JP4464754B2 - 医療行為情報管理システム、医療行為実施支援装置 - Google Patents

医療行為情報管理システム、医療行為実施支援装置 Download PDF

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Description

本発明は、患者に対して実施される、輸血などの医療行為を管理する医療行為情報管理システム、および、そのシステム内で用いられる、携帯情報端末などの医療行為実施支援装置に関する。
病院内では患者に対して様々な医療行為が行なわれる。それら医療行為を行なうのを支援するための様々なシステムが開発されている。
このようなシステムとして、下記特許文献1に開示されるシステムでは、医療行為が実施される部署の近辺に設置されたサブシステムから実施済み情報を入力することができるようにシステムを構成している。
特願2002−252064号公報 「病院情報システム」
特許文献1に開示されるシステムでは、サブシステムを医療行為が実施される部署の近辺に設置することで、その医療行為の進捗等をリアルタイムまたは略リアルタイムで把握することが可能となっている。しかし、医療行為の中には、例えば、輸血の実施のように、その実施前に、その医療行為の情報を参照することで、例えば、その医療行為のオーダの変更にも対応できることが望ましいものがある。
上記特許文献1に記載されるシステムは、このようなニーズに必ずしも対応していないという問題がある。
本発明の課題は、医療行為の実施をリアルタイムまたは略リアルタイムに反映することが可能であると共に、医療行為の内容変更に対応することが可能な医療行為情報管理システムおよび医療行為実施支援装置を提供することである。
本発明の第1態様の医療行為情報管理システムは、患者に対して実施されるものとして入力された輸血に相当する医療行為に基づいて生成された、採血が実施済みであるかどうかを示す採血、交差試験が実施済みであるかどうかを示す交差試験、患者に輸血が開始されたかどうかを示す輸血開始、患者に対して既に開始している輸血が終了したかどうかを示す輸血終了、の各項目を、実施される順序を含めて前記医療行為と関連付けて格納する医療行為格納部と、前記医療行為の各項目に対して、実施される順序を定義することが可能な実施順定義部と、定義された実施順を格納する定義順格納部と、医療行為の所定の項目について実施されたことを示す実施済み情報を受信する受信部と、前記実施済み情報に基づいて、前記医療行為中の対応する項目の実施状況を実施済みに変更する実施状況変更部と、前記医療行為に対する取得要求を受信する受信部と、前記格納された医療行為を受信した取得要求に含まれる検索条件またはその取得要求から得られる検索条件で検索し、検索結果を取得する検索部と、取得した検索結果を取得要求の送信元の装置に送信する送信部と、を有する医療行為情報管理装置と、前記格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する医療行為取得部と、取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、前記医療行為取得部が前記所定の条件として現時刻付近の医療行為の各項目を取得するように起動され、取得された医療行為の項目一覧から前記表示・指定部を通して医療行為の所定の項目が指定されたときに、その所定の項目を含む医療行為の先行する全項目が実施済みかどうかを判定する第1判定部と、前記第1判定部により先行する全項目が実施済みと判定されたときに、前記入力部により患者の識別情報および血液製剤の識別情報を読み込むことを促すメッセージを前記画面に表示させるメッセージ出力部と、前記入力部により読み込まれた患者の識別情報および血液製剤の識別情報と、前記指定された所定の項目が含む患者の識別情報および血液製剤の識別情報とがそれぞれ一致するかどうかを判定する第2判定部と、前記第2判定部により、読み込まれた患者の識別情報が指定された患者の識別情報に一致し、かつ、読み込まれた血液製剤の識別情報が指定された血液製剤の識別情報に一致すると判定されたときに、前記指定された所定の項目が前記輸血開始の項目であった場合に、その指定された項目を含む医療行為について各項目を取得することを、前記所定の条件として前記医療行為取得部を起動し、取得された医療行為の各項目のうちの交差試験の項目が実施済みであるかどうかを判定する第3判定部と、前記第3判定部により、交差試験の項目が実施済みであると判定されたときに、取得された医療行為の各項目のうちの輸血開始の項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部と、を有する医療行為実施支援装置と、を備えることを特徴とする医療行為情報管理システムである。
ここで、医療行為情報管理装置と医療行為実施支援装置とが例えば、実施済み情報をやり取りすることで、医療行為についての進捗がデータベースに反映されるが、特に、医療行為実施支援装置を医療行為の項目が実施される部署の近辺に設置したり、または、その部署近辺に移動したりすることで、そのデータベースへの反映をリアルタイムまたは略リアルタイムに行なうことが可能となる。さらに、取得可否決定部によって、指定された医療行為の項目を例えば実施する前に、その項目に対応する医療行為の情報が取得されるので、その医療行為(オーダ)の内容変更に対応することが可能となっている。
本発明の第2態様の医療行為実施支援装置は、患者に対してなされる、採血が実施済みであるかどうかを示す採血、交差試験が実施済みであるかどうかを示す交差試験、患者に輸血が開始されたかどうかを示す輸血開始、患者に対して既に開始している輸血が終了したかどうかを示す輸血終了、の各項目を含む輸血に相当する医療行為に関する情報を管理するデータベースにアクセスすることが可能な医療行為実施支援装置において、前記データベースに格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する医療行為取得部と、取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、前記医療行為取得部が前記所定の条件として現時刻付近の医療行為の各項目を取得するように起動され、取得された医療行為の項目一覧から前記表示・指定部を通して医療行為の所定の項目が指定されたときに、その所定の項目を含む医療行為の先行する全項目が実施済みかどうかを判定する第1判定部と、前記第1判定部により先行する全項目が実施済みと判定されたときに、前記入力部により患者の識別情報および血液製剤の識別情報を読み込むことを促すメッセージを前記画面に表示させるメッセージ出力部と、前記入力部により読み込まれた患者の識別情報および血液製剤の識別情報と、前記指定された所定の項目が含む患者の識別情報および血液製剤の識別情報とがそれぞれ一致するかどうかを判定する第2判定部と、前記第2判定部により、読み込まれた患者の識別情報が指定された患者の識別情報に一致し、かつ、読み込まれた血液製剤の識別情報が指定された血液製剤の識別情報に一致すると判定されたときに、前記指定された所定の項目が前記輸血開始の項目であった場合に、その指定された項目を含む医療行為について各項目を取得することを、前記所定の条件として前記医療行為取得部を起動し、取得された医療行為の各項目のうちの交差試験の項目が実施済みであるかどうかを判定する第3判定部と、前記第3判定部により、交差試験の項目が実施済みであると判定されたときに、取得された医療行為の各項目のうちの輸血開始の項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部と、を備えることを特徴とする医療行為実施支援装置である。
