JP4474106B2 - 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム Download PDF

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    • G06T2207/30061Lung

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
医師は患者に対してX線画像を撮影し、その撮影した画像を読影することで患者の状態を知ることができる。
従来は、X線装置で胸部のX線画像を撮影しフィルムに現像した後、シャウカステンを使って読影することが行われていた。しかし、デジタルX線装置が開発され、X線画像はデジタルデータとしてコンピュータに取り込まれるようになった。そのため、最近ではモニタ上でX線画像を表示し読影することが行われている。
【0003】
また、X線画像がデジタル化されたことに伴って、モニタ上でX線画像のコントラストを変化させたり、X線画像を拡大したりすることが可能となった。X線画像を拡大する際には、コンピュータが備えるマウスなどのポインティングデバイスを使用して比率を変更することが多いが、その場合はX線画像の中心を基準として拡大や縮小を行うのが通常である。また、X線画像の特定の部分領域を拡大して全体画像に重ねて表示することは、いわゆる「虫眼鏡機能」として公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した「虫眼鏡機能」によってX線画像の一部を重ねて表示している際に、更に元の全体画像をズームしようとすると以下に示す問題が生じていた。図12は、従来の全体画像のズームによる「虫眼鏡機能」部分の問題例を示す図である。図12において、左側はズーム処理前のX線画像を示し、右側はズーム処理後のX線画像を示す。符号20は、モニタ画面であり、X線画像を表示する表示装置の画面である。21は、全体画像であり、X線画像の全体を示した画像である。22は、部分拡大画像であり、上述した「虫眼鏡機能」によってX線画像(全体画像21)の所定の位置における一部を拡大表示して全体画像21に重ねて表示している。また、21’は、ズーム処理後の全体画像(以下、ズーム全体画像とする)であり、全体画像21に対して中心を基準にズーム処理した画像である。22’は、ズーム処理後の部分拡大画像(以下、ズーム部分画像とする)であり、ズーム全体画像21’の所定の位置における部分拡大画像である。23および23’は、全体画像21のズーム処理により部分拡大する位置の変化を示す円である。
【0005】
図12に示すようにモニタ20に表示されている全体画像21の中心を基準としてズーム処理するので、部分拡大画像22の位置関係が保てなくなり、ズーム処理後の全体画像21'上ではズーム部分画像22'の位置を部分拡大することになる。図12の円23、23’に示すように、本来部分拡大していた位置とはずれてしまうという問題があった。更に、この問題のため、利用者がズーム処理後に虫眼鏡の位置を変更したり、視点を移動したりしなければならない。これにより利用者の思考が中断され、作業効率が落ちる原因となっていた。
【0006】
この発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、部分拡大画像が表示されている際に元の全体画像をズーム処理しても部分拡大画像が本来表示していた部分を正確に表示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による画像処理装置においては、画像データを処理して画像を表示する画像処理装置であって、前記画像の一部を拡大した部分拡大画像を生成する部分拡大手段と、前記画像と、前記画像の上に重ねた前記部分拡大画像とを表示させる表示手段と、前記表示手段で表示されている前記画像をズーム処理するズーム処理手段と、前記画像のズーム処理の中心位置を、前記部分拡大画像の位置とするズーム処理制御手段とを具備することを特徴とする。
た、本発明による画像処理方法においては、画像データを処理して画像を表示する画像処理装置を用いた画像処理方法であって、前記画像の一部を拡大した部分拡大画像を生成する第1のステップと、前記画像と、前記画像の上に重ねた前記部分拡大画像とを表示させる第2のステップと、前記画像のズーム処理の中心位置を、前記部分拡大画像の位置とする第3のステップと、前記第2のステップで表示されている前記画像を前記第3のステップで定めた位置を基準にズーム処理する第4のステップとを有することを特徴とする
【0008】
これにより、本発明の画像処理装置においては、表示手段が画像の上に部分拡大画像を重ねて表示している場合に、画像ズーム手段が画像をズーム処理する際の基準となる位置を変更するので、部分拡大画像が表示されている際に元の全体画像をズーム処理しても部分拡大画像が本来表示していた部分を正確に表示することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
本発明の一実施形態として、医療画像(胸部X線画像)を処理する画像処理装置について説明する。尚、本発明における画像処理装置が処理対象とするのは医療画像に限定されず、種々の画像を処理対象としてよい。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態である画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図1において、符号1は、記憶装置であり、画像処理装置において画像処理対象となる多数の画像データおよび本画像処理装置における種々の処理を実現するためのプログラムなどを保存する。具体的には、記憶装置1は、ハードディスクや光磁気ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。2は、キーボードであり、画像処理装置において文字などの指示入力を行う。3は、マウスであり、画像処理装置の画面上でポインタによる選択や指示入力を行う。
