JP3116889B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3116889B2
JP3116889B2 JP10042595A JP4259598A JP3116889B2 JP 3116889 B2 JP3116889 B2 JP 3116889B2 JP 10042595 A JP10042595 A JP 10042595A JP 4259598 A JP4259598 A JP 4259598A JP 3116889 B2 JP3116889 B2 JP 3116889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソース−ドレイン領
域又は電極等に電気的に接続されるコンタクトプラグを
形成するためのコンタクト孔の位置合わせマージンを大
きくとることができ、コンタクトプラグと基板等との間
の短絡の発生を防止することができる半導体装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子機器の小型化に伴って、半導
体集積回路の集積化が要求されている。この半導体装置
の集積化は、素子寸法の微細化及び素子を構成する種々
の層の位置合わせマージンの縮小によって達成される。
一般的に、マスクを設計する際には、リソグラフィー技
術の位置合わせ精度よりも大きな値を位置合わせマージ
ンとして考慮されている。しかし、位置合わせ精度は、
寸法の微細化の度合いと比較して向上させることが困難
であるので、従来より、種々の製造方法によって位置合
わせマージンを大きくする技術が提案されている。例え
ば、コンタクトプラグと配線層との短絡を防止する自己
整合コンタクト技術として、シリコン酸化膜とシリコン
窒化膜とのドライエッチングの選択比を利用する方法が
提案されている。特に、半導体基板表面に形成されるト
ランジスタのソース−ドレイン領域と配線とを接続する
コンタクトプラグを形成する際に、シリコン酸化膜とシ
リコン窒化膜とのドライエッチング選択比を利用して、
位置合わせマージンを大きくする方法が開示されている
(特開平8−97171号公報)。
【0003】図30乃至41は、従来の半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。また、図42は従
来の半導体装置の構造を示す平面図であり、図43は図
42のD−D線に沿う断面図である。図30に示すよう
に、先ず、半導体基板201の表面にバッファ酸化膜2
02を形成し、このバッファ酸化膜202上に多結晶シ
リコン膜203を形成する。次に、CVD法により、多
結晶シリコン膜203の上にシリコン酸化膜204を形
成する。
【0004】次いで、図31に示すように、シリコン酸
化膜204の上に所定の形状のレジスト膜260を形成
し、このレジスト膜260をマスクとして、シリコン酸
化膜204、多結晶シリコン膜203及びバッファ酸化
膜202を選択的にエッチング除去する。その後、更に
エッチングを続けて、半導体基板201の表面から所定
の深さまで基板201の表面をエッチング除去し、溝2
06を設ける。その後、レジスト膜260を除去した
後、熱酸化を実施することにより、半導体基板201に
形成された溝206の内壁面及び多結晶シリコン膜20
3の側面に、トレンチシリコン酸化膜250を形成す
る。
【0005】その後、図32に示すように、CVD法に
より、全面に溝206をシリコン酸化膜207で埋設す
る。その後、図33に示すように、シリコン酸化膜20
7を選択的にエッチング除去すると共に、シリコン酸化
膜204を全てエッチング除去して、溝206の内部に
のみ、シリコン酸化膜207を残存させる。このとき、
シリコン酸化膜207の上面が、バッファ酸化膜202
の上面と多結晶シリコン膜203の上面との間に位置す
るように、エッチング量等を調整する。
【0006】その後、図34に示すように、CVD法に
より、全面にシリコン窒化膜208を堆積する。その
後、図35に示すように、CMP法によりシリコン窒化
膜208及び多結晶シリコン膜203の表面を選択的に
研磨して平坦化し、シリコン酸化膜207の上にのみシ
リコン窒化膜208を残存させる。その後、図36に示
すように、多結晶シリコン膜203を全て除去した後、
ウェットエッチングによってバッファ酸化膜202を除
去する。バッファ酸化膜202の除去にウェットエッチ
ングを使用するのは、後に形成されるゲート酸化膜を形
成する前に、半導体基板201の表面にダメージ層が形
成されることを防止するためである。このようにして、
シリコン酸化膜207及びシリコン窒化膜208からな
る素子分離膜を形成し、この素子分離膜により素子領域
が区画される。その後、図37に示すように、露出した
半導体基板201の表面を熱酸化して、ゲート酸化膜2
31を形成する。その後、全面に多結晶シリコン膜20
9を堆積した後、この多結晶シリコン膜209の上にシ
リコン酸化膜232を堆積する。
【0007】その後、図38に示すように、シリコン酸
化膜232の上に所定の形状のレジスト膜233を形成
した後、このレジスト膜233をマスクとして使用し
て、シリコン酸化膜232及び多結晶シリコン膜209
をエッチング除去することにより、多結晶シリコン膜か
らなるゲート電極205及びこのゲート電極205上の
ゲート電極上シリコン酸化膜211が得られる。
【0008】その後、図39に示すように、レジスト膜
233を除去した後、ゲート電極上シリコン酸化膜21
1及びシリコン窒化膜208をマスクとして、半導体基
板201の表面にn型イオンを注入することにより、基
