JP4490992B2 - Vベルト式無段変速機 - Google Patents

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本発明は、入力軸に固定される固定プーリ半体とともにドライブプーリを構成する可動プーリ半体が、出力軸に装着されるドリブンプーリ側に動力を伝達する無端状のVベルトを巻き掛けるようにして前記固定プーリ半体との間に形成するベルト溝の幅を変化させるべく軸方向に相対移動することを可能として前記入力軸に相対回転不能に結合され、前記入力軸の軸線方向にスライド可能なスライドギヤの一端部が軸方向相対移動を不能とするとともに軸線まわりの相対回転を可能として前記可動プーリ半体に連結され、軸方向位置および軸線まわりの位置を一定として前記入力軸と同軸に配置される円筒状のねじ軸に前記スライドギヤが螺合されるVベルト式無段変速機に関する。
このようなVベルト式無段変速機は、たとえば特許文献1等で既に知られている。
特許第2967374号公報
本発明は、ねじ軸の防振支持構造を小型化し得るようにしたVベルト式無段変速機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、入力軸に固定される固定プーリ半体とともにドライブプーリを構成する可動プーリ半体が、出力軸に装着されるドリブンプーリ側に動力を伝達する無端状のVベルトを巻き掛けるようにして前記固定プーリ半体との間に形成するベルト溝の幅を変化させるべく軸方向に相対移動することを可能として前記入力軸に相対回転不能に結合され、前記可動プーリ半体にスライドギヤの一端部が軸方向相対移動を不能とするとともに軸線まわりの相対回転を可能とし連結され、前記入力軸に対し同軸状に且つ軸方向位を一定として入力軸に回転自在に支持される円筒状のねじ軸に前記スライドギヤが螺合され、そのスライドギヤが減速歯車機構のギヤ列を介して電動モータで回転駆動されるVベルト式無段変速機において、前記電動モータと、前記減速歯車機構の前記ギヤ列とが前記変速機ケースに防振部材を介さずに支持されると共に、前記ねじ軸が前記変速機ケースに、その変速機ケースと該ねじ軸との間に介在する単一の防振部材により該ねじ軸の軸線まわりの回転方向に位置決めされることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ねじ軸に支持板が固着され、前記入力軸の軸線からオフセットした位置で前記支持板に、前記入力軸と平行な軸線を有する円筒状の取付け筒が固着され、該取付け筒が前記防振部材を介して前記変速機ケースに位置決めされることを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の構成に加えて、前記電動モータが前記変速機ケースの外部に、また前記防振部材が同変速機ケースの内部にそれぞれ配置されることを特徴とする。
本発明の上記構成によれば、入力軸に対し同軸状に且つ軸方向位置を一定として該入力軸に回転自在に支持される円筒状のねじ軸にスライドギヤが螺合され、そのスライドギヤが減速歯車機構のギヤ列を介して電動モータで回転駆動されるVベルト式無段変速機において、前記ねじ軸が変速機ケースに、その変速機ケースとねじ軸との間に介在する単一の防振部材により該ねじ軸の軸線まわりの回転方向に位置決めされるので、スライドギヤから受ける負荷のうちねじ軸の軸方向に沿う方向の負荷が防振部材に作用しないようにして、ねじ軸の回転方向の負荷だけを防振部材に作用させることができ、防振部材の寿命を延ばしつつ、ねじ軸の防振支持構造を小型化することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はパワーユニットおよび後輪の側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2のドライブプーリ付近をLOW状態で示す拡大図、図4はねじ軸および支持板を可動プーリ側から見た側面図、図5はTOP状態での図3に対応した断面図、図6は減速歯車機構の一部を拡大して示す断面図、図7は図6の7−7線断面図、図8はカバー部材を図7と同一方向から見た図、図9はカバー部材を図8とは反対側から見た図である。
先ず図1および図2において、駆動輪である後輪WRの前方に配置されるエンジンEと、該エンジンEおよび前記後輪WR間に設けられるVベルト式無段変速機Mとで構成されるパワーユニットPは、スクータ型自動二輪車の車体フレーム(図示せず)に搭載されるものであり、パワーユニットPの後部右側に配置される後輪WRがパワーユニットPの後部に軸支される。
