JPH0342540Y2 - - Google Patents

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JPH0342540Y2
JPH0342540Y2 JP4256385U JP4256385U JPH0342540Y2 JP H0342540 Y2 JPH0342540 Y2 JP H0342540Y2 JP 4256385 U JP4256385 U JP 4256385U JP 4256385 U JP4256385 U JP 4256385U JP H0342540 Y2 JPH0342540 Y2 JP H0342540Y2
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voltage
zener
zener diode
line
power supply
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JP4256385U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は自火報システムに用いる回線監視回路
に関するものである。
[背景技術] 従来、自火報システムの回線の断線監視は導通
試験等で行つているが、そのための監視信号の入
力端子は感知器の感知信号の入力端子とは別に設
けていた。また自火報システムでは感知器のスイ
ツチ要素には煙感知器などのインピーダンスを有
するものが並列に多数接続されるものが多く監視
回路が複雑となるという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の問題点に鑑みて為されもので、
その目的とするところは感知器等のスイツチ接点
の動作状態の監視と回線の断線とを同一入力端子
で監視でき、しかも回路が簡単な回線監視回路を
提供するにある。
[考案の開示] 本考案は、出力端子と、少なくとも一つの入力
端子とを設けるとともに、上記出力端子のレベル
を定常警戒時には“L”、断線監視時には“H”
に設定する機能と、上記入力端子とグランドとの
間に接続された抵抗の両端電圧を検出して回線状
態を監視する機能とを有する監視部を備えるとと
もに、第1の回線の終端と第2の回線の終端との
間に接続された第1のツエナーダイオードと、上
記入力端子とグランドの間に接続された第2のツ
エナーダイオードと、上記出力端子のレベルが
“H”のときオンするスイツチ素子と、上記スイ
ツチ素子を介して上記第1の回線の始端とグラン
ドの間に接続した直流電源と、上記直流電源に並
列に接続され、上記直流電源の電圧を所定電圧に
降圧する第3のツエナーダイオードと、上記第3
のツエナーダイオードのカソードと上記第1の回
線の始端との間に上記カソード側からみて順方向
に接続したダイオードと、上記第1、第2の回線
間に接続した感知器等のスイツチ接点とを備え、
上記第2の回線の始端を上記入力端子に接続し、
上記直流電源電圧に対して上記第1のツエナーダ
イオードのツエナー電圧を低く設定し、上記第3
のツエナーダイオードのツエナー電圧を上記第1
のツエナーダイオードのツエナー電圧以下に設定
し、更に上記第2のツエナーダイオードのツエナ
ー電圧を上記第3のツエナー電圧より低く設定し
且つ上記第1のツエナーダイオードのツエナー電
圧と上記第2のツエナーダイオードのツエナー電
圧との和の値より上記直流電源の電圧を大きく設
定したものである。
以下実施例により説明する。
実施例 第1図は本実施例の回路図を示しており、監視
部1は2回線用のもので、出力端子OUTと、2
つの入力端子IN1,IN2を持ち、各入力端子IN
1,IN2には電流検出用の抵抗Ra,Rbを夫々接
続し、夫々の抵抗Ra,Rbの両端電圧を弁別する
ことにより回線断線や、感知器のスイツチ接点
S1,S2の動作を監視することができるようになつ
ており、また上記出力端子OUTの出力レベルを
“H”と“L”レベルに切換設定ができるように
なつている。
出力端子OUTにはトランジスタTr1のベース
が接続され、出力端子OUTの出力が“H”のと
きにトランジスタTr1をオン動作させるようにな
つている。このトランジスタTr1は直流電源Vcc
に対して抵抗R1,R2を介して接続されている。
直流電源Vccは抵抗R3を介して第3のツエナーダ
イオードZD3を並列に接続するとともに、トラン
ジスタTr2と、第1の回線L1と、各第2の回線
L2,L3の終端に挿入された各第1のツエナーダ
イオードZD1,ZD1′と、各第2の回線L2,L3と、
