JP4461584B2 - ヒートシンク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IC,LSI,MPUなどの半導体装置や電子部品などを冷却するヒートシンク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
MPU等の半導体装置の高性能化にともなって、半導体装置の発熱が問題となっており、この半導体装置の発熱によって、半導体装置自体の動作不具合や、半導体装置近傍に設けられた他の部品への熱的な障害などが発生している。
【0003】
この半導体装置の発熱を抑えるために、半導体装置自体の改良などが行われているが、未だ非常に高い発熱量を有している。
【0004】
これを解決するために、半導体装置の放熱を促すために、熱伝導性を有する材料で構成されたヒートシンクや、更に放熱を促進するために、ファンなどの送風手段をヒートシンクと一体にしたヒートシンク装置等が商品化されている。
【0005】
ヒートシンクとしては、基板に一体構成にフィンなどを立設したものや、複数の板を積層して、構成したものなどがあり、ヒートシンク装置としては、前述の様に構成されたヒートシンクの上面にファンを搭載したものなどがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
コンピュータなどの更なる小型化やモバイル端末などの普及により、更に小型なヒートシンク装置が求められている。
【0007】
しかしながら、ヒートシンク装置の小型化は一般にヒートシンク自体の大きさ等が制限されることになり、放熱効果が低下する傾向になる。従って、ヒートシンク装置の小型化は、放熱効果を低下してしまい、思うように半導体装置などの冷却を行うことができないという課題を有していた。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、小型化或いは薄型化されても、放熱効果の大きなヒートシンク装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板と、その基板に板状体をその主面が基板と対向するように設け、しかも送風手段を基板に直接或いは間接的に設けた構成としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の板状体を主面が前記基板と対向するように配置して積層した放熱部と、前記基板に直接的或いは間接的に取り付けられた送風手段と、前記複数の板状体を支持し、伝熱材料からなる複数の柱状体と、前記基板の前記柱状体直下に設けられた凹部に埋没させて、前記柱状体に接触するようにして設けられ、発熱体と接続された伝熱部材と、を備え、前記複数の板状体に前記柱状体と接触する突出部を設け、前記複数の板状体を前記突出部の高さだけ離して積層したことを特徴とするヒートシンク装置とすることによって、基板からの熱を板状体に導くことができるので、小型でありながら冷却効率を上げることができる。また、板状体の主面を基板と対向させるよう放熱部を構成したことによって、気体流との接触面積を広くでき、しかも広範囲に熱を拡散できるので、放熱効果を向上させることができる。
【0028】
(実施の形態1)
図1,図2,図3はそれぞれ本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図,側面図及び断面図である。
【0029】
図1,2,3において、1は基板、2は基板1に取り付けられたファンであり。ファン2は一般的にモータなどの駆動手段と、駆動手段によって回転させる羽根車などで構成されている。本実施の形態の場合には、図示していないが、コイルや磁石を設けた回転式のモータ部3とこのモータ部3に取り付けられた羽根車4によって構成されている。5〜9は基板1に立設された柱状体で、柱状体5〜9には略L字型の板状体10〜14が圧入などの手段によって取り付けられている。この時、板状体10〜14はそれぞれの間には所定の間隔を持って、取り付けられている。この板状体10〜14にて放熱部15が形成されている。
【0030】
16は基板1に直接的或いは間接的に取り付けられたカバーで、カバー16にはファン2と対向する部分に開口16aが設けられており、しかも放熱部15を覆うように設けられている。
【0031】
17は少なくともファン2を回転させる電力を供給するリード線で、リード線17にはコネクタ18が設けられている。
【0032】
基板1の縁端部には一つの縁端部を除いて基板1に一体に形成された側壁1a,1b,1cが設けられており、この側壁1a,1b,1cにカバー16が当接している。また、基板1の側壁が存在しない部分とカバー16で囲まれた開口が気体排出口18となっている。すなわち、ファン2の回転に伴って鉛直方向Aから流入してきた気体は少なくとも板状体10〜14を通過する際に板状体10〜14から熱を奪い、気体排出口18から暖まった気体をB方向に放出する。
【0033】
この様に構成されたヒートシンク装置は、放熱部15を板状体10〜14の主面を基板1に対向(好ましくは平行に対向)させることによって、効率よく熱をファン2による気体流に伝えることができるので、小型でありながら放熱効果を向上させることができる。また、柱状体5〜9に板状体10〜14を保持させることによって、基板1の裏面からの熱を効率よく板状体10〜14に伝えることができるので、更に放熱効果を向上させることができる。
