JPH0134268Y2 - - Google Patents

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JPH0134268Y2
JPH0134268Y2 JP3482282U JP3482282U JPH0134268Y2 JP H0134268 Y2 JPH0134268 Y2 JP H0134268Y2 JP 3482282 U JP3482282 U JP 3482282U JP 3482282 U JP3482282 U JP 3482282U JP H0134268 Y2 JPH0134268 Y2 JP H0134268Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、重複動作検出装置、特に2個以上の
開閉素子が重複して動作したことを検出する重複
動作検出装置に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
一般に、多数の異なる選択信号を取扱う装置等
において、夫々の選択信号に対応した釦スイツチ
等の選択指令接点の投入により得る形式の場合、
各選択指令接点情報は夫々専用の継電器に置きか
える場合がある。
第1図々示従来ポジシヨン選択装置によつて説
明する。第1図において、1,2,3…nは選択
指令接点を示し、A1,A2,A3…Aoは被選択検出
継電器(以下Pリレーと云う)を示す。B,Cは
電源母線を示す。そして選択指令接点1〜nは任
意に選択可能であり、前記選択指令接点が閉路す
ると対応するPリレーを励磁し、開路すると対応
するPリレーは復帰する。選択指令接点の投入操
作が同一時刻にただ1つであることを必須要件と
する場合には、選択情報の誤りを防止するため、
同一時刻に発生する選択信号数、即ち、Pリレー
の重複動作を検出することが行なわれている。
第2図々示従来重複動作検出装置によつて以下
に説明する。第2図において、図示の符号は第1
図に対応するが、図示接点の1番目の添数1,
2,3……(n−1)、nはn個のPリレー接点
であることを示し、2番目の添数1,2,3……
は同一Pリレーの第1の接点、第2の接点及び第
3の接点であることを示す。Dは重複動作検出用
継電器を示し、D−aはその常開接点を示す。
次に、その動作を第1図及び第2図によつて説
明する。任意の時刻にただ1個のPリレー、例え
ば2番目のPリレーA2が動作し、その常開接点
A21,A22が閉成した場合、母線Bの電流は常閉
接点A23の開放により阻止されて接点A22を通る
ことがないため重複動作検出用継電器Dを励磁し
ない。以下同様に、Pリレー1個のみの動作時は
継電器Dを励磁することはない。
次に、同一時刻に2個のPリレー、例えば1及
び3番目のPリレーA1及びA3が動作した時は、
常開接点A11及びA31,A32が夫々閉成する。した
がつて母線Bからの電流は接点A11、常閉接点
A23及び接点A32を介して継電器Dを付勢し、こ
れを動作させることにより、Pリレー群の重複動
作を検出し、常開接点D−aの閉路により表示警
報が行なわれる。
〔背景技術の問題点〕
しかるに従来の重複動作検出装置には次のよう
な欠点があつた。即ち、上記説明から明らかな如
く、Pリレーの接点が最低3個必要なことであ
る。例えば、遮断器、断路器等の開閉装置を2挙
動にて入切制御する選択制御方式では、Pリレー
の接点が重複動作検出用の他に、入切操作ポジシ
ヨン選択用として2個必要であるため合計5個と
なる。
しかしPリレーには接点を4個有する継電器が
多く使われる。その場合、Pリレーとして接点が
1個不足するため、接点増幅を行ない4接点用継
電器を2台接続して使用していた。そのためPリ
レーの数が2倍となり、価格アツプは勿論のこと
取付スペースが大きくなる欠点があつた。したが
つて従来使用されていた4個の接点を有する継電
器を用い、そのうちの2個の接点は入、切操作選
択用とし、残り2個の接点を用いて重複動作検出
とする装置が望まれていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点を解決することを目的として
なされたものであり、重複動作検出を接点2個で
行なえる重複動作検出装置を提供することを目的
としている。
〔考案の概要〕
本考案は選択指令接点を被選択検出継電器の選
択用と重複動作検出用とに兼用すると共に、被選