板201の表面に低濃度n型拡散層235を形成する。
その後、CVD法により、全面にシリコン酸化膜236
を堆積する。その後、図40に示すように、シリコン酸
化膜236をエッチングバックする。これにより、ゲー
ト電極205及びゲート電極上シリコン酸化膜211の
側壁面上にシリコン酸化膜236が残存して、ゲート側
面シリコン酸化膜237が得られると共に、シリコン窒
化膜208等の側壁面上にもシリコン酸化膜236が残
存して、素子分離側面シリコン酸化膜238が得られ
る。このとき、低濃度n型拡散層235上のゲート酸化
膜231の一部もエッチング除去される。その後、ゲー
ト電極上シリコン酸化膜211、ゲート側面シリコン酸
化膜237、シリコン窒化膜208及び素子分離側面シ
リコン酸化膜238をマスクとして、基板201の表面
にn型不純物を注入する。これにより、基板201の表
面に高濃度n型拡散層239が形成され、LDD(Ligh
tly Doped Drain)構造の拡散層が得られる。
【0009】その後、図41に示すように、全面に層間
シリコン酸化膜240を堆積した後、この層間シリコン
酸化膜240上に所定の形状のレジスト膜241を形成
する。その後、レジスト膜241をマスクとして、層間
シリコン酸化膜240をエッチング除去することによ
り、層間シリコン酸化膜240の表面から高濃度n型拡
散層239に到達するコンタクト孔242を設ける。そ
の後、図43に示すように、レジスト膜241を除去し
た後、コンタクトバリア膜243を堆積する。その後、
全面に導電膜を堆積して、これをエッチングバックする
ことにより、コンタクト孔242を導電膜からなるコン
タクトプラグ244で埋設する。その後、コンタクトプ
ラグ244に電気的に接続される配線215を選択的に
形成する。
【0010】このようにして半導体装置を製造すると、
層間シリコン酸化膜240とシリコン窒化膜208との
エッチング選択比が異なるので、層間シリコン酸化膜2
40にコンタクト孔242を設ける場合に、シリコン窒
化膜208がエッチングストッパとして作用して、シリ
コン酸化膜207及びシリコン窒化膜208からなる素
子分離膜がエッチングにより削られることがない。ま
た、シリコン窒化膜208が半導体基板201の表面よ
りも高い位置に形成されているので、半導体基板201
とシリコン窒化膜208とが直接接触することがない。
シリコン窒化膜と半導体基板とが直接接触していると、
界面順位及び界面電荷等によりリーク電流が発生する原
因となるので、両者の接触を防止することができると、
シリコン窒化膜と半導体基板との接触によるリーク電流
の発生を防止することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の製造方法により得られた半導体装置には、以下に
示す問題点がある。即ち、バッファ酸化膜202をエッ
チング除去する際に、半導体基板201の上面から突出
したシリコン酸化膜207の一部がエッチング除去され
て、くびれ230が形成される。このようにして、くび
れ230が形成されると、この工程の後にゲート電極用
の多結晶シリコン膜209を形成し、この多結晶シリコ
ン膜209を選択的にエッチング除去したときに、くび
れ230中の多結晶シリコン膜209が除去されずに残
存して、残存部234となる。
【0012】そして、その後の工程において、層間シリ
コン酸化膜240にコンタクト孔242を設けるための
レジスト膜241の形成精度が低いと、レジスト膜24
1の開口位置に位置ずれが発生し、例えば、図42の矢
印210に示す方向にコンタクトプラグ244が位置ず
れする。この位置ずれにより、コンタクト孔242を形
成するために、層間シリコン酸化膜240を除去すると
きに、ゲート側面シリコン酸化膜237及び素子分離側
面シリコン酸化膜238等が同時に除去されてしまうこ
とがある。その結果、くびれ230の内部に残存したゲ
ート電極材料からなる残存部234とコンタクトプラグ
244とが電気的に接続されて、短絡が発生するという
問題点がある。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、位置合わせマージンを大きくすることがで
きると共に、コンタクトプラグと基板等との短絡の発生
を防止することができる半導体装置及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、半導体基板の上に第1シリコン酸化膜を
形成する工程と、この第1シリコン酸化膜の上に多結晶
シリコン膜を形成する工程と、この多結晶シリコン膜、
第1シリコン酸化膜及び半導体基板を選択的に除去して
溝を設ける工程と、前記溝を第2シリコン酸化膜で埋設
する工程と、前記第2シリコン酸化膜の上面が前記第1
シリコン酸化膜の上面と前記多結晶シリコン膜の上面と
の間に位置する条件で前記第2シリコン酸化膜を選択的
に除去する工程と、全面に第1シリコン窒化膜を形成す
る工程と、前記第1シリコン窒化膜の表面を平坦化して
前記多結晶シリコン膜の表面を露出させる工程と、前記
多結晶シリコン膜を全て除去して前記第2シリコン酸化
膜及び前記第1シリコン窒化膜からなり前記半導体基板
の表面から突出した形状の素子分離膜を得る工程と、前
記第1シリコン酸化膜をウェットエッチングにより除去
する工程と、前記素子分離膜により区画された素子領域
上にゲート酸化膜を形成する工程と、前記ゲート酸化膜
の上にゲート電極を選択的に形成する工程と、前記ゲー
ト電極の上に第2シリコン窒化膜を形成する工程と、全
面に第3シリコン窒化膜を形成する工程と、前記第3シ
リコン窒化膜をエッチングバックすることにより前記ゲ