【0034】
また、本実施の形態では、ファン2の回転中心と基板1の中心をずらすことによって、すなわち、ファン2の回転中心を気体排出口18よりも遠ざけることによって、板状体10〜14の面積を広くすることができ、更に放熱効果を向上させることができる。
【0035】
以上の様に構成されたヒートシンク装置において、各部を詳細に説明する。
【0036】
まず、基板1について、説明する。
【0037】
基板1の外形形状は円形或いは多角形状のものが好適に用いられる。外形形状を円形状とした場合には、発熱体にヒートシンク装置を取り付ける際に方向性などはあまり生じることはなく、安定した特性を有する。また、外形形状を多角形状とする事によって、外形に角部などを目標として、ヒートシンク装置を半導体装置等へ容易に取り付け可能となる。更に特に、MPU等の半導体装置は一般に外形形状が四角形状であるから、基板1の外形形状を四角形状とすることで、半導体装置との接触面積を広くしかも狭いスペースで取り付けられるので放熱性を向上させることができる。
【0038】
基板1の構成材料としては、100℃における熱伝導率が100W/(m・K)以上の材料で構成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を考慮して、アルミニウム単体か、アルミニウムと他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、アルミニウムと前記材料グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。
【0039】
また、本実施の形態では、基板1は一種の金属材料等で構成したが、基板1を複数枚の伝熱部材を積層して構成しても良い。例えば図3に示す基板1の少なくとも下面に銅などの熱伝導性の良い材料の板,箔,薄膜など形成しても良い。
【0040】
基板1に設けられた側壁1a,1b,1cは、基板1と一体に構成したが、別部材を基板などに圧入或いは接着或いはネジ止めなどで取り付けても良い。この様に構成することによって、基板1は実質的に平板とすることができるので、基板1の生産性が向上したり、部品の共用化を行うことができる。なお、図1,2,3に示すヒートシンク装置は1方向吹き出し構成となっているので、側壁は1a,1b,1cを設けたが、2方向の吹き出しの場合には、側壁1a,1b,1cのいずれかを一つを省くことで実現でき、更には3方向吹き出しにする場合には、側壁1a,1b,1cのいずれか2つを省くことで、実現できる。なお、4方向吹き出しにする場合には、側壁を設けることなく、実現でき、この場合には、カバー16は柱状体5〜9により支えられる。
【0041】
また基板1において柱状体5〜9を基板1と一体に設ける場合や、柱状体5〜9を基板1とは別体に設け、柱状体5〜9を接着したり、圧入したり、ネジ止めしたりする場合には、基板1におけるその柱状体5〜9の立設部分1dの厚さを他の部分(少なくともモータ部3を設けた部分とは異なる底面部分)よりも肉厚を厚くすることによって、柱状体5〜9の立設強度を向上させることができ、機械的強度の強いヒートシンク装置を得ることができる。
【0042】
なお、柱状体5〜9を基板1とは別体で構成し、基板1に柱状体を圧入する場合には、基板1に貫通孔か凹部を形成することが好ましい。又基板1に柱状体をかしめ又はネジ止めを行う場合には貫通孔を形成する事が好ましい。なお、柱状体5〜9を基板1に接着にて接合する場合には、凹部や貫通孔を設けなくてもよいが、接着強度を向上させるためには、凹部や貫通孔を形成する方が好ましい。
【0043】
次に、ファン2について説明する。
【0044】
ファン2としては図1等に示されるように、例えば、基板1の底部に突起部1eを設け、この突起部1eに嵌入や圧入或いは接着などによって、モータ部3が設けられ、そのモータ部3に羽根車4が取り付けられており、モータ部3の回転によって、羽根車4を回転させる構成となっている。なお、モータ部3としては、コイルと磁石を用いた電機モータ又は超音波モータ等を用いることができる。また、羽根車4は軽量化する様に樹脂等の材料が好適に用いられる。なお、基板1からの熱がモータ部3を介して羽根車4に伝えられるので、羽根車4を金属などの熱伝導材で構成することによって、更に放熱効果を向上させることができる。
【0045】
ファン2は空気などの周りの環境にある気体を吸い込んで放熱部15に吹き付けたり、或いは、図1,2に示す気体の流れとは逆に気体排出口18から気体を吸い込んで開口16aから外部に放出する等の動作を行う。なお、ここで言う気体とは、空気はもちろんのこと、ファン2が配置されている周りに存在する気体のことであり、例えば、ファン16が存在する環境に窒素や不活性ガス等が存在する場合には、気体とは、その窒素ガスや不活性ガスを示す。
【0046】
また、特に、モータ部3の軸受けとして流体軸受けを搭載することによって、モータ部3の回転時の振動を抑制し、振動による騒音の低減や、半導体装置の接合部分の破壊などを抑制することができる。
【0047】
