JP4471980B2 - スイッチング電源およびその制御回路ならびにそれを用いた電子機器 - Google Patents

スイッチング電源およびその制御回路ならびにそれを用いた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、スイッチング電源に関し、特にその出力電圧を緩やかに上昇させるソフトスタート技術に関する。
入力電圧よりも高い電圧を生成するための昇圧型のスイッチング電源がさまざまな電子機器において広く用いられている。この昇圧型のスイッチング電源は、スイッチング素子と、インダクタあるいはトランスを備えており、スイッチング素子を時分割的にオンオフさせることによりインダクタあるいはトランスに逆起電力を発生させ、入力電圧を昇圧して出力する。
このようなスイッチング電源においては、昇圧された電圧の高周波成分を除去して平滑化するために、出力コンデンサが設けられている。スイッチング電源を起動する際には、出力電圧を0Vから所定の昇圧電圧まで上昇させる必要があるが、出力電圧を急激に上昇させた場合、出力コンデンサに対して突入電流が発生したり、出力電圧のオーバーシュートやリンギングによって出力電圧が大きくなりすぎて回路を構成する素子の信頼性に影響を及ぼすおそれがある。
そこで、従来においては、上述の突入電流が発生しないように、スイッチング電源の制御回路にソフトスタート回路を設け、出力電圧を徐々に上昇させるという手法が用いられている(特許文献1)。
特開2003−216249号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来のソフトスタート手段では、出力電圧を一定の傾きで上昇させていたため、スイッチング電源の出力端子に、数百V程度の非常に高い電圧が必要とされる負荷が接続された場合には、所望の昇圧電圧に達するまでの時間が長くなってしまうという問題があった。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、起動時間を短縮したスイッチング電源およびその制御回路の提供にある。
本発明のある態様はスイッチング電源の制御回路に関する。この制御回路は、スイッチング信号を生成し、スイッチング電源のスイッチング素子を制御する制御回路であって、スイッチング電源の出力電圧が所定の基準電圧に達するまでの期間、出力電圧が徐々に上昇するようにスイッチング信号を生成するソフトスタート回路を備える。ソフトスタート回路は、出力電圧が所定のしきい値電圧より低いとき、第1制限速度で出力電圧を上昇させる一方、出力電圧がしきい値電圧より高いとき、第1制限速度より速く設定される第2制限速度で出力電圧を上昇させる。
この態様によれば、第1制限速度にて出力電圧を所定のしきい値電圧まで上昇させた後、出力電圧の上昇速度を第2制限速度とし、出力電圧を急速に上昇させることによって、スイッチング電源の起動時間を短縮することができる。
所定のしきい値電圧は、第2制限速度にて出力電圧を上昇させる際に突入電流が発生しない範囲に設定されてもよい。
ソフトスタートによる出力電圧の上昇速度を切り替える所定のしきい値電圧を突入電流が発生しない電圧範囲に設定することによって、出力電圧を急速に上昇させる第2制限速度において突入電流が発生するのを防止することができる。
ソフトスタート回路は、一端が接地された充電コンデンサと、充電コンデンサの他端に接続され、充電コンデンサに定電流を供給する電流源と、出力電圧をしきい値電圧と比較する電圧比較器と、を含んでもよい。第1制限速度および第2制限速度に対応させて、すなわち、電圧比較器の出力信号に応じて、電流源により供給する電流値を変化させ、充電コンデンサに現れる電圧にもとづいて出力電圧を上昇させてもよい。
充電コンデンサに現れる電圧は、電流源から供給される定電流を時間積分した値で与えられるため、定電流の電流値を変化させることによって出力電圧の上昇速度を制御することができる。
ソフトスタート回路は、出力電圧が、所定の第2しきい値電圧より低くなってから一定期間アクティブとなり、充電コンデンサに現れる電圧を所定の電圧値に固定するバイアス回路をさらに含んでもよい。第2しきい値電圧は、上記しきい値電圧と同じ電圧値であってもよい。
