JP4467671B2 - 光学素子の成形装置及び成形方法 - Google Patents

光学素子の成形装置及び成形方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱軟化したガラス素材から成形型の押圧によってガラスモールドレンズなどの光学素子を成形する成形装置及び光学素子の成形方法及びその成形品としての光学素子及びプリズムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガラスモールドレンズの成形には、図1にその主要断面で示されるような成形装置を用いていた。ここでは、所定の重量のガラスゴブ1を、胴型4中に摺動可能に配された下型2と上型3との間に置き、加熱軟化させ、下型2と上型3とを相対的に接近させることによって、プレス成形し、所要のガラスモールドレンズなどのガラス光学素子を得ている。
【0003】
しかしながら、このような型構造の成形装置では、胴型4内で形成されるキャビティは、上下の型2、3の成形面で仕切られた密閉空間であり、これによって成形された場合、ガラスモールドレンズは、上記ガラスゴブの重量バラツキが、そのまま、レンズの肉厚のバラツキとなって現れるから、これがレンズの光学特性に影響してしまう。
【0004】
そこで、ガラスゴブの重量バラツキによる影響をなくすために、図2のように、胴型8の内周側面でガラス素材の周辺を規制しないように、上下の型6、7のプレス成形動作の際に、ガラスゴブの余剰分5を成形面周囲からはみ出させて、胴型8の内周に形成した凹部に受け入れさせる対処方法が提唱された。
【0005】
ところが、このように、成形されるレンズの側面部について、その周縁が、すべて同等に、はみ出し部になっているような形状に、前記凹部を形成している場合には、成形されたレンズを、所定の保持枠に組み込む際に、基準部となる部分を、はみ出し部分に追加工する必要がある。
【0006】
この追加工を回避するために、例えば、特開昭60−171233号公報に示されている成形装置が採用された。この装置は、図3、図4に示すように、レンズの側面を形成する個所に、側方にスライドするスライドコア10L、10Rを設けて、アクチュエータ11L、11Rによって進退動作させるもので、そのスライドコア10L、10Rの所要個所にガラスゴブの余剰分が流入できる空間部9を形成している。このことにより、成形されたレンズは、その光学機能面と同時に、その水平方向に関して、ガラスのはみ出し部分以外に、位置基準部を成形することができる。
【0007】
また、このような、レンズ面とレンズの位置決め基準とを同時に形成するために、特公昭63−10100号公報には、所要の成形装置が、既に提唱されている。ここでは、図5に示すように、上型15の成形面周縁からのはみ出しについての位置規制を行わず、レンズの光学機能面に対応する下型14の成形面周縁に接する胴型16の周面にのみ、側面規制部17を形成し、あるいは、図8に示すように、胴型25内において上下の型21、22の成形面周縁に位置規制部27、28を形成した上下の位置規制部材23、24を設けて、軟化したガラスゴブの、上下型の外周方向へのはみ出しを規制する部分と、規制しないで、はみ出させる個所18(図5を参照)、あるいは、26(図8を参照)との両方を備えている。
【0008】
ここで提唱された成形装置が対象とする成形光学素子は、その形状が軸対称であって、プレス成形される際の上下型の成形面周縁でのガラスの余剰分のはみ出し量は、前記成形面周縁の隙間を、一定寸法にしておけば、自ずと、精度良く一定にすることができた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭60−171233号公報の成形装置においては、スライドコア10L、10Rを駆動させるアクチュエータ11L、11Rが必要であって、装置の構造が複雑になる。また、特公昭63−10100号公報の成形装置では、上述のアクチュエータが不要であり、ガラス規制部とはみ出し部の両方を備えることができるが、この装置は、その型構造の点から、図6、7および図9、10に示すように、成形光学素子の外周部に、位置基準部19あるいは30、31を形成すると同時に、前記外周部を取り巻く形で、連続したリング状のはみ出し部20あるいは29ができることになる。従来、ガラスモールドによる光学素子は、軸対称のものが多く、このはみ出し部20、29がレンズの側面の、ある一定の高さにリング状に取り巻く形状になることに、特に問題視される事情がなかった。
【0010】
