JP4491858B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属材料を埋め込むことによってゲート電極を形成する半導体装置に係り、詳しくは複数種のMOSトランジスタのゲート電極に対して仕事関数の異なる金属材料を埋め込むことにより、各MOSトランジスタ間のしきい値の制御を容易にした、半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
MOS(Metal Oxide Semiconductor )型電界効果トランジスタ(以下、MOSFET)等を備えた半導体装置では、いわゆる半導体製造におけるスケーリングの法則にしたがい、素子サイズ等が微細化され続けている。ところが、このような素子サイズの微細化、縮小に伴い、短チャネル効果によるサブスレッショルド領域特性の劣化や、寄生抵抗および寄生容量効果の増大による素子の遅延時間の影響、消費電力の増大等の問題が顕在化している。
【0003】
また、微細化に伴う問題の一つとして、シリコン酸化膜をゲート絶縁膜として用いることの限界が挙げられている。すなわち、ゲート絶縁膜の薄膜化は素子の性能を上げる一つの重要な技術となっているものの、例えば、3nm以下の膜厚のシリコン酸化膜でゲート絶縁膜を形成した場合、ダイレクトトンネル電流によるトランジスタのリーク電流が生じ、実用性が損なわれてしまう。
【0004】
このような不都合を回避するための対策の一つとして、ゲート絶縁膜をシリコン酸化膜に比べ誘電率の高い材料、すなわちTa2 5 やSiN等の高誘電率材料によって形成し、実効酸化膜厚を低減させつつ、ゲートリーク電流を低減させる方法が提案されている。
【0005】
ところが、このような高誘電率材料からなる高誘電体膜をゲート絶縁膜として用いた場合、例えばソース及びドレインをイオン注入した後のRTA(1000℃、10秒)のような半導体基板を高温加熱する高温熱プロセスを経ると、前記高誘電体膜がシリコンあるいはシリコン酸化膜と反応してしまい、これにより該高誘電体膜が劣化し、ゲートリークおよび酸化膜信頼性等について問題を生じてしまう。
【0006】
また、微細化に伴う問題の他の一つとして、ゲート電極の抵抗成分に起因する素子の遅延時間の増大が挙げられる。すなわち、従来ではタングステンシリサイドやチタンシリサイド、コバルトシリサイド等の高融点金属とシリコンとの化合物によってゲートの抵抗を低減しているものの、0.13μm世代以降のデバイスではゲートのシート抵抗として5Ω/□以下が要求されていることから、ゲート電極の一部または全部に金属膜を用いることが必要となっている。
【0007】
ゲート電極の全てに金属を用いる場合、通常はゲート電極用の金属を成膜し、続いてこれをパターニングしてゲート電極を形成するが、金属膜のパターニング(加工)をRIE(反応性イオンエッチング)によって行おうとすると、この金属膜と下地となるゲート絶縁膜との間で十分に高い選択比をとることが難しく、良好な状態にゲート電極を加工するのが困難である。
【0008】
また、MOSFETにおけるソース及びドレイン領域においては、ゲートをマスクとしてセルフアラインでイオン注入を行い、その後、活性化のための高温の熱プロセスを行うが、このような高温熱プロセスを行うとゲート電極を構成する金属とゲート絶縁膜とが反応し、ゲート絶縁膜の信頼性が劣化してしまう。
【0009】
近年、素子サイズの微細化を進めるうえで、前記した微細化に伴う問題を解決するため、埋め込みゲート電極が提案されている。
埋め込みゲート電極を形成するには、まず、半導体基板上のゲート電極形成予定領域にダミーのゲートパターン(以下、ダミーゲートパターンと称する)を形成し、このダミーゲートパターンをマスクにして半導体基板の不純物活性領域をセルフアラインで形成する。次いで、層間絶縁膜を形成し、続いて、ダミーゲートパターンを選択的に除去して形成された凹部の底部または底部にゲート絶縁膜を形成する。その後、前記凹部内にゲート電極材料を埋め込み、CMP法(化学的機械的研磨法)あるいはエッチバックを行うことにより、埋め込みゲート電極を形成する。
【0010】
したがって、このような埋め込みゲート電極作製のプロセスにあっては、ゲート電極作製用の金属膜の加工をRIEを用いることなく行うことから、良好な状態にゲート電極を加工することができ、またソース・ドレイン活性化のための高温熱プロセスを行った後に、新たにゲート絶縁膜および埋め込みゲート電極を作製することから、埋め込みゲート電極を構成する金属とゲート絶縁膜とが反応してゲート絶縁膜の信頼性が劣化するといった不都合も回避することができる。
【0011】
以下、図7〜図9を用いて、CMOSトランジスタの製造方法に従来の埋め込みゲート電極形成方法を適用した場合の一例を説明する。なお、本例においては、p型MOSトランジスタの製造プロセスとn型MOSトランジスタの製造プロセスとがほとんど同じであるため、図7〜図9においてはp型MOSトランジスタの製造プロセスを省略し、n型MOSトランジスタの製造プロセスのみを示す。
