JP4456658B1 - ローラ器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】健康又は美容に対し高い効力を発揮でき、且つ低コスト化が可能なローラ器具を提供する。
【解決手段】ローラ器具1は、ローラ2、シャフト3及びハンドルを備え、ローラ2において回転方向Aに沿って1つおきに配された側面5a,5b,5cには、ゲルマ粒30が設けられている。ゲルマ粒30は、側面5a,5b,5cから円錐状に突出しており、側面5aに設けられた第1ゲルマ粒30aと、側面5bに軸方向に沿って一対設けられた第2ゲルマ粒30b,30bと、側面5cに軸方向に沿って一対設けられた第3ゲルマ粒30c,30cと、を含んでいる。第1ゲルマ粒30aは、軸方向において第2ゲルマ粒30b,30b間に位置するよう配置され、第2ゲルマ粒30b,30bは、軸方向において第3ゲルマ粒30c,30c間に位置するよう配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ローラ器具に関し、特に、使用者の肩こりや筋肉痛の低減、疲労回復、たるみ改善又は痩身等を図るローラ器具に関する。
従来のローラ器具としては、ローラ部が軸部(支持部)によって把持部に回動可能に取付けられ、ローラ部の側面に複数の凸部が設けられたものが知られている。このようなローラ器具では、ローラ部の側面を使用者の身体に当てつつローラ部を回転させながら動かすことで、側面の複数の凸部によって身体に押圧刺激が加えられる。
例えば、特許文献1には、棒状の把持部と、皮膚に接触する6つの接触面を備えた棒状のローラ部と、ローラ部を把持部に対して回転可能に取付けるための軸部と、を備えたローラ器具が記載されている。この特許文献1に記載されたローラ器具では、ローラ部の6つの各面に、粒状の半導体が複数取付けられている。
特開2008−119181号公報
ここで、近年、健康や美容に対する関心は益々高まっており、そのため、上述したようなローラ器具として、健康又は美容に対し高い効力を発揮するものが望まれている。他方、昨今の市場ニーズにおいては、ローラ器具の低コスト化が強く求められている。
そこで、本発明は、健康又は美容に対し高い効力を発揮でき、且つ低コスト化が可能なローラ器具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るローラ器具は、少なくとも6面以上の側面を有する多角柱状外形のローラ部と、ローラ部をその軸回りに回動可能に支持するための支持部と、支持部に固定された把持部と、を備えたローラ器具であって、ローラ部において一の回転方向に沿って1つおきに配された第1、第2及び第3側面のみに、ゲルマニウムを含む材料からなる錐状凸部が設けられており、錐状凸部は、ローラ部の第1側面に1つ設けられた第1錘状凸部と、ローラ部の第2側面に軸方向に沿って一対設けられた第2錘状凸部と、ローラ部の第3側面に軸方向に沿って一対設けられた第3錘状凸部と、含んで構成され、第1錐状凸部は、ローラ部の第1側面における軸方向中央部に位置するよう配置され、第2錐状凸部は、ローラ部の第2側面における軸方向中央部と軸方向一端部との間、及び軸方向中央部と軸方向他端部との間に位置するよう配置され、第3錐状凸部は、ローラ部の第3側面における軸方向一端部及び軸方向他端部に位置するよう配置されていることを特徴とする。
この本発明のローラ器具を使用する場合、例えば、把持部を握ってローラ部の側面を使用者の身体に当てつつ、使用者の身体のリンパ節へ向かう血流の流れに沿って、ローラ部を回転させながら移動させる。これにより、錐状凸部に含まれるゲルマニウムに起因した効果(以下、単に「ゲルマニウム効果」という)によって使用者の身体に蓄積された老廃物等(老廃物、脂肪、余剰水分、毒素等)が揉みほぐされると共に、ローラ部の外形及び錐状凸部の形状に起因して身体に適度な押圧刺激が加えられて老廃物等がさらに揉みほぐされつつ、かかる老廃物等がリンパ節へ向けて流される。よって、使用者の血行及びリンパの流れを好適にスムーズにすることができ、例えば身体のこり、疲労、筋肉痛、むくみ(セルライト)、又は顔のたるみ等を好適に低減することが可能となる。
加えて、身体に当たる一対の錐状凸部にあっては、ローラ部の回転に伴ってその間隔が狭まるように又は拡がるようになっている。よって、ローラ部を回転させながら移動させると、蓄積された老廃物等が積極的に流れ出すような「もみ込む」又は「もみ出す」効果を身体に与えることができる。従って、従来技術に対し、使用者の血行及びリンパの流れを一層スムーズにすることができる。その結果、健康又は美容に対し高い効力を発揮することが可能となる。
ここで、上記のように、凸形状が円錐状である錐状凸部が形成されていることから、ゲルマニウム効果を生じさせる面が錐側面となる。そのため、ゲルマニウム効果の及ぶ範囲を、錐状凸部の突出方向上方だけでなく、錐状凸部の周辺にまで拡げることができる。つまり、錐状凸部は、上述の押圧刺激を好適に与えるだけでなく、ゲルマニウム効果を広範囲に及ぼすことができる形状となっている。その結果、ローラ部の全ての側面に錐状凸部を形成せずに、1つおきに配された第1、第2及び第3側面にのみ錐状凸部を形成しても、充分なゲルマニウム効果を得ることができる。よって、錐状凸部の数を低減でき、低コスト化が可能となる。
