JP2014204210A - テレマーケティングシステム - Google Patents

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史貴 荒木
Fumitaka Araki
史貴 荒木
雅洋 村上
Masahiro Murakami
雅洋 村上
宮田 康史
Yasushi Miyata
康史 宮田
俊文 安田
Toshifumi Yasuda
俊文 安田
聡 福原
Satoshi Fukuhara
聡 福原
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Abstract

【課題】 各種資料や映像などを送受信可能で、しかも、より広い被営業者に適用可能なテレマーケティングシステムを提供する。
【解決手段】 通話中の電話番号を記憶する通話情報メモリ21と、各加入者の電話番号とIPアドレスとを対応付けて記憶するユーザデータベース31とを備え、インターネットサーバ3は、営業者側情報がインターネット通信によって営業者101側から送信された場合に、この営業者101の電話番号をユーザデータベース31から取得して、取得した電話番号と通話中の電話番号を通話情報メモリ21から取得し、この電話番号に対応するIPアドレスをユーザデータベース31から取得して、このIPアドレスに営業者側情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電話を通じて営業活動・マーケティングを行うテレマーケティングシステムに関し、特に、各種資料や映像などの情報を送受信可能なテレマーケティングシステムに関する。
例えば、個人客に対して個別に営業活動を行う場合、その個人客(被営業者)に電話をして、商品の紹介やイベントの案内などを行う、テレマーケティングが一般的に行われている。このようなテレマーケティングは、個人客の電話番号さえわかれば容易に行うことはできるが、対面の場合と異なり、電話による音声・言葉のみの説明、営業であるため、商品の内容や利点などが相手に正確に伝わらなかったり、相手に誤解を与えたりするおそれがある。一方、個人客にとっても、音声・言葉による説明だけでは充分に理解できなかったり、理解に長時間を要したりして、購買意欲が削がれるおそれがある。
このように、音声・言葉のみによるテレマーケティングでは、十分な情報伝達ひいては営業活動・マーケティングができないことから、テレビ電話を利用したシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムは、テレビ電話を利用して映像と音声とを送受信するとともに、その相手の属性にふさわしい商品、サービスを広告表示する代わりに電話料金を補助する、というものである。
特開2000−23127号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、営業者と被営業者との双方がテレビ電話を所有・利用していなければならない。従って、テレビ電話を利用していない個人客や、利用しているか否かわからない不特定の個人客などに対しては、このシステムを適用することができない。しかも、テレビ電話では、カメラで撮影した映像・画像(主として顔)を送れるだけであって、例えば、各種資料・ファイルをテキストデータとして送ること、などはできない。
そこでこの発明は、各種資料や映像などの情報を送受信可能で、しかも、より広い被営業者に適用可能なテレマーケティングシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、営業者が被営業者に対して電話を通じて営業活動を行うためのテレマーケティングシステムであって、電話通信を行うための電話通信設備と、インターネット通信を行うためのインターネット設備とが通信自在に接続され、前記電話通信設備に、通話中の電話番号とその相手の電話番号とを記憶する通話番号記憶手段を備え、前記インターネット設備がアクセス可能で、各加入者の電話番号と、IPアドレスやメールアドレスおよびアカウントを含むユーザアドレスとを対応付けて記憶するアドレス記憶手段を備え、前記インターネット設備は、各種資料や映像を含む営業者側情報がインターネット通信によって営業者側から送信された場合に、該営業者の電話番号を前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得した電話番号と通話中の電話番号を前記通話番号記憶手段に基づいて取得し、該通話中の電話番号に対応するユーザアドレスを前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得したユーザアドレスに対して前記営業者側情報を送信する処理手段を備える、ことを特徴とする。
