JP2015210491A - 画像表示システム、画像表示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザによる煩雑な操作を要することなく、表示対象の画像を適切な状態で表示することを目的とする。
【解決手段】表示対象となる画像に、画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の画像を表示した後、処理情報に対応する画像処理後の画像を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】表示対象となる画像に、画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の画像を表示した後、処理情報に対応する画像処理後の画像を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像表示システム、画像表示方法及びプログラムに関する。
従来、扱う画像の高解像度化に伴い、高解像度の元画像と、元画像から生成された低解像度のサムネイル画像をセットにして管理する方法が多く見られるようになった。これにより、サムネイル画像を一覧で表示させることが容易となり、詳細に確認したい場合は、サムネイル画像から元画像を参照する使い方ができるようになった。
そのため、利用者にとっては一覧性がよくなり、必要に応じて詳細な情報を確認できるようになったためにアクセス効率が向上した。更に、作業内容によっては元画像を使わずサムネイル画像を使って作業ができたりする場合もあるため、利便性も高まった。
その反面、一覧表示によって扱う情報やできる作業が増えると、管理や操作が煩雑になってしまい、多数の画像の中から状況や内容を把握するのに手間がかかってしまう問題がある。特許文献1には、この問題に対応する技術として、画像やドキュメントをサムネイルで項目ごとに時系列に並べて表示する技術が開示されている。これにより、ユーザは、サムネイル元データが未読かどうかを判断することができ、元画像の再確認の手間を省くことができる。
そのため、利用者にとっては一覧性がよくなり、必要に応じて詳細な情報を確認できるようになったためにアクセス効率が向上した。更に、作業内容によっては元画像を使わずサムネイル画像を使って作業ができたりする場合もあるため、利便性も高まった。
その反面、一覧表示によって扱う情報やできる作業が増えると、管理や操作が煩雑になってしまい、多数の画像の中から状況や内容を把握するのに手間がかかってしまう問題がある。特許文献1には、この問題に対応する技術として、画像やドキュメントをサムネイルで項目ごとに時系列に並べて表示する技術が開示されている。これにより、ユーザは、サムネイル元データが未読かどうかを判断することができ、元画像の再確認の手間を省くことができる。
しかしながら、特許文献1の技術においては、サムネイル内の一部が重要である場合には、サムネイルを表示した後に、重要部分を思い出したり判断したりしなければならない。そして、その後に重要部分を表示するための操作が必要となる。また、サムネイルが複数の画像に対応付けられていたり、重要部分が複数個所存在したりする場合、更に複数の判断や操作の手間が必要となる。また、最初から重要部分を表示する方法も考えられるが、この場合、ユーザが全体に対してどの部分を示しているのかを把握できない場合がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、ユーザによる煩雑な操作を要することなく、表示対象の画像を適切な状態で表示することを目的とする。
そこで、本発明は、画像表示システムであって、表示対象となる画像に、前記画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記画像を表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示する表示手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによる煩雑な操作を要することなく、表示対象の画像を適切な状態で表示することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像表示システムを示す図である。画像表示システムは、ネットワーク105に接続された、複数のクライアント装置100と、サーバ装置101とを有している。クライアント装置100は、画像表示装置の一例である。サーバ装置101は、表示対象となる画像を記憶、管理し、クライアント装置100の要求に応じて、クライアント装置100に画像等の情報を提供する。なお、本実施形態においては、レントゲン撮影により得られた撮影画像を表示対象とする場合を例に説明する。ただし、画像表示システムが表示対象とする画像は、レントゲン撮影により得られた撮影画像に限定されるものではない。
クライアント装置100は、サーバ装置101から画像等の情報を取得する。クライアント装置100は、画像に対応付けられたサムネイル画像を後述の表示部に表示する。そして、クライアント装置100は、ユーザからサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像に対応付けられている画像を表示する。本実施形態においては、1つのサムネイル画像に1つの画像が対応付けられているものとする。
なお、本実施形態においては、サーバ装置101が画像の記憶、管理を行うこととしたが、他の例としては、クライアント装置100が、画像の記憶管理も行うこととしてもよい。この場合、サーバ装置101は不要である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像表示システムを示す図である。画像表示システムは、ネットワーク105に接続された、複数のクライアント装置100と、サーバ装置101とを有している。クライアント装置100は、画像表示装置の一例である。サーバ装置101は、表示対象となる画像を記憶、管理し、クライアント装置100の要求に応じて、クライアント装置100に画像等の情報を提供する。なお、本実施形態においては、レントゲン撮影により得られた撮影画像を表示対象とする場合を例に説明する。ただし、画像表示システムが表示対象とする画像は、レントゲン撮影により得られた撮影画像に限定されるものではない。
クライアント装置100は、サーバ装置101から画像等の情報を取得する。クライアント装置100は、画像に対応付けられたサムネイル画像を後述の表示部に表示する。そして、クライアント装置100は、ユーザからサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像に対応付けられている画像を表示する。本実施形態においては、1つのサムネイル画像に1つの画像が対応付けられているものとする。
なお、本実施形態においては、サーバ装置101が画像の記憶、管理を行うこととしたが、他の例としては、クライアント装置100が、画像の記憶管理も行うこととしてもよい。この場合、サーバ装置101は不要である。
図2は、クライアント装置100のハードウェア構成を示す図である。クライアント装置100は、CPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、入力部204と、表示部205と、通信部206とを有している。各部はバス207により相互に接続されている。CPU201は、記憶装置203に記憶されているプログラム208を実行することにより、後述する各種機能を実行する。メモリ202は、CPU201が記憶装置203から読み出したプログラムやデータを一時的に記憶する。また、メモリ202は、CPU201が各種のプログラムを実行するための領域としても利用される。
記憶装置203は、オペレーティングシステム(OS)や各種プログラムや制御プログラム、データ等を記憶する。データとしては画像等が挙げられる。プログラムとしては、画像の閲覧時の操作を記録するプログラム等が挙げられる。記憶装置203は、例えばSSDやHDDのような大容量記憶装置である。本実施形態においては、記憶装置203には、表示対象となる撮影画像が、サムネイル画像に対応付けて記憶されている。そして、CPU201は、記憶装置203に記憶されている複数のサムネイル画像を表示部205に一覧表示する。
