JPH11299075A - 保護継電器 - Google Patents

保護継電器

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JPH11299075A
JPH11299075A JP10111417A JP11141798A JPH11299075A JP H11299075 A JPH11299075 A JP H11299075A JP 10111417 A JP10111417 A JP 10111417A JP 11141798 A JP11141798 A JP 11141798A JP H11299075 A JPH11299075 A JP H11299075A
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circuit
switch
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JP10111417A
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Inventor
Toshio Tanaka
年男 田中
Junichi Inagaki
順一 稲垣
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定レベル等の設定をする設定スイッチの不
良等により誤動作,誤不動作を発生させず、不良を認識
可能とすると共に、設定変更をする際、誤設定を防止す
る。 【解決手段】 保護継電器において、入力変成器1と、
入力アナログ回路2と、A/D変換回路3と、演算処理
回路4と、電源回路5と、リレー回路6と、設定スイッ
チ7と、設定完了スイッチ8と、演算処理回路4より制
御される表示回路9より構成され、演算処理回路が認識
している設定スイッチポジション状態を、各スイッチポ
ジション状態に応じた数値として表示回路に常時表示
し、設定スイッチ状態に変化があった場合、変化後のス
イッチポジション状態に応じた数値を表示回路にフリッ
カ表示させ、設定完了スイッチがON状態となった時点
で、変化後のスイッチポジションに設定スイッチ状態を
更新すると共に、表示回路にフリッカ表示させていた変
化後のスイッチポジション状態に応じた数値を連続表示
するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の電圧・
電流の大きさ,位相条件により電力系統の事故を検出す
る保護継電器に係り、特に入力電圧・電流を所定の入力
アナログ回路を介した後にA/D変換し、ロジック信号
として演算処理回路に取り込み、所定の演算処理を行な
うことで動作判定する演算処理回路を有する保護継電器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の演算処理回路を有する保護継電器
は、動作レベル等の設定を設定スイッチのみで実施する
か、設定スイッチと設定完了スイッチのAND条件で実
施していた。又、設定状態表示は演算処理回路が認識し
ている設定状態を7セグメント表示回路(以下、LED
として示す)等に表示していた。
【0003】又、システム試験を考慮し強制動作を行な
わせる場合、テストスイッチがON状態となった場合に
強制動作させるか、テストスイッチとテストスイッチを
有効とさせるための第2のスイッチが、共にON状態と
なった場合に強制動作させていた。
【0004】更に動作表示を行なう場合、演算処理回路
が動作判定したことにより動作表示器をON状態とする
か、出力接点回路に直列に電磁式のターゲット表示器を
付加することで、出力接点回路に流れる遮断器トリップ
電流により動作表示をしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、動作レベル等の設定を設定スイッチのみで実施する
と、設定スイッチの不良により誤動作,誤不動作に至る
問題があり、設定スイッチと設定完了スイッチとのAN
D条件で設定を有効とした場合であっても、誤動作,誤
不動作に至る問題はないが、演算処理回路が認識してい
る設定状態のみを表示することとなるため設定変更を行
なう場合、設定完了前に演算処理回路が読込んでいる設
定スイッチ状態が不明であるため、誤った設定変更を行
なう可能性がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、設定スイッチの不良等により誤動作,誤
不動作を発生させず、不良を認識可能とすると共に、設
定変更を行なう際に、誤設定を防止可能とする保護継電
器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る保護継電器は、入力電流・電圧の大きさ,位相条件
により系統事故を検出する保護継電器において、入力電
流・電圧を絶縁する入力変成器と、変成器二次側の信号
を所定のレベルに変換する入力アナログ回路と、このア
ナログ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変
