JP4828348B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機、詳しくは、高確率遊技状態と低確率遊技状態とを取り得るパチンコ遊技機に関する。
従来から、大当たり(大入賞口を例えば最大15ラウンド継続して開放し、遊技者に対し多数の賞球払出しを行う遊技状態)の発生によって、高確率遊技状態、つまり、高確率(例えば、1/40)で大当たりが発生し得る遊技状態と、低確率遊技状態、つまり、低確率(例えば、1/300)で大当たりが発生し得る遊技状態とを取り得、かつ、小当たり(例えば、1ラウンド又は2ラウンドだけ大入賞口が瞬間的に開放する遊技状態)を発生させて、遊技状態を低確率遊技状態から高確率遊技状態へ移行させるパチンコ遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−160738公報(〔0061〕等参照)
しかしながら、上記のようなパチンコ遊技機は、低確率遊技状態のときに小当たりが発生した場合には、大当たり確率が低確率から高確率へと移行することから遊技者にとって興趣が増大するという効果を生じるが、高確率遊技状態のときに小当たりが発生した場合には、大当たり確率はそれまでの高確率のままであり、しかも、大入賞口が1ラウンドか2ラウンド瞬時に開放されるだけで大入賞口への入賞が殆ど期待できず、遊技者は不利益を蒙っていると感じる場合が多かった。
本発明は、上記の点にかんがみなされたものであり、高確率遊技状態における小当たり(本発明における第2の当たり)に関し、遊技者に対して不利益感を与えることのないパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、発生中に賞球の払出しを可能にし、かつ終了後の遊技状態を低確率遊技状態より当たりの発生する確率が高い高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、前記第1の当たりよりも払出し可能な賞球の量が少なく、かつ終了後の遊技状態を前記高確率遊技状態に設定する第2の当たりと、終了後の遊技状態を前記低確率遊技状態に設定する第3の当たりとを備え、所定条件の成立により前記第1〜第3の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が特別図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第1の当たりが発生し、前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が通常図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第3の当たりが発生し、前記第2の当たりは、前記低確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより、及び、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、前記高確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て発生する可能性がないよう構成されていることを特徴とする。なお本明細書中、第1の当たりとは、大当たりのうち、高確率遊技状態を設定する大当たりである。また、通常図柄でのリーチ成立とは、リーチが成立した図柄が揃うことによって大当たりが発生した場合に、大当たり終了後の遊技状態が低確率遊技状態となる通常図柄でのリーチ成立をいう。これに対し、特別図柄でのリーチ成立は、リーチが成立した図柄が揃うことによって大当たりが発生した場合に、大当たり終了後の遊技状態が高確率遊技状態となる特別図柄でのリーチ成立をいう。
また、本発明のパチンコ遊技機は、発生中に賞球の払出しを可能にし、かつ終了後の遊技状態を低確率遊技状態より当たりの発生する確率が高い高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、前記第1の当たりよりも払出し可能な賞球の量が少なく、かつ終了後の遊技状態を前記高確率遊技状態に設定する第2の当たりとを備え、所定条件の成立により前記第1及び第2の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が特別図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第1の当たりが発生し、前記第2の当たりは、前記低確率遊技状態においては、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、前記高確率遊技状態においては、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て発生する可能性がないよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明のパチンコ遊技機は、発生中に賞球の払出しを可能にし、かつ終了後の遊技状態を低確率遊技状態より当たりの発生する確率が高い高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、前記第1の当たりよりも払出し可能な賞球の量が少なく、かつ終了後の遊技状態を前記高確率遊技状態に設定する第2の当たりと、終了後の遊技状態を前記低確率遊技状態に設定する第3の当たりとを備え、所定条件の成立により前記第1〜第3の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が特別図