JP4480562B2 - 電子ユニットを内蔵した機器 - Google Patents

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Description

本発明は、機器の制御を行う電子ユニットに、機器の仕様や作動履歴その他の機器固有のデータを記憶する記憶手段を設けた、電子ユニットを内蔵した機器に関する。
従来のこの種の機器では、電子ユニットにEEPROMのような記憶手段が設けられており、例えば機器がガス器具の場合であれば、使用するガスの種類や型式のデータの他に、累積使用時間や故障履歴等の、その機器毎に固有のデータを記憶している。そして、機器が故障した場合などではこの固有データを外部から読み出し、故障の内容等を分析している。
ただし、電子ユニットそのものが故障する場合があり、その場合には電子ユニットを新たな電子ユニットと交換する必要が生じる。新しい電子ユニットの記憶手段にはその機器の固有のデータが記憶されていないので、故障した電子ユニットの記憶手段に記憶されているデータを新たな電子ユニットの記憶手段に転送しなければならない。
このデータの転送には、従来両電子ユニットをケーブルで接続して転送する手法が行われていたが、電子ユニットが故障している場合に、このデータの転送が不能になるおそれがあり、データの転送が可能であるか否かは現場で実際に転送作業を行うまで判明しないという不具合が生じていた。
そこで、機器にリモコンが接続されている場合には、リモコンに副記憶手段を設け、電子ユニットの記憶手段に記憶されているデータを定期的にリモコンの副記憶手段にコピーしておき、電子ユニットが交換された場合にはリモコンの副記憶手段にコピーされていたデータを新たな電子ユニットの記憶手段に転送するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−33091号公報(請求項1)
上記公報に記載されている従来の構成では、給湯装置のようにリモコンが機器に接続されていることが必須の条件になる。そのため、温風暖房機やガス調理器など、必ずしもリモコンが接続されていない機器ではまったく適用することができない。
また、電子ユニットの交換作業中、新たな電子ユニットを機器に取り付けた後でその新たな電子ユニットの作動を確認したい場合に、機器単独では作動確認を行うことができず、必ずリモコンの接続作業を行ってからでなければ作動確認をすることができない。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上記の不具合の生じない、電子ユニットを内蔵した機器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による、電子ユニットを内蔵した機器は、電子ユニットを内蔵した機器であって、この電子ユニットに、機器の仕様や作動履歴その他の機器固有のデータを記憶する記憶手段を設けたものにおいて、電子ユニットに非接触により通信を行う通信手段を設け、電子ユニットを機器に取り付けた状態で、この通信手段と通信を行う通信機能を備えた副記憶手段を機器内に配設し、電子ユニットの記憶手段に記憶されたデータと副記憶手段に記憶されたデータとを、上記通信手段による通信によって同期させ、電子ユニットが交換された場合には副記憶手段に記憶されたデータを新たな電子ユニットの記憶手段に書き込むことを特徴とする。
電子ユニットの記憶手段に記憶されているデータは非接触での通信により副記憶手段にバックアップされる。電子ユニットを新たな電子ユニットに交換すると、副記憶手段に記憶されているデータが新たな電子ユニットの記憶手段に転送される。また、電子ユニットの記憶手段に記憶されているデータが更新されても、副記憶手段のデータと電子ユニットの記憶手段のデータとは同期しているので、自動的に副記憶手段のデータも更新され、常に副記憶手段には電子ユニットの記憶手段のデータと同じデータが記憶される。
なお、上記副記憶手段は電子ユニットの通信手段によって誘導される電力で作動する不揮発性のメモリを備えることが望ましい。
さらに、上記電子ユニットの作動開始時と作動停止時に、上記データの同期を強制的に行えば、データの同期の周期が多少長くても、取り外した電子ユニットに記憶されているデータと同じデータを新たな電子ユニットに記憶させることができる。
ところで、上記副記憶手段は、機器の外部からの非接触による通信によって、副記憶手段に記憶しているデータの読み出しを許可するように構成すれば、機器を分解することなく外部から検査のためにデータを読み出すことができ、検査作業を容易にすることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、副記憶手段を機器内に配設したので、リモコンを有さない機器にも適用することができる。また非接触で通信を行うので、交換作業時には電子ユニットを交換する作業を行うだけでよく、データの同期は非接触で自動的に行われる。
図1および図2を参照して、1は本発明が適用される機器であるガス温風暖房機である。このガス温風暖房機1は内部に図示しないガスバーナを備えており、背面から室内の空気を吸引し、ガスバーナの燃焼ガスと混合して温風を生成し、正面下部の吹き出し口11から室内へ温風を吹き出させるものである。なお、このガス温風暖房機1は空気清浄機能を備えており、同じく背面から吸引した室内空気から塵埃を除去した後、ファン13によって上面の吐出口12から清浄な空気を室内に放出する。
ガス温風暖房機1には上述のようにガスバーナが内蔵されているため、内部は場所によって高温になる。そこで、ガス温風暖房機1内を流れる温風から隔絶された収納室2を設けて、この収納室2内に電子ユニット3を収納することとした。この電子ユニット3はガス温風暖房機1の作動を制御する制御装置として機能するものであり、図3に示すようにCPU31を備えている。このCPU31にはバスライン32を介してEEPROM33が接続されている。
