JP4490069B2 - 臨床検査システム - Google Patents

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Description

本発明は、同一の検体に対して分析を行う複数の臨床検査装置を含む臨床検査システムに関するものである。
従来より、臨床検査装置として、血液検体に対して、血球数やヘマトクリットやヘモグロビンを分析する血球分析装置、感染症や癌マーカーの抗原または抗体の濃度を求める免疫測定装置、血清や血漿検体に対して、凝固機能を検査する血液凝固測定装置、血清総蛋白量や臓器機能の指標である酵素活性を測定する生化学分析装置、尿検体に対して、蛋白質、糖、赤血球の有無を判定する尿定性装置、赤血球、白血球、上皮細胞、円柱、細菌を定量する尿沈渣検査装置などがある。ところで、臨床検査装置の中には、測定する検体によって必ずしも正確なデータが得られないものがあるという問題がある。
例えば、全血検体に対して免疫測定を行って得られた全血に対する抗体あるいは抗原の量(測定値)を、血液分析装置から得られるヘマトクリット値に基づいて補正し、血清又は血漿に対する抗体あるいは抗原の量(補正値)を得る免疫測定方法がある(特許文献1参照)。
特開平10−48214
この方法によれば、ヘマトクリット値が異常に低い検体の場合、正確な補正値(検体の血清又は血漿に対する抗体あるいは抗原の量)が得られないという問題が発生する。
本発明は、血球分析装置による全血検体の分析結果に基づき、当該全血検体が、免疫測定装置による全血免疫測定に適しているか否かを、免疫測定前に判定可能な臨床検査システムを提供することを課題とする。
本発明の臨床検査システムは、全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、を備え、血球分析装置と免疫測定装置とが通信可能に接続され、血球分析装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を含む全血検体の分析結果を免疫測定装置に送信し、免疫測定装置は、受信した赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否か判定し、判定結果が異常である場合、全血検体が免疫測定に適していないことを表示部に表示し、判定結果が異常でない場合、全血検体に対して免疫測定を行い、受信した分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正することを特徴とする。
さらに、免疫測定装置は、判定結果が異常である場合、全血検体の免疫測定を行うか否かを入力可能な画面を表示部に表示することが好ましい。
さらに、免疫測定装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数について、それぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否か判定することが好ましい。
さらに、血球分析装置と免疫測定装置を通信可能に接続するネットワークを備え、血球分析装置は、分析結果を免疫測定装置にネットワークを介して送信することが好ましい。
さらに、サーバコンピュータを備え、血球分析装置は、分析結果をサーバコンピュータに送信し、サーバコンピュータは、分析結果を受信し、分析結果を蓄積し、分析結果を免疫測定装置に送信することが好ましい。
また、本発明の臨床検査システムは、全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、コンピュータと、を備え、血球分析装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を含む全血検体の分析結果をコンピュータに送信し、コンピュータは、受信した分析結果を免疫測定装置に送信し、免疫測定装置は、受信した赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否かを判定し、判定結果が異常である場合、全血検体が免疫測定に適していないことを表示部に表示し、判定結果が異常でない場合、全血検体に対して免疫測定を行い、受信した分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正しても良い。
また、本発明の臨床検査システムは、全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、コンピュータと、を備え、血球分析装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を少なくとも含む全血検体の分析結果をコンピュータに送信し、コンピュータは、受信した赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否かを判定し、判定結果及び受信した分析結果を免疫測定装置に送信し、免疫測定装置は、受信した判定結果が異常である場合、全血検体が免疫測定に適していないことを表示部に表示し、受信した判定結果が異常でない場合、全血検体に対して免疫測定を行い、受信した分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正しても良い。
