JP5739935B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5739935B2
JP5739935B2 JP2013084930A JP2013084930A JP5739935B2 JP 5739935 B2 JP5739935 B2 JP 5739935B2 JP 2013084930 A JP2013084930 A JP 2013084930A JP 2013084930 A JP2013084930 A JP 2013084930A JP 5739935 B2 JP5739935 B2 JP 5739935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
special symbol
jackpot
predetermined
gaming state
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013084930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013138929A (ja
Inventor
崇洋 末松
崇洋 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Industrial Co Ltd filed Critical Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority to JP2013084930A priority Critical patent/JP5739935B2/ja
Publication of JP2013138929A publication Critical patent/JP2013138929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5739935B2 publication Critical patent/JP5739935B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
デジパチタイプのパチンコ遊技機として、始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示器において特別図柄が変動表示されるとともに演出装置において演出に係る所定事象が発生し、特別図柄表示器に所定の特別図柄が停止して大当たりが発生するパチンコ遊技機が知られている。
演出装置は、ギミックと称される可動役物や装飾ランプなどの他、遊技盤の遊技領域の中央部に配設される画像表示器を構成要素としている。
画像表示器は、画像制御基板に接続され、画像表示器における画像表示は、画像制御基板からの制御信号により制御される。画像制御基板は、遊技規則上、主基板(遊技制御基板)から送信されてくるコマンドに従って処理を実行しなければならないが、他方、画像制御基板が独自に画像表示器の表示を制御することが許される事項があり、この許容される事項として、過去にテレビ放映された劇、ドラマなどを画像表示器に映像として表示することなどが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−229257公報
しかし、従来のパチンコ遊技機は、画像表示器に映像を表示するなど演出装置において演出モードを実行する際、画像制御基板において、表示する映像の種類の選択、表示時間などを決定する乱数を取得し、取得した乱数が定める表示時間だけ選択された映像を表示させるよう構成されており、演出装置において行われる他の演出に係る事象(例えば、可動役物の動作など)を演出モードの継続期間に関連させることは行われていなかった。
本発明は、上記の点にかんがみなされたものであり、画像表示器など演出装置において実行される演出モードの継続期間を、演出装置において発生する所定事象によって変更し得る、新規なパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示器において特別図柄が変動表示されるとともに演出装置において演出に係る所定事象が発生し、前記特別図柄表示器に所定の特別図柄が停止して大当たりが発生するとともに、前記大当たりが、大当たり後に通常遊技状態となる通常大当たりと、大当たり遊技後に確変遊技状態となって、遊技者の認識し難い潜伏確変を含んだ確変大当たりと、を備えてなるパチンコ遊技機において、所定条件の成立により前記演出装置において演出モードを実行し、該演出モードは特別図柄の変動が所定の継続回数に達するまで実行可能とし、該継続回数として所定の初期値を設定し、前記演出装置において前記所定事象が発生することに基づいて、予め設定されている数値を前記継続回数に加算し、加算後の前記継続回数を前記演出モードの新たな継続回数として更新し、前記継続回数が前記初期値より大きな予め定めた所定値に達すると、現在の遊技状態の内容である確変遊技状態若しくは通常遊技状態のいずれの遊技状態かを報知し、前記継続回数が前記初期値より大きな予め定めた所定値に達しない間は、現在の遊技状態の内容である確変遊技状態若しくは通常遊技状態のいずれであるかを報知しないことを特徴とする。