ート電極及び前記素子分離膜の側壁面上に前記第3シリ
コン窒化膜からなる側壁シリコン窒化膜を形成する工程
と、を有することを特徴とする。
【0019】前記側壁シリコン窒化膜を形成する工程の
後に、全面に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶
縁膜にコンタクト孔を設ける工程と、前記コンタクト孔
をコンタクトプラグで埋設する工程と、を有していても
よい。
【0020】また、前記側壁シリコン窒化膜の上に側壁
シリコン酸化膜を形成する工程を有していてもよく、こ
の場合、前記側壁シリコン酸化膜を形成する工程の後
に、全面に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁
膜にコンタクト孔を設ける工程と、前記コンタクト孔を
コンタクトプラグで埋設する工程と、を有することがで
きる。
【0021】更に、前記多結晶シリコン膜を形成する工
程と前記溝を形成する工程との間に、前記多結晶シリコ
ン膜の上に第3シリコン酸化膜を形成する工程を有して
いてもよく、この場合、前記溝を形成する工程において
前記第3シリコン酸化膜、前記多結晶シリコン膜、前記
第1シリコン酸化膜及び半導体基板を選択的に除去する
ものとすることができる。
【0022】本発明においては、素子分離膜の基板表面
から突出した領域及びゲート電極がシリコン窒化膜によ
り覆われているので、基板表面の拡散層に電気的に接続
されるコンタクトプラグを形成するためのコンタクト孔
を層間絶縁膜に設けるときに、このコンタクト孔に位置
ずれが発生して、コンタクト孔が素子分離膜側にはみ出
した場合であっても、コンタクト孔が素子分離膜を突き
抜けて基板に到達することがない。
【0023】また、パッドシリコン酸化膜(第1シリコ
ン酸化膜)をウェットエッチングにより除去したとき
に、層間絶縁膜を構成する層間シリコン酸化膜(第2シ
リコン酸化膜)の一部が除去されてくびれが形成され、
このくびれの内部にゲート電極材料が残存している場合
であっても、ゲート電極材料の残存部を覆うように側壁
シリコン窒化膜が形成されているので、コンタクトプラ
グとゲート電極材料の残存部とが接触することがない。
従って、コンタクトプラグと基板との短絡を防止するこ
とができる。更に、本発明においては、コンタクト孔に
位置ずれが発生して、ゲート電極側にはみ出した場合で
あっても、ゲート電極の側壁面上に側壁シリコン窒化膜
が形成されているので、コンタクトプラグとゲート電極
との短絡を防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る半導
体装置の製造方法について、添付の図面を参照して具体
的に説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る半導
体装置を示す平面図であり、図2は図1のA−A線に沿
う断面図である。図1及び2に示すように、n型シリコ
ン基板11の表面には、トレンチシリコン酸化膜17を
介して素子分離酸化膜20が形成されており、この素子
分離酸化膜20の上には素子分離窒化膜22が形成され
ている。これらの素子分離酸化膜20及び素子分離窒化
膜22の積層構造からなる素子分離膜3により、素子領
域2が区画されている。素子領域2の表面には、選択的
に高濃度p型拡散層35が形成されている。この高濃度
p型拡散層35に跨る領域における素子領域2上には、
ゲート酸化膜24を介して、ゲート電極6が形成されて
おり、このゲート電極6上にはゲート電極上シリコン窒
化膜28が形成されている。
【0025】また、素子分離窒化膜22は、n型シリコ
ン基板11の表面よりも高い位置に形成されている。更
に、n型シリコン基板11の表面から突出した位置にお
ける素子分離酸化膜20の側面には、ゲート酸化膜24
を形成する前のパッドシリコン酸化膜(図示せず)のウ
ェットエッチングによりくびれが形成されている。この
くびれの内部には、ドライエッチングによりゲート電極
6をパターニングした後のゲート電極材料からなる残存
部29が存在している。n型シリコン基板11の表面よ
りも高い位置における残存部29及び素子分離窒化膜2
2の側壁面上には、素子分離側面シリコン窒化膜32が
形成されており、ゲート電極6及びゲート電極上シリコ
ン窒化膜28の側壁面上には、ゲート側面シリコン窒化
膜31が形成されている。
【0026】更にまた、素子分離側面シリコン窒化膜3
2及びゲート側面シリコン窒化膜31の側壁面上には、
夫々、素子分離側面シリコン酸化膜34及びゲート側面
シリコン酸化膜33が形成されている。これらの全面に
は、p型拡散層35に到達するコンタクト孔を有する層
間シリコン酸化膜36が形成されている。このコンタク
ト孔内には、コンタクトバリア膜39を介してコンタク
トプラグ40が形成されており、その上には、コンタク
トプラグ40に電気的に接続される配線8が形成されて
いる。なお、層間シリコン酸化膜36に設けられたコン
タクト孔には、矢印10で示す方向に位置ずれが発生し
ている。
【0027】このように構成された第1の実施例に係る
半導体装置の製造方法について、以下に説明する。図3
乃至図14は本発明の第1の実施例に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。図3に示すよう
に、n型シリコン基板11の表面を熱酸化することによ
り、n型シリコン基板11上に約5乃至20nmの膜厚
でパッドシリコン酸化膜12を形成する。次に、CVD
(化学気相蒸着)法により、パッドシリコン酸化膜12
上に、100乃至300nmの膜厚で多結晶シリコン膜