【0012】
まず、図7の(1)に示すように、n型またはp型のシリコン基板(図示略)上に、トレンチ法やLOCOS(Local Oxidation of Si )法などによってシリコン酸化膜からなる素子分離層1を形成し、活性領域とフィールド領域を区画する。
次に、シリコン基板上のn型MOSトランジスタとなる活性領域にp型半導体ウェル2を形成し、シリコン基板上のp型MOSトランジスタとなる活性領域にn型半導体ウェル(図示略)を形成する。
【0013】
次いで、図7の(2)に示すように、エッチングによる下地保護のためシリコン基板表面にシリコン酸化膜3を形成する。続いて、ダミーゲートパターン電極形成用として、CVD法によりポリシリコンを厚さ200nm程度に堆積し、ポリシリコン膜4を形成する。
次いで、図7の(3)に示すように、ポリシリコン膜4上にフォトリソグラフィと現像処理とによってフォトレジストパターン5を形成し、続いて、このレジストパターン5をマスクにしてポリシリコン膜4をRIE(Reactivi Ion Etching)によって異方性エッチングし、図7の(4)に示すように、ダミーゲートパターン6を形成する。
【0014】
次いで、図7の(5)に示すように、イオン注入法によって低濃度不純物を拡散領域に注入し、LDD構造における低濃度拡散領域7を形成する。例えば、n型MOSトタンジスタの領域には、打ち込みエネルギー10keV、ドーズ量8×1014個/cm2 とする条件でヒ素をイオン注入して低濃度拡散領域7を形成し、また、p型MOSトランジスタ領域には、打ち込みエネルギー10keV、ドーズ量4×1014個/cm2 とする条件で2フッ化ホウ素(BF2 + )をイオン注入して低濃度拡散領域(図示略)を形成する。
【0015】
次いで、図8の(6)に示すように、RTAを例えば950℃で10秒間行い、前記低濃度拡散領域7における不純物を拡散させる。このようなRTAによると、不純物は当然横方向にも拡散するため、RTA後の低濃度拡散領域7はその一部がダミーゲートパターン6の直下にまで延び出た状態となる。
【0016】
次いで、CVD法によってシリコン基板上にSiNまたはSiO2 を堆積成膜し、続いてこの膜をエッチバックすることにより、図8の(7)に示すように、ソース・ドレイン形成用のマスクとなるゲートサイドウォール8を形成する。
次いで、図8の(8)に示すように、イオン注入法によって高濃度不純物を拡散領域に注入し、トランジスタのソース・ドレイン領域となる高濃度不純物領域9を形成する。例えば、n型MOSトランジスタの領域には、打ち込みエネルギー50keV、ドーズ量3×1015個/cm2 の条件でヒ素をイオン注入して高濃度不純物領域9を形成し、また、p型MOSトランジスタ領域には、打ち込みエネルギー20keV、ドーズ量3×1015個/cm2 の条件で二フッ化ホウ素をイオン注入して高濃度不純物領域(図示略)を形成する。
【0017】
次いで、図8の(9)に示すように、RTAを例えば1000℃で10秒間行い、前記高濃度拡散領域9における不純物を活性化させる。
次いで、図8の(10)に示すように、ダミーゲートパターン6およびサイドウォール8を覆って層間絶縁膜10を形成する。ここで、前記サイドウォール8としてSiNを用いた場合、この層間絶縁膜10としてSiO2 を用いれば、サイドウォール8はソース・ドレインを形成するためのマスクとなるだけでなく、活性領域のコンタクトホール、すなわちソース・ドレイン領域と上部メタル配線とを接続するためのコンタクトホールを形成する際のエッチング停止層となり、コンタクトホール内に埋め込まれる導電材料とゲート電極の側壁との接触を防止するものとなる。
【0018】
次いで、CMP法によって層間絶縁膜10を研磨し、図9の(11)に示すようにダミーゲートパターン6の上面を露出させる。
次いで、RIEやウエットエッチングなどの、ダミーゲートパターン6と層間絶縁膜10との間で選択比のとれるエッチング法によってダミーゲートパターン6を選択的にエッチングし、ダミーゲートパターン6を除去する。続いて、ダミーゲートパターン6の下に位置したシリコン酸化膜3を除去し、これによって図9の(12)に示すようにダミーゲートパターン6の形成箇所に凹部11を形成する。
【0019】
次いで、例えばCVD法によってTa2 5 を堆積成膜し、図9の(13)に示すように前記凹部11の底面および側面を覆った状態で層間絶縁膜10上に絶縁膜12を形成する。なお、この絶縁膜12の形成に代えて、例えば熱酸化法により凹部11の底面、すなわちシリコン基板表面にSiO2 膜を形成してもよい。
【0020】
次いで、図9の(14)に示すように、CVD法やスパッタ法等によって前記絶縁膜12上にゲート電極材料を成膜し、ゲート電極膜13を形成する。このゲート電極材料としては、W、Al、Cu、WN、TiN、Ta等の金属あるいは金属窒化物、ポリシリコンが用いられる。