【0011】
4は、CPU(中央演算装置)であり、画像処理装置内の各処理部の制御や、記憶装置1より読み出したプログラムを実行することで、画像データの処理演算などを行う。5は、メモリであり、CPU4における処理の際に、画像データやプログラムおよび、表示位置やズーム率など各種パラメータを一時的に保持するRAM(Random Access Memory)などのメモリである。6は、表示装置であり、メモリ5に保持された画像データをメモリ5に保持された各種パラメータに応じて表示する。具体的には、表示装置6は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶モニタといった表示装置である。また、上述した記憶装置1、キーボード2、マウス3、CPU4、メモリ5、表示装置6は、バス7によってそれぞれ相互に接続され、各々の間でデータの送受信が可能である。
【0012】
<第1の実施形態>
図1に示したハードウェア構成を有する画像処理装置であって、本発明の第1の実施形態における画像処理装置について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態における画像処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。図2において、符号101は、画像記録部であり、図1の記憶装置1中に含まれる画像処理対象となる多数の画像データ(以下、元画像データとする)が記録されている。102は、指示入力部であり、図1のキーボード2およびマウス3などにより構成され、画像処理装置に指示入力を行う。103は、画像読出部であり、指示入力部102により特定の画像データを読み出す指示入力が行われると、指示入力された画像データを画像記録部101から読み出す。
【0013】
また、104は、表示部であり、画像読出部103によって読み出された全体画像や、後述する全体画像ズーム部107によってズームされた全体画像や、後述する部分拡大部111によって生成された部分拡大画像などを表示装置6に表示する処理を行う。105は、全体画像保持部であり、処理対象となる全体画像の画像データをメモリ5中に保持する。
【0014】
106は、全体画像ズーム率保持部であり、全体画像保持部105に保持された全体画像の画像データを、ズーム処理する際のズーム率をメモリ5に保持する。ここで、全体画像ズーム率保持部106に保持されるズーム率の初期値は、表示装置6に表示する全体画像の表示領域の横方向もしくは縦方向のピクセル値を全体画像の横方向もしくは縦方向のピクセル値で割った値のいずれか(いわゆるフィットネス表示)とする。具体例を示すと、表示装置6に表示する全体画像の表示領域における横縦のピクセル値がそれぞれ1024、768であり、全体画像の画像データにおける横縦のピクセル値がそれぞれ2048、2560であった場合には、ズーム率は0.5(=1024/2048)倍もしくは0.3(=768/2560)倍である。また、全体画像ズーム率保持部106に保持された全体画像のズーム率は、指示入力部102からの入力により、値の変更が可能である。
【0015】
107は、全体画像ズーム部であり、全体画像ズーム率保持部106に保持された全体画像のズーム率を参照して、全体画像保持部105に保持された全体画像の画像データに対してズーム処理を行う。通常、全体画像ズーム部107は、全体画像の中心位置を基準としてズーム処理を行う。しかし、後述する部分拡大部111によって生成された部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されている時には、後述の部分拡大画像位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を基準として全体画像に対するズーム処理を行う。
【0016】
108は、部分拡大画像位置保持部であり、全体画像の一部分を拡大した部分拡大画像を表示する領域の中心位置をメモリ5に保持する。109は、部分拡大画像表示サイズ保持部であり、部分拡大画像を表示する領域の横方向および縦方向のピクセル値をメモリ5に保持する。また、110は、部分拡大画像ズーム率保持部であり、全体画像に対する部分拡大画像のズーム率をメモリ5に保持する。尚、以下の説明において、部分拡大画像位置保持部108を位置保持部108、部分拡大画像表示サイズ保持部109をサイズ保持部109、部分拡大画像ズーム率保持部110をズーム率保持部110と略した名称とする。
【0017】
111は、部分拡大部であり、全体画像ズーム率保持部106に保持された全体画像のズーム率や、位置保持部108に保持された部分拡大画像の中心位置や、サイズ保持部109に保持された部分拡大画像を表示する領域の横方向および縦方向のピクセル値や、ズーム率保持部110に保持された全体画像に対する部分拡大画像のズーム率を参照して、全体画像保持部105に保持された全体画像から部分拡大画像を生成する。具体的には、サイズ保持部109およびズーム率保持部110には、適切な初期値(例えば、縦および横のサイズとしてそれぞれ128、ズーム率として2)が保持されており、指示入力部102から部分拡大画像を表示する領域の中心位置が入力されると、位置保持部108にその中心位置の座標が初期値として保持される。
【0018】
