JP2001344338A - 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法 - Google Patents

医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法

Info

Publication number
JP2001344338A
JP2001344338A JP2000167045A JP2000167045A JP2001344338A JP 2001344338 A JP2001344338 A JP 2001344338A JP 2000167045 A JP2000167045 A JP 2000167045A JP 2000167045 A JP2000167045 A JP 2000167045A JP 2001344338 A JP2001344338 A JP 2001344338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
patient
medical
medical practice
identification means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000167045A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Takayama
勇 高山
Tsukasa Kamirogi
司 神路祇
Kyoko Naito
恭子 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
QP Corp
Original Assignee
QP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP2000167045A priority Critical patent/JP2001344338A/ja
Publication of JP2001344338A publication Critical patent/JP2001344338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • G06F19/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】人の思いこみによる医療器具、薬品、患者の取
り違え等の医療ミスを、医療現場の1回の照合により確
実に防止し、そして医療行為を施した場合の医療行為の
内容、時刻、担当者が電子情報として記録され管理でき
る医療行為支援システム及び医療行為支援方法を提供す
る。 【解決手段】患者に対し施される医療行為計画の情報を
備えたメインコンピュータ10と、前記メインコンピュー
タ10と医療行為に関する情報を送受信し、識別情報を取
りこみ、前記認識した識別情報と前記医療行為計画の情
報を照合し、照合結果を出力し、医療行為の実績を実績
情報として記憶するハンディターミナル20と、を備え、
前記医療行為計画の情報と前記ハンディターミナル20が
取りこんだ情報とを照合し、施されようとしている医療
行為が間違いないかをチェックし記録することを特徴と
する医療行為支援システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院、医療、介護
施設において、患者に対し、医師や看護婦等が、投薬や
点滴、酸素吸入、麻酔等をする医療行為に対し、医師が
処方した医療行為が、確実に行なわれ、人の思いこみに
よる間違った医療行為、所謂「医療ミス」を防ぎ、ま
た、医療行為を電子記録管理することができる医療行為
支援システム及び医療行為支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医師が、患者を診察して、処方を決定
し、医師が書き記したカルテに従って、看護婦による医
療行為が、患者に施されている。コンピュータの導入に
より、医師の処方を、電子情報として記録管理している
場合には、医師はコンピュータに投薬名、医療行為の内
容等を入力し、この情報を、各種医療情報の保存、会計
等の医療事務に利用されている。電子情報化された医師
の処方により、看護婦が医療行為を行なう場合には、一
度、紙に出力し、この出力された内容を看護婦が目で確
認して、患者に医療行為を施すか、あるいは、紙に出力
する代わりに、デイスプレイに表示し、この表示を確認
して、医療行為を行なっている。
【0003】近年、看護婦等が、患者を取り違え、間違
ったまま薬を投与したり、そのまま気付かずに手術をし
てしまったとか、入院患者に点滴を投与する場合にナー
スセンターで薬を選択する際に本来投与すべき薬を取り
違えたり、本来経口又は経管投与すべき流動食を点滴に
より静脈注射したり、酸素投与バルブと吸引バルブを取
り違えるなど、医療行為を行なう本人は一度確認した際
に医療行為として施すべき行為と合致していると思いこ
んでいるので、間違いに気付かないという、人の思いこ
みによる単純な取り違えミスが、重大な医療事故につな
がっている例が何件も報告されている。形式上、別の人
による2重のチェックを行なうようなルールにしている
場合もあるが、実際には忙しいために、確実に運用され
なかったり、あるいは、確認作業はしているものの、見
落としが発生することも少なくない。
【0004】特に医療現場の看護婦は、患者に点滴や注
射等の医療行為を行なう場合には、最終的にどの患者に
投与するかは、その看護婦の1人でのチェックとなり、
実質的なダブルチェックとならず、患者の取り違えのミ
スに繋がる可能性が生じるものとなっている。しかしな
がら、実際の看護婦の医療現場では、患者に施される医
療行為すべての器具、薬品をダブルチェックする時間的
余裕はないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような人
の思いこみによる医療器具、薬品、患者の取り違え等の
医療ミスを、1回の照合により確実に防止し、そして医
療行為を施した場合の医療行為の内容、時刻、担当者が
電子情報として記録され管理できる医療行為支援システ
ム及び医療行為支援方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の医療行為支援シ
ステムは、(1)患者に対し施される医療行為計画の情
報を備えたメインコンピュータと、前記メインコンピュ
ータと医療行為に関する情報を送受信し、識別情報を取
りこみ、前記認識した識別情報と前記医療行為計画の情
報を照合し、照合結果を出力し、医療行為の実績を実績
情報として記憶するハンディターミナルと、を備え、前
記医療行為計画の情報と前記ハンディターミナルが取り
こんだ情報とを照合し、施されようとしている医療行為
が間違いないかをチェックした情報を記録することを特
徴とする。
【0007】また、本発明の医療行為支援システムは、
(2)患者に対する医療情報が与えられ、患者に対し施
されるべき医療行為の内容を含む医療行為計画の情報を
備えたメインコンピュータと、前記メインコンピュータ
から医療行為計画の情報を受信し、識別手段の情報を取
りこみ、前記認識した識別手段の情報と前記医療行為計
画の情報を照合し、照合結果の正又は誤を出力し、医療
行為の実績を実績情報として記憶し、前記実績情報をメ
インコンピュータに送信するハンディターミナルと、前
記医療行為計画の情報と前記ハンディターミナルが取り
こんだ情報とを照合し、施されようとしている医療行為
が間違いないかをチェックし記録することを特徴とす
る。
【0008】そして、本発明の医療行為支援システム
は、(3)患者に対する医療情報が与えられ、患者に対
し施されるべき医療行為の内容を示す医療行為計画を作
成し、医療行為を特定する識別手段の発行に必要な識別
手段発行情報を備えたメインコンピュータと、前記識別
手段発行情報を与えられて識別手段を発行する識別手段
発行機と、前記メインコンピュータから医療行為計画の
情報を受信し、識別手段の情報を取りこみ、前記認識し