本発明によると、演出モードの継続回数が、演出に係る所定事象が発生するたびに増加又は減少し、変更されるようになるため、演出モードの継続期間を変更し得るようになる。
そして、本発明に係るパチンコ遊技機では、潜伏確変が発生した旨の報知を行わず、その後、継続回数が予め定めた所定値に達したとき、現在の遊技状態の内容を報知するよう構成されるため、遊技者は、継続回数が所定値に達したとき現在の遊技状態の内容が確変遊技状態であるのか通常遊技状態であるのかを知ることができるようになる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図である。 遊技制御基板が実行するタイマ割り込み処理の内容を表すフローチャートである。 始動口SW処理の内容を表すフローチャートである。 特別図柄処理の内容を表すフローチャートである。 大当たり判定処理の内容を表すフローチャートである。 変動パターン選択処理の内容を表すフローチャートである。 サブ基板が実行する一実施形態に係る演出モード処理の内容を表すフローチャートである。 サブ基板が実行する他の実施形態に係る演出モード処理の内容を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図、図2は、同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図、図3は、遊技制御基板が実行するタイマ割り込み処理の内容を表すフローチャート、図4は、始動口SW処理の内容を表すフローチャート、図5は、特別図柄処理の内容を表すフローチャート、図6は、大当たり判定処理の内容を表すフローチャート、図7は、変動パターン選択処理の内容を表すフローチャート、図8は、サブ基板が実行する一実施形態に係る演出モード処理の内容を表すフローチャート、図9は、サブ基板が実行する他の実施形態に係る演出モード処理の内容を表すフローチャートをそれぞれ示す。
図1において、パチンコ遊技機は、遊技盤1を備え、遊技盤1は、遊技者がハンドル2を操作することによって発射された遊技球が転動しながら落下してゆく遊技領域3を備える。
遊技領域3の中央部には、センター装飾部材4が配設され、センター装飾部材4の内側に、画像表示器5の表示画面5aが配される。表示画面5aには、公知のデモ表示、始動口6、7への遊技球の入賞に基づく装飾図柄の変動表示、大当たり演出などが行われ、これらの演出表示は、後述するサブ基板51(演出制御基板53又は画像制御基板54)によって制御される。
センター装飾部材4の左右中央部の下方には、始動口6、7が配設される。始動口6には、遊技領域3を転動落下する遊技球が入賞可能である。始動口7は、開閉可能な電動チューリップで構成され、始動口7には、その開放時のみ遊技球が入賞可能である。始動口6、7に遊技球が入賞すると、後述するように大当たり乱数など各種乱数が取得され、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たりが発生する。
始動口6、7の下方に大入賞口(アタッカー)8が配設される。大入賞口8は、大当たりが発生すると、所定ラウンド数だけ開放動作され、遊技球の入賞を可能にする。大当たりには、後述する潜伏確変があり、また、当該パチンコ遊技機は小当たりを発生可能に構成されており、潜伏確変発生時の大入賞口8の開閉動作パターンは、小当たり発生時の大入賞口8の開閉動作パターンと同一又は類似に設定されている。
その他、遊技領域3には、普通入賞口9、ゲート10、アウト口11などが配設される。
遊技領域3の外側には、始動口6、7への入賞を契機に画像表示器5による装飾図柄の変動表示と同期して特別図柄を変動表示する特別図柄表示器12、始動口6、7へ入賞した遊技球の保留球数を最大4個まで表示する特別図柄保留ランプ13、遊技球がゲート10を通過したことを契機に普通図柄を変動表示する普通図柄表示器14、ゲート10を通過した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する普通図柄保留ランプ15などが配設される。
次に、パチンコ遊技機の電気系統を図2に基づいて説明する。
図2において、電気系統は遊技制御基板(メイン制御基板)50を中枢部とし、遊技制御基板50にサブ基板51及び払出制御基板52が接続される。サブ基板(サブ制御基板)51は、演出制御基板53、画像制御基板54及びランプ制御基板55からなり、演出制御基板53は遊技制御基板50に接続され、画像制御基板54及びランプ制御基板55はそれぞれ演出制御基板53に接続される。遊技制御基板50、払出制御基板52、演出制御基板53、画像制御基板54及びランプ制御基板55は、それぞれCPU、ROM、RAMを備え、演出制御基板53は、さらにRTC(リアルタイムクロック)を備える。
