JPH11123942A - ディファレンシャルギヤボックス用懸架装置 - Google Patents
ディファレンシャルギヤボックス用懸架装置Info
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- JPH11123942A JPH11123942A JP30935997A JP30935997A JPH11123942A JP H11123942 A JPH11123942 A JP H11123942A JP 30935997 A JP30935997 A JP 30935997A JP 30935997 A JP30935997 A JP 30935997A JP H11123942 A JPH11123942 A JP H11123942A
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Abstract
パ接触による異音の発生を防止する。 【解決手段】 パワートレーンを形成するディファレン
シャルギヤボックス2を複数の防振装置1を介して車体
側に取り付けるようにする。複数の防振装置1のうちの
少なくとも一個のものであって上記ディファレンシャル
ギヤボックス2に生ずるトルク反力の、その軸線(トル
ク反力軸線TT)に対して、当該トルク反力軸線(T
T)から最も離れた位置に設けられるものを、複数の液
室13、14を有する液体封入式の防振装置からなるよ
うにする。各液室13、14間を連結するようにオリフ
ィス16を設ける。または、上記オリフィス16を取り
除いて、各液室13、14内にダイラタント流体を封入
する。
Description
一部を形成するディファレンシャルギヤボックスの車体
への取付装置(懸架装置)に関するものであり、特に、
大振幅のトルク変動が生じた場合に、当該トルク変動に
基づく車体側への入力(ショック)の減衰を図るように
した液体封入式防振装置を有する懸架装置に関するもの
である。
用懸架装置は、図6に示すようなゴムブッシュタイプの
防振装置を基礎に、このような防振装置を、ディファレ
ンシャルギヤボックスの適宜箇所に複数個設け、これに
よって、ディファレンシャルギヤボックスを車体側に弾
性支持するようにしているものである。そして、このよ
うな防振装置は、図6に示す如く、内筒10及び外筒2
0を有するとともに、これら内外筒10、20間には、
所定のバネ定数を有する防振ゴム体30が設けられるよ
うになっているものである。そして更に、上記内外筒1
0、20間には、当該内外筒10、20間における大振
幅の振動を抑えるためのものであって上記防振ゴム体3
0と同様、ゴム状弾性体からなるストッパ50が設けら
れるようになっているものである。
ものにおいては、パワートレーンを形成するプロペラシ
ャフトから、ディファレンシャルギヤを有する最終減速
機構(ファイナルギヤ)のところに、大きなトルク変動
が入力されると、これらディファレンシャルギヤ及びフ
ァイナルギヤを収納するディファレンシャルギヤボック
スは大きなトルク反力を受けることとなる。その結果、
このトルク反力に関する回転軸(トルク反力軸)に対し
て最も離れたところに設置される防振装置のところに
は、上記トルク反力に基づく大きな変位が生ずることと
なる。
載する、いわゆる横置きエンジン搭載型の四輪駆動車に
おけるリヤのディファレンシャルギヤボックス懸架装置
において問題となる場合がある。すなわち、このような
横置きエンジン搭載型の四輪駆動車におけるリヤディフ
ァレンシャルギヤボックスのところには、横向きに搭載
されたエンジンのアイドリング振動等がプロペラシャフ
トを介して直接伝播されて来るため、当該リヤディファ
レンシャルギヤボックスの懸架装置としては、プロペラ
シャフトの軸方向である車体の前後方向に対して柔らか
なバネ、すなわち低バネ定数を形成させる必要がある。
これらのことから、横置きエンジン搭載型の四輪駆動車
におけるリヤディファレンシャルギヤボックスは、車体
の前後方向を初めとして全体的に柔らかなバネ、すなわ
ち低バネ定数を有する防振装置をもって支持されるよう
になっているものである。その結果、このような柔らか
な防振装置をもって支持されるリヤディファレンシャル
ギヤボックスの懸架装置のところに大きなトルク反力が
入力されると、本リヤディファレンシャルギヤボックス
を支持する防振装置のところには大きな変位が生ずるこ
ととなる。そして、この大きな、かつ、急激な変位は、
図6におけるストッパ50の外筒20への激しい接触
(衝突)をもたらすこととなる。このトルク反力に基づ
くストッパ50の激しい衝突作用によって、車体側へ
