JP2006279306A - 導波管ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 バランス入力又はバランス出力の構造を有する導波管ユニットを提供する。
【解決手段】 本発明の一実施の形態に係る導波管ユニットは、導波管、第1の電極、第2の電極、第1の電極に接続された第1の伝送線路、及び第2の電極に接続された第2の伝送線路を備えている。導波管は、第1の導体部と、第1の導体部に対向する第2の導体部と、第1の導体部と第2の導体部とを短絡する短絡部とを有する。短絡部から半波長領域における第1の導体部には、第1の開口が設けられており、当該半波長領域における第2の導体部には、第2の開口が設けられている。第1の電極は、第1の開口内又は第1の開口より導波管内部の領域においてH面に沿って設けられている。第2の電極は、第2の開口内又は第2の開口より導波管内部の領域において別のH面に沿って設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の一実施の形態に係る導波管ユニットは、導波管、第1の電極、第2の電極、第1の電極に接続された第1の伝送線路、及び第2の電極に接続された第2の伝送線路を備えている。導波管は、第1の導体部と、第1の導体部に対向する第2の導体部と、第1の導体部と第2の導体部とを短絡する短絡部とを有する。短絡部から半波長領域における第1の導体部には、第1の開口が設けられており、当該半波長領域における第2の導体部には、第2の開口が設けられている。第1の電極は、第1の開口内又は第1の開口より導波管内部の領域においてH面に沿って設けられている。第2の電極は、第2の開口内又は第2の開口より導波管内部の領域において別のH面に沿って設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、導波管ユニットに関するものである。
下記特許文献1には、導波管ユニットにおける出力構造が開示されている。この導波管ユニットにおいては、導波管の一表面に開口が設けられており、この開口内に島状電極が設けられている。この島状電極には、伝送線路が接続されている。かかる導波管ユニットの出力構造は、アンバランス出力になっている。
特開平11−220306号公報
ところで、上述した構造の出力をバランス入力の高周波回路に接続するためには、アンバランス出力をバランス出力に変換するための変換器が必要となる。したがって、回路規模が大きくなる。
そこで、本発明は、バランス入力又はバランス出力の構造を有する導波管ユニットを提供することを目的としている。
本発明に係る第1の導波管ユニットは、導波管、第1の電極、第2の電極、第1の伝送線路、及び第2の伝送線路を備えている。導波管は、第1の導体部と、第2の導体部と、短絡部とを有している。第1の導体部は、所定の平面に沿って設けられている。第2の導体部は、第1の導体部に対向している。短絡部は、第1の導体部及び第2の導体部に交差する方向に延びており第1の導体部と第2の導体部とを短絡している。この導波管には、第1の開口及び第2の開口が設けられている。第1の開口は、半波長領域において第1の導体部に設けられている。この半波長領域は、短絡部に一端を有し、該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。第2の開口は、半波長領域において第2の導体部に設けられている。第1の電極は、第1の開口内又は第1の開口より導波管内部の領域においてH面に沿って設けられている。第2の電極は、第2の開口内又は第2の開口より導波管内部の領域において別のH面に沿って設けられている。第1の伝送線路は、第1の電極に電気的に接続されており、第2の伝送線路は、第2の電極に電気的に接続されている。
第1の導波管ユニットでは、第1の電極及び第2の電極は、第1の導体部及び第2の導体部と電気的に絶縁されている。第1の電極及び第2の電極は、導波管内のTE10モードの電磁波が第1の電極及び第2の電極に実質的に等しく電界結合されるように構成されていることが好ましい。
第1の導波管ユニットによれば、第1の電極及び第2の電極が、上記半波長領域における異なるH面に設けられている。ここで、導波管の内部におけるTE10モードの電界の向きは、異なる二つのH面にそれぞれ設けられた導体に対して、180度異なる。したがって、第1の伝送線路及び第2の伝送線路に位相が180度異なる信号の入力又は出力が可能になる。また、第1の電極及び第2の電極に同方向の電界が結合するTM11モードの電磁波が伝送しだす周波数(遮断周波数)は、TE10モードの電磁波の周波数に対して非常に高い。したがって、第1の導波管ユニットによれば、広帯域のバランス入力又はバランス出力が提供される。