遊技制御基板50には、始動口6、7への遊技球の入賞を検知する始動口SW(スイッチ)21、始動口7を開放駆動する電チューソレノイド(電動チューリップソレノイド)22、ゲート10を通過する遊技球を検知するゲートSW(スイッチ)23、大入賞口8に入賞した遊技球を検知する大入賞口SW(スイッチ)24、大当たり発生時に大入賞口8を開放駆動する大入賞口ソレノイド25、普通入賞口9への遊技球の入賞を検知する普通入賞口SW(スイッチ)26、特別図柄表示器12、特別図柄保留ランプ13、普通図柄表示器14及び普通図柄保留ランプ15などが接続される。
演出制御基板53には、遊技者によって操作可能な演出ボタン27が接続される。
画像制御基板54には、画像表示器5およびスピーカ28が接続される。
ランプ制御基板55には、枠ランプ29、盤ランプ30及び可動役物31が接続される。
払出制御基板52には、賞球を払出す賞球払出装置の駆動源である払出駆動モータ32が接続される。
次に、遊技制御基板50が実行するタイマ割込処理を図3〜図7に基づいて説明する。
図3は、タイマ割込処理のうち主要な処理のみを表しており、タイマ割込処理は所定周期例えば4msec間隔で実行される。
タイマ割込処理は、乱数更新処理(ステップS1)と始動口SW処理(ステップS2)と特別図柄処理(ステップS3)と出力処理(ステップS4)とを主要な要素として構成される。
(1) 乱数更新処理(ステップS1)
乱数更新処理は、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、変動パターン乱数など所定の乱数を更新することを内容とする。
(2) 始動口SW(スイッチ)処理(ステップS2、図4)
始動口SW処理の内容を図4に示す。
図4において、遊技制御基板50は、始動口SW21の出力信号に基づいて始動口6、7に遊技球が入賞したか否かを判定する(ステップS11)。
始動口SW21がオンしていないと判定した場合は、始動口SW処理を終了する。
一方、始動口SW21がオンしたと判定した場合は、始動口6、7への入賞を契機に大当たり乱数を取得することができた遊技球であって、取得した乱数に応じた特別図柄の変動表示が未だ行われていない遊技球の個数を示す保留球数Uが「4」未満であるか否かを判定し(ステップS12)、Uが「4」未満である場合、Uを「1」だけ加算して更新し(ステップS13)、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数を取得、格納し(ステップS14)、始動口SW処理を終了する。
保留球数Uが「4」である場合は、始動口SW処理を終了する。
(3) 特別図柄処理(ステップS3、図5)
特別図柄処理の内容を図5に示す。
図5において、遊技制御基板50は、大当たり中であるか否かを判定する(ステップS21)。ここで、大当たりには、当該大当たり終了後の遊技状態が低確率で大当たりの発生する遊技状態(通常遊技状態)になる通常大当たりと、当該大当たり終了後の遊技状態が高確率で大当たりの発生する遊技状態(確変遊技状態)となる確変大当たりとがある。確変大当たりには、大入賞口8が所定ラウンド数例えば15ラウンドだけ比較的長時間開放動作を行う確変大当たりと、大入賞口8が所定ラウンド数例えば2ラウンドだけ比較的短時間開放動作を行う確変大当たりとがあり、後者の確変大当たりは遊技者に対して告知されず突確あるいは潜伏確変と称される。潜伏確変が発生したときの大入賞口8の開閉動作パターンと、小当たりが発生したときの大入賞口8の開閉動作パターンは、類似又は同一に設定されており、遊技者は、潜伏確変が発生したのか小当たりが発生したのかを容易に判定することは困難とされる。
大当たりが発生していない遊技状態である場合、次に、特別図柄表示器12において特別図柄を変動表示中であるか否かを判定する(ステップS22)。ここで、特別図柄は、例えば、8セグメント表示の場合に、「1」〜「9」の数字からなる、潜伏確変を除く大当たりの大当たり図柄と、「U.」の記号からなる潜伏確変図柄と、「0.」の記号からなる小当たり図柄と、「−」の記号からなるハズレ図柄とにより構成され、「1」〜「9」の大当たり図柄のうち、「2」、「4」、「6」、「8」が大当たり終了後の遊技状態が通常遊技状態となる大当たり図柄(通常大当たり図柄)として設定され、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」が大当たり終了後の遊技状態が確変遊技状態となる大当たり図柄(確変大当たり図柄)として設定される。なお、上記のような設定図柄は数字等からなるため、遊技者にとって確変大当たり、通常大当たり、潜伏確変又は小当たりのいずれの状態が発生したのか比較的認識されやすいものとなるが、本体的には潜伏確変及び小当たりは遊技者にとって認識し難いものに設定することが望ましく、このため、例えば、8セグメント表示の各セグメントごとや任意のセグメントの組み合わせによって図柄を設定し、遊技者にいずれの状態が発生したのか分かり難くすることが望ましい。