た識別手段の情報と前記医療行為計画の情報を照合し、
照合結果の正又は誤を出力し、医療行為の実績を実績情
報として記憶し、前記実績情報をメインコンピュータに
送信するハンディターミナルと、を備え、前記ハンディ
ターミナルが取りこんだ情報による医療行為の正誤を照
合し、施されようとしている医療行為が間違いないかを
チェックし記録することを特徴とする。
【0009】次に、本発明の医療行為支援方法は、
(4)患者を特定する患者識別手段を作成し、前記患者
識別手段を患者に携帯させるステップと、患者に対し施
される医療行為計画の情報をコンピュータにより作成す
るステップと、前記医療行為計画の情報に基づいて、各
患者の医療行為に必要な使用物を選択し容器に一括化す
るステップと、前記一括化した容器が、どの患者用であ
るかを示す容器識別手段を発行し、前記容器に添付する
ステップと、患者に医療行為を施す前に、前記携帯させ
た患者識別手段の情報を、ハンディターミナルにより取
りこむステップと、前記ハンディターミナルにより得た
情報に対応する患者の為に準備した容器に添付された容
器識別手段の情報を、前記ハンディターミナルにより取
りこむステップと、前記容器識別手段の情報と、前記患
者識別手段に対応する医療行為計画の情報をハンディタ
ーミナルにより照合するステップと、前記照合が一致し
た場合、前記患者に照合済みの容器に一括化された使用
物を用いて医療行為を施すステップと、を備えたことを
特徴とする。
【0010】そして、本発明の医療行為支援方法は、
(5)患者を特定する患者識別手段を作成し、前記患者
識別手段を患者に携帯させるステップと、医療行為を施
す作業者を特定する作業者識別手段を作成し、前記作業
者識別手段を作業者に携帯させるステップと、患者に対
し施される医療行為計画の情報をコンピュータにより作
成するステップと、前記医療行為計画の情報に基づい
て、各患者の医療行為に必要な使用物を選択し容器に一
括化するステップと、前記一括化した容器が、どの患者
用であるかを示す容器識別手段を発行し、前記容器に添
付するステップと、患者に医療行為を施す前に、前記携
帯させた患者識別手段の情報を、ハンディターミナルに
より取りこむステップと、前記ハンディターミナルによ
り得た情報に対応する患者の為に準備した容器に添付さ
れた容器識別手段の情報を、前記ハンディターミナルに
より取りこむステップと、前記容器識別手段の情報と、
前記患者識別手段に対応する医療行為計画の情報をハン
ディターミナルにより照合するステップと、前記照合が
一致した場合、前記患者に照合済みの容器に一括化され
た使用物を用いて医療行為を施すステップと、前記作業
者識別手段の情報を、ハンディターミナルにより取りこ
み、その得た情報を保存するステップと、を備えたこと
を特徴とする。
【0011】また、上記(4)又は(5)に記載の医療
行為支援方法に、(6)さらに、少なくとも、ハンディ
ターミナルにより識別手段の情報を取りこんだ時点の時
刻を保存するステップと、を備えたことを特徴とする。
並びに、上記(4)乃至(6)のいずれかに記載の医療
行為支援方法における患者識別手段が、(7)指紋であ
ることを特徴とする。
【0012】さらに、(8)患者に対し緊急処置が必要
な場合、患者に医療行為を施す前に、ハンディターミナ
ルにより患者識別手段の情報を取り込み、緊急処置照合
用モードに切り替えるステップと、緊急処置用に選択し
た使用物の識別情報をハンディターミナルにより取りこ
み、認識した識別情報に対応した使用物の情報を表示部
に表示するステップと、ハンディターミナルが、認識し
た情報を記憶するステップと、前記認識した使用物が誤
りである場合、使用物を選択したことを取り消すステッ
プと、を備えたことを特徴とする(4)乃至(7)のい
ずれかに記載の医療行為支援方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、入院患者に対する医療行為を例にとり、まず、医療
行為支援システムについて説明する。
【0014】本発明の第1の実施の形態による医療行為
支援システムは図1に示されたような構成を備えてい
る。メインコンピュータ10と、前記メインコンピュータ
10と情報交換可能なハンディターミナル20とを備えてい
る。
【0015】メインコンピュータ10は、患者に施すべき
医療行為計画の情報を備えており、ハンディターミナル
20にその情報を送信し、患者に医療行為を施す前に、作
業者が施そうとしている医療行為が計画されたものと一
致しているかをハンディターミナル20が照合し、照合の
結果である正又は誤を出力する。施そうとしている医療
行為が誤っている場合には、ハンディターミナル20が作
業者に、エラー表示や警告音を発して知らせる。また、
計画と一致している場合には、医療行為を実施してよい
旨の表示をするとよい。施そうとしている医療行為が、
どの患者に対して行なうのか、そして、この患者の医療
行為に用いられる使用物が収められた容器は合致してい
るかを、ハンディターミナル20が、バーコード等の識別
手段により得た情報を取り込むことにより、予定された
医療行為であるか、医療行為に用いられる使用物が入っ
た容器は間違っていないかを照合するものである。そし
て順次取りこまれた情報を実績として記憶し、まとめて
メインコンピュータ10に送信し、メインコンピュータ10
で日報を作成したり、医療行為作業履歴として保存す
る。作業日報の一例を図13に示す。
【0016】更に詳しく説明する為に、本発明の第2の
実施の形態による医療行為支援システムを、図2を用い
て説明する。上位のホストコンピュータ5に下位の複数
のメインコンピュータ10A〜10Bがネットワークで接続
されており、それぞれの下位メインコンピュータ10A〜1
0Bには、情報交換が可能なハンディターミナル20A1〜2
0B2とを備えている。
【0017】上位のホストコンピュータ5は、既に病院
で用いられている患者の医療データを管理している既存
のものを利用することもできる。上位のホストコンピュ
ータ5より、例えば、小児科や外科等のナースセンター
等に設置してある下位のメインコンピュータ10A〜10B
で、入院患者に施す医療行為のデータを医療情報として
受け取る。例えば、医療情報は、当日朝又は前日の夜に
受け取ればよいが、緊急の場合は、いつでも受け取るこ
とができる。下位のメインコンピュータ10A〜10Bで、
受け取った医療情報を基に、入院患者に施す医療行為の
内容を含む医療行為計画の情報を作成する。なお、患者
の容態が急変して、緊急の医療行為が必要になったとき
には、メインコンピュータ10A〜10Bに直接インプット
し、医療行為計画を変更できるようにすればよい。ま
た、この情報をホストコンピュータ5に送信して、会計
等の医療データとして用いればよい。
【0018】前記医療行為計画の情報は、患者に施すべ
き医師の処方に基づく医療行為の内容を含み、患者に施
そうとしている医療行為の情報と照合できる形式のもの
であればよい。医療行為に使用すべき使用器具や投与す
る薬剤(量、時、回数等を含む)を、患者ごとに指定す
るものである。
【0019】メインコンピュータ10A〜10Bは、患者に
施すべき医療行為の情報をハンディターミナル20A1〜20
B2と情報交換する。患者に施すべき医療行為の情報の情
報交換は、有線方式や赤外線等の無線方式等で情報交換
できるものであればいずれでも構わない。下位のメイン
コンピュータ10A〜10Bでも、患者に対する医療行為の
内容、つまり、使用器具、投与薬剤名等は確認できる
が、患者に対し、実際に医療行為を施す場合には、この
ハンディターミナル20A1〜20B2により、作業者が携帯し
患者に医療行為を行なう直前に現場で、患者及び医療行
為に使用する器具や薬剤が収まった容器に取り違えのミ
スがないか確認を行なうことができる。
【0020】確認作業を行なうには、ハンディターミナ
ルにより、患者又は作業者が誰であるかの情報、医療行
為に用いられる使用物が収まった容器の情報を認識す
る。認識する情報源としては、患者、作業者、容器に付
与されている識別手段である。識別手段としてはIDカ
ード、IC、バーコード等である。必要に応じ認識した