本発明に係る第2の導波管ユニットは、第1の電極の中心及び第2の電極の中心が、半波長領域における中心軸線上に設けられている上記第1の導波管ユニットである。なお、この中心軸線は、第1の導体部から第2の導体部へ向かう方向と同方向に延びている。
導波管の半波長領域においては、上記中心軸線上の電界の強度が最も大きい。したがって、この第2の導波管ユニットによれば、第1の電極及び第2の電極に強度の大きい電界が結合される。
本発明に係る第3の導波管ユニットは、第1の電極及び前記第2の電極が導波管の内部に設けられている上記第1の導波管ユニット又は上記第2の導波管ユニットである。第3の導波管ユニットによれば、コンデンサ容量が増加されるので、第1の電極及び第2の電極における電界の結合を強めることができる。
本発明に係る第4の導波管ユニットは、第1の開口内に設けられた第1の補助電極と、第2の開口内に設けられた第2の補助電極と、第1の電極の周縁部と第1の補助電極の周縁部とを電気的に接続する第1の接続部と、第2の電極の周縁部と第2の補助電極の周縁部とを電気的に接続する第2の接続部と、を更に備える上記第3の導波管ユニットである。この第4の導波管ユニットにおいては、第1の伝送線路は第1の補助電極を介して第1の電極に電気的に接続されており、第2の伝送線路は第2の補助電極を介して第2の電極に電気的に接続されている。
第4の導波管ユニットによれば、導波管外部の第1の伝送線路と導波管内部の第1の電極、導波管外部の第2の伝送線路と導波管内部の第2の電極を、少ない導体損失で、電気的に接続することが可能となる。
本発明に係る第5の導波管ユニットは、第1の接続部が複数の第1の柱状電極を有し、第2の接続部が複数の第2の柱状電極を有する上記第4の導波管ユニットである。この第5の導波管ユニットにおいて、第1の柱状電極は、第1の電極と第1の補助電極とに交差する方向に延びており該第1の電極と該第1の補助電極とを電気的に接続している。第2の柱状電極は、第2の電極と第2の補助電極とに交差する方向に延びており該第2の電極と該第2の補助電極とを電気的に接続している。第1の柱状電極それぞれの径をd1、隣り合う第1の柱状電極の側面間の距離をg1とした場合に、d1≧g1となっており、第2の柱状電極それぞれの径をd2、隣り合う第2の柱状電極の側面間の距離をg2とした場合に、d2≧g2となっている。
この第5の導波管ユニットによれば、複数の第1の柱状電極によって構成される第1の接続部、及び複数の第2の柱状電極によって構成される第2の接続部のそれぞれを、実質的に導体壁とみなせることができる。したがって、導波管外部の第1の伝送線路と導波管内部の第1の電極、導波管外部の第2の伝送線路と導波管内部の第2の電極を、少ない導体損失で、電気的に接続することが可能となる。
本発明に係る第6の導波管ユニットは、導波管と、第1の電極と、第2の電極と、第1の伝送線路と、第2の伝送線路とを備える。導波管は、第1の導体部と、第2の導体部と、短絡部を有する。第1の導体部は、所定の平面に沿って設けられている。第2の導体部は、第1の導体部に対向している。短絡部は、第1の導体部及び第2の導体部に交差する方向に延びており第1の導体部と第2の導体部とを短絡している。この導波管には、第1の開口及び第2の開口が設けられている。第1の開口は、第1の半波長領域における第1の導体部に設けられている。第1の半波長領域は、短絡部に一端を有し該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。第2の開口は、第2の半波長領域における第1の導体部に設けられている。第2の半波長領域は、第1の半波長領域の他端に一端を有し該一端から上記半波長の長さを有する領域である。第1の電極は、第1の開口内又は第1の開口より導波管内部の領域においてH面に沿って設けられている。第2の電極は、第2の開口内又は第2の開口より導波管内部の領域においてH面に沿って設けられている。第1の伝送線路は、第1の電極に電気的に接続されている。第2の電極は、第2の伝送線路に電気的に接続されている。
第6の導波管ユニットでは、第1の電極及び第2の電極が、第1の導体部及び第2の導体部と電気的に絶縁されている。第1の電極及び第2の電極は、導波管内のTE10モードの電磁波が第1の電極及び第2の電極に実質的に等しく電界結合されるように構成されていることが好ましい。