次いで、CMP法によって層間絶縁膜10上のゲート電極膜13および絶縁膜12を研磨し、図9の(15)に示すように前記凹部11内にのみゲート電極膜13および絶縁膜12を残すことにより、埋め込みゲート電極13aおよびゲート絶縁膜12aを形成する。
その後、層間絶縁膜(図示略)を積層し、さらに配線とトランジスタ部とを接続するコンタクトを開孔して通常の配線工程を終了し、半導体装置を得る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方法にあっては、例えばMOSFETにおけるnMOS領域とpMOS領域とに同一のゲート電極材料を用いるため、それぞれのMOSFETのしきい値電圧の制御を例えばシリコン基板に導入する不純物の濃度等によって行わなければならず、したがってnMOSとpMOSのしきい値電圧を共にしかも容易に調整するのが困難であった。
【0022】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、同一基板上に複数のMOSトランジスタを有し、これらMOSトランジスタのゲート電極を金属あるいは金属化合物からなる材料で形成した半導体装置において、それぞれのトランジスタに対してそのしきい値電圧を別々にしかも容易に調整した、半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明における請求項1記載の半導体装置の製造方法では、半導体基板上の、第1MOSトランジスタ形成領域および第2MOSトランジスタ形成領域のそれぞれのゲート形成予定領域にゲートパターンを形成する工程と、これらゲートパターンをマスクとして前記第1MOSトランジスタ形成領域および第2MOSトランジスタ形成領域のそれぞれに不純物を注入し、電気的活性領域を形成する工程と、電気的活性領域形成後、前記ゲートパターンの側壁部に絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程と、前記サイドウォール形成後、前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域の何れか一方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程と、次いで前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域のうちの残りの他方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程とを備え、前記第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料と、前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料とが互いに仕事関数の異なる材料によって形成され、前記第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電層材料と、前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電層材料とが同一材料で形成され、前記導電層材料が前記導電膜材料よりも低抵抗な材料で形成される。
【0030】
この半導体装置の製造方法によれば、サイドウォール形成後、前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域の何れか一方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程と、次いで前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域のうちの残りの他方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程とを備え、第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料と、前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料とが互いに仕事関数の異なるものとするので、しきい値電圧の制御を従来のごとく基板に導入する不純物の濃度のみで行うことなく、ゲート電極の材料によって容易に調整可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
図1〜図5は、本発明における請求項5記載の半導体装置の製造方法を、埋め込みゲート電極を有したCMOSトランジスタの製造方法に適用した場合の、一実施形態例を示す図である。
【0032】
本例では、まず、図1の(1)に示すように、n型またはp型のシリコン基板(図示略)上に、トレンチ法やLOCOS法などによってシリコン酸化膜からなる素子分離層20を形成し、活性領域とフィールド領域を区画する。
次に、シリコン基板上のn型MOSトランジスタとなる活性領域(以下、nMOS形成領域と称する)にp型半導体ウェル21を形成し、シリコン基板上のp型MOSトランジスタとなる活性領域(以下、pMOS形成領域と称する)にn型半導体ウェル22を形成する。