本発明によれば、医療行為を格納するデータベースへの実施した医療行為の反映をリアルタイムまたは略リアルタイムに行なうことが可能となる。さらに、指定された医療行為の項目を例えば実施する前に、その項目に対応する医療行為の情報が取得されるので、その医療行為(オーダ)の内容変更に対応することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の医療情報管理システムの全体構成図である。この医療情報管理システム1は、医療施設、例えば病院内に設置される。そして、その医療施設(病院)内で実施される各種医療行為に関する情報を一元管理するデータベース(不図示)に直接アクセスすることが可能な病院内情報管理装置(不図示)を含む病院内情報管理システム2と、この病院内情報管理システム2と例えばネットワーク3によって接続され、このネットワーク3を介して病院内情報管理システム2内のデータベースにアクセスすることにより、そのデータベースに登録されている医療行為に関する各情報を更新可能なそれぞれ1以上のサブシステム4Aおよび4Bからなる。
上記データベースは、患者に対して実施されるものとして入力された医療行為に基づいて生成されたその医療行為を構成する各項目を、その医療行為と関連付けて格納している。
なお、本実施形態においては、サブシステムのいずれか、例えばサブシステム4Aのサーバ装置5から、そのデータベースへ直接アクセスできるものとしているが、それ以外の構成、例えば、病院内情報システム2のサーバ装置(上記病院内情報管理装置)から直接アクセスすることを可能とすることもできる。
図2は、データベースへ直接アクセス可能なサブシステムのサーバ装置5の構成をより詳細に示すブロック図である。
図2において、サーバ装置5は、上記医療行為の各項目に対して、実施される順序を定義することが可能な実施順定義部21をユーザインターフェイスとして有している。ユーザは、サーバ装置5の実施順定義部21を介して、データベース30内の医療行為格納部31に格納されている医療行為の各項目について、その実施順を定義することができる。定義された実施順は、対応する医療行為と関連付けられて、実施順格納部22に格納される。
また、このサーバ装置5は、その医療行為中の所定の項目について、実施されたことを示す実施済み情報を受信部24を介して受信することができる。この場合、実施状況変更部26は、その実施済み情報に基づいて、その医療行為中の対応する項目の実施状況を実施済みに変更する。
また、サーバ装置5は、医療行為に対する取得要求を受信部24を介して受信することができる。この場合、検索部25は、医療行為格納部31に格納された医療行為を受信した取得要求に含まれる検索条件またはその取得要求に基づいて生成された検索条件で検索し、検索結果を取得する。取得した検索結果は、送信部23によって、検索条件の送信元の装置に送信される。
なお、サーバ装置5の配下の各PC端末6は、医療行為の実施支援機能を有する。
医療行為の実施支援機能とは、その装置が担当する医療行為の項目について、その担当の項目が実施されたことを示す実施済み情報を上記データベース30に反映させるべく、そのデータベース30を管理する装置宛てにその実施済み情報を送信する機能と、上述した実施順との関係から、担当する医療行為の項目を実施してよいか問い合わせる機能とに大別される。
図3は、PC端末6の構成を示すブロック図である。
図3において、PC端末6は、例えば図2のデータベース30に格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を受信部47を介して取得する医療行為取得部42と、取得された医療行為を格納する医療行為格納部46と、取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部45と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部41と、入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とを比較する判定部44と、入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とが一致した場合に、指定された医療行為の項目の種別に応じて、その指定された項目を検索条件として医療行為取得部42を起動するか否かを決める取得可否決定部48と、その指定された項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部43と、を有する。
なお、入力部41は、例えば、被読み取り媒体上に印字されたOCR等の識別コードを読み取る識別コードリーダによって構成される。
医療行為の各項目は、患者の側で実施されるものと、患者の側で実施される必要はないものとに大別される。例えば、医療行為の一例として輸血を考えた場合、輸血は前者に相当し、また、交差試験等は後者に相当する。
図1との関係では、サブシステム4Aは、医療行為を実施支援する場合において、患者の側で必ずしも実施される必要がない項目を担当し、また、サブシステム4Bは、患者の側で実施される項目を担当する。いずれの場合でも、これらサブシステム4Aおよび4Bの少なくとも一部は、医療行為の項目が実施される現場またはその現場の近くに設置される。これにより、その医療行為の項目の進捗状況をリアルタイムまたは略リアルタイムで、上記データベース上に反映させることができる。
なお、サブシステム4Bにおいては、通常、据え置き型のPC端末6が用いられるのに対し、サブシステム4Bにおいては、患者の側まで携帯可能な携帯情報端末(PDA)8を用いることによって、患者の側で実施される医療行為、例えば、輸血に関する情報をリアルタイムに上記データベース30に反映させることができる。なお、PDA8がサブシステム4B内の医療行為を実施支援するサーバ装置7と通信する際に用いられるアクセスポイント10は、患者の病室近辺に設置されることが望ましい。