換回路と、このディジタル信号を入力とし所定の演算処
理を行なう演算処理回路と、各回路に電源電圧を供給す
る電源回路と、演算処理回路の判定結果を受けて外部に
接点出力を出すリレー回路と、動作レベル等を外部より
設定可能とする設定スイッチと、設定スイッチ状態を有
効とさせるための設定完了スイッチと、演算処理回路よ
り制御される表示回路より構成され、演算処理回路が認
識している設定スイッチポジション状態を、各スイッチ
ポジション状態に応じた数値として表示回路に常時表示
し、設定スイッチ状態に変化があった場合、変化後のス
イッチポジション状態に応じた数値を表示回路にフリッ
カ表示させ、設定完了スイッチがON状態となった時点
で、変化後のスイッチポジションに設定スイッチ状態を
更新すると共に、表示回路にフリッカ表示させていた変
化後のスイッチポジション状態に応じた数値を連続表示
するよう構成した。
【0008】本発明の[請求項2]に係る保護継電器
は、[請求項1]において、演算処理回路が認識してい
る整定スイッチポジション状態を常時は表示させず、整
定スイッチ状態に変化があった場合、変化後のスイッチ
ポジション状態に応じた数値を表示回路にフリッカ表示
させ、設定完了スイッチがON状態になった時点で、変
化後のスイッチポジションに設定スイッチ状態を更新す
ると共に、表示回路にフリッカ表示させていた変化後の
スイッチポジションを、所定時間連続表示するよう構成
した。
【0009】本発明の[請求項3]に係る保護継電器
は、[請求項1]において、演算処理回路より制御され
る異常状態を表示する表示回路を設け、表示回路のフリ
ッカ表示状態が、所定時間を越えた場合に設定スイッチ
の異常と判断し、表示回路を点灯するよう構成した。
【0010】本発明の[請求項4]に係る保護継電器
は、[請求項3]において、異常による表示回路を点灯
制御後、演算処理回路の一連の演算処理を停止するよう
構成した。
【0011】本発明の[請求項5]に係る保護継電器
は、[請求項1]において、演算処理回路より制御され
る異常状態を表示する表示回路を設け、設定完了スイッ
チのON状態が所定時間を越えてもOFF状態に復旧し
ない場合、設定完了スイッチの異常と判断し、前記表示
回路を点灯するよう構成した。
【0012】本発明の[請求項6]に係る保護継電器
は、[請求項5]において、異常による表示回路を点灯
制御後、演算処理回路の一連の演算処理を停止するよう
構成した。
【0013】本発明の[請求項7]に係る保護継電器
は、入力電流・電圧の大きさ,位相条件により系統事故
を検出する保護継電器において、入力電流・電圧を絶縁
する入力変成器と、変成器二次側の信号を所定のレベル
に変換する入力アナログ回路と、このアナログ信号を所
定のディジタル信号に変換するA/D変換回路と、この
ディジタル信号を入力とし所定の演算処理を行なう演算
処理回路と、各回路に電源電圧を供給する電源回路と、
演算処理回路の判定結果を受けて外部に接点出力を出す
リレー回路と、外部より演算処理回路に強制動作を認識
させるためのテストスイッチより構成され、テストスイ
ッチがON状態となった後、所定時間以内にテストスイ
ッチがON/OFF状態を所定回数繰り返した場合、強
制動作可能とするよう構成した。
【0014】本発明の[請求項8]に係る保護継電器
は、[請求項7]において、演算処理回路より制御され
る異常状態を表示する表示回路を設け、テストスイッチ
が所定時間以上連続してON状態となった場合にテスト
スイッチの異常と判断し、前記表示回路を点灯するよう
構成した。
【0015】本発明の[請求項9]に係る保護継電器
は、[請求項8]において、異常による表示回路を点灯
制御後、演算処理回路の所定の演算処理を停止するよう
構成した。
【0016】本発明の[請求項10]に係る保護継電器
は、入力電流・電圧の大きさ,位相条件により系統事故
を検出する保護継電器において、入力電流・電圧を絶縁
する入力変成器と、変成器二次側の信号を所定のレベル
に変換する入力アナログ回路と、このアナログ信号を所
定のディジタル信号に変換するA/D変換回路と、この
ディジタル信号を入力とし所定の演算処理を行なう演算
処理回路と、各回路に電源電圧を供給する電源回路と、
演算処理回路の判定結果を受けて外部に接点出力を出す
リレー回路と、外部より演算処理回路に強制動作を認識
させるためのテストスイッチと、任意の値を表示する表
示回路と、前記表示回路の表示内容を切替えスイッチよ
り構成され、テストスイッチがON状態中に表示切替え
スイッチに変化があった場合、強制動作可能とするよう
構成した。
【0017】本発明の[請求項11]に係る保護継電器
は、[請求項10]において、演算処理回路より制御さ
れる異常状態を表示する表示回路を設け、テストスイッ
チが所定時間以上連続したON状態となった場合にテス
トスイッチの異常と判断し、前記表示回路を点灯するよ
う構成した。
【0018】本発明の[請求項12]に係る保護継電器
は、[請求項11]において、異常による表示回路を点
灯強制後、演算処理回路の所定の演算処理を停止するよ
