JP5212960B1 - 調剤管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の調剤管理システムは、処方箋に記載される処方箋情報を管理するカルテデータ管理サーバと、処方箋及び薬袋に処方箋情報と、当該処方箋の処方箋番号を示す機械読取印刷コードのパターンとを印刷する、調剤部に配置された調剤指示書発行プリンタと、パターンを読み込むことで得た処方箋番号と、処方箋及び薬袋を一まとめにするRFID搭載物品保持手段に付加されたRFIDから読み出したID識別情報とを紐付ける、調剤部に配置された紐付け装置とを備える。
【選択図】図1
Description
このとき、各入院患者に対し、それぞれの患者に処方箋で処方された薬が間違いなく渡るように、処方箋と、この処方箋を識別する識別情報が記憶された識別媒体(RFID(Radio Frequency IDentification)タグあるいはIC(Integrated Circuits)タグなど)とが組として用いられている。この識別媒体は、薬袋に添付され、薬袋とともに患者に渡るようになっている。
薬剤師はこの処方箋に記載された薬剤を仕分けして薬袋に入れ、この薬袋に識別媒体及び処方箋を付加して看護師に渡す。
看護師が薬袋を渡す患者の病室に入室すると、病室の入り口に配置されたチェックユニットにより識別媒体の処方箋情報が読み取られる。
また、看護師が患者のベッドの横に位置すると、ベッド近傍に配置されたチェックユニットにより、識別媒体の処方箋情報と、患者が携帯する患者カードの患者IDとが読み取られる。
そして、チェックユニットは、読み取った処方箋情報及び患者IDを、システム管理部の管理サーバに送信する。管理サーバは、処方箋情報のオーダー番号に対応した患者IDと患者カードの患者IDとが一致しているか否かの判定を行い、一致していない場合に警報を出力する。
薬剤師は、処方箋のRFIDから処方情報を読み出し、処方情報にある薬剤の処方を行う。このとき、処方情報の薬剤が収容されている薬品棚における収容庫の場所が端末の表示画面に表示され、この収容庫のRFIDからタグリーダにより読み出した薬剤の識別情報と、処方情報に含まれる薬剤の識別情報が一致するとその薬剤を薬袋に入れる。これにより、薬剤の処方によるミスを防止することができる。
このため、調剤部から管理部に対して、処方箋及びRFIDの再度発行を依頼することになり、緊急の依頼に対して対応することが困難となる。
また、再度発行を依頼するなどの調整を行う場合、薬剤師が再度発行の依頼をしなければならず、薬剤師の処理負担が増加し、調剤処理の遅延につながる。
調剤データテーブルにおいて、処方箋情報として、処方箋番号の各々に対応して、処方箋番号、タグ識別情報、処方区分、調剤状況、診療科、入院病棟、患者番号、患者名、服用開始日、診療日時などの項目のデータそれぞれが記憶されている。ここで、処方箋番号は、医師の処方が記載された処方箋に対して個別に付与される識別情報である。タグ識別情報は、RFIDクリップ30のIGタグを識別する情報である。処方区分は、処方する薬が病状に対応して臨時に患者が服用するために出されたものか、あるいは定期的に患者が服用しているものかを判別する情報である。調剤状況は、調剤の処理がどの工程にあるかを示す、すなわち調剤の進捗状況を示す情報である。診療科は患者の入院している診療科目を示す情報である。入院病棟は患者の入院している病棟(位置)を示す情報である。患者番号は患者それぞれを識別する識別情報である。患者名は患者の名前である。服用開始日は、処方区分が臨時または定期のいずれであっても、処方された薬を服用した最初の日を示す情報である。診療日時は患者が診療を受けて薬の処方が行われた日を示す情報である。
このRF読取機管理テーブルには、図1におけるRF読取機23からRF読取機27のなどの各々のRF読取機識別情報と、それぞれ対応する工程識別情報と、この工程識別情報の示す工程名とが対応して記憶されている。
調剤システムサーバ11は、上述のように、調剤データベース12の調剤テーブルに処方箋情報を書き込むとともに、調剤部の調剤指示書発行プリンタ21に対して、処方箋情報が付加された印刷制御情報を出力する。
コード読取機221及びRF読取機222は、例えば処方箋500を載せるテーブル台220に配設されている。処方箋番号とRFIDのタグ識別情報との紐付けの処理を行う場合、処方箋500に対して、この処方箋番号とを紐付けたいRFIDクリップ30を取り付ける。そして、RFIDクリップ30が取り付けられた処方箋500をテーブル台220に載せる。