抵抗R4,R5とを介して第2のツエナーダイオー
ドZD2,ZD2′に並列に接続してある。各ツエナ
ーダイオードZD2,ZD2′は各対応する入力端子
IN1,IN2に対して並列に接続してある。
トランジスタTr2はPNP型のトランジスタから
なり、そのベースを抵抗R1,R2の接続端に接続
しており、トランジスタTr1がオン時にベース電
流が流れてオンするもので、つまり出力端子
OUTが“H”となるとオン動作するスイツチ素
子を構成し、オン時に直流電源Vccを第1の回線
L1と、グランドの間に接続する。ツエナーダイ
オードZD3はカソードをダイオードD1を介して第
1の回線L1に接続してある。抵抗R4,R5及びコ
ンデンサC1,C2はノイズ保護のための素子であ
る。而して第1の回線L1と第2の回線L2,L3
の間には感知器などのスイツチ接点S1,S2を夫々
接続する。
次に本実施例の動作を説明する。まず定常の警
戒時には出力端子OUTを“L”に設定する。つ
まり出力端子OUTが“L”のときトランジスタ
Tr1,Tr2が共にオフとなり、第1の回線L1には
直流電源Vcc電圧を降下したツエナーダイオード
ZD3のツエナー電圧で定まる所定電圧がダイオー
ドD1を介して印加されることになる。ここで直
流電源Vcc電圧に対して第1のツエナーダイオー
ドZD1,ZD1′のツエナー電圧を低く設定し、第
3のツエナーダイオードZD3のツエナー電圧を第
1のツエナーダイオードZD1,ZD1′のツエナー
電圧以下に設定し、更に第2のツエナーダイオー
ドZD2,ZD2′のツエナー電圧を第3のツエナー
ダイオードZD3のツエナー電圧より低く設定して
あるから、ツエナーダイオードZD1,ZD1′は導
通せず、各第2の回線L2、L3の電圧は零となり
各入力端子IN1,IN2は“L”となり、監視部
1はスイツチ接点S1、S2が共にオフであることを
検出する。
次にスイツチ接点、例えばS1がオンするとツエ
ナーダイオードZD1が短絡され、その結果ツエナ
ーダイオードZD2のツエナー電圧に対応する電圧
が入力端子IN1に印加され、監視部1は入力端
子IN1が“H”になつたことにより回線L2に対
応するスイツチ接点S1が感知動作を行つたことを
検出する。
さて監視部1の出力端子OUTを“H”にして
断線監視に切り換えると、トランジスタTr1
Tr2がオンし直流電源Vcc電圧が第1の回線L1
印加されることになる。従つてツエナーダイオー
ドZD1,ZD1′が導通し、入力端子IN1,IN2に
は夫々ツエナーダイオードZD2,ZD2′のツエナ
ー電圧による電圧が印加されることになる。監視
部1はこの“H”の電圧により回線L1,L2,L3
に断線が発生していないことを検出する。
断線があると対応する入力端子IN1,IN2に
は電圧が印加されなくなり、監視部1は断線を検
出するのである。
尚上記各実施例に用いる監視部1は例えば
CPUユニツトからなり、その機能は第2図に示
すように、信号処理部1Aと、各抵抗Ra,Rbの電
圧を検出する電圧検知部1B1,1B2と、出力端
子OUTのレベルを信号処理部1Aのコントロー
ル出力に同期させてVccと、グランドに切り換え
る切り換え部1Cとを備え、各入力に対応して断
線出力out1,out2、警報出力out3,out4を信号処
理部1Aより出力するようになつている。
[考案の効果] 本考案は出力端子と、少なくとも一つの入力端
子とを設けるとともに、上記出力端子のレベルを
定常警戒時には“L”、断線監視時には“H”に
設定する機能と、上記入力端子とグランドとの間
に接続された抵抗の両端電圧を検出して回線状態
を監視する機能とを有する監視部を備えるととも
に、第1の回線の終端と第2の回線の終端との間
に接続された第1のツエナーダイオードと、上記
入力端子とグランドの間に接続された第2のツエ
ナーダイオードと、上記出力端子のレベルが
“H”のときオンするスイツチ素子と、上記スイ
ツチ素子を介して上記第1の回線の始端とグラン
ドの間に接続した直流電源と、上記直流電源に並
列に接続され、上記直流電源の電圧を所定電圧に
降圧する第3のツエナーダイオードと、上記第3
のツエナーダイオードのカソードと上記第1の回
線の始端との間に上記カソード側からみて順方向
に接続したダイオードと、上記第1、第2の回線
間に接続した感知器等のスイツチ接点とを備え、
上記第2の回線の始端を上記入力端子に接続し、
上記直流電源電圧に対して上記第1のツエナーダ
イオードのツエナー電圧を低く設定し、上記第3
のツエナーダイオードのツエナー電圧を上記第1
