JP5293316B2 - 看護手順判定装置および看護手順判定プログラム - Google Patents

看護手順判定装置および看護手順判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、看護手順判定装置および看護手順判定プログラムに関する。
従来、病院やクリニックなどでは、看護指示や看護計画に基づいて適切な看護を実行する試みがなされている。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)などの端末を看護師に携帯させ、看護師がPDAを操作して看護指示や看護計画を確認できるようにすることで、適切な看護が実行できるようにする技術も存在する。
特開2006−133908号公報
ところで、看護師は、あらかじめ定められた看護手順に沿って看護に関わる作業を実行するが、看護手順に沿って看護に関わる作業が適切に実行されているかどうかを判定する仕組みが存在しない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、看護手順に沿って適切に看護が実行されているかどうかを判定することが可能な看護手順判定装置および看護手順判定プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する技術は、一つの態様において、患者への看護を実行する場合に遵守すべき看護手順および当該看護手順の進捗状況を記憶する看護手順記憶部と、患者への看護実施に関して発行されたオーダの内容を記憶するオーダ内容記憶部と、前記オーダに紐づく看護の実施完了を検知した場合に、前記オーダの発行対象である患者についての看護手順の進捗状況を前記看護手順記憶部から取得して、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものであるか否かを判定する看護手順判定部と、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではないと前記看護手順判定部により判定された場合には、前記実施完了を検知した看護に紐づくオーダの内容を前記オーダ内容記憶部から取得して、前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであったか否かを判定する看護内容判定部と、前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであると前記看護内容判定部により判定された場合には、緊急性を要するものであったことを裏付ける理由として、前記実施完了を検知した看護に紐づくオーダの内容を前記看護手順記憶部に記憶されている前記発行対象である患者のレコードに関連付けて登録する登録部と、前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものではないと前記看護内容判定部により判定された場合には、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではない旨の警告を出力するとともに、前記看護手順に従わなかった理由を要求する警告出力部とを有する。
本願の開示する技術の一つの態様によれば、看護手順に沿って適切に看護が実行されているかどうかを判定でき、看護の質を向上できる。
図1は、実施例1に係る看護手順判定装置の構成を示す図である。 図2は、看護過程を説明するための図である。 図3は、看護過程を説明するための図である。 図4は、実施例1に係る看護実施手順記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。 図5は、実施例1に係る電子カルテ情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。 図6は、実施例1に係る緊急薬品情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。 図7は、実施例1に係る緊急接続機器情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。 図8は、実施例1に係る看護手順判定装置による処理の流れを示す図である。 図9は、実施例2に係る発行済みオーダ内容の提供例を示す図である。 図10は、看護手順判定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本願の開示する看護手順判定装置および看護手順判定プログラムの一実施形態について詳細に説明する。なお、看護手順判定装置の一実施形態として後述する実施例1により、本願が開示する看護手順判定装置が限定されるものではない。
実施例1に係る看護手順判定装置は、看護師による看護を支援することを概要とする。そして、実施例1に係る看護手順判定装置の骨子は、次に説明する点にある。
すなわち、実施例1に係る看護手順判定装置は、発行済みのオーダに対応する看護が実施されると、看護手順に従って看護が実施されているか否かを判定する。そして、判定の結果、看護手順に従って看護が実施されていない場合には、実施された看護が緊急性を要する処置に関するものであるか否かを判定する。判定の結果、緊急性を要する処置に関するものである場合には、緊急性を要する看護内容に関するものであったことを裏付ける理由を登録する。このようにして、看護手順に沿って適切に看護が実行されているかどうかを簡易に判定するとともに、看護の質の向上を図る。以下、実施例1に係る看護手順判定装置について具体的に説明する。
[看護手順判定装置の構成(実施例1)]
図1は、実施例1に係る看護手順判定装置の構成を示す図である。実施例1に係る看護手順判定装置200は、患者の入院から退院に至るまでに看護師が実施する看護過程において、看護師が遵守すべき看護手順に従っているか否かを管理する。
