JP4475939B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、表示装置に複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行い、この表示結果態様に関連して特定の遊技価値を付与可能な遊技機に関する。
遊技領域に発射した遊技球の入賞等に従って、液晶表示器等からなる変動表示装置に複数の識別情報(図柄)を変動表示する変動表示ゲームを行い、その表示結果が特定の態様となったことに関連して、特典遊技を発生する等の特定の遊技価値を付与するようにした遊技機(パチンコ遊技機)がある。
このような遊技機では、特別図柄による変動表示ゲーム(第1の変動表示ゲーム)と、普通図柄による変動表示ゲーム(第2の変動表示ゲーム)とを各々同時進行させることが多いが、普通図柄による変動表示ゲームは、特別図柄による変動表示ゲームの補助的なものに過ぎないため、普通図柄による変動表示ゲームに遊技者が興味を示さない場合も多い。
そこで、特別図柄による変動表示ゲームの抽選結果が大当たりになる場合には、普通図柄による変動表示ゲームを通常とは異なる態様で行って、遊技者に特別図柄による変動表示ゲームの結果を予告する遊技機も提案されている。このような遊技機では、普通図柄による変動表示ゲームにも遊技者は興味を示すようになり、普通図柄の有用性を高めることができる(例えば、特許文献1)。
特開2003−205126号公報
しかしながら、前記従来例においては、特別図柄による変動表示ゲームの結果を予告する場合には、単に、通常時と異なる態様で普通図柄による変動表示ゲームを、さりげなく行うに過ぎないので、遊技者が普通図柄の内容を見落としてしまう恐れがある。すなわち、普通図柄による変動表示ゲームによる遊技者への特別図柄による変動表示ゲームの結果を予告が十分に報知されない。
また、普通図柄による変動表示ゲームを行うためには、普通図柄作動ゲートを通過して普通図柄始動記憶が存在していることが条件となるが、特別図柄による変動表示ゲーム結果を予告する際に、万が一、普通図柄始動記憶が無い場合には、折角の予告の機会を失ってしまう。
そこで本発明は、遊技の主体となる特別図柄による第1の変動表示ゲームの結果を予告する機会が訪れた場合には、その機会を無駄にすることなく第2の変動表示ゲームを用いて遊技者に対して印象の強い予告報知を行うことにより、興趣を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
第1の発明は、識別情報を変動表示させる変動表示ゲームが行われる表示装置と、前記表示装置において、特図始動領域での遊技球検出に基づいて複数の特別図柄の変動表示を行う特図変動表示ゲーム普図始動領域での遊技球検出に基づいて複数の普通図柄の変動表示を行う普図変動表示ゲームと、を行う制御手段と、を有し、前記特図変動表示ゲームの結が導出され、該導出された結果が特定結果となった場合に遊技者に有利な大当りを発生する遊技機において、記制御手段は、前記特図変動表示ゲームのゲーム結果を決定する特図変動表示ゲーム結果決定手段と、前記特別図柄の変動表示の開始から、当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの時間を当該特図変動表示ゲームの実行時間として設定する特図変動表示ゲーム時間設定手段と、前記普図変動表示ゲームのゲーム結果を決定する普図変動表示ゲーム結果決定手段と、前記普通図柄の変動表示の開始から、当該普図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの時間を当該普図変動表示ゲームの実行時間として設定する普図変動表示ゲーム時間設定手段と、前記普図始動領域での遊技球検出に基づき前記普図変動表示ゲームの実行可能数を所定の上限数まで記憶する普図始動記憶手段と、を備え、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段は、当該特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、当該特図変動表示ゲームの実行時間を通常よりも長い時間に設定した長実行時間を、前記特図変動表示ゲームの実行時間として設定し、前記普図変動表示ゲーム時間設定手段は、前記特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段によって設定された実行時間によって行われる特図変動表示ゲームにおいて前記特別図柄が変動表示を開始してから当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの間に、前記普図変動表示ゲームが前記普図始動記憶手段に記憶される所定の上限数に対応する回数だけ実行可能となるように、前記普図変動表示ゲームの実行時間を設定することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段によって設定された実行時間によって行われる特図変動表示ゲームにおいて前記特別図柄が変動表示を開始してから当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの間に実行される前記普図変動表示ゲームによって、当該特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生することを報知可能な予告演出を実行可能であることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記普図変動表示ゲームが変動状態となったときに、前記特図変動表示ゲーム結果決定手段によって前記大当りが発生すると決定された場合において、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段は、変動中の普図変動表示ゲームの実行時間の残余時間を、前記特図変動表示ゲームにおける長実行時間に加算した時間を、前記特図変動表示ゲームの実行時間として設定することを特徴とする。
第4の発明は、第1から3の発明において、前記普図変動表示ゲームが予め定められた結果となる場合に、遊技球が入賞可能に動作する補助変動入賞装置を備え、前記補助変動入賞装置は、前記特図始動領域として機能することを特徴とする。
