JP4457829B2 - エンジンのインタークーラ支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンのインタークーラ支持構造に関するものである。
過給機付きエンジンでは、新気の充填効率を高めるためにインタークーラが付設される。特許文献1は、エンジンの上方域にインタークーラを略水平の状態で配設し、このインタークーラをブラケットを介してエンジンの吸気マニホールドと排気マニホールドとに支持させる構造を開示している。
特開平8−254125号公報
特許文献1に開示のようにエンジンの上方域にインタークーラを配設する構造を採用した場合、ボンネットラインを低く抑えるために、インタークーラの高さ位置が極力低くなるようにエンジンの頂面に接近して配置される。また、このようにエンジンの上方域へのインタークーラの搭載を考えると、吸気マニホールドの形態として、枝管に対する上流管の配置をエンジンの気筒配列方向に延びるような構造とすることが、インタークーラとの干渉を防止し、エンジン全体の高さを抑制し、更に平面スペースを抑制するという観点から好ましい。そして、インタークーラの出口タンクから吸気マニホールドの上流管に対する連通管はエンジンのクランク軸線と平行な面内で、インタークーラの出口タンクから下方に向けて延びるU字状の管とされ、その下流端を、吸気マニホールドの上流管に取り付けられるスロットルボディに対し、振動遮断のために弾性体からなる接続管に挿入する構造とすることが考えられる。しかし、エンジン上方域へのインタークーラの近接配置、吸気マニホールドの形態、U字状の管と接続管との接続構造を実現しようとした場合、エンジン上方域にインタークーラを組み付ける作業の際に、インタークーラの取付部とエンジン側の取付座との干渉の問題が発生し易い。
インタークーラの取付部とエンジン側の取付座との間にはマウントラバーが介装される関係上、これらインタークーラの取付面は略水平に設定され、インタークーラの重量がエンジンの吸気側や排気側に偏らないようにされており、エンジン上方域にインタークーラを組み付ける作業としてはインタークーラとU字状の管とを組み込んだものをインタークーラが傾斜姿勢となった状態で接続管に仮挿入し、その挿入部位を起点にインタークーラを揺動させながらインタークーラをエンジンの上方域に設置することになるが、その揺動起点がエンジン吸気側の側方にある関係で、インタークーラの取付部に組んだマウントラバーがエンジン側の取付座に干渉し、マウントラバーが損傷を受ける虞がある。
そこで、本発明の目的は、エンジンの上方域にインタークーラを略水平の状態つまり平置きの状態で配設した構成を採用したときに、インタークーラの組付作業を容易化すると共にインタークーラの設置作業の際にマウントラバーが損傷を受けるのを防止することのできるエンジンのインタークーラ支持構造を提供することにある。
かかる技術的課題は、本発明によれば、
排気過給機で昇圧した新気を冷却するためのインタークーラの入口タンクと出口タンクとがクランク軸の延び方向に延在した状態でエンジンの上方域に略水平の状態で配設されたインタークーラが、前記エンジンの一方の側の吸気側の取付座と、前記エンジンの他方の側の排気側の取付座とに着座した状態で固定される吸気側取付部と排気側取付部とを備え、これら吸気側取付部と排気側取付部に装着されたマウントラバーを介して、前記インタークーラが前記エンジンの吸気側と排気側に弾性支持されるエンジンのインタークーラ支持構造において、
前記排気過給機のコンプレッサ部から上方に向けて延びる加圧エア吐出管と、
該加圧エア吐出管と前記インタークーラの入口タンクとを連結する第1の可撓性耐圧接続管と、
前記インタークーラの出口タンクに固設され、エンジンのクランク軸線と平行な面内で、前記出口タンクから下方に向けて且つU字状に湾曲して延びるU字状吸気管と、
該U字状吸気管のクランク軸の延び方向且つ水平方向に向けて開放された下端開口とスロットルボディとを連結する第2の可撓性耐圧接続管とを有し、
前記インタークーラの前記吸気側取付部の下面には、該インタークーラを設置する作業の際に前記吸気側取付部に装着されたマウントラバーと前記エンジンの吸気側の取付座との干渉を回避するために、前記吸気側取付部に装着されたマウントラバーの近傍且つ水平方向で該マウントラバーよりも前記エンジン側に配設されて下方に向けて突出した突起が形成されていることを特徴とするエンジンのインタークーラ支持構造を提供することにより達成される。
すなわち、本発明のインタークーラ支持構造によれば、インタークーラをエンジンの上方域に設置するときに、先ず、U字状吸気管とスロットルボディとを第2の可撓性耐圧接続管で仮接続した状態でインタークーラを排気側に揺動させることによりインタークーラをエンジンの上方域に設置することができるため、インタークーラをエンジンの上方域に設置する作業性を向上することができる。
また、インタークーラを設置する作業の際に、インタークーラの吸気側取付部と、この吸気側取付部が着座する吸気側の取付座との干渉に伴うマウントラバーの損傷問題は、吸気側取付部に設けられたマウントラバーが吸気側の取付座と衝突する前に、吸気側取付部の下面に形成された突起が吸気側の取付座と当接してマウントラバーと吸気側取付座とが直接的に衝突するのを防止することができるため、マウントラバーの損傷を防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態によれば、吸気側取付部の下面に形成した突起に、エンジン側に第1傾斜面が形成されている。また、エンジンの吸気側の取付座には、インタークーラを搭載するときに前記突起の第1傾斜面と摺接する第2傾斜面が形成されている。
この構成によれば、インタークーラを設置する作業の際に、吸気側取付部の下面の突起に設けられた第1傾斜面が、吸気側の取付座の第2傾斜面に対して摺接した状態となることから、インタークーラの組付作業性を良好なものにすることができる。
また、本発明の好ましい実施の形態では、エンジンの各気筒に新気を供給する吸気マニホールドの枝管がエンジンから一旦遠ざかった後に下方に湾曲する形状を有し、この枝管の下方に湾曲する部分に吸気側の取付座が形成されている。吸気マニホールドの枝管の集合部に連結されたスロットルボディがンジンの気筒配列方向一端部に設けられており、これにより、インタークーラの高さ位置を低く設定することができる。
請求項1の発明によれば、U字状吸気管とスロットルボディとを第2の可撓性耐圧接続管で仮接続した状態でインタークーラを排気側に揺動させることによりインタークーラをエンジンの上方域に設置する際に、インタークーラの吸気側取付部の下面に形成された突起が吸気側の取付座と当接してマウントラバーと吸気側取付座とが衝突するのを防止することができるため、吸気側のマウントラバーの損傷を防止しつつ安全にインタークーラを搭載することができる。
請求項2の発明によれば、インタークーラを排気側に揺動させるインタークーラの設置作業の際に、吸気側取付部の突起の第1傾斜面と、吸気側取付座の第2傾斜面とが摺接してインタークーラの移動軌跡を案内することができるためインタークーラの設置作業つまり組み付け作業性を向上することができる。
請求項3の発明によれば、吸気マニホールド枝管を下方に湾曲する形状とし、スロットルボディの配置位置をエンジンの気筒配列方向一端部に設定したことから、エンジンの吸気系の高さ寸法を抑え且つエンジンの吸気系をコンパクトに抑えながら、吸気マニホールドの枝管の下方に湾曲する部分に吸気側の取付座を形成したことにより、インタークーラの吸気側と排気側の取付部の間隔を拡大することができ、これによりインタークーラの支持安定性を向上することができる。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は実施例のインタークーラ付き直噴エンジンユニットの斜視図である。図1を参照して、エンジンユニット1は直列多気筒(4気筒)エンジン2を含み、このエンジン2は、クランク軸を車幅方向に向けた、いわゆる横置きの状態で車両に搭載される。横置きエンジン2には、車体前方側に吸気系3が配設され、車体後方側に排気系4が配設されている(前方吸気、後方排気)。
エンジンユニット1は、排気ガスを利用して過給する排気過給機5を含み、過給機5で昇圧した新気は、空冷式インタークーラ6で冷却された後に、エンジン2の各気筒に供給される。排気過給機5は、コンプレッサ部5aとタービン部(図示せず)とをエンジン2の気筒配列方向に沿って並置した状態でエンジン2の一端部に搭載されている。図1の参照符号7は燃料ポンプである。
インタークーラ6は、気筒配列方向つまり車幅方向に延びる入口、出口タンク6a、6bと、これらタンク6a、6b間のコア部6cとを含む。インタークーラ6のコア部6cは、既知のように伝熱フィン(図示せず)を備え、この伝熱ファンによって熱交換が行われる。インタークーラ6の入口タンク6aには、過給機5で昇圧された新気が供給される。この入口タンク6aは、過給機5が位置するエンジン2の車体後方側に配設されている。入口タンク6aに流入した新気(加圧エア)はコア部6cを通過する過程で空冷されて出口タンク6bに流入する。出口タンク6bは、吸気系3が位置するエンジンの2の車体前方側に配設され、この出口タンク6b内の冷えた新気は吸気系3に供給される。
インタークーラ6は、エンジン2の上方域に略水平の状態つまり平置きの状態で配設され、エンジン2の気筒配列方向の一端から他端に亘って広がる大きさを有する。インタークーラ6の配置を具体的に説明すると、インタークーラ6は、車体前方に向けて前下がりに傾斜した状態で配設されている。すなわち、インタークーラ6は、車体後方側に位置する出口タンク6bが相対的に高位に、車体前方側に位置する入口タンク6aが低位となるように配設されている(図2参照)。
排気過給機5は、コンプレッサ部5aからほぼ垂直に上方に向けて延在する加圧エア吐出管5bを有する。排気過給機5とインタークーラ6とは、ゴムを主体とした第1可撓性耐圧接続管10を介して連結されている。すなわち、インタークーラ6の入口タンク6aは、排気過給機5が位置する車幅方向一端に入口側接続口6dを有し、この接続口6dと排気過給機5の加圧エア吐出管5bとが第1可撓性耐圧接続管10によって連結されている。図1の参照符号11は、第1可撓性耐圧接続管10の両端を夫々固定するためのメタルバンドを示す。
インタークーラ6の出口タンク6bには、車幅方向一端部(入口タンク6aの入口側接続口6dと同じ側の端部)の下端に、下方に延びるU字状の例えば鋳物などで作られた耐圧金属製の吸気管12がボルトなどの締結手段により固設されており、このU字状吸気管12は吸気マニホールド13に連結されている。より具体的に説明すると、吸気マニホールド13は、鋳物から作られており、従来と同様に、各気筒に新気を供給する枝管13aと、この枝管13aの集合部を構成するサージタンク部13bとを有する。
吸気マニホールド13の各枝管13aは、シリンダヘッド14(図2)から一旦遠ざかった後に下方に湾曲する形状を有し、この枝管13aの下端にサージタンク部13bが形成されている。吸気マニホールド13には、サージタンク部13bの車幅方向一端面(U字状吸気管12が配設される側の端面)にスロットルボディ15が取り付けられている。スロットルボディ15は、その車幅方向一端面(U字状吸気管12が配設される側の端面)から横方向に突出する入口(図示せず)を有し、このスロットルボディ入口と上記のU字状吸気管12とが、ゴムを主体とした第2可撓性耐圧接続管16を介して連結されている。
U字状吸気管12とスロットルボディ15との連結に関して詳しく説明すると、U字状吸気管12は、エンジンの気筒配列方向に沿った上下平面上でU字状に湾曲した形状を有し、U字状吸気管12の下端開口(エア吐出口)は、車幅方向且つ水平方向に向けて開放されている。そして、このU字状吸気管12の下端開口は第2可撓性耐圧接続管16を介してスロットルボディ15に連結されている。図1の参照符号17は、第2可撓性耐圧接続管16の両端を夫々固定するためのメタルバンドを示す。
図2は、自動車の前部のエンジンルーム20に搭載したエンジンユニット1の概要を示す。図2の参照符号21はボンネットであり、このボンネット21は前開き後ヒンジの形式で自動車ボディに組み付けられており、ボンネット21の前端を上方に持ち上げることによりエンジンルーム20にアクセスすることができる。
ボンネット21の下面には、車体前後方向に延びる走行風案内通路22が設けられている。走行風案内通路22は、ボンネット21の前端に通路入口22aを有する。通路入口22aの中に進入した走行風は、図2に矢印で示すように、案内通路22を通じてインタークーラ6のコア部6cまで誘導され、走行風がコア部6cを通過することにより熱交換が行われる。
エンジン2の各気筒への新気の供給は、従来と同様であり、エアクリーナー(図示せず)から導入した新気が排気過給機5のコンプレッサ部5aで加圧され、昇圧した新気はインタークーラ6で冷却された後に吸気マニホールド13に導入され、吸気マニホールド13の各枝管13aを通じて各気筒に充填される。
エンジン2に対するインタークーラ6の取付けは、3本の締結具B(ボルト)及びマウントラバーRを使って行われる。図1を参照して、インタークーラ6の出口タンク6bには、車体前方に向けて延びる第1、第2の吸気側取付部23、24が一体に形成されている。この第1、第2の吸気側取付部23、24は車幅方向に離間して配設されている。他方、インタークーラ6の入口タンク6aには、車体後方に向けて延びる一つの排気側取付部25が一体に形成されている(図4)。この排気側取付部25は、インタークーラ6の入口側接続口6dとは反対側の端部に配設されている。エンジン上方に平置きに搭載されるインタークーラ6の上記2つの吸気側取付部23、24と排気側取付部25とは、ほぼ共通の水平面上に位置するのが好ましい。
説明の都合上、インタークーラ6の排気側取付部25に関連した事項を先に説明すると、エンジン2には、車体後方側の側面にブラケット27がボルトBにより固設されている。ブラケット27は下方に向けて延びる2つの脚27a、27bを有し、この2つの脚27a、27bがボルトBによってエンジン2に締結されている。ブラケット27の上端には、水平に延びる取付座27cが形成されている。前述したインタークーラ6の排気側取付部25にはマウントラバーRが嵌装され、排気側取付部25は、マウントラバーRを介してブラケット27の取付座27cに着座した状態でボルトBによって固定される(図4、図5参照)。なお、図5などに図示の参照符号28は排気マニホールドであり、排気マニホールド28は遮熱部材29によって包囲されている。
次に、インタークーラ6の吸気側取付部23、24について説明すると、吸気側取付部23、24は、前方に向けて斜め下方に傾斜して延びる傾斜部23a、24aと、傾斜部23a、24aの前端から水平方向に延びる先端水平部23b、24bとを有し、先端水平部23b、24bにマウントラバーRが装着されている。他方、吸気マニホールド13の枝管13aには、図1から理解できるように、その下方に向けて湾曲する部位に、インタークーラ6を固定するための第1、第2の吸気側取付座30、31が一体成形されている。第1の吸気側取付座30は、インタークーラ6のU字状吸気管12に近い側の第1の吸気側取付部23に対応した位置に配設され、他方、第2の吸気側取付座30は、インタークーラ6のU字状吸気管12から遠い側の第2の吸気側取付部24に対応した位置に配設されている。この吸気マニホールド13に形成された第1、第2の吸気側取付座30、31は、その前端に、前方に向けて斜め下方に延びる傾斜面30a、31aを有する(図3)。
他方、インタークーラ6の第1、第2の吸気側取付部23、24には、傾斜部23a、24aと先端水平部23b、24bとの境に下方に向けて突出した突起33が形成されている(図6)。この突起33は、好ましくは、傾斜部23a、24aに連続して傾斜した傾斜面33aを備えているのがよい。
エンジン2に対するインタークーラ6の組み付け作業は次の工程で行われる。
第1工程
U字状吸気管12を固設したインタークーラ6を傾斜姿勢のまま、そのU字状吸気管12の下端を、スロットルボディ15に接続した第2可撓性耐圧接続管16に挿入する。
第2工程
第2可撓性耐圧接続管16を介してスロットルボディ15に挿入された片持ち状態のインタークーラ6をエンジン2の前方から後方に向けて揺動させて、エンジン2の上方域に設置する。
第3工程
インタークーラ6の既にマウントラバーRを嵌着させた状態の第1、第2の吸気側取付部23、24を吸気マニホールド13の吸気側取付座30、31に着座させる。
第4工程
インタークーラ6の既にマウントラバーRを嵌着させた状態の排気側取付部25をブラケット27の水平取付座27cに着座させる。
第5工程
インタークーラ6の入口タンク6aの開口部を排気過給機5に連結した第1可撓性耐圧接続管10に挿入する。
第6工程
インタークーラ6の第1、第2の吸気側取付部23、24及び排気側取付部25をボルトBで固定する。
第7工程
U字状吸気管12の下端及びインタークーラ6の入口タンク6aの開口部を各接続管16、10に連結固定する。
上記第2工程から第3工程において、スロットルボディ15と第2可撓性耐圧接続管16で連結されたインタークーラ6をエンジン2の前方から後方に向けて揺動させて、エンジン2の上方域に設置する組み付け作業の過程で、図7に示すように、インタークーラ6の第1、第2の吸気側取付部23、24の突起33が吸気マニホールド13の第1、第2の吸気側取付座30、31の傾斜面30a、31aに摺接して、吸気側取付部23、24の先端水平部23b、24bが浮き上がった状態となり、これによりマウントラバーRが第1、第2の吸気側取付座30、31と干渉して損傷を受けてしまうのを防止することができる。
また、突起33に傾斜面33aを設けた場合には、この傾斜面33aが、吸気マニホールド13の吸気側取付座30、31の傾斜面30a、31aによってガイドされるため、インタークーラ6をエンジン2の上方域まで後方に移動させながら所定位置に位置決めするまでの過程の作業性を向上させることができる。
また、吸気マニホールド13の枝管13aがエンジンから一旦遠ざかった後に下方に湾曲する部分に吸気側の取付座30、31が形成されているため、インタークーラ6の前端部の高さ位置を比較的低く設置することができ、これによりボンネットラインを低く設計することができると共に、インタークーラ6の吸気側取付部23、24を前方に拡張することで排気側取付部25との間の距離を拡大することができ、これによりインタークーラ6の支持を安定化することができる。
なお、実施例のエンジンユニット1では、排気過給機5をエンジン2の一端部に片寄せした状態で配設し、この排気過給機5の上方に延在する加圧エア吐出管5bの直上方にインタークーラ6の入口側接続口6dが位置するようにしてあるため、排気過給機5からインタークーラ6の入口タンク6aまでの距離を短縮することができ、これにより圧力損出を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、インタークーラ6の第1、第2の吸気側取付部23、24の突起33は、少なくともU字状吸気管12に近い側に位置する第1の吸気側取付部23にだけ設け、U字状吸気管12から遠い側に位置する第2の吸気側取付部24から突起33を省いてもよい。また、第2の吸気側取付部24に対応した第2吸気側取付座31から傾斜面31aを省いてもよい。また、この第2吸気側取付座31から傾斜面31aを省き、他方、第2の吸気側取付部24に突起33を設けるようにしてもよい。
インタークーラ6のU字状吸気管12とスロットルボディ15とを第2可撓性耐圧接続管16で連結した状態でインタークーラ6をエンジン2の上方域に配置させるときに、インタークーラ6の移動軌跡は、U字状吸気管12に隣接する部分は比較的小さな弧を画きながら移動するのに対して、U字状吸気管12から遠い部分は比較的大きな弧を描きながら移動する。つまり、U字状吸気管12から遠い側の第2の吸気側取付部24は、そのマウントラバーRが第2吸気側取付座31と衝突して損傷を受ける可能性が比較的低い。したがって、この第2の吸気側取付部24から突起33を省いてもよいし、これに対応した第2吸気側取付座31から傾斜面31aを省いてもよい
実施例のインタークーラ付きエンジンユニットの部分斜視図である。 エンジンルーム内に搭載したエンジンユニットを車体前後方向の切断線に沿って断面した図である。 インタークーラの吸気側の取付構造を示す図である。 インタークーラの排気側の取付構造を示す図である。 インタークーラの排気側の取付構造を断面した図である。 インタークーラの吸気側の取付構造を断面した図である。 インタークーラをエンジンに組み付ける際の実施例の作用を説明するための図である。
符号の説明
2 直列多気筒エンジン
3 吸気系
4 排気系
5 排気過給機
5a コンプレッサ部
5b 加圧エア吐出管
6 インタークーラ
6a 入口タンク
6b 出口タンク
6c コア部
12 U字状吸気管
13 吸気マニホールド
13a 枝管
13b サージタンク部(集合部)
15 スロットルボディ
16 第2可撓性耐圧接続管
23 インタークーラの第1吸気側取付部
24 インタークーラの第2吸気側取付部
25 インタークーラの排気側取付部
30 吸気マニホールドの第1吸気側取付座
30a 傾斜面(ガイド面)
31 吸気マニホールドの第2吸気側取付座
31a 傾斜面(ガイド面)
33 突起
33a 突起の傾斜面
R マウントラバー

Claims (3)

  1. 排気過給機で昇圧した新気を冷却するためのインタークーラの入口タンクと出口タンクとがクランク軸の延び方向に延在した状態でエンジンの上方域に略水平の状態で配設されたインタークーラが、前記エンジンの一方の側の吸気側の取付座と、前記エンジンの他方の側の排気側の取付座とに着座した状態で固定される吸気側取付部と排気側取付部とを備え、これら吸気側取付部と排気側取付部に装着されたマウントラバーを介して、前記インタークーラが前記エンジンの吸気側と排気側に弾性支持されるエンジンのインタークーラ支持構造において、
    前記排気過給機のコンプレッサ部から上方に向けて延びる加圧エア吐出管と、
    該加圧エア吐出管と前記インタークーラの入口タンクとを連結する第1の可撓性耐圧接続管と、
    前記インタークーラの出口タンクに固設され、エンジンのクランク軸線と平行な面内で、前記出口タンクから下方に向けて且つU字状に湾曲して延びるU字状吸気管と、
    該U字状吸気管のクランク軸の延び方向且つ水平方向に向けて開放された下端開口とスロットルボディとを連結する第2の可撓性耐圧接続管とを有し、
    前記インタークーラの前記吸気側取付部の下面には、該インタークーラを設置する作業の際に前記吸気側取付部に装着されたマウントラバーと前記エンジンの吸気側の取付座との干渉を回避するために、前記吸気側取付部に装着されたマウントラバーの近傍且つ水平方向で該マウントラバーよりも前記エンジン側に配設されて下方に向けて突出した突起が形成されていることを特徴とするエンジンのインタークーラ支持構造。
  2. 前記突起には、前記エンジン側に第1傾斜面が形成され、また、前記エンジンの吸気側の取付座には、前記インタークーラを搭載するときに前記突起の第1傾斜面と摺接する第2傾斜面が形成されている、請求項1に記載のエンジンのインタークーラ支持構造。
  3. 前記エンジンの各気筒に新気を供給する吸気マニホールドの枝管が前記エンジンから一旦遠ざかった後に下方に湾曲する形状を有し、該枝管の下方に湾曲する部分に前記吸気側の取付座が形成され、
    前記吸気マニホールドの前記枝管の集合部に連結されたスロットルボディが前記エンジンのクランク軸の延び方向一端部に設けられている、請求項1又は2に記載のエンジンのインタークーラ支持構造。
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