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第1の当たりが発生し、前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が通常図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第3の当たりが発生し、前記第2の当たりは、前記低確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより、及び、リーチ演出を経ないで前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、前記高確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、リーチ演出を経ないで前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性がないよう構成されていることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図、図2は、同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図、図3は、メイン基板(遊技制御基板)の処理内容を表したフローチャート、図4は、図3中の1ステップである小当たり時変動演出選択の内容を表したフローチャート、図5は、図柄制御基板の処理内容を表したフローチャートをそれぞれ示す。
図1において、1は、遊技盤、2は、遊技盤1を装着するための前面枠をそれぞれ表す。遊技盤1の中央には、カラー液晶表示器等の図柄表示装置3が配されている。遊技盤1の表面には、図柄表示装置3の下方に始動入賞口4が配され、始動入賞口4の下方に大入賞口5が配されている。また、始動入賞口4の左右側方には、それぞれ普通入賞口6が配されている。前面枠2の右下部には、遊技球を遊技盤1の遊技領域に発射するために遊技者によって操作される発射ハンドル7が設けられている。また、遊技盤1の前面及び前面枠2の前面には、適宜装飾ランプ8が配され、前面枠の適宜箇所にスピーカ9(図2)が配されている。
図2に示すように、図1図示のパチンコ遊技機の電気系統は、遊技制御基板(メイン基板)10、図柄制御基板20、ランプ制御基板30及び音声制御基板40を備える。
メイン基板10は、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oに、始動入賞口4に入賞した遊技球を検知する始動スイッチ(SW)51、大入賞口5の開放時に大入賞口5に入賞した遊技球を検知する大入賞口スイッチ(SW)52、普通入賞口6に入賞した遊技球を検知する普通入賞口スイッチ(SW)53、及び大入賞口5を開放動作させる大入賞口ソレノイド54がそれぞれ接続される。また、メイン基板10は、図柄制御基板20に対し各種コマンドを送信するとともに図柄制御基板20から応答信号を受信する。
図柄制御基板20は、メイン基板10と同様、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oに図柄表示装置3が接続される。また、図柄制御基板20は、ランプ制御基板30及び音声制御基板40に対し各種コマンドを送信する。
図柄表示装置3は、図柄制御基板20から演出コマンドを受信すると、この受信した演出コマンドに従った演出を表示画面上で展開する。
ランプ制御基板30は、メイン基板10及び図柄制御基板20と同様、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oに装飾ランプ8が接続される。装飾ランプ8は、ランプ制御基板30からの制御信号に基づき各種パターンによる点滅動作を行う。
音声制御基板40は、メイン基板10、図柄制御基板20及びランプ制御基板30と同様、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oにスピーカ9が接続される。スピーカ9は、音声制御基板40からの制御信号に基づき、図柄表示装置3において展開される演出内容に対応する音声を発生する。
次に、図3に基づいてメイン基板10による処理の内容を説明する。
図3において、メイン基板10は、始動条件が成立したか否か、換言すると、始動入賞口4に遊技球が入賞して始動スイッチ51がオンしたか否かを、始動スイッチ51がオンするまで繰り返し判定する(ステップS1)。
始動条件が成立すると、大当たり、小当たり及びハズレを決定するための乱数を取得する(ステップS2)。ここで、大当たりとは、大入賞口5を所定ラウンド数例えば最大15ラウンド継続して開放し、遊技者に対し多数の賞球払出しを行う遊技状態をいう。大当たりは、高確率遊技状態中又は低確率遊技状態中に、図柄表示装置3においてリーチ演出が特別図柄で停止し、当該大当たり終了後の遊技状態を高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、高確率遊技状態中に図柄表示装置3においてリーチ演出が通常図柄で停止し、当該大当たり終了後の遊技状態が高確率遊技状態から低確率遊技状態に移行する第3の当たりを含む。また小当たりとは、大当たりと比べ賞球の払出しが少なく、小当たり終了後の遊技状態を高確率遊技状態に設定する遊技状態をいい、本明細書における第2の当たりに相当する。
次に、現在の遊技状態が高確率遊技状態であるかあるいは低確率遊技状態であるかを判定する(ステップS3)。ここで、高確率遊技状態とは、高確率(例えば、1/40)で大当たりが発生可能な遊技状態をいい、また、低確率遊技状態とは、低確率(例えば、1/300)で大当たりが発生可能な遊技状態をいう。