また、本発明の臨床検査システムは、検体ラックを搬送する搬送部と、全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、それらを制御する制御部と、を備え、制御部は、血球分析装置から得られた赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を含む全血検体の分析結果を蓄積し、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否かを判定し、判定結果が異常である場合、検体ラックの全血検体が免疫測定装置に供給されずに通過するように搬送部を制御し、判定結果が異常でない場合、検体ラックの全血検体が免疫測定装置に供給されるように搬送部を制御し、免疫測定装置は、供給された検体ラックの全血検体に対して免疫測定を行い、得られた測定結果をヘマトクリット値に基づいて血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正しても良い。
本発明によれば、全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、を備えたシステムにおいて、全血検体が免疫測定装置における免疫測定に適しているか否かを測定前に知ることが可能となり、無駄な測定を省き、試薬消費量を減少させることができる。また、全血検体が免疫測定装置における免疫測定に不適なとき、操作者は、全血検体を遠心分離して血漿で免疫測定したり、再度、採血のオーダーを出して新しい検体を用いて血清で免疫測定したりするなどの迅速な処置が可能となる。
実施形態1
まず、臨床検査システムの構成について説明する。図1は本発明の臨床検査システムの第1の実施形態を示す外観図である。図2は血液分析装置1(第1の臨床検査装置)の構成図であり、図3は全血免疫測定装置2(第2の臨床検査装置)の構成図である。
図1に示したように、血液分析装置1は、試料容器26を搭載した複数個のラック27を1個ずつ供給するラック供給部13、試料容器26のバーコードを読み取るためのバーコードリーダ14、試料容器26の試料を攪拌・吸引するための試料攪拌・吸引装置15、吸引された試料を分析する試料分析部11、分析条件の入力や測定結果の出力を行う表示操作部12から構成されている。表示操作部12は表示と操作(入力)のできるタッチパネル付きディスプレイである。
また、全血免疫測定装置2は、免疫試料を分析する免疫試料分析部21、分析条件の入力や測定結果の出力を行う表示操作部22から構成されている。表示操作部22は表示と操作(入力)のできるタッチパネル付きディスプレイである。
血液分析装置1と全血免疫測定装置2は通信ケーブル24で接続されており、血液分析装置1の測定データは、通信ケーブル24を介して、全血免疫測定装置2に送信される。通信ケーブル24は、RS232Cシリアルケーブルである。
図2に示したように、血液分析装置1の試料分析部11は、制御部101と試料定量部102と試料調製部103および試料測定部104から構成されている。制御部101は、RAM、ROM、ハードディスク等のメモリ及びCPUからなるマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)である。
試料定量部102は、試料容器26から試料攪拌・吸引装置15によって攪拌・吸引された試料を定量する。試料定量部102は、3枚のセラミックス製円板から構成することができる。3枚のセラミック製円板には試料を通る通路が形成され、固定された外板2枚の中を中板が回転し、吸引された試料は入出口が遮断された中板の通路内に残ることにより定量される。
試料調製部103は、血液試料を希釈して赤血球・血小板測定用試料を調製する赤血球試料調製部111、血液試料を溶血して白血球測定用試料を調製する白血球試料調製部112、血液試料を溶血してHGB(ヘモグロビン)測定用試料を調製するHGB試料調製部113から構成されている。
試料測定部104は、調製された赤血球・血小板測定用試料がオリフィス(細孔)を通過するときの電気抵抗を測定して測定信号を得る赤血球試料測定部121、調製された白血球試料をフローサイトメトリーにより光学的に測定して測定信号を得る白血球測定部122、調製されたHGB試料の吸光度を測定して測定信号を得るHGB試料測定部123から構成されている。
制御部101は、表示操作部12からの分析条件やバーコードリーダ14の出力信号を受けて、試料供給部13、試料攪拌・吸引装部15、試料定量部102、試料調製部103、試料測定部104を制御する。
制御部101は、試料測定部104から測定信号を受けて試料に含まれる赤血球数、白血球および血小板の数と粒度、ヘモグロビン(HGB)濃度やヘマトクリット値や赤血球平均容積(MCV)などを算出する。
図3に示したように、全血免疫測定装置2の免疫試料分析部21は、制御部201、免疫試料定量部202、免疫試薬定量部203、免疫試薬調製部204、免疫試料測定部205、バーコードリーダ206、試料載置部207から構成される。制御部201は、RAM、ROM、ハードディスク等のメモリ及びCPUからなるマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)である。