情報に対応する患者名や医療行為計画をハンディターミ
ナル20A1〜20B2の表示部に表示させるとよい。
【0021】ハンディターミナル20A1〜20B2で読み取っ
た情報を、計画されている医療行為であるか否かを照合
し、医療行為の計画がない場合や、誤りである場合に
は、エラー表示や警告音により、エラーの出力をして、
作業者に誤りであることを知らせるとよい。誤りである
場合には、正しい医療行為の情報を読み取り直す。正し
い医療行為である場合には、読み取った時間等を医療行
為の実績情報として保存する。
【0022】保存された実績情報は、メインコンピュー
タ10A〜10Bに送信され、そのデータを基に作業日報あ
るいは患者の治療履歴として電子情報で記録管理する。
作業日報の一例を図13に示す。
【0023】ハンディターミナル20A1〜20B2を作業者に
常に携帯させるようにすれば、医療行為を行なう予定の
時間になったら、アラーム音やアラームリストを出力す
るように設定しておけば、作業者が忘れていても、知ら
せることができる。また、作業者は、このハンディター
ミナル20A1〜20B2で、担当の医療行為作業を、いつで
も、どこでも、確認できるので、ナースセンターに戻る
必要がなく、時間の節約が可能となる。また、作業者が
どの患者に実施したかハンディターミナル20A1〜20B2が
記憶しているので、担当として計画されている医療行為
作業がすべて終了する前に、途中で第三者に引き継ぐ場
合でも、このハンディターミナル20A1〜20B2を渡すだけ
で、受け取った第三者はどの患者の作業は終了している
のか、あるいは、まだ残っているのかをハンディターミ
ナル20A1〜20B2で確認できるため、引継ぎ作業により生
ずる抜け等の人為的ミスを防ぐことができる。
【0024】このように、一連のシステムを用いれば、
患者に医療行為を施す前に、医療行為が事前に計画され
たものと一致しているか、ハンディターミナルにより照
合するので、作業者の確認ミスによる薬剤等の取り違い
を防止でき、さらには、医療行為が確実に行なわれた
か、いつ施されたか等の実績が、後で確認でき、また、
作業者が医療行為を忘れている場合には知らせることも
可能で、そして、作業者の記録の手間が省け、誤記も防
ぐことができるものである。よって、確認作業に関わる
時間と、作業者の精神的負担を軽減できる。
【0025】次に本発明の第3の実施の形態による医療
行為支援システムを、図3を用いて説明する。上記第1
又は第2の実施の形態と比較し、識別手段発行機30を備
えている点が相違する。
【0026】第3の実施の形態では、上位のホストコン
ピュータ5等の大掛かりなシステムを構築していなくて
も利用できることを示した一例である。上位のホストコ
ンピュータ5等の医療情報が無くても、メインコンピュ
ータ10で医療情報をインプットして、これを基に医療行
為計画を作成させる。インプットした医療情報そのもの
を医療行為計画として用いることもできる。医療行為計
画は、患者に施すべき医療行為の内容を含み、患者に施
そうとしている医療行為の情報と照合できる形式のもの
であればよい。医療行為計画の一例を図11に示す。
【0027】また、メインコンピュータ10では、医療行
為計画に基づき、医療行為を特定する識別手段40の発行
に必要な識別手段発行情報を作成する。識別手段40は、
患者を特定するための患者識別手段、又は、作業者を特
定するための作業者識別手段の情報を、ハンディターミ
ナル20により取り込むことができるようにしておくもの
である。
【0028】また、識別手段40は、各患者1人1回分の
医療行為に用いる器具や薬剤等の使用物を一括にして容
器に収容し、容器を特定する容器識別手段を付与するこ
ともできる。容器識別手段を発行し、容器に添付して、
確認作業の時にハンディターミナル20により、どの患者
の医療行為の為に準備された容器であるかの情報を取り
こむことができるようにしておくものである。通常、こ
の作業は、薬局部において行なわれればよいが、ナース
ステーションにおいて行なうこともできる。
【0029】作成した識別手段発行情報に基づき、識別
手段発行機30により、識別手段40を発行する。識別手段
40としては、バーコードを含む貼り付け可能なシール型
のものや、ICチップ、ICカード、磁気チップ等いず
れでもよく、バーコードを発行するラベルプリンター
は、現在のところ比較的取り扱い易く安価に利用できる
ので、用い易くなっている。
【0030】なお、薬局部において、容器識別手段を発
行する場合には、図2で示したように、薬局部とネット
ワークでオンライン化し、使用器具、投与薬剤等の使用
物が準備済みかどうかは、容器識別手段が発行されてい
るか否かのデータを閲覧することで、確認することでき
る。
【0031】この一連のシステムを用いれば、患者、作
業者、あるいは、どの患者のために準備された器具、薬
剤等が収容された容器であるか、を特定する識別手段40
が付与でき、医療行為を行なう前に、その行為が正しい
かチェックできるものである。
【0032】次に図4を用いて、本発明の医療行為支援
システムを用いて、医療行為を事前にチェックする場合
の概略を説明する。例えば、ある1人の患者の1回分の
医療行為に用いられる薬剤、器具等の使用物42A〜42D
を、医療行為計画に基づき選択し、容器50に収容し一括
化する。一括化した容器50に、どの患者のために準備し
た容器であるかを示す容器識別手段40Bを発行し、容器5
0に添付する。容器50としては、バット、袋等、特別な
ものである必要はなく、繰返し使用できるものでよい。
【0033】作業者はハンディターミナル20に、メイン
コンピュータから医療行為計画の情報を受信し、ハンデ
ィターミナル20と医療行為に使用する使用物42A〜42D
が収容された容器50とを患者のベッドまで持って行き、
ベッドに設置された患者識別手段40Aの情報をハンディ
ターミナル20で取りこみ、次いで、前記容器50に添付さ
れた容器識別手段40Bの情報を取り込んで、ハンディタ
ーミナル20で、計画された医療行為であるか、使用物が
収容された容器に間違いはないかを照合する。照合の結
果、合致していれば、医療行為を施す。このようにすれ
ば、使用物の収まった容器の照合だけを1度行えば、短
時間で簡単に照合でき、取り違え等の医療ミスを十分に
防ぐことができる。
【0034】なお、容器50に収容された使用物42A〜42
Dが、医療行為計画と正しく選択されているかのチェッ
クは、例えば薬局部で既に十分に行なわれているので、
医療行為を実際に施す現場では、患者と容器の取り違え
を確認するだけで、医療ミスを十分に防ぐことが可能と
なる。薬局部での、使用物の選択の照合には、使用物に
元々付与されている固有の使用物識別手段41A〜41Dを用
いればよく、また、付与されていない場合には、独自の
ラベルを作成し、予め付与しておけばよい。使用物選択
時に、使用物識別手段41A〜41Dを用いて照合するように
設定しておけば、人による確認以外の方法でも、チェッ
クでき、より選択ミスを防ぐことができる。
【0035】また、ハンディターミナル20の表示部に、
認識した患者識別手段に対応する患者の医療行為に用い
られる予定の使用器具、投与薬剤等の一覧を表示すれ
ば、さらに、医療現場でも、再確認できる。また、投与
する薬剤の量が全量ではない場合、投与する量をハンデ
ィターミナル20の表示部に注意書きとして、作業者に分
かるように表示させれば、作業者はそれを見て投与量を
間違いなく量り取ることができる。このように準備され
た薬剤を全量投与しない場合でも、ミスを防ぐことがで
きる。
【0036】そして、より望ましい医療行為チェックの
概略として、図5に一例を示す。上記図4を用いて説明
した概略とは、作業者識別手段40Cを備えている点が相
違する。作業者識別手段40Cの情報をハンディターミナ
ル20により認識させることで、どの作業者が医療行為を
行ったか記録管理することができる。作業者識別手段40
Cの情報をどの段階で取りこんでも構わないが、患者と
容器の照合後、医療行為を施す前、又は/及び、後に、
認識させることで、医療行為を施したとする履歴として