う構成した。
【0019】本発明の[請求項13]に係る保護継電器
は、入力電流・電圧の大きさ,位相条件により系統事故
を検出する保護継電器において、入力電流・電圧を絶縁
する入力変成器と、変成器二次側の信号を所定のレベル
に変換する入力アナログ回路と、このアナログ信号を所
定のディジタル信号に変換するA/D変換回路と、この
ディジタル信号を入力とし所定の演算処理を行なう演算
処理回路と、各回路に電源電圧を供給する電源回路と、
演算処理回路の判定結果を受けて外部に接点出力を出す
リレー回路と、動作状態を表す動作表示器と、出力接点
回路に流れる電流を検出するカレントセンサと、このカ
レントセンサから出力される電流レベルが、所定レベル
以上か否かを検出するレベル検出回路より構成され、演
算処理回路が動作判定して出力接点回路をメーク状態と
し、この出力接点回路に所定の遮断器トリップ電流が流
れた場合に、動作表示器をON状態とするよう構成し
た。
【0020】本発明の[請求項14]に係る保護継電器
は、[請求項13]において、入力変成器,入力アナロ
グ回路,リレー回路及び動作表示器を複数有する多要素
タイプとし、各リレー回路の出力接点回路に流れる電流
を1つのカレントセンサにより検出するように構成し、
演算処理回路がいずれかの要素で動作判定して、いずれ
かの出力接点回路をメーク状態とし、この出力接点回路
に所定の遮断器トリップ電流が流れた場合に、演算処理
回路が動作判定した要素の動作表示器をON状態とする
よう構成した。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明による保護継電器の
実施の形態を示すブロック構成図である。入力電流・電
圧を入力変成器1により絶縁し、入力変成器1の二次側
の信号を入力アナログ回路2に入力し、所定のアナログ
信号に変換する。
【0022】入力アナログ回路2より出力されるアナロ
グ信号は、A/D変換回路3に入力して所定のディジタ
ル信号に変換し、このディジタル信号は演算処理回路4
に取り込まれて、所定の演算処理を実施する。
【0023】電源回路5は、電源入力より保護継電器内
部の電源電圧として、安定化された電圧を各回路に供給
する。リレー回路6は、演算処理回路4の演算処理結果
を受けて外部に接点出力を出す。設定スイッチ7は、動
作レベル等を外部より設定可能とするスイッチであり、
スイッチ状態は演算処理回路4に入力される。
【0024】設定完了スイッチ8は、設定スイッチ7を
有効とさせるための二重化のためのON/OFFスイッ
チであり、スイッチ状態は演算処理回路四に入力され
る。LED9は、演算処理回路4より制御されて所定の
数値表示を行なう。
【0025】演算処理回路4が認識している設定スイッ
チ7の設定ポジション状態を、各スイッチポジション状
態に応じた数値としてLED9に常時表示し、演算処理
回路4が認識しているスイッチ状態を外部より確認可能
とする。
【0026】設定スイッチ7の設定ポジション状態に変
化があった場合、変化後のスイッチポジション状態に応
じた数値をLED9にフリッカ表示することで、設定ス
イッチ7が変更されたことと、変更後の設定スイッチ7
のポジションを外部より確認可能とする。
【0027】この状態より、設定完了スイッチ8がON
状態となった時点で、演算処理回路4が認識していた設
定スイッチ7の設定ポジション状態より、変化後の設定
スイッチ7の設定ポジション状態に更新すると共に、7
セグメントLED9にフリッカ表示させていた設定スイ
ッチ7の変化後のスイッチポジション状態に応じた数値
を、連続表示する。
【0028】本実施の形態によれば、常時は演算処理回
路4が認識している設定スイッチ7の状態を外部より確
認でき、設定スイッチ7が変更されれば、変更されたス
イッチポジション状態も含め外部より変更されたことが
確認でき、設定完了スイッチ8により設定更新を行なう
ため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ
7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ
7の不良等による誤動作,誤不動作を防止可能となる。
【0029】本発明は上記内容以外に、下記変形も可能
となる。本変形例では演算処理回路4が認識している設
定スイッチ7の設定ポジション状態を常時は表示せず、
設定スイッチ7の設定ポジション状態に変化があった場
合、変化後のスイッチポジション状態に応じた数値をL
ED9にフリッカ表示することで、設定スイッチ7が変
更されたことと、変更後の設定スイッチ7のポジション
を外部より確認可能とする。
【0030】この状態より、設定完了スイッチ8がON
状態となった時点で、演算処理回路4が認識していた設
定スイッチ7の設定ポジション状態より、変化後の設定
スイッチ7の設定ポジション状態に更新すると共に、L
ED9にフリッカ表示させていた設定スイッチ7の変化
後のスイッチポジション状態に応じた数値を、一定時間
のみ連続表示する。
