JPH0822118B2 - 2チャンネルの音場再生装置 - Google Patents
2チャンネルの音場再生装置Info
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- JPH0822118B2 JPH0822118B2 JP4320482A JP32048292A JPH0822118B2 JP H0822118 B2 JPH0822118 B2 JP H0822118B2 JP 4320482 A JP4320482 A JP 4320482A JP 32048292 A JP32048292 A JP 32048292A JP H0822118 B2 JPH0822118 B2 JP H0822118B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S5/00—Pseudo-stereo systems, e.g. in which additional channel signals are derived from monophonic signals by means of phase shifting, time delay or reverberation
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S3/00—Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S2400/00—Details of stereophonic systems covered by H04S but not provided for in its groups
- H04S2400/01—Multi-channel, i.e. more than two input channels, sound reproduction with two speakers wherein the multi-channel information is substantially preserved
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04S2420/00—Techniques used stereophonic systems covered by H04S but not provided for in its groups
- H04S2420/01—Enhancing the perception of the sound image or of the spatial distribution using head related transfer functions [HRTF's] or equivalents thereof, e.g. interaural time difference [ITD] or interaural level difference [ILD]
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- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S3/00—Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic
- H04S3/002—Non-adaptive circuits, e.g. manually adjustable or static, for enhancing the sound image or the spatial distribution
- H04S3/004—For headphones
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声再生システムにおい
て、特に2チャンネルのオーディオ出力を実際の演奏と
同一の音場に再現する装置及び方法に関するものであ
る。
て、特に2チャンネルのオーディオ出力を実際の演奏と
同一の音場に再現する装置及び方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に音場再生システムは、実際の演奏
状態のオーディオ音と同様の立体的なオーディオ音を再
生すべきである。このオーディオ音を立体的に再生する
ためには、人間の耳の特性が分らなければならない。人
間の耳は音が聞こえる方向を感知できる。従って、音声
再生システムのスピーカから出力されるX(t)オーデ
ィオ音が耳に聞こえるまでの経路にはHr(x)とHl
(x)という伝達特性が存在する。即ち、現在人間の耳
に聞こえるオーディオ音が前方から聞こえるか、あるい
は後方から聞こえるかを判断することは上述の伝達特性
によって決定される。従って、実際に前方で再生される
音が聴取者の後方で聞こえるような効果のためには、ス
ピーカを通じて出力される音を出力前に別途の伝達特性
を処理して音場を再生する。このような伝達特性を処理
する音場再生方法は、DSP(ディジタル信号処理器)
を用いて任意の音楽ソースに実際の聴取空間又は仮想の
聴取空間で演奏されているように、人工的な初期反射音
及び残響音を付加する。
状態のオーディオ音と同様の立体的なオーディオ音を再
生すべきである。このオーディオ音を立体的に再生する
ためには、人間の耳の特性が分らなければならない。人
間の耳は音が聞こえる方向を感知できる。従って、音声
再生システムのスピーカから出力されるX(t)オーデ
ィオ音が耳に聞こえるまでの経路にはHr(x)とHl
(x)という伝達特性が存在する。即ち、現在人間の耳
に聞こえるオーディオ音が前方から聞こえるか、あるい
は後方から聞こえるかを判断することは上述の伝達特性
によって決定される。従って、実際に前方で再生される
音が聴取者の後方で聞こえるような効果のためには、ス