記録保管するとよい。例えば、点滴の終了後、片付けと
患者の様子を確認したことの履歴として記録することが
できる。また、必要に応じ作業者のランクを設定でき、
作業者識別手段により、作業者によっては、行ってもよ
い医療行為と行うことができない医療行為を設定ること
も可能である。
【0037】なお、容器識別手段40Bには、どの患者用
であるかの情報以外にも、容器50に準備されている使用
物42A〜42Dが何であるかの情報を、盛り込むこともでき
る。この場合でも、ハンディターミナル20による容器識
別手段40Bの情報の取り込み作業は1度で済ませること
ができるようにしておくと、実際の医療現場では、時間
が節約でき、好ましい。この場合、容器に収まっている
使用物42A〜42Dが、医療行為計画と一致しているか、あ
るいは、容器識別手段40Bに盛り込まれている使用物の
情報と一致しているかは、例えば、既に薬局部において
十分に確認されているので、医療行為を実際に施す現場
では、患者と容器の取り違えを確認するだけで、医療ミ
スを十分に防ぐことが可能となる。
【0038】また、薬局部で使用物42A〜42Dを選択し容
器50に収容する場合、容器識別手段40Bを予め発行し容
器50に添付しておくと、この容器を用いて準備せねばな
らず、かさ張ったり、準備した容器が一時的にでも存在
場所が不明になると、準備完了済みか、まだ途中なの
か、それとも忘れられているのか、把握できないので、
かえって手間となる場合がありうる。また準備済みの情
報をインプットするには、もう1回その入力作業が必要
となる。そこで使用物42A〜42Dを準備し、一括化して容
器50に収容し、すべて整ってから、容器識別手段40Bを
発行し、容器50に添付した方が、柔軟に対応でき、効率
がよく、より好ましい。また、容器識別手段40Bを発行
した時点を、使用物42A〜42Dの準備済みとすることがで
き、フローも簡素化できる。
【0039】次にハンディターミナル20としては、看護
婦が片手に持って、識別手段の情報を取り込み、その情
報により、行おうとしている医療行為が照合でき、間違
っている場合に、作業者にその間違いを知らせることが
できるものであればよい。大きさとしては、小さいほ
ど、作業者が持ち歩くのに負担をかけないので、好まし
い。ハンディターミナル20の一例として、現在のところ
用い易いハンディターミナルの例を図6に示した。図6
に示したハンディターミナル20は、識別手段認識部21、
表示部22、キー入力部23、データ交信部24を有する。な
お、キー入力部23は、表示部22によりタッチ入力できる
ものを採用すれば、必須ではなく、図6に示した例に限
定されるものではない。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態による医
療行為支援方法について、その手順を示した図7(a)
のフローチャートを用いて説明する。ここで、図7
(b)に示されたように、フローチャートで用いている
各種記号S01〜S07は、それぞれ、処理、判断、表示、作
業者による手操作入力、作業者による手作業、データ、
保存を示すものとする。
【0041】まず、ステップS110として、患者識別手段
を作成し、患者に携帯させる。これは、患者固有のもの
であればよく、患者を特定するのに既に発行されている
診察券等を用いることもでき、例えば患者IDをキーに
すればよい。入院患者である場合には、患者識別手段を
ベッドのネームプレートとして設置するとよい。患者識
別手段としては、患者を特定できればよいものである
が、例えば、患者氏名、生年月日、血液型、患者コー
ド、入院日等を含むものでよく、その他、患者の顔を写
したイメージデータを登録しておくと、患者を顔でも確
認することができ、より望ましい。患者の顔のイメージ
データは、患者識別手段の情報を取りこんだときに、ハ
ンディターミナルの表示部に表示させるようにしてもよ
い。また、指紋で患者を照合し特定することができるよ
うに指紋データをマスタ化しておくとこともできる。指
紋データと患者固有の患者コード等が、リンクするよう
にしておけばよい。
【0042】次にステップS120として患者に対する医療
行為の計画を作成する。この計画には、少なくとも医療
行為に使用される医療器具、医薬品等が、どの患者に対
し、いつ使用されるかの内容を含むものである。医療行
為計画を作成するための元データは医師が入力したホス
トコンピュータにある医療情報を元にすればよい。医療
情報が無い場合には、医師が書いたカルテに従い入力す
ればよい。医療行為計画の情報としては、患者に施すべ
き医療行為の計画と、実際に行なわれようとしている医
療行為の内容が、照合できる形式になっていればよいも
のである。医療行為計画は患者に施すべき医療行為の計
画、つまり、いつ、誰に、どのような医療行為を行なえ
ばよいかの情報を含むものであり、具体的には、何を点
滴すればよいのか、どの薬を投与すればよいのか等を示
す内容となっているものである。医療行為計画に含まれ
る内容としては、例えば、患者名、ベッド名、患者コー
ド、医療行為の作業内容(コード)、使用器具(コー
ド)、投与薬剤名(コード)、容器識別手段の発行の有
無、作業時間帯、注意書等を含むものであり、入力する
か、又は上位のホストコンピュータから与えられる医療
情報と、上述の各種マスタを用いて作成すればよい。医
療行為計画の一例を図12に示す。なお、患者の容態が
急変して、緊急の医療行為が必要になったときには、メ
インコンピュータに直接インプットし、医療行為計画を
変更できるようにすればよい。
【0043】次いでステップS130として、医療行為計画
の情報を元に、医療行為に必要な器具、薬剤等の使用物
を、各患者1人1回分に用いられるすべての使用物を選
択し容器に一括化する。そしてステップS135として、容
器に収容後、どの患者用にいつ使用されるかを示す容器
識別手段を発行し、容器に添付する。このステップは通
常薬局部において行われることである。使用物の選択
は、コンピュータ画面あるいは処方箋を見て、準備され
る。選択された使用物の量により、収容する容器の大き
さを選択するようにしてもよい。コンピュータと連動し
ている場合には、容器に収容後、準備終了の入力操作又
は容器識別手段の発行指示入力操作により、容器識別手
段を発行するように設定しておけば、どの患者用に準備
したか間違いなく、添付できる。なお、使用物の選択時
に、使用物に添付されている固有のコードがある場合に
は、このコードをコンピュータに認識させて、選択があ
っているかの照合を行うことも可能である。人によるダ
ブルチェックでもよく、ここで使用物が間違いなく容器
に収容されていることが肝要である。
【0044】容器識別手段の情報としては、どの患者に
いつ使用するかの情報を含むものである。また、必要に
応じ、容器に収容されている使用物の内訳を示す情報を
盛り込んでもよい。この場合でも、ハンディターミナル
による容器識別手段の情報の取り込み作業は1度で済ま
せることができるようにしておくと、実際の医療現場で
は、時間が節約でき、好ましい。容器に収まっている使
用物が、医療行為計画と一致しているか、あるいは、容
器識別手段に盛り込まれている使用物の情報と一致して
いるかは、上述のとおり、既に薬局部において十分に確
認されているので、医療行為を実際に施す現場では、患
者と容器の取り違えを確認するだけで、医療ミスを十分
に防ぐことが可能となる。
【0045】そして、作業者は、使用物が収容された容
器と、医療行為計画を備えたハンディターミナルをベッ
ドまで持っていき、実際に医療行為を行なう前に、ステ
ップS140として、患者識別手段の情報をハンディターミ
ナルにより取り込み認識させ、ステップS160として、容
器に添付された容器識別手段の情報を前記ハンディター
ミナルにより認識させ、ステップS170として、医療行為
の計画と一致しているか、つまり、いつ施されるべき
か、また容器は合致しているかをハンディーターミナル
により照合する。
【0046】前記照合が誤っている場合には、ステップ
S180としてエラー表示をして、作業者が再度正しいと思