のツエナーダイオードのツエナー電圧以下に設定
し、更に上記第2のツエナーダイオードのツエナ
ー電圧を上記第3のツエナー電圧より低く設定し
且つ上記第1のツエナーダイオードのツエナー電
圧と上記第2のツエナーダイオードのツエナー電
圧との和の値より上記直流電源の電圧を大きく設
定したので、感知器等のスイツチ接点の動作監視
と、回線断線監視とを同一の入力端子で行え、し
かも定常時には回路消費電流が殆ど零であつて、
低消費設計が達成でき、しかもインピーダンスを
有さないスイツチ接点だけの監視であるから構成
が非常に簡易となり、製作コストも安価であると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
一実施例に用いる監視部の一例を示す構成図であ
り、1は監視部、IN1,IN2は入力端子、OUT
は出力端子、Tr1,Tr2はトランジスタ、L1,L2
L3は回線、ZD1,ZD1′,ZD2,ZD2′,ZD3はエナ
ーダイオード、S1,S2はスイツチ接点、Vccは直
流電源である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力端子と、少なくとも一つの入力端子とを設
    けるとともに、上記出力端子のレベルを定常警戒
    時には“L”、断線監視時には“H”に設定する
    機能と、上記入力端子とグランドとの間に接続さ
    れた抵抗の両端電圧を検出して回線状態を監視す
    る機能とを有する監視部を備えるとともに、第1
    の回線の終端と第2の回線の終端との間に接続さ
    れた第1のツエナーダイオードと、上記入力端子
    とグランドの間に接続された第2のツエナーダイ
    オードと、上記出力端子のレベルが“H”のとき
    オンするスイツチ素子と、上記スイツチ素子を介
    して上記第1の回線の始端とグランドの間に接続
    した直流電源と、上記直流電源に並列に接続さ
    れ、上記直流電源の電圧を所定電圧に降圧する第
    3のツエナーダイオードと、上記第3のツエナー
    ダイオードのカソードと上記第1の回線の始端と
    の間に上記カソード側からみて順方向に接続した
    ダイオードと、上記第1、第2の回線間に接続し
    た感知器等のスイツチ接点とを備え、上記第2の
    回線の始端を上記入力端子に接続し、上記直流電
    源電圧に対して上記第1のツエナーダイオードの
    ツエナー電圧を低く設定し、上記第3のツエナー
    ダイオードのツエナー電圧を上記第1のツエナー
    ダイオードのツエナー電圧以下に設定し、更に上
    記第2のツエナーダイオードのツエナー電圧を上
    記第3のツエナー電圧より低く設定し且つ上記第
    1のツエナーダイオードのツエナー電圧と上記第
    2のツエナーダイオードのツエナー電圧との和の
    値より上記直流電源の電圧を大きく設定したこと
    を特徴とする回線監視回路。
JP4256385U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0342540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4256385U JPH0342540Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4256385U JPH0342540Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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Publication Number Publication Date
JPS61160587U JPS61160587U (ja) 1986-10-04
JPH0342540Y2 true JPH0342540Y2 (ja) 1991-09-05

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ID=30553434

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JP4256385U Expired JPH0342540Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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