第1の発明によると、識別情報を変動表示させる変動表示ゲームが行われる表示装置と、前記表示装置において、特図始動領域での遊技球検出に基づいて複数の特別図柄の変動表示を行う特図変動表示ゲーム普図始動領域での遊技球検出に基づいて複数の普通図柄の変動表示を行う普図変動表示ゲームと、を行う制御手段と、を有し、前記特図変動表示ゲームの結が導出され、該導出された結果が特定結果となった場合に遊技者に有利な大当りを発生する遊技機において、記制御手段は、前記特図変動表示ゲームのゲーム結果を決定する特図変動表示ゲーム結果決定手段と、前記特別図柄の変動表示の開始から、当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの時間を当該特図変動表示ゲームの実行時間として設定する特図変動表示ゲーム時間設定手段と、前記普図変動表示ゲームのゲーム結果を決定する普図変動表示ゲーム結果決定手段と、前記普通図柄の変動表示の開始から、当該普図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの時間を当該普図変動表示ゲームの実行時間として設定する普図変動表示ゲーム時間設定手段と、前記普図始動領域での遊技球検出に基づき前記普図変動表示ゲームの実行可能数を所定の上限数まで記憶する普図始動記憶手段と、を備え、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段は、当該特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、当該特図変動表示ゲームの実行時間を通常よりも長い時間に設定した長実行時間を、前記特図変動表示ゲームの実行時間として設定し、前記普図変動表示ゲーム時間設定手段は、前記特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段によって設定された実行時間によって行われる特図変動表示ゲームにおいて前記特別図柄が変動表示を開始してから当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの間に、前記普図変動表示ゲームが前記普図始動記憶手段に記憶される所定の上限数に対応する回数だけ実行可能となるように、前記普図変動表示ゲームの実行時間を設定するので、通常時の普図変動表示ゲームは長時間の変動を行う。一方、特図変動表示ゲームが特別な結果となる場合には、特図変動表示ゲームの変動中に、普図変動表示ゲームが複数回実行され、遊技者に対して特図変動表示ゲームの結果を効果的に報知できる。また、特図変動表示ゲームの結果が遊技者に伝わるタイミングと、普図変動表示ゲームの結果が遊技者に伝わるタイミングとが、互いに重ならないので、遊技者に理解しやすい構成となる。さらに、普図始動記憶の保留記憶数が途切れないので、確実に普図変動表示ゲームを複数回実行することができ、遊技者は確実に特図変動表示ゲームの結果の報知を受けることができる。
第2の発明によれば、前記制御手段は、前記特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段によって設定された実行時間によって行われる特図変動表示ゲームにおいて前記特別図柄が変動表示を開始してから当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの間に実行される前記普図変動表示ゲームによって、当該特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生することを報知可能な予告演出を実行可能であるので、特図変動表示ゲームの結果が大当りであることを、普図変動表示ゲームにおいて遊技者に報知できるため、遊技者の大当たりへの期待感が高まり、興趣が高まる。
第3の発明によれば、前記普図変動表示ゲームが変動状態となったときに、前記特図変動表示ゲーム結果決定手段によって前記大当りが発生すると決定された場合において、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段は、変動中の普図変動表示ゲームの実行時間の残余時間を、前記特図変動表示ゲームにおける長実行時間に加算した時間を、前記特図変動表示ゲームの実行時間として設定するので、通常の状態から特図変動表示ゲームが大当たりとなる状態へ切り替わっても、通常の状態から変動していた普通図柄の変動状態を変えることなく、予告報知を行えるので、普通図柄の変動に違和感がない。
第4の発明によれば、前記普図変動表示ゲームが予め定められた結果となる場合に、遊技球が入賞可能に動作する補助変動入賞装置を備え、前記補助変動入賞装置は、前記特図始動領域として機能するので、特図変動表示ゲームの予告動作を行っているときは、特図変動表示ゲームが長時間の変動となり、その間に、普図変動表示ゲームが何度も実行されて補助変動入賞装置が頻繁に作動するので、遊技者が遊技球の発射を止める(いわゆる、止め打ち)意思を持たせないようにすることができるため、遊技機の稼働を上げることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
図1は遊技機(パチンコ遊技機)の遊技盤1の正面図である。
遊技盤1の表面には、ガイドレール2で囲われた遊技領域3のほぼ中央に変動表示装置(画像表示装置)4が、遊技領域3の下方に大入賞口としての特別変動入賞装置5が配設される。
表示装置4は、例えばLCD(液晶表示装置)、CRT(ブラウン管)等で構成され、複数の識別情報(図柄)を変動表示する変動表示ゲーム等、遊技の進行に基づく画像が表示される。
特別変動入賞装置5は、大入賞口ソレノイド6(図2参照)への通電により、球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。
特別変動入賞装置5の直ぐ上方には、普通変動入賞装置(普通電動役物)8を有する始動口(始動入賞口)7が、その左右の所定の位置には、普通図柄始動ゲート20が配設される。
普通変動入賞装置8は、普通電動役物ソレノイド10(図2参照)への通電により、始動口7への入口を拡開するように変換される。
遊技領域3の各所には、N個(図1には4個のみ示す)の一般入賞口11が設けられる。遊技領域3の最下端には、アウト口12が設けられる。
図示しない打球発射装置から遊技領域3に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることにより遊技が行われ、打ち出された遊技球は、遊技領域3内の各所に配置された風車等の転動誘導部材13により転動方向を変えられながら遊技領域3表面を流下し、始動口7、一般入賞口11、特別変動入賞装置5に入賞するか、アウト口12から排出される。