われる使用物の収容された容器を選択し、ステップS160
に戻る。ステップS170の照合が正しい場合には、ステッ
プS181として、医療行為を実施してもよい旨の表示を
し、これを作業者は確認して、ステップS200として、作
業者は医療行為を実施する。
【0047】なお、識別手段としては、バーコードや、
貼り付け可能なシール型、あるいは、ICチップ、IC
カード、磁気チップ等いずれでもよいものである。バー
コードを発行するラベルプリンターは、安価に利用で
き、取り扱い易いものとなっているので、現在のところ
用い易い。
【0048】次に、本発明の第5の実施の形態による医
療行為支援方法について、その手順を示した図8のフロ
ーチャートを用いて説明する。上記第4の実施の形態と
比較し、さらに、作業者が誰であったかの登録を行なう
ことができ、また、ステップS150として、患者識別手段
を認識し、認識した患者の医療行為計画を表示するステ
ップを設けたものである。
【0049】第4の実施の形態で説明した識別手段を作
成するのにおいて、ステップS100として、作業者を特定
する作業者識別手段を追加するものである。作業者識別
手段を得るのにおいては、作業者識別手段のマスタを作
成し、作業者が特定できればよいので、氏名又はコード
等、あるいは、指紋で照合できるように指紋データをマ
スタ化すればよい。作業者識別手段を携帯させるには、
例えば、作業者に名札の一部に用いればよいものある。
なお、本発明における作業者としては、看護婦、医師、
検査技師等であるが、これらに限らず、介護施設におけ
る介護士、介助士等にも、本願発明の用いられるシステ
ムである。また、本発明における医療行為は、純粋な医
療行為に限定されるものではなく、飲み薬、食事等を管
理する介助等にも応用できるものである。複数の作業者
が介在するので、例えば、それぞれの資格に応じて、作
業者によって行うことができる作業、できない作業を設
定することもできる。
【0050】そして、患者を特定し、医療行為に使用す
る使用物の確認作業を終了して、実際に医療行為を施す
前に、ステップS190として、作業者識別手段を、ハンデ
ィターミナルに認識させ、その情報を保存する。この情
報により、医療行為の作業が、誰によって行われたか記
録でき、また、医療行為が施されたとすることができ
る。また、作業者が、ある特定のハンディターミナルを
専ら使用する場合には、その日の作業を開始する時と、
終了する時に、それぞれ作業者識別手段をハンディター
ミナルにより認識させて、その間の医療行為はすべてこ
の担当者であるようにすることもできる。この場合に
は、医療行為作業の直前に確認のため、容器識別手段を
読み込ませるが、これをもって、医療行為が施されたと
してもよい。
【0051】患者識別手段を認識し、認識した患者の医
療行為計画を表示するステップを設けたものである。ま
た、ステップS150として、認識した患者識別手段の情報
に対応する患者の計画された医療行為の内容を表示させ
るとよい。なお、ステップS150における表示には、患者
名、使用物名の他にも、患者の顔を写し取ったイメージ
や、使用物を写し取ったイメージも表示するようにす
と、万が一、医療行為の計画とは対応しない誤った使用
物が容器に収容されていたとしても、ここで作業者がイ
メージと使用物が異なることを確認できる。
【0052】次に、本発明の第6の実施の形態による医
療行為支援方法について、その手順を示した図8のフロ
ーチャートを用いて説明する。上記第4又は5の実施の
形態と比較し、さらに、ステップS210として、各種識別
手段をハンディターミナルにより情報を取りこんだ時点
の時刻を保存することができるようにしたものである。
そしてステップS220として、この時刻をもって、作業者
が何時に医療行為を施したか、医療作業の履歴実績情報
が記録され、履歴実績情報を基に、ステップS230として
日報を作成できるものとなる。
【0053】次に、本発明の第7の実施の形態として、
本発明の医療行為支援システム、及び、医療行為支援方
法を実施するにあたり、メインコンピュータのフローに
ついて、その手順を示した図10のフローチャートを用
いて、簡単に説明する。
【0054】メインコンピュータでは、まず、各種識別
手段の発行に必要なそれぞれのマスターを作成(S320)し
保存する。これは上位のホストコンピュータにある医療
情報(S300)を受信(S310)して、利用してもよい。このマ
スターを基に、それぞれの識別手段の発行に必要な情報
を作成保存(S330)し、識別手段発行機に、発行させる(S
340)。識別手段発行済みのものは、例外を除き、再度発
行されないように設定しておくとよい。これにより、二
重の医療行為の防止が可能となる。ただし、二重に発行
されたとしても、医療行為計画と照合するので、すでに
計画された医療行為である場合には、この照合でも、二
重の医療行為を防止できるものである。次に、これらの
各種マスタと、例えば上位ホストコンピュータにある医
療情報を基に、医療行為計画を作成(S350)し、保存(S36
0)する。作成した医療行為計画を基に、容器識別手段を
発行(S370)する。ハンディターミナルに、行なうべき医
療行為の情報(S380)を送信(S390)する。医療行為計画そ
のものを送信して、ハンディターミナルの方で、行なう
べき医療行為の情報を作成するようにしてもよい。そし
て、医療行為の実績情報としてハンディターミナルに記
録されている情報を受信(S400)し、そのデータ(S410)を
基に、医療作業日報の作成(S430)や、医療作業履歴の記
録として保管(S420)することができる。
【0055】次に、本発明の第8の実施の形態として、
ハンディターミナルのフローについて、その手順を示し
た図11のフローチャートを用いて、簡単に説明する。
ハンディターミナルでは、メインコンピュータで作成し
た、行なうべき医療行為の情報(S380)を受信(S391)す
る。患者識別手段の情報が認識(S500)されると、その患
者の医療行為計画を表示(S510)する。さらに、その患者
のために準備されている使用物が収容されている容器に
添付された容器識別手段の情報が認識(S520)されると、
その患者の医療行為の計画と一致しているか、容器はそ
の患者の為に準備されたものかを照合(S530)し、結果を
出力(S540又はS541)する。特に誤りである場合には、作
業者が気付くような表示、警告音(S540)にしておくとよ
い。照合の結果、合致している場合には、医療行為を施
してもよいサインを出力(S541)するようにするとよい。
また、投与する薬剤の量が全量ではない場合、投与する
量を表示部に注意書きとして、作業者に分かるように表
示させれば、作業者はそれを見て投与量を間違いなく量
り取ることができる。このように準備された薬剤を全量
投与しない場合でも、ミスを防ぐことができる。そし
て、作業者識別手段を認識(S550)すると、この患者に対
する一連の医療行為が終わったものとしてもよい。各種
識別手段が認識された時刻はそれぞれに記録(S560)さ
れ、履歴実績情報(S410)として保存される。履歴実績情
報は逐次メインコンピュータに送信(S401)してもよい
が、まとめてナースセンターで送信(S401)すればよい。
【0056】次に、医療行為計画の情報の一例として、
図12を用いて説明する。医療行為計画の情報には、患
者名、ベッドNo.、生年月日、血液型、性別、患者固有
の患者コード、病名、作業内容又は使用物名(コー
ド)、容器識別手段(発行ラベル)が発行されたか否
か、医療行為作業時間帯、特記事項の内容を含む。発行
ラベルの「済」は、使用物が準備され容器識別手段が既
に発行されていることを意味し、「未」は、まだ使用物
が準備されておらず、発行させていないことを意味す
る。また、作業時間帯は、時間で設定することもでき
る。設定された時間になっても、医療行為が行われない
ときには、作業者に知らせる警告音を出力するように登
録するようにしておけばよい。
【0057】次に、医療行為作業日報の一例として、図
13を用いて説明する。作業履歴の実績情報として、読
取時間、実施者が記録されており、後で、医療行為が行
