JP2002157341A - 医療事故防止方法 - Google Patents

医療事故防止方法

Info

Publication number
JP2002157341A
JP2002157341A JP2000351814A JP2000351814A JP2002157341A JP 2002157341 A JP2002157341 A JP 2002157341A JP 2000351814 A JP2000351814 A JP 2000351814A JP 2000351814 A JP2000351814 A JP 2000351814A JP 2002157341 A JP2002157341 A JP 2002157341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patient
information
medical
storage medium
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000351814A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yoshida
彬 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000351814A priority Critical patent/JP2002157341A/ja
Publication of JP2002157341A publication Critical patent/JP2002157341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療施設における患者間違い、薬の間違い、
注射器の間違い、検査・手術の医療ミスを防止するため
の、コンピュータ・記憶媒体・バーコード等を利用した
防止方法及び防止するシステムを提供する。 【解決手段】 患者に患者情報と療法情報を記憶した患
者用ICカード7と、又医療従事者にも患者の療法情報
と患者情報を記憶した医療情報とを記憶した医療従事者
用ICカードと、中央コンピュータ2と、同中央コンピ
ュータと接続された端末装置と、同端末装置側のICカ
ード読み取り装置と、同ICカード書き込み装置と、薬
袋9と注射器10に付着又は印刷されたバーコードを読
み取る読み取り装置6a,6b,バーコード書き込み装
置5a,5bと、患者用と医療従事者の各ICカードと
の情報の不一致・非適合を判断する中央コンピュータ2
のソフトSとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院・医院等の医
療施設における患者間違い、薬の間違い、注射器の間違
い、検査・手術の医療ミスを防止するための、コンピュ
ータ・記憶媒体・バーコード等を利用しての防止方法と
防止するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医師の処方・検査・処置・手術・
理学の療法のオーダーは、薬品管理室,調剤室,検査
室,手術室,療法室での各処置が正しく薬剤師・看護婦
・医療・その他補助者によって正しく注意深く実施され
ればよいが、しばしば患者間違い,薬間違い・手術間違
い・機器間違い・検査間違いが発生している。これらの
医療間違い・ミスは、現場での確認ミス・錯誤によるも
のが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、医療ミス
の発生を確実に少なくする医療事故防止方法とそのシス
テムの提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 医師の処方・処置・手術・薬品・用法又は理学の
療法情報を患者情報とともに記憶させた持ち運び可能な
カード型患者用記憶媒体を患者へ発行し、又医療施設が
提供・使用する該患者の為の薬品を入れる薬品袋・薬品
包装・注射器あるいは注射器袋の表面に上記療法情報と
患者情報の一部又は全部を光学的に読みとれるバーコー
ド・文字・記号又は模様で表示し、あるいは磁気的に読
み取り可能な磁気媒体に記録し、医療実施・提供する段
階で患者用記憶媒体を記憶媒体読み取り機で読み取り、
又前記袋・薬品包装・注射器又は注射器袋の表示・磁気
媒体を光学的又は磁気的読み取り機で読み取り、両者の
読み取りデータをコンピュータに入力して両データを比
較して患者情報又は療法情報の不一致又は非適合がある
か判断し、不一致又は非適合があれば音・光又は表示器
によって警報して患者・薬又は注射器の間違いの医療事
故を防止することを特徴とする医療事故防止方法 2) 医師の処方・処置・手術・薬品・用法又は理学の