ここで、部分拡大部111は、上述したそれぞれの初期値を参照して、全体画像の一部を拡大した部分拡大画像の画像データを出力する。表示部104は、全体画像に部分拡大部111が出力した部分拡大画像を所定の位置に重ねて表示装置6に表示する。また、表示部104が全体画像に重ねて表示する部分拡大画像において部分拡大する位置は、指示入力部102の指示により自由に移動させることができ、その移動に応じて部分拡大画像および位置保持部108の座標は逐次更新される。さらに、部分拡大画像を表示する大きさは指示入力部102の指示により自由に変更させることができ、その変更に応じて表示サイズ保持部109に保持されている値は逐次更新される。
【0019】
次に、上述した第1の実施形態における画像処理装置の全体画像に対するズーム動作について説明する。
図3は、第1の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。まず、ステップS301において、全体画像ズーム部107に対して全体画像のズームを行うよう指示入力部102から指示入力がある。次に、ステップS302において、画像処理装置は、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されているか否かを確認する。ここで、部分拡大画像が表示されている場合(ステップS302のYes)には、ステップS303へ移動し、全体画像ズーム部107が、位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を基準として全体画像に対するズーム処理を行う。次に、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の部分拡大画像を含む全体画像を表示する。
【0020】
また、部分拡大画像が表示されていない場合(ステップS302のNo)には、ステップS304に移動し、全体画像ズーム部107が、全体画像ズーム率保持部106に保持された全体画像のズーム率を参照して、全体画像保持部105に保持された全体画像の画像データに対してズーム処理を行う。次に、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の全体画像を表示する。以上により、画像処理装置におけるズーム処理を終了する。
【0021】
次に、図3におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示し、説明する。
図4は、図3におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。図4において、左側はズーム処理前のX線画像を示し、右側はズーム処理後のX線画像を示す。符号30は、表示装置6の画面であり、画像処理装置において処理前または処理後の画像を表示する。31は、ズーム処理前の全体画像であり、画面30に表示されている。32は、部分拡大画像であり、部分拡大部111によって全体画像31の一部の領域を拡大し、全体画像31上にオーバーラップ表示されている。
【0022】
また、31'は、全体画像ズーム部107によってズーム処理(拡大)した後の全体画像(以下、ズーム全体画像とする)である。32'は、拡大した後のズーム全体画像31'上にオーバーラップ表示された部分拡大画像(以下、ズーム部分画像とする)である。また、33は、部分拡大画像32に含まれる画像の一部を示す円である。また、33’は、円33のズーム処理後の円(以下、ズーム円とする)である。
【0023】
図4に示すように、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像32が全体画像31上にオーバーラップ表示されている時に、全体画像31を全体画像ズーム部107によってズーム処理(拡大)すると、部分拡大画像32の中心(=円33の中心)、すなわち位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を基準として、全体画像ズーム部107は全体画像31をズーム処理(拡大)する。この結果、ズーム全体画像31'上にオーバーラップ表示されたズーム部分画像32'は、ズーム処理前に表示していた中心位置からずれること無く、ズーム処理前と同じ中心位置を正確に部分拡大した画像となる。すなわち、ズーム処理前の部分拡大画像32の中心に円33が位置するように、ズーム処理後のズーム部分画像32’の中心にズーム円33’が位置するよう部分拡大が行われている。
【0024】
以上に示すように、本実施形態における画像処理装置においては、部分拡大画像が表示されている際に元の全体画像をズーム処理しても部分拡大画像が本来表示していた部分を正確に表示することができる。これにより、利用者は従来のように、ズーム処理後に部分拡大画像の位置を再度変更する必要も視点を移動する必要も無いので、作業効率を向上することができる。
【0025】
<第2の実施形態>
次に、図1に示したハードウェア構成を有する画像処理装置であって、本発明の第2の実施形態における画像処理装置について説明する。尚、第2の実施形態における画像処理装置の機能構成は、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置の機能構成と同様であるので、説明を省略する。
ここで、第2の実施形態の画像処理装置が第1の実施形態の画像処理装置と異なる点について説明する。図4の部分拡大画像32およびズーム部分画像32’に示すように、第1の実施形態の画像処理装置では、部分拡大画像を含む全体画像をズーム処理した際にも部分拡大画像の大きさは固定されていた。しかし、第2の実施形態における画像処理装置では、部分拡大画像を含む全体画像をズーム処理した際に全体画像のズーム率に合わせて部分拡大画像の大きさもズーム処理する。すなわち、図2の部分拡大部111が、ズーム率に応じて部分拡大画像の大きさを変化させる機能を更に有する。具体的には、表示サイズ保持部109に保持されている部分拡大画像の表示サイズの値を、ズーム率に応じて変更することで実現することができる。
