JP4477081B2 - リスナーの周囲にある音源の空間的ひろがり感を増強するためのステレオヘッドホンデバイス内でのフィルタ効果の利用 - Google Patents
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Description
(a)理想化されたリスナーに対して或る空間的場所に定位された理想化された音源から投射されているオーディオ信号を表わす一連のオーディオ入力、
(b)中間出力信号として前記オーディオ入力の予め定められた組合せを出力するためのオーディオ入力及び一連のフィードバック入力に相互接続される第1のミキシングマトリクス手段;
(c)中間出力信号をろ波し、ろ波された中間出力信号及び一連のフィードバック入力を出力するフィルタシステムであって、フィードバック入力を生成するためのフィードバック応答ろ波に加えて直接応答及び短時間応答のろ波及び残響応答に対する近似のための別々のフィルタを含むもの;及び
(d)左及び右チャンネルのステレオ出力を生成するためろ波された中間出力信号を組合わせる第2のマトリクスミキシング手段を具備する装置が提供されている。
ヘッドホン上での音源の仮想演出用システム。抽象的な形では、これは、一定数の入力(各スピーカ位置に対するもの)及び2つの出力(左右のヘッドホンの耳に対するもの)をもつ装置から成る。
一定の与えられた入力から一定の与えられた出力への信号マッピング。システムがM個の入力とN個の出力を有する場合には、考えられる伝達関数はM×N個存在する。システムが線形で時間不変的である場合には、これらの伝達関数は、静的かつ独立したものとなる。これらは往々にして個々に入力−出力伝達関数(例えば左−左,左後方−右)として言及される。
各伝達関数は、特定のHRTFの近似を表わす応答の初期部分を有する。この部分の長さは通常、最高100サンプルである。
入力源の仮想場所がリスナーのまわりで幾分かの対称性を有する場合、HRTFはこの対称性を反映することができる。例えば、リスナーの左右に30度を成して定位された仮想スピーカが存在する場合、HRTF即ち左−左伝達関数の初期部分は、右−右伝達関数の初期部分と同一になる。従って左−右及び右−左へは、初期部分において類似性又は等価性を示すことになる。
初期HRFTの後、残響フィールド近似が各伝達関数内に存在することになる。この近似は非常に疎となる。疎伝達関数の特性は、フィルタが幾分縮退していて、フィルタの長さ全体にわたるフィルタタップの完全な自由度により網羅されるものよりもはるかに小さな部分集合を網羅する識別可能な自由度を有する、ということにある。
* 実際の疎タップ。伝達関数は、一定数の非ゼロタップを伴って大体はゼロである。これらは離散的であり振幅及び正負符号以外の全ての面で等価である。
* ろ波された疎タップ。伝達関数は、時間的に疎な位置で反復パターンを示す。これは粗タップタイプのフィルタをさらにフィルタに通過させてタップを広げた結果である。疎パターンは、振幅及び正負符号以外の全ての面で等価となる。パターンは重複する可能性もあり、その場合、それはろ過された疎タップの存在に無関心な観察者にとっては明白でないかもしれない。
* 複合ろ波された疎タップ。複数の独特の疎タップタイプセクションを作り上げ、異なるフィルタ内を通過させることができる。これは振幅及び正負符号以外全ての面で同一である時間的に反復されている複数の異なるフィルタパターンによって識別されることになる。それにより使用されるフィルタパターンは、システムの伝達関数の一部又は全ての初期HRTFに対応する。
* 再帰的疎タップ。再帰的エレメントを伴う疎タップ。これらの疎タップは時間的に無限に連続し、幾何級数で減衰する。
* 再帰的にろ波された疎タップ。再帰的疎タップタイプの実現を特定のフィルタ及び/ 又はHRTFを通してろ波した結果。この結果として、全く異なるろ波された疎タップをもつアルゴリズム残響は、時が経つにつれて見かけ上複雑な応答になる。フィルタは一部又は全てのシステム伝達関数の初期HRTFに対応することができる。
伝達関数の残響部分は、モノラルの又は組合せられた音源から導出され得る。このことは、全ての入力から特定の出力への伝達関数が等価であることから明らかである。例えば、ステレオ仮想スピーカーの例においては、左−左、及び右−左の伝達関数は、応答のより後期の部分において非常に類似した特性を示すことになる。応答における差があるとすれば、これは、経時的シフト、スケーリング又は単純なろ波操作によるものである。
* 一定数の入力31
* 各々が入力信号の線形組合せである、1セットの信号を生成するためのミキシングマトリクス32(中間の信号セットは、入力信号自身を含むことができ又重複した信号を含み得るという点に留意されたい)。変形実施形態においては、マトリクス利得は、経時的に変動し得る。
* 中間信号の各々に対する一連のフィルタ(例えば33)。これらのフィルタは独立したものであってよく、従って異なる構造、長さ及び遅延(例えばIIR,FIR,疎タップIR,及び低待ち時間コンヴォリューション)を有することができる。
* 2つのヘッドホン出力信号36を作り出すためにろ波された中間信号を適切に組合せるためのミキシングマトリクス35。
図4に例示されているように、ドルビー(登録商標)AC−3(登録商標)規格は、スピーカ入力41として使用すべき5(,1)チャンネルのセットを規定している。これらのチャンネルは、AC−3復号器を用いてAC−3ビットストリームデータ源から導出され得る。ひとたび復号されると、スピーカ入力は、ヘッドホン出力42を生成する図4の装置40に対する入力41として利用するのに適している。5つのスピーカ入力の各々は、各々の耳についてのフィルタ(例えば43,44)の中を通過させられ、加算されて(例えば45),ヘッドホン信号を生成し、こうして10のフィルタの合計が作られる。