第6の導波管ユニットによれば、第1の半波長領域に設けられた第1の電極に対するTE10モードの電界の向きと、第2の半波長領域に設けられた第2の電極に対するTE10モードの電界の向きは、180度反転している。したがって、第1の伝送線路及び第2の伝送線路に位相が180度異なる信号の入力及び出力が可能になる。
本発明によれば、バランス入力又はバランス出力の構造を有する導波管ユニットが提供される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る導波管ユニットを示す分解斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る導波管ユニットを示す断面図である。図1及び図2に示す導波管ユニット10は、導波管12、第1の配線基板14、第2の配線基板16、及び第3の配線基板18を備えている。
導波管12は、第1の導体部12a及び第2の導体部12bを有している。第1の導体部12a及び第2の導体部12bは、導体材料から構成されている。
本実施の形態の導波管12は、略直方体形状の誘電体12cを有している。誘電体12cは、例えばセラミックによって構成されている。第1の導体部12aは、誘電体12cの一方の主面上に設けられている。即ち、第1の導体部12aは、所定の平面に沿って設けられている。第2の導体部12bは、誘電体12cの他方の主面上に設けられている。したがって、第2の導体部12bは、第1の導体部12aに対向している。
誘電体12cには、電磁波の進行方向(図1に示すX方向)に延びる一対の縁部に沿って複数のビアホールが設けられており、当該複数のビアホールの内部に導体材料が埋め込まれることによってビア電極12dが形成されている。また、誘電体12cには、上記進行方向の一端における縁部に沿って複数のビアホールが設けられており、当該ビアホールの内部に導体材料が埋め込まれることによって複数のビア電極12eが形成されている。さらに、誘電体12cには、上記進行方向の他端における縁部に沿って複数のビアホールが設けられており、当該ビアホールの内部に導体材料が埋め込まれることによって複数のビア電極12fが形成されている。
これらのビア電極12d、12e、及び12fは、第1の導体部12aと第2の導体部12bとを短絡している。ここで、ビア電極12d、12e、及び12fそれぞれの径をdとし、隣接するビア電極の周面間の距離をgとした場合に、d≧gとなっている。これによって、ビア電極12d、12e、及び12fが、実質的に導体面として機能し、導波管12の外部への電磁波の漏れ出しを防止している。
導波管12は、半波長領域12g及び半波長領域12hを有している。半波長領域12gは、複数のビア電極12eによって構成される短絡部に一端を有し、当該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。半波長領域12hは、複数のビア電極12fによって構成される短絡部に一端を有し、当該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。
半波長領域12hには、第1の開口12i、及び第2の開口12jが設けられている。第1の開口12iは、半波長領域12hにおける第1の導体部12aの一部が矩形状に除かれることによって形成されており、第2の開口12jは、半波長領域12hにおける第2の導体部12bの一部が矩形状に除かれることによって形成されている。
第1の開口12i内には、第1の電極12kが設けられている。本実施の形態では、第1の電極12kは、矩形の平面形状を有しており、誘電体12cの一方の主面上に設けられている。したがって、第1の電極12kは、導波管12におけるH面に沿って設けられている。
第2の開口12j内には、第2の電極12mが設けられている。本実施の形態では、第2の電極12mは、矩形の平面形状を有しており、誘電体12cの他方の主面上に設けられている。したがって、第2の電極12mは、導波管12における別のH面に沿って設けられている。
導波管12においては、第1の電極12kの中心及び第2の電極12mの中心が、半波長領域12hにおける中心軸線Y上に設けられている。また、第1の電極12kの面積と第2の電極12mの面積とは、同一になっている。
半波長領域12gには、第3の開口12nが設けられている。第3の開口12nは、半波長領域12gにおける第1の導体部12aの一部が、矩形状に除かれることによって形成されている。
第3の開口12n内には、第3の電極12oが設けられている。本実施の形態では、電極12oは、矩形の平面形状を有しており、誘電体12cの一方の主面上に設けられている。なお、第3の開口12nは、半波長領域12gにおける第2の導体部12bの一部を除くことによって設けられていてもよい。この場合には、第3の電極12oは、誘電体12cの他方の主面に設けられる。