【0033】
次いで、図1の(2)に示すように、エッチングによる下地保護のためシリコン基板表面にシリコン酸化膜23を形成する。続いて、ダミーゲートパターン電極形成用として、CVD法によりポリシリコンを厚さ200nm程度に堆積し、ポリシリコン膜24を形成する。
【0034】
次いで、図1の(3)に示すように、ポリシリコン膜24上にフォトリソグラフィと現像処理とによってフォトレジストパターン25を形成し、続いて、このレジストパターン25をマスクにしてポリシリコン膜4をRIE法によって異方性エッチングし、図1の(4)に示すように、nMOS形成領域に本発明においてゲートパターンとなるダミーゲートパターン26nを形成し、さらに同様にしてpMOS形成領域にダミーゲートパターン26pを形成する。
【0035】
次いで、図2の(5)に示すようにフォトリソグラフィと現像処理とによってダミーゲートパターン26pおよびpMOS形成領域を覆った状態にフォトレジスト膜27を形成し、続いて、イオン注入法によって低濃度不純物をnMOS形成領域における拡散領域に注入し、LDD構造における低濃度拡散領域28を形成する。例えば、打ち込みエネルギー10keV、ドーズ量8×1014個/cm2 とする条件でヒ素をイオン注入して、このnMOS形成領域における低濃度拡散領域28を形成する。
この後、フォレジスト膜27を除去する。
【0036】
次いで、図2の(6)に示すようにフォトリソグラフィと現像処理とによってダミーゲートパターン26nおよびnMOS形成領域を覆った状態にフォトレジスト膜29を形成し、続いて、イオン注入法によって低濃度不純物をpMOS形成領域における拡散領域に注入し、LDD構造における低濃度拡散領域30を形成する。例えば、打ち込みエネルギー10keV、ドーズ量4×1014個/cm2 とする条件で2フッ化ホウ素(BF2 + )をイオン注入して、このpMOS形成領域における低濃度拡散領域30を形成する。
この後、フォレジスト膜29を除去する。
【0037】
次いで、CVD法によってシリコン基板上にSiNまたはSiO2 を堆積成膜し、続いてこの膜をエッチバックすることにより、図2の(7)に示すようにダミーゲートパターン26n、26pのそれぞれの側壁に、ソース・ドレイン形成用のマスクとなるサイドウォール31を形成する。
【0038】
次いで、図2の(8)に示すようにフォトリソグラフィと現像処理とによってダミーゲートパターン26pとそのサイドウォール31およびpMOS形成領域を覆った状態にフォトレジスト膜32を形成し、続いて、イオン注入法によって高濃度不純物をnMOS形成領域における拡散領域に注入し、トランジスタの高濃度拡散領域33を形成する。例えば、打ち込みエネルギー50keV、ドーズ量3×1015個/cm2 とする条件でヒ素をイオン注入して、このnMOS形成領域における高濃度拡散領域33を形成する。
この後、フォレジスト膜32を除去する。
【0039】
次いで、図3の(9)に示すようにフォトリソグラフィと現像処理とによってダミーゲートパターン26nとそのサイドウォール31およびnMOS形成領域を覆った状態にフォトレジスト膜34を形成し、続いて、イオン注入法によって高濃度不純物をpMOS形成領域における拡散領域に注入し、トランジスタの高濃度拡散領域(図示略)を形成する。例えば、打ち込みエネルギー20keV、ドーズ量3×1015個/cm2 とする条件で2フッ化ホウ素(BF2 + )をイオン注入して、このpMOS形成領域における高濃度拡散領域を形成する。
この後、フォレジスト膜34を除去する。
次いで、RTA処理を例えば1000℃で10秒間行い、nMOS形成領域の高濃度拡散領域33、pMOS形成領域の高濃度拡散領域(図示略)における不純物を共に活性化させ、ソース・ドレイン領域35を形成する。
【0040】
次いで、図3の(10)に示すように、ダミーゲートパターン26n、26pとそのサイドウォール31を覆って層間絶縁膜36を形成する。ここで、前記サイドウォール31としてSiNを用いた場合、この層間絶縁膜36としてSiO2 を用いれば、サイドウォール31はソース・ドレインを形成するためのマスクとなるだけでなく、活性領域のコンタクトホール、すなわちソース・ドレイン領域と上部メタル配線とを接続するためのコンタクトホールを形成する際のエッチング停止層となり、コンタクトホール内に埋め込まれる導電材料とゲート電極の側壁との接触を防止するものとなる。
【0041】
次いで、CMP法によって層間絶縁膜36を研磨し、図3の(11)に示すようにダミーゲートパターン26n、26pの上面をそれぞれ露出させる。
次いで、図3の(12)に示すようにフォトリソグラフィと現像処理とによってダミーゲートパターン26pとそのサイドウォール31およびpMOS形成領域を覆った状態にフォトレジスト膜37を形成する。
【0042】
