JPH0431792Y2 - - Google Patents

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JPH0431792Y2
JPH0431792Y2 JP2306985U JP2306985U JPH0431792Y2 JP H0431792 Y2 JPH0431792 Y2 JP H0431792Y2 JP 2306985 U JP2306985 U JP 2306985U JP 2306985 U JP2306985 U JP 2306985U JP H0431792 Y2 JPH0431792 Y2 JP H0431792Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複数台の変圧器を並列運転するシス
テムにおいて、タツプずれ検出回路の改良に関す
るものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
近年、電力用の変圧器を複数台配置して並列運
転することが行われているが、この場合、主制御
盤からのタツプの「上げ」または「下げ」指令を
従制御盤に伝達して、全台数分のタツプ切換を同
時に制御することが行われている。
この場合、各変圧器のタツプずれを、ダイヤル
スイツチを用いて検出する方法が行われている。
従来のタツプずれ検出回路は、例えば第2図に
示すように、同一構成の制御盤を並設し、何れか
1台を主ポジシヨンに選択して運転するようにな
つている。
主制御盤1および従制御盤2は、夫々一方の電
流線Pと、ダイヤルスイツチ3,3′とを接続す
る検出電流線4,4′に主スイツチ5,5′を設
け、この主スイツチ5,5′と、他方の電源線N
との間に、タツプずれ検出補助リレー6,6′が
設けられ、その接点7b,7b′は該補助リレー
6,6′の通電時に開成するようになつている。
また主制御盤1側のダイヤルスイツチ3′の接点
8A,8B……は、従制御盤2側のダイヤルスイ
ツチ3′の対応する接点8A′,8B′……に接続さ
れている。
上記検出回路で、タツプずれを検出する場合、
主制御盤1の主スイツチ5を閉成し、従制御盤2
の主スイツチ5′を開成しておく。
タツプ切換の指令が2台の変圧器に出され、主
従両制御盤1,2のダイヤルスイツチ3,3′の
接点が接点8A,8A′に同時に切換り、タツプ
ずれがない状態であるとする。このとき、主制御
盤1では、電流が一方の電源線Pから、検出電流
線4、主スイツチ5およびタツプずれ検出補助リ
レー6を通つて他方の電源線Nに流れ、このとき
該検出補助リレー6は励磁されてその接点7bが
開成する。また検出電流線4を通る別の電流は、
ダイヤルスイツチ3の接点8Aから、従制御盤2
のダイヤルスイツチ3′の接点8A′を通り、更に
検出電流線4′、タツプずれ検出補助リレー6′を
通り、他方の電源線Nに流れ、このとき前記検出
補助リレー6′が励磁されて、その接点7b′が開
成する。
2台の変圧器のタツプがずれて、例えばダイヤ
ルスイツチ3は接点8Aに、ダイヤルスイツチ
3′は接点8B′とすると、接点8A,8B′は導通
しない。従つて、従制御盤2のタツプずれ検出補
助リレー6′は励磁されず、その接点7b′が閉成
したままの状態になり、図示しない警報回路が作
動して、タツプずれを検出することができる。
しかしながら、主制御盤1の主スイツチ5を閉
成したまま、従制御盤2の主スイツチ5′をも閉
成して、両者とも主ポジシヨンに誤つて操作した
場合、ダイヤルスイツチ3,3′の接点がずれて
いても、夫々のタツプずれ検出補助リレー6,
6′は別個に励磁され、その接点7b,7b′が開
放してしまい、タツプずれを検出できない欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記欠点を除去し、誤つて複数の制
御盤を同時に主のポジシヨンに設定した場合でも
確実にタツプずれを検出して、信頼性を向上させ
た変圧器のタツプずれ検出回路を提供することを
目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、一方の電源線とダイヤルスイツチと
を接続する検出電流線に主スイツチを設け、この
主スイツチと他方の電源線との間にタツプずれ検
出補助リレーを設けた制御盤を複数個並設して、
各制御盤に設けられたダイヤルスイツチの対応す
る接点同志を夫々接続した変圧器のタツプずれ検
出回路において、隣接する制御盤の検出電流線間
を接続する制御電流線を設け、この制御電流線と
他方の電源線との間に、従のポジシヨンで閉成す
る従スイツチと、補助リレーとを直列に接続し、
該補助リレーの通電時に開成する2個の接点を制
御電源線の接続点を挟んで両側の検出電流線に設
け、且つ該補助リレーの通電時に閉成する1個の
接点を前記従スイツチと並列に接続して、1つの
制御盤を主のポジシヨンに選択すると、その後他
の制御盤を誤つて同時に主のポジシヨンに設定し
ても確実にタツプずれを検出できることを特徴と
するものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図を参照して詳細
に説明する。
制御盤1および制御盤2は、夫々一方の電源線
Pと、ダイヤルスイツチ3,3′とを接続する検
出電流線4,4′に主スイツチ5,5′が設けら
れ、この主スイツチ5,5′と他方の電源線Nと
の間に、タツプずれ検出補助リレー6,6′が設
けられ、その接点7b,7b′は該補助リレー6,
6′の通電時に開成するようになつている。また
隣接するダイヤルスイツチ3,3′の接点8A,
8B…は、対応する接点8A′,8B′…に夫々接
続されている。
ここまでの構成は従来の回路と同様であるが、
更に隣接する制御盤1,2の検出電流線4,4′
間を接続する制御電流線9を設け、この制御電流
線9と他方の電源線Nとの間に、従のポジシヨン
で閉成する従スイツチ10,10′と補助リレー