導波管12には、複数のビア電極12pと、複数のビア電極12qが設けられている。ビア電極12pは、半波長領域12hと12gとの境界近傍の領域であって半波長領域12h側の領域において、導波管12の幅方向に配列されている。ビア電極12qは、上記境界近傍の領域であって半波長領域12g側の領域において、導波管12の幅方向に配列されている。これらビア電極12p及び12qは、入力側と出力側の結合の度合いを設定するための結合窓を構成している。
第1の配線基板14は、基板部14a、電極層14b、第1の伝送線路14c、及びビア電極14dを有している。基板部14aは、多層の誘電体からなり、その一方の主面に電極層14bが設けられている。基板部14aの中間層には、第1の伝送線路14cが設けられている。この第1の伝送線路14cには、ビア電極14dの一端が電気的に接続されている。このビア電極14dの他端は、基板部14aの他方の主面まで延びており、第1の電極12kに電気的に接続されている。
同様に、第2の配線基板16は、基板部16a、電極層16b、第2の伝送線路16c、及びビア電極16dを有している。基板部16aは、多層の誘電体からなり、その一方の主面に電極層16bが設けられている。基板部16aの中間層には、第2の伝送線路16cが設けられている。この第2の伝送線路16cには、ビア電極16dの一端が電気的に接続されている。このビア電極16dの他端は、基板部16aの他方の主面まで延びており、第2の電極12mに電気的に接続されている。
また、同様に、第3の配線基板18は、基板部18a、電極層18b、第3の伝送線路18c、及びビア電極18dを有する。基板部18aは、多層の誘電体からなり、その一方の主面に電極層18bが設けられている。基板部18aの中間層には、第3の伝送線路18cが設けられている。この第3の伝送線路18cには、ビア電極18dの一端が接続されている。このビア電極18dの他端は、基板部18aの他方の主面まで延びており、第3の電極12oに電気的に接続されている。
以下、本実施の形態の導波管ユニット10の作用・効果について説明する。導波管12の内部におけるTE10モードの電界の向きは、短絡部から半波長領域における異なる二つのH面にそれぞれ設けられた導体に対して、180度異なる。本実施の形態の導波管ユニット10では、半波長領域12hにおける異なる二つのH面に第1の電極12k及び第2の電極12mがそれぞれ設けられている。したがって、第1の電極12kに電気的に接続された第1の伝送線路14cと、第2の電極12mに電気的に接続された第2の伝送線路16cに、互いの位相が180度異なる信号の入出力が可能となる。
また、第1の電極12k及び第2の電極12mは、半波長領域12hにおける中心軸線Y上に設けられている。したがって、第1の電極12k及び第2の電極12mには、半波長領域12hにおいて最も強度の大きい電界が結合される。
さらに、第1の電極12kの面積及び第2の電極12mの面積は実質的に同一であるので、導波管内のTE10モードの電磁波が第1の電極12k及び第2の電極12mに実質的に等しく結合される。その結果、第3の第1の電極12kにおけるパワーと第2の電極12mにおけるパワーとを実質的に同一にすることが可能である。
したがって、第1の伝送線路14c及び第2の伝送線路16cに位相が180度異なる同パワーの信号の入力及び出力が可能になる。故に、第1の電極12k及び第2の電極12mを出力に用いることによってバランス出力を構成することが可能になる。また、第1の電極12k及び第2の電極12mを入力に用いることによってバランス入力を構成することが可能となる。ここで、第1の電極12k及び第2の電極12mに結合する電界の向きが同一になるTM11モードの電磁波が伝送しだす周波数(遮断周波数)は、TE10モードの電磁波の周波数に対して高い。この遮断周波数は、導波管の厚みが薄くなるにつれて高くなる。したがって、本導波管ユニットによれば、広帯域のバランス入力又はバランス出力が提供される。