入力部204は、主にユーザからの入力を受け付ける。入力部204は例えば、画像の表示指示、操作指示等の入力を受け付ける。表示部205は、各種情報を表示する。表示部205は例えば、画像や、入力部204が受け付けた情報、CPU201により実行されたプログラムの実行結果等を表示する。通信部206は、ネットワーク105に接続し、他の装置との通信を行う。通信部206は、例えば、サーバ装置101から画像を受信したり、サーバ装置101に画像要求を送信したりする。なお、クライアント装置100に画像が記憶されている場合には、クライアント装置100は、通信部206を備えなくともよい。また、入力部204と表示部205とは、タッチパネルとして一体に設けられていてもよい。
記憶装置203は、オペレーティングシステム(OS)や各種プログラムや制御プログラム、データ等を記憶する。データとしては画像等が挙げられる。プログラムとしては、画像の閲覧時の操作を記録するプログラム等が挙げられる。記憶装置203は、例えばSSDやHDDのような大容量記憶装置である。本実施形態においては、記憶装置203には、表示対象となる撮影画像が、サムネイル画像に対応付けて記憶されている。そして、CPU201は、記憶装置203に記憶されている複数のサムネイル画像を表示部205に一覧表示する。
入力部204は、主にユーザからの入力を受け付ける。入力部204は例えば、画像の表示指示、操作指示等の入力を受け付ける。表示部205は、各種情報を表示する。表示部205は例えば、画像や、入力部204が受け付けた情報、CPU201により実行されたプログラムの実行結果等を表示する。通信部206は、ネットワーク105に接続し、他の装置との通信を行う。通信部206は、例えば、サーバ装置101から画像を受信したり、サーバ装置101に画像要求を送信したりする。なお、クライアント装置100に画像が記憶されている場合には、クライアント装置100は、通信部206を備えなくともよい。また、入力部204と表示部205とは、タッチパネルとして一体に設けられていてもよい。
図3は、クライアント装置100による、画像表示処理を示すフローチャートである。クライアント装置100は、プログラム208に従い、画像表示処理を実行する。画像表示処理の前提として、表示部205には、画像一覧が表示されているものとする。図4(a)は、画像一覧を示す図である。画像一覧400には、複数のサムネイル画像401〜409が表示されている。ここで、サムネイル画像は、縮小画像の一例である。
S301において、クライアント装置100のCPU201は、画像一覧400において一覧表示された複数のサムネイル画像の中から、表示対象となるサムネイル画像の選択指示を受け付けるまで待機する。CPU201は、例えば、サムネイル画像上にマウスカーソルを移動する、サムネイル画像をクリックする等のユーザ操作によりサムネイル画像が選択された場合に、入力部204を介して、選択指示を受け付ける。また、他の例としては、CPU201は、タッチパネルに対するタップや所定時間継続するタッチ等のユーザ操作によりサムネイル画像が選択された場合に、入力部204を介して、選択指示を受け付けてもよい。
CPU201は、選択指示を受け付けると(S301でYes)、処理をS302へ進める。S302において、CPU201は、記憶装置203において、選択指示に係るサムネイル画像に対応する撮影画像に処理情報が対応付けられているか否かを確認する。なお、処理情報は、撮影画像に対して行うべき画像処理に関する情報である。具体的には、処理情報は、撮影画像に対して行うべき画像処理の内容を示す情報である。処理情報は、後述のS309の処理において記憶装置203に記録されるものであり、詳細については後述する。CPU201は、撮影画像に対し処理情報が対応付けられている場合には(S302でYes)、処理をS311へ進める。CPU201は、撮影画像に対し処理情報が対応付けられていない場合には(S302でNo)、処理をS303へ進める。
S301において、クライアント装置100のCPU201は、画像一覧400において一覧表示された複数のサムネイル画像の中から、表示対象となるサムネイル画像の選択指示を受け付けるまで待機する。CPU201は、例えば、サムネイル画像上にマウスカーソルを移動する、サムネイル画像をクリックする等のユーザ操作によりサムネイル画像が選択された場合に、入力部204を介して、選択指示を受け付ける。また、他の例としては、CPU201は、タッチパネルに対するタップや所定時間継続するタッチ等のユーザ操作によりサムネイル画像が選択された場合に、入力部204を介して、選択指示を受け付けてもよい。
CPU201は、選択指示を受け付けると(S301でYes)、処理をS302へ進める。S302において、CPU201は、記憶装置203において、選択指示に係るサムネイル画像に対応する撮影画像に処理情報が対応付けられているか否かを確認する。なお、処理情報は、撮影画像に対して行うべき画像処理に関する情報である。具体的には、処理情報は、撮影画像に対して行うべき画像処理の内容を示す情報である。処理情報は、後述のS309の処理において記憶装置203に記録されるものであり、詳細については後述する。CPU201は、撮影画像に対し処理情報が対応付けられている場合には(S302でYes)、処理をS311へ進める。CPU201は、撮影画像に対し処理情報が対応付けられていない場合には(S302でNo)、処理をS303へ進める。
S303において、CPU201は、選択指示に係るサムネイル画像を拡大して、ポップアップ表示する。例えば、図4(a)に示すサムネイル画像404が選択された場合には、CPU201は、図4(b)に示すように、サムネイル画像404に対応する拡大サムネイル画像410を表示する。拡大サムネイル画像410は、サムネイル画像404と等しい表示範囲の画像を、サムネイル画像404に比べて大きいサイズで表示したものである。
次に、S304において、CPU201は、表示指示を受け付けたか否かを確認する。ここで、表示指示は、サムネイル画像に対応する撮影画像の表示を指示する情報である。CPU201は、例えば、図4(b)に示す拡大サムネイル画像410のクリック等のユーザ操作が行われた場合に、表示指示を受け付ける。CPU201はまた、タッチパネルにおいては、拡大サムネイル画像410に対するタップ等のユーザ操作が行われた場合に、表示指示を受け付ける。
また、CPU201は、図4(a)等に示すように、一覧表示中の通常サイズのサムネイル画像401〜409へのダブルクリック等、サムネイル画像の選択指示のためのユーザ操作と異なるユーザ操作が行われた場合に、撮影画像の表示指示を受け付ける。
CPU201は、表示指示を受け付けた場合に(S304でYes)、処理をS305へ進める。CPU201は、表示指示を受け付けなかった場合には(S304でNo)、画像表示処理を終了する。
次に、S304において、CPU201は、表示指示を受け付けたか否かを確認する。ここで、表示指示は、サムネイル画像に対応する撮影画像の表示を指示する情報である。CPU201は、例えば、図4(b)に示す拡大サムネイル画像410のクリック等のユーザ操作が行われた場合に、表示指示を受け付ける。CPU201はまた、タッチパネルにおいては、拡大サムネイル画像410に対するタップ等のユーザ操作が行われた場合に、表示指示を受け付ける。
また、CPU201は、図4(a)等に示すように、一覧表示中の通常サイズのサムネイル画像401〜409へのダブルクリック等、サムネイル画像の選択指示のためのユーザ操作と異なるユーザ操作が行われた場合に、撮影画像の表示指示を受け付ける。
CPU201は、表示指示を受け付けた場合に(S304でYes)、処理をS305へ進める。CPU201は、表示指示を受け付けなかった場合には(S304でNo)、画像表示処理を終了する。
次に、S305において、CPU201は、表示指示に係る撮影画像を表示する。図4(c)は、撮影画像420の表示例を示す図である。次に、S306において、CPU201は、表示部205に表示されている、サムネイル画像に対応する撮影画像に対し、入力部204を介して、画像処理の実行指示を受け付けたか否かを確認する。ここで、画像処理は、例えば、撮影画像の一部の領域を拡大して表示する、すなわち一部の領域の拡大画像を生成する処理である。なお、画像処理は、撮影画像に基づき、表示内容を変更するような処理であればよく、画像処理の種類は、実施形態に限定されるものではない。画像処理としては、輝度、明度、深度等、表示に関するパラメータを変更する処理が挙げられる。
CPU201は、実行指示を受け付けた場合には(S306でYes)、処理をS307へ進める。CPU201は、実行指示を受け付けなかった場合には(S306でNo)、処理をS310へ進める。ここで、S306の処理は、実行指示を受け付ける受付処理の一例である。