バイアス回路は、充電コンデンサと並列に接続されるトランジスタと、トランジスタに所定のバイアス電流を供給するバイアス電流源と、を含んで構成されてもよい。トランジスタは、出力電圧が第2しきい値電圧より低くなってから、一定期間オンしてもよい。
出力電圧が第2しきい値電圧より低いときにトランジスタをオンすることにより、充電コンデンサに蓄えられた電荷が放電され、充電コンデンサに現れる電圧が下がり、所定の電圧値にバイアスされる。その結果、スイッチング電源の起動時のみならず、負荷変動などによって出力電圧が低下した場合にも、再度ソフトスタートによって出力電圧を上昇させることができる。
制御回路は、1つの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。制御回路を1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができる。
本発明の別の態様は、スイッチング電源である。このスイッチング電源は、上記の制御回路と、この制御回路により制御されるスイッチング素子と、スイッチング素子のオンオフにより入力電圧を昇圧もしくは降圧する出力回路と、を含む。
この態様によれば、第1制限速度にて出力電圧を所定のしきい値電圧まで上昇させた後、出力電圧の上昇速度を第2制限速度とし、出力電圧を急速に上昇させることによって、スイッチング電源の起動時間を短縮することができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、撮像部と、撮像部による撮像の際に、フラッシュとして発光する発光素子と、電池の電圧を昇圧して発光素子に駆動電圧を供給する上述のスイッチング電源と、を備える。
この態様によれば、発光素子を駆動するため十分に高い電圧を生成するまでの時間を短縮することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るスイッチング電源およびその制御回路によれば、回路の信頼性を損なわずに起動時間を短縮することができる。
本実施の形態に係るスイッチング電源の構成を示す回路図である。 本実施の形態に係るソフトスタート回路の構成を示す回路図である。 定常状態におけるスイッチング電源の各部の電圧の時間波形を示す図である。 ソフトスタート時のスイッチング電源の各部の電圧の時間波形を示す図である。 図1のスイッチング電源を備える電子機器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 スイッチング電源、 300 負荷回路、 10 制御回路、 SW1 スイッチング素子、 12 トランス、 14 ドライバ回路、 16 第1コンパレータ、 D1 整流ダイオード、 Co1 出力コンデンサ、 20 ソフトスタート回路、 22 ヒステリシスコンパレータ、 Css 充電コンデンサ、 200 第2コンパレータ、 202 インバータ、 204 ワンショット回路、 206 インバータ、 208 遅延回路、 210 NAND回路、 212 AND回路、 214 演算増幅器、 220 第1電流源、 222 第2電流源、 224 第3電流源、 M1 第1トランジスタ、 M2 第2トランジスタ、 230 ソフトスタート入力端子、 232 ソフトスタート出力端子。
図1は、実施の形態に係るスイッチング電源100の構成を示す回路図である。このスイッチング電源100は、入力端子102に入力された入力電圧Vinを昇圧して出力端子104から出力する昇圧型のスイッチング電源である。このスイッチング電源にはキセノンランプのように300V程度の出力電圧を要する負荷回路300が接続されている。
スイッチング電源100は、フライバック方式のスイッチングレギュレータであって、制御回路10、スイッチング素子SW1、トランス12、整流ダイオードD1、出力コンデンサCo1を含む。
スイッチング素子SW1は、MOSトランジスタであって、制御回路10から出力されるスイッチング信号Vswによってゲート電圧が制御されてオンオフが制御される。