は、鈍い衝突音(ショック)が入力されることとなる。
このような車体側への衝撃入力(異音の発生)の緩和を
図るために、防振装置の一部に減衰機能をもたせるよう
にしたディファレンシャルギヤボックス用懸架装置を提
供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、パワー
トレーンを形成するディファレンシャルギヤボックス
を、車体の上下方向軸に関するものよりも、車体の前後
方向軸に関するものの方が、そのバネ定数において低い
値を有するように形成された防振装置を少なくとも2個
以上介した状態にて車体側に取り付けるようにしたディ
ファレンシャルギヤボックス用懸架装置に関して、上記
複数の防振装置のうちの少なくとも一個のものであって
上記ディファレンシャルギヤボックスに生ずるトルク反
力の、その軸線(トルク反力軸線)に対して、当該トル
ク反力軸線から最も離れたところに設けられるものを、
複数の液室を有する液体封入式の防振装置からなるよう
にするとともに、これら各液室の間を所定の減衰特性を
有するオリフィスにて連結するようにした構成を採るこ
ととした。
のものにおいては次のような作用を呈することとなる。
すなわち、本発明のものにおいては、ディファレンシャ
ルギヤボックスのトルク反力軸線に対して最も遠く離れ
たところに設けられる防振装置を液体封入式の防振装置
からなるようにするとともに、当該液体封入式防振装置
においては、二つの液室の間を連結するところに、所定
の減衰力(減衰特性)を有するオリフィスを設けるよう
にしたので、本ディファレンシャルギヤボックスのとこ
ろに大振幅の急激なトルク反力が入力された場合、上記
オリフィスにて発揮される減衰力にて、上記大振幅の、
かつ、急激なトルク反力に基づく変動(振動)は減衰さ
れる(抑え込まれる)こととなる。すなわち、急激なト
ルク反力によるディファレンシャルギヤボックスの変位
は、その変位の最も大きく現れる可能性のあるトルク反
力軸線から最も離れたところに設けられる減衰機構(シ
ョックアブソーバ機構)によって抑え込まれることとな
る。その結果、ストッパの外筒部への急激な衝突等に起
因する異音の発生等が防止されることとなる。
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、液体封
入式防振装置内に設けられるオリフィスの径を、特定の
値以下に抑えるようにしたことである。すなわち、本発
明のものにおいては、ディファレンシャルギヤボックス
に生ずるトルク反力の、その軸線(トルク反力軸線)か
ら最も遠く離れたところに設けられる液体封入式防振装
置に関して、当該液体封入式防振装置内に設けられるオ
リフィスを、その断面積が0.25cm2 以下の値とな
るようにした構成を採ることとした。このような構成を
採ることにより、本オリフィスのところにて形成される
減衰力が最も効果的に得られるようになり、上記急激な
トルク反力の入力を効率良く抑えることができるように
なる。その結果、ストッパの外筒部への急激な衝突等に
よって生ずる異音の発生を防止することができるように
なる。
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。すなわち、本発明のものにおいて
は、パワートレーンを形成するディファレンシャルギヤ
ボックスを、車体の上下方向軸に関するものよりも、車
体の前後方向軸に関するものの方が、そのバネ定数にお
いて低い値を有するように形成された防振装置を少なく
とも2個以上介した状態にて車体側に取り付けるように
したディファレンシャルギヤボックス用懸架装置に関し
て、上記複数の防振装置のうちの少なくとも一個のもの
であって上記ディファレンシャルギヤボックスに生ずる
トルク反力の、その軸線(トルク反力軸線)に対して、
当該トルク反力軸線から最も離れたところに設けられる
ものを、複数の液室を有する液体封入式の防振装置から
なるようにするとともに、各液室内に封入される液体を
ダイラタント流体からなるようにした構成を採ることと
した。
のものにおいても、上記請求項1記載のものと同様、デ
ィファレンシャルギヤボックスへの急激なトルク反力の
入力に対して、その変位が緩やかに減衰されることとな
り、ストッパの外筒への衝突等が回避されることとな
る。すなわち、防振装置のうち、トルク反力軸線から最
も離れた位置に設置されるものを、液体封入式の防振装
置からなるようにするとともに、その液室内に封入され
る液体を、所定の周波数からなるのものであって大振幅
の振動が入力したときに、本液体が急激に固化するダイ
ラタント流体からなるようにしたので、上記急激なトル
ク変動に基づく大振幅のトルク反力が本ディファレンシ