ところが、近年、光学素子の多種多様化により、非軸対称形状を成形する必要性が増大してきたので、例えば、図13に示すような、非軸対称の形状の光学素子を成形する場合(ここでは、下型が符号32a〜32cに、また、上型が符号33a〜33cに分割され、それらの周囲に水平位置規制部材34、35を設けて、胴型36内でプレス成形する際に位置規制部38、39の間にガラスゴブの余剰分37を逃がす空間を構成している)、図14に示すように、ガラスゴブの余剰分に相当するはみ出し部40を成形光学素子の周囲に設けると、例えば、その光学素子の側面41、42において、符号45で示す部分(光学機能面の一部)の非常に近くに、そのはみ出し部40が存在することになる。しかし、はみ出し部40においては、ガラスの変形量が大きく、さらに、はみ出し部40の最外周部分は、成形時に型に拘束されないために、はみ出し部40の周辺部における面精度に悪影響を与える。
【0011】
このように、上下の型の成形面から転写された光学機能面43あるいは44、45の外周縁部が上下方向に変化していて、一定の高さにない形状においては、ガラスゴブからのはみ出し部40によって、面精度を悪くするおそれがある。
【0012】
また、近年のように、光学素子の多種多様化により、ガラスモールドレンズなどの成形光学素子においても、非軸対称形状のものを成形する必要性が増大してきた。しかし、一般的な非軸対称形状の光学素子を成形する場合、当然、軸対称形状ではない型を用いて成形することになるので、プレス成形に際してのガラス素材の水平方向の変形も軸対称にはならない。このような光学素子を、従来から用いられてきたような、ガラスの余剰分を形成する上下の型の成形面周縁の隙間の上下方向の厚みが、常に一定になっているような、型構造を用いて成形する場合には、成形前のガラス素材の形状と型形状との関係によって、軟化したガラスが、成形過程で、早々に型の隅部まで完全に充填されてしまい、後のプレス圧でワレ、カケの原因となる部分もできれば、なかなか、型の隅部近くまでガラスが入り込まずにプレス成形が終わり、成形面からの完全な転写がなされずに、光学機能面が欠けた、つまり、充填不良を生じた部分がある成形品ができてしまう場合がある。
【0013】
本発明は、上記事情に基づいてされたもので、その目的とするところは、ガラス素材(ゴブ)からのはみ出し部を、上下型の成形面周縁と、それぞれの周辺規制部材の規制部分から、できるだけ離れた位置になるように、光学素子の成形型を設計し、そのように周辺規制部材を加工することで、面精度を良好に保つことができ、しかも、成形光学素子については、その光学機能面とレンズの取付け基準を同時に成形することができ、また、レンズの厚みも適正である光学素子が得られる成形装置及び光学素子の成形方法及びその成形品としての光学素子及びプリズムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる光学素子の成形装置は、ガラス素材を加熱軟化して、上型と下型により押圧することで、上型及び下型の成形面の縁により定まる光学素子の外周部の肉厚が外周に沿って変化している、少なくとも一方の成形面が非軸対称形状である光学素子を成形加工する成形装置において、一方の成形面を上面に有する下型と、この下型の外周に嵌合すると共に下型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する下方周辺規制部材と、他方の成形面を下面に有する上型と、この上型の外周に嵌合すると共に上型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する上方周辺規制部材とを具備し、前記上型および下型の少なくとも一方を、上下方向に移動させて、加熱軟化したガラス素材が成形面でプレス成形される際に、前記下方周辺規制部材の上端部と上方周辺規制部材の下端部とで形成される空間に、その余剰分を流入する構造にすると共に、前記ガラス素材の余剰分が流入する前記空間の、上下端部の位置が、前記上下型の両成形面の縁から可及的に離れるように、上下方向に変化していることを特徴とする。
【0016】
また、この発明に係わる光学素子の成形装置において、前記両周辺規制部材の上下端部が、連続する円弧と直線との組み合わせで、形成されていることを特徴とする。
