JP4494805B2 - 照明装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

照明装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、照明装置、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
従来、スキャナなどの画像読取装置では、コンタクトガラス上に位置して読取対象となる原稿の原稿面に向けて光を出射する光源を有し、原稿面で反射された後に読取光軸に沿って進行する読取光をレンズを介して光電変換素子(CCD)に結像し、原稿画像を読取っている。
このような画像読取装置の光源としては、蛍光灯やキセノンランプ等の棒状光源、LED等の点光源が使用されている。
棒状光源を使用した画像読取装置の場合には、棒状光源からの光の出射幅が原稿読取時の副走査方向で広くなるので、フレア光が発生しやすい。このフレア光とは、原稿面で反射して読取光軸に沿った方向以外の方向に反射した光が棒状光源やその周辺部材に当たって反射し、その反射光が再度原稿面に向かう光である。このようなフレア光は、原稿面が白っぽくなるほど発生しやすい。このため、原稿面が白っぽい原稿と黒っぽい原稿とではフレア光の発生量が異なり、フレア光の影響による読取性能の低下が発生する。
一方、LED等の点光源を使用した画像読取装置としては、例えば、特許文献1,2,3等に開示されたものが知られている。LED等の点光源は、棒状光源に比べて光量が少ないので、フレア光の発生が少なく、フレア光の影響による読取性能の低下が抑制される。
特開平08−116401号公報 特開平10−126576号公報 特開平10−336392号公報
しかし、点光源は光量が少ないため、照射方向について十分な考慮を払わないと、光量不足となりやすい。
また、点光源は光量が少ないために原稿面に近付けて配置される傾向にある。このため、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合、その浮き上がり寸法が小さくても原稿面に照射される光量の低下率が大きく、読取性能が低下しやすい。
また、切り貼りされた原稿を読み取る場合、読取光軸の一方向のみから照明したのでは、切り貼りされた段差部分に影が発生する。
本発明の目的は、点光源の光量を有効に利用することである。
本発明の別の目的は、原稿面がコンタクトガラスから浮き上がった場合でも、原稿面に照射される光量の低下を抑えることである。
本発明の別の目的は、切り貼りされた原稿を読み取る場合、切り貼りされた段差部分に影が発生しないようにすることである。
参考発明1の照明装置は、コンタクトガラス上に位置して読取対象となる原稿の原稿面に向けて光を出射する点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内に集光させる集光体と、を具備し、前記集光体は、この集光体を通過して照射される全ての光の角度が前記コンタクトガラスで全反射される臨界角未満となる向きに配置されている。
本発明及び以下の各発明において、副走査方向の読取幅内に集光させるとは、副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅となるように集光することを意味する。
したがって、点光源から出射されて集光体を通過した全ての光は、コンタクトガラスで全反射されることなく原稿の原稿面に照射されるので、点光源から出射された光の全てが原稿面を照明するために有効に利用される。
参考発明2は、参考発明1の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向に沿って複数設けられている。
したがって、複数の点光源から出射された光の全てが、原稿面を照明するために有効に利用される。
参考発明3は、参考発明1の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている。
したがって、点光源が原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている場合でも、その点光源から出射された光の全てが、原稿面を照明するために有効に利用される。
参考発明4は、参考発明1ないし3のいずれか一の照明装置において、前記集光体は、集光レンズを備えている。
したがって、集光体を通過する光の集光を容易に行える。
参考発明5の照明装置は、コンタクトガラス上に位置して読取対象となる原稿の原稿面に向けて光を出射する点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内に集光させる集光体と、を具備し、前記集光体は、前記原稿の原稿面で反射された光が読取光軸に沿って進行する読取光反射域に近接する領域に配置されている。
したがって、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸に近付く。このため、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも、読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。また、原稿面で反射され、読取光軸に沿って読取光反射域を進行する読取光が集光体で遮光されることが防止される。
参考発明6は、参考発明5の照明装置において、前記集光体が配置される領域は、この集光体を通過して照射される全ての光の角度が前記コンタクトガラスで全反射される臨界角未満となる範囲内である。
したがって、点光源から出射されて集光体を通過した全ての光は、コンタクトガラスで全反射されることなく原稿の原稿面に照射されるので、点光源から出射された光の全てが原稿面を照明するために有効に利用される。
参考発明7は、参考発明5又は6の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向に沿って複数設けられている。
したがって、複数の点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。
参考発明8は、参考発明5又は6の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている。
したがって、点光源が原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている場合でも、その点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。
参考発明9は、参考発明5ないし8のいずれか一の照明装置において、前記集光体は、集光レンズを備えている。
したがって、集光体を通過する光の集光を容易に行える。
参考発明10は、参考発明5ないし9のいずれか一の照明装置において、前記点光源は、前記点光源が取付けられる基板の端部に配置されている。
したがって、基板における点光源が配置されている端部を読取光反射域に近くなる側に位置付けることにより、集光体を読取光反射域により一層近付けることができ、集光体を通過して原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を、より一層読取光軸に近付けることができる。
参考発明11は、参考発明10の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向となる向きに細長い形状に形成されている。
したがって、基板に取付けられた点光源の中心位置をより一層基板の幅方向の端部に配置することが可能となり、集光体を通過して原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を、より一層読取光軸に近付けることができる。
参考発明12は、参考発明5ないし11のいずれか一の照明装置において、前記点光源と前記集光体との間に反射板が配置され、この反射板の内側面の幅寸法が前記集光体の幅寸法以下とされている。
したがって、反射板を設けた場合でも、集光体を読取光反射域に近付けた位置に維持できる。
参考発明13の照明装置は、コンタクトガラス上に位置して読取対象となる原稿の原稿面に向けて光を出射する点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内に集光させる集光体と、を具備し、前記集光体は、この集光体を通過して前記原稿の原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸の近傍となる位置に配置されている。
したがって、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも、読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。
請求項1に記載の照明装置は、コンタクトガラス上に位置して読取対象となる原稿の原稿面に向けて光を出射する点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内に集光させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備する。前記集光体は、前記読取光軸と重ならない領域に配置され、反射機構は、第1反射板と第2反射板と第2反射板とから構成されている。第1反射板は、集光体から出射された光の一部を第2反射板に向けて反射する。第2反射板は、第1反射板で反射した光をコンタクトガラス上における読取光軸上の原稿面に向けて反射する。
