JP4486181B2 - 警報装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、各種機器の故障等の異常を無電圧接点信号により検知し、ランプ、ブザー等の報知手段で報知する警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種機器の故障等の異常を無電圧接点信号により検知し、ランプ、ブザー等の報知手段で報知する警報装置の警報源には、図7に示すようなものがあった。これは給排水設備の水位異常監視を行うもので、3本の電極棒31、32、33と、満水リレー34、減水リレー35から成る液面リレー36とを用いて、満水異常と減水異常の両方を同時監視する。満水異常時は、満水リレー34のオン動作により満水警報出力が閉路となるa接点信号が出力され、減水異常時は減水リレーのオフ動作により減水警報出力が開路となるb接点信号が出力される。
【0003】
また、図8に示すような警報源は、機器監視において、機器故障の出力信号と供給電源の停電信号を無電圧a接点リレー41で出力するもので、故障の出力は故障時にリレー42、43のオン動作により閉路となるa接点信号、供給電源の停電は停電時にリレー41のオフ動作によるb接点信号となる。
【0004】
図9に図7や図8に示すような警報源51の出力信号を警報装置52に入力するシステムを示すが、警報源51には警報信号にa接点信号と、b接点信号が混在するもので、b接点信号のみ警報源51又は警報装置52側に信号変換用リレー53を設けて信号を変換し、この信号を警報装置52に入力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのシステムでは信号変換用リレー53が必要になるため、コストが上昇すると共に、信号変換用リレー53を取り付けるためのスペースも必要になる。また、警報装置側に信号変換用リレー53を設ける場合には、警報装置52の接点検出回路の電気信号と、信号変換用リレー53の電気信号が別個のためにb接点信号の回路の警報線を専用線にする必要があり、コストを上昇させるという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の問題点に鑑み、本発明の目的は、警報源に警報を検知するための無電圧接点入力信号が異常発生時に閉路となるa接点信号と、異常発生時に開路となるb接点信号のどちらにも自動的に対応できる警報装置を提供するもので、各種機器の故障等の異常を無電圧接点信号により検知し、ランプ、ブザー等の報知手段で報知する警報装置において、該警報装置の電源投入後に警報装置の積分回路が定常状態になるまでに入力した前記無電圧接点信号を「異常なし」信号と判別し、その後の異常発生により無電圧接点信号の変位を検知し、警報発生を前記報知手段で報知することで無電圧接点信号が異常発生時に閉路となるa接点信号と、異常発生時に開路となるb接点信号の何れの信号形態にも対応可能とすることである。
【0007】
【発明の実施の形態】
警報装置1は、図1に示すように信号入力端子と、抵抗R1とコンデンサC1で構成された積分回路、EX−OR、D−フリップフロップ、このD−フリップフロップのCLRに接続された抵抗R2とコンデンサC2で構成された積分回路、報知手段としてLED及びブザーBZとで構成され、無電圧接点信号が異常発生時に閉路となるa接点信号と、異常発生時に開路となるb接点信号の何れの信号形態にも対応可能である。
【0008】
【実施例】
本発明に係る警報装置の一実施例を図1〜図5に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明する。
【0009】
警報装置1は、図1に示すように信号入力端子と、抵抗R1とコンデンサC1で構成された積分回路、EX−OR、D−フリップフロップ、このD−フリップフロップのCLRに接続された抵抗R2とコンデンサC2で構成された積分回路、報知手段としてLED及びブザーBZとで構成される。
【0010】
1.電源投入時
▲1▼警報装置1の電源が投入されると、D−フリップフロップのCLR入力が抵抗R2とコンデンサC2で構成された積分回路の過渡現象により、タイムチャートAの期間「L」が入力される。その結果D−フリップフロップ機能表の項目1より、Q出力は「L」となり、LED、ブザーBZともにオフとなる。
▲2▼▲1▼より、タイムチャートAの期間に信号入力端子に入力されていた状態が「異常なし」の状態となる。
【0011】
2.警報信号が無電圧a接点信号の場合
▲1▼電源投入からD−フリップフロップのQ出力「L」が確定するまでの間、信号入力端子は開路となっていること。
▲2▼信号入力端子が開路のときEX−ORの入力1、2は共にVcc、抵抗R0の影響で「H」となり、EX−ORの出力3は「L」となる。
▲3▼警報発生により信号入力端子が閉路となると、EX−ORの入力1は「L」となるが、EX−ORの入力2は抵抗R1、コンデンサC1で構成された積分回路の過渡現象により、タイムチャートBの期間「H」が入力されるため、この期間のEX−ORの出力3は「H」となる。
▲4▼EX−ORの出力3は「H」の立ち上がりエッジを受けたD−フリップフロップは、D入力ににQバー出力を与えているため機能表の項目2より、Q出力が「H」となり、LED、ブザーBZが共にオンとなり警報を報知する。