療法情報を患者情報とともに記憶させた持ち運べるカー
ド型患者用記憶媒体を患者へ発行し、療法情報と医療施
設が使用する前記患者の為の検査機器・処置機器又は手
術台の機器台情報と患者情報とを持ち運べるカード型医
療従事者用記憶媒体に記録して医療従事者に発行し、医
療実施・使用の段階で、患者用記憶媒体と医療従事者用
記憶媒体を記憶媒体読み取り機で読み込んでその読み込
まれた療法情報又は患者情報データをコンピュータに入
力して比較して両データ間の不一致・非適合の有無を判
断して患者・機器台・医療実施の間違いを防止する医療
事故防止方法 3) 医療施設に中央コンピュータを設け、調剤・検査
・処置・手術・理学・薬品管理・会計を行う医療施設の
各部署毎に前記中央コンピュータと有線又は無線で接続
される端末装置と記憶媒体読み書き装置を設け、前記端
末装置は医師の調剤・検査・手術・理学・薬品・用法又
は理学の療法情報と患者情報との入力・表示が行え、前
記中央コンピュータのソフトは端末装置から入力される
療法情報・患者情報を患者・部署毎に関連づけて記憶す
る記憶部と,端末装置に患者毎にこれらの情報を表示で
きる表示処理部と,患者用記憶媒体及び医療従事者用記
憶媒体を記憶媒体読み書き装置で読み込んで入力された
療法情報と患者情報のデータを比較して、データ間の不
一致・非適合を照合・判断する媒体データ照合部と,同
媒体データ照合部で不一致・非適合となった場合に端末
装置で音・光又は表示で警報を行う警報部とを有し、患
者用記憶媒体のデータと医療関係者記憶媒体のデータと
を比較照合して患者情報又は療法情報に不一致又は非適
合の情報があれば警報して医療ミスを防止することを特
徴とする医療事故防止システム 4) 薬品管理及び処置を行う部署に中央コンピュータ
と有線・無線で接続された光学的又は磁気的読み書き装
置を設け、同読み書き装置に入力された入力データと記
憶媒体読み書き装置から入力された入力データとの患者
情報・療法情報に関するデータの不一致・非適合を照合
・判断する第2照合部とを有し、同第2照合部で不一致
又は非適合の情報があれば警報部を作動させるようにし
た前記3)記載の医療事故防止システム 5) 端末装置から中央コンピュータに入力する時点
で、中央コンピュータのソフトはタイムスタンプと認証
番号を付与し改ざんされないように入力事項とともにこ
れら情報を記憶するようにした入力事項認証部を備えた
前記3)又は4)記載の医療事故防止システムにある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における患者情報とは、患
者名,住所,連絡先,患者ID番号,病名,病気歴,手
術歴,入院日,通院日,検査結果,脈拍・血圧・温度歴
等である。又本発明における療法情報とは、患者の為に
なすべき医師の処方,処置・手術・薬品・用法又は理学
の情報で、薬品名・薬品記号,量,用法,注射種類,検
査名等である。本発明におけるカード型患者用記憶媒
体,医療従事者用記憶媒体としては、磁気カード,光磁
気カード,光記憶カード,ICカード,FD,MO,C
R−RW,DUD−RAM等がある。本発明の不一致・
非適合の比較照合する情報事項としては、患者名,患者
ID,薬品名,薬品ID,薬品処方,手術名,手術コー
ド,注射名,注射薬コード,点滴処理,部署名,医師
名,使用機器名,検査名,検査薬,手術日,処置日等で
ある。これらのデータ内容の不一致又は矛盾・背理する
内容かのチェックをする。本発明での不一致・非適合の
場合の警告方法は、音声,警報音,光の点滅,点灯,デ
ィスプレイによる文字・図形・記号による表示等があ
り、不一致・非適合のレベルに応じて、その音量,音声
種,点滅,表示を変えるようにするのがよい。本発明に
必要なコンピュータのソフトは、中央コンピュータに格
納したソフトで中央コンピュータで処理し、その処理結
果を必要端末装置に送るようにしてもよいし、端末装置
側のコンピュータでソフトを作動させてもよい。あるい
は、分散的にソフトを中央コンピュータ,端末装置コン
ピュータに置いて、分散処理させてもよい。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、実施例を示す説明図である。図2は、実
施例の療法部署の機器を示す説明図である。図3は、実
施例の処置部署の機器を示す説明図である。図4は、実
施例の薬品管理部署の機器を示す説明図である。図5
は、実施例の手術部署の機器を示す説明図である。図6
は、実施例の事故防止のフロー図である。図7は、実施
例の患者用記憶媒体の人への取付け位置を示す説明図で
ある。図8は、実施例の患者用記憶媒体と医療従事者用