【0031】本実施の形態によれば、設定スイッチ7が
変更されれば、変更されたスイッチポジション状態も含
め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッ
チ8により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防
ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定され
ることがなく、設定スイッチ7の不良等による誤動作,
誤不動作を防止可能となる。
【0032】図2は他の実施の形態を示すブロック構成
図である。図2において、図1と同一及び相当部分につ
いては、同一符号を付して説明を省略する。本実施の形
態において、新たに付加されたものは異常LED10であ
る。
【0033】そして異常LED10は、演算処理回路4よ
り制御され異常状態を表示するよう構成されている。こ
こで、LED9のフリッカ表示状態が、所定時間を越え
た場合に設定スイッチ7の表示と判断し、異常LED10
を点灯制御する。
【0034】本実施の形態によれば、常時は演算処理回
路4が認識している設定スイッチ7の状態を外部より確
認でき、設定スイッチ7が変更されれば、変更されたス
イッチポジション状態も含め外部より変更されたことが
確認でき、設定完了スイッチ8により設定更新を行なう
ため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ
7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ
7の不良等による誤動作,誤不動作を防止可能となる。
又、設定スイッチ7に不良等が発生した場合には、異常
LED10を点灯させることで外部に異常を知らせること
が可能となる。
【0035】本発明は上記以外に、下記変形も可能とな
る。LED9のフリッカ表示状態が、所定時間を越えた
場合に設定スイッチ7の異常と判断し、異常LED10を
点灯制御すると共に演算処理回路4の所定の演算処理を
停止させることで、同様の効果を得ることもできる。
【0036】更に下記変形も可能となる。本実施の形態
において、設定完了スイッチ8がON状態となった時点
で、演算処理回路4が認識していた設定スイッチ7の設
定ポジション状態より、変化後の設定スイッチ7の設定
ポジション状態に更新すると共に、LED9にフリッカ
表示させていた設定スイッチ7の変化後のスイッチポジ
ション状態に応じた数値を、連続表示することは前記し
た通りである。
【0037】ここで、設定完了スイッチ8のON状態
が、所定時間を越えてもOFF状態に復帰しない場合に
設定完了スイッチ8の異常と判断し、異常LED10を点
灯制御する。
【0038】本実施の形態によれば、常時は演算処理回
路4が認識している設定スイッチ7の状態を外部より確
認でき、設定スイッチ7が変更されれば、変更されたス
イッチポジション状態も含め外部より変更されたことが
確認でき、設定完了スイッチ8により設定更新を行なう
ため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ
7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ
7及び設定完了スイッチ8の不良等による誤動作,誤不
動作を防止可能となる。又、設定完了スイッチ8に不良
等が発生した場合には、異常LED10を点灯させること
で外部に異常を知らせることが可能となる。
【0039】更に下記変形も可能となる。設定完了スイ
ッチ8のON状態が所定時間を越えてもOFF状態に復
帰しない場合に、設定完了スイッチ8の異常と判断して
異常LED10を点灯制御すると共に、演算処理回路4の
所定の演算処理を停止させることで、同様の効果を得る
こともできる。
【0040】図3は更に他の実施の形態を示すブロック
構成図である。図3において、符号1〜6は図2と同様
であり、本実施の形態において、新たに付加されたもの
はテストスイッチ11である。
【0041】このテストスイッチ11は、演算処理回路4
に強制動作を認識させるスイッチであり、テストスイッ
チ11がON状態となった後、所定時間以内にテストスイ
ッチ11がON/OFF状態を所定回数繰り返した場合、
有効とさせる。例えば、テストスイッチ11がON状態と
なってから、5秒以内にOFF/ON/OFF/ON/
OFFと3回路ON/OFF状態を繰り返した場合のみ
を有効とさせる。
【0042】本実施の形態によれば、予め定められた時
間内に、予め定められた回数テストスイッチ11がON/
OFF状態を繰り返した場合のみ有効とすることで、万
一テストスイッチ11が不良となった場合であってもテス
トスイッチ11を二重化することなく、誤動作を防止する
ことができる。
【0043】図4は更に他の実施の形態を示すブロック
構成図である。図4において、図3と同一部分について
は同一符号を付して説明を省略する。図4の特徴部分は
図3の構成に異常LED10を付加したものである。
【0044】そして、テストスイッチ11は前記した通り