図4は、PDA8の構成を示すブロック図である。
図4において、PDA8は、例えば図2のデータベース30に格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を受信部57を介して取得する医療行為取得部52と、取得された医療行為を格納する医療行為格納部56と、取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部55と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部51と、入力された識別情報と、指定された項目中に含まれる識別情報とを比較する判定部54と、入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とが一致した場合に、指定された医療行為の項目の種別に応じて、その指定された項目を検索条件として医療行為取得部52を起動するか否かを決める取得可否決定部58と、その指定された項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部53と、を有する。
なお、送信部53と受信部57は、例えば、図1の無線LANカード11によって構成される。また、入力部51は、例えば、図1の被読み取り媒体上に印字されたOCR等の識別コードを読み取る識別コードリーダ12によって構成される。
なお、サブシステム4Bにおいては、サーバ装置7は、専らPDA8から送信される上記実施済み情報や問い合わせ情報を、その情報を必要とする装置またはその問い合わせに回答することができる情報を有する装置に転送している。
以下に、医療行為として、輸血が行われる場合を説明する。この輸血における一例を説明する。
まず、医者から病院内の輸血部に対して以下のような輸血オーダが出される。
「患者Aさんを手術するので、MAPを3本、FFPを1本、準備してほしい」
輸血部では、担当者によって、この輸血オーダを、例えば、図2のデータベース30に登録すると共に、指定された製剤を血液センター等に発注して取り寄せる。また、この輸血オーダを特定する検体ラベルが出力され、試験管に貼られ、その試験管に患者Aさんから採決した血液が入れられる。
メーカーから下記の識別番号をもつ製剤が取り寄せられる。
MAP 12−3456−7890
MAP 12−3456−1112
MAP 12−3456−2222
FFP 12−3456−2000
これらの製剤に対して、採決した血液とのクロスマッチ(交差試験)が実施され、以下のような結果が得られる。
MAP 12−3456−7890 クロスマッチ適合
MAP 12−3456−1112 クロスマッチ適合
MAP 12−3456−2222 クロスマッチ不適合
FFP 12−3456−2000 クロスマッチ不要
この交差試験の結果に基づいて、クロスマッチが適合したMAP(2本分)と、クロスマッチが不要なFFP(1本分)につき、輸血が実施されることが決定する。
患者の病室(または、手術室、血液内科)において、輸血が患者Aさんに対して実施され、以下のような結果が得られる。
MAP 12−3456−7890 100%輸血
MAP 12−3456−1112 副作用発生のため輸血せず
FFP 12−3456−2000 100%輸血
図5は、輸血オーダに対応して生成された項目群の一例を示す図である。
図5に示すように、輸血オーダが登録されると、そのことに対応して、その輸血オーダを構成する項目群が生成される。この項目群は、「オーダ登録」、「指示受け」、「検体ラベル発行」、「採血」、「交差試験」、「輸血開始」、「輸血終了」、「取消」、「中止」、からなる。
「オーダ登録」は、この輸血オーダが登録された時に、自動的に「実施済み」に設定されるが、他の項目については、図1のPC端末6、PDA8からの実施済み情報を受信することによって、図2の実施状況変更部26によってデータベース30中のデータが変更されることにより、「実施済み」として扱われる。
受信される実施済み情報は、実施者、実施日時、実施した項目の内容、を含む。そして、各項目を「実施済み」として扱うかどうかについては、実施者、実施日時、または、実施した項目の内容、にデータが記載されているかどうかに基づいて判定したり、また、項目ごとに、その項目を実施したかどうかを示す実施済みフラグを設けて、その実施済みフラグを参照して判定したりする。
「指示受け」は、この輸血オーダを指示として受けたことを指示受けの担当部署内の装置(図1では不図示)が、データベースを管理する装置宛てに送信することによって、「実施済み」として扱われる。
「検体ラベル発行」は、輸血オーダを特定する識別情報としての検体ラベルが発行された際に、例えば、その検体ラベルを発行する部署に設けられたPC端末6から、そのラベル発行済みの情報を、データベースを管理する装置宛てに送信することによって、「実施済み」として扱われる。
「採血」は、発行された検体ラベルが貼られた試験管に患者から採血した血液が入れられたことを、担当部署のPC端末6から、データベースを管理する装置宛てに送信することによって、「実施済み」として扱われる。
「交差試験」は、採決した血液と、メーカーから取り寄せられた各製剤とのクロスマッチ(交差試験)が実施され、その結果が揃ったことを、例えば、担当部署のPC端末6から、データベースを管理する装置宛てに送信することによって、「実施済み」として扱われる。
「輸血開始」は、患者に対して輸血が開始されたことを、例えばPDA8からデータベースを管理する装置宛てに送信することによって、「実施済み」として扱われる。
「輸血終了」は、患者に対して既に開始されている輸血が終了したことを、例えばPDA8からデータベースを管理する装置宛てに送信することによって、「実施済み」として扱われる。
医者等の輸血オーダを出した担当者側から輸血オーダを取り消す場合には、「取消」を行なう。この「取消」は、担当部署の端末からデータベース30を管理する装置宛てに送信することによってなされる。そして、この情報は、データベース30を管理する装置によって受信され、そこで、図2の実施状況変更部23によってデータベース30中の輸血オーダに対して取り消す旨の変更がなされる。
看護師等の輸血オーダを受けた担当者側から輸血オーダを中止する場合には、「中止」を行なう。この「中止」は、担当部署の端末からデータベース30を管理する装置宛てに送信することによってなされる。そして、この情報は、データベース30を管理する装置によって受信され、そこで、図2の実施状況変更部23によってデータベース30中の輸血オーダに対して中止する旨の変更がなされる。
上記した項目のうち、「取消」および「中止」は、他の項目とは異なり、他の項目との間に実施順がある訳ではない。
