JP4627620B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4627620B2
JP4627620B2 JP2003345460A JP2003345460A JP4627620B2 JP 4627620 B2 JP4627620 B2 JP 4627620B2 JP 2003345460 A JP2003345460 A JP 2003345460A JP 2003345460 A JP2003345460 A JP 2003345460A JP 4627620 B2 JP4627620 B2 JP 4627620B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variation pattern
symbol variation
image data
normal symbol
effect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003345460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005110758A (ja
Inventor
健康 草野
佳弘 江羅
明利 金子
泰一 堤
勇気 松本
浩平 松浦
太郎 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2003345460A priority Critical patent/JP4627620B2/ja
Publication of JP2005110758A publication Critical patent/JP2005110758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4627620B2 publication Critical patent/JP4627620B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出することで抽選がなされ、この抽選の結果、当たりとなると、大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に10〜16ラウンド継続する。)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする機能(大当り処理)を持つパチンコ機がある。
この種のパチンコ機では、抽選の結果を遊技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。この表示部は、複数の列(例えば3列)の図柄変動パターン画面が構成され(背景画面もある)、この変動する図柄変動パターン演出後に停止したときの図柄の並びで当/外を報知するようになっている。遊技者は、この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れかに一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
ところで、図柄変動パターンは、年々趣向を凝らした演出となり、その演出時間が長くなる傾向となっている。すなわち、この図柄変動パターンは、本来遊技者に当/外の抽選結果を報知するものであるが、最近では、図柄変動パターンそのものを独立して楽しめるような工夫を凝らしている。
このような傾向下において、遊技者が図柄変動パターンそのものを楽しむ場合はよいが、遊技を早く進行させた遊技者にとっては、却って煩わしく、不快感を与えることになる。
一方、このような遊技者を考慮する上で、例えば、大当たり後の特典として、時間短縮(時短)モードで図柄変動パターン演出を実行することがなされている。
時短モードとは、図柄変動パターンの演出が開始されてから、最終的な抽選結果が表示されるまでの時間を通常よりも短くしたモードであり、その分、始動入賞口への入賞による抽選が早く進行し、同じ時間内で実質的に多くの抽選が可能となり、確率が高まるのと同等の効果を有するモードである。
これにより、遊技が早く進行し、結果として、単位時間当たりの抽選回数が増加し、確率変動と同等の価値を与えることができる。
ところが、時短モードは、あくまでも大当たりの特典等で利用されることが多いため、遊技者の意志で図柄変動パターンを短縮するには至っていない。
このため、特許文献1では、遊技者の意志で図柄変動パターン演出を途中で中断し、早期に抽選結果を報知することができる、短縮操作部を設けた遊技機が提案されている。
この特許文献1では、変動パターンに含まれる変動時間が所定時間よりも特定の変動パターン(30秒以上かかる長い変動パターン)のときのみ短縮操作部を有効としている。さらに、この短縮操作部を1回操作するだけで、全列の図柄が順々に変動停止するまでに余分な変動時間を要さず、図柄変動を停止させたいときに直ぐに変動停止させ、停止図柄の組合せ結果がわかる。
この特許文献1によれば、遊技者の意志により短縮操作部を操作することで、早期に抽選結果が表示され、遊技の進行を早めることができる。
特開2002−159689公報
しかしながら、上記特許文献1では、特定の変動パターンのみに短縮操作部を有効としているため、この有効か否かを判定する制御が必要となる。この結果、制御系が複雑となり、特に処理能力に制限がある制御系の負担が増えると、他の制御系に影響を及ぼすことになる。
また、短縮操作部が操作されることにより、直ちに抽選結果がわかることで、保留数に制限がある中で効率よく遊技を進行することができ、遊技者にとっては止め打ち等をしなくてよいが、このような単調な遊技状態がある程度継続されると、遊技者は遊技そのものに対して意欲を失い、稼働率を下げる原因となっている。
さらに、近年の制御系においては、図柄変動パターンの指定は遊技の進行を司るメイン制御部と、図柄変動パターンの演出等を管理記憶するサブ/メイン制御部と、実質的に表示部への画像データ出力を制御するを演出するサブ制御部との3段構成となっており、例えばメイン制御部からの図柄変動パターン指定信号が何らかの原因でエラーとなると、復帰することができず、サブ制御部では画像を表示部に表示できない事態が生じる。