この発明によれば、営業者と被営業者とが通話中に、営業者側から営業者側情報をインターネット通信によって送信すると、インターネット設備の処理手段によって、まず、この営業者の電話番号がアドレス記憶手段に基づいて取得される。続いて、取得した電話番号(営業者)と通話中の電話番号が通話番号記憶手段に基づいて取得され、この通話中の電話番号(被営業者)に対応するユーザアドレスがアドレス記憶手段に基づいて取得されて、取得されたユーザアドレスに対して営業者側情報が送信される。
請求項2の発明は、請求項1に記載のテレマーケティングシステムにおいて、前記処理手段は、前記営業者側情報の受信を許諾する信号を、前記通話中の電話番号の被営業者側から受信した場合に、前記営業者側情報を送信する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のテレマーケティングシステムにおいて、前記処理手段は、被営業者側情報がインターネット通信によって被営業者側から送信された場合に、該被営業者の電話番号を前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得した電話番号と通話中の電話番号を前記通話番号記憶手段に基づいて取得し、該通話中の電話番号に対応するユーザアドレスを前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得したユーザアドレスに対して前記被営業者側情報を送信する、ことを特徴とする。
この発明によれば、営業者と被営業者とが通話中に、被営業者側から被営業者側情報をインターネット通信によって送信すると、インターネット設備の処理手段によって、まず、この被営業者の電話番号がアドレス記憶手段に基づいて取得される。続いて、取得した電話番号(被営業者)と通話中の電話番号が通話番号記憶手段に基づいて取得され、この通話中の電話番号(営業者)に対応するユーザアドレスがアドレス記憶手段に基づいて取得されて、取得されたユーザアドレスに対して被営業者側情報が送信される。
請求項1の発明によれば、インターネット通信によって営業者からの情報(営業者側情報)を送受信するため、各種資料や映像などの情報も営業者側情報として、容易かつ迅速に送受信することができ、より適正かつ多様なマーケティングが可能となる。また、インターネットは既に広く普及しているため、被営業者側で新たな機器・設備を設ける必要がなく、不特定多数の個人客・被営業者に対して適用することができる。つまり、より広い被営業者に適用することが可能となる。
しかも、営業者が被営業者のIPアドレスなどのユーザアドレスを知らなくても、営業者側情報をインターネット通信によって被営業者に送信することができるため、より広い被営業者への営業活動・マーケティングが可能となる。さらに、被営業者のIPアドレスなどのユーザアドレスが営業者に知られないため、被営業者の個人情報を保護することができる。
請求項2の発明によれば、被営業者が営業者側情報の受信を許諾する場合にのみ、営業者側情報が被営業者に送信されるため、営業者側からの一方的な送信、営業活動を抑制・防止して、被営業者を保護することが可能となる。
請求項3の発明によれば、インターネット通信によって被営業者からの情報(被営業者側情報)も送受信できる。つまり、営業者と被営業者の双方からインターネット通信による情報伝達ができるため、より適正、円滑かつ多様なマーケティングが可能となる。
この発明の実施の形態に係るテレマーケティングシステムを示す概略構成図である。 図1のシステムの通話情報メモリのデータ構成図である。 図1のシステムのユーザデータベースのデータ構成図である。 図1のシステムの転送タスクのフローチャートである。 図1のシステムによるテレマーケティング方法を示すタイミングチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図5は、この実施の形態を示し、図1は、この実施の形態に係るテレマーケティングシステム1を示す概略構成図である。このテレマーケティングシステム1は、営業者101が被営業者(個人客)201に対して電話を通じて営業活動・マーケティングを行うためのシステムであり、電話網NW1を介して電話通信を行うための電話交換システム(電話通信設備)2と、インターネットNW2を介してインターネット通信を行うためのインターネットサーバ(インターネット設備)3とが通信自在に接続されている。ここで、本システム1によって、後述するようにして、IPアドレス(ユーザアドレス)がわからない電話中の者同士で電子メールの送受信を可能にするサービスを、「本転送サービス」とする。
また、営業者101が所属する会社100には、営業用電話器102と、ルータ103を介して営業用コンピュータ(営業端末)104とが設けられ、同様に、被営業者201の家200には、個人用電話器202と、ルータ203を介して個人用コンピュータ(個人端末)204とが設けられている。ここで、電話器102、202、ルータ103、203およびコンピュータ104、204は、このテレマーケティングシステム1のために設けられたものではなく、通常の電話通信やインターネット通信を行うために、元々設けられているものであり、既存・既製のものである。