ピーカを通じて出力される音を出力前に別途の伝達特性
を処理して音場を再生する。このような伝達特性を処理
する音場再生方法は、DSP(ディジタル信号処理器)
を用いて任意の音楽ソースに実際の聴取空間又は仮想の
聴取空間で演奏されているように、人工的な初期反射音
及び残響音を付加する。
【0003】ところで、上記のような方法で音場を再現
するためには、音が聞こえる方向にスピーカを置かなけ
ればその方向から音を再生することができない。尚、ヘ
ッドホーンで仮想音場を再生しようとする場合、方向に
対する情報がないので実際の音場を再生することは相当
に困ってくる。従って、仮想の音場再生装置を保有して
あっても複数のスピーカを配置できる実際の再生空間が
確保されないと、所定の音場を再生できない問題点があ
る。
するためには、音が聞こえる方向にスピーカを置かなけ
ればその方向から音を再生することができない。尚、ヘ
ッドホーンで仮想音場を再生しようとする場合、方向に
対する情報がないので実際の音場を再生することは相当
に困ってくる。従って、仮想の音場再生装置を保有して
あっても複数のスピーカを配置できる実際の再生空間が
確保されないと、所定の音場を再生できない問題点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、複数のスピーカを配置できない空間で実際の演奏状
態のように、音場を再生する装置及び方法を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、スピーカ又はヘッドホ
ーンだけでも所定の音場を再現することができる装置及
び方法を提供することにある。
は、複数のスピーカを配置できない空間で実際の演奏状
態のように、音場を再生する装置及び方法を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、スピーカ又はヘッドホ
ーンだけでも所定の音場を再現することができる装置及
び方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、2個のDSPを活用しているが、こ
の中で一つのDSPは従来のように2チャンネルのステ
レオ信号を受けて4チャンネルの信号に分割すると同時
に、それら各々に音場信号を与える。そして、また他の
DSPは前記4チャンネルの音場信号をスピーカモード
又はヘッドホーンモードに従って更に合成して、2チャ
ンネルの音場信号を生成する。それで、この2チャンネ
ルの再生手段だけでも4チャンネルの音場信号が再生す
る音場感を再現できることを特徴とする。
るために本発明は、2個のDSPを活用しているが、こ
の中で一つのDSPは従来のように2チャンネルのステ
レオ信号を受けて4チャンネルの信号に分割すると同時
に、それら各々に音場信号を与える。そして、また他の
DSPは前記4チャンネルの音場信号をスピーカモード
又はヘッドホーンモードに従って更に合成して、2チャ
ンネルの音場信号を生成する。それで、この2チャンネ
ルの再生手段だけでも4チャンネルの音場信号が再生す
る音場感を再現できることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面を参照してその構成と本発
明の実施例を説明する。図1は、本発明による音場再生
システム図である。図1において、2チャンネルのアナ
ログステレオ信号を受けて各々ディジタル信号に変換す
るADC(アナログディジタル変換器)10と、このA
DC10で変換される2チャンネルのステレオ信号を4
チャンネルの音場信号に変換する第1DSP30と、こ
の第1DSP30の制御を受けてこの第1DSP30の
メモリ信号を拡張させる補助メモリ20と、第1DSP
30で生成される4チャンネルの音場信号を受けて、更
に合成して4チャンネルの時と同一の音場を再現できる
2チャンネルの音場信号を生成出力する第2DSP70
と、前もって設定されるプログラムに従って、第1DS
P30及び第2DSP70の音場再生を制御処理するマ
イクロコンピュータ60と、多数の機能キーを備えスピ
ーカモード又はヘッドホーンモードに応ずるキー信号を
発生して、マイクロコンピュータ60に出力するキーボ
ード50と、マイクロコンピュータ60の制御を受けて
スピーカモード又はヘッドホーンモードを含む多数の動
作状態を表す表示部40と、第2DSP70から出力さ
れる2チャンネルの音場信号をアナログ信号に変換する
DAC(ディジタルアナログ変換器)80と、このDA
C80の出力信号を増幅してマイクロコンピュータ60
の制御を受け、ヘッドホーンHP又はスピーカSPに選
択的に出力する増幅器90とから構成される。
明の実施例を説明する。図1は、本発明による音場再生
システム図である。図1において、2チャンネルのアナ
ログステレオ信号を受けて各々ディジタル信号に変換す
るADC(アナログディジタル変換器)10と、このA
DC10で変換される2チャンネルのステレオ信号を4
チャンネルの音場信号に変換する第1DSP30と、こ
の第1DSP30の制御を受けてこの第1DSP30の
メモリ信号を拡張させる補助メモリ20と、第1DSP
30で生成される4チャンネルの音場信号を受けて、更
に合成して4チャンネルの時と同一の音場を再現できる
2チャンネルの音場信号を生成出力する第2DSP70
と、前もって設定されるプログラムに従って、第1DS
P30及び第2DSP70の音場再生を制御処理するマ
イクロコンピュータ60と、多数の機能キーを備えスピ
ーカモード又はヘッドホーンモードに応ずるキー信号を
発生して、マイクロコンピュータ60に出力するキーボ
ード50と、マイクロコンピュータ60の制御を受けて
スピーカモード又はヘッドホーンモードを含む多数の動
作状態を表す表示部40と、第2DSP70から出力さ
れる2チャンネルの音場信号をアナログ信号に変換する
DAC(ディジタルアナログ変換器)80と、このDA