RF読取機24は、調剤部において、複数種類の粉薬を処方箋の記載により所定の割合で混合させる調剤処理を行いパックに封止する処理を行い、このパックを薬袋へ袋詰めする工程を行う調剤部門に配設されている。
RF読取機25は、処方箋に記載された薬の処方が患者の病状に対応しているか否かを薬剤師が判定する工程を行う監査部門に配設されている。
RF読取機27は、薬袋が患者の担当看護師への払い出しが終了した後、薬袋から外されたRFIDクリップ30が薬剤師によって置かれると、処方箋番号とタグ識別情報との紐付ける情報を削除する。
上述したRF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、RF読取機222と同様に、パーソナルコンピュータなどの端末とRFIDリーダとから構成されている。
RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、RFIDクリップ30におけるRFID31からタグ識別情報を読み込み、読み込んだタグ識別情報と自身に設定されている読取機識別情報とを、調剤システムサーバ11に対して送信する。
上述した構成によれば、薬袋及び処方箋を一つにまとめるRFIDクリップ30にRFID31が付与されて、調剤処理の工程毎に置かれたRF読取機(RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々)によりRFID31のタグ識別情報が読み取られる。これにより、RF読取機を識別するRF読取機識別番号とタグ識別情報との組み合わせからどの処方箋に対する調剤処理がいずれの工程にあるかを看護士や医師が端末から処方箋番号等を検索することにより容易に確認できる。したがって、看護師や医師から薬剤師(調剤部門)に対する電話等による問い合わせを行わなくて済むので、調剤部に対する調剤の進行状況に対する問い合わせを低減させ、薬剤師の行う調剤処理の効率化を図ることができる。
ステップS11:
カルテデータ管理サーバ13は、患者名等と処方箋番号を示すバーコードを印刷することを指示する印刷制御情報を、調剤指示書発行プリンタ21に対して送信する。
これにより、調剤指示書発行プリンタ21は、処方箋及び薬袋の両方に対して、患者名等と処方箋番号を示すバーコードを印刷する。
薬剤師は、調剤指示書発行プリンタ21により印刷された処方箋500及び薬袋とを、RFIDクリップ30によって一まとめとする。
そして、薬剤師は、RFIDクリップ30により一まとめにした処方箋500及び薬袋を、図4に示すテーブル台220に載せ、処方箋500に印刷されたバーコードパターン501をコード読取機221により読み込ませる。このとき、薬剤師は、テーブル台220に対して、コード読取機221が処方箋500に印刷されたバーコードパターンを読取り可能な位置に処方箋を載せる。
そして、コード読取機221は、読み取ったバーコードパターン501の示すコードを処方箋番号とし、この処方箋番号を付加した読取り信号をRF読取機222に対して出力する。
RF読取機222は、処方箋番号が付加された読取り信号がコード読取機221から供給されると、テーブル台220上の処方箋500に付加されたRFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報を読み込む。
そして、RF読取機222は、読み込んだタグ識別情報に、コード読取機221から供給された処方箋番号を付加して、タグ識別情報と処方箋番号との紐付け処理を指示する紐付け制御情報として調剤システムサーバ11に対して送信する。
調剤システムサーバ11は、RF読取機222から紐付け制御情報が供給されると、この紐付け制御情報から処方箋番号及びタグ識別情報を抽出する。
そして、調剤システムサーバ11は、抽出した処方箋番号に対応する処方箋情報を、管理データベース14の管理データテーブルから読み込む。
そして、調剤システムサーバ11は、管理データテーブルから読み込んだ処方箋情報を図2に示す調剤データベース12における調剤管理テーブルに書き込み、処方箋情報のコピーを行う。
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の調剤管理テーブルに対し、紐付け制御情報から抽出して新たに書き込んだ処方箋情報におけるタグ識別情報の項目に対し、紐付け制御情報から抽出したタグ識別情報を書き込む。