なお、本実施の形態においては、第1の電極12kが、誘電体12cの一方の主面上、且つ第1の開口12i内に設けられており、第2の電極12mが、誘電体12cの他方の主面上、且つ第2の開口12j内に設けられている。しかしながら、第1の電極12k及び第2の電極12mが、導波管12の内部、即ち誘電体12cの内部に設けられていてもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る導波管ユニットの他の例を一部破断して示す拡大斜視図である。図3に示す導波管ユニット10Bにおいては、第1の電極12k及び第2の電極12mが、導波管12の内部に設けられている。即ち、第1の開口12iと対向する導波管12内部のH面に沿って第1の電極12kが設けられており、第2の開口12jと対向する導波管12内部の別のH面に沿って、第2の電極12mが設けられている。
具体的に、導波管ユニット10Bでは、誘電体12cの一方の主面と対向するよう、誘電体12cの内層上に第1の電極12kが設けられており、誘電体12cの他方の主面と対向するよう、誘電体12cの別の内層上に第2の電極12mが設けられている。このように、導波管12の内部の異なるH面に第1の電極12k及び第2の電極12mを設けることによって、コンデンサ容量を増加することができる。その結果、第1の電極12kに対する電界の結合、及び第2の電極12mに対する電界の結合を強めることができる。
また、導波管ユニット10Bでは、第1の開口12i内の誘電体12cの一方の主面上に、第1の補助電極12rが設けられており、第2の開口12j内の誘電体12cの他方の主面上に、第2の補助電極12sが設けられている。更に、第1の電極12kの周縁部と第1の補助電極12rの周縁部とが、第1の接続部によって電気的に接続されており、第2の電極12mの周縁部と第2の補助電極12sの周縁部とが、第2の接続部によって電気的に接続されている。この導波管ユニット10Bでは、第1の接続部が、複数のビア電極(第1の柱状電極)12tによって構成されており、第2の接続部が、複数のビア電極(第2の柱状電極)12uによって構成されている。
ここで、ビア電極12tそれぞれの径をd1とし、隣り合うビア電極12tの側面間の距離をg1とした場合に、d1≧g1となっている。また、ビア電極12uそれぞれの径をd2とし、隣り合うビア電極12uの側面間の距離をg2とした場合に、d2≧g2となっている。これによって、第1の接続部及び第2の接続部が実質的に導体壁と機能する。
また、導波管ユニット10Bでは、第1の補助電極12rを介して第1の伝送線路14cが第1の電極12kと電気的に接続され、第2の補助電極12sを介して第2の伝送線路16cが第2の電極12mに電気的に接続される。
かかる導波管ユニット10Bによれば、導波管12の内部に設けられた第1の電極12kと導波管12の外部の第1の伝送線路14cとが、少ない導体損失で電気的に接続される。また、導波管12の内部に設けられた第2の電極12mと導波管12の外部の第2の伝送線路16cとが、少ない導体損失で電気的に接続される。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る導波管ユニットを示す分解斜視図である。図5は、本発明の第2の実施の形態に係る導波管ユニットを示す断面図である。図4及び図5に示す導波管ユニット10Cは、導波管20、第1の同軸ケーブル22、第2の同軸ケーブル24、及び第3の同軸ケーブル26を備えている。
導波管20は、断面矩形の筒状導体であり、第1の導体部20aと、第1の導体部20bに対向する第2の導体部20bと、第1の導体部20aと第2の導体部20bとを電気的に接続する側壁部20cとを有している。導波管20の一端には、導体壁によって構成された短絡部20eが設けられており、導波管20の他端には、導体壁によって構成された短絡部20fが設けられている。
この導波管20は、半波長領域20gと半波長領域20hとを有している。半波長領域20gは、短絡部20eに一端を有し、当該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。半波長領域20hは、短絡部20fに一端を有し、当該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。
半波長領域20hにおける第1の導体部20aには、矩形の第1の開口20iが設けられている。半波長領域20hにおける第2の導体部20bには、矩形の第2の開口20jが設けられている。
半波長領域20gにおける第1の導体部20aには、第3の開口20nが設けられている。なお、第3の開口20nは、半波長領域20gの第2の導体部20bに設けられていてもよい。
導波管20には、複数の柱状電極20pと、複数の柱状電極20qが設けられている。柱状電極20pは、半波長領域20hと20gとの境界近傍の領域であって半波長領域20h側の領域において、導波管12の幅方向に配列されている。柱状電極12qは、上記境界近傍の領域であって半波長領域12g側の領域において、導波管12の幅方向に配列されている。これら柱状電極12p及び12qは、入力側と出力側の結合の度合いを設定するための結合窓を構成している。
