JPH056985Y2 - - Google Patents

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JPH056985Y2
JPH056985Y2 JP1988053285U JP5328588U JPH056985Y2 JP H056985 Y2 JPH056985 Y2 JP H056985Y2 JP 1988053285 U JP1988053285 U JP 1988053285U JP 5328588 U JP5328588 U JP 5328588U JP H056985 Y2 JPH056985 Y2 JP H056985Y2
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roller
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pine
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serge
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はローラー式マツサージ器に関するもの
であり、特に、ローラーを身体の表面に回転させ
ながら押し付ける構造のマツサージ器に関するも
のである。
「従来の技術」 表面に多数の突起を形成した回転自在なローラ
ーを使用し、ローラーを身体表面に押し付けて回
転させながら使用するマツサージ器は、例えば実
開昭54−156997号、実開昭60−129925号、実開昭
57−67740号及び実開昭54−177194号各公報に開
示されている。
前記実開昭54−156997号公報のローラーには、
断面半円状の筋状突起が軸方向に沿つて形成さ
れ、実開昭60−129925号公報のローラーには円錐
状の多数の突起が形成され、実開昭57−67740号
公報のローラーには半球状の突起が形成され、ま
た実開昭54−177194号公報のローラーには、それ
ぞれ先端に円錐部を有する高い柱状の突起と低い
柱状の突起とが混在して形成されている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、神経の反応系は縦反応系と横反応系
から構成されており(例えば、昭和48年医歯薬出
版株式会社発行、芹澤勝助著「鍼灸の化学」)、こ
のことは末梢の知覚神経についても同様であると
考えられている。
そして、この種のマツサージ器は、ローラーの
突起により真皮中に微細に分布する末梢神経(神
経繊維)を刺激し、その刺激に反応して交感神経
と副交感神経とのアンバランスを回復させ、自律
神経の変調を調えることによつてこりや痛みを治
癒するのであるが、刺激が十分であり、かつ神経
の縦反応系と横反応系との二方向の反応系がバラ
ンスして刺激されないと、中枢はその刺激に反応
することができない。
前述の従来のマツサージ器のうち、実開昭54−
156997号公報のものはローラーの突起の断面が大
きな円弧状であるので、刺激が緩慢になつて大き
な刺激効果が得られない。また、仮にその突起の
断面を小さい円弧にしたとしても、それらの突起
はローラーの軸方向に沿つてのみ形成されてい
て、使用中ローラーの向きを変えない限り刺激は
一方向性になり易く、神経の両方の反応系をバラ
ンス良く刺激することができないので、十分な効
果を上げることができない。
また、従来の他のマツサージ器は、突起の先端
が円錐状であるので、神経の両方の反応系をバラ
ンス良く刺激することができず、十分な効果を上
げることができない。
本考案の目的は、前述のような問題点を改善
し、末梢神経をよりバランス良く刺激することが
できるローラー式マツサージ器を提供することに
ある。
「問題点を解決するための手段」 本考案に係るマツサージ器は前述の目的を達成
するため、手持ち可能な保持ケース又は保持枠に
は、表面に頂部が薄肉で所定の長さの突起を多数
有するローラーが回転自在に保持され、当該ロー
ラーの表面の一部は前記保持ケース又は保持枠の
下方へ突出され、前記突起は、前記ローラー表面
を展開した状態における突起長さ方向が、前記ロ
ーラーの軸方向に沿う突起と前記ローラーの回転
方向に沿う突起とが前記ローラーの回転方向に対
して交互に配列されていることを特徴とするもの
である。
身体の表面は曲面になつているので、前記ロー
ラーは、全突起の頂部相互を結ぶ面の輪郭がほぼ
太鼓形になるように、又はほぼまゆ形になるよう
に形成するのが好ましい。
ローラーや保持ケース又は保持枠は、他の材質
のものでも良いが合成樹脂で成形するのが望まし
く、また必要な場合は、ローラーのボデイを重量
のある金属で製造するか、あるいは、ローラーの
ボデイ内に金属パイプその他の重量体を設けて重
量を増すことができる。
「作用」 保持ケース又は保持枠の適所を手で持ち、保持
ケース又は保持枠の下方より突出したローラーの
部分を身体の所望部分に押し付け、ローラーを回
転させるべく移動させる要領で使用する。衣服は
薄着の状態か、又は肌着のみの状態か、あるいは
当該部分の衣服を脱いで使用する。
前記要領で使用すると、ローラーは身体を圧迫
しながら遊転し、突起長さ方向がローラーの軸方
向に沿う突起と、この突起とは向きを90°異にす
る隣接の突起とが順に皮膚に押し付けられ、末梢
神経には方向を異にした刺激がバランス良く加え
られる。したがつて、その治療の効果をより高め
ることができる。
また、前記のように手に持つて使用するので、
数種のサイズのものを揃えておくことによつて、
例えば腕、腹部、太腿部、ふくらはぎ、顔面、頭
部その他身体のどの部分に対してもマツサージす
ることができる。
「実施例」 以下図面を参照して本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図はその一例であつて、下面を開放した合
成樹脂製の保持ケース1には、上方部の対称位置
に手で持ち易いように凹没部11を形成してい
る。
2は合成樹脂製のローラーで、保持ケース1の
下端部分へ軸受5,5を介して保持された軸4へ
回転自在に取付けられ、その表面には小さな多数
の突起3を全面に分散した状態に形成している。
ローラー2の外形は、曲面が連続する身体の表
面になじみ易いように、かつ、身体に押し付けた
場合にその押圧力が所要の部分へできるだけ集中
して作用するように太鼓形ないし横長のフツトボ