現在の遊技状態が高確率遊技状態である場合、高確率時の判定条件を設定する(ステップS4)。
一方、現在の遊技状態が低確率遊技状態である場合、低確率時の判定条件を設定する(ステップS5)。
次に、ステップS4で設定された判定条件又はステップS5で設定された判定条件に基づき、ステップS2で取得した乱数が大当たりに該当する乱数であるか否かを判定する(ステップS6)。
取得乱数が大当たり乱数である場合、複数種類の図柄のうちから1種類の図柄を大当たり図柄として選択し(ステップS7)、複数種類の図柄変動演出例えばノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スーパースーパー(SPSP)リーチ演出のうちから1種類の図柄変動演出を選択し(ステップS8)、図柄制御基板20に対し、図柄表示装置3において図柄変動を開始させ、上記選択した大当たり図柄で上記選択した図柄変動演出を実行させるコマンドを送信する(ステップS9)。その後、図柄制御基板20に対し、図柄表示装置3における図柄変動を上記ステップS7で選択した大当たり図柄で停止させるコマンドを送信する(ステップS10)。次に、図柄制御基板20に対し、大当たり動作中つまり大入賞口5を所定ラウンド数だけ開放動作させる間、図柄表示装置3において行われる演出のコマンドを送信する(ステップS11)。次に、上記ステップS7で選択した大当たり図柄が、高確率図柄(特別図柄)であるかあるいは低確率図柄(通常図柄)であるかを判定する(ステップS12)。ここで、高確率図柄(特別図柄)は、複数種類の図柄のうちの一部の図柄であり、例えば、「1」〜「9」までの数字図柄と「助」、「角」、「黄門」の文字図柄と「印籠」の図形図柄とからなる13種類の図柄のうち、「3」、「5」、「7」、「助」、「角」、「黄門」、「印籠」の図柄が高確率図柄(特別図柄)として予め設定され、この高確率図柄(特別図柄)による大当たりが、本明細書における第1の当たりに相当し、この大当たり後の遊技状態は高確率遊技状態となる。また、数字図柄「1」、「2」、「4」、「6」、「8」、「9」が、低確率図柄(通常図柄)として予め設定されており、この低確率図柄による大当たり後の遊技状態は低確率遊技状態となり、高確率遊技状態中の低確率図柄による大当たりが、本発明の第3の大当たりに該当する。大当たり図柄が低確率図柄である場合、今後の遊技状態が低確率遊技状態にセットされたことを示すコマンドを図柄制御基板20に送信し(ステップS13)、一方、大当たり図柄が高確率図柄(特別図柄)である場合、今後の遊技状態が高確率遊技状態にセットされたことを示すコマンドを図柄制御基板20に送信し(ステップS14)、ステップS1に戻る。
また、取得乱数が大当たり乱数でない場合、ステップS4で設定された判定条件又はステップS5で設定された判定条件に基づき、ステップS2で取得した乱数が小当たりに該当する乱数であるか否かを判定する(ステップS15)。
取得乱数が小当たり乱数である場合、小当たり時の変動演出を選択する(ステップS16)。この小当たり時変動演出選択の内容は、図4に示すように、現在の遊技状態が高確率遊技状態であるかあるいは低確率遊技状態であるかを判定し(ステップS161)、高確率遊技状態である場合は、通常図柄によるリーチ演出(ノーマルリーチ、SPリーチ又はSPSPリーチのいずれかによるリーチ演出)を選択し(ステップS162)、一方、低確率遊技状態である場合は、バラ目ハズレ演出を選択するか、又は、通常図柄又は特別図柄によるリーチ演出(ノーマルリーチ、SPリーチ又はSPSPリーチのいずれかによるリーチ演出)を選択する(ステップS163)。次に、図柄制御基板20に対し、図柄表示装置3において図柄変動を開始させ、上記選択した小当たり時変動演出により図柄変動演出を実行させるコマンドを送信する(ステップS17)。その後、図柄制御基板20に対し、図柄表示装置3における図柄変動をハズレ図柄で停止させるコマンドを送信する(ステップS18)。次に、図柄制御基板20に対し、小当たり動作中つまり大入賞口5を一瞬だけ開放動作させる間、図柄表示装置3において行われる演出用コマンドを送信する(ステップS19)。次に、今後の遊技状態が高確率遊技状態にセットされたことを示すコマンドを図柄制御基板20に送信し(ステップS14)、ステップS1に戻る。
上記ステップS2で取得した乱数が大当たり乱数でなくしかも小当たり乱数でもない場合、ハズレ図柄による変動演出を選択し(ステップS20)、図柄制御基板20に対し、図柄表示装置3において図柄変動を開始させ、上記選択したハズレ図柄変動演出を実行させるコマンドを送信する(ステップS21)。その後、図柄制御基板20に対し、図柄表示装置3における図柄変動をハズレ図柄で停止させるコマンドを送信する(ステップS22)。
次に、図5に基づいて図柄制御基板20による処理の内容を説明する。
図5において、図柄制御基板20は、メイン基板10より演出コマンドを受信したか否かを繰り返し判定する(ステップS31)。
演出コマンドを受信すると、受信した演出コマンドが大当たり演出コマンドであるか否かを判定する(ステップS32)。
上記ステップS31にて受信した演出コマンドが大当たり演出コマンドである場合、メイン基板10のステップS8にて選択した大当たり図柄変動演出を実行し(ステップS33)、メイン基板10のステップS7にて選択した大当たり図柄で図柄変動を停止させる(ステップS34)。次に、メイン基板10が大入賞口ソレノイド54を駆動制御して大入賞口52を所定ラウンド数だけ開放状態にする大当たり動作中、現在のラウンド数の表示など図柄表示装置3において大当たり演出を実行させる(ステップS35)。