13を形成する。次いで、CVD法により、多結晶シリ
コン膜13の上に100乃至300nmの膜厚で第1シ
リコン酸化膜14を形成する。
【0028】その後、図4に示すように、第1シリコン
酸化膜14上にレジスト膜15を形成し、このレジスト
膜15を素子領域を被覆する形状にパターニングする。
その後、レジスト膜15をマスクとして、ドライエッチ
ング法により、第1シリコン酸化膜14、多結晶シリコ
ン膜13、パッドシリコン酸化膜12を選択的にエッチ
ング除去する。その後、更にエッチングを続けて、n型
シリコン基板11の表面から200乃至500nmの深
さまで基板11の表面を除去し、溝16を設ける。
【0029】その後、図5に示すように、レジスト膜1
5を除去した後、熱酸化を実施することにより、n型シ
リコン基板11に形成された溝16の内壁面に、5乃至
20nmの膜厚でトレンチシリコン酸化膜17を形成す
る。このとき、溝16に面する多結晶シリコン膜13の
端面にも、トレンチシリコン酸化膜17と同様の膜厚で
多結晶シリコン側壁酸化膜18が形成される。その後、
CVD法により、全面に溝16を300nm乃至1μm
の膜厚の第2シリコン酸化膜19で埋設する。
【0030】その後、図6に示すように、エッチングバ
ック法又はCMP(化学機械研磨)法とエッチング法と
の組み合わせにより、多結晶シリコン膜13の上面より
も高い位置に形成されている第1シリコン酸化膜14及
び第2シリコン酸化膜19を選択的に除去する。これに
より、溝16の内部に残存する第2シリコン酸化膜から
なる素子分離酸化膜20を得る。このとき、素子分離酸
化膜20の上面が、パッドシリコン酸化膜12の上面と
多結晶シリコン膜13の上面との間に位置するように、
エッチング量又は研磨量を調整する。
【0031】その後、図7に示すように、CVD法によ
り、全面に200乃至300nmの膜厚で第1シリコン
窒化膜21を堆積する。その後、図8に示すように、C
MP法により第1シリコン窒化膜21及び多結晶シリコ
ン膜13の表面を研磨して、表面を平坦化する。これに
より、素子分離酸化膜20の上にのみ第1シリコン窒化
膜21を残存させて、第1シリコン窒化膜21からなる
素子分離窒化膜22を得る。
【0032】その後、図9に示すように、多結晶シリコ
ン膜13を全て除去した後、ウェットエッチングによっ
てパッドシリコン酸化膜12を除去する。このとき、n
型シリコン基板11の表面から突出した素子分離酸化膜
20の一部がエッチング除去されて、くびれ23が形成
される。その後、図10に示すように、露出したn型シ
リコン基板11の表面を熱酸化して、4乃至15nmの
膜厚でゲート酸化膜24を形成する。その後、CVD法
により、全面に50乃至200nmの膜厚で多結晶シリ
コン膜を堆積した後、この多結晶シリコン膜の上に10
乃至20nmの膜厚でタングステンシリサイド膜を堆積
する。これにより、多結晶シリコン膜及びタングステン
シリサイド膜の積層膜からなるタングステンポリサイド
膜25を得る。その後、CVD法により、タングステン
ポリサイド膜25の上に、100乃至300nmの膜厚
で第2シリコン窒化膜26を堆積する。
【0033】その後、図11に示すように、全面にレジ
スト膜を形成した後、ゲート電極を形成する領域を覆う
ようにレジスト膜をパターニングすることにより、レジ
ストマスク27を得る。その後、レジストマスク27を
マスクとして使用して、第2シリコン窒化膜26及びタ
ングステンポリサイド膜25を選択的にエッチング除去
することにより、タングステンポリサイド膜25からな
るゲート電極6及びこのゲート電極6上のゲート電極上
シリコン窒化膜28が得られる。なお、第2シリコン窒
化膜26及びタングステンポリサイド膜25をエッチン
グ除去した後には、くびれ23中のタングステンポリサ
イド膜25が除去されず、残存部29となる。
【0034】その後、図12に示すように、レジストマ
スク27を除去した後、ゲート電極上シリコン窒化膜2
8及び素子分離窒化膜22をマスクとして、n型シリコ
ン基板11の表面に2×1013cm-2の濃度でホウ素を
イオン注入し、800乃至900℃の熱処理を実施する
ことにより、基板11の表面に低濃度p型拡散層30を
形成する。その後、CVD法により、全面に30乃至1
00nmの膜厚で第3シリコン窒化膜(図示せず)を堆
積した後、この第3シリコン窒化膜をエッチングバック
する。このとき、ゲート酸化膜24の一部も除去され
て、低濃度p型拡散層30が表面に露出する。これによ
り、ゲート電極6及びゲート電極上シリコン窒化膜28
の側壁面上に、第3シリコン窒化膜からなるゲート側面
シリコン窒化膜31が残存すると共に、素子分離窒化膜
22及び残存部29の側壁面上に、第3シリコン窒化膜
からなる素子分離側面シリコン窒化膜32が残存する。
その結果、残存部29は、素子分離酸化膜20、素子分
離窒化膜22及び素子分離側面シリコン窒化膜32によ
り、完全に閉じこめられる。
【0035】その後、図13に示すように、CVD法に
より、全面に50乃至150nmの膜厚で第3シリコン
酸化膜(図示せず)を堆積した後、この第3シリコン酸
化膜をエッチングバックすることにより、第3シリコン
酸化膜からなるゲート側面シリコン酸化膜33及び第3
シリコン酸化膜からなる素子分離側面シリコン酸化膜3
4を形成する。その後、ゲート電極上シリコン窒化膜2
8、ゲート側面シリコン酸化膜33及び素子分離側面シ
リコン酸化膜34をマスクとして、基板11の表面に2
×1015cm-2の濃度でホウ素を注入し、800乃至9
00℃の熱処理を実施する。これにより、基板11の表
面に高濃度p型拡散層35が形成され、LDD構造の拡