ール形に形成されている。
この実施例におけるローラー2には、第4図で
示すように、長さlがほぼ同じで頂部が薄肉の細
長い突起3が、ローラー2の軸方向及び回転方向
に対して交互に90°向きを変えた状態に交互に配
列している。
突起3のサイズは特に限定されず、マツサージ
器を使用する身体の部分や、使用者の年令、皮膚
へ直接接触させて使用するか、あるいは衣服の上
から使用するか等の諸条件により適宜選択する
が、一応の目安として、前記のような形状の突起
3にあつては、長さlを3〜15mm、高さh(第1
図)を0.5〜10mm、基部の幅wを0.5〜2mm程度の
範囲で、前記例示の諸条件により選択するのが好
ましい。概して、突起3を皮膚に直接接触させる
状態で使用する場合や、首の部分より上の部分
(例えば頭、こめかみその他の目の周囲、耳の周
囲、あごの部分等)とか足首、手首より先の部分
のマツサージに使用する場合は、小さなサイズに
して密に配列し、衣服を介して皮膚に接触させる
場合や身体の前記以外の部分のマツサージに使用
する場合は、大きなサイズにして粗に配列するの
が好ましい。
保持ケース1は、これを保持枠に代えることが
できるし、突起3は磁力を有するものであつても
よい。
前記実施例の簡易マツサージ器は、保持ケース
1の凹没部11の部分を手で掴んで持ち、ローラ
ー2の表面の突起3を皮膚に直接又は衣服等を介
して間接的に接触させ、身体に押し付けてローラ
ー2が回転するように所望回数往復移動させて使
用する。
このように使用することによつて、90°向きを
異にした突起3が皮膚へ交互にめり込むように接
触するため、真皮中に微細に分散する末梢神経に
は横方向の刺激と縦方向の刺激がバランス良く加
えられる。したがつて、末梢神経の縦反応系と横
反応系がバランス良く刺激されるので、このバラ
ンスのとれた刺激に反応して自律神経の変調が調
えられ、十分なマツサージ効果を上げることがで
きる。
例えば、下肢特に大腿の部分などを上下方向に
マツサージするためのものは、ローラー2の外形
を円柱状に形成してもよい。
前記実施例のマツサージ器は、ローラー2の外
形を太鼓形ないしフツトボール形に成形し、首か
ら下のどの部分にでも使用できるようになつてい
るが、例えば、背骨の両側を上下方向にマツサー
ジするような場合は、第2図のように、ローラー
2の外形を膨出部21,21がほぼ同径になるよ
うなまゆ形に成形し、膨出部21,21を背骨の
両側に回転接触させて使用できるように構成する
のが望ましい。
また、第2図のような形状のローラー2を有す
るマツサージ器は、くびれ部22の部分を腕やふ
くらはぎ等の部分に接触させて使用するのにも便
利である。
さらに、首より上の部分、特にこめかみや目の
周囲、鼻の両側、耳の周囲、首の背部、手首や足
首より先の部分等の部分に使用する場合は、第3
図のようにローラー2を小さく、かつ、長さの短
い太鼓形ないし縦長のラグビーボール状に形成す
ると、このような狭い部分を集中的に刺激できる
のでより好ましい。
第2図及び第3図の例における他の構成及び作
用は、第1図の実施例の場合と同様なのでそれら
の説明は省略する。
前記各実施例において、突起3はローラー2の
表面に一体に形成しても、あるいは突起3の部分
をローラー2の表面に接着して形成することがで
きるし、あるいは第5図及び第6図のように、ロ
ーラー2をボデイ2aとプレート状の表層部2b
とに分け、合成樹脂により弾性を有する表層部2
bの表面に多数の突起3を一体に成形し、ボデイ
2aの表面に前記表層部2bを接着して構成して
も実施できる。
さらに、ローラー2に重量があつた方が好まし
い場合は、ボデイ2aを金属その他の重量材で製
造することができ、また、ボデイ2aへ図示しな
い重量体を設けることができる。
「考案の効果」 本考案に係るローラー式マツサージ器は、従来
のローラー式マツサージ器とは異なり、末梢神経
の反応系をバランスよくかつ十分に刺激すること
ができるので、より十分なマツサージ効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るローラー式マツサージ器
の一例を示す断面図、第2図及び第3図はそれぞ
れ他の例を示す断面図、第4図は第1図の実施例
におけるローラーの表面の部分展開図、第5図及
び第6図はそれぞれローラー及び突起の変形例を
示す半裁断面図である。 主要図中符号の説明、1は保持ケース(又は保
持枠)、2はローラー、3は突起、4は軸、5は
軸受である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 手持ち可能な保持ケース又は保持枠には、表
    面に頂部が薄肉で所定の長さの突起を多数有す
    るローラーが回転自在に保持され、当該ローラ
    ーの表面の一部は前記保持ケース又は保持枠の
    下方へ突出されており、前記突起は、前記ロー
    ラー表面を展開した状態における突起長さ方向
    が、前記ローラーの軸方向に沿う突起と前記ロ
    ーラーの回転方向に沿う突起とが前記ローラー
    の回転方向に対して交互に配列されていること
    を特徴とする、ローラー式マツサージ器。 (2) 前記ローラーは、全突起の頂部相互を結ぶ面
    の輪郭がほぼ太鼓形である、請求項1に記載の
    ローラー式マツサージ器。 (3) 前記ローラーは、全突起の頂部相互を結ぶ面
    の輪郭がほぼまゆ形である、請求項1に記載の
    ローラー式マツサージ器。
JP1988053285U 1988-04-20 1988-04-20 Expired - Lifetime JPH056985Y2 (ja)

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JPH01157739U JPH01157739U (ja) 1989-10-31
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JPH09108284A (ja) * 1995-08-28 1997-04-28 Actifit Vertriebs Gmbh マッサージ器

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JPH01157739U (ja) 1989-10-31

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