エンジンEのエンジン本体11は、後輪WRの回転軸線と平行な回転軸線を有するクランクシャフト16を回転自在に支承するクランクケース12と、クランクケース12に結合されるシリンダブロック13と、クランクケース12と反対側でシリンダブロック13に結合されるシリンダヘッド14と、シリンダブロック13と反対側でシリンダヘッド14に結合されるヘッドカバー15とを備える。
シリンダブロック13は、該シリンダブロック13に設けられるシリンダボア17の軸線が自動二輪車の前後方向に沿ってわずかに前上がりとして略水平となるように配置される。またクランクケース12は、前記シリンダ軸線を含むとともにクランクシャフト16の軸線に直交する平面で結合される一対のケース半体12a,12bから成り、両ケース半体12a,12bのうち一方のケース半体12aおよびクランクシャフト16間にボールベアリング18が介装され、他方のケース半体12bおよびクランクシャフト16間には、ローラベアリング19と、該ローラベアリング19よりも外方に配置される環状のシール部材20とが介装される。
前記シリンダボア17にはピストン21が摺動自在に嵌合されており、クランクシャフト16は、クランクピン37およびコネクティングロッド38を介してピストン21に連結される。またシリンダヘッド14および前記ピストン21間には燃焼室23が形成され、この燃焼室23への吸気を制御する吸気弁24ならびに前記燃焼室23からの排気を制御する排気弁25は、クランクシャフト16の回転軸線に直交する平面への投影図上で略V字状に並ぶようにしてシリンダヘッド14に配設される。さらに燃焼室23に臨む点火プラグ26が、自動二輪車の進行方向前方を向いた状態でシリンダヘッド14の左側側面に取付けられる。
シリンダヘッド14およびヘッドカバー15間には、クランクシャフト16の軸線と平行な軸線を有してシリンダヘッド14に回転自在に支承されるとともに吸気用および排気用カム28,29を有するカムシャフト27を含む動弁機構30が前記吸気弁24および排気弁25を開閉駆動するようにして収容される。
カムシャフト27の一端部には被動スプロケット31が固定される。一方、クランクシャフト16においてボールベアリング18よりも外方側で前記被動スプロケット31に対応する位置には第1駆動スプロケット32が固定されており、第1駆動スプロケット32および被動スプロケット31には、無端状のカムチェーン33が巻掛けられ、カムチェーン33は、シリンダブロック13、シリンダヘッド14およびヘッドカバー15にわたって形成されたチェーン室34内に走行可能に収納される。このような第1駆動スプロケット32、被動スプロケット31およびカムチェーン33により、クランクシャフト16の回転数の1/2の回転数でカムシャフト27が回転駆動される。
第1駆動スプロケット31よりも外方側でクランクシャフト16には第2駆動スプロケット40が固定される。一方、クランクケース12内の下部からオイルを汲み上げるオイルポンプ41(図1参照)と、シリンダブロック13およびシリンダヘッド14に設けられる冷却ジャケット43に冷却水を循環せしめるための冷却水ポンプ42(図1参照)とが同軸に連なってクランクケース12の下部に設けられており、第2駆動スプロケット40からチェーン(図示せず)を介して前記オイルポンプ41および前記冷却水ポンプ42に回転動力が伝達される。
第2駆動スプロケット40よりも外方には、クランクケース12の右側面に取付けられる右カバー45に固定されるステータ47と、該ステータ47を囲繞するようにしてクランクシャフト16に固定されるアウターロータ48とを備える発電機46が配置されている。
第2駆動スプロケット40および前記アウターロータ48間には、クランクシャフト16を同軸に囲繞して該クランクシャフト16で相対回転可能に支承される被動ギヤ49が配置されており、この被動ギヤ49は、前記アウターロータ48に一方向クラッチ50を介して連結される。而して前記被動ギヤ49には図示しないスタータモータからの回転動力を入力可能であり、エンジンEの始動時にはスタータモータからの駆動力がクランクシャフト16に伝達され、エンジンEの始動後には一方向クラッチ50の働きによりクランクシャフト16からの動力がスタータモータ側に伝達されることはない。