免疫試料定量部204は、試料載置部207に載置された試料容器(図示せず)からピペット等の分注機構により試料を定量する。免疫試薬定量部205は、試薬容器(図示せず)からピペット等の分注機構により試薬を定量する。
免疫試料調製部204は、定量された血液試料(全血試料)と試薬を混合して免疫測定用試料を調製する。試薬は、血液試料を希釈する希釈液、抗原または抗体を感作したラテックス試薬から構成される。
免疫試料測定部205は、調製された免疫測定用試料をカウンティングイムノアッセイにより分析する。カウンティングイムノアッセイは、試料中の抗原または抗体に対して抗体または抗原を感作したラテックス試薬を反応させ、凝集した粒子をフロサイトメトリーによる弁別、カウンティングする分析方法である。
制御部201は、表示操作部22からの分析条件やバーコードリーダ206の出力信号を受けて、免疫試料定量部202、免疫試薬定量部203、免疫試料調製部204、免疫試料測定部205を制御する。
また、制御部201は、試料測定部205から測定信号を受けて試料に含まれる癌マーカーや感染症マーカーなどの値を算出する。癌マーカーや感染症マーカーは、抗原濃度または抗体濃度として算出される。次に、血清または血漿に対する抗原濃度または抗体濃度に換算するために、後述する血液分析装置1から受信したヘマトクリットに基づいて補正が行われる。
血液分析装置1の制御部101と全血免疫測定装置2の制御部201は通信ケーブル24を介して接続され、血液分析装置1で得られた測定結果は制御部101から通信ケーブル24を介して全血免疫測定装置2の制御部201へ送信される。全血免疫測定装置2に送信される血液分析装置1の測定結果は、少なくとも赤血球数、ヘマトクリット、赤血球平均容積及び血小板数である。
各ラック27は、図4に示すように、10本の試料容器26が搭載できるように試験管立て状の形状をしている。試料容器26は、有底円筒形の試験管状の容器で上端開口はキャップで塞がれ、内部には試料として血液を収容し、容器表面にはバーコードラベル28が貼付されている。ここでは、血液試料は検体を示す。
次に、臨床検査システムの動作について説明する。
血液分析装置1のラック供給部13に、試料容器26が収納されたラック27を載置する。表示操作部12から測定指示を入力すると、ラック供給部13上のラック27が奥(紙面表から紙面裏の方向へ)に移動する。奥に移動したラック27は左に横送りされ、バーコードリーダ14で試料容器26に貼付されたバーコードラベル28が読み取られる。その後、試料容器26は試料攪拌・吸引部15で攪拌された後、吸引針によって試料容器26から血液試料が吸引される。吸引された血液試料は試料定量部102で定量され、試料調製部103で血液試料の希釈、溶血等の処理が行われ後、試料測定部104で測定される。測定によって得られた測定信号は制御部101に送られ、解析処理された後、ID番号とともに測定データとして制御部101に保存される。また、測定データの自動送信が設定されているので、制御部101は測定データを表示操作部12に出力させると同時に通信ケーブル24を介して全血免疫測定装置2の制御部201に送信する。
ここで、全血免疫測定装置2に送信される測定データは、少なくとも赤血球数、ヘマトクリット、赤血球平均容積(MCV)、血小板数(PLT)である。
測定データを受信した全血免疫測定装置2の制御部201は、ID番号とともに測定データを保存する。
次に、図6のフローチャートを用いて血液分析装置1から測定データを受信した全血免疫測定装置2の測定動作を説明する。血液分析装置1で測定の終了した試料容器26を全血免疫測定装置2の分析部21の試料載置部207にセットする。セットされた試料容器26はバーコードリーダ206によりバーコードラベル28が読み取られ、ID番号を含む情報が制御部201に送られる(ステップS1、S2)。制御部201はID番号を元に、血液分析装置1から受信した同じID番号の測定データを検索する(ステップS3)。検索の結果、ID番号が一致するか否かを判定する(ステップS4)。ID番号が一致しない場合は、次の試料容器26のバーコードラベル28を読み取るステップに戻る(ステップ1)。ID番号が一致した場合は、そのID番号の測定データを読み出す(ステップS5)。読み出した測定データと図5のテーブルを照合し、異常値であるか否かを判定する(ステップ6、7)。ここで、図5に示すテーブルは、測定項目301に対応する閾値302、この閾値を上回る場合と下回る場合を示した異常判定式303、異常判定式に当てはまるときの異常値304を示している。
異常値でないと判定された場合は、測定データに対応する試料容器26中の血液試料は全血測定可能と判断され、試料容器26中の血液試料が、測定される(ステップ8)。免疫試料定量部202によっては一定量の血液試料が試料容器26から吸引されるとともに、免疫試薬定量部203によって一定量の試薬が吸引される。吸引された血液試料と試薬は免疫試料調製部203に送られ、全血免疫測定用試料が調製される。調製された全血免疫測定用試料は、免疫試料測定部204に送られ、測定される。制御部201において測定データを血清または血漿に対する抗原濃度または抗体濃度に換算するために、血液分析装置1に送信されたヘマトクリットに基づいて補正が行われる。測定された測定結果は表示操作部22に出力される。