始動口7への入賞は、特図始動センサ14(図2参照)により検出される。特別変動入賞装置5への入賞は、カウントセンサ15、継続センサ16(図2参照)により検出される。N個の一般入賞口11への入賞は、各一般入賞口11毎に備えられたN個の入賞センサ17A〜17N(図2参照)により検出される。また、普通図柄始動ゲート20への遊技球の通過は、普図始動センサ21(図2参照)により検出される。
始動口7への遊技球の入賞は、特別図柄始動記憶(未だ変動表示ゲームを行っていない入賞の記憶)として、例えば最大8回分を限度として記憶され、表示装置4の上部に、その特別図柄始動記憶の数を表示する特別図柄記憶表示器18が設けられる。
普通図柄始動ゲート20への遊技球の通過は、遊技制御装置(図2参照)によって、普通図柄始動記憶として、例えば最大4回分を限度として記憶され、表示装置4に普通図柄始動記憶の数及び普通図柄が表示される。すなわち、遊技制御装置100によって普通図柄始動ゲート20への遊技球の通過を普通図柄始動記憶として記憶することで、第2始動記憶手段が構成される。
始動口7、一般入賞口11、特別変動入賞装置5に遊技球が入賞すると、入賞した入賞装置の種類に応じた数の賞球が図示しない払出ユニット(排出装置)から排出され、図示しない供給皿(遊技者に対して賞球または貸球が払い出される皿)に供給される。
遊技機の要所には、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置が備えられる。また、遊技機には、音出力装置(スピーカ)が備えられる。
図2、図3は、遊技制御装置100を中心とする制御系を示すブロック構成図である。
遊技制御装置100(変動パターン決定手段、変動表示ゲーム制御手段、前回リーチ図柄記憶手段、成り下がりリーチ発生手段、通常リーチ発生手段)は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報を記憶しているROM、遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103、発振器104等から構成される。
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(特図始動センサ14、一般入賞口センサ17A〜17N、カウントセンサ15、継続センサ16、普図始動センサ21)からの検出信号を受けて、大当たり抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース103を介して、各種制御装置(演出制御装置150、排出制御装置200)、大入賞口ソレノイド6、普通電動役物ソレノイド10、等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号または図示しないカード球貸ユニットからの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し、賞球または貸球の排出を行わせる。
演出制御装置150(変動パターン決定手段、変動表示ゲーム制御手段、リーチ図柄表示手段、同一図柄リーチ状態表示制御手段、前回リーチ図柄同一リーチ状態禁止手段、成り下がりリーチ発生手段、通常リーチ発生手段)は、表示装置4の表示、ならびに特別図柄記憶表示器18の表示、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置、スピーカからの効果音出力を制御するもので、CPU151、ROM152、RAM153、インターフェース154、表示装置用のDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)155、VDC(ビデオ・ディスプレイ・コントローラ)156、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ等)を格納したフォントROM157、発振器158、γ補正回路159、各表示器、装飾、スピーカ用のインターフェース160等から構成される。
CPU151は、遊技制御装置100からの表示指令信号に基づいて、画面情報(図柄表示情報、背景画面情報、動画キャラクタ画面情報等)を作成して、RAM153に記憶する。この画面情報は、VDC156の垂直同期割込のタイミングで、転送指令を受けたDMAC155により、VDC156に転送される。VDC156は、この画像情報に基づき、フォントROM157の該当画像データを取り込み、表示装置4の画面に水平走査、垂直走査を行って、所定の画像表示(描画)を行う。
フォントROM157には、変動表示ゲームに用いる各識別図柄のデータならびに背景、キャラクタ等の演出表示のデータを格納してある。
インターフェース154の手前には、信号伝達方向規制手段であるバッファー回路161が設けられ、遊技制御装置100から演出制御装置150への信号入力のみが許容され、演出制御装置150から遊技制御装置100への信号出力を禁止している。
γ補正回路159は、表示装置4の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、表示装置4の表示照度を調整するものである。
また、CPU151は、遊技制御装置100からの指令信号に基づいて、特別図柄記憶表示器18の表示を制御すると共に、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置、スピーカからの効果音出力を制御する。
以上のように構成された本発明の実施の形態の遊技機について、次に動作を説明する。
図4は、遊技制御装置100で実行される遊技機の制御のフローチャートを示す。
遊技機が起動した後、図4(a)のフローチャートに示す処理により初期化処理が実行されてから、所定時間周期(例えば、1m秒毎)にタイマ割込が発生して図4(b)のフローチャートに示す処理が実行される。
遊技制御装置100は、遊技機が起動されたとき、(例えば、遊技機への電源が投入されたとき)、図4(a)のステップ101に示す初期化処理を実行する。この初期化処理は、遊技用マイクロコンピュータ101のRAMに記憶されているデータや入力/出力インターフェースのキャッシュの初期化、ソフトタイマ(割込)のタイミングの設定、ソレノイド等の動作設定等を行う。初期化処理が終了すると、タイマ割込処理(図4(b))を起動すべく、割込タイマを設定してタイマ割込を許可すると共に、タイマ割込の発生に備える。この割込待機中は、所定間隔で撹拌用乱数更新処理を行う。この処理は、図4(b)において用いられる乱数値の種を変更し、発生される乱数の値が収束しないようにするための処理である。
タイマ割込が発生すると、図4(b)に示す処理が開始される。