記憶媒体を示す説明図である。図9は、実施例の中央コ
ンピュータのソフトの構成説明図である。図10〜図2
1は、実施例の中央コンピュータの処理ソフトのフロー
チャートを示す説明図である。
【0007】図中、1は病院である医療施設、1aは療
法部署、1bは注射器を注射する処置部署、1cは薬品
管理部署、1dは手術部署、1eは検査部署、1fは会
計部署、2は中央コンピュータ、2aは同中央コンピュ
ータのCPU、2bはキーボード、2cはマウス、2d
はOS・通信ソフト医療事故防止方法のソフト等のソフ
ト及び療法情報・患者情報等のデータ等を記憶する)H
DD、2fはディスプレイ、2gはRAM、2hはRO
M、2iは通信インターフェース、2jはインターフェ
ース、3a,3b,3c,3d,3e,3fは各部署に
設置された中央コンピュータ2と接続された小型コンピ
ュータを有する端末装置、Dは同端末装置のディスプレ
イ、Kは警報部S5によって起動される警報用スピー
カ、4a,4b,4c,4d,4e,4fは記憶媒体読
み書き装置、5a,5bはバーコード書き込み装置、5
cはプリンター、6a,6bはバーコード読み取り装
置、7は患者用記憶媒体である患者用ICカード、8
a,8b,8c,8d,8e,8fは医療従事者用記憶
媒体である医療従事者用ICカード、9は薬袋、9aは
同薬袋に患者情報と薬品名とその用法情報の一部を印刷
したバーコード、10は注射器、10aは注射器の注射
筒に印刷された患者情報とその薬品名とその用法の療法
情報とを印刷したバーコード、11は薬品管理装置、1
1aは薬品オーダー入力部、11bは薬剤吐出口、11
cは注射アンプル吐出口、11dは吐出される薬剤,注
射アンプルの受箱、Sは中央コンピュータ2が実行する
医療事故防止方法のソフト、S1〜S8はソフトSの処
理プログラム部分でS1は記憶部、S2はICカードを
読み書きできる記憶媒体読み書き部、S3は表示処理
部、S4は媒体データ照合部、S5は警報部、S6はバ
ーコード読み書き部、S7は第2照合部であるバーコー
ドデータ照合部、S8はタイムスタンプと認証番号を入
力事項に付与する入力事項認証部である。BDは手術部
署1dの手術台である。
【0008】この実施例では、医師の処方・検査・処置
・手術・理学等の療法の内容とオーダーは端末装置3a
〜3fによって入力され、患者情報とともにこれらの療
法情報は中央コンピュータ2へ送られ、記憶部2jによ
って、HDD2dに患者,部署と関連づけて記憶され、
他の端末装置3a〜3fによって患者・部署別に又は検
索して表示できるようになる。又患者用ICカード7
に、その記憶媒体読み書き装置4a〜4fによってその
患者名,患者ID番号・病歴等の患者情報とともに、実
施予定医療行為内容、タイムスタンプ発行・認証番号を
書き込む。同時に関連した各部署の医療従事者用記憶媒
体である医療従事者用ICカード8a,8b,8c,8
d,8e,8fにもそれらの情報の必要な部分を書き込
む。図6に実施例の主要な行程のフローを示している。
判断する非適合・不一致は、患者ID・患者名・病名・
療法・薬品名・薬品コード・個数・部署等である。
【0009】:薬剤の入手と配達の手順 患者は書き込まれた患者用ICカード7をもって薬品管
理部署1cに行って、患者用ICカード7を受付けの医
療従事者に渡す。薬剤師・看護婦等は記憶媒体読み書き
装置4cに患者用ICカード7を挿入し、患者情報・療
法情報を読みとり、端末装置3cに薬剤のオーダーを表
示させる。又端末装置3cは中央コンピュータ2にアク
セスする。ソフトSはその患者情報から記憶部S1内の
記憶内容を呼び出す。媒体データ照合部S4は中央コン
ピュータ2の記憶部S1の記憶内容と照合して不適なも
のであれば警報部S5を介して警報する。薬品管理従事
者は薬品管理装置11の薬品オーダー入力部11aから
オーダー入力を行って、薬剤と注射アンプルを各吐出口
薬剤吐出口11b,注射アンプル吐出口11cから吐出
させる。次にプリンター5cとバーコード書き込み装置
5a,5bによって患者名・ID・用法・薬品名等の情
報を文字とバーコード9a,10aで薬袋9と注射器1
0に直接又は貼付けるラベルに印刷する(図8参照)。
その後、吐出された薬剤を薬袋9に、又注射アンプルは
注射器10とともに注射器袋に入れる。薬品管理部署1
cは薬剤・注射器10を袋に入れるに際し、薬袋9及び
注射器10のバーコード9a,10aをバーコード読み
込み機5a,6aによって読み込んでそのデータを端末
装置3cのディスプレイDに表示して確認しながら袋詰
めする。尚、患者名、IDは患者用ICカード7に記憶
され、手に持っている患者用ICカード7と同じものを
必要に応じて身体の手足にも付着させることもある(図
7参照)。