C80の出力信号を増幅してマイクロコンピュータ60
の制御を受け、ヘッドホーンHP又はスピーカSPに選
択的に出力する増幅器90とから構成される。
【0007】図2は、本発明の各モードによるスピーカ
の構成図である。図2において、Aはオーディオ再生空
間に設ける実際のスピーカ構成図であり、Bはヘッドホ
ーンモード時の仮想スピーカの構成図であり、Cはスピ
ーカモード時の実際スピーカと仮想スピーカの構成図で
ある。図3は本発明のヘッドホーンモードによる信号伝
搬図であり、図4は本発明のヘッドホーンモードによる
アルゴリズム図である。
の構成図である。図2において、Aはオーディオ再生空
間に設ける実際のスピーカ構成図であり、Bはヘッドホ
ーンモード時の仮想スピーカの構成図であり、Cはスピ
ーカモード時の実際スピーカと仮想スピーカの構成図で
ある。図3は本発明のヘッドホーンモードによる信号伝
搬図であり、図4は本発明のヘッドホーンモードによる
アルゴリズム図である。
【0008】図3及び図4において、4チャンネルの音
場信号の前方左側信号(Front Left: 以下、FLとい
う)、前方右側信号(Front Right:以下、FRとい
う)、後方左側信号(Rear Left:以下、RLという)、
後方右側信号(Rear Right: 以下、RRという)を受
け、信号FLと信号FRとを加算して信号FR1を生成
し、前記信号FLと前記信号FRとを差減して信号FL
1を生成し、信号RLと信号RRとを加算して信号RR
1を生成し、前記信号RLと前記信号RRとを差減して
信号RL1を生成する第1過程と、この第1過程で生成
した信号FL1,FR1,RL1,RR1を受けて、こ
の各信号に相異なる状態の伝達特性を与えて各々信号F
L2,FR2,RL2,RR2に変換させる第2過程
と、第2過程で生成した信号FL2,FR2,RL2,
RR2を受けて、信号FL2と信号FR2とを加算して
信号FL3を生成し、前記信号FL2と信号FR2とを
差減して信号FR3を生成し、信号RL2と信号RR2
とを加算して信号RL3を生成し、前記信号RL2と信
号RR2とを差減して所定の信号RR3を生成する第3
過程と、第3過程で生成した信号FL3,FR3,RL
3,RR3を受けて信号FL3と信号RL3とを加算し
て一つのチャンネル信号を生成し、前記信号FR3と前
記信号RR3とを加算して他のチャンネル信号を生成し
て、最終的に2チャンネルの音場信号を生成する第4過
程とから構成される。
場信号の前方左側信号(Front Left: 以下、FLとい
う)、前方右側信号(Front Right:以下、FRとい
う)、後方左側信号(Rear Left:以下、RLという)、
後方右側信号(Rear Right: 以下、RRという)を受
け、信号FLと信号FRとを加算して信号FR1を生成
し、前記信号FLと前記信号FRとを差減して信号FL
1を生成し、信号RLと信号RRとを加算して信号RR
1を生成し、前記信号RLと前記信号RRとを差減して
信号RL1を生成する第1過程と、この第1過程で生成
した信号FL1,FR1,RL1,RR1を受けて、こ
の各信号に相異なる状態の伝達特性を与えて各々信号F
L2,FR2,RL2,RR2に変換させる第2過程
と、第2過程で生成した信号FL2,FR2,RL2,
RR2を受けて、信号FL2と信号FR2とを加算して
信号FL3を生成し、前記信号FL2と信号FR2とを
差減して信号FR3を生成し、信号RL2と信号RR2
とを加算して信号RL3を生成し、前記信号RL2と信
号RR2とを差減して所定の信号RR3を生成する第3
過程と、第3過程で生成した信号FL3,FR3,RL
3,RR3を受けて信号FL3と信号RL3とを加算し
て一つのチャンネル信号を生成し、前記信号FR3と前
記信号RR3とを加算して他のチャンネル信号を生成し
て、最終的に2チャンネルの音場信号を生成する第4過
程とから構成される。
【0009】また、第2過程において、信号FL1,F
R1,RL1,RR1に伝達特性を付加する具体的な方
法は、前方左側スピーカから聴取者の左の耳に達する信
号ELと、前方右側スピーカから聴取者の右の耳に達す
る信号ERとの伝達特性をSとし、後方左側スピーカか
ら聴取者の左の耳に達する信号ELと、後方右側スピー
カから聴取者の右の耳に達する信号ERとの伝達特性を
S’とする。そして、前方左側スピーカから聴取者の右
の耳に達する信号ERと、前方右側スピーカから聴取者
の左の耳に達する信号ELとの伝達特性をAとし、後方
左側スピーカから聴取者の右の耳に達する信号ERと、
後方右側スピーカから聴取者の左の耳に達する信号EL
との伝達特性をA’とする。このとき、信号FL2はS
−Aの特性を有する所定のフィルタで信号FL1を濾波
した信号で、信号FR2,RL2及びRR2も前記信号
FL2の処理方式と同様である。ただ、フィルタの伝達
特性だけがS+A,S’−A’,S’+A’のように相
異なる。
R1,RL1,RR1に伝達特性を付加する具体的な方
法は、前方左側スピーカから聴取者の左の耳に達する信
号ELと、前方右側スピーカから聴取者の右の耳に達す
る信号ERとの伝達特性をSとし、後方左側スピーカか
ら聴取者の左の耳に達する信号ELと、後方右側スピー
カから聴取者の右の耳に達する信号ERとの伝達特性を
S’とする。そして、前方左側スピーカから聴取者の右
の耳に達する信号ERと、前方右側スピーカから聴取者
の左の耳に達する信号ELとの伝達特性をAとし、後方
左側スピーカから聴取者の右の耳に達する信号ERと、
後方右側スピーカから聴取者の左の耳に達する信号EL
との伝達特性をA’とする。このとき、信号FL2はS
−Aの特性を有する所定のフィルタで信号FL1を濾波
した信号で、信号FR2,RL2及びRR2も前記信号
FL2の処理方式と同様である。ただ、フィルタの伝達
特性だけがS+A,S’−A’,S’+A’のように相
異なる。