択検出継電器の常開接点及び常閉接点を夫々1個
づつもうけ、これらを切替動作することにより接
点の省略を可能にしようとするものである。
〔考案の実施例〕
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。第3
図は本考案による重複動作検出装置の一実施例回
路構成図である。図中の符号は第1図及び第2図
に対応している。第3図において各選択指令接点
1,2……nに対応して夫々被選択検出継電器
A1,A2……Anを直列接続し、その一方端を電源
Bに接続する構成は第1図の場合と同様である。
しかし、本実施例の場合は第2〜第nの被選択検
出継電器A2〜Anの常開接点A22〜Ao2と常閉接点
A23〜Ao3の接続の仕方を変えている。
即ち、第1と第2の被選択検出継電器A1とA2
の他端を第2の被選択検出継電器A2の第2の常
閉接点A23で橋絡し、第2と第3の被選択検出継
電器A2とA3の他端を第3の被選択検出継電器A3
の第2の常閉接点A33で橋絡し、以下同様に橋絡
したものを直列接続することにより、最終端にお
いて被選択検出継電器Anの接続点を他方の電源
Cに接続する。そして第1〜第(n−1)の被選
択検出継電器A1〜Ao-1の他端には第2〜第nの
被選択検出継電器の常開接点A22〜An2を夫々接
続し、その他端を一括接続すると共に重複動作検
出継電器Dを介して他方の母線Cに接続する構成
をとつている。接点Ao3はPリレーAoの常閉接点
である。
次に第3図の動作を説明する。今、任意の時刻
にただ1個の選択指令接点、例えば2番目の選択
指令接点2を閉成した場合を考えると、母線Bか
らの電流は選択指令接点2、PリレーA2、常閉
接点A33からAo3の直列回路を介して母線Cに流
れるため、PリレーA2が付勢されてポジシヨン
選択を行なうことができる。PリレーA2が動作
すると、その常開接点A22は閉路するが常閉接点
A23の開放により重複動作検出用継電器Dを励磁
することはない。
以下同様に選択指令接点1個のみの投入時は重
複動作検出用継電器Dを励磁することはなく、ポ
ジシヨン選択のみを行なうことができる。
次に、同一時刻に2個の選択指令接点、例えば
1番目及び3番目の選択指令接点1及び3が閉成
した場合を考えると、母線Bからの電流は2つに
分流して母線Cへ流れる。即ち、1ルート目は選
択指令接点1、PリレーA1、常閉接点A23から
Ao3の直列回路を介して流れ、2ルート目は選択
指令接点3、PリレーA3、常閉接点Ao3までの直
列回路を介して夫々流れるため、PリレーA1
びA3を夫々付勢する。ここでPリレーA1及びA3
が動作すると、PリレーA3の常閉接点A33が開放
し、瞬時PリレーA1は無励磁となるが、すぐP
リレーA3の常開接点A32が閉路するため、1ルー
ト目の電流は選択指令接点1、PリレーA1、常
閉接点A23、常開接点A32、重複動作検出用継電
器Dを介して流れる。したがつて常開接点D−a
が閉路して表示警報等が行なわれる。
次に第1から第3番目までの3個の選択指令接
点が重複して閉成した場合は、母線Bからの電流
は3つに分流して母線Cに流れる。
即ち、1ルート目は選択指令接点1、Pリレー
A1、常閉接点A23からAo3までの直列回路を流れ、
2ルート目は選択指令接点2、PリレーA2、常
閉接点A33からAo3までの直列回路を、3ルート
目は選択指令接点3、PリレーA3、常閉接点Ao3
までの直列回路を介して夫々母線Cへ流れるた
め、PリレーA1,A2及びA3は夫々付勢される。
ここでPリレーA1〜A3が動作すると、後番号の
PリレーA3の常閉接点A33が開放し、瞬間Pリレ
ーA1,A2は無励磁となるが、すぐPリレーA3
常開接点A32が閉路するため、2ルート目の電流
は、選択指令接点2、PリレーA2、常開接点
A32、重複動作検出用継電器Dを通して流れる。
したがつて重複動作検出用継電器DとPリレー
A2とが動作するため、重複動作検出の表示警報
を出すと同時に、PリレーA2の常開接点A22を閉
路し、PリレーA1も引き続き動作を継続する。
次に選択指令接点は1個閉成した時、Pリレー
が2個動作した場合を考える。例えば選択指令接
点2のみが閉成し、PリレーA2とA3の片端に母
線Bの電圧が印加されたとすると、母線Bからの
電流は2つに分流して母線Cへ流れる。即ち、1
ルート目は選択指令接点2、PリレーA2、常閉