Vベルト式無段変速機Mは、エンジン本体11の一部を側方から覆ってエンジン本体11に連設されるとともに後輪WRの左側まで延設される変速機ケース51内の収容室56に収容されるものであり、変速機ケース51は、クランクケース12を構成する一対のケース半体12a,12bのうちケース半体12bに一体に連なる内側ケース52と、該内側ケース52を外側から覆う外側ケース53と、外側ケース53内で内側ケース52の後部に締結される蓋板54と、内側ケース51および外側ケース52の前部間に挟まれる減速歯車ケース55とから成り、内側ケース52および蓋板54間には、収容室56とは隔絶されたギヤ室57が形成される。
Vベルト式無段変速機Mは、クランクケース12から収容室56内に突入する入力軸としてのクランクシャフト16の他端部に装着されるドライブプーリ58と、クランクシャフト16と平行な軸線を有して内側ケース52および蓋板54で回転自在に支承される出力軸61に装着されるドリブンプーリ59と、ドライブプーリ58からドリブンプーリ59に動力を伝達する無端状のVベルト60とで構成される。
ドライブプーリ58は、クランクシャフト16に固定された固定プーリ半体62と、固定プーリ半体62に対して接近・離間可能な可動プーリ半体63とを備え、Vベルト80を巻きかけるようにして固定プーリ半体62および可動プーリ半体63間に形成されるベルト溝64の幅を変化せるべく前記可動プーリ半体63を軸方向に駆動させる動力が、変速機ケース51に取付けられる電動モータ65から減速歯車機構66を介して前記可動プーリ半体63に伝達される。
またドリブンプーリ59は、相対回転を可能として出力軸61を同軸に囲繞する内筒70と、軸線まわりの相対回動ならびに軸線方向の相対移動を可能として内筒70を摺動可能に嵌合せしめる外筒71と、内筒70に固定される固定プーリ半体72と、該固定プーリ半体72に対向して外筒71に固定される可動プーリ半体73と、該可動プーリ半体73および固定プーリ半体72間の相対回転位相差に応じて両プーリ半体72,73間に軸方向の分力を作用せしめるようにして内筒70および外筒71間に設けられるトルクカム機構74と、可動プーリ半体73を固定プーリ半体72との間に挟む位置で内筒70に固定されるばね受け部材75と、外筒71を囲繞して可動プーリ半体73およびばね受け部材75間に縮設されるコイルスプリング76と、エンジン回転数が設定回転数を超えるのに伴って動力伝達状態となるようにして内筒70および出力軸61間に設けられる遠心クラッチ77とを備え、ドライブプーリ58における固定プーリ半体72および可動プーリ半体73間に形成されるベルト溝78にVベルト60が巻き掛けられる。
而してドリブンプーリ59における固定プーリ半体72および可動プーリ半体73間の間隔は、前記トルクカム機構74によって生じる軸方向の力と、コイルスプリング76によって生じる軸方向の弾性力と、固定プーリ半体72および可動プーリ半体73間の間隔をあける方向に作用するVベルト60からの力とのバランスにより決定され、ドライブプーリ58において可動プーリ半体63を固定プーリ半体62に近接させることによりVベルト60のドライブプーリ58への巻き掛け半径が大きくなると、Vベルト60のドリブンプーリ59への巻き掛け半径が小さくなる。
前記蓋板54および内側ケース52には、後輪WRの車軸79が回転自在に支承されており、変速機ケース51から突出した車軸79の端部は、エンジン本体11に結合されて後輪WRの右側に配置されるアーム80に回転自在に支承される。
ギヤ室57内には、出力軸61および車軸79間に設けられる減速ギヤ列81が収容され、この減速ギヤ列81は、出力軸61に設けられる第1ギヤ82と、出力軸61および車軸79と平行にして内側ケース52および蓋板54に回転自在に支承される中間軸83に設けられて第1ギヤ82に噛合する第2ギヤ84と、中間軸83に設けられる第3ギヤ85と、第3ギヤ85に噛合して車軸79に設けられる第4ギヤ86とから成る。
変速機ケース51における外側ケース53の前記ドライブプーリ58に対向する部分の側壁には、収容室56内に冷却空気を取り入れるための外気取り入れ口88が設けられており、前記ドライブプーリ58における固定プーリ半体62の外周には、外気取り入れ口88から取り入れた冷却空気を収容室56内に分散させるための冷却ファン89が一体に設けられる。
