JP4492410B2 - 導波管、及び導波管の入力又は出力の構造。 - Google Patents

導波管、及び導波管の入力又は出力の構造。 Download PDF

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Description

本発明は、導波管、及び導波管の入力又は出力の構造に関するものである。
下記特許文献1には、導波管の出力構造が開示されている。この導波管では、セラミックの周囲に筒状の導体部が設けられている。また、導体部の一表面には開口が設けられており、この開口内には島状電極が設けられている。この島状電極には、伝送線路が接続されている。
特開平11−220306号公報
しかしながら、上述した従来の導波管では、導波管内の電磁波が島状電極に十分に結合されない場合がある。
そこで、本発明は、高い電界結合が得られる構造の導波管、及びこの導波管に好適な入力又は出力の構造を提供することを目的としている。
本発明の第1の導波管は、第1の導体部、第2の導体部、及び電極を備えている。第1の導体部は、所定の平面に沿って設けられており、且つ開口が設けられている。第2の導体部は、第1の導体部に対向している。電極は、開口と第2の導体部との間において開口より第2の導体部側に設けられている。電極と第2の導体部との間の距離は、第1の導体部と第2の導体部との間の距離より短くなっている。
この導波管によれば、電極と第2の導体部との距離が短くなっているので、この電極と第2の導体部とによるコンデンサの容量が大きくなっている。したがって、上記電極への電界の結合が強められている。
本発明の第2の導波管は、補助電極、及び複数の柱状電極を更に備える第1の導波管である。第2の導波管において、補助電極は、第1の導体部の開口内に設けられている。複数の柱状電極は、電極の周縁部と補助電極の周縁部とを電気的に接続している。複数の柱状電極それぞれの径をdとし、隣り合う柱状電極の側面間の距離をgとした場合に、d≧gの関係を満たしている。
この導波管によれば、導波管の表面に設けられた補助電極に、外部の伝送線路を電気的に接続することができる。また、実質的に導体壁とみなせる複数の柱状電極が用いられているので、電極と補助電極との間における導体損失が低減されている。
本発明の第3の導波管は、第2の導体部が第1の領域及び第2の領域を有する第1又は第2の導波管である。この第1の領域は、電極に対向している。第2の領域は、第1の域の周囲に設けられている。上記所定の平面と第1の領域との距離は、上記所定の平面と第2の領域との距離より小さくなっている。
第3の導波管によれば、第2の導体部のうち電極に対向する第2の領域と当該電極との距離が更に短くなっている。したがって、コンデンサ容量が更に大きくなり、電極への電界の結合が更に強められている。
本発明の第4の導波管は、電極及び補助電極が円形の平面形状を有している第3の導波管である。この第4の導波管によれば、複数の柱状電極が円形に配列されるので、電極と補助電極との間における導体損失が更に低減される。
第1〜第4の導波管においては、電極が、開口から第2の導体部へ延びる領域内に内包されていることが好ましい。この構成によれば、電極と第2の導体部との間における電界とは逆相の電界、即ち電極と第1の導体部の間に発生する電界を低減することができる。
本発明の導波管の入力又は出力の構造は、上記第1〜第4の何れかの導波管と、配線基板とを備えている。配線基板は、第1の主面と、第2の主面と、第3の導体部、伝送線路、第1のビア電極、及び第2のビア電極を有する。第2の主面は第1の主面と対向している。伝送線路は、第1の主面に設けられている。第3の導体部は、伝送線路の周縁に沿って開口するように第1の主面上に設けられている。第1のビア電極は、第3の導体部に電気的に接続された一端と、第2の主面に沿って設けられた他端とを有する。第2のビア電極は、伝送線路に電気的に接続された一端と、第2の主面に沿って設けられた他端とを有する。第1のビア電極の他端は、第1の導体部に電気的に接続されている。第2のビア電極の他端は、導波管の電極に電気的に接続されている。
この構造によれば、伝送線路を有する配線基板を導波管上に直接搭載することが可能となる。
本発明によれば、高い電界結合が得られる構造の導波管、及びこの導波管に好適な入力又は出力の構造が提供される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本発明の実施の形態に係る導波管の入出力構造を示す分解斜視図である。図1においては、導波管が一部破断された状態で示されている。図1に示す導波管の入出力構造10は、導波管12、第1の配線基板14、及び第2の配線基板16を備えている。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。図1〜図4に示す導波管12は、第1の導体部12a、第2の導体部12b、誘電体12cを備えている。