以下、看護過程の一例について簡単に説明する。図2および図3は、看護過程を説明するための図である。図2に示すように、入院決定→情報収集→診断・計画・オーダ→看護実践→看護記録→評価という各過程で構成される看護過程において、看護師が所定の看護手順に従って看護を行う。
患者の入院が決定すると(図2の(1)参照)、看護師は、例えば、図3に示すように、電子カルテ端末を用いて、患者のプロファイルを登録するとともに、仮診断を行って、仮診断の内容を登録する(図2の(2))。次に、看護師は、電子カルテ端末を用いて、看護計画を立案し(図2の(3)参照)、看護オーダを発行する(図2の(4)参照)。
看護師は、医師の指示を確認し(図2の(5)参照)、電子カルテ端末を用いて、ワークシートを用途に応じ、選択・出力する(図2の(6)参照)。続いて、看護師は、電子カルテ端末を用いて、患者スケジュール/診療カレンダより実施入力を行う(図2の(7)参照)。
そして、看護師は、電子カルテ端末を用いて、経過表に経過記録を入力し(図2の(8)参照)、フォーカスおよびSOAP記録を行い(図2の(9)参照)、看護サマリを作成する(図2の(10)参照)。看護師長は、電子カルテ端末を用いて、看護サマリを評価し、評価結果を登録する。以上が、看護過程の一例である。
そして、図1に示すように、実施例1に係る看護手順判定装置200は、入出力制御部210、記憶部220および制御部230を有する。入出力制御部210は、各種情報の入出力を制御する。
記憶部220は、制御部230による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶する。そして、記憶部220は、図1に示すように、看護実施手順記憶部221と、電子カルテ情報記憶部222と、緊急薬品情報記憶部223と、緊急接続機器情報記憶部224とを有する。
看護実施手順記憶部221は、患者への看護を実行する場合に遵守すべき看護手順および看護手順の進捗状況を記憶する。具体的には、例えば、図4に示すように、患者に一意に付与される患者IDに対応付けて、手順No.と、看護内容と、受付時間と、完了判定フラグと、緊急フラグと、理由とを記憶する。
ここで、手順No.とは、患者への看護を実行する場合に遵守すべき看護手順の順番を表す。看護内容とは、看護手順に従って患者に対して実施する看護内容である。受付時間とは、オーダされた看護の実施完了を示す情報の受付時間である。完了判定フラグとは、オーダされた看護の実施完了を示す情報であり、例えば、「○」というフラグが挿入されていれば、看護が実施完了していることを示し、「×」というフラグが挿入されていれば、看護が未実施であることを示す。
緊急フラグとは、実施された看護内容が緊急性を要するものであったことを示す情報であり、例えば、「1」というフラグが挿入されていれば、緊急性を要するものであったことを示す。理由とは、看護手順に従って看護が実施されなかった理由として登録された情報であり、例えば、「緊急注射」などの理由が登録される。なお、図4は、実施例1に係る看護実施手順記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。
電子カルテ情報記憶部222は、患者への看護実施に関して発行されたオーダの内容を記憶する。具体的には、例えば、図5に示すように、患者IDに対応付けて、オーダNo.と、オーダ内容と、オーダ時間と、実施フラグと、薬品名と、機器名とを記憶する。
ここで、オーダNo.とは、電子カルテ端末などから受け付けられた順番で看護実施に関するオーダに付与される番号を表す。オーダ内容は、オーダされた看護の内容を表す。オーダ時間は、オーダの受付時間を表す。実施フラグは、オーダとして発行された看護の実施完了が検知されたことを示す情報を表し、例えば、初期値は「0(未実施)」であり、看護の実施完了が検知されると「1(実施)」に更新される。
薬品名は、看護実施に関するオーダとともに発注された薬品名を表す。機器名は、看護実施に関するオーダとともに発注された接続機器名を表す。図5は、実施例1に係る電子カルテ情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。
緊急薬品情報記憶部223は、例えば、図6に示すように、患者の容態の急変時に利用する薬品の情報を記憶する。緊急接続機器情報記憶部224は、例えば、図7に示すように、患者の容態の急変時に、患者の体に接続して利用する医療機器の情報を記憶する。図6は、実施例1に係る緊急薬品情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。図7は、実施例1に係る緊急接続機器情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。
制御部230は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部230は、図1に示すように、看護手順判定処理部231および緊急度判定処理部232を有する。
看護手順判定処理部231は、看護の実施完了通知を受け付けると、実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものであるか否かを判定する。なお、具体的な処理内容については、後述する看護手順判定装置200の処理の流れ(図8)の中で説明する。
緊急度判定処理部232は、看護手順判定処理部231により、実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではないと判定された場合に、実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであったか否かを判定する。なお、具体的な処理内容については、後述する看護手順判定装置200の処理の流れ(図8)の中で説明する。