本発明は上記事実を考慮し、全ての通常図柄変動パターンに対して短縮操作を有効とすることで、短縮操作の有効か否かの判断を行うための制御を排除して制御系負担を軽減すると共に、短縮指示によって演出される短縮図柄変動パターンにバリエーションを持たせることで、遊技者の遊技意欲の減退を抑制することができる遊技機を得ることが目的である。
また、上記目的に加え、通常図柄変動パターンを指定する信号の下位の制御系への送受信にエラーが生じても、抽選結果を確実に報知することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による通常図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、遊技者によって操作可能な位置に配設され、遊技者の意志で前記通常図柄変動パターン演出の切り替えを指示可能な操作手段と、前記通常図柄変動パターンから切り替えられた別のパターンである、複数の短縮図柄変動パターン演出画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間に基づき、前記画像データ記憶手段に記憶した前記複数の短縮図柄変動パターン演出画像データから、短縮図柄変動パターンを選択する画像データ選択手段と、前記操作手段が、操作有効中に操作された場合に、前記通常図柄変動パターン演出を終了させ、かつ前記画像データ記憶手段から前記画像データ選択手段に選択された短縮図柄変動パターンに対応する短縮図柄変動パターン演出画像データを読み出して、前記終了時に切り替えて演出を続行する短縮図柄変動パターン演出制御手段と、を有し、前記短縮図柄変動パターン演出制御手段は、前記操作手段が操作有効中に操作された場合に、前記操作手段の操作から前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間分前記通常図柄変動パターン演出を続行することにより遅延させた後、前記通常図柄変動パターン演出を終了させ、前記短縮図柄変動パターンを実行すると共に、前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間は、当たり用では相対的に短い切替時間を少なくかつ長い切替時間を多くし、外れ用では相対的に長い切替時間を少なくかつ短い切替時間を多くすることを特徴としている。
また、本発明は、始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による通常図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、遊技者によって操作可能な位置に配設され、遊技者の意志で前記通常図柄変動パターン演出の切り替えを指示可能な操作手段と、前記通常図柄変動パターンから切り替えられた別のパターンである、複数の演出時間が異なる短縮図柄変動パターン演出画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間に基づき、前記画像データ記憶手段に記憶した前記複数の演出時間が異なる短縮図柄変動パターン演出画像データから、短縮図柄変動パターンを選択する画像データ選択手段と、前記操作手段が、操作有効中に操作された場合に、前記通常図柄変動パターン演出を終了させ、かつ前記画像データ記憶手段から前記画像データ選択手段に選択された短縮図柄変動パターンに対応する短縮図柄変動パターン演出画像データを読み出して、前記終了時に切り替えて演出を続行する短縮図柄変動パターン演出制御手段と、を有し、前記短縮図柄変動パターン演出制御手段は、前記操作手段が操作有効中に操作された場合に、前記操作手段の操作から一定時間で、前記通常図柄変動パターン演出から前記短縮図柄変動パターンに切り替えると共に、前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間は、当たり用では相対的に短い切替時間を少なくかつ長い切替時間を多くし、外れ用では相対的に長い切替時間を少なくかつ短い切替時間を多くすることを特徴としている。
始動口に入賞し、当/外抽選が実施されると、この当/外抽選の結果を遊技者に報知するべく、通常図柄変動パターン演出を実行する。
このとき、遊技者が操作手段を操作すると、この操作が予め定められた操作有効中であれば、通常図柄変動パターン演出を強制的に終了させる。また、短縮図柄変動パターン演出制御手段では、前記通常図柄変動パターン画像データに付加された切替時間によって選択される短縮図柄変動パターン演出画像データを記憶手段から読出し、前記強制終了させた通常図柄変動パターンと切り替えて演出を続行する。
すなわち、操作手段の操作によって短縮図柄変動パターンが続行演出されるが、この短縮図柄変動パターンに複数の種類があるため、遊技者が短縮操作を継続しても、遊技が単調とならず、遊技者の遊技意欲の減退を抑制することができる。
また、短縮操作は全ての通常図柄変動パターンを対象としているため、短縮操作が可能か否かの判断を行う必要がなく、この判断のための制御系が不要となる。
制御系が第1の制御部と第2の制御部に分離された場合に、通常図柄変動パターンを指定する信号が第1の制御部から第2の制御部へ送出する。この送受信において、何らかのエラーが生じると、従来では、復帰する手段がないため、通常図柄変動パターン演出が一切実行されない事態が起きる可能性があった(内部処理的に抽選結果等は有効)。
しかし、短縮操作によって、別途切り替えて短縮図柄変動パターンを読み出して、演出を続行するため、最初の通常図柄変動パターンの指定がなくても、最終結果は演出可能となり、完璧ではないが、通常図柄変動パターンを復帰させることができ、遊技者に違和感を与えることがない。