異常値であると判定された場合は、測定データに対応する試料容器26中の検体は全血免疫測定不適であると判断され、図7に示したようなメッセージを表示操作部22に出力する(ステップS9)。メッセージは、PLT高値検体(血小板高値検体)の例を示している。測定者はこのメッセージに基づいてこの検体が全血測定不適である場合、即座に次の対応がとれる。具体的には、その検体を遠心分離して血漿で免疫測定したり、再度、採血のオーダーを出して新しい検体を用いて血清で免疫測定したりすることができる。
また、全血免疫測定において、測定データの信頼性が低くても、緊急を要する測定が必要な場合がある。例えば、ヘマトクリット高値、MCV(赤血球平均容積)高値またはMCV低値の場合において、表示操作部22に図8に示したようなメッセージを出力し、測定者が測定を行うか否かを判断できるようにしても良い。
感染症項目の免疫検査では、測定試料として血清を使用することが一般的であったが、全血から血清を得るために30分程度の時間がかかるという問題があった。また、全血免疫測定装置においては、検体によっては適切な測定データが得られないという問題があった。
実施形態1においては、血液分析装置による検体(全血)の測定データに基づいて、この検体の測定前に全血免疫測定装置2において、この検体が測定に適した検体であるか否かが判定される。これによって操作者は、免疫検査を全血免疫測定装置で行うか、あるいは血清を用いて免疫検査を行うかの判定を速やかに行うことができる。
実施形態1において、表示操作部12、22は表示と操作(入力)のできるタッチパネル付きディスプレイを使用したが、別の実施形態として入力部と出力部に分けた構成にすることが可能である。入力部としては、キーボード、マウス、テンキーおよびタッチキーなどのいずれかによって構成することができ、出力部としては、CRTやLCDなどの表示装置やプリンタ等の印字装置や音声出力装置などから構成することができる。
また、白血球測定部122は、フローサイトメトリーにより光学的に測定して測定信号を得る代わりに、白血球試料がオリフィス(細孔)を通過するときの電気抵抗を測定して測定信号を得るような構成にすることも可能である。
また、免疫試料測定部205は、調製された免疫測定用試料をカウンティングイムノアッセイにより分析する代わりに、抗原抗体反応により生じた凝集粒子を含む調製された免疫測定試料に対する光照射による吸光度変化または散乱光変化を分析する構成にしても良い。
また、制御部201は、送信された血液分析装置1のヘマトクリットにより補正する代わりに、免疫試料測定部205で測定された赤血球数で補正しても良い。
実施形態2
まず、臨床検査システムの構成について説明する。図9は本発明の臨床検査システムの第2の実施形態を示す外観図である。図9において、図1に記載の部分に対応する部分は、図中に同一の符号を付し、説明は省略する。図10はサーバコンピュータの構成図である。血液分析装置1(第1の臨床検査装置)、全血免疫測定装置2(第2の臨床検査装置)の構成図は前述した図2、図3に同じであり、説明は省略する。
ネットワークインターフェイス507と接続され血液分析装置1と、ネットワークインターフェイス508と接続された全血免疫測定装置2は、インターネット等のネットワークを介してサーバコンピュータ501に接続されている。
サーバ501は、プログラムを読み出して実際の処理を行うCPU502、あらかじめCPU502の制御手順を記憶したROM503、処理を行う際にCPU502が使用するRAM504、プログラムコードを供給する記録媒体である記憶装置505、ネットワークと接続する際に使用するネットワークインターフェイス506などから構成される。
次に、臨床検査システムの動作について説明する。
血液分析装置1は、バーコードリーダ14により、試料容器26のバーコードを読み取り、試料容器26内の血液試料を分析し、ID番号と測定データを制御部101に保存する。また、測定データの自動送信が設定されているので、制御部101は、ID番号と測定データを、ネットワークを介して、サーバコンピュータ501に送信すると、CPU502は記憶装置505にID番号と測定データを記憶する。
次に、図11のフローチャートを用いて全血免疫測定装置2の測定動作を説明する。全血免疫測定装置2はバーコードリーダ206により試料容器26のバーコードラベル28を読み取り、ID番号を含む情報が制御部201に送られる(ステップS1、S2)。全血免疫測定装置2の制御部201はID番号をサーバコンピュータ501に問い合わせる(ステップS3)。サーバコンピュータのCPU502は血液分析装置21から受信した同じID番号の測定データを検索する(ステップS4)。検索の結果、ID番号が一致する測定データの有無を判定する(ステップS5)。ID番号が一致する測定データがない場合は、サーバコンピュータのCPU502は全血免疫測定装置2の制御部201にその判定結果を送信し、制御部201は次の試料容器26のバーコードラベル28を読み取るように指示する(ステップ1)。ID番号が一致する測定データがあった場合は、サーバコンピュータのCPU502は記憶装置506から全血免疫測定装置2の制御部201にID番号と測定データを送信し、制御部201はそのID番号の測定データを取得する(ステップS6)。制御部201は取得した測定データと図5のテーブルを照合し、異常値であるか判定する(ステップ7、8)。