変速機ケース51の外側面は、ケースカバー90および防音カバー91で覆われるものであり、ケースカバー90は、前記外気取り入れ口88が配置される部分を含んで変速機ケース51の前半部外側面を覆うようにして複数箇所で変速機ケース51における外側ケース53に締結され、防音カバー91は、ドリブンプーリ59に対応する側で変速機ケース51の後半部外側面を覆うようにして複数箇所で変速機ケース51における外側ケース53に締結される。
しかもケースカバー90の後縁部で防音カバー91の前縁部を覆うようにしてケースカバー90および防音カバー91が変速機ケース51に取付けられており、防音カバー91の前部に設けられた2つのボス部91a…をケースカバー90の後部と変速機ケース51との間に挟むようにして、ケースカバー90の後部および防音カバー91の前部がねじ部材92…により変速機ケース51に共締めされる。しかもケースカバー90の後縁部および防音カバー91の前縁部間には、後方側に開いた吸入口93が形成されるものであり、ケースカバー90および変速機ケース51間には、吸入口93に通じる空気導入室94が形成される。
前記外気取り入れ口88を空気導入室94側から塞ぐようにしてフィルタ95が変速機ケース51の外側面に取付けられており、吸入口93から空気導入室94に導入された外気は、フィルタ95を通過することによって浄化されて収容室56に吸入されることになる。
変速機ケース51および防音カバー91間には、変速機ケース51および防音カバー91間の空間を複数たとえば3つの閉空間96,97,98に区画するようにして、たとえば4個の防音材99,100,101,102が配設される。
各防音材99〜102は、ウレタンシートの切断成形によってそれぞれ紐状に形成されるものであり、これらの防音材99〜102の一面が、接着剤により変速機ケース51および防音カバー91のいずれか、この実施例では防音カバー91の内面に接着される。
このように変速機ケース51および防音カバー91間の空間が、防音材99〜102によって複数の閉空間96〜98に区画されることにより、変速機ケース51から放出される騒音は、変速機ケース51および防音カバー91間に配置されている防音材99〜102で吸収されることによって抑えられるとともに、変速機ケース51および防音カバー91間に形成される複数の閉空間96〜98で音の共鳴が生じることを防止することによって抑えられることになり、簡単な構造で充分な騒音防止効果を得ることができる。
図3において、変速機ケース51内の収容室56に臨む部分でクランクシャフト16には、外方に臨む環状段部16aが設けられており、該クランクシャフト16との軸線まわりの回転を不能としてクランクシャフト16を同軸に囲繞する円筒状のスリーブ104の内端および前記環状肩部16a間にシール付きボールベアリング105の内輪が挟まれる。またクランクシャフト16の外端部にはナット106が螺合されており、ドライブプーリ58の固定プーリ半体62は、クランクシャフト16に相対回転不能に装着されるとともに、ナット106に当接するワッシャ107およびスリーブ104の外端間に挟まれており、ナット106を締めつけることにより固定プーリ半体62がクランクシャフト16に固定される。
ドライブプーリ58の可動プーリ半体63は、前記スリーブ104を同軸に囲繞する円筒部63aを一体に有しており、軸方向に延びて円筒部63aの周方向1箇所に設けられるガイド孔108に、前記スリーブ104に係合するキー109が嵌合される。これにより、可動プーリ半体63は、スリーブ104すなわちクランクシャフト16に、軸線まわりの回転を不能とするとともに軸線方向の相対移動を可能として装着されることになる。しかもガイド孔108が円筒部63aの周方向1箇所に設けられるので、キー109およびキー溝間のクリアランスを小さく設定し、がたによってキー109にかかる負荷を軽減することができる。また前記円筒部63aの内端部およびスリーブ104間には環状のシール部材110が介装される。
可動プーリ半体63には、その円筒部63aを同軸に囲繞する円筒状の支持筒111が軸線方向の相対移動を不能するが相対回転を可能として装着されており、前記ガイド孔108を軸方向両側から挟む2箇所で、円筒部63aおよび支持筒111間には環状のシール部材112,112が装着される。
前記支持筒111の外周にはシール付きボールベアリング113の内輪が軸方向相対移動を不能として装着されており、このボールベアリング113の外輪は、減速歯車機構66の被動ギヤであるスライドギヤ114の一端部内周に軸方向相対移動を不能として保持される。すなわちクランクシャフト16の軸線方向に移動可能なスライドギヤ114の一端部が、前記シール付きボールベアリング113を介在させることにより、軸方向相対移動を不能とするとともに軸線まわりの相対回転を可能として前記可動プーリ半体63に連結されることになる。