CPU201は、実行指示を受け付けた場合には(S306でYes)、処理をS307へ進める。CPU201は、実行指示を受け付けなかった場合には(S306でNo)、処理をS310へ進める。ここで、S306の処理は、実行指示を受け付ける受付処理の一例である。
S307において、CPU201は、実行指示に従い、表示中の撮影画像に対し画像処理を行う。次に、S308において、CPU201は、画像処理が行われた撮影画像、すなわち画像処理後の撮影画像を表示部205に表示する。次に、S309において、CPU201は、S307において実行した画像処理の内容を示す処理情報を表示対象の撮影画像及び対応するサムネイル画像に対応付けて記憶装置203に記録する。処理情報は、S307において実行された画像処理を再度行うために必要な情報である。このように、CPU201は、実際に行われた画像処理の内容を、画像に対して行うべき画像処理の内容を示す処理情報として記録する。ここで、S309の処理は、処理情報管理処理の一例である。
図5は、S305〜S308の処理を説明するための図である。図5(a)に示すように、上半身のレントゲンの撮影画像500が表示された状態において(S305)、医師が図5(b)に示すように、肋骨の部分領域510を注目領域として選択したとする。この場合、CPU201は、部分領域510を拡大表示する画像処理の実行指示を受け付ける(S306)。そして、CPU201は、部分領域510の拡大画像520を生成する画像処理を行い(S307)、図5(c)に示すように、生成した拡大画像520を表示部205に表示する(S308)。ここで、拡大画像520は、肋骨の骨折を示す画像である。
図5を参照しつつ説明したような拡大表示に係る画像処理の場合には、処理情報は、拡大処理を示す情報、拡大対象となる領域の位置及びサイズを示す情報を含む。また、他の例としては、処理情報は、拡大処理を示す情報と、拡大対象の中心位置及び拡大率を示す情報を含んでもよい。
図5は、S305〜S308の処理を説明するための図である。図5(a)に示すように、上半身のレントゲンの撮影画像500が表示された状態において(S305)、医師が図5(b)に示すように、肋骨の部分領域510を注目領域として選択したとする。この場合、CPU201は、部分領域510を拡大表示する画像処理の実行指示を受け付ける(S306)。そして、CPU201は、部分領域510の拡大画像520を生成する画像処理を行い(S307)、図5(c)に示すように、生成した拡大画像520を表示部205に表示する(S308)。ここで、拡大画像520は、肋骨の骨折を示す画像である。
図5を参照しつつ説明したような拡大表示に係る画像処理の場合には、処理情報は、拡大処理を示す情報、拡大対象となる領域の位置及びサイズを示す情報を含む。また、他の例としては、処理情報は、拡大処理を示す情報と、拡大対象の中心位置及び拡大率を示す情報を含んでもよい。
画像処理後の画像には、ユーザが注目すべき注目領域(図5の例においては骨折箇所)が含まれていると考えられる。すなわち、画像処理後の画像は、ユーザが注目領域を確認し易い状態で表示する画像であると考えられる。そこで、本実施形態においては、クライアント装置100は、再度注目領域を表示すべく、注目領域をするための画像処理に関する情報である処理情報を記録する。
なお、他の例としては、クライアント装置100は、単に表示されただけでなく、その表示時間が一定時間を超える場合に、画像処理の内容を示す処理情報を記憶装置203に記録することとしてもよい。これにより、クライアント装置100は、一定時間以上継続して表示された領域のみを、注目領域とみなし、対応する処理情報を記録することができる。
なお、他の例としては、クライアント装置100は、単に表示されただけでなく、その表示時間が一定時間を超える場合に、画像処理の内容を示す処理情報を記憶装置203に記録することとしてもよい。これにより、クライアント装置100は、一定時間以上継続して表示された領域のみを、注目領域とみなし、対応する処理情報を記録することができる。
図3に戻り、S309において処理情報が記録された後、S310において、CPU201は、ユーザから終了指示を受け付けた場合には(S310でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、ユーザから終了指示を受け付けなかった場合には(S310でNo)、処理をS306へ進める。
一方、S311において、CPU201は、拡大表示指示に係るサムネイル画像を表示部205に拡大表示する。次に、S312において、CPU201は、拡大サムネイル画像を表示した後、一定時間が経過するまで待機する。そして、CPU201は、一定時間経過後に(S312でYes)、処理をS313へ進める。S313において、CPU201は、拡大サムネイル画像に対応する撮影画像に対応付けられている処理情報に基づいて、拡大サムネイル画像に対する画像処理を行う(画像処理)。そして、CPU201は、拡大サムネイル画像に替えて、画像処理後の拡大サムネイル画像を表示部205に表示し、その後処理をS304へ進める。
このように、S313において、CPU201は、処理情報に基づく画像処理後の拡大サムネイル画像を表示する。これに対し、S303及びS311においては、CPU201は、画像処理が行われていない拡大サムネイル画像を表示する。ここで、S311〜S313の処理は、画像処理の行なわれていない画像を表示した後、処理情報に対応する画像処理後の画像を表示する表示処理の一例である。
なお、他の例としては、画像表示システムは、処理情報に基づいて、サムネイル画像に対応する撮影画像に対する画像処理を行い、画像処理後の撮影画像からサムネイル画像を生成してもよい。
図6は、S311〜S313の処理を説明するための図である。このように、CPU201は、まず画像処理の行なわれていない画像として、上半身のレントゲン画像の拡大サムネイル画像410を表示する。そして、CPU201は、拡大サムネイル画像410の表示後一定時間Tが経過すると、表示内容を画像処理後の拡大サムネイル画像600に自動的に切り替える。このとき、CPU201は、さらに、拡大サムネイル画像が画像処理前の状態から画像処理後の状態に徐々に変化するようなアニメーションを表示してもよい。例えば、画像処理が撮影画像の一部の領域を抽出し、抽出領域を拡大する処理であるとする。この場合、CPU201は、拡大サムネイル画像が表示されていた領域に抽出領域が表示されるまで、拡大サムネイル画像が徐々に拡大していくようなズームアニメーションを表示してもよい。
このように、S313において、CPU201は、処理情報に基づく画像処理後の拡大サムネイル画像を表示する。これに対し、S303及びS311においては、CPU201は、画像処理が行われていない拡大サムネイル画像を表示する。ここで、S311〜S313の処理は、画像処理の行なわれていない画像を表示した後、処理情報に対応する画像処理後の画像を表示する表示処理の一例である。
なお、他の例としては、画像表示システムは、処理情報に基づいて、サムネイル画像に対応する撮影画像に対する画像処理を行い、画像処理後の撮影画像からサムネイル画像を生成してもよい。
図6は、S311〜S313の処理を説明するための図である。このように、CPU201は、まず画像処理の行なわれていない画像として、上半身のレントゲン画像の拡大サムネイル画像410を表示する。そして、CPU201は、拡大サムネイル画像410の表示後一定時間Tが経過すると、表示内容を画像処理後の拡大サムネイル画像600に自動的に切り替える。このとき、CPU201は、さらに、拡大サムネイル画像が画像処理前の状態から画像処理後の状態に徐々に変化するようなアニメーションを表示してもよい。例えば、画像処理が撮影画像の一部の領域を抽出し、抽出領域を拡大する処理であるとする。この場合、CPU201は、拡大サムネイル画像が表示されていた領域に抽出領域が表示されるまで、拡大サムネイル画像が徐々に拡大していくようなズームアニメーションを表示してもよい。
これにより、クライアント装置100は、ユーザにより閲覧され、処理情報が対応付けられたサムネイル画像に対しては、次回以降の表示時には、一旦画像処理前の画像を表示した後に、注目領域を表示するような画像処理後の画像を表示することができる。したがって、ユーザは、面倒な操作を行うことなく、希望する領域を希望の表示態様で視認することができる。