また、この発明に係わる光学素子の成形装置において、前記両周辺規制部材の上下端部が、上下方向に不連続な部分のない連続的になめらかに変化する曲線からなることを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係わる光学素子の成形方法は、一方の成形面を上面に有する下型と、この下型の外周に嵌合すると共に下型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する下方周辺規制部材と、他方の成形面を下面に有する上型と、この上型の外周に嵌合すると共に上型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する上方周辺規制部材とにより形成される空間に、ガラス素材を供給し、前記上型と下型により押圧することで、上型及び下型の成形面の縁により定まる光学素子の外周部の肉厚が外周に沿って変化している、少なくとも一方の成形面が非軸対称形状である光学素子を成形加工する光学素子の成形方法であって、前記下方周辺規制部材の上端部と上方周辺規制部材の下端部とで形成される空間は、前記上下型の両成形面の縁から可及的に離れるように上下方向に変化しており、前記上型および下型の少なくとも一方を上下方向に移動させることで、前記下方周辺規制部材の上端部と上方周辺規制部材の下端部とで形成される空間に前記ガラス素材の余剰分を流入させながら、加熱軟化した前記ガラス素材をプレス成形することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形感)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図11〜図16を参照しながら、具体的に説明する。この実施の形態におけるガラスモールド用成形型の構成は、図11に示すようになっており、図12と図15は、それぞれ、本発明の成形型と、その成形品である光学素子(ガラスレンズ)を示した斜視図である。
【0025】
ここでの成形装置は、一方の成形面を上面に有する下型32と、この下型32の外周に嵌合すると共に下型32の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する下方周辺規制部材34と、他方の成形面を下面に有する上型33と、この上型33の外周に嵌合すると共に上型33の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する上方周辺規制部材35とを具備している。そして、上型33および下型32の少なくとも一方を、上下方向に移動させて、加熱軟化したガラス素材が成形面でプレス成形される際に、前記下方周辺規制部材34の上端部38と上方周辺規制部材35の下端部39とで形成される空間に、その余剰分37を流入する構造にしている。それと共に、前記ガラス素材の余剰分が流入する前記空間の、上下端部39、38の位置が、両成形面のレベルに対応して、前記成形面の縁に沿って、上下方向に変化している(図12を参照)。
【0026】
なお、図11、12において、符号32a、32b、32cは、3分割された状態で成形面の各非連続平面部分を部分的に構成する下型32の型部材であり、また、符号33a、33b、33cは、同じく3分割された上型33の成形面の各非連続平面部分を部分的に構成する下型の型部材である。また、前述の上方周辺規制部材35は、上方の成形面の周縁(これは、後述する成形光学素子の枠取付基準面となる)を規制するものであり、また、前述の下方周辺規制部材34は、下方の成形面の周縁を規制するものである。そして、胴型36の内壁には、各上下周辺規制部材34、35が摺動可能に配されている。
【0027】
以上のように構成されたガラスモールド用成形型を用いての、光学素子、特に非同軸型のガラスレンズの成形について、以下に説明する。
【0028】
まず、上型33と下型32との間に、ガラス素材(ゴブ)を配し、成形型全体を加熱させて、間接的にガラス素材を所要温度まで加熱、軟化させる。ガラス素材が所定温度まで軟化した状態で、下型32と下方周辺規制部材34を固定し、上型33と上方周辺規制部材35とを、一体で下方向に移動させ、ガラス素材が、その成形されるべき光学素子の所定の厚みになる高さまで押圧し、プレス成形する。
【0029】
この時、上方周辺規制部材35の下端部39と下方周辺規制部材34の上端部38との間には、ガラス素材のはみ出し部37を受け入れる空間が存在し、その空間に余剰分のガラスが流れ込み、ガラスゴブの容量バラツキの影響を受けずに、厚みが一定の成形品を得ることができる。
【0030】
本実施の形態において、このガラス素材の、はみ出す隙間の形状は、図15に示すように、上型33の型部材33a、33b、33cの周縁部および上方周辺規制部材35の接する部分、即ち、光学素子の片方の光学機能面43に相当する部分と、下型32の型部材32a、32b、32cの周縁部および下方周辺規制部材34の接する部分、即ち、光学素子の他方の光学機能面44に相当する部分との両方から、できるだけ遠くなり、かつ、上下方向に連続的に変化する円弧と直線との連続で構成されるように、設計、加工しておく。