上記ステップS31にて受信した演出コマンドが大当たり演出コマンドでない場合、該受信した演出コマンドが小当たり演出コマンドであるか否かを判定する(ステップS36)。
該受信した演出コマンドが小当たり演出コマンドである場合、現在の遊技状態が高確率遊技状態であるかあるいは低確率遊技状態であるかを判定する(ステップS37)。
現在の遊技状態が高確率遊技状態である場合、メイン基板10のステップS162にて選択した通常図柄リーチ演出を実行し(ステップS38)、ハズレ図柄で図柄変動を停止させる(ステップS39)。次に、メイン基板10が大入賞口ソレノイド54を駆動制御して大入賞口52を一瞬開放状態にする小当たり動作中、図柄表示装置3において小当たり演出を実行させる(ステップS40)。
一方、現在の遊技状態が低確率遊技状態である場合、メイン基板10のステップS163にて選択したバラ目ハズレ演出、通常図柄リーチ演出又は特別図柄リーチ演出を実行し(ステップS41)、メイン基板10が大入賞口ソレノイド54を駆動制御して大入賞口52を一瞬開放状態(本実施形態では0.3秒/ラウンド)にする小当たり動作を実行する。そして、図柄表示装置3において、遊技状態が低確率遊技状態から高確率遊技状態へと突然に変化した旨の演出を実行する(ステップS43)。
上記ステップS31にて受信した演出コマンドが大当たり演出コマンドでなくしかも小当たり演出コマンドでもない場合、該受信した演出コマンドがハズレリーチ演出コマンドであるか否かを判定する(ステップS44)。
該受信した演出コマンドがハズレリーチ演出コマンドである場合、メイン基板10のステップS20にて選択されたハズレ図柄変動演出に基づき、通常図柄又は特別図柄によるノーマルリーチ演出、SPリーチ演出又はSPSPリーチ演出を実行させ(ステップS45)、ハズレ図柄で図柄変動を停止させる(ステップS47)。
一方、上記受信した演出コマンドがハズレリーチ演出コマンドでない場合、メイン基板10のステップS20にて選択されたハズレ図柄変動演出に基づき、バラ目ハズレ演出を実行させ(ステップS46)、ハズレ図柄で図柄変動を停止させる(ステップS47)。
以上説明したように、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、当該第1の当たり発生中、賞球の払出しを可能にし、かつ当該第1の当たり終了後の遊技状態を高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、当該小当たり発生中において第1の当たりよりも賞球の払出しが少なく、かつ当該小当たり終了後の遊技状態を高確率遊技状態に設定する小当たりと、高確率遊技状態中に通常図柄で停止した時、遊技状態を高確率遊技状態から低確率遊技状態に設定する第3の当たりとを備え、所定条件の成立により第1の当たり、小当たり、第3の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置3に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、高確率遊技状態中は、第3の当たりが発生する可能性のある通常図柄でのリーチが成立したときのみ、小当たりが発生し得るよう構成した。
本実施形態のパチンコ遊技機によると、高確率遊技状態中であることを条件として、第3の当たりである通常図柄でリーチ演出が成立しているときのみ小当たりが発生するため、遊技者にとって不利となる第3の当たりに移行しようとする途中で、有利となる小当たりを発生させることによって、遊技者に不利益感を与えるのを回避することができる。
また、小当たりは、第1の当たりが発生しているときにおいても発生することがない。つまり、遊技者にとって特典価値の高い第1の当たりと小当たりとが同時に発生することがない。そのため、小当たりの発生に価値をもたせることができ、遊技が興ざめするのを抑制することができる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機は、当該第1の当たり発生中に賞球の払出しを可能とし、かつ当該第1の当たり終了後の遊技状態を高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、当該小当たり発生中において第1の当たりよりも賞球の払出しが少なく、かつ当該小当たり終了後の遊技状態を高確率遊技状態に設定する小当たりとを備え、所定条件の成立により第1の当たり又は小当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、高確率遊技状態中に特別図柄でリーチが成立したとき、小当たりを発生させないよう構成される。
本実施形態によると、高確率遊技状態中に特別図柄でリーチが成立したときは遊技者にとって有利である小当たりが発生しない。つまり、遊技者にとって特典価値の高い状態で小当たりが発生することがない。そのため、小当たりの発生に価値をもたせることができ、遊技が興ざめするのを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、第3の当たりによる通常図柄のリーチ演出中においては、小当たりを適宜発生させるようにしたが、第3の当たりによる通常図柄のリーチ演出中に小当たりを必ず発生させるようにしてもよい。
また、通常遊技状態(低確率遊技状態)に小当たりが抽選された場合には、小当たりを抽選直後に発生させるのではなく、その抽選結果を保留しておき、高確率遊技状態で第3の当たりによる通常図柄リーチが成立しているときに小当たりを発生させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図である。 メイン基板(遊技制御基板)の処理内容を表したフローチャートである。 図3中の1ステップである小当たり時変動演出選択の内容を表したフローチャートである。 図柄制御基板の処理内容を表したフローチャートである。