以上説明した如く本発明では、全ての通常図柄変動パターンに対して切替操作を有効とすることで、切替操作の有効か否かの判断を行うための制御を排除して制御系負担を軽減すると共に、切替指示によって演出される短縮図柄変動パターンにバリエーションを持たせることで、遊技者の遊技意欲の減退を抑制することができるという優れた効果を有する。
(第1の実施の形態)
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るパチンコ機10が示されている。パチンコ機10は外枠12を備え、外枠12の前面には、窓部を有する額縁状の内枠14の一側部(図1の左辺部)が開閉可能に取付けられている。
内枠14には、複数の表示灯61やスピーカ63が設けられている。また、内枠14の中央には、窓部となっており、この窓部には紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行とされた一対のガラス16(二重構造)が装着されたガラス枠20が設けられている。また、内枠14の図1の右辺部には施錠装置(シリンダ)22が設けられている。
ガラス枠20の下方位置には、球皿部24を備えた一体皿26が配設されている。この一体皿の球皿部24には、貯球タンク(図示省略)と連通し、この貯球タンク内のパチンコ球を球皿部24へ流出させる連通口23が設けられている。
一体皿26は、その一側部(図1の左辺部)が内枠14に対して開閉可能に取付けられている。一体皿26の前面には、左側下部に灰皿28が配置され、右側下部には発射装置164(図3参照)から発射する打球の飛距離を調整するための発射ハンドル30が設けられている。
また内枠14の窓部には、遊技盤載置台に載せて交換可能とされた遊技盤32が窓部に対応して設置されている。
図2(A)に示される如く、遊技盤32は、外バンド36及び内バンド38によって囲まれた略円形状の遊技領域40が形成されている。
遊技領域40には、釘34や風車35の他、センター役物42、当該センター役物42に設けられた表示部43、並びに大入賞口(変動入賞装置)44等の役物、始動口46や通過装置48、入賞装置49等の遊技部品が取り付けられており、最下位置にアウト口54が配置されている。また、遊技領域40の周縁には、複数の電飾部材56が設けられ、例えば入賞等と同期して点灯・消灯制御され、光による演出が実行される。
また、この遊技盤32の遊技領域40には、その左側に配設された前記内バンド38の内周面に沿って、タッチセンサ型の停止操作部64が配設されている。
停止操作部64は、円形のセンサ取付部70が設けられ、その周囲には、リング状に複数の発光素子(LED等)72が配設されている。
図2(B)に示される如く、センサ取付部70には、縦長の貫通孔74が設けられ、透過度が低い半透明の合成樹脂板76が嵌め込まれている。この合成樹脂板76の裏面側には、反射式の光電センサ78が配設されている。
光電センサ78は、縦方向に投光部78A及び受光部78Bが設けられ、投光部から照射された光が、所定の距離で反射することで受光部で受光可能となっている。
ここで、所定の距離は、遊技盤32の前方に設けられたガラス16の最表面(遊技者に直接対向する面)に設定されている。すなわち、通常は、投光部からの光は、ガラス16(図1参照)を通過して、そのまま直進するため、受光部78Bでの受光はない。しかし、遊技者がこの光電センサ78(合成樹脂板74)に対向するガラス16の最表面に手をかざすことで、遊技者の手によって投光部78Aからの光が反射し、受光部78Bへと至る構成である。
上記停止操作部64は、後述する通常図柄変動パターン演出が開始された後、遊技者の介入によってこの演出を終了させるときに適用されるものである。
図3には、パチンコ機10を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
この主制御部150には、始動口46に設けられた始動入賞センサ168、通過装置48を通過したパチンコ球を検出する通過センサ171、入賞装置49に入賞したパチンコ球を検出する入賞センサ172並びに大入賞口44に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口センサ173が接続されている。なお、大入賞口44には、大入賞口の開閉動作を継続するためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにもVゾーンセンサ177が設けられており、主制御部150に接続されている。
また、この主制御部150には、前記停止操作部64の光電センサ78が接続され、受光部78Bでの受光状態を示す信号が入力されるようになっている。
さらに、主制御部150には、始動口46に設けられた電動チューリップ47(図2参照)を開閉させるためのソレノイド174、大入賞口44を開閉させるためのソレノイド175が接続されている。
また、主制御部150からは盤用外部端子200を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報が出力されるようになっている。
一方、この主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とが接続されている。
演出制御部152には、図柄・音声制御部156を介してスピーカ63及びセンター役物42の表示部(LCD)43が接続されている。また、演出制御部152は、パチンコ機10のガラス枠20に取り付けられた複数の表示灯61の点灯・消灯や、遊技盤上の電飾部品56の点灯・消灯、並びに前記停止操作部64周りに配設した発光素子72の点灯・消灯を制御する。なお、電飾部品56には、センター役物42に設けられた4個の保留ランプ202も含まれる。
なお、保留ランプ202は、表示部43で保留状態を報知するように制御するものでもよい。また、4個に限られるものでもない。この保留ランプ202の点灯数は、図示しない保留メモリの記憶数に相当するものであり、この保留ランプ202により、遊技者にはわからない保留メモリ内の記憶数を視覚を通じて知らせることができる。
次に、前記主制御部150に接続された払出制御部154には、パチンコ球の払出しを実行する払出装置206が接続されている。