ャルギヤボックスのところに入力されると、各液室内に
封入されたダイラタント流体は、急激に固化し、内外筒
間の変位が抑え込まれることとなる。その結果、本防振
装置はショックアブソーバと同様の減衰機能を発揮する
こととなり、内外筒間におけるストッパの急激な衝突現
象等が避けられることとなる。すなわち、衝突等に起因
する異音の発生等を防止することができるようになる。
1ないし図5を基に説明する。本発明の実施の形態に関
するものの、その構成は、図1に示す如く、左右のドラ
イブシャフト5、5’間の回転数差を調整する作動歯車
機構(ディファレンシャルギヤ)及びプロペラシャフト
3からの回転速度を減速して上記左右のドライブシャフ
ト5、5’に伝達する最終減速機構(ファイナルギヤ)
の収納されるディファレンシャルギヤボックス2と、当
該ディファレンシャルギヤボックス2を、メンバー9等
を介して、あるいは直接、車体(図示せず)側に取付け
る役目を果たす複数個の防振装置1と、からなることを
基本とするものである。
て、プロペラシャフト3側から急激なトルク変動が入力
されると、本ディファレンシャルギヤボックス2は、そ
のトルク反力によって、図1に示すトルク反力軸線(T
T)を基準にして回転運動をすることとなる。このトル
ク反力に基づく回転運動を抑えるために、本実施の形態
においては、各防振装置1のうち、図1のトルク反力軸
線(TT)に対して、当該トルク反力軸線(TT)から
最も遠く離れたところに設けられるものを、図2及び図
3に示すような液体封入式の防振装置からなるようにす
るとともに、当該防振装置1に、上記トルク反力に基づ
くディファレンシャルギヤボックス2の回転運動を抑止
するように作動する減衰機能をもたせるようにする。
及び図3に示すような液体封入式の防振装置1が挙げら
れる。このものは、ディファレンシャルギヤボックス2
あるいは車体側のメンバー9等の、いずれか一方側に連
結される内筒11、あるいは外筒12を基礎に、これら
内外筒11、12間に設けられるものであってゴム等の
弾性体からなる防振ゴム体15、当該防振ゴム体15を
間に挟んで上下に設けられるものであって液体の封入さ
れる液室13、14、及びこれら両液室13、14の間
を連結するものであって、各液室13、14内の液体が
流動し、これによって所定の減衰力(減衰特性)が得ら
れるように形成されたオリフィス16からなることを基
本とするものである。なお、このような構成からなる本
防振装置1は、本防振装置1を形成する上記内筒11及
び外筒12の、その軸線が、車体の前後方向を向くよう
に取付けられるようになっているものである。
て、上記各液室13、14内であって、上記内外筒1
1、12間には、図2に示す如く、急激な変動トルクの
入力によって上記内外筒11、12間に大きな変位が生
じた場合に、これを抑えるためのストッパ155が設け
られるようになっているものである。このストッパ15
5は、それぞれゴム状弾性体からなるものであり、多く
の場合には、上記防振ゴム体15と一体的に形成される
ようになっているものである。そして、このような構成
からなる上記防振ゴム体15のところには、上記各液室
13、14間を連結するように、かつ、所定の断面積を
有するように形成されたオリフィス16が設けられるよ
うになっているものである。特に、このオリフィス16
は、ストッパ155の外筒12への衝突をもたらすおそ
れのあるトルク変動(振動)が、約40ないし50Hz
の周波数(振動数)を有するものであるところから、こ
れら周波数において、十分な減衰力が発揮されるよう
に、その径等が設定されるようになっているものであ
る。具体的には、図5に示す如く、オリフィス16の断
面積を0.25cm2 以下にすることによって、衝突に
起因する異音の発生を抑えることができることとなる。
そして、より効果的には、0.21cm2 以下に限定す
ることによって、異音の発生等を効率良く抑えることが
できるようになる。このような限定をすることによっ
て、最大限の減衰力が得られるようにしているものであ
る。
についての、他の実施の形態にかかるものについて、図
4を基に説明する。このものも、その基本的な点は、上
記液体封入式のものと同じである。異なるところは、各
液室13、14内に封入される液体(非圧縮性流体)を
ダイラタント流体からなるようにしたことである。その
結果、封入液体のダイラタンシー効果により、上記周波
数において十分な減衰力が発揮されることとなる。そし
て、この場合、上記各液室13、14間を連結するオリ
フィス16及び内外筒間に設置されるストッパ155
は、特に設ける必要が無くなる。