また、制御部230は、看護師等から看護の実施完了を受け付けると、実施完了した看護内容および対象患者について、電子カルテ情報記憶部222に記憶されている実施フラグを「0(未実施)」から「1(実施)」に更新する。そして、制御部230は、実施完了した看護内容および対象患者の患者IDを含んだ実施完了通知を看護手順判定処理部231に送出する。
[看護手順判定装置による処理(実施例1)]
図8は、実施例1に係る看護手順判定装置による処理の流れを示す図である。なお、以下では、図1に示す看護手順判定処理部231および緊急度判定処理部232による具体的な処理の内容について説明する。
図8に示すように、看護手順判定処理部231は、看護の実施完了通知を受け付けると(ステップS1肯定)、実施完了通知に含まれる患者IDおよび看護内容をキーとして、看護実施手順記憶部221に記憶されている完了判定フラグを登録する(ステップS2)。
具体的には、看護手順判定処理部231は、実施完了通知に含まれる患者ID「980061」および看護内容「実施」をキーとして、看護実施手順記憶部221内の完了判定フラグに「○」を登録する。
そして、看護手順判定処理部231は、看護実施手順記憶部221から該当患者の看護実施手順を取得して(ステップS3)、看護手順に従って該当患者の看護が実施されているか否かを判定する(ステップS4)。
具体的には、看護手順判定処理部231は、患者ID「980061」をキーとして、ただいま完了判定フラグの登録を行った手順No.6の一つ前、すなわち手順No.5の完了判定フラグを看護実施手順記憶部221から取得する。
そして、看護手順判定処理部231は、取得した手順No.5の完了判定フラグが「○」と「×」のどちらであるかを確認して、看護手順に従って、該当患者の看護が実施されているか否かを判定する。
例えば、図4に示す場合には、看護手順判定処理部231は、確認の結果、No.5の完了判定フラグが「×」であるので、看護手順に従って、該当患者の看護が実施されていないものと判定することとなる。
看護手順に従って該当患者の看護が実施されていないものと看護手順判定処理部231により判定された場合には(ステップS4否定)、緊急度判定処理部232は、実施完了通知に含まれる患者IDおよび実施完了通知の受付時間をキーとして、該当患者への発行済みのオーダ内容を電子カルテ情報記憶部222から取得するとともに、薬品情報および機器情報を緊急薬品情報記憶部223および緊急接続機器情報記憶部224からそれぞれ取得する(ステップS5)。
そして、緊急度判定処理部232は、実施完了通知に含まれる看護内容が緊急性のあるものであるか否か、電子カルテ情報記憶部222から取得したオーダ内容に、緊急薬品あるいは緊急接続機器が含まれているか否かを判定する(ステップS6)。
例えば、図5に示す場合には、緊急度判定処理部232は、「注射オーダ発行」というオーダ内容に、緊急薬品である「B」が含まれているので、実施完了通知に含まれる看護内容が緊急性のあるものであると判定することとなる。
電子カルテ情報記憶部222から取得したオーダ内容に、緊急薬品あるいは緊急接続機器が含まれているものと緊急度判定処理部232により判定された場合には(ステップS6肯定)、看護手順判定処理部231は、看護手順に従って、該当患者の看護が実施されなかった理由等を看護実施手順記憶部221の該当患者のレコードに関連付けて登録し、看護実施手順を更新する(ステップS7)。
例えば、図4に示す場合には、看護手順判定処理部231は、看護実施手順記憶部221の該当患者の手順No.2〜No.5に対応する理由の項目に、看護手順に従って、該当患者の看護が実施されなかった理由「緊急注射」および緊急薬品名「B」を登録することとなる。
電子カルテ情報記憶部222から取得したオーダ内容に、緊急薬品あるいは緊急接続機器が含まれていないものと緊急度判定処理部232により判定された場合には(ステップS6否定)、看護手順判定処理部231は、看護手順に従っていないことを警告するとともに、看護手順に従わなかった理由を要求する(ステップS8)。
そして、看護手順判定処理部231は、看護手順に従わなかった理由を看護実施手順記憶部221の該当患者のレコードに関連付けて登録し、看護実施手順を更新する(ステップS9)。例えば、看護手順に従わなかった理由としては、手順の忘却などが考えられる。
ここで、ステップS4の説明に戻ると、看護手順に従って該当患者の看護が実施されているものと看護手順判定処理部231により判定された場合には(ステップS4肯定)、緊急度判定処理部232は、上述したステップS1に戻り、次の実施完了通知の受付を待機する。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、看護手順判定装置200は、発行済みのオーダに対応する看護が実施されると、看護手順に従って看護が実施されているか否かを判定する。そして、判定の結果、看護手順に従って看護が実施されていない場合には、実施された看護が緊急性を要する処置に関するものであるか否かを判定する。判定の結果、緊急性を要する処置に関するものである場合には、緊急性を要する看護内容に関するものであったことを裏付ける理由を登録する。
このようなことから、看護手順に沿って適切に看護が実行されているかどうかを簡易に判定できるとともに、看護手順に従わなかった理由を残すことで、看護の質の向上を図ることができる。
また、上記の実施例1において、例えば、図9に示すように、看護手順判定装置200は、看護師からの要求に応じて、看護師が看護を実行する患者に対して発行済みの当日のオーダ内容をリマインダとして提供するようにしてもよい。
例えば、看護手順判定装置200は、患者に対して発行済みであるオーダの取得要求を受け付けると、取得要求されたオーダの内容および実施フラグを電子カルテ情報記憶部222から取得する。そして、看護手順判定装置200は、図9に示すように、オーダ内容を実施状況別に提供する。