【0026】
次に、上述した第2の実施形態における画像処理装置の全体画像に対するズーム動作について説明する。
図5は、第2の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。尚、図5のステップS301〜S304の処理は、図3に示したステップS301〜S304の処理と同様であるので、説明を簡略化する。まず、表示中の全体画像のズーム処理を行うよう指示入力部102から指示入力がある。次に、ステップS302において、画像処理装置は、部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されているか否かを確認する。
【0027】
ここで、部分拡大画像が表示されている場合(ステップS302のYes)には、ステップS303へ移動し、全体画像ズーム部107が、部分拡大画像の中心位置を基準として全体画像に対するズーム処理を行う。次に、ステップS401に進み、部分拡大部111は、全体画像ズーム率保持部106に保持されている全体画像のズーム率を参照し、部分拡大画像を全体画像と同じズーム率でズーム処理する。この時、部分拡大部111は、次に、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の部分拡大画像を含む全体画像を表示する。
【0028】
また、部分拡大画像が表示されていない場合(ステップS302のNo)には、ステップS304に移動し、全体画像ズーム部107が、全体画像の画像データに対してズーム処理を行う。次に、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の全体画像を表示する。以上により、画像処理装置におけるズーム処理を終了する。
【0029】
次に、図5におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示し、説明する。
図6は、図5におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。図6において、左側はズーム処理前のX線画像を示し、右側はズーム処理後のX線画像を示す。35は、表示装置6の画面であり、画像処理装置において処理前または処理後の画像を表示する。36は、ズーム処理前の全体画像であり、画面35に表示されている。37は、部分拡大画像であり、部分拡大部111によって全体画像36の一部の領域を拡大し、全体画像36上にオーバーラップ表示されている。
【0030】
また、36'は、全体画像ズーム部107によってズーム処理(拡大)した後の全体画像(以下、ズーム全体画像とする)である。37'は、拡大した後のズーム全体画像36'上にオーバーラップ表示された部分拡大画像(以下、ズーム部分画像とする)である。また、38は、部分拡大画像37に含まれる画像の一部を示す円である。また、38’は、円38のズーム処理後の円(以下、ズーム円とする)である。
【0031】
図6に示すように、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像37が全体画像36上にオーバーラップ表示されている時に、全体画像36を全体画像ズーム部107によってズーム処理(拡大)すると、部分拡大画像37の中心(=円38の中心)、すなわち位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を基準として、全体画像ズーム部107は全体画像36をズーム処理(拡大)する。この結果、ズーム全体画像36'上にオーバーラップ表示されたズーム部分画像37'は、ズーム処理前に表示していた中心位置からずれること無く、ズーム処理前と同じ中心位置を正確に部分拡大した画像となる。すなわち、ズーム処理前の部分拡大画像37の中心に円38が位置するように、ズーム処理後のズーム部分画像37’の中心にズーム円38’が位置し、さらに、ズーム部分画像37’がズーム率に応じて拡大するようズーム処理が行われている。これにより、ズーム処理前の部分拡大画像37とズーム処理後のズーム部分画像37'とでは、表示されている領域の比率が変化しないため、利用者は部分拡大画像をより観察しやすくなるという効果が得られる。
【0032】
<第3の実施例>
図1に示したハードウェア構成を有する画像処理装置であって、本発明の第3の実施形態における画像処理装置について説明する。上述した第1および第2の実施形態の画像処理装置は、部分拡大画像の中心を基準としてズーム処理を行うことで部分拡大画像の表示位置をずらさないようにしていた。しかし、第3の実施形態における画像処理装置は、全体画像をズーム処理した後に部分拡大画像の位置を移動することで位置合わせを行う。
【0033】
図7は、本発明の第3の実施形態における画像処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。尚、図7において、全体画像ズーム部201および位置制御部202の機能ブロック以外は、図2に示した同符号の機能ブロックと同等なものなので説明を省略する。
【0034】
全体画像ズーム部201は、全体画像ズーム率保持部106に保持された全体画像のズーム率を参照して、全体画像保持部105に保持された全体画像のズームを行う。本実施形態における全体画像ズーム部201は、上述した第1および第2の実施形態とは異なり、必ず全体画像の中心位置を基準として全体画像をズーム処理する。
【0035】
位置制御部202は、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されている状態で、全体画像を全体画像ズーム部201によってズーム処理した場合に、全体画像をズーム処理した後でもオーバーラップ表示されている部分拡大画像がズーム処理する前に表示していた部分と同じ位置を部分拡大して表示するように位置制御する。具体的な処理について以下に説明する。まず、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されている状態で、全体画像を全体画像ズーム部201によりズーム処理する場合には、全体画像ズーム部201は全体画像の中心位置を基準としてズーム処理を行う。次に、位置制御部202は、位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を参照し、部分拡大画像の中心位置をズーム処理後の全体画像上でズーム処理前と同じ部分を表示するように位置を移動するよう制御する。
【0036】
次に、上述した第3の実施形態における画像処理装置の全体画像に対するズーム動作について説明する。
図8は、第3の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。まず、ステップS301において、全体画像ズーム部107に対して全体画像のズームを行うよう指示入力部102から指示入力がある。次に、ステップS304に進み、全体画像ズーム部107は、全体画像ズーム率保持部106に保持された全体画像のズーム率を参照して、全体画像保持部105に保持された全体画像の画像データに対して全体画像の中心位置を基準としたズーム処理を行う。次に、ステップS302において、画像処理装置は、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されているか否かを確認する。
【0037】
ここで、部分拡大画像が表示されている場合(ステップS302のYes)には、ステップS501へ移動し、位置制御部202は、全体画像をズーム処理する前に部分拡大画像が表示していた部分と同じ位置を部分拡大するように、位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を変更する。次に、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の部分拡大画像を含む全体画像を表示する。
【0038】
また、部分拡大画像が表示されていない場合(ステップS302のNo)には、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の全体画像を表示する。以上により、画像処理装置におけるズーム処理を終了する。
【0039】
次に、図8におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示し、説明する。
図9は、図8におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。図9において、左側はズーム処理前のX線画像を示し、右側はズーム処理後のX線画像を示す。符号40は、表示装置6の画面であり、画像処理装置において処理前または処理後の画像を表示する。41は、ズーム処理前の全体画像であり、画面40に表示されている。42は、部分拡大画像であり、部分拡大部111によって全体画像41の一部の領域を拡大し、全体画像41上にオーバーラップ表示されている。
【0040】
また、41'は、全体画像ズーム部201によってズーム処理(拡大)した後の全体画像(以下、ズーム全体画像とする)である。42'は、拡大した後のズーム全体画像41'上にオーバーラップ表示された部分拡大画像(以下、ズーム部分画像とする)である。また、43は、部分拡大画像42に含まれる画像の一部を示す円である。また、43’は、円43のズーム処理後の円(以下、ズーム円とする)である。
【0041】
図9に示すように、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像42が全体画像41上にオーバーラップ表示されている時に、全体画像41を全体画像ズーム部201によって拡大すると、まず通常通り全体画像の中心位置を基準として拡大する。次に、位置制御部202の制御により、部分拡大画像位置保持部108に保持されている部分拡大画像42の中心位置をズーム処理後の全体画像41上でズーム処理前と同じ部分を部分拡大表示するように変更する。
【0042】
この結果、ズーム全体画像41'上にオーバーラップ表示されたズーム部分画像42'は、ズーム処理前に表示していた位置からずれること無く、ズーム処理前に表示していた部分と同じ位置を正確に表示する。すなわち、ズーム処理前の部分拡大画像42の中心に円43が位置するように、ズーム処理後のズーム部分画像42’の中心にズーム円43’が位置するようズーム処理が行われている。これにより、上述した第1の実施形態と同様に、利用者はズーム処理後の部分拡大画像(ズーム部分画像42’)の位置を再度変更する必要も視点を移動する必要も無いので、作業効率を向上することができる。
【0043】
<第4の実施形態>
次に、図1に示したハードウェア構成を有する画像処理装置であって、本発明の第4の実施形態における画像処理装置について説明する。尚、第4の実施形態における画像処理装置の機能構成は、図7に示した第3の実施形態における画像処理装置の機能構成と同様であるので、説明を省略する。
【0044】
ここで、第4の実施形態の画像処理装置が第3の実施形態の画像処理装置と異なる点について説明する。第3の実施形態における画像処理装置では、全体画像をズームした際にも虫眼鏡機能による部分拡大画像の大きさは固定されていた。しかし、第4の実施形態の画像処理装置においては、上述した第2の実施形態と同様に全体画像をズーム処理した際に全体画像のズーム率に合わせて部分拡大画像の大きさもズーム処理する。
【0045】
次に、上述した第4の実施形態における画像処理装置の全体画像に対するズーム動作について説明する。
図10は、第4の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。尚、図10のステップS301〜S501の処理は、図8に示したステップS301〜S501の処理と同様であるので、説明を簡略化する。
【0046】
まず、ステップS301において、全体画像のズームを行うよう指示入力部102から指示入力がある。次に、ステップS304に進み、全体画像ズーム部107は、全体画像保持部105に保持された全体画像の画像データに対して全体画像の中心位置を基準としたズーム処理を行う。次に、ステップS302において、画像処理装置は、部分拡大画像が全体画像上にオーバーラップ表示されているか否かを確認する。
【0047】
ここで、部分拡大画像が表示されている場合(ステップS302のYes)には、ステップS501へ移動し、位置制御部202は、全体画像をズーム処理する前に部分拡大画像が表示していた部分と同じ位置を部分拡大するように、位置保持部108に保持されている部分拡大画像の中心位置を変更する。次に、ステップS601に進み、部分拡大部111は、全体画像ズーム率保持部106に保持されている全体画像のズーム率を参照し、部分拡大画像を全体画像と同じズーム率でズーム処理する。次に、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の部分拡大画像を含む全体画像を表示する。また、部分拡大画像が表示されていない場合(ステップS302のNo)には、ステップS305に進み、表示部104は、表示装置6にズーム処理後の全体画像を表示する。以上により、画像処理装置におけるズーム処理を終了する。
【0048】
次に、図10におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示し、説明する。
図11は、図10におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。図11において、左側はズーム処理前のX線画像を示し、右側はズーム処理後のX線画像を示す。45は、表示装置6の画面であり、画像処理装置において処理前または処理後の画像を表示する。46は、ズーム処理前の全体画像であり、画面45に表示されている。47は、部分拡大画像であり、部分拡大部111によって全体画像46の一部の領域を拡大し、全体画像46上にオーバーラップ表示されている。
【0049】
また、46'は、全体画像ズーム部201によってズーム処理(拡大)した後の全体画像(以下、ズーム全体画像とする)である。47'は、拡大した後のズーム全体画像46'上にオーバーラップ表示された部分拡大画像(以下、ズーム部分画像とする)である。また、48は、部分拡大画像47に含まれる画像の一部を示す円である。また、48’は、円48のズーム処理後の円(以下、ズーム円とする)である。
【0050】
図6に示すように、部分拡大部111によって生成された部分拡大画像47が全体画像46上にオーバーラップ表示されている時に、全体画像46を全体画像ズーム部201によってズーム処理(拡大)すると、部分拡大画像47を全体画像ズーム率保持部106に保持されている全体画像の拡大率と同じ比率で拡大する。すなわち、ズーム処理前の部分拡大画像47の中心に円48が位置するように、ズーム処理後のズーム部分画像47’の中心にズーム円48’が位置し、さらに、ズーム部分画像47’がズーム率に応じて拡大するようズーム処理が行われている。これにより、ズーム処理前の部分拡大画像47とズーム処理後のズーム部分画像47'とでは、表示されている領域の比率が変化しないため、利用者は部分拡大画像をより観察しやすくなるという効果が得られる。
【0051】
以上に示したように、本発明の画像処理装置によって、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理してもその位置関係を保つことが可能である。これにより、本来拡大していた部分を全体画像をズームした後でも正確に表示することができる。したがって、利用者は視点の移動を最小限に抑えることができ、従来のように思考を中断されることがないため効率の良い読影が可能になると共に、従来のように虫眼鏡の位置を再度変更する必要もないため操作性もまた向上させることができる。
【0052】
尚、図2および図7に示した各処理部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部はメモリおよびCPUにより構成され、各処理部の機能を実現する為のプログラムをメモリに読み込んで実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0053】
また、図2および図7において各種処理を行う処理部の機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」とは、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
【0054】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0055】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0056】
また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0076】
以上、上述した実施例によれば、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズームしてもその位置関係を保つことが可能となり、本来拡大していた部分を、全体画像をズームした後でも正確に表示することができる。したがって、利用者は視点の移動を最小限に抑えることができ、思考を中断されることがないため効率の良い読影が可能になると共に、虫眼鏡の位置を再度変更する必要もないため操作性もまた向上させることができる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、部分拡大画像が表示されている際に元の全体画像をズーム処理しても部分拡大画像が本来表示していた部分を正確に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における画像処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。
【図4】図3におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。
【図5】第2の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。
【図6】図5におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態における画像処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【図8】第3の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。
【図9】図8におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。
【図10】第4の実施形態における画像処理装置のズーム動作を示したフロー図である。
【図11】図10におけるズーム処理により、部分拡大画像が表示されている際に、全体画像をズーム処理(拡大)した時の表示例を示す図である。
【図12】従来の全体画像のズームによる「虫眼鏡機能」部分の問題例を示す図である。
【符号の説明】
1 記憶装置
2 キーボード
3 マウス
4 CPU
5 メモリ
6 表示装置
101 画像記録部
102 指示入力部
103 画像読出部
104 表示部
105 全体画像保持部
106 全体画像ズーム率保持部
107 全体画像ズーム部
108 部分拡大画像位置保持部
109 部分拡大画像表示サイズ保持部
110 部分拡大画像ズーム率保持部
111 部分拡大部
201 全体画像ズーム部
202 位置制御部

Claims (5)

  1. 画像データを処理して画像を表示する画像処理装置であって、
    前記画像の一部を拡大した部分拡大画像を生成する部分拡大手段と、
    前記画像と、前記画像の上に重ねた前記部分拡大画像とを表示させる表示手段と、
    前記表示手段で表示されている前記画像をズーム処理するズーム処理手段と、
    前記画像のズーム処理の中心位置を、前記部分拡大画像の位置とするズーム処理制御手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ズーム処理制御手段は、前記表示手段で前記部分拡大画像が表示されていない場合、前記画像の中心を、前記ズーム処理手段が前記画像をズーム処理する際の基準となる位置とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 画像データを処理して画像を表示する画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    前記画像の一部を拡大した部分拡大画像を生成する第1のステップと、
    前記画像と、前記画像の上に重ねた前記部分拡大画像とを表示させる第2のステップと、
    前記画像のズーム処理の中心位置を、前記部分拡大画像の位置とする第3のステップと、
    前記第2のステップで表示されている前記画像を前記第3のステップで定めた位置を基準にズーム処理する第4のステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 画像の一部を拡大した部分拡大画像を生成する第1のステップと、
    前記画像と、前記画像の上に重ねた前記部分拡大画像とを表示させる第2のステップと、
    前記画像のズーム処理の中心位置を、前記部分拡大画像の位置とする第3のステップと、
    前記第2のステップで表示されている前記画像を前記第3のステップで定めた位置を基準にズーム処理する第4のステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 画像の一部を拡大した部分拡大画像を生成する第1のステップと、
    前記画像と、前記画像の上に重ねた前記部分拡大画像とを表示させる第2のステップと、
    前記画像のズーム処理の中心位置を、前記部分拡大画像の位置とする第3のステップと、
    前記第2のステップで表示されている前記画像を前記第3のステップで定めた位置を基準にズーム処理する第4のステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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