また、払出制御部154には、発射制御部158が接続されており、発射制御部158は、発射装置164を制御して、遊技者によるハンドル30の操作に応じてパチンコ球を打ち出す。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子208を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送出するようになっている。
上記主制御部150では、特別図柄や普通図柄の当/外抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部43での表示内容(通常図柄変動パターン)を選択し、演出制御部152を介して図柄・音声制御部156へ命令信号を出力する。
ここで、特別図柄の当/外抽選とは、当たりになると大入賞口44が開放して多くのパチンコ球を入賞へ導くことができるという大当たりの主要な抽選であり、一方、普通図柄の当/外抽選とは、当たりになると始動口46に設けられた電動チューリップ47が開放し、始動口46への入賞の確率を高めて、結果として特別図柄の当/外抽選の機会を増加することができるという大当たりの補助的な抽選である。なお、普通図柄の当/外抽選は、時短によって開放率がアップする。
演出制御部152には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容(通常図柄変動パターン)のデータが予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選択されて、起動するようになっている。なお、図柄・音声制御部156で制御してもよい。
ここで、前記演出制御部152からの命令信号(コマンド)により図柄・音声制御部156における通常図柄変動パターン演出が実行されているときに、遊技者が前記停止操作部64に対向するように手をかざすと(遊技者による停止意志の表現)、前記通常図柄変動パターン演出を直ちに中止し、最終停止図柄を表示する制御を実行する。
すなわち、前記手をかざすことで、光電センサ78の発光部78Aからの光が受光部78Bへ反射し、信号が反転(オフ→オン)する。この信号が主制御部150、演出制御部152及び図柄・音声制御部156へ送られ、遊技者の停止の意志により、通常図柄変動パターン演出が中止される。
このように、第1の実施の形態のパチンコ機10では、前述の演出図柄の様々な時間の変動パターンに関わらず、通常図柄変動パターン演出開始から終了までの間で、遊技者の意志で、即時に最終停止図柄を表示させる強制停止機能を持たせている。
ところで、前記停止操作部64に対応するように手をかざすことで、前記通常図柄変動パターン演出が中止され、抽選結果の報知の処理を短縮させることができる反面、この停止操作部64の操作を繰り返し実行されると、遊技として単調となり、遊技者の遊技意欲を減退させることになる。
そこで、第1の実施の形態では、前記演出される通常図柄変動パターンのそれぞれに複数の切替時間(第1の実施の形態では、1秒、3秒、5秒、10秒)の中から1つの切替時間を設定付加しておき、この付加された切替時間分遅延させた後、別途設けた短縮図柄変動パターンに切り換えて演出を続行する。なお、短縮図柄変動パターンは通常図柄変動パターンに比べてきわめて短時間の演出である。
なお、通常図柄変動パターン画像データに付加する遅延時間は、前述の如く1秒、3秒、5秒、10秒としたが、これらの選択比率(付加する確率)は、図5に示される如く、当たり用では1秒を最も少なく、10秒を最も多くし、外れ用では10秒を最も少なく、1秒を最も多くしている。
上記切替時間の違いによって、遊技者は、停止操作部64の操作の度に、異なる停止態様を見ることになり、単調な遊技状態を解消することが可能となる。
図4には、上記停止操作部64の操作による短縮図柄変動パターン演出制御を主体とした演出制御部152の制御ブロック図を示す。
主制御部150から送出されるコマンドはコマンド入力部250で受け、コマンド解析部252によってコマンドを解析する。このコマンド解析部252では、通常図柄変動パターン指定信号、タッチセンサ操作信号、当/外抽選結果信号、並びに前記通常図柄変動パターン毎に設定されている切替時間信号等の各信号が抽出される。タッチセンサ操作信号は、停止操作部64が操作有効状態で遊技者がタッチ操作(実際には手をかざす動作)を行った場合にコマンド入力部250に入力される信号(コマンド)である。
通常図柄変動パターン指定信号は、コマンド解析部252から通常図柄変動パターン画像データ読出部254へ送出され、この通常図柄変動パターン画像データ読出部254において、画像データメモリ256から通常図柄変動パターン指定信号に基づく画像データ(通常図柄変動パターン画像データ)が読み出され、通常図柄変動パターン演出制御部258へ送出される。
通常図柄変動パターン演出制御部258では、所定のタイミングで当該通常図柄変動パターン画像データを図柄・音声制御部156へ送出することで、図柄・音声制御部156では、表示部43を制御して、通常図柄変動パターン演出を実行する。
また、タッチセンサ操作信号及び切替時間信号は、遅延部259に入力され、タッチセンサ操作信号が入力されてから、切替時間信号に基づく時間分遅延した後、前記図柄変動パターン画像データ読出部254へ短縮図柄変動パターンデータ読出信号を送出する。
図柄変動パターン画像データ読出部254では、この短縮図柄変動パターンデータ読出信号を受けて、画像データメモリ256から短縮図柄変動パターン画像データを読出し、図柄変動パターン演出制御部258へ送出する。
図柄変動パターン演出制御部258では、現在演出中の通常図柄変動パターン演出を中止し、短縮図柄変動パターン演出に切り替える。この短縮図柄変動パターン演出は、通常図柄変動パターン演出に比べて極めて短時間の演出である。
すなわち、通常図柄変動パターン演出制御部258において、通常図柄変動パターン画像データを図柄・音声制御部156を送出し、通常図柄変動パターン演出を実行している最中に、このタッチセンサ操作信号を受けると、強制的に通常図柄変動パターン演出を終了させ、短縮図柄変動パターン演出に切り替えて続行し、最終停止図柄を表示するように制御する。