同軸ケーブル22は、第1の信号線路22cとしての中心導体を有している。この第1の信号線路22cの先端には、第1の電極28aが取り付けられている。第1の信号線路22cと第1の電極28aとは、電気的に接続されている。
同様に、同軸ケーブル24は、第2の信号線路24cとしての中心導体を有している。この第2の信号線路24cの先端には、第2の電極28bが取り付けられている。第2の信号線路24cと第2の電極28bとは、電気的に接続されている。
また、同様に、同軸ケーブル26は、第3の信号線路26cとしての中心導体を有している。この第3の信号線路26cの先端には、第3の電極28cが取り付けられている。第3の信号線路26cと第3の電極28cとは、電気的に接続されている。
なお、第1の電極28a、第2の電極28b、及び第3の電極28cは、例えば、樹脂製の柱状部材の表面を導体膜で覆うことによって構成される。
第1の電極28aの先端面28dは、第1の開口20i内、又は第1の開口20iより導波管の内部において、H面に沿って設けられている。第2の電極28aの先端面28eは、第2の開口20j内、又は第2の開口20jより導波管の内部において、別のH面に沿って設けられている。また、第1の電極28aの中心及び第2の電極28bの中心は、半波長領域20hの中心軸線Y上に設けられている。
また、第3の電極28cの先端面28fは、第3の開口20n内、又は第3の開口20nより導波管の内部においてH面に沿って設けられている。
かかる導波管ユニット10Cによっても、第1の実施の形態の導波管ユニット10及びその変形例の導波管ユニット10Bと同様に、バランス入力又はバランス出力の構造が提供される。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る導波管ユニットを示す断面図である。図6に示す導波管ユニット10Dは、導波管32、第1の配線基板34、第2の配線基板36、及び第3の配線基板38を備えている。
導波管32は、1の導体部32a、第2の導体部32b、及び誘電体32cを有している。第1の導体部32a及び第2の導体部32bは、導体材料から構成されている。第1の導体部32aは、誘電体32cの一方の主面上に設けられており、第2の導体部32bは、誘電体32cの他方の主面上に設けられている。
この導波管32の周縁部には、複数のビア電極32dが設けられており、当該ビア電極32dによって、第1の導体部32aと第2の導体部32bが短絡されている。
導波管32は、第1の領域32x及び第2の領域32yを有している。第1の領域32xは、第1の半波長領域32hと第2の半波長領域32gとを有している。第1の半波長領域32hは、短絡部32fに一端を有する領域であって、当該一端から管内波長の半波長の長さを有する領域である。なお、短絡部32fは、第1の領域32xの一端における縁部に沿って設けられた複数のビア電極32dによって構成されている。第2の半波長領域32gは、第1の半波長領域32hの他端に一端を有する領域であって、当該一端から上記半波長の長さを有する領域である。
上記の第2の領域32yは、第2の半波長領域32gと隣接している。本実施の形態では、第1の半波長領域32hから第2の半波長領域32gへ向かう方向に交差する方向において、第2の領域32yと第2の半波長領域32gが隣接している。この第2の領域32yと第2の半波長領域32gとの境界には、結合窓を構成する複数のビア電極32pが配列されている。
第1の半波長領域32hにおける第1の導体部32aには、第1の開口32iが設けられている。この第1の開口32i内の誘電体32cの一方の主面上には、第1の電極32kが設けられている。また、第2の半波長領域32gにおける第1の導体部32aには、第2の開口32jが設けられている。この第2の開口32j内の誘電体32cの一方の主面上には、第2の電極32mが設けられている。なお、本実施の形態においては、第1の開口32i、第2の開口32j、第1の電極32k、及び第2の電極32mは、矩形の平面形状を有している。また、第1の電極32k、及び第2の電極32mは、実質的に同一の面積を有している。さらに、第1の電極32kの中心は、第1の半波長領域32hにおける中心軸線上に設けられており、第2の電極32mの中心は第2の半波長領域32gにおける中心軸線上に設けられている。