異常値でないと判定された場合は、測定データに対応する試料容器26中の血液試料が全血測定可能と判断され、試料容器26中の血液試料が、測定される(ステップ9)。免疫試料定量部202によって一定量の血液試料が試料容器26から吸引されとともに、免疫試薬定量部203によって一定量の試薬が吸引される。吸引された血液試料と試薬は免疫試料調製部203に送られ、全血免疫測定用試料が調製される。調製された全血免疫測定用試料は、試料測定部204に送られ、測定される。制御部201において測定データを血清または血漿に対する抗原濃度または抗体濃度に換算するために、血液分析装置1に送信されたヘマトクリットに基づいて補正が行われる。測定された測定結果は表示操作部22に出力される。
異常値であると判定された場合は、測定データに対応する試料容器26中の検体は全血免疫測定不適であると判断され、図7に示したようなメッセージを表示操作部22に出力する(ステップS10)。メッセージは、PLT高値検体(血小板高値検体)の例を示している。
実施形態2において、血液分析装置1と全血免疫測定装置2はネットワークを介してサーバコンピュータ501と接続されている構成としたが、血液分析装置1と全血免疫測定装置2とを直接ネットワークを介して接続する構成にしても良い。ここで、ネットワークとは、インターネット、イントラネット、インサーネットなどの通信回線を示す。
ネットワークインターフェイスは、汎用インターフェイスであるTCI/IP(Transmission control protocol//intenet protocol:トランスミッション コントロール プロトコール/インターネット プロトコル)で構成することができる。また、血液分析装置1と免疫測定装置2は、ネットワークインターフェイス507と508を介してそれぞれネットワークに接続されている構成としたが、血液分析装置1の制御部101、全血免疫測定装置2の制御部201にネットワークインターフェイスを組み込む構成としても良い。
また、制御部201は、送信された血液分析装置1のヘマトクリットにより補正する代わりに、免疫試料測定部205で測定された赤血球数で補正しても良い。
このように、ネットワークを介して血液分析装置1と全血免疫測定装置2を接続することにより、離れた場所にある装置間でも情報の伝達を行うことができ、血液分析装置1の測定データに基づき全血免疫測定装置2は対象検体が全血免疫測定に適しているかどうか判定することができる。
実施形態3
まず、臨床検査システムの構成について説明する。図12は本発明の臨床検査システムの第3の実施形態を示す外観図である。図12において、図1に記載の部分に対応する部分は、図中に同一の符号を付し、説明は省略する。血液分析装置1(第1の臨床検査装置)、全血免疫測定装置2(第2の臨床検査装置)の構成図は前述した図2、図3に同じであり、説明は省略する。
ホストコンピュータ401は、血液分析装置1から送信された検体の測定データを記憶する記憶部を備える制御部412と、測定データや全血免疫測定可能か否かの判定結果などを表示するディスプレイ411、測定データや判定条件を入力するキーボード413から構成される。
血液分析装置1とホストコンピュータ401、全血免疫測定装置2とホストコンピュータ401は、通信ケーブル415、414でそれぞれ接続されている。
次に、臨床検査システムの動作について説明する。
血液分析装置1は、試料容器26のバーコードラベル28を読み取り、試料容器26内の血液試料を分析し、ID番号と測定データを制御部101に保存する。また、測定データの自動転送が設定されているので、制御部101は、ID番号と測定データを、通信ケーブル415を介して、ホストコンピュータ401に送信すると、制御部412はID番号と測定データを記憶する。
次に、図13のフローチャートを用いて全血免疫測定装置2の測定動作を説明する。全血免疫測定装置2は試料容器26のバーコードラベル28を読み取とり、ID番号を含む情報が制御部201に送られる(ステップS1、S2)。全血免疫測定装置2の制御部201はID番号をホストコンピュータ401に問い合わせる(ステップS3)。ホストコンピュータの制御部412は血液分析装置21から受信した同じID番号の測定データを検索する(ステップS4)。検索の結果、ID番号が一致する測定データの有無を判定する(ステップS5)。ID番号が一致する測定データがない場合は、ホストコンピュータの制御部412は全血免疫測定装置2の制御部201にその結果を送信し、制御部201は次の試料容器26のバーコードラベル28を読み取るように指示する(ステップ1)。ID番号が一致する測定データがあった場合は、ホストコンピュータの制御部412は全血免疫測定装置2の制御部201にその結果を送信し、制御部201はそのID番号の測定データを取得する(ステップS6)。取得した測定データと図5のテーブルを照合し、異常値であるか判定する(ステップ7、8)。
異常値でないと判定された場合は、測定データに対応する試料容器26中の検体が全血測定可能と判断され、試料容器26中の検体が、測定される(ステップ9)。免疫試料定量部202によって試料容器26から一定量の血液試料が吸引されとともに、免疫試薬定量部203によって一定量の試薬が吸引される。吸引された血液試料と試薬は免疫試料調製部203に送られ、全血免疫測定用試料が調製される。調製された全血免疫測定用試料は、免疫試料測定部204に送られ、測定される。制御部201において測定データを血清または血漿中の抗原濃度または抗体濃度に換算するために、血液分析装置1に送信されたヘマトクリットに基づいて補正が行われる。測定された測定結果は表示操作部22に出力される。