このスイッチング素子SW1と入力端子102の間にはトランス12の1次側が接続されている。またこのトランス12の2次側の一端は接地され、他端は整流ダイオードD1を介して出力端子104に接続されている。
出力端子104と接地電位間には、出力コンデンサCo1が設けられている。この出力コンデンサCo1は、出力端子104から出力される出力電圧Voutを平滑化する。
スイッチング素子SW1は、制御回路10から出力されるスイッチング信号Vswによって間欠的にオンオフが繰り返され、オン状態においては、スイッチング素子SW1を介して入力端子102からトランス12の1次側に電流が流れ、オフ状態においては、トランス12の2次側にエネルギーが転送される。この結果、入力端子102に印加された入力電圧Vinが昇圧されて、出力端子104に接続された負荷回路300が出力電圧Voutによって駆動される。
制御回路10は、出力端子104から出力される出力電圧Voutをモニタし、所定の電圧が得られるように、スイッチング信号Vswを生成する。
この制御回路10は、信号の入出力端子として、出力電圧Voutをモニタするための帰還端子112および生成したスイッチング信号Vswを出力するためのスイッチング端子114を備えている。
この制御回路10は、ヒステリシスコンパレータ22、ドライバ回路14、第1コンパレータ16、発振器18およびソフトスタート回路20を含む。
出力端子104に現れる出力電圧Voutは、第1抵抗R1および第2抵抗R2によって抵抗分圧され、帰還電圧Vfbとして制御回路10の帰還端子112に帰還入力される。帰還端子112に入力された帰還電圧Vfbは、ヒステリシスコンパレータ22に入力される。
ヒステリシスコンパレータ22は、信号の立ち上がり時と立ち下がり時においてそのしきい値電圧が変化する電圧比較器であって、通常の電圧比較器に正帰還をかけることによって構成することができる。このヒステリシスコンパレータ22の非反転入力端子には基準電圧Vrefが入力されており、反転入力端子には帰還電圧Vfbが入力されている。このヒステリシスコンパレータ22において、非反転入力端子に入力される帰還電圧Vfbが上昇する際には、比較電圧値がVref1となり、帰還電圧Vfbが下降する際には比較電圧がVref2となるヒステリシスを有するものとする。
ヒステリシスコンパレータ22は、比較電圧Vrefと帰還電圧Vfbの比較の結果にもとづき、、Vref>Vfbのときハイレベル、Vref<Vfbのときローレベルとなる第1イネーブル信号EN1を出力する。ヒステリシスコンパレータ22から出力される第1イネーブル信号EN1は、ドライバ回路14のイネーブル端子ENに入力されている。
第1コンパレータ16は、3つの入力端子を備えており、2つのプラス端子+およびマイナス端子−との電圧の比較結果からパルス幅変調(以下、PWMと略す)されたパルス状のPWM信号Vpwmを生成する。
プラス端子+には、最大デューティ比を決定する最大電圧Vmaxおよび、ソフトスタート回路20から出力されるソフトスタート電圧Vssが入力されている。またマイナス端子−には発振器18から出力される発振信号Voscが入力されている。この発振器18から出力される発振信号Voscは、三角波もしくはのこぎり波状の周期信号となっている。
第1コンパレータ16は、ソフトスタート電圧Vssまたは最大電圧Vmaxのうち、いずれか小さい方の電圧Vxと、発振信号Voscを比較し、Vx>Voscのときハイレベルを、Vx<Voscのときローレベルを出力する。ここで、最大電圧Vmaxはあらかじめ固定された電圧である一方、ソフトスタート回路20により生成されるソフトスタート電圧は、後述のように、時間とともに増加する。したがって、第1コンパレータ16から出力されるPWM信号Vpwmは、Vss<Vmaxのとき、ソフトスタート電圧Vssにもとづき時間とともにオン期間が徐々に長くなっていくパルス幅変調された信号となり、Vss>Vmaxとなると、最大電圧Vmaxで決められる最大固定デューティ比を有するパルス幅変調された信号となる。
第1コンパレータ16から出力されるPWM信号Vpwmは、ドライバ回路14へと出力される。