電話交換システム2は、電話網NW1を介して発信者側と着信者側とを接続して、通話路を形成する交換機システムであり、通常の交換機システムと同等の構成となっている。また、この電話交換システム2は、通話中の電話番号とその相手の電話番号とを記憶する通話情報メモリ(通話番号記憶手段)21を備えている。
すなわち、図2に示すように、通話情報メモリ21には、発信者の電話番号とその着信者の電話番号とが対応付けて記憶される。また、このような電話番号は、発信者と着信者による通話が形成された際に記憶され、発信者および着信者からオンフックを受信して電話通信が終了すると、消去されるようになっている。
インターネットサーバ3は、インターネットNW2を介して電子メールを配送するメールサーバであり、通常のメールサーバと同等の構成となっている。すなわち、相手先を振り分けるメール転送エージェント(MTA)や、振り分けたメールをサーバ内のユーザ(加入者)や別のサーバへ配送するメール配送エージェント(MDA)などを備えている。このインターネットサーバ3と電話交換システム2とは、電話網NW1やインターネットNW2あるいは専用回線を含む通信網を介して通信自在に接続されている。
ここで、この実施の形態では、営業者101と被営業者201とが、同じインターネットサーバ3内のユーザである場合について、主として説明するが、異なるインターネットサーバ内のユーザであってもよい。
また、この実施の形態では、インターネットサーバ3に各ユーザ(各加入者)の電話番号とIP(Internet Protocol)アドレスとを対応付けて記憶するユーザデータベース(アドレス記憶手段)31を備えている。すなわち、図3に示すように、ユーザごとに、このユーザに割り当てられたインターネットIPアドレスと、このユーザの電話網NW1における電話番号とが対応付けて記憶されている。このような電話番号とIPアドレスは、同一の会社が電話通信サービスとインターネット通信サービスとをともに提供する場合には、各サービスの契約時に記憶される。一方、異なる会社が電話通信サービスとインターネット通信サービスとを提供する場合には、電話通信サービスを提供する会社から電話番号の提供を受けて、インターネット通信サービスを提供する会社において記憶される。
このように、インターネットサーバ3にユーザデータベース31を備えることで、インターネットサーバ3がユーザデータベース31にアクセスできるようにしているが、ユーザデータベース31を電話交換システム2に設けたり、独立して設けたりしてもよい。この場合、通信網を介してインターネットサーバ3からユーザデータベース31にアクセスし、後述するように電話番号やIPアドレスを取得する。
また、インターネットサーバ3は、各種資料や映像などの営業者側情報がインターネット通信によって営業者101側から送信されたり、購入時記入事項(氏名、住所、電話番号など)や質問などの被営業者側情報がインターネット通信によって被営業者201側から送信されたりした場合に、相手先(送信先)のIPアドレスを割り出して配送・転送する転送タスク(処理手段)32を備えている。
すなわち、図4に示すように、まず、営業者側情報や被営業者側情報を電子メールとして受信した場合に、この電子メールの送信先のIPアドレスが所定のIPアドレスであるか否かを判断する(ステップS1)。そして、所定のIPアドレスでない場合には、通常の転送処理を行う(ステップS2)。つまり、通常の電子メールの場合には、この電子メールを送信先のIPアドレスに、そのまま配送・転送する。ここで、所定のIPアドレスとは、予め設定された特定のIPアドレス(例えば、「11.11.11.1」とする。)であり、本転送サービスを契約・登録している営業者101(会社100)、あるいは全ユーザに予め通知されているものである。
一方、送信先のIPアドレスが所定のIPアドレスの場合には、この電子メールの送信者(営業者101または被営業者201)の電話番号をユーザデータベース31に基づいて検索、取得する(ステップS3)。すなわち、この電子メールを送信したユーザを、電子メールの送信元のIPアドレスに従ってユーザデータベース31から検索し、このユーザの電話番号をユーザデータベース31から取得する。
次に、取得した電話番号と通話中の電話番号を通話情報メモリ21に基づいて取得する(ステップS4)。すなわち、電話交換システム2にアクセスして、ステップS3で取得した電話番号と通話中の電話番号を通話情報メモリ21から検索して取得する。あるいは、ステップS3で取得した電話番号を電話交換システム2に渡して問い合せ、電話交換システム2において、この電話番号と通話中の電話番号を通話情報メモリ21から検索、取得して、インターネットサーバ3に返信してもよい。
続いて、この通話中の電話番号に対応するIPアドレスをユーザデータベース31に基づいて取得する(ステップS5)。すなわち、ステップS4で取得した電話番号のユーザをユーザデータベース31から検索し、このユーザのIPアドレスをユーザデータベース31から取得する。
