JP4483606B2 - 車両用ステアリングコラム - Google Patents

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Description

この発明は、車両用のステアリングコラムに関するものである。
車両用のステアリングコラムは、運転者の体格や姿勢に応じてステアリングホイールの高さを調整できるチルト機構や、ステアリングホイールの軸方向の位置を調整できるテレスコ機構、あるいはその両方を備えたステアリングコラムがある(特許文献1、特許文献2参照)。
図12は、このような従来のチルト・テレスコ機構を備えたステアリングコラムの要部の構成を説明する断面図である。
その構造を簡単に説明すると、車両本体101に、全体が略U字形の取付ブラケット102が固定されており、ステアリングコラム103は全体が略U字形のコラムブラケット104に固定されている。
支軸105が取付ブラケット102とコラムブラケット104とを貫通し、支軸105の一方の端に形成された頭部105aは、取付ブラケット102の側面の外側に当接している。支軸105の他方の端は取付ブラケット102を貫通して外側に突出しており、支軸105の上には、取付ブラケット102側から、環状の第1カム106、第1カム106に接触する環状の第2カム107が配置され、ナット108により軸方向の移動が拘束されて配置されている。
第1カム106は支軸105の回りの回転を拘束されて取付ブラケット102に取り付けられている。また、第2カム107には操作レバー110が固定され、操作レバー110の回動により第2カム107は支軸105の回りに回動することが可能に構成されている。
支軸105が取付ブラケット102を貫通する部分の孔は縦長孔102aで、支軸105は縦長孔102aに案内されて上下方向にのみ揺動可能でチルト機構を構成し、また、支軸105がコラムブラケット104を貫通する部分の孔は横長孔104a(図9では紙面に対して前後方向に長い横長孔)で、支軸105は横長孔104aに案内されてコラムブラケット104を含むステアリングコラムをコラム軸方向に移動を許容するテレスコ機構を構成している。
第1カム106と第2カム107とが対向するカム面には、それぞれカム面に斜面を備えた複数の突起と凹部が形成されている。
操作レバー110をチルト・テレスコ機構のロック解除位置に設定すると、第2カム107は支軸105の回りに回動し、第2カム107の複数の突起は第1カム106の凹部に嵌合する。この状態では、取付ブラケット102の内側面とコラムブラケット104の外側面とは軽く接触しており、コラムブラケット104は取付ブラケット102に対して揺動(チルト)及び軸方向の移動(テレスコ)が許容(ロック解除)されている。
操作レバー110をチルト・テレスコ機構のロック位置に設定すると、第2カム107は支軸105の回りに回動し、第2カム107の複数の突起は第1カム106の突起に乗り上げ、支軸105を矢印C方向(図9で左方向)に牽引する。この状態では、取付ブラケット102の内側面とコラムブラケット104の外側面とは強固に押圧され、コラムブラケット104は取付ブラケット102に対してロックされる。
特開2002−87286号公報。 特開2002−59851号公報。
上記した従来の車両用のステアリングコラムでは、チルト機構及びテレスコ機構のロック及びロック解除機構として、支軸に嵌装された第1カムと第2カム(図12では、第1カム106と第2カム107)を使用しており、第1カムと第2カムとの対向面は複数の突起と凹部を備えているから、ロック解除のときカム面が倒れるような方向の力を受け、カム面相互を平行に保つことが困難になる。特に、第2カムは操作レバーに取付けられているので、ロック時及びロック解除時に第2カムのカム面が面倒れ(カムの回転軸に垂直な平面に対してカム面が傾くこと、以下、面倒れという)すると操作レバーも図12に示すように傾き、操作フィーリングが低下し、商品の品質に影響を与える結果となる。
さらに、第1カムと第2カムとの円滑な動作と摩耗を防止するために、カム面には潤滑剤を供給することが望ましいが、従来のカムの構造では短期間に潤滑剤が流出してしまい、十分に潤滑剤を供給することができなかった。
この発明は、上記した課題を解決する車両用のステアリングコラムの提供を目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、車体に固定された固定ブラケットと、ステアリングコラムを保持するコラムブラケットと、前記固定ブラケットとコラムブラケットとをロックするロック機構を備えた車両用ステアリングコラムにおいて、前記ロック機構は、前記固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面に圧接力を付勢するカム装置と該カム装置をロック位置及びロック解除位置に設定するレバーとから構成され、前記カム装置はカム装置を構成するカムの面倒れを防ぐガイドを備えることを特徴とする車両用ステアリングコラムである。