また、羽根車4の羽根の先端部には切欠部4aが形成されており、この切欠部4aを設けることによって、カバー16を設けても、開口16aの径よりも大きな径を有する羽根車4を形成することができ、しかも羽根の厚さも厚くすることができるので、風量を大きくすることができるので、冷却性能を向上させることができる。
【0048】
また、図1〜3に示す形態は、モータ部3を基板1に直接取り付けることによって、薄型のヒートシンク装置を提供できるが、例えば図示していないが、カバー16にモータ部3を設けることで天吊り構造のファンとしてもよい。この様に構成することで、多少厚さが厚くなる傾向になるものの、モータ部3の軸受けに熱的ダメージが加わることを低減できるので、モータ部3の寿命を向上させることができる。なお、天吊り構造とした場合には、当然の事ながら突起部1eは不要とする事ができる。
【0049】
次に、柱状体5〜9について説明する。
【0050】
柱状体5〜9は通常断面が円形状もしくは角柱となるように構成されている。断面を円形状とすることによって、板状体10〜14を挿入する際に挿入しやすくなると共に、ファン2の回転による気体流の流れをスムーズにできる。また、角柱状とすることによって、板状体10〜14を取り付ける際に位置決めが容易になり、生産性が向上する。
【0051】
また、柱状体5〜9の構成材料としては、100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を考慮して、アルミニウム単体か、アルミニウムと他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、アルミニウムと前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。更に、他の好ましい例としては、銅単体か、銅と他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。
【0052】
また、柱状体5〜9の両端には他の部分よりステップ状に細くなった部分が設けられており。これは、柱状体5〜9をかしめもしくは圧入が容易に行えるように設けられている。従って、基板1にはステップ状の貫通孔が設けられ、カバー16には柱状体5〜9によってかしめられる穴が複数設けられてる。なお、柱状体5〜9の両端部分以外は、板状体10〜14へ効率的に熱を伝えるために太く構成することが好ましい。また、本実施の形態では柱状体5〜9の両端にステップ状に細い部分を設けたが、テーパー状に細くなるように構成したり、或いは階段状に細くしたりしても良い。なお、かしめや圧入以外で接着などによる手法で接合する場合には、両端のステップ状に細くなる部分は設けなくても良い。
【0053】
柱状体は本実施の形態では5本設けたが、図1,図2に示すような一方向吹き出しの場合には、熱の伝達性や流路抵抗などを考慮すると2本以上8本以下とすることが好ましい。
【0054】
更に、本実施の形態では、柱状体5〜9は全て同じ形状及び大きさとしたが、熱伝導性や機械的強度等を考慮して、各部で柱状体5〜9の大きさや形状を異ならせることで、多少生産性に問題が生じるものの、熱伝導性や機械的強度を向上させることができる。
【0055】
なお、基板1の構成材料と柱状体5〜9の構成材料は異なる材料で形成することによって、基板1の作製しやすさ及びコストの安さなどのメリットがある。しかし基板1と柱状体5〜9を同一材料で構成することで、熱膨張係数の違いによる柱状体の脱落などを防止するという効果を有する。
【0056】
次に、板状体10〜14について説明する。
【0057】
図1〜図3に示す一方向吹き出しタイプでは、板状体10〜14はL字状の薄板とした。この板状体10〜14はほぼ同じ形状をしており、柱状体5〜9が挿入される部分には貫通孔が設けられている。なお、後述するが、板状体10〜14の形状は、J字状やU字状(コ字状),I字状及びファン2を包囲するような中央に開口が設けられた包囲形状とすることもできる。
【0058】
板状体10〜14の構成材料としては、100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を考慮して、アルミニウム単体か、アルミニウムと他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、アルミニウムと前記材料グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。更に、他の好ましい例としては、銅単体か、銅と他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。
【0059】
板状体10〜14は基板1に立設された柱状体5〜9に圧入や接着などによって固定されているが、この時、板状体10〜14の間隔を所定の間隔で保持しなければならないが、この所定の間隔で容易に保持する方法としては、まず、板状体間に別部材でスペーサー(図示せず)を板状体と交互に積層する方法や、板状体の柱状体挿入口の周りに板状体と一体に突出部を設けることで、板状体を積層したときに突出部がスペーサーの代わりとなり、所定の間隔で板状体が積層されることになる。
【0060】