演算処理回路4に強制動作を認識させるスイッチであ
り、テストスイッチ11がON状態となった後、所定時間
以内にテストスイッチ11がON/OFF状態を所定回数
繰り返した場合、有効とさせる。
【0045】例えば、テストスイッチ11がON状態とな
ってから、5秒以内にOFF/ON/OFF/ON/O
FFと3回ON/OFF状態を繰り返した場合のみ有効
とさせるものである。異常LED10は、演算処理回路4
より制御され異常状態を表示するよう構成され、テスト
スイッチ11が所定時間以上連続してON状態となった場
合に、テストスイッチ11の異常と判断し異常LED10を
点灯制御する。
【0046】本実施の形態によれば、予め定められた時
間内に、予め定められた回数テストスイッチ11がON/
OFF状態を繰り返した場合のみ有効とすることで、万
一テストスイッチ11が不良となった場合でもテストスイ
ッチ11を二重化することなく、誤動作を防止することが
でき、テストスイッチ11に不良が発生した場合、外部に
異常を知らせることができる。
【0047】本発明は上記以外に、下記変形も可能とな
る。テストスイッチ11が所定時間以上連続してON状態
となった場合に、テストスイッチ11の異常と判断し異常
LED10を点灯制御すると共に、演算処理回路4の所定
の演算処理を停止させることで、同様の効果を得ること
もできる。
【0048】図5は更に他の実施の形態を示すブロック
構成図である。図5において、符号1〜6,9,11は既
に説明した通りであり、本実施の形態で新たに付加した
ものは表示切替えスイッチ12のみである。情報LED9
は、演算処理回路4より制御され所定の数値表示を行な
い、表示切替えスイッチ12はLED9の表示内容を切り
替えるスイッチである。
【0049】例えば、表示切替えスイッチ12がON状態
の場合には、LED9には入力レベル表示を行ない、表
示切替えスイッチ12がOFF状態の場合には、LED9
に動作レベル表示を行なう。テストスイッチ11は、演算
処理回路4に強制動作を認識させるスイッチであり、テ
ストスイッチ11がON状態となっても、表示切替えスイ
ッチ12に変化がない場合には演算処理回路4に強制動作
を認識させない。
【0050】本実施の形態によれば、テストスイッチ11
と表示切替えスイッチ12のAND条件により強制動作を
有効とさせることより、テストスイッチ11が不良となっ
た場合でも誤動作を防止することができ、専用の二重化
スイッチを設けることなく二重化構成することができ
る。
【0051】図6は更に他の実施の形態を示すブロック
構成図である。図6において、図5と同一部分について
は同一符号を付して説明を省略する。図6は図5の構成
に加えて異常LES10を設けたものである。
【0052】異常LED10は、演算処理回路4より強制
されて異常状態を表示するLEDであり、テストスイッ
チ11がON状態となり、表示切替えスイッチ12に変化が
なく、このON状態が所定時間以上継続した場合に、テ
ストスイッチ11の異常と判断して異常LED10を点灯制
御する。その他の作用は図5と同様である。
【0053】本実施の形態によれば、テストスイッチ11
と表示切替えスイッチ12のAND条件により強制動作を
有効とさせることより、テストスイッチ11が不良となっ
た場合であっても誤動作を防止することができ、専用の
二重化スイッチを設けることなく二重化構成することが
でき、テストスイッチ11に不良が発生した場合、外部に
異常を知らせることができる。
【0054】本発明は上記以外に、下記変形も可能とな
る。テストスイッチ11がON状態となり、表示切替えス
イッチ12に変化がなく、このON状態が所定時間以上継
続した場合に、テストスイッチ11の異常と判断して異常
LED10を点灯制御すると共に、演算処理回路4の所定
の演算処理を停止させることで、同様の効果を得ること
もできる。
【0055】図7は更に他の実施の形態を示すブロック
構成図である。入力電流・電圧を入力変成器1により絶
縁し、入力変成器1の二次側の信号を入力アナログ回路
2に入力し、所定のアナログ信号に変換する。入力アナ
ログ回路2より出力されるアナログ信号を、A/D変換
回路3に入力し所定のディジタル信号に変換し、このデ
ィジタル信号は演算処理回路4に取り込まれて、所定の
演算処理を実施する。
【0056】電源側回路5は、電源入力より保護継電器
内部の電源電圧として、安定化された電圧を各回路に供
給する。リレー回路6は、演算処理回路4の演算処理結
果を受けて外部に接点出力を出す。
【0057】動作表示器13は演算処理回路4より制御さ
れて動作/不動作の状態を表示する表示器であり、リレ
ー回路6の出力接点回路に流れる電流をカレントセンサ
14により検出し、カレントセンサ14より出力される電流
レベルが、所定レベル以上か否かをレベル検出回路15に
より判定し、判定結果を演算処理回路4に入力する。
【0058】演算処理回路4が動作判定し、リレー回路
6の接点回路をメーク状態とし、この接点回路を介して
外部に設けた遮断器にトリップ電流が流れると、カレン