そして、前記カム装置は、第1及び第2カムから構成され、いずれか一方のカムにカムの面倒れを防ぐガイドを備える。
また、前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドが固定ブラケットの側面に当接してカムの面倒れを防止する。
また、前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドの端面が固定ブラケットの側面とレバーの側面とに当接させてカムの面倒れを防止するように構成してもよい。
さらに、前記ガイドは、第1及び第2カムのいずれか一方のカム縁部が、他方のカムの外径よりも僅かに大きい内径を有するカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、一方のカムの円環状のガイドの内周面が他方のカムの外周面に接触してカムの面倒れを防止するように構成してもよい。
そして、前記カム装置は、それぞれが突起と凹部を備えた第1及び第2カムから構成され、前記カム装置がロック位置に設定されたときは、第1カムの突起と第2カムの突起とが接触して2つのカム間隔が拡大し、固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面の圧接力を増加させてロック状態に設定し、前記カム装置がロック解除位置に設定されたときは、第1カムの突起と第2カムの凹部又は第1カムの凹部と第2カムの突起とが接触して2つのカム間隔が狭くなり、固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面の圧接力を減少させ、ロック状態を解除するものとする。
また、前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドが固定ブラケットの側面に当接してカムの面倒れを防止すると共に、前記カム装置に充填された潤滑材を保持する溜まり部として機能するものである。
また、前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドでであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドの端面が固定ブラケットの側面とレバーの側面とに当接してカムの面倒れを防止すると共に、前記カム装置に充填された潤滑材を保持する溜まり部として機能するものである。
また、前記ガイドは、第1及び第2カムのいずれか一方のカム縁部が、他方のカムの外径よりも僅かに大きい内径を有するカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、一方のカムの円環状のガイドの内周面が他方のカムの外周面に接触してカムの面倒れを防止すると共に、前記カム装置に充填された潤滑材を保持する溜まり部として機能するものである。
この発明に係る車両用ステアリングコラムのロック機構は、固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面に圧接力を付勢するカム装置と該カム装置を操作するレバーから構成され、前記カム装置はカム装置を構成するカムの面倒れを防ぐガイドを備えたものである。
この構成により、ロック解除のときカム面が倒れるような方向の力を受けてもカム面が面倒れすることがなく、操作レバーが傾いたり操作フィーリングが低下することがなく、高品質の車両用ステアリングコラムを提供することができる。
また、カムの面倒れを防ぐガイドが、カム装置に充填された潤滑剤を保持する溜まり部として機能し、カム装置を円滑に作動させることができると共に、耐久性を高めることができる。また、粘度の低い潤滑剤を使用しても潤滑剤がカム装置の外部に漏れにくく周辺を汚すこともないから、円滑に作動する高品質の車両用ステアリングコラムを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の第1の実施の形態のチルト・テレスコ機構を備えたステアリングコラムの要部の構成を説明する斜視図、図2の(a)はステアリングコラムをコラム軸方向から見た断面図で、ロック解除状態を示している。図2の(b)は図2の(a)の線A−Aに沿った断面図である。
図1及び図2において、11は車両本体に固定される固定ブラケット、12はコラム、13はコラム12に固定されたディスタンスブラケット、14は固定ブラケット11とディスタンスブラケット13とを貫通し、固定ブラケット11とディスタンスブラケット13とをロックするボルトである。なお、18はステアリングホイール、19はステアリングシャフトを示す。
固定ブラケット11には、ディスタンスブラケット13の傾動(チルト)を許容するチルト用長孔11aとを備えているほか、コラム軸の軸方向移動(テレスコ)を許容するコラム軸方向に沿ったテレスコ用長孔11bを備え、コラム12に設けたブラケット12aを貫通するボルト12bが軸方向移動可能に装着されている(図1参照)。