誘電体12cは、略直方体の部材であり、例えば、セラミックから構成されている。第1の導体部12aは、所定の平面に沿って設けられている。本実施の形態では、第1の導体部12aは、誘電体12cの一方の主面上に設けられている。第2の導体部12bは、この第1の導体部12aと対向するように設けられている。本実施の形態では、第2の導体部12bは、誘電体12cの他方の主面上に設けられている。
誘電体12cの周縁部には、複数のビア電極12dが設けられている。ビア電極12dは、第1の導体部12a及び第2の導体部12bに電気的に接続されている。ビア電極12dは、実質的に導体壁とみなせる間隔で配列されている。具体的には、ビア電極12dそれぞれの径をR1、隣り合うビア電極12dの側面間の距離をW1とした場合に、R1≧W1の関係を満たすように、ビア電極12dが配列されている。
第1の導体部12aには、第1の開口12e及び第2の開口12fが設けられている。第1の開口12e及び第2の開口12fは、導波管12の長手方向へ順に設けられている。本実施の形態では、第1の開口12e及び第2の開口12fが、矩形の平面形状を有している。
この導波管12は、入力電極12g、入力補助電極12h、出力電極12i、出力補助電極12jを更に備えている。入力電極12g、入力補助電極12h、出力電極12i、出力補助電極12jは、本実施の形態においては、いずれも、矩形の平面形状を有している。
図2及び図3に示すように、入力電極12gは、第1の開口12eと第2の導体部12bとの間において、第1の開口12eより第2の導体部12b側のH面に沿って設けられている。即ち、入力電極12gは、導波管12の内部である誘電体12cの内層に設けられている。したがって、入力電極12gと第2の導体部12bとの距離は、第1の導体部12aと第2の導体部12bとの距離より小さくなっている。これによって、入力電極12gと第2の導体部12bとによるコンデンサ容量が増加されている。その結果、入力電極12gと導波管内部の電磁波との電界結合が強められている。
この入力電極12gの面積は、第1の開口12eの面積より小さくなっている。また、入力電極12gは、第1の導体部12aから第2の導体部12bに向かう方向へ見た場合に、第1の開口12eに内包されるように設けられている。すなわち、入力電極12gは、第1の開口12eから第2の導体部12bに延びる領域内に内包されている。
図5は、入力電極12gにおける電界を模式的に示す図である。図5における(b)に示すように、入力電極12gと第1の導体部12aとが、第1の導体部12aから第2の導体部12bへ向かう方向に重なりを有していると、入力電極12gから第2の導体部12bに向かう順方向の電界E1とは逆方向の電界E2が、入力電極12gと第1の導体部12aとの間に発生する。即ち、電界E1による正相のモードに対して180度位相が反転した反転した逆相のモードが電界E2によって励振されことになる。一方、図5における(a)に示すように、入力電極12gが、第1の開口12eから第2の導体部12bに延びる領域内に内包されていると、電界E2の発生を抑制することができる。その結果、入力電極12gと導波管内部のモードとの結合を強めることができる。なお、図5における(b)に示すように、第1の導体部12aと入力電極12gとの重なりを調整することによって、上記結合の程度が調整されてもよい。
入力補助電極12hは、第1の開口12e内に設けられている。即ち、入力補助電極12hは、導波管12の表面に設けられている。この入力補助電極12hの周縁部と入力電極12gの周縁部との間には、複数のビア電極(柱状電極)12kが設けられている。ビア電極12kは、入力補助電極12hと入力電極12gとを電気的に接続している。
図6は、入力補助電極及びビア電極を示す平面図である。図6に示すように、ビア電極12kのそれぞれの径をdとし、隣り合うビア電極12kの側面間の距離をgとした場合に、ビア電極12kはd≧gを満たすようになっている。このように配列された、複数のビア電極12kは、実質的に導体壁として機能する。
ここで、図7における(a)に示すように、電気伝導度σ及び表皮厚みδの導体壁Cに平行な磁界成分をHtとすると、単位表面積(1m)あたりの導体損失Pcは、次式(1)で表される。
Figure 0004492410