A. 大当たり中ではなく、かつ特別図柄の変動表示中でない場合(ステップS21、S22)、保留球数Uが「1」以上であるか否かを判定する(ステップS23)。
保留球数Uが「0」である場合、特別図柄処理を終了する。
一方、保留球数Uが「1」以上である場合、保留球数Uを「1」だけ減算し(ステップS24)、次に大当たり判定処理を行う(ステップS25)。
<大当たり判定処理>
大当たり判定処理の内容を図6に示す。
図6において、遊技制御基板50は、大当たり乱数判定を行う(ステップS41)。
大当たり乱数判定は、ステップS14(図4)で格納した乱数のうちから大当たり乱数を読み出し、大当たり乱数が、大当たりを発生させる大当たり乱数値、小当たりを発生させる小当たり乱数値又はハズレ乱数値のいずれに該当するかを判定することによって行う。
大当たり乱数がハズレ乱数値に該当する場合、特別図柄表示器12に停止表示すべき特別図柄としてハズレ図柄「−」をセットする(ステップS42、S43、S44)。
また、大当たり乱数が小当たり乱数値に該当する場合、小当たり図柄「0.」をセットする(ステップS42、S43、S45)。
また、大当たり乱数が大当たり乱数値に該当する場合、大当たり図柄乱数判定を行う(ステップS42、S46)。
大当たり図柄乱数判定は、ステップS14(図4)で格納した乱数のうちから大当たり図柄乱数を読み出し、大当たり図柄乱数が、潜伏確変図柄、潜伏確変図柄以外の確変図柄又は通常図柄のいずれに該当するかを判定する(ステップS47、S48)。
大当たり図柄乱数が潜伏確変図柄に該当する場合、特別図柄表示器12に停止表示すべき特別図柄として潜伏確変図柄「U.」をセットし(ステップS49)、大当たり図柄乱数が潜伏確変以外の確変図柄に該当する場合、特別図柄表示器12に停止表示すべき特別図柄として潜伏確変以外の確変図柄をセットする(ステップS50)。
また、大当たり図柄乱数が通常図柄に該当する場合、特別図柄表示器12に停止表示すべき特別図柄として通常図柄をセットする(ステップS47、S51)。
遊技制御基板50は、上述した大当たり判定処理(図5図示ステップS25)を終了した後、変動パターン選択処理を行う(ステップS26)。
<変動パターン選択処理>
変動パターン選択処理の内容を図7に示す。
図7において、遊技制御基板50は、大当たりか否かを判定する(ステップS51)。
大当たりの場合、画像表示器5において変動表示される演出パターンが複数種類用意された大当たり用テーブルをセットする(ステップS52)。一方、大当たりでない場合、ステップS14(図4)で格納した乱数のうちからリーチ乱数を読み出し、リーチ乱数が、リーチを発生させるリーチ乱数値に該当するか否かを判定する(ステップS53)。リーチ乱数が、リーチを発生させるリーチ乱数値に該当する場合、画像表示器5において変動表示される演出パターンが複数種類用意されたリーチ用テーブルをセットする(ステップS54、S55)。一方、リーチ乱数が、リーチを発生させないリーチ乱数値に該当する場合、画像表示器5において変動表示される演出パターンが複数種類用意されたハズレ用テーブルをセットする(ステップS54、S56)。
ステップS52又はS55又はS56を実行した後、特別図柄表示器12で変動表示される特別図柄の変動時間と画像表示器5で変動表示される演出パターンとからなる変動パターンを決定する変動パターン乱数を取得、格納する(ステップS57)。
次に、取得した変動パターン乱数がいずれの変動時間及び演出パターンを指定する変動パターンに該当するかを判定し(ステップS58)、変動パターン乱数が指定する変動パターンを大当たり用テーブル又はリーチ用テーブル又はハズレ用テーブルから選択し、セットする(ステップS59)。
変動パターン選択処理(ステップS26)を終了した後、遊技制御基板50は、変動開始コマンドをセットする(ステップS27)。ここで、変動開始コマンドには、現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンド、変動パターン選択処理において選択された変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドが含まれる。
次に、遊技制御基板50は、特別図柄表示器12において特別図柄の変動表示を開始させる(ステップS28)。そして、変動時間の計測を開始し(ステップS29)、特別図柄処理を終了する。
B. 大当たり中ではないが特別図柄の変動表示中である場合(ステップS21、S22)、変動時間が終了したか否かを判定する(ステップS30)。変動時間が終了した場合、変動停止コマンドをセットする(ステップS31)。次に、遊技制御基板50は、特別図柄表示器12における特別図柄の変動表示を停止させる(ステップS32)。そして、変動時間をリセットし(ステップS33)、特別図柄処理を終了する。