さらに、第1錐状凸部が第2錘状凸部の間に位置する共に第2錐状凸部が第3錘状凸部の間に位置するよう配置されることになるため、錐状凸部は、回転方向に重ならないよう軸方向に互いに離れて配置されることになる。よって、ローラ部の側面を使用者の身体に当てつつローラ部を回転させながら移動させたとき、一の錐状凸部による押圧刺激及びゲルマニウム効果が、他の錐状凸部による押圧刺激及びゲルマニウム効果と重なることが少なくなる。よって、錐状凸部を効率よく適正な数で配置でき、低コスト化が一層可能となる。
従って、本発明によれば、健康又は美容に対し高い効力を発揮でき、且つ低コスト化が可能となる。
また、第1錐状凸部は、ローラ部の第1側面における軸方向中央部に位置するよう配置され、第2錐状凸部は、ローラ部の第2側面における軸方向中央部と軸方向一端部との間、及び軸方向中央部と軸方向他端部との間に位置するよう配置され、第3錐状凸部は、ローラ部の第3側面における軸方向一端部及び軸方向他端部に位置するよう配置されていることが好ましい。この場合、身体に当たる一対の錐状凸部の間隔の変化が、ローラ部の回転に伴って最も大きくなるように構成される。よって、上記「もみ込む」又は「もみ出す」効果を効果的に身体に与えることができ、健康又は美容に対し一層高い効力を発揮することが可能となる。
また、ローラ部は、六角柱状外形を呈することが好ましい。この場合、ローラ部の側面を使用者の身体に当てつつローラ部を回転させながら移動させたとき、一層適度な押圧刺激がローラ部の外形に起因して身体に加えられることとなる。
また、支持部は、ローラ部を回動可能に軸支する軸体であり、その軸方向一端部がローラ部を貫通するように該ローラ部に内挿され、把持部は、棒状を呈し、ローラ部に対し同軸で並設されるように支持部の軸方向他端部に固定されている場合がある。このようなローラ器具は、肩や顔周りの部位に対し特に好適に使用することができ、肩や顔周りの部位に対し上記作用効果が特に効果的に発揮される。
このとき、支持部の軸方向一端部に着脱可能に固定されるアームをさらに備え、アームは、軸方向に沿って真っ直ぐ延びる基端部と、基端部に連続し且つ軸方向に沿って弓状に延びる中間部と、中間部に連続し且つ基端部側に向けて湾曲するように延びる先端部と、を含んで構成され、アームの先端部の端面には、ゲルマニウムを含む材料からなる錐状凸部が形成されていることが好ましい。この場合、アームを支持部に固定することで、アームの先端部の錐状凸部によって、例えば身体の手の届き難い部位(首筋、肩、背中等)を所望に直接押圧することも可能となる。
また、把持部の軸方向他端面には、ゲルマニウムを含む材料からなる錐状凸部が形成されていることが好ましい。この場合、例えば他の作業をしながらでも、把持部の軸方向他端面の錐状凸部によって身体を気軽に直接押圧することも可能となる。
本発明によれば、健康又は美容に対し高い効力を発揮でき、且つ低コスト化が可能となる。
本発明の第1実施形態に係るローラ器具を示す分解正面図である。 図1のローラ器具の本体を示す一部断面正面図である。 図1のローラ器具の本体を示す右側面図である。 図1のIV−IV線に沿っての断面図である。 図1のローラ器具の本体におけるローラの側面を展開して示した図である。 図1のローラ器具の使用方法を説明するための図である。 本発明の参考実施形態に係るローラ器具を示す斜視図である。 図7のローラ器具を示す一部断面正面図である。 図7のローラ器具を示す右側面図である。 図8のX−X線に沿っての断面図である。 図7のローラ器具における第1ローラ及び第2ローラの側面を展開して示した図である。 図7のローラ器具の使用方法を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、「上」「下」「左」「右」の語は、図面に示す状態に基づいており、便宜的なものである。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係るローラ器具を示す分解正面図であり、図2,3は図1のローラ器具の本体を示す一部断面正面図、右側面図であり、図4は図3のIV−IV線に沿っての断面図、図5はローラの側面を展開して示した図である。図1〜図4に示すように、ローラ器具1は、使用者の肩こりや筋肉痛の低減、疲労回復、たるみ改善又は痩身等を図るものである。本実施形態のローラ器具1は、特に、肩や顔周りの部位に対し特に好適に使用できるものである。
図1,2に示すように、ローラ器具1は、ローラ(ローラ部)2、シャフト(支持部)3、及びハンドル(把持部)4を概略備えた本体25を具備し、ローラ2がシャフト3によってハンドル4に回動可能に取付けられている。このローラ器具1は、使用者がハンドル4を握ってローラ2の側面5を使用者の身体に当て、ローラ2を回転させながら移動させることで使用される。
図2に示すように、ローラ2は、使用者に当接される部分であり、軸Gを中心軸とする六角柱状外形を呈している。このローラ2は、使用者に接触する接触面として、6つの側面5を有している。ローラ2は、例えば、桧等の木材で形成され、その長さが75mmとされている。
このローラ2には、軸Gに沿って貫通孔6が形成されている。貫通孔6は、シャフト3を挿通するものであり、円形断面とされている。このローラ2の軸Gに沿う方向(以下、「軸方向」という)の一端側(図示左側)の一端面2aには、後述の取付け金具7を挿通するためものとして、貫通孔6よりも大径の円形凹部8が形成されている。また、ローラ2において軸方向の一端側の角部は、曲面加工(R面取り)が施されて曲面形状を呈している。