前記シール付きボールベアリング105の外輪は、クランクシャフト16を同軸に囲繞する円筒条のねじ軸115の内周に軸方向相対移動不能に保持される。すなわちねじ軸115は、軸方向位置を一定に位置決めされるようにしてクランクシャフト16を同軸に囲繞するものであり、このねじ軸115の外周には、たとえば3条のねじ溝117…が刻設され、前記スライドギヤ114の他端部内周が前記ねじ軸115の外周に螺合される。
図4を併せて参照して、前記ねじ軸115には支持板118が固着されており、前記クランクシャフト16の軸線からオフセットした位置で前記支持板118には、クランクシャフト16と平行な軸線を有する円筒状の取付け筒119が固着される。
前記取付け筒119には、防振部材としての円筒状の防振ラバー120が外周に焼き付けられた円筒状のカラー121が挿入されるものであり、このカラー121に挿通されるボルト122を変速機ケース51の内側ケース52に螺合して締めつけることにより、支持板118すなわちねじ軸115が、ねじ軸115の軸線まわりの回転方向に対しては前記防振ラバー120を介して変速機ケース51に位置決めされることになる。
クランクシャフト16の軸線方向に位置決めされるとともに軸線まわりに回転することを不要としたねじ軸115に螺合したスライドギヤ114が、電動モータ65から減速歯車機構66を介して伝達される動力によって回転することにより、可動プーリ半体63は、図3で示すLOW位置と、図5で示すTOP位置との間で軸方向に移動することになり、前記支持板118には、LOW位置でスライドギヤ114に係合することで可動プーリ半体63のLOW位置側への移動端を規制するストッパ118aが一体に設けられ、またTOP位置でスライドギヤ114に係合することで可動プーリ半体63のTOP位置側への移動端を規制するストッパ128が変速機ケース51の内側ケース52に固着されている。
前記ねじ軸115および前記スライドギヤ114の螺合部は、ねじ軸115に固定される端壁116aを有して有底円筒状に形成されるカバー116で覆われるものであり、このカバー116の内周と、スライドギヤ114の外周との間に環状のシール部材124が介装される。
ところでカバー116内には、前記スライドギヤ114の他端部を臨ませる環状室123が形成されるものであり、この環状室123の容積は、可動プーリ半体63およびスライドギヤ114が、前記LOW位置および前記TOP位置間で軸方向に移動することに応じて変化する。而して変速段をTOPからLOW側に急速に変化させるべく、可動プーリ半体63をベルト溝64の幅を大きくする側に急速に移動させると、環状室123の容積が急激に収縮することになり、環状室123内が急激に増圧されることでカバー116の内周およびスライドギヤ114の外周間のシール部材124のシール機能が損なわれる可能性がある。
そこで、前記環状室123を、スリーブ104の外周、ねじ軸115の内周、スライドギヤ114の内周、可動プーリ半体63における円筒部63aの内端部および支持筒111の外周で規定される空室125側に通じさせるべく、一端を前記環状室123に通じさせる連通孔126がねじ軸115の側壁に設けられるとともに、その連通孔126の他端を前記空室125に通じさせる凹部127がねじ軸115の内周に設けられる。
ところで、前記空室125の容積も可動プーリ半体63およびスライドギヤ114が、前記LOW位置および前記TOP位置間で軸方向に移動することに応じて変化するのであるが、変速段をTOPからLOW側に変化させたときの前記空室125の容積変化割合は前記環状室123の容積変化割合よりも小さいものであり、変速段をTOPからLOW側に変化させたときに環状室123の圧力増圧程度は、環状室123が空室125に通じていることで比較的小さく抑えられる。
図6を併せて参照して、減速歯車機構66は、電動モータ65に同軸に連なる駆動歯車130と、該駆動歯車130に噛合する大歯車131および小歯車132がアイドル回転軸133に一体に設けられて成るアイドル歯車134とを少なくとも備えるものであり、この実施例において前記減速歯車機構66は、前記小歯車132および前記スライドギヤ114間に設けられる第2のアイドル歯車135をさらに備え、その第2のアイドル歯車135は、前記小歯車132に噛合する大歯車136と、大歯車136と一体に形成されてスライドギヤ114に噛合する小歯車137とで構成される。