図5に50として例示されているようなローエンドステレオ復号器は、ハイエンド計算資源を伴うシステムの特長のうちの一部分のみを利用する装置である。主たる目的は、優れた構成のステレオを聞くという経験をシミュレートする、リスナーのまわりから発出される音の印象を与えるべく、ヘッドホン52上での再生のためにステレオ入力源を操作することにある。図5のシステムは、低コストでの大量生産に適するように設計される;つまり設計上のより重要な問題は、計算上の複雑性を低減させることにある。
以下の構築済みインパルス応答、すなわち
D:単位エネルギに正規化された直接耳応答;
S:Dに正比例してスケーリングされたシャドー耳応答;
R:単位エネルギーに正規化された残響応答;
及び以下のパラメータ、すなわち
α:ミックス中の残響入力の存在つまり量;
がわかっている場合、新しいSum'及びDiff'信号を生成するために和及び差信号に対し以下の予め計算されたフィルタを適用することができる。
* より長いフィルタの可能性を許容するための低遅延コンヴォリューションの使用。
* 「サラウンドサウンド」フォーマットのシミュレーションを可能にするためのさらなる入力及び類似の予算(budget)処理の付加。例えば、リスナーの背後の後方又はまわりの音の存在をシミュレートするサラウンドチャンネルを付加することができる。
* ステレオ信号がミックス内で多大なモノラル成分を有する場合の、より優れた性能を提供するための非対称コンポーネントの付加。
* 性能を増強させるための非線形コンポーネントの付加(例えば、雑音の多い環境内でのリスニングの質を改善するためのダイナミックレンジコンプレッサ)。
(a) 直接応答の多大な主エネルギー成分(短時間近似)及び、シャドー又は反射応答に対する直接応答のコンヴォリューションマッピングの近似。
* 最初の300〜400タップ内にはいかなるタップも存在しない。これは初期HRTF応答と最初の初期エコーの間にギャップを作り出すためである。これは、初期HRTF内の空間的場所に重なるのを妨げるためである。
* タップの大きさは、経時的に減少する。これは、空気を通しての透過及び損失のある反射の減衰をモデリングするためである。減少は、或る程度の無作為性を提供するためディザされた。このレベルのディーテールは、必要ではないが、より長いフィルタについては、これははるかに自然な反響成果を生成する。
* タップの頻度は、経時的に増大する。これは、経路長が増大し、リスナーに対する可能な経路が増大するにつれて、初期エコーの増大する密度をモデリングするためである。
* バイノーラル残響プロセッサ185の左右のチャンネルインパルス応答の間の相互相関は、現実の(測定された)バイノーラル室内応答のものと同じ近似した特性を示さなくてはならない。これは、好ましくは、残響応答の側方エネルギー成分が一部の音響空間の室内応答の後期部分において成長する場合に起こるように、時間変動性の相互相関を内含するべきである。
* 残響応答のスペクトル密度は、現実の(測定された)バイノーラル室内応答のものと同じ近似した時間−輪郭を追従していなければならない。この問題は、再帰的フィルタループが空気の吸収及びその他の効果をシミュレートするべく低周波数(例えば)よりも急速に高周波数を減衰させるように作用することから、今日使用されている大部分の再帰的残響プロセッサにおいてはすでに解決されている。
1.特定用途のDSPとして設計されたセミカスタム又はフルカスタムの集積回路;
2.例えばモトローラDSP56002といったプログラマブルDSPチップ、
3.単数又は複数のプログラマブル論理デバイス。
13 スピーカ入力
15 ヘッドホン処理システム
16 ヘッドホン
17,18 仮想スピーカ
22,23 インパルス応答フィルタ
32,35 ミキシングマトリクス
33 フィルタ
43,44,47,48 フィルタ
49 アナログ加算器
50 ローエンドステレオ復号器
52 ヘッドホン
53,54 フィルタ
55 アナログ加算器
56 差ユニット
91,92 フィルタ
93 フィードバック経路
94,95 ミキシングマトリクス
96,97 フィルタアレイ
101 和フィルタ
102 差フィルタ
104 単一疎タップ残響FIR遅延線
105,106 疎タップ出力
109 シャフリングプロセス
112 中央スピーカ入力
116,117 後方スピーカ入力
118 シャフラ
119 和フィルタ
120 差フィルタ
124 シャフラ
127 疎タップ残響FIRフィルタ
130,131 仮想スピーカ
132,133 耳
152,153 フィルタ
156,157 残響装置
158,159 フィルタ
160 遅延線
171 FIRフィルタ
181 FIRフィルタ
182 遅延線182
183 加算用素子
185 バイノーラル残響プロセッサ
190,191 再帰的フィルタ構造
192,193 上部FIRフィルタ
194,195 下部FIRフィルタ
201,202,203,204 再帰的フィルタ構造
211 和フィルタ
212 差フィルタ
221 フィードバック経路
Claims (26)
- 一組のオーディオ入力信号を処理するよう構成された装置であって、
(a)前記一組のオーディオ入力信号および一組のフィードバック入力信号を受け入れて前記オーディオ入力信号と前記フィードバック入力信号との第1の予め定められた組合せとして中間出力信号を形成し、各オーディオ入力信号はリスナー位置に対するそれぞれの空間音源位置に位置するそれぞれの理想化された音源から投射されるオーディオを表し、前記一組のオーディオ入力信号は少なくとも左オーディオ入力信号および右オーディオ入力信号を含む、第1のミキシング器;
(b)フィルタ・システムであって、