異常値であると判定された場合は、測定データに対応する試料容器26中の検体は全血免疫測定不適であると判断され、図7に示したようなメッセージを表示操作部22に出力する(ステップS10)。メッセージは、PLT高値検体(血小板高値検体)の例を示している。
実施形態3において、血液分析装置1とホストコンピュータ401、全血免疫測定装置2とホストコンピュータ401は通信ケーブル415、414でそれぞれ接続されている構成としたが、通信ケーブルの代わりにネットワークを介して接続する構成にしても良い。例えば、ネットワークは、インターネット、イントラネット、インサーネットなどの通信回線を利用できる。また、血液分析装置1の測定データをキーボード413からホストコンピュータ401に入力しても良い。
また、制御部201は、送信された血液分析装置1のヘマトクリットにより補正する代わりに、免疫試料測定部205で測定された赤血球数で補正しても良い。
また、ホストコンピュータ401は、全血免疫測定装置2に血液分析装置1で測定された測定データを送信するように構成したが、ホストコンピュータ401が血液分析装置1で測定された測定データを受け取り、全血免疫測定可能か否か判定した後、その判定結果を全血免疫測定装置2に送信する構成にすることも可能である。また、ホストコンピュータ401が血液分析装置1で測定された測定データを受け取り、全血免疫測定可能か否か判定した後、ホストコンピュータ401のディスプレイ411に全血免疫測定可能か否かのメッセージを出力する構成にしても良い。
このように、血液分析装置1と全血免疫測定装置2との間にホストコンピュータ401を介在させることにより、血液分析装置1からの測定データがホストコンピュータ401に蓄積され、測定データまたは測定データに基づいて全血測定可能か否かの判定結果をホストコンピュータ401から全血免疫測定装置2に送ることが可能になる。このような構成によって、多数の臨床検査装置を管理することが可能となる。
実施形態4
まず、臨床検査システムの構成について説明する。図14は本発明の臨床検査システムの第4の実施形態を示す構成図である。
臨床検査システムの中央に血液分析装置3と全血免疫測定装置4とが設置され、右側に試料容器26を搭載した複数個のラック27をストックし1個ずつ搬出するラック発送部8が、左側にラック26を回収してストックするラック回収部9が、それぞれ設けられている。そして、ラック発送部8かららラック回収部9へラック26を1個ずつ移送(横送り)する移送部10が、それらの間に設けられている。
血液分析装置3は、試料容器26のバーコードラベル28を読み取るためのバーコードリーダ31、試料容器26の血液試料を攪拌するための試料攪拌装置32、攪拌された血液試料を試料容器27から吸引するための吸引装置33、吸引された血液試料を定量する試料定量部302、定量された血液試料を調製する試料調製部303および定量された血液試料を測定する測定部304から構成されている。
試料調製部303は、図2の試料調製部103と同じ構成であり、血液試料を希釈して赤血球・血小板測定用試料を調製する赤血球試料調製部、血液試料を溶血して白血球測定用試料を調製する白血球試料調製部、血液試料を溶血してHGB(ヘモグロビン)測定用試料を調製するHGB試料調製部から構成されている。これらの構成は、図2と同じであることから、その詳細についての説明は省略する。
全血免疫測定装置4は、試料容器26のバーコードラベル28を読み取るためのバーコードリーダ41、試料容器26の血液試料を攪拌するための試料攪拌装置42、攪拌された試料を試料容器26から吸引するための吸引装置43、吸引された血液試料を定量する免疫試料定量部402、免疫測定試薬を定量する免疫試薬定量部403、定量された血液試料と試薬とから分析試料を調製する免疫試料調製部404、調製された試料を測定する免疫試料測定部405から構成されている。ここで、免疫試料定量部402、免疫試薬定量部403、免疫試料調製部404、免疫試料測定部405は、図3と同じ構成であり、その詳細についての説明は省略する。
制御部5は、分析条件を入力するための入力部6およびバーコードリーダ31、41からの出力信号を受けて、ラック発送部8、移送部10、ラック回収部9、血液分析装置3および全血免疫測定装置4を制御する。制御部5は、RAM、ROM、ハードディスク等のメモリ及びCPUからなるマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)である。また、入力部4は、キーボード及びマウス、テンキーおよびタッチキーなどのいずれかによって構成することができる。また、出力部7は、CRTやLCDなどの表示装置やプリンタ等の印字装置などから構成することができる。また、移送部10は、検体ラックを搬送する搬送路の底面に設けられた回転運動を行うレバーが検体ラックの底部に形成された凹部に入り込んで横送りする機構や、検体ラックをベルト上のコンベヤに載置して搬送する機構が使用可能である。
次に、臨床検査システムの動作について説明する。