請求項2に記載の照明装置は、請求項1に記載の照明装置と反射機構が相違している。請求項2に記載の照明装置における反射機構は、第1反射板及び第2反射板に加えて、さらに第3反射板を備えている。第3反射板は、集光体から出射された光の一部を、集光体から原稿面に向けて直接出射される光と交差するように反射させて、第1反射板に向かわせる。第3反射板から第1反射板に向かった光は、第1反射板により読取光軸を挟んで集光体側と反対側に位置する第2反射板に向けて反射される。第2反射板は、第1反射板から出射された光を、読取光軸を挟んで集光体と反対側から原稿面に向けて反射させる。
請求項3に記載の照明装置は、請求項1又は2に記載の照明装置において、集光体における、読取領域に向けて光を直接出射する直接出射部と、反射機構に向けて光を出射する間接出射部とが同じ面上にある。
したがって、原稿面に対する光の照射を、集光体を通過してそのまま照射される光と、集光体を通過した後に反射機構で反射される光とにより、読取光軸を挟んだ両側から行え、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を読取光軸に近付けることができる。このため、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも、読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。さらに、読取光軸を挟んだ両側から原稿面を照明するので、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生が抑えられる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の照明装置において、前記集光体には、異なる曲率を有し、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と、前記反射機構に向けて光を出射する間接出射部とが形成されている。
したがって、直接出射部から出射された光は原稿面を直接照明し、間接出射部から出射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面は読取光軸の両側から照明される。
請求項に記載の発明は、請求項3又は4に記載の照明装置において、前記間接出射部の範囲が前記直接出射部の範囲より大きく設定されている。
したがって、間接出射部から出射されて反射機構で反射された後に原稿面に照射される光の光路長は、直接出射部から出射されて原稿面に照射される光の光路長より長くなるので、原稿面に照射されるまでの光の損失が多くなる。しかし、間接出射部の範囲を直接出射部の範囲より大きくすることにより、読取光軸の両側から原稿面に照射される光の光量が同じになるように調整することが可能となる。これにより、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置と読取光軸の位置とをより一層近付けることが可能となり、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。さらに、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生が効果的に抑えられる。
請求項に記載の発明は、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の照明装置において、前記間接出射部から出射された後に前記反射機構を介して原稿の原稿面に照射される光の光量と、前記直接出射部から出射されて原稿の原稿面に照射される光の光量とがほぼ同じになるように前記間接出射部の範囲と前記直接出射部の範囲とが設定されている。
したがって、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置と読取光軸の位置とがほぼ同じになる。これにより、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置と読取光軸の位置とをより一層近付けることができ、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも読取光軸上の原稿面に照射される光量の変化率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。さらに、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生が効果的に抑えられる。
請求項記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて読取ライン幅に対して所定の幅となるように出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されている。
請求項8記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されており、前記直接出射部及び前記反射面部からの出射光は、それぞれ前記集光体と前記読取領域との間の全光路中において光束が幅を有している。
請求項9記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて平行光に変換して出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されている。
請求項10記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体(但し、前記読取領域近傍に集束するように出射させる集光体を除く)と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されている。
請求項11記載の発明は、前記直接出射部と前記反射面部は、隣接していることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の照明装置である。
したがって、直接出射部から出射された光は原稿面を直接照明し、反射面部で反射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面は読取光軸の両側から照明される。
請求項12記載の発明は、請求項7乃至11のいずれか一項に記載の照明装置において、前記点光源から前記直接出射部までの距離は、前記点光源から前記反射面部までの距離よりも短く形成されている。
したがって、反射面部で反射された光が集光体内を通過する距離が短くなり、反射面部で反射された光の光量損失が低減される。
請求項13記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて読取ライン幅に対して所定の幅となるように出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されている照明装置である
請求項14記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されており、前記直接出射部及び前記間接出射部からの出射光は、それぞれ前記集光体と前記読取領域との間の全光路中において光束が幅を有している照明装置である。
請求項15記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて平行光に変換して出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されている照明装置である。
請求項16記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体(但し、前記読取領域近傍に集束するように出射させる集光体を除く)と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されている。
請求項17記載の発明は、前記反射面部は、平面であることを特徴とする請求項13〜16のいずれか一項に記載の照明装置である。
したがって、反射面部で反射された光は原稿面を直接照明し、間接出射部から出射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面は読取光軸の両側から照明される。
請求項18記載の発明は、請求項ないし17のいずれか一記載の照明装置において、前記反射面部で反射される光量は、前記集光体を通過して出射される全光量の50〜90%である。
したがって、反射面部での反射性能等に応じて、集光体を通過して出射される全光量の50〜90%を反射面部で反射させることにより、読取光軸の両側から照明される光量が略同じになるように光量バランスをとることが可能となる。
請求項19記載の発明は、点光源と、前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、を具備し、前記反射機構に向けて光を反射させる反射面部が前記点光源の光軸中心に対向する前記集光体の中央部分に形成され、前記反射面部を挟んだ両側に前記原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と前記原稿面に向けて光を屈折させて出射する屈折出射部とが形成されている。
したがって、直接出射部と屈折出射部とから出射された光は原稿面を直接照明し、反射面部で反射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面は読取光軸の両側から照明される。点光源は光軸中心ほど光束密度が高く光量が大きいので、集光体における点光源の光軸中心Cに対向する位置に反射面部を設け、反射面部で反射された光を反射機構を介して原稿面を照明すると、反射機構を介して原稿面を照明する光路長さの長い側の光量を確保でき、読取光軸の両側から照明する光量バランスの調整が容易になる。
請求項20記載の発明は、請求項19記載の照明装置において、前記点光源から前記直接出射部及び前記屈折出射部までの距離は、前記点光源から前記反射面部までの距離より短く形成されている。
したがって、反射面部で反射された光が集光体内を通過する距離が短くなり、反射面部で反射された光の光量損失が低減される。