なお、δは、角周波数ω、透磁率μ、及び電気伝導度σ次式(2)の関係を有する。
Figure 0004492410

また、図7における(b)に示すように、半径rのビア電極Vに電流Iを流した場合に、導体表面の接線方向の磁界Htは、アンペールの法則より次式(3)に示すとおりになる。
Figure 0004492410


したがって、ビア電極Vの単位長さあたりの損失Pは、次式(4)に示すとおりになる。
Figure 0004492410


式(4)によれば、導体損失Pは、半径rに反比例するので、入力補助電極12hと入力電極12gとを半径の小さな一つのビア電極で接続した場合には、ビア電極における導体損失が大きくなることがわかる。
一方、本実施の形態では、入力補助電極12hの周縁部と入力電極12gの周縁部とが実質的に導体壁とみなすことができるビア電極12kによって接続されている。したがって、半径の大きい導体によって、入力補助電極12hと入力電極12gとを電気的に接続したものと等価になる。その結果、導波管12の内部に設けられた入力電極12gと導波管12の表面に設けられた入力補助電極12hとの間における導体損失が低減される。また、入力補助電極12hを介することができるので、入力電極12gと外部の伝送線路との電気的な接続が容易になる。
図2及び図4に示すように、出力電極12iは、第2の開口12fと第2の導体部12bとの間において、第2の開口12fより第2の導体部12b側のH面に沿って設けられている。即ち、出力電極12iと第2の導体部12bとの距離は、第1の導体部12aと第2の導体部12bとの距離より小さくなっている。したがって、入力電極12gと同様に、出力電極12iと第2の導体部12bとによるコンデンサの容量が増加されている。これによって、出力電極12iと導波管内部の電磁波との電界結合が強められている。
この出力電極12iの面積も、第2の開口12fの面積より小さくなっている。また、同様に、出力電極12iは、第1の導体部12aから第2の導体部12bに向かう方向へ見た場合に、第2の開口12fに内包されるように設けられている。これによって、出力電極12iと、導波管内部の電磁波との結合が更に強められている。なお、第1の導体部12aと出力電極12iとの重なりを調整することによって、上記結合の程度が調整されてもよい。
入力補助電極12hと同様に、出力補助電極12jも、第2の開口12f内に設けられている。即ち、出力補助電極12jは、導波管12の表面に設けられている。また、同様に、出力補助電極12jの周縁部と出力電極12iの周縁部との間には、複数のビア電極(柱状電極)12mが設けられている。ビア電極12mは、出力補助電極12jと出力電極12iとを電気的に接続している。ビア電極12mのそれぞれの径をdとし、隣り合うビア電極12mの側面間の距離をgとした場合に、ビア電極12mはd≧gを満たすようになっている。この構成によって、導波管12の内部に設けられた出力電極12iと導波管12の表面に設けられた出力補助電極12jとの間における導体損失が低減されている。また、出力補助電極12jを介することができるので、出力電極12iと外部の伝送線路との電気的な接続が容易になっている。
この導波管12には、入力電極12gと出力電極12iとの間の領域において、第1の導体部12aと第2の導体部12bとを電気的に接続する複数のビア電極12oが設けられている。ビア電極12oの間隔、或いは個数を適宜設定することによって、入力側と出力側との結合の程度を調整することが可能となる。
以下、第1の配線基板14、及び第2の配線基板16について説明する。図8は第1の配線基板の平面図であり、第2の主面側から見た第1の配線基板を示している。図9は、第2の配線基板の平面図であり、第2の主面側から見た第2の配線基板を示している。
図1及び図8に示すように、第1の配線基板14は、誘電体層14aを有している。誘電体層14aは、例えばセラミックといった誘電体からなる。この誘電体層14aは、第1の主面14bと、第1の主面14bに対向する第2の主面14cとを有している。
第1の配線基板14は、伝送線路14d、及び第3の導体部14eを更に有している。伝送線路14dは、第1の主面14b上に設けられている。本実施の形態では、伝送線路14dは、第1の主面14bの中心から第1の主面14bの一縁に延びている。第3の導体部14eは、第1の主面14b上に設けられている。この第3の導体部14eは、伝送線路14dの周縁に沿って開口するように形成されている。また、第3の導体部14eは、後述するビア電極14gを中心にして、導波管12の第1の開口12eと実質的に同サイズで開口している。
第3の導体部14eの伝送線路14dに沿う周縁部には、複数のビア電極(第1のビア電極)14fそれぞれの一端が電気的に接続されている。ビア電極14fは、第2の主面14cに交差する方向へ延びている。ビア電極14fそれぞれの他端は、第2の主面14cに沿って設けられている。
伝送線路14dには、ビア電極(第2のビア電極)14gの一端が電気的に接続されている。本実施の形態では、ビア電極14gは、第2の主面14cに交差する中心軸線に沿って設けられている。ビア電極14gの他端は、第2の主面14cに沿って設けられている。
この第1の配線基板14は導波管12上に搭載され、ビア電極14gが入力補助電極12hを介して入力電極12gに電気的に接続される。また、ビア電極14fは、第1の開口12eに沿う第1の導体部12aの周縁部に電気的に接続される。
第2の配線基板16は、第1の配線基板14と同様の構成を有している。具体的には、図1及び図6に示すように、第2の配線基板16は、誘電体層16aを有しており、この誘電体層16aは、第1の主面16b及び第2の主面16cを有している。
第1の主面16b上には、伝送線路16dが設けられており、当該伝送線路16dは、第1の主面16bの中心から第1の主面16bの一縁に延びている。また、第1の主面16b上には、第3の導体部16eが設けられており、当該第3の導体部16eは、伝送線路16dの周縁に沿って開口するように形成されている。また、第3の導体部14eは、後述するビア電極16gを中心に、導波管12の第2の開口12fと実質的に同サイズで開口している。
第3の導体部16eの伝送線路16dに沿う周縁部には、複数のビア電極(第1のビア電極)16fそれぞれの一端が電気的に接続されており、ビア電極16fの他端は、第2の主面16cに沿って設けられている。
伝送線路16dには、ビア電極(第2のビア電極)16gの一端が電気的に接続されており、ビア電極16gの他端は、第2の主面16cに沿って設けられている。
この第2の配線基板16も導波管12上に搭載され、ビア電極16gが出力補助電極12jを介して出力電極12iに電気的に接続される。また、ビア電極16fは、第2の開口12fに沿う第1の導体部12aの周縁部に電気的に接続される。
このような第1の配線基板14及び第2の配線基板16によれば、導波管12の入力電極又は出力電極に接続される伝送線路を有する部材を、導波管12上に直接搭載することが可能となる。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、補助電極12h及び12jが除かれてもよい。この場合には、例えば、入力電極12g上に設けたビア電極、及び出力電極12i上に設けたビア電極が、対応の伝送線路に接続される。
また、入力電極12g、入力補助電極12h、出力電極12i、及び出力補助電極12jの平面形状は、円形であってもよい。この場合には、ビア電極12kが入力電極12gの周縁部に沿って円形に配列され、ビア電極12mが出力電極12iの周縁部に沿って円形に配列される。この構成によれば、入力電極12gと入力補助電極12hとの間における導体損失、出力電極12iと出力補助電極12jとの間における導体損失が更に抑制される。
また、以下に説明する構成の第2の導体部12bが適用されてもよい。図10は、本発明の他の実施の形態に係る導波管の断面図である。図10に示す導波管12Bでは、第2の導体部12bが、二つの第1の領域12n、及び第2の領域12pを有する。第1の領域12nの一方は、入力電極12gに対向しており、第1の領域12nの他方は、出力電極12iに対向している。第1の領域12nは、誘電体12cの内層に設けられている。
第2の領域12pは、第1の領域12nの周囲に設けられており、第1の導体部12aと対向している。この第2の領域12pは、誘電体12cの他方の主面上に設けられている。第1の領域12nの周縁部と第2の領域12pとは、複数のビア電極12qによって電気的に接続されている。ビア電極12qも実質的に導体壁とみなされるように、それらの径が、隣り合うビア電極12qの側面間の距離以上となっている。
この構成では、第1の領域12nと誘電体12cの一方の主面、即ち第1の導体部12aが搭載されている主面との距離は、第2の領域12pと当該一方の主面との距離より小さくなっている。したがって、入力電極12gと第2の導体部12b(第1の領域12n)とによるコンデンサ容量、及び出力電極12iと第2の導体部12b(第1の領域12n)とによるコンデンサ容量それぞれが更に増加されている。その結果、入力電極12g及び出力電極12iそれぞれの導波管内部の電磁波との結合が更に強められる。
図1は、本発明の実施の形態に係る導波管の入出力構造を示す分解斜視図である。 図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。 図4は、図1の1のIV−IV線に沿う断面図である。 図5は、入力電極における電界を模式的に示す図である。 図6は、入力補助電極及びビア電極を示す平面図である。 図7は、ビア電極における導体損失を説明するための図である。 図8は、第1の配線基板を示す平面図である。 図9は、第2の配線基板を示す平面図である。 図10は、本発明の他の実施の形態に係る導波管の断面図である。
符号の説明
10…導波管の入出力構造、12…導波管、12a…第1の導体部、12b…第2の導体部、12c…誘電体、12d…ビア電極、12e…第1の開口、12f…第2の開口、12g…入力電極、12h…入力補助電極、12i…出力電極、12j…出力補助電極、12k,12m…ビア電極、14…第1の配線基板、14d…伝送線路、16…第2の配線基板、16d…伝送線路。

Claims (6)

  1. 所定の平面に沿って設けられており、且つ開口が設けられた第1の導体部と、
    前記第1の導体部に対向する第2の導体部と、
    前記開口と前記第2の導体部との間において前記開口より前記第2の導体部側に設けられた電極と、
    前記開口内に設けられた補助電極と、
    前記電極の周縁部と前記補助電極の周縁部とを電気的に接続する複数の柱状電極と、
    を備え、
    前記電極と前記第2の導体部との間の距離が、前記第1の導体部と前記第2の導体部との間の距離より短
    前記複数の柱状電極それぞれの径をdとし、隣り合う柱状電極の側面間の距離をgとした場合に、d≧gの関係を満たす、
    導波管。
  2. 前記第2の導体部は、前記電極に対向する第1の領域と前記第1の領域の周囲に設けられた第2の領域とを有しており、
    前記所定の平面と前記第1の領域との距離は、前記所定の平面と前記第2の領域との距離より小さい、
    請求項1に記載の導波管。
  3. 所定の平面に沿って設けられており、且つ開口が設けられた第1の導体部と、
    前記第1の導体部に対向する第2の導体部と、
    前記開口と前記第2の導体部との間において前記開口より前記第2の導体部側に設けられた電極と、
    を備え、
    前記電極と前記第2の導体部との間の距離が、前記第1の導体部と前記第2の導体部との間の距離より短く、
    前記第2の導体部は、前記電極に対向する第1の領域と前記第1の領域の周囲に設けられた第2の領域とを有しており、
    前記所定の平面と前記第1の領域との距離は、前記所定の平面と前記第2の領域との距離より小さい、
    導波管。
  4. 前記電極及び補助電極は、円形の平面形状を有している、請求項2又は3に記載の導波管。
  5. 前記電極は、前記開口から前記第2の導体部へ延びる領域内に存在している、請求項1〜4の何れか一項記載の導波管。
  6. 請求項1〜5の何れか一項記載の導波管と、
    前記導波管と接続された配線基板と、
    を備え、
    前記配線基板は、
    第1の主面と、
    第1の主面に対向する第2の主面と、
    前記第1の主面に設けられた伝送線路と、
    前記伝送線路の周縁に沿って開口するように前記第1の主面に設けられた第3の導体部と、
    前記第3の導体部に電気的に接続された一端と、前記第2の主面に沿って設けられた他端とを有する第1のビア電極と、
    前記伝送線路に電気的に接続された一端と、前記第2の主面に沿って設けられた他端とを有する第2のビア電極と、
    を含み、
    前記第1のビア電極の他端が、前記第1の導体部に電気的に接続されており、
    前記第2のビア電極の他端が、前記導波管の前記電極に電気的に接続されている、
    導波管の入力又は出力の構造。
JP2005095042A 2005-03-29 2005-03-29 導波管、及び導波管の入力又は出力の構造。 Expired - Fee Related JP4492410B2 (ja)

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