ディスタンスブラケット13は、コラム軸の軸方向移動を許容するテレスコ用長孔13a(図2では紙面に対して前後方向)を備え、固定ブラケット11のチルト用長孔11aとディスタンスブラケット13のテレスコ用長孔13aとには、固定ブラケット11とディスタンスブラケット13とを締付けて両者の接触面の摩擦結合を利用してロックさせるボルト14が貫通している。
固定ブラケット11のボルト14が貫通する部分には、後述するカム装置20が配置され、カム装置20の第2カム22にはカムを操作するレバー16が取付けられており、カム装置20の第2カム22及びレバー16は、ベアリング26とナット27によりボルト14に軸方向には移動を制約され、回転方向には回転自在に取付けられている。
また、固定ブラケット11の、後述するカム装置20が配置される側と反対側には、ボルト14が貫通する部分に固定側チルトロックギア23が固定ブラケット11に固定配置され、固定側チルトロックギア23に対向する位置には、可動側チルトロックギア25が配置されており、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25との間にはギアリフトバネ24が配置され、可動側チルトロックギア25とボルト14とはギアリフトバネ24により図2で右方向に付勢されている。
以上の構成において、後述するカム装置20とそのカムを操作するレバー16とから構成されるロック機構によりボルト14を軸方向(矢印a方向)に牽引し、また、牽引を解除することで、固定ブラケット11とディスタンスブラケット13との接触面を圧接して、コラム12の傾動(チルト)と軸方向移動(テレスコ)をロックし、またロックを解除することができる。カム装置20には複数の実施例がある。以下、これについて順次説明する。
[第1実施例]
図2の(a)及び(b)を参照して第1実施例のカム装置20Aを説明する。カム装置20Aは、第1カム21と第2カム22とから構成され、第1カム21の固定ブラケット11に対向する面は、固定ブラケット11の側面に当接している。一方、第2カム22にはレバー16が取付けられており、ボルト14の回りに回動自在に支持されている。
図3は、第1カム21と第2カム22の構成を説明する斜視図で、図3の(a)は第1の実施例の第1カム21と第2カム22を示し、図3の(b)には参考として従来の構成のカムを示した。
図3の(a)に示すように、第1カム21は、固定ブラケット11のチルト用長孔11aに嵌合する突部21cが形成されており、固定ブラケット11に対して回転せず、軸方向には移動可能にボルト14に嵌合される。第1カム21が第2カム22と対向するカム面21aには、斜面を備えた複数の突起と凹部が形成されている。
第2カム22が第1カム21と対向するカム面22aには、第1カム21のカム面21aに設けられた斜面を備えた複数の突起と凹部に対応する複数の突起と凹部が形成されている。さらに、第2カム22の周辺には、カム面22aを囲むように軸方向(スラスト方向)に延長された環状のガイド22bが設けられており、第2カム22の面倒れを防止するように作用する。これについては後で説明する。
従来の構成のカムは、図3の(b)に示すように環状のガイド22bに相当するものが設けられていないので、カムの面倒れを防止することができない。なお、図3の(b)には図4の(a)に示すカムの要素に対応する要素に同一符号を括弧つきで表示した。
次に、コラム12の傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック、及びロック解除動作について、図4の(a)及び(b)を参照して説明する。
図4の(a)はレバー16をロック位置に設定した状態を示し、図4の(b)はレバー16をロック解除位置に設定した状態を示している。
図4の(a)に示すように、レバー16をロック位置に設定すると、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの突起に乗り上げる。この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は拡大し、ボルト14は、ギアリフトバネ24の付勢力に抗して図4で左方向に牽引される。コラムブラケット13と固定ブラケット11との接触面は強く圧接され、コラムブラケット13は固定ブラケット11に対してロックされ、傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)が禁止される。また、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25とは噛合してボルト14は固定される。
図4の(b)に示すように、レバー16をロック解除位置に設定すると、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの凹部に嵌合し、第2カム22の周辺の環状のガイド22bは、固定ブラケット11の側面に接触して第2カム22を傾かないように支持するから、第2カム22がボルト14に対して面倒れ(カムの回転軸に垂直な平面に対してカム面が傾くこと、以下、面倒れという)することはない。