接点A33からAo3の直列回路を介して流れ、2ル
ート目は選択指令接点2、PリレーA3、常閉接
点Ao3の直列回路を介して母線Cへ流れるため、
PリレーA2及びA3を夫々付勢する。ここでPリ
レーA2及びA3が動作すると、後番号のPリレー
A3の常閉接点A33が開放し、瞬間PリレーA2は無
励磁となるが、すぐPリレーA3の常開接点A32
閉路するため、1ルート目の電流がルート変更し
て重複動作検出用継電器Dを動作させ、2個以上
のPリレーが重複して動作したことを検出するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば選択指令接
点を被選択検出継電器の選択用と重複動作検出用
とに兼用して使用すると共に、各被選択検出継電
器A1〜Anに対して、第2〜第n−1番目の被選
択検出継電器の常閉接点によつて夫々橋絡して直
列回路を形成し、かつ各橋絡接続点から前記第2
〜第n番目の被選択検出継電器の常開接点の一方
端を接続し、それらの他端を一括接続することに
より重複動作検出用継電器に接続する如き回路構
成としたので、被選択検出継電器の常開及び常閉
接点各1個にて重複動作検出が実現でき、4接点
用被選択検出継電器1台でポジシヨン選択可能と
なるため、低廉で、且つ取付スペースの縮少等多
くの効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のポジシヨン選択装置、第2図は
従来の重複動作検出装置、第3図は本考案による
重複動作検出装置の一実施例回路構成図である。 1,2,3…n……選択指令接点、A1,A2
A3…An……被選択検出継電器、D……重複動作
検出用継電器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の選択指令接点のうちの少なくとも2個
    以上が重複して動作したことを検出する重複動作
    検出装置において、一方の電源に接続された第1
    番目から第n番目までの選択指令接点の一端に
    夫々直列接続された第1番目から第n番目までの
    被選択検出継電器と、前記第2番目から第n番目
    までの被選択検出継電器の常開接点及び常閉接点
    とを夫々1個づつそなえ、前記第2番目から第n
    番目までの常閉接点によつて前記各被選択検出継
    電器を夫々橋絡しつつ互に順次直列接続すると共
    に、前記第1番目から第(n−1)番目の被選択
    検出継電器の他端に、前記第2番目から第n番目
    の被選択検出継電器の常開接点を夫々接続し、か
    つその他端を一括接続して重複動作検出用継電器
    を介して他方の母線に接続し、前記第1番目から
    第n番目までの選択指令接点を被選択検出継電器
    の選択用と重複動作検出用とに兼用することによ
    り、前記第1番目から第n番目までの被選択検出
    継電器が2個以上重複して動作したことを検出す
    ることを特徴とする重複動作検出装置。
JP3482282U 1982-03-12 1982-03-12 重複動作検出装置 Granted JPS58138234U (ja)

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JP3482282U JPS58138234U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 重複動作検出装置

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JP3482282U JPS58138234U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 重複動作検出装置

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JPS58138234U JPS58138234U (ja) 1983-09-17
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JP3938782B2 (ja) * 2003-07-24 2007-06-27 株式会社パシフィック湘南 店員呼出システム

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