また、板状体10〜14は本実施の形態では5枚を積層したが、2枚から7枚程度の積層によって、板状体に効率的に熱を導くことができ板状体からの放熱性を向上させしかも流路抵抗などを低減できて、効率的に放熱を行うことができる。
【0061】
なお、更に好ましくは、板状体間の間隔は、板状体自体の厚さの0.5〜10倍となるように、板状体の厚さ及び枚数を決定することが好ましい。
【0062】
また、この板状体10〜14を積層した放熱部15は、少なくとも気体排出口18に近接して設けることが好ましい。すなわち、気体排出口18近傍は気体の風量が大きく、板状体10〜14から効率的に放熱させることができる。
【0063】
なお、本実施の形態では、板状体10〜14の板厚を全て均一としたが、放熱部15の中央部近傍の板状体の厚さを厚くし、両端部の板状体の厚さを薄くすることによって、中央部の板状体が厚い分、柱状体5〜9からの熱を効率よくその中央部の板状体に導き、流速の早い気体排出口18の中央部で効果的に放熱を行うことができる。また、逆に、放熱部15の中央部近傍の板状体の厚さを薄くし、両端部の板状体の厚さを厚くすることによって、放熱部15の両端部の機械的強度を増すことができるので、板状体を積層するときなどに生じる積層体の曲がり等を抑制することができる。
【0064】
更に、本実施の形態では、板状体10〜14の各板状体間の間隔を一定としたが、放熱部15の中央部の板状体間の間隔を両端部よりも広くすることで、風量の大きな放熱部15の中央部付近の流路抵抗を低くすることができ放熱効果を向上できる。更に、逆に、放熱部15の中央部の板状体間の間隔を両端部よりも狭くすることで、気体排出口18から放出される気体の流速を均一化することができる。
【0065】
更に、本実施の形態では、板状体10〜14のそれぞれにおいて、板厚はほぼ均一としたが、部分的に異ならせても良い。例えば、図1に示す側壁1aと対向している部分の板厚よりも気体排出口18と対向している部分の板厚を厚くすることによって、柱状体5〜9の熱を効果的に、流速の大きな気体排出口18近傍に伝えることができるので、冷却効率が向上する。
【0066】
また、板状体10〜14にそれぞれ柱状体5〜9に挿入される貫通孔とは別に貫通孔を複数設けることによって、より冷却効率を向上させることができたり、また、板状体10〜14に切り起こしを設けたり或いは板状体10〜14の表面を粗面化することで、冷却効率を高めたりすることができる。
【0067】
次にカバー16について説明する。
【0068】
カバー16は、柱状体5〜9にかしめなどによって取り付けられている。なお、他の実施の形態として、カバー16を柱状体5〜9にのみ取り付けられるのではなく、基板1の側壁1a,1b,1cに接着などの手法を併用して接合しても良いし、基板1の側壁のみに接着などの手法によって、接合しても良い。
【0069】
カバー16の構成材料としては、樹脂,金属などが好適に用いられるが、放熱効果を向上させるように、金属などの熱伝導材料で構成することが好ましい。すなわち、側壁1a,1b,1cにも当然の事ながら発熱体からの熱は伝わるが、その熱をカバーにも伝熱して、カバー16から放熱させる構成としても良い。
【0070】
カバー16は前述の通り、少なくとも放熱部15を覆う構成としているので、放熱部15の保護を行うことができ、板状体10〜14が変形するなどを防止できる。
【0071】
なお、本実施の形態では、カバー16を設けることによって、気体の流入口となる開口16aを決定し、しかもカバー16と基板1間で気体排出口18を構成することで、気体の流れを制御し、効率的に放熱を行うことができる等の有効な効果を得ることはできるが、使用環境などによっては、カバー16は特に設けなくても良い。
【0072】
次に、リード線17及びコネクタ18について説明する。
【0073】
リード線17は、図示していないが、モータ部3に少なくとも電力を供給するようにモータ部3に接続されている。また、リード線17には、モータ部3の回転速度を検知器(図示せず)で検知し、その検知信号を送出する信号線を有しても良い。更に、薄型化などのために、リード線17をフレキシブルプリント基板等の薄い配線としても良く、この場合にはコネクタ18は不要となる。
【0074】
この様に構成されたヒートシンク装置は、基板1で受けた熱を効率良く柱状体5〜9に伝え、しかも柱状体5〜9から板状体10〜14に伝えられ、更にファン2による気体流で、その板状体10〜14から熱を奪うので、小型でありながら冷却効率を向上させることができる。
【0075】
(実施の形態2)
次に他の実施の形態について図4及び図5を用いて説明する。図4は、本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す裏面図で、図5は、本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図である。
【0076】
上記実施の形態において、更に伝熱部材20を設けた構成とした。
【0077】
この様な構成は特に、半導体装置などの発熱体の上に直にヒートシンク装置を搭載する場合でなく、発熱体上に直接ヒートシンク装置を設けない構成で有用である。
【0078】
伝熱部材20は、基板1に取り付けられて、伝熱部材20の他の部分に接合された発熱体の熱が、この伝熱部材20を介して基板1に送られてきて、放熱を行う構成となっている。