次いで、RIEやウエットエッチングなどの、ダミーゲートパターン26nと層間絶縁膜36との間で選択比のとれるエッチング法によってダミーゲートパターン26nを選択的にエッチングし、ダミーゲートパターン26nを除去する。続いて、このダミーゲートパターン26nの下のシリコン酸化膜23を除去し、これによってダミーゲートパターン26nの形成箇所に凹部38nを形成する。この後、フォレジスト膜37を除去する。
【0043】
次いで、例えばCVD法によってTa2 5 を堆積成膜し、図4の(13)に示すように前記凹部38nの底面および側面を覆った状態で層間絶縁膜36上に絶縁膜39を形成する。なお、この絶縁膜39の形成に代えて、例えば熱酸化法により凹部38nの底面、すなわちシリコン基板表面にSiO2 膜を形成してもよい。
【0044】
次いで、CVD法やスパッタ法等により、前記絶縁膜39上にゲート電極材料として導電膜材料を成膜し、図4の(14)に示すように導電膜40を形成する。この導電膜材料としては、後述するpMOS形成領域側の凹部内に成膜する導電膜材料に比べ、仕事関数の小さい材料が用いられる。具体的には、W、Al、Cu、WN、TiN、Ta、TaN等の金属あるいは金属窒化物が用いられ、本例ではTiNが用いられる。
【0045】
ここで、各金属の仕事関数(φ)は、W;4.5〔eV〕、Al;4.2〔eV〕、Cu;4.6〔eV〕、Ti;3.9〔eV〕、Ta;4.1〔eV〕である。なお、これら金属窒化物についての仕事関数(φ)は記載しないものの、これら窒化物間においては対応する金属と同様な関係、すなわち仕事関数(φ)が高い順にW>Ta>Tiであることから、これらの窒化物についてもその仕事関数がWN>TaN>TiNの順で高くなる。
このようにして形成した導電膜40は、この後形成する導電層と前記絶縁膜39との反応を防止するバリア膜としても機能するようになっている。
【0046】
次いで、CVD法やスパッタ法等により、前記凹部38n内を埋め込んだ状態で前記導電膜40上に導電層材料を成膜し、導電層41を形成する。導電層材料としては、前記導電膜材料と同様に、W、Al、Cu、WN、TiN、Ta、TaN等の金属あるいは金属窒化物が用いられるが、該導電層41と前記導電膜40とから得られるゲート電極を低抵抗化するため、より低抵抗で高融点の金属が好適とされ、本例ではWが用いられる。
【0047】
次いで、CMP法によって層間絶縁膜36上の導電層41、導電膜40および絶縁膜39を研磨し、図4の(15)に示すように前記凹部38n内にのみ導電層41、導電膜40および絶縁膜12を残すことにより、導電層41と導電膜40とからなる埋め込みゲート電極42およびゲート絶縁膜39aを形成する。
次いで、図4の(16)に示すようにフォトリソグラフィと現像処理とによってダミーゲートパターン26nとそのサイドウォール31およびnMOS形成領域を覆った状態にフォトレジスト膜43を形成する。
【0048】
次いで、RIEやウエットエッチングなどの、ダミーゲートパターン26pと層間絶縁膜36との間で選択比のとれるエッチング法によってダミーゲートパターン26pを選択的にエッチングし、ダミーゲートパターン26pを除去する。続いて、このダミーゲートパターン26pの下のシリコン酸化膜23を除去し、これによってダミーゲートパターン26pの形成箇所に凹部38pを形成する。
この後、フォレジスト膜43を除去する。
【0049】
次いで、例えばCVD法によってTa2 5 を堆積成膜し、図5の(17)に示すように前記凹部38pの底面および側面を覆った状態で層間絶縁膜36上に絶縁膜44を形成する。なお、この絶縁膜44の形成に代えて、例えば熱酸化法により凹部38nの底面、すなわちシリコン基板表面にSiO2 膜を形成してもよい。
【0050】
次いで、CVD法やスパッタ法等により、前記絶縁膜44上にゲート電極材料として導電膜材料を成膜し、図5の(18)に示すように導電膜45を形成する。この導電膜材料としては、前述したように、前記nMOS形成領域側の凹部38n内に成膜する導電膜材料に比べ、仕事関数の大きい材料が用いられる。具体的には、W、Al、Cu、WN、TiN、Ta、TaN等の金属あるいは金属窒化物が用いられ、本例ではTiNより仕事関数の大きいWNあるいはTaNが用いられる。
このようにして形成した導電膜45は、nMOS形成領域側の導電膜40と同様に、この後形成する導電層と前記絶縁膜44との反応を防止するバリア膜としても機能するようになっている。
【0051】
次いで、CVD法やスパッタ法等により、前記凹部38p内を埋め込んだ状態で前記導電膜45上に導電層材料を成膜し、導電層46を形成する。導電層材料としては、nMOS形成領域側の導電層材料と同様に低抵抗で高融点の金属が用いられ、好ましくはnMOS形成領域側の導電層材料と同じ材料が用いられる。このように導電層材料をnMOS形成領域とpMOS形成領域とで同じにすれば、得られるゲート電極のシート抵抗がn型とp型とでほぼ等しくなり、バラツキがほとんどなくなるからである。したがって、本例ではpMOS形成領域側の導電層材料にもWが用いられる。
【0052】