【0010】図6は、本発明のスピーカモードによるア
ルゴリズム図である。図6において、4チャンネルの音
場信号FL,FR,RL,RRを受けて、信号RLと信
号RRとを差減して所定の信号RL1を生成し、信号R
Lと信号RRとを加算して信号RR1を生成する第1過
程と、前記信号RL1と前記信号RR1に各々所定の伝
達特性を与えて信号RL4と信号RR4とを生成する第
2過程と、信号RL4と信号RR4とを加算して所定の
信号RL5を生成し、前記信号RL4と前記信号RR4
とを減算して信号RR5を生成する第3過程と、信号F
Lと信号FRのレベルを適当に調節して、これらと前記
信号RL5及び前記信号RR5とを加算して、最終的に
2チャンネルの音場信号OL,ORを生成する第4過程
とから成る。
ルゴリズム図である。図6において、4チャンネルの音
場信号FL,FR,RL,RRを受けて、信号RLと信
号RRとを差減して所定の信号RL1を生成し、信号R
Lと信号RRとを加算して信号RR1を生成する第1過
程と、前記信号RL1と前記信号RR1に各々所定の伝
達特性を与えて信号RL4と信号RR4とを生成する第
2過程と、信号RL4と信号RR4とを加算して所定の
信号RL5を生成し、前記信号RL4と前記信号RR4
とを減算して信号RR5を生成する第3過程と、信号F
Lと信号FRのレベルを適当に調節して、これらと前記
信号RL5及び前記信号RR5とを加算して、最終的に
2チャンネルの音場信号OL,ORを生成する第4過程
とから成る。
【0011】第2過程において、信号RL1と信号RR
1に伝達特性を与えて信号RL4と信号RR4を出力す
る方法は、図4におけるRL2とRR2を出力する方法
と同様である。ただ、フィルタの周波数特性が
1に伝達特性を与えて信号RL4と信号RR4を出力す
る方法は、図4におけるRL2とRR2を出力する方法
と同様である。ただ、フィルタの周波数特性が
【0012】
【数1】
【0013】図5は、本発明のスピーカモードによる信
号の伝搬図である。図5において、スピーカモード時の
出力信号OL,ORが実際にスピーカを通じて聴取者の
耳に到達する経路を示すもので、前方右側スピーカから
聴取者の左の耳に達する信号EL’と、前方左側スピー
カから聴取者の右の耳に達する信号ER’との伝達特性
をAとする。そして、前方右側スピーカから聴取者の右
の耳に達する信号ER’と、前方左側スピーカから聴取
者の左側の耳に達する信号EL’との伝達特性をSとす
る。
号の伝搬図である。図5において、スピーカモード時の
出力信号OL,ORが実際にスピーカを通じて聴取者の
耳に到達する経路を示すもので、前方右側スピーカから
聴取者の左の耳に達する信号EL’と、前方左側スピー
カから聴取者の右の耳に達する信号ER’との伝達特性
をAとする。そして、前方右側スピーカから聴取者の右
の耳に達する信号ER’と、前方左側スピーカから聴取
者の左側の耳に達する信号EL’との伝達特性をSとす
る。
【0014】実際に音がしない方向で音が聞こえるよう
に人間が感ずるようにするためには、所定の音場信号に
所定の方向情報を含む伝達特性を与える。聴取者の立場
では、人工的に計算された仮想の音場出力が立体的に聞
こえるようにするためには、各々に対して独立的に処理
する方がより効果的である。しかし、実際にシステムを
構成する場合には、すべての方向から出力された仮想の
音場信号を具現するためにシステムを複雑にする問題が
ある。
に人間が感ずるようにするためには、所定の音場信号に
所定の方向情報を含む伝達特性を与える。聴取者の立場
では、人工的に計算された仮想の音場出力が立体的に聞
こえるようにするためには、各々に対して独立的に処理
する方がより効果的である。しかし、実際にシステムを
構成する場合には、すべての方向から出力された仮想の
音場信号を具現するためにシステムを複雑にする問題が
ある。
【0015】従って、本発明においては各々の音場に対
して独立的に処理しなく、更に簡単な構成で同一の効果
を得るために仮想スピーカという概念を導入した。これ
は従来の4個のスピーカに再生される音場をヘッドホー
ン又は2個のスピーカに再生する場合、実際には存在し
ていない仮想のスピーカをいう。図2においてBの“ヘ
ッドホーンモード”の場合、実際にスピーカは存在しな
いが、音を処理する過程で四方に4個のスピーカがある
ような聴覚効果を感ずるようにするもので、仮想スピー
カの各々に対する方向性の設定は4個の仮想スピーカの
音量で調整する。また、同図でCの“スピーカモード”
の場合は聴取者の前方には実際スピーカを設け、後方に
は実際スピーカを設けずに信号処理によって生成される
仮想スピーカにより行われる。
して独立的に処理しなく、更に簡単な構成で同一の効果
を得るために仮想スピーカという概念を導入した。これ
は従来の4個のスピーカに再生される音場をヘッドホー
ン又は2個のスピーカに再生する場合、実際には存在し
ていない仮想のスピーカをいう。図2においてBの“ヘ
ッドホーンモード”の場合、実際にスピーカは存在しな
いが、音を処理する過程で四方に4個のスピーカがある
ような聴覚効果を感ずるようにするもので、仮想スピー
カの各々に対する方向性の設定は4個の仮想スピーカの
音量で調整する。また、同図でCの“スピーカモード”
の場合は聴取者の前方には実際スピーカを設け、後方に
は実際スピーカを設けずに信号処理によって生成される
仮想スピーカにより行われる。
【0016】本発明においては、2チャンネルのステレ
オ信号のRとL信号を受けて4チャンネルの音場信号F
L,FR,RL,RRを生成した後、この4チャンネル
の音場信号を更に処理して更に2チャンネルの音場信号
を生成して、この2チャンネルの上でも4チャンネルの
場合と同様の音場再生効果を得ることができる。ところ
で、2チャンネルのステレオ信号を受けて4チャンネル
の音場信号を生成する方法は、本出願人が先出願した韓
国特許出願第91−2402号に詳細に開示されている