【0010】:検査の手順 次に検査部署1eにて検査を受けるときは、患者は患者
用ICカード7を渡し、患者用ICカード7と医療従事
者用ICカード8eとを記憶媒体読み書き装置4eに入
力して、両者データを入力し、中央コンピューター2に
入力して、そのソフトSの媒体データ照合部S1で患者
情報・療法情報が一致しているか否か及び非適合性がな
いかを判断し、不一致及び非適合性があれば警報部S5
で警報を発し、スピーカーK又はディスプレイDで報告
する。これらがなく正常であれば、検査を行う。
【0011】:処置手順 次に処置部署1bは、患者用ICカード7と処置部署1
bの医療従事者用ICカード8bを記憶媒体読み書き装
置4bに入力して、端末装置3bを介して中央コンピュ
ータ2にこれらのデータを送り、媒体データ照合部S4
で前述同様に不一致性,非適合性がないか否か判断し、
あれば警報部S5によって警報し(端末装置のディスプ
レイDにアラーム表示する。端末装置のスピーカーKで
警報をならす。)、なければ療法情報に従って処置して
いく。
【0012】:手術手順 手術する場合は、手術部署1dの室扉前で患者用ICカ
ード7を記憶媒体読み書き装置4dで読み込み、又手術
部署の医療従事者用ICカード8eを手術台にある記憶
媒体読み書き装置4dに入力し、両者の患者情報・療法
情報の不一致性・非適合性を中央コンピュータ2の媒体
データ照合部S4で比較して不一致・非適合性があれば
警報部S5を起動して警報し、手術の中止又は確認作業
を行う。問題がなければ手術を行う。
【0013】:理学療法・作業療法等の処置 これも同様に理学療法・作業療法の療法部署1aにおい
て患者用ICカード7とその部署の医療従事者用ICカ
ード8aとを記憶媒体読み書き装置4aに入力し、コン
ピュータ2へ送り、コンピュータ2の媒体データ照合部
S4でこれらのデータの不一致性・非適合性を照合判断
し、あれば警報部S5介して端末装置で音・光・表示で
警告する(図2参照)。不一致・非適合性がなければ記
憶媒体の療法に従って処置する。これらの如く、各部署
では患者側から手渡される患者用ICカード7と医療従
事者が持っている医療従事者用ICカード8a〜8fと
を比較照合することで、患者・療法の一致・内容確認を
検証でき、正しい療法・手術・処置・薬剤の提供が行え
る。尚、医療従事者用ICカード8a−8fに代えてコ
ンピュータ2にこれらの内容を記憶し、又は記録部から
記憶を引き出して情報を入手してもよい。
【0014】これら作業及びソフト処理の手順の詳細を
図10〜21のフロー図でその一例を示している。この
詳細フローでは、タイムスタンプと認証番号を使用し、
改ざんを防止し、又時系列的に情報が分るようにしてい
る。図10は、医師がオーダを発行する手順と処置の作
業の流れを示すフロー図である。図11は、内服外用処
方処理の作業の流れを示すフロー図である。図12は、
内服・外用・患者への引き渡しの作業の流れを示すフロ
ー図である。図13は、注射又は点滴処理の作業の流れ
を示すフロー図である。図14は、注射又は点滴の患者
への引き渡しの作業手順を示すフロー図である。図15
は、点滴・患者への引き渡しの作業手順を示すフロー図
である。図16は、検査処理の作業手順を示すフロー図
である。図17は、検査の実施の作業手順を示すフロー
図である。図18は、処置理学療法等処理の作業手順を
示すフロー図である。図19は、処置理学療法等の実施
の作業手順を示すフロー図である。図20は、手術処理
の作業手順を示すフロー図である。図21は、手術の実
施の作業手順を示すフロー図である。
【0015】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、医療各部
署において医療実施・使用する時点で患者側が保持する
患者用記憶媒体と医療従事者が保持する医療従事者用記
憶媒体に記憶された患者情報・療法情報の不一致性・非
適合性のないか否かをデータ入力して中央コンピュータ
で比較照合することで確認することによって医療ミスを
大巾に低下させることができる。又バーコード等の光学
的、又は磁気的に読みとれる文字・記号・図形等の情報
を袋・薬品包装・注射器等に付せば、これらの薬・器具
の間違いを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【図2】実施例の療法部署の機器を示す説明図である。
【図3】実施例の処置部署の機器を示す説明図である。
【図4】実施例の薬品管理部署の機器を示す説明図であ
る。
【図5】実施例の手術部署の機器を示す説明図である。
【図6】実施例の事故防止のフロー図である。
【図7】実施例の患者用記憶媒体の人への取付け位置を
示す説明図である。