なわれた履歴を確認することができる。なお、読取時間
は、容器識別手段の情報を認識することで、容器内に収
容されているすべての使用物が認識されたとしている。
【0058】さらに、患者の容態が急変した場合のチェ
ック及び記録方法として、本発明の第9の実施の形態に
よる医療行為支援方法について、その手順を示した図1
4のフローチャートを用いて説明する。ステップS100〜
S140は上述と同じとおりであり、次のステップとして、
緊急の場合には、ステップS245として、緊急処置用照合
モードに切り替える。患者の急変に応じた緊急処置を行
う場合に、医療行為計画を変更している時間がないと
き、通常の医療行為計画にはない緊急処置を施すので、
医療行為計画との照合ではなく、緊急処置用照合モード
に切り替える。なお、患者に対する緊急処置用使用物の
選択は、ステップS240として予め、作業者の判断で選択
されている。次のステップS250として、作業者識別手段
の情報をハンディターミナルに認識させる。作業者の資
格により緊急処置を続行できるかを、ハンディターミナ
ルに照合させることも可能である。次のステップS255と
して、予め緊急処置用に選択した使用物の使用物識別手
段の情報をハンディターミナルに取りこんで、次いで、
ステップS260として、認識した使用物に対応する、「使
用物の情報」を表示させる。使用物の情報としては、予
めマスタ化された情報であり、例えば、薬品名、用途、
使用上の注意書き、使用量等、適宜、作業者が表示を見
て、緊急処置を施すのに使用して間違いないかを確認で
きる内容を含むようにするとよい。ステップS265とし
て、作業者は、表示された情報を見て、再度、使用して
も間違いないか確認して、合っていれば、ステップS200
として医療行為を施す。間違っていることを確認すれ
ば、ステップS270として、緊急処置用に選択した使用物
が、緊急処置用に使用されることになっているのを取り
消し、ステップS275として再度、ステップS275として、
緊急処置用に必要な使用物を選択し、ステップS255に戻
る。これら、一連のハンディターミナルに認識された作
業者、使用物、時刻等はステップS210〜S230として、履
歴実績情報として記録保管する。これにより、どのよう
な緊急処置を施したか、後で、確認することができる。
このように、緊急処置が必要になった場合でも、ステッ
プS240とS265で、投与薬剤等の使用物を作業者によりダ
ブルチェックできる。
【0059】
【効果】以上説明したように、本発明の医療行為支援シ
ステム及び医療行為支援方法によれば、患者に対する医
療行為を実際に施す前の確認として、看護婦等作業者の
思いこみによる医療器具や薬品等の取り違えミスを未然
に防止することができる。確認作業を人に頼らず、バー
コード等の識別手段を読み込ませるという単純作業で、
簡単、瞬時に確認できるため、医療現場で、作業者の確
認時間及び精神的負担を軽減でき、思いこみによる医療
行為ミスを防ぐことができるものである。また、患者が
急変し、計画された医療行為とは異なる緊急処置を施す
場合でも、作業者による使用物のダブルチェックが可能
である。そして医療行為の記録として、いつ、誰が、ど
のような医療行為を施したか等のデータを保存できるの
で、後で作業履歴を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による医療行為支援
システムの構成を示したブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による医療行為支援
システムの構成を示したブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による医療行為支援
システムの構成を示したブロック図。
【図4】本発明の医療行為支援システムを用いて、医療
行為を事前にチェックする一例を示した説明図。
【図5】本発明の医療行為支援システムを用いて、医療
行為を事前にチェックする一例を示した説明図と、識別
手段の一例を示した説明図。
【図6】本発明のハンディターミナルの一例を示した説
明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態による医療行為支援
方法の構成を示したフローチャート。
【図8】本発明の第5の実施の形態による医療行為支援
方法の構成を示したフローチャート。
【図9】本発明の第6の実施の形態による医療行為支援
方法の構成を示したフローチャート。
【図10】本発明の医療行為支援システム又は医療行為
支援方法を実施するにあたり、第7の実施の形態による
メインコンピュータの処理の流れの一例を示したフロー
チャート。
【図11】本発明の医療行為支援システム又は医療行為
支援方法を実施するにあたり、第8の実施の形態による
ハンディターミナルの処理の流れの一例を示したフロー
チャート。
【図12】医療行為計画の一例を示した説明図。
【図13】医療行為作業日報の一例を示した説明図。
【符号の説明】
5 上位ホストコンピュータ 10,10A,10B メインコンピュータ 20,20A1,20A2,20B1,20B2 ハンディターミナル 21 識別手段認識部 22 表示部 23 キー入力部 24 データ交信部 30 識別手段発行機 40,40A,40B,40C 識別手段 41A,41B,41C,41D 使用物識別手段 42A,42B,42C,42D 使用物 50 容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月7日(2000.7.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による医療行為支援
システムの構成を示したブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による医療行為支援
システムの構成を示したブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による医療行為支援
システムの構成を示したブロック図。
【図4】本発明の医療行為支援システムを用いて、医療
行為を事前にチェックする一例を示した説明図。
【図5】本発明の医療行為支援システムを用いて、医療
行為を事前にチェックする一例を示した説明図と、識別
手段の一例を示した説明図。
【図6】本発明のハンディターミナルの一例を示した説
明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態による医療行為支援
方法の構成を示したフローチャート。
【図8】本発明の第5の実施の形態による医療行為支援
方法の構成を示したフローチャート。
【図9】本発明の第6の実施の形態による医療行為支援
方法の構成を示したフローチャート。
【図10】本発明の医療行為支援システム又は医療行為
支援方法を実施するにあたり、第7の実施の形態による
メインコンピュータの処理の流れの一例を示したフロー
チャート。
【図11】本発明の医療行為支援システム又は医療行為
支援方法を実施するにあたり、第8の実施の形態による
ハンディターミナルの処理の流れの一例を示したフロー
チャート。
【図12】医療行為計画の一例を示した説明図。
【図13】医療行為作業日報の一例を示した説明図。
【図14】本発明の第9の実施の形態による医療行為支
援方法の構成を示したフローチャート。
【符号の説明】 5 上位ホストコンピュータ 10,10A,10B メインコンピュータ 20,20A1,20A2,20B1,20B2 ハンディターミナル 21 識別手段認識部 22 表示部 23 キー入力部 24 データ交信部 30 識別手段発行機 40,40A,40B,40C 識別手段 41A,41B,41C,41D 使用物識別手段 42A,42B,42C,42D 使用物 50 容器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者に対し施される医療行為計画の情報を
    備えたメインコンピュータと、 前記メインコンピュータと医療行為に関する情報を送受