この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は縮小し、可動側チルトロックギア25とボルト14とはギアリフトバネ24の付勢力により図4で右方向に移動し、第1カム21の固定ブラケット側の面は、固定ブラケット11の側面に緩く当接する。コラムブラケット13と固定ブラケット11との接触面の接触圧も緩和され、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25との噛合も解除されてボルト14の固定も解除されてロック状態が解除されるから、コラムブラケット13は固定ブラケット11に対して傾動(チルト)、及び軸方向移動(テレスコ)が自在となる。
ここで、図5を参照して第1実施例の第2カム22の環状のガイド22bの面倒れ防止機能を従来の構成のカム(環状のガイド22bがないもの)と対比して説明する。
図5において、第2カム22は、ロック状態においては、第2カム22のカム面22aの突起が第1カム21のカム面21aの突起の上に乗り上げて、第1カム21と第2カム22とは強く圧接されるから、第2カム22はボルト14に嵌合されている第1カム21に支持されて面倒れすることはない。この点は従来の構成のカム装置においても同じである。
次に、ロック解除状態においては、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの凹部に嵌合し、第1カム21と第2カム22とは強く圧接されていないから、例えば、レバー16に意図しないボルト14の軸芯と交差する方向の外力が加わると、レバー16に取付られている第2カム22のカム面22aはボルト14の軸芯に対して面倒れしてしまう。また、第1カム21が何等かの理由で面倒れしてしまう場合も有り得る。
第1実施例では、第2カム22に、カム面22aを囲む環状のガイド22bを設け、第2カム22がボルト14の軸芯に対して面倒れしようとするとき、環状のガイド22bが固定ブラケット11の側面に接触して面倒れを防止するようにした。また、この構成によれば、ボルト14に固定嵌合されている第1カム21が仮に面倒れしたとしても、環状のガイド22bを設けることで、面倒れした第1カム21の影響を受けても第2カム22は面倒れすることがない。
第1カム21のカム面21aと第2カム22のカム面22aの間にはグリース(潤滑油)を塗布し、カムの円滑な動作と、摩耗を抑え耐久性を向上させている。このとき、環状のガイド22bは、カム面21aと22aとの間に塗布したグリースの溜まり部(グリース溜まり)として機能し、レバー16をロック位置及びロック解除位置に設定する繰返し操作によってもグリースが外部に漏れ出すことがなく、粘度の低いグリースを使用することができるほか、グリースが他の部材に付着するおそれもない。さらに、グリースが外気に晒されにくくなるので、酸化による劣化を防止することができる。
このように、環状のガイド22bは、前記したカムの面倒れを防止できるばかりでなく、グリース溜まりとしても機能し、カムの円滑な動作と、摩耗を抑え耐久性を向上させている。
[第2実施例]
第2実施例のカム装置20Bは、先に説明した第1実施例のカム装置20Aと類似した構成を備えているので、対比を容易にするため同一部材には同一符号を付し、相違点について説明する。
図6は、第2実施例のカム装置20Bのコラム12の傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック、及びロックを解除動作を説明する図で、図6の(a)はレバー16をロック位置に設定した状態を示し、図6の(b)はレバー16をロック解除位置に設定した状態を示している。
カム装置20Bは、第1カム21と第2カム22とから構成され、第1カム21の固定ブラケット11に対向する面は、固定ブラケット11の側面に当接している。一方、第2カム22には、レバー16が取付けられており、ボルト14の回りに回動自在に支持されている。第1カム21と第2カム22のカム面の構成は第1実施例と同じである(図3参照)。但し環状のガイドは第1カム21に設けられている点で相違する。
第1カム21は、固定ブラケット11のチルト用長孔11aに嵌合する突部21c(図3参照)が形成されており、固定ブラケット11に対して回転せず、軸方向には移動可能にボルト14に嵌合される。第1カム21が第2カム22と対向するカム面21a(図3参照)には、斜面を備えた複数の突起と凹部が形成されている。
第2カム22は、第1カム21のカム面21aに設けられた斜面を備えた複数の突起と凹部に対応する複数の突起と凹部が形成されたカム面22a(図3参照)を備え、カム面22aの背面にはレバー16が固定されている。
さらに、第1カム21の周辺には、カム面21aを囲むように軸方向(スラスト方向)に延長された環状のガイド21bが設けられており、第1カム21及び第2カム22の面倒れを防止するように作用する。これについては後で説明する。