【0079】
伝熱部材20としては具体的には、ヒートパイプ,金属棒,金属シート,炭素棒,炭素シート等の熱伝導性の良い材料で構成された棒状体やシート状体が好適に用いられる。
【0080】
伝熱部材20は好ましくは、図4に示すように板状体10〜14で構成される放熱部15に沿って設けることが好ましい。更に、言うなれば、放熱部と対向する部分があるように伝熱部材20を基板1に取り付ける方が好ましい。
【0081】
特に好ましくは、図4に示すように、基板1において、柱状体5〜9を立設した近傍(柱状体5〜9の中心から半径10mm以内(更に好ましくは7mm以内))に配置されることが好ましい。この様に構成することで、伝熱部材20から伝わってきた熱は柱状体5〜9に確実に伝わり、その熱は効果的に板状体10〜14に伝えられる。なお、図4では、柱状体7と伝熱部材20は近接していないが、柱状体の内で半数以上の柱状体と伝熱部材20が近接していれば、確実に冷却効率を向上させることができる。
【0082】
また、特に、伝熱部材20をヒートパイプ等の棒状体のものを用いる場合であれば、図5に示すように、基板1の裏面に凹部1fを設け、この凹部1f内に伝熱部材20を埋設する(接着や圧入等で)ことで、段差などがなくなって、取付が容易になり、しかも伝熱部材20と基板1との接触面積が大きくなるので伝熱部材20からの熱が効率よく基板1や柱状体5〜9に伝えられることになる。
【0083】
なお、伝熱部材20としてシート状体のものを使用する場合には、特に凹部1f等は必要ないが、段差などの点で、問題が生じる場合には凹部1fを設けても良い。更に、伝熱部材20としてシート状体を用いることで、柱状体5〜9の半数以上柱状体の直下に容易に配置でき、時には、柱状体5〜9の半数以上の柱状体と直接伝熱部材20を接触可能となるので、更に放熱効果を向上させることができる。
【0084】
なお、図6の本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図に示すように、基板1の裏面に段差が生じても良い場合には、柱状体5〜9の半数以上柱状体の直下あるいはその半数以上の柱状体と直接接触するように、伝熱部材20を設けることで、放熱効果を向上させることができる。また、図6に示すように基板1の裏面に段差が生じると不具合が生じる場合には、図7の本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図に示すように柱状体5〜9の半数以上の柱状体の直下に凹部を設けて埋設する構成が好ましい。この様な構成は特に柱状体5〜9と基板1を一体成型で形成した場合が好ましい。
【0085】
また、図4に示すように、伝熱部材20に直接発熱体を取り付けるのではなく、受熱部材(熱伝導体)21を伝熱部材20に取り付け、その受熱部材21と発熱体を接合する構成としても良い。受熱部材21は、好ましくは、半導体装置の外形形状と同様な四角形状の板状体とすることが好ましい。この受熱部材21にも好ましくは段差などが生じないように、凹部を設け、その凹部内に伝熱部材20を埋め込む構成とすることが好ましい。この受熱部材21を設けることによって、半導体装置などの発熱体から放出する熱を効率よく吸収し、それを伝熱部材20に伝えることができるので、冷却効率を高めることができる。なお、更に、受熱部材21にヒートパイプなどの別の伝熱部材を接続して、その別の伝熱部材を直接発熱体に接続するか、または、別の受熱部材を設けて、その受熱部材と発熱体を接続しても良い。
【0086】
更には、複数の発熱体を冷却するように、基板1に伝熱部材20を介して、受熱部材21を接続し、更に別の伝熱部材を受熱部材21に接続し、更にその別の伝熱部材に別の受熱部材を設け、受熱部材20と別の受熱部材それぞれに半導体装置などの発熱体を接続する構成である。
【0087】
図8は本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図で、板状体10〜14をI字型にした例であり、気体排出口18と対向する部分のみに板状体と柱状体を設けた例である。この時は当然の事ながら、伝熱部材20は少なくとも板状体10〜14と対向する位置に設けられている。
【0088】
図9は本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図で、板状体10〜14をU字或いはコ字型に形成した場合である。この場合には、1方向吹き出しはもちろんのこと2方向吹き出しタイプでも使用可能である。
【0089】
図10は本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図で、板状体10〜14として中央開口を設け、ファン2を囲むように構成した例である。
【0090】
(実施の形態3)
次に他の実施の形態について図11を用いて説明する。図11は、本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図である。
【0091】