    信し、識別情報を取りこみ、前記認識した識別情報と前
    記医療行為計画の情報を照合し、照合結果を出力し、医
    療行為の実績を実績情報として記憶するハンディターミ
    ナルと、を備え、 前記医療行為計画の情報と前記ハンディターミナルが取
    りこんだ情報とを照合し、施されようとしている医療行
    為が間違いないかをチェックした情報を記録することを
    特徴とする医療行為支援システム。
  2. 【請求項2】患者に対する医療情報が与えられ、患者に
    対し施されるべき医療行為の内容を含む医療行為計画の
    情報を備えたメインコンピュータと、 前記メインコンピュータから医療行為計画の情報を受信
    し、識別手段の情報を取りこみ、前記認識した識別手段
    の情報と前記医療行為計画の情報を照合し、照合結果の
    正又は誤を出力し、医療行為の実績を実績情報として記
    憶し、前記実績情報をメインコンピュータに送信するハ
    ンディターミナルと、 前記医療行為計画の情報と前記ハンディターミナルが取
    りこんだ情報とを照合し、施されようとしている医療行
    為が間違いないかをチェックし記録することを特徴とす
    る医療行為支援システム。
  3. 【請求項3】患者に対する医療情報が与えられ、患者に
    対し施されるべき医療行為の内容を示す医療行為計画を
    作成し、医療行為を特定する識別手段の発行に必要な識
    別手段発行情報を備えたメインコンピュータと、 前記識別手段発行情報を与えられて識別手段を発行する
    識別手段発行機と、 前記メインコンピュータから医療行為計画の情報を受信
    し、識別手段の情報を取りこみ、前記認識した識別手段
    の情報と前記医療行為計画の情報を照合し、照合結果の
    正又は誤を出力し、医療行為の実績を実績情報として記
    憶し、前記実績情報をメインコンピュータに送信するハ
    ンディターミナルと、を備え、 前記ハンディターミナルが取りこんだ情報による医療行
    為の正誤を照合し、施されようとしている医療行為が間
    違いないかをチェックし記録することを特徴とする医療
    行為支援システム。
  4. 【請求項4】患者を特定する患者識別手段を作成し、前
    記患者識別手段を患者に携帯させるステップと、 患者に対し施される医療行為計画の情報をコンピュータ
    により作成するステップと、 前記医療行為計画の情報に基づいて、各患者の医療行為
    に必要な使用物を選択し容器に一括化するステップと、 前記一括化した容器が、どの患者用であるかを示す容器
    識別手段を発行し、前記容器に添付するステップと、 患者に医療行為を施す前に、前記携帯させた患者識別手
    段の情報を、ハンディターミナルにより取りこむステッ
    プと、 前記ハンディターミナルにより得た情報に対応する患者
    の為に準備した容器に添付された容器識別手段の情報
    を、前記ハンディターミナルにより取りこむステップ
    と、 前記容器識別手段の情報と、前記患者識別手段に対応す
    る医療行為計画の情報をハンディターミナルにより照合
    するステップと、 前記照合が一致した場合、前記患者に照合済みの容器に
    一括化された使用物を用いて医療行為を施すステップ
    と、 を備えたことを特徴とする医療行為支援方法。
  5. 【請求項5】患者を特定する患者識別手段を作成し、前
    記患者識別手段を患者に携帯させるステップと、 医療行為を施す作業者を特定する作業者識別手段を作成
    し、前記作業者識別手段を作業者に携帯させるステップ
    と、 患者に対し施される医療行為計画の情報をコンピュータ
    により作成するステップと、 前記医療行為計画の情報に基づいて、各患者の医療行為
    に必要な使用物を選択し容器に一括化するステップと、 前記一括化した容器が、どの患者用であるかを示す容器
    識別手段を発行し、前記容器に添付するステップと、 患者に医療行為を施す前に、前記携帯させた患者識別手
    段の情報を、ハンディターミナルにより取りこむステッ
    プと、 前記ハンディターミナルにより得た情報に対応する患者
    の為に準備した容器に添付された容器識別手段の情報
    を、前記ハンディターミナルにより取りこむステップ
    と、 前記容器識別手段の情報と、前記患者識別手段に対応す
    る医療行為計画の情報をハンディターミナルにより照合
    するステップと、 前記照合が一致した場合、前記患者に照合済みの容器に
    一括化された使用物を用いて医療行為を施すステップ
    と、 前記作業者識別手段の情報を、ハンディターミナルによ
    り取りこみ、その得た情報を保存するステップと、 を備えたことを特徴とする医療行為支援方法。
  6. 【請求項6】さらに、少なくとも、ハンディターミナル
    により識別手段の情報を取りこんだ時点の時刻を保存す
    るステップと、 を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の医療
    行為支援方法。
  7. 【請求項7】患者識別手段が、指紋であることを特徴と
    する請求項4乃至6のいずれかに記載の医療行為支援方
    法。
  8. 【請求項8】さらに、患者に対し緊急処置が必要な場
    合、 患者に医療行為を施す前に、ハンディターミナルにより
    患者識別手段の情報を取り込み、緊急処置照合用モード
    に切り替えるステップと、 緊急処置用に選択した使用物の識別情報をハンディター
    ミナルにより取りこみ、認識した識別情報に対応した使
    用物の情報を表示部に表示するステップと、 ハンディターミナルが、認識した情報を記憶するステッ
    プと前記認識した使用物が誤りである場合、使用物を選
    択したことを取り消すステップと、 を備えたことを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに
    記載の医療行為支援方法。
JP2000167045A 2000-06-05 2000-06-05 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法 Pending JP2001344338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167045A JP2001344338A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167045A JP2001344338A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344338A true JP2001344338A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18670257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000167045A Pending JP2001344338A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344338A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083048A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Techno Medica Co Ltd 処置確認システム用携帯型照合装置
JP2004110820A (ja) * 2002-08-29 2004-04-08 Olympus Corp 病院情報システム
JP2004110818A (ja) * 2002-08-29 2004-04-08 Olympus Corp 病院情報システム
JPWO2003103564A1 (ja) * 2002-06-07 2005-10-06 忠典 宗本 調剤の検品方法及び調剤検品システム