これにより、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の調剤管理テーブルを用いて処方箋番号とタグ識別情報との紐付けを行う。
RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、それぞれ自身の電波が届く範囲内に置かれた(すでに述べた各部門のカゴに入れられた)RFIDクリップ30のRFID31から、このRFID31に記憶されているタグ識別情報を読み込む。
薬剤師は、各部門において、RF読取機における端末(パーソナルコンピュータなど)の表示画面によって、RF読取機がRFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報が読めたか否かの確認を行う。
RF読取機における端末の表示画面にタグ識別情報が表示されている場合、RF読取機において、以下の紐付け処理が行われる。
すなわち、RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25、RF読取機26及びRF読取機27の各々は、読み込んだタグ識別情報に対し、それぞれ自身のRF読取機識別情報を付加し、工程制御情報として調剤システムサーバ11に対して送信し、処理をステップS23へ進める。
一方、薬剤師は、RF読取機における端末の表示画面にタグ識別情報が表示されない場合、RFIDクリップ30のRFID31が故障していると判断し、処理をステップS1へ進める。
調剤システムサーバ11は、工程制御情報が供給されると、この工程制御情報からタグ識別情報及びRF読取機識別情報を抽出する。
そして、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12に記憶されているRF読取機管理テーブルにおいて、抽出したRF読取機識別情報と、RF消込の工程名に対応したRF読取機識別情報と一致するか否かの判定を行う。
そして、調剤システムサーバ11は、抽出したRF読取機識別情報と、RF消込の工程名に対応したRF読取機識別情報と一致しない場合、処理をステップS23へ進める。
一方、調剤システムサーバ11は、抽出したRF読取機識別情報と、RF消込の工程名に対応したRF読取機識別情報と一致した場合、処理をステップS24へ進める。
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12のRF読取機管理テーブルから、工程制御情報から抽出したRF読取機識別情報に対応して記憶されている工程名を読み出す。
そして、調剤システムサーバ11は、読み込んだRF読取機識別情報がRF消込の工程名に対応しているか否かの判定を行う。
このとき、調剤システムサーバ11は、工程名がRF消込である場合に処理をステップS30へ進め、一方、工程名がRF消込でない場合、処理をステップS24へ進める。
調剤システムサーバ11は、読み込んだRF読取機識別情報が監査部門の行う監査の工程名に対応しているか否かの判定を行う。
このとき、調剤システムサーバ11は、工程名が監査である場合に処理をステップS27へ進め、一方、工程名が監査でない場合、処理をステップS25へ進める。
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて検索された処方箋情報を、この調剤管理テーブルから読み出す。
調剤システムサーバ11は、読み出した処方箋情報を、RF読取機(RF読取機23、RF読取機24、RF読取機25の各々)に対して送信する。
これにより、RF読取機は、それぞれが有する端末の表示画面に対して、調剤システムサーバ11から送信された処方箋情報を表示する。
処方箋情報における項目としては、調剤の中止を示す「中止」の項、「処方箋番号」の項、「処方区分」の項、「患者番号」の項、「患者氏名」の項、「服用開始日」の項、「診療科」の項などがある。この図7は、その工程の部門におけるRF読取機近傍のカゴ内に置かれている全ての処方箋の処方箋情報が表示される。
薬剤師は、処方箋に記載されている処方箋情報と、図7に示すRF読取機の表示画面に表示された処方箋情報とを比較し、処方箋情報の内容が双方で合っているか否かの判定を行う。
このとき、薬剤師は、処方箋情報の内容が処方箋の記載と表示画面との双方で異なっている場合、処理をステップS33へ進める。