次いで、CMP法によって層間絶縁膜44上の導電層46、導電膜45および絶縁膜44を研磨し、図5の(19)に示すように前記凹部38p内にのみ導電層46、導電膜45および絶縁膜44を残すことにより、導電層46と導電膜45とからなる埋め込みゲート電極47およびゲート絶縁膜44aを形成する。
その後、層間絶縁膜(図示略)を積層し、さらに配線とトランジスタ部とを接続するコンタクトを開孔して通常の配線工程を終了し、本発明における請求項1記載の半導体装置の一例となる半導体装置を得る。
【0053】
このようにして得られた半導体装置にあっては、nMOSトランジスタにおける埋め込みゲート電極42の導電膜40に比べ、pMOSトランジスタにおける埋め込みゲート電極47の導電膜45の方が仕事関数の大きい材料によって形成されているので、実質的にしきい値電圧を左右する導電膜の仕事関数がこのようにnMOSトランジスタとpMOSトランジスタとで異なっていることにより、nMOSトランジスタとpMOSトランジスタとの間のしきい値電圧の調整が従来に比べ容易になる。
【0054】
また、埋め込みゲート電極42の導電層41と埋め込みゲート電極47の導電層46とを同じ金属材料(本例ではW)で形成しているので、埋め込みゲート電極42のシート抵抗と埋め込みゲート電極47のシート抵抗とをほぼ等しくすることができ、これによりnMOSとpMOSとの間のバラツキをなくして特性向上を図ることができる。
【0055】
また、この半導体装置の製造方法にあっては、pMOS形成領域の凹部38p内に埋め込んだ導電膜材料を、nMOS形成領域の凹部38n内に埋め込んだ導電膜材料に比べて仕事関数の大きいものとするので、pMOSトランジスタのしきい値電圧をnMOSトランジスタのしきい値電圧に近くなるように調整することができ、したがってnMOSトランジスタとpMOSトランジスタとの間のしきい値電圧の調整を従来に比べ容易にすることができる。
【0056】
なお、前記実施形態例では、埋め込みゲート電極42(47)を、導電膜40(45)と導電層41(46)とによって構成したが、図6に示すように埋め込みゲート電極42、47をそれぞれ金属あるいは金属化合物からなる単一層で構成するとともに、nMOSトランジスタの埋め込みゲート電極42に比べ、pMOSトランジスタの埋め込みゲート電極47の方を仕事関数の大きい材料によって形成してもよく、このような構成とすれば、図1〜図5に示した実施形態例に比べプロセスを簡略化することができ、したがって生産コスト低減することができる。
【0057】
また、前記実施形態例では、同一半導体基板上にpMOSトランジスタとnMOSトランジスタとを有したCMOSトランジスタの製造方法に、本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、同一半導体基板上に同一導電型のMOSトランジスタが複数ある場合にも適用することができる。
【0058】
すなわち、同一導電型のMOSトランジスタであっても、半導体集積回路(半導体装置)上においてその使用目的(用途)が異なる場合に、その使用目的に応じてしきい値電圧に差をつけたい場合がある。このような場合、従来では半導体基板(シリコン基板)に導入する不純物の濃度を変えることなどで調整していたが、その後の熱プロセスなどによって不純物濃度が大きく影響を受けてしまうため、このしきい値電圧の調整を簡単にはできないのが現状である。
【0059】
しかして、本発明のごとく使用目的(用途)の異なるMOSトランジスタ(第1MOSトランジスタ)とMOSトランジスタ(第2MOSトランジスタ)とを、それぞれのゲート電極を互いに仕事関数の異なる材料で形成することにより、しきい値電圧を異なって形成することができ、したがってしきい値電圧の制御を従来のごとく基板に導入する不純物の濃度のみで行うことなく、ゲート電極の材料によって容易に調整することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明における請求項1記載の半導体装置の製造方法は、サイドウォール形成後、前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域の何れか一方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程と、次いで前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域のうちの残りの他方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程とを備え、第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料と、前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料とが互いに仕事関数の異なるものとする方法であるから、しきい値電圧の制御を従来のごとく基板に導入する不純物の濃度のみで行うことなく、ゲート電極の材料によって容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)〜(4)は、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態例を工程順に説明するための要部側断面図である。
