JP4482464B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機、詳しくは、現在の遊技状態が高確率状態(確率変動状態あるいは確変状態ともいう)、つまり高確率で大当たり(特別遊技状態)が発生する高確率状態であることを遊技者に対し報知しないタイプのパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機として、遊技盤上の始動入賞口への遊技球の入賞を始動条件として、乱数テーブルから乱数を取得し、遊技盤上の大入賞口を所定回数開閉して多数の遊技球を入賞可能にする大当り(特別遊技状態)を発生させるか、又は通常の遊技状態を維持したままとするかつまりはずれにするか、の決定をするための抽選と、大当りを発生させる場合大当り終了後の遊技状態を、高確率(例えば1/30)で大当りを発生させる高確率状態(確率変動状態、確変状態)にするか、又は大当り発生前と同じ通常の確率(例えば1/150)で大当りを発生させる通常確率状態にするか、の決定をするための抽選を行うタイプのパチンコ遊技機が知られている。
そして、この種のパチンコ遊技機の多くは、抽選により高確率状態が選ばれた場合、大当り終了後の遊技状態が高確率状態になることを遊技者に対し画像、音又はランプ等で積極的に報知するようにしているが、遊技の多様性の観点などから、抽選により高確率状態が選ばれても、その報知を遊技者に対して積極的に行わず、報知するかしないかの決定を遊技者の選択に委ねるようにしたものや(例えば、特許文献1参照)、高確率状態が発生したことを所定の期間遊技者に対し報知しないようにしたもの(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2004−173825号公報 特開2004−65388号公報
遊技者に高確率状態の発生を報知するタイプのパチンコ遊技機の場合、遊技者にとって、報知後の大当りは高確率状態の下で発生したものであると認識できるため、大当りに対する喜びや驚きの程度は比較的小さく、一方、報知前の大当りは通常確率状態の下で発生したものであると認識できるため、大当りに対する喜びや驚きは非常に大きいといえる。
しかし、高確率状態の発生を報知しないタイプのパチンコ遊技機によると、大当り発生後の大当りが高確率状態にあるときに発生した大当りであるのか通常確率状態にあるときに発生した大当りであるのか遊技者には全く分からない。このため、遊技者は、大当りが高確率状態の下でいわば必然的に発生したのか、通常確率状態の下で偶然に運良く発生したのか認識できず、大当り発生に対して特別な感情が湧かず、単に大当りが発生したと感じるに過ぎない。
本発明は、上記のような高確率状態の発生を報知しないタイプのパチンコ遊技機において、高確率状態の下での大当り発生であるのか、通常確率状態の下での大当り発生であるのかを遊技者に知らしめることにより、大当り発生に対して遊技者に特別な感情が湧くようになり遊技者が興趣をもって遊技することができる遊技性に優れたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、今回の大当たりの発生時から次回の大当りが発生するまでの間、該今回の大当たり終了後の遊技状態が大当りの発生しやすい高確率状態であるか大当りの発生しにくい通常確率状態であるかを遊技者に対し報知しないパチンコ遊技機であって、該今回の大当りが終了した後の遊技状態を高確率状態に設定する確率初期設定手段と、該今回の大当りが終了した後の遊技状態における普通電動役物の開放時間を延長する開放時間延長手段と、該今回の大当りが終了した後の遊技状態においてはずれ図柄変動回数が所定回数に達したとき前記普通電動役物の延長された開放時間を元に戻す開放時間リセット手段と、該今回の大当りが終了した後の高確率状態においてはずれ図柄変動のたびに高確率状態を継続させるか高確率状態から通常確率状態へ移行させるかの転落抽選を行い、該転落抽選がはずれであった場合には高確率状態を継続させて当りであった場合には通常確率状態へ移行させる転落抽選手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、該今回の大当りが終了した後、次回の大当りが発生した時に、該次回の大当りが高確率状態の下でしかも普通電動役物の延長された開放時間の下で発生した大当りであるのか、該次回の大当たりが高確率状態の下でしかも普通電動役物の延長されていない元の開放時間の下で発生した大当りであるのか、該次回の大当りが通常確率状態の下でしかも普通電動役物の延長された開放時間の下で発生した大当りであるのか、該次回の大当りが通常確率状態の下でしかも普通電動役物の延長されていない元の開放時間の下で発生した大当りであるのか、遊技者に対し識別可能に音演出及び/又はランプ演出を行う演出手段を備えることを特徴とする。
本発明によると、大当り発生時に、遊技者は、当該大当りが高確率状態の下でいわば必然的に発生した大当りなのか、通常確率状態の下で偶然に運良く発生した大当りなのかを識別することができるようになる。このため、遊技者は、大当り発生に対して特別な感情が湧くようになり、興趣をもって遊技することができるようになる。
た、大当りが終了した後の遊技状態を高確率状態に設定しておき、大当りが終了した後の高確率状態においてはずれ図柄変動のたびに高確率状態を継続させるか高確率状態から通常確率状態へ移行させるかの転落抽選を行うことにより、大当りの発生しやすい高確率状態の発生は遊技者に対し報知されない。
また、本発明によると、上記4種類の態様を音演出及び/又はランプ演出によって識別可能に報知するようにしたため、遊技者にとって現在の遊技状態がどのような遊技状態であるのか非常に分かりやすくなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図、図2は、同パチンコ遊技機の制御系のブロック図、図3は、主制御部が実行する処理の第1実施形態を表したフローチャート、図4及び図5は、主制御部が実行する処理の第2の実施形態を表した一連のフローチャートを示す。
図1において、パチンコ遊技機は、遊技盤1の略中央に液晶等の図柄表示装置2を備える。図柄表示装置2の周囲の遊技領域には、2つの普通入賞口3,4、遊技球の入賞により図柄変動を開始させるための始動入賞口5、遊技球の始動入賞口への入賞を容易にする開放可能な始動入賞口5のはね(普通電動役物)6、大当り時に所定回数開放し多数の遊技球の入賞を可能にする大入賞口7などが配置されている。また、図柄表示装置2の上端には、変動記憶個数表示装置8が配されている。なお、符号9は装飾LED、10はガラス枠ランプ、11はサイドランプ、12はスピーカを表す。
パチンコ遊技機の制御系は、図2に示すように、主制御部20と図柄制御部21とランプ制御部22と音声制御部23とを備え、各制御部20,21,22,23は、CPU、ROM、RAM、I/Oを備える。主制御部20には、始動入賞口5への遊技球の入賞を検出する始動入賞口検出器24、大入賞口7への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出器25、大入賞口7の内部の継続入賞口への遊技球の入賞を検出する継続入賞口検出器26、第1の普通入賞口3への遊技球の入賞を検出する第1の普通入賞口検出器27、第2の普通入賞口4への遊技球の入賞を検出する第2の普通入賞口検出器28、大当りのときに大入賞口7を駆動開放する大入賞口ソレノイド29、及び、普通電動役物(例えば始動入賞口のはね)6を駆動開放する普通電動役物ソレノイド30がそれぞれ電気的に接続される。図柄制御部21には、図柄を変動表示する図柄表示装置2及び始動入賞口5への入賞個数(最大4個)を表示する変動記憶個数表示装置8が電気的に接続される。ランプ制御部22には、光による演出を行うための装飾LED9、ガラス枠ランプ10及びサイドランプ11が電気的に接続される。音声制御部23には、駆動基板(アンプ)31を介して音による演出を行うための各種スピーカ12が電気的に接続される。
主制御部20は、図3に示すような第1実施形態に係る処理を実行する。
図3において、主制御部20は、まず始動入賞口5への入賞の有無を判定し(S1)、始動入賞口5への入賞があったときには、大当り判定のための乱数を乱数テーブルから取得するとともに変動記憶個数を1だけ加算する(S2)。なお、変動記憶個数は最大4個までであり、変動記憶個数表示装置8に表示される。
次に、変動記憶個数が1以上であるか否かを判定し(S3)、変動記憶個数が1以上である場合、変動記憶個数を1だけ減算した後(S4)、現在の遊技状態が高確率(例えば1/30)で大当りを発生させる高確率状態であるか、あるいは通常確率(例えば1/150)で大当りを発生させる通常確率状態であるかを判定する(S5)。なお、変動記憶個数が0である場合には、ステップS1に戻る。
現在の遊技状態が通常確率状態である場合、取得した乱数により通常確率の下で大当りかはずれかの判定を行い(S6)、一方、現在の遊技状態が高確率状態である場合、取得した乱数により高確率の下で大当りかはずれかの大当り抽選を行う(S7)。なお、遊技開始直後においては、通常、通常確率状態の下で大当りかはずれかの大当り抽選が行われる。
(1)通常確率状態の下ではずれの場合
通常確率状態の下ではずれであった場合(S8)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的にはずれ図柄を変動停止させ(S9)、その後は高確率状態でないため(S10)、ステップS1に戻る。
(2)通常確率状態の下で大当りの場合
通常確率状態の下で大当りであった場合(S8)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的に大当り図柄を変動停止させ(S11)、大当り動作を開始する(S12)。次に、通常確率状態の下での大当りであるため(S13)、スピーカ12から通常確率用のファンファーレを流し(S14)、大当りが1回目であることを図柄表示装置2に表示し(S15)、大入賞口ソレノイド29を動作させて大入賞口7を所定回数開放するなどの大当り処理を行い(S16)、大当り処理の終了後、通常確率状態をリセットして高確率状態をセットし(S17)、ステップS1に戻る。
(3)高確率状態の下で大当たりの場合
高確率状態の下で大当りであった場合(S8)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的に大当り図柄を変動停止させ(S11)、大当り動作を開始する(S12)。次に、高確率状態の下での大当りであるため(S13)、スピーカ12から高確率用のファンファーレを流し(S18)、大当りが2回目以降であること、つまり連荘回数を図柄表示装置2に表示し(S19)、大入賞口ソレノイド29を動作させて大入賞口7を所定回数開放するなどの大当り処理を行い(S16)、大当り処理の終了後、通常確率状態をリセットして高確率状態をセットし(S17)、ステップS1に戻る。
(4)高確率状態の下ではずれの場合
高確率状態の下ではずれだった場合(S8)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的にはずれ図柄を変動停止させ(S9)、高確率状態であるため(S10)、高確率状態を継続させるか高確率状態から通常確率状態へ移行させるかの転落抽選を行い(S20)、転落当選でなかった場合、つまりはずれだった場合(S20)、ステップS1に戻り、一方、転落当選であった場合(S21)、高確率状態をリセットして通常確率状態をセットし(S22)、ステップS1に戻る。ここで、転落当選の確率は、例えば1/300に設定する。
このように、第1実施形態に係る主制御部20は、(1)通常確率状態、高確率状態のいずれの遊技状態であっても大当りが発生するたびに遊技状態を高確率状態にセットし、(2)高確率状態の遊技状態は、大当り抽選ではずれだった場合の転落抽選によって、高確率状態のまま継続するか、あるいは、通常確率状態に移行する。このため、遊技者は、現在の遊技状態が高確率状態であるのか通常確率状態であるのか全く報知されないことになる。
また、主制御部20は、(3)遊技状態が通常確率状態であるときに大当りが発生した場合、通常確率用のファンファーレ及び図柄表示装置2への大当り回数1回目の表示によって、通常確率状態中での大当り発生であることを遊技者に報知し、(4)遊技状態が高確率状態であるときに大当りが発生した場合、高確率用のファンファーレ及び図柄表示装置2への大当りの連荘回数の表示によって、高確率状態中での大当り発生であることを遊技者に報知する。このため、大当り発生時に、遊技者は、当該大当りが高確率状態の下でいわば必然的に発生した大当りなのか、通常確率状態の下で偶然に運良く発生した大当りなのかを識別することができるようになり、大当り発生に対して特別な感情が湧くようになり、興趣をもって遊技することができるようになる。
また、主制御部20は、図4及び図5に示すような第2実施形態に係る一連の処理を実行する。
図4及び図5において、主制御部20は、まず始動入賞口5への入賞の有無を判定し(S31)、始動入賞口5への入賞があったときには、大当り判定のための乱数を乱数テーブルから取得するとともに変動記憶個数を1だけ加算する(S32)。なお、変動記憶個数は最大4個までであり、変動記憶個数表示装置8に表示される。
次に、変動記憶個数が1以上であるか否かを判定し(S33)、変動記憶個数が1以上である場合、変動記憶個数を1だけ減算するとともに(S34)、図柄変動回数の累積値を1だけ加算する(S35)。なお、変動記憶個数が0である場合には、ステップS1に戻る。
次に、変動回数累積値が100以上であるか否かを判定し(S36)、変動回数累積値が100未満のときは、直接、現在の遊技状態が高確率(例えば1/30)で大当りを発生させる高確率状態であるか、あるいは通常確率(例えば1/150)で大当りを発生させる通常確率状態であるかを判定し(S37)、一方、変動回数累積値が100以上のときは、後述するステップS55で延長された普通電動役物6の開放時間をリセットした上で(S38)、現在の遊技状態が高確率状態であるか、あるいは通常確率状態であるかを判定する(S37)。
現在の遊技状態が高確率状態でない場合つまり通常確率状態である場合、取得した乱数により通常確率(例えば1/150)の下で大当りかはずれかの判定を行い(S39)、一方、現在の遊技状態が高確率状態である場合、取得した乱数により高確率の下で大当りかはずれかの大当り抽選を行う(S40)。なお、遊技開始直後においては、通常、通常確率状態の下で大当りかはずれかの大当り抽選が行われる。
(1)通常確率状態の下ではずれの場合
通常確率状態の下ではずれであった場合(S41)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的にはずれ図柄を変動停止させ(S42)、その後は高確率状態でないため(S43)、ステップS1に戻る。
(2)通常確率状態の下で大当りの場合
通常確率状態の下で大当りであった場合(S41)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的に大当り図柄を変動停止させ(S44)、大当り動作を開始する(S45)。次に、普通電動役物6の開放時間延長中の大当りであるのか、高確率状態中での大当たりであるのかを判定し(S46,S47,S48)、開放時間延長中かつ通常確率状態中の大当りである場合には、音やランプによる演出モードとしてモードCを選択し(S50)、一方、通常の開放時間中かつ通常確率状態中の大当りである場合には、音やランプによる演出モードとしてモードDを選択し(S52)、大入賞口ソレノイド29を動作させて大入賞口7を所定回数開放するなどの大当り処理を行い(S53)、大当り処理の終了後、通常確率状態をリセットして高確率状態をセットし(S54)、普通電動役物6の開放時間を延長し(S55)、変動回数累積値を0にリセットし(S56)、ステップS1に戻る。
ここで、モードCによる演出は、例えば、大当り発生時に「まだまだ終わらない!」という台詞を音で知らせ、大当り中はラウンド更新時に「冒険再開!(連荘3回目)」という文字を画面表示することにより行う。また、モードDによる演出は、例えば、大当り発生時に「大当り開始!冒険の始まり!」という台詞を音で知らせ、大当り中のラウンド更新時に「冒険の始まり」という文字を画面表示することにより行う。
(3)高確率状態の下で大当たりの場合
高確率状態の下で大当りであった場合(S41)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的に大当り図柄を変動停止させ(S44)、大当り動作を開始する(S45)。次に、普通電動役物6の開放時間延長中の大当りであるのか、高確率状態中での大当たりであるのかを判定し(S46,S47,S48)、開放時間延長中かつ高確率状態中の大当りである場合には、音やランプによる演出モードとしてモードAを選択し(S49)、一方、通常の開放時間中かつ確率状態中の大当りである場合には、音やランプによる演出モードとしてモードBを選択し(S51)、大入賞口ソレノイド29を動作させて大入賞口7を所定回数開放するなどの大当り処理を行い(S53)、大当り処理の終了後、再び高確率状態をセットし(S54)、普通電動役物6の開放時間を延長し(S55)、変動回数累積値を0にリセットし(S56)、ステップS1に戻る。
ここで、モードAによる演出は、例えば、大当り発生時に「大当り!連荘3回目!」という台詞を音で知らせ、大当り中はラウンド更新時に「冒険中(連荘3回目)」という文字を画面表示することにより行う。また、モードBによる演出は、例えば、大当り発生時に「引き戻し!連荘5回目!」という台詞を音で知らせ、大当り中はラウンド更新時に「冒険中(連荘5回目)」という文字を画面表示するとともにラッキー表示をすることにより行う。
(4)高確率状態の下ではずれの場合
高確率状態の下ではずれだった場合(S41)、図柄表示装置2において図柄変動を開始し最終的にはずれ図柄を変動停止させ(S42)、高確率状態であるため(S43)、高確率状態を継続させるか高確率状態から通常確率状態へ移行させるかの転落抽選を行い(S57)、転落当選でなかった場合、つまりはずれだった場合(S58)、ステップS1に戻り、一方、転落当選であった場合(S58)、高確率状態をリセットして通常確率状態をセットし(S59)、ステップS1に戻る。ここで、転落当選の確率は、例えば1/300に設定する。
このように、第2実施形態に係る主制御部20は、(1)通常確率状態、高確率状態のいずれの遊技状態であっても大当りが発生するたびに遊技状態を高確率状態にセットし、(2)高確率状態の遊技状態は、大当り抽選ではずれだった場合の転落抽選によって、高確率状態のまま継続するか、あるいは、通常確率状態に移行する。このため、遊技者は、現在の遊技状態が高確率状態であるのか通常確率状態であるのか全く報知されないことになる。
また、主制御部20は、(1)開放時間延長中かつ高確率状態中の大当りである場合には、音やランプなどによる演出モードとしてモードAを選択し、(2)開放時間延長中かつ通常確率状態中の大当りである場合には、音やランプなどによる演出モードとしてモードCを選択し、(3)通常の開放時間中かつ確率状態中の大当りである場合には、音やランプなどによる演出モードとしてモードBを選択し、(4)通常の開放時間中かつ通常確率状態中の大当りである場合には、音やランプなどによる演出モードとしてモードDを選択する。このため、大当り発生時に、遊技者は、演出モードA,B,C,Dによって、当該大当りが高確率状態の下でいわば必然的に発生した大当りなのか、通常確率状態の下で偶然に運良く発生した大当りなのかを識別することができるようになり、大当り発生に対して特別な感情が湧くようになり、興趣をもって遊技することができるようになる。
なお、上記実施形態では、全ての高確率状態の発生を遊技者に対し報知しないタイプのパチンコ遊技機について説明したが、本発明は、このようなパチンコ遊技機に限定されるものではなく、一部の高確率状態の発生のみを遊技者に対し報知し、残部の高確率状態の発生については報知しないタイプのパチンコ遊技機に対しても適用することができる。例えば、変動図柄が「777」で停止した高確率状態の発生に対しては遊技者に報知するが、その他の高確率状態を発生させる変動図柄「333」などで停止した場合には高確率状態の発生を報知しないタイプの遊技機に対しても本発明は適用可能である。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 同パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 主制御部が実行する処理の第1実施形態を表したフローチャートである。 図5と共に主制御部が実行する処理の第2の実施形態を表した一連のフローチャートである。 図4と共に主制御部が実行する処理の第2の実施形態を表した一連のフローチャートである。
符号の説明
2 図柄表示装置(表示画面、報知手段)
6 普通電動役物
12 スピーカ(報知手段)
S14,S15,S18,S19 報知手段
S17,S54 確率初期設定手段
S20,S57 落選抽選手段
S38 開放時間リセット手段
S49,S50,S51,S52 演出手段
S55 開放時間延長手段

Claims (1)

  1. 今回の大当たりの発生時から次回の大当りが発生するまでの間、該今回の大当たり終了後の遊技状態が大当りの発生しやすい高確率状態であるか大当りの発生しにくい通常確率状態であるかを遊技者に対し報知しないパチンコ遊技機であって、
    該今回の大当りが終了した後の遊技状態を高確率状態に設定する確率初期設定手段と、該今回の大当りが終了した後の遊技状態における普通電動役物の開放時間を延長する開放時間延長手段と、該今回の大当りが終了した後の遊技状態においてはずれ図柄変動回数が所定回数に達したとき前記普通電動役物の延長された開放時間を元に戻す開放時間リセット手段と、該今回の大当りが終了した後の高確率状態においてはずれ図柄変動のたびに高確率状態を継続させるか高確率状態から通常確率状態へ移行させるかの転落抽選を行い、該転落抽選がはずれであった場合には高確率状態を継続させて当りであった場合には通常確率状態へ移行させる転落抽選手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、
    該今回の大当りが終了した後、次回の大当りが発生した時に、該次回の大当りが高確率状態の下でしかも普通電動役物の延長された開放時間の下で発生した大当りであるのか、該次回の大当たりが高確率状態の下でしかも普通電動役物の延長されていない元の開放時間の下で発生した大当りであるのか、該次回の大当りが通常確率状態の下でしかも普通電動役物の延長された開放時間の下で発生した大当りであるのか、該次回の大当りが通常確率状態の下でしかも普通電動役物の延長されていない元の開放時間の下で発生した大当りであるのか、遊技者に対し識別可能に音演出及び/又はランプ演出を行う演出手段を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
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