EP1622092A1 (en) * 2004-07-28 2006-02-01 Olympus Corporation Information management system method and storage medium for managing medical practice information and for medical practice operation assistance
JP2006285565A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Advanced Telecommunication Research Institute International 看護業務における知識提示システム
JP2006293813A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Olympus Medical Systems Corp 看護支援システムおよび携帯端末装置、管理コンピュータ
JP2007531132A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 プランメカ オイ 歯科治療の品質保証のためのデータ構成、方法、歯科治療関連デバイス、およびソフトウェア製品
JP2015092323A (ja) * 2013-09-30 2015-05-14 富士フイルム株式会社 クリニカルパス管理装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083048A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Techno Medica Co Ltd 処置確認システム用携帯型照合装置
JPWO2003103564A1 (ja) * 2002-06-07 2005-10-06 忠典 宗本 調剤の検品方法及び調剤検品システム
JP2004110820A (ja) * 2002-08-29 2004-04-08 Olympus Corp 病院情報システム
JP2004110818A (ja) * 2002-08-29 2004-04-08 Olympus Corp 病院情報システム
JP2007531132A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 プランメカ オイ 歯科治療の品質保証のためのデータ構成、方法、歯科治療関連デバイス、およびソフトウェア製品
US8452614B2 (en) 2004-04-02 2013-05-28 Planmeca Oy Data arrangement, method, dental-care-related device and software product for dental-care quality assurance
EP1622092A1 (en) * 2004-07-28 2006-02-01 Olympus Corporation Information management system method and storage medium for managing medical practice information and for medical practice operation assistance
US8762162B2 (en) 2004-07-28 2014-06-24 Olympus Corporation Medical practice information management system, medical practice operation assistance terminal, medical practice information management method, medical practice operation assistance method, storage media storing medical practice information management program and storage media storing medical practice operation assistance program
JP2006285565A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Advanced Telecommunication Research Institute International 看護業務における知識提示システム
JP2006293813A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Olympus Medical Systems Corp 看護支援システムおよび携帯端末装置、管理コンピュータ
JP4584760B2 (ja) * 2005-04-13 2010-11-24 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 看護支援システムおよび携帯端末装置、管理コンピュータ
JP2015092323A (ja) * 2013-09-30 2015-05-14 富士フイルム株式会社 クリニカルパス管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5047335B2 (ja) 薬剤送達システム
JP2001357132A (ja) 医薬品の投与システム及び投与方法
US20090164238A1 (en) Apparatus and Method for Administration of Medications
AU2008274842A1 (en) Medication dose administration and inventory management
JP2004046582A (ja) 医療情報管理システム及び管理方法
JP2006285973A (ja) 薬剤管理システムおよびこれを用いた薬剤管理方法
JP2002117144A (ja) 薬剤等投与管理システム
JP2003030323A (ja) 看護支援システム
JP2009100885A (ja) 薬剤服用情報管理システム
JP2006092197A (ja) 薬管理システムおよび薬管理システムに用いられる読取装置
JP2001344338A (ja) 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法
WO2001069510A1 (fr) Systeme de gestion d'informations medicales
JP2002024376A (ja) 看護支援システム、及び、看護支援方法、並びに、看護を支援するための携帯型コンピュータ
JP2001312566A (ja) 医療行為事故防止支援システム、及び、医療行為事故防止支援方法
JP5212960B1 (ja) 調剤管理システム
JP2003016182A (ja) 看護支援システムおよび看護支援プログラム
JP2002123607A (ja) リストバンドの情報フォーマット及び情報印字方法、ラベルの情報フォーマット及び情報印字方法、並びに、薬剤投与確認方法
JP2002157341A (ja) 医療事故防止方法
JP2002041656A (ja) 医療情報管理システム
JP2002269232A (ja) 医療処置支援システム
JP2003070851A (ja) 治療管理方法及び治療管理システム
JP2002083065A (ja) 医療用携帯型端末器及びこれを用いた医療支援システム
JP4130651B2 (ja) Icu及び一般病棟の重傷患者における薬剤投与の指示登録及び指示確認システム
JP4573449B2 (ja) 投与剤のチェック装置
JP2006185143A (ja) 医療過誤防止システムおよびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100119