ドライバ回路14は、PWM信号Vpwmにもとづいてスイッチング信号Vswを生成し、スイッチング素子SW1であるMOSFETのゲート電圧を制御して間欠的にオンオフさせる。このドライバ回路14は、イネーブル端子ENを備えており、イネーブル端子ENに入力される第1イネーブル信号EN1がハイレベルの期間、スイッチング素子SW1を駆動するためのスイッチング信号Vswを生成する。一方、イネーブル端子ENに入力される第1イネーブル信号EN1がローレベルの期間、スイッチング信号Vswをローレベルに固定し、スイッチング素子SW1をオフしてスイッチングを停止する。
つぎに、ソフトスタート回路20について図2をもとに説明する。図2は、本実施の形態に係るソフトスタート回路20の構成を示す回路図である。
このソフトスタート回路20は、スイッチング電源100の出力電圧Voutが所定の電圧に達するまでの期間、出力電圧Voutが徐々に上昇するように、ソフトスタート電圧Vssを生成する。
図2のソフトスタート回路20は、入出力端子として、図1における帰還電圧Vfbが入力されるソフトスタート入力端子230および生成したソフトスタート電圧Vssを出力するソフトスタート出力端子232を備える。
ソフトスタート回路20は、出力電圧Voutを定数倍した帰還電圧Vfbが所定のしきい値電圧Vthより低いとき、出力電圧Voutが第1制限速度で上昇するようにソフトスタート電圧Vssを上昇させる。一方、帰還電圧Vfbがしきい値電圧Vthより高いとき、出力電圧Voutが第1制限速度より速く設定される第2制限速度で上昇するようにソフトスタート電圧Vssを上昇させる。しきい値電圧Vthは、第2制限速度にて出力電圧Voutを上昇させる際に突入電流が発生しない範囲に設定しておく。
このソフトスタート回路20は、一端が接地された充電コンデンサCssに定電流を供給し、充電コンデンサCssに現れる電圧をソフトスタート電圧Vssとしてソフトスタート出力端子232から出力する。ここで、充電コンデンサCssを充電する定電流の値が大きければ、ソフトスタート電圧Vssの上昇速度は速くなり、定電流の値が小さければ、ソフトスタート電圧Vssの上昇の速度は遅くなる。
ソフトスタート電圧Vssの上昇速度を変化させるために、このソフトスタート回路20は、充電コンデンサCssを充電するための電流源として、第1電流源220、第2電流源222を備えており、それぞれの電流源は、電流供給をオンオフできるように構成されている。
ここで、第1電流源220により生成される定電流を第1定電流Ic1、第2電流源222により生成される定電流を第2定電流Ic2とする。第1制限速度にて出力電圧Voutを上昇させるときは、第1電流源220のみをオンし、第2制限速度にて出力電圧Voutを上昇させるときには、第1電流源220に加えて第2電流源222もオンする。
なお、ソフトスタート電圧Vssは、充電コンデンサCssの充電に伴い上昇し続けるが、第1電流源220、第2電流源222、第3電流源224の内部のトランジスタが飽和し、電流供給が停止した状態で一定値をとる。
第2トランジスタM2、演算増幅器214、第3電流源224は、ソフトスタート出力端子232の電位、すなわちソフトスタート電圧Vssが定電圧Vbiasよりも低くならないように固定するためのバイアス回路である。理由は後述するが、この定電圧Vbiasは、図1の発振器18から出力される発振信号Voscの最小電圧にほぼ等しく設定しておくのが望ましい。このバイアス回路は、出力電圧Voutに応じた電圧Vfbが、しきい値電圧Vthより低くなってから一定期間アクティブとなり、充電コンデンサCssに現れる電圧を所定の定電圧Vbiasに固定する。
演算増幅器214の反転入力端子にはバイアス電圧Vbiasが印加されており、その出力は第2トランジスタM2のゲート端子に接続されている。第2トランジスタM2のドレイン端子は、演算増幅器214の非反転入力端子に帰還されている。その結果、第2トランジスタM2のドレイン端子、すなわちソフトスタート出力端子232の電圧であるソフトスタート電圧Vssは反転入力端子に印加されるバイアス電圧Vbiasに近づくように帰還制御される。第3電流源224は、第2トランジスタM2を動作させるために、バイアス電流Ibiasを供給するバイアス電流源である。なお、バイアス回路は、演算増幅器214を設けずに簡易な構成としてもよい。この場合、第2トランジスタM2のゲート電圧を固定した状態で、バイアス電流Ibiasが流れたときにドレインソース間に発生する電圧が、バイアス電圧Vbiasに設定される。