【0031】
次に、成形型全体を冷却し、所定の温度に到達したところで、成形型を開き、成形光学素子(ガラスレンズ)を取り出す。この成形型で成形した成形品は、図15に示すように、はみ出し部45が、その光学素子の光学機能面周縁のどの部分においても、上下の各光学機能面から可及的に離れた位置に存在することになる。これにより、ガラスのはみ出し周辺部に近いために面精度が悪くなるというような、光学機能面への影響を最小限に抑えることができる。
【0032】
この実施の形態のように、本発明によれば、単純な型構成で、位置決め基準面を備え、レンズの厚み精度が良く、さらに、面精度の良好なガラスモールドレンズなどの光学素子を容易に得ることができる。
【0033】
次に、このような実施の形態で成形された光学素子について、図16を参照して具体的に説明する。
【0034】
この実施の形態では、光学素子のはみ出し部の上面が、成形型の上方周辺規制部材の下端面の形状を転写した湾曲形状49となり、また、その下面が、下方周辺規制部材の上端面の形状を転写した湾曲形状50となり、それぞれ、円弧と直線を組み合わせて用いた上下方向に変化する形状(図では、符号48a〜48e、及び、47a〜47eの領域の連続;即ち、符号47a、47e、48a、48eは直線部、47b、47c、47d、48b、48c、48dは円弧部)であって、各光学機能面からできるだけ離れた位置になるように形成される。
【0035】
なお、この形状は、スプライン曲線や自由曲線などを用いて、上方周辺規制部材35の下端面と、下方周辺規制部材34の上端面の形状を設計することもできるが、設計と加工にかかる手間が多くなるので、時間がかかり、コストも上がってしまう。しかしながら、円弧と直線の組み合わせを用いることで、上方周辺規制部材35の下端面と下方周辺規制部材34の上端面の設計が単純化でき、型の加工装置の制御も簡単になるなどのメリットが得られる。また、出来上がった図形は、上下方向に不連続な部分の無い、連続的になめらかに変化する曲線となるから、そこでの光学素子のワレ・カケが発生し難いという利点がある。
【0049】
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態について、図30〜図35を参照しながら、具体的に説明する。
【0050】
図30は本実施の形態における反射型光学系の概略図を示している。R1から入射した光線がR2〜R6を内面反射し、R7から出射する。ちなみにこの光学素子はR1、R2は球面、R2〜R6は自由曲面で構成されている。この実施の形態におけるガラスモールド用成形型の構成は、図33に示す様になっており、図34と図32は、それぞれ、本発明の成形型と、その成形品である光学素子(ガラスレンズ)を示した斜視図である。
【0051】
ここでの成形装置は、一方の成形面を上面に有する下型208と、この下型208の外周に嵌合すると共に下型208の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する下方周辺規制部材214と、他方の成形面を下面に有する上型209と、この上型209の外周に嵌合すると共に上型209の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する上方周辺規制部材215とを具備している。そして、上型209および下型208の少なくとも一方を上下方向に移動させて、加熱軟化したガラス素材が成形面でプレス成形される際に、前記下方周辺規制部材214の上端部211と上方周辺規制部材215の下端部212とで形成される空間に、その余剰分210を流入させる構造になされている。また、ガラス素材の余剰分が流入する空間の、上下端部212、211の位置が、両成形面の端部の形状に対応して、上下方向に変化している(図34を参照)。
【0052】
なお、図33、図34において、符号208a,208b,208c,208dは、4分割された状態で成形面の各不連続平面部分を部分的に構成する下型208の型部材であり、また、符号209a,209b,209cは、同じく3分割された上型209の成形面の各不連続平面部分を部分的に構成する下型の型部材である。また、前述の上方周辺規制部材215は、上方の成形面の周縁(これは、後述する成形光学素子の枠への取付基準面となる)を規制するものであり、また、前述の下方周辺規制部材214は、下方の成形面の周縁を規制するものである。