ので、これに対する詳細な説明は省略する。
オ信号のRとL信号を受けて4チャンネルの音場信号F
L,FR,RL,RRを生成した後、この4チャンネル
の音場信号を更に処理して更に2チャンネルの音場信号
を生成して、この2チャンネルの上でも4チャンネルの
場合と同様の音場再生効果を得ることができる。ところ
で、2チャンネルのステレオ信号を受けて4チャンネル
の音場信号を生成する方法は、本出願人が先出願した韓
国特許出願第91−2402号に詳細に開示されている
ので、これに対する詳細な説明は省略する。
【0017】本発明において4チャンネルの音場信号を
更に2チャンネルの音場信号に生成する方法において、
ヘッドホーンを使用する場合には左側信号と右側信号が
相互干渉を起こさないが、スピーカを使用する場合には
両スピーカの信号が相互干渉を起こすので、その方法は
ヘッドホーンモードとスピーカモードに従って相異なっ
てくる。
更に2チャンネルの音場信号に生成する方法において、
ヘッドホーンを使用する場合には左側信号と右側信号が
相互干渉を起こさないが、スピーカを使用する場合には
両スピーカの信号が相互干渉を起こすので、その方法は
ヘッドホーンモードとスピーカモードに従って相異なっ
てくる。
【0018】従って、スピーカモードを使用する場合は
RとLの間の干渉信号を相殺させるアルゴリズムが別に
必要になる。ヘッドホーンの場合、音場処理になった4
チャンネル信号FR,FL,RR,RLが聴取者の前方
と後方に設けているスピーカで、可聴音に変換して聴取
者の耳に達することは図4のDSPアルゴリズムによっ
てシミュレーションされる。4個の各スピーカから聴取
者の両耳に到達する伝達特性はダミーヘッドを使用して
実際に測定する。
RとLの間の干渉信号を相殺させるアルゴリズムが別に
必要になる。ヘッドホーンの場合、音場処理になった4
チャンネル信号FR,FL,RR,RLが聴取者の前方
と後方に設けているスピーカで、可聴音に変換して聴取
者の耳に達することは図4のDSPアルゴリズムによっ
てシミュレーションされる。4個の各スピーカから聴取
者の両耳に到達する伝達特性はダミーヘッドを使用して
実際に測定する。
【0019】図4に示すように、各音源から出力されて
聴取者の耳に到達する伝達特性は4つに分けられる。こ
のとき、左側の音源から左の耳に到達する伝達特性と右
側の音源から右の耳に到達する伝達特性とは同様だと仮
定する。Sは前方スピーカからの直接音の伝達特性と
し、Aは前方スピーカからの間接音の伝達特性とし、
S’は後方スピーカからの直接音の伝達特性とし、A’
は後方スピーカからの間接音の伝達特性とする。このと
き、前記4個の音源FR,FL,RR,RLが各々S,
A,S’,A’の伝達特性を有する空間を通過した後の
状態を周波数領域で見ると、 ER=S・FR+A・FL+S’・RR+A’・RL EL=A・FR+S・FL+A’・RR+S’・RL になり、前記式の具現は図4のアルゴリズムによって具
現される。
聴取者の耳に到達する伝達特性は4つに分けられる。こ
のとき、左側の音源から左の耳に到達する伝達特性と右
側の音源から右の耳に到達する伝達特性とは同様だと仮
定する。Sは前方スピーカからの直接音の伝達特性と
し、Aは前方スピーカからの間接音の伝達特性とし、
S’は後方スピーカからの直接音の伝達特性とし、A’
は後方スピーカからの間接音の伝達特性とする。このと
き、前記4個の音源FR,FL,RR,RLが各々S,
A,S’,A’の伝達特性を有する空間を通過した後の
状態を周波数領域で見ると、 ER=S・FR+A・FL+S’・RR+A’・RL EL=A・FR+S・FL+A’・RR+S’・RL になり、前記式の具現は図4のアルゴリズムによって具
現される。
【0020】今まで4チャンネルの入力信号を2個の信
号に変換する処理に対して調べてみた。図4のアルゴリ
ズムにおいて、S−A’等の処理は入力ディジタル信号
をFIR(Finite Impulse Response )濾波することで
可能になる。スピーカモードの場合、ヘッドホーンモー
ドの場合に行なわれた処理をその通りに使用すると、ス
ピーカに出力されるRとL信号の間に干渉が発生して実
際に聴取者の耳には間違う効果が現われる。このヘッド
ホーンモードで処理されたELとERを2個のスピーカ
に出力する場合、聴取者に聞こえる音は次のようになっ
て希望の特性を得られない。
号に変換する処理に対して調べてみた。図4のアルゴリ
ズムにおいて、S−A’等の処理は入力ディジタル信号
をFIR(Finite Impulse Response )濾波することで
可能になる。スピーカモードの場合、ヘッドホーンモー
ドの場合に行なわれた処理をその通りに使用すると、ス
ピーカに出力されるRとL信号の間に干渉が発生して実
際に聴取者の耳には間違う効果が現われる。このヘッド
ホーンモードで処理されたELとERを2個のスピーカ
に出力する場合、聴取者に聞こえる音は次のようになっ
て希望の特性を得られない。
【0021】 EL’=S・EL+A・ER ER’=A・EL+S・ER スピーカモードの場合にも、ヘッドホーンを使用する場
合と同一の効果を示さなければならない。即ち、EL’
=EL,ER’=ERでなければならない、それなの
で、ヘッドホーンモード時のアルゴリズムは使用できな
くなって別途のアルゴリズムを必要とするようになる
(図6に示す)。4チャンネルの音場信号FL,FR,
RL,RRは第2DSP70を通過しつつ2チャンネル
の信号OL,ORに変換される。
合と同一の効果を示さなければならない。即ち、EL’
=EL,ER’=ERでなければならない、それなの
で、ヘッドホーンモード時のアルゴリズムは使用できな
くなって別途のアルゴリズムを必要とするようになる
(図6に示す)。4チャンネルの音場信号FL,FR,
RL,RRは第2DSP70を通過しつつ2チャンネル
の信号OL,ORに変換される。