【図2】(5)〜(8)は、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態例を示す図であって、図1の(4)に続く工程を順に説明するための要部側断面図である。
【図3】(9)〜(12)は、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態例を示す図であって、図2の(8)に続く工程を順に説明するための要部側断面図である。
【図4】(13)〜(16)は、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態例を示す図であって、図3の(12)に続く工程を順に説明するための要部側断面図である。
【図5】(17)〜(19)は、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態例を示す図であって、図4の(16)に続く工程を順に説明するための要部側断面図である。
【図6】本発明の半導体装置の他の実施形態例を示す要部側断面図である。
【図7】(1)〜(5)は、従来の半導体装置の製造方法の一例を工程順に説明するための要部側断面図である。
【図8】(6)〜(10)は、従来の半導体装置の製造方法の一例を示す図であって、図7の(5)に続く工程を順に説明するための要部側断面図である。
【図9】(11)〜(15)は、従来の半導体装置の製造方法の一例を示す図であって、図8の(10)に続く工程を順に説明するための要部側断面図である。
【符号の説明】
26n,26p…ダミーゲートパターン、36…層間絶縁膜、38n,38p…凹部、40,45…導電膜、41,46…導電層、42,47…埋め込みゲート電極

Claims (4)

  1. 半導体基板上の、第1MOSトランジスタ形成領域および第2MOSトランジスタ形成領域のそれぞれのゲート形成予定領域にゲートパターンを形成する工程と、
    これらゲートパターンをマスクとして前記第1MOSトランジスタ形成領域および第2MOSトランジスタ形成領域のそれぞれに不純物を注入し、電気的活性領域を形成する工程と、
    電気的活性領域形成後、前記ゲートパターンの側壁部に絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程と、
    前記サイドウォール形成後、前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域の何れか一方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程と、
    次いで前記第1MOSトランジスタ形成領域および前記第2MOSトランジスタ形成領域のうちの残りの他方の前記ゲートパターンを選択的に除去し、当該ゲートパターンを除去したことによって形成された凹部の底部にゲート絶縁膜を介して導電膜材料を形成し、さらに導電層材料を埋め込むことでゲート電極を形成する工程とを備え、
    前記第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料と、前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料とが互いに仕事関数の異なる材料によって形成され、
    前記第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電層材料と、前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電層材料とが同一材料で形成され、
    前記導電層材料が前記導電膜材料よりも低抵抗な材料で形成される
    半導体装置の製造方法。
  2. 前記導電層材料がタングステン(W)からなる
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電層材料は窒化チタン(TiN)で形成され、
    前記第2MOSトランジスタ形成領域のゲート電極を構成する導電膜材料は、窒化タングステン(WN)または窒化タンタル(TaN)で形成されている
    請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1MOSトランジスタ形成領域にはnMOSトランジスタが形成され、
    前記第2MOSトランジスタ形成領域にはpMOSトランジスタが形成される
    請求項1〜3の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
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