態のものについての、その作動態様等について説明す
る。すなわち、本実施の形態のものにおいては、ディフ
ァレンシャルギヤボックス2のトルク反力軸線(TT)
に対して、最も遠く離れたところに設けられる防振装置
1が液体封入式の防振装置にて形成されているととも
に、当該液体封入式防振装置においては、二つの液室1
3、14の間を連結するように、所定の減衰力(減衰特
性)を発揮するオリフィス16が設けられるようなって
いるものである。従って、本ディファレンシャルギヤボ
ックス2のところに大振幅の急激なトルク反力が入力さ
れたような場合において、上記オリフィス16にて発揮
される減衰力によって、上記大振幅の、かつ、急激なト
ルク反力に基づく本ディファレンシャルギヤボックス2
の回転運動は抑え込まれることとなる。すなわち、急激
なトルク反力に基づくディファレンシャルギヤボックス
2の変位は、その変位の最も大きく現れる可能性のある
トルク反力軸線(TT)から最も離れたところに設けら
れる減衰機構(ショックアブソーバ機構)によって抑え
込まれることとなる。その結果、ストッパ155の外筒
12への急激な衝突等に起因する異音の発生等が防止さ
れることとなる。
て、例えば図4に示す如く、その液室13、14内にダ
イラタント流体を封入するようにしたものにおいては、
本ダイラタント流体の作用によって、上記トルク変動に
基づく本ディファレンシャルギヤボックス2の変位(回
転運動)が抑止されることとなる。すなわち、各液室1
3、14内に封入されるダイラタント流体は、低周波数
のものであって、大振幅の振動(変位)、特に、圧縮性
変位が加わると、本ダイラタント流体は固化する性質を
有するものであるので、上記各液室13、14内に封入
されたダイラタント流体は、急速に流動性を失い、各液
室13、14自体の変形が阻止されることとなる。その
結果、急激なトルク変動の入力(トルク反力)に基づく
本ディファレンシャルギヤボックス2の、そのトルク反
力軸線(TT)を基準とした回転運動が抑止されること
となる。
するディファレンシャルギヤボックスを複数の防振装置
を介して車体側に取り付けるようにしたディファレンシ
ャルギヤボックス用懸架装置に関して、上記複数の防振
装置のうちの少なくとも一個のものであって上記ディフ
ァレンシャルギヤボックスに生ずるトルク反力の、その
軸線(トルク反力軸線)に対して、当該トルク反力軸線
から最も離れたところに設けられるものを、複数の液室
を有する液体封入式の防振装置からなるようにするとと
もに、各液室の間を所定の減衰特性を有するオリフィス
にて連結するようにした構成を採ることとしたので、本
ディファレンシャルギヤボックスのところに大振幅の急
激なトルク変動が入力されたような場合においても、上
記オリフィスによって発揮される減衰力にて、上記大振
幅の急激なトルク変動に基づく本ディファレンシャルギ
ヤボックスの回転運動は抑え込まれることとなった。す
なわち、急激なトルク変動によるディファレンシャルギ
ヤボックスの変位は、その変位の最も大きく現れる可能
性のあるトルク反力軸線から最も離れたところに設けら
れる減衰機構によって抑え込まれるようになった。その
結果、ストッパの外筒への急激な衝突等に起因する異音
の発生等を防止することができるようになった。
て、その液室内にダイラタント流体を封入するようにし
たものにおいては、本ダイラタント流体の作用によっ
て、上記トルク変動に基づく本ディファレンシャルギヤ
ボックスの変位(回転運動)が抑え込まれるようになっ
た。すなわち、各液室内に封入されるダイラタント流体
は、低周波数のものであって、大振幅の振動(変位)の
入力に対して固化する性質を有するものであるので、上
記各液室内に加わる大振幅の、かつ、急激なトルク変動
に基づく上記各液室内の容積変化は、上記液室内に封入
されたダイラタント流体の急速な固化現象により抑止さ
れるようになった。その結果、急激なトルク変動の入力
(トルク反力)に基づく本ディファレンシャルギヤボッ
クスの、そのトルク反力軸線を基準とした回転運動が抑
止され、本懸架装置周りからの異音の発生等が防止され
るようになった。
体構成を示す横断面図である。
体構成を示す一部縦断面図である。
流体を用いるようにしたものについての、その全体構成
を示す一部断面図である。
況との関係を示す図(グラフ)である。
一部断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 パワートレーンを形成するディファレン
シャルギヤボックスを、車体の上下方向軸に関するもの
よりも車体の前後方向軸に関するものの方が、そのバネ
定数において低い値を有するように形成された防振装置