医療行為のオーダ、例えば、輸血オーダの各項目は、登録の時点で、作業予定データとして生成される。この作業予定データは、例えばXML構造のファイルとして生成され、実施された場合には、そのファイル中の<進捗>で示されるタグの内容が「予定」から「実施済」に変更される。
図6Aは、輸血オーダの輸血開始の項目に対応するXMLファイルのデータ構造の一例を、また、図6Bは、輸血オーダの輸血終了の項目に対応するXMLファイルのデータ構造の一例を、それぞれ示す図である。
図6Aにおいて、タグ<患者情報>には、患者IDが名称と共に示される。また、タグ<オーダ種>には、医療行為のオーダの種別、例えば、輸血オーダが示される。また、タグ<オーダID>は、そのオーダの登録時にシステム側から付与されたそのオーダを特定するためのIDである。タグ<作業ID>は、オーダを作業単位に分割する際に、その個々の作業単位に対して付与されるIDである。例えば、輸血オーダがMAP3本、とFFP1本の製剤パックを患者に輸血するものである場合に、製剤パックごとに作業IDを付与することができる。タグ<実施内容>は、医療行為中の項目を特定する名称、例えば、輸血開始、が指定される。タグ<キー情報>は、タグ<実施内容>に記載される、医療行為の項目によってその内容は異なるが、例えば、実施内容が、輸血開始や輸血終了の場合には、輸血される製剤パックを特定するIDが指定される。すなわち、製剤パックに貼り付ける製剤ラベルをシステムで出力(発行)する際に、この<キー情報>に同じ製剤IDを上書きしている。
タグ<指示内容>は、輸血を行なう際のルート、輸血速度を指示している。また、<対象物>は、輸血する製剤の種別、例えば、MAP、FFP等を指定する。
図6Aの2列目に示される、作業予定データは、その項目が実施された場合には、実施データとなるが、その際、上記したように、タグ<進捗>が「実施済」に変更されると共に、タグ<実施者>、<実施日時>に、実施した看護師等の医療担当者の名称、実施日時、例えば「2002/06/05 10:04」が上書きされる。
図6Bは、図6Aの輸血開始に対応する輸血終了のファイルのデータ構造を示している。このため、例えば、タグ<作業ID>、<キー情報>、<指示内容>、<対象物>等にも同一のIDが設定されている。輸血終了の場合も同様に、図6Bの2列目に示される、作業予定データは、その項目が実施された場合には、実施データとなるが、その際、上記したように、タグ<進捗>が「実施済」に変更されると共に、タグ<実施者>、<実施日時>に、実施した看護師等の医療担当者の名称、実施日時、例えば「2002/06/05 11:26」が上書きされる。また、タグ<指示内容>には、投与された割合、および、副作用の有無についての記載(「投与100%」、「副作用:有(a)」)が追加されている。副作用の括弧内の符号aは、例えば、後述の図12の符号に対応している。
図7Aおよび図7Bは、医療行為として輸血オーダが指定された場合のシステム内で行なわれる処理の一例を示すシーケンス図である。
なお、図7Aおよび図7Bでは、輸血管理システムは、例えば、図1のサブシステム4Aに対応し、また、病院情報システムは、図1の病院内情報システム2に対応する。すなわち、この図に示す例では、図1の病院内情報システム2は、輸血オーダの入力がその内部のサーバ装置または端末から行なわれることを除いては、サブシステム間でやり取りされるデータの転送処理を専ら行なっている。また、図1のサブシステム4Aは、入力された輸血オーダを登録する他に、その輸血オーダに対応して項目群を生成し、その生成された項目群をその輸血オーダと関連付けてデータベース(例えば、図2のデータベース30)に格納している。
図7Aにおいて、まず、輸血オーダが例えば病院情報システム内の端末から入力される。この輸血オーダの入力に対応して、その情報が病院情報システム内のサーバ装置を経由して、輸血管理システムのサーバ装置に受信され、そのサーバ装置から直接アクセスすることが可能なデータベース(例えば、図2のデータベース30)に登録される。
輸血オーダが登録されると、その輸血オーダに対して、その輸血オーダを特定する識別情報がシステム側で付与される。そして、その識別情報を含む検体ラベルが出力(発行)される。発行された検体ラベルは、採血した患者の血液が入れられる試験管に貼り付けられる。検体ラベルが発行されたことは、輸血管理システム内のサーバ装置またはPC端末のいずれかから「実施済み情報」として、輸血管理システム内のサーバ装置に送られる。図2の実施状況変更部26は、その実施済み情報に基づいて、その医療行為中の対応する項目(この場合、検体ラベル発行)の実施状況を実施済みに変更する。
図7Aにおいては、上記した輸血管理システムでの処理と前後して、携帯端末側で、「輸血オーダ取得要求」が、例えば病院情報システム内のサーバ装置に対して送信されている。病院情報システム内のサーバ装置は、この輸血オーダ取得要求を受信し、その輸血オーダに対する情報を持っている部署、例えば、輸血管理システム内のサーバ装置に、その輸血オーダ取得要求を転送する。
輸血オーダ取得要求を受信した輸血管理システム内のサーバ装置では、この輸血オーダ取得要求内に含まれる医療行為に対する検索条件、または、輸血管理システム内のサーバ装置側で生成した検索条件等に基づいて、データベース内を検索して、その検索結果を取得する。
検索条件としては、例えば、輸血管理システム内のサーバ装置側の受信時刻から所定時間内に実施予定とされる医療行為の項目全般がある。さらに、その輸血オーダ取得要求の送信元の装置の部署を特定することで、実施予定とされる医療行為の項目全般を絞り込むこともできる。
なお、送信側で検索条件を指定しない場合には、通常は、その取得要求がなされた時刻付近の医療行為の項目全般が送信元の部署等を考慮して取得されるが、例えば、送信側で、輸血オーダについてのみデータを取得するように検索条件を指定すれば、そのような取得要求は「輸血オーダ取得要求」とみなせる。
この取得された検索結果は、病院情報システム内のサーバ装置を経由して、携帯端末(PDA)側で受信される。そして、図4の表示・指定部55によって、携帯端末の画面上に表示される。
図7Aでは、この表示が行なわれた後に、検体ラベルが貼り付けられた試験管(検体容器)が患者の元に届けられ、採血が以下のように実施されている。
医療スタッフ等の担当者は、携帯端末の画面に表示された未実施の一覧中から、これから患者に対して実施する採血に対応する項目を選択(指定)する。
この指定によって、患者のリストバンドからそのリストバンドに印字されているその患者のIDを入力部(例えば識別コードリーダ)を介して読み込むことを促す旨のメッセージが画面に表示されるので、そのメッセージにしたがって、医療スタッフがその読み込みを行なう。入力部を介して読み込まれた患者IDは、画面一覧から指定された項目が持つ患者IDと一致するかが図4の判定部54によって判定される。