トセンサ14によりこのトリップ電流を検出しレベル検出
回路15により所定レベル以上の電流が流れたことを判定
し、この判定結果を演算処理回路4に入力する。
【0059】演算処理回路4は、動作判定しリレー回路
6の接点回路をメークさせたことと、レベル検出回路15
よりリレー回路6の接点回路に遮断器トリップ電流が流
れたことの判定結果とのAND条件により、動作表示器
13を動作状態の表示に制御する。
【0060】本実施の形態によれば、演算電流回路4が
動作判定し、リレー回路6の接点回路をメークさせただ
けでは、動作表示器13を動作状態に表示制御せず、遮断
器トリップ電流が流れたこととのAND条件により、動
作表示器13を動作状態に表示制御するため、保護継電器
を複数台使用して各保護継電器のAND条件により遮断
器をトリップさせるシステム構成とした場合でも、遮断
器トリップ状態と動作表示器状態を一致させることがで
きる。
【0061】図8は更に他の実施の形態を示すブロック
構成図である。第1の入力電流・電圧を入力変成器1-1
により絶縁し、入力変成器1-1 の二次側の信号を入力ア
ナログ回路2-1 に入力し、所定のアナログ信号に変換す
る。同様に第2の入力電流・電圧を入力変成器1-2 によ
り絶縁し、入力変成器1-2 の二次側の信号を入力アナロ
グ回路2-2 に入力し、所定のアナログ信号に変換する。
【0062】入力アナログ回路2-1 及び2-2 より出力さ
れるアナログ信号を、A/D変換回路3に入力し所定の
ディジタル信号に変換し、このディジタル信号は演算処
理回路4に取り込まれて、所定の演算処理を実施する。
電源回路5は、電源入力より保護継電器内部の電源電圧
として、安定化された電圧を各回路に供給する。
【0063】リレー回路6-1 は、演算処理回路4の第1
の入力電流・電圧要素に対応した演算処理結果を受けて
外部に接点出力を出す。同様にリレー回路6-2 は、演算
処理回路4の第2の入力電流・電圧要素に対応した演算
処理結果を受けて外部に接点出力を出す。
【0064】動作表示器13-1は、演算処理回路4より制
御され第1の入力電流・電圧要素側の動作/不動作の状
態を表示する表示器であり、同様に動作表示器13-2は、
第2の入力電流・電圧要素側の動作/不動作の状態を表
示する。
【0065】リレー回路6-1 及びリレー回路6-2 の出力
接点回路に流れる電流をカレントセンサ14により検出
し、カレントセンサ14より出力される電流レベルが、所
定レベル以上か否かをレベル検出回路15により判定し、
判定結果を演算処理回路4に入力する。
【0066】演算処理回路4が動作判定し、リレー回路
6-1 又は6-2 の接点回路をメーク状態とし、この接点回
路を介して外部に設けた遮断器にトリップ電流が流れる
と、カレントセンサ14によりこのトリップ電流を検出
し、レベル検出回路15により所定レベル以上の電流が流
れたことを判定し、この判定結果を演算処理回路4に入
力する。
【0067】演算処理回路4は、動作判定リレー回路6-
1 又は6-2 の接点回路をメークさせたことと、レベル検
出回路15よりリレー回路6-1 又は6-2 の接点回路に遮断
器トリップ電流が流れたことの判定結果とのAND条件
により、動作表示器13-1又は13-2を動作状態の表示に制
御する。
【0068】本実施の形態によれば、演算処理回路4が
動作判定し、リレー回路6-1 又は6-2 の接点回路をメー
クさせただけでは、動作表示器13-1又は13-2を動作状態
に表示制御せず、遮断器トリップ電流が流れたこととの
AND条件により、動作表示器13-1又は13-2を動作状態
に表示制御するため、保護継電器を複数台使用して各保
護継電器のAND条件により遮断器をトリップさせるシ
ステム構成とした場合でも、遮断器トリップ状態と動作
表示状態を一致させることができる。
【0069】又、1つのカレントセンサ14とレベル検出
回路15によりリレー回路6-1 及び6-2 の接点回路の電流
を検出可能であり、スペースファクタを向上させ、低コ
ストの保護継電器を実現することができる。なお、本実
施の形態は、2要素タイプの保護継電器としているが、
複数要素についても適用可能である。又、上記実施の形
態では数値表示用のLEDとして「7セグメントLE
D」について説明したが、LEDに限らず、数値を表示
できる機能を有するものであれば適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば動
作レベル等の設定スイッチの不良等により誤動作,誤不
動作を発生させず、不良を認識可能とし、更に設定変更
を行なう際に、誤設定を防止可能とする保護継電器を得
ることができる。
【0071】又、システム試験を考慮し、テストスイッ
チによる強制動作を行なわせる場合、テストスイッチの
不良等により誤動作を発生させず、不良を認識可能とす
る低コストの保護継電器を得ることができる。
【0072】更に、保護継電器を複数台使用し、各保護
継電器のAND条件により遮断器をトリップさせるシス
テム構成とした場合でも、電磁式ターゲット表示器を使