タイマ割込が発生すると、タイマ割込処理実行中に次タイミングのタイマ割込が発生して処理が中断されることを防ぐために、まず、割込禁止に設定すると共に、レジスタの待避等を行いタイマ割込処理に備える(ステップ201)。
次に、入力インターフェース102を介して入力される各種センサからの信号にチャタリング除去等の処理を行い、入力信号を確定させる処理(入力処理)を行う(ステップ202)。
次に、各種処理(補助・特別遊技処理)によって設定される出力データ(フラグ等)に基づいて、ソレノイドやモータ等の駆動に関する制御(出力処理)を行う(ステップ203)。
次に、遊技者が遊技ゲームにおいて獲得した賞球の払い出しや、各種効果音、装飾光源の制御のために送信バッファーに設定されたコマンドに基づいて、排出制御装置200、音制御装置300、装飾制御装置250を制御する処理(コマンド送出処理)を行う(ステップ204)。
次に、乱数を発生させ、以前の乱数値を更新する処理(乱数更新処理)を行う(ステップ205)。
次に、遊技制御装置100や他の制御装置、各入賞口等にエラーが発生していないかを監視するエラー監視所理を行う(ステップ206)。エラーが発生している場合は、所定のエラー待避処理を行う。
次に、各センサ(特図始動センサ14普図始動センサ21等)に入賞があるかを監視し、入賞があった場合に所定のフラグをセットしたり、カウントセンサ15を通過する遊技球の計数等を行う処理(スイッチ監視処理)を行う(ステップ207)。
次に、特図始動センサ14への入賞等に基づいて、特図変動表示ゲームを行わせるための処理(第1図柄ゲーム処理)を行う(ステップ208)。なお、この処理の詳細は、図5、図6において後述する。
次に、普図始動センサ21への入賞に基づいて、普図変動表示ゲームを行わせるための処理(第2図柄ゲーム処理)を行う。(ステップ209)。なお、この処理の詳細は、図7ないし図9において後述する。
次に、遊技機の遊技に関する情報(大当たり始動数、出玉数等)を編集して、盤用外部出力部を介してホールコンピュータに送るための処理(外部情報編集処理)を行う(ステップ210)。
次に、タイマ割込処理から復帰するために、レジスタの復帰、割込許可の設定等を行い、図4(a)の処理に復帰する(ステップ211)。
以上の処理が、本実施の形態の遊技機の遊技制御装置100において実行される。
図5は、遊技制御装置100における、第1図柄ゲーム処理(図4(b)ステップ208)の処理を示すフローチャートである。なお、第1図柄(特別図柄)の変動制御は、第1処理番号と第1処理タイマによって行われる。
まず、現在の第1処理番号が何であるかによって分岐を行う(ステップ301)。第1処理番号が「0」(変動待ち状態)であればステップ302に移行し、第1処理番号が「1」(変動中)であればステップ307に移行し、第1処理番号が「2」(待機中)であればステップ311に移行し、第1処理番号が「3」(大当たり動作中)であれば、ステップ313に移行する。なお、この第1処理番号は、図4(a)のステップ101の初期化処理において初期値が「0」に設定されている。
ステップ302では、第1図柄始動記憶数が0よりも大きいか、すなわち、特図始動口を遊技球が通過したことで特図始動記憶がされたか否かを判定する。始動記憶がない場合は、図4(b)の処理に戻る。始動記憶がある場合は、ステップ303に移行する。ステップ303では、第1図柄、すなわち、特別図柄を変動表示させるための処理(第1図柄の始動情報設定処理)を行う。この処理の詳細は図6において後述する。次に、第1処理タイマに所定の時間を設定する(ステップ304)。この第1処理タイマは、変動時間(リーチ時間)を設定するためのものであり、第1図柄の始動情報設定処理(図6)において決定される。すなわち、遊技制御装置100においてこのステップ304が実行されることによって、第1図柄変動表示ゲーム時間設定手段(特図変動表示ゲーム時間設定手段)が構成される。次に、第1処理番号を「1」に設定し(ステップ305)、演出制御装置150に対して第1図柄変動開始指令を送信する(ステップ306)。演出制御装置150ではこの指令を受けて、第1図柄(特別図柄)の変動表示を開始する。その後、図4(b)のフローチャートに戻る。
一方、ステップ301において、第1処理番号が「1」であると判定した場合は、ステップ307に移行し、ステップ304において設定した第1処理タイマの設定時間が経過したか否か(タイムアップしたか否か)を判定する。タイムアップしていないと判定した場合は、図4(b)のフローチャートに戻る。タイムアップしたと判定した場合は、ステップ308に移行し、第1処理タイマに所定の時間を設定する。このステップ308において設定される第1処理タイマは、第1図柄の変動が停止してから大当たり動作(又はハズレ動作)までの待機時間を設定する。次に、第1処理番号を「2」に設定し(ステップ309)、演出制御装置150に対して第1図柄変動停止指令を送信する(ステップ310)。演出制御装置150ではこの指令を受けて、変動中の第1図柄(特別図柄)を停止表示する。その後、図4(b)のフローチャートに戻る。
一方、ステップ301において、第1処理番号が「2」であると判定した場合は、ステップ311に移行し、ステップ308において設定した第1処理タイマの設定時間が経過したか否か(タイムアップしたか否か)を判定する。タイムアップしていないと判定した場合は、図4(b)のフローチャートに戻る。タイムアップしたと判定した場合は、ステップ312に移行し、第1処理番号に「0」又は「3」を設定する。この設定は、第1図柄の始動情報設定処理(図6)において、抽選された乱数の結果に基づいて「大当たり」であるか「ハズレ」であるかが決定され、決定された結果に基づいて、「大当たり」である場合は第1処理番号に「3」を、「ハズレ」である場合は第1処理番号に「0」を、それぞれ設定して、図4(b)のフローチャートに戻る。
一方、ステップ301において、第1処理番号が「3」であると判定した場合は、ステップ313に移行し、「大当たり」の処理を行う。この大当たり処理は、表示装置4に所定の画像を表示させたり、所定の賞球の払い出しを行う。大当たり処理が終了すると、図4(b)のフローチャートに戻る。
図6は、第1図柄の始動情報設定処理(図5のステップ303)の詳細な処理を示すフローチャートである。
まず、第1図柄の始動記憶数から「1」を減算し、これを新たな始動記憶数として更新する(ステップ401)。