一致する場合に、続いて、検体容器に貼られた検体ラベル上に印字された輸血オーダを特定する識別IDを入力部を介して読み込むことを促す旨のメッセージが画面に表示されるので、そのメッセージにしたがって、医療スタッフがその読み込みを行なう。入力部を介して読み込まれた輸血オーダのIDは、画面一覧から指定された項目が持つ輸血オーダのIDと一致するかが図4の判定部54によって判定される。一致する場合に、患者に対して採血が実施され、そのことを示す情報が、採血実施情報として、病院内情報システムのサーバ装置を介して、輸血管理システムのサーバ装置に送られ、そこで、図2の実施状況変更部26によって、その輸血オーダに対して、採血が実施されたことを示す情報がデータベースに反映される。
なお、図4の判定部54は、携帯端末の画面に表示された未実施の一覧中から、これから患者に対して実施する採血に対応する項目を選択(指定)した際に、その輸血オーダの先行する項目が実施済みであるかについても考慮し、先行する項目が全て実施済みでない場合は、その輸血オーダに対して、採血が実施できないことを示すメッセージを携帯端末の画面に表示する。
採血に続いて、交差試験が実施されるが、この交差試験については、輸血管理システムのサーバ装置やPC端末が設置されている部署またはその近辺において実施される。
すなわち、その輸血オーダにおいて、必要とされる製剤が出庫され、その製剤と、採血された患者の血液とを用いて交差試験(クロスマッチ)が実施され、その交差試験が行なわれたことに伴って、交差試験結果がデータベースに登録されると共に、各製剤パックに貼り付けられる製剤ラベルが発行(出力)される。なお、交差試験結果の登録方法は、上記した採血の場合と同様である。
図8Aおよび図8Bは、発行される製剤ラベルの一例を示す図である。この例では、対応する輸血オーダは、少なくとも2つのMAPを患者に輸血する場合に相当する。
図8Aには、患者ID=0000001の患者に対して、製剤パックID=11−2610−0101の製剤パックに貼り付けられる製剤ラベルが示されている。また、図8Bには、患者ID=0000001の患者に対して、製剤パックID=11−2610−0102の製剤パックに貼り付けられる製剤ラベルが示されている。つまり、1つの輸血オーダに対しても、複数の製剤パックが用いられる場合には、それぞれにIDを付与するようにしている。これにより、より細かい輸血の工程の管理が可能となる。
続いて、図7Bのシーケンス図に移り、輸血を開始する場合の処理について、図9および図10を参照しつつ説明する。
図9は、輸血実施時の処理を示すフローチャートである。
図9において、まず、ステップS101で、輸血オーダの項目を含む医療行為の項目一覧が携帯端末の画面上に表示される。
図10は、輸血オーダ取得要求によって既に取得してある、その輸血オーダに関連する項目、および、すでに取得済みの他の医療行為の項目を携帯端末の画面上へ一覧表示した例である。この画面表示では、未実施の項目が表示対象となっていて、各項目は、例えば、実施順に表示されている。
看護師等の医療担当者は、その輸血オーダに対応する輸血を患者に実施するに先立って、その輸血オーダの輸血の実施に対応する項目、例えば、輸血MAPを選択する。
その一覧から輸血実施に対応する項目が選択(指定)されると(ここでは、上述の(輸血オーダ)取得要求によって既に取得した一覧中には、図10に示すように、輸血の実施に対応する項目が含まれているものとする)、その指定に対応して、ステップS102において、図4の判定部54によって、その輸血オーダの先行する項目が全て実施済みであるかどうかについてチェックされる。先行する全ての項目が実施済みでない場合は、ステップS103において、その輸血MAPの選択をすること自体が適切でない旨のメッセージが携帯端末の画面上に表示される。
一方、先行する全ての項目が実施済みである場合は、画面表示が切り替わり、ステップS104において、患者のリストバンドに印字される患者IDを示す識別情報を読み込むように促す指示が画面上に表示される。
医療担当者によって、患者のリストバンド上の識別情報が読み込まれると、ステップS105において、図4の判定部は、選択された輸血MAPに含まれる、患者IDとその読み込んだ患者IDとを照合する。
選択された輸血MAPに含まれる患者IDが読み込んだ患者IDと一致しない場合は、ステップS106において、患者の誤認を警告するメッセージが画面に表示される。一方、選択された輸血MAPに含まれる患者IDが読み込んだ患者IDと一致した場合は、続いて、ステップS107において、製剤パックに貼り付けられた血液製剤の識別情報(ID)を読み込むように促すメッセージが画面上に表示される。
医療担当者によって、製剤パックに貼り付けられたラベル上の(血液製剤の)識別情報が読み込まれると、ステップS108において、図4の判定部は、選択された輸血MAPに含まれる、血液製剤IDとその読み込んだ製剤パックのラベルの血液製剤IDとを照合する。
選択された輸血MAPに含まれる血液製剤IDが読み込んだ製剤パックのラベルの血液製剤IDと一致しない場合は、ステップS109において、製剤の誤認を警告するメッセージが画面に表示される。
一方、選択された輸血MAPに含まれる血液製剤IDが読み込んだ製剤パックのラベル上の血液製剤IDと一致した場合は、続くステップS110において、読み込まれた識別子(患者ID、血液製剤ID)に対応する輸血オーダの情報を、データベースから検索させるように、輸血管理システムのサーバ装置に指示する情報を送信させ、その検索結果を取得する。
そして、ステップS111において、その検索結果を参照して、交差試験が既に実施済みであって、したがって、交差試験の試験結果がデータベース上に既に入力済みであるか、また、その試験結果において、患者から採血した血液との間で「適合」が確認済みであるか、について、図4の判定部54はチェックを行なう。
このチェックの結果、交差試験結果が未入力の場合、適合でない場合等は、ステップS112において、交差試験を実施するように警告するメッセージが画面上に表示される。
一方、交差試験が既に実施済みで、その結果が入力されていて、適合も確認されている場合は、ステップS113において、輸血が開始された場合は、そのことを示す情報を送信することを促すメッセージが、例えば、送信ボタンと共に画面上に表示される。
なお、図9のフローチャートからは定かでないが、一般には、ステップS108と、S110との間に、選択(指定)した項目について、対応する医療行為の情報を実施に先立って取得するかどうかが、図4の取得可否決定部58によって、その選択した項目の種別に応じて決定されるステップがある。例えば、輸血オーダの場合、採血の項目では、取得しないと決定され、また、輸血実施(開始)の項目では、取得すると決定される。このような取得可否決定部58による決定は、例えば、医療行為の項目ごとに設定された医療行為取得フラグに基づいて行なわれる。なお、このような取得可否決定機能を、例えば、図3のPC端末6側でも有することが可能なことは言うまでもない。