さらに、画像処理後の画像の表示前に、対応する画像処理前の撮影画像を表示することとしたのは、画像処理後の画像と画像処理前の画像との関係をユーザに把握させるためである。図5及び図6を参照しつつ説明したように、画像処理が、上半身全体等の全体画像の一部の領域を拡大表示するような処理であるとする。この場合、拡大画像のみが表示されたのでは、ユーザは、画像処理後の拡大画像と画像処理前の全体画像との関係を把握するのは難しい。図6に示す例においては、拡大サムネイル画像600のみからは骨折部位が、何番目の肋骨であるかをユーザが把握するのは困難である。これに対し、初めに全体画像を表示することにより、ユーザは、画像処理前後の画像の関係を容易に把握することができる。
さらに、画像処理後の画像の表示前に、対応する画像処理前の撮影画像を表示することとしたのは、画像処理後の画像と画像処理前の画像との関係をユーザに把握させるためである。図5及び図6を参照しつつ説明したように、画像処理が、上半身全体等の全体画像の一部の領域を拡大表示するような処理であるとする。この場合、拡大画像のみが表示されたのでは、ユーザは、画像処理後の拡大画像と画像処理前の全体画像との関係を把握するのは難しい。図6に示す例においては、拡大サムネイル画像600のみからは骨折部位が、何番目の肋骨であるかをユーザが把握するのは困難である。これに対し、初めに全体画像を表示することにより、ユーザは、画像処理前後の画像の関係を容易に把握することができる。
以上のように、第1の実施形態にかかる画像表示システムは、表示対象の画像中にユーザが注目する注目領域が存在する場合に、ユーザによる煩雑な操作を要することなく、注目領域をユーザが確認し易い状態で表示することができる。さらに、画像表示システムは、画像処理前の画像を表示した後に、注目領域が確認し易い状態に画像処理が行われた後の画像を表示することにより、ユーザに画像処理前後の画像の関係を把握させることができる。すなわち、画像表示システムは、ユーザによる煩雑な操作を要することなく、表示対象の画像を適切な状態で表示することができる。
なお、第1の実施形態に係る画像表示システムの第1の変更例としては、処理情報は、画像処理後の画像そのものであってもよい。この場合には、S313において、CPU201は、処理情報として撮影画像に対応付けて記憶されている画像処理後の画像を表示すればよい。
また、第2の変更例としては、クライアント装置100は、図3に示すS302の判断に加え、画像処理前後の画像の変化量が大きい場合にS311へ進むこととしてもよい。具体的には、クライアント装置100は、S302において処理情報があると判断し、かつ変化量が閾値以上である場合に、処理をS311へ進め、変化量が閾値未満である場合には、処理をS303へ進めることとしてもよい。ここで、変化量は、画像処理前後の画像における表示領域の縮尺や表示位置の変化量であり、閾値は予め記憶装置203等に格納されているものとする。これは、変化の程度が小さい場合には、処理後画像を表示する前に、未処理の画像を表示しなくとも、ユーザが画像処理前後の画像の関係を把握することができると考えられるためである。
また、第3の変更例としては、CPU201は、一旦未処理の撮影画像を表示した後に画像処理後の撮影画像を表示すればよく、未処理の撮影画像から画像処理後の撮影画像に表示を切り替えるタイミングは、実施形態に限定されるものではない。例えば、CPU201は、未処理の撮影画像を表示した後、ユーザから切替指示を受け付けた(受付処理)タイミングにおいて、画像処理後の撮影画像を表示することとしてもよい。
また、第4の変更例としては、CPU201は、表示対象の画像が表示された際に記録されたメモやモダリティ等の情報から、注目領域を特定し、注目領域を表示するための画像処理を特定し、処理情報を記録してもよい。
また、第5の変更例としては、CPU201は、S303及びS311のうち少なくとも一方において、拡大指示に係るサムネイル画像を拡大表示しなくともよい。S311においてサムネイル画像を拡大表示しない場合には、CPU201は、S313においては、一覧表示における通常サイズのサムネイル画像が表示されている領域に、画像処理後のサムネイル画像を通常サイズで表示すればよい。
また、第6の変更例としては、CPU201は、画像表示処理に先立ち表示する画像一覧400に、サムネイル画像に替えて撮影画像を表示してもよい。このように、画像表示システムが処理対象とする画像の種類は実施形態に限定されるものではない。また、画像一覧300に撮影画像を表示する場合には、S303及びS311において、拡大指示にかかる撮影画像を表示し、S313において、画像処理後の撮影画像を表示すればよい。
また、第5の変更例としては、CPU201は、S303及びS311のうち少なくとも一方において、拡大指示に係るサムネイル画像を拡大表示しなくともよい。S311においてサムネイル画像を拡大表示しない場合には、CPU201は、S313においては、一覧表示における通常サイズのサムネイル画像が表示されている領域に、画像処理後のサムネイル画像を通常サイズで表示すればよい。
また、第6の変更例としては、CPU201は、画像表示処理に先立ち表示する画像一覧400に、サムネイル画像に替えて撮影画像を表示してもよい。このように、画像表示システムが処理対象とする画像の種類は実施形態に限定されるものではない。また、画像一覧300に撮影画像を表示する場合には、S303及びS311において、拡大指示にかかる撮影画像を表示し、S313において、画像処理後の撮影画像を表示すればよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態にかかる画像表示システムは、単独の画像だけでなく、画像群を表示する。ここで、画像群は、連続して表示すべき複数の静止画像を含む。画像群は、例えば、CTやMRI等の撮影により得られた複数の画像を含む。他の例としては、画像群は、複数のフレームを有する動画像であってもよい。
第2の実施形態においては、クライアント装置100は、サーバ装置101から単独の画像だけでなく、画像群を取得する。そして、クライアント装置100は、単独の画像に対しては、1つの画像に対し1つのサムネイル画像を対応付ける。また、クライアント装置100は、画像群に対しては、画像群中の各画像に対し1つのサムネイル画像を対応付ける。そして、クライアント装置100は、画像一覧において、画像群に対しては、代表のサムネイル画像を表示する。本実施形態においては、クライアント装置100は、画像群の1ページ目の画像に対応するサムネイル画像を代表のサムネイル画像として表示する。複数のサムネイル画像を表示部205に表示する。そして、クライアント装置100は、ユーザからサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像に対応付けられている画像又は画像群を表示する。クライアント装置100は、表示対象が画像群の場合には、画像群に属する複数の画像を表示順に従い順次表示する。以下、第2の実施形態にかかる画像表示システムの、第1の実施形態にかかる画像表示システムと異なる点について説明する。
第2の実施形態にかかる画像表示システムは、単独の画像だけでなく、画像群を表示する。ここで、画像群は、連続して表示すべき複数の静止画像を含む。画像群は、例えば、CTやMRI等の撮影により得られた複数の画像を含む。他の例としては、画像群は、複数のフレームを有する動画像であってもよい。
第2の実施形態においては、クライアント装置100は、サーバ装置101から単独の画像だけでなく、画像群を取得する。そして、クライアント装置100は、単独の画像に対しては、1つの画像に対し1つのサムネイル画像を対応付ける。また、クライアント装置100は、画像群に対しては、画像群中の各画像に対し1つのサムネイル画像を対応付ける。そして、クライアント装置100は、画像一覧において、画像群に対しては、代表のサムネイル画像を表示する。本実施形態においては、クライアント装置100は、画像群の1ページ目の画像に対応するサムネイル画像を代表のサムネイル画像として表示する。複数のサムネイル画像を表示部205に表示する。そして、クライアント装置100は、ユーザからサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像に対応付けられている画像又は画像群を表示する。クライアント装置100は、表示対象が画像群の場合には、画像群に属する複数の画像を表示順に従い順次表示する。以下、第2の実施形態にかかる画像表示システムの、第1の実施形態にかかる画像表示システムと異なる点について説明する。