図11において、31は発熱部材30を取付ける基板で、基板31の発熱部材30を取付ける部分は伝熱効率を良くするために他の部分より厚みが厚くなっている。32は基板31に取り付けられたファンであり、ファン32は一般的にモータなどの駆動手段と、駆動手段によって回転させる羽根車34などで構成されている。本実施の形態3の場合には、図示していないが、コイルや磁石を設けた回転式のモータ部33とこのモータ部33に取り付けられた羽根車34によって構成されている。35〜39は基板31に立設された柱状体で、柱状体35〜39には板状体40〜45が圧入又ロウ付けなどの手段によって取り付けられている。この時、板状体40〜45はそれぞれの間には所定の間隔を持って、取り付けられている。この板状体40〜45にて放熱部46が形成されている。ファン32と板状体40〜45は基板30に併設して配置されている。このことで、ヒートシンク装置の薄形化が図れる。
【0092】
47は基板31に直接的或いは間接的に取り付けられたカバーで、カバー47にはファン32と対向する部分に開口47aが設けられており、しかも放熱部46を覆うように設けられている。
【0093】
48は少なくともファン32を回転させる電力を供給するリード線で、リード線48にはコネクタ(図示せず)が設けられている。
【0094】
基板31の縁端部には一つの縁端部を除いて基板31に一体に形成された側壁31a,31b,31cが設けられており、この側壁31a,31b,31cにカバー47が当接している。また、基板31の側壁が存在しない部分とカバー47で囲まれた開口が気体排出口48となっている。すなわち、ファン32の回転に伴って鉛直方向Aから流入してきた気体は少なくとも板状体40〜45間を通過する際に板状体40〜45から熱を奪い、気体排出口48から暖まった気体をB方向に放出する。
【0095】
この様に構成されたヒートシンク装置は、放熱部46を板状体40〜45の主面を基板31に対向(好ましくは平行に対向)させることによって、効率よく熱をファン32による気体流に伝えることができるので、小型でありながら放熱効果を向上させることができる。また、基板31の発熱部材の取付け部の厚みを厚くし、面柱状体35〜39を基板31の発熱部材30の取付け面の裏面側に配設し、柱状体35〜39に板状体40〜45を保持させることによって、基板31に取付けた発熱部材30とからの熱を効率よく板状体40〜45に伝えることができるので、更に放熱効果を向上させることができる。
【0096】
以上の様に構成されたヒートシンク装置において、各部を詳細に説明する。
【0097】
カバー47、リード線48、コネクター(図示せず)は概略実施の形態1のものと基本的には同様なので説明は省略する。
【0098】
まず、基板31について、本実施の形態の場合は、発熱部材30を取付ける部分は厚みを他の部分より厚くしたが、伝熱効果が十分である場合は、基板の厚みは同一でもよい。その他基板31は実施の形態1に説明するものと概要同じなので説明は省略する。
【0099】
次に、柱状体35〜39について説明する。図12は本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図である。
【0100】
柱状体35〜39は通常断面が円形状となるように構成されているが、特にこれに縛られることなく多角形状でもよい。断面を円形状とすることによって、板状体40〜45を挿入する際に挿入しやすくなると共に、ファン32の回転による気体流の流れをスムーズにできる。
【0101】
柱状体35〜39の構造は、柱状体37に代表させて説明する。柱状体37は管状体37aの管部に芯状体37bを挿通した二層構造をしている。管状体37aの一端部分には鍔部が形成され、芯状体37bの一端部側は端部の径が小さくなるように傾斜している。管状体37aは管状体37aの鍔部が基板31の孔に当接して取付けられ、そして、板状体40〜45を管状体37aに取付けた後、芯状体37bの傾斜部側から管状体37aの管部の中に圧入する。
【0102】
管状体37aの鍔部は管状体37aを基板31に取付けるときに位置決めが容易ととなると共に、基板31からの熱をスムーズに柱状体37に伝える効果がある。
【0103】
また、柱状体35〜39の構成材料としては、100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いることができる。本実施の形態では、加工性を考慮して、管状体37a、芯状体37bは銅単体で構成した。管状体37aと芯状体37bの材料を違えることも可能である。本実施の形態の場合は、管状体37aの板厚は約0.3tで外径を10〜12φのものと、芯状体37bの径が9.7〜11.7φのものを使用した。
【0104】
柱状体は本実施の形態では5本設けたが、熱の伝達性や流路抵抗及び板状体の形状、大きさ及び生産性などを考慮すると1本以上8本以下とすることが好ましい。
【0105】
更に、本実施の形態では、柱状体35〜39は全て同じ形状及び大きさとしたが、熱伝導性や機械的強度等を考慮して、各部で柱状体5〜9の大きさや形状を異ならせることで、多少生産性に問題が生じるものの、熱伝導性や機械的強度を向上させることができる。本実施の形態では、発熱部材30の発熱ポイントに当たる柱状体37の径を大きくすることもで熱伝導性を向上させることができる。
【0106】
尚、本実施の形態では、柱状体35〜39の構造を二重構造としたが、これにとらわれることなく多層構造としてもよく、また、柱状体の内部にヒートパイプを配設して熱伝導性を向上させることもできる。