(4) 出力処理(ステップS4)
遊技制御基板50は、演出制御基板53に対し変動パターン指定コマンドを送信するとともに、払出制御基板52に対し賞球払出に関するコマンドを送信する。
次に、演出制御基板53又は画像制御基板54(サブ基板51)が実行する演出モード処理を図8に基づいて説明する。
図8において、演出制御基板53又は画像制御基板54は、フラグFが「1」か否かを判定する(ステップS61)。ここで、フラグFは、後述するように、演出モードを実行開始するときに「1」にセットされ、演出モードの実行を終了するときに「0」にリセットされるフラグであり、初期設定では「0」にリセットされている。
フラグFが「0」であるときは、ステップS61の判定結果は「NO」となり、次に、所定条件が成立したか否かを判定する(ステップS62)。ここで、所定条件とは、演出モードを実行開始するための条件であり、例えば、潜伏確変又は小当たりが当選したこと、又は、特定の変動パターンが選択されたことが所定条件とされる。
所定条件が成立していない間は、ステップS62の判定結果は「NO」となり、演出モード処理を終了する。
所定条件が成立すると、演出モードを実行開始する(ステップS63)。演出モードは、予め記憶手段に保存された複数の物語映像の中から1つの物語映像を選択し、この物語映像を画像表示器5の表示画面5aに映し出すモードである。
次に、継続回数初期値を設定する(ステップS64)。継続回数初期値は、演出モードが継続して実行される継続時間に対応する変動回数(特別図柄表示器12の変動回数)の初期値であり、例えば「50」に設定される。
次に、変動回数の計数を開始する(ステップS65)。変動回数は、上述した特別図柄処理(図5)のステップS27においてセットされた変動開始コマンドを受信するたびに計数され、「1」だけ加算される。
次に、フラグFを「1」にセットする(ステップS66)。
ステップS66でフラグFが「1」にセットされた後は、ステップS61の判定結果が「YES」に反転し、次に、特別図柄の変動回数が継続回数に達したか否かを判定する(ステップS67)。
変動回数が継続回数に達しない間は、ステップS67の判定結果は「NO」となり、次に、所定事象が発生したか否かを判定する(ステップS68)。所定事象とは、画像表示器5の表示画面5aにおいて行われる各種演出例えばステップアップ予告(ステップ1、ステップ2、ステップ3の3段階からなる予告)、ノーマルリーチハズレ、スーパーリーチハズレ、会話予告、小キャラ出現、図柄スベリなどや、可動役物31の作動など、画像表示器5及び可動役物31などからなる演出装置において発生する所定の事象つまり演出に係る事象をいう。
演出モードを実行開始した後、所定事象が発生していない間は、ステップS61、ステップS67及びステップS68が順に繰り返し実行される。
その後、所定事象が発生すると、ステップS68の判定結果が「YES」に反転し、次に、継続回数を更新する(ステップS69)。継続回数の更新は、演出モードの実行開始後、最初の所定事象が発生した場合、初期値に、当該所定事象に対応して予め設定された数値(マイナスの数値を含む。)からなる変動回数を加算することによって行われる。所定事象と上記数値(ポイント)との対応は、例えば下記表1で表される。
Figure 0005739935
この表1によると、例えば、演出モード開始後、最初の所定事象としてステップアップ予告(ステップ1)が発生した場合、初期値「50」に数値「+1」が加算され、更新後の継続回数は「51」となる。
その後、変動回数が継続回数に達しない間は、所定事象が発生するたびに継続回数が更新され、ステップS67においては、変動回数が更新後の継続回数に達したか否かの判定が行われる。
上記のように、継続回数は、いかなる事象が発生するかによって増減する。一方、特別図柄の変動回数は、時間の経過にしたがい増加してゆく。
そのため、特別図柄の変動回数が継続回数に達するようになると、ステップS67の判定結果は「YES」に反転し、演出モードの実行を終了し(ステップS70)、変動回数をクリアし(ステップS71)、継続回数をクリアし(ステップS72)、フラグFを「0」にリセットする(ステップS73)。
例えば、継続回数が「80」であるときは、特別図柄の変動回数が「80」に達した時点で演出モードが終了し、また、継続回数が「50」であるときは、特別図柄の変動回数が「50」に達した時点で演出モードが終了する。したがって、継続回数が多ければ多い程、通常、演出モードの継続時間が長くなり、継続回数が少なければ少ない程、通常、演出モードの継続時間が短くなる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ遊技機は、始動口6、7に遊技球が入賞すると、特別図柄表示器12において特別図柄が変動表示されるとともに画像表示器5、可動役物31(演出装置)において演出に係る所定事象が発生し、特別図柄表示器12に所定の特別図柄が停止して大当たりが発生するパチンコ遊技機であり、所定条件の成立により画像表示器5(演出装置)において演出モードを実行し、演出モードの継続回数の初期値として、所定値からなる特別図柄の変動回数が設定され、画像表示器5、可動役物31(演出装置)において演出に係る所定事象が発生するたびに、予め事象毎に設定された数値からなる変動回数を順次加算してゆき、加算後の変動回数を演出モードの新たな継続回数として更新するよう構成される。