図7は、第2の実施形態にかかるクライアント装置100による、画像表示処理を示すフローチャートである。S701において、クライアント装置100のCPU201は、選択指示を受け付けるまで待機する。CPU201は、選択指示を受け付けると(S701でYes)、処理をS702へ進める。S702において、CPU201は、選択指示に係る表示対象の画像が単独の画像か画像群かを確認する。CPU201は、表示対象の画像が画像群である場合には(S702でYes)、処理をS703へ進める。CPU201は、表示対象の画像が単独の画像である場合には(S702でNo)、処理を図3に示すS302へ進め、S302以降の処理を行う。
S703において、CPU201は、記憶装置203において、表示対象の画像群に処理情報が対応付けられているか否かを確認する。なお、画像群の処理情報は、後述のS710の処理において記憶装置203に記録されるものである。画像群の処理情報は、画像群に含まれる撮影画像に対して行うべき画像処理に関する情報である。具体的には、画像群の処理情報は、撮影画像と、撮影画像に対して行うべき画像処理とを対応付けた情報を含んでいる。なお、処理情報は、複数の撮影画像それぞれに対し異なる画像処理を対応付けた複数の情報を含む場合もある。画像群の処理情報はさらに、複数の画像の表示順等の情報も含んでいる。CPU201は、画像群に対し処理情報が対応付けられていない場合には(S703でNo)、処理をS704へ進める。CPU201は、画像群に対し処理情報が対応付けられている場合には(S703でYes)、処理をS715へ進める。
S703において、CPU201は、記憶装置203において、表示対象の画像群に処理情報が対応付けられているか否かを確認する。なお、画像群の処理情報は、後述のS710の処理において記憶装置203に記録されるものである。画像群の処理情報は、画像群に含まれる撮影画像に対して行うべき画像処理に関する情報である。具体的には、画像群の処理情報は、撮影画像と、撮影画像に対して行うべき画像処理とを対応付けた情報を含んでいる。なお、処理情報は、複数の撮影画像それぞれに対し異なる画像処理を対応付けた複数の情報を含む場合もある。画像群の処理情報はさらに、複数の画像の表示順等の情報も含んでいる。CPU201は、画像群に対し処理情報が対応付けられていない場合には(S703でNo)、処理をS704へ進める。CPU201は、画像群に対し処理情報が対応付けられている場合には(S703でYes)、処理をS715へ進める。
S704において、CPU201は、表示対象の画像群の1ページ目のサムネイル画像を拡大して、ポップアップ表示する。すなわち、S704においては、表示対象の画像群に対し処理情報が対応付けられていないので、CPU201は、画像処理が行われていない、未処理のサムネイル画像を表示する。次に、S705において、CPU201は、サムネイル画像に対応する撮影画像の表示指示を受け付けたか否かを確認する。CPU201は、表示指示を受け付けた場合に(S705でYes)、処理をS706へ進める。CPU201は、表示指示を受け付けなかった場合には(S705でNo)、画像表示処理を終了する。
次に、S706において、CPU201は、表示対象の画像群の1ページ目の撮影画像を表示する。すなわち、S706においては、表示対象の画像群に対し処理情報が対応付けられていないので、CPU201は、画像処理が行われていない、未処理の撮影画像を表示する。
次に、S706において、CPU201は、表示対象の画像群の1ページ目の撮影画像を表示する。すなわち、S706においては、表示対象の画像群に対し処理情報が対応付けられていないので、CPU201は、画像処理が行われていない、未処理の撮影画像を表示する。
次に、S707において、CPU201は、処理時点において表示部205に表示されている撮影画像に対し、入力部204を介して、画像処理の実行指示を受け付けたか否かを確認する。CPU201は、実行指示を受け付けた場合には(S707でYes)、処理をS708へ進める。CPU201は、実行指示を受け付けなかった場合には(S707でNo)、処理をS711へ進める。ここで、S707の処理は、実行指示を受け付ける受付処理の一例である。
S708において、CPU201は、実行指示に従い、表示中の撮影画像に対し画像処理を行う。次に、S708において、CPU201は、画像処理が行われた撮影画像、すなわち画像処理後の撮影画像を表示部205に表示する。次に、S710において、CPU201は、S708において実行した画像処理の内容、表示中の撮影画像及び対応するサムネイル画像を対応付けた情報を含む処理情報を記憶装置203に記録する(処理情報管理処理)。次に、S711において、CPU201は、ページ送りが発生したか否かを確認する。CPU201は、ページ送りが発生した場合には(S711でYes)、処理をS712へ進める。CPU201は、ページ送りが発生していない場合には(S711でNo)、処理をS707へ進める。
S708において、CPU201は、実行指示に従い、表示中の撮影画像に対し画像処理を行う。次に、S708において、CPU201は、画像処理が行われた撮影画像、すなわち画像処理後の撮影画像を表示部205に表示する。次に、S710において、CPU201は、S708において実行した画像処理の内容、表示中の撮影画像及び対応するサムネイル画像を対応付けた情報を含む処理情報を記憶装置203に記録する(処理情報管理処理)。次に、S711において、CPU201は、ページ送りが発生したか否かを確認する。CPU201は、ページ送りが発生した場合には(S711でYes)、処理をS712へ進める。CPU201は、ページ送りが発生していない場合には(S711でNo)、処理をS707へ進める。
S712において、CPU201は、表示中のページが画像群の最終ページか否かを確認する。CPU201は、表示中のページが最終ページの場合には(S712でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、表示中のページが最終ページでない場合には(S712でNo)、処理をS713へ進める。S713において、CPU201は、終了指示を受け付けたか否かを確認する。CPU201は、終了指示を受け付けた場合には(S713でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、終了指示を受け付けていない場合には(S713でNo)、処理をS714へ進める。
S714において、CPU201は、次ページの撮影画像、すなわち画像処理の行なわれていない撮影画像を表示した後、処理をS707へ進める。ここで、次ページの撮影画像とは、S706において表示された撮影画像、または直前に実行されたS714の処理において表示された撮影画像の次の表示順の撮影画像である。
なお、S706〜S714の処理において、異なるページ(撮影画像)に対し、それぞれ画像処理が行われた場合には、各画像処理に対応する2以上の情報を含む処理情報が記憶装置203に記録されることとなる。
S714において、CPU201は、次ページの撮影画像、すなわち画像処理の行なわれていない撮影画像を表示した後、処理をS707へ進める。ここで、次ページの撮影画像とは、S706において表示された撮影画像、または直前に実行されたS714の処理において表示された撮影画像の次の表示順の撮影画像である。
なお、S706〜S714の処理において、異なるページ(撮影画像)に対し、それぞれ画像処理が行われた場合には、各画像処理に対応する2以上の情報を含む処理情報が記憶装置203に記録されることとなる。
一方、S715において、CPU201は、表示対象の画像群の1ページ目のサムネイル画像を拡大して、ポップアップ表示する。次に、S716において、CPU201は、処理情報において画像処理が対応付けられている撮影画像に対応するサムネイル画像に対し、画像処理を行う。CPU201はさらに、画像処理が対応付けられているサムネイル画像から既定ページ前までのサムネイル画像に対しても画像処理を行う。ここで、既定ページ数をmページ、画像処理が対応付けられているサムネイル画像をXページとする。CPU201は、「X−m」ページから「X−1」ページまでの間のサムネイル画像に対し、未処理の「X−(m+1)」ページからXページまで、表示内容が徐々に変化するような画像処理を行う。ここで、既定ページ数mは、例えば記憶装置203等に予め設定されているものとする。
ここで、「X−m」ページから「X−1」ページまでの間のサムネイル画像に対して行う画像処理は、処理情報に示される、Xページのサムネイル画像に対して行う画像処理と等しい種類の処理で、処理の程度の異なる処理である。
例えば、処理情報において、Xページのサムネイル画像に対するY倍の拡大処理が対応付けられているとする。この場合、CPU201は、「X−m」ページのサムネイル画像に対し「1/Y」倍する画像処理を行い、「X−(m−1)」ページの撮影画像に対し、「2/Y」倍する画像処理を行う。同様に、CPU201は、「X−(m−2)」ページから「X−1」ページのサムネイル画像に対し、Xページまで徐々に画像が拡大していくように、各サムネイル画像に対し拡大率の異なる拡大処理(画像処理)を行う。これにより、画像処理の行なわれていない「X−(m+1)」ページから画像処理が行われた「X」ページにかけてシームレスな表示を実現することができる。
なお、Xページがmページよりも前のページである場合には、CPU201は、2ページから「X−1」ページのサムネイル画像に対し、Xページまで徐々に画像が拡大していくように、各画像に対し異なる画像処理を行うこととする。
例えば、処理情報において、Xページのサムネイル画像に対するY倍の拡大処理が対応付けられているとする。この場合、CPU201は、「X−m」ページのサムネイル画像に対し「1/Y」倍する画像処理を行い、「X−(m−1)」ページの撮影画像に対し、「2/Y」倍する画像処理を行う。同様に、CPU201は、「X−(m−2)」ページから「X−1」ページのサムネイル画像に対し、Xページまで徐々に画像が拡大していくように、各サムネイル画像に対し拡大率の異なる拡大処理(画像処理)を行う。これにより、画像処理の行なわれていない「X−(m+1)」ページから画像処理が行われた「X」ページにかけてシームレスな表示を実現することができる。
なお、Xページがmページよりも前のページである場合には、CPU201は、2ページから「X−1」ページのサムネイル画像に対し、Xページまで徐々に画像が拡大していくように、各画像に対し異なる画像処理を行うこととする。
次に、S717において、CPU201は、ページ送りが発生したか否かを確認する。CPU201は、ページ送りが発生していない場合には(S717でNo)、ページ送りが発生するまで待機し、ページ送りが発生した場合には(S717でYes)、処理をS718へ進める。
S718において、CPU201は、表示中のページが画像群の最終ページか否かを確認する。CPU201は、表示中のページが最終ページの場合には(S718でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、表示中のページが最終ページでない場合には(S718でNo)、処理をS719へ進める。S719において、CPU201は、終了指示を受け付けたか否かを確認する。CPU201は、終了指示を受け付けた場合には(S719でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、終了指示を受け付けていない場合には(S719でNo)、処理をS720へ進める。
S718において、CPU201は、表示中のページが画像群の最終ページか否かを確認する。CPU201は、表示中のページが最終ページの場合には(S718でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、表示中のページが最終ページでない場合には(S718でNo)、処理をS719へ進める。S719において、CPU201は、終了指示を受け付けたか否かを確認する。CPU201は、終了指示を受け付けた場合には(S719でYes)、画像表示処理を終了する。CPU201は、終了指示を受け付けていない場合には(S719でNo)、処理をS720へ進める。
S720において、CPU201は、次ページに対する画像処理後のサムネイル画像が存在するか否かを確認する。具体的には、CPU201は、S716において、次ページに対応するサムネイル画像に対する画像処理が行われ、画像処理後のサムネイル画像が存在する場合に、画像処理後のサムネイル画像が存在すると判断する。CPU201は、画像処理後のサムネイル画像が存在する場合に(S720でYes)、処理をS721へ進める。CPU201は、画像処理後のサムネイル画像が存在しない場合に(S720でNo)、処理をS722へ進める。
S721において、CPU201は、次ページの画像処理後のサムネイル画像を表示し、処理をS717へ進める。また、S722において、CPU201は、次ページのサムネイル画像、すなわち未処理のサムネイル画像を表示し、処理をS717へ進める。ここで、S715及びS721の処理は、第1の画像を画像処理の行なわれていない状態で表示した後、画像処理を行うべき、第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する表示処理の一例である。
S721において、CPU201は、次ページの画像処理後のサムネイル画像を表示し、処理をS717へ進める。また、S722において、CPU201は、次ページのサムネイル画像、すなわち未処理のサムネイル画像を表示し、処理をS717へ進める。ここで、S715及びS721の処理は、第1の画像を画像処理の行なわれていない状態で表示した後、画像処理を行うべき、第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する表示処理の一例である。
このように、CPU201は、S716において、「X−m」ページから「X−1」ページのサムネイル画像に対し、画像処理後のXページのサムネイル画像まで、徐々に画像が変化するように画像処理を行う。そして、CPU201は、S721において、画像処理後のサムネイル画像を表示する。これにより、画像処理前のサムネイル画像から画像処理後のサムネイル画像までシームレスに複数の画像を表示することができる。
なお、処理情報において、1ページ目のサムネイル画像に対し画像処理が対応付けられている場合には、CPU201は、第1の実施形態にかかる画像表示処理(図3参照)と同様の処理を行う。すなわち、CPU201は、画像処理の行なわれていない1ページ目の撮影画像を一定時間表示した後、画像処理後の1ページ目の撮影画像を表示する。
図8は、画像群の一例を示す図である。画像群800は、人物Aの上半身をCTやMRI等で撮影した複数の画像を含んでいる。画像群800は、人物Aの全幅810を撮影対象とし、頭部から腹部に向かう方向に走査し臓と胃を含む範囲内の各位置801において撮影された複数のスライス画像(撮影画像)を含んでいる。なお、画像群800の各スライス画像の表示順は、各スライス画像の撮影順であるものとし、CPU201は、S711のページ送りに従い、頭部側から腹部に向かう方向に、各スライス画像を順次表示する。そして、ユーザとしての医師は、順次表示されるスライス画像を見ながら、患部等を確認する。ここでは、心臓と胃の状態を確認する場合を例に説明する。
図9及び図10は、スライス画像が表示される様子を示す図である。図9(a)のスライス画像900は、図9(b)に示す位置910の撮影画像である。スライス画像900は、心臓の画像901を含んでいる。スライス画像900において、心臓の画像901を含む範囲920が医師により選択されたとする。この場合、CPU201は、医師による選択操作に対応した拡大処理の実行指示を受け付ける。そして、CPU201は、スライス画像900の範囲920を拡大表示する画像処理を行い、図9(a)に示すように、拡大処理後のスライス画像930を表示する。これにより、注目領域とされる心臓の画像901が拡大表示される。
その後は、拡大表示された範囲を表示範囲として、表示順に従い次ページ以降のスライス画像が表示される。図10(a)のスライス画像1000は、図10(b)に示す位置1010の撮影画像である。スライス画像1000は、胃の画像1001を含んでいる。図9において説明したように、医師によりスライス画像900の表示範囲が変更されると、変更後の表示範囲を保ちつつ、スライス画像のページが切り替えられる。すなわち、スライス画像900よりも後に表示されるスライス画像1000は、図9(b)に示すスライス画像930と等しい表示範囲の画像である。このため、スライス画像1000には、胃の一部の画像しか含まれていない。
その後は、拡大表示された範囲を表示範囲として、表示順に従い次ページ以降のスライス画像が表示される。図10(a)のスライス画像1000は、図10(b)に示す位置1010の撮影画像である。スライス画像1000は、胃の画像1001を含んでいる。図9において説明したように、医師によりスライス画像900の表示範囲が変更されると、変更後の表示範囲を保ちつつ、スライス画像のページが切り替えられる。すなわち、スライス画像900よりも後に表示されるスライス画像1000は、図9(b)に示すスライス画像930と等しい表示範囲の画像である。このため、スライス画像1000には、胃の一部の画像しか含まれていない。
そこで、医師は、胃の状態を確認すべく、スライス画像1000の表示範囲を、図10(b)に示す範囲1020に変更する操作を行う。これに対応し、CPU201は、表示範囲の変更にかかる画像処理の実行指示を受け付ける。そして、CPU201は、スライス画像1000の表示範囲を変更する画像処理を行い、図10(b)に示すように、表示範囲を範囲920から範囲1020に変更する。これにより、図10(a)に示す、注目領域とされる胃の全体を含むスライス画像1030が表示される。
このように、複数の注目領域に対し、画像処理が実行された場合には、CPU201は、S710において、位置910のスライス画像及び位置1010のスライス画像それぞれと画像処理とを対応付けた情報を含む処理情報を記録する。なお、本例において各スライド画像に対応付けられる画像処理は、いずれも拡大処理であるが、拡大する範囲が異なる。
このように、複数の注目領域に対し、画像処理が実行された場合には、CPU201は、S710において、位置910のスライス画像及び位置1010のスライス画像それぞれと画像処理とを対応付けた情報を含む処理情報を記録する。なお、本例において各スライド画像に対応付けられる画像処理は、いずれも拡大処理であるが、拡大する範囲が異なる。
一方、以上の処理に対応して記録された処理情報に従い画像群800を表示する際には、CPU201は、1ページ目の全幅分のスライス画像を表示した後、徐々に画像を拡大し、位置910の、拡大後のスライス画像930を表示する。その後、CPU201は、再度位置910より後の表示順の、全幅分のスライス画像を表示し、その後、徐々に画像を拡大し、位置1010の、拡大後のスライス画像1030を表示する。
なお、他の例としては、CPU201は、位置910の、拡大後のスライス画像930を表示した後、位置1010の、拡大後のスライス画像1030まで、位置910以降のスライス画像を、拡大表示する部分領域の範囲を徐々にずらしながら表示してもよい。
なお、第2の実施形態にかかる画像表示システムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態にかかる画像処理システムの構成及び処理と同様である。
なお、他の例としては、CPU201は、位置910の、拡大後のスライス画像930を表示した後、位置1010の、拡大後のスライス画像1030まで、位置910以降のスライス画像を、拡大表示する部分領域の範囲を徐々にずらしながら表示してもよい。
なお、第2の実施形態にかかる画像表示システムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態にかかる画像処理システムの構成及び処理と同様である。
以上のように、第2の実施形態にかかる画像表示システムは、複数の画像を含む画像群を表示対象とする場合には、画像処理の行なわれていない第1の画像を表示した後に、画像処理が行われた第2の画像を表示する。したがって、ユーザは、煩雑な操作を要することなく、表示された画像処理後の画像から、必要な情報を確認することができる。
第2の実施形態にかかる画像表示システムの第1の変更例について説明する。処理情報において、複数の画像に対し異なる画像処理が対応付けられているとする。この場合、クライアント装置100は、各画像処理により表示対象とされた各注目領域が表示されるような共通の画像処理を決定する(決定処理)。そして、クライアント装置100は、決定した画像処理を、処理情報において画像処理が対応付けられている画像に対して行うこととしてもよい。
例えば、図9及び図10を参照しつつ説明したように、心臓を含む範囲920と胃を含む範囲1020が選択され、これらに対応する処理情報が記憶されているとする。この場合、クライアント装置100は、図11に示すように、1ページ目の全幅のスライド画像を表示した後、位置910以降のスライド画像を、心臓を含む範囲920と胃を含む範囲1020両方を含む範囲1100を表示範囲として表示する。すなわち、この場合には、クライアント装置100は、画像処理が対応付けられている画像だけでなく、位置910以降の画像すべてに対し、範囲1100を表示範囲とするような画像処理を行う。
例えば、図9及び図10を参照しつつ説明したように、心臓を含む範囲920と胃を含む範囲1020が選択され、これらに対応する処理情報が記憶されているとする。この場合、クライアント装置100は、図11に示すように、1ページ目の全幅のスライド画像を表示した後、位置910以降のスライド画像を、心臓を含む範囲920と胃を含む範囲1020両方を含む範囲1100を表示範囲として表示する。すなわち、この場合には、クライアント装置100は、画像処理が対応付けられている画像だけでなく、位置910以降の画像すべてに対し、範囲1100を表示範囲とするような画像処理を行う。
また、第2の変更例としては、処理情報において、複数の画像に対し異なる画像処理が対応付けられている場合に、画像処理毎に画像群を分割してもよい。例えば、図12に示すように、1つの画像群に含まれるスライス画像の表示時に心臓の範囲1201、胃の範囲1202、腎臓の範囲1203、1204がそれぞれ拡大表示されたとする。この場合、クライアント装置100は、1つの画像群を、拡大表示された注目領域単位で、4つの画像群に分割する。
また、第3の変更例としては、クライアント装置100が、処理情報に基づいて画像処理を行うタイミングは、実施形態に限定されるものではない。例えば、クライアント装置100は、ページ送りが発生する度に、表示対象となるページの撮影画像に対する画像処理を行ってもよい。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、Webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、Webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザによる煩雑な操作を要することなく、表示対象の画像を適切な状態で表示することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 クライアント装置、101 サーバ装置、201 CPU、202 メモリ
Claims (21)
- 表示対象となる画像に、前記画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記画像を表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示する表示手段を有することを特徴とする画像表示システム。
- 前記処理情報に基づいて、前記画像に対して、画像処理を行う画像処理手段をさらに有し、
前記表示手段は、前記画像処理手段による画像処理後の前記画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。 - 表示対象となる画像は縮小画像であって、
一覧表示された複数の縮小画像の中から、前記表示対象となる縮小画像の選択指示を受け付ける受付手段をさらに有し、
前記表示手段は、前記選択指示に係る前記縮小画像に、前記処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記縮小画像を拡大表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記縮小画像を拡大表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示システム。 - 連続して表示すべき複数の画像を含む画像群に、前記画像群に属する少なくとも1つの画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、前記画像群に属する第1の画像を、画像処理の行なわれていない状態で表示した後、画像処理を行うべき、前記第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する表示手段を有することを特徴とする画像表示システム。
- 前記処理情報に基づいて、前記第2の画像に対して画像処理を行う画像処理手段をさらに有し、
前記表示手段は、前記第1の画像処理手段による画像処理後の前記第2の画像を表示することを特徴とする請求項4に記載の画像表示システム。 - 前記画像処理手段は、前記画像群に属する前記複数の画像の表示順に基づいて、前記第1の画像から画像処理後の前記第2の画像まで表示内容が徐々に変化するように、前記第1の画像と前記第2の画像の間の表示順の画像に対し画像処理を行い、
前記表示手段は、前記第1の画像を表示した後、前記画像処理手段による画像処理後の、前記第1の画像と前記第2の画像の間の表示順の前記画像を表示し、その後、前記画像処理手段による、前記処理情報に対応する画像処理後の前記第2の画像を表示することを特徴とする請求項5に記載の画像表示システム。 - 前記画像処理手段は、前記処理情報が、前記第2の画像に対して行うべき第1の画像処理に関する情報と、前記第2の画像よりも後の表示順の第3の画像に対して行うべき、前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理に関する情報とを含む場合に、第1の画像処理後の前記第2の画像から、第2の画像処理後の前記第3の画像まで表示内容が徐々に変化するように、前記第2の画像と前記第3の画像の間の表示順の画像に対し、第1の画像処理及び前記第2の画像処理と異なる第3の画像処理を行い、
前記表示手段は、第1の画像処理後の前記第2の画像を表示した後、前記画像処理手段による画像処理後の、前記第2の画像と前記第3の画像の間の表示順の画像を順に表示し、その後、第2の画像処理後の前記第3の画像を表示することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像表示システム。 - 前記処理情報が、前記第2の画像に対して行うべき第1の画像処理に関する情報と、前記第2の画像よりも後の表示順の第3の画像に対して行うべき第2の画像処理に関する情報とを含む場合に、前記処理情報に基づいて、前記第2の画像及び前記第3の画像に対して行う画像処理を決定する決定手段をさらに有し、
前記画像処理手段は、前記第2の画像及び前記第3の画像に対し、前記決定手段により決定された画像処理を行い、
前記表示手段は、前記画像処理手段による画像処理後の前記第2の画像を表示した後、前記画像処理手段による画像処理後の前記第3の画像を表示することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像表示システム。 - 前記処理情報が、前記画像群に属する2以上の画像それぞれに行うべき画像処理に関する情報を含む場合に、前記処理情報に基づいて、前記画像群を複数の画像群に分割する分割手段をさらに有することを特徴とする請求項4乃至8何れか1項に記載の画像表示システム。
- 前記処理情報は、前記画像の一部の拡大画像を生成する画像処理に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至9何れか1項に記載の画像表示システム。
- 前記画像に対し画像処理の実行指示を受け付ける第1の受付手段と、
前記実行指示に示される画像処理に関する前記処理情報を、前記画像に対して対応付けて記憶手段に記録する処理情報管理手段と
をさらに有し、
前記表示手段は、前記記憶手段に記憶されている前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示することを特徴とする請求項1乃至10何れか1項に記載の画像表示システム。 - 前記表示手段は、画像処理前の前記画像を表示した後、一定時間経過後に、画像処理後の前記画像を表示することを特徴とする請求項1乃至11何れか1項に記載の画像表示システム。
- 切替指示を受け付ける第2の受付手段をさらに有し、
前記表示手段は、画像処理前の前記画像を表示した後、前記切替指示を受け付けたタイミングにおいて、画像処理後の前記画像を表示することを特徴とする請求項1乃至11何れか1項に記載の画像表示システム。 - 表示対象となる画像に、前記画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記画像を表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示する表示手段を有することを特徴とする画像表示装置。
- 連続して表示すべき複数の画像を含む画像群に、前記画像群に属する少なくとも1つの画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、前記画像群に属する第1の画像を、画像処理の行なわれていない状態で表示した後、画像処理を行うべき、前記第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する表示手段を有することを特徴とする画像表示装置。
- 画像表示システムが実行する画像表示方法であって、
表示対象となる画像に、前記画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記画像を表示する第1の表示ステップと、
前記第1の表示ステップにおいて、画像処理前の前記画像を表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示する第2の表示ステップと
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - 画像表示システムが実行する画像表示方法であって、
連続して表示すべき複数の画像を含む画像群に、前記画像群に属する少なくとも1つの画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、前記画像群に属する第1の画像を、画像処理の行なわれていない状態で表示する第1の表示ステップと、
前記第1の表示ステップにおいて前記第1の画像を表示した後、画像処理を行うべき、前記第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する第2の表示ステップと
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - 画像表示装置が実行する画像表示方法であって、
表示対象となる画像に、前記画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記画像を表示する第1の表示ステップと、
前記第1の表示ステップにおいて、画像処理前の前記画像を表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示する第2の表示ステップと
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - 画像表示装置が実行する画像表示方法であって、
連続して表示すべき複数の画像を含む画像群に、前記画像群に属する少なくとも1つの画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、前記画像群に属する第1の画像を、画像処理の行なわれていない状態で表示する第1の表示ステップと、
前記第1の表示ステップにおいて前記第1の画像を表示した後、画像処理を行うべき、前記第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する第2の表示ステップと
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - コンピュータを、
表示対象となる画像に、前記画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、画像処理前の前記画像を表示した後、前記処理情報に対応する画像処理後の前記画像を表示する表示手段として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
連続して表示すべき複数の画像を含む画像群に、前記画像群に属する少なくとも1つの画像に対して行うべき画像処理に関する処理情報が対応付けられている場合に、前記画像群に属する第1の画像を、画像処理の行なわれていない状態で表示した後、画像処理を行うべき、前記第1の画像と異なる第2の画像を、画像処理後の状態で表示する表示手段として機能させるためのプログラム。
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