また、当/外抽選結果信号は、大当たり処理演出データ読出部260に送出される。この当/外抽選結果信号が当選を示す信号である場合、大当たり処理演出データ読出部260では、前記画像データメモリ256から大当たり処理演出パターン画像データを読出し、大当たり処理演出制御部262へ送出する。大当たり処理演出制御部262では、所定のタイミングで当該大当たり処理演出パターン画像データを図柄・音声制御部156へ送出し、大当たり処理中は、表示部43を制御して大当たり演出パターンを表示させる。
以下に第1の実施の形態の作用を説明する。
まず、通常遊技の流れを図6(A)に示す主制御部150におけるメインルーチンに従い説明する。
遊技者がハンドル30を把持し、発射のための操作を行なうと、このハンドル操作量(回転量)に応じた強度で、パチンコ球が打ち出される。
パチンコ球が打ち出されると、外バンド36及び内バンド38に案内されて盤面32の釘34や風車35等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落下していく。ここで、始動口46にパチンコ球が入賞すると(ステップ400での肯定判定)、ステップ402へ移行して保留数Mが4か否か(すなわち、保留が満杯が否か)が判断され、満杯ではないと判定されると、ステップ404へ移行して乱数カウンタから乱数を取得して、ステップ406へ移行する。
なお、ステップ402で肯定判定された場合には、抽選の権利がないため、始動口46への入賞分を賞球払出を行い、処理は終了する。
ステップ406では、現在通常図柄変動パターン演出中(変動中)であるか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ408へ移行して保留メモリMに取得した乱数を記憶し、次いでステップ410で保留数Mをインクリメント(M←M+1)して、このルーチンは終了する。
また、ステップ406で否定判定された場合には、ステップ412へ移行して前記取得した乱数に基づいて当/外抽選を実行する。
ここで、前記ステップ400で否定判定され、ステップ414へ移行して保留が存在すると判定(肯定判定)された場合には、保留メモリから最初に記憶した乱数を読出し(ステップ416)、次いで保留数Mをデクリメントして(ステップ418)、ステップ412へ移行する。この場合にも、ステップ412では、読み出した乱数に基づいて当/外抽選が実行される。
ステップ412での当/外抽選が終了すると、ステップ420へ移行して変動パターンを設定し、次いでステップ422へ移行して連続予告の抽選処理が実行される。これは、保留されている乱数の当/外を先読みして、この保留した乱数の中に当たりがあるか否かを判断し、当たりがあった場合に、事前の通常図柄変動パターン演出から当たりの予告を行うものである。
次のステップ424では、当/外抽選結果、通常図柄変動パターン種、連続予告の有無、入賞に基づいて予め設定された賞球払出数等のデータを演出制御部152又払出制御部154へ命令信号として送信(コマンド送信)し、ステップ426へ移行する。
ステップ426では、当/外の抽選結果が当たりか否かが判断され、抽選の結果が当りの場合は、予め設定したラウンド数(例えば、15ラウンド)の大当たり処理が実行される(ステップ428)。この大当たり処理中は、大入賞口44がほとんど開放状態であるため、遊技者によって有利な状態とすることができる。所定ラウンドの大当たり処理が終了すると、通常の遊技に戻る。
また、このメインルーチンの実行中、図6(B)の割り込みルーチンが実行されている。
すなわち、割り込みルーチンは、停止操作部64の操作状態を判別するルーチンであり、強制停止操作があった、すなわち、光電センサ78の受光部78Bに投光部78Aからの光が入光し、信号が反転(オン)したことを認識すると、この割り込みルーチンが実行され、ステップ429で変動中と判定された場合にステップ430で強制停止操作があったことを示すタッチセンサ操作信号(コマンド)を演出制御部152へ送信する。
ここで、第1の実施の形態では、前記タッチセンサ操作信号を演出制御部152が受けると、通常図柄変動パターンを強制的に終了させ、予め準備した短縮図柄変動パターンに切り替えて演出を続行し、結果的に最終停止図柄(当/外抽選結果)を早期に報知することができる。
ところで、このような、遊技者の意志による変動パターン短縮は、繰り返し実行すると、ほとんど通常図柄変動パターンを見ずに結果のみの表示が継続される。このような単調な遊技進行は、遊技意欲が減退させる原因となる。
そこで、第1の実施の形態では、最初に指定される通常図柄変動パターンのそれぞれに対し、切替時間(1秒、3秒、5秒、10秒)を付加しておき、前記タッチセンサ操作信号の入力からこの付加されている切替時間遅延させてから、短縮図柄変動パターン演出を実行するようにした。
図7は、主制御部150、演出制御部152及び図柄・音声制御部156のそれぞれの間のコマンド(命令信号)の通信プロトコルの概略を示しており、上段がタッチセンサ操作が無い場合、下段がタッチセンサ操作が有る場合を示す。
まず、上段のタッチセンサ操作無しの場合では、主制御部150から図柄変動パターン指定信号が演出制御部152へ送出されると、演出制御部152から図柄・音声制御部156へ演出指示信号が送出される。これにより、図柄・音声制御部156では、通常図柄変動パターン演出が開始され、最終停止した時点で当/外抽選の結果が報知される。なお、この通常図柄変動パターンには、当たり/外れ、並びにリーチ有り/無し、スーパーリーチやプレミアムリーチ等に発展するパターン等、さまざまな演出時間で演出される。
一方、下段のタッチセンサ操作無しの場合では、主制御部150から図柄変動パターン指定信号が演出制御部152へ送出されると、演出制御部152から図柄・音声制御部156へ演出指示信号が送出される。これにより、図柄・音声制御部156では、通常図柄変動パターン演出が開始される。ここまでは、タッチセンサ無しの流れと同一である。