一方、薬剤師は処方箋情報の内容が処方箋の記載と表示画面との双方で合っている場合、なにも処理を行わない。また、調剤システムサーバ11は、処理をステップS29へ進める。
これにより、薬剤師は、処方箋に記載されている処方箋情報と、端末の表示画面に表示されている処方箋情報とを比較し、処方箋情報の再確認処理を容易に行うことができる。
この再確認処理が終了した後、薬剤師は、処方箋に記載されている薬剤を薬袋に袋詰めする処理を行う。
薬剤師は、処方箋情報に記載されている薬の監査を行う。この監査は、この処方箋の調剤処理を行った薬剤師と異なる薬剤師が行う。薬剤師は、再度、薬の種類・投与量・投与期間などのチェック(監査)を行う。また、薬剤師は、薬の重複投与・過剰投与・相互作用などがないか、アレルギーのある薬を使用していないかの確認を行う。そして、なんらかの問題があれば、処方した医師に問い合わせ・確認を行う。薬剤師は、医師への問い合わせを行っている際、疑義照会部門のカゴ内に、RFIDクリップ30が付加された処方箋を置き、処理をステップS28へ進める。
薬剤師は、薬袋に袋詰めされた薬が処方箋の内容に合っているか否か、また医師に問い合わせた結果において処方箋が患者の病状等に合っているか否かの判定を行う。
このとき、薬袋に袋詰めされた薬が処方箋の内容に合っており、かつ処方箋が患者の病状等に合っている場合、薬の払い出しを行い。薬剤師は、RFIDクリップ30を薬袋及び処方箋から外し、看護師あるいは医師へ渡す処理を行い、外したRFIDクリップ30をRF消込の工程のカゴに入れる。また、調剤システムサーバ11は、処理をステップS29へ進める。
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報における調剤状況の項目に、調剤データベース12のRF読取機管理テーブルから読み出した工程名を書き込んで記憶させ、調剤管理テーブルの編集処理を行う。編集処理が終了すると、処理をステップS21へ戻す。
調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルにおいて、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12における調剤管理テーブルから、工程制御情報から抽出したタグ識別情報に対応する処方箋情報を削除する。
これにより、調剤システムサーバ11は、調剤データベース12の調剤管理テーブルにおける処方箋番号とタグ識別情報との紐付けを解消する。この紐付けを解消した後、RFIDクリップ30は再利用され、RFID31のタグ識別情報が別の処方箋の処方箋番号と紐付けすることができる。
例えば、薬剤師が端末28により、調剤システムサーバ11を介して、調剤データベース12の調剤管理テーブルの編集を行う。
すなわち、薬剤師は、調剤管理テーブルにおいて、故障したRFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報を、このタグ識別情報に対応する処方箋情報の項から端末28を操作することにより削除し、RFIDクリップ30のRFID31のタグ識別情報と処方箋の処方箋番号との紐付けを解消させ、処理をステップS32へ進める。
薬剤師は、新たなRFIDクリップ30をテーブル台220の近傍に置き、テーブル台220上に処方箋500を乗せ、再度バーコードパターン501をコード読取機221により読み込ませる。
これにより、RF読取機222は、新たなRFIDクリップ30のRFID31からタグ識別情報を読み込み、調剤システムサーバ11に対して、紐付け制御情報を送信する。調剤システムサーバ11は、供給された紐付け制御情報から抽出した処方箋番号が、すでに調剤データベース12の調剤管理テーブルに存在していることを確認する。そして、調剤システムサーバ11は、この処方箋番号に対応してタグ識別情報が書き込まれていない場合、新たに処方箋番号と組で送信されたタグ識別情報を、すでに書き込まれている処方箋番号に対応したタグ識別情報の項に対して書き込み、タグ識別情報の変更を行うことで、RFIDクリップ30の再発行を簡単に行うことができる。。
そして、調剤システムサーバ11は、処理をステップS21へ戻す。
薬剤師は、対応する処方箋の調剤処理を中止する。
図8は、ナースセンターや医師の診察室に配設された端末に表示される調剤の進行状況を検索する際に、検索キーを端末に入力する入力画面である。