シャフト3は、ローラ2を軸G回りに回動可能に支持するためのものである。シャフト3は、例えば、SUS材等の金属で形成されている。このシャフト3の外周面3cには、雄螺子9が全域に亘り形成されている。
このようなシャフト3は、ローラ2と同軸にして該ローラ2の貫通孔6に所定の隙間を有して内挿されている。これにより、ローラ2は、シャフト3に対し軸G回りに相対的に回動可能とされる。すなわち、ローラ2は、軸Gを回転軸として、回転方向A及び回転方向Bの双方に回転自在とされている。そして、貫通孔6にシャフト3が挿通された状態で、ローラ2を軸方向に挟むよう取付け金具7及びパイプ10がシャフト3に取付けられている。これにより、ローラ2の軸方向の移動が規制され、ローラ2がシャフト3から抜け出ないようになっている。
取付け金具7は、例えばSUS材等の金属で形成され、軸Gを中心軸と延びる円筒部11と、円筒部11の外周面における軸方向の一端部に設けられた笠状の頭部12と、を含んで構成されている。円筒部11の内周面11dにおいて軸方向の中央部から他端に亘る領域には、雌螺子13が形成されている。雌螺子13内の軸方向中央部には、ホロセット(螺子止め)14が設けられている。これにより、雌螺子13内においてホロセット14を介して軸方向の一端側が、後述の押圧アーム15(図1参照)を固定するための雌螺子13aを構成する。一方、雌螺子13内においてホロセット14を介して軸方向の他端側が、シャフト3の雄螺子9に螺合する雌螺子13bを構成する。
このような取付け金具7は、ローラ2の円形凹部8に所定の隙間を有して同軸で内部挿されると共に、その内周面11dの雌螺子13bにシャフト3の雄螺子9が螺合されている。これにより、取付け金具7は、シャフト3に同期回転可能に固定されることとなる。
パイプ10は、例えばSUS材等の金属で形成され、その内周面10dには、雌螺子16が形成されている。このパイプ10は、シャフト3に同軸で外挿され、その雌螺子16にシャフト3の雄螺子9が螺合されている。これにより、パイプ10は、ローラ2の回動を阻害せず且つローラ2が軸方向にズレないように、取付け金具7と協働してローラ2を軸方向に挟み込むこととなる。
ハンドル4は、使用者が握るグリップとして機能するものであり、例えば桧等の木材で形成されている。このハンドル4には、シャフト3が挿通するものとして、軸Gを中心軸として延びる円形断面の貫通孔17が形成されている。そして、ハンドル4の軸方向の他端面4bには、貫通孔17よりも大径の円形凹部18が形成されている。この円形凹部18には、貫通孔17を密閉するようハンドル台座19が嵌合されて固定されている。
ハンドル台座19は、例えばSUS材等の金属で形成されており、軸Gを中心軸として延びる円筒部20と、円筒部20の外周面において軸方向の他端部に設けられた鍔部21と、を含んで構成されている。円筒部20の内周面20dには、シャフト3の雄螺子9に螺合する雌螺子22が形成されている。図2,3に示すように、この円筒部20の軸方向の他端面20bには、後述のゲルマニウム粒30を固定するためのものとして、内周面20dよりも大径の円形凹部23が形成されている。また、雌螺子22内の軸方向の他端部には、ホロセット24が設けられている。鍔部21は、ハンドル4の他端面4bに当接されている。
図2に戻り、このようなハンドル4は、シャフト3に同軸で外挿されてローラ2に並設されると共に、ハンドル台座19の雌螺子22にシャフト3の雄螺子9が螺合されている。そして、ハンドル4の軸方向の一端面4aが、パイプ10に当接されている。これにより、ハンドル台座19及び取付け金具7でハンドル4が軸方向に挟持され、その結果、ハンドル4がシャフト3に同期回転可能に固定されることとなる。
ここで、図4に示すように、ローラ2において回転方向Aに沿って1つおきにこの順で配された側面5a,5b,5cには、ゲルマニウムを含む材料からなるゲルマニウム粒(錐状凸部)30が設けられている。
ここでのゲルマニウム粒30は、その純度が99質量%とされた高純度のゲルマニウム(Ge)である。なお、ゲルマニウム粒30には、例えばステンレス等の材料が、ゲルマニウムを固形化するために1質量%含まれている。ゲルマニウム粒30は、円形のチップ状を呈しており、その一端面31が円錐状を呈している。つまり、ゲルマニウム粒30の一端面31が円錐側面(錐側面)を構成する(以下、円錐側面31と称す)。このゲルマニウム粒30は、ローラ2の側面5a,5b,5cに設けられた円形凹部32にローラ台座33を介して固定されている。
具体的には、ローラ台座33は、例えばSUS材等の金属で形成されており、円柱部34と、円柱部34の外周面の端部に設けられた鍔部35と、含んで構成されている。円柱部34の鍔部35側の端面34aには、円形凹部36が形成されている。そして、円錐側面31が露出するようにゲルマニウム粒30がローラ台座33の円形凹部36に嵌合されて固定されると共に、鍔部35が側面5a,5b,5cに当接されつつローラ台座33が円形凹部32に嵌合されて固定されている。これにより、ゲルマニウム粒30は、側面5a,5b,5cに円錐状で突出するよう固定されることとなる。