【図8】実施例の患者用記憶媒体と医療従事者用記憶媒
体を示す説明図である。
【図9】実施例の中央コンピュータのソフトの構成説明
図である。
【図10】医師がオーダを発行する手順と処置の作業の
流れを示すフロー図である。
【図11】内服外用処方処理の作業の流れを示すフロー
図である。
【図12】内服・外用・患者への引き渡しの作業の流れ
を示すフロー図である。
【図13】注射又は点滴処理の作業の流れを示すフロー
図である。
【図14】注射又は点滴の患者への引き渡しの作業手順
を示すフロー図である。
【図15】点滴・患者への引き渡しの作業手順を示すフ
ロー図である。
【図16】検査処理の作業手順を示すフロー図である。
【図17】検査の実施の作業手順を示すフロー図であ
る。
【図18】処置理学療法等処理の作業手順を示すフロー
図である。
【図19】処置理学療法等の実施の作業手順を示すフロ
ー図である。
【図20】手術処理の作業手順を示すフロー図である。
【図21】手術の実施の作業手順を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 医療施設 1a 療法部署 1b 処置部署 1c 薬品管理部署 1d 手術部署 1e 検査部署 1f 会計部署 2 中央コンピュータ 2a CPU 2b キーボード 2c マウス 2d HDD 2f ディスプレイ 2g RAM 2h ROM 2i 通信インターフェース 2j インターフェース 3a,3b,3c,3d,3e,3f 端末装置 4a,4b,4c,4d,4e,4f 記憶媒体読み書
き装置 5a,5b バーコード書き込み装置 5c プリンター 6a,6b バーコード読み取り装置 7 患者用記憶媒体 8a,8b,8c,8d,8e,8f 医療従事者用記
憶媒体 9 薬袋 9a バーコード 10 注射器 10a バーコード 11 薬品管理装置 11a 薬品オーダー入力部 11b 薬剤吐出口 11c 注射アンプル吐出口 11d 受箱 K スピーカー S ソフト S1 記憶部 S2 記憶媒体読み書き部 S3 表示処理部 S4 媒体データ照合部 S5 警報部 S6 バーコード読み書き部 S7 バーコードデータ照合部 S8 入力事項認証部 BD 手術台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医師の処方・処置・手術・薬品・用法又
    は理学の療法情報を患者情報とともに記憶させた持ち運
    び可能なカード型患者用記憶媒体を患者へ発行し、又医
    療施設が提供・使用する該患者の為の薬品を入れる薬品
    袋・薬品包装・注射器あるいは注射器袋の表面に上記療
    法情報と患者情報の一部又は全部を光学的に読みとれる
    バーコード・文字・記号又は模様で表示し、あるいは磁
    気的に読み取り可能な磁気媒体に記録し、医療実施・提
    供する段階で患者用記憶媒体を記憶媒体読み取り機で読
    み取り、又前記袋・薬品包装・注射器又は注射器袋の表
    示・磁気媒体を光学的又は磁気的読み取り機で読み取
    り、両者の読み取りデータをコンピュータに入力して両
    データを比較して患者情報又は療法情報の不一致又は非
    適合があるか判断し、不一致又は非適合があれば音・光
    又は表示器によって警報して患者・薬又は注射器の間違
    いの医療事故を防止することを特徴とする医療事故防止
    方法。
  2. 【請求項2】 医師の処方・処置・手術・薬品・用法又
    は理学の療法情報を患者情報とともに記憶させた持ち運
    べるカード型患者用記憶媒体を患者へ発行し、療法情報
    と医療施設が使用する前記患者の為の検査機器・処置機
    器又は手術台の機器台情報と患者情報とを持ち運べるカ
    ード型医療従事者用記憶媒体に記録して医療従事者に発
    行し、医療実施・使用の段階で、患者用記憶媒体と医療
    従事者用記憶媒体を記憶媒体読み取り機で読み込んでそ
    の読み込まれた療法情報又は患者情報データをコンピュ
    ータに入力して比較して両データ間の不一致・非適合の
    有無を判断して患者・機器台・医療実施の間違いを防止
    する医療事故防止方法。
  3. 【請求項3】 医療施設に中央コンピュータを設け、調
    剤・検査・処置・手術・理学・薬品管理・会計を行う医
    療施設の各部署毎に前記中央コンピュータと有線又は無
    線で接続される端末装置と記憶媒体読み書き装置を設
    け、前記端末装置は医師の調剤・検査・手術・理学・薬
    品・用法又は理学の療法情報と患者情報との入力・表示
    が行え、前記中央コンピュータのソフトは端末装置から