【0053】
そして、胴型213の内壁には、各上下周辺規制部材214、215が摺動可能に配されている。
【0054】
以上のように構成されたガラスモールド用成形型を用いての、反射型光学素子としてのガラスレンズの成形について、以下に説明する。
【0055】
まず、上型209と下型208との間に、ガラス素材(ゴブ)を配し、成形型全体を加熱させて、間接的にガラス素材を所要温度まで加熱、軟化させる。ガラス素材が所定温度まで軟化した状態で、下型208と下方周辺規制部材214を固定し、上型209と上方周辺規制部材215とを、一体に下方向に移動させ、ガラス素材が、その成形されるべき光学素子の所定の厚みになる高さまで押圧し、プレス成形する。
【0056】
この時、上方周辺規制部材215の下端部212と下方周辺規制部材214の上端部211との間には、ガラス素材のはみ出し部210を受け入れる空間が存在し、その空間に余剰分のガラスが流れ込み、ガラスゴブの容量バラツキの影響を受けずに、厚みが一定の成形品を得ることができる。
【0057】
本実施の形態において、このガラス素材の、はみ出す隙間の形状は、図32に示すように、上型209の型部材209a,209b,209cの周縁部と上方周辺規制部材215が接する部分、即ち、光学素子の片方の光学機能面204に相当する部分と、下型208の型部材208a,208b,208c,208dの周縁部と下方周辺規制部材214が接する部分、即ち、光学素子の他方の光学機能面205に相当する部分との両方から、できるだけ遠くなり、かつ、上下方向に連続的に変化する円弧と直線との連続で構成されるように、設計、加工しておく(図35参照)。
【0058】
次に、成形型全体を冷却し、所定の温度に到達したところで、成形型を開き、成形光学素子(ガラスレンズ)を取り出す。この成形型で成形した成形品は、図32に示すように、はみ出し部207が、その光学素子の光学機能面周縁のどの部分においても、上下の各光学機能面から可及的に離れた位置に存在することになる。これにより、光学素子のガラスのはみ出し周辺部に近い位置の面精度が悪くなるといった、光学機能面への影響を最小限に抑えることができる。
【0059】
以上のように、本実施の形態によれば、単純な型構成で、位置決め基準面を備え、レンズの厚み精度が良く、さらに、面精度の良好なガラスモールドレンズなどの光学素子を容易に得ることができる。
【0060】
次に、このような実施の形態で成形された光学素子について、図35を参照して具体的に説明する。
【0061】
この実施の形態では、光学素子のはみ出し部の上面が、成形型の上方周辺規制部材の下端面の形状を転写した湾曲形状219となり、また、その下面が、下方周辺規制部材の上端面の形状を転写した湾曲形状220となり、それぞれ、円弧と直線を組み合わせて用いた上下方向に変化する形状(図では、符号216a〜216e、及び、218a〜218eの領域の連続:即ち、符号216a,216e,218a,218eは直線部、216b,216c,216d,218b,218c,218dは円弧部)であって、各光学機能面からできるだけ離れた位置になるように形成される。
【0062】
なお、この形状は、スプライン曲線や自由曲線などを用いて、上方周辺規制部材215の下端面と、下方周辺規制部材214の上端面の形状を設計することもできるが、設計と加工にかかる手間が多くなるので時間がかかり、コストも上がってしまう。しかしながら、円弧と直線の組み合わせを用いることで、上方周辺規制部材215の下端面と下方周辺規制部材214の上端面の設計が単純化でき、型の加工装置の制御も簡単になるなどのメリットが得られる。また、出来上がった図形は、上下方向に不連続な部分の無い、連続的になめらかに変化する曲線となるので、そこでの光学素子のワレ・カケが発生し難いという利点がある。
【0063】
また、図36は参考例を示す図であり、図36に示すようにガラスの余剰はみだし部を成形面と同じ位置にすることも可能であるが、成形面の精度に影響を及ぼすこともあり、さらに、成形面の形状が複雑な場合、下方周辺規制部材の加工も複雑になりコストアップになる。
【0064】
また、図38に示すようにレンズ面に回折格子を有したレンズにおいても、同様に良好な結果を得ることができた。
【0065】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したようになり、上下型の周りに周辺規制部材を配し、光学素子の組み付け時における位置基準を形成するとともに、側方にはみ出した部分を備えることで、ガラス素材の容量バラツキによる成形品の厚み誤差を小さくすることができ、また、はみ出し部分の上下方向の位置を、上下型の成形面の形状に合わせて、変化させて、成形品の光学機能面から可及的に離すなどの処置により、成形品の光学機能面に対する、はみ出し部分が与える影響を、最小限に留め、良好なレンズなどの光学素子を得ることができる。