変速機ケース51の一部を構成する内側ケース52および減速歯車ケース55は、その一部が外側ケース53よりもシリンダヘッド14すなわち前方側に突出するように形成されており、減速歯車ケース55の周壁部55aのうち外側ケース53よりも前方に突出した部分でほぼ半周を規定するようにした貫通孔138が減速歯車55に設けられる。一方、減速歯車ケース55の外面には、前記貫通孔138に気密に嵌入される円筒部139aを有する取付け板139が複数のボルト140…で締結されており、クランクシャフト16と平行な軸線の回転軸141を有する電動モータ65が取付け板139に固定され、前記回転軸141は前記円筒部139aを貫通して変速機ケース51内に突入される。しかも駆動歯車130は回転軸141に一体に形成される。
減速歯車ケース55および内側ケース52には、アイドル歯車134が備えるアイドル回転軸133の両端部を回転自在に支承するための円筒状の軸受ハウジング142,143が同軸にかつ相互に対向するようにして一体に突設されており、前記アイドル回転軸133の両端部はボールベアリング144,145を介して前記両軸受ハウジング142,143に回転自在に支承される。
また減速歯車ケース55の内面には、電動モータ65に連なる駆動歯車130と、アイドル歯車134の一部を構成して駆動歯車130に噛合する大歯車131と、減速歯車55の周壁部55aの一部と協働して囲む壁部55bが一体に突設される。
また減速歯車ケース55には、前記駆動歯車130および前記大歯車131を変速機ケース51内の収容室56から区画して収納する減速歯車室146を前記減速歯車ケース55との間に形成するカバー部材147が取付けられる。
図7〜図9を併せて参照して、カバー部材147は、減速歯車ケース55における前記壁部55bの端部を覆うとともに前記周壁部55aの内周に対向するように形成されており、このカバー部材147の周縁部には、前記壁部55bの端部に当接するとともに前記周壁部55の内面に接触するシールゴム148が焼き付けられる。
減速歯車ケース55において、前記壁部55bと、該壁部55bの外側内面とには、取付け部149,150が設けられており、カバー部材147には、前記取付け部149に当接する平坦な取付け腕部147aならびに前記取付け部150に当接するように屈曲した取付け腕部147bが一体に設けられ、それらの取付け腕部147a,147bにそれぞれ設けられる挿通孔151…に挿通されるボルト152…を前記取付け部149,150に螺合して締めつけることにより、カバー部材147が減速歯車ケース55に取付けられる。
またカバー部材147には、アイドル歯車134の小歯車132を貫通させる円形の開口部153を形成する円筒部147cが減速歯車室146内に突入するようにして一体に突設されており、この円筒部147cの先端部が、前記アイドル歯車134における大歯車131に設けられる環状溝131aに挿入されることにより、カバー部材147および前記大歯車131間にラビリンス通路154が形成されることになる。
再び図3および図5において、第2のアイドル歯車135は、変速機ケース51における内側ケース52および減速歯車ケース55に両端部が回転自在に支承される金属製の回転軸156にピン157および止め輪158で軸方向移動を規制されるようにして装着されるものである。
しかも前記回転軸156の減速歯車ケース55側端部にはギヤ165が一体に設けられており、前記減速歯車ケース55で回転自在に支承されるストロークセンサ軸166に設けられるウォーム167が前記ギヤ165に噛合される。ストロークセンサ軸166は、図示しないストロークセンサに連なるものであり、ドライブプーリ58における可動プーリ半体63のストロークを、減速歯車機構66の一部を構成する第2のアイドル歯車135の回転部分で検出するようにしているので、ドライブプーリ58のメンテナンス性を高めつつストローク検出精度を高めることができる。