散層を得る。
【0036】その後、全面に300乃至700nmの膜
厚で層間シリコン酸化膜36を堆積した後、この層間シ
リコン酸化膜36上に選択的にレジスト膜37を形成す
る。その後、レジスト膜37をマスクとして、層間シリ
コン酸化膜36をエッチング除去することにより、層間
シリコン酸化膜36の表面から高濃度p型拡散層35に
到達するコンタクト孔38を設ける。その後、図2に示
すように、レジスト膜37を除去した後、全面にTiN
及びTiからなるコンタクトバリア膜39を堆積する。
その後、全面にタングステン膜を堆積して、これをエッ
チングバックすることにより、コンタクト孔38をタン
グステン膜からなるコンタクトプラグ40で埋設する。
その後、コンタクトプラグ40と電気的に接続されたア
ルミニウム合金からなる配線8を選択的に形成する。こ
のようにして、pチャネルMOSFETが得られる。
【0037】上述の第1の実施例に係る半導体装置の製
造方法においては、高濃度p型拡散層35は、チタン膜
と窒化チタン膜からなるコンタクトバリア膜39及びタ
ングステンからなるコンタクトプラグ40を介して、ア
ルミニウム合金からなる配線8と接続されている。この
ように、高濃度p型拡散層35と配線8とが接続される
ためには、素子分離窒化膜22、高濃度p型拡散層35
及びゲート電極上シリコン窒化膜28の上に堆積された
層間シリコン酸化膜36に、高濃度p型拡散層35に到
達するコンタクト孔38を形成する必要がある。このと
き、本実施例においては、図1に示す矢印10の方向に
コンタクト孔38の位置ずれが発生して、コンタクト孔
38が素子分離膜3上にはみ出した場合であっても、ゲ
ート側面シリコン窒化膜31及び素子分離側面シリコン
窒化膜32がエッチングストッパとして作用する。従っ
て、コンタクトプラグ40が残存部29に到達して、コ
ンタクトプラグ40と残存部29との間に短絡が発生す
ることがない。また、コンタクトプラグ40が直接基板
11に到達して、コンタクトプラグ40と基板11との
間に短絡が発生することもない。
【0038】図15は本発明の第2の実施例に係る半導
体装置を示す平面図である。また、図16(a)は図1
5のB−B線に沿う断面図であり、16(b)は図15
のC−C線に沿う断面図である。なお、図15及び16
は、本発明にかかる半導体装置の構造をDRAMメモリ
セルに適用した例を示している。また、第1の実施例に
おいては、pチャネルMOSFETについて示している
が、第2の実施例におけるDRAMメモリセルに使用さ
れるトランジスタは、nチャネルMOSFETである。
【0039】図15及び16に示すように、p型シリコ
ン基板111の表面には、素子分離酸化膜118が形成
されており、この素子分離酸化膜118の上には素子分
離窒化膜120が形成されている。これらの素子分離酸
化膜118及び素子分離窒化膜120により、素子領域
102が区画されている。また、p型シリコン基板11
1と素子分離酸化膜118との境界領域には、pチャネ
ルストッパ領域116が形成されている。この素子領域
102の表面には、nチャネルMOSFETのソース−
ドレイン領域となる低濃度n型拡散層130が選択的に
形成されている。更に、低濃度n型拡散層130に跨る
領域における素子領域102上には、所定の方向に延び
る複数の帯状のワード線(ゲート電極)104がゲート
酸化膜122を介して形成されており、このワード線1
04上には、ワード線上シリコン窒化膜126が形成さ
れている。なお、この帯状のワード線104は、素子領
域102間の素子分離窒化膜120上にも形成されてい
る。
【0040】素子分離窒化膜120は、p型シリコン基
板111の表面よりも高い位置に形成されている。更
に、p型シリコン基板111の表面から突出するように
形成された素子分離酸化膜118には、ワード線104
を形成する前のパッドシリコン酸化膜(図示せず)のウ
ェットエッチングによりくびれが形成されている。この
くびれの内部には、ドライエッチングによりワード線1
04をパターニングした後のワード線材料からなる残存
部127が存在している。p型シリコン基板111の表
面よりも高い位置における残存部127及び素子分離窒
化膜120の側壁面上には、素子分離側面シリコン窒化
膜129が形成されており、ワード線104及びワード
線上シリコン窒化膜126の側壁面上には、ワード線側
面シリコン窒化膜128が形成されている。
【0041】更にまた、これらの全面には、第1層間シ
リコン酸化膜134が形成されており、この第1層間シ
リコン酸化膜134には、低濃度n型拡散層130に到
達するコンタクト孔が設けられている。そして、このコ
ンタクト孔にはビットコンタクトプラグ137が埋設さ
れており、このプラグ137及び第1層間シリコン酸化
膜134上には、ワード線104に直交する方向に延び
るビット線107が選択的に形成されている。更に、こ
れらの全面には、第2層間シリコン酸化膜138が形成
されており、第2層間シリコン酸化膜138の表面から
低濃度n型拡散層130に到達するコンタクト孔が設け
られている。そして、このコンタクト孔は、容量コンタ
クトプラグ140で埋設されており、このプラグ140
上には容量下部電極110が形成されている。なお、ビ
ットコンタクトプラグ137及び容量コンタクトプラグ
140には、夫々、矢印106及び矢印109に示す方
向に位置ずれが発生している。
【0042】このように構成された第2の実施例に係る
半導体装置の製造方法について、以下に説明する。図1
7乃至図29は本発明の第2の実施例に係る半導体装置
の製造方法を工程順に示す断面図である。図17に示す