用せず遮断器トリップにより動作表示器をON状態とす
ることを可能とし、複数の要素を収納した場合でもスペ
ースファクタを向上させ、低コストの保護継電器を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保護継電器の実施の形態を示すシ
ステム構成図。
【図2】他の実施の形態を示すシステム構成図。
【図3】更に他の実施の形態を示すシステム構成図。
【図4】更に他の実施の形態を示すシステム構成図。
【図5】更に他の実施の形態を示すシステム構成図。
【図6】更に他の実施の形態を示すシステム構成図。
【図7】更に他の実施の形態を示すシステム構成図。
【図8】更に他の実施の形態を示すシステム構成図。
【符号の説明】
1 入力変成器 2 入力アナログ回路 3 A/D変換回路 4 演算処理回路 5 電源回路 6 リレー回路 7 設定スイッチ 8 設定完了スイッチ 9 7セグメントLED(表示回路) 10 異常LED 11 テストスイッチ 12 表示切替えスイッチ 13 動作表示器 14 カレントセンサ 15 レベル検出回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流・電圧の大きさ,位相条件によ
    り系統事故を検出する保護継電器において、入力電流・
    電圧を絶縁する入力変成器と、変成器二次側の信号を所
    定のレベルに変換する入力アナログ回路と、このアナロ
    グ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変換回
    路と、このディジタル信号を入力とし所定の演算処理を
    行なう演算処理回路と、各回路に電源電圧を供給する電
    源回路と、演算処理回路の判定結果を受けて外部に接点
    出力を出すリレー回路と、動作レベル等を外部より設定
    可能とする設定スイッチと、設定スイッチ状態を有効と
    させるための設定完了スイッチと、演算処理回路より制
    御される表示回路より構成され、演算処理回路が認識し
    ている設定スイッチポジション状態を、各スイッチポジ
    ション状態に応じた数値として表示回路に常時表示し、
    設定スイッチ状態に変化があった場合、変化後のスイッ
    チポジション状態に応じた数値を表示回路にフリッカ表
    示させ、設定完了スイッチがON状態となった時点で、
    変化後のスイッチポジションに設定スイッチ状態を更新
    すると共に、表示回路にフリッカ表示させていた変化後
    のスイッチポジション状態に応じた数値を連続表示する
    ことを特徴とした保護継電器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保護継電器において、演
    算処理回路が認識している整定スイッチポジション状態
    を常時は表示させず、整定スイッチ状態に変化があった
    場合、変化後のスイッチポジション状態に応じた数値を
    表示回路にフリッカ表示させ、設定完了スイッチがON
    状態になった時点で、変化後のスイッチポジションに設
    定スイッチ状態を更新すると共に、表示回路にフリッカ
    表示させていた変化後のスイッチポジションを、所定時
    間連続表示することを特徴とした保護継電器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の保護継電器において、演
    算処理回路より制御される異常状態を表示する表示回路
    を設け、表示回路のフリッカ表示状態が、所定時間を越
    えた場合に設定スイッチの異常と判断し、表示回路を点
    灯することを特徴とした保護継電器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の保護継電器において、異
    常による表示回路を点灯制御後、演算処理回路の一連の
    演算処理を停止することを特徴とした保護継電器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の保護継電器において、演
    算処理回路より制御される異常状態を表示する表示回路
    を設け、設定完了スイッチのON状態が所定時間を越え
    てもOFF状態に復旧しない場合、設定完了スイッチの
    異常と判断し、前記表示回路を点灯することを特徴とし
    た保護継電器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の保護継電器において、異
    常による表示回路を点灯制御後、演算処理回路の一連の
    演算処理を停止することを特徴とした保護継電器。
  7. 【請求項7】 入力電流・電圧の大きさ,位相条件によ
    り系統事故を検出する保護継電器において、入力電流・
    電圧を絶縁する入力変成器と、変成器二次側の信号を所
    定のレベルに変換する入力アナログ回路と、このアナロ