次に、図4(b)において抽選された乱数の値から、変動表示ゲームが「大当たり」であるか「ハズレ」であるかを決定する。さらに、抽選された変数を次の乱数値に変更(シフト)を行う(ステップ402)。そして、当たりであるか否かを判定する(ステップ403)。大当たりであると判定した場合は、ステップ404に移行し、大当たりでない、すなわち、ハズレであると判定した場合は、ステップ409に移行する。すなわち、遊技制御装置100において、ステップ402及びステップ403が実行されることにより第1図柄変動表示ゲームの結果を決定することによって、第1図柄変動表示ゲーム結果決定手段(特図変動表示ゲーム結果決定手段)が構成される。
ステップ404では、表示装置4に表示させる停止図柄を、「大当たり」組み合わせの画像に設定する。次に、大当たり予告の特殊演出を実行するか否かを判定する(ステップ405)。この大当たり予告の特殊演出は、特別図柄の変動表示中に、普通図柄の変動表示を行って特図変動表示ゲームの結果が大当たりであることを遊技者に対して報知するためのものである。特殊演出を行うか否かは、ステップ402において抽選された乱数の値に基づいて、所定の確率となるように設定する。特殊演出を行うと判定した場合は、ステップ406に移行し、第2図柄(普通図柄)急停止フラグをONに設定し、第1処理タイマ(図5のステップ304)に設定する処理時間を「長リーチ変動時間」に設定する(ステップ407)。この長リーチ時間は、第1図柄変動表示ゲームの変動時間中に、第2図柄変動表示ゲームを複数回(例えば、4回)実行できるのに十分な長さに設定される。次に、特殊演出カウンタを「4」に設定する(ステップ408)。その後、図5のフローチャートに復帰する。特殊演出を行わないと判定した場合は、ステップ411に移行する。
ステップ403において、ハズレであると判定した場合は、ステップ409に移行し、表示装置4に表示させる停止図柄を、「ハズレ」組み合わせの画像に設定する。次に、
リーチ発生か否かを判定する(ステップ410)。リーチを行うか否かも、大当たりかはずれかを設定するのと同様に、ステップ402において抽選された乱数の値によって所定の確率となるように設定する。リーチを行うと判定した場合は、ステップ411に移行し、第1処理タイマ(図5のステップ304)に設定する処理時間を「一般リーチ変動時間」に設定し、特殊演出カウンタを「0」に設定する(ステップ412)。その後、図5のフローチャートに復帰する。リーチを行わないと判定した場合は、ステップ413に移行し、第1処理タイマ(図5のステップ304)に設定する処理時間を「通常変動時間」に設定し、ステップ412に移行して特殊演出カウンタに「0」を設定し、図5のフローチャートに復帰する。なお、「長リーチ変動時間」は「一般リーチ変動時間」よりも長い時間であり、「一般リーチ変動時間」は「通常変動時間」よりも長い時間である。
以上のように、第1図柄ゲーム処理において、特図変動表示ゲームの結果が「大当たり」である場合に、第2図柄変動表示ゲーム(普図変動表示ゲーム)において、特殊演出を行い遊技者に対して「大当たり」であることの報知(予告演出)を行う。この予告演出を行う際は、リーチ時間を「長リーチ時間」に設定することで、通常よりも変動時間を長く設定することができる。
図7は、遊技制御装置100における、第2図柄ゲーム処理(図4(b)ステップ208)の処理を示すフローチャートである。なお、第2図柄(普通図柄)の変動制御は、第1図柄の制御で用いられた処理番号や処理タイマとは異なる、第2処理番号と第2処理タイマによって行われる。
まず、現在の第2処理番号が何であるかによって分岐を行う(ステップ501)。第2処理番号が「0」(変動待ち状態)であればステップ502に移行し、第2処理番号が「1」(変動中)であればステップ507に移行し、第2処理番号が「2」(ハズレ動作中中)であればステップ508に移行し、第2処理番号が「3」(当たり動作中)であれば、ステップ510に移行する。なお、この第2処理番号は、図4(a)のステップ101の初期化処理において初期値が「0」に設定されている。
ステップ502では、第2図柄始動記憶数が0よりも大きいか、すなわち、普図始動口を遊技球が通過したことで普通図柄始動の記憶がされたか否かを判定する。普通図柄始動記憶がない場合は、図4(b)の処理に戻る。普通図柄始動記憶がある場合は、ステップ503に移行する。ステップ503では、第2図柄、すなわち、普通図柄を変動表示させるための処理(第2図柄の始動情報設定処理)を行う。この処理の詳細は図8において後述する。次に、第2処理タイマに所定の時間を設定する(ステップ504)。この第2処理タイマは、変動時間を設定するためのものであり、第2図柄の始動情報設定処理(図8)において決定される。すなわち、遊技制御装置100においてこのステップ504が実行されることによって、第2図柄変動表示ゲーム時間設定手段(普図変動表示ゲーム時間設定手段)が構成される。
次に、第2処理番号を「1」に設定し(ステップ505)、演出制御装置150に対して第2図柄変動開始指令を送信する(ステップ506)。演出制御装置150ではこの指令を受けて、第2図柄(普通図柄)の変動表示を開始する。その後、図4(b)のフローチャートに戻る。
一方、ステップ501において、第2処理番号が「1」であると判定した場合は、ステップ507に移行し、変動中の第2図柄の動作に関する処理(第2図柄変動中処理)を行う。この処理の詳細は図9において後述する。その後、図4(b)のフローチャートに戻る。
一方、ステップ501において、第2処理番号が「2」であると判定した場合は、ステップ508に移行し、ステップ504において設定した第2処理タイマの設定時間が経過したか否か(タイムアップしたか否か)を判定する。タイムアップしていないと判定した場合は、図4(b)のフローチャートに戻る。タイムアップしたと判定した場合は、ステップ509に移行し、第2処理番号に「0」を設定する。その後、図4(b)のフローチャートに戻る。
一方、ステップ501において、第1処理番号が「3」であると判定した場合は、ステップ510に移行し、ステップ504において設定した第2処理タイマの設定時間が経過したか否か(タイムアップしたか否か)を判定する。タイムアップしていないと判定した場合は、図4(b)のフローチャートに戻る。タイムアップしたと判定した場合は、ステップ511に移行し、第2処理番号を「0」に設定する。次に、電役出力バッファーにOFFを設定し、図4(b)のフローチャートに戻る。この電役出力バッファーは、普通電動入賞装置8(特別図柄の始動口7の入口になっている)を開状態を開状態にするか否かを設定するためのものであり、図4(b)のステップ202の出力処理において、このバッファーに設定された情報(ON又はOFF)に基づいて、普通電動入賞装置8を開状態にするか閉状態にするかを設定する。電役出力バッファーがONであれば普通電動入賞装置8は開状態となり、電役出力バッファーがOFFであれば、普通電動入賞装置8は閉状態となる。