このバイアス回路は、第2トランジスタM2のオンオフに応じて、アクティブ、非アクティブが切り替え可能となっている。第2トランジスタM2のゲート端子には、第1トランジスタM1のドレイン端子が接続されており、第1トランジスタM1がオンすると第2トランジスタM2のゲート端子の電圧Vgがローレベルに固定される。このとき、第2トランジスタM2はオフするため、バイアス回路は非アクティブとなり、バイアス電圧の固定が解除される。第1トランジスタM1がオフすると、バイアス回路はアクティブとなる。
第2コンパレータ200は、ソフトスタート入力端子230から入力される帰還電圧Vfbと、所定のしきい値電圧Vthとを比較し、Vfb>Vthのときハイレベルを出力し、Vfb<Vthのときローレベルを出力する。第2コンパレータ200から出力される信号は、インバータ202によって論理反転されて、ワンショット回路204および第2電流源222へと出力される。
ワンショット回路204は、入力される信号のエッジを検出し、その遷移時刻から所定時間、出力を保持し続ける機能を有する。本実施の形態において、このワンショット回路204は、インバータ206、遅延回路208、NAND回路210を含み、インバータ206に入力された信号の立ち上がり時刻から遅延回路208での遅延時間TdだけNAND回路210からの出力をローレベルとする。
AND回路212は、ワンショット回路204の出力と、第2イネーブル端子234に印加される第2イネーブル信号EN2との論理積を出力する。AND回路212の出力は、第1トランジスタM1のゲート端子に入力されており、AND回路212の出力がハイレベルのとき第1トランジスタM1がオンし、ローレベルのとき第1トランジスタM1がオフする。
以上のように構成されたスイッチング電源100の定常状態における動作について説明する。図3は、定常状態におけるスイッチング電源100の各部の電圧の時間波形を示す。
定常状態においては、ソフトスタート回路20において、充電コンデンサCssが充電された状態となっているため、ソフトスタート出力端子232から出力されるソフトスタート電圧Vssは、最大電圧Vmaxとの関係において、Vss>Vmaxが成り立っている。このとき、第1コンパレータ16は、PWM信号Vpwmを、最大電圧Vmaxと、発振信号Voscにもとづいて生成する。その結果、同図に示すようにデューティ比、すなわちオン期間の固定されたPWM信号となる。
時刻T0からT1までの期間、ヒステリシスコンパレータ22において、Vout>Vref2が成り立っており、ドライバ回路14のイネーブル端子ENには、ハイレベルが入力され、PWM信号Vpwmにもとづいてスイッチング信号Vswを生成する。
時刻T1に帰還電圧Vfbが基準電圧Vref1まで上昇すると、ヒステリシスコンパレータ22の出力はローレベルとなるため、ドライバ回路14はスイッチング信号Vswの生成を停止する。スイッチング素子SW1のオンオフ動作が停止すると、図1のスイッチング電源100において、出力コンデンサCo1への電荷の充電が停止するため、負荷回路300に電流が流れることによって、出力電圧Vout、すなわち帰還電圧Vfbは下降し始める。
その後、時刻T2において帰還電圧Vfbが基準電圧Vref2まで下降すると、ドライバ回路14のイネーブル端子ENには再度ハイレベルの信号が入力されるため、スイッチング信号Vswの生成を開始し、帰還電圧Vfb、すなわち出力電圧Voutは再び上昇を開始する。
このようにして、本実施の形態に係るスイッチング電源100は、ヒステリシスコンパレータ22によって出力電圧Voutをモニタし、基準電圧Vref1およびVref2の間に安定化している。
次に、スイッチング電源100のソフトスタート時の動作について説明する。図4は、ソフトスタート時のスイッチング電源100の各部の電圧の時間波形を示す。