このようにすることで、医療行為の実施、例えば、輸血の実施に先立って、その医療行為の情報を知ることができるので、医療行為のオーダの変更にも対応することができる。
再び図7Bに戻ると、このようにして送信された「輸血開始情報」は、病院情報システムのサーバ装置を経由して、輸血管理システムのサーバ装置に送信され、そこで、データベースに登録される。
なお、本実施形態においては、輸血の実施過程をより詳細に管理するために、血液製剤のパックごとに、輸血開始、終了を管理している。このため、例えば、1つの輸血オーダにおいて、患者に対して、MAP2本、FFP1本を続いて輸血する場合は、各製剤パックについて、その輸血開始、終了を管理することとなる。
図7Bのシーケンス図においては、一旦、輸血が開始された製剤パックにつき、輸血が終了した場合に行なう処理についても記載されている。
すなわち、輸血終了に際しては、血液製剤の識別情報が入力部を介して読み込まれる。図4に判定部54は、この読み込まれた識別情報に対応する血液製剤が、輸血開始されたものであるかを判定する。
輸血開始されたものでなければ、製剤パックの誤認を警告するメッセージを携帯端末の画面に表示させる。また、輸血開始されたものである場合は、輸血終了情報・副作用報告が病院情報システムのサーバ装置を経由して、輸血管理システムのサーバ装置に送信され、そこで、データベースに登録される。
副作用報告としては、図12に登録する項目の例を示す。携帯端末の画面に図12の内容が表示され、副作用の有無とその症状について入力を行う。
図11は、本実施形態における各処理をコンピュータに実行させるプログラムが格納される記憶媒体例を示す図である。
図11に示すように、上記記憶媒体には、CD−ROM、フレキシブルディスク(MO、DVD、リムーバブルハードディスク等であってもよい)等の媒体駆動装置87に脱着可能な可搬記憶媒体86、ネットワーク回線83経由でプログラムが送信される外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データベース等)82、情報処理装置81の本体84内のメモリ(RAMまたはハードディスク等)85、が含まれる。本実施形態の各処理を行うプログラム、例えば図3の判定部44または図4の判定部54が行なう各種判定処理を実現するプログラムは、上記記憶媒体から本体84内のメモリ85にロードされ実行される。
本発明は下記構成でもよい。
(付記1) 患者に対して実施されるものとして入力された医療行為に基づいて生成されたその医療行為を構成する各項目を、前記医療行為と関連付けて格納する医療行為格納部と、前記医療行為の各項目に対して、実施される順序を定義することが可能な実施順定義部と、定義された実施順を格納する定義順格納部と、医療行為の所定の項目について実施されたことを示す実施済み情報を受信する受信部と、前記実施済み情報に基づいて、前記医療行為中の対応する項目の実施状況を実施済みに変更する実施状況変更部と、前記医療行為に対する取得要求を受信する受信部と、前記格納された医療行為を受信した取得要求に含まれる検索条件またはその取得要求から得られる検索条件で検索し、検索結果を取得する検索部と、取得した検索結果を取得要求の送信元の装置に送信する送信部と、を有する医療行為情報管理装置と、
前記格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する医療行為取得部と、取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とを比較する判定部と、入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とが一致した場合に、指定された医療行為の項目の種別に応じて、その指定された項目を検索条件として前記医療行為取得部を起動するか否かを決める取得可否決定部と、その指定された項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部と、を有する医療行為実施支援装置と、
を備えることを特徴とする医療行為情報管理システム。(1)
(付記2) 前記取得可否決定部は、指定された医療行為の項目がその医療行為の実施に関する項目である場合に、前記医療行為取得部を起動することを特徴とする付記1記載の医療行為情報管理システム。
(付記3) 前記取得可否決定部は、指定された医療行為の項目が輸血の実施に対応する項目である場合に、前記医療行為取得部を起動することを特徴とする付記2記載の医療行為情報管理システム。
(付記4) 前記実施済み情報は、実施者、実施日時、実施した項目の内容、を含むことを特徴とする付記1記載の医療行為情報管理システム。
(付記5) 前記医療行為実施支援装置の判定部は、医療行為の一覧からの指定が行なわれた場合に、その医療行為に先行する項目が全て実施済みであった場合に、その指定された医療行為の項目について、処理可能とすることを特徴とする付記1記載の医療行為情報管理システム。
(付記6) 前記判定部は、前記実施者、実施日時、または、実施した項目の内容にデータが記載されているかどうかを加味して、対応する医療行為が実施されたか否かを判定することを特徴とする付記5記載の医療行為情報管理システム。
(付記7) 前記判定部は、実施した項目ごとに設けられるその項目を実施したかどうかを示す実施済みフラグを加味して、対応する医療行為が実施されたか否かを判定することを特徴とする付記5記載の医療行為情報管理システム。
(付記8) 前記医療行為実施支援装置は、前記医療行為中の自装置が担当する項目の付近に設置される据え置き型の端末であることを特徴とする付記1記載の医療行為情報管理システム。
(付記9) 前記医療行為実施支援装置は、前記患者の側で実施される医療行為の項目を自装置の担当する項目とする携帯情報端末であることを特徴とする付記1記載の医療行為情報管理システム。
(付記10) 患者に対してなされる輸血に関する情報を管理するデータベースにアクセスすることが可能な医療行為実施支援装置において、
前記データベースに格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する医療行為取得部と、
取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、
医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、
入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とを比較する判定部と、
入力された識別情報と指定された項目中に含まれる識別情報とが一致した場合に、指定された医療行為の項目の種別に応じて、その指定された項目を検索条件として前記医療行為取得部を起動するか否かを決める取得可否決定部と、