すなわち、看護師が端末において調剤の進行状況を確認するアプリケーションを起動すると、例えば、図8に示す表示画像が端末の表示画面に表示される。
ここで、検索キーとしては処方箋番号、患者番号、患者氏名、診療科名、病棟が示されている。
調剤システムサーバ11は、端末から供給される検索制御信号から、検索キーとして「産婦人科」及び「南病棟3階」を抽出し、調剤データベース12の調剤管理テーブルから、診療科名が「産婦人科」であり、かつ入院病棟が「南病棟3階」である患者に対応する処方箋情報を検索する。
そして、調剤システムサーバ11は、検索された処方箋情報を調剤データベース12の調剤管理テーブルから抽出し、抽出した処方箋情報を端末に送信する。
これにより、端末は、調剤システムサーバ11から送信される処方箋情報を、図9に示す検索結果の表示画像として表示画面に表示する。
看護師は、この表示画像から、「産婦人科」の診療科にかかり、「南病棟3階」に入院している患者全ての調剤の進行状況を確認することができる。
また、本実施形態によれば、看護師や医師が検索キーを入力することにより、処方箋に対応する調剤の進行状況を確認することができ、薬剤師に対して電話で調剤の進行状況を確認することが抑制され、薬剤師の調剤処理の効率を向上させることができる。
しかしながら、紐付け装置22におけるRF読取機222をRF書込機に代え、このRF書込機に書き込まれて設定されているタグ識別情報を、RFID31に書き込み(あるいは新たなタグ識別情報を上書きさせ)、このRFID31に書き込んだタグ識別情報と処方箋番号とを紐付けるように構成しても良い。
例えば、クリップ32の色が赤であると緊急に早くの調剤する必要性のある処方箋を示し、黄色であると通常の処理の速度で調剤を行うことを示し、青であると他の調剤の処理よりも遅くなっても構わないことを示している。このように、クリップ32の色分けを行うことにより、薬剤師は、処方箋の中身を確認しなくとも、データベースにない現場独自の後付け情報を柔軟に紐付けて活用し、処方箋の調剤の各々の緊急度をビジュアルに迅速に判定することが可能となり、緊急の調剤に対する問い合わせを低減させることができ、調剤の効率化を計ることができる。
また、クリップ32の色を配布先、形状を緊急度(例えば、鳥:高い緊急度の調剤処理、魚:通常の速度の調剤処理、亀:遅く速度の調剤処理)としても良い。
また、RFID31をクリップ32に付加する構成により、複数の薬袋が利用される場合であっても、処方箋とこれら複数の薬袋とを一体化して、調剤部の各部門間を容易に搬送させることができる。
この2個目のタグ識別情報を使用において、例えば調剤管理テーブルとは異なる他のテーブルを用意し、この2個目のタグ識別情報と処方箋情報以外に処方箋に付与したい情報とを対応付けて記憶させ、タグ識別情報に対応して読み出す構成とする。
また、本実施形態においては、RFID搭載物品保持手段として、RFID31がクリップ32に搭載されたRFIDクリップ30を用いて説明した。しかしながら、RFID31を搭載したRFID搭載物品保持手段としては、本実施形態におけるクリップ32だけでなく、ピン、バインダ、剥離可能な粘着剤保持部材等、処方箋500に対してRFID31を容易に付加できる構成を用いても良い。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11…調剤システムサーバ
12…調剤データベース
13…カルテデータ管理サーバ
14…管理データベース
15,28…端末
20…調剤部門ネットワーク
21…調剤指示書発行プリンタ
22…紐付け装置
23,24,25,26,27,222…RF読取機
30…RFIDクリップ
31…RFID
32…クリップ
220…テーブル台
221…コード読取機
Claims (1)
- 処方箋に記載される処方箋情報を管理するカルテデータ管理サーバと、
前記処方箋及び薬を入れる薬袋に前記処方箋情報と、当該処方箋の処方箋番号を示す機械読取印刷コードのパターンとを印刷する、調剤部に配置された調剤指示書発行プリンタと、
前記パターンを読み込むことで得た処方箋番号と、前記処方箋及び前記薬袋を一まとめにするRFID搭載物品保持手段に付加されたRFIDから読み出したID識別情報とを紐付ける、調剤部に配置された紐付け装置と
を備えることを特徴とする調剤管理システム。
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