この通常図柄変動パターン演出中における停止操作部有効期間中(通常図柄変動パターン演出期間と、停止操作部有効期間とには若干の差がある。)に停止操作部64の操作があると、主制御部150では、演出制御部152へタッチセンサ操作信号を送出する。
このとき、演出制御部152では、既に受信している通常図柄変動パターン指定信号に付加されている切替時間に基づいて、タッチセンサ操作信号の受信を起点として付加された切替時間分遅延させて、短縮図柄変動パターンでの演出を実行するための演出指示信号を図柄・音声制御部156へ送出する。
図7では、4本の演出指示信号を記載しているが、上から1秒遅延、3秒遅延、5B秒遅延、10秒遅延を表しており、この遅延時間の間は、通常図柄変動パターン演出が継続されるため、結果として、異なる時期に切替制御が実行される。
これにより、変化に富んだ切り替えとなり、遊技者から見れば、常に同一の報知形態とならず、遊技が単調になることが抑制され、遊技意欲の減退を防止することができる。
以上説明したように第1の実施の形態では、通常図柄変動パターンの演出中に、停止操作部64の操作があると、前記通常図柄変動パターン指定信号に付加されている切替時間に基づいて、前記停止操作部64の操作(タッチセンサ操作信号入力)を起点として、前記切替時間経過後に、予め準備した短縮図柄変動パターンに切り替えるようにしたため、遊技者の動作が同じでも、表示部43での表示の形態が通常図柄変動パターンによって異なるため、変化に富んだ演出を見ることになり、遊技の単調化を抑制することができる。このため、遊技者の遊技意欲も減退することはなく、稼働率を上げることができる。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第2の実施の形態の特徴は、通常図柄変動パターン指定信号に付加している切替時間の利用形態の違いである。第1の実施の形態では、切替時間を通常図柄変動パターンの終了遅延時間として利用したが、この第2の実施の形態では、予め切替時間の種類と同数の複数の短縮図柄変動パターンデータを準備しておき、この中から1つを選択するためのパラメータとして利用している。
図8は、この第2の実施の形態に係る停止操作部64の操作による短縮図柄変動パターン演出制御を主体とした演出制御部152の制御ブロック図である。
コマンド解析部252によって抽出される通常図柄変動パターン指定信号、切替時間信号並びにタッチセンサ操作信号は、全て図柄変動パターン画像データ読出部254に送出される。
すなわち、図9に示される如く、図柄変動パターン画像データ読出部254では、まず、通常図柄変動パターン指定信号に基づいて、画像データメモリ256から通常図柄変動パターンデータを読み出して、図柄変動パターン演出制御部258へ送出し、図柄・音声制御部156を介して表示部43を用いて図柄変動パターン演出を実行する。
この演出中にタッチセンサ操作信号が入力されると、別途入力されている切替時間のデータから、選択する短縮図柄変動パターン(図9の1秒演出データ、3秒演出データ、5秒演出データ、10秒演出データ)を決め、画像データメモリ256から該当する短縮図柄変動パターンデータを読出し、図柄変動パターン演出制御部258(図8参照)へ通常図柄変動パターン演出の終了と、この終了時に継続するように短縮図柄変動パターンデータを送出する。
これにより、図8に示される如く、図柄変動パターン演出制御部258では、図柄・音声制御部156に対して、通常図柄変動パターン演出から短縮図柄変動パターン演出に切り替えるように指示を出す。
図10は、第2の実施の形態に係る、コマンド通信プロトコルであり、図7と対応するものである。この図10に示される如く、切替時間により短縮図柄変動パターンが4種類の中から1つ選択されて通常図柄変動パターンの終了と同時に切り替えられた続行される。
選択された短縮図柄変動パターン自体の演出時間がそれぞれ異なるため、変化に富んだ切り替えとなり、遊技者から見れば、常に同一の報知形態とならず、遊技が単調になることが抑制され、遊技意欲の減退を防止することができる。
以上説明したように、第2の実施の形態では、通常図柄変動パターンの指定信号の付加されている切替時間に基づいて、予め複数準備した短縮図柄変動パターンの中から該当する短縮図柄変動パターンデータを読出し、切り替えるようにしたため、遊技者による停止操作部64の操作に対して遅滞なく、図柄変動パターンに変化が生じるため、違和感を感じさせることがない。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の形態を併用してもよい。すなわち、切替時間を通常図柄変動パターンの終了時期の遅延に用いると同時に、複数の短縮図柄変動パターンの中から選択するパラメータとして用いるようにしてもよい。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、最初に主制御部150から演出制御部152へ送出する図柄変動パターン指定信号が、何らかの原因でエラーが発生し、送受信ができなかった場合、従来は、この回の図柄変動パターンが一切実行されない事態が生じていた(内部的には、当/外抽選結果に基づいて処理される。)。しかし、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、停止操作部64が操作されるときに限定されるが、再度タッチセンサ操作信号が主制御部150から演出制御部152へ送出され、完全に切り替えられた別のパターン(短縮図柄変動パターン)が演出されるため、少なくとも最終結果だけは、遊技者に報知することが可能となる。
すなわち、通常図柄変動パターンを指定する信号の下位の制御系への送受信にエラーが生じても、抽選結果を確実に報知することができるという効果を有する。