図5に示すように、ゲルマニウム粒30は、側面(第1側面)5aに1つ設けられた第1ゲルマニウム粒(第1錐状凸部)30aと、側面(第2側面)5bに軸方向に沿って一対設けられた第2ゲルマニウム粒(第2錐状凸部)30b,30bと、側面(第3側面)5cに軸方向に沿って一対設けられた第3ゲルマニウム粒(第3錐状凸部)30c,30cと、を含んで構成されている。
第1ゲルマニウム粒30aは、側面5aにおける軸方向の中央部R1に形成されている。第2ゲルマニウム粒30b,30bは、側面5bにおける軸方向の中央部R1と一端部R31との間R21、及び中央部R1と他端部R32との間R22に形成されている。そして、第3ゲルマニウム粒30c,30cは、側面5cにおける軸方向の一端部R31及び他端部R32に形成されている。すなわち、第1ゲルマニウム粒30aは第2ゲルマニウム粒30b,30b間に位置するよう配置され、第2ゲルマニウム粒30b,30bは第3ゲルマニウム粒30c,30c間に位置するよう配置されている。
これにより、身体に接触する一対のゲルマニウム粒30,30は、その間隔が回転方向Aに回転するに連れて狭まるように(回転方向Bに回転するに連れて拡がるように)構成されている。換言すると、ゲルマニウム粒30は、回転方向Aに進むに連れて、軸方向の中央部R1から一端側及び他端側に傾斜する2つのラインL1,L2上に位置するようなパターンで側面5に配置されている。つまり、配置されたゲルマニウム粒30で正三角形の縁が形成されるようになっている。その結果、ゲルマニウム粒30は、回転方向A(又は、回転方向B)において重ならないように、軸方向に互いに離れて配置されている。
また、図3に示すように、ハンドル4の軸方向の他端面4bにも、ゲルマニウム粒30が設けられている。具体的には、円錐側面31が露出するようにゲルマニウム粒30がハンドル台座19の円形凹部23に嵌合されて固定され、これにより、ゲルマニウム粒30がハンドル4の他端面4bから円錐状で突出するよう固定されている。
また、図1に示すように、本実施形態のローラ器具1では、押圧アーム(アーム)15が本体25のシャフト3の軸方向一端部に着脱可能に取り付けられ、この押圧アーム15によって、使用者の首筋、肩、背中等が所望に直接押圧される。押圧アーム15は、例えばSUS材等の金属で形成されており、円形断面を呈している。この押圧アーム15は、基端部41、中間部42及び先端部43を有している。
基端部41は、軸方向に沿って真っ直ぐ延在する。この基端部41の外周面41cにおける基端側には、取付け金具7に固定するための雄螺子44が形成されている。中間部42は、基端部41に連続し且つ軸方向に沿って弓状に延在する。先端部43は、中間部42に連続し且つ基端部41側に向けて湾曲するように延在する。先端部43の外周面43cにおける先端側には、アーム台座45を固定するための雄螺子46が形成されている。
アーム台座45は、身体に接触する部分であり、先端側に狭まる円錐台形状を呈している。このアーム台座45の後端面45aには、内周面に雌螺子47が設けられた円形凹部48が設けられている。一方、アーム台座45の先端面45bには、円錐側面31が露出して先端側に円錐状で突出するように、ゲルマニウム粒30が埋設され固定されている。このアーム台座45は、その円形凹部48の雌螺子47に先端部43の雄螺子46が螺合され、先端部43に固定されている。
このような押圧アーム15は、その基端部41が取付け金具7の円筒部11の内周面11d(図2参照)に挿入されると共に、その雄螺子44が雌螺子13a(図2参照)に螺合する。これにより、押圧アーム15は、シャフト3に着脱可能に固定されることなる。
次に、本実施形態の使用方法について説明する。最初に、押圧アーム15を取り外した状態での使用について説明する。
まず、使用者の左半身側(図示右側)に対する使用について説明する。図6(a)に示すように、ハンドル4を握り、左半身側(図示右側)の鎖骨上方にて三角形に窪んだ凹部P1(リンパ節のツボ)に、軸方向を左右方向にしてローラ2の側面5を当てる。そして、鎖骨に軽く当てながら上下方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転方向A,Bに回転させながら往復移動させる(矢印S1)。これにより、リンパの流れを活性化させる。
続いて、軸方向を左右方向にしてローラ2の側面5を耳たぶの付け根P2に当てる。そして、耳たぶの付け根P2から凹部P1に亘って、上下方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転方向A,Bに回転させながら往復移動させる(矢印S2)。これにより、顔及び顔周りに蓄積された老廃物、脂肪、余剰水分及び毒素等の少なくとも1つ(以下、「老廃物等」という)を顎先P3側に移動させる。
続いて、軸方向を上下方向にしてローラ2の側面5を顎先P3に当てる。そして、顎先P3から耳たぶの付け根P2に亘って、左右方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転方向A,Bに回転させながら往復移動させる(矢印S3)。
続いて、再度、ローラ2の側面5を耳たぶの付け根P2に当て、耳たぶの付け根P2から凹部P1に亘って上下方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転させながら往復移動させる(矢印S4)。
以上によって、顔及び顔周りの老廃物等が首筋を通って上方から下方へと流動されているため、再度、リンパ節のツボである凹部P1にローラ2の側面5を当て、鎖骨に軽く当てながら上下方向に掻き出すよう所定回数(例えば、60回)ローラ2を回転方向A,B回転させながら往復移動させる(矢印S5)。