(i)前記中間出力信号をろ波し、ろ波された中間出力信号を出力するよう構成された一つまたは複数のフィルタの第1の組であって、室内の直接及び初期エコー応答を担当するフィルタの組、及び
(ii)前記入力信号の所定のモノラル関数をろ波して前記フィードバック入力信号を生成するよう構成された一つまたは複数のフィルタの第2の組であって、前記室内の残響の非方向性の近似を担当するフィルタの組を含み、
前記フィードバック入力信号が非方向性であり、前記直接及び初期エコー応答を担当する一つまたはフィルタの前記第1の組が前記オーディオ入力信号と前記フィードバック入力信号の前記第1の予め定められた組合せをろ波するようにする、フィルタシステム;及び
(c)前記ろ波された中間出力信号を受け容れ、前記ろ波された中間出力信号のミキシングによって反対側に相対したヘッドホンのための左及び右のチャンネルのステレオ出力信号を決定するよう構成された第2のミキシング器;
を具備し、
前記リスナー位置にいる、前記反対側に相対したヘッドホンを使って聴いているリスナーが前記ヘッドホンの対の間の部域から空間的に離隔した音源の感覚をもつようにする、装置。 - 前記一つまたは複数のフィルタの第2の組が、少なくとも、疎タップFIRフィルタ又は再帰的アルゴリズムフィルタ又は全コンヴォリューションFIRフィルタを具備する、請求項1に記載の装置。
- 前記オーディオ入力信号が信号のサラウンドサウンドセットを含む、請求項1又は2に記載の装置。
- 前記フィードバック入力信号が前記オーディオ入力信号の前方部分のみとミキシングされる、請求項3に記載の装置。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の前方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記一つまたは複数のフィルタの第1の組が、前記リスナー位置の前方に位置づけされた前記オーディオ入力信号の和をろ波する前方和フィルタを含み、この前方和フィルタには、前記前方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の和の近似が実質的に含まれている、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の装置。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の前方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記フィルタの第1の組が、前記リスナー位置の前に位置づけされた前記オーディオ入力の差をろ波する前方差フィルタを含み、前記前方差フィルタには前記前方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の差の近似が実質的に含まれている、請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の装置。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の後方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記一つまたは複数のフィルタの第1の組には、前記リスナー位置の後方に位置づけされた前記オーディオ入力の和をろ波する後方和フィルタが含まれており、この後方和フィルタには前記後方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の和の近似が実質的に含まれている、請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の装置。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の後方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記一つまたは複数のフィルタの第1の組には、前記リスナー位置の後方に位置づけされた前記オーディオ入力信号の差をろ波する後方差フィルタが含まれており、この後方差フィルタには、前記後方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の差の近似が実質的に含まれている、請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の装置。
- 前記所定のモノラル関数が前記入力信号の和である、請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の装置。
- CD−ROMプレイヤユニット内部に位置されたスキップ保護プロセッサユニットを利用して実現される、請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の装置。
- 変形された形のデジタル−アナログ変換器を含む専用集積回路を利用して実現される、請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の装置。
- 専用の又はプログラマブルなデジタル信号プロセッサを利用して実現される、請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の装置。
- アナログ−デジタル変換器とデジタル−アナログ変換器の間に相互接続されたDSPプロセッサを用いてアナログ入力信号に対して作用する、請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の装置。
- 音出力信号発生器と前記ヘッドホンの中間に接続された別々に離脱可能な外部デバイスを利用して実現され、前記音出力信号は前記外部デバイスによる処理のためデジタル形態で出力される、請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の装置。