【0107】
また、図13は本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図で、図13に示すように、柱状体51〜55(柱状体51、54は図示せず)には鍔部を設けず、柱状体51〜55を取付ける基板50の孔部の周囲に突部50a〜50e(50b、50dは図示せず)を設けてもよい。このことにより、基板50の熱を直接板状体40に伝熱することができ、板状体40への伝熱効率がよくなる。
【0108】
次に、板状体40〜45について説明する。
【0109】
図11〜図12に示すように、板状体40〜45は四角形状の薄板とした。この板状体40〜45はほぼ同じ形状をしており、柱状体35〜39が挿入される部分には貫通孔が設けられている。
【0110】
板状体10〜14の構成材料としては、100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を考慮して、銅単体か、銅と他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。
【0111】
板状体40〜45は基板31に立設された柱状体35〜39に圧入によって固定されているが、この時、板状体40〜45の間隔を所定の間隔で保持しなければならないが、この所定の間隔で容易に保持する方法としては、板状体の柱状体挿入口の周りに板状体と一体に突出部を設けることで、板状体を積層したときに突出部がスペーサーの代わりとなり、所定の間隔で板状体が積層されることになる。
【0112】
なお、本実施の形態では、板状体40〜45の板厚を全て均一としたが、放熱部46の中央部近傍の板状体の厚さを厚くし、両端部の板状体の厚さを薄くすることによって、中央部の板状体が厚い分、柱状体37からの熱を効率よくその中央部の板状体に導き、中央部で効果的に放熱を行うことができる。また、各々柱状体35〜39の近傍の板状体の厚さを厚くすることによって、柱状体35〜39からの熱を効率よく板状体に導き、板状体で効果的に放熱を行うことができる。
【0113】
更に、本実施の形態では、板状体40〜45の各板状体間の間隔を一定としたが、発熱部材30に近い板状体40,41間の間隔を板状体44,45よりも広くすることで、発熱部材30に近い方の流路抵抗を低くすることで、風量を増やし放熱効果を向上できる。
【0114】
更に、本実施の形態では、板状体40〜45のそれぞれにおいて、板厚はほぼ均一としたが、部分的に異ならせても良い。例えば、発熱部材30に近い側の板状体40,41の板厚を板状体44,45の板厚より厚くすることによって、熱伝導効率がよくなり熱がスムーズに拡散でき、放熱効率が向上する。
【0115】
また、図14、図15、図16は、各々本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図で、図に示すように板状体40〜45にそれぞれ突起、波形、ひだ、凹溝、切り起こし(一部図示せず)等を設けることで、板状体40〜45間の隙間を確実に確保できると共に、柱状体35〜39を圧入するとき、板状体40〜45の歪みを吸収することができる。
【0116】
また、板状体40〜45に柱状体35〜39が挿入される貫通孔とは別に貫通孔を複数設けたり、切り起こしを設けたり或いは板状体40〜45の表面を粗面化することで(図示せず)、乱流を起こしたり表面積を広くして放熱効率を高めることができる。
【0117】
図17は本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図で、柱状体60が1本の場合である。基本的には上記した実施の形態3の柱状体が5本が1本なったのと同じなので、同様のところの説明は省略し、相違する点について説明する。
【0118】
板状体40〜45の各々の間にスぺーサ61〜65を各々挟んだ構成となっている。基板51の孔に管状体60aを挿入し、管状体60aに板状体40〜45とスペーサ61〜65を交互に積層し、芯状体60bを圧入し、板状体40〜45とスペーサ61〜65の間を半田付けする。この場合、スペーサにクリーム半田を塗って組み立て、熱を加えることで半田付けを行なう。なお、半田にこだわることなく、熱伝導性のよい接着剤であれば他のものを使用してもよい。こうすることで、柱状体の径が大きくなったのと同様の効果が得られ、熱伝導性がよくなり、熱の拡散がスムーズになり、放熱効果が向上する。
【0119】
スペーサ61〜65の構成材料としては、100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を考慮して、銅単体か、銅と他の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成した。
【0120】
スペーサ61〜65の厚み、径は本実施の形態においては同一としたが、スペーサ61〜65の厚みは、板状体40〜45の隙間の幅に合わせて、厚みをかえてもよい。また、スペーサ61〜65の径は、発熱部材30に近い側のスペーサ61,62の径をスペーサ64,65より大きくしてもよい。この構成をとることにより風量の最適化、熱伝導特性にあった(言い替えると、発熱部材に近い方が太く、離れるにしたっがて細くてもよい。)柱状体60の形状に擬似的に近づけることができる。