本実施形態によると、演出モードの継続回数が、演出に係る所定事象が発生するたびに増加又は減少し、変更されるようになるため、演出モードの継続期間を変更し得るようになる。
次に、演出制御基板53又は画像制御基板54(サブ基板51)が実行する他の実施形態に係る演出モード処理を図9に基づいて説明する。この実施形態は、小当たりを発生可能であるとともに、大当たりは潜伏確変を含んでおり、潜伏確変又は小当たりが発生したとき、大入賞口を互いに同一又は類似の開閉動作パターンで開閉動作させるよう制御するとともに、確変大当たりが発生した旨の報知及び小当たりが発生した旨の報知を行わないよう構成されたパチンコ遊技機に対して適用される。
図9において、演出制御基板53又は画像制御基板54は、フラグF1が「1」か否かを判定する(ステップS81)。ここで、フラグF1は、上述した実施形態のフラグFと同様、演出モードを実行開始するときに「1」にセットされ、演出モードの実行を終了するときに「0」にリセットされるフラグであり、初期設定では「0」にリセットされている。
フラグF1が「0」であるときは、ステップS81の判定結果は「NO」となり、次に、所定条件が成立したか否かを判定する(ステップS82)。ここで、所定条件とは、上述した実施形態と同様、演出モードを実行開始するための条件である。
所定条件が成立していない間は、ステップS82の判定結果は「NO」となり、演出モード処理を終了する。
所定条件が成立すると、演出モードを実行開始する(ステップS83)。演出モードは、上述した実施形態と同様、予め記憶手段に保存された複数の物語映像の中から1つの物語映像を選択し、この物語映像を画像表示器5の表示画面5aに映し出すモードである。
次に、継続回数初期値を設定する(ステップS84)。継続回数初期値は、上述した実施形態と同様、演出モードが継続して実行される継続時間に対応する変動回数(特別図柄表示器12の変動回数)の初期値であり、例えば「50」に設定される。
次に、変動回数の計数を開始する(ステップS85)。変動回数は、上述した特別図柄処理(図5)のステップS27においてセットされた変動開始コマンドを受信するたびに計数され、「1」だけ加算される。
次に、フラグF1を「1」にセットする(ステップS86)。
フラグF1が「1」にセットされた後は、ステップS81の判定結果が「YES」に反転し、次に、特別図柄の変動回数が継続回数に達したか否かを判定する(ステップS87)。
変動回数が継続回数に達しない間は、ステップS87の判定結果は「NO」となり、次に、所定事象が発生したか否かを判定する(ステップS88)。所定事象とは、上述した実施形態と同様、画像表示器5の表示画面5aにおいて行われる各種演出例えばステップアップ予告(ステップ1、ステップ2、ステップ3の3段階からなる予告)、ノーマルリーチハズレ、スーパーリーチハズレ、会話予告、小キャラ出現、図柄スベリなどや、可動役物31の作動など、画像表示器5及び可動役物31などからなる演出装置において発生する所定の事象つまり演出に係る事象をいう。
演出モードを実行開始した後、所定事象が発生していない間は、ステップS81、ステップS87及びステップS88が順に繰り返し実行される。
その後、所定事象が発生すると、ステップS88の判定結果が「YES」に反転し、次に、継続回数を更新する(ステップS89)。継続回数の更新は、上述した実施形態と同様、演出モードの実行開始後、最初の所定事象が発生した場合、初期値に、当該所定事象に対応して予め設定された数値(マイナスの数値を含む。)からなる変動回数を加算することによって行われる。所定事象と上記数値(ポイント)との対応は、上述した実施形態と同様、例えば上記表1で表される。
次に、フラグF2が「1」であるか否かを判定する(ステップS90)。フラグF2は、後述するように遊技状態が報知されたとき「1」にセットされ、演出モードの実行を終了するときに「0」にリセットされるフラグであり、初期設定では「0」にリセットされている。
フラグF2が「0」であるときは、ステップS90の判定結果は「NO」となり、次に、継続回数が所定値に達したか否かを判定する(ステップS91)。所定値は、少なくとも継続回数初期値よりも大きな数値に設定されており、例えば、継続回数初期値が「50」である場合、「80」に設定される。
特別図柄の変動回数が継続回数に達しない間において、所定事象が発生しない場合は、ステップS81、ステップS87及びステップS88が順に繰り返し実行され、所定事象が発生した場合は、ステップS88の判定結果が「YES」となり、継続回数の更新が行われ(ステップS89)、ステップS90を経て、特別図柄の変動回数が更新後の継続回数に達したか否かの判定が行われる(ステップS91)。