ように、p型シリコン基板111の表面を熱酸化するこ
とにより、p型シリコン基板111上に約5乃至20n
mの膜厚でパッドシリコン酸化膜112を形成する。次
に、CVD(化学気相蒸着)法により、パッドシリコン
酸化膜112上に、100乃至300nmの膜厚で多結
晶シリコン膜113を形成する。
【0043】次いで、図18に示すように、多結晶シリ
コン膜113の上に所定の形状のレジスト膜114を形
成し、このレジスト膜114をマスクとして、多結晶シ
リコン膜113及びパッドシリコン酸化膜112を選択
的にエッチング除去する。その後、更にエッチングを続
けて、p型シリコン基板111の表面から所定の深さま
で基板111の表面をエッチング除去し、溝115を設
ける。その後、レジスト膜114を除去した後、第1の
実施例と同様の条件で熱酸化を実施することにより、n
型シリコン基板111に形成された溝115の内壁面
に、トレンチシリコン酸化膜133を形成する。その
後、注入エネルギーを15keV、ドーズ量を2×10
12cm-2として、溝115の内壁面にp型イオンを注入
した後、窒素雰囲気中において900℃の温度で10分
間の熱処理を実施することにより、注入したイオンを活
性化して、pチャネルストッパ領域116を形成する。
【0044】その後、図19に示すように、CVD法に
より、全面に溝115を第1シリコン酸化膜117で埋
設する。その後、図20に示すように、エッチングバッ
ク法又はCMP(化学機械研磨)法とエッチング法との
組み合わせにより、多結晶シリコン膜113を選択的に
除去する。これにより、溝115の内部に残存する第1
シリコン酸化膜からなる素子分離酸化膜118を得る。
このとき、素子分離酸化膜118の上面が、パッドシリ
コン酸化膜112の上面と多結晶シリコン膜113の上
面との間に位置するように、エッチング量又は研磨量を
調整する。
【0045】その後、図21に示すように、CVD法に
より、全面に第1シリコン窒化膜119を堆積する。そ
の後、図22に示すように、CMP法により第1シリコ
ン窒化膜119の表面が平坦となるように研磨する。こ
れにより、素子分離酸化膜118の上にのみ第1シリコ
ン窒化膜119を残存させて、第1シリコン窒化膜11
9からなる素子分離窒化膜120を得る。
【0046】その後、図23に示すように、多結晶シリ
コン膜113を選択的に除去した後、ウェットエッチン
グによってパッドシリコン酸化膜112を除去する。こ
れにより、p型シリコン基板111の上面から突出した
素子分離酸化膜118の一部がエッチング除去されて、
くびれ121が形成される。その後、図24に示すよう
に、露出したp型シリコン基板111の表面を熱酸化し
て、ゲート酸化膜122を形成する。その後、CVD法
により、全面に多結晶シリコン膜を堆積した後、この多
結晶シリコン膜の上にタングステンシリサイド膜を堆積
する。これにより、多結晶シリコン膜及びタングステン
シリサイド膜の積層膜からなるタングステンポリサイド
膜123を得る。その後、CVD法により、タングステ
ンポリサイド膜123の上に第2シリコン窒化膜124
を堆積する。
【0047】その後、図25に示すように、全面に所定
の形状のレジスト膜125を形成した後、このレジスト
膜125をマスクとして使用して、第2シリコン窒化膜
124及びタングステンポリサイド膜123を選択的に
エッチング除去することにより、タングステンポリサイ
ド膜からなるワード線104及びこのワード線104上
のワード線上シリコン窒化膜126が得られる。なお、
第2シリコン窒化膜124及びタングステンポリサイド
膜123をエッチング除去した後には、くびれ121中
のタングステンポリサイド膜123が除去されず、残存
部127となる。
【0048】その後、図26に示すように、レジスト膜
125を除去した後、CVD法により、全面に第3シリ
コン窒化膜(図示せず)を堆積し、この第3シリコン窒
化膜をエッチングバックする。これにより、ワード線1
04及びワード線上シリコン窒化膜126の側壁面上
に、第3シリコン窒化膜からなるワード線側面シリコン
窒化膜128が残存すると共に、素子分離窒化膜120
及び残存部127の側壁面上に、第3シリコン窒化膜か
らなる素子分離側面シリコン窒化膜129が残存する。
これにより、残存部127は、素子分離酸化膜118、
素子分離窒化膜120及び素子分離側面シリコン窒化膜
129により、完全に閉じこめられる。その後、表面に
露出したゲート酸化膜122を除去した後、ワード線上
シリコン窒化膜126、ワード線側面シリコン窒化膜1
28、素子分離窒化膜120及び素子分離側面シリコン
窒化膜129等をマスクとして、p型シリコン基板11
1の表面にn型イオンを注入することにより、基板11
1の表面に低濃度n型拡散層130を形成する。
【0049】その後、図27に示すように、全面に第1
層間シリコン酸化膜134を堆積した後、この第1層間
シリコン酸化膜134上に所定の形状のレジスト膜13
5を形成する。その後、レジスト膜135をマスクとし
て、第1層間シリコン酸化膜134をエッチング除去す
ることにより、第1層間シリコン酸化膜134の表面か
ら低濃度n型拡散層130に到達するコンタクト孔13
6を設ける。その後、図28に示すように、レジスト膜
135を除去した後、全面にn型多結晶シリコン膜を堆
積して、これをエッチングバックすることにより、コン
タクト孔136をn型多結晶シリコンからなるビットコ
ンタクトプラグ137で埋設する。その後、全面にタン
グステンシリサイド膜131を形成する。
【0050】その後、図29に示すように、タングステ
ンシリサイド膜131を所定の形状にパターニングする
ことにより、ビットコンタクトプラグ137に電気的に
接続されたタングステンシリサイドからなるビット線1
07を形成する。その後、全面に第2層間シリコン酸化
膜138を形成し、この第2層間シリコン酸化膜138
上に所定の形状のレジスト膜139を形成する。その
後、レジスト膜139をマスクとして、第1層間シリコ
ン酸化膜134及び第2層間シリコン酸化膜138をエ
ッチング除去することにより、第2層間シリコン酸化膜
138の表面から低濃度n型拡散層130に到達するコ
ンタクト孔132を設ける。
【0051】その後、図16に示すように、レジスト膜
139を除去した後、全面にn型多結晶シリコン膜を堆
積して、これをエッチングバックすることにより、コン
タクト孔132をn型多結晶シリコンからなる容量コン
タクトプラグ140で埋設する。その後、全面にn型多
結晶シリコン膜を形成し、これを所定の形状にパターニ
ングすることにより、容量下部電極110を形成する。
その後、全面にシリコン酸化膜換算で5nmのシリコン
窒化酸化膜からなる容量絶縁膜(図示せず)を形成し、
この容量絶縁膜上の所定の位置にn型多結晶シリコンか
らなる容量上部電極(図示せず)を形成する。このよう
にして、DRAMメモリセルに適用されるnチャネルM
OSFETが得られる。
【0052】このようにして製造された第2の実施例に
係る半導体装置においても、第1層間シリコン酸化膜1
34及び第2層間シリコン酸化膜138にコンタクト孔
136及び132を形成する際に、例えば、図15に示
す矢印106の方向にコンタクト孔136の位置ずれが
発生し、矢印109に示す方向にコンタクト孔132の
位置ずれが発生して、いずれもコンタクト孔136及び
132が素子領域102からはみ出した場合であって
も、ワード線側面シリコン窒化膜128及び素子分離側
面シリコン窒化膜129がエッチングストッパとして作
用する。従って、容量コンタクトプラグ140及びビッ
トコンタクトプラグ137が残存部127に到達して、
これらのプラグ140及び137と残存部127との間
に短絡が発生することを防止することができると共に、
容量コンタクトプラグ140及びビットコンタクトプラ
グ137が直接基板111に到達して、これらのプラグ
140及び137と基板111との間に短絡が発生する
ことを防止することができる。
【0053】なお、上述の第1及び第2の実施例におい
ては、ゲート電極の材料として、多結晶シリコン膜とタ
ングステンシリサイド膜との積層膜であるタングステン
ポリサイド膜を使用したが、ゲート電極の材料はこれに
限定するものではなく、例えば多結晶シリコン膜上にチ
タンシリサイド膜が形成されたポリサイド構造の膜及び
多結晶シリコン膜上にコバルトシリサイド膜が形成され
たポリサイド構造の膜等を使用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
素子分離膜の基板表面から突出した領域及びゲート電極
がシリコン窒化膜により覆われているので、自己整合的
に層間絶縁膜にコンタクト孔を設けることができ、位置
合わせマージンを大きくすることができる。また、この
コンタクト孔に位置ずれが発生して、素子分離膜側又は
ゲート電極側にはみ出した場合であっても、コンタクト
プラグと基板との短絡及びコンタクトプラグとゲート電
極との短絡を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置を示す
平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図4】図3の次工程を示す断面図である。
【図5】図4の次工程を示す断面図である。
【図6】図5の次工程を示す断面図である。
【図7】図6の次工程を示す断面図である。
【図8】図7の次工程を示す断面図である。
【図9】図8の次工程を示す断面図である。
【図10】図9の次工程を示す断面図である。
【図11】図10の次工程を示す断面図である。
【図12】図11の次工程を示す断面図である。
【図13】図12の次工程を示す断面図である。
【図14】図13の次工程を示す断面図である。
【図15】本発明の第2の実施例に係る半導体装置を示
す平面図である。
【図16】(a)は図15のB−B線に沿う断面図であ
り、(b)は図15のC−C線に沿う断面図である。
【図17】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図18】図17の次工程を示す断面図である。
【図19】図18の次工程を示す断面図である。
【図20】図19の次工程を示す断面図である。
【図21】図20の次工程を示す断面図である。
【図22】図21の次工程を示す断面図である。
【図23】図22の次工程を示す断面図である。
【図24】図23の次工程を示す断面図である。
【図25】図24の次工程を示す断面図である。
【図26】図25の次工程を示す断面図である。
【図27】図26の次工程を示す断面図である。
【図28】図27の次工程を示す断面図である。
【図29】図28の次工程を示す断面図である。
【図30】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す
断面図である。
【図31】図30の次工程を示す断面図である。
【図32】図31の次工程を示す断面図である。
【図33】図32の次工程を示す断面図である。
【図34】図33の次工程を示す断面図である。
【図35】図34の次工程を示す断面図である。
【図36】図35の次工程を示す断面図である。
【図37】図36の次工程を示す断面図である。
【図38】図37の次工程を示す断面図である。