そして、上記矢印S1〜S5の工程を右半身側(図示左側)に同様に実施する。その結果、使用者の顔及び顔周りの血行及びリンパの流れがスムーズとなり、顔のたるみやむくみの低減が図られると共に、小顔の実現が図られることとなる。
なお、ローラ2の回転の際には、身体を押圧するような力をローラ2に加えずに軽く当てることが好ましい。また、上記においては、使用者の左半身側から上記矢印S1〜S5の工程を実施しているが、右半身側から実施してもよく、これらは順不同である(以下、同じ)。
或いは、上述した使用態様の他に、次の使用態様でローラ器具1を使用する場合もある。すなわち、図6(b)に示すように、軸方向を上下方向にして口元P4にローラ2の側面5を当てる。そして、口元P4から頬P5を通って耳P6に至る範囲で、左右方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転させながら往復移動させる(矢印S6)。このとき、頬P5を上げるようにローラ2を移動させる。
続いて、軸方向を上下方向にして目元P7にローラ2の側面5を当て、目元P7から耳P6に至る範囲で、左右方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転させながら往復移動させる(矢印S7)。そして、軸方向を左右方向にして眉毛の上部P8にローラ2の側面5を当て、眉毛の上部P8から髪の生え際P9に至る範囲で、上下方向に所定回数(例えば、50回)ローラ2を回転させながら往復移動させる(矢印S8)。
その結果、使用者の顔が引き締められ、顔のハリの向上及び顔のしわの低減が図られることとなる。なお、上記矢印S6,S7の工程は、使用者の左半身側と右半身側との双方に実施することが好ましい。
次に、押圧アーム15を取り付けて使用する場合に説明する。まず、押圧アーム15の基端部41を、シャフト3の取付け金具7の内周面11dに同軸に挿入する。これと共に、基端部41の雄螺子44を、取付け金具7の雌螺子13aに螺合し、取付け金具7とが一体になるよう押圧アーム15を固定する。
この状態で、ハンドル4を握り、押圧アーム15のアーム台座45のゲルマニウム粒30を、例えば手の届き難い首筋、肩又は背中等のツボに接触させる。そして、ハンドル4に所望な力をかけることで、アーム台座45によってツボが所望に(心地よい程度の圧力で)押圧されつつ、かかるツボにゲルマニウム効果が及ぶこととなる。
以上、本実施形態のローラ器具1では、身体に蓄積された老廃物等がリンパ節(凹部)P1へ向かうように、ローラ2の側面5を顔及び顔周りの部位に適宜当てつつ、ローラ2を回転方向A,Bに回転させながら適宜移動させている(上記矢印S1〜S5の工程)。これにより、ゲルマニウム効果によって老廃物等を揉みほぐすと共に、ローラ2の外形及びゲルマニウム粒30の形状(エッジ)によって身体に適度な押圧刺激を加えて老廃物等をさらに揉みほぐし、そして、かかる老廃物等をリンパ節P1へと好適に流すことができる。
このとき、本実施形態においては、上述したように、第1ゲルマニウム粒30aが第2ゲルマニウム粒30b,30b間に位置するよう配置され、第2ゲルマニウム粒30b,30bが第3ゲルマニウム粒30c,30c間に位置するよう配置されている。よって、身体に当たる一対のゲルマニウム粒30,30にあっては、ローラ2の回転方向Aの回転に伴ってその間隔が狭まるように、又はローラ2の回転方向Bの回転に伴って拡がるようになっている。従って、ローラ2を回転させながら移動させると、蓄積された老廃物等が積極的に流れ出すような「もみ出す」又は「もみ込む」効果を身体に与えることができる。
従って、本実施形態によれば、老廃物等や筋肉を柔らかく揉みほぐして流し、使用者の血行及びリンパの流れを一層スムーズにすることができ、例えば身体のこり、疲労、筋肉痛、むくみ(セルライト)、又は顔のたるみ等を好適に低減することが可能となる。また、新陳代謝を高め、利尿作用を高めることができる。その結果、健康又は美容に対し高い効力を発揮することが可能となる。
ここで、上述したように、ゲルマニウム粒30は側面5a,5b,5cから円錐状に突出する円錐状凸部(錐状凸部)とされ、ゲルマニウム効果を生じさせる面は円錐側面31とされている。よって、ゲルマニウム効果は、通常、面から垂直方向に向けて及ぶことから、ゲルマニウム粒30の突出方向上方(突出する方向から見てゲルマニウム粒30が設けられた領域)だけでなく、ゲルマニウム粒30の周辺にまで、ゲルマニウム効果を好適に及ぼすことができる。つまり、ゲルマニウム粒30は、その円錐側面31に起因して、押圧刺激を好適に与えるだけでなく、ゲルマニウム効果を広範囲に及ぼすことができるのである。
その結果、ローラ2の全ての側面5にゲルマニウム粒30を形成せず、本実施形態のように1つおきに配された側面5a,5b,5cのみにゲルマニウム粒30を形成しても、充分なゲルマニウム効果を得ることができる。よって、ゲルマニウム粒30の総数を低減でき、低コスト化が可能となる。なお、ゲルマニウムは比較的高価なものであることから、ゲルマニウム粒30の総数低減は、低コスト化に対し特に有効である。