その後、変動回数が継続回数に達しない間において、継続回数が所定値に達した場合には、ステップS91の判定結果が「YES」に反転し、次に、遊技状態を報知する(ステップS92)。遊技状態の報知は、現在の遊技状態の内容を例えば画像表示器5の表示画面に表示することによって行われ、「ラッキー、確変中!」、「残念、通常遊技中」などと表示され、潜伏確変などによって遊技者が現在の遊技状態を認識できない場合に現在の遊技状態が告知される。次に、フラグF2を「1」にセットする(ステップS93)。
遊技状態が報知された後は、所定事象が発生するたびに継続回数が更新され、変動回数が更新後の継続回数に達したか否かが判定される(ステップS87、S88、S89)。
上記のように、継続回数は、いかなる事象が発生するかによって増減する。一方、特別図柄の変動回数は、時間の経過にしたがい増加してゆく。
そのため、特別図柄の変動回数が継続回数に達するようになると、ステップS87の判定結果は「YES」に反転し、演出モードの実行を終了し(ステップS94)、変動回数をクリアし(ステップS95)、継続回数をクリアし(ステップS96)、フラグF1、F2を「0」にリセットする(ステップS97)。
一方、継続回数が所定値に達しない間に、変動回数が継続回数に達した場合は、その間ステップS91の判定結果は「NO」を繰り返し、変動回数が継続回数に達したときにステップS87の判定結果が「YES」に反転するため、遊技状態の報知(ステップS92)は行わず、演出モードの実行を終了し(ステップS94)、変動回数をクリアし(ステップS95)、継続回数をクリアし(ステップS96)、フラグF1、F2を「0」にリセットする(ステップS97)。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ遊技機は、小当たりを発生可能であるとともに、大当たりは潜伏確変を含んでおり、潜伏確変又は小当たりが発生したとき、大入賞口8を互いに同一又は類似の開閉動作パターンで開閉動作させるよう制御するとともに、確変大当たりが発生した旨の報知及び小当たりが発生した旨の報知を行わず、その後、継続回数が予め定めた所定値に達したとき、現在の遊技状態の内容を報知するよう構成される。このため、遊技者は、継続回数が所定値に達したとき現在の遊技状態の内容が確変遊技状態であるのか通常遊技状態であるのかを知ることができるようになる。
5…画像表示器(演出装置)、
6,7…始動口、
12…特別図柄表示器、
31…可動役物(演出装置)。

Claims (1)

  1. 始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示器において特別図柄が変動表示されるとともに演出装置において演出に係る所定事象が発生し、前記特別図柄表示器に所定の特別図柄が停止して大当たりが発生するとともに、
    前記大当たりが、大当たり後に通常遊技状態となる通常大当たりと、大当たり遊技後に確変遊技状態となって、遊技者の認識し難い潜伏確変を含んだ確変大当たりと、を備えてなるパチンコ遊技機において、
    所定条件の成立により前記演出装置において演出モードを実行し、該演出モードは特別図柄の変動が所定の継続回数に達するまで実行可能とし、該継続回数として所定の初期値を設定し、
    前記演出装置において前記所定事象が発生することに基づいて、予め設定されている数値を前記継続回数に加算し、加算後の前記継続回数を前記演出モードの新たな継続回数として更新し、
    前記継続回数が前記初期値より大きな予め定めた所定値に達すると、現在の遊技状態の内容である確変遊技状態若しくは通常遊技状態のいずれの遊技状態かを報知し、
    前記継続回数が前記初期値より大きな予め定めた所定値に達しない間は、現在の遊技状態の内容である確変遊技状態若しくは通常遊技状態のいずれであるかを報知しないことを特徴とするパチンコ遊技機。
JP2013084930A 2013-04-15 2013-04-15 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP5739935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084930A JP5739935B2 (ja) 2013-04-15 2013-04-15 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084930A JP5739935B2 (ja) 2013-04-15 2013-04-15 パチンコ遊技機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008281512A Division JP5254745B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013138929A JP2013138929A (ja) 2013-07-18