【0121】
図18は本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置の概略工程図で、板状体の組み立て工程を示す。
【0122】
図18(a)、(b)に示すように、基板31の孔に管状体35a〜39aに挿入する、本実施の形態においては、基板31の孔径より管状体35a〜39aの外径は0〜0.1mm小さいものを使用した。次に、管状体35a〜39aに板状体40〜45の貫通孔を嵌め合わせ、板状体40〜45を積層する、本実施の形態においては、管状体35a〜39aの外径より板状体40〜45の貫通孔の孔径は0〜0.1mm大きいものを使用した。次に、図18(c),(d)に示すように、管状体管状体35a〜39aの中央部に位置する管状体37aから順次外側に位置するものに、芯状体35b〜39bを圧入していく、本実施の形態においては、芯状体35b〜39bの外径は管状体管状体35a〜39aの内径より0.1〜0.4mm大きいものを使用し、基板31の孔と管状体と芯状体と、および、板状体と管状体と芯状体とを圧接した。
【0123】
本発明は、複数の板状体を主面が前記基板と対向するように配置して積層した放熱部と、前記基板に直接的或いは間接的に取り付けられた送風手段と、前記複数の板状体を支持し、伝熱材料からなる複数の柱状体と、前記基板の前記柱状体直下に設けられた凹部に埋没させて、前記柱状体に接触するようにして設けられ、発熱体と接続された伝熱部材と、を備え、前記複数の板状体に前記柱状体と接触する突出部を設け、前記複数の板状体を前記突出部の高さだけ離して積層したことによって、基板からの熱を板状体に導くことができるので、小型でありながら冷却効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図
【図2】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す側面図
【図3】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図
【図4】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す裏面図
【図5】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図
【図6】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図
【図7】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図
【図8】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図
【図9】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図
【図10】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置を示す平面図
【図11】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図
【図12】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図
【図13】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図
【図14】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図
【図15】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図
【図16】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図
【図17】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図
【図18】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置の概略工程図
【符号の説明】
1 基板
2 ファン
3 モータ部
4 羽根車
5,6,7,8,9 柱状体
10,11,12,13,14 板状体
15 放熱部
16 カバー
20 伝熱部材
21 受熱部材

Claims (1)

  1. 基板と、
    複数の板状体を主面が前記基板と対向するように配置して積層した放熱部と、
    前記基板に直接的或いは間接的に取り付けられた送風手段と、
    前記複数の板状体を支持し、伝熱材料からなる複数の柱状体と、
    前記基板の前記柱状体直下に設けられた凹部に埋没させて、前記柱状体に接触するようにして設けられ、発熱体と接続された伝熱部材と、を備え、
    前記複数の板状体に前記柱状体と接触する突出部を設け、
    前記複数の板状体を前記突出部の高さだけ離して積層したことを特徴とするヒートシンク装置。
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