さらに、上述したように、ゲルマニウム粒30が回転方向A,Bにおいて重ならないよう軸方向に互いに離れて配置されているため、ローラ2の側面5を使用者の身体に当てつつローラ2を回転させながら移動させたとき、一のゲルマニウム粒30による押圧刺激及びゲルマニウム効果が、他のゲルマニウム粒30による押圧刺激及びゲルマニウム効果と重なるということ(いわゆる、効果ロス)が少なくなる。よって、ゲルマニウム粒30を効率よく適正な数で配置でき、低コスト化が一層可能となる。なお、この作用効果にあっては、本実施形態のようにゲルマニウム効果が広範囲に及ぶ場合には効果ロスが発生し易いため、顕著である。
さらに、本実施形態では、上述したように、ローラ2の側面5を顔に適宜当てつつ、ローラ2を回転方向A,Bに回転させながら適宜移動させている(上記矢印S6〜S8の工程)。これにより、ゲルマニウム効果、ローラ2の外形及び、ゲルマニウム粒30の形状によって引締め効果をも発揮させることができ、顔のハリの向上及び顔のしわの低減が可能となる。
また、本実施形態では、上述したように、第1ゲルマニウム粒30aが、側面5aにおける軸方向の中央部R1に位置し、第2ゲルマニウム粒30bが、側面5bにおける軸方向の中央部と一端部との間R21及び中央部と他端部との間R22に位置し、第3ゲルマニウム粒30cが、側面5cにおける軸方向の一端部R31及び他端部R32に位置している。よって、接触するゲルマニウム粒30,30の間隔の変化が、ローラ2の回転に伴って最も大きくなるように構成されている。従って、「もみ出す」又は「もみ込む」効果を特に効果的に身体に与えることができ、健康又は美容に対し一層高い効力を発揮することが可能となる。
また、本実施形態では、上述したように、ローラ2が六角柱状外形を呈することから、ローラ2の側面5を身体に当てつつローラ2を回転させながら移動させたとき、一層適度な押圧刺激がローラ2の外形に起因して身体に加えられることとなる。
また、本実施形態では、上述したように、押圧アーム15がシャフト3の取付け金具7に着脱可能とされている。つまり、本実施形態は、ローラ部分としてのローラ2と、タッチ部分としての押圧アーム15と、が着脱自在となっている。そして、押圧アーム15を取り付けることで、その先端部43のゲルマニウム粒30によって、身体の手の届き難いツボを所望に直接押圧することも可能となる。これにより、ツボが所望に押圧されながら該ツボにゲルマニウム効果が作用され、その結果、身体のコリ(肩コリ等)の低減や疲労回復が可能となる。
なお、本実施形態では、押圧アーム15がシャフト3の取付け金具7に螺合されることから、シャフト3に固定されているハンドル4を回すことで螺合及び螺合解除を実現でき、押圧アーム15を容易に着脱することができる。
また、本実施形態では、上述したように、ハンドル4の軸方向の他端面4bにゲルマニウム粒30が設けられている。よって、例えば、他の作業を行いながら、又は寛ぎながらでも、本体25に押圧アーム15を取り外し又は取り付けた状態でローラ器具1のハンドル4のゲルマニウム粒30を身体のツボに当て、ツボを気軽に直接押圧することも可能となる。
なお、ゲルマニウム効果に含まれる遠赤外線効果やマイナスイオン効果によって、ゲルマニウム粒30に接触する部位及びその周辺部位が温められることから、老廃物等を揉みほぐして流す上記効果は、特に有効なものである。
参考実施形態]
次に、本発明の参考実施形態について説明する。本実施形態の説明においては、上記実施形態と同様な説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図7〜9は本発明の参考実施形態に係るローラ器具を示す斜視図、一部断面正面図、右側面図であり、図10は図8のX−X線に沿っての断面図であり、図11は第1及び第2ローラの側面を展開して示した図である。図7,8に示すように、本実施形態のローラ器具50は、太腿、腹部周り及び腕周りの部位(首から下の部分)に対して、特に好適に使用できるものである。
ローラ器具50は、第1及び第2ローラ(第1ローラ部,第2ローラ部)51,51、一対の支持板(支持部)52,52、及びグリップ(把持部)53を概略備え、第1及び第2ローラ51,51が支持板52,52によって回動可能に支持されていると共に、支持板52,52にグリップ53が固定されている。
第1及び第2ローラ51,51は、例えば、アルミニウムで形成され、その長さが約100mmとされている。第1及び第2ローラ51,51の軸方向の一端面51a,51a及び他端面51b,51bのそれぞれには、円形凹部85が形成されている。円形凹部85の内周面には、雌螺子54が形成されている。これら第1及び第2ローラ51,51は、その一端面51a,51a同士(他端面51b,51b同士)が同一平面上に位置するように、所定距離だけ離れて並設されている。
図9に示すように、支持板52は、略三角形形状の板材であり、例えばアルミニウムで形成されている。支持板52の下方の2つの隅部には、第1及び第2ローラ51,51の円形凹部85に連通する貫通孔55(図8参照)が形成されている。また、支持板52の上方の隅部には、グリップ53の円形凹部56(後述)に連通する貫通孔57(図8参照)が形成されている。
図7,8に示すように、このような支持板52,52は、第1及び第2ローラ51,51を挟むよう並設されると共に、その貫通孔55にビス58が相対回動可能に挿通されている。これと共に、ビス58が第1及び第2ローラ51,51の円形凹部85にそれぞれ挿入され、ビス58の外周面58cの雄螺子59が雌螺子54に螺合されている。これにより、ビス58は、第1及び第2ローラ51,51のそれぞれと同期回転可能に固定される。その結果、第1及び第2ローラ51,51は、支持板52,52に対しそれぞれ独立して相対回動可能に固定されることとなる。