請求項21記載の発明は、請求項19又は20記載の照明装置において、前記反射面部で反射される光量は、前記集光体を通過して出射される全光量の20〜70%である。
したがって、反射面部での反射性能等に応じて、集光体を通過して出射される全光量の20〜70%を反射面部で反射させることにより、読取光軸の両側から照明される光量が略同じになるように光量バランスをとることが可能となる。
請求項22記載の発明は、請求項1ないし21のいずれか一記載の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向に沿って複数設けられている。
したがって、複数の点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。
請求項23記載の発明は、請求項1ないし21のいずれか一記載の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている。
したがって、点光源が原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている場合でも、その点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能が維持される。
請求項24記載の発明の読取装置は、請求項1ないし23のいずれか一記載の照明装置と、前記照明装置から出射された後に原稿の原稿面で反射した反射光を読み取る光電変換素子と、を具備する。
したがって、この読取装置によれば、請求項1ないし23のいずれか一記載の照明装置を具備して安定した照明性能を有するので、安定した照明性能の下で画像読取を行える。
請求項25記載の発明の画像形成装置は、請求項24記載の画像読取装置と、前記画像読取装置で読み取った画像データに応じて記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、を具備する。
したがって、この画像形成装置によれば請求項24記載の画像読取装置による安定した画像読取結果に応じて画像形成を行える。
参考発明1の照明装置によれば、点光源から出射されて集光体を通過した全ての光は、コンタクトガラスで全反射されることなく原稿の原稿面に照射されるので、点光源から出射された光の全てが原稿面を照明するために有効に利用できる。
参考発明2によれば、参考発明1の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向に沿って複数設けられているので、複数の点光源から出射された光の全てを原稿面を照明するために有効に利用できる。
参考発明3によれば、参考発明1の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられているので、点光源が原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている場合でも、その点光源から出射された光の全てを原稿面を照明するために有効に利用できる。
参考発明4によれば、参考発明1ないし3のいずれか一の照明装置において、前記集光体は、集光レンズを備えているので、集光体を通過する光の集光を容易に行うことができる。
参考発明5の照明装置によれば、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸に近付くので、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも、読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持することができる。また、原稿面で反射されて読取光軸に沿って読取光反射域を進行する読取光が集光体で遮光されることを防止できる。
参考発明6によれば、参考発明5の照明装置において、前記集光体が配置される領域は、この集光体を通過して照射される全ての光の角度が前記コンタクトガラスで全反射される臨界角未満となる範囲内であるので、点光源から出射されて集光体を通過した全ての光は、コンタクトガラスで全反射されることなく原稿の原稿面に照射されるので、点光源から出射された光の全てを原稿面を照明するために有効に利用できる。
参考発明7によれば、参考発明5又は6の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向に沿って複数設けられているので、複数の点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。
参考発明8によれば、参考発明5又は6の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられているので、点光源が原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている場合でも、その点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。
参考発明9によれば、参考発明5ないし8のいずれか一の照明装置において、前記集光体は、集光レンズを備えているので、集光体を通過する光の集光を容易に行うことができる。
参考発明10によれば、参考発明5ないし9のいずれか一の照明装置において、前記点光源は、前記点光源が取付けられる基板の端部に配置されているので、基板における点光源が配置されている端部側を読取光反射域に近くなる側に位置付けることにより、集光体を読取光反射域により一層近付けることができ、集光体を通過して原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を、より一層読取光軸に近付けることができる。
参考発明11によれば、参考発明10の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向となる向きに細長い形状に形成されているので、基板に取付けられた点光源の中心位置をより一層基板の幅方向の端部に配置することが可能となり、集光体を通過して原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を、より一層読取光軸に近付けることができる。
参考発明12によれば、参考発明5ないし11のいずれか一の照明装置において、前記点光源と前記集光体との間に反射板が配置され、この反射板の内側面の幅寸法が前記集光体の幅寸法以下とされているので、反射板を設けた場合でも、集光体を読取光反射域に近付けた位置に維持できる。
参考発明13の照明装置によれば、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも、読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。
請求項1記載の発明の照明装置によれば、原稿面に対する光の照射を、集光体を通過してそのまま照射される光と、集光体を通過した後に反射機構で反射される光とにより、読取光軸を挟んだ両側から行え、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を読取光軸に近付けることができるので、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも、読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。さらに、読取光軸を挟んだ両側から原稿面を照明するので、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の照明装置において、前記集光体には、異なる曲率を有し、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と、前記反射機構に向けて光を出射する間接出射部とが形成されているので、直接出射部から出射される光と間接出射部から出射される光とを原稿面に対して読取光軸の両側から照射される光に区分けできる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の照明装置において、前記間接出射部の範囲が前記直接出射部の範囲より大きく設定されているので、読取光軸の両側から原稿面に照射される光の光量が同じになるように調整することでき、これにより、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置と読取光軸の位置とをより一層近付けることができ、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。さらに、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生を効果的に防止できる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の照明装置において、前記間接出射部から出射された後に前記反射機構を介して原稿の原稿面に照射される光の光量と、前記直接出射部から出射されて原稿の原稿面に照射される光の光量とがほぼ同じになるように前記間接出射部の範囲と前記直接出射部の範囲とが設定されているので、これにより、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置と読取光軸の位置とをより一層近付けることができ、原稿面がコンタクトガラス上から浮き上がった場合でも読取光軸上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。さらに、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生を効果的に防止できる。