時刻T0〜T1においては、第2イネーブル端子234に入力される第2イネーブル信号EN2はローレベルであるため、第1電流源220はオフしており、Vfb<Vthであるため、第2電流源222もオフしている。また、第2イネーブル信号EN2がローレベルであるため、第1トランジスタM1はオフしており、第2トランジスタM2、演算増幅器214、第3電流源224を含むバイアス回路によって、ソフトスタート電圧Vssはバイアス電圧Vbaisに安定化されている。
時刻T1において、第2イネーブル端子234に入力される第2イネーブル信号EN2がハイレベルに切り替えられる。その結果、図2の第1電流源220がオンし、充電コンデンサCssへの充電が開始されソフトスタート電圧Vssは上昇を開始する。ソフトスタート電圧Vssの上昇に伴って、図1の第1コンパレータ16から出力されるPWM信号Vpwmのデューティ比は徐々に大きくなっていく。その結果、スイッチング素子SW1のオン期間も徐々に長くなっていき、出力電圧Vout、すなわち帰還電圧Vfbが徐々に上昇を開始する。
時刻T2に帰還電圧Vfbがしきい値電圧Vthまで上昇する。このとき、第2コンパレータ200において、Vfb>Vthとなると、第2コンパレータ200の出力を反転して得られる信号SSENがローレベルとなる。第2電流源222は、信号SSENがローレベルとなると、第2定電流Ic2の生成を開始する。
このとき、充電コンデンサCssに対する充電電流は第1定電流Ic1、第2定電流Ic2およびバイアス電流Ibiasの合計となり、ソフトスタート電圧Vssの上昇が加速される。
時刻T3に、ソフトスタート電圧Vssが最大電圧Vmaxより大きくなると、PWM信号Vpwmは固定デューティとなり、スイッチング電源100は定常状態となる。図4において、時刻T3からT4の期間、帰還電圧Vfbは平坦に示されているが、実際には、図3に示すように、Vref1とVref2の間を変動することになる。
時刻T4に、負荷回路300のキセノンランプの発光が開始されると、出力コンデンサCo1に蓄えられていた電荷が急激に放電されるため、帰還電圧Vfbが低下する。時刻T5に、帰還電圧Vfbがしきい値電圧Vthより小さくなると、信号SSENがハイレベルに切り替わる。信号SSENの切り替わりによってワンショット回路204の出力は所定期間Tdの間、ローレベルとなる。この間、第1トランジスタM1のゲート電圧Vgはローレベルとなり、第1トランジスタM1がオフし、第2トランジスタM2がオンする。充電コンデンサCssに蓄えられた電荷は、第2トランジスタM2によって放電され、ソフトスタート電圧Vssは低下する。第2トランジスタM2がオンした状態では、ソフトスタート電圧Vssは、バイアス電圧Vbiasに調節される。
もし、第2トランジスタM2、演算増幅器214を含んで構成されるバイアス回路が設けられず、第2トランジスタM2のみの構成とした場合、第2トランジスタM2がオンすると、充電コンデンサCssに蓄えられた電荷は完全に放電されて、ソフトスタート電圧Vssは0V近くまで低下することになる。発振器18の出力である発振信号Voscの最小電圧がある程度大きい場合、ソフトスタート電圧Vssが、その最小電圧に達するまでの間、PWM信号のデューティ比は0%となるため、出力電圧Voutを上昇させることができない。
一方、本実施の形態に係るソフトスタート回路20においては、ソフトスタート電圧Vssは、発振信号Voscの最小電圧とほぼ等しく設定されたバイアス電圧Vbiasまで低下し、それ以下には下がらないため、その後、すぐにPWM信号を生成して出力電圧Voutを上昇させることができる。
その後、時刻T5から所定期間Td経過後の時刻T6にワンショット回路204の出力がハイレベルとなると、第1トランジスタM1はゲート電圧Vgはハイレベルとなってオンする。このとき、第2トランジスタM2のゲート電圧がローレベルに固定されて第2トランジスタM2がオフし、再度、充電コンデンサCssの充電が開始され、ソフトスタート電圧Vssは第1制限速度で上昇を開始する。
時刻T7に帰還電圧Vfbがしきい値電圧Vthより大きくなると、第2電流源222がオンし、充電コンデンサCssへの充電速度が加速されて、出力電圧Voutが急速に立ち上げられる。
以上のように、本実施の形態に係るソフトスタート回路20およびスイッチング電源100によれば、出力電圧Voutの上昇速度を2段階で切り替えてソフトスタートされる。すなわち、ソフトスタート開始後、出力電圧Voutが所定のしきい値電圧Vthより低い範囲においては突入電流が発生しないように緩やかに上昇させた後、出力電圧Voutがしきい値電圧Vthを超えると上昇速度を速めて急速に立ち上げることにより、スイッチング電源100の安定時間の短縮を図ることができる。
また、ソフトスタート回路20は、出力電圧Voutが所定のしきい値電圧より低くなるたびに動作するため、起動時のみでなく、負荷回路300の動作開始時や、入力電圧Vinの変動時などに出力電圧Voutが低下した際にも、ソフトスタートを行うことができる。
さらに、本実施の形態に係るソフトスタート回路20においては、第2トランジスタM2および演算増幅器214により構成されるバイアス回路によって、ソフトスタート電圧Vssが、発振信号Voscの最小電圧とほぼ等しく設定されたバイアス電圧Vbias以下には下がらないように制御される。そのため、デューティ比0%のPWM信号が生成されることがないため、短時間で出力電圧Voutを上昇させることができる。
図5は、図1のスイッチング電源100を備える電子機器500の構成を示すブロック図である。たとえば、電子機器500は、カメラを搭載した携帯電話端末であり、電池510、通信処理部512、DSP(Digital Signal Processor)514、撮像部516、発光装置600を備える。なお、電子機器は、携帯電話端末に限定されるものではなく、PDAやデジタルカメラなどであってもよい。
電池510はたとえば、リチウムイオン電池であり、電池電圧Vbatとして3〜4V程度の電圧を出力する。DSP514は、電子機器500全体を統括的に制御するブロックであり通信処理部512、撮像部516、発光装置600と接続されている。通信処理部512は、アンテナ、高周波回路などを含み、基地局との通信を行うブロックである。
撮像部516は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOSセンサなどの撮像装置である。
発光装置600は、撮像部516による撮像の際にフラッシュあるいはストロボ装置として用いられ、スイッチング電源100、発光素子612、トリガ回路614を備える。発光素子612としてはキセノンチューブなどが好適に用いられる。スイッチング電源100は、電池510から供給される電池電圧Vbatを昇圧し、発光素子612に300V程度の駆動電圧(以下、出力電圧ともいう)Voutを供給する。駆動電圧Voutは、所定のレベルの目標電圧に安定化される。トリガ回路614は、発光装置600の発光のタイミングを制御する回路である。発光素子612は、撮像部516の撮像と同期して発光する。
本実施の形態に係るスイッチング電源100は、図5のような発光装置600に好適に用いることができ、この発光装置600は、携帯電話端末をはじめとする電子機器に搭載することができる。本実施の形態に係るスイッチング電源100は、上述のように起動時間が短縮されるため、撮像のタイミングを逸することなく発光素子612を発光可能とすることができる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施の形態に係るスイッチング電源100では、スイッチング素子SW1のスイッチング信号Vswを固定デューティとし、ドライバ回路14を間欠的に動作させることにより出力電圧Voutの安定化を図っていたが、これには限定されず、出力電圧とその目標電圧の誤差電圧を増幅し、この誤差電圧にもとづいてパルス幅変調を行うことによって出力電圧の安定化を図ってもよい。
本実施の形態においては、フライバック方式のスイッチングレギュレータに本発明に係るソフトスタート技術を適用した場合について説明を行ったが、フォワード方式のスイッチングレギュレータに適用することも可能である。また、実施の形態においてはトランスを用いた絶縁型のスイッチングレギュレータについて説明したが、非絶縁型のスイッチングレギュレータであってもよく、突入電流や出力電圧の不要な変動を抑えつつ、なるべく速く、出力電圧を立ち上げる必要のある電源装置に広く適用することが可能である。
また、本実施の形態においては、ソフトスタート回路20において第1電流源220および第2電流源222の2つの定電流源をオンオフにより、ソフトスタート電圧Vssの上昇速度を制御したがこれには限定されない。たとえば、電流源を1つのみとして、信号SSENおよび第2イネーブル信号EN2によって生成する電流値が切り替えられるように構成してもよい。
また、本実施の形態において、ハイレベル、ローレベルの論理信号の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
本実施の形態に係るスイッチング電源100の負荷としては、図5に発光素子が例示されるが、これに限定されるものではなく、数十Vから数百Vを超える電圧によって動作するさまざまな負荷回路の駆動に好適に利用することができる。
本発明に係るスイッチング電源およびその制御回路によれば、回路の信頼性を損なわずに起動時間を短縮することができる。

Claims (7)

  1. スイッチング信号を生成し、スイッチング電源のスイッチング素子を制御する制御回路であって、
    前記スイッチング電源の出力電圧が所定の基準電圧に達するまでの期間、出力電圧が徐々に上昇するようにスイッチング信号を生成するソフトスタート回路を備え、
    前記ソフトスタート回路は、
    一端が接地された充電コンデンサと、
    前記充電コンデンサの他端に接続され、前記充電コンデンサに定電流を供給する電流源と、
    前記出力電圧を、所定のしきい値電圧と比較する電圧比較器と、
    を含み、前記電圧比較器の出力信号に応じて、前記電流源により供給する電流値を変化させ、前記充電コンデンサに現れる電圧にもとづいて前記出力電圧を上昇させることにより、前記出力電圧が前記しきい値電圧より低いとき、第1制限速度で出力電圧を上昇させる一方、前記出力電圧が前記しきい値電圧より高いとき、前記第1制限速度より速く設定される第2制限速度で出力電圧を上昇させることを特徴とする制御回路。
  2. 前記所定のしきい値電圧は、前記第2制限速度にて出力電圧を上昇させる際に突入電流が発生しない範囲に設定されることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記ソフトスタート回路は、前記出力電圧が、所定の第2しきい値電圧より低くなってから一定期間アクティブとなり、前記充電コンデンサに現れる電圧を所定の電圧値に固定するバイアス回路をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の制御回路。
  4. 前記バイアス回路は、
    前記充電コンデンサと並列に接続されるトランジスタと、
    前記トランジスタに所定のバイアス電流を供給するバイアス電流源と、
    を含んで構成され、前記トランジスタは、前記出力電圧が前記第2しきい値電圧より低くなってから、一定期間オンすることを特徴とする請求項に記載の制御回路。
  5. 1つの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の制御回路。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の制御回路と、
    前記制御回路により制御されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のオンオフにより入力電圧を昇降する出力回路と、
    を含むことを特徴とするスイッチング電源。
  7. 撮像部と、
    前記撮像部による撮像の際に、フラッシュとして発光する発光素子と、
    電池の電圧を昇圧して前記発光素子に駆動電圧を供給する請求項に記載のスイッチング電源と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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