【0066】
また、本発明では、加熱軟化したガラス素材を押圧成形する成形型において、ガラス素材の余剰分がはみ出す個所で、上下(押圧)方向の厚みを、意図的に不均一にすることにより、押圧時にガラスにかかる圧力を調整し、ガラス素材が押圧により変形して、成形型の隅部の、どの部分も同じように充填されるようにすることができる。なお、要すれば、そこで、ガラスを型の隅部まで完全に充填させず、わずかに非接触部を残して成形することなども可能となり、成形品の角部のワレ、カケを防ぐこともでき、ガラスの破片などが出ないようにして、成形型をクリーニングする回数を減らすことなどもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のガラスモールド用成形型の構成断面図である。
【図2】従来の別のガラスモールド用成形型の構成断面図である。
【図3】従来の更に別のガラスモールド用成形型の構成断面図である。
【図4】同じく、上面から見た構成断面図である。
【図5】従来の他のガラスモールド用成形型の構成断面図である。
【図6】この成形型での、従来のガラスモールドレンズの断面図である。
【図7】同じく、斜視図である。
【図8】従来の更に他のガラスモールド用成形型の構成断面図である。
【図9】この成形型での、従来のガラスモールドレンズの断面図である。
【図10】同じく、斜視図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における成形型の構成断面図である。
【図12】同じく、斜視図である。
【図13】本発明に係わるガラスモールドレンズの理想パターンを示す斜視図である。
【図14】本発明との比較における従来例のガラスモールドレンズの斜視図である。
【図15】本発明に係わるガラスモールドレンズの斜視図である。
【図16】同じく、側面図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態における成形型の構成断面図である。
【図18】これに対応する従来のガラスモールド用成形型の分解斜視図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態における成形型の分解斜視図である。
【図20】図18の成形型を用いて成形したガラスモールドレンズの斜視図である。
【図21】図19の成形型を用いて成形したガラスモールドレンズの斜視図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態におけるプレス過程を示した型の構成断面図である。
【図23】同じく、成形時のプレス過程(次段)を示した型の構成断面図である。
【図24】同じく、成形時のプレス過程(第3段)を示した型の構成断面図である。
【図25】同じく、成形時のプレス過程(終段)を示した型の構成断面図である。
【図26】図24の切断面140における断面図である。
【図27】図24の切断面141における断面図である。
【図28】図25の切断面140における断面図である。
【図29】図25の切断面141における断面図である。
【図30】第3の実施の形態に係わる反射型光学系の概略図である。
【図31】第3の実施の形態と比較するための従来のガラスモールドレンズの斜視図である。
【図32】第3の実施の形態に係わるガラスモールドレンズの斜視図である。
【図33】第3の実施の形態における成形型の構成断面図である。
【図34】第3の実施の形態における成形型の斜視図である。
【図35】第3の実施の形態に係わるガラスモールドレンズの側面図である。
【図36】ガラスモールドレンズの別形態の斜視図である。
【図37】第4の実施の形態におけるガラスモールドレンズの斜視図である。
【図38】レンズ面に回折格子を有するレンズを示す図である。
【符号の説明】
1 ガラス素材(ガラスゴブ)
2 下型
3 上型
4 胴型
5 ガラスはみ出し部(余剰分)
6 下型
7 上型
8 胴型
9 ガラスはみ出し部(余剰分)
10L、10R スライドコア
11L、11R アクチュエータ
12 下型
13 上型
14 下型
15 上型
16 胴型
17 側面規制部
18 はみ出し部
19 位置基準部
20 はみ出し部
21 下型
22 上型
23 下方周辺規制部材
24 上方周辺規制部材
25 胴型