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の照明装置において、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる反射面部とが形成されているので、直接出射部から出射された光は原稿面を直接照明し、反射面部で反射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面を読取光軸の両側から照明することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の照明装置において、前記点光源から前記直接出射部までの距離は、前記点光源から前記反射面部までの距離よりも短く形成されているので、反射面部で反射された光が集光体内を通過する距離が短くなり、反射面部で反射された光の光量損失を低減させることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の照明装置において、前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射機構に向けて光を進行させる間接出射部とが形成されているので、反射面部で反射された光は原稿面を直接照明し、間接出射部から出射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面を読取光軸の両側から照明することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項ないしのいずれか一記載の照明装置において、前記反射面部で反射される光量は、前記集光体を通過して出射される全光量の50〜90%であるので、反射面部での反射性能等に応じて、集光体を通過して出射される全光量の50〜90%を反射面部で反射させることにより、読取光軸の両側から照明される光量が略同じになるように光量バランスをとることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の照明装置において、前記反射機構に向けて光を反射させる反射面部が前記点光源の光軸中心に対向する前記集光体の中央部分に形成され、前記反射面部を挟んだ両側に前記原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と前記原稿面に向けて光を屈折させて出射する屈折出射部とが形成されているので、直接出射部と屈折出射部とから出射された光は原稿面を直接照明し、反射面部で反射された光は反射機構を介して読取光軸の反対側から原稿面を照明し、原稿面を読取光軸の両側から照明することができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項記載の照明装置において、前記点光源から前記直接出射部及び前記屈折出射部までの距離は、前記点光源から前記反射面部までの距離より短く形成されているので、反射面部で反射された光が集光体内を通過する距離が短くなり、反射面部で反射された光の光量損失を低減させることができる。
請求項11記載の発明によれば、請求項又は10記載の照明装置において、前記反射面部で反射される光量は、前記集光体を通過して出射される全光量の20〜70%であるので、反射面部での反射性能等に応じて、集光体を通過して出射される全光量の20〜70%を反射面部で反射させることにより、読取光軸の両側から照明される光量が略同じになるように光量バランスをとることができる。
請求項12記載の発明によれば、請求項1ないし11のいずれか一記載の照明装置において、前記集光体は主走査方向に沿って長尺状に形成され、前記点光源は主走査方向に沿って複数設けられているので、複数の点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。
請求項13記載の発明によれば、請求項1ないし11のいずれか一記載の照明装置において、前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられているので、点光源が原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている場合でも、その点光源から出射された光による読取光軸上の原稿面に対する照明性能を維持できる。
請求項14記載の発明の読取装置によれば、請求項1ないし13のいずれか一記載の照明装置を具備して安定した照明性能を有するので、安定した照明性能の下で画像読取を行うことができる。
請求項15記載の発明の画像形成装置によれば、請求項14記載の画像読取装置を具備するので、この画像読取装置による安定した画像読取結果に応じて画像形成を行うことができる。
本発明における第1の参考の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は本発明及び参考の形態が適用される画像形成装置であるフルカラーの複写機1の内部構造を示す概略正面図である。
複写機1の装置本体2内の中央部にはカラー画像を形成するための画像形成部3が設けられている。この画像形成部3は、等間隔に離間させて水平向きに並列に配設された4つのドラム状の感光体4、各感光体4の外周部に配置されて電子写真プロセスにより感光体4の外周面にトナー像を形成する帯電ローラ5、現像装置6、クリーニング器7、一様に帯電された感光体4の外周面を画像データに応じたレーザ光で露光することにより静電潜像を形成する露光装置8、各感光体4の外周面に形成されたトナー像が順次転写されることによりカラートナー像が形成される中間転写ベルト9、中間転写ベルト9上のカラートナー像を記録媒体Sに転写する転写ローラ10等により構成されている。なお、4つの感光体4ではそれぞれY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、B(ブラック)のトナー像が形成される。
装置本体2の上部には、読取対象となる原稿を自動送りするADF11と、ADF11で自動送りされた原稿又はコンタクトガラス12上に載置された原稿を読取る画像読取装置13とが配置されている。画像読取装置13は、コンタクトガラス12と平行に2:1の速度で走行可能な第1・第2走行体14,15、レンズ16、光電変換素子であるCCD17等により構成されている。第1走行体14には、コンタクトガラス12上に載置された原稿、又は、ADF11で搬送される原稿の原稿面を照明するための照明装置18と、原稿面で反射されて読取光軸に沿って進行する光を反射させる第1ミラー19とが搭載されている。第2走行体15には、第1ミラー19で反射された光をさらに反射させる第2ミラー20と第3ミラー21とが搭載されている。第1〜第3ミラー19,20,21で順次反射された読取光の進行方向前方には、レンズ16とCCD17とが配置されている。
装置本体2の下部には、記録媒体Sを収納する複数段、例えば4段の用紙カセット24が設けられている。これらの用紙カセット24内に収納された記録媒体Sはピックアップローラ25とフィードローラ26とにより一枚ずつ分離給紙され、分離給紙された用紙は装置本体2内に設けられた用紙搬送路27に沿って搬送される。この用紙搬送路27に沿ってレジストローラ28、転写ローラ10、定着装置29、排紙ローラ30等が配置されている。
このような構成において、画像読取装置13での読取結果に応じて露光装置8の半導体レーザから各色(イエローY、マゼンタM、シアンC及びブラックB)の画像データに対応したレーザ光が出射され、そのレーザ光が帯電ローラ5により一様に帯電された各感光体4の外周面を露光することにより静電潜像が形成される。この静電潜像に対して各現像装置6から各色のトナーが供給されることにより、各色のトナー像が形成される。各感光体4上のトナー像は、感光体4と同期して移動する中間転写ベルト9上に順次転写され、中間転写ベルト9上にはカラートナー像が形成される。
一方、画像形成部3での画像形成動作の開始と相前後して用紙カセット24内から用紙の分離給紙が開始されており、分離給紙されて用紙搬送路27を搬送された用紙は間歇的に回転駆動するレジストローラ28によりタイミングをとられ、中間転写ベルト9上のカラートナー像が記録媒体Sの適正な位置に転写されるタイミングでレジストローラ28が回転駆動される。
レジストローラ28が回転駆動されることにより搬送された記録媒体Sが中間転写ベルト9と転写ローラ10との間を通過するときに、中間転写ベルト9上のカラートナー像が記録媒体S上に転写される。記録媒体S上に転写されたカラートナー像は定着装置29を通過する過程で記録媒体S上に定着され、カラートナー像が定着された記録媒体は排紙ローラ30によって排紙トレイ31上に排紙される。
このような構成の下、本参考の形態の特徴的部分について順次説明する。
図2は、第1走行体14に搭載されている照明装置18と第1ミラー19とを示す正面図である。図3は、照明装置18を分解して示す斜視図である。照明装置18は、複数の点光源であるLED32、集光体33、反射板34、遮光部材35等により構成されている。
LED32は、長尺状の基板36上に等間隔で配置され、複数のLED32が画像読取時における主走査方向に沿って配列される向きに基板36が位置付けられている。
集光体33は、レンズ37と導光体38と集光レンズ39とが一体成型され、基板36とほぼ同じ長さを有する長尺状に形成されている。集光体33は、長尺状の向きを画像読取時の主走査方向に合わせて位置付けられている。
反射板34は、基板36及び集光体33とほぼ同じ長さを有し、画像読取時における副走査方向の両側からLED32と集光体33の一部とを覆う位置に配置されている。
図4は、LED32から出射された光が集光体33を通過して出射される様子を説明する正面図である。LED32から拡散状態で出射された光は、一部はレンズ37を通過することにより平行光に偏向され、一部は反射板34で反射されて平行光に偏向され、それぞれが平行光となって導光体38内を進行する。導光体38内を通過した光は、集光レンズ39内を通過するときに集光される。
このようにして、LED32から出射された光は集光体33を通過することにより集光され、集光された光がコンタクトガラス12上の原稿の原稿面に向けて照射される。集光体33で集光される光は、画像読取時における原稿面の副走査方向の読取幅内、すなわち、副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内に集光される。この読取幅の中央位置に、原稿面で反射した光が画像読取のために進行する方向である読取光軸Aが位置している。
集光体33は、この集光体33を通過して原稿面に向けて照射される全ての光の角度が、コンタクトガラス12で全反射される臨界角“θ”未満となる向きに配置されている。この臨界角“θ”は、読取光軸Aからの角度である。コンタクトガラス12に向かう光が臨界角“θ”になると、図4の破線で示すように、その光はコンタクトガラス12を通過せずに全反射され、原稿面の照明に用いられない光となる。
このような構成において、LED32から出射されて集光体33を通過した全ての光は、コンタクトガラス12の臨界角“θ”未満となる角度を維持されるので、コンタクトガラス12で反射されることなくコンタクトガラス12を透過し、原稿面に照射される。これにより、LED32から出射された光の全てを原稿面を照明するために有効に利用することができる。このため、照明装置18の光源として光量の少ない点光源であるLED32を用いた場合でも、画像読取のために必要な光量を確保することができる。
本発明における第2の参考の形態を図5に基づいて説明する。なお、図1ないし図4において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の参考の形態及び実施の形態でも同じ)。本参考の形態では、点光源であるLED32を、長尺状の集光体33aの両端に1つずつ設けたものである。なお、LED32は集光体33aの一端にのみ設けてもよい。
集光体33aは、LED32から出射された光を直進させる導光体38aと、導光体38a内を通過した光を画像読取時における原稿面の副走査方向の読取幅内(副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内)に集光させる集光レンズ39aとから構成されている。
本参考の形態においても、集光体33aは、この集光体33aを通過して原稿面に向けて照射される全ての光の角度が、コンタクトガラス12で全反射される臨界角“θ”未満となる向きに配置されている。
したがって、この集光体33aを用いて原稿面を照明した場合にも、集光体33aで集光された光はコンタクトガラス12で反射されることなくコンタクトガラス12を透過して原稿面に照射されるので、LED32から出射された光の全てを原稿面を照明するために有効に利用することができる。
本発明における第3の参考の形態を図6ないし図8に基づいて説明する。本参考の形態では、第1の参考の形態と同じように、複数の点光源であるLED32、集光体33、反射板34、遮光部材35等により構成される照明装置18が設けられている。集光体33は、第1の参考の形態と同じように、レンズ37と導光体38と集光レンズ39とが一体成型されている。
集光体33は、この集光体33を通過して原稿面に向けて照射される全ての光の角度が、コンタクトガラス12で全反射される臨界角“θ”未満となる範囲内であって、原稿の原稿面で反射された光が読取光軸Aに沿って進行する読取光反射域Bに近接する領域に配置されている。
本参考の形態では、集光体33を読取光反射域Bに近付けるための様々な工夫がなされている。その一つとして、LED32が基板36aにおけるLED32の配列方向と直交する方向の一方の端部側に配置され、基板36aはLED32が配置されている端部側が読取光反射域Bとなる側に向けて配置されている。これにより、集光体33を読取光反射域Bにより一層近付けることができる。
集光体33を読取光反射域Bに近付けるための工夫の他の一つとして、LED32が原稿読取時の主走査方向に沿う方向に向けて細長い形状に形成されている。即ち、このLED32は、原稿読取時の副走査方向の幅寸法Lが小さくなる形状に設計されている。これにより、基板36aに取付けられたLED32の中心位置をより一層基板36aの幅方向の端部に近付けることが可能となり、集光体33をより一層読取光反射域Bに近付けることができる。
集光体33を読取光反射域Bに近付けるための工夫の他の一つとして、LED32と集光体33との間に配置された反射板34が、画像読取時の副走査方向となる内側面の幅寸法Laが、集光体33の幅寸法Lb以下(La≦Lb)とされている。このため、反射板34を設けた場合でも、反射板34を設けたことに伴って集光体33を読取光反射域Bから遠ざける必要がなく、反射板34を設けた場合であっても集光体33を読取光反射域Bに近付けることができる。
ここで、集光体33を読取光反射域Bに近付けた場合と、遠ざけた場合との違いについて図8を参照して説明する。図8(a)は集光体33が読取光反射域Bに近い場合であり、図8(b)は集光体33が(a)より読取光反射域Bから離れている場合である。なお、この図8において、a、b、cは、コンタクトガラス12上の原稿面の各部に照射される光量を示しており、aは原稿面がコンタクトガラス12に密着している場合、bは原稿面がコンタクトガラス12から少し浮き上がった場合、cは原稿面がコンタクトガラス12からさらに浮き上がった場合である。また、黒丸は、原稿面がa、b、cに位置している場合のそれぞれにおける光量ピーク値の位置を示している。
図8(a)に示すように集光体33が読取光反射域Bに近付いている場合には、コンタクトガラス12に密着している原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸Aに近付いている。そして、原稿面がコンタクトガラス12上から浮き上がった場合でも、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸Aに近付いた状態を維持され、読取光軸A上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸A上の原稿面に対する照明性能が維持される。
一方、図8(b)に示すように、集光体33が読取光反射域Bから離れている場合には、コンタクトガラス12に密着している原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸Aから離れている。そして、原稿面がコンタクトガラス12上から浮き上がると、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置が読取光軸Aから大きく離れ、読取光軸A上の原稿面に照射される光量の低下率が大きくなり、読取光軸A上の原稿面に対する照明性能が低下する。
これにより、LED32から出射されて集光体33で集光された光が原稿面に照射されるとき、集光体33が読取光反射域Bに近付いているほど、コンタクトガラス12上の原稿面が浮き上がりを生じた場合でも、読取光軸A上の原稿面に照射される光の光量を確保することができ、照明装置18の照明性能が良好に維持され、及び、画像読取装置13(図1参照)の読取性能が良好に維持される。
本参考の形態では、LED32は、長尺状の基板36a上に等間隔で配置され、複数のLED32が画像読取時における主走査方向に沿って配列される向きに基板36aが位置付けられている場合を示しているが、図5(第2の参考の形態)に示したように、集光体33aの長手方向の両端又は一端にのみLED32を配置する構成としてもよい。
本発明の第1の実施の形態を図9に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置41は、上述した参考の形態で説明したLED32と集光体33とを備え、さらに、集光体33から出射された光の一部を読取光軸Aを挟んだ反対側から原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構42を備えている。
反射機構42は、第1反射板43と第2反射板44とから構成されている。第1反射板43は、集光体33から出射された光の一部を第2反射板44に向けて反射する。第2反射板44は、第1反射板43で反射した光をコンタクトガラス12上における読取光軸A上の原稿面に向けて反射する。
なお、集光体33は、第3の参考の形態で説明したように、原稿の原稿面で反射された光が読取光軸Aに沿って進行する読取光反射域Bに近接する領域に配置されている。
このような構成において、コンタクトガラス12上の原稿の原稿面に対する光の照射を、集光体33を通過してそのまま照射される光と、集光体33を通過した後に反射機構42で反射される光とにより、読取光軸Aを挟んだ画像読取時の副走査方向の両側から行える。これにより、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を読取光軸Aにより一層近付けることができる。このため、原稿面がコンタクトガラス12上から浮き上がった場合でも、読取光軸A上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸A上の原稿面に対する照明装置18の照明性能、及び、画像読取装置13(図1参照)の読取性能が良好に維持される。
さらに、読取光軸Aを挟んだ両側から原稿面を照明するので、原稿面に切り貼りされた段差が存在する場合でも、その段差部分での影の発生が抑えられる。
なお、第1反射板43のサイズを調整することにより、反射機構42を介して原稿面に照射される光量と、集光体33から原稿面に直接照射される光量とを調整することができ、この調整によって原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を読取光軸Aにより一層近付けることができる。
実施の形態では、LED32は、長尺状の基板36a上に等間隔で配置され、複数のLED32が画像読取時における主走査方向に沿って配列される向きに基板36aが位置付けられている場合を示しているが、図5(第2の参考の形態)に示したように、集光体33aの長手方向の両端又は一端にのみLED32を配置する構成としてもよい。
本発明の第2の実施の形態を図10に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置51は、上述した第4の参考の形態と基本的構成が同じであり、LED32と集光体33とを備え、さらに、反射機構42を備えている。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、集光体33の出射側部分に、曲率が異なる直接出射部52と間接出射部53とを形成した点である。
直接出射部52は、集光レンズ39に手を加えずにそのまま使用した面であり、この直接出射部52から出射された光は、コンタクトガラス12上の原稿面の読取光軸A上の領域に向けて照射される。
間接出射部53は、集光レンズ39の一部と導光体38の一部とをカットして形成されており、かつ、間接出射部53から出射された光が第1反射板43に向けて進行する向きにカットされている。
このような構成において、コンタクトガラス12上の原稿の原稿面に対して照射される光が、集光体33の直接出射部52を通過してそのまま照射される光と、集光体33の間接出射部53から出射されて反射機構42を介して照射される光とに分けられる。これらの2つの光は、読取光軸Aを挟んだ画像読取時の副走査方向の両側から読取光軸A上の原稿面に向けて照射される。このため、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を読取光軸Aにより一層近付けることができる。
これにより、原稿面がコンタクトガラス12上から浮き上がった場合でも、読取光軸A上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸A上の原稿面に対する。
実施の形態では、LED32は、長尺状の基板36a上に等間隔で配置され、複数のLED32が画像読取時における主走査方向に沿って配列される向きに基板36aが位置付けられている場合を示しているが、図5(第2の参考の形態)に示したように、集光体33aの長手方向の両端又は一端にのみLED32を配置する構成としてもよい。
本発明の第3の実施の形態を図11に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置61の基本的構成は第2の実施の形態と同じであり、異なる点は、直接出射部52と間接出射部53との範囲の大きさであり、間接出射部53の範囲が直接出射部52の範囲より大きく形成されている。
直接出射部52から出射された原稿面に照射される光の光路長と、間接出射部53から出射されて反射機構42を介して原稿面に照射される光の光路長を比較すると、間接出射部53から出射されて原稿面に照射される光の光路長は長くなり、原稿面に照射されるまでの光の損失が多くなる。
そこで、間接出射部53の範囲を直接出射部52の範囲より大きくすることにより、読取光軸Aの両側から原稿面に照射される光の光量が同じになるように調整することが可能となり、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置と読取光軸Aの位置とをより一層近付けることが可能となり、原稿面がコンタクトガラス12上から浮き上がった場合でも読取光軸A上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸A上の原稿面に対する照明装置18の照明性能、及び、画像読取装置13(図1参照)の読取性能が良好に維持される。
本発明の第の実施の形態を図12に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置71は、複数の点光源であるLED32、集光体72、反射板34、遮光部材35等により構成されている。
集光体72は、レンズ37と導光体38とが一体成型され、さらに、導光体38の光出射側に反射板73が取付けられている。
反射板73は、導光体38を通過した光をコンタクトガラス12上の原稿の読取光軸A上の原稿面に向けて集光する機能と、導光体38を通過した光の一部を第2反射板44に向けて反射する機能とを有し、反射板73と第2反射板44とが、集光体72から出射された光の一部を読取光軸Aを挟んだ反対側から反射させる反射機構42を構成している。
このような構成において、コンタクトガラス12上の原稿の原稿面に対する光の照射を、集光体72を通過してそのまま照射される光と、集光体72を通過した後に反射機構42で反射される光とにより、読取光軸Aを挟んだ画像読取時の副走査方向の両側から行える。これにより、原稿面に照射される光の光量ピーク値の位置を読取光軸Aにより一層近付けることができる。このため、原稿面がコンタクトガラス12上から浮き上がった場合でも、読取光軸A上の原稿面に照射される光量の低下率が小さくなり、読取光軸A上の原稿面に対する照明装置18の照明性能、及び、画像読取装置13(図1参照)の読取性能が良好に維持される。
なお、本実施の形態では、平面を組み合わせた形状の反射板73を例に挙げて示したが、図13に示すように、曲面を組み合わせた形状の反射板73aを用いてもよい。
本発明の第の実施の形態を図14及び図15に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置75は、複数の点光源であるLED32、集光体76、反射機構77等により構成されている。
集光体76は、LED32から出射される光の出射方向前方に配置され、LED32から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内(副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内)に集光させる。また、この集光体76には、LED32から出射された拡散光が入射されることにより平行光に変換する入射側凸部78、入射された光を原稿面に向けて直接出射する直接出射部79、入射された光を反射機構77に向けて反射させる反射面部80が形成されている。
反射機構77は、読取光軸Aを挟んだ集光体76の反対側に配置された板状反射部材であり、反射面部80で反射された光が反射機構77で再度反射され、反射された光は読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は、直接出射部79から出射された光と、反射面部80で反射された後に反射機構77で再度反射された光とにより、読取光軸Aを挟んだ両側から照明される。
集光体76は、この集光体76を通過して照射される全ての光の角度がコンタクトガラス12で全反射される臨界角未満となる向きに配置されている。
反射面部80は、集光体76の外周面にアルミ蒸着したり、集光体76の外周面を鏡面研磨することにより形成されている。この反射面部80で反射される光量は、集光体76を通過して出射される全光量の50〜90%となるように設定されている。この設定は、反射面部80の反射効率を調節することや、反射面部80の面積を調節することによって行われている。
このような構成において、集光体76の直接出射部79から出射された光は原稿面を直接照明し、集光体76の反射面部80で反射された光は反射機構77で再度反射された後に読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は読取光軸Aの両側から照明されることになり、原稿面に切り貼りなどの段差が存在しても、その段差部分での影の発生が抑えられ、原稿面の読取性能が向上する。
本発明の第の実施の形態を図16及び図17に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置81は、複数の点光源であるLED32、集光体82、反射機構77等により構成されている。
集光体82は、LED32から出射される光の出射方向前方に配置され、LED32から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内(副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内)に集光させる。また、この集光体82には、LED32から出射された拡散光が入射されることにより平行光に変換する入射側凸部78、入射された光を原稿面に向けて直接出射する直接出射部83、入射された光を反射機構77に向けて反射させる反射面部84が形成されている。
反射機構77は、読取光軸Aを挟んだ集光体82の反対側に配置された板状反射部材であり、反射面部84で反射された光が反射機構77で再度反射され、反射された光は読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は、直接出射部83から出射された光と、反射面部84で反射された後に反射機構77で再度反射された光とにより、読取光軸Aを挟んだ両側から照明される。
集光体82は、この集光体82を通過して照射される全ての光の角度がコンタクトガラス12で全反射される臨界角未満となる向きに配置されている。
反射面部84は、集光体82の外周面にアルミ蒸着したり、集光体82の外周面を鏡面研磨することにより形成されている。この反射面部84で反射される光量は、集光体82を通過して出射される全光量の50〜90%となるように設定されている。この設定は、反射面部84の反射効率を調節することや、反射面部84の面積を調節することによって行われている。
また、この集光体82では、LED32から直接出射部83までの距離は、LED32から反射面部84までの距離よりも短く形成されている。
このような構成において、集光体82の直接出射部83から出射された光は原稿面を直接照明し、集光体82の反射面部84で反射された光は反射機構77で再度反射された後に読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は読取光軸Aの両側から照明されることになり、原稿面に切り貼りなどの段差が存在しても、その段差部分での影の発生が抑えられ、原稿面の読取性能が向上する。
また、LED32から直接出射部83までの距離は、LED32から反射面部84までの距離よりも短く形成されているため、反射面部84で反射された光が反射機構77に向けて進行するとき、その光が集光体82内を通過する距離が短くなり、反射面部84で反射された光の光量損失が低減される。
本発明の第の実施の形態を図18に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置85は、複数の点光源であるLED32、集光体86、反射機構77等により構成されている。
集光体86は、LED32から出射される光の出射方向前方に配置され、LED32から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内(副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内)に集光させる。また、この集光体86には、LED32から出射された拡散光が入射されることにより平行光に変換する入射側凸部78、入射された光を原稿面に向けて反射させる反射面部87、入射された光を反射機構77に向けて進行させる間接出射部88が形成されている。
反射機構77は、読取光軸Aを挟んだ集光体86の反対側に配置された板状反射部材であり、間接出射部88から出射された光が反射機構77で反射され、反射された光は読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は、反射面部87で反射された光と、間接出射部88から出射された後に反射機構77で反射された光とにより、読取光軸Aを挟んだ両側から照明される。
集光体86は、この集光体86を通過して照射される全ての光の角度がコンタクトガラス12で全反射される臨界角未満となる向きに配置されている。
反射面部87は、集光体86の外周面にアルミ蒸着したり、集光体86の外周面を鏡面研磨することにより形成されている。この反射面部87で反射される光量は、集光体86を通過して出射される全光量の50〜90%となるように設定されている。この設定は、反射面部87の反射効率を調節することや、反射面部87の面積を調節することによって行われている。
このような構成において、集光体86の反射面部87で反射された光は原稿面を直接照明し、集光体86の間接出射部88から出射された光は反射機構77で反射された後に読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は読取光軸Aの両側から照明されることになり、原稿面に切り貼りなどの段差が存在しても、その段差部分での影の発生が抑えられ、原稿面の読取性能が向上する。
本発明の第の実施の形態を図19に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置89は、複数の点光源であるLED32、集光体90、反射機構77等により構成されている。
集光体90は、LED32から出射される光の出射方向前方に配置され、LED32から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内(副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内)に集光させる。また、この集光体90には、LED32から出射された拡散光が入射されることにより平行光に変換する入射側凸部78、入射された光を反射機構77に向けて反射させる反射面部91、原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部92、原稿面に向けて光を屈折させて出射する屈折出射部93が形成されている。
反射面部91は集光体90の中央部分であってLED32の光軸中心Cに対向する位置に形成され、直接出射部92と屈折出射部93とは反射面部91を挟んだ両側に形成されている。
反射機構77は、読取光軸Aを挟んだ集光体90の反対側に配置された板状反射部材であり、反射面部91で反射された光が反射機構77で再度反射され、反射された光は読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は、直接出射部92と屈折出射部93とから出射された光と、反射面部91で反射された後に反射機構77で再度反射された光とにより、読取光軸Aを挟んだ両側から照明される。
集光体90は、この集光体90を通過して照射される全ての光の角度がコンタクトガラス12で全反射される臨界角未満となる向きに配置されている。
反射面部91は、集光体90の外周面にアルミ蒸着したり、集光体90の外周面を鏡面研磨することにより形成されている。この反射面部91で反射される光量は、集光体90を通過して出射される全光量の20〜70%となるように設定されている。この設定は、反射面部91の反射効率を調節することや、反射面部91の面積を調節することによって行われている。
このような構成において、集光体90の直接出射部92と屈折出射部93とから出射された光は原稿面を直接照明し、反射面部91で反射された光は反射機構77で再度反射された後に読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は読取光軸Aの両側から照明されることになり、原稿面に切り貼りなどの段差が存在しても、その段差部分での影の発生が抑えられ、原稿面の読取性能が向上する。
LED32は光軸中心Cほど光束密度が高く光量が大きいので、集光体90におけるLED32の光軸中心Cに対向する位置に反射面部91を設け、反射面部91で反射された光を反射機構77で反射させて原稿面を照明することにより、反射機構77を介して原稿面を照明する光路長さの長い側の光量を確保でき、読取光軸Aの両側から照明する光量バランスの調整が容易になる。
本発明の第の実施の形態を図20に基づいて説明する。本実施の形態の照明装置94は、複数の点光源であるLED32、集光体95、反射機構77等により構成されている。
集光体95は、LED32から出射される光の出射方向前方に配置され、LED32から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取幅内(副走査方向の読取ライン幅に対して適切な幅内)に集光させる。また、この集光体95には、LED32から出射された拡散光が入射されることにより平行光に変換する入射側凸部78、入射された光を反射機構77に向けて反射させる反射面部96、原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部97、原稿面に向けて光を屈折させて出射する屈折出射部98が形成されている。
反射面部96は集光体95の中央部分であってLED32の光軸中心Cに対向する位置に形成され、直接出射部97と屈折出射部98とは反射面部96を挟んだ両側に形成されている。
反射機構77は、読取光軸Aを挟んだ集光体95の反対側に配置された板状反射部材であり、反射面部96で反射された光が反射機構77で再度反射され、反射された光は読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は、直接出射部97と屈折出射部93とから出射された光と、反射面部91で反射された後に反射機構77で再度反射された光とにより、読取光軸Aを挟んだ両側から照明される。
集光体95は、この集光体95を通過して照射される全ての光の角度がコンタクトガラス12で全反射される臨界角未満となる向きに配置されている。
反射面部96は、集光体95の外周面にアルミ蒸着したり、集光体95の外周面を鏡面研磨することにより形成されている。この反射面部96で反射される光量は、集光体95を通過して出射される全光量の20〜70%となるように設定されている。この設定は、反射面部96の反射効率を調節することや、反射面部96の面積を調節することによって行われている。
また、この集光体95では、LED32から直接出射部97及び屈折出射部98までの距離は、LED32から反射面部96までの距離よりも短く形成されている。
このような構成において、集光体95の直接出射部97と屈折出射部98とから出射された光は原稿面を直接照明し、反射面部96で反射された光は反射機構77で再度反射された後に読取光軸Aの反対側から原稿面を照明する。これにより、原稿面は読取光軸Aの両側から照明されることになり、原稿面に切り貼りなどの段差が存在しても、その段差部分での影の発生が抑えられ、原稿面の読取性能が向上する。
LED32は光軸中心Cほど光束密度が高く光量が大きいので、集光体95におけるLED32の光軸中心Cに対向する位置に反射面部96を設け、反射面部96で反射された光を反射機構77で反射させて原稿面を照明することにより、反射機構77を介して原稿面を照明する光路長さの長い側の光量を確保でき、読取光軸Aの両側から照明する光量バランスの調整が容易になる。
また、LED32から直接出射部97及び屈折出射部98までの距離は、LED32から反射面部96までの距離より短く形成されているため、反射面部96で反射された光が集光体95内を通過する距離が短くなり、反射面部96で反射された光の光量損失が低減される。
本発明における第1の参考の形態の複写機の概略構造を示す正面図である。 照明装置を示す正面図である。 照明装置を示す分解斜視図である。 LEDから出射された光が集光体で集光される様子を説明する正面図である。 本発明における第2の参考の形態の照明装置を示す斜視図(a)と側面図(b)である。 本発明における第3の参考の形態の照明装置を示す正面図である。 その一部を示す平面図である。 集光体が読取光反射域に接離した場合において、原稿面の光量ピーク値の位置が変化する関係を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 本発明の第の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 その変形例を示す正面図である。 本発明の第の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 集光体を示す斜視図である。 本発明の第の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 集光体を示す斜視図である。 本発明の第の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 本発明の第の実施の形態の照明装置を示す正面図である。 本発明の第の実施の形態の照明装置を示す正面図である。
3 画像形成部
12 コンタクトガラス
13 画像読取装置
17 光電変換素子
18 照明装置
32 点光源
33 集光体
33a 集光体
34 反射板
36a 基板
39 集光レンズ
39a 集光レンズ
41 照明装置
42 反射機構
51 照明装置
52 直接出射部
53 間接出射部
61 照明装置
71 照明装置
72 集光体
75 照明装置
76 集光体
77 反射機構
79 直接出射部
80 反射面部
81 照明装置
82 集光体
83 直接出射部
84 反射面部
85 照明装置
86 集光体
87 反射面部
88 間接出射部
89 照明装置
90 集光体
91 反射面部
92 直接出射部
93 屈折出射部
94 照明装置
95 集光体
96 反射面部
97 直接出射部
98 屈折出射部
A 読取光軸
B 読取光反射域

Claims (25)

  1. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体は、前記読取光軸と重ならない領域に配置され、
    前記反射機構は、前記集光体から出射された光の一部を、前記読取光軸を挟んで前記集光体側から反対側に反射させる第1反射板と、前記第1反射板から出射された光を、前記読取光軸を挟んで前記集光体の反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる第2反射板を有することを特徴とする照明装置。
  2. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体は、前記読取光軸と重ならない領域に配置され、
    前記反射機構は、前記集光体から出射された光の一部を、前記集光体から前記原稿の原稿面に向けて直接出射された光と交差するように反射させる第3反射板と、前記第3反射板で反射された光を、前記読取光軸を挟んで前記集光体側から反対側に反射させる第1反射板と、前記第1反射板から出射された光を、前記読取光軸を挟んで前記集光体の反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる第2反射板とを有することを特徴とする照明装置。
  3. 前記集光体は、前記読取領域に向けて光を直接出射する直接出射部と、前記反射機構に向けて光を出射する間接出射部とが同じ面上にある請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記集光体は、前記読取領域に向けて光を直接出射する直接出射部と、前記反射機構に向けて光を出射する間接出射部とを有し、前記間接出射部は前記直接出射部とは異なった曲率で形成されている請求項1又は2に記載の照明装置。
  5. 前記集光体は、前記間接出射部が前記直接出射部より大きく形成されている請求項3又は4に記載の照明装置。
  6. 前記集光体は、前記反射機構から前記原稿面に照射される光の光量と、前記直接出射部から前記原稿面に照射される光の光量とが同じになるように形成されている請求項3乃至5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて読取ライン幅に対して所定の幅となるように出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されている照明装置。
  8. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されており、前記直接出射部及び前記反射面部からの出射光は、それぞれ前記集光体と前記読取領域との間の全光路中において光束が幅を有している照明装置。
  9. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて平行光に変換して出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部、を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されている照明装置。
  10. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体(但し、前記読取領域近傍に集束するように出射させる集光体を除く)と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を直接出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を反射させる平面の反射面部とが形成されている照明装置。
  11. 前記直接出射部と前記反射面部は、隣接していることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の照明装置。
  12. 前記点光源から前記直接出射部までの距離は、前記点光源から前記反射面部までの距離よりも短く形成されている請求項7〜11のいずれか一項に記載の照明装置。
  13. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて読取ライン幅に対して所定の幅となるように出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されている照明装置。
  14. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されており、前記直接出射部及び前記間接出射部からの出射光は、それぞれ前記集光体と前記読取領域との間の全光路中において光束が幅を有している照明装置。
  15. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて平行光に変換して出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部、を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されている照明装置。
  16. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体(但し、前記読取領域近傍に集束するように出射させる集光体を除く)と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を、読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記集光体には、前記原稿の原稿面に向けて光を反射させる反射面部と、前記反射面部で反射した光を前記原稿面に向けて出射する平面の直接出射部と、前記反射機構に向けて光を進行させる平面の間接出射部とが形成されている照明装置。
  17. 前記反射面部は、平面であることを特徴とする請求項13〜16のいずれか一項に記載の照明装置。
  18. 前記反射面部で反射される光量は、前記集光体を通過して出射される全光量の50〜90%である請求項ないし17のいずれか一記載の照明装置。
  19. 点光源と、
    前記点光源から出射される光の出射方向前方に配置され、前記点光源から出射された光を原稿読取時の副走査方向の読取領域に向けて出射させる集光体と、
    前記集光体を通過してこの集光体から出射された光の一部を読取光軸を挟んだ反対側から前記原稿の原稿面に向けて反射させる反射機構と、
    を具備し、
    前記反射機構に向けて光を反射させる反射面部が前記点光源の光軸中心に対向する前記集光体の中央部分に形成され、前記反射面部を挟んだ両側に前記原稿面に向けて光を直接出射する直接出射部と前記原稿面に向けて光を屈折させて出射する屈折出射部とが形成されている照明装置。
  20. 前記点光源から前記直接出射部及び前記屈折出射部までの距離は、前記点光源から前記反射面部までの距離より短く形成されている請求項19記載の照明装置。
  21. 前記反射面部で反射される光量は、前記集光体を通過して出射される全光量の20〜70%である請求項19又は20記載の照明装置。
  22. 前記点光源は、原稿読取時の主走査方向に沿って複数設けられている請求項1ないし21のいずれか一記載の照明装置。
  23. 前記点光源は、原稿読取時の主走査方向の端部に設けられている請求項1ないし21のいずれか一記載の照明装置。
  24. 請求項1ないし23のいずれか一記載の照明装置と、
    前記照明装置から出射された後に原稿の原稿面で反射した反射光を読み取る光電変換素子と、
    を具備する画像読取装置。
  25. 請求項24記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取った画像データに応じて記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    を具備する画像形成装置。
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