- 音出力信号発生器と前記ヘッドホンの中間に接続された別々に離脱可能な外部デバイスを利用して実現され、前記音出力信号がアナログ形態で出力される、請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の装置。
- 前記フィルタ・システムがフィルタ係数を使用し、当該装置がさらに:
音源位置の知覚される距離を変更するべく制御設定に従って前記フィルタ係数を変更するように適合された可変ズーム制御をさらに具備する、
請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の装置。 - 一組のオーディオ入力信号を処理する方法であって、
(a)オーディオ信号を表わす前記一組のオーディオ入力信号を受け入れる段階であって、各オーディオ入力信号はリスナー位置に対するそれぞれの空間音源位置に位置するそれぞれの理想化された音源から投射されるオーディオを表し、前記一組のオーディオ入力信号は少なくとも左オーディオ入力信号および右オーディオ入力信号を含む、段階;
(b)前記オーディオ入力信号及び一組のフィードバック入力信号をミキシングして、前記オーディオ入力信号と前記一組のフィードバック入力信号との第1の予め定められた組合せとして中間出力信号を形成する段階;
(c)室内の直接及び初期エコー応答を担当する一つまたは複数のフィルタの第1の組を使って前記中間出力信号をろ波してろ波された中間出力信号を出力する段階;
(d)前記室内の残響の非方向性の近似を取り入れるよう、一つまたは複数のフィルタの第2の組によって前記入力信号の所定のモノラル関数をろ波して前記フィードバック入力信号を生成する段階であって、
前記フィードバック入力信号が非方向性であり、前記直接及び初期エコー応答を担当する一つまたはフィルタの前記第1の組が前記オーディオ入力信号と前記フィードバック入力信号の前記第1の予め定められた組合せをろ波するようにする、段階;及び
(e)前記ろ波された中間出力信号のミキシングによって、反対側に相対したヘッドホンのための左及び右のチャンネルのステレオ出力を決定する段階;
を有し、
前記リスナー位置にいる、前記反対側に相対したヘッドホンを使って聴いているリスナーが前記ヘッドホンの対の間の部域から空間的に離隔した音源の感覚をもつようにする、方法。 - 前記一つまたは複数のフィルタの第2の組が、少なくとも、疎タップFIRフィルタ又は再帰的アルゴリズムフィルタ又は全コンヴォリューションFIRフィルタを含む、請求項17に記載の方法。
- 前記オーディオ入力信号が信号のサラウンドサウンドセットを含む、請求項17又は18に記載の方法。
- 前記フィードバック入力信号が、前記段階(b)において、前記オーディオ入力信号の前方部分のみとミキシングされる、請求項17ないし19のうちいずれか1項に記載の方法。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の前方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記段階(c)のろ波が、前記リスナーの前方に位置づけされた前記オーディオ入力信号の和をろ波する前方和フィルタリングを含み、この前方和フィルタリングは、実質的に前記前方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の和の近似を使う、請求項17ないし20のうちいずれか1項に記載の方法。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の前方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記段階(c)のろ波が、前記リスナーの前に位置づけされた前記オーディオ入力信号の差をろ波する前方差フィルタリングを含み、前記前方差フィルタリングは、実質的に、前記前方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の差の近似を使う、請求項17ないし21のうちいずれか1項に記載の方法。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の後方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記段階(c)のろ波が、前記リスナーの後方に位置づけされた前記オーディオ入力の和をろ波する後方和フィルタリングを含み、この後方和フィルタリングは、実質的に、前記後方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の和の近似を使う、請求項17ないし22のうちいずれか1項に記載の方法。
- 前記オーディオ入力信号が前記リスナー位置の後方に位置されるオーディオ入力信号を含み、前記段階(c)のろ波が、前記リスナーの後方に位置づけされた前記オーディオ入力の差をろ波する後方差フィルタリングを含み、この後方差フィルタリングは、実質的に、前記後方入力信号のための直接及びシャドー頭部関連伝達関数又は該伝達関数に対応するインパルス応答の差の近似を使う、請求項17ないし23のうちいずれか1項に記載の方法。
- 前記所定のモノラル関数が前記入力信号の和である、請求項17ないし24のうちいずれか1項に記載の方法。
- 可変ズーム制御を使って前記リスナーが位置する室内のバイノーラル応答の知覚される距離を変える段階をさらに有する、請求項17ないし25のうちいずれか1項に記載の方法。
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