    グ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変換回
    路と、このディジタル信号を入力とし所定の演算処理を
    行なう演算処理回路と、各回路に電源電圧を供給する電
    源回路と、演算処理回路の判定結果を受けて外部に接点
    出力を出すリレー回路と、外部より演算処理回路に強制
    動作を認識させるためのテストスイッチより構成され、
    テストスイッチがON状態となった後、所定時間以内に
    テストスイッチがON/OFF状態を所定回数繰り返し
    た場合、強制動作可能とすることを特徴とした保護継電
    器。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の保護継電器において、演
    算処理回路より制御される異常状態を表示する表示回路
    を設け、テストスイッチが所定時間以上連続してON状
    態となった場合にテストスイッチの異常と判断し、前記
    表示回路を点灯することを特徴とした保護継電器。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の保護継電器において、異
    常による表示回路を点灯制御後、演算処理回路の所定の
    演算処理を停止することを特徴とした保護継電器。
  10. 【請求項10】 入力電流・電圧の大きさ,位相条件に
    より系統事故を検出する保護継電器において、入力電流
    ・電圧を絶縁する入力変成器と、変成器二次側の信号を
    所定のレベルに変換する入力アナログ回路と、このアナ
    ログ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変換
    回路と、このディジタル信号を入力とし所定の演算処理
    を行なう演算処理回路と、各回路に電源電圧を供給する
    電源回路と、演算処理回路の判定結果を受けて外部に接
    点出力を出すリレー回路と、外部より演算処理回路に強
    制動作を認識させるためのテストスイッチと、任意の値
    を表示する表示回路と、前記表示回路の表示内容を切替
    える表示切替えスイッチより構成され、テストスイッチ
    がON状態中に表示切替えスイッチに変化があった場
    合、強制動作可能とすることを特徴とした保護継電器。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の保護継電器におい
    て、演算処理回路より制御される異常状態を表示する表
    示回路を設け、テストスイッチが所定時間以上連続して
    ON状態となった場合にテストスイッチの異常と判断
    し、前記異常表示回路を点灯することを特徴とした保護
    継電器。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の保護継電器におい
    て、異常による表示回路を点灯制御後、演算処理回路の
    所定の演算処理を停止することを特徴とした保護継電
    器。
  13. 【請求項13】 入力電流・電圧の大きさ,位相条件に
    より系統事故を検出する保護継電器において、入力電流
    ・電圧を絶縁する入力変成器と、変成器二次側の信号を
    所定のレベルに変換する入力アナログ回路と、このアナ
    ログ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変換
    回路と、このディジタル信号を入力とし所定の演算処理
    を行なう演算処理回路と、各回路に電源電圧を供給する
    電源回路と、演算処理回路の判定結果を受けて外部に接
    点出力を出すリレー回路と、動作状態を表す動作表示器
    と、出力接点回路に流れる電流を検出するカレントセン
    サと、このカレントセンサから出力される電流レベル
    が、所定レベル以上か否かを検出するレベル検出回路よ
    り構成され、演算処理回路が動作判定して出力接点回路
    をメーク状態とし、この出力接点回路に所定の遮断器ト
    リップ電流が流れた場合に、動作表示器をON状態とす
    ることを特徴とした保護継電器。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の保護継電器におい
    て、入力変成器,入力アナログ回路,リレー回路及び動
    作表示器を複数有する多要素タイプとし、各リレー回路
    の出力接点回路に流れる電流を1つのカレントセンサに
    より検出するように構成し、演算処理回路がいずれかの
    要素で動作判定して、いずれかの出力接点回路をメーク
    状態とし、この出力接点回路に所定の遮断器トリップ電
    流が流れた場合に、演算処理回路が動作判定した要素の
    動作表示器をON状態とすることを特徴とした保護継電
    器。
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