第1の実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 (A)は第1の実施の形態に係る遊技機の正面図、(B)は図2(A)のIIB−IIB線断面図である。 第1の実施の形態に係るパチンコ機における制御系のブロック図である。 第1の実施の形態に係る確変抽選の報知制御を主体とした演出制御部の制御ブロック図である。 短縮図柄変動パターン時間の選択比率を示す特性図である。 (A)は主制御部におけるメインルーチンを示す制御フローチャート、(B)は強制停止操作時割込ルーチンを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る主制御部、演出制御部、図柄・音声制御部間の通信プロトコル図である。 第2の実施の形態に係る確変抽選の報知制御を主体とした演出制御部の制御ブロック図である。 図8の画像データメモリの内部構成を示す詳細図である。 第2の実施の形態に係る主制御部、演出制御部、図柄・音声制御部間の通信プロトコル図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
32 遊技盤
43 表示部
44 大入賞口
46 始動口
64 停止操作部(操作手段)
150 主制御部
152 演出制御部
154 払出制御部
156 図柄・音声制御部
250 コマンド入力部
252 コマンド解析部
254 通常図柄変動パターン画像データ読出部(短縮図柄変動パターン演出制御手段)
256 画像データメモリ(記憶手段)
258 通常図柄変動パターン演出制御部(短縮図柄変動パターン演出制御手段)
259 遅延部(短縮図柄変動パターン演出制御手段)
260 大当たり処理演出データ読出部
262 大当たり処理演出制御部

Claims (2)

  1. 始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による通常図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、
    遊技者によって操作可能な位置に配設され、遊技者の意志で前記通常図柄変動パターン演出の切り替えを指示可能な操作手段と、
    前記通常図柄変動パターンから切り替えられた別のパターンである、複数の短縮図柄変動パターン演出画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間に基づき、前記画像データ記憶手段に記憶した前記複数の短縮図柄変動パターン演出画像データから、短縮図柄変動パターンを選択する画像データ選択手段と、
    前記操作手段が、操作有効中に操作された場合に、前記通常図柄変動パターン演出を終了させ、かつ前記画像データ記憶手段から前記画像データ選択手段に選択された短縮図柄変動パターンに対応する短縮図柄変動パターン演出画像データを読み出して、前記終了時に切り替えて演出を続行する短縮図柄変動パターン演出制御手段と、を有し、
    前記短縮図柄変動パターン演出制御手段は、前記操作手段が操作有効中に操作された場合に、前記操作手段の操作から前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間分前記通常図柄変動パターン演出を続行することにより遅延させた後、前記通常図柄変動パターン演出を終了させ、前記短縮図柄変動パターンを実行すると共に、
    前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間は、当たり用では相対的に短い切替時間を少なくかつ長い切替時間を多くし、外れ用では相対的に長い切替時間を少なくかつ短い切替時間を多くすることを特徴とする遊技機。
  2. 始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による通常図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、
    遊技者によって操作可能な位置に配設され、遊技者の意志で前記通常図柄変動パターン演出の切り替えを指示可能な操作手段と、
    前記通常図柄変動パターンから切り替えられた別のパターンである、複数の演出時間が異なる短縮図柄変動パターン演出画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間に基づき、前記画像データ記憶手段に記憶した前記複数の演出時間が異なる短縮図柄変動パターン演出画像データから、短縮図柄変動パターンを選択する画像データ選択手段と、
    前記操作手段が、操作有効中に操作された場合に、前記通常図柄変動パターン演出を終了させ、かつ前記画像データ記憶手段から前記画像データ選択手段に選択された短縮図柄変動パターンに対応する短縮図柄変動パターン演出画像データを読み出して、前記終了時に切り替えて演出を続行する短縮図柄変動パターン演出制御手段と、を有し、
    前記短縮図柄変動パターン演出制御手段は、前記操作手段が操作有効中に操作された場合に、前記操作手段の操作から一定時間で、前記通常図柄変動パターン演出から前記短縮図柄変動パターンに切り替えると共に、
    前記通常図柄変動パターン演出に付加された切替時間は、当たり用では相対的に短い切替時間を少なくかつ長い切替時間を多くし、外れ用では相対的に長い切替時間を少なくかつ短い切替時間を多くすることを特徴とする遊技機。
JP2003345460A 2003-10-03 2003-10-03 遊技機 Expired - Fee Related JP4627620B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003345460A JP4627620B2 (ja) 2003-10-03 2003-10-03 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003345460A JP4627620B2 (ja) 2003-10-03 2003-10-03 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005110758A JP2005110758A (ja) 2005-04-28