その指定された項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部と、
を備えることを特徴とする医療行為実施支援装置。(2)
(付記11) 前記取得可否決定部は、指定された医療行為の項目がその医療行為の実施に関する項目である場合に、前記医療行為取得部を起動することを特徴とする付記10記載の医療行為実施支援装置。
(付記12) 前記取得可否決定部は、指定された医療行為の項目が輸血の実施に対応する項目である場合に、前記医療行為取得部を起動することを特徴とする付記11記載の医療行為実施支援装置。
(付記13) 前記実施済み情報は、実施者、実施日時、実施した項目の内容、を含むことを特徴とする付記10記載の医療行為実施支援装置。
(付記14) 前記判定部は、医療行為の一覧からの指定が行なわれた場合に、その医療行為に先行する項目が全て実施済みであった場合に、その指定された医療行為の項目について、処理可能とすることを特徴とする付記10記載の医療行為実施支援装置。
(付記15) 前記医療行為実施支援装置は、前記医療行為中の自装置が担当する項目の付近に設置される据え置き型の端末であることを特徴とする付記10記載の医療行為実施支援装置。
(付記16) 前記医療行為実施支援装置は、前記患者の側で実施される医療行為の項目を自装置の担当する項目とする携帯情報端末であることを特徴とする付記10記載の医療行為実施支援装置。
(付記17) 医療行為についての情報をコンピュータに管理させるプログラムにおいて、
患者に対して実施されるものとして入力された医療行為に基づいて生成されたその医療行為を構成する各項目を、前記医療行為と関連付けて前記コンピュータの記憶手段に格納する処理と、
受信された所定の項目について実施されたことを示す実施済み情報に基づいて、前記医療行為中の対応する項目の実施状況を実施済みに変更する処理と、
受信された前記医療行為に対する取得要求に含まれる検索条件またはその取得要求から得られる検索条件を用いて、前記コンピュータの記憶手段に格納された医療行為を検索して、検索結果を取得する処理と、
取得した検索結果を取得要求の送信元の装置に送信する処理と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする医療行為情報管理プログラム。(3)
(付記18) 医療行為を実施するに際して、その実施をコンピュータに支援させるためのプログラムにおいて、
前記コンピュータの記憶手段に格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する処理と、
取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させる処理と、
その項目一覧画面の一部を指定することで指定された医療行為の担当の項目の識別情報と、入力部を介して読み込まれた医療行為の項目の識別情報とを比較する処理と、
入力された識別情報と指定された項目に含まれる識別情報とが一致した場合に、指定された医療行為の項目の種別に応じて、その指定された項目を検索条件として前記格納された医療行為の各項目を検索させ、検索結果を取得するかどうかを決定する処理と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする医療行為実施支援プログラム。(4)
(付記19) 前記決定処理において、指定された医療行為の項目がその医療行為の実施に関する項目である場合に、検索結果を取得するものと決定されることを特徴とする付記18の医療行為実施支援プログラム。
本発明の一実施形態の医療情報管理システムの全体構成図である。 データベースへ直接アクセス可能なサブシステムのサーバ装置の構成をより詳細に示すブロック図である。 PC端末の構成を示すブロック図である。 PDAの構成を示すブロック図である。 輸血オーダに対応して生成された項目群の一例を示す図である。 輸血オーダの輸血開始の項目に対応するXMLファイルのデータ構造の一例を示す図である。 輸血オーダの輸血終了の項目に対応するXMLファイルのデータ構造の一例を示す図である。 医療行為として輸血オーダが指定された場合のシステム内で行なわれる処理の一例を示すシーケンス図(その1)である。 医療行為として輸血オーダが指定された場合のシステム内で行なわれる処理の一例を示すシーケンス図(その2)である。 発行される製剤ラベルの一例を示す図(その1)である。 発行される製剤ラベルの一例を示す図(その2)である。 輸血実施時の処理を示すフローチャートである。 取得された医療行為の画面表示例である。 記憶媒体例を示す図である。 副作用報告の登録画面の表示例である。
符号の説明
1 医療情報管理システム
2 病院内情報管理システム
3 LAN
4A,4B サブシステム
5,7 サーバ装置
6 PC端末
8 PDA
10 アクセスポイント
11 無線LANカード
12 識別コードリーダ
21 実施順定義部
22 実施順格納部
23 送信部
24 受信部
25 検索部
26 実施状況変更部
30 データベース
31 医療行為格納部
41,51 入力部
42,52 医療行為取得部
43,53 送信部
44,54 判定部
45,55 表示・指示部
46,56 医療行為格納部
47,57 受信部
48,58 取得可否決定部

Claims (3)

  1. 患者に対して実施されるものとして入力された輸血に相当する医療行為に基づいて生成された、採血が実施済みであるかどうかを示す採血、交差試験が実施済みであるかどうかを示す交差試験、患者に輸血が開始されたかどうかを示す輸血開始、患者に対して既に開始している輸血が終了したかどうかを示す輸血終了、の各項目を、実施される順序を含めて前記医療行為と関連付けて格納する医療行為格納部と、前記医療行為の各項目に対して、実施される順序を定義することが可能な実施順定義部と、医療行為の所定の項目について実施されたことを示す実施済み情報を受信する受信部と、前記実施済み情報に基づいて、前記医療行為中の対応する項目の実施状況を実施済みに変更する実施状況変更部と、前記医療行為に対する取得要求を受信する受信部と、前記格納された医療行為を受信した取得要求に含まれる検索条件またはその取得要求から得られる検索条件で検索し、検索結果を取得する検索部と、取得した検索結果を取得要求の送信元の装置に送信する送信部と、を有する医療行為情報管理装置と、