図8は、第2図柄の始動情報設定処理(図7のステップ503)の詳細な処理を示すフローチャートである。
まず、第2図柄の始動記憶数から「1」を減算し、これを新たな始動記憶数として更新する(ステップ601)。
次に、図4(b)において抽選された乱数の値から、普図変動表示ゲームが「当たり」であるか「ハズレ」であるかを決定する。さらに、抽選された変数を次の乱数値に変更(シフト)を行う(ステップ602)。そして、当たりであるか否かを判定する(ステップ603)。当たりであると判定した場合は、ステップ604に移行し、当たりでない、すなわち、ハズレであると判定した場合は、ステップ608に移行する。すなわち、遊技制御装置100において、ステップ602及びステップ603が実行されることにより第2図柄変動表示ゲームの結果を決定することによって、第2図柄変動表示ゲーム結果決定手段(普図変動表示ゲーム結果決定手段)が構成される。
ステップ604では、特殊演出カウンタの値を参照して、停止図柄に当たりを示す図柄を設定する。この特殊演出カウンタは、図6のステップ408又はステップ412において設定される値であり、この値が「0」でないときは、この値を示す赤い色の数字を停止図柄として設定する。例えば特殊演出カウンタに「4」が設定されていれば、停止図柄を赤色の「4」に設定する。また、特殊演出カウンタが「0」である場合は、赤色の「☆」マークを表示させる。次に、特殊演出カウンタが「0」よりも大きいか否か(「0」よりも大きいときは、特殊演出が行われることを示す)を判定する(ステップ605)。特殊演出カウンタの値が0よりも大きいと判定するとステップ606に移行し、特殊演出カウンタの値が0となった場合は、ステップ609に移行する。
ステップ606では、第2処理タイマ(図7のステップ504)に設定する処理時間を「ショート変動時間」に設定し、特殊演出カウンタから「1」を減算して(ステップ607)、図7のフローチャートに復帰する。この「ショート変動時間」は、図6のステップ407で第1図柄変動表示ゲームの変動時間として設定される「長リーチ時間」の間に、第2図柄変動表示ゲームを複数回(例えば、4回)実行させるため、できるだけ短い時間としてある。
ステップ609では、第2処理タイマ(図7のステップ504)に設定する処理時間を「ロング変動時間」に設定し、図7のフローチャートに復帰する。この「ロング変動時間」は、遊技球が普通図柄始動ゲート20を通過する間隔の平均よりも長い時間に設定されている。そのため、第2図柄がこの「ロング変動時間」にて変動を続けている状態では、第2図柄始動記憶数が減少する頻度よりも、第2図柄始動記憶数が増加する頻度の方が高いので、常に第2図柄始動記憶数は上限値付近の値になっている。
具体的には、遊技球が普通図柄始動ゲート20を通過する時間間隔を実射によって測定し、その平均値よりも長い時間を「ロング変動時間」として設定する。例えば、1分あたり2個の遊技球が普通図柄始動ゲート20を通過する場合は、平均時間間隔は30秒となるので、「ロング変動時間」に設定する時間は40秒とする。もちろん、遊技球が普通図柄始動ゲート20を通過する時間間隔は、普通図柄始動ゲート20の入口に設けられた障害釘の間隔から、理論上の計算によって算出したものでもよい。
ステップ603において、ハズレであると判定した場合は、ステップ608に移行し、ステップ604と同様に、特殊演出カウンタに設定されている値を示す数字(「0」であれば「☆」マーク)を停止図柄に設定する。なお、この停止図柄はハズレを示すため、当たり図柄と区別できるように青色のものを設定する。
なお、図6のステップ408において、最初に特殊演出カウンタに「4」が設定されると、第2図柄の変動を実行する毎に、ステップ607を通過して特殊演出カウンタが1ずつ減算されるので、普図変動表示ゲームのゲーム結果の表示は、「4」、「3」、「2」、「1」と大当りへ向けてカウントダウンするメッセージのような表示となる。一方、図6のステップ412において、特殊演出カウンタに「0」が設定された場合は、普通図柄の変動表示は「☆」マークが表示される。そして、何れの場合も、普図変動表示ゲームの結果が「当たり」である場合は「赤色」で表示され、普図変動表示ゲームの結果が「ハズレ」である場合は「青色」で表示されるので、普通図柄の一連の停止結果で構成される文字列により遊技者へのメッセージを伝えながらも、当たり/ハズレが明確な表示を行うことができる。なお、「4」、「3」、「2」、「1」のような表示により「4321」という数字の文字列を構成する方法に限らず、「あ」、「た」、「る」、「よ」といった表示を行って「あたるよ」という遊技者に対して遊技の結果を示唆するような一連の文字列を構成するような方法でもよい。
図9は、第2図柄変動表示中処理(図7のステップ507)の詳細な処理を示すフローチャートである。
まず、第2処理タイマに設定された時間が経過したか否か(タイムアップしたか否か)を判定する(ステップ701)。タイムアップしたと判定した場合は、ステップ703に移行し、タイムアップしていないと判定した場合は、第2図柄急停止フラグが「ON」であるか否かを判定する。この第2図柄急停止フラグは、図6のステップ406において、普通図柄の特殊演出を行う場合にONに設定される。第2図柄急停止フラグがON出ない場合、すなわち、第2図柄急停止フラグが設定されていない場合は、図7のフローチャートに復帰する。
ステップ703では、普図変動表示ゲームが当たりであるか否かを判定する。当たりであるか否かは、図8のステップ602において乱数の抽選によって決定される。当たりであると判定した場合は、ステップ704に移行し、当たりでない、すなわちハズレであると判定した場合は、ステップ709に移行する。
ステップ704では、第2処理番号を「3」に設定する。こうすることで、図7のステップ501において、当たり動作(ステップ510)に移行する。次に、電役出力バッファーを「ON」に設定する(ステップ705)。この電役出力バッファーをONにすることで、前述したように普通電動入賞装置8を開状態にすることができる。次にステップ706に移行する。
一方、ステップ703において、ハズレであると判定した場合は、ステップ709に移行し、第2処理番号を「2」に設定する。こうすることで、図7のステップ501において、ハズレ動作(ステップ508)に移行する。次に、電役出力バッファーを「OFF」に設定する(ステップ710)。この電役出力バッファーをOFFにすることで、前述したように普通電動入賞装置8を閉状態にすることができる。次にステップ706に移行する。