ところで減速歯車機構66を構成する駆動歯車130、アイドル歯車134、第2のアイドル歯車135およびスライドギヤ114のうち、第2のアイドル歯車135は、自己潤滑性樹脂により形成されるものであり、駆動歯車130、アイドル歯車134およびスライドギヤ114は金属製である。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、ドライブプーリ58の一部を構成する可動プーリ半体63には、クランクシャフト16の軸線方向にスライド可能なスライドギヤ114の一端部が軸方向相対移動を不能とするとともに軸線まわりの相対回転を可能として連結され、軸方向位置および軸線まわりの位置を一定としてクランクシャフト16と同軸に配置される円筒状のねじ軸115の外周にスライドギヤ114の内周が螺合されるのであるが、ねじ軸115に固定される端壁116aを有して有底円筒状に形成されるとともにスライドギヤ114およびねじ軸115の螺合部を覆うカバー116の内周と、スライドギヤ114の外周との間に環状のシール部材124が介装される。
したがって比較的小さなカバー116を用いることで、ダストの侵入によりスライドギヤ114およびねじ軸115の螺合部の作動が不円滑となることを防止することが可能であり、変速機ケース51の大型化を回避することが可能となる。
しかもスライドギヤ114の他端部を臨ませてカバー116内に形成される環状室123を外部である空室125に通じさせる連通孔126がねじ軸115に設けられるので、環状室123が急激に増圧されることを回避し、カバー116の内周およびスライドギヤ114の外周間のシール部材124のシール機能が急激な増圧によって損なわれることがないようにすることができる。
またクランクシャフト16に対する軸方向位置を一定に定めて該クランクシャフト16を同軸に囲繞する前記ねじ軸115が、その軸線まわりの回転方向に対しては防振ラバー120を変速機ケース51の内側ケース52との間に介在して位置決めされるので、スライドギヤ114から受ける負荷のうちねじ軸115の軸方向に沿う方向の負荷が防振ラバー120に作用しないようにし、ねじ軸115の回転方向の負荷だけを防振ラバー120に作用させることになり、防振ラバー120の寿命を延ばしつつ、ねじ軸115の防振支持構造を小型化することができる。
また電動モータ65と、ドライブプーリ58の可動プーリ半体63との間に設けられて変速機ケース51に収容される減速歯車機構66は、電動モータ65に同軸に連なる駆動歯車130と、該駆動歯車130に噛合する大歯車131および小歯車132がアイドル回転軸133に一体に設けられて成るアイドル歯車134とを少なくとも備えるものであり、駆動歯車130および大歯車131を変速機ケース51内の収容室56から区画して収納する減速歯車室146を変速機ケース51の減速歯車ケース55との間に形成するカバー部材147が、大歯車131との間にラビリンス通路154を形成するとともに小歯車132を貫通させる開口部153を形成して変速機ケース51の減速歯車ケース55に取付けられるので、減速歯車機構66において特に噛み合い回数の多い駆動歯車130およびアイドル歯車134の噛合部にダストが侵入することを比較的小さなカバー部材147によって防止することができ、変速機ケース51の大型化を回避しつつ、減速歯車機構66の寿命向上を図ることができる。
また変速機ケース51の一部を構成する減速歯車ケース55に、アイドル回転軸133の一端部を回転自在に支承する軸受ハウジング142が設けられるとともに、カバー部材147の取付け部149,150が設けられているので、ラビリンス通路154をより小さく形成し得るようにしてシール性能の向上を図ることができる。また、この実施例のように、減速歯車ケース55および内側ケース52に、アイドル歯車134におけるアイドル回転軸133の両端部が回転自在に支承されるときには、Vベルト式無段変速機Mの組立時にカバー部材174でアイドル歯車134を減速歯車ケース55側に抜け止め保持させておくことにより、組立性を高めることができる。
さらに減速歯車機構66は、金属製のアイドル歯車134の小歯車132およびスライドギヤ114間に介装されて自己潤滑性樹脂により形成される第2のアイドル歯車135を含むものであり、減速歯車機構66において減速歯車室146外の歯車噛合部では樹脂潤滑を可能として潤滑構造を簡素化することができ、また樹脂製の第2のアイドル歯車135を変速機ケース51内において減速歯車室146外の比較的広い空間に配置し、冷却性を高めることができる。
図10は本発明の第2実施例を示すものであり、クランクシャフト16の軸線方向に位置決めされるとともに軸線まわりに回転することを不要としたねじ軸115およびスライドギヤ114の螺合部は、ねじ軸115に固定される端壁116aを有して有底円筒状に形成されるカバー116で覆われるものであり、このカバー116の内周と、スライドギヤ114の外周との間に環状のシール部材124が介装される。