    前記格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する医療行為取得部と、取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、前記医療行為取得部が前記所定の条件として現時刻付近の医療行為の各項目を取得するように起動され、取得された医療行為の項目一覧から前記表示・指定部を通して医療行為の所定の項目が指定されたときに、その所定の項目を含む医療行為の先行する全項目が実施済みかどうかを判定する第1判定部と、前記第1判定部により先行する全項目が実施済みと判定されたときに、前記入力部により患者の識別情報および血液製剤の識別情報を読み込むことを促すメッセージを前記画面に表示させるメッセージ出力部と、前記入力部により読み込まれた患者の識別情報および血液製剤の識別情報と、前記指定された所定の項目が含む患者の識別情報および血液製剤の識別情報とがそれぞれ一致するかどうかを判定する第2判定部と、前記第2判定部により、読み込まれた患者の識別情報が指定された患者の識別情報に一致し、かつ、読み込まれた血液製剤の識別情報が指定された血液製剤の識別情報に一致すると判定されたときに、前記指定された所定の項目が前記輸血開始の項目であった場合に、その指定された項目を含む医療行為について各項目を取得することを、前記所定の条件として前記医療行為取得部を起動し、取得された医療行為の各項目のうちの交差試験の項目が実施済みであるかどうかを判定する第3判定部と、前記第3判定部により、交差試験の項目が実施済みであると判定されたときに、取得された医療行為の各項目のうちの輸血開始の項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部と、を有する医療行為実施支援装置と、を備えることを特徴とする医療行為情報管理システム。
  2. 患者に対してなされる、採血が実施済みであるかどうかを示す採血、交差試験が実施済みであるかどうかを示す交差試験、患者に輸血が開始されたかどうかを示す輸血開始、患者に対して既に開始している輸血が終了したかどうかを示す輸血終了、の各項目を含む輸血に相当する医療行為に関する情報を管理するデータベースにアクセスすることが可能な医療行為実施支援装置において、
    前記データベースに格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を取得する医療行為取得部と、
    取得された医療行為の項目の一覧または取得された医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、
    医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、
    前記医療行為取得部が前記所定の条件として現時刻付近の医療行為の各項目を取得するように起動され、取得された医療行為の項目一覧から前記表示・指定部を通して医療行為の所定の項目が指定されたときに、その所定の項目を含む医療行為の先行する全項目が実施済みかどうかを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により先行する全項目が実施済みと判定されたときに、前記入力部により患者の識別情報および血液製剤の識別情報を読み込むことを促すメッセージを前記画面に表示させるメッセージ出力部と、
    前記入力部により読み込まれた患者の識別情報および血液製剤の識別情報と、前記指定された所定の項目が含む患者の識別情報および血液製剤の識別情報とがそれぞれ一致するかどうかを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部により、読み込まれた患者の識別情報が指定された患者の識別情報に一致し、かつ、読み込まれた血液製剤の識別情報が指定された血液製剤の識別情報に一致すると判定されたときに、前記指定された所定の項目が前記輸血開始の項目であった場合に、その指定された項目を含む医療行為について各項目を取得することを、前記所定の条件として前記医療行為取得部を起動し、取得された医療行為の各項目のうちの交差試験の項目が実施済みであるかどうかを判定する第3判定部と、
    前記第3判定部により、交差試験の項目が実施済みであると判定されたときに、取得された医療行為の各項目のうちの輸血開始の項目について実施されたことを示す実施済み情報を送信することができる送信部と、
    を備えることを特徴とする医療行為実施支援装置。
  3. 採血が実施済みであるかどうかを示す採血、交差試験が実施済みであるかどうかを示す交差試験、患者に輸血が開始されたかどうかを示す輸血開始、患者に対して既に開始している輸血が終了したかどうかを示す輸血終了、の各項目を含む輸血に相当する医療行為の項目の一覧または医療行為の項目に基づく情報を画面に表示させ、かつ、その項目一覧画面の一部を指定することで該医療行為中の担当の項目を指定することができる表示・指定部と、医療行為の各項目を識別する情報を読み込むことができる入力部と、を有するコンピュータに、医療行為の実施を支援させるためのプログラムにおいて、
    前記コンピュータの記憶手段に格納された医療行為の各項目を所定の条件で検索させ、検索結果を前記画面に表示させるべく取得する医療行為取得処理と、
    前記医療行為取得処理が前記所定の条件として現時刻付近の医療行為の各項目を取得するように起動され、取得された医療行為の項目一覧から前記表示・指定部を通して医療行為の所定の項目が指定されたときに、その所定の項目を含む医療行為の先行する全項目が実施済みかどうかを判定する第1判定処理と、
    前記第1判定処理により先行する全項目が実施済みと判定されたときに、前記入力部により患者の識別情報および血液製剤の識別情報を読み込むことを促すメッセージを前記画面に表示させる第1メッセージ出力処理と、
    前記入力部により読み込まれた患者の識別情報および血液製剤の識別情報と、前記指定された所定の項目が含む患者の識別情報および血液製剤の識別情報とがそれぞれ一致するかどうかを判定する第2判定処理と、
    前記第2判定処理により、読み込まれた患者の識別情報が指定された患者の識別情報に一致し、かつ、読み込まれた血液製剤の識別情報が指定された血液製剤の識別情報に一致すると判定されたときに、前記指定された所定の項目が前記輸血開始の項目であった場合に、その指定された項目を含む医療行為について各項目を取得することを、前記所定の条件として前記医療行為取得部を起動し、取得された医療行為の各項目のうちの交差試験の項目が実施済みであるかどうかを判定する第3判定処理と、
    前記第3判定処理により、交差試験の項目が実施済みであると判定されたときに、取得された医療行為の各項目のうちの輸血開始の項目について実施されたことを示す実施済み情報の送信を促すメッセージを前記画面上に表示させる第2メッセージ出力処理と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする医療行為実施支援プログラム。
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