ステップ706では、第2処理タイマに所定の時間を設定する。この所定の時間は電役出力バッファーの設定された状態(普通図柄始動口が開状態又は閉状態)のまま待機する時間を設定する。次に、第2図柄変動停止指令を演出制御装置150に対して送信する(ステップ707)。演出制御装置150ではこの指令を受けて、変動中の第2図柄(普通図柄)を停止表示する。次に、第2図柄急停止フラグを「OFF」に設定し(ステップ708)、図7のフローチャートに復帰する。
この図9の第2図柄変動中処理によると、第2処理タイマがタイムアップするか、第2図柄急停止フラグがONである場合に、当たり又はハズレの普通図柄変動表示を停止する処理を行うことができる。
図10は、表示装置4における普通図柄変動表示の一例を示す説明図である。
図10(a)のように、表示装置4は、略中央に大きく文字又は図柄で特別図柄の表示を行い、表示装置の周辺部(上左隅)に普通図柄(400)が表示される。また、表示装置4の周辺部(右上隅)には普通図柄記憶数(500)が表示される。
そして、普図変動表示ゲームにおいて、当たりが発生し、その際に実行されている第1図柄変動表示ゲーム(特図変動表示ゲーム)が「大当たり」である場合は、普通図柄変動表示を、表示装置4に拡大(ズーム)して表示する(図10(b)。こうすることで、遊技者は普図変動表示ゲームにおいて、特図変動表示ゲームの結果が当たりであることの予告報知を受けることができ、遊技に対する興趣が高まる。
図11は、第1図柄変動表示ゲームに大当たりが発生した場合の、第2図柄変動表示ゲームの動作を示すタイミングチャートである。
第1図柄変動表示ゲームが、停止状態から変動状態になったときに、第1図柄変動表示ゲームが「大当たり」となる結果が抽選されたときは、まず、変動中の第2図柄変動表示ゲームを一旦停止する。この場合は、特殊演出カウンタは「4」であるので(図6のステップ408)まずこの値である「4」を表示装置4に大きく拡大(ズーム)表示する(図10(b)参照)。そして、この特殊演出カウンタの値に従って第2図柄変動表示を、「4」、「3」、「2」、「1」とカウントダウン表示する。この結果、第1図柄変動表示ゲーム(特図変動表示ゲーム)の結果が大当たりとなり、遊技者は特別の賞球を得ることができる。
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態の遊技機では、表示装置4に普通図柄を表示し、特図変動表示ゲームの際に、普図変動表示ゲームの変動表示を変化させ(例えば、普通図柄を拡大表示する)、普図変動表示ゲームが何回も実行されるので、特図変動表示ゲームが大当たりとなることを予告報知することができるので、遊技者の大当たりへの期待感が高まり、興趣が高まる。さらに、通常の状態においては、普通図柄は長時間の図柄変動を行うことで、普通図柄の記憶数が減らないようにすることができ、遊技者への予告報知の機会を無駄にすることなく、遊技者の大当たりに対する期待感が高まり、興趣が高まる。
また、通常の状態から特図変動表示ゲームが大当たりとなる状態へ切り替わると、通常の状態から変動していた普通図柄の長い状態が中断されるので、遊技進行が速くなって遊技者をイライラさせない。
次に、第2の実施の形態の遊技機について説明する。
第2の実施の形態では、第1図柄変動表示ゲームにおいて、大当たりが発生する場合には、第2図柄変動表示ゲームを強制停止するのではなく、第2図柄変動表示ゲームにおいて予定されている変動時間を、第1図柄変動表示ゲームの変動時間に付加するよう構成した。なお、第1の実施の形態と同一の作用を行う構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12は、第2の実施の形態の、第1図柄の始動情報設定処理(図5のステップ303)の詳細な処理を示すフローチャートである。
この処理は、第1の実施の形態の図6の処理とほぼ同一なので、詳細な説明は省略する。ただし、図6のステップ405において、特殊演出を行うと判定した場合の処理が異なる。第1の実施形態では、ステップ406とステップ407にて、第2図柄(普通図柄)急停止フラグをONに設定し、第1処理タイマ(図5のステップ304)に設定する処理時間を「長リーチ変動時間」に設定しているが、第2実施形態では、このステップ406と407の代わりに、ステップ806として、第1実施形態の「長リーチ時間」に相当する時間に、第2図柄変動時間の残余時間(第2図柄が変動中である場合には当該変動の終了までの時間に相当し、第2図柄が停止中である場合は0秒となる)を加算し、この加算された時間を、第1処理タイマとして設定している点が異なる。以降の処理は第1の実施形態と同一である。
図13は、第2の実施の形態の、第2図柄変動表示中処理(図7のステップ507)の詳細な処理を示すフローチャートである。
この処理も、第1の実施の形態の図9の処理とほぼ同一であるが、図9のステップ702及びステップ708の処理、すなわち、第2図柄急停止フラグに関する処理が省略された処理の流れとなっている。
図14は、第2の実施の形態の、第1図柄変動表示ゲームに大当たりが発生した場合の、第2図柄変動表示ゲームの動作を示すタイミングチャートである。
第2図柄変動表示ゲームが、停止状態から変動状態になったときに、第1図柄変動表示ゲームが「大当たり」となる結果が抽選されたときは、まず、変動中の第2図柄変動表示ゲームの予定されている残りの変動時間(残余時間)を「長リーチ時間」に加算した時間を第1図柄の変動表示(リーチ時間)として設定する。以降は第1の実施の形態と同一である。
以上のように構成された第2の実施の形態の遊技機では、第1の実施の形態と同様に、特図変動表示ゲームの際に、普図変動表示ゲームの変動表示を変化させ(例えば、普通図柄を拡大表示する)、普図変動表示ゲームが何回も実行されるので、特図変動表示ゲームが大当たりとなることを予告報知することができるので、遊技者の大当たりへの期待感が高まり、興趣が高まる。さらに、通常の状態においては、普通図柄は長時間の図柄変動を行うことで、普通図柄の記憶数が減らないようにすることができ、遊技者への予告報知の機会を無駄にすることなく、遊技者の大当たりに対する期待感が高まり、興趣が高まる。
また、通常の状態から特図変動表示ゲームが大当たりとなる状態へ切り替わっても、通常の状態から変動していた普通図柄の変動状態を変えることなく、予告報知を行えるので、普通図柄の変動に違和感がない。