    入力される療法情報・患者情報を患者・部署毎に関連づ
    けて記憶する記憶部と,端末装置に患者毎にこれらの情
    報を表示できる表示処理部と,患者用記憶媒体及び医療
    従事者用記憶媒体を記憶媒体読み書き装置で読み込んで
    入力された療法情報と患者情報のデータを比較して、デ
    ータ間の不一致・非適合を照合・判断する媒体データ照
    合部と,同媒体データ照合部で不一致・非適合となった
    場合に端末装置で音・光又は表示で警報を行う警報部と
    を有し、患者用記憶媒体のデータと医療関係者記憶媒体
    のデータとを比較照合して患者情報又は療法情報に不一
    致又は非適合の情報があれば警報して医療ミスを防止す
    ることを特徴とする医療事故防止システム。
  4. 【請求項4】 薬品管理及び処置を行う部署に中央コン
    ピュータと有線・無線で接続された光学的又は磁気的読
    み書き装置を設け、同読み書き装置に入力された入力デ
    ータと記憶媒体読み書き装置から入力された入力データ
    との患者情報・療法情報に関するデータの不一致・非適
    合を照合・判断する第2照合部とを有し、同第2照合部
    で不一致又は非適合の情報があれば警報部を作動させる
    ようにした請求項3記載の医療事故防止システム。
  5. 【請求項5】 端末装置から中央コンピュータに入力す
    る時点で、中央コンピュータのソフトはタイムスタンプ
    と認証番号を付与し改ざんされないように入力事項とと
    もにこれら情報を記憶するようにした入力事項認証部を
    備えた請求項3又は4記載の医療事故防止システム。
JP2000351814A 2000-11-17 2000-11-17 医療事故防止方法 Pending JP2002157341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351814A JP2002157341A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 医療事故防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351814A JP2002157341A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 医療事故防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157341A true JP2002157341A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18824799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000351814A Pending JP2002157341A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 医療事故防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002157341A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005083656A1 (en) * 2004-02-06 2005-09-09 Pacha Ted H Immunization system
JP2008535569A (ja) * 2005-04-06 2008-09-04 マリンクロッド・インコーポレイテッド 医療流体及びその容器に関する情報を管理するシステム及び方法
JP2009274877A (ja) * 2009-07-09 2009-11-26 Tosho Inc 薬品管理装置
US7917375B2 (en) 2004-06-22 2011-03-29 Tosho Inc. Medicine management apparatus and medicine management system
JP2011194030A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Hanna Sangyo Kk 薬品保管機
WO2020008953A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 小西医療器株式会社 医療材料管理システムおよび医療材料管理方法
CN113793664A (zh) * 2021-08-27 2021-12-14 深圳圣诺医疗设备股份有限公司 一种患者治疗管理方法、系统及治疗仪