図6の(a)に示すように、レバー16をロック位置に設定すると、第1カム21の固定ブラケット側の面は固定ブラケット11に当接し、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの突起に乗り上げる。
この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は拡大し、ボルト14はギアリフトバネ24の付勢力に抗して図6で左方向に牽引される。コラムブラケット13と固定ブラケット11との接触面は強く圧接され、コラムブラケット13は固定ブラケット11に対してロックされ、傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)が禁止される。また、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25とは噛合してボルト14はロックされる。
図6の(b)に示すように、レバー16をロック解除位置に設定すると、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの凹部に嵌合して両者の間隔は縮小するが、第1カム21の周辺の環状のガイド21bが固定ブラケット11の側面とレバー16の側面とを左右に突っ張るから、第1カム21及び第2カム22は、ボルト14に対して面倒れすることはない。
この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は縮小し、可動側チルトロックギア25とボルト14とはギアリフトバネ24の付勢力により図6で右方向に移動し、第1カム21の固定ブラケット側の面は、固定ブラケット11の側面に緩く当接する。コラムブラケット13と固定ブラケット11との接触面の接触圧も緩和され、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25との噛合も解除されてボルト14の固定も解除されてロック状態が解除されるから、コラムブラケット13は固定ブラケット11に対して傾動(チルト)、及び軸方向移動(テレスコ)が自在となる。
第1カム21のカム面21aと第2カム22のカム面22aの間にはグリース(潤滑油)を塗布し、カムの円滑な動作と、摩耗を抑え耐久性を向上させている。このとき、環状のガイド21bは、カム面21aと22aとの間に塗布したグリースの溜まり部(グリース溜まり)として機能し、レバー16をロック位置及びロック解除位置に設定する繰返し操作によってもグリースが外部に漏れ出すことがなく、粘度の低いグリースを使用することができるほか、グリースが他の部材に付着するおそれもない。さらに、グリースが外気に晒されにくくなるので、酸化による劣化を防止することができる。
このように、環状のガイド21bは、前記したカムの面倒れを防止できるばかりでなく、グリース溜まりとしても機能し、カムの円滑な動作と、摩耗を抑え耐久性を向上させている。
[第3実施例]
第3実施例のカム装置20Cも、先に説明した第1実施例のカム装置20Aと類似した構成を備えているので、対比を容易にするため同一部材には同一符号を付し、相違点について説明する。
図7は、第3実施例のカム装置20Cのコラム12の傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック、及びロックを解除動作を説明する図で、図7の(a)はレバー16をロック位置に設定した状態を示し、図7の(b)はレバー16をロック解除位置に設定した状態を示している。
カム装置20Cは、第1カム21と第2カム22とから構成され、第1カム21の固定ブラケット11に対向する面は、固定ブラケット11の側面に当接している。一方、第2カム22には、レバー16が取付けられており、ボルト14の回りに回動自在に支持されている。第1カム21と第2カム22のカム面の構成は第1実施例と同じである(図3参照)。環状のガイドは第2カム22に設けられている。
第1カム21は、固定ブラケット11のチルト用長孔11aに嵌合する突部21cが形成されており、固定ブラケット11に対して回転せず、軸方向には移動可能にボルト14に嵌合される。第1カム21が第2カム22と対向するカム面21aには、斜面を備えた複数の突起と凹部が形成されている。
第2カム22は、第1カム21のカム面21aに設けられた斜面を備えた複数の突起と凹部に対応する複数の突起と凹部が形成されたカム面22aを備え、カム面22aの背面にはレバー16が固定されている。さらに第2カム22のカム面22aの周辺には、カム面を囲むように軸方向(スラスト方向)に延長された環状のガイド22bが設けられており、第1カム21の面倒れを防止するように作用する。これについては後で説明する。
図7の(a)に示すように、レバー16をロック位置に設定すると、第1カム21の固定ブラケット側の面は固定ブラケット11に当接し、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの突起に乗り上げる。