また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態の、遊技機(パチンコ遊技機)の遊技盤1の正面図である。 本発明の第1の実施の形態の、遊技制御装置100を中心とする制御系を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施の形態の、演出制御装置150を中心とする制御系を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施の形態の、遊技制御装置100で実行される遊技機の制御のフローチャートを示す。 本発明の第1の実施の形態の、遊技制御装置100における、第1図柄ゲーム処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の、第1図柄の始動情報設定処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の、第2図柄ゲーム処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の、第2図柄の始動情報設定処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の、第2図柄変動表示中処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の、表示装置4における普通図柄変動表示の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の、第1図柄変動表示ゲームに大当たりが発生した場合の、第2図柄変動表示ゲームの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態の、第1図柄の始動情報設定処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の、第2図柄変動表示中処理の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の、第1図柄変動表示ゲームに大当たりが発生した場合の、第2図柄変動表示ゲームの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
4 表示装置
5 大入賞口
6 大入賞口SOL
7 普通図柄始動口ゲート
10 普通図柄電動役物SOL
14 特別図柄始動センサ
15 継続センサ
16 カウントセンサ
20 普通図柄始動口
21 普通図柄始動センサ
100 遊技制御装置
150 演出制御装置
200 排出制御装置

Claims (4)

  1. 識別情報を変動表示させる変動表示ゲームが行われる表示装置と、
    前記表示装置において、特図始動領域での遊技球検出に基づいて複数の特別図柄の変動表示を行う特図変動表示ゲーム普図始動領域での遊技球検出に基づいて複数の普通図柄の変動表示を行う普図変動表示ゲームと、を行う制御手段と、を有し、
    前記特図変動表示ゲームの結が導出され、該導出された結果が特定結果となった場合に遊技者に有利な大当りを発生する遊技機において、
    記制御手段は、
    前記特図変動表示ゲームのゲーム結果を決定する特図変動表示ゲーム結果決定手段と、
    前記特別図柄の変動表示の開始から、当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの時間を当該特図変動表示ゲームの実行時間として設定する特図変動表示ゲーム時間設定手段と、
    前記普図変動表示ゲームのゲーム結果を決定する普図変動表示ゲーム結果決定手段と、
    前記普通図柄の変動表示の開始から、当該普図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの時間を当該普図変動表示ゲームの実行時間として設定する普図変動表示ゲーム時間設定手段と、
    前記普図始動領域での遊技球検出に基づき前記普図変動表示ゲームの実行可能数を所定の上限数まで記憶する普図始動記憶手段と、を備え、
    前記特図変動表示ゲーム時間設定手段は、
    当該特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、当該特図変動表示ゲームの実行時間を通常よりも長い時間に設定した長実行時間を、前記特図変動表示ゲームの実行時間として設定し、
    前記普図変動表示ゲーム時間設定手段は、前記特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段によって設定された実行時間によって行われる特図変動表示ゲームにおいて前記特別図柄が変動表示を開始してから当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの間に、前記普図変動表示ゲームが前記普図始動記憶手段に記憶される所定の上限数に対応する回数だけ実行可能となるように、前記普図変動表示ゲームの実行時間を設定することを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御手段は、前記特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生する場合には、前記特図変動表示ゲーム時間設定手段によって設定された実行時間によって行われる特図変動表示ゲームにおいて前記特別図柄が変動表示を開始してから当該特図変動表示ゲームの結果が導出されるまでの間に実行される前記普図変動表示ゲームによって、当該特図変動表示ゲームにおいて前記大当りが発生することを報知可能な予告演出を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記普図変動表示ゲームが変動状態となったときに、前記特図変動表示ゲーム結果決定手段によって前記大当りが発生すると決定された場合において、
    前記特図変動表示ゲーム時間設定手段は、
    変動中の普図変動表示ゲームの実行時間の残余時間を、前記特図変動表示ゲームにおける長実行時間に加算した時間を、前記特図変動表示ゲームの実行時間として設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記普図変動表示ゲームが予め定められた結果となる場合に、遊技球が入賞可能に動作する補助変動入賞装置を備え、
    前記補助変動入賞装置は、前記特図始動領域として機能することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊技機。
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