第1の配線基板34は、基板部34a、電極層34b、第1の伝送線路34c、及びビア電極34dを有している。基板部34aは、多層の誘電体からなり、その一方の主面には、電極層34bが設けられている。基板部34aの中間層には、第1の伝送線路34cが設けられている。第1の伝送線路34cには、ビア電極34dの一端が接続されている。このビア電極34dの他端は、基板部34aの他方の主面まで延びており、第1の電極32kに電気的に接続されている。
同様に、第2の配線基板36は、基板部36a、電極層36b、第2の伝送線路36c、及びビア電極36dを有している。基板部36aは、多層の誘電体からなり、その一方の主面には、電極層36bが設けられている。基板部36aの中間層には、第2の伝送線路36cが設けられている。第2の伝送線路36cには、ビア電極36dの一端が接続されている。このビア電極36dの他端は、基板部36aの他方の主面まで延びており、第2の電極32mに電気的に接続されている。
また、同様に、第3の配線基板38は、基板部38a、電極層38b、第3の伝送線路38c、及びビア電極38dを有する。基板部38aは、多層の誘電体からなり、その一方の主面に電極層38bが設けられている。基板部38aの中間層には、第3の伝送線路38cが設けられている。この第3の伝送線路38cには、ビア電極38dの一端が接続されている。このビア電極38dの他端は、基板部38aの他方の主面まで延びており、第3の電極32oに電気的に接続されている。
以下、本実施の形態の導波管ユニット10Dの作用・効果について説明する。導波管32においては、第1の半波長領域32hに第1の電極32kが設けられており、第2の半波長領域32gに第2の電極32mが設けられている。したがって、第1の電極32kに対するTE10モードの電界の向きと、第2の電極32mに対する当該電界の向きは180度異なる。
また、第1の電極32kは、その中心が第1の半波長領域32hの中心軸線上に位置するようにもうけられており、第2の電極32mは、その中心が第2の半波長領域32gの中心軸線上に位置するように設けられている。したがって、第1の電極32k及び第2の電極32mには、強度の大きい電界が結合される。
更に、第1の電極32kの面積と第2の電極32mにおける面積が実質的に同一であるので、導波管内のTE10モードの電磁波が第1の電極32k及び第2の電極32mに実質的に等しく結合される。その結果、第1の電極32kにおけるパワーと第2の電極32mにおけるパワーが略同一になる。
このように、導波管ユニット10Dによれば、第1の電極32k及び第2の電極32mを出力に用い、第3の電極32oを入力に用いる場合に、アンバランス入力とバランス出力とが実現される。また、第1の電極32k及び第2の電極32mを入力に用い、第3の電極32oを出力に用いる場合には、バランス入力とアンバランス出力とが実現される。
以上、本発明の第1の実施の形態、その変形例、第2の実施の形態、及び第3の実施の形態について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、第1の電極の面積及び第2の電極の面積は異なっていてもよく、第1の電極の中心及び第2の電極の中心は、対応の中心軸線上から変位していてもよい。ここで、本発明の導波管ユニットにおいては、第1の電極及び第2の電極が出力に用いられる場合に、入力伝送線路から第1の伝送線路へ出力される信号のパワーと、入力伝送線路から第2の伝送線路へ出力される信号のパワーが実質的に等しくなっていればよい。また、第1の電極及び第2の電極が入力に用いられる場合には、第1の伝送線路から出力伝送線路へ出力される信号のパワーと、第2の伝送線路から出力伝送線路へ出力される信号のパワーが実質的に等しくなっていればよい。これは、第1の電極及び第2の電極の中心軸線Yからの変位量、第1の電極の面積及び第2の電極の面積等の調整によって実現可能である。
また、第1〜第3の伝送線路には、TEMモードの信号を伝送可能なストリップ線路、同軸線路、マイクロストリップ線路等の種々の伝送線路を適用可能である。
また、以上の実施の形態は、バランス入力とアンバランス出力とを有する導波管ユニット、又はアンバランス入力とバランス出力を有する導波管ユニットの一方を実現するものであるが、本発明はバランス入力及びバランス出力を有する導波管ユニットにも適用可能である。具体的に、上述した第1の電極及び第2の電極に係わる構成を入力側と出力側の両者に設けることによって、バランス入力及びバランス出力を有する導波管ユニットが実現される。