JP5739935B2 true JP5739935B2 (ja) 2015-06-24

Family

ID=49036912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013084930A Expired - Fee Related JP5739935B2 (ja) 2013-04-15 2013-04-15 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5739935B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054059A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 京楽産業.株式会社 遊技機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3838677B2 (ja) * 1995-04-28 2006-10-25 株式会社三共 弾球遊技機
JP2000217988A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Ace Denken:Kk 遊技機
JP3976440B2 (ja) * 1999-03-23 2007-09-19 株式会社ソフィア 遊技機
JP2004337366A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Abilit Corp 遊技機
JP2005087447A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Heiwa Corp 遊技機
JP2006149451A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Aruze Corp 遊技機およびシミュレーションプログラム
JP4573739B2 (ja) * 2005-09-12 2010-11-04 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2007209623A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Sankyo Kk 遊技機
JP2007215579A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013138929A (ja) 2013-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4482464B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2010051442A (ja) パチンコ遊技機
JP2009297194A (ja) 弾球遊技機
JP2013202368A (ja) 遊技機
JP2009028279A (ja) 弾球遊技機
JP2006192155A (ja) 弾球遊技機
JP2010063711A (ja) パチンコ遊技機
JP2017209444A5 (ja)
JP5739935B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3865958B2 (ja) 弾球遊技機
JP5254745B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2008229164A (ja) 遊技機
JP6059127B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5341364B2 (ja) 遊技機
JP2010094217A (ja) パチンコ遊技機
JP2007236454A (ja) パチンコ機
JP6059126B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4636528B2 (ja) 弾球遊技機
JP2013126605A (ja) 弾球遊技機
JP5622331B2 (ja) 弾球遊技機
JP2013158560A (ja) 遊技機
JP5572368B2 (ja) パチンコ遊技機
JP6553230B2 (ja) 遊技機
JP5572367B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3866151B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5739935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees