる
予約IDを認証処理に用いれば、この予約IDが登録メ
ンバーのみの知り得る情報であることにより、ユーザI
Dに対する認証処理を行う必要がなく、その予約IDが
アクセスしてきた時刻直後の予約時間帯のライブ予約と
して登録されているか否かを確認するだけの簡易な認証
処理で正当な予約者であるか否かを判断できるといった
効果がある。
【0232】ステップSP55においてデータベースサ
ーバ125は、ライブ予約に対する認証処理の認証結果
をユーザPC2へ返信し、次のステップSP56へ移
る。
【0233】ステップSP56においてユーザPC2の
CPU10は、認証処理が無事に終了したので、当該ユ
ーザPC2とストリーミングサーバ6との間で伝送路を
確立し、次のステップSP57へ移る。
【0234】一方、ステップSP56においてユーザP
C2のCPU10は、データベースサーバ125からの
認証結果が正当な予約者のものではなかった場合、ユー
ザPC2とストリーミングサーバ6との接続を行わな
い。
【0235】ステップSP57においてユーザPC2の
CPU10は、ストリーミングサーバ6とインターネッ
ト接続すると、データベースサーバ125へ予約IDを
送信した場合と同様に、当該ストリーミングサーバ6に
対しても予約IDを送信してライブ配信の配信要求を行
い、次のステップSP58へ移る。
【0236】ステップSP58においてストリーミング
サーバ6は、ユーザPC2からライブ配信の配信要求を
受けると、そのユーザPC2が正当な予約を有するコン
テンツ提供者によるものであるか否かの認証を行うため
に、受信した予約IDをサーバ使用予約管理センタ5の
データベースサーバ125へ送信し、次のステップSP
59へ移る。
【0237】ステップSP59においてデータベースサ
ーバ125は、ストリーミングサーバ6から受信した予
約IDがこの直後の予約時間帯において、予約データベ
ース121に登録されているか否かを確認することによ
り認証処理を行い、次のステップSP60に移る。ここ
での認証処理は、最初のユーザPC2から予約IDを受
信した場合の認証処理と同様である。
【0238】ステップSP60においてデータベースサ
ーバ125は、予約IDに対する認証処理を行った後、
その認証結果をストリーミングサーバ6へ返信し、次の
ステップSP61へ移る。
【0239】ステップSP61においてストリーミング
サーバ6は、データベースサーバ125からの認証結果
が正当な予約者によるものであった場合、ユーザPC2
によるライブ配信を許可し、その許可する旨をユーザP
C2へ送信すると共に、予約データベース121から当
該ライブ予約に関する情報(予約時間帯及び配信チャン
ネル等)を取得し、当該情報に基づいてライブ配信を制
御するようになされている。
【0240】続いてステップSP62においてユーザP
C2のCPU10は、コンテンツ提供者によってジョグ
ダイヤル16Bや操作ボタン16Cが適宜操作されてデ
ィジタルビデオカメラ19により撮影したコンテンツの
動画像データに対して予め設定されたエフェクト処理を
リアルタイムに施すと共にライブ配信を開始することに
より、当該コンテンツをインターネット4を介してスト
リーミングサーバ6へリアルタイムに送信する。
【0241】このときストリーミングサーバ6は、ライ
ブ配信を行うチャンネル定員数内であれば、無条件にク
ライアントPC8A、8B及び8Cへコンテンツのマル
チストリーム配信を行う。
【0242】そしてユーザPC2のCPU10は、ライ
ブ予約終了時刻になった時点でストリーミングサーバ6
へのコンテンツの送信処理を終了する。
【0243】このようにしてストリーミングサーバ6は
ライブ配信を開始すると、NTPサーバ123から取得
したサービス提供者側の時刻情報や、当該ライブ配信を
受けているクライアントPC8A、8B及び8Cの数を
示す視聴者数情報をユーザPC2へ送信する。
【0244】ユーザPC2のCPU10は、ストリーミ
ングサーバ6から受信したサービス提供者側の時刻情報
や視聴者数情報に加えて、ライブ配信中であることを示
すオンエアー情報、経過時間情報、サービス提供者側の
時刻情報、ユーザPC2側の時刻情報、予約開始時刻情
報、予約終了時刻情報、ライブ配信残時間情報、画像サ
イズ情報、伝送速度情報等の各種情報をライブ配信モー
ド画面54のステータスウィンドウ103(図10)に
表示する。
【0245】コンテンツ提供者は、このステータスウィ
ンドウ103を参照することにより、現在進行中のライ
ブ配信に関する様々な情報を知ることができる。特にコ
ンテンツ提供者としては、ライブ配信を受けて視聴して
いるかの視聴率情報を正確に認識することができ、次回
のライブ配信を行う際のチャンネル選択(定員数の選
択)の参考にすることができる。
【0246】なおストリーミングサーバ6は、ライブ予
約終了時刻になった時点でユーザPC2からのコンテン
ツの送信処理が終了するので、クライアントPC8A、
8B及び8Cへのストリーム配信処理を終了し、予約設
定情報ファイル184(図24)の「サーバ接続可能時
間」に示されたサーバ接続終了時刻になった時点でユー
ザPC2との通信接続を強制的に切断する。
【0247】またユーザPC2のCPU10は、ライブ
予約終了時刻の前に、コンテンツ提供者によりジョグダ
イヤル16B(図3及び図4)等が操作され、ライブ配
信モード画面54におけるGUI102の「配信開始/
終了」がフォーカスFで選択決定されると、コンテンツ
の送信処理を終了してストリーミングサーバ6との通信
接続を切断することにより、ライブ予約終了時刻よりも
前にライブ配信を強制的に終了させることもできる。
【0248】(2−4)ストリーミングサーバからクラ
イアントPCへのストリーム配信処理続いてストリーミ
ングサーバ6は、ユーザPC2からのコンテンツ送信を
受け、配信要求のあったクライアントPC8A、8B及
び8Cに対してコンテンツのストリーム配信処理を行う
が、そのストリーム配信処理についてクライアントPC
8A、8B及び8Cの表示画面等を参照しながら説明す
る。
【0249】クライアントPC8A、8B及び8Cは、
コンテンツの配信要求を行う場合、クライアントユーザ
によって電源が投入されるとブラウザソフトウェアを起
動し、所定のURLがクライアントユーザによって入力
されることにより、インターネット4を介してライブキ
ャスティングサーバ120に対してパーソナルキャステ
ィングサービストップページ画面160の閲覧要求を行
う。
【0250】これによりクライアントPC8A、8B及
び8Cは、ライブキャスティングサーバ120からイン
ターネット4を介して受信したパーソナルキャスティン
グサービストップページ画面160(図14)を表示画
面に表示する。
【0251】このパーソナルキャスティングサービスト
ップページ画面160では、デフォルトとして「本日の
番組」ボタン160Bがクリックされたときに応じた番
組紹介表示画面160Aが表示されており、今日現在、
配信予定であるコンテンツの番組紹介情報がフィルムの
コマとして円環状に移動しながら表示されている。
【0252】これに対してパーソナルキャスティングサ
ービストップページ画面160では、クライアントユー
ザによって「ピックアップ」ボタン160Cがクリック
されると、ユーザPC2のCPU10は、図32に示す
ように配信予定日の1ケ月前から前日までのコンテンツ
の番組紹介情報を番組紹介表示画面160Aを介して表
示するようになされている。
【0253】図33に示すように、番組紹介表示画面1
60Aには、各コンテンツの番組紹介情報が番組紹介情
報表示部160Eに表示され、各番組紹介情報として
は、番組タイトル表示部160Fに番組タイトル、サブ
タイトル表示部160Gに番組タイトルに対応したサブ
タイトル、番組概要表示部160Hに番組の概要、放送
日時表示部160Iに配信予定の放送日時、似顔絵画像
表示部160Jにコンテンツ提供者の似顔絵画像、メー
ルアイコン表示部160Kに電子メールを送るためのア
イコンが表示されている。
【0254】番組紹介情報表示部160Eの番組タイト
ル表示部160Fに表示された番組タイトルは、番組紹
介ページ編集画面171(図28及び図29)のタイト
ル入力欄171Bで入力された番組名であり、サブタイ
トル表示部160Gに表示されたサブタイトルは、番組
紹介ページ編集画面171のサブタイトル入力欄171
Cで入力されたサブタイトルであり、番組概要表示部1
60Hに表示された番組の概要は、番組概要入力欄17
1Eで入力された内容である。
【0255】また放送日時表示部160Iに表示された
放送日時は、予約内容表示欄171Aに表示されていた
内容であり、似顔絵画像表示部160Jに表示された似
顔絵画像は、似顔絵番号設定欄171Hで設定された似
顔絵番号に対応した似顔絵画像であり、メールアイコン
表示部160Kに表示された電子メールを送るためのア
イコンはメッセージ受付設定欄171Kで設定されたこ
とに応じて表示されている。
【0256】このようにライブキャスティングサーバ1
20は、パーソナルキャスティングサービストップペー
ジ画面160(図14)の番組紹介表示画面160Aを
介してコンテンツの概要等を含む内容を番組紹介情報と
して紹介し得るようになされている。
【0257】またライブキャスティングサーバ120
は、番組紹介表示画面160Aをパーソナルキャスティ
ングサービストップページ画面160に掲載したことに
より、当該パーソナルキャスティングサービスを利用す
る全てのクライアントユーザに対して広く番組の告知を
することができ、当該番組を選択させて視聴させる機会
を必然的に増やすことができる。
【0258】クライアントユーザは、パーソナルキャス
ティングサービストップページ画面160の番組紹介表
示画面160Aを介して予め番組の存在を知ることがで
きるので、配信当日に「本日の番組」ボタン160Bを
クリックし、番組紹介表示画面160Aの中からその番
組紹介情報表示部160Eをクリックすればよい。
【0259】これによりライブキャスティングサーバ1
20は、当該番組に関する詳細情報表示画面のWebペ
ージを要求のあったクライアントPC8A、8B及び8
Cへ送信する。
【0260】クライアントPC8A、8B及び8Cは、
当該Webページに基づいて図34に示すような番組の
詳細情報画面173を表示し、当該番組の詳細情報をク
ライアントユーザに確認させた後、当該クライアントユ
ーザによって番組のストリーム配信を受ける許可を得る
ためのパスワードが入力され、「再生」ボタン175が
クリックされると、パスワードをストリーミングサーバ
6へ送信する。
【0261】ところでクライアントPC8A、8B及び
8Cは、ストリーミングサーバ150から受信するコン
テンツを再生して表示するためのリアルタイム再生ソフ
トウェアが格納されていない場合には、「再生」ボタン
175をクリックする前に「再生ソフト」ボタン176
をクリックすることにより予め再生ソフトウェアをダウ
ンロードすればよい。
【0262】ストリーミングサーバ6は、クライアント
PC8A、8B及び8Cから受信したパスワードをサー
バ使用予約管理センタ5のデータベースサーバ125へ
送信する。
【0263】データベースサーバ125は、予約データ
ベース121を参照することによりストリーミングサー
バ6から受け取ったパスワードが正当なものであるか否
かを認証し、その認証結果をストリーミングサーバ6へ
返信する。
【0264】ストリーミングサーバ6は、データベース
サーバ125から受け取った認証結果に基づいて正当な
パスワードであると判断した場合、当該ライブ配信のチ
ャンネルに対して予め設定されている定員数に基づいて
当該クライアントPC8A、8B及び8Cへライブ配信
を行うか否かを判別する。
【0265】実際上ストリーミングサーバ6は、現在、
ライブ配信を行っているクライアントPCの数とチャン
ネルに設定された定員数とを比較し、既に定員数に達し
ている場合にはライブ配信をそれ以上行うことはない。
【0266】これに対してストリーミングサーバ6は、
クライアントPC8A、8B及び8Cから配信要求があ
った時点で、クライアントPCの数がチャンネルに設定
された定員数未満のときにはライブ配信を行うことと
し、当該クライアントPC8A、8B及び8Cに対して
ライブ配信を受けることを許可し、ストリーム配信処理
を実行する。
【0267】これによりクライアントPC8A、8B及
び8Cは、ストリーミングサーバ6からストリーム配信
されたコンテンツを再生表示画面を介してリアルタイム
に表示することにより、クライアントユーザに対してラ
イブ配信されたコンテンツをリアルタイムに視聴させる
ことができる。
【0268】なお、この場合、詳細情報画面173に表
示される再生ボタン175は、再生表示画面174に
は、番組紹介ページ編集画面171の表示時刻遅延設定
欄171Jで設定された遅延時間に応じたタイミングで
表示されるようになされている。
【0269】(2−5)ライブ配信におけるコンテンツ
の評価処理 ここでコンテンツ配信システム1においては、ストリー
ミングサーバ6からコンテンツをクライアントPC8
A、8B及び8Cにストリーム配信している間、当該コ
ンテンツに対する評価処理を実行している。
【0270】以下に、クライアントPC8A、8B及び
8C、コミュニケーションサーバ7及びライブキャステ
ィングサーバ120におけるコンテンツ評価処理シーケ
ンスについて図35を用いて説明する。
【0271】まずステップSP81においてライブキャ
スティングサーバ120は、ストリーミングサーバ6が
クライアントPC8A、8B及び8Cに対してライブ配
信を受けることを許可したとき、当該ストリーミングサ
ーバ6からライブ配信を受けることを許可したクライア
ントPC8A、8B及び8Cが通知されることにより当
該通知されたクライアントPC8A、8B及び8Cにイ
ンターネット4を介して評価用の先頭のWebページを
送信し、ステップSP82に移る。
【0272】またステップSP82においてライブキャ
スティングサーバ120は、ストリーミングサーバ6か
ら通知されたクライアントPC8A、8B及び8Cと、
ライブ配信におけるコンテンツ提供者のユーザPC2と
をコミュニケーションサーバ7に通知してステップSP
83に移る。
【0273】ステップSP83においてコミュニケーシ
ョンサーバ7のCPU130は、ライブキャスティング
サーバ120から通知されたクライアントPC8A、8
B、8C及びユーザPC2に集計結果表示用のWebペ
ージをインターネット4を介して送信し、ステップSP
84に移る。
【0274】ステップSP84においてクライアントP
C8A、8B及び8CのCPU140は、ライブキャス
ティングサーバ120から受信した評価用の先頭のWe
bページに基づいて図36に示すような評価用画面20
0を表示する。
【0275】この場合、評価用画面200には、コンテ
ンツを評価するためのパラメータとして、クライアント
ユーザの感じた感情を表す「面白い」ボタン201と
「つまらない」ボタン202とが設けられており、コン
テンツを視聴している間であれば、これら「面白い」ボ
タン201及び「つまらない」ボタン202をクライア
ントユーザがコンテンツを面白いと感じたときやつまら
ないと感じたときに何度でもクリックし得るようになさ
れている。
【0276】またこの評価用画面200には、集計結果
表示領域203及び再生画面表示領域204が設けられ
ている。
【0277】従ってクライアントPC8A、8B及び8
CのCPU140は、このとき図37に示すように、コ
ミュニケーションサーバ7から受信した集計結果表示用
のWebページに基づく集計結果表示画面205を評価
用画面200の集計結果表示領域203に表示する。
【0278】またクライアントPC8A、8B及び8C
のCPU140は、ストリーミングサーバ6から受信し
た再生表示用のWebページに基づく再生表示画面20
6を評価用画面200の再生表示領域204に表示し、
この状態で当該ストリーミングサーバ6から受信したコ
ンテンツ207を再生表示画面206内に表示してステ
ップSP85に移る。
【0279】ここでクライアントPC8A、8B及び8
CのCPU140は、評価用画面200内にコンテンツ
を表示した状態でクライアントユーザかそのコンテンツ
を面白いと感じる毎に「面白い」ボタン201がクリッ
クされると、その都度「面白い」ボタン201がクリッ
クされたことをコミュニケーションサーバ7に通知す
る。
【0280】またクライアントPC8A、8B及び8C
のCPU140は、評価用画面200内にコンテンツを
表示した状態でクライアントユーザがそのコンテンツを
つまらないと感じる毎に「つまらない」ボタン202が
クリックされると、その都度「つまらない」ボタン20
2がクリックされたことをコミュニケーションサーバ7
に通知する。
【0281】ステップSP85においてコミュニケーシ
ョンサーバ7のCPU130は、クライアントPCPC
8A、8B及び8Cでコンテンツの視聴が開始される
と、当該クライアントPC8A、8B及び8Cからの
「面白い」ボタン201及び「つまらない」ボタン20
2がクリックされたことの通知の有無に関わらずに、例
えば1秒毎に個々のクライアントPC8A、8B及び8
Cにおいて「面白い」ボタン201がクリックされた回
数及び「つまらない」ボタン202がクリックされた回
数を集計する。
【0282】またコミュニケーションサーバ7のCPU
130は、このときライブ配信を受けている全てのクラ
イアントPC8A、8B及び8Cにおいて「面白い」ボ
タン201がクリックされた回数及び「つまらない」ボ
タン202がクリックされた回数も集計している。
【0283】そしてコミュニケーションサーバ7のCP
U130は、クライアントPC8A、8B及び8Cにそ
れぞれ全体の集計結果と個々のクライアントPC8A、
8B及び8Cに対する集計結果とを順次インターネット
4を介して送信してステップSP86に移る。
【0284】これによりステップSP86においてクラ
イアントPC8A、8B及び8CのCPU140は、図
38に示すようにライブ配信を受けている間、1秒毎に
コミュニケーションサーバ7から受信した集計結果に基
づいて、集計結果表示画面205の面白い及びつまらな
いと感じた回数を表す棒グラフの表示を順次更新する。
【0285】このようにしてクライアントPC8A、8
B及び8CのCPU140は、コンテンツを視聴してい
るクライアントユーザに当該クライアントユーザ個人が
面白い及びつまらないと感じた回数と、当該コンテンツ
を視聴している全てのクライアントユーザが面白い及び
つまらないと感じた回数をリアルタイムに更新しながら
目視させ得るようになされている。
【0286】因みに評価用画面200(図38)には、
コンテンツに対するクライアントユーザの評価(面白い
やつまらない)をコンテンツ提供者に対する寄付の金額
に反映させるために、ライブキャスティングサーバ12
0が予め設定した、「面白い」ボタン201が一度クリ
ックされたときに加算する金額(例えば10円)と、「つ
まらない」ボタン202が一度クリックされたときに減
算する金額(例えば10円)とが表示されている。
【0287】そしてクライアントPC8A、8B及び8
CのCPU140は、コミュニケーションサーバ7から
受信したクライアントユーザ個人の集計結果に基づい
て、当該クライアントユーザにより「面白い」ボタン2
01及び「つまらない」ボタン202のクリック数を、
評価用画面200において加算及び減算する金額の隣に
表示し、コンテンツに対するクライアントユーザの評価
をコンテンツ提供者に対する寄付の金額に反映させ得る
ことを提示している。
【0288】またコミュニケーションサーバ7のCPU
130は、ライブ配信を受けている全てのクライアント
PC8A、8B及び8Cに対する集計結果をコンテンツ
の提供元であるユーザPC2にも順次送信している。
【0289】これによりこのコンテンツ配信システム1
においては、ユーザPC2を介してコンテンツ提供者に
ライブ配信を受けている全てのクライアントユーザが当
該コンテンツ提供者の提供したコンテンツに対してどの
ような感情を抱いているのか、またコンテンツ視聴が進
むにつれてその感情がどのように変化しているのかを図
38と同様な集計結果表示画面205を介して視覚的に
提示し得るようになされている。
【0290】そしてクライアントPC8A、8B及び8
Cに対するコンテンツのライブ配信が終了すると、ステ
ップSP87においてライブキャスティングサーバ12
0は、コミュニケーションサーバ7から与えられた最終
的なクライアントユーザ毎の集計結果に基づいて評価用
の次のWebページを加工し、これをインターネット4
を介してクライアントPC8A、8B及び8Cに送信し
て次のステップSP88に移る。
【0291】ステップSP88においてクライアントP
C8A、8B及び8CのCPU140は、ライブキャス
ティングサーバ120から受信したWebページに基づ
いて、図39に示すような評価結果画面210を評価用
画面200に代えて表示し、次のステップSP89に移
る。
【0292】ここで評価結果画面210には、コンテン
ツの視聴に対する最終的な集計結果を表す集計結果表示
画面211が縮小表示されると共に、「面白い」ボタン
201の最終的なクリック数に応じた金額及び「つまら
ない」ボタン202の最終的なクリック数に応じた金額
が表示されている。
【0293】また評価結果画面210には、金額表示欄
210Aが設けられており、当該金額表示欄210Aに
「面白い」ボタン201の最終的なクリック数に応じた
金額から「つまらない」ボタン202の最終的なクリッ
ク数に応じた金額を減算した結果が、コンテンツに対す
るクライアントユーザの評価に応じた寄付の金額として
表示されている。
【0294】そしてこの評価結果画面210において
は、金額表示欄210Aに表示している寄付の金額をク
ライアントユーザが任意に変更し得るようになされてい
る。
【0295】従ってステップSP89においてクライア
ントPC8A、8B及び8CのCPU140は、評価結
果画面210の金額表示欄210Aにクライアントユー
ザの評価に応じた金額又は任意に選定した金額が表示さ
れた状態で当該評価結果画面210に設けられた「振り
込む」ボタン210Bがクリックされると、その寄付の
金額をインターネット4を介してライブキャスティング
サーバ120に通知してステップSP90に移る。
【0296】ステップSP90においてライブキャステ
ィングサーバ120は、クライアントPC8A、8B及
び8Cからコンテンツ提供者に対する寄付の金額が通知
されると課金処理を実行し、ユーザデータベース122
から当該コンテンツ提供者及びクライアントユーザのク
レジットカード番号を読出し、これを寄付の金額の情報
と共に課金データとして金融機関に送信し、かくしてク
ライアントユーザからコンテンツ提供者に寄付するよう
に電子的な決済処理を実行させるようになされている。
【0297】因みにクライアントPC8A、8B及び8
CのCPU140は、クライアントユーザがライブ配信
されたコンテンツに対して面白いと感じた回数よりもつ
まらないと感じた回数が上回り、この結果評価結果画面
210の金額表示欄210Aに表示している評価に応じ
た金額がマイナスの値となったまま「振り込む」ボタン
210Bがクリックされたときには、クライアントユー
ザからコンテンツ提供者への寄付がないことをライブキ
ャスティングサーバ120に通知する。
【0298】またクライアントPC8A、8B及び8C
のCPU140は、評価結果画面210の金額表示欄2
10Aに表示している評価に応じた金額がクライアント
ユーザにより0円に変更された状態で「振り込む」ボタ
ン210Bがクリックされたときにも、クライアントユ
ーザに寄付の意思がないものとしてその旨をライブキャ
スティングサーバ120に通知する。
【0299】(3)動作及び効果 以上の構成において、このコンテンツ配信システム1で
は、コンテンツのライブ配信時、当該ライブ配信を受け
るクライアントPC8A、8B及び8Cにライブキャス
ティングサーバ120から評価用のWebページを送信
して評価用画面200を表示させ、その状態でクライア
ントユーザにコンテンツを視聴させるようにした。
【0300】そしてこのコンテンツ配信システム1で
は、クライアントユーザがコンテンツを面白いと感じた
ときやつまらないと感じたときに評価用画面200の
「面白い」ボタン201及び「つまらない」ボタン20
2がクリックされると、その都度クライアントPC8
A、8B及び8Cから「面白い」ボタン201及び「つ
まらない」ボタン202がクリックされたことをコミュ
ニケーションサーバ7に通知すると共に、当該コミュニ
ケーションサーバ7において「面白い」ボタン201及
び「つまらない」ボタン202のクリック数をそれぞれ
定期的に集計するようにした。
【0301】従ってこのコンテンツ配信システム1で
は、クライアントユーザがコンテンツを視聴しながら面
白いやつまらないと感じる毎にその感情を逐次認識して
当該クライアントユーザが面白い及びつまらないといっ
た感情を抱いた回数を集計するため、コンテンツを視聴
しながらクライアントユーザが抱いた感情をコンテンツ
の評価とすることができる。
【0302】またこのコンテンツ配信システム1では、
クライアントPC8A、8B及び8Cとコミュニケーシ
ョンサーバ7との間で実行し得る双方向性の通信を利用
して、コミュニケーションサーバ7において集計した結
果をクライアントPC8A、8B及び8Cに表示して視
聴中のコンテンツに対するクライアントユーザ個人及び
全体の感情の変化を視覚的に提示するようにした。
【0303】従ってこのコンテンツ配信システム1で
は、クライアントユーザに単に「面白い」ボタン201
及び「つまらない」ボタン202をクリックさせるだけ
ではなく、自分(クライアントユーザ)や他のクライア
ントユーザたちがコンテンツを視聴しながらどのような
感情を抱いているのかを視覚的に認識させることができ
るため、コンテンツに対する評価をたのしみながら実行
させることができる。
【0304】そしてこのようなコンテンツを視聴しなが
らの評価をコンテンツ提供者にもリアルタイムに見せれ
ば、当該コンテンツ提供者にコンテンツのどの部分をク
ライアントユーザがつまらないと感じるか、またどの部
分を面白いと感じるかを認識させることができるため、
コンテンツ提供者により良いコンテンツを制作させるよ
うな意欲を掻き立てさせることができ、コンテンツ配信
システム1を利用してライブ配信されるコンテンツの質
を向上させることができる。
【0305】さらにこのコンテンツ配信システム1で
は、ライブ配信の終了時にコンテンツに対するクライア
ントユーザの評価(すなわち、ボタンのクリック数の最
終的な集計結果)に応じて寄付の金額を提示するように
した。
【0306】従って、コンテンツを視聴するクライアン
トユーザに単に寄付を募っても実際にはどれくらいの金
額を寄付したら良いのかが分からないために寄付に抵抗
感を抱く場合があると考えられるが、このようにコンテ
ンツに対する個人の感性を反映させた評価に応じて寄付
の金額を提示すれば、その金額が個人の感性を反映させ
たものである分、寄付に対する抵抗感を和らげてコンテ
ンツ視聴者に寄付を普及させることができる。
【0307】以上の構成によれば、コミュニケーション
サーバ7において、ライブ配信を受けるクライアントP
C8A、8B及び8Cに評価用のWebページを送信し
て評価用画面200を表示させ、この状態でクライアン
トユーザがコンテンツを視聴しながら面白いと感じて評
価用画面200の「面白い」ボタン201をクリックし
た回数と、当該クライアントユーザがコンテンツをつま
らないと感じて評価用画面200の「つまらない」ボタ
ン202をクリックした回数を集計し、当該集計結果を
コンテンツに対する評価とするようにしたことにより、
コンテンツを視聴しながらクライアントユーザが抱いた
感情をコンテンツの評価とすることができ、かくして個
人の感性をコンテンツ全体に反映させて評価させ得るコ
ンテンツ配信システムを実現することができる。
【0308】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ライブ配信を受ける
クライアントPC8A、8B及び8Cに図38について
上述した評価用画面200を表示し、クライアントユー
ザに「面白い」ボタン201及び「つまらない」ボタン
202のクリック数を当該評価用画面200内の集計結
果表示画面205において棒グラフで提示するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図3
8との対応部分に同一符号を付して示す図40のよう
に、評価用画面250内の集計結果表示画面251にお
いて「面白い」ボタン201及び「つまらない」ボタン
202のクリック数をライブ配信の経過時間に沿った折
れ線グラフとして提示するようにしても良い。
【0309】このようにすればクライアントユーザ及び
コンテンツ提供者にライブ配信の時間経過に従って、コ
ンテンツに対するクライアントユーザの抱いた感情、す
なわち評価がどのように変化しているかを容易に認識さ
せることができる。
【0310】また上述の実施の形態においては、評価用
画面200にコンテンツに対する評価のパラメータとし
て、クライアントユーザの面白い及びつまらないという
感情を表す「面白い」ボタン201及び「つまらない」
ボタン202を設けるようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、コンテンツに対する評価の
パラメータとなり、一対の対象的な意味の感情を表すも
のであれば、「続きを見たい」と「続きを見たくない」
や、(面白いので)「寄付したい」と(つまらないの
で)「寄付したくない」、(例えばカメラワークが)
「優れている」と「劣っている」等のように、この他種
々の対象的な感情を表すボタンを1又は複数対設けるよ
うにしても良い。このようにすれば、コンテンツをさら
にきめ細かく評価することができる。
【0311】さらに上述の実施の形態においては、評価
用画面200に予め設定した「面白い」ボタン201及
び「つまらない」ボタン202を設けるようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、コンテンツ
の種類に応じてボタンを変更する等のように、ライブキ
ャスティングサーバ120側でボタンの種類を任意に変
更するようにしても良い。
【0312】さらに上述の実施の形態においては、ライ
ブ配信を受けているクライアントユーザのコンテンツに
対するリアルタイムな評価をコンテンツ提供者にもリア
ルタイムに提示するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、コンテンツ提供者にはライブ配
信が終了した時点でコンテンツに対する評価を提示した
り、又はライブ配信中でもある程度の好評価が得られた
時点で提示する等のように、コンテンツ全体に対する評
価は提示するものの、その評価をこの他種々のタイミン
グで提示するようにしても良い。
【0313】さらに上述の実施の形態においては、コミ
ュニケーションサーバ7において「面白い」ボタン20
1及び「つまらない」ボタン202のクリック数を1秒
毎に集計するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、ライブ配信を開始してから終了するま
での間に複数回集計することができれば、この他種々の
周期又はタイミングで集計するようにしても良い。
【0314】さらに上述の実施の形態においては、コン
テンツ提供者にライブ配信を受けている全てのクライア
ントユーザに対する集計結果をコンテンツに対する評価
として提示するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、コンテンツ提供者にライブ配信を受
けている個々のクライアントユーザに対する集計結果を
それぞれ評価として提示するようにしても良い。
【0315】さらに上述の実施の形態においては、ライ
ブ配信を受けているクライアントユーザにそれぞれ本人
及び全員の集計結果を提示するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、クライアントユーザ
に本人の集計結果のみを提示するようにしても良い。
【0316】さらに上述の形態においては、コンテンツ
をリアルタイムに配信するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、ユーザPC2から受信し
たコンテンツをハードディスク等の記憶メディアに格納
しておき、これをオンディマンドシステムのように要求
を受けた時点で配信するようにしても良い。
【0317】さらに上述の実施の形態においては、クラ
イアントPC8A、8B及び8Cのハードディスク、ラ
イブキャスティングサーバ120のハードディスク及び
コミュニケーションサーバ7のハードディスクに図35
について上述したコンテンツ評価処理を実行するための
一連のアプリケーションプログラムが予めインストール
されている場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、これらのアプリケーションプログラムが格納された
例えばCD−ROM(Compact Disc Read OnlyMemory
)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read O
nly Memory )等のパッケージメディアでなるプログラ
ム格納媒体を再生することにより各種アプリケーション
プログラムをインストールしても良く、またアプリケー
ションプログラムが一時的若しくは永続的に格納される
半導体メモリや光磁気ディスク等のプログラム格納媒体
を再生することにより各種アプリケーションプログラム
をインストールしても良い。
【0318】これらのプログラム格納媒体に各種アプリ
ケーションプログラムを格納する手段としてはローカル
エリアネットワーク、ディジタル衛生放送等の優先及び
無線通信媒体を利用しても良く、ルータやモデム等の各
種通信インターフェースを介在させて格納するようにし
ても良い。
【0319】さらに、上述した実施の形態においては、
ユーザPC2とライブキャスティングサーバ120との
間でライブ予約を行うためのネットワークとしてインタ
ーネット4を用いるようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、有線又は無線で構築された他の
種々のネットワークを用いても良い。
【0320】さらに上述の実施の形態においては、ライ
ブ配信を行う放送者側の端末として、ディジタルビデオ
カメラ19を内臓したユーザPC2を用いるようにして
いたが、通常のPCにディジタルビデオカメラをIEE
E(Institute of Electrical and Electronics Engine
ers )1394インターフェース等を介してケーブル接
続したものや、ディジタルビデオカメラを無線接続した
PCを用いるようにしてもよい。また、ディジタルカメ
ラをケーブル等により接続した携帯電話機や、ディジタ
ルカメラを内蔵した携帯電話機をユーザPC2に代えて
用いるようにしてもよい。
【0321】さらに上述の実施の形態においては、本発
明によるコンテンツ評価システムとして、図1〜図40
について上述したコンテンツ配信システムを適用するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、コンテンツの配信を受けたクライアント側でそのコ
ンテンツを視聴しながら抱いた感情に基づいて当該コン
テンツを評価することができれば、音楽やゲーム等のよ
うに種々のコンテンツを評価するこの他種々のコンテン
ツ評価システムに広く適用することができる。
【0322】さらに上述の実施の形態においては、本発
明によるコンテンツ評価装置として、図1から図40に
ついて上述したコミュニケーションサーバ7を適用する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、ライブキャスティングサーバ120とコミュニケー
ションサーバ7とを一体化した装置等のように、この他
種々の構成のコンテンツ評価装置を広く適用することが
できる。
【0323】さらに上述の実施の形態においては、所定
のコンテンツの配信を受けるユーザ端末としてクライア
ントPC8A、8B及び8Cを適用するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、有線又は無
線で構築された他の種々のネットワークを利用してコン
テンツの配信を受け、ユーザがそのコンテンツを視聴し
ながら感じた感情をコンテンツ評価装置に通知すること
ができれば、携帯電話機やPDA(Personal Digital A
ssistance )等のように、この他種々のユーザ端末を広
く適用することができる。
【0324】因みに、ディジタルカメラを内蔵した携帯
電話機をクライアントPC8A、8B及び8Cに代えて
使用する場合について具体的に説明する。
【0325】図41に示すように、500は全体として
本発明を適用した携帯電話機MS3が接続されているコ
ンテンツ配信システムを示し、通信サービスの提供エリ
アを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線
局である基地局CS1〜CS4が設置されている。
【0326】これらの基地局CS1〜CS4には、移動
無線局である携帯情報端末MS1及びMS2やカメラ付
ディジタル携帯電話機MS3及びMS4が例えばW−C
DMA(Wideband-Code Division Multiple Access )
と呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続され
るようになされており、2[GHz ]の周波数帯域を使用
して最大2[Mbps]のデータ転送速度で大容量データを
高速にデータ通信し得るようになされている。
【0327】このように携帯情報端末MS1及びMS2
やカメラ付ディジタル携帯電話機MS3及びMS4は、
W−CDMA方式によって大容量データを高速にデータ
通信し得るようになされていることにより、音声通話だ
けでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲
覧、画像の送受信等の多種に渡ってデータ通信を実行し
得るようになされている。
【0328】また基地局CS1〜CS4は、有線回線を
介して電話回線網3Aと接続されており、当該電話回線
網3Aにはインターネット4や、図示しない多くの加入
者有線端末、コンピュータネットワーク及び企業内ネッ
トワーク等が接続されている。
【0329】電話回線網3Aには、インターネットサー
ビスプロバイダのアクセスサーバASも接続されてお
り、当該アクセスサーバASには当該インターネットサ
ービスプロバイダが保有するコンテンツサーバTSが接
続されている。
【0330】このコンテンツサーバTSは、加入者有線
端末や携帯情報端末MS1、MS2及びカメラ付ディジ
タル携帯電話機MS3、MS4からの要求に応じて例え
ば簡易ホームページ等のコンテンツをたとえばコンパク
トHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファ
イルとして提供するようになされている。
【0331】このコンパクトHTMLとは、HTMLの
サブセットであり、限られたサイズの表示装置の中で反
映可能なタグのみ残し他の部分を切り捨てたものであ
る。例えばNTTドコモ社のサービスであるiMode
(登録商標)ではiモード様HTMLを採用しており、
これは携帯電話に必要な機能を絞り込み約30種のタグ
を使用し、テキストの文字属性や色は指定できず、画像
も2段階調節のGIFファイルが推奨されるなどの限定
条件がある。
【0332】このようなコンパクトHTMLや移動通信
用プロトコルのWAP(Wireless Application Protoco
l )にて使われる記述言語であるHDML(handheld D
evice Markup Language )、WML(Wireless Markup
Language)等を用いることで、表示領域や表示能力に制
限のある携帯電話機等で閲覧する簡易ホームページのフ
ァイルを作成することができる。
【0333】このコンテンツ配信システム500では、
本実施の形態と同様にインターネット4にサーバ使用予
約管理センタ5やストリーミングサーバ6、コミュニケ
ーションサーバ7が接続され、TCP/IP(Transmis
sion Control Protocol/Internet Protocol)のプロト
コルに従って加入者有線端末や携帯情報端末MS1、M
S2及びカメラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS4
からサーバ使用予約管理センタ5やストリーミングサー
バ6、コミュニケーションサーバ7に対してアクセスし
得るようになされている。
【0334】因みに携帯情報端末MS1、MS2及びカ
メラ付ディジタル携帯電話機、MS3、MS4は、基地
局CS1〜CS4までを2[Mbps]の簡易トランスポ
ートプロトコルで通信し、当該基地局CS1〜CS4か
らインターネット4を介してストリーミングサーバ6ま
でをTCP/IPプロトコルで通信するようになされて
いる。
【0335】なお管理制御装置MCUは、電話回線網3
Aを介して加入者有線端末や携帯情報端末MS1、MS
2及びカメラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS4と
接続されており、当該携帯情報端末MS1、MS2及び
カメラ付ディジタル携帯電話機MS3、MS4に対する
認証処理や課金処理等を行うようになされている。
【0336】次に、クライアントPC8A、8B及び8
C(図1)に代わるカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3の外観構成例について説明する。図42に示すように
カメラ付ディジタル携帯電話機MS3は、中央のヒンジ
部511を境に表示部512と本体513とに分けられ
ており、当該ヒンジ部511を介して折り畳み可能に形
成されている。
【0337】表示部512には、上端左部に送受信用の
アンテナ514が引出し及び収納可能な状態に取り付け
られており、当該アンテナ514を介して基地局CS3
との間で電波を送受信するようになされている。
【0338】また表示部512には、上端中央部にほぼ
180度の角度範囲で回動自在なカメラ部515が設け
られており、当該カメラ部515のCCDカメラ516
によって所望の撮像対象を撮像し得るようになされてい
る。
【0339】ここで表示部512は、カメラ部515が
クライアントユーザによってほぼ180度回動させて位
置決めされた場合、図43に示すように当該カメラ部5
15の背面側中央に設けられたスピーカ517が正面側
に位置することになり、これにより通常の音声通話状態
に切り換わるようになされている。
【0340】さらに表示部512には、その正面に液晶
ディスプレイ518設けられており、電波の受信状態、
電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話
番号及び発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホー
ムページ、カメラ部515のCCDカメラ516で撮像
した画像及び図示しない内蔵アンテナを介して受信した
TV番組の番組映像を表示し得るようになされている。
【0341】一方、本体513には、その表面の「0」
〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話
及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操作
キー519が設けられており、当該操作キー519を用
いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0342】また本体513には、操作キー519の下
部にメモボタン520やマイクロフォン521が設けら
れており、当該メモボタン520によって通話中の間の
音声を録音し得ると共に、マイクロフォン521によっ
て通話時のユーザの音声を集音するようになされてい
る。
【0343】さらに本体513には、操作キー519の
上部に回転操作、回動操作及び押圧操作自在なジョグダ
イヤル522が当該本体513の表面から僅かに突出し
た状態で設けられており、当該ジョグダイヤル522に
対する回動操作に応じて液晶ディスプレイ518に表示
されている電話帳リストや電子メールのスクロール動
作、簡易ホームページの握り動作及び画像の送り動作等
の種々の動作を実行するようになされている。
【0344】例えば本体513は、クライアントユーザ
によるジョグダイヤル522の回動操作に応じて液晶デ
ィスプレイ518に表示された電話帳リストの複数の電
話番号の中から所望の電話番号が選択され、当該ジョグ
ダイヤル522が本体513の内部方向に押圧操作され
ると、選択された電話番号を確定して当該電話番号に対
して自動的に発呼処理を行うようになされている。
【0345】なお本体513は、背面側に図示しないバ
ッテリパックが挿着されており、終話及び電源キーがオ
ン状態になると、当該バッテリパックから各回路部に対
して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
【0346】ところで本体513には、当該本体513
の左側面上部に抜差自在なメモリスティック(ソニー株
式会社の商標)523を挿着するためのメモリスティッ
クスロット524が設けられており、メモボタン520
が押下されるとメモリスティック523に通話中の相手
の音声を記録したり、受信中のTV番組の映像データを
録画したり、或いはコンテンツ提供者の操作に応じて電
子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ216で撮
像した画像を記録し得るようになされている。
【0347】ここでメモリスティック523は、本願出
願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシ
ュメモリカードの一種である。このメモリスティック5
23は、縦21.5×横50×厚さ 0.8[mm]の小型薄型形状
のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能
な不揮発性メモリであるEEPROM(ElectricallyEr
asable and Programmable Read Only Memory )の一種
であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、1
0ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの
書き込み及び読み出しが可能となっている。
【0348】またメモリスティック523は、大容量化
等による内臓フラッシュメモリの仕様変更に対しても、
使用する機器で互換性を確保することができる独自のシ
リアルプロトコルを採用し、最大書込速度 1.5[MB/
S]、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現して
いると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を
確保している。
【0349】従ってカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、このようなメモリスティック523を挿着可能に
構成されているために、当該メモリスティック523を
介して他の電子機器との間でデータの共有化を図ること
ができるようになされている。
【0350】図44に示すように、カメラ付ディジタル
携帯電話機MS3は、表示部512及び本体513の各
部を統括的に制御するようになされた主制御部550に
対して、電源回路部551、操作入力制御部552、画
像エンコーダ553、カメラインターフェース部55
4、LCD(Liquid Crystal Display)制御部555、
画像デコーダ556、多重分離部557、記録再生部5
62、変復調回路部558及び音声コーデック559が
メインバス560を介して互いに接続されると共に,画
像エンコーダ553、画像デコーダ556、多重分離部
557、変復調回路部558及び音声コーデック559
が同期バス561を介して互いに接続されて構成されて
いる。
【0351】電源回路部551は、クライアントユーザ
の操作により終話及び電源キーがオン状態にされると、
バッテリパックから各部に対して電力を供給することに
よりカメラ付ディジタル電話機MS3を動作可能な状態
に起動する。
【0352】カメラ付ディジタル携帯電話機MS3は、
CPU、ROM及びRAM等でなる主制御部550の制
御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン52
1で集音した音声信号を音声コーデック559によって
ディジタル音声データに変換し、これを変復調回路部5
58でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部562で
ディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施し
た後にアンテナ514を介して送信する。
【0353】またカメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、音声通話モード時にアンテナ514で受信した受信
信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル
変換処理を施し、変復調回路部558でスペクトラム逆
拡散処理し、音声コーデック559によってアナログ音
声信号に変換した後、これをスピーカ517を介して出
力する。
【0354】さらにカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、データ通信モード時に電子メールを送信する場
合、操作キー519及びジョグダイヤル522の操作に
よって入力された電子メールのテキストデータを操作入
力制御部552を介して主制御部550へ送出する。
【0355】主制御部550は、テキストデータを変復
調回路部558でスペクトラム拡散処理し、送受信回路
部562でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換
処理を施した後にアンテナ514を介して基地局CS3
(図41)へ送信する。
【0356】これに対してカメラ付ディジタル携帯電話
機MS3は、データ通信モード時に電子メールを受信す
る場合、アンテナ514を介して基地局CS3から受信
した受信信号を変復調回路部558でスペクトラム逆拡
散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制
御部555を介して液晶ディスプレイ518に電子メー
ルとして表示する。
【0357】この後カメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、コンテンツ提供者の操作に応じて受信した電子メ
ールを記録再生部562を介してメモリスティック52
3に記録することも可能である。
【0358】一方カメラ付ディジタル携帯電話機MS3
は、データ通信モード時に画像データを送信する場合、
CCDカメラ516で撮像された画像データをカメライ
ンターフェース部554を介して画像エンコーダ553
に供給する。
【0359】因みにカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ
516で撮像した画像データをカメラインターフェース
部554及びLCD制御部555を介して液晶ディスプ
レイ518に直接表示することも可能である。
【0360】画像エンコーダ553は、CCDカメラ5
16から供給された画像データを例えばMPEG2やM
PEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化する
ことにより符号化画像データに変換し、これを多重分離
部557に送出する。
【0361】このとき同時にカメラ付ディジタル携帯電
話機MS3は、CCDカメラ516で撮像中にマイクロ
フォン521で集音した音声を音声コーデック559を
介してディジタルの音声データとして多重分離部557
に送出する。
【0362】多重分離部557は、画像エンコーダ55
3から供給された符号化画像データと音声コーデック5
59から供給された音声データとを所定の方式で多重化
し、その結果得られる多重化データを変復調回路部55
8でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部562でデ
ィジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した
後にアンテナ514を介して送信する。
【0363】これに対してカメラ付ディジタル携帯電話
機MS3は、データ通信モード時に例えば簡易ホームペ
ージ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信す
る場合、アンテナ514を介して基地局CS3から受信
した受信信号を変復調回路部558でスペクトラム逆拡
散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部
557に送出する。
【0364】多重分離部557は、多重化データを分離
することにより符号化画像データと音声データとに分
け、同期バス561を介して当該符号化画像データを画
像デコーダ556に供給すると共に当該音声データを音
声コーデック559に供給する。
【0365】画像デコーダ556は、符号化画像データ
をMPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応
した復号化方式でデコードすることにより再生動画像デ
ータを生成し、これをLCD制御部555を介して液晶
ディスプレイ518に供給し、これにより、例えば、簡
易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれ
る動画像データを表示する。
【0366】このとき同時に音声コーデック559は、
音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをス
ピーカ517に供給し、これにより例えば、簡易ホーム
ページにリンクされた動画像ファイルに含まれる音声デ
ータを再生する。
【0367】この場合も電子メールの場合と同様にカメ
ラ付ディジタル携帯電話機MS3は、受信した簡易ホー
ムページ等にリンクされたデータをユーザの操作により
記録再生部562を介してメモリスティック523に記
録することが可能である。
【0368】かかる構成に加えてカメラ付ディジタル携
帯電話機MS3は、主制御部550のROMに上述の実
施の形態と同様の種々のアプリケーションプログラム等
が格納されており、これらのアプリケーションプログラ
ムに基づいて、コミュニケーションサーバ7(図12)
及びサーバ使用予約管理センタ5のライブキャスティン
グサーバ120(図11)にアクセスし、これらコミュ
ニケーションサーバ7及びライブキャスティングサーバ
120との間で上述した図35について上述したコンテ
ンツの評価処理等を実行し得るようになされている。
【0369】従ってカメラ付ディジタル携帯電話機MS
3においても、図35に示したようなコンテンツ評価処
理シーケンスを行うことにより、ライブ配信を受けて視
聴しているコンテンツをクライアントユーザにリアルタ
イムで評価させることができる。
【0370】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザPC2から個人のコンテンツを個人放送としてストリ
ーミングサーバ6を介して配信するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、一般の商用イン
ターネット放送等として配信するようにしても良い。
【0371】さらに上述の実施の形態においては、コン
テンツの視聴中に、コンテンツに対して評価のパラメー
タとなる少なくとも一対の対象的な意味の感情が抱かれ
たときに、当該抱かれた感情を表す情報を入力するため
の入力手段として、操作部147及び評価用画面200
を適用するようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、コンテンツの視聴中に、コンテンツに対
して評価のパラメータとなる少なくとも一対の対象的な
意味の感情が抱かれたときに、当該抱かれた感情を表す
情報を入力することができれば、当該感情の割り当てら
れたボタンを有するキーボードや専用の入力端末等のよ
うに、この他種々の入力手段を広く適用することができ
る。
【0372】さらに上述の実施の形態においては、入力
手段を介して入力された情報をコンテンツ評価装置に送
信する情報送信手段として、ネットワークインターフェ
ース149を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、入力手段を介して入力され
た情報をコンテンツ評価装置に送信することができれ
ば、当該情報の送信形態に応じたこの他種々の情報送信
手段を広く適用することができる。
【0373】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザ端末からコンテンツの視聴中に送信される情報を受信
する情報受信手段として、ネットワークインターフェー
ス135を適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ユーザ端末からコンテンツの視
聴中に送信される情報を受信することができれば、当該
情報の送信形態に応じたこの他種々の情報受信手段を広
く適用することができる。
【0374】さらに上述の実施の形態においては、情報
の表す感情の抱かれた回数を集計する集計手段として、
CPU130を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、情報の表す感情の抱かれた
回数を集計することができれば、マイクロプロセッサ等
のようにこの他種々の集計手段を広く適用することがで
きる。
【0375】さらに上述の実施の形態においては、集計
手段によって得られた集計結果をユーザ端末に送信する
集計結果送信手段として、ネットワークインターフェー
ス135を適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、集計手段によって得られた集計
結果をユーザ端末に送信することができれば、当該集結
果の送信形態に応じてこの他種々の集計結果送信手段を
広く適用することができる。
【0376】さらに上述の実施の形態においては、集計
手段によって得られる集計結果に応じた寄付の金額を算
出する金額算出手段として、CPU130を適用するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、集計手段によって得られる集計結果に応じた寄付の
金額を算出することができれば、マイクロプロセッサ等
のように、この他種々の金額算出手段を広く適用するこ
とができる。
【0377】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コンテン
ツ評価装置において、所定のコンテンツが配信されるユ
ーザ端末から当該コンテンツの視聴中に、そのコンテン
ツに対して評価のパラメータとなる少なくとも一対の対
象的な意味の感情が抱かれたときに、当該抱かれた感情
を表す情報を受信し、その情報の表す感情の抱かれた回
数を集計するようにしたことにより、コンテンツを視聴
させながら当該コンテンツの視聴者が抱いた感情をコン
テンツの評価とすることができ、かくして個人の感性を
コンテンツ全体に反映させて評価させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコンテンツ配信シ
ステムの全体構成を示す略線図である。
【図2】ユーザPCの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ユーザPCの外観構成(1)を示す略線的斜視
図である。
【図4】ユーザPCの外観構成(2)を示す略線的斜視
図である。
【図5】ユーザPCによるアプリケーションプログラム
起動時の初期画面を示す略線図である。
【図6】撮影モード画面の全体構成を示す略線図であ
る。
【図7】アップロードモード画面の全体構成を示す略線
図である。
【図8】Web確認モード画面の全体構成を示す略線図
である。
【図9】ライブ予約/確認モード画面の全体構成を示す
略線図である。
【図10】ライブ配信モード画面の全体構成を示す略線
図である。
【図11】サーバ使用予約管理センタの構成を示すブロ
ック図である。
【図12】コミュニケーションサーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図13】クライアントPCの構成を示すブロック図で
ある。
【図14】パーソナルキャスティングサービストップペ
ージ画面を示す略線図である。
【図15】マイスタジオ画面を示す略図である。
【図16】メンバー登録用入力画面を示す略線図であ
る。
【図17】予約登録処理シーケンスを示すフローチャー
トである。
【図18】マイスタジオスタート画面を示す略線図であ
る。
【図19】利用規約確認画面を示す略線図である。
【図20】新規番組予約画面を示す略線図である。
【図21】放送日時設定画面を示す略線図である。
【図22】決済画面を示す略線図である。
【図23】決済中画面を示す略線図である。
【図24】予約設定情報ファイルの内容を示す略線図で
ある。
【図25】予約設定情報ファイルの取得設定画面を示す
略線図である。
【図26】予約完了画面を示す略線図である。
【図27】編集対象選択画面を示す略線図である。
【図28】番組紹介ページ編集画面(1)を示す略線図
である。
【図29】番組紹介ページ編集画面(2)を示す略線図
である。
【図30】編集更新通知画面を示す略線図である。
【図31】コンテンツ送信処理シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図32】「ピックアップ」ボタンに対応したパーソナ
ルキャスティングサービストップページ画面を示す略線
図である。
【図33】番組紹介表示画面を示す略線図である。
【図34】詳細情報表示画面を示す略線図である。
【図35】コンテンツ評価処理シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図36】評価用画面の構成を示す略線図である。
【図37】集計結果表示画面及び再生表示画面が表示さ
れた評価用画面の構成を示す略線図である。
【図38】リアルタイムで集計結果が更新される評価用
画面の説明に供する略線図である。
【図39】評価結果画面の構成を示す略線図である。
【図40】他の実施の形態による評価用画面の構成を示
す略線図である。
【図41】他の実施の形態におけるコンテンツ配信シス
テムの構成を示す略線図である。
【図42】カメラ付ディジタル携帯電話機の外観構成を
示す略線的斜視図である。
【図43】カメラ部を回動したときのカメラ付ディジタ
ル形態電話機の表示部を示す略線的斜視図である。
【図44】カメラ付ディジタル携帯電話機の回路構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1……コンテンツ配信システム、2……ユーザPC、3
……公衆回線網、4……インターネット、5……サーバ
使用予約管理センタ、6……ストリーミングサーバ、7
……コミュニケーションサーバ、8A、8B、8C……
クライアントPC、130、140……CPU、145
……表示部、146……表示用インターフェース、14
7……操作部、148……操作用インターフェース、1
35、149……ネットワークインターフェース、20
0、250……評価用画面、205、251……集計結
果表示画面、210……評価結果画面。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04N 7/173 640A ZEC ZEC 17/00 17/00 Z Fターム(参考) 5C061 BB07 CC09 5C064 BA01 BB07 BC04 BC18 BC23 BC25 BD03 BD08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のコンテンツの配信を受けるユーザ端
    末と、上記コンテンツを評価するコンテンツ評価装置と
    から構築されるコンテンツ評価システムにおいて、 上記ユーザ端末は、 上記コンテンツの視聴中に、上記コンテンツに対して上
    記評価のパラメータとなる少なくとも一対の対象的な意
    味の感情が抱かれたときに、当該抱かれた上記感情を表
    す情報を入力するための入力手段と、 上記入力手段を介して入力された上記情報を上記コンテ
    ンツ評価装置に送信する情報送信手段とを具え、 上記コンテンツ評価装置は、 上記ユーザ端末から上記コンテンツの視聴中に送信され
    る上記情報を受信する情報受信手段と、 上記情報の表す上記感情の抱かれた回数を集計する集計
    手段とを具えることを特徴とするコンテンツ評価システ
    ム。
  2. 【請求項2】上記コンテンツ評価装置は、 上記集計手段によって得られた上記集計結果を上記ユー
    ザ端末に送信する集計結果送信手段を具えることを特徴
    とする請求項1に記載のコンテンツ評価システム。
  3. 【請求項3】上記コンテンツ評価装置は、 上記集計手段によって得られる上記集計結果に応じた寄
    付の金額を算出する金額算出手段を具え、上記集計結果
    送信手段は、上記寄付の金額を表す情報を上記ユーザ端
    末に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテ
    ンツ評価システム。
  4. 【請求項4】ユーザ端末に配信される所定のコンテンツ
    を評価するコンテンツ評価装置において、 上記ユーザ端末から上記コンテンツの視聴中に、上記コ
    ンテンツに対して上記評価のパラメータとなる少なくと
    も一対の対象的な意味の感情が抱かれたときに、当該抱
    かれた上記感情を表す情報を受信する情報受信手段と、 上記情報の表す上記感情の抱かれた回数を集計する集計
    手段とを具えることを特徴とするコンテンツ評価装置。
  5. 【請求項5】上記集計手段によって得られた上記集計結
    果を上記ユーザ端末に送信する集計結果送信手段を具え
    ることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ評価装
    置。
  6. 【請求項6】上記集計手段によって得られる上記集計結
    果に応じた寄付の金額を算出する金額算出手段を具え、
    上記集計結果送信手段は、上記寄付の金額を表す情報を
    上記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項4に
    記載のコンテンツ評価装置。
  7. 【請求項7】ユーザ端末に配信される所定のコンテンツ
    を評価するコンテンツ評価方法において、 上記ユーザ端末から上記コンテンツの視聴中に、上記コ
    ンテンツに対して上記評価のパラメータとなる少なくと
    も一対の対象的な意味の感情が抱かれたときに、当該抱
    かれた上記感情を表す情報を受信する情報受信ステップ
    と、 上記情報の表す上記感情の抱かれた回数を集計する集計
    ステップとを具えることを特徴とするコンテンツ評価方
    法。
  8. 【請求項8】上記感情の抱かれた上記回数の集計結果を
    上記ユーザ端末に送信する集計結果送信ステップを具え
    ることを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ評価方
    法。
  9. 【請求項9】上記感情の抱かれた上記回数の集計結果に
    応じた寄付の金額を算出する金額算出ステップと、 上記寄付の金額を表す情報を上記ユーザ端末に送信する
    金額情報送信ステップとを具えることを特徴とする請求
    項7に記載のコンテンツ評価方法。
  10. 【請求項10】コンテンツ評価装置に、 所定のコンテンツの配信を受けるユーザ端末から上記コ
    ンテンツの視聴中に、当該コンテンツに対して上記評価
    のパラメータとなる少なくとも一対の対象的な意味の感
    情が抱かれたときに、当該抱かれた上記感情を表す情報
    を受信する情報受信ステップと、 上記情報の表す上記感情の抱かれた回数を集計する集計
    ステップとを実行させるためのコンテンツ評価プログラ
    ム。
  11. 【請求項11】上記感情の抱かれた上記回数の集計結果
    を上記ユーザ端末に送信する集計結果送信ステップを具
    えることを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ評
    価プログラム。
  12. 【請求項12】上記感情の抱かれた上記回数の集計結果
    に応じた寄付の金額を算出する金額算出ステップと、 上記寄付の金額を表す情報を上記ユーザ端末に送信する
    金額情報送信ステップとを具えることを特徴とする請求
    項10に記載のコンテンツ評価プログラム。
  13. 【請求項13】所定のコンテンツの配信を受けるユーザ
    端末から上記コンテンツの視聴中に、 当該コンテンツに対して上記評価のパラメータとなる少
    なくとも一対の対象的な意味の感情が抱かれたときに、
    当該抱かれた上記感情を表す情報を受信する情報受信ス
    テップと、 上記情報の表す上記感情の抱かれた回数を集計する集計
    ステップとを具えることを特徴とするコンテンツ評価プ
    ログラムをコンテンツ評価装置に実行させるコンテンツ
    評価プログラム格納媒体。
  14. 【請求項14】上記感情の抱かれた上記回数の集計結果
    を上記ユーザ端末に送信する集計結果送信ステップを具
    えることを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ評
    価プログラム格納媒体。
  15. 【請求項15】上記感情の抱かれた上記回数の集計結果
    に応じた寄付の金額を算出する金額算出ステップと、 上記寄付の金額を表す情報を上記ユーザ端末に送信する
    金額情報送信ステップとを具えることを特徴とする請求
    項13に記載のコンテンツ評価プログラム格納媒体。
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