スライドギヤ114の他端部を臨ませてカバー116内に形成される環状室123を、変速機ケース51内の収容室56に通じさせるべく、一端を前記環状室123の上部に通じさせる連通孔159が、カバー116の端壁116aおよび支持板118に設けられ、支持板118の外面には前記連通孔159の他端を覆うとともに上方に向けて開口した連通孔カバー160が固着される。
この第2実施例によっても、変速段をTOPからLOW側に急速に変化させるべく、可動プーリ半体63をベルト溝64の幅を大きくする側に急速に移動させることで環状室123の容積が急激に収縮しても、環状室123の増圧を抑えることができ、カバー116の内周およびスライドギヤ114の外周間のシール部材124のシール機能が急激な増圧によって損なわれることがないようにすることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例のパワーユニットおよび後輪の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2のドライブプーリ付近をLOW状態で示す拡大図である。 ねじ軸および支持板を可動プーリ側から見た側面図である。 TOP状態での図3に対応した断面図である。 減速歯車機構の一部を拡大して示す断面図である。 図6の7−7線断面図である。 カバー部材を図7と同一方向から見た図である。 カバー部材を図8とは反対側から見た図である。 第2実施例の図3に対応した断面図である。
16・・・入力軸としてのクランクシャフト
51・・・変速機ケース
58・・・ドライブプーリ
59・・・ドリブンプーリ
61・・・出力軸
62・・・固定プーリ半体
63・・・可動プーリ半体
64・・・ベルト溝
65・・・電動モータ
66・・・減速歯車機構
114・・スライドギヤ
115・・ねじ軸
118・・支持板
119・・取付け筒
120・・防振部材としての防振ラバー
130・・駆動歯車
131・・大歯車
132・・小歯車
136・・大歯車
137・・小歯車
M・・・・Vベルト式無段変速機

Claims (3)

  1. 入力軸(16)に固定される固定プーリ半体(62)とともにドライブプーリ(58)を構成する可動プーリ半体(63)が、出力軸(61)に装着されるドリブンプーリ(59)側に動力を伝達する無端状のVベルト(60)を巻き掛けるようにして前記固定プーリ半体(62)との間に形成するベルト溝(64)の幅を変化させるべく軸方向に相対移動することを可能として前記入力軸(16)に相対回転不能に結合され、前記可動プーリ半体(63)にスライドギヤ(114)の一端部が軸方向相対移動を不能とするとともに軸線まわりの相対回転を可能とし連結され、前記入力軸(16)に対し同軸状に且つ軸方向位を一定として入力軸(16)に回転自在に支持される円筒状のねじ軸(115)に前記スライドギヤ(114)が螺合され、そのスライドギヤ(114)が減速歯車機構(66)のギヤ列(130〜132,136,137)を介して電動モータ(66)で回転駆動されるVベルト式無段変速機において、
    前記電動モータ(66)と、前記減速歯車機構(66)の前記ギヤ列(130〜132,136,137)とが前記変速機ケース(51)に防振部材を介さずに支持されると共に、前記ねじ軸(115)が前記変速機ケース(51)に、その変速機ケース(51)と該ねじ軸(115)との間に介在する単一の防振部材(120)により該ねじ軸(115)の軸線まわりの回転方向に位置決めされることを特徴とするVベルト式無段変速機。
  2. 前記ねじ軸(115)に支持板(118)が固着され、前記入力軸(16)の軸線からオフセットした位置で前記支持板(118)に、前記入力軸(16)と平行な軸線を有する円筒状の取付け筒(119)が固着され、該取付け筒(119)が前記防振部材(120)を介して前記変速機ケース(51)に位置決めされることを特徴とする請求項1記載のVベルト式無段変速機。
  3. 前記電動モータ(66)が前記変速機ケース(51)の外部に、また前記防振部材(120)が同変速機ケース(51)の内部にそれぞれ配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のVベルト式無段変速機。
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