この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は拡大し、ボルト14はギアリフトバネ24の付勢力に抗して図7で左方向に牽引される。コラムブラケット13と固定ブラケット11との接触面は強く圧接され、コラムブラケット13は固定ブラケット11に対してロックされ、傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)が禁止される。また、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25とは噛合してボルト14は固定される。
図7の(b)に示すように、レバー16をロック解除位置に設定すると、第1カム21のカム面21aの突起は第2カム22のカム面22aの凹部に嵌合し、ボルト14はギアリフトバネ24の付勢力により図2で右方向に移動するから、第2カム22の周辺の環状のガイド22bの内周面は、第1カム21のカム面21aの外周面に接触し、第1カム21の面倒れが防止される。
この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は縮小し、可動側チルトロックギア25とボルト14とはギアリフトバネ24の付勢力により図7で右方向に移動し、第1カム21の固定ブラケット側の面は、固定ブラケット11の側面に緩く当接し、コラムブラケット13と固定ブラケット11との接触面の接触圧も緩和され、固定側チルトロックギア23と可動側チルトロックギア25との噛合も解除されてボルト14の固定も解除されてロック状態が解除されるから、コラムブラケット13は固定ブラケット11に対して傾動(チルト)、及び軸方向移動(テレスコ)が自在となる。
ここで、図8を参照して、第3実施例の第2カム22の環状のガイド22bの面倒れ防止機能を従来の構成のカム(環状のガイド22bがないもの)と対比して説明する。
図8において、ロック状態、及びロック解除状態のいずれにおいても、第2カム22の軸方向(スラスト方向)に延長された環状のガイド22bの内周面が、第1カム21のカム面21aの外周面に円周面で接触しているから、第2カム22が面倒れしようとするとき、環状のガイド22bの内周面が第1カム21の外周面に接触して面倒れを防止することができる。
第1カム21のカム面21aと第2カム22のカム面22aの間にはグリース(潤滑油)を塗布し、カムの円滑な動作と、摩耗を抑え耐久性を向上させている。このとき、環状のガイド22bは、カム面21aと22aとの間に塗布したグリースの溜まり部(グリース溜まり)として機能し、レバー16をロック位置及びロック解除位置に設定する繰返し操作によってもグリースが外部に漏れ出すことがなく、粘度の低いグリースを使用することができるほか、グリースが他の部材に付着するおそれもない。さらに、グリースが外気に晒されにくくなるので、酸化による劣化を防止することができる。
このように、環状のガイド22bは、前記したカムの面倒れを防止できるばかりでなく、グリース溜まりとしても機能し、カムの円滑な動作と、摩耗を抑え耐久性を向上させている。
図9は、この発明の第2の実施の形態のセンタークランプ方式と呼ばれるチルト・テレスコ機構を備えたステアリングコラムの要部の構成を説明する斜視図で、図9の(a)はコラム要部の構成を説明する斜視図、図9の(b)はそのカム装置を説明する斜視図で、カム装置は先に説明した第1実施例のカム装置20Aを装着した構成を示した。
また、図10は、第2の実施の形態のステアリングコラムのロック状態を説明する断面図、図11は第2の実施の形態のステアリングコラムのロック解除状態を説明する断面図である。
図9乃至図11において、31a及び31bは車両本体に固定される固定ブラケット、32はステアリングコラム(以下コラムという)、33及び34はコラムを保持する保持部材、35及び36は保持部材の外側に配置されて保持部材33及び34に当接するコラムブラケットで、コラムブラケット35には支軸35aが取付けられており、コラムブラケット36には支軸35bが取付けられている。
コラムブラケット35及び36は結合ピン37a及び37bで一体に組み立てられている。保持部材34とコラムブラケット36の間にはリフトバネ37c及び37dが嵌挿されており、コラムブラケット36は保持部材34に対して離れる方向(図11では左方向)に付勢されている。
支軸35aは固定ブラケット31aの長孔31pを貫通し、支軸35bは固定ブラケット31bの長孔31qを貫通し、固定ブラケット31a及び31bに対してコラム32の傾動(チルト)が可能に保持されている。また、コラム32は保持部材33及び34により軸方向移動(テレスコ)が可能に保持されている。
固定ブラケット32aの外側に突出した支軸35aには、コラム11の傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)をロックし、又ロックを解除するためのカム装置20及びレバー16が装着されており、ナット39で支軸35aに取付けられている。