【0022】
【数2】
【0023】前記式のOLとORがELとERに代置さ
れるので、空間を通過する信号EL’及びER’の特性
はヘッドホーンモード時の信号EL及びERの特性と同
様になる。本発明のハードウェアの構成はDSPを用い
る構成面においては、韓国特許出願第91−2402号
に開示している回路と類似し、相異点は音場を生成する
第1DSP30と、局部処理と漏話処理して立体音響処
理を行う第2DSP70とが直列接続する構成を有す
る。
れるので、空間を通過する信号EL’及びER’の特性
はヘッドホーンモード時の信号EL及びERの特性と同
様になる。本発明のハードウェアの構成はDSPを用い
る構成面においては、韓国特許出願第91−2402号
に開示している回路と類似し、相異点は音場を生成する
第1DSP30と、局部処理と漏話処理して立体音響処
理を行う第2DSP70とが直列接続する構成を有す
る。
【0024】第1DSP30と第2DSP70に使用さ
れるDSPアルゴリズムは、マイクロコンピュータ60
により駆動され、マイクロコンピュータ60のメモリに
該当DSPアルゴリズムと係数データが貯蔵されてい
る。前記マイクロコンピュータ60はキーボード50に
よりヘッドホーンモード及びスピーカモードを認識し、
各モードに当たるDSPアルゴリズムを駆動すると同時
に増幅器90を制御してヘッドホーンとスピーカ線をス
イッチングする。
れるDSPアルゴリズムは、マイクロコンピュータ60
により駆動され、マイクロコンピュータ60のメモリに
該当DSPアルゴリズムと係数データが貯蔵されてい
る。前記マイクロコンピュータ60はキーボード50に
よりヘッドホーンモード及びスピーカモードを認識し、
各モードに当たるDSPアルゴリズムを駆動すると同時
に増幅器90を制御してヘッドホーンとスピーカ線をス
イッチングする。
【0025】以下は図4と図6に対する信号を行列式を
使用して解するもので、ヘッドホーンの出力信号EL及
びERがスピーカモード時の信号EL’及びER’と同
一であることを証明する。図4のアルゴリズムを解する
と、
使用して解するもので、ヘッドホーンの出力信号EL及
びERがスピーカモード時の信号EL’及びER’と同
一であることを証明する。図4のアルゴリズムを解する
と、
【0026】
【数3】
【0027】図6のアルゴリズムを解すると、
【0028】
【数4】
【0029】実際にDSPによる処理はここまで進行
し、OLとORをスピーカを通じて出力させる。スピー
カを通じて出力される信号は図5に示すようにSとAの
伝達特性をへて人間の耳に聞こえるようになるので、そ
の伝達特性式は次のようである。
し、OLとORをスピーカを通じて出力させる。スピー
カを通じて出力される信号は図5に示すようにSとAの
伝達特性をへて人間の耳に聞こえるようになるので、そ
の伝達特性式は次のようである。
【0030】
【数5】
【0031】上述のように、ヘッドホーンモード時の特
性と2チャンネルのスピーカモード時の特性が同一とな
る。
性と2チャンネルのスピーカモード時の特性が同一とな
る。
【0032】
【発明の効果】上述のように本発明は、2チャンネルの
ステレオ信号を4チャンネルの音場信号に変換した後、
更に2チャンネルの信号に信号処理して2チャンネルの
音場信号をヘッドホーンモード又はスピーカモードに対
応して音場を与えるので、従来の4チャンネルの音場再
生装置が有する短所を解決することができる効果があ
る。
ステレオ信号を4チャンネルの音場信号に変換した後、
更に2チャンネルの信号に信号処理して2チャンネルの
音場信号をヘッドホーンモード又はスピーカモードに対
応して音場を与えるので、従来の4チャンネルの音場再
生装置が有する短所を解決することができる効果があ
る。
【図1】本発明によるシステム図である。
【図2】本発明の各モードによるスピーカ構成図であ
る。
る。
【図3】本発明のヘッドホーンモードによる信号の伝搬
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】本発明によるヘッドホーンモードのアルゴリズ
ム図である。
ム図である。
【図5】本発明のスピーカモードによる信号の伝搬を説
明する図である。
明する図である。
【図6】本発明によるスピーカモードのアルゴリズム図
である。
である。
10 ADC(アナログ−ディジタル変換器) 30 第1DSP 70 第2DSP 60 マイクロコンピュータ 20 補助メモリ 50 キーボード 40 表示部 80 DAC(ディジタル−アナログ変換器) 90 増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 ディジタル音場再生装置において、 2チャンネルのアナログステレオ信号を受けて各々ディ
ジタル信号に変換するADCと、 前記ADCで変換された2チャンネルのディジタルステ
レオ信号を4チャンネルの音場信号に変換する第1DS
Pと、 前記第1DSPの制御を受けて前記第1DSPのメモリ
領域を拡張させる補助メモリと、 前記第1DSPで生成される4チャンネルの音場信号を
受け、更に合成して4チャンネルの時と同一な音場を再
現できる2チャンネルの音場信号を生成し出力する第2
DSPと、 前もって設定されるプログラムに従って、前記第1DS
P及び前記第2DSPの音場再生を制御処理するマイク
ロコンピュータと、 多数の機能キーを備え、スピーカにより音場を再生する
スピーカモード又はヘッドホーンにより音場を再生する
ヘッドホーンモードに対応するキー信号を発生して前記
マイクロコンピュータに出力するキーボードと、 前記マイクロコンピュータの制御を受けて、スピーカモ
ード又はヘッドホーンモードを含む多数の動作状態を表
す表示部と、 前記第2DSPの2チャンネルの音場信号の出力をアナ
ログ信号に変換するDACと、 前記DACの出力信号を増幅して前記アナログコンピュ