図14に示すように、試料容器26を搭載した複数のラック27がラック発送部8に縦一列に並べられると、全ラック27が矢印Cに示す方向に整列しながら前進し、その後、先頭のラック27が左方の移送部10に送り出され横送りされる。
移送部10により移送されるラック27は、先頭の試料容器26がバーコードリーダ31に対向する位置で停止する。バーコードリーダ31が先頭の試料容器26のバーコードラベル28を読み取ると、その試料容器26は再び横送りされ、血液分析装置3の試料攪拌装置32の真下で停止する。
そして、先頭の試料容器26内の血液試料が試料攪拌装置32で攪拌されると、ラック27が所定距離(試料容器26の配列ピッチ)だけ移動して、攪拌の終了した試料容器26から血液試料が試料吸引装置33により吸引される。
吸引された血液試料は試料定量部302で定量され、さらに試料調製部303で測定試料が調製され、調製された測定試料は試料測定部304で測定される。試料吸引装置33の吸引動作の間に、試料攪拌装置32は次の試料容器26の試料を攪拌する。
ラック27は試料容器26の配列ピッチずつ間欠的に搬送され、測定の終了した試料容器26のバーコードラベル28が順次、全血免疫測定装置4のバーコードリーダ41により読み取られる。制御部5は、ID番号と血液分析装置3の測定データを一旦記憶した後、測定データと図5のテーブルを比較して全血免疫測定可能か否かの判定を行い、ID番号とその判定結果を記憶している。
全血免疫測定装置4のバーコードリーダ41により試料容器26のバーコードラベル28が読み取られると、制御部5は、ID番号に基づいて判定結果を検索し、試料容器26内の血液試料が全血免疫測定可能か判断する。
制御部5は、試料容器26内の血液試料が全血免疫測定可能と判断した場合、移送部10を制御して対応する試料容器26を全血免疫測定装置4の試料攪拌装置42の真下で停止するようにする。そして、その試料容器26を試料攪拌装置42で攪拌した後、ラック27を所定距離だけ移動して、攪拌の終了した試料容器から血液試料を試料吸引装置43により吸引する。吸引された血液試料は、免疫試料定量部402で定量され、免疫測定試薬定量部403で定量された試薬と混合され、免疫試料測定部404で測定試料が調製された後、免疫測定試料測定部405で測定される。、制御部5において測定データを血清または血漿に対する抗原濃度または抗体濃度に換算するために、記憶している血液分析装置3のヘマトクリットに基づいて補正が行われる。
制御部5は、試料容器26内の血液試料が全血免疫測定不適と判断した場合、移送部10を制御して対応する試料容器26を全血免疫測定装置4の試料攪拌装置42、試料吸引装置43を通過するようにする。
また、制御部5は、血液分析装置3から得られた測定データに基づいて全血免疫測定可能か否かを判定した判定結果を、出力部7に図15に示したテーブルとして出力することができる。
10本の容器(1つのラック27に搭載した全試料容器)の中から全血測定可能な全ての血液試料の吸引が終了すると、そのラック27はさらに矢印D方向に搬送され、ラック回収部9において矢印E方向に回収される。なお、ラック発送部8上に測定の必要なラック27が存在する場合、ラック27はラック発送部8から移送部10へ送り出され、ラック27上の各試料容器26の血液試料には上記の処理が繰り返し行われる。
実施形態4において、制御部5は、記憶している血液分析装置1のヘマトクリットにより補正する代わりに、免疫試料測定部205で測定された赤血球数で補正しても良い。
このように、前述した臨床検査システムおいては、試験管ラックをシステムにセットするだけで、ラック中の検体が全血測定可能か否かの判定を行うと同時に、全血測定可能な検体は自動的に全血免疫測定を行い、全血免疫測定不適な検体は判定結果を表示するようにしている。このため、全ての検体の免疫測定が終了するまでの間、使用者は本システムに常駐しなくても良くなる。
本発明に適用される検体は、通常ヒトまたは他の動物から採取した血液や尿であっても良い。
本実施形態おいて、第1と第2の臨床検査装置は、血液分析装置、全血免疫測定装置としたが、他の臨床検査装置として、血液凝固測定装置、生化学分析装置、尿定性装置、尿沈渣検査装置などが使用できる。
本発明のシステムの外観図である。 血液分析装置の構成図である。 全血免疫測定装置の構成図である。 ラックの斜視図である。 異常判定を行うためのテーブルである。 メッセージの出力フローを表わした図である。 メッセージを表わした図である。 メッセージを表わした図である。 本発明のシステムの外観図である。 メッセージの出力フローを表わした図である。 本発明のシステムの外観図である。 サーバコンピュータの構成図である。 メッセージの出力フローを表わした図である。 本発明のシステムの構成図である。 判定結果を表わしテーブルである。
符号の説明
1 血液分析装置
2 全血免疫測定装置
3 血液分析装置
4 全血免疫測定装置
5 制御部
10 移送部
11 試料分析部
12 表示操作部
21 免疫試料分析部
22 表示操作部
101 制御部
102 試料定量部
103 試料調製部
104 試料測定部
201 制御部
202 免疫試料定量部
203 免疫試薬定量部
204 免疫試料調製部
205 免疫試料測定部
401 ホストコンピュータ
501 サーバコンピュータ

Claims (7)

  1. 全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、