【図39】図38の次工程を示す断面図である。
【図40】図39の次工程を示す断面図である。
【図41】図40の次工程を示す断面図である。
【図42】従来の半導体装置の構造を示す平面図であ
る。
【図43】図42のD−D線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2,102;素子領域 3;素子分離膜 6,205;ゲート電極 8,215;配線 11,111;シリコン基板 12,112;パッドシリコン酸化膜 13,113,203,209;多結晶シリコン膜 14,19,117,204,207,232,23
6;シリコン酸化膜 15,37,114,125,135,139,26
0,233,241;レジスト膜 16,115,206;溝 17,133,250;トレンチシリコン酸化膜 18;多結晶シリコン側壁酸化膜 20,118;素子分離酸化膜 21,26,119,124,208;シリコン窒化膜 22,120;素子分離窒化膜 23,121,230;くびれ 24,122,231;ゲート酸化膜 25,123;タングステンポリサイド膜 27;レジストマスク 28;ゲート電極上シリコン窒化膜 29,127,234;残存部 30;低濃度p型拡散層 31;ゲート側面シリコン窒化膜 32,129;素子分離側面シリコン窒化膜 34,238;素子分離側面シリコン酸化膜 35;高濃度p型拡散層 36,134,138,240;層間シリコン酸化膜 38,132,136,242;コンタクト孔 39,243;コンタクトバリア膜 40,244;コンタクトプラグ 104;ワード線 107;ビット線 110;容量下部電極 116;pチャネルストッパ領域 126;ワード線上シリコン窒化膜 128;ワード線側面シリコン窒化膜 130,235;低濃度n型拡散層 131;タングステンシリサイド膜 137;ビットコンタクトプラグ 140;容量コンタクトプラグ 201;半導体基板 202;バッファ酸化膜 211;ゲート電極上シリコン酸化膜 237;ゲート側面シリコン酸化膜

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上に第1シリコン酸化膜を
    形成する工程と、この第1シリコン酸化膜の上に多結晶
    シリコン膜を形成する工程と、この多結晶シリコン膜、
    第1シリコン酸化膜及び半導体基板を選択的に除去して
    溝を設ける工程と、前記溝を第2シリコン酸化膜で埋設
    する工程と、前記第2シリコン酸化膜の上面が前記第1
    シリコン酸化膜の上面と前記多結晶シリコン膜の上面と
    の間に位置する条件で前記第2シリコン酸化膜を選択的
    に除去する工程と、全面に第1シリコン窒化膜を形成す
    る工程と、前記第1シリコン窒化膜の表面を平坦化して
    前記多結晶シリコン膜の表面を露出させる工程と、前記
    多結晶シリコン膜を全て除去して前記第2シリコン酸化
    膜及び前記第1シリコン窒化膜からなり前記半導体基板
    の表面から突出した形状の素子分離膜を得る工程と、前
    記第1シリコン酸化膜をウェットエッチングにより除去
    する工程と、前記素子分離膜により区画された素子領域
    上にゲート酸化膜を形成する工程と、前記ゲート酸化膜
    の上にゲート電極を選択的に形成する工程と、前記ゲー
    ト電極の上に第2シリコン窒化膜を形成する工程と、全
    面に第3シリコン窒化膜を形成する工程と、前記第3シ
    リコン窒化膜をエッチングバックすることにより前記ゲ
    ート電極及び前記素子分離膜の側壁面上に前記第3シリ
    コン窒化膜からなる側壁シリコン窒化膜を形成する工程
    と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記側壁シリコン窒化膜を形成する工程
    の後に、全面に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間
    絶縁膜にコンタクト孔を設ける工程と、前記コンタクト
    孔をコンタクトプラグで埋設する工程と、を有すること
    を特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記側壁シリコン窒化膜を形成する工程
    の後に、前記側壁シリコン窒化膜の上に側壁シリコン酸
    化膜を形成する工程を有することを特徴とする請求項
    に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記側壁シリコン酸化膜を形成する工程
    の後に、全面に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間
    絶縁膜にコンタクト孔を設ける工程と、前記コンタクト
    孔をコンタクトプラグで埋設する工程と、を有すること
    を特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記多結晶シリコン膜を形成する工程と
    前記溝を形成する工程との間に、前記多結晶シリコン膜
    の上に第3シリコン酸化膜を形成する工程を有し、前記
    溝を形成する工程において前記第3シリコン酸化膜、前
    記多結晶シリコン膜、前記第1シリコン酸化膜及び半導
    体基板を選択的に除去することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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