また、看護手順判定装置200は、図9に示すように、患者に対して発行済みの当日のオーダ内容だけでなく、期限が超過して、実施されていないオーダの内容を未実施オーダとして提供することもできる。図9は、実施例2に係る発行済みオーダ内容の提供例を示す図である。
このようなことから、看護師によるオーダの忘却を防止することができ、看護の質を保つことができる。
以下、本願の開示する看護手順判定装置および看護手順判定プログラムの他の実施形態を説明する。
(1)装置構成等
図1に示した看護手順判定装置200の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、看護手順判定装置200の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、看護手順判定処理部231および緊急度判定処理部232を機能的あるいは物理的に統合する。
このように、看護手順判定装置200の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、看護手順判定装置200にて行なわれる各処理機能(図8等参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)看護手順判定プログラム
また、上記の実施例1で説明した看護手順判定装置200の各種の処理(例えば、図8参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。
そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例で説明した看護手順判定装置200と同様の機能を有する看護支援プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図10は、看護手順判定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。なお、同図には、看護手順判定プログラムの実行するコンピュータを説明するために必要となる機能部を記載する。
同図に示すように、看護手順判定装置200としてコンピュータ300は、入出力制御部310、HDD320、RAM330およびCPU340をバス400で接続して構成される。
ここで、入出力制御部310は、各種情報の入出力を制御する。HDD320は、CPU340による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM330は、各種情報を一時的に記憶する。CPU340は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD320には、図10に示すように、図1に示した看護手順判定装置200の各処理部と同様の機能を発揮する看護手順判定プログラム321と、看護手順判定用データ322とがあらかじめ記憶されている。なお、この看護手順判定プログラム321を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU340が、この看護手順判定プログラム321をHDD320から読み出してRAM330に展開することにより、図10に示すように、看護手順判定プログラム321は看護手順判定プロセス331として機能するようになる。すなわち、看護手順判定プロセス331は、看護手順判定用データ322等をHDD320から読み出して、RAM330において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。
なお、看護手順判定プロセス331は、図1に示した看護手順判定装置200の制御部230(例えば、看護手順判定処理部231および緊急度判定処理部232)において実行される処理に対応する。
なお、上記した看護手順判定プログラム321については、必ずしも最初からHDD320に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに上記した看護手順判定プログラム321を記憶させておき、コンピュータ300がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
200 看護手順判定装置
210 入出力制御部
220 記憶部
221 看護実施手順記憶部
222 電子カルテ情報記憶部
223 緊急薬品情報記憶部
224 緊急接続機器情報記憶部
230 制御部
231 看護手順判定処理部
232 緊急度判定処理部
300 コンピュータ
310 入出力制御部
320 HDD(Hard Disk Drive)
321 看護手順判定プログラム
322 看護手順判定用データ
330 RAM(Random Access Memory)
331 看護手順判定プロセス
340 CPU(Central Processing Unit)
400 バス

Claims (4)

  1. 患者へ実施する一連の看護の実施順序、各前記看護の内容、各前記看護の実施完了を示す実施完了フラグ、各前記看護が緊急性を要するかを示す緊急フラグの対応を前記患者ごとに記憶する看護手順記憶部と、
    前記患者への看護実施に関して発行されたオーダの内容を記憶するオーダ内容記憶部と、
    前記オーダに紐づく看護の実施完了を検知した場合に、前記オーダの発行対象である患者について、前記看護手順記憶部に記憶される当該実施完了した看護に対応する前記実施完了フラグをオンにし、当該実施完了フラグをオンにした当該実施完了した看護の1つ前の実施順序の看護に対応する前記実施完了フラグを取得し、当該1つ前の実施順序の看護に対応する前記実施完了フラグがオンである場合に、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものであると判定し、当該1つ前の実施順序の看護に対応する前記実施完了フラグがオフである場合に、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものでないと判定する看護手順判定部と、