JP4627620B2 true JP4627620B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=34538730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003345460A Expired - Fee Related JP4627620B2 (ja) 2003-10-03 2003-10-03 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4627620B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4889082B2 (ja) * 2005-08-25 2012-02-29 サミー株式会社 弾球遊技機
JP5035786B2 (ja) * 2005-08-25 2012-09-26 サミー株式会社 弾球遊技機
JP5563198B2 (ja) * 2008-02-22 2014-07-30 株式会社平和 遊技機
JP5704796B2 (ja) * 2009-01-30 2015-04-22 株式会社三共 遊技機
JP5711295B2 (ja) * 2013-04-24 2015-04-30 株式会社三共 遊技機
JP6046656B2 (ja) * 2014-04-08 2016-12-21 株式会社三共 遊技機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000317078A (ja) * 1999-05-13 2000-11-21 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2002102504A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2002126235A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Heiwa Corp パチンコ機
JP2002210140A (ja) * 2000-11-20 2002-07-30 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2003047723A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2003205080A (ja) * 2002-01-16 2003-07-22 Fuji Shoji:Kk 遊技機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11235437A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Takasago Electric Ind Co Ltd シンボル可変表示遊技機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000317078A (ja) * 1999-05-13 2000-11-21 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2002102504A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2002126235A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Heiwa Corp パチンコ機
JP2002210140A (ja) * 2000-11-20 2002-07-30 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2003047723A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2003205080A (ja) * 2002-01-16 2003-07-22 Fuji Shoji:Kk 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005110758A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4996051B2 (ja) 遊技機
JP4551752B2 (ja) 遊技機
JP6239575B2 (ja) 遊技機
JP2017023222A (ja) 遊技機
JP2015019984A (ja) 遊技機
JP2007202603A (ja) 遊技機
JP4627620B2 (ja) 遊技機
JP2004344484A (ja) 遊技機
JP2018015633A (ja) 遊技機
JP4828348B2 (ja) パチンコ遊技機
JP6081748B2 (ja) 遊技機
JP6081749B2 (ja) 遊技機
JP6509046B2 (ja) 遊技機
JP2006158580A (ja) 遊技機
JP4740587B2 (ja) 遊技機
JP4694791B2 (ja) 遊技機
JP2006051193A (ja) 遊技機
JP6072173B2 (ja) 遊技機
JP4580228B2 (ja) 遊技機
JP5730370B2 (ja) 遊技機
JP4909434B2 (ja) 遊技機
JP5243338B2 (ja) 遊技機
JP2011244919A (ja) 弾球遊技機
JP2015157082A (ja) 遊技機
JP4608280B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100824

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4627620

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees