JP5664019B2 - ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ - Google Patents

ワイヤレス給電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよびそれらを利用したテーブルと卓上ランプ Download PDF

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Description

本発明は、交流電力のワイヤレス給電に関し、特に、そのパワー制御に関する。
電源コードなしで電力を供給するワイヤレス給電技術が注目されつつある。現在のワイヤレス給電技術は、(A)電磁誘導を利用するタイプ(近距離用)、(B)電波を利用するタイプ(遠距離用)、(C)磁場の共振現象を利用するタイプ(中距離用)の3種類に大別できる。
電磁誘導を利用するタイプ(A)は、電動シェーバーなどの身近な家電製品において一般的に利用されているが、距離を大きくすると電力伝送効率が急激に低下してしまうため数cm程度の近距離でしか使えないという課題がある。電波を利用するタイプ(B)は、遠距離で使えるが電力が小さいという課題がある。磁場共振現象を利用するタイプ(C)は、比較的新しい技術であり、数m程度の中距離でも高い電力伝送効率を実現できることから特に期待されている。たとえば、EV(Electric Vehicle)の車両下部に受電コイルを埋め込み、地中の給電コイルから非接触にて電力を送り込むという案も検討されている。ワイヤレスであるため完全に絶縁されたシステム構成が可能であり、特に、雨天時の給電に効果的であると考えられる。以下、タイプ(C)を「磁場共振型」とよぶ。
磁場共振型は、マサチューセッツ工科大学が2006年に発表した理論をベースとしている(特許文献1参照)。特許文献1では、4つのコイルを用意している。これらのコイルを給電側から順に「エキサイトコイル」、「給電コイル」、「受電コイル」、「ロードコイル」とよぶことにする。エキサイトコイルと給電コイルは近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。同様に、受電コイルとロードコイルも近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。これらの距離に比べると、給電コイルから受電コイルまでの距離は「中距離」であり、比較的大きい。このシステムの目的は、給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電することである。
エキサイトコイルに交流電力を供給すると、電磁誘導の原理により給電コイルにも電流が流れる。給電コイルが磁場を発生させ、給電コイルと受電コイルが磁気的に共振すると、受電コイルには大きな電流が流れる。電磁誘導の原理によりロードコイルにも電流が流れ、ロードコイルと直列接続される負荷から交流電力が取り出される。磁場共振現象を利用することにより、給電コイルから受電コイルまでの距離が大きくても高い電力伝送効率を実現できる。
米国公開2008/0278264号公報 特開2006−230032号公報 国際公開2006/022365号公報 米国公開2009/0072629号公報 米国公開2009/0015075号公報 特開2008−172872号公報
本発明者は、ワイヤレス給電の利用可能性を拡げる上では、送電電力の大きさを制御する仕組みが必要であると考える。しかし、現在のところそのための提案はあまりなされていないのが現状である。
特許文献2では、直流電源V1を入力電圧源として送電電力を生成している。特許文献2には記載されていないが、たとえば、入力電圧をDC/DCコンバータにより制御すれば、送電電力の大きさを制御できると考えられる。しかし、DC/DCコンバータにおいては、通常、10〜20%程度の電力損失が発生する。また、コストの観点からも、DC/DCコンバータの利用は好ましくない。
本発明は、磁場共振型のワイヤレス給電において、送電電力を効率的に制御することを主たる目的とする。
本発明に係るワイヤレス給電装置は、給電コイルと受電コイルの共振周波数にて、給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電するための装置である。この装置は、給電コイルに共振周波数にて交流電力を供給する送電制御回路と、給電コイルおよびキャパシタを含み、共振周波数にて共振する給電コイル回路と、共振周波数よりも低い制御周波数の制御信号を発生させる制御信号発生回路と、制御信号のレベルと所定の基準信号のレベルの間に所定の大小関係が成立するとき、有効信号を発生させる比較回路と、を備える。送電制御回路は、有効信号の発生期間中であることを条件として、交流電力を給電コイルに供給する。
「所定の大小関係」とは、たとえば、制御信号のレベルが基準信号のレベルよりも大きくなるときでもよいし、その逆でもよい。このような態様によれば、たとえば、制御信号が所定値以上となるときだけ有効信号を発生させることができる。そして、この有効信号の発生期間中に限り、ワイヤレス給電が実行される。給電実行期間と給電停止期間の時間比は基準信号のレベルによって変化するため、送電電力の大きさを任意に調整しやすくなる。時間制御方式であるため、電力損失も発生しにくくなる。
制御信号発生回路は、制御信号として、ノコギリ波状の信号を発生させてもよい。また、基準信号のレベルを調整するための基準信号調整回路、を更に備えてもよい。
給電コイルと磁気結合し、送電制御回路から供給される交流電力を給電コイルに供給するエキサイトコイル、を更に備えてもよい。送電制御回路は、第1および第2の電流経路を含み、第1および第2の電流経路それぞれに直列に接続される第1および第2のスイッチを交互に導通させることにより、エキサイトコイルに交流電力を供給してもよい。
本発明に係るワイヤレス電力伝送システムは、上述したワイヤレス給電装置と、受電コイルと、受電コイルと磁気結合して、受電コイルが給電コイルから受電した電力を供給されるロードコイルを備える。
本発明に係るワイヤレス給電機能付きのテーブルは、上述したワイヤレス給電装置を備える。そして、テーブルの裏面または内部に給電コイルが備え付けられる。このような態様によれば、通常のテーブルと同様の外観を維持しつつ、テーブルにワイヤレス給電機能を持たせることができる。
本発明に係るワイヤレス受電機能付きの卓上ランプは、上述したテーブルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する。この卓上ランプは、受電コイルとキャパシタを含み、給電コイルの共振周波数にて共振する受電コイル回路と、受電コイルと磁気結合することにより受電コイルから交流電力を受電するロードコイルと、ロードコイルから電力供給されるランプとを含むロード回路を備える。この卓上ランプは、テーブルに載置されるときに、テーブルの給電コイルから送電される交流電力を受電コイルにて受電し、ランプを発光させる。電源コードを不要化できるため、美観および安全面において優れる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、磁場共振型のワイヤレス給電において、送電電力を効率的に制御しやすくなる。
ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図である。 有効信号発生回路の回路図である。 電圧および電流の変化過程を示すタイムチャートである。 デューティ比と出力の関係を示すグラフである。 ワイヤレス電力伝送システムを応用したテーブルと卓上ランプの側面図である。 テーブルと卓上ランプの外観図である。 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図の変形例である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図である。ワイヤレス電力伝送システム100は、ワイヤレス給電装置116とワイヤレス受電装置118を含む。ワイヤレス給電装置116は、基本構成として、送電制御回路200、エキサイト回路110、給電コイル回路120および有効信号発生回路220を含む。ワイヤレス受電装置118は、受電コイル回路130とロード回路140を含む。
給電コイル回路120が有する給電コイルL2と、受電コイル回路130が有する受電コイルL3の間には0.2〜1.0m程度の距離がある。ワイヤレス電力伝送システム100の主目的は、給電コイルL2から受電コイルL3にワイヤレスにて交流電力を送ることである。本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム100は、100kHz以下の共振周波数にて動作させることを想定したシステムである。本実施形態においては共振周波数=100kHzであるとして説明する。なお、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム100は、たとえば、ISM(Industry-Science-Medical)周波数帯のような高周波数帯にて動作させることも可能である。
エキサイト回路110は、エキサイトコイルL1とトランスT2二次コイルLiが直列接続された回路である。トランスT2二次コイルLiは、トランスT2一次コイルLbと共に結合トランスT2を形成し、電磁誘導により送電制御回路200から交流電力を供給される。エキサイトコイルL1の巻き数は1回、導線直径は5mm、エキサイトコイルL1自体の形状は210mm×210mmの正方形である。図1では、わかりやすさのため、エキサイトコイルL1を円形に描いている。他のコイルについても同様である。図1に示す各コイルの材質はいずれも銅である。エキサイト回路110には交流電流I1が流れる。
給電コイル回路120は、給電コイルL2とキャパシタC2が直列接続された回路である。エキサイトコイルL1と給電コイルL2は互いに向かい合っている。エキサイトコイルL1と給電コイルL2の距離は10mm以下と比較的近い。このため、エキサイトコイルL1と給電コイルL2は電磁気的に強く結合している。給電コイルL2の巻き数は7回、導体直径は5mm、給電コイルL2自体の形状は280mm×280mmの正方形である。エキサイトコイルL1に交流電流I1を流すと、電磁誘導の原理により給電コイルL2に起電力が発生し、給電コイル回路120には交流電流I2が流れる。交流電流I2は交流電流I1よりも格段に大きい。給電コイルL2とキャパシタC2それぞれの値は、給電コイル回路120の共振周波数が100kHzとなるように設定される。
受電コイル回路130は、受電コイルL3とキャパシタC3が直列接続された回路である。給電コイルL2と受電コイルL3は互いに向かい合っている。受電コイルL3の巻き数は7回、導体直径は5mm、受電コイルL3自体の形状は280mm×280mmの正方形である。受電コイル回路130の共振周波数も100kHzとなるように、受電コイルL3とキャパシタC3それぞれの値が設定されている。給電コイルL2と受電コイルL3は同一形状である必要はない。給電コイルL2が共振周波数=100kHzにて磁界を発生させると、給電コイルL2と受電コイルL3は磁気的に共振し、受電コイル回路130にも大きな電流I3が流れる。
ロード回路140は、ロードコイルL4と負荷LDが直列接続された回路である。受電コイルL3とロードコイルL4は互いに向かい合っている。受電コイルL3とロードコイルL4の距離は10mm以下と比較的近い。このため、受電コイルL3とロードコイルL4は電磁的に強く結合している。ロードコイルL4の巻き数は1回、導体直径は5mm、ロードコイルL4自体の形状は300mm×300mmである。受電コイルL3に電流I3が流れることにより、ロード回路140に起電力が発生し、ロード回路140に電流I4が流れる。こうして、ワイヤレス給電装置116の給電コイルL2から送電された交流電力は、ワイヤレス受電装置118の受電コイルL3により受電され、負荷LDから取り出される。
負荷LDを受電コイル回路130に直列接続すると、受電コイル回路130のQ値が悪くなる。このため、受電用の受電コイル回路130と電力取り出し用のロード回路140を分離している。電力伝送効率を高めるためには、給電コイルL2、受電コイルL3およびロードコイルL4の中心線を揃えることが好ましい。
次に、送電制御回路200の構成を説明する。送電制御回路200はハーフブリッジ型の電子回路である。まず、ゲート駆動用トランスT1の一次側に駆動回路162が接続される。駆動回路162は、既知の回路であり、たとえば、テキサス・インツルメンツ社の製品番号UCC37321のIC(Integrated Circuit)を利用すればよい。駆動回路162には、オシレータ164と有効信号発生回路220が接続される。
オシレータ164は、所定の駆動周波数にてIN信号(原信号)を発生させる。駆動周波数は、共振周波数と等しい100kHzであるとする。IN信号は正弦波でもよいが、ここでは矩形波(デジタル波形)であるとして説明する。オシレータ164が発生させるIN信号は駆動回路162のIN入力となる。
有効信号発生回路220は、駆動周波数よりも低い制御周波数にてEN信号(有効信号)を発生させる。本実施形態における制御周波数は、1.0kHzである。EN信号は矩形波(デジタル波)である。有効信号発生回路220が発生させるEN信号は駆動回路162のEN入力となる。なお、有効信号発生回路220の詳細については、図2に関連して後述する。
駆動回路162は、1.0kHzのEN信号がハイレベルの期間(以下、「有効期間」とよぶ)に限り、100kHzのIN信号(原信号)をDR信号(駆動信号)として出力する。EN信号がローレベルの期間(以下、「無効期間」とよぶ)においては、DR信号はゼロに固定される。有効期間中においては、100kHzのDR信号が供給されるため、トランスT1一次コイルLhには正負両方向に交互に電流が流れる。トランスT1一次コイルLhとトランスT1二次コイルLf、トランスT1二次コイルLgはゲート駆動用の結合トランスT1を形成する。電磁誘導により、トランスT1二次コイルLfとトランスT1二次コイルLgにも正負の両方向に交互に電流が流れる。駆動回路162とゲート駆動用トランスT1が、送電制御回路200の駆動系として、給電コイル回路120から受電コイル回路130等への送電を制御する。
トランスT1二次コイルLfの一端は、スイッチングトランジスタQ1のゲートと接続され、他端はスイッチングトランジスタQ1のソースと接続される。トランスT1二次コイルLgの一端は、別のスイッチングトランジスタQ2のゲートと接続され、他端はスイッチングトランジスタQ2のソースと接続される。有効期間中に100kHzのDR信号が供給されると、スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2の各ゲートには、電圧Vx(Vx>0)が100kHzにて交互に印加される。このため、スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2は100kHzにて交互にオン・オフする。スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2は同一特性のエンハンスメント型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるが、バイポーラトランジスタなど他のトランジスタでもよい。トランジスタの代わりにリレースイッチ等、他のスイッチを用いてもよい。
図1に示す点Aと点Cの間にはキャパシタC5、点Cと点Bの間にはキャパシタC6が接続される。これらのキャパシタは、直流電源Vddの直流電圧によって充電される。キャパシタC5の電圧(AC間の電圧)をVA、キャパシタC6の電圧(CB間の電圧)をVBとすると、VA+VB(AB間の電圧)が入力電圧Vinとなる。すなわち、キャパシタC5およびC6は直流電圧源として機能する。
スイッチングトランジスタQ1のドレインは、キャパシタC5の正極に接続される。キャパシタC5の負極は、トランスT2一次コイルLbを介してスイッチングトランジスタQ1のソースに接続される。スイッチングトランジスタQ2のソースは、キャパシタC6の負極に接続される。キャパシタC6の正極は、トランスT2一次コイルLbを介して、スイッチングトランジスタQ2のドレインに接続される。
スイッチングトランジスタQ1のソース・ドレイン間の電圧をソース・ドレイン電圧VDS1、スイッチングトランジスタQ2のソース・ドレイン間の電圧をソース・ドレイン電圧VDS2とよぶ。また、スイッチングトランジスタQ1のソース・ドレイン間を流れる電流をソース・ドレイン電流IDS1、スイッチングトランジスタQ2のソース・ドレイン間を流れる電流をソース・ドレイン電流IDS2とする。ソース・ドレイン電流IDS1、IDS2については、同図矢印に示す方向を正方向、反対方向を負方向とする。
スイッチングトランジスタQ1が導通(オン)するとき、スイッチングトランジスタQ2は非導通(オフ)となる。このときのメインの電流経路(以下、「第1電流経路」とよぶ)は、キャパシタC5の正極から点A、スイッチングトランジスタQ1、トランスT2一次コイルLb、点Cを経由して負極に帰還する経路となる。スイッチングトランジスタQ1は、第1電流経路の導通・非導通を制御するスイッチとして機能する。
スイッチングトランジスタQ2が導通(オン)するとき、スイッチングトランジスタQ1は非導通(オフ)となる。このときのメインの電流経路(以下、「第2電流経路」とよぶ)は、キャパシタC6の正極から点C、トランスT2一次コイルLb、スイッチングトランジスタQ2、点Bを経由して負極に帰還する経路となる。スイッチングトランジスタQ2は、第2電流経路の導通・非導通を制御するスイッチとして機能する。
送電制御回路200においてトランスT2一次コイルLbを流れる電流を「電流Is」とよぶ。電流Isは交流電流であり、第1電流経路を流れるときを正方向、第2電流経路を流れるときを負方向とよぶ。
有効期間中においては、オシレータ164が共振周波数と等しい駆動周波数にて供給するIN信号がそのままDR信号となるため、第1電流経路と第2電流経路は共振周波数にて交互に切り替わる。共振周波数の交流電流IsがトランスT2一次コイルLbを流れるため、エキサイト回路110にも共振周波数にて交流電流I1が流れ、更に、給電コイル回路120にも共振周波数の交流電流I2が流れる。給電コイル回路120の給電コイルL2とキャパシタC2は共振状態となる。受電コイル回路130も同一共振周波数の共振回路であるから、給電コイルL2と受電コイルL3は磁気的に共振する。このとき、電力伝送効率は最大となる。
トランスT2一次コイルLbの巻き数をN1、トランスT2二次コイルLiの巻き数をN2とする。トランスT2一次コイルLbの交流電流Isが発生させる交流磁界により、トランスT2二次コイルLiには同相の誘導電流I1が流れる。結合トランスT2は、たとえば、フェライトコアを利用した小型トランス(トロイダル、EE型、EI型等)である。等アンペア・ターンの法則により、電流I1の大きさは、Is・(N1/N2)となる。また、トランスT2二次コイルLiの電圧V2とトランスT2一次コイルLbの電圧V1の関係は、V2=V1・(N2/N1)である。本実施形態においては、N1>N2である。したがって、結合トランスT2により電圧V1は電圧V2に降圧される。N1とN2の巻き数比を調整することにより、エキサイト回路110に供給される電圧V2を調整できる。
図2は、有効信号発生回路220の回路図である。有効信号発生回路220は、制御信号発生回路222、比較回路224および基準信号調整回路226を含む。制御信号発生回路222の出力であるS1信号(制御信号)は比較回路224の負極端子、基準信号調整回路226の出力であるS2信号(基準信号)は比較回路224の正極端子に入力される。
制御信号発生回路222は、制御周波数=1.0kHzにてノコギリ波状に変化する交流電圧をS1信号として発生させる。制御信号発生回路222は、抵抗R1〜R3、キャパシタC7およびサイリスタ112を含む。サイリスタ112のゲートGには、電源VCCの電源電圧を抵抗R1、R2により分圧したゲート電圧VGが印加される。ゲート電圧VGは一定値である。サイリスタ112のアノードAは抵抗R3を介して電源VCCと接続され、キャパシタC7を介してグランドと接続される。電源電圧を抵抗R3により電圧降下させることにより、サイリスタ112にアノード電位VAが印加される。S1信号はこのアノード電位VAを示す。
アノード電位VA≦ゲート電位VGのとき、サイリスタ112のアノード・カソード間はオフ(非導通)となり、この期間にはキャパシタC7が充電される。キャパシタC7が充電されるとアノード電位VA(S1信号)が高くなり、アノード電位VA>ゲート電位VGとなると、サイリスタ112のアノード・カソード間はオン(導通)となる。このとき、キャパシタC7の電荷がサイリスタ112を介して放電されるため、再び、アノード電位VA≦ゲート電位VGとなる。制御信号発生回路222は、以上のプロセスを1.0kHz(制御周波数)にて繰り返す。この結果、図3にて後述するようにノコギリ波状のS1信号が発生する。制御周波数は、キャパシタC7と抵抗R3の時定数によって定まる。本実施形態においては、制御信号S1は0.6〜3.0(V)の範囲(以下、「制御電圧範囲」とよぶ)で変化する。
基準信号調整回路226は、抵抗R4、R5および可変抵抗Rvを含む回路である。電源VCCは、抵抗R4、可変抵抗Rv、抵抗R5の直列抵抗回路を介して、グランドと接続される。S2信号は、可変抵抗Rvの中途電位を示す一定値の信号である。可変抵抗Rvを調整すれば、S2信号のレベルを変化させることができる。基準信号調整回路226は、一定電圧をS2信号として発生させる。本実施形態においては、S2信号は0.5〜3.1(V)の範囲(以下、「基準電圧範囲」とよぶ)で調整される。すなわち、基準電圧範囲は制御電圧範囲を包含している。
比較回路224は、S2信号>S1信号のとき、ハイレベルのEN信号を出力し、それ以外のときにはローレベルのEN信号を出力する。いいかえれば、S2信号>S1信号の期間が有効期間となり、それ以外の期間が無効期間となる。
図3は、電圧および電流の変化過程を示すタイムチャートである。制御信号発生回路222において、時刻t0にキャパシタC7の充電が開始される。アノード電位VAが徐々に上昇するため、S1信号も徐々に上昇する。時刻t2にアノード電位VA>ゲート電位VGとなり、サイリスタ112のアノード・カソード間はオン(導通)となる。キャパシタC7が放電するため、アノード電位VA(S1信号)は最高値の3.0(V)から最低値の0.6(V)に急落する。この時刻t0〜時刻t2までの期間を「第1期間」とよぶ。同様に、時刻t2〜時刻t4までの期間を「第2期間」、時刻t4〜時刻t6までの期間を「第3期間」、時刻t6〜時刻t8までの期間を「第4期間」とよぶ。制御周波数=1.0kHzであるから、各期間の長さは1.0(msec)である。
比較回路224は、S2信号とS1信号を比較し、S2信号>S1信号となるときハイレベル、S2信号≦S1信号のときローレベルのEN信号を発生させる。図3に示す第1期間の場合、時刻t0〜t1においてはEN信号はハイレベル、時刻t1〜時刻t2においてはEN信号はローレベルとなる。すなわち、第1期間(時刻t0〜時刻t2)のうち、時刻t0〜時刻t1が有効期間、時刻t1〜時刻t2が無効期間となる。S2信号のレベルを調整することにより、有効期間と無効期間のデューティ比を調整できる。第2期間以降についても同様である。
一方、オシレータ164は、駆動周波数=共振周波数=100kHzにて、矩形波のIN信号を持続的に発生させる。駆動回路162は、有効期間(時刻t0〜時刻t1)においてはIN信号をそのままDR信号として送出し、無効期間(時刻t1〜時刻t2)においては、DR信号をローレベルに固定する。この結果、有効期間(時刻t0〜時刻t1)に限り、共振周波数=100kHzのDR信号が供給される。
図4は、デューティ比と出力の関係を示すグラフである。横軸はデューティ比(%)、左側縦軸は出力電力(W)、右側縦軸は出力電圧(V)を示す。負荷LD=20(Ω)とする。また、デューティ比が100(%)のとき、すなわち、EN信号が常時ハイレベルのとき、負荷LDから計測される電圧の実効値(出力電圧)は20(V)、負荷LDを流れる交流電流I4の実効値(出力電流)は2.0(A)であるとする。この場合、出力電力P=出力電圧V×出力電流I=40(W)となる。
出力電力特性228は、デューティ比と出力電力の関係を示すグラフである。また、出力電圧特性230は、デューティ比と出力電圧の関係を示す。図4に示すように、出力電力と出力電圧は、共にEN信号を変数とする単調増加関数となる。
図5は、ワイヤレス電力伝送システム100を応用したテーブル234と卓上ランプ232の側面図である。テーブル234は、ワイヤレス給電装置116の機能を有する。テーブル234の裏面には給電コイルL2が巻回され、その内側に同心にてエキサイトコイルL1が巻回される。給電コイルL2は、キャパシタC2と接続され、給電コイル回路120を形成する。給電コイル回路120は、全体としてテーブル板の裏面に設置されてもよいし、テーブル板内部に格納されてもよい。
エキサイトコイルL1は給電回路236と接続される。給電回路236は、送電制御回路200と有効信号発生回路220を含む回路であり、調整ダイヤル240によりS2信号(基準信号)のレベルを変化させることができる。いいかえれば、調整ダイヤル240によりパワー制御できる。給電回路236は、整流回路238を介して商用交流電源と接続される。商用交流電源の交流電圧は整流回路238により直流電圧に変換され、給電回路236の電源Vddとして供給される。
卓上ランプ232は、内部にワイヤレス受電装置118を含む。卓上ランプ232の下部には受電コイルL3が巻回され、その内側に同心にてロードコイルL4が巻回される。受電コイルL3にはキャパシタC3が接続され、受電コイル回路130を形成する。ロードコイルL4には、負荷LDとしてランプが接続される。このランプは交流電流により点灯するランプでもよい。また、ロードコイルL4を流れる交流電流I4を、図示しない整流回路により直流電流に変換し、ランプに供給してもよい。
テーブル234は卓上ランプ232にワイヤレス給電する。したがって、卓上ランプ232には電源コードが不要化である。卓上ランプ232の明るさは、調整ダイヤル240によりテーブル234側から調整される。
図6は、テーブル234と卓上ランプ232の外観図である。図6に示すように、テーブル234は各コイルや給電回路236等を内蔵してもよい。また、テーブル234の側面あるいは表面に調整ダイヤル240を取り付けてもよい。図6においては、テーブル234の表面に3つの卓上ランプ232a、232b、232cを載せている。このように複数の卓上ランプ232をテーブル234に載せても、電源コードが不要であるため、テーブル234の表面をすっきりと使うことができる。また、卓上ランプ232を自由にレイアウトできる。更に、美観の面だけでなく、電源コードに足をひっかけるといった事故が発生しないため安全面でも優れている。調整ダイヤル240により複数の卓上ランプ232をまとめて制御できるため、利便性も向上する。
図7は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図の変形例である。変形例においては、送電制御回路200がエキサイト回路110を介さずに、直接、給電コイル回路120を駆動する。図1と同一の符号を付した構成は、図1で説明した構成と同一または同様の機能を有する。
変形例における給電コイル回路120は、給電コイルL2、キャパシタC2にトランスT2二次コイルLiが直列接続された回路である。トランスT2二次コイルLiは、トランスT2一次コイルLbと共に結合トランスT2を形成し、電磁誘導により送電制御回路200から交流電力を供給される。このように、エキサイト回路110を介さず、送電制御回路200から給電コイル回路120に直接交流電力を供給してもよい。
以上、実施形態に基づいてワイヤレス電力伝送システム100を説明した。有効期間と無効期間のデューティ比を制御することにより、共振状態を維持したまま送電電力を任意に変化させることができる。また、送電電力の時間的な平均値を制御する方式であるため、電力損失が発生しにくい。また、駆動回路162やオシレータ164、有効信号発生回路220はコンパクトな回路であるため、送電制御回路200の回路規模を抑制しやすくなる。
従来の卓上ランプは電源コードが邪魔になるため、ダイニングテーブルでは吊り下げ型のランプを使うことが多い。本実施形態におけるテーブル234によれば、卓上ランプの電源コードを不要化できる。このため、卓上ランプ232の利用性が高まる。たとえば、卓上ランプで照明する方が、料理を美味しく見せることができる場合もある。吊り下げ型のランプだと照明箇所が固定されてしまうが、卓上ランプ232はレイアウト自由であるため、多様な照明が可能である。しかも、複数の卓上ランプ232をテーブル234側でまとめて制御できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
送電制御回路200はハーフブリッジ型の回路であるが、プッシュプル型の回路により形成されてもよい。有効信号発生回路220が発生させるS1信号(制御信号)は、ノコギリ波に限らず、三角波や正弦波など、所定期間において電圧値が漸増減する交流信号であればよい。
100 ワイヤレス電力伝送システム、110 エキサイト回路、112 サイリスタ、116 ワイヤレス給電装置、118 ワイヤレス受電装置、120 給電コイル回路、130 受電コイル回路、140 ロード回路、162 駆動回路、164 オシレータ、200 送電制御回路、220 有効信号発生回路、222 制御信号発生回路、224 比較回路、226 基準信号調整回路、228 出力電力特性、230 出力電圧特性、232 卓上ランプ、234 テーブル、236 給電回路、238 整流回路、240 調整ダイヤル、L1 エキサイトコイル、L2 給電コイル、L3 受電コイル、L4 ロードコイル。

Claims (5)

  1. 給電コイルと受電コイルの共振周波数にて、前記給電コイルから前記受電コイルにワイヤレス送電するための装置であって、
    前記給電コイルに前記共振周波数にて交流電力を供給する送電制御回路と、
    前記給電コイルおよびキャパシタを含み、前記共振周波数にて共振する給電コイル回路と、
    前記共振周波数よりも低い制御周波数の制御信号を発生させる制御信号発生回路と、
    前記制御信号のレベルと所定の基準信号のレベルの間に所定の大小関係が成立するとき、有効信号を発生させる比較回路と、
    前記基準信号のレベルを調整するための基準信号調整回路と、を備え、
    前記制御信号発生回路は、前記制御信号として、ノコギリ波状の信号を発生させ、
    前記基準信号の最高レベルは、前記制御信号の最高レベルよりも高く、
    前記基準信号の最低レベルは、前記制御信号の最低レベルよりも低く、
    前記送電制御回路は、前記有効信号の発生期間中であることを条件として、前記交流電力を前記給電コイルに供給することを特徴とするワイヤレス給電装置。
  2. 前記給電コイルと磁気結合し、前記送電制御回路から供給される交流電力を前記給電コイルに供給するエキサイトコイル、を更に備え、
    前記送電制御回路は、第1および第2の電流経路を含み、前記第1および第2の電流経路それぞれに直列に接続される第1および第2のスイッチを交互に導通させることにより、前記エキサイトコイルに前記交流電力を供給することを特徴とする請求項に記載のワイヤレス給電装置。
  3. 請求項1または2に記載のワイヤレス給電装置と、
    前記受電コイルと、
    前記受電コイルと磁気結合し、前記受電コイルが前記給電コイルから受電した電力を供給されるロードコイルと、を備えることを特徴とするワイヤレス電力伝送システム。
  4. 請求項1または2に記載のワイヤレス給電装置を備え、
    裏面または内部に前記給電コイルが備え付けられたワイヤレス給電機能付きのテーブル。
  5. 請求項に記載のテーブルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する装置であって、
    前記受電コイルとキャパシタを含み、前記給電コイルの共振周波数にて共振する受電コイル回路と、
    前記受電コイルと磁気結合することにより前記受電コイルから前記交流電力を受電するロードコイルと、前記ロードコイルから電力供給されるランプとを含むロード回路と、を備え、
    前記テーブルに載置されるときに、前記テーブルの前記給電コイルから送電される前記交流電力を前記受電コイルが受電することにより前記ランプを発光させることを特徴とするワイヤレス受電機能付きの卓上ランプ。
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