    前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではないと前記看護手順判定部により判定された場合には、前記実施完了を検知した看護に紐づくオーダの内容を前記オーダ内容記憶部から取得して、取得した当該オーダの内容に薬品情報記憶部に記憶される薬品もしくは接続機器情報記憶部に記憶される接続機器が含まれる場合には前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであると判定し、取得した当該オーダの内容に前記薬品および前記接続機器が含まれない場合には前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものでないと判定する看護内容判定部と、
    前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであると前記看護内容判定部により判定された場合には、前記看護手順記憶部において、当該実施完了を検知した看護に対応する前記緊急フラグをオンにするとともに、緊急性を要するものであったことを裏付ける理由として、前記実施完了を検知した看護に紐づくオーダの内容を、当該実施完了を検知した看護に関連付けて登録する登録部と、
    前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものではないと前記看護内容判定部により判定された場合には、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではない旨の警告を出力するとともに、前記看護手順に従わなかった理由を要求する警告出力部と
    を有することを特徴とする看護手順判定装置。
  2. 前記オーダ内容記憶部は、前記オーダの内容に対応付けて、オーダの内容に紐づく看護が実施済みであるか否かを示す実施状況情報をさらに記憶し、
    患者に対して発行済みであるオーダの取得要求を受け付けた場合に、取得要求されたオーダの内容と前記実施状況情報とを前記オーダ内容記憶部から取得して、取得したオーダ内容と、当該オーダの内容に紐づく看護に対応する前記実施状況情報とを関連付けて、前記発行済みであるオーダの取得要求元に応答するオーダ内容応答部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の看護手順判定装置。
  3. 前記警告出力部は、前記実施完了を検知した看護が前記看護手順に従ったものでない理由の入力要求に応じて入力された理由を、当該看護に関連付けて前記看護手順記憶部にさらに記憶させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の看護手順判定装置。
  4. 患者への看護実施に関して発行されたオーダの内容を記憶するオーダ内容記憶部に記憶される前記オーダに紐づく看護の実施完了を検知した場合に、前記オーダの発行対象である患者について、前記患者へ実施する一連の看護の実施順序、各前記看護の内容、各前記看護の実施完了を示す実施完了フラグ、各前記看護が緊急性を要するかを示す緊急フラグの対応を前記患者ごとに記憶する看護手順記憶部に記憶される当該実施完了した看護に対応する前記実施完了フラグをオンにし、当該実施完了フラグをオンにした当該実施完了した看護の1つ前の実施順序の看護に対応する前記実施完了フラグを取得し、当該1つ前の実施順序の看護に対応する前記実施完了フラグがオンである場合に、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものであると判定し、当該1つ前の実施順序の看護に対応する前記実施完了フラグがオフである場合に、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものでないと判定する看護手順判定手順と、
    前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではないと前記看護手順判定手順により判定された場合には、前記オーダ内容記憶部から、前記実施完了を検知した看護に紐づくオーダの内容を取得して、取得した当該オーダの内容に薬品情報記憶部に記憶される薬品もしくは接続機器情報記憶部に記憶される接続機器が含まれる場合には前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであると判定し、取得した当該オーダの内容に前記薬品および前記接続機器が含まれない場合には前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものでないと判定する看護内容判定手順と、
    前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものであると前記看護内容判定手順により判定された場合には、前記看護手順記憶部において、当該実施完了を検知した看護に対応する前記緊急フラグをオンにするとともに、緊急性を要するものであったことを裏付ける理由として、前記実施完了を検知した看護に紐づくオーダの内容を、当該実施完了を検知した看護に関連付けて登録する登録手順と、
    前記実施完了を検知した看護が緊急性を要するものではないと前記看護内容判定手順により判定された場合には、前記実施完了を検知した看護が看護手順に従ったものではない旨の警告を出力するとともに、前記看護手順に従わなかった理由を要求する警告出力手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする看護手順判定プログラム。
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