ータの制御を受け、ヘッドホーン又はスピーカに選択的
に出力する増幅器とから構成され、 前記キーボードにより前記スピーカモードが選択された
ときには前記マイクロコンピュータは、 第1前方左側の音場信号、第1前方右側の音場信号、第
1後方左側の音場信号、及び第1後方右側の音場信号を
受けて、前記第1後方左側の音場信号と前記第1後方右
側の音場信号とを差減して所定の第2後方左側の音場信
号を生成し、前記第1後方左側の音場信号と前記第1後
方右側の音場信号とを加算して第2後方右側の音場信号
を生成する第1過程と、 前記第2後方左側の音場信号と前記第2後方右側の音場
信号をそれぞれ濾波して、伝達特性を各々有する第3後
方左側の音場信号と第3後方右側の音場信号に変換する
第2過程と、 前記第3後方左側の音場信号と前記第3後方右側の音場
信号とを加算して所定の第4後方左側の音場信号を生成
し、前記第3後方左側の音場信号と前記第3後方右側の
音場信号とを減算して第4後方右側の音場信号を生成す
る第3過程と、 前記第1前方左側の音場信号と第1前方右側の音場信号
とのレベルを適当に調節して、これらと前記第4後方左
側の音場信号及び前記第4後方右側の音場信号とを加算
して第1チャンネルの信号及び第2チャンネルの信号を
生成する第4過程とから成るスピーカモード処理を前記
第2DSPに実行させ、 前記キーボードにより前記ヘッドホーンモードが選択さ
れたときには前記マイクロコンピュータは、 第1前方左側の音場信号、第1前方右側の音場信号、第
1後方左側の音場信号、及び第1後方右側の音場信号を
受けて、第1前方左側の音場信号と第1前方右側の音場
信号とを加算して所定の第2前方右側の音場信号を生成
し、前記第1前方左側の音場信号と前記第1前方右側の
音場信号とを差減して所定の第2前方左側の音場信号を
生成し、第1後方左側の音場信号と第1後方右側の音場
信号とを加算して所定の第2後方右側の音場信号を生成
し、前記第1後方左側の音場信号と前記第1後方右側の
音場信号とを差減して所定の第2後方左側の音場信号を
生成する第1過程と、 前記第1過程で生成した第2前方左側の音場信号、第2
前方右側の音場信号、第2後方左側の音場信号、及び第
2後方右側の音場信号を各々濾波して、伝達特性を有す
る第3前方左側の音場信号、第3前方右側の音場信号、
第3後方左側の音場信号、及び第3後方右側の音場信号
に各々変換する第2過程と、 前記第2過程で生成した第3前方左側の音場信号、第3
前方右側の音場信号、第3後方左側の音場信号、及び第
3後方右側の音場信号を受けて、第3前方左側の音場信
号と第3前方右側の音場信号とを加算して所定の第4前
方左側の音場信号を生成し、前記第3前方左側の音場信
号と前記第3前方右側の音場信号とを差減して第4前方
右側の音場信号を生成し、前記第3後方左側の音場信号
と前記第 3後方右側の音場信号とを加算して所定の第4
後方左側の音場信号を生成し、前記第3後方左側の音場
信号と前記第3後方右側の音場信号とを差減して所定の
第4後方右側の音場信号を生成する第3過程と、 前記第3過程で生成した第4前方左側の音場信号、第4
前方右側の音場信号、第4後方左側の音場信号、及び第
4後方右側の音場信号を受けて、第4前方左側の音場信
号と第4後方左側の音場信号とを加算して第1チャンネ
ルの信号を生成し、前記第4前方右側の音場信号と前記
第4後方右側の音場信号とを加算して第2チャンネルの
信号を生成する第4過程とから成るヘッドホーンモード
処理を、前記第2DSPに実行させることを特徴とする
2チャンネルの音場再生装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR22376/1991 | 1991-12-07 | ||
KR1019910022376A KR940011504B1 (ko) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 2채널 음장재생 장치 및 방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678400A JPH0678400A (ja) | 1994-03-18 |
JPH0822118B2 true JPH0822118B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=19324336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4320482A Expired - Fee Related JPH0822118B2 (ja) | 1991-12-07 | 1992-11-30 | 2チャンネルの音場再生装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5590204A (ja) |
JP (1) | JPH0822118B2 (ja) |
KR (1) | KR940011504B1 (ja) |
DE (1) | DE4241130B4 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5761315A (en) * | 1993-07-30 | 1998-06-02 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Surround signal processing apparatus |
US5459790A (en) * | 1994-03-08 | 1995-10-17 | Sonics Associates, Ltd. | Personal sound system with virtually positioned lateral speakers |