なお、このビス58には、ワッシャ60,61が取り付けられている。ワッシャ60は、第1ローラ51と支持板52との間及び第2ローラ51と支持板52との間に介在され、ワッシャ61は支持板52とビス58の頭部62との間には介在されている。
グリップ53は、円形棒状を呈し、例えばアルミニウムで形成されている。このグリップ53の外周面53cは、使用者が握り易いよう波状を呈している。グリップ53の両端面53a,53bには、円形凹部56が形成されている。円形凹部56の内周面には、雌螺子64が形成されている。
このグリップ53は、その長手方向を軸方向と平行にし、且つその円形凹部63が支持板52の貫通孔57に連通するように支持板52,52間に配置されている。そして、貫通孔57及び円形凹部63にビス65が挿入され、円形凹部63の雌螺子64にビス65の外周面65cの雄螺子66が螺合されている。これにより、グリップ53が支持板52,52に固定されることとなる。なお、このビス65には、その頭部67と支持板52と間に介在されるようワッシャ68が取り付けられている。
図10,11に示すように、第1ローラ51において、側面69のうち回転方向Aに沿って1つおきにこの順で配された側面69a,69b,69cには、上記ゲルマニウム粒30と同様なゲルマニウム粒70が設けられている。また、第2ローラ51において、側面69のうち回転方向Bに沿って1つおきに配された側面69a,69b,69cには、上記ゲルマニウム粒30と同様なゲルマニウム粒70が設けられている。
このゲルマニウム粒70は、各側面(第1側面)69a,69aにて軸方向に沿って一対設けられた第1ゲルマニウム粒(第1錐状凸部)70a,70aと、各側面(第2側面)69b,69bにて軸方向に沿って一対設けられた第2ゲルマニウム粒(第2錐状凸部)70b,70bと、各側面(第3側面)69c,69cにて軸方向に沿って一対設けられた第3ゲルマニウム粒(第3錐状凸部)70c,70cと、を含んで構成されている。
第1ゲルマニウム粒70a,70aは、側面69a,69aにおける軸方向の中央部R1に形成されている。第2ゲルマニウム粒70b,70bは、側面69b,69bにおける軸方向の中央部R1と一端部R31との間R21、及び軸方向の中央部R1と他端部R32との間R22に形成されている。そして、第3ゲルマニウム粒70c,70cは、側面69c,69cにおける軸方向の一端部R31及び他端部R32に形成されている。すなわち、第1ゲルマニウム粒70a,70aは第2ゲルマニウム粒70b,70b間に位置するよう配置され、第2ゲルマニウム粒70b,70bは第3ゲルマニウム粒70c,70c間に位置するよう配置されている。
これにより、第1ローラ51において身体に接触するゲルマニウム粒70,70は、その間隔が回転方向Aに回転するに連れて狭まるように(回転方向Bに回転するに連れて拡がるように)構成されている。一方、第2ローラ51において身体に接触するゲルマニウム粒70,70は、その間隔が回転方向Aに進むに連れて拡がるように(回転方向Bに回転するに連れて狭まるように)構成されている。換言すると、第1ローラ51のゲルマニウム粒70と第2ローラ51のゲルマニウム粒70とは、第1及び第2ローラ51,51間にて軸方向に沿って延びる線を基準に線対称となるようなパターンで配置されている。
なお、ここでの第1及び第2ローラ51,51、支持板52及びグリップ53、又はこれらの少なくとも1つは、純金又は純銀によるメッキ処理が施され、純金メッキ又は純銀メッキで覆われている。
次に、本実施形態の使用方法について図12を参照しつつ説明する。まず、グリップ53を握り、身体Mの股関節周辺のリンパ節M1に第1及び第2ローラ51,51当てる。そして、第1及び第2ローラ51,51を、回転方向A,Bに回転させながらリンパ節M1上を所定回数(例えば、50回)往復移動させる(矢印S11)。
続いて、身体Mの所望な部位(例えば、腹部や太股等の)に第1及び第2ローラ51,51当て、そして、これら第1及び第2ローラ51,51を、回転方向A(又は、回転方向B)に回転させながらリンパ節M1に向かって所定回数(例えば、50回)移動させる(矢印S12)。
或いは、身体Mの脇の下のリンパ節M2に第1及び第2ローラ51,51当て、第1及び第2ローラ51,51を、回転方向A,Bに回転させながらリンパ節M2上を所定回数(例えば、50回)往復移動させる(矢印S13)。そして、身体Mの所望な部位(例えば、二の腕や脇、胸部等)に第1及び第2ローラ51,51当て、これら第1及び第2ローラ51,51を回転させながらリンパ節M2に向かって所定回数(例えば、50回)移動させる(矢印S14)。
その結果、ゲルマニウム効果によって老廃物等が揉みほぐされると共に、第1及び第2ローラ51,51の外形及びゲルマニウム粒70の形状(エッジ)によって身体に適度な押圧刺激が加えられて老廃物等がさらに揉みほぐされ、老廃物等をリンパ節M1,M2へと好適に流すことができる。従って、使用者の血行及びリンパの流れを一層スムーズにすることができ、例えば腹部周り、太腿又は腕周りの疲労、筋肉痛、むくみ(セルライト)等を好適に低減することが可能となる。