符号の説明
3 図柄表示装置
5 大入賞口
10 メイン基板
20 図柄制御基板

Claims (3)

  1. 発生中に賞球の払出しを可能にし、かつ終了後の遊技状態を低確率遊技状態より当たりの発生する確率が高い高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、前記第1の当たりよりも払出し可能な賞球の量が少なく、かつ終了後の遊技状態を前記高確率遊技状態に設定する第2の当たりと、終了後の遊技状態を前記低確率遊技状態に設定する第3の当たりとを備え、
    所定条件の成立により前記第1〜第3の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、
    前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が特別図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第1の当たりが発生し、
    前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が通常図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第3の当たりが発生し、
    前記第2の当たりは、
    前記低確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより、及び、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、
    前記高確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て発生する可能性がないよう構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 発生中に賞球の払出しを可能にし、かつ終了後の遊技状態を低確率遊技状態より当たりの発生する確率が高い高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、前記第1の当たりよりも払出し可能な賞球の量が少なく、かつ終了後の遊技状態を前記高確率遊技状態に設定する第2の当たりとを備え、
    所定条件の成立により前記第1及び第2の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、
    前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が特別図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第1の当たりが発生し、
    前記第2の当たりは、
    前記低確率遊技状態においては、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、
    前記高確率遊技状態においては、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て発生する可能性がないよう構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 発生中に賞球の払出しを可能にし、かつ終了後の遊技状態を低確率遊技状態より当たりの発生する確率が高い高確率遊技状態に設定する第1の当たりと、前記第1の当たりよりも払出し可能な賞球の量が少なく、かつ終了後の遊技状態を前記高確率遊技状態に設定する第2の当たりと、終了後の遊技状態を前記低確率遊技状態に設定する第3の当たりとを備え、
    所定条件の成立により前記第1〜第3の当たりの抽選が行われ、抽選結果に基づいて、当たりを発生させるとともに、図柄表示装置に変動表示される図柄を制御するパチンコ遊技機であって、
    前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を特別図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が特別図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第1の当たりが発生し、
    前記低確率遊技状態及び前記高確率遊技状態において、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄が通常図柄での大当たり図柄で停止表示された場合に、前記第3の当たりが発生し、
    前記第2の当たりは、
    前記低確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより、及び、リーチ演出を経ないで前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、
    前記高確率遊技状態においては、前記図柄を通常図柄とするリーチ演出を経て前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性があり、リーチ演出を経ないで前記図柄がハズレ図柄で停止表示されることにより発生する可能性がないよう構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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