US6144747A (en) * | 1997-04-02 | 2000-11-07 | Sonics Associates, Inc. | Head mounted surround sound system |
US5841879A (en) * | 1996-11-21 | 1998-11-24 | Sonics Associates, Inc. | Virtually positioned head mounted surround sound system |
US5661812A (en) * | 1994-03-08 | 1997-08-26 | Sonics Associates, Inc. | Head mounted surround sound system |
US6853732B2 (en) * | 1994-03-08 | 2005-02-08 | Sonics Associates, Inc. | Center channel enhancement of virtual sound images |
KR100370413B1 (ko) * | 1996-06-30 | 2003-04-10 | 삼성전자 주식회사 | 다채널 오디오 데이타의 재현시 채널수 변환방법 및 장치 |
TW379512B (en) | 1997-06-30 | 2000-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Apparatus for localization of a sound image |
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WO2008082276A1 (en) | 2007-01-05 | 2008-07-10 | Lg Electronics Inc. | A method and an apparatus for processing an audio signal |
WO2018132417A1 (en) | 2017-01-13 | 2018-07-19 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Dynamic equalization for cross-talk cancellation |
CN106658306B (zh) * | 2017-01-26 | 2019-02-19 | 苏州佳世达电通有限公司 | 分音装置 |
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---|---|---|---|---|
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JPS53114201U (ja) * | 1977-02-18 | 1978-09-11 | ||
GB1596074A (en) * | 1977-04-28 | 1981-08-19 | Victor Company Of Japan | Acoustic translation of quadraphonic signals for two- and four-speaker sound reproduction |
US4347405A (en) * | 1979-09-06 | 1982-08-31 | Cbs Inc. | Sound reproducing systems utilizing acoustic processing unit |
DE3579732D1 (de) * | 1984-04-09 | 1990-10-25 | Pioneer Electronic Corp | Schallfeldverbesserungssystem. |
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JP2580117B2 (ja) * | 1985-12-18 | 1997-02-12 | ソニー株式会社 | 再生装置における音場拡大装置 |
JPS63224599A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-19 | Asa Plan:Kk | ステレオ処理装置 |
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KR940002436B1 (ko) * | 1991-02-13 | 1994-03-24 | 삼성전자 주식회사 | 디지탈 음장제어장치 및 방법 |
-
1991
- 1991-12-07 KR KR1019910022376A patent/KR940011504B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320482A patent/JPH0822118B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-07 DE DE4241130A patent/DE4241130B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-07 US US07/987,449 patent/US5590204A/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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JPH0678400A (ja) | 1994-03-18 |
DE4241130A1 (en) | 1993-06-09 |
KR940011504B1 (ko) | 1994-12-19 |
DE4241130B4 (de) | 2004-07-29 |
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