ここで、本実施形態では、上述したように、第1ローラ51の側面69a,69b,69cは、回転方向Aに沿って1つおきにこの順で配されていると共に、第2ローラ51の側面69a,69b,69cは、回転方向Bに沿って1つおきにこの順で配されている。そして、側面69a,69aに設けられた第1ゲルマニウム粒70a,70aは、側面69b,69bに設けられた第2ゲルマニウム粒70b,70b間に位置するよう配置され、この第2ゲルマニウム粒70b,70bは、側面69c,69cに設けられた第3ゲルマニウム粒70c,70c間に位置するよう配置されている。
よって、回転方向Aに回転させながら第1ローラ51が先行するように第1及び第2ローラ51,51を移動させたときには、「もみ込む」効果の後に「もみ出す」効果が加わるパターンでもって、これら効果の双方が身体Mに加わる。他方、回転方向Bに回転させながら第1ローラ51が先行するように第1及び第2ローラ51,51を移動させたときには、「もみ出す」効果の後に「もみ込む」効果が加わるパターンでもって、これら効果の双方が身体Mに加わることとなる。よって、蓄積された老廃物等が一層積極的に流れ出すような刺激を使用者の身体に与え、使用者の血行及びリンパの流れをより一層スムーズにすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記第1実施形態では、顔や顔周りの部位に対してローラ2を接触・回転させて使用し、上記参考実施形態では、太腿、腹部周り及び腕周りの部位に対して第1及び第2ローラ51,51を接触・回転させて使用したが、本発明は、その他の種々の部位にローラ部を接触・回転させて使用することも勿論可能である。よって、本発明では、身体のコリや筋肉痛の低減、疲労回復、たるみ改善又は痩身等を実現できる。
また、上記実施形態では、ローラ部として、六角柱外形のローラ2,51,51を用いたが、六角柱外形に限定されず、少なくとも6面以上の側面を有する多角柱状外形であればよい。
また、上記実施形態では、錐状凸部として、円錐状に突出するゲルマニウム粒30,70を用いたが、円錐状に限定されず、錐状凸部であればよい。
1,50…ローラ器具、2…ローラ(ローラ部)、3…シャフト(支持部,軸体)、4…ハンドル(把持部)、4b…他端面(把持部の軸方向他端面)、5,69…側面、5a,69a1,69a…側面(第1側面)、5b,69b,69b…側面(第2側面)、5b,69c,69c…側面(第3側面)、15…押圧アーム(アーム)、30,70…ゲルマニウム粒(錐状凸部)、30a,70a…第1ゲルマニウム粒(第1錘状凸部)、30b,70b…第2ゲルマニウム粒(第2錘状凸部)、30c,70c…第3ゲルマニウム粒(第3錘状凸部)、41…基端部、42…中間部、43…先端部、45b…先端面(先端部の端面)、52…支持板(支持部)、53…グリップ(把持部)、51…第1ローラ(第1ローラ部,ローラ部)、51…第2ローラ(第2ローラ部,ローラ部)、G…軸。

Claims (5)

  1. 少なくとも6面以上の側面を有する多角柱状外形のローラ部と、
    前記ローラ部をその軸回りに回動可能に支持するための支持部と、
    前記支持部に固定された把持部と、を備えたローラ器具であって、
    前記ローラ部において一の回転方向に沿って1つおきに配された第1、第2及び第3側面のみに、ゲルマニウムを含む材料からなる錐状凸部が設けられており、
    前記錐状凸部は、前記ローラ部の第1側面に1つ設けられた第1錘状凸部と、前記ローラ部の第2側面に軸方向に沿って一対設けられた第2錘状凸部と、前記ローラ部の第3側面に軸方向に沿って一対設けられた第3錘状凸部と、含んで構成され、
    前記第1錐状凸部は、前記ローラ部の第1側面における軸方向中央部に位置するよう配置され、
    前記第2錐状凸部は、前記ローラ部の第2側面における軸方向中央部と軸方向一端部との間、及び軸方向中央部と軸方向他端部との間に位置するよう配置され、
    前記第3錐状凸部は、前記ローラ部の第3側面における軸方向一端部及び軸方向他端部に位置するよう配置されていることを特徴とするローラ器具。
  2. 前記ローラ部は、六角柱状外形を呈することを特徴とする請求項1記載のローラ器具。
  3. 前記支持部は、前記ローラ部を回動可能に軸支する軸体であり、その軸方向一端部が前記ローラ部を貫通するように該ローラ部に内挿され、
    前記把持部は、棒状を呈し、前記ローラ部に対し同軸で並設されるように前記支持部の軸方向他端部に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のローラ器具。
  4. 前記支持部の軸方向一端部に着脱可能に固定されるアームをさらに備え、
    前記アームは、軸方向に沿って真っ直ぐ延びる基端部と、前記基端部に連続し且つ軸方向に沿って弓状に延びる中間部と、前記中間部に連続し且つ前記基端部側に向けて湾曲するように延びる先端部と、を含んで構成され、
    前記アームの先端部の端面には、ゲルマニウムを含む材料からなる錐状凸部が形成されていることを特徴とする請求項記載のローラ器具。
  5. 前記把持部の軸方向他端面には、ゲルマニウムを含む材料からなる錐状凸部が形成されていることを特徴とする請求項又は記載のローラ器具。
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