10…導波管ユニット、導波管…12、12a…第1の導体部、12b…第2の導体部、12c…誘電体、12g…半波長領域、12i…第1の開口、12j…第2の開口、12n…第3の開口、12k…第1の電極、12m…第2の電極、12o…第3の電極、14…配線基板、14c…第1の伝送線路、16…配線基板、16c…第2の伝送線路。
Claims (6)
- 所定の平面に沿って設けられた第1の導体部と、該第1の導体部に対向する第2の導体部と、前記第1の導体部及び第2の導体部に交差する方向に延びており該第1の導体部及び該第2の導体部を短絡する短絡部とを有し、前記短絡部に一端を有し該一端から管内波長の半波長の長さを有する半波長領域において前記第1の導体部に第1の開口が設けられており、該半波長領域における前記第2の導体部に第2の開口が設けられている導波管と、
前記第1の開口内又は第1の開口より前記導波管内部の領域においてH面に沿って設けられた第1の電極と、
前記第2の開口内又は第2の開口より前記導波管内部の領域において別のH面に沿って設けられた第2の電極と、
前記第1の電極に電気的に接続された第1の伝送線路と、
前記第2の電極に電気的に接続された第2の伝送線路と、
を備える導波管ユニット。 - 前記第1の電極の中心及び前記第2の電極の中心が、前記半波長領域における中心軸線上に設けられている、請求項1記載の導波管ユニット。
- 前記第1の電極及び前記第2の電極は、前記導波管の内部に設けられている、請求項1又は2に記載の導波管ユニット。
- 前記第1の開口内に設けられた第1の補助電極と、
前記第2の開口内に設けられた第2の補助電極と、
前記第1の電極の周縁部と前記第1の補助電極の周縁部とを電気的に接続する第1の接続部と、
前記第2の電極の周縁部と前記第2の補助電極の周縁部とを電気的に接続する第2の接続部と、
を更に備え、
前記第1の伝送線路は前記第1の補助電極を介して前記第1の電極に電気的に接続されており、
前記第2の伝送線路は前記第2の補助電極を介して前記第2の電極に電気的に接続されている、
請求項3に記載の導波管ユニット。 - 前記第1の接続部は、複数の第1の柱状電極を有しており、該複数の第1の柱状電極は、前記第1の電極及び前記第1の補助電極に交差する方向に延びており、且つ、該第1の電極と該第1の補助電極とを電気的に接続しており、
前記第2の接続部は、複数の第2の柱状電極を有しており、該複数の第2の柱状電極は、前記第2の電極及び前記第2の補助電極に交差する方向に延びており、且つ、該第2の電極と該第2の補助電極とを電気的に接続しており、
前記第1の柱状電極それぞれの径をd1、隣り合う第1の柱状電極の側面間の距離をg1とした場合に、d1≧g1となっており、
前記第2の柱状電極それぞれの径をd2、隣り合う第2の柱状電極の側面間の距離をg2とした場合に、d2≧g2となっている、
請求項4に記載の導波管ユニット。 - 所定の平面に沿って設けられた第1の導体部と、該第1の導体部に対向する第2の導体部と、前記第1の導体部及び第2の導体部に交差する方向に延びており該第1の導体部と該第2の導体部とを短絡する短絡部とを有し、前記短絡部に一端を有し該一端から管内波長の半波長の長さを有する第1の半波長領域における前記第1の導体部に第1の開口が設けられており、前記第1の半波長領域の他端に一端を有し該一端から前記半波長の長さを有する第2の半波長領域における前記第1の導体部に第2の開口が設けられている導波管と、
前記第1の開口内又は第1の開口より前記導波管内部の領域においてH面に沿って設けられた第1の電極と、
前記第2の開口内又は第2の開口より前記導波管内部の領域においてH面に沿って設けられた第2の電極と、
前記第1の電極に電気的に接続された第1の伝送線路と、
前記第2の電極に電気的に接続された第2の伝送線路と、
を備える導波管ユニット。
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JP2005092773A JP2006279306A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 導波管ユニット |
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Cited By (1)
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- 2005-03-28 JP JP2005092773A patent/JP2006279306A/ja active Pending
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