11,11′が直列に接続されている。補助リレ
ー11,11′には、夫々通電時に閉成する1個
の接点12a,12a′と、通電時に開成する2個
の接点13b,13b′と接点14b,14bとが
夫々設けられている。
前記接点13b,13b′と接点14b,14
b′とは、制御電流線9の接続点15,15′を挟
んで、夫々検出電流線4,4′の両側に直列に接
続され、更に接点12a,12a′は従スイツチ1
0,10′と並列に接続されている。
次に上記検出回路の動作について説明する。
先ず、制御盤1の主スイツチ5を閉成して主の
ポジシヨンとし、制御盤2の従スイツチ10′を
閉成して従のポジシヨンとする。
タツプ切換の指令が2台の変圧器に出され、制
御盤1,2のダイヤルスイツチ3,3′の接点が、
接点8A,8A′に同時に切換り、タツプずれが
ない状態であるとする。
このとき、主制御盤1では電流線Pから、検出
電流線4の主スイツチ5、閉成している接点13
b,14bを通り、タツプずれ検出補助リレー6
を経て、電流が電源線Nに流れ、このとき前記補
助リレー6の接点7bが開成する。
また検出電流線4を流れる他方の電流は、ダイ
ヤルスイツチ3の接点8Aを通り、従制御盤2の
ダイヤルスイツチ3′の接点8A′を通り、更に検
出電流線4′、タツプずれ検出補助リレー6′を経
て、電源線Nに流れ、このとき前記検出補助リレ
ー6′の励磁によつて接点7b′が開成し、タツプ
ずれの信号は出ない。
またこの時、従制御盤2の従スイツチ10′が
閉成されており、電流は主制御盤1の電源線Pか
ら検出電流線4、制御電流線9を通つて従スイツ
チ10′に流れ、更に補助リレー11′を経て、電
源線Nに流れる。この結果、補助リレー11′の
接点12a′が閉成して自己保持されるとともに、
接点13b′,14b′が開成し、従制御盤2側での
電源線Pからの通電は遮断されている。
2台の変圧器のタツプがずれて、例えばダイヤ
ルスイツチ3は接点8Aに、ダイヤルスイツチ
3′は8B′になつたとすると、接点8A,8B′間
は導通しない。このため従制御盤2のタツプずれ
検出補助リレー6′は励磁されず、その接点7
b′が閉成するので、タツプずれ信号が出されて、
図示しない警報回路が作動する。
また制御盤1を主のポジシヨンに選択したま
ま、誤つて制御盤2の主スイツチ5′を閉成して、
両者とも主のポジシヨンに設定しても、自己保持
されている補助リレー11′の接点14b′が開成
しているので、制御盤2側の電源線Pからタツプ
ずれ検出補助リレー6′には通電されず、最初に
設定した制御盤1を主ポジシヨンに、制御盤2を
従ポジシヨンとした回路が保持され、確実にタツ
プずれを検出することができる。
なおこの場合、主スイツチ5,5′と、制御電
流線9の接続点15,15′との間に接点13b,
13b′が設けられていないと、両制御盤1,2の
主スイツチ5,5′が両方共閉成している時、次
のような問題が生じる。即ち、接点13b′がな
く、主スイツチ5′が閉成していると、制御盤2
側の電源線Pから制御電流線9を通つてその時点
で従として制御盤1側の従スイツチ10に電流が
流れ、補助リレー11が励磁されて、接点14b
が開成し、また開成状態にある接点14b′によ
り、両タツプずれ検出補助リレー6,6′に通電
されず、動作しない状態となるからである。
なお上記実施例では、2台の変圧器を制御する
2台の制御盤1,2を並設した場合について示し
たが、3台以上並設した場合にも同様に適用する
ことができる。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば、誤つて複
数台の制御盤を、同時に主のポジシヨンに設定し
た場合でも、確実にタツプずれを検出して、信頼
性を向上させた変圧器のタツプずれ検出回路を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による変圧器のタツ
プずれ検出回路を示す回路図、第2図は従来の検
出回路を示す回路図である。 1,2……制御盤、3,3′……ダイヤルスイ
ツチ、4,4′……検出電流線、5,5′……主ス
イツチ、6,6′……タツプずれ検出補助リレー、
8A,8B〜8A′,8B′……接点、9……制御
電流線、10,10′……従スイツチ、11,1
1′……補助リレー、12a,12a′,13b,
13b′,14b,14b′……接点、15,15′
……接続点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の電源線とダイヤルスイツチとを接続する
    検出電流線に主スイツチを設け、この主スイツチ
    と他方の電源線との間にタツプずれ検出補助リレ
    ーを設けた制御盤を複数個並設して、各制御盤に
    設けられたダイヤルスイツチの対応する接点同志
    を夫々接続した変圧器のタツプずれ検出回路にお
    いて、隣接する制御盤の検出電流線間を接続する
    制御電流線を設け、この制御電流線と他方の電流
    線との間に、従のポジシヨンで閉成する従スイツ
    チと、補助リレーとを直列に接続し、該補助リレ
    ーの通電時に開成する2個の接点を制御電流線の
    接続点を挟んで両側の検出電流線に設け、且つ該
    補助リレーの通電時に閉成する1個の接点を前記
    従スイツチと並列に接続したことを特徴とする変
    圧器のタツプずれ検出回路。
JP2306985U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0431792Y2 (ja)

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JPS61141938U JPS61141938U (ja) 1986-09-02
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