26 はみ出し部
27 下方周辺規制部
28 上方周辺規制部
29 はみ出し部
30 位置基準部
31 位置基準部
32a、32b、32c 型部材
33a、33b、33c 型部材
34 水平位置規制部材
35 水平位置規制部材
36 胴型
37 はみ出し部
38 位置規制部
39 位置規制部
43 はみ出し部
41 側面
42 側面
43 光学機能面
44 光学機能面
45 光学機能面
46 はみ出し部
47a、47e 直線部
47b、47c、47d 円弧部
48a、48e 直線部
48b、48c、48d 円弧部
49 湾曲形状
50 湾曲形状
132 上型固定プレート
133 下型固定プレート
134 上型
135 下型
136 上方周辺規制部材
137 下方周辺規制部材
138 はみ出し部
139 ガラス素材
140 断面
141 断面
142 個所(最初にガラスが接触する部分)
143 個所(後からガラスが接触する部分)
144 規制面
Ri 面
A 基準軸
201 はみ出し部
202,203 側面
204,205,206 光学機能面
207 はみ出し部
208a,208b,208c,208d 型部材
209a,209b,209c 型部材
210 はみ出し部
211,212 位置規制部
213 胴型
214,215 水平位置規制部材
216a,216e 直線部
216b,216c,216d 円弧部
218a,218d 直線部
218b,218c,218d 円弧部
219,220 湾曲形状
221,222 はみ出し部
223,224 光学機能面

Claims (4)

  1. ガラス素材を加熱軟化して、上型と下型により押圧することで、上型及び下型の成形面の縁により定まる光学素子の外周部の肉厚が外周に沿って変化している、少なくとも一方の成形面が非軸対称形状である光学素子を成形加工する成形装置において、
    一方の成形面を上面に有する下型と、
    この下型の外周に嵌合すると共に下型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する下方周辺規制部材と、
    他方の成形面を下面に有する上型と、
    この上型の外周に嵌合すると共に上型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する上方周辺規制部材とを具備し、
    前記上型および下型の少なくとも一方を、上下方向に移動させて、加熱軟化したガラス素材が成形面でプレス成形される際に、前記下方周辺規制部材の上端部と上方周辺規制部材の下端部とで形成される空間に、その余剰分を流入する構造にすると共に、前記ガラス素材の余剰分が流入する前記空間の、上下端部の位置が、前記上下型の両成形面の縁から可及的に離れるように、上下方向に変化していることを特徴とする光学素子の成形装置。
  2. 前記両周辺規制部材の上下端部が、連続する円弧と直線との組み合わせで、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形装置。
  3. 前記両周辺規制部材の上下端部が、上下方向に不連続な部分のない連続的になめらかに変化する曲線からなることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形装置。
  4. 一方の成形面を上面に有する下型と、この下型の外周に嵌合すると共に下型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する下方周辺規制部材と、他方の成形面を下面に有する上型と、この上型の外周に嵌合すると共に上型の成形面より外方に膨出するガラス素材の余剰分を規制する上方周辺規制部材とにより形成される空間に、ガラス素材を供給し、前記上型と下型により押圧することで、上型及び下型の成形面の縁により定まる光学素子の外周部の肉厚が外周に沿って変化している、少なくとも一方の成形面が非軸対称形状である光学素子を成形加工する光学素子の成形方法であって、
    前記下方周辺規制部材の上端部と上方周辺規制部材の下端部とで形成される空間は、前記上下型の両成形面の縁から可及的に離れるように上下方向に変化しており、前記上型および下型の少なくとも一方を上下方向に移動させることで、前記下方周辺規制部材の上端部と上方周辺規制部材の下端部とで形成される空間に前記ガラス素材の余剰分を流入させながら、加熱軟化した前記ガラス素材をプレス成形することを特徴とする光学素子の成形方法。
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