    血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、を備え、
    血球分析装置と免疫測定装置とが通信可能に接続され、
    血球分析装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を含む全血検体の分析結果を免疫測定装置に送信し、
    免疫測定装置は、受信した赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否か判定し、判定結果が異常である場合、全血検体が免疫測定に適していないことを表示部に表示し、判定結果が異常でない場合、全血検体に対して免疫測定を行い、受信した分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する臨床検査システム。
  2. 免疫測定装置は、判定結果が異常である場合、全血検体の免疫測定を行うか否かを入力可能な画面を表示部に表示する請求項1に記載の臨床検査システム。
  3. 血球分析装置と免疫測定装置を通信可能に接続するネットワークとを備え、
    血球分析装置は、分析結果を免疫測定装置にネットワークを介して送信する請求項1または請求項2に記載の臨床検査システム。
  4. さらにサーバコンピュータを備え、
    血球分析装置は、分析結果をサーバコンピュータに送信し、
    サーバコンピュータは、分析結果を受信し、分析結果を蓄積し、分析結果を免疫測定装置に送信する請求項に記載の臨床検査システム。
  5. 全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、
    血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、
    コンピュータと、を備え、
    血球分析装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を含む全血検体の分析結果をコンピュータに送信し、
    コンピュータは、受信した分析結果を免疫測定装置に送信し、
    免疫測定装置は、受信した赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否かを判定し、判定結果が異常である場合、全血検体が免疫測定に適していないことを表示部に表示し、判定結果が異常でない場合、全血検体に対して免疫測定を行い、受信した分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する臨床検査システム。
  6. 全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、
    血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、
    コンピュータと、を備え、
    血球分析装置は、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を少なくとも含む全血検体の分析結果をコンピュータに送信し、
    コンピュータは、受信した赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否かを判定し、判定結果及び受信した分析結果を免疫測定装置に送信し、
    免疫測定装置は、受信した判定結果が異常である場合、全血検体が免疫測定に適していないことを表示部に表示し、受信した判定結果が異常でない場合、全血検体に対して免疫測定を行い、受信した分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する臨床検査システム。
  7. 検体ラックを搬送する搬送部と、
    全血検体に対して分析を行う血球分析装置と、
    血球分析装置で分析された全血検体に対して免疫測定を行い、全血検体の血球分析装置による分析結果に含まれるヘマトクリット値に基づき、全血検体に対する免疫測定の結果を血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する免疫測定装置と、
    それらを制御する制御部と、を備え、
    制御部は、血球分析装置から得られた赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数を含む全血検体の分析結果を蓄積し、赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球平均容積及び血小板数のうちの少なくとも一つをそれぞれに設定された閾値と比較して異常であるか否かを判定し、判定結果が異常である場合、検体ラックの全血検体が免疫測定装置に供給されずに通過するように搬送部を制御し、判定結果が異常でない場合、検体ラックの全血検体が免疫測定装置に供給されるように搬送部を制御し、
    免疫測定装置は、供給された検体ラックの全血検体に対して免疫測定を行い、得られた測定結果をヘマトクリット値に基づいて血清又は血漿に対する免疫測定の結果に補正する臨床検査システム。
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