▲5▼警報がなくなり、信号入力端子が開路となると、EX−ORの入力1は「H」となるが、EX−ORの入力2は抵抗R1とコンデンサC1で構成された積分回路の過渡現象により、タイムチャートBの期間「L」が入力されるため、この期間のEX−ORの出力3は「H」となる。
▲6▼EX−ORの出力3の「H」の立ち上がりエッジを受けたD−フリップフロップは機能表の項目3より、Q出力が「L」となり、LED、ブザーBZ共にオフとなり警報報知を停止する。
【0012】
2.警報信号が無電圧b接点信号の場合
▲1▼電源投入からD−フリップフロップのQ出力「L」が確定するまでの間、信号入力端子は閉路となっていること。
▲2▼信号入力端子が閉路のときEX−ORの入力1、2は共にVcc、抵抗R0の影響で「L」となり、EX−ORの出力3は「L」となる。
▲3▼警報発生により信号入力端子が開路となると、EX−ORの入力1は「H」となるが、EX−ORの入力2は抵抗R1、コンデンサC1で構成された積分回路の過渡現象により、タイムチャートBの期間「L」が入力されるため、この期間のEX−ORの出力3は「H」となる。
▲4▼EX−ORの出力3は「H」の立ち上がりエッジを受けたD−フリップフロップは、D入力ににQバー出力を与えているため機能表の項目2より、Q出力が「H」となり、LED、ブザーBZが共にオンとなり警報を報知する。
▲5▼警報がなくなり、信号入力端子が閉路となると、EX−ORの入力1は「L」となるが、EX−ORの入力2は抵抗R1とコンデンサC1で構成された積分回路の過渡現象により、タイムチャートBの期間「H」が入力されるため、この期間のEX−ORの出力3は「H」となる。
▲6▼EX−ORの出力3の「H」の立ち上がりエッジを受けたD−フリップフロップは機能表の項目3より、Q出力が「L」となり、LED、ブザーBZ共にオフとなり警報報知を停止する。
【0013】
また、図6に示すようにリセットスイッチSWを用いて、警報表示を自己保持できるようにしてもよい。
【0014】
尚、本実施例ではEX−ORやD−フリップフロップを利用した回路構成としたが、これに限定されるものではなく、マイクロコンピュータを用いてプログラムにより実現することも可能で、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る警報装置は、各種機器の故障等の異常を無電圧接点信号により検知し、ランプ、ブザー等の報知手段で報知する警報装置において、該警報装置の電源投入後に警報装置の積分回路が定常状態になるまでに入力した前記無電圧接点信号を「異常なし」信号と判別し、その後の異常発生により無電圧接点信号の変位を検知し、警報発生を前記報知手段で報知することで無電圧接点信号が異常発生時に閉路となるa接点信号と、異常発生時に開路となるb接点信号の何れの信号形態にも対応可能とすることによって、信号形態を確認する手間が不要で、而も信号変換用リレーが不要になるため、コストの削減ができ、取付スペースも不要となる。また、芯線数の増加もなく、結線が単純になり、誤結線がなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る警報装置の一実施例の回路図である。
【図2】本発明に係る警報装置のD−フリップフロップの機能表である。
【図3】本発明に係る警報装置の電源投入時のタイムチャートである。
【図4】本発明に係る警報装置の警報信号が無電圧a接点信号の場合のタイムチャートである。
【図5】本発明に係る警報装置の警報信号が無電圧b接点信号の場合のタイムチャートである。
【図6】本発明に係る警報装置の他の実施例の回路図である。
【図7】従来の警報源の説明図である。
【図8】従来の警報源の他の実施例の説明図である。
【図9】従来の警報装置の説明図である。
【符号の説明】
1 EX−ORの入力
2 EX−ORの入力
3 制御部
Claims (1)
- 各種機器の故障等の異常を無電圧接点信号により検知し、ランプ、ブザー等の報知手段で報知する警報装置において、該警報装置の電源投入後に警報装置の積分回路が定常状態になるまでに入力した前記無電圧接点信号を「異常なし」信号と判別し、その後の異常発生により無電圧接点信号の変位を検知し、警報発生を前記報知手段で報知することで無電圧接点信号が異常発生時に閉路となるa接点信号と、異常発生時に開路となるb接点信号の何れの信号形態にも対応可能とすることを特徴とする警報装置。
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JP19963499A JP4486181B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 警報装置 |
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JP19963499A JP4486181B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 警報装置 |
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