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005083656A1 (en) * 2004-02-06 2005-09-09 Pacha Ted H Immunization system
US7917375B2 (en) 2004-06-22 2011-03-29 Tosho Inc. Medicine management apparatus and medicine management system
US8407068B2 (en) 2004-06-22 2013-03-26 Tosho Inc. Medicine management apparatus and medicine management system
JP2008535569A (ja) * 2005-04-06 2008-09-04 マリンクロッド・インコーポレイテッド 医療流体及びその容器に関する情報を管理するシステム及び方法
JP2009274877A (ja) * 2009-07-09 2009-11-26 Tosho Inc 薬品管理装置
JP2011194030A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Hanna Sangyo Kk 薬品保管機
WO2020008953A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 小西医療器株式会社 医療材料管理システムおよび医療材料管理方法
CN113793664A (zh) * 2021-08-27 2021-12-14 深圳圣诺医疗设备股份有限公司 一种患者治疗管理方法、系统及治疗仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001357132A (ja) 医薬品の投与システム及び投与方法
JP4937481B2 (ja) 分散遠隔アセットと薬物管理薬品投与システム
JP4850710B2 (ja) 貼換え可能なラベルを利用する薬管理用システム及び方法
AU783204B2 (en) Package with integrated circuit chip embedded therein and system for using same
US8930207B2 (en) Medical product dispensing systems and methods
US20060079994A1 (en) Unit-dose medication dispensing cart and method of operating the same
JP2006309300A (ja) 実施支援システム
JP2006285973A (ja) 薬剤管理システムおよびこれを用いた薬剤管理方法
JP2004046582A (ja) 医療情報管理システム及び管理方法
JP2009100885A (ja) 薬剤服用情報管理システム
JP2006092197A (ja) 薬管理システムおよび薬管理システムに用いられる読取装置
WO2001069510A1 (fr) Systeme de gestion d'informations medicales
JP2002157341A (ja) 医療事故防止方法
JP2008061863A (ja) 照合装置を備えた患者用ベッドおよび点滴台
JP2008269464A (ja) 投薬管理方法および投薬管理システム
JP2002024376A (ja) 看護支援システム、及び、看護支援方法、並びに、看護を支援するための携帯型コンピュータ
JP2001312566A (ja) 医療行為事故防止支援システム、及び、医療行為事故防止支援方法
JP2001344338A (ja) 医療行為支援システム、及び、医療行為支援方法
JPH06274472A (ja) 投薬適否判定方法及びシステム
JP2003016182A (ja) 看護支援システムおよび看護支援プログラム
JP2002123607A (ja) リストバンドの情報フォーマット及び情報印字方法、ラベルの情報フォーマット及び情報印字方法、並びに、薬剤投与確認方法
JP2002169940A (ja) 医療管理方法および医療管理システム
JP2004181131A (ja) 輸液のチエックシステム及び投与方法
JP4583911B2 (ja) 薬品の安全性確認支援方法、安全性確認支援システム、およびプログラム
JP4130651B2 (ja) Icu及び一般病棟の重傷患者における薬剤投与の指示登録及び指示確認システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091203