カム装置20は、ここでは、先に第1の実施の形態の第1実施例として説明したカム装置20Aを装着したものを図示したが、カム装置はこれに限らず先に説明した第2実施例のカム装置20B、第3実施例のカム装置20Cのいずれでも使用することができる。
カム装置20Aの構成と動作は先に説明した通りであるからここでは説明を省略し、図10及び図11を参照して、カム装置20Aによる第2の実施の形態のステアリングコラムのロック及びロック解除について説明する。
レバー16をロック位置に設定すると、図10に示すように、第1カム21のカム面の突起は第2カム22のカム面の突起に乗り上げる。この状態では第1カム21と第2カム22との間隔は広くなり、支軸35aは図10で左方向(矢印c方向)に牽引され、第1カム21の固定ブラケット31a側の面は固定ブラケット31aの側面に圧接するから、その摩擦力により、固定ブラケット31aの長孔31pを貫通している支軸35aの傾動(チルト)が禁止される。また、支軸35aの矢印c方向の移動によりコラムブラケット35及び36も矢印c方向に牽引され、保持部材33及び34がコラム32を両側から挟み込まれるから、その摩擦力によりコラム32のコラム軸方向の移動(テレスコ)が禁止される。これによりコラム32はロックされる。
レバー16をロック解除位置に設定すると、図11に示すように、第1カム21のカム面の突起は第2カム22のカム面の凹部に嵌合し、第2カム22の周辺の環状のガイドが固定ブラケット31aに接触し、第2カム22の面倒れが防止される。
この状態では、第1カム21と第2カム22との間隔は狭くなり、コラムブラケット35及び36は、リフトバネ37c及び37dの付勢力により、図10で右方向(矢印d方向)に移動する。第1カム21の固定ブラケット31a側の面は固定ブラケット31aの側面に緩く接触するだけであるから、コラムブラケット35及び36は傾動(チルト)が自在となる。また、保持部材33及び34とコラム32との接触状態も緩くなるから、コラム32のコラム軸方向の移動(テレスコ)も自在となる。これによりコラム32のロックが解除される。
以上この発明の車両用のステアリングコラムの第1及び第2の実施の形態について説明し、そのロック及びロック解除を行なうカム装置について複数の実施例により説明した。しかし、この発明に係るカム装置は、上記実施の形態への適用に限られるものではなく、クランプバンド方式の車両用のステアリングコラムのロック装置、即ちステアリングコラムにクランプバンドを巻き付け、クランプバンドを締め付けてロックする方式のステアリングコラムのロック装置へも適用することができる。
コラムの傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック及びロック解除を行なうカム装置を備えた車両用のステアリングコラムであって、カムの面倒れを防止してロック及びロック解除を行なうレバーの操作時の揺動を防止し、高品質のステアリングコラムを提供する。
この発明の第1の実施の形態のステアリングコラムの要部の構成を説明する斜視図。 第1の実施の形態のステアリングコラムの要部の断面図。 カム装置の第1カムと第2カムの構成を説明する斜視図。 第1実施例のカム装置のコラムの傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック、及びロック解除動作を説明する断面図。 第1実施例のカム装置の面倒れ防止機能を説明する図。 第2実施例のカム装置のコラムの傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック、及びロック解除動作を説明する断面図。 第3実施例のカム装置のコラムの傾動(チルト)及び軸方向移動(テレスコ)のロック、及びロック解除動作を説明する断面図。 第3実施例のカム装置の面倒れ防止機能を説明する図。 この発明の第2の実施の形態のステアリングコラムの要部の構成を説明する斜視図。 第1実施例のカム装置を装着したロック状態の第2の実施の形態のステアリングコラムを説明する断面図。 第1実施例のカム装置を装着したロック解除状態の第2の実施の形態のステアリングコラムを説明する断面図。 従来のステアリングコラムの要部の構成を説明する図。
符号の説明
11 固定ブラケット
11a チルト用長孔
11b テレスコ用長孔
12 コラム(ステアリングコラム)
12a ブラケット
12b ボルト
13 ディスタンスブラケット
13a テレスコ用長孔
14 ボルト
16 レバー
18 ステアリングホイール
19 ステアリングシャフト
20 カム装置
20A 第1実施例のカム装置
20B 第2実施例のカム装置
20C 第3実施例のカム装置
21 第1カム
21a カム面
21b ガイド
21c 突部
22 第2カム
22a カム面
22b ガイド
23 固定側チルトロックギア
24 ギアリフトバネ
25 可動側チルトロックギア
26 ベアリング
27 ナット
31a、31b 固定ブラケット
31p、31q 長孔
32 コラム(ステアリングコラム)
33、34 保持部材
35、36 コラムブラケット
35a 支軸
35b 支軸
37a、37b 結合ピン
37c、37d リフトバネ
39 ナット




Claims (9)

  1. 車体に固定された固定ブラケットと、
    ステアリングコラムを保持するコラムブラケットと、
    前記固定ブラケットとコラムブラケットとをロックするロック機構を備えた車両用ステアリングコラムにおいて、
    前記ロック機構は、前記固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面に圧接力を付勢するカム装置と該カム装置をロック位置及びロック解除位置に設定するレバーとから構成され、前記カム装置はカム装置を構成するカムの面倒れを防ぐガイドを備えること
    を特徴とする車両用ステアリングコラム。
  2. 前記カム装置は、第1及び第2カムから構成され、いずれか一方のカムにカムの面倒れを防ぐガイドを備えること
    を特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングコラム。
  3. 前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドが固定ブラケットの側面に当接してカムの面倒れを防止すること
    を特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラム。
  4. 前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドの端面が固定ブラケットの側面とレバーの側面とに当接してカムの面倒れを防止すること
    を特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラム。
  5. 前記ガイドは、第1及び第2カムのいずれか一方のカム縁部が、他方のカムの外径よりも僅かに大きい内径を有するカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、一方のカムの円環状のガイドの内周面が他方のカムの外周面に接触してカムの面倒れを防止すること
    を特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラム。
  6. 前記カム装置は、それぞれが突起と凹部を備えた第1及び第2カムから構成され、前記カム装置がロック位置に設定されたときは、第1カムの突起と第2カムの突起とが接触して2つのカム間隔が拡大し、固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面の圧接力を増加させてロック状態に設定し、前記カム装置がロック解除位置に設定されたときは、第1カムの突起と第2カムの凹部又は第1カムの凹部と第2カムの突起とが接触して2つのカム間隔が狭くなり、固定ブラケットとコラムブラケットとの摩擦接触面の圧接力を減少させ、ロック状態を解除すること
    を特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングコラム。
  7. 前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドが固定ブラケットの側面に当接してカムの面倒れを防止すると共に、前記カム装置に充填された潤滑材を保持する溜まり部として機能すること
    を特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラム。
  8. 前記ガイドは、カムの縁部がカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、前記カムの円環状ガイドの端面が固定ブラケットの側面とレバーの側面とに当接してカムの面倒れを防止すると共に、前記カム装置に充填された潤滑材を保持する溜まり部として機能すること
    を特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラム。
  9. 前記ガイドは、第1及び第2カムのいずれか一方のカム縁部が、他方のカムの外径よりも僅かに大きい内径を有するカム軸方向に沿って延びた円環状のガイドであって、カム装置がロック解除位置に設定されたとき、一方のカムの円環状のガイドの内周面が他方のカムの外周面に接触してカムの面倒れを防止すると共に、前記カム装置に充填された潤滑材を保持する溜まり部として機能すること
    を特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラム。




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