このEEPROM33にはガス温風暖房機1の機種データや使用するガスの種類等のデータが予め格納されている。また、ガス温風暖房機1を使用している間の累積作動時間データが格納され、この累積作動時間データは周期的に更新されていく。また、エラーが生じたり修理が行われた場合にはそれらの履歴データがその都度格納される。
バスライン32には通信手段であるコイル状の通信アンテナ34が接続されている。また、この通信アンテナ34に対峙する位置に副記憶手段であるRFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)4が配設されている。このRFID4はアンテナおよびコントローラを内蔵し、さらにデータを記憶できる不揮発性のメモリを備えている。そして作動に必要な電力は通信アンテナ34によって誘導される電力によってまかなわれるので、別途電源から電力を供給する必要はない。そして、通信アンテナ34とRFID4との間では非接触で通信を行うことができる。
ところで、通信アンテナ34にRFID4を対峙させたが、両者間で通信が行える位置関係であれば、必ずしも対峙させる必要はない。ただし、本実施の形態のように、通信アンテナ34にRFID4を対峙させておけば、外乱の影響を受けにくく、安定した通信を行なうことができ、そのため通信に要する電力を小さくすることができる。
すなわち、CPU31からの指令により通信アンテナ34を介してRFID4内に記憶されているデータを電子ユニット3側から読み出すことができる。また、通信アンテナ34を介してRFID4内のデータを電子ユニット側から書き換えることができる。したがって、EEPROM33に格納されているデータとRFID4に格納されているデータとを非接触で同期させることが可能である。
なお、RFID4はガス温風暖房機1の外部からも非接触で通信できる位置に取り付けられている。例えばガス温風暖房機1が故障した場合などでは、まずEEPROM33に記憶されているデータを外部の検査装置Aで読み取り、そのデータから故障の内容や故障個所を特定する。
この検査の際に、RFID4にバックアップされているデータを外部から非接触で読み取ることができると、ガス温風暖房機1を分解しなくても直ちにデータを検査装置Aで読み取ることができる。
図4を参照して、電子ユニット3が停止状態から作動を開始すると作動開始シーケンスの一環として、EEPROM33に格納されているデータとRFID4に格納されているデータとを強制的に同期させる(S1)。例えば電子ユニット3が新たなものに交換され、交換後初めて作動を開始する際には、この強制同期によってRFID4内のデータが何もデータを格納していないEEPROM33に転送される。
その後はカウンタTに所定値をセットし(本図に示した例では10)(S2)、カウンタTが0まで減算される(S4,S5)。カウンタTが0まで減算されるとEEPROM33のデータとRFID4のデータとが同期される(S6)。このときの同期は、EEPROM33のデータがRFID4に転送されることになる。そしてこの同期が行われるとカウンタTをふたたびリセットして所定周期毎に同期を行う。
なお、電子ユニット3の作動中はこの定期的な同期は継続して行われるが、電子ユニット3の作動中に停止指令が発せられると、電子ユニット3の作動を停止させる前にEEPROM33のデータとRFID4のデータとを強制同期させる(S3,S7)。このように作動停止直前に強制的な同期を行うので、次に作動を開始する時点ではEEPROM33のデータとRFID4のデータとが同一であることが担保される。
本発明は上記した形態に限定されるものではなく、例えば上記実施の形態では、電子ユニット3の作動中にデータの同期を定期的に行うようにしたが、EEPROM33のデータが書き換えられたときにデータの同期を行うようにしてもよい。また、検査装置Aやガス温風暖房機1、もしくは電子ユニット3にデータの同期用のスイッチを設け、そのスイッチを操作することにより上記のデータの同期が強制的に行われるようにしてもよい。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 電子ユニットの格納場所を示す図 電子ユニットの周囲を示す図 データの同期タイミングの一例を示す図
符号の説明
1 ガス温風暖房機(機器)
3 電子ユニット
4 RFID(副記憶手段)
A 検査装置

Claims (4)

  1. 電子ユニットを内蔵した機器であって、この電子ユニットに、機器の仕様や作動履歴その他の機器固有のデータを記憶する記憶手段を設けたものにおいて、電子ユニットに非接触により通信を行う通信手段を設け、電子ユニットを機器に取り付けた状態で、この通信手段と通信を行う通信機能を備えた副記憶手段を機器内に配設し、電子ユニットの記憶手段に記憶されたデータと副記憶手段に記憶されたデータとを、上記通信手段による通信によって同期させ、電子ユニットが交換された場合には副記憶手段に記憶されたデータを新たな電子ユニットの記憶手段に書き込むことを特徴とする電子ユニットを内蔵した機器。
  2. 上記副記憶手段は電子ユニットの通信手段によって誘導される電力で作動する不揮発性のメモリを備えていることを特徴とする請求項1に記載の電子ユニットを内蔵した機器。
  3. 上記電子ユニットの作動開始時と作動停止時に、上記データの同期を強制的に行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子ユニットを内蔵した機器。
  4. 上記副記憶手段は、機器の外部からの非接触による通信によって、副記憶手段に記憶しているデータの読み出しを許可することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子ユニットを内蔵した機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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