そして、ステップS5で取得したIPアドレスに対して(このIPアドレスを送信先のIPアドレスとして)、電子メールを配送・転送する(ステップS6)ものである。ここで、所定のIPアドレス「11.11.11.1」を送信元のIPアドレスとして、電子メールを配送・転送する。これにより、例えば、被営業者201のIPアドレスを営業者101に知られないようにする。また、差出人・送信元の名称は、所定の名称(例えば、本転送サービスの名称)とする。
このように転送タスク32では、電子メールが、営業者101からか、被営業者201からか、あるいはその他の者からかに関わらず、1つのタスク・プログラムで転送処理を行うようにしている。つまり、通常のメールサーバに、ステップS1、ステップS3〜S6の処理を備えることでインターネットサーバ3を構成しているが、本転送サービスに特化したサーバとしてもよい。すなわち、インターネットサーバ3を本転送サービスの提供をするだけのメールサーバとし(本転送サービスのみを行い、IPアドレスがわかる者同士による通常の電子メールの配送・転送は行わないものとし)、本転送サービスを契約している営業者101から電子メールが送信された場合、あるいはその被営業者201(通話相手)から電子メールが送信された場合に、ステップS3〜S6の処理を行うようにしてもよい。
次に、このような構成のテレマーケティングシステム1の作用および、このテレマーケティングシステム1によるテレマーケティング方法について説明する。
まず、図5に示すように、営業者101が営業用電話器102で被営業者201の電話番号に発信すると(ステップS11)、電話交換システム2から被営業者201の個人用電話器202に着信が行われ(ステップS12)、被営業者201が応答(オフフック)すると営業者101と被営業者201とによる通話が行われる(ステップS13)。この際、電話交換システム2の通話情報メモリ21に、営業者101の電話番号と被営業者201の電話番号とが記憶される(ステップS14)。ここで、図2に示すように、営業者101の電話番号が「082−111−2222」で、被営業者201の電話番号が「0863−33−4444」とする。
次に、営業者101が被営業者201に、各種資料や映像などの営業者側情報を送りたい場合には、営業用コンピュータ104から営業者側情報を電子メールとして送信する(ステップS15)。このとき、送信元のIPアドレスは、営業者101のIPアドレス(図3に示す「11.22.33.4」)であり、送信先のIPアドレスは、所定のIPアドレス「11.11.11.1」となる。また、被営業者201の個人用コンピュータ204は起動されているものとする。
この電子メールをインターネットサーバ3が受信すると転送タスク32が起動され(ステップS16)、上記のようにして、この電子メールが被営業者201の個人用コンピュータ204に配送・転送される(ステップS17)。具体的には、ユーザデータベース31に基づいて営業者101のIPアドレス「11.22.33.4」から営業者101の電話番号「082−111−2222」が取得され、この電話番号と通話中の電話番号「0863−33−4444」が通話情報メモリ21から取得され、さらに、この電話番号に対応するIPアドレス「55.66.7.8」がユーザデータベース31に基づいて取得されて、このIPアドレスに電子メールが配送・転送される。
同様に、被営業者201が営業者101に、購入時記入事項や質問などの被営業者側情報を送りたい場合には、個人用コンピュータ204から被営業者側情報を電子メールとして送信する(ステップS18)。このとき、送信元のIPアドレスは、被営業者201のIPアドレス「55.66.7.8」であり、送信先のIPアドレスは、先の営業者側情報の送信元のIPアドレス、つまり所定のIPアドレス「11.11.11.1」となる(先の電子メールへの返信メールとなる。)。これを受けて、転送タスク32が起動され(ステップS19)、上記と同様にして、この電子メールが営業者101の営業用コンピュータ104に配送・転送される(ステップS20)。
その後、電話交換システム2が営業用電話器102および個人用電話器202からオンフックを受信し、営業者101と被営業者201による通話が終了すると(ステップS21)、営業者101の電話番号「082−111−2222」と被営業者201の電話番号「0863−33−4444」とが、通話情報メモリ21から消去される(ステップS22)。これによって、例えば、営業者101が営業者側情報を送信して転送タスク32が起動しても、通話情報メモリ21に営業者101と被営業者201の電話番号が記憶されていないため、営業者側情報は送信されない。
一方、この実施の形態では、例えば、被営業者201のみが個人用電話器202をオンフックしたのみでは通話情報メモリ21から電話番号が消去されないため、営業者側情報の送信が可能となる。従って、例えば、被営業者201が営業者101に、「後で見るから、資料を送っておいてください。」などと伝えてオンフックした場合、その後、営業者101が被営業者201に営業者側情報を送信することができる。
以上のように、このテレマーケティングシステム1およびテレマーケティング方法によれば、インターネット通信によって営業者101からの情報(営業者側情報)を送受信するため、各種資料や映像などの情報も営業者側情報として、容易かつ迅速に送受信することができ、より適正かつ多様なマーケティングが可能となる。具体的には、各種資料や映像などを利用することで、音声のみでは伝えきれない商品やサービスを視覚的にアピールしたり、被営業者201の商品理解度を向上させたり、被営業者201による商品等への誤認識を防止したり、説明時間を短縮したりすることができ、さらには、訪問販売から本テレマーケティング方法に切り替えることで、営業費用を削減することが可能となる。
また、インターネットは既に広く普及しているため、被営業者201側で新たな機器・設備を設ける必要がなく、不特定多数の被営業者201に対して適用することができる。つまり、より広い被営業者201に適用することが可能となる。
しかも、営業者101が被営業者201のIPアドレスを知らなくても、営業者側情報をインターネット通信によって被営業者201に送信することができるため、より広い被営業者201への営業活動・マーケティングが可能となる。さらに、被営業者201のIPアドレスが営業者101には知られないため、被営業者201の個人情報を保護することができる。
一方、インターネット通信によって被営業者201からの情報(被営業者側情報)も送受信でき、営業者101と被営業者201の双方からインターネット通信による情報伝達ができるため、より適正、円滑かつ多様なマーケティングが可能となる。つまり、電話による通話のみではなく、インターネット通信によって、情報や意思の伝達を円滑かつ適正、容易に行うことができる。
さらに、ユーザデータベース31や転送タスク32を設けるだけで、容易にテレマーケティングシステム1を構築することができる。
(実施の形態2)
この実施の形態は、営業者101側からの電子メール(営業者側情報)の受信を許諾する信号を、この営業者101と通話中の被営業者201側から受信した場合に、この電子メールを被営業者201側に送信する点において、実施の形態1と構成が異なる。
具体的には、まず、インターネットサーバ3において、本転送サービスを契約している営業者101(会社100)のIPアドレスが、常時、通信許可メモリに記憶される。つまり、営業者101への電子メールの送信は常に許可するものとする。また、営業者側情報の受信を許諾する信号を被営業者201から受信すると、この被営業者201のIPアドレスが、通信許可メモリに記憶される。
ここで、受信を許諾する信号は、この実施の形態では、電話通信による通話中に、被営業者201の個人用電話器202から特定のキー(単一キー、または複数のキー)が押下されて送信される信号である。また、このような特定のキーは、通話中に営業者101が、「資料などを電子メールでお送りしてもよろしければ、○○というキーを押してください。」などと話すことで、被営業者201に伝えられる。そして、この特定のキーが押下されると、電話交換システム2からインターネットサーバ3に、特定のキーが押下された旨と押下した電話番号とが送信される。これを受けてインターネットサーバ3において、この電話番号に対応するIPアドレスをユーザデータベース31から取得して、このIPアドレスを通信許可メモリに記憶する。
一方、転送タスク32において、ステップS6で電子メールを配送・転送する前に、送信先のIPアドレスが通信許可メモリに記憶されているか否かを判断する。そして、記憶されていなければ、つまり、電子メールの送信が許諾・許可されていなければ、送信不可のメッセージを送信元のIPアドレスに返信する。一方、送信先のIPアドレスが通信許可メモリに記憶されている場合、つまり、電子メールの送信が許諾・許可されている場合には、ステップS6で電子メールを配送・転送するようになっている。
また、営業者101と被営業者201による通話が終了すると、電話交換システム2からインターネットサーバ3に通話終了の旨とその電話番号とが送信され、これを受けて、インターネットサーバ3において、該当するIPアドレスを通信許可メモリから消去するものである。
このように、この実施の形態によれば、被営業者201が営業者側情報の受信を許諾する場合にのみ、営業者側情報が被営業者201に送信されるため、営業者101側からの一方的・強引な送信、営業活動を抑制・防止して、被営業者201を保護することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、実施の形態1では、営業者101と被営業者201の双方からオンフックを受信すると、電話通信が終了したと判断して、通話中の電話番号を通話情報メモリ21から消去しているが、営業者101または被営業者201の一方からオンフックを受信した時点で電話通信が終了したと判断し、通話中の電話番号を通話情報メモリ21から消去してもよい。この場合、例えば、被営業者201がオンフックすると、営業者101から被営業者201に営業者側情報を送信することができなくなるため、一方的・強引な送信、営業活動を抑制・防止して、被営業者201を保護することが可能となる。さらに、このような通話終了の判断タイミング(通話情報メモリ21からの消去タイミング)を選択できるようにしてもよい。
また、実施の形態2では、被営業者201からの特定のキーの信号を、営業者側情報の受信を許諾する信号としてが、その他の信号を、受信を許諾する信号としてもよい。例えば、インターネットサーバ3から被営業者201(個人用コンピュータ204)に対して受信を許諾するかを問い合わせる電子メールを送信し、受信を許諾する旨の電子メールを受信した場合に、この電子メールを、受信を許諾する信号としてもよい。
また、実施の形態1では、営業者101側からインターネットサーバ3に直接、営業者側情報を送っているが、次のようにしてもよい。すなわち、営業者101側からインターネットサーバ3にまずデータ送信要求を送り、これを受けて転送タスク32で送信先(被営業者201)のIPアドレスが割り出された後に、営業者101側からインターネットサーバ3に営業者側情報を送るようにしてもよい。
また、被営業者201が個人用電話器202と個人用コンピュータ204とを使用する場合について説明したが、スマートフォン(多機能携帯電話)などを使用してもよい。この場合、1つの端末で通話とデータ送受信(音声と画像等の送受信)を同時に行うことができる。
さらに、上記の実施の形態では、IPアドレスをユーザアドレスとしているが、メールアドレスやアカウントなどをユーザアドレスとして使用してもよい。また、インターネットサーバ3がメールサーバの場合について説明したが、営業者側情報や被営業者側情報などのデータ・情報を送受信し、配送・転送(データ交換)できればどのようなサーバであってもよく、例えば、端末側に専用アプリケーションを必要とするクライアント−サーバ方式のサーバであってもよい。
1 テレマーケティングシステム
2 電話交換システム(電話通信設備)
21 通話情報メモリ(通話番号記憶手段)
3 インターネットサーバ(インターネット設備)
31 ユーザデータベース(アドレス記憶手段)
32 転送タスク(処理手段)
101 営業者
102 営業用電話器
104 営業用コンピュータ
201 被営業者
202 個人用電話器
204 個人用コンピュータ
NW1 電話網
NW2 インターネット

Claims (3)

  1. 営業者が被営業者に対して電話を通じて営業活動を行うためのテレマーケティングシステムであって、
    電話通信を行うための電話通信設備と、インターネット通信を行うためのインターネット設備とが通信自在に接続され、
    前記電話通信設備に、通話中の電話番号とその相手の電話番号とを記憶する通話番号記憶手段を備え、
    前記インターネット設備がアクセス可能で、各加入者の電話番号と、IPアドレスやメールアドレスおよびアカウントを含むユーザアドレスとを対応付けて記憶するアドレス記憶手段を備え、
    前記インターネット設備は、各種資料や映像を含む営業者側情報がインターネット通信によって営業者側から送信された場合に、該営業者の電話番号を前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得した電話番号と通話中の電話番号を前記通話番号記憶手段に基づいて取得し、該通話中の電話番号に対応するユーザアドレスを前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得したユーザアドレスに対して前記営業者側情報を送信する処理手段を備える、
    ことを特徴とするテレマーケティングシステム。
  2. 前記処理手段は、前記営業者側情報の受信を許諾する信号を、前記通話中の電話番号の被営業者側から受信した場合に、前記営業者側情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテレマーケティングシステム。
  3. 前記処理手段は、被営業者側情報がインターネット通信によって被営業者側から送信された場合に、該被営業者の電話番号を前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得した電話番号と通話中の電話番号を前記通話番号記憶手段に基づいて取得し、該通話中の電話番号に対応するユーザアドレスを前記アドレス記憶手段に基づいて取得して、取得したユーザアドレスに対して前記被営業者側情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のテレマーケティングシステム。
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