を少なくとも2個以上介した状態にて車体側に取り付け
るようにしたディファレンシャルギヤボックス用懸架装
置において、上記複数の防振装置のうちの少なくとも一
個のものであって上記ディファレンシャルギヤボックス
に生ずるトルク反力の、その軸線(以下トルク反力軸線
という)に対して、当該トルク反力軸線から最も離れた
ところに設けられるものを、複数の液室を有する液体封
入式の防振装置からなるようにするとともに、これら各
液室の間を所定の減衰特性を有するオリフィスにて連結
するようにしたことを特徴とするディファレンシャルギ
ヤボックス用懸架装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディファレンシャルギヤ
ボックス用懸架装置において、上記液体封入式の防振装
置内に設けられるオリフィスを、その断面積の大きさが
0.25cm2 以下の値となるようにしたことを特徴と
するディファレンシャルギヤボックス用懸架装置。 - 【請求項3】 パワートレーンを形成するディファレン
シャルギヤボックスを、車体の上下方向軸に関するもの
よりも車体の前後方向軸に関するものの方が、そのバネ
定数において低い値を有するように形成された防振装置
を少なくとも2個以上介した状態にて車体側に取り付け
るようにしたディファレンシャルギヤボックス用懸架装
置において、上記複数の防振装置のうちの少なくとも一
個のものであって上記ディファレンシャルギヤボックス
に生ずるトルク反力の、その軸線(以下トルク反力軸線
という)に対して、当該トルク反力軸線から最も離れた
ところに設けられるものを、複数の液室を有する液体封
入式の防振装置からなるようにするとともに、各液室内
に封入される液体をダイラタント流体からなるようにし
たことを特徴とするディファレンシャルギヤボックス用
懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30935997A JPH11123942A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ディファレンシャルギヤボックス用懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30935997A JPH11123942A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ディファレンシャルギヤボックス用懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11123942A true JPH11123942A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17992059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30935997A Pending JPH11123942A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ディファレンシャルギヤボックス用懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11123942A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225119A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機 |
CN112178161A (zh) * | 2020-08-27 | 2021-01-05 | 东风汽车集团有限公司 | 一种带独立撞块的变速箱悬置 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP30935997A patent/JPH11123942A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225119A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機 |
CN112178161A (zh) * | 2020-08-27 | 2021-01-05 | 东风汽车集团有限公司